アラブ文学・中東文学のスレッド

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1吾輩は名無しである
欧米文学や東亜文学に比べると、圧倒的にマイナーな
アラブ文学のスレッドです。

アル・ジャーヒズからカナファーニまで、時代を超えて
幅広く語りましょう。
2吾輩は名無しである:04/01/13 03:58
オッケ〜。文庫の新刊で入手できるおすすめを200冊くらい紹介キボン。
3吾輩は名無しである:04/01/13 04:04
200冊は無理だと思いますけど、、w
代表的な作品では「千夜一夜物語」ですね。
みんな子供のとき一度は読んだことがあると思いますけど、
大人になってバートン本を読むと、実は子供が読んじゃいけない
話だったのね、ということがよ〜く分かります。
4吾輩は名無しである:04/01/13 04:09
ハーレクインロマンスには以外と舞台がアラブのものが多い。
5吾輩は名無しである:04/01/13 04:10
現代小説では、河出書房からいい作品が出ています。
どれも残念ながら入手困難ですが。

カナファーニの作品は中東問題を扱っていて、ヘビーなんですけど、
現代政治を中東民衆側の視点から探りたい人は、一度目を通すべきです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309601871/

ハリーム・バラカートも。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309601863/
6吾輩は名無しである:04/01/13 04:11
>>4
そうなんですか〜。
ヨーロッパの人たちにとって、アラブ世界って
エキゾチックで少し官能的なんでしょうかね〜。
7吾輩は名無しである:04/01/13 07:01
ノーベル賞とったサンポールとかのはどう?
8吾輩は名無しである:04/01/13 07:04
なななナイポールでしょ!!!!!!
うえーん(p_q、)
9吾輩は名無しである:04/01/13 08:08
そういえばナイポールがなんか本を出版したみたいね。
ニューヨークタイムズのサイトにでてたよ。
10吾輩は名無しである:04/01/13 10:46
イスラエルはカナファーニーの暗殺を認めたの?
11吾輩は名無しである:04/01/13 18:41
新アジアの文学という叢書があるんで、読んでる
12吾輩は名無しである:04/01/14 12:37
ビンラディンがカナファーニの愛読者だと聞いたことがある
13吾輩は名無しである:04/01/15 19:37
カナファーニーは作家というよりテロリストだからね。
14吾輩は名無しである:04/01/17 13:39
甲斐大策はどうですか?
読んでる?
15吾輩は名無しである:04/01/17 13:48
中世の時代はヨーロッパよりイスラムの方が文明が発展していた。
ヨーロッパはイスラムの文化にあこがれていた。
その残滓が残ってるんじゃないかな。
16吾輩は名無しである:04/01/17 19:26
17吾輩は名無しである:04/01/23 22:11
剣を鞘に納めるだっけ
18吾輩は名無しである:04/01/29 20:29
>>17
そうそれ
初読の時は意味がわからなくて跳ばしていたけど何年かあとに読み直しの時は
もうハアハアでした
19吾輩は名無しである:04/01/31 19:19
ゴンクール獲ったターハル・ベン=ジェルーンは何が面白いの?
20吾輩は名無しである:04/02/01 03:56
イスラムって実はエッチOK?
21吾輩は名無しである:04/02/17 00:28
陳舜臣のルバイヤートは誰か読んだかい?
22あぼーん:あぼーん
あぼーん
23吾輩は名無しである:04/02/29 17:54
ゴレスターン復刊age
24吾輩は名無しである:04/02/29 18:05
ルバイヤートは酒飲みながら読むのがいい
25吾輩は名無しである:04/02/29 20:52
ナギブ・マフフーズって今でも生きてるのか。
かなり長生きだな。
26吾輩は名無しである:04/03/09 21:46
アル・アルフィーヤってエロなの?
27吾輩は名無しである:04/04/26 21:42
シーク・ネフザウィの「匂える園」はスレ違い?
28VON・トーマス・マン:04/06/03 20:58
まずは歴史から学ばないといけないからヒッティの「アラブの歴史」あたりから
入ったほうが無難かもしれない。
29吾輩は名無しである:04/06/04 19:32
コーランってどうなのよ
30吾輩は名無しである:04/06/07 01:11
あれだけは翻訳では絶対に理解できないシロモノと思う
31吾輩は名無しである:04/07/06 01:13
原書ってどこかで買える?
32吾輩は名無しである:04/07/06 01:18
>>31
アマゾンで。
33吾輩は名無しである:04/07/09 17:48
500くらいまで進んだころには
イスラーム世界・ムスリム関係者の書いた文学もありになってる悪寒
34吾輩は名無しである:04/07/10 22:13
スーフィーの音楽に嵌った時、
ルーミーの詩に出会って以来その世界にどっぷりの一時期がありますた。
噂に聞くルーミー学会を一度見てみたいなあと。
研究発表ではなく朗唱大会だとか。
35吾輩は名無しである:04/07/27 14:38
保守age
36吾輩は名無しである:04/07/30 19:55
ター春便ジェルーンだったかなんだか、「あやまちの夜」ちらりと読みましたが、
私は中東に行ったことがあり、現地人イヤらしさの毒々しさをちらりと垣間見た後
だったので、さもありなんと、ウゲっと気持ち悪くなった。
もう小説も何でもアラビアンナイトでもそうだけど、根底に流れるのが徹底的な女性を犬扱いする
文化ですね。

ところでスアルト・デルビッシュ(間違ってるかもしれません)というトルコ人作家の
「イスタンブールの女」って読まれた方いませんか?
37吾輩は名無しである:04/07/30 19:59
>>4
エジプトで沢山、ヨーロッパ人のオバサンが現地人男性を買っているのをみたけど、
ハーレクィンとかに実はカブれてあんなことやってるのかね?

あっちの人は、とにかく、「セックスで女を喜ばしてあげなきゃいけない」という
間違った使命感を抱いているキモイ男が多いので、中東はダメです、はい。
38吾輩は名無しである:04/08/03 03:09
36の日本語がヤバイ
39吾輩は名無しである:04/08/21 18:32
今おすすめの作家教えて
40吾輩は名無しである:04/10/24 14:15:47
マジックリアリズムや神話、伝承から脱した小説ってないの?
もはやマルケスは悪影響となっている気がするが
41吾輩は名無しである:04/10/29 21:59:39
ナギーブ・マフーズの「カイロ三部作」買ったら、辞書みたいな厚さだった・・・・(約1300ページ)
果たして読破できるのだろうか。
お勧めといえば、トルコの小説家Orhan Pamukなどはどうでしょうか。
"My Name Is Red"というのを読んだがなかなかオモロカッタ。
42吾輩は名無しである:04/11/11 15:43:57
age
43吾輩は名無しである:05/01/04 03:33:54
44吾輩は名無しである:05/01/09 18:47:25
>>41 オルハン・パムクの「わたしの名は紅」をゲット!
 今日の日経にも書評が載っていたね。
 かなり評判がいいので、読むのが楽しみ。
45吾輩は名無しである:05/01/09 18:57:54
サーデク・ヘダーヤト「盲目の梟」「生埋め」もいいで!!
46吾輩は名無しである:05/01/09 21:03:49
中東のオトコいやらしすぎってのは
外国人に対しては異教徒だから手出しやすいから??
漏れもいろんな目にあいますたよ。おぇおぇ。
47吾輩は名無しである:05/01/09 22:37:24
>>46
パキ?
48吾輩は名無しである:05/01/10 00:41:37
パムクってSnowとかThe White Castleも評判良いみたいだね。
49吾輩は名無しである:05/01/23 17:49:23
age
50吾輩は名無しである:05/02/09 21:01:25
agetokuka
51吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 17:16:09
そろそろageとかないとな。
52Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/04/28(木) 05:06:44
おーくでも、アラビア文学の本はないからなぁ。
53吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 16:54:37
そろそろageとかないとな。
54吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 19:38:01
アラブの詩と文字はとても美しいと思う。
詩は翻訳を少しだけ。コーランの響きはなんだかぞっとするぐらい。
55吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 19:47:30
>>54
日本人?
56吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 19:55:34
生まれも育ちも。
ちょっと書き方がヘンだったかなあ。書くのは苦手です。
57吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 20:09:41
>>56
ドンマイ
58吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 20:12:57
ドーモアリガトーゴザイマス(*^-^*)
59吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 22:56:57
ルーダキーの詩なんかイイよね
60バカアホマヌケ:2005/05/10(火) 23:25:40
「アラブ文学」語るなら、
まずは、エドワードサイードのオリエンタリズム読んでよ。
っていうか、読んでた?もしかして?
せめて序章だけでも読んで。
61吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 23:57:29
ルーミー最高
62吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 01:55:28
>>60
バカアホマヌケ発見。
63バカアホマヌケ:2005/05/11(水) 09:40:17
バカアホマヌケです。こんにちは。
64吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 00:34:23
挙げとこうかな。
65吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 04:58:46
アラビア語でバカアホマヌケは高貴で美しいお方という意味です
66吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 18:04:09
>>60
あ、ホントのばかがいた。

>>1
現代アラブ文学なんて、面白くないよ、ほんと。
アラブ人じたいが、今の世界では政治経済のみならず、文化も芸術も何も生み出してない、そういう低迷状況。
アラブ某国に住んでるが、学歴のある層の間にも文化創造の空気が無いんだよ。
アラブは駄目だね、残念だが。
アラビア語を学んだ多くの人間が嘆くのは、読めるようになってみたら、現代のアラビア語で
書かれたものは内容が無さ過ぎて拍子抜けすること。新聞も雑誌も評論も「文学」も。
だから、研究者は古典研究か宗教研究に向かっちゃう。
個人的には、面白い創造が出てくるとしたら、宗教のくびきの少ないレバノンあたりからかと思うが、途は遠い。

67吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 22:27:00
寂しい話だね
68吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 00:43:00
フィルドゥスィーの「王書」の全訳きぼん
69吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 01:31:24
>>66
う〜ん。。。
というかいままでアラブ人が作った文化ってなにもないよ
イスラム教だけで、あとはほとんどイラン人とトルコ人のおかげだしねえ
7066へ:2005/06/04(土) 01:00:08
現代アラブ人が「文化も芸術も何も生み出してない」原因は、何にあると考えられますか?
71吾輩は名無しである:2005/06/10(金) 18:45:51
>70
ほんと、何故だろうね。
とにかく大学生だって文学なんてまず誰も読まない。
読むのは、教官が試験に出す教科書だけ。国立大学の学生だって、生まれてから
大学卒業するまでに授業の課題以外の自由な読書でまともな文学作品読むのなんて
平均0冊か1冊だろうね。
あとは、偏狭でヒステリックな原理主義的イスラームのアジテーション本か。

知的程度、ほんと低いぞ〜〜、エジプトあたりじゃ。
まあ、比較的知的程度がましなのは、レバノン、シリアだけど、それでも日本人からみたら
あっちの大学院生が、日本の大学の1年生並くらいだ。

あんまりひどいんで、「アラブ人てのはもともとそうなんだよ」という単純な結論に
惹かれるほどだ。
いや、結構そういう単純な理由がすべてかも知れんね。

7271さんへ:2005/06/10(金) 23:21:18
大変、貴重なご意見ですね。
今エジプトで大学に通われているのですか?

よく日本でも「最近の大学生は、文学部の学生でも日本文学なんて全然読まない」なんて
言われているじゃないですか。
ご意見拝見する限り、なんだかどこも似たものなのかな〜という気もします。
まあ、日本の場合は文学の土台がしっかりしていますから、
それなりにかなり高度な研究が国内外で行われているでしょうけど。

日本にいると、アラブ=テロみないな過度に低レベルな印象しか
入って来ないので、アラブの現地いる日本人がいささかうらやましく思います。
現地を肌で感じられるのですからね。
73吾輩は名無しである:2005/06/11(土) 03:57:57
優秀な奴は自国の大学なんか行かないんじゃないの?
ビンラディンさんとか。
74吾輩は名無しである:2005/06/11(土) 11:40:55
なるほろー。留学先はどこが多いんだろ。
7571:2005/06/11(土) 18:54:36
>72
エジプトあたりの大学はレベルがすごく低いって言ってるでしょ。何が悲しくてそんな地域に留学する??
アラブ人が本を読まないっていうのは、日本で最近の若者は…とかいうのとはまったくレベルが違う話です。たとえば「アラブ文化の中心」であるエジプトでは、そもそも本棚がある家ってのは100軒に1軒もありません。
わかる?上流や中流階級でも家に本はほとんど無い。子供の教科書以外は。
そんなところの文学だのってどういうレベルになるか、そういう問題。

>日本にいると、アラブ=テロみないな過度に低レベルな印象しか

確かにアラブ人の大半はテロ行為とは縁が無いが、人口の大部分は、ターゲットが非イスラム的なものであればテロを心情的に応援してるのは事実。
9.11事件については、アラブ人ムスリムの大半は、アメリカ人が死んでざまあみろと本気で思っているだろうね。
(他の国籍の人もたくさん殺されたことは無視。)
エジプトでは、人口の大半が、9.11はイスラムを攻撃する口実つくりのために米国が自作自演したという陰謀説を無邪気に確信している。
アラブの「文化人」「知識人」のほとんどがそういう陰謀説を新聞雑誌で書き散らしてる。

今のアラブ人ムスリムには、テロはいけないことと認識することさえできないくらいに視野狭窄と思考停止が染み付いてしまっている。
アラブ人の大半が、テロ容認心情を有していて、宗教がそれを日夜強化する役割を担っている。
その点を見れば、アラブ人とテロと結びつけるのが、まったく100%根拠の無いことかというと、そうでもないのではないか。

ちなみに、アラブ人の教養の欠如、無知は、国連機関であるUNDPの、AHDR(アラブ人間開発報告)でも、Knowledge不足という言葉ではっきり指摘されているほどだよ。

>74
湾岸産油国の連中なら、留学先は、当然米国が多くて、次にイギリスかな。
産油国のアラブ人は少なくとも現実主義を身に着けてきていて、英語を駆使してビジネス能力を身に付けよう、という感じだと思う。
エジプトとかレバノン、シリアとかアラブ中心部だと、米国とならんでヨーロッパ(英独仏)への留学もいまだに多い。
マグレブだと言語上の理由でフランス留学が多い。
7674:2005/06/12(日) 15:10:58
>>75
レスありがとん。そうか、やっぱりアメリカ・イギリスが多いんだねー。
そういう留学からの帰国組が、新しい文化や文学を生んでいく可能性はないのかな。
もっとも留学といっても実学系が多そうだけど。

77吾輩は名無しである:2005/06/12(日) 20:29:56
貧しき時代に詩人であることとは
78吾輩は名無しである:2005/06/16(木) 22:26:25
>エジプトでは、人口の大半が、9.11はイスラムを攻撃する口実つくりのために米国が自作自演したという陰謀説を無邪気に確信している。
これは広く流布してる都市伝説だが、この事実とテロ容認思想があることの論拠として議論をする人が何で結構いるんだろうか?

願望と事実を混同する傾向や被害妄想意識などなら読み取れるが、
「この」都市伝説はテロ容認心情の根拠にはならない。
7971:2005/06/19(日) 14:27:02
>78
なに言ってんだろねこの人は。
私はアラブ在住者だし、エジプトも通算○年以上住んだことがあって、ついこの間までアパートがカイロにもあって、今もしょっちゅう行き来してるんだよ。
エジプト人の大半が9.11陰謀説を無邪気に信じているのは、ごく当たり前の現実で、あんたが勝手にアームチェアに座って都市伝説なんて言えることではないんだよ。
そして、エジプト人にテロ容認感情がはびこっているのも、エジプト社会に暮らせばすぐわかることだ。
この人のひとりよがりな「幻想のアラブ」で反論されても困るんだな。
現実に対して失敬な態度だよ。
8071:2005/06/19(日) 14:36:41
>76
>留学からの帰国組が、新しい文化や文学を生んでいく可能性はないのかな。

あまり大きな期待はできないけど、レバノン、チュニジアなど宗教(イスラーム)の縛りの弱い国にはまだ少しだけ希望があるかもしれない。
でも、レバノンがレベル高いといっても、文化的には欧米の真似か、さもなければナイーブな自国文化との折衷の表現であって、なかなかそれ以上の良いものは出てないように思う。

それから、産油国の金持ちの子供たちの世代には、欧米に住んで学校教育を受けた層も現れている。
彼らは、欧米の若者とある程度知識や感覚を共有する部分もある。そうした中から、芸術活動を始めるアラブ系の若者は出てきてる。ただ、まだまだ彼らが一流の芸術水準を実現できるには時がかかるような気がする。

いずれにしても、イスラームが薄ければ希望がある、アラブ諸国の現地から離れて育ったものに希望がある、っていう話。
つまり、イスラーム社会やアラブ諸国の内部から生まれている希望じゃない。
すくなくとも私はそう感じていますよ。
81吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 16:30:45
>>79
>エジプト人の大半が9.11陰謀説を無邪気に信じているのは、ごく当たり前の現実で、
>あんたが勝手にアームチェアに座って都市伝説なんて言えることではないんだよ。
9.11陰謀説という都市伝説が広まってると言ってるんであって、
「9.11陰謀説をアラブ人が信じてる」ことが都市伝説だと取れる文章は書いてないんだが?

現実云々以前に読解力とか理解力が凄い低い人ですね。
82吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 22:10:31
>78,81
あんたが××だってことはようくわかった。
もうよせ。
83吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 02:00:40
テロ容認ってのはただ単にアメリカ憎しの愛国無罪的な考えじゃねえの?
別にテロを善と置き換えてるんじゃなくただの悪の大小比較じゃないかと
84吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 11:04:44
それをテロ容認といっちゃいけない理由はないだろ。
85吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 00:19:47
>>84
う〜んそうだなあ・・・

「コーランの世界」よんだら印刷革命はここ最近だから、いまからかなり激しい運動が起こるかも
86吾輩は名無しである:2005/08/14(日) 07:14:38
あげ
87吾輩は名無しである:2005/10/31(月) 00:39:24
中東のキリスト教文学には、例えばどんなものがありますか?
88吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 00:37:28
あげ
89吾輩は名無しである:2005/11/28(月) 01:17:17
今年のノーベル賞ではオルハン・パムクを巡って結構もめたようですね。
90吾輩は名無しである:2005/11/28(月) 21:33:35
オムハン・パムク誰かもっと訳してくれー
91吾輩は名無しである:2005/11/28(月) 21:35:23
>>90 オルハン・パムクでした。すまそ。
92吾輩は名無しである:2005/12/04(日) 14:24:51
>>87
旧約聖書&新訳聖書
93吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 01:47:07
>>82
テロ容認ならテロ自作自演陰謀説をなぜ信じるのか?
テロ容認ならテロはイスラム教徒がやったと思いたいのでは?
ということを81は言いたかったんじゃないの?と思ったが、6月の書込みか・・・
94吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 01:54:46
>>93
遅レスに対して横から失礼するが、

>テロ容認ならテロ自作自演陰謀説をなぜ信じるのか?
>テロ容認ならテロはイスラム教徒がやったと思いたいのでは?

あなたは何か勘違いしてるようで。
自作自演といっても「アメリカ人がやった」ってことじゃない。
そうせざるを得ないように仕向けた、ってことを指してるんだと思うけど。

まあ81はズンだろうから、
相手しても無駄だと思った82の判断は正しいと思う。
95吾輩は名無しである:2005/12/24(土) 02:22:13
ABCD包囲陣と真珠湾攻撃みたいなものか
96名無し物書き@推敲中?:2006/01/06(金) 13:40:38
もう慣れた
97名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/07(土) 00:55:54
アラビア、ペルシア、トルコ文学(含むイスラーム圏のインド亜大陸)等々の
文学で男色を扱った作品には、どんなものがありますか?



98名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/07(土) 21:35:51
age
99名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 12:25:38
テロはいけない
100名無し物書き@推敲中?:2006/01/29(日) 22:39:59
幸運だった
101名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/30(月) 23:50:09
おとなしくイスラム法学の道へゆけ
102名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/31(火) 14:31:06
アラビア夜話
103名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 13:03:31
>>78
ムハンマドの風刺画騒ぎ、今後どうなりますかね?

…それにしてもル・モンド紙の絵は秀逸だった…
104名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 22:45:01
>>90 オルハン・パムク「the white castle」読み終わりました。
   最高に面白いです。これだけ面白いと、大手出版社で早いうち
   版権獲得した方がお得だと思うのだが・・・。
   「わたしの名は紅」の評判がかなり高いのではやく次も出版すれば
   いいのにね。
105funわか:2006/02/08(水) 00:12:42
中東は未だにアラビアンナイトの世界そのもので、人々の生活意識、道徳、倫理観、正義の意識など全
く中世から変わっていない。
先進国では文明文化生活様式が中世よりこれだけ進化しているというのに、未だに我々が知っているア
ラビアンナイトの価値観そのままに住んでいる。そんな大昔からの、キリスト対イスラム、白人対黄色
人種の間に出来た、もめごと、諍い、の歴史のを全て検証するなど世界の誰にも出来ることではない。
朝日やNHKで、したり顔の中東評論家の解説などヘドが出る思いで私は見ている。もっとも直ぐにチ
ャンネルを変えるので、どんな顔かは直ぐに忘れているが wwww
http://hw001.gate01.com/funわか/ron.htm
106名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/10(金) 02:12:32
イブン・ハズム「鳩の首飾り」岩波書店
古本屋で見つけたら買うべし。
オウィディウス「愛の技術」やインドの「カーマ・スートラ」
支那の「金瓶梅」を凌ぐ恋の技と風俗の宝庫です。
107名無し物書き@推敲中?:2006/02/13(月) 12:51:02
かなりの名作。
108吾輩は名無しである:2006/03/20(月) 22:44:17
一時期はまりました!( ゚,_・・゚)ブブブッ
109吾輩は名無しである:2006/03/20(月) 23:10:41
>>104 またまた藤原書店よりオルハン・パムクの「雪」が
 出版されますよ。やったね!
110処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2006/03/22(水) 08:42:54
良い本だから一応、宣伝。

アラブが見た十字軍 ちくま学芸文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480086153/
111吾輩は名無しである:2006/03/22(水) 09:57:03
アラビア文學・ペルシア文学・トルコ文学などで
男色を扱っている重要文献に就いて何でも色々と教えて下さい。
アブー・ヌワースやウマル・ハイヤームらの詩や
『千夜一夜物語』などに断片的に登場する衆道譚は一応
翻訳で読みましたが・・・。
112処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2006/03/22(水) 10:50:02
何が面白いんだそんなもん。
113処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2006/03/23(木) 00:53:59
反撃まで読み進んだぞ。
114処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2006/03/25(土) 04:08:44
読了。十字軍史の終焉間際の唐突なモンゴル人禍が
奇妙な読後感を残すのは、多分、俺が極東アジア人
だからだろう。
115吾輩は名無しである:2006/04/03(月) 23:54:28
パムクの「雪」とマアローフの「アラブが見た十字軍」をゲット。
読むの楽しみだけど、マアローフは「バルタサールのオデッセイ」
も是非読んでみたい。
116吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 12:15:49
岩波文庫の「アラブ飲酒詩選」と「ゴレスターン」読んだけど…

かなりウホッなネタが多いな
117吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 13:19:02
 イスラム法ならどのような刑罰ですか? 考えてみて下さい。

  # 女子高生コンクリート詰め殺人事件 #
「湊 *治」は、夜8時過ぎアルバイトから帰る途中の女子高生を誘拐して自宅2階
に40日間監禁して暴行虐待しました。殺害後は、遺体をコンクリート詰めにして
棄てました。監禁中に女子高生は陰毛を剃られ全裸で踊ることを強要されたそうです。
「湊 *治」や「垣*孝*」は、踊りに飽きた日は、彼女の手足に揮発性油を塗り、
ライターで火を着けて、彼女が暑がり苦しむのを見て笑い転げました。遺体の性器と
肛門は異物を挿入され、両者がつながるほどになっていたそうです。
監禁中の様子は http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/lynch.htm の最終の事件に
ありますが、未成年や女性の方は見ないほうがよろしいと思います。
 犯人実名=http://great.mailux.com/file_view.php?id=UP40EAC32C83857
118吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 11:53:21
BILGE KARASU(トルコ)の「NIGHT」についてどういう作品かしっている
人がいれば教えてくれませんか?
119吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 13:08:41
>>112-114
なにきばってんだw おまえ佐藤亜紀じゃんw 
漫画盗作のラノベ婆w
120吾輩は名無しである:2006/06/24(土) 14:03:48
ターハル・ベン=ジェルーンの小説はエロイ。誰か読んだ人いる?
121吾輩は名無しである:2006/06/25(日) 23:55:02
全部読んでるよー
122吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 23:17:46
ジェルーンの小説はエロイというかエグイような気がする。
123吾輩は名無しである:2006/07/03(月) 19:40:57
イラン系女流作家マーシャ・メヘラーンの「柘榴のスープ」って本が
白水社から出てます。ベストセラーらしいけどどんな作品かわかる人いる?
124吾輩は名無しである:2006/07/04(火) 00:38:04
アラブ飲酒詩選
あんな淫らな本を岩波で売っていたとは信じられん。公序良俗に思いっきり反している
じゃないか
 ・・・ホメコトバ
 ・・・ワタクシハショウゲキヲウケマシタデス ハイ
125吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 16:31:06
古代オリエントから近代ペルシア、トルコ、アラビアの文学作品で
少年愛や男色をテーマにした散文・韻文の著作名を教えて下さい。
126吾輩は名無しである:2006/07/11(火) 02:09:50
127吾輩は名無しである:2006/07/23(日) 14:09:40
>>124
アブ・ヌワースいいよね。
正直、『 ルバイヤート』より好きだ
128吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 19:13:03
このスレはモーホー限定ですか?
129吾輩は名無しである:2006/08/30(水) 21:13:47
ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2006083001002951
N・マフフーズ氏死去 ノーベル文学賞作家

【カイロ30日共同】AP通信などによると、アラブ世界で初のノーベル文学賞を受賞した
エジプト人作家、ナギーブ・マフフーズ氏が30日、死去した。94歳。
血圧の急激な低下と腎機能低下のため、カイロの病院で治療を受けていた。

1911年12月、カイロ生まれ。34年カイロ大卒業。公務員のかたわら文筆活動を続け、30年代末に作品を発表。
以来数十年間、多数の小説、映画シナリオを執筆し、88年にノーベル文学賞を受賞した。
代表的小説に「バイナル・カスライン」「渡り鳥と秋」などがある。

同氏の作品は宗教界から反イスラム的との非難を受け、
94年10月、イスラム過激派組織「イスラム団」メンバーに首などを刺されたが、一命を取り留めた。
130吾輩は名無しである:2006/08/30(水) 23:36:47
 夜が闇の翼を広げたときに、
 私は気が若くなり、相手が美しく見えた。

 私は思いつくままに面白おかしい話をして、
 難攻不落の相手の抵抗をやわらげた。

 彼は歌い、私の左腕に頬を預けた。        
 私が求めたら、断られるだろうか?

 私は彼の腰の辺りで望みを果たした。
 こともあろうに私のごく親しい友人を相手として

ウーン、背徳的。しかも、親しい友人というのが重要なポイントかと。
さらにさらに、イスラーム全盛時代にこういった行為におよびなさった上、
まったく悪びれていないなんて!
131吾輩は名無しである:2006/08/31(木) 22:41:45
マフフーズは今世紀最大のアラブ作家といわれているようです。合掌。
132吾輩は名無しである:2006/09/01(金) 10:23:36
誰かマフフーズについて語れる人はいないのか?
133吾輩は名無しである:2006/09/01(金) 10:24:13
マヒナスターズなら、少し。。。
134吾輩は名無しである:2006/09/01(金) 18:26:39
>>130
出典を書かなきゃ分からない。
どっから持ってきたノ
135吾輩は名無しである:2006/09/03(日) 08:31:27
>>134
アブー・ヌワース著「アラブ飲酒詩選」
詩の題名は"小屋"。
他にも良い詩がいっぱいあるよ。
136白石昇 ◆ywq0.8TYV6 :2006/09/03(日) 08:58:25
 マフフーズのお話読むと、コーヒーが飲みたくなるってのは本当?
137吾輩は名無しである:2006/09/05(火) 13:15:43
重ねて伺います。
アラビア文學・ペルシア文学・トルコ文学などで
男色を扱っている重要文献に就いて何でも色々と教えて下さい。
アブー・ヌワースやウマル・ハイヤームらの詩や
『千夜一夜物語』などに断片的に登場する衆道譚は一応
翻訳で読みましたが・・・。
138吾輩は名無しである:2006/09/05(火) 13:35:56
マフフーズやカナファーニ。
アラブの作家は今世界一、書くことが死に値するところに位置してしまう
場所にいる。
139吾輩は名無しである:2006/09/05(火) 19:40:02
>>137 君は何故そんなに男色にこだわるの?学生?モーホー?
140吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 13:35:29
世界の3大DQN民族 イスラムテロ人、チャンコロ、チョソ

             ,ィ⊃  , -- 、
    ,r─-、      ,. ' /   ,/     }
   {     ヽ  / ∠ 、___/    |
   ヽ.      V-─- 、  , ',_ヽ /  ,'
     ヽ  ヾ、  ',ニ、 ヽ_/ rュ、 ゙、 /
     \  l  トこ,!   {`-'}  Y    チョソ、チャンコロを見たら窃盗犯、強盗犯、殺人犯
       ヽj   'ー'' ⊆) '⌒`  !     
         l     ヘ‐--‐ケ   }   支那は犯罪者もエチゼンクラゲも黄砂も垂れ流し
         ヽ.     ゙<‐y′   /       
      (ヽ、__,.ゝ、_  ~  ___,ノ ,-、   9.11の犯人イスラム人は高学歴でもテロリスト
      )           ノ/`'ー-' <          
    r'/,   _..   //  l、、、ヽ_)   イスラム人を見たらテロリストと思え
      ゝ(_/_ノ´ /ヽ_ノ/  __,l ヽ)_)‐'
         {` ーニ[二]‐ク′
           〉   /  /_
         /   ´ ̄`ヽ  )
          (____ノ--'


イスラムテロ人、チャンコロ、チョソを見たら110番に通報してね
141吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 19:48:22
>>66
はもしかして池内恵本人の光臨?
なんて事はないよね。
でも池内と面識はあるでしょ。
エジプトの知的退廃をこんなに痛烈に批判するというのは。
親回厨の連中はアラブ人の実態を知っててだんまりだもんね。
日本の知識人でアラブの知的状況をありのままに描写しているのは
池内恵と小滝透くらいなものだ。
池内は特にエジプトの事情に詳しいよね。
142吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 07:53:57
アラブ・イスラム世界の無残な知的状況、そしてその現実と願望を故意に
混同し虚偽を語り続ける先進国の「進歩的」知識人の欺瞞を批判してきた
人は山内昌之氏などもいたが、池内の論壇への登場はやはり画期的だった。

このスレに書き込んでいた人は、少なくともアラブ・イスラムに向き合う
態度において、池内恵とは無縁だろう。
デビュー作「現代アラブの社会思想」に書いていたと思うが、
それをすることは弱者への偏見助長になってしまうのでは、と悩んだ上で、
敢えてアラブ・イスラムに関する真実を語らなければならないとの考えに
至ったある種の誠実さは、彼の著作には一貫している。
143吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 12:04:07
このスレでも何度か言及があったようように思うが
アラブ・中東の文学に関心を抱くと、現地の抑圧的体制から欧米に逃れた
知識人、女性、少数宗派・民族等がどうしても視野に入る。
最近、欧米に渡ったイラン人女性の、次のような作品の邦訳が出た。

マルジャン・サトラピ「ペルセポリスT イランの少女マルジ」
同 「ペルセポリスU マルジ、故郷へ帰る」
同 「刺繍」 (いずれも風刺漫画)
マーシャ・メヘラーン「石榴のスープ」(小説)
アーザル・ナフィーシー「テヘランでロリータを読む」(回顧録)

最後の「テヘランでロリータを読む」は、アメリカに逃れたイラン人
女性学者の著作。蒙昧化するイスラム専制下で学生たちと英米文学の
秘密読書会を開き、西欧的な理性と知性を守る、という内容で、
各紙書評でも評価が高いようだ。
版元・白水社のホームページでは岡真理(京大助教授、アラブ文学者)
のような人物までが、この本を絶賛してるのには驚き、呆れた。
ともあれ、これらの作品について是非コメントを。
144吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 20:11:23
http://nobelprize.org/nobel_prizes/literature/laureates/2006/
The Nobel Prize in Literature 2006

Orhan Pamuk
Turkey
b. 1952
145吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 20:31:55
前からオルハン・パムクのファンでした。
146吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 20:38:49
佐藤藍子「前からオルハン・パムクのファンでした。」
147吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 23:13:53
>>142
>このスレに書き込んでいた人は、少なくともアラブ・イスラムに向き合う
>態度において、池内恵とは無縁だろう。
>デビュー作「現代アラブの社会思想」に書いていたと思うが、
>それをすることは弱者への偏見助長になってしまうのでは、と悩んだ上で、
>敢えてアラブ・イスラムに関する真実を語らなければならないとの考えに
>至ったある種の誠実さは、彼の著作には一貫している。

なに池内のアホを買いかぶってるの?
池内はアメリカの中東民主化を支持してたよ。
バーナード・ルイスがネオコン寄りなのを否定してたよ。
誠実そうに見せかけているのは、
欧米(それもユダヤ寄り)視点からのイスラム批判を覆い隠すカモフラージュでしょ。
148吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 23:56:24
142=143 です。
中東民主化を支持していたのも、ルイスの著作を全面的に擁護しているのも、
欧米(ユダヤ寄り)視点からのイスラム批判を展開しているのも、そのとおり。
そうした立場をとること自体が気に食わないならば、それは君の勝手。

でも、アラブ・イスラム世界の現実を前にして、一体どんな態度をとることが
「誠実」だというのかね?
イスラム国である自国トルコにおけるキリスト教徒少数民族アルメニア人への
迫害・大量虐殺を勇気をもって批判しつづけた作家オルハン・パムク氏も
また、今回のノーベル賞授賞に値する真の文学者である。
149吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 00:23:37
104 :名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/06(月) 22:45:01
>>90 オルハン・パムク「the white castle」読み終わりました。
   最高に面白いです。これだけ面白いと、大手出版社で早いうち
   版権獲得した方がお得だと思うのだが・・・。
   「わたしの名は紅」の評判がかなり高いのではやく次も出版すれば
   いいのにね。
既に2月の時点でパムクのノーベル賞受賞を予想していたのかって文章ですね。
2ちゃんにも結構慧眼の人がいるんだな。
150吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 04:09:17
既に去年さんざノ^ベル賞最終選考で揉めて名が売れていたわけだが。

文学板にも結構何も知らん奴がいるもんだな。
151吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 11:58:07
パムクがノーベル獲ったのに全然盛り上がらないな、このスレ。
やっぱり人気ないのか。
152吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 12:06:41
>150
「流行りモノ」だけが文学かい?w
153吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 19:47:19
>>151
スレタイにパムクやトルコの文字がないから見つけられないだけじゃないか。
見つかったら見つかったで>>152みたいなのわくし。

>>149
ノーベル賞を取る作家にあらかじめ注目してたってのがどう慧眼に結びつくのか
わからないけど、パムクや他の作家の作品の文学的な価値はノーベル賞を
取ったからあがるものではないし(商業的にはあがるけど)、
取ってないから下がるっていうもんでもないんじゃない?

パムクは去年揉めるずっと前から文学的には注目を集めてる作家。
それについて語ってるから慧眼だという文脈ならわかるけど、
ノーベル賞取ったから慧眼だっていうのはこのスレからみればお粗末。

>>152
いらっしゃいませ。(^^
「ノーベル賞」だけが文学かい?w
154吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 22:35:21
何を知ってい、また読んでいようが、つまらない人間の書き込みは
どうしようもなくつまらないと、俺は>152で書いたつもりなのだが。
155141:2006/10/18(水) 00:53:25
>>142
>それをすることは弱者への偏見助長になってしまうのでは、と悩んだ上で、

>>147
>池内はアメリカの中東民主化を支持してたよ。

池内恵の弱点はアラブに同情がある事じゃないかな。
だからどんな手段でもいいから中東が近代化して欲しいと思ってしまうのだろう。
イラク戦争の結末を見れば、
アラブの民主化なんてチンパンジーにバイオテクノロジーを教えるような話だ。
エジプト人はイラク人ほど凶暴じゃないにしても民主化が難しいのは同レベルだろう。
そういう意味では中東民主化という妄想に乗っかったのは愚かだったよ。
親回厨に批判されてしまうのは自分が招いた事だ。
欧米視点からのイスラム批判自体は日本では大いに必要だと思うけど、
66のような突き放した態度の方が中東の未来は池内より正確に予測出来るだろう。

ところで
>>143
>版元・白水社のホームページでは岡真理(京大助教授、アラブ文学者)
>のような人物までが、この本を絶賛してるのには驚き、呆れた。

「テヘランでロリータを読む」にどんな批判があるのでしょうか?
156148:2006/10/21(土) 07:52:43
君や66のいう「チンパンジーにバイオテクノロジー」「アラブ人てのは
もともとそうなんだよ」は、本当にそうなのかもしれない。しかし…。

かつて、ある人が似たようなことを書いていて、意外に思ったものだ。
カナファーニ「太陽の男たち/ハイファに戻って」は、パレスチナ解放
闘争に共感を抱く人々や、いわゆるポスコロ系の論客に高く評価されている。
ところが、邦訳者のひとり奴田原睦明教授は、90年代初期には「抑圧は外にある
のではなく、あなた方の内に、血の中にあり…」とアラブ人に愛想尽かしの
言葉を語るまでになった。(「アブドル・ラフマーン・ムニーフと抑圧の問題」)

その反面、また意外な人物が、「自由は本当に万人が望むものだ」として
そんな考えに断固NOという。かつてソ連共産主義体制に対する反体制闘士、
今日イスラエルの右派政治家にしてネオコンの精神的支柱となっている
ナタン・シャランスキー氏だ。(「なぜ民主主義を世界に広げるのか」)

イラク戦争の、アラブ・イスラム世界の救いようのない現実は、ネオコン的
「お節介」など役立たずだ、とシニカルな気分を蔓延させるが、それは何も
生み出さない。わずか60年余り前に、反西洋思想にとらわれ転落した
日本を救ってくれたのは、原爆投下をはじめとする欧米諸国の徹底した
「お節介」だったことを忘れてはならない。
157143:2006/10/21(土) 11:42:58
>「テヘランでロリータを読む」にどんな批判があるのでしょうか?

別にぼくが批判しているわけじゃない。
左翼的メンタリティに浸り「親回厨」的な言辞を吐いていた者が、
嫌イスラムを鮮明に打出し、現実にアメリカの反イラン政策をサポートする
役割を担ってもいるこの著作を、賞賛するのはおかしいと言ったまでだ。

「第三世界フェミニズム」を看板に掲げる岡某は、旧師・奴田原教授を
オリエンタリストと陳腐な言葉で批判していたようだが、小説や文学の、
それを講じる知識人たる自分の特権性を、省みることは毛頭ないようだ。
不誠実で無責任な「進歩的知識人」の典型である。
158141:2006/10/27(金) 00:57:22
157
そういう意味でしたか。それは私もその通りだと思いますね。

156
日本は大正デモクラシーで一応民主化は達成してましたよ。
その後全体主義化したけどドイツなんかと同レベルだし、
ロシアやバルカン諸国なんぞよりは余程近代化が早かった。
日本の民主主義は自力で作った基盤があった。
ポツダム宣言にも「民主主義的傾向ノ復活強化」とある。
アメリカ占領下の民主化を過大評価する必要はないと思いますよ。
過小評価してもいけませんけど。
アラブには自力で民主化を実現した歴史自体が存在しません。
最も条件のいい湾岸諸国で1990年代からようやく
19世紀の日本やドイツ程度の議会政治が始まったばかりだ。
それでも私は大した試みだと思っているし、
これからも困難は沢山あるだろうけど頑張って欲しいとも思う。
159141:2006/10/27(金) 00:58:23
ノーベル賞のパムクについて面白い新聞記事を見つけた。
フランスでオスマントルコ末期のアルメニア人虐殺を否定すると処罰する法律が下院を通過した。
トルコではアルメニア人虐殺を認める言論は処罰される。トルコに言論の自由はない。
パムクもアルメニア人虐殺はあったと言って裁判にかけられたがノーベル賞で免訴になった。
ご都合主義な対応だ。しかしフランスがやっている事は方向は逆だがトルコと同レベルだ。
ユダヤ人虐殺ではホロコースト否定の言論を処罰するヨーロッパの国は数多い。
イランのアフマディネジャド大統領がムハンマド風刺画の件で、
ヨーロッパも言論の自由はないと罵りホロコースト風刺画展をやったが、
こういう狂信者に付け込まれるのは自分で言論の自由を踏みにじった報いだ。
トルコで言論弾圧に遭った人はフランスの法律の話を聞いて批判しているという。
産経新聞2006年10月19日付。パムクのフランス批判。
「12日にノーベル文学賞受賞が決まったトルコ人作家、オルハン・パムク氏も
同国ニュース局NTVで、『言論の自由を制限する法律には反対だ』として仏議会を批判した。
氏は『大虐殺』を認める発言を行い、昨年8月、『国家侮辱罪』で告発された人物だ。」
また朝日新聞2006年10月14日付。アルメニア人虐殺の特集。
「大量虐殺だと主張したことでトルコで訴追されたアルメニア人記者は地元紙で、
『フランスも言論の自由を圧殺する点ではトルコと同じだ』と批判。」
実際に言論弾圧を受けた人だからこそ、フランスの法律が言論弾圧立法だとよくわかるのだ。
しかしトルコの状況もアラブ諸国に比べたら100倍はましだろう。
トルコは自分たち自身で宗教勢力を打倒した国だ。
欧米の基準からは見劣りはするが、まあまあの政教分離はしている。
アラブを見ていると、この連中の中からアタテュルクが現れるなんて夢のまた夢だと思う。
私も永遠にアラブが民主化不可能だとは言わないが、
イラクやエジプトやサウジアラビアのような条件の悪い国の民主化は、
100年じゃきかないんじゃないかな。(イラクは国全体が3つに分裂してあぼーんですが。)
160141:2006/10/27(金) 01:31:26
あと戦略的見通しを少し。

今イランは核問題でアメリカと対立してますが、イラク戦争が終わると状況は変わるでしょうね。
アメリカ撤退後の中東は、イラク戦争で増殖したイスラム主義テロリストが出身国に帰る。
イラク(から分裂したスンニ派国)は当然だが、他の国でもイスラム原理主義革命の連鎖が起きる。
中東(アラブだけだが)は宗教的狂信のブラックホールになる。
スンニ派原理主義はシーア派を異端視しているし、元々アラブとペルシアの民族対立は激しかったから、
イランが原理主義アラブ諸国と組めるとは思えない。
そうなると今度は逆に反アラブでイスラエルとイランに共通の利害が生じる。
両国は突然握手して世界を驚かすんじゃないかな。
「現代の独ソ不可侵条約」と呼ばれるに違いない。
161141:2006/10/27(金) 01:45:44
158で私もアラブ人に期待しちまったい。取り消し取り消し。
162吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 18:06:09
163吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 23:28:32
中東民主化とか池内恵とか、俺にはどうでもいい
ここは文学板
板違いの上にスレ違い
164156:2006/10/28(土) 08:45:48
159
おっとっと。君は「突き放した」物言いはしても、世界の道理をもう少しわきまえて
いる人かと思っていたが…。

「アルメニア人虐殺を認めることを禁止するトルコ」と
「アルメニア人虐殺を否定することを禁止するフランス」は、決して同列ではない。
「ホロコーストを批判する言説を許さない」欧米諸国は、
「イスラムの教祖・教義を批判する言説を許さない」中東諸国とは、断じて同列にはない。
このことがわからないようでは、残念だが「親回厨」と同レベルか、それ以下だ。

パムクへのノーベル文学賞で、一気に関心が高まっているアルメニア人大量虐殺。
問題の産経新聞19日付記事には、同紙の論調からは場違いな「親回厨」の
一橋大学教授・内藤某を登場させ、フランスの「ダブルスタンダード」を責め、
アルメニア人虐殺の真因は、当時の英仏の帝国主義政策だといわんばかりの論を
展開していた。こうした論は、日本の保守層にも一定割合存在する、反欧米の心情に
心地よく響くのだろう。
パムク自身も今回は、フランスの措置を批判する側に回っているようだ。しかし、
中東諸国の知識人やフェミニストなどが、自国の状況を批判するとき、内心では
不本意であっても「帝国主義、植民地主義、シオニズム、オリエンタリズム…」を
批判する言葉から始めなければならない状況に置かれていることを、よく知るべきだ。

163
作家や読者の置かれた状況について考えることなく、ただそれだけを論じていれば
よい「文学」も世の中には当然あってよい。でも、このスレの展開は明らかに違う。
165吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 13:41:38
141
156
字ばっかで読みにくい。もしかして自演ですかw
「親回厨」は初めて聞きました。
166吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 14:41:41
とりあえずアンカー覚えて
167吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 21:28:03
どうして珍米ポチはどこにでもボーフラのように沸いてくるのかね。
珍米はアメリカ民主主義を完全無欠の体制だと信仰して、
それを基準にアラビア湾岸の金満王国の民主主義を褒めちぎってる。
政党が禁止やら立法権がない諮問会議が民主主義だってか(´,_ゝ`)プッ
そもそも王国ばっかで共和国じゃねーだろーがwww
168吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 16:55:04
親米厨
珍米厨
珍米バカ
珍米ポチ
ポチ保守
169吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 21:44:35
媚米派
媚米厨
媚米ポチ
媚米バカ
170141:2006/11/01(水) 00:27:09
164はトルコの事情には疎いみたいだね。民主主義の水準を100点満点で採点すれば、
先進国が80〜90点(減点は先に書いた問題)で、少し甘いがトルコはぎりぎり50点超でいい。
欧米の基準からは劣るがかなりの言論の自由はあるし、選挙で政権交代してる。
0〜10点のエジプトやシリアやアルジェリアやリビアやサウジアラビアなどとは比較にならない。
湾岸の王制小国は20点くらいだろうけど、独裁共和国や原理主義王国よりずっとましでしょうよ。
>>167の王制だから民主主義じゃないって、親回厨の典型臼杵陽あたりの受け売りか?)
トルコがここまで来れたのは革命で宗教勢力を打倒したからだ。
トルコはアルメニア人を150万人虐殺したが、トルコ人同士で700万人殺し合って政教分離した。
アラブのイスラム原理主義者はトルコ革命の父ケマル・アタテュルクを蛇蠍の如く嫌ってる。
アラブとトルコは違う。「イスラムの教祖・教義を批判する言説を許さない」アラブとは同列じゃない。
とはいえトルコですらイスラム教の息の根は止まっておらず、イスラム原理主義政権出現の脅威は残っている。
171141:2006/11/01(水) 00:30:31
欧米諸国と中東諸国の違いは、今はまだ
欧米諸国・日本>>>>>>トルコ>超えられない壁>>>>>>>>>>>アラブ諸国
だろうが、未来永劫そうだなんて誰も言えない。
EUで鉤十字や共産主義のシンボル鎌トンカチの使用を禁止する議論があった。
結局禁止は見送られたが、この流れからは第3の標的が見えないか?
ブッシュはイスラム過激派を、ナチズム、共産主義に続く第3の全体主義の脅威と叫んだ。
私もその認識自体は正しいと考える。ブッシュの誤りは戦い方を間違えた事だ。
アメリカでは鉤十字も鎌トンカチもイスラムのシンボル三日月と星も禁止されてない。
しかしヨーロッパは一線を踏み越えるかもしれない。
ヨーロッパの反イスラム感情は日に日に悪化しており、内戦に突入する可能性すら囁かれている。
ヨーロッパで内戦の危機が迫ると、三日月と星マークの使用が禁止されるかもしれない。
コーランやハディースが民族的・宗教的憎悪を扇動するという理由で禁書になるかもしれない。
ここまで来たら本当の全体主義化が始まったと評価していい。イスラム主義と同レベルへの転落だ。
ホロコースト否定やアルメニア人虐殺否定の禁止は、全体主義化の蟻の一穴になりかねない。
アラブではホロコースト否定の言論は蔓延している。イスラム主義が全体主義たる所以である。
しかし言論の自由は、誰が見ても悪い言論の自由まで認めなければ守る事は出来ない。
そういう意味で私はホロコースト否定の類の言論の自由も擁護する。自分がそれに反対する事とは別だ。
ヨーロッパがやっている事は、西欧文明のイスラム文明に対する優越性を自ら否定する愚行である。
欧米でも私と同じ事を言う人はいる。ttp://www.asyura.com/0505/holocaust2/msg/401.html
ホロコースト否定で裁判にかけられた人の権利を擁護している。パムクの話もあるよ。
172141:2006/11/01(水) 00:35:26
ホロコースト否定の禁止がイスラム全体主義者にどう利用されているかを示そう。
日本人改宗イスラム原理主義者中田考のムハンマド風刺画問題の論考を引用する。
なお中田考は親回厨ではなくイスラム教徒そのものである。

ttp://www1.doshisha.ac.jp/~knakata/ronbun62.html
幻想の自由と偶像破壊の神話 − 預言者風刺画問題報道をめぐって

ドイツ、オーストリア、フランスでは「ナチスの犯罪」を「否定もしくは矮小化」した者に
対して刑事罰が適用される法律が制定されており、2005年11月にオーストリアにおいて
ホロコーストの事実性を否定してきたイギリス人のDavid Irving氏が「ナチス政策の正当化と
ホロコースト否定のため」逮捕されている。またイスラエルは2004年、外国に対して
「ホロコースト否定論者」の身柄引渡しを要求できる「ホロコースト否定禁止法」を制定し、
自国のみならず他国の言論の自由まで抑圧する露骨な内政干渉の立法を行っている。

言論に対して刑事罰を課すことをもって言論の自由の抑圧と呼ぶなら、預言者風刺画に対して
刑事罰を課すイスラームも、ホロコースト否定に刑事罰を課すヨーロッパ諸国、イスラエルも
同じであり、どちらにも言論の自由など初めから存在しないのである。そもそも欧米に言論の
自由が無い以上、欧米の言論の自由とイスラームの宗教の尊重という対立の構図も成立しない。

欧米とイスラームでは、禁じられていることの範囲が違い、言論についても同様で、それぞれが
別の禁止のコードを持っているのである。対立があるとすれば、その対立は言論の自由とその
抑圧の間にあるのではなく、異なった種類の自由、異なった種類の抑圧の間にあるのである。
173141:2006/11/01(水) 00:36:11
言論の自由などというものは実はどこにも存在しないのであるが、自分たちには
「言論の自由がある」との「幻想」は確かに存在する。この幻想の存在が、預言者風刺画事件の
間違った認識、すなわち言論の自由と宗教の尊重の対立、との誤解を生み出しているのである。

欧米に始まり、世界に蔓延したこの自由の幻想から、そろそろ我々は解放されるべき時期を迎えているのではないか。

欧米には「言論の自由」を享受しているとの自己イメージが存在しているが、それは幻想に過ぎない。
いかなる社会も言論の様々なコードを有しており、「自由」と表象される範囲もまたそれぞれ異なる。
欧米社会とイスラーム社会の間でも、言論のコードは異なり、それに応じて「自由」と表象される
ものも異なる。存在するのは「自由と抑圧の対立」ではなく、「自由、抑圧と表象されるものの、
それぞれの社会の間での相違」である。イスラームの価値観と「言論の自由」の対立、といった
誤った構図で問題を誤解しないためには、我々は「自由」の幻想を捨てる必要がある。


中田考のうわ言は、164が批判する欧米諸国を中東諸国と同列に置く言論そのものである。
「自由の幻想」を捨てたらどうなるか?自由の全面的な否定、つまり全体主義に行き着くだろう。
私も100点満点の民主主義国が存在しないという事実は認めるが、
だからといって0点の民主主義のアラブの国が先進国と同等とは決して認めない。
幻想だから放棄していいのではなく、大切にしなければならない幻想というのがある。
私は中田考に反対するからこそホロコースト否定の禁止を全体主義への蟻の一穴と批判するのだ。
174吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 02:00:58
156が帰ってこない件
175164:2006/11/03(金) 11:57:29
170〜173
君が中田某のような全体主義翼賛者とは明白に一線を画している、ということは
理解できた。それでも、トルコとアラブの間に、アラブ内にも一部湾岸産油国と
それ以外の間に優劣を認め、その序列化の基準は「ホロコースト否定の類の言論の
自由」への許容度であるというのは、到底受入れがたい理屈だ。
しかし、すでに文句が来ているように、この種の問題をこれ以上ここで論じるのは、
やはり場違いが過ぎるようだ。

こんな書き込みをしていても、ぼくはアラブ文学・中東文学を見下している
わけでは全くない。66が書いているような状況下でも、さまざまな創作活動が
行われてきたのは事実だし、日本での受容のされ方は問題があるにせよ、名作
「北へ遷りゆく時」を含む河出版現代アラブ小説全集10巻が既に
1970年代末に刊行されていることは、高く評価されるべきだろう。
今となっては、ユダヤ人やイスラエルに対する理不尽な憎悪をかきたてる
ことが明らかな「ハイファに戻って」「太陽の男たち」も、それ自体は、
まぎれもない秀作だ。
176吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 14:23:29
>>175
ヲイヲイ、あんたは>>164では

>163
作家や読者の置かれた状況について考えることなく、ただそれだけを論じていれば
よい「文学」も世の中には当然あってよい。でも、このスレの展開は明らかに違う。

って言っていたのに、>>175

>しかし、すでに文句が来ているように、この種の問題をこれ以上ここで論じるのは、
やはり場違いが過ぎるようだ。

とは、軌道修正するの早いな
177吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 21:38:15
保守
178吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 22:03:57
2chって意外と勉強になるネ。
2chがなくなってしまうと「厨」とか「キター」等々
の言葉も消えてしまい、新語も生まれなくなるのかと思うと寂しいよ。
179吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 14:35:45
最近中東の作家の小説が翻訳されるようになってきたので、何かうれしいです。
これもパムク効果か?
180親回厨:2007/02/24(土) 11:23:59
そういえば5年ほど前、酔っ払って「中東情勢は命がけだ〜」と叫んで
学内で日本刀をふり回して人を刺した、高名なイスラム学者がおった
これなんか親回厨というより、ただの回厨?
181吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 17:24:55
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2007031600375
2007/03/16-11:22 田中一生氏死去(セルビア文学翻訳家)

田中 一生氏(たなか・かずお、本名一夫=かずお=セルビア文学翻訳家)
9日午後12時5分、胃がんのため東京都内の病院で死去、71歳。
北海道美唄市出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻千寿子(ちずこ)さん。

4月15日午後3時から東京都千代田区一ツ橋2の6の2の日本教育会館9階で
遺著の出版記念会を兼ねた「しのぶ会」を開く。問い合わせはNPO法人歴史文化交流フォーラム。

訳書にノーベル文学賞作家、イヴォ・アンドリッチの「サラエボの鐘」(共訳)など。(了)
自宅住所は非公表
182吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 01:39:40
アラビア語・ペルシア語などイスラーム圏の文学で男色や少年愛を
扱った作品は沢山ありましたが、どんな著述が面白かったですか
183吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 17:55:56
イラクのカドラってよんだひといますか??
早川の2冊
184吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 20:34:41
カドラはアルジェリア。
185吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 14:19:06
>>184
あーごめん
原題フランス語だし
186吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 21:17:13
パムクって、本国や中東での評価はどうなんでしょうか
187吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 22:42:39
現地調査が一番。
どんぞトルコへいらっせい!!
ttp://holiday.knt.co.jp/a/1080211/
188吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 14:57:58
>>179
だと思います。パムクの本はじめ今までぱっとしなかった本達にも
注目が集まるようになりました。
189吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 17:01:29
今日における出版による世論操作の実例を考える



代表的な例として、イラン革命後断罪され海外へ逃れた旧支配層が海外で出版して
いる幾つかの自由主義を装った本


ペルセポリスI イランの少女マルジ (単行本)
マルジャン・サトラピ (著), 園田 恵子 (翻訳)

テヘランでロリータを読む (単行本)
アーザル ナフィーシー (著), Azar Nafisi (原著), 市川 恵里 (翻訳)

柘榴のスープ (単行本)
マーシャ メヘラーン (著), Marsha Mehran (原著), 渡辺 佐智江 (翻訳)
190吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 02:53:34
それぞれの社会から完全に離れた人物の評価は微妙なものがあるからなぁ
ミャンマーのアウンサンスーチーもかなりのドキュンとも言える
あまりに母国の文化を無視しすぎている 細胞が欧州志向でできていて
あそこの軍事政権幹部はひどいようだが、そうかといってスーチーもいらんなぁ
191吾輩は名無しである:2007/06/27(水) 20:32:03
>>178
>2chって意外と勉強になるネ。

普段は便所の落書きが多いけど、
時たま妙に面白い話があるからなあ。
192吾輩は名無しである:2007/08/28(火) 00:11:04
アドニスってどんな詩人なの?
ノーベル賞のチャンスはもうないのかな。
193吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 03:22:42
サーデグ・ヘダーヤトの新刊出たよねー
194吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 16:15:23
>>193 まじ?読んでみてー
195吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 18:14:31
ほす
196吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 22:49:43
パムクあげ
197吾輩は名無しである:2008/03/11(火) 19:16:02
>>180
>そういえば5年ほど前、酔っ払って「中東情勢は命がけだ〜」と叫んで
>学内で日本刀をふり回して人を刺した、高名なイスラム学者がおった
>これなんか親回厨というより、ただの回厨?

イスラム関係の問題って、
反イスラムでも親イスラムでも結局命がけなんだよね。
だから刀振り回したくなるのも当然かもしれない。
198吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 17:20:14
イスラムを殲滅するには欧米の反イスラム感情を決定的に高める必要がある。9.11のアメリカも
スペインやイギリスのテロ以後の欧州もイスラム不信が強まった。中東には殺戮の下手人候補イス
ラエルがあり、ナチスにやられた虐殺を転嫁してくれそうだが、まだ世界は偽善的な人道主義が強い。
ムハンマド風刺画事件もイスラム教徒への不信感を増幅した。しかしアメリカは民主化が旗印で、
殲滅できない自縄自縛でイラクも偶発的な虐殺しかない。イスラム教は人類世界の癌である。文明の
滅亡を防ぐためには、痛みを伴っても勇気を出して癌細胞を根絶するしかない。イスラム地域は21
世紀の主役のインドや中国のような重要性はない。民族の能力ではなくたまさか石油やガスが湧いて世
界の癌が金持ちになった。イスラム教徒移民はテロや暴動や犯罪の温床で、かつてのユダヤ人の役割
のような意味もなく、放置すると増殖、転移して文明を内側から壊死させる。日本の優秀な科学技術も
癌の治療のための手術機器や放射線療法や抗癌剤や免疫療法として役立つだろう。決定的な戦い
を始めるには深刻な経済的・社会的危機が必要になる。それはサブプライムローン問題で既に情勢は
切迫している。第2の世界恐慌でついに先進国も偽善の仮面が剥がれる。かつてのドイツと同様に排
除の思想が台頭する。大衆や政府は不満の吐け口を潜在的に敵意を持つ相手に向ける。大衆が激昂
して憎悪が誰かに向かう。間違いなく今回は鼻つまみ者の少数者のイスラム教徒である。どちらにし
ても戦いは避けられない。女子供とて見逃してはならない。生き残ったイスラム教徒を放置した
ままにすると再び不気味に増殖して病を再発させる。イスラム国を核戦争で倒しイスラム移民を捕ら
えてガス室へ送り個人も銃剣でイスラム教徒と戦い癌細胞を完全に消滅させなければならない。
199吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 00:29:08
何か話題ない?
200吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 14:33:39
200
201吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 14:34:15
201
202吾輩は名無しである:2008/07/09(水) 17:27:04
思うに…
きっと156が池内恵本人だったのだ。
それで141は小滝透本人だったのだ。










単なる両者の愛読者同士の代理戦争だろうがなw
203吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 03:29:11
「真夜中の子どもたち」
三度目のブッカー賞受賞オメ
204吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 03:48:31
真夜中の子供たち

これってかなり前に出た本じゃないの?
205吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 04:08:46
>>204
うん。
40周年記念のベストに選出された
「ブッカー賞受賞作中のベスト」選出
まあ中東文学じゃないけどねwラシュディー単独スレなくなったし
206吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 16:27:23
これを機に文庫になったりしないものか
207吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 01:02:37
ほしゅ
208禁断の名無しさん:2008/12/03(水) 01:43:05
アラブ・ペルシア・トルコ文学で男色文学の傑作を教えて下さい。
「千夜一夜」とかアブー・ヌワース詩集とかいった有名な作品じゃないのを
209無名草子さん:2008/12/14(日) 05:31:50
誰も返答が出来ぬと申すのかゑ。
210無名草子さん:2008/12/19(金) 07:54:00
まことに低能ばかり打ち揃うて居るようぢやナッ!
211無名草子さん:2008/12/24(水) 10:59:57
男色文学は全て読め!
よいナッ!!!
212吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 23:02:23
384 名前: 吾輩は名無しである Mail: sage 投稿日: 2009/01/22(木) 19:09:46
koguma-blog
M・アシン・パラシオス『イスラムと《神曲》』/Islam and the Divine Comedy by Miguel Palacios
http://koguma.wordpress.com/2007/07/21/asin_palasios/

スペインのアラブ学者M・アシン・パラシオスは、おそらく20世紀に書かれたダンテ研究のなかで、最も物議をかも
した論文を残しました。ローマ・カトリック神父であり、またマドリード大学教授でもあったアシン・パラシオスの主
張は、ダンテの『神曲』はこの詩人の才能によって無から生み出されたのではなく、イスラームの神学的文献からイン
スピレーションを得、そこから多くの形
式と内容を借りて書かれたものである、というものでした。

アシン・パラシオスは、なかでもDoctor
maximus(最大の師)と呼ばれる偉大なイスラムの思想家、イブン・アラビーの『夜の旅の書』、The Book of
the Nocturnal Journeyと、『神曲』の間に多くの関連を見出します。

アシン・パラシオスは『神曲』の主人公と、『夜の旅の書』の主人公たちの類似を指摘します。ダンテは最初ウェル
ギリウスに導かれる哲学者として出発し、その後ベアトリスの教えを受けて神学者として天上へと導かれるのです。
213吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 23:02:39

385 名前: 吾輩は名無しである Mail: sage 投稿日: 2009/01/22(木) 19:10:17

ダンテとイスラム文学との接点 楠村 雅子
京都大学大学院 イタリア学会誌25
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002959144/
http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00015107/ISS0000160930_jp.html
pdf公開
スペインのアラビア学者、ミゲル・アシン・パラシオス(Miguel・Asin ・Palacios)は一九一九年、"神曲にみら
れるイスラム終末論"(La Escatologia Musulmana en la Divina Comedia)
を発表した。彼はこの論文の中でイスラム文学のうちに見い出される黄泉の世界観と神曲のそれを比較し、神曲の
出典がイスラム文化にあることを解き明かそうとしたのである。

樺山紘一
http://www.angel-zaidan.org/danteforum2004/www/session2_kabayama.htm
「アシン・パラシオスはいまから100年近く前、1919年に有名な著作を著して、ダンテ学者のみならず、文学研
究者や歴史家に大きな衝撃を与えました。タイトルは「『神曲』におけるイスラム終末論」という大きな書物でし
た。
386 名前: 追記 Mail: sage 投稿日: 2009/01/22(木) 22:40:08
 スペインのムルシアに誕生し、セビィリャで活躍したスーフィー教の神秘学者、イブン・アラビー(Ibn・'Arabi)
は"メッカの天啓"一六七章、"幸福の魔術"の中で、哲学と理性に導かれた魂が人間、解脱、再生の遍歴をする様を描
いている。彼は
イスラム教神学者の伝統に則り、黄泉の構造を図式化し、それを前述の書に挿入した。
(略)
 彼のこの宗教思想を図式化したものは同心円を七区分し、中心にくればくる程重い罪の刑罰を配したものである。
ダンテのそれと比較した場合、区分数に差異が認められるが、構造面から見れば、両者が基本的に同質であることに
疑いをはさむ余地はないと言えよう。 

楠村
pdf版p8/11
214吾輩は名無しである:2009/02/03(火) 01:33:18
何となく河出の新刊予定見てたんだが、カナファーニー復刊されるのな
215吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 11:30:42
中日新聞で今アラビアン・ナイトが連載してるんで、手持ちのものを読み返してみたら
子供向けって際どい場面を上手く誤魔化してるなぁ、と妙な所で感心してしまったw
216吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 22:13:18
カナファーニー再刊されてるよ。
217吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 03:53:57
カナファーニー初めて読んだけどすごくよかった。
なんてゆうか胸がぎゅっと掴まれる様な気がした。
日本語になってるのはあれだけかい?
218吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 18:37:18
カナファーニーはいいよね
219吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 21:44:51
カナファーニーはいいね。今度は、日本の野間宏、武田泰淳も読んでもらいたい、アラビア語で。
220吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 05:24:39
アラビア語はハードル高すぎw
けど他のも読んでみたくて英訳買っちゃった。
なんてゆうかすごい皮肉な感じだけど。
221吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 10:20:34
アル・マスウーディーの「黄金の牧場」は未だ日本語で読めないのですか?
222吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 22:01:34
223吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 00:33:57
上げときます
224吾輩は名無しである:2010/03/15(月) 01:21:36
面白いスレなんだが、ここに書き込んでるやつはどういうやつなんだろう。
何の酔狂でアラブ文学なんか。
225吾輩は名無しである:2010/03/15(月) 01:23:18
アラブ文学にも興味あるのかと思った(笑)
226吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 07:35:16
朗読CDが欲しいです。
どこで買えますか?

あ、足立区民です。
227吾輩は名無しである:2010/04/23(金) 16:36:55
tes
228吾輩は名無しである:2010/08/07(土) 09:05:06
アル・ジャーヒズの男女両色の優劣を論じた本は
一体いつになったら邦訳されるのでしょうか?
229吾輩は名無しである:2010/08/08(日) 23:51:29
「真夜中の子供たち」読みたい。
epi文庫にでも入らんかな。
230吾輩は名無しである:2010/08/19(木) 03:58:11
up !
231吾輩は名無しである:2010/08/24(火) 03:58:04
アル・ジャーヒズの男女両色の優劣を論じた本は
一体いつになったら邦訳されるのでしょうか?
232吾輩は名無しである
アル・マスウーディーの「黄金の牧場」は未だ日本語で読めないのですか?