1 :
吾輩は名無しである:
最高の小説をあげていくスレッドです。
2 :
吾輩は名無しである:03/10/09 02:10
私はクズだ、生きる価値がない。私はクズだ、生きる価値がない。
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3 :
吾輩は名無しである:03/10/09 02:14
キリマンジャロの雪
カラコルムのほうが高いかな?
そうすっと『白きたおやかな峰』
値段が最高だったのは何だろう?
6 :
吾輩は名無しである:03/10/09 03:32
ごんぎつね
でしょうな
7 :
吾輩は名無しである:03/10/09 04:05
ふつうに『カラマーゾフの兄弟』
この手のスレって半年に一回くらい必ず建つね
9 :
吾輩は名無しである:03/10/09 19:41
10 :
吾輩は名無しである:03/10/09 21:45
【学校教育は間違っている!!!既存の学説にとらわれない考えで科学界に革命を起こそう!!!】
「魂の量子論」、「ランゲージ・クライシス」および「間違いだらけの科学法則」はいずれも作者の革新的、独創的かつ学際的な考えがにじみ出ているサイトです。
今回のおすすめは「ランゲージ・クライシス」第2編・”言語システムの危機”、この中でも特に表意文字についての記述は超専門レベルの内容となっています。
また、文法についても既存の文法とは異なる独自の文法を提唱しています。
http://www1.kcn.ne.jp/~mituto
11 :
吾輩は名無しである:03/10/09 23:41
『失われた時を求めて(全十巻)』(ちくま文庫)
おや、別スレ134とダブッたか?
あえてライトノベルでも書いてあげるとかw
13 :
吾輩は名無しである:03/10/14 00:12
カポーティの遠い声 遠い部屋はいかがかな?
14 :
吾輩は名無しである:03/10/14 01:02
ふつうに「マッチ売りの少女」
「カラマーゾフの兄弟」かな。
16 :
吾輩は名無しである:03/10/14 20:16
三浦綾子の「氷点」
17 :
吾輩は名無しである:03/10/14 21:43
>>16 「氷点」確かにおもしろかった。でも、ちょっとやりきれない感じがするので、救いを求めて「深い川」
最も高いということでローダンシリーズ
今までに費やした額は何十万か調べるのも怖いほど
19 :
吾輩は名無しである:03/10/19 03:19
age
こういうスレ良くたつなぁ・・・
といいつつお約束のレス。
『カラマーゾフの兄弟』
「デンマーク トマソン 手話」
でググッてみれ。
いろんなところにコピペされまくりの、
とっておきの話が読める。
22 :
吾輩は名無しである:03/10/19 06:46
ご ん 狐
ウィリアム・ゴールディングの「わが町、ぼくを呼ぶ声」。
清浄な空気がぴんと張り詰めた気配のなか、
繊細な、はかなげな、青春小説が進行します。
いまはやりの、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」より、詩的。
それでいて、冒頭から、おんなのこが、ふと、
おならをもらしてしまったりもします。
愛らしい小説でもあるわけです。
井出弘之さんの翻訳も、透明感あふれていて、すばらしいのひとこと!
23につけたし。
原題は、たしか、ピラミッド。邦題が勝った、稀有な例とも思います。
集英社文庫だったか。まだあるといいのだけれども。
コナンドイルのがよかったな
26 :
淳一 ◆8kTRz46uUU :03/10/20 06:48
なんだろう。『蝿の王』『アドルフ』『飼育』『避暑地の猫』『あすなろ物語』『密やかな結晶』……。
……だめ、一冊なんてとても絞れない。
27 :
吾輩は名無しである:03/10/20 07:20
60巻あたりまでの「ゴルゴ13」が最高ですね。最近は読んでないけど。
「異邦人」
普通に「海辺のカフカ」だろ。
伊勢物語 業平さんの
31 :
吾輩は名無しである:03/10/25 20:18
age
32 :
吾輩は名無しである:03/10/25 20:44
元売春婦 飯島愛「プラトニックSEX」
33 :
吾輩は名無しである:03/10/25 21:27
高慢と偏見
34 :
吾輩は名無しである:03/10/26 06:01
魔術はささやく かな
35 :
吾輩は名無しである:03/10/26 20:52
現時点では芥川の歯車かな
36 :
吾輩は名無しである:03/10/26 21:09
一番熱く読んだのは『金閣寺』
37 :
吾輩は名無しである:03/10/26 21:13
俺のBESTな小説は、「日はまた昇る」E・ヘミングウェイ
38 :
吾輩は名無しである:03/10/26 21:37
カフカ『城』
39 :
吾輩は名無しである:03/10/26 21:48
モーム「人間の絆」
40 :
吾輩は名無しである:03/10/26 21:55
ジョイス『ユリシーズ』
41 :
吾輩は名無しである:03/11/03 00:46
age
42 :
西城ヒデヒコ:03/11/03 05:00
ロバート・B。パーカー「初秋」
すみえちゃんが2chに来てたとは。
高瀬舟
45 :
吾輩は名無しである:03/11/03 16:09
ジャンクリストフ、草の花
46 :
吾輩は名無しである:03/11/04 01:26
松本清張の 波の塔
47 :
かつみっくす:03/11/04 17:37
『人間失格』
勧めた人はかならず最後までよんでくれる。
48 :
吾輩は名無しである:03/11/04 17:53
やっぱdeeploveかな
itと呼ばれた少年もまあよかった むずいけどね!
49 :
吾輩は名無しである:03/11/04 18:00
いいね。DEEP LOVE。
50 :
吾輩は名無しである:03/11/04 18:58
カラマーゾフってそんなに面白いのか〜
2回挑戦して2回とも途中で挫折した
戦争と平和なんて超最初の方で挫折
( ´,_ゝ`)
罪と罰は一気だったんだけどな〜
カラマーゾフまた挑戦してみよ
51 :
吾輩は名無しである:03/11/04 19:47
「クリムゾンキングの宮殿」だろう。
52 :
吾輩は名無しである:03/11/04 20:59
百年の孤独
中村うさぎ「私、Hがヘタなんです!」
54 :
吾輩は名無しである:03/11/17 16:25
普通に言えば当然「カラマーゾフの兄弟」がトップになるわな
文学を語るもの此れ位は読もう!
ベケット「モロイ」三部作。
半分近くネタやんけ
57 :
吾輩は名無しである:03/11/18 23:09
砂の女
58 :
吾輩は名無しである:03/11/18 23:21
性的人間
59 :
吾輩は名無しである:03/11/19 04:20
カラマゾフ最後まで読んだけど罪と罰の方が好き
そりゃやっぱ「夜明けの口笛吹き」だな。
62 :
吾輩は名無しである:04/01/14 15:03
すきな作品を5つ書き込むスレッドって
どっかにありませんでしたっけ?
64 :
吾輩は名無しである:04/01/14 16:49
>>63 もっとレスがついているスレッドが
あったような・・・
65 :
吾輩は名無しである:04/01/14 17:04
>>1 つまり、「いい小説」なんて、結局好き嫌いの問題なんだと言いたいんだね。
66 :
吾輩は名無しである:04/01/14 20:24
アンドレ ジイド 『狭き門』
ジョルジュサンド 『愛の妖精』
67 :
吾輩は名無しである:04/01/31 21:00
次に読むのが最高の小説に決まっているじゃないか
アルベール・カミュ『異邦人』
最終章を読んだ時に衝撃を受けた。
それまでは小説には興味が無かったけど、
これをきっかけに読書に目覚めました。
『異邦人』を超える作品はないものかと、
色々な作家の本を読んでいるけど、
今のところ見つかっていません。
『白痴』
これは本当に凄い本だと思った。
ハッピー・エンドでは無いのが残念ですが、
ロゴージンと公爵の二人で
ナスターシャ・フィリポブナの通夜をするシーンは
すごく好きで、これが無いと物語の深みも欠けてしまったと思うので
結果的には あのラストで良かったのでしょう。
ページ毎に著者のあらゆる感情が伝わってくる小説でした。
読んで得るものは、すごく大きいと思います。
駄文でした。失礼します
70 :
サマワヘッド:04/05/16 17:01
ゾラの『居酒屋』
えぐかった〜。特に後半が。
美女が貧乏になって、ゴミを食わされ、最後に凍えながら餓死する。
自然主義っていうのかな? すごいリアルな描写で、映画よりすごいと思った。
71 :
吾輩は名無しである:04/05/16 17:04
『百年の孤独』
読んでる間、寝食を忘れてしまった。
トーマス・マン「魔の山」
ドストエフスキー「罪と罰」
ゲーテ「ファウスト」
73 :
吾輩は名無しである:04/05/16 18:20
オーソドックスですまん
「こころ」
いままで一番衝撃をうけたのは
太宰治『人間失格』
この小説のおかげで今も鬱だ。
75 :
吾輩は名無しである:04/05/16 23:09
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
76 :
吾輩は名無しである:04/05/17 00:49
ボウルズ 『シェルタリングスカイ』
77 :
吾輩は名無しである:04/05/17 00:56
ブンとフン 井上ひさし クドカンみたいでノリがいい 意外と大人向け
78 :
吾輩は名無しである:04/05/17 01:24
大江健三郎『万延元年のフットボール』
79 :
吾輩は名無しである:04/05/17 01:31
文学って言われないかもしれませんが、
山田詠美『放課後の音符』は
思春期の女の子の気持がうまく描いていて
中三の時読んで、「コレダ!」と思いました。
80 :
吾輩は名無しである:04/05/17 01:37
ドスト氏
「ラスコーリニコフ」
81 :
吾輩は名無しである:04/05/17 02:07
十二国記
82 :
吾輩は名無しである:04/05/17 02:12
ワンピース
83 :
サマワヘッド:04/05/19 00:18
>80
それは登場人物で、タイトルは『罪と罰』でしょ。
84 :
吾輩は名無しである:04/05/19 00:54
人妻肉欲日記
85 :
吾輩は名無しである:04/05/19 02:17
阿部和重『アメリカの夜』
三島由紀夫『金閣寺』
大江健三郎『万延元年のフットボール』
シオドア・スタージョン『人間以上』
86 :
吾輩は名無しである:04/05/19 03:58
筒井康隆「旅のラゴス」 集団転移のラゴスの皆に語るところで泣ける。 高尚なエロや毒吐く筒井節も好きだがこれは別格。
87 :
吾輩は名無しである:04/05/19 21:20
ジム・トンプスン「残酷な夜」
88 :
吾輩は名無しである:04/05/20 15:26
ホルヘ・ルイス・ボルヘス「トレーン・ウクバール・オルビステルティウス」
レーモン・ルーセル「ロクスソルス」
石川淳「至福千年」
宮沢賢治「ポラーノの広場」
サン・テグジュペリ「人間の土地」
89 :
吾輩は名無しである:04/05/20 15:45
エヴァンゲリオン
ドラゴンボール
FF10
うぶめの夏
スレイヤーズ
ワンピース
世界の中心で、愛を叫ぶ
世界でひとつだけの花
90 :
吾輩は名無しである:04/05/20 15:47
尾崎豊「15の夜」
春樹『世界の終わり』
92 :
吾輩は名無しである:04/05/20 22:30
フラン・オブライエン『第三の警官』(筑摩世界文学大系68)
93 :
吾輩は名無しである:04/05/20 23:21
村下春樹「ねじまき鳥コロボックル」
94 :
吾輩は名無しである:04/05/21 00:49
ヘッセ「知と愛」
95 :
吾輩は名無しである:04/05/21 01:15
しいなさんの水域。
筒井の旅のラゴス。
レッドサンブラッククロス
97 :
吾輩は名無しである:04/06/12 21:40
>>74 私もです。
あと、「わたしが棄てた女」遠藤周作
98 :
くろしろ ◆oP1E0fjvmE :04/06/12 21:45
夏目漱石「こころ」
太宰治「人間失格」
ドストエフスキー「賭博者」
ブレット・イーストン・エリス「アメリカンサイコ」
99 :
弧高の鬼才 ◆auSqARo302 :04/06/12 22:43
魔法使いの丘
100 :
吾輩は名無しである:04/06/12 22:48
小幡亮介「永遠に一日」
最高の小説ていうか、お気に入りの一作。
101 :
吾輩は名無しである:04/06/12 22:50
>>100 タイトルが痛いけど、気になる。どういうとこがお気に入り?
黒冷水
103 :
吾輩は名無しである:04/06/12 23:08
>>101 1978(昭和53)年、群像6月号新人賞受賞作。同時受賞に中沢けい
「海を感じる時」。
水死体を処理する潜水夫が主人公。夏のけだるい、あやうい倦怠感
が秀逸。もっともあとから剽窃問題を引き起こして、選考委員佐々木
基一が弁明の一文を発表。
著者小幡亮介はその後二、三作発表するもその後消息不明。
104 :
吾輩は名無しである:04/06/13 00:27
TUGUMI
105 :
吾輩は名無しである:04/06/13 00:40
小学生=ヴェルヌ「十五少年漂流記」
高校生=司馬遼太郎「竜馬がゆく」
38歳=マン「魔の山」
106 :
吾輩は名無しである:04/06/13 00:45
田山花袋「蒲団」・・・・いろいろな意味で笑える
107 :
吾輩は名無しである:04/06/13 15:57
白昼の死角
カラマーゾフは、読み終えるのに1年かかった。
白昼の死角はおもしろくて、1日で読んだ。
108 :
吾輩は名無しである:04/06/13 17:24
なしくずしの死
ゲーテ「ファウスト」
トルストイ「戦争と平和」
T・マン「魔の山」
フローベール「感情教育」
自分の周りでは「黴臭い」「退屈」など散々な言われようだが、間違いない。
111 :
吾輩は名無しである:04/06/13 20:04
せ・か・ちゅー ファッショネイトだ♪
せ・か・ちゅー ファッショネイトだ♪
川端康成「山の音」
113 :
吾輩は名無しである:04/06/14 00:34
村上龍「限りなく透明に近いブルー」
114 :
吾輩は名無しである:04/06/14 02:44
罪と罰
エヴァンゲリオン
箱男
「世界の中心で愛を叫ぶ」
>>110 なつかしい。
確かに名作だな。時代の雰囲気までそっくり写し取られている。
まるで当時の激動の中に
自分も今いるような気分にさせられる。
>>110 感情教育はいいよ。
あなた間違ってないよ。
118 :
吾輩は名無しである:04/06/14 03:29
「カラマーゾフの兄弟」
「魔の山」
感感俺俺
イタロ・カルヴィーノ 「冬の夜ひとりの旅人が」
121 :
吾輩は名無しである:04/06/15 21:29
>>121 私はカルヴィーノだと「ある海水浴客の冒険」が好き。
三島由紀夫「禁色」
123 :
吾輩は名無しである:04/06/15 23:01
メルヴィル「白鯨」
124 :
吾輩は名無しである:04/06/15 23:56
ムジール『特性のない男』
125 :
吾輩は名無しである:04/06/16 00:03
小説じゃないけど「カザノヴァ回想録」
カザノヴァは天才だ。
デイ「ライフ・ウィズ・ファーザー」
サローヤン「マイネーム・イズ・アラム」
デュモーリア「レベッカ」
日本だと横溝「獄門島」「悪霊島」
128 :
イギ− ◆od0qY8Ss/. :04/06/16 22:38
村上龍樹「限りなく透明に近いダンスダンスダンス」
129 :
吾輩は名無しである:04/06/17 22:46
ベタだけど、ライ麦かな
あの野崎訳の語り口調は
自分をMIND OFFさせる
MIND OFF って何ですか?
131 :
吾輩は名無しである:04/06/17 23:09
カフカ『審判』
阿部公房『他人の顔』
三島『午後の曳航』『豊饒の海』
……………やっぱ『カラマーゾフ』かな。
132 :
吾輩は名無しである:04/06/17 23:30
パールバックの大地でしょー
133 :
パチプー文学おやじ ◆TJ9qoWuqvA :04/06/18 00:00
谷譲次「新岩窟王」
アガサ・クリスティ「そして誰もいなくなった」
135 :
吾輩は名無しである:04/06/18 00:50
ヘミングウェイの「老人と海」は大好きな本の一つです。もう3回ぐらい読みました。なんか癒されますよ〜
E・ブロンテの「嵐が丘」
「カラマーゾフの兄弟」よりも遥かに感動した。
日本文学では漱石の「坊ちゃん」「我輩は猫である」
137 :
吾輩は名無しである:04/06/18 02:54
GO
クンデラ「不滅」
139 :
吾輩は名無しである:04/06/18 12:31
モーム 「月と6ペンス」
ヘミンブウエイ 「海流の中の島々」
小林恭二 「短歌パラダイス」
140 :
吾輩は名無しである:04/06/18 12:40
万延元年のフットボール
141 :
吾輩は名無しである:04/06/18 13:01
久世光彦「早く昔になればいい」
142 :
吾輩は名無しである:04/06/18 13:06
モーム「人間の絆」
村上春樹「ファミリーアフェア」「神の子どもたちはみな踊る[短編」
144 :
吾輩は名無しである:04/06/18 13:13
春樹なんてクソつまんねえ。こんなの読んでる奴、なにが芸術家だ。ぷっ
146 :
吾輩は名無しである:04/06/18 13:57
魔の山 = マン
147 :
吾輩は名無しである:04/06/18 17:28
クロード・シモン ファルサロスの戦い
ドストエフスキー 悪霊
バルザック 従妹ベット
フォークナー アブサロムアブサロム
ルカレ パーフェクトスパイ
筒井康隆 俗物図鑑
148 :
吾輩は名無しである:04/06/19 09:44
149 :
吾輩は名無しである:04/06/19 11:37
野間宏の初期作品群
中でも「暗い絵」「崩壊感覚」
150 :
吾輩は名無しである:04/06/19 16:20
野間宏の初期の作品群
「暗い絵」「崩壊感覚」とか
151 :
148、149:04/06/19 16:22
2回入れてスマンです。
×148、149→○149、150
重ね重ねすいませんでした。
153 :
吾輩は名無しである:04/06/19 17:14
太宰治の畜犬談
154 :
吾輩は名無しである:04/06/19 17:15
教えたくない!
ばかじゃん!
155 :
吾輩は名無しである:04/06/19 17:28
「モチモチの木」
「ベロ出しチョンマ」
これ以上の小説はない。
156 :
吾輩は名無しである:04/06/21 06:02
「ライ麦畑でつかまえて」サリンジャー
英語の勉強ついでに、初めて原書で読んだ本。
スラングの勉強にもってこい!
あと「女生徒」太宰治
ポケモン攻略本
158 :
吾輩は名無しである:04/06/21 06:23
同時代ゲーム
159 :
吾輩は名無しである:04/06/25 15:05
ちょっと軽いけど石坂洋次郎の作品はよく読んだ。
○にとっては最高だった。
161 :
吾輩は名無しである:04/06/25 16:32
ヘミングウェー「誰がために鐘は鳴る」
何か言われそうだけど…
スティーブン・キングの「ペットセマタリー」
妙に印象深かった
162 :
吾輩は名無しである:04/06/25 17:10
三島由紀夫「豊饒の海」
最終巻「天人五衰」の「松枝清顕さんとはどういうお人でしたか?」という一文を読んで、
17にして初めて小説を読んで泣いた。
どうしてこんな一文で涙が出たのかわからないが、これが文学というものの凄さだと思った。
この小説とは一生つきあっていきたいと思う。
あと井上靖「天平の甍」
「どんなにがんばってもどうせ海の底に沈んじゃうんじゃん」
みたいな価値観を植え付けられて真剣に悩んだし、
サバイバルものとしても楽しめる。
163 :
吾輩は名無しである:04/06/25 18:16
村上春樹
「風の歌を聴け」
スタンダールの「赤と黒」。
何かこのスレ、腹の中を見られるみたいで妙に恥ずかしいぞw
165 :
吾輩は名無しである:04/06/28 15:36
コリン・ウィルソン『賢者の石』
166 :
吾輩は名無しである:04/06/28 22:16
夏草冬濤。これでしょ
167 :
吾輩は名無しである:04/06/28 22:53
大江健三郎「セブンティーン」だったかな?
168 :
吾輩は名無しである:04/06/28 23:07
アルジャーノンに花束を
169 :
ひかる ◆bodgOoQOHA :04/06/28 23:31
精神の正しいあり方を感じさせたのは「イーリアス」
一番美しいのは「ドリアングレイの肖像」
描写が一番いいのが「アンナカレーニナ
イーリアスかぁ?よんでみたい。
ドリアングレイも。
171 :
吾輩は名無しである:04/06/29 00:10
福永武彦「死の島」
172 :
吾輩は名無しである:04/06/29 13:12
>>171 ふとラフマニノフの交響詩「死の島」を連想してしまった。
こいつはなかなか味わいがあるぞ。
聞いたことない人は一度聞いてみれ。
スレ違い御免。
173 :
吾輩は名無しである:04/07/01 20:12
芥川龍之介 「蜘蛛の糸」
1時間でよんだぞ。面白かった。
174 :
吾輩は名無しである:04/07/01 20:39
『罪と罰』
ラスコーリニコフの分身ともいうべき
スヴィドリガイロフの登場ではなしが錯綜してくる。
176 :
吾輩は名無しである:04/07/03 17:07
>>166 禿堂
子供の頃の自分を主演で映像化したい話だった。
177 :
吾輩は名無しである:04/07/03 19:07
安部公房 『箱舟さくら丸』
178 :
吾輩は名無しである:04/07/03 21:29
異邦人
179 :
吾輩は名無しである:04/07/03 21:31
ワンピース
180 :
吾輩は名無しである:04/07/03 22:07
村土龍「限りなく糖尿に近いイエロー」
181 :
吾輩は名無しである:04/07/03 22:08
村上春樹「阿呆鳥クロニクル」
消防なみのギャグのレベルでんな。
183 :
吾輩は名無しである:04/07/03 22:21
石原伸太郎「野中官房長官の季節」
美香板なんてあったんだ!知らなかった。
恩田陸「麦の海に沈む果実」
187 :
吾輩は名無しである:04/07/03 23:44
ここのスレ、自分の知ってる小説をただ書きこんでいるだけの
様な気が・・・
188 :
吾輩は名無しである:04/07/03 23:46
ベルセルク
「肉体の悪魔」だな。皆も読んどけよ。ためになる。
一位はカラマーゾフだが、さんざん既出なので「リヴィエラを撃て」
191 :
吾輩は名無しである:04/07/04 00:16
一位は魔の山だけど誰か言ってそうだから作家の値打ち
192 :
吾輩は名無しである:04/07/04 01:55
「忘れられた日本人」 宮本常一
柳田が文学なら宮本も文学だ!!
今まで読んだもんの中で一番、感銘を受けたよ。
事実は小説よりも奇なり。
193 :
吾輩は名無しである:04/07/04 02:29
血色の悪い悪魔
194 :
吾輩は名無しである:04/07/04 04:13
罪と罰でいいやんもう。
195 :
吾輩は名無しである:04/07/04 04:18
檸檬です。誰が何を言っても檸檬です!
196 :
吾輩は名無しである:04/07/04 05:26
ワンピースってなに?
197 :
吾輩は名無しである:04/07/04 14:58
バカヤ郎お前等三国志も読んだことなくて読書が趣味ですなんて言ってんじゃねーぞ。
198 :
吾輩は名無しである:04/07/04 14:59
ワンピースが最高だろ
199 :
吾輩は名無しである:04/07/04 16:13
このスレも厨房に占拠されつつある
200 :
吾輩は名無しである:04/07/04 17:42
轢断
201 :
吾輩は名無しである:04/07/04 19:11
「渋江抽斎」 森 林太郎
結局 この本に戻って来る
202 :
吾輩は名無しである:04/07/04 23:42
チェーホフ『黒衣の僧』。
203 :
吾輩は名無しである:04/07/04 23:51
筒井康隆『夢の木坂分岐点』。エーコ『フーコーの振り子』。何度も読み返したという基準。麻薬のような小説。
204 :
吾輩は名無しである:04/07/05 01:17
スタンド・バイ・ミーかな。
アメリカのガキって本当悪ガキだけど、なんかかっこいい。
筒井康隆 夢の木坂分岐点
206 :
吾輩は名無しである:04/07/07 19:14
ベルセルク
207 :
吾輩は名無しである:04/07/08 00:15
三島 仮面の告白
ワイルド ドリアングレイの肖像
ゆっきー 金閣寺
マン 魔の山
209 :
吾輩は名無しである:04/07/08 09:16
戦争と平和
210 :
吾輩は名無しである:04/07/08 10:08
普通に「グイン・サーガ」
211 :
ERROR:名前が長すぎます!:04/07/08 15:09
212 :
吾輩は名無しである:04/07/08 15:25
エラーはそんなスペルだったのか。
213 :
吾輩は名無しである:04/07/08 16:10
三島由紀夫「仮面の告白」
大江健三郎「個人的な体験」
リルケ「マルテの手記」
ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」
214 :
吾輩は名無しである:04/07/08 16:54
チエザーレ・パベーゼ 「丘の上の悪魔」
せかちゅう
最高なのはこれでしょうね。なんといっても泣けますよ。
こんなのが300万部・・・ と、溢れる涙は途切れるところを知りません。
216 :
吾輩は名無しである:04/07/08 17:28
涙といえば
山本周五郎「つゆのひぬまに」
くだらねぇーーーーーーーーっ!!
世界の中心で〜のどこが最高作品なんだ?
DEEP LOVEと同じくらいくだらなさすぎる。
これ読んで最高って逝ってるやつらの脳みその重さがわかるね。
218 :
吾輩は名無しである:04/07/08 17:57
>>217 217の最高の書物「週間少年ジャンプ」
219 :
吾輩は名無しである:04/07/08 19:38
清涼院流水『ジョーカー 旧約探偵神話』
220 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:05
京極夏彦『後巷説百物語』
ホフマン「G町のジェズイット教会」
北杜夫『楡家の人々』
高村薫『リヴィエラを撃て』
矢作俊彦『ららら科學の子』
221 :
吾輩は名無しである:04/07/08 22:17
>>217 >>215に対して言っているのだとしたら、君の脳みその重さもなかなかのものだ
と思うぞ。
222 :
吾輩は名無しである:04/07/08 23:00
三島由紀夫『憂国』
225 :
吾輩は名無しである:04/07/10 00:09
>>169 そうですよね!!『アンナ・カレーニナ』最高。描写がすごくいい。
>>205 嬉しいっす!あれは小説でしか表せない。
226 :
吾輩は名無しである:04/07/10 21:50
最高の作品?
ドラクエ
mother2
ゼルダの伝説――時のオカリナ――
228 :
吾輩は名無しである:04/07/10 21:58
230 :
幕ノ内 ◆Oamxnad08k :04/07/10 22:56
リチャード・アダムス『ウォーターシップダウンのうさぎたち』
海と毒薬→悲しみのうた
この二冊最高
特に後者は電車で読んでて涙が止まらんかった
開高健「フィッシュ・オン」
233 :
吾輩は名無しである:04/07/11 01:30
「ナルト」
『車輪の下に』ヘルマン・ヘッセ
この憂鬱な作品に於いて救われる点は、ハンスなる少年はそういえば全く作られた人物
なのだと気づくことによって、腹中の重石(おもし)を取り除けることにある。
救われない点は、それでも重石の感触はしばらく残り続け、そしてまた、ハンスなる人物が
全くの作り物なのだと割り切れないことだ。(それほど生きたキャラであり、自分にとって
特別な存在であるという意味)
救われる点、実はそのもっともたるは、繊細な神経と特別な個性と過酷な運命を
背負うハンスであり、詩人であり脱走者であるハイルナーであり、また作中に
描かれたに近しい世界と人生とを現実に生きた著者ヘルマン・ヘッセ、彼自身が
幾度かの死線・索漠たる季節を乗り越え、ついには85歳まで生きた
その事実であると私は思う。
いつしか限界に達し、いよいよ成すことを成さねばならぬときがきたとき
私は、たとえ愚かで滑稽で無様であろうとも、ハンス及びヘルマン・ヘッセを
自分と重ね合わせ、そして笑ってしまうのかもしれない。
運命的な作品である。
235 :
吾輩は名無しである:04/07/14 02:04
「こころ」
まったくスレ違いで申し訳ないが
>>227の時オカは俺も同意だ。
最高傑作だったと思う。
236 :
吾輩は名無しである:04/07/14 08:15
>>235 そうか?SFC版のトライフォースもよかったと思うが。
無ジュラは糞やな
夏になったら若者は「異邦人」
人生にちょっとくたびれかけてきた人は「悲しき熱帯」
を読むにきまっとろうが!(w
238 :
吾輩は名無しである:04/07/28 15:21
ドン・キホーテが良かったよ。
239 :
吾輩は名無しである:04/07/28 15:58
「陥没地帯」蓮實 重彦
240 :
吾輩は名無しである:04/07/28 16:03
黒い時計の旅
ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」
まだ読了してませんが、燃える茨の章に僕はまた生きよう!
と立ち上がりました。
僕も友情と愛とを同時に失ったけど、
諦めちゃいけない!戦わなきゃいけない!
やるべきことが残されている!
と、今、自分を捨ててその友と向き合ってます。
読了したあとに、生涯の一冊になっていることを願ってます。
242 :
吾輩は名無しである:04/07/29 07:44
>>1-241 おまいらレベル低すぎ!!!
開高健『夏の闇』にきまっとるだろうが!!!!!!!!!!!!
243 :
吾輩は名無しである:04/07/29 11:15
ミヒャエルエンデ 「鏡の中の鏡」
すまん、よくよく考えたらもっといい小説があったわ。
開高健 「夏の闇」
245 :
吾輩は名無しである:04/07/29 13:54
マーク・トウェイン『不思議な少年』
すまんすまん、肝心なものを忘れていた(鬱)
灯台もと暮しってやつだな(笑)
開高健 『夏の闇』
死ね
「輝ける闇」「夏の闇」「花終る闇」
「敗れた繭」「夜と陽炎」「珠玉」・・まとめてよめ
249 :
吾輩は名無しである:04/07/29 16:23
250 :
吾輩は名無しである:04/07/29 16:52
ジョージ・オーウェル 動物農場
スコット・フィッツジェラルド グレート・ギャツビー
谷崎潤一郎 卍
小島信夫 抱擁家族
中上建次 岬
>248
開高健は小説よりノンフィクションが魅力。と個人的に思う。
普通にスレイヤーズ
北杜夫の楡家の一族
夏目の夢十夜
254 :
吾輩は名無しである:04/07/29 19:54
家畜人ヤプー
255 :
吾輩は名無しである:04/07/29 21:17
「夏の闇」たいくつすぎ 「パニック」おもしろかった
256 :
吾輩は名無しである:04/07/29 21:19
丸山健二「サテンの夜」
257 :
吾輩は名無しである:04/07/29 21:19
ドグラマグラ
258 :
吾輩は名無しである:04/07/29 21:21
豊饒の海by三島
259 :
ツルゲーネフ:04/07/30 18:26
はつ恋
サガン「悲しみよこんにちわ」
261 :
吾輩は名無しである:04/07/30 23:06
九十九十九
戦争と平和だろ
レム「ソラリス」
「ジョン・レノン対火星人」
バカらしくて、汚くて、いやらしくて、子供っぽくて、くだらないんだけど、
なぜか泣けるんだよなぁ・・・
266 :
吾輩は名無しである:04/07/31 17:52
かもめのジョナサン - リチャード・バック(翻訳:五木 寛之)
267 :
吾輩は名無しである:04/08/01 17:16
268 :
吾輩は名無しである:04/08/01 21:49
マルケン「正午なり」
269 :
吾輩は名無しである:04/08/01 21:51
砂の女
270 :
吾輩は名無しである:04/08/01 21:51
砂の女
271 :
吾輩は名無しである:04/08/02 15:17
三国志(吉川英治)
これ読んだこと無い奴は日本国民に非ず(なんてねw)
272 :
吾輩は名無しである:04/08/02 15:53
奇貨置くべし
273 :
吾輩は名無しである:04/08/02 17:13
上海
274 :
吾輩は名無しである:04/08/02 18:47
谷崎潤一郎「鍵」
275 :
吾輩は名無しである:04/08/02 19:55
本当に頂点の作品があるならそればかり上がるはずで、
そうじゃないってことは個人によって好みは違うという当然の結果。
そんな本が好きなのか、と言われても気にしないようにします
(=゚ω゚)?
277 :
吾輩は名無しである:04/08/02 22:45
サン・テグジュペリ『人間の土地』
地球も人類も自分も、この上なく貴重でかけがえなく感じる一冊。
>>231 泣けるよね…
エンタとして最高に好きなのは
ユーゴー『レ・ミゼラブル』
デュマ『モンテ・クリスト伯』
278 :
吾輩は名無しである:04/08/02 23:05
「沈黙」
「深夜特急」沢木耕太郎
読む度に仕事やめて旅立っちゃうよ。なので最近は読んでません。
280 :
吾輩は名無しである:04/08/02 23:54
レミゼラブル
281 :
吾輩は名無しである:04/08/03 17:22
「ガラテイア2.2」リチャード・パワーズ
282 :
吾輩は名無しである:04/08/03 17:52
石川淳「紫苑物語」
中勘助「銀の匙」
三島由紀夫「豊饒の海」
リチャード・パワーズ「舞踏会へ向かう三人の農夫」
ヴァージニア・ウルフ「波」(これは原書がやっぱり凄い)
283 :
吾輩は名無しである:04/08/03 18:16
ファイトクラブ
サバイバー
インヴィシブル・モンスターズ
チョーク!
キャッチ22
高橋源一郎 「さようなら、ギャングたち」
286 :
吾輩は名無しである:04/08/04 14:35
「世界の中心で愛を叫ぶ」
これしか無いじゃん。
あんたら馬鹿???
本当にどうしようもないね。
くだらない作品ばかり読んでてさ。
287 :
吾輩は名無しである:04/08/04 15:17
世界の中心で愛を叫ぶは、映画は最低だった。
是枝監督は愛というものを知ってるのだろうか?
深く考えたことはあったのだろうか?
288 :
吾輩は名無しである:04/08/04 16:00
ウァ゛ー
∧ ∧γ⌒'ヽ
(,, ・∀i ミ(二i
/ っ、,,_| |ノ
〜( ̄__)_) r-.! !-、
`'----'
扇風機の真ん中でアーをさけぶ
289 :
吾輩は名無しである:04/08/04 16:05
夏目漱石のこころ
290 :
吾輩は名無しである:04/08/04 18:35
「世界の中心で愛を叫ぶ」
これしか呼んで無い。
おいら馬鹿???
本当にどうしようもないね。
くだらない作品だけしか読んでなくてさ。
291 :
吾輩は名無しである:04/08/04 18:55
中井英夫「光のアダム」
村上春樹「ノルウェーの森」
宮本輝「オレンジの壷」
澁澤龍彦「秘密結社の手帖」
292 :
吾輩は名無しである:04/08/05 20:44
稲垣足穂「一千一秒物語」
ゾラ「居酒屋」
この辺かな?
293 :
吾輩は名無しである:04/08/05 21:07
橋本治「窯変 源氏物語」
294 :
吾輩は名無しである:04/08/05 23:51
正午なり
295 :
吾輩は名無しである:04/08/06 00:20
筒井康隆
『 最後の喫煙者 』
296 :
吾輩は名無しである:04/08/06 20:07
大いなる助走by康隆 笑える
秘密by東野 泣ける
297 :
吾輩は名無しである:04/08/06 22:30
「おこげ平和論」山野原石著
298 :
吾輩は名無しである:04/08/07 01:27
伊集院静『白秋』
299 :
吾輩は名無しである:04/08/07 03:54
俺はシュールなのが好きなんですけど「稲中」かな
300 :
吾輩は名無しである:04/08/07 15:55
小島信夫「アメリカンスクール」
太宰治「斜陽」
安岡章太郎「海辺の光景」
高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」
マルケン「サテンの夜」
301 :
吾輩は名無しである:04/08/07 15:59
「蹴りたい背中」綿矢りさ著
いつも全然本を読まないんですがこんなに感動した本ははじめてです。
天才ってこういうひとのことを言うんだと思いました。
文学にもオリンピックがあったら絶対日本代表にえらばれると思います。
最高とは唯一のものではないのか?
アサダテツヤ マージャンホウロウキ
303 :
吾輩は名無しである:04/08/07 17:50
最高健「裸の王様」
304 :
吾輩は名無しである:04/08/08 00:17
ムスビノヤマヒロク 半村良
305 :
吾輩は名無しである:04/08/08 00:27
「戦争と平和」
長いが後半は最高だ。これぞ文学といえる小説。
306 :
吾輩は名無しである:04/08/08 06:32
「プレイボール」ちばあきお
307 :
吾輩は名無しである:04/08/08 09:59
アントニオ・タブッキ「インド夜想曲」
これぞ文学という感じ。エンターテインメントではない。
308 :
吾輩は名無しである:04/08/08 10:48
開高健『輝ける闇』
309 :
吾輩は名無しである:04/08/08 14:17
310 :
吾輩は名無しである:04/08/08 16:04
>>309 そういう風に釣られているお前のほうがww
大江「われらの時代」
312 :
吾輩は名無しである:04/08/09 01:11
「おこげ平和論」山野原石著
314 :
吾輩は名無しである:04/08/10 14:12
315 :
吾輩は名無しである:04/08/10 16:12
「おこげ平和論」山野原石著
ドスの「悪霊」とカフカの「城」だな、やっぱり
317 :
吾輩は名無しである:04/08/10 17:44
藤枝静男『空気頭』
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
318 :
吾輩は名無しである:04/08/10 20:39
319 :
吾輩は名無しである :04/08/10 20:41
サザエさん一家の秘密
320 :
吾輩は名無しである:04/08/10 20:43
宮沢賢治「山神ときつね」
321 :
吾輩は名無しである:04/08/10 20:46
シドニー・シェルダンとか
322 :
吾輩は名無しである:04/08/10 20:51
シェルニー・ドルダンとか
323 :
吾輩は名無しである:04/08/10 20:54
シドニー・シェルダン全般
黒柳徹子のとっとちゃんは?
あれ小説だっけ?
あんなに売れたのに。
325 :
吾輩は名無しである:04/08/11 07:51
「おこげ平和論」山野原石著
326 :
吾輩は名無しである:04/08/11 11:52
327 :
吾輩は名無しである:04/08/11 12:55
いやあ、やっぱり幸田ビリュティス『穢れなき罪』だろう。
読んでいない奴は猿。
興味がある奴は探してね〜★
328 :
吾輩は名無しである:04/08/13 06:35
バタイユ「眼球譚」
329 :
吾輩は名無しである:04/08/13 09:38
ぐりとぐら。世界的名作
330 :
吾輩は名無しである:04/08/13 18:36
キキとララ。
331 :
吾輩は名無しである:04/08/13 18:43
ドストエフスキー、トルストイ共著 「戦争と罰」
332 :
吾輩は名無しである:04/08/14 04:44
333 :
吾輩は名無しである:04/08/14 12:45
何だ。何なんだ。釈然としないものを見た。あぐらを掻いて座っている。月明かり
が、すれ違う時に出て、輪郭と顔が少し見えた。彼はおかしい。彼は不自然で、あ
まりに非人間的だ。彼というより、それ、といった方が余程正しい。言葉尻を云々
する訳ではないが、やはり、それ、だ。ミロのヴィーナスには両腕が無い。それに
は両腕はあった。それでも、彼女の方が断然人間的だ。私は、彫刻家でもないし、芸
術家でもない。無論、その造詣もなけば、知識などない。ただ教科書で一度見ただ
けだが、言える。彼女は人間だ。それは人間ではない。人であるとすれば、あまり
にも醜悪だ。不快だ。人ではない。そもそも、人の定義は、何だ。私は人だ。
私は四肢がある。彼には、足は見えないが、両腕はあった。上半身の輪郭は見えた。
顔は大方見えた。鼻があった。口はよく見えなかった。が、薄ら、見えた。
目はまったく見えなかった。違う。目鼻ではない。そんな枝葉の違いでは無かった。
言うならば燕と雀の違いだ。もう一度頭の中でその輪郭をなぞってみる。そうだ。
肩幅が狭かった。そこが異常だったのだろうか。違う。狭いといっても、女の肩幅
程度だった。いやひょっとしたらそれは女なのかも知れない。肩幅の狭さの他に
おかしなところといえば、あぁ、面倒だ。そう。戻ればいいのだ。戻って、見れば
いいのだ。戻る。それの影が見える。幸い、月が出ていて、明るい。段々見えて
くる。肩幅がおかしい。左右で幅が大きく違う。右だけ狭すぎる。まるで食われた
ようだ。その前に来た。あぁ、蛇だ。白い蛇が人にたかっている。赤いのは血か。
いや、これも蛇か。そういえば緑と青のところは服かと思えば、それも蛇だ。なる
ほど。目が見えなかったのも無理は無かった。大蛇だ。黒く、太い大蛇が、目の
ところに巻きついている。あぐらを掻いている足も、蛇か。ははぁ。なるほど。
いささか興奮してきたようだ。足が根をはったように動かない。全身が震えて
くる。涙が出そうだ。腰がぬけそうだ。あぁ、怖い。腰に茶色でまだら模様の蛇
が巻きついてくる。全身から力が抜けていく。黒の大蛇が首に巻きついてきた。
あぁ、ぬるりと感触がした。血か。体液か。苦しい。
335 :
我輩は名無しである:04/08/14 23:36
「私の好きな世界の街」兼高かおる
文章がひどいというより、すべてがめちゃくちゃだな。
と、今日もきれいに釣られてみたダンディーな俺。
337 :
吾輩は名無しである:04/08/17 13:01
オリンピックということで「オリンポスの果実」をあげておこう。
『赤目四十滝心中未遂』 車谷長吉
『世界の終わりの終わり』 佐藤友哉
『超人計画』 滝本竜彦
339 :
吾輩は名無しである:04/08/22 17:00
遠藤周作の沈黙。
なぜノーヘル賞を与えなかったのか教えてほしい。
341 :
吾輩は名無しである:04/08/23 13:00
342 :
吾輩は名無しである:04/08/23 13:02
↑
小説じゃなくてスレ違い、スマソ。でもいい話だお。
金メダルは一人じゃとれないもんだって、よくわかった。
>>341 「プロジェクトX」が早速飛びつくと思われw
344 :
吾輩は名無しである:04/09/01 19:19
貴志祐介の『クリムゾンの迷宮』
瀬名秀明の『パラサイト・イウ”』
この2冊は良かったな
345 :
吾輩は名無しである:04/09/01 20:05
開高健の『夏の闇』
これは戦後文学の最高頂点のひとつ
346 :
吾輩は名無しである:04/09/02 01:39
埴谷雄高「死霊」
島田雅彦「彼岸先生」
夏目漱石「吾輩は猫である」
ここら辺が好きです。
今は京極夏彦シリーズにはまってます。
347 :
吾輩は名無しである:04/09/02 03:26
池澤夏樹 「スティルライフ」
読んでみてちょ!
348 :
吾輩は名無しである:04/09/03 01:57
竹取物語
にゃんたんのゲームブック
「ウォーリーを探せ」
人気だからガイシュツかもな〜
同時代ゲーム
352 :
吾輩は名無しである:04/09/09 18:04
海外には実験小説が多いって聞きます。
たとえばどの章から読み始めても、
ぐるっと回ってちゃんと意味をなすとか(笑)。
そういうのに詳しいかた、いたら作品名を教えてください。
実験ってほどじゃないと思うけど、
ポールオースターあたりは入りやすい
って今さらか すまん
『トム・ソーヤの冒険』
355 :
吾輩は名無しである:04/09/09 23:30
宝島
>>352 スティーヴン・ミルハウザーの和訳をお薦めします。
英語で読むならナボコフ、ジョイスが王様です。
薔薇の名前 エーコ
358 :
吾輩は名無しである:04/09/10 01:27
石川達三 「青春の蹉跌」
高行健「霊山」
360 :
吾輩は名無しである:04/09/10 18:36:53
武田泰淳 「審判」
361 :
吾輩は名無しである:04/09/16 23:58:13
カフカ 「審判」
スタインベック「怒りの葡萄」
北杜夫の「幽霊」
読めば読むほど味わいがある文章。
364 :
吾輩は名無しである:04/10/13 21:12:41
読んでないけど「聖書」
365 :
吾輩は名無しである:04/10/13 21:49:22
シリトー「長距離走者の孤独」
366 :
吾輩は名無しである:04/10/13 22:17:53
古井由吉「野川」
367 :
吾輩は名無しである:04/10/14 22:51:55
スタインベック
「怒りの葡萄」
368 :
吾輩は名無しである:04/10/16 11:09:56
豊饒の海、グレートギャツビー
ベタだね。
何も考えずに字を追うだけの楽しみ
という見方だと「亡国のイージス」が面白かった。
マジレスすると、
ギブスンの「ニューロマンサー」
もちろん翻訳だけど。
あんなに苦労して小説を読んだのは初めてだったし、
ケイスがニューロマンサーと出会うシーンは背筋が凍るほどの感動を覚えた。
鯨統一郎
「邪馬台国はどこですか」
文学じゃないけど。
371 :
吾輩は名無しである:04/10/22 15:30:41
「おこげ平和論」山野原石著
372 :
我が輩は名無しである:04/10/22 17:14:22
稲葉稔『二十歳の変奏曲』
373 :
吾輩は名無しである:04/10/22 19:42:20
いろいろよんだけど、どの小説も、自分に降りかかった悲しい出来事よりも
悲しくなかったし、読書が実体験を上回る思い出となることはこれからも決して
ないだろう。逆に言えば、自分でいろいろな体験するからこそ、本も面白くなる。
例えば、生まれてから一度も「恐ろしい」って思いをしたことがないやつは、
どんな恐怖小説を読んでも怖いとは思わないだろう。
374 :
吾輩は名無しである:04/10/22 20:43:29
>>374 自分に降りかかった悲しい出来事
このあたりに力点があると思われる
実際に体験してみなければ(体験していなければ)、物語に共感することは出来ないってことか?
悲しいと思ったことのない奴は、悲劇小説を読んでもその物語が悲しいものだと認識できないから
378 :
吾輩は名無しである :04/10/24 22:28:13
プラトン『国家』
哲学書としてじっくり読むのでなく、軽く読み流せば、
そこらの小説より面白い。
379 :
;;;:04/10/25 03:47:34
中島敦「李陵(りりょう)」
ヘッセ「荒野のオオカミ」
最初はだるいけどヘルミーネが出てきてからの中盤→終盤はすごい。
外国の作品は原書で読むこと。
つまり日本語でよいと感じたのは翻訳者のセンスの良さ。
382 :
吾輩は名無しである:04/10/28 03:29:30
カミュ「異邦人」はよかたよ
ベタだから敬遠してたんだけど、なんかもう、すごかた
前半は案外退屈だけどね
後半は鳥肌実だた
独白のシーンとかね
ぜひ、おまえらも読んでください
383 :
吾輩は名無しである:04/10/28 08:03:50
大谷崎「春琴抄」
おまいら読んだのか?
日本文学の金字塔だぞ
谷崎は『少将滋幹の母』が最高という伊藤整の説があって、
ワイは『春琴少』と比べて、前者の方がイイと思うた。
金字塔と白金字塔と言い換えてもよい。
『 刺青 』 だろ
『瘋癲老人日記』だろ
387 :
吾輩は名無しである:04/10/29 00:11:35
388 :
吾輩は名無しである:04/10/29 04:39:06
辻仁成 ピアニッシモ
390 :
吾輩は名無しである:04/10/30 01:22:05
大江健三郎はいくつか読んだけど、「個人的な体験」
が一番震えた。あとは三島由紀夫の「仮面の告白」かな。
ジャンクリストフ既出ですね。高校生の頃夢中で読んだ。
391 :
白痴:04/10/30 10:30:47
ソシールの一般言語学講義はすごいぞ!どこで売っているか知っている?
392 :
吾輩は名無しである:04/10/30 20:07:00
蹴りたい田中
393 :
吾輩は名無しである:04/10/31 07:47:37
「箱男」
日本文学の到達点の一つだと思ふ
ググりゃ出るけど
一応「著者」と「作品名」くらいは最低書こうぜ
395 :
吾輩は名無しである:04/10/31 15:57:11
かぜのうた〜〜 むらか〜〜〜
396 :
吾輩は名無しである:04/10/31 18:53:36
お前らの全部読んでやんねー
ガリは( ゚Д゚)イッテヨシ
398 :
吾輩は名無しである:04/10/31 20:13:09
りんごの木の上のおばあさん。
小学時代「走れメロス」
中学時代「少年」(北杜夫)
高校時代「車輪の下」
大学時代「ジャン・クリストフ」
20歳代「邪宗門」(高橋和巳)
今 「賭博者」
今まで文学作品、小説は何一つ読んでないです。
夏目漱石とかも学校で習った昔のおっさんというくらいです。
一番のオススメを教えてください。
こんなすごい小説があるんだとか思えるようなのがいいです。
402 :
吾輩は名無しである:04/11/02 18:29:44
403 :
吾輩は名無しである:04/11/02 22:04:59
ドグラマグラ
404 :
吾輩は名無しである:04/11/02 22:37:16
地下室の手記
ドストエフスキー
405 :
吾輩は名無しである:04/11/02 22:40:40
ベタだけどやっぱ
「ライ麦畑でつかまえて」
406 :
吾輩は名無しである:04/11/02 22:51:18
>>401
面白さを求めてるなら、一般書籍板のほうがいいんじゃないかな。
文学板の常連が上げるような文学的に凄い作品は、いきなり読んでもきつい
だけだと思うよ。ある程度の教養とかもほしいし。
407 :
吾輩は名無しである:04/11/03 14:35:19
巨人引力
408 :
吾輩は名無しである:04/11/03 19:19:10
超短編だけれど、新田次郎の「殉職」
410 :
吾輩は名無しである:04/11/06 10:47:15
ドグラマグラ
金閣寺
沈黙
夏目漱石「夢十夜」
第一夜が最高。
412 :
吾輩は名無しである:04/11/06 19:47:55
「こころ」
「ずっと、ずっと、あなたのそばに」
(「いま、会いにいきます」がもとになってる)
413 :
吾輩は名無しである:04/11/06 23:49:58
踊る地平線
415 :
吾輩は名無しである:04/11/17 18:01:50
416 :
吾輩は名無しである:04/11/17 21:49:05
北條民雄『いのちの初夜』
417 :
吾輩は名無しである:04/11/17 22:08:23
現代日本文学なら『砂の女』(安部公房)で決まりだろう。
みんな、正直になれよ。
418 :
吾輩は名無しである:04/11/17 22:09:26
個人的には『海辺の光景』
419 :
吾輩は名無しである:04/11/17 22:10:54
小幡亮介『欲望』
小幡さーん。。。
420 :
吾輩は名無しである:04/11/17 22:29:10
森見登美彦「太陽の塔」
421 :
吾輩は名無しである:04/11/17 22:38:58
山田風太郎「幻燈辻馬車」
422 :
吾輩は名無しである:04/11/17 22:42:06
長谷川修「遥かなる旅へ」
423 :
吾輩は名無しである:04/11/18 05:30:20
天童荒太「永遠の仔」
村上龍「希望の国のエクソダス」
新しすぎて文学じゃないか
424 :
吾輩は名無しである:04/11/18 23:17:32
『静かなるドン』新田たつお
425 :
吾輩は名無しである:04/11/19 17:27:39
南雲海人「コカイン」
426 :
吾輩は名無しである:04/11/19 17:34:44
シムノン「メグレと若い女の死」
427 :
吾輩は名無しである:04/11/19 22:31:59
安部公房『砂の女』
カフカ『変身』
428 :
吾輩は名無しである:04/11/20 03:34:09
「蠢くもの」葛西善蔵
429 :
吾輩は名無しである:04/11/20 18:06:44
虐げられた人々 ドスト
430 :
吾輩は名無しである:04/11/20 19:20:30
魁 男塾
431 :
吾輩は名無しである:04/11/22 15:33:49
>370「邪馬台国はどこですか?」禿同。
たしかに文学じゃないけど、面白さだけならここ10年ぐらいで一番面白い。
432 :
吾輩は名無しである:04/12/06 13:22:57
良すレだと思うので上げときます
もっと教えて
433 :
吾輩は名無しである:04/12/06 13:33:56
枯木灘 中上健次
434 :
吾輩は名無しである:04/12/07 19:25:37
リルケ 『マルテの手記』
435 :
吾輩は名無しである:04/12/08 18:35:20
死霊
436 :
吾輩は名無しである:04/12/08 23:12:24
安部公房 燃え尽きた地図
フィリップ・K・ディック 火星のタイムスリップ
夢野久作 ドグラマグラ
阿佐田哲也 麻雀放浪記
437 :
吾輩は名無しである:04/12/09 00:05:57
重松清 日曜日の夕刊 文学性があるのかとかはわかんないけどすごい感動する
438 :
吾輩は名無しである:04/12/09 07:38:39
ヘミングウェイの老人と海は簡単明瞭平明な言葉で書かれているのに
高評価を博しているのがすごい。
谷崎や大江のように小難しく書くのが文学の王道かもしれないが
ヘミングウェイも一つの文学の到達点だと思う
439 :
吾輩は名無しである:04/12/09 13:08:45
ダヴィンチ・コードは面白かったよな?
最高をひとつにしぼるのは無理じゃないすか。
作者名をド忘れしたが、「航路」も傑作と思う。(ほら、臨死体験ものの)
実は『ガープの世界』で「文学は面白い」と思うきっかけをもらった。
441 :
吾輩は名無しである:04/12/09 22:36:49
出家とその弟子・・・・以上
442 :
吾輩は名無しである:04/12/09 22:46:35
ヘッセの「車輪の下」かなあ。
443 :
吾輩は名無しである:04/12/09 22:58:45
過負荷の返信かな?
444 :
吾輩は名無しである:04/12/09 23:08:52
ドスト『カラマーゾフ』
ジッド『贋金使い』
カミュ『異邦人』
カフカ『城』
セルバンテス『ドンキホーテ』
漱石『彼岸過迄』
中島敦『李稜』
中上『千年の愉楽』
445 :
吾輩は名無しである:04/12/09 23:35:08
寺山修司「あゝ荒野」
ぐりとぐら
447 :
吾輩は名無しである:04/12/10 00:58:53
那須正幹「それいけズッコケ三人組」
神林長平「戦闘妖精・雪風」
小松左京「雨と、風と、夕映えの彼方へ」
「地球になった男」
小松重男「代金百枚」
吉村昭 「戦艦武蔵」「総員起シ」「漂流」
夏目漱石「それから」「こころ」
森雅裕 「マンハッタン英雄未満」
アーサー・C・クラーク「楽園の泉」
449 :
AFC:04/12/12 13:55:59
フローベール『感情教育』
バルザック『従兄ポンス』
450 :
吾輩は名無しである:04/12/12 22:14:02
宮本輝最高やな。何であんなん書けるんやろ…あ、ドナウ〜は失敗や思うわw
「国銅」帚木葎生
452 :
兵長:04/12/29 18:16:15
電撃文庫の『キーリ』最高!マジおもしろい!なんといっても絵がキレイだし中身もすっごくいい
453 :
吾輩は名無しである:04/12/30 12:40:03
村上春樹「義母が巨乳で我慢できない」
454 :
吾輩は名無しである:04/12/30 23:32:57
「アフリカの日々」アイザック・ディネーセン
他、いろいろ。「作家の陰口を言う編集者が〜〜」のスレッドで
いくつかのせてしましました。
455 :
吾輩は名無しである:04/12/30 23:34:27
嵐が丘
456 :
455:04/12/30 23:36:05
>>455 私は断然
WutheringHeights
「夏の闇」を挙げた人、実際は一人?
「感情教育」はいい
458 :
吾輩は名無しである:04/12/31 18:05:26
夏目漱石「こころ」
金原ひとみ「アッシュベイビー」
459 :
吾輩は名無しである:04/12/31 18:34:08
夏目漱石「坊ちゃん」
落ち込んだ時とかにあの文章読むとすっきりする。
460 :
吾輩は名無しである:05/01/13 03:43:31
ho
461 :
吾輩は名無しである:05/01/13 14:03:54
バロウズの「裸のランチ」を英字で読んだ、理解したようで理解できないが理解できたのだろうか
462 :
吾輩は名無しである:05/01/13 14:08:21
火山の歌(丸山健二)
463 :
もとき:05/01/16 17:16:37
「さよならブラックバード」はよかったです。
464 :
吾輩は名無しである:05/01/17 07:40:08
グランド・フィナーレ
465 :
吾輩は名無しである:05/01/18 10:40:49
age
466 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/27 00:44:40
ts
カラマーゾフでしょ、やっぱ
468 :
吾輩は名無しである:05/01/27 17:39:53
倭: 「山月記」:中島敦
米: 「スローターハウスNo5」:カート・ヴォネガット
中: 「三国志演義」:誰だっけ?
露: 「収容所群島」:なんとか・ソルジェニーツィン
独: 「ブリキの太鼓」:ギュンター・グラス
伊: 「不在の騎士」:イタロ・カルビーノ
仏: 「レ・ミゼラブル」:ビクトル・ユーゴー
英: 「ガリバー旅行記」:スウィフト
南米:「百年の孤独」:ガブリエル・ガルシア・マルケス
我ながら一貫性がないねー。一部、題、名前間違ってたら、スマソ。
469 :
吾輩は名無しである:05/01/27 17:46:29
北斗のけん
470 :
吾輩は名無しである:05/01/27 17:52:33
巨大な初恋
471 :
吾輩は名無しである:05/01/27 18:11:22
また宣伝か↑。
マッカラーズの「心は孤独な狩人」。
新潮文庫版を持ってるが、宝物だ。
数年に一度しか読み返さないが。
473 :
吾輩は名無しである:05/02/12 18:20:44
>>438 谷崎のどこが難解なのだ?
しかも大江と並べるなんて・・・・
『痴人の愛』の平易さを見よ。
『美食倶楽部』の平易さを見よ。
474 :
吾輩は名無しである:05/02/12 19:10:04
>>473 俺はドストエフスキーよりも吉本バナナのほうが難解だとおもうが
475 :
吾輩は名無しである:05/02/12 19:13:01
>>474 それは、貴殿の頭が現在の当たり前なことについてこれていないだけなのでは・・・・・
日: 中上健次、泉鏡花
英: スターン
米: ピンチョン
中: 老舎
仏: シモン
露: ゴーゴリ
独: ムージル、ゲーテ
伊: カルヴィーノ、ダンテ
西班: セルバンテス
南米: ボルヘス
東欧: チャペック
477 :
伏見の我王:05/02/13 04:32:20
火の鳥 鳳凰編
478 :
吾輩は名無しである:05/02/14 12:01:57
ジーン・アウルの 大地の子エイラ シリーズ
のめりこんでる。早く続刊でないかな
山田詠美「ひざまずいて足をお舐め」
480 :
吾輩は名無しである:05/02/15 01:00:31
ドスト多いな。トルストイはどうや?
481 :
吾輩は名無しである:05/02/15 02:43:46
「女の一生」モーパッサン
秤の針も振り切れるぜっ!!!・・と。
482 :
吾輩は名無しである:05/02/15 03:01:16
異邦人のどこにおもしろさをかんじたのですか?不条理の哲学ってのがいまいち・・・
483 :
吾輩は名無しである:05/02/15 03:06:01
異邦人は、感動する人としない人分かれそうだよね。
俺は最高だと思った。人生の分岐点になったわ。
484 :
吾輩は名無しである:05/02/17 02:35:52
>483 ちょっとしつこいかもしれないけど何で感動したのか教えてください。
私にはあの哲学がうまく飲み込めなっかたので
485 :
吾輩は名無しである:05/02/20 22:40:55
ゼーバルト アウステルリッツ
486 :
吾輩は名無しである:05/02/21 18:16:08
夢野 久作 「少女地獄」
487 :
吾輩は名無しである:05/02/21 22:31:40
伊藤左千夫『野菊の墓』
488 :
吾輩は名無しである :05/02/22 19:00:53
ヘミングウェイ「日はまた昇る」「老人と海」
489 :
吾輩は名無しである :05/02/22 19:10:37
レイモント「正義」
ツルゲーネフ「猟人日記」
490 :
吾輩は名無しである:05/02/22 21:18:41
ありきたりだけど、
ヴィクトル=ユーゴーの『レ=ミゼラブル』
阿部公房『砂の女』
村上春樹『風の歌を聴け』
森鴎外 『高瀬舟』
Stefan Zweig 『Schachnovelle』
George Orwell『1984』
492 :
吾輩は名無しである :05/02/22 22:37:09
グリーン「第三の男」
493 :
吾輩は名無しである:05/02/22 22:45:30
三島由紀夫 春の雪
494 :
吾輩は名無しである :05/02/23 02:22:36
コンラッド「闇の奥」
495 :
吾輩は名無しである :05/02/23 03:35:56
ウェルズ「タイムマシン」「透明人間」「宇宙戦争」
496 :
吾輩は名無しである :05/02/23 03:42:19
カフカ「変身」
497 :
吾輩は名無しである :05/02/23 03:46:48
パステルナーク「ジェーニャ・リュヴェルス」
498 :
吾輩は名無しである:05/02/23 03:49:11
ショーロホフ「ドン物語」
499 :
吾輩は名無しである :05/02/23 03:57:25
サルトル「言葉」
500 :
吾輩は名無しである :05/02/23 03:59:49
ブロッキー「ヴェネツィア」
501 :
吾輩は名無しである:05/02/23 04:12:15
アンドリッチ「ドリナの橋」
502 :
吾輩は名無しである:05/02/23 04:14:27
ランドルフィ「カフカの父親」
503 :
吾輩は名無しである :05/02/23 04:33:41
ジョイス「ダブリンの市民」
504 :
吾輩は名無しである:05/02/23 11:53:46
大槻ケンヂ グミチョコレートパイン
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
マン『魔の山』
おまけで志賀直哉「剃刀」
…なんでこれが上記二作に並んで最高傑作に入るのか
自分でもよくわからんのだが、好きでたまらない
506 :
吾輩は名無しである:05/02/25 03:46:50
いやいや、すごい分かるよ
マジレス……だと受け取っていいんだよな?
>>506 瞬間の狂気の発露が怖くって、ひやりとさせられる小説だよね「剃刀」
自分はどこがよいのかうまく言語化できないよ
わかると言ってくれた506氏の意見をきいてみたいが……、スレ違いになるかな
508 :
吾輩は名無しである:05/02/25 23:34:58
読んだのは大分前だから、もうあやふやな脳内イメージだが
遠くからは祭りのお囃子の音が聞こえていて、店内は明かりはついてるものの青白く薄暗い
風邪で熱のある理容師の湿った息がそのよどんだ空気を微かに乱している
ぼんやりしてくる視界、剃刀を研ぐ音、あと少しというところで誤る手、ぷくりと浮かんでくる一粒の赤い血
その後惨劇が起こりそうでもあるし、またそれ以上何事もなく終わりそうでもある
「城崎にて」が好きな自分としては認めたくない作風だが、この緊迫感は認めないわけにいかなかった、とマジレス
レスありがとう。そう、あの作品の要は緊迫感だよな、やっぱり。
で、その張り詰めた緊張が最後にプツリと切れるところで、
読者は突き放されたような感覚に陥る。主人公が読者の理解を超えた行動をするせいで。
まあ、つまるところ緩急が見事な短編小説ってことになるのだろうかね。
ところで
>>508を読んでて改めて思ったんだが、「剃刀」はもの凄く映像的な作品なんだろうな。
映像化したらドイツの表現主義映画みたいになりそう。
510 :
吾輩は名無しである:05/02/26 17:24:48
お邪魔してすいません。私も「剃刀」は傑作だと思います。
芳三郎、お梅夫婦のやりとりの描き方が素晴らしいです。
刃物つながりで、「氾の犯罪」という作品もこれに劣らぬ絶品だと
思うのですが・・
511 :
?a´?y?I´?1/4?3?μ?吾輩は名無しである:05/03/03 02:59:24
刃物つながりなら鏡花の『註文帳』。いたたたたた。
512 :
吾輩は名無しである:05/03/03 13:23:52
513 :
吾輩は名無しである:05/03/03 20:44:49
山本周五郎 さぶ
514 :
吾輩は名無しである:05/03/13 08:46:09
ジョン・バース「キマイラ」
515 :
吾輩は名無しである:05/03/14 19:46:43
奥泉光「鳥類学者のファンタジア」
516 :
吾輩は名無しである:05/03/14 19:58:58
読み手の力量によって
変化する作品が名作であって
しかも作者の領域を超えて
無限の解釈ができる作品は数えるほどしかない。
大抵は、作者の思想や偏見がどうしても反映されてしまうし
自分自身が投影されて世界を狭くしてしまっている。
amazonレビューで100人くらいレビュアーがいて
全て五つ星って作品はなかなかないね。
517 :
吾輩は名無しである:05/03/14 21:28:49
信者でもなんでもないが、初期の大江健三郎の作品群を推奨したい。
最高傑作の芽むしり、珠玉の短篇、鳩。性的人間辺りからつまらなくなったのは致し方ない。
われらの時代に生まれてみたかった。
文章レベルでは万延元年や同時代ゲームの方が上と思うがどうか
519 :
吾輩は名無しである:05/03/15 18:59:06
マディソン郡の橋
520 :
吾輩は名無しである:05/03/15 22:52:05
『木曜の男』、吉田健一訳!その次は原作。『サーニン』もいい。
521 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 10:26:21
『TUGUMI』 吉本ばなな
『センセイの鞄』 川上弘美
『恋愛偏差値』 山本文緒
残りの人生でこれらよりも素晴らしい本に出会えるとは思っていない。
すべての人にとっての必読書!
522 :
吾輩は名無しである:2005/03/23(水) 10:28:17
間違えました。『恋愛中毒』です。
523 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 00:02:57
落合信彦
「アメリカよあめりかよ」
524 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 13:39:20
楡家の人びと by北杜夫
525 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 13:49:34
ラディゲ「肉体の悪魔」
芥川「歯車」
526 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 14:16:38
「心変わり」ビュトール
527 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 20:03:13
谷崎潤一 痴人の愛
528 :
吾輩は名無しである:2005/03/24(木) 20:37:18
彼女に5冊ほど本をプレゼントしたいのですが何が良いと思いますか?
ご教授ください。ちなみに彼女の読書歴は浅く、村上春樹の本を数冊読んだ程度なので、
なるべく平易に書かれているものを挙げて下さい。
そのうえ面白く、なおかつ為になる本であれば言うことなしです。
お願いします。いまのところ太宰の『人間失格』がセレクトされております。
>>529 レスありがとうございます。
少々値が張りますが面白そうな本ですね。
まず最初に僕が読んでみて気に入ればプレゼントしようと思います。
531 :
529:2005/03/24(木) 21:42:47
>>530 洒落た本ですよ。
邦訳が出るとは思わなかったなぁ。
長い間翻訳不可能って言われてたから。
>>531 さっそく注文しました。
アマゾンのレビューを読む限り、たしかに翻訳しにくそうな本ですね。
届くのが楽しみです。あと外装も洒落ているみたいなので、プレゼントには最適ですね。
この本の印象が薄れないように、プレゼントはこの一冊にします。
どうもありがとうございました。
>>516 >amazonレビューで100人くらいレビュアーがいて
>全て五つ星って作品はなかなかないね。
なかなかないというかあり得ないと思う。
源順?「うつほ物語」
中里介山「大菩薩峠」
吉川英治「三国志」
カフカ「変身」「城」
ブラックウッド「ウンディエゴ」
ドストエフスキー「罪と罰」
534 :
吾輩は名無しである:2005/03/25(金) 13:57:50
中島敦「山月記」
535 :
吾輩は名無しである:2005/03/25(金) 16:47:51
海外文学挙げる奴うぜーよ!
どこがいいんだ?文章に日本独特の色気がねえんだよ。
ただ自分は博識です、って誇示したいだけちゃうんかと。
ってな俺は
三島由紀夫『春の雪』
そうだよ、海外文学挙げる奴うぜーよ!
文章に日本独特の色気がねえんだよ。
ってな俺は
渡辺淳一「愛の流刑地」
…なんちって
>>516 間違いなく村上春樹はそのうちの一人。
彼の作品は無限の解釈を持つ。
世界の終り〜を読んだ時は鳥肌実だったよ。
村上春樹 「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」
538 :
吾輩は名無しである:2005/03/26(土) 11:09:44
>>537 激しく同意。アンチも多い作家であるが、今世紀最大級の作家であることも事実。
俺は 夏目漱石→中上健次→村上春樹 の系譜で現代の日本文学が形成されて来たと考えている。
539 :
吾輩は名無しである:2005/03/26(土) 11:10:22
すまん、前世紀の間違いだ。
中上健次なんてお友達以外は誉めてない 漱石と肩を並べるなんて片腹痛い
541 :
グレター:2005/03/26(土) 21:03:59
吉行淳之介「暗室」のすごさは分からないだろうな。これが分からなければ愛は分からない。
542 :
吾輩は名無しである:2005/03/26(土) 21:21:56
暗室にでも籠もってな!
543 :
吾輩は名無しである:2005/03/26(土) 21:42:28
>538
君は近代・現代を混同させてるな
中上健次→村上春樹 理解不能
それが漱石からの流れとは更に理解に苦しむ!
544 :
吾輩は名無しである:2005/03/27(日) 13:44:12
カミュ「異邦人」の良さがさっぱりわかりません。
傑作どころか、読んでいて苦痛を覚えるくらいに
退屈極まりない作品でした。みなさんはこれを読んだ時にどういう感じがしましたか?
是非お聞かせください。私は今年で27歳になるにもかかわらず、「不朽の名作」と云われている
本作品の良さをまったく理解出来ない未熟な自分に嫌気がさしてきました。
545 :
吾輩は名無しである:2005/03/27(日) 13:55:51
>>544 俺は面白かったけどな 主人公に対する思い入れみたいなもんじゃ
ないでしょうか 全ての価値観を剥奪させて自然に生きてみる
というのはちょっと憧れる 「ペスト」はよくわからなかった
こういってしまうと身も蓋もないけど、昔の文学作品はガイドみたい
なもんがあって読んだほうが、ああ、なるほど と思うとことろが
多いかもしれんな
546 :
吾輩は名無しである:2005/03/27(日) 15:58:03
中場 利一『岸和田少年愚連隊』
547 :
吾輩は名無しである:2005/03/27(日) 16:13:59
>>545 わかりました。解説書を読んでから再読してみようと思います。
これからの人生も長いことですし、そういうことを繰り返しながら名作を味わい、
じわじわと自分の感受性を磨いていこうと思います。
そういった後天的な、なかば強制的に身につけた感性は底が浅く、
上辺だけの装飾に過ぎないのかもしれませんが、とりあえず頑張ってみます。
548 :
吾輩は名無しである:2005/03/27(日) 16:19:59
おいらは、「今会いにゆきます」が、いまいち感動できなかったんだよね。
そんなにいい作品かな?どこがいいのかな?
>>543 そんなアホな思考持ってる奴が二人いるとは思えんw
537=538の自演春樹厨だろう…
しかも今世紀って
音楽のなんたらっていう村上ドラゴンの奴
あれだけはおもしろかった
552 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 09:47:48
海外文学挙げる奴うぜーよ!
どこがいいんだ?文章に日本文学独特の色気がねえんだよ。
ただ自分は博識です、って誇示したいだけちゃうんかと。
ってな俺は
三島由紀夫『春の雪』
553 :
吾輩は名無しである:2005/03/31(木) 23:04:41
夏目漱石 「こころ」
芥川龍之介 「トロッコ」「ある奉教人の死」
太宰治 「津軽」「人間失格」
554 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 02:45:40
日本文学嫌いの人は、日本文学の湿っぽさが嫌いなんだろう。
俺は日本文学は好きだし、中国文学やアラビア文学も好きだけどね。
西遊記
水滸伝
千夜一夜物語
「カラマーゾフの兄弟」未読だが
556 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 16:09:04
516>
旧約聖書のヨブ記かな?
エホバの証人の新世界訳のヨブ記が他のに比べて結構生々しいと思う。
(信者ではないよ)
557 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 21:26:04
太宰治とか椎名林檎に通じるよね林檎のギャンブルとかそうじゃん!
558 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/01(金) 22:27:23
洩れはカラマーゾフの兄弟より罪と罰の方がヨブ記に近いと思われ。。
>>553 「ある奉教人の死」 は良いね!俺も好きだ。
560 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/02(土) 01:32:54
ヤコブセンの「お前と無理心中」
リルケ『マルテの手記』『ミュンヘンにて』
ドストエフスキー『罪と罰』
夏目漱石『こころ』
芥川龍之介『河童』
遠藤周作『悲しみの歌』
太宰治『斜陽』
原民喜『心願の国』
562 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/02(土) 01:55:26
ムハマド・カウィ『刑務所生活』
>>554 俺も東洋文学の奔放な想像力が発揮された作品は好きよ。
アラビアンナイト、聊斎志異、マハーバーラタ、法華経、華厳経・・・
スケールでかすぎ!!
アラビアンナイトは岩波マルドリュス版、ちくまマルドリュス版、ちくまバートン版、
東洋原典版と4種類も翻訳揃えてしまった(アホw)。
そこまでするなら勉強して原典読めよってな話だがなかなかそうもいかない(w
「マハーバーラタ」は中断したままでもう続けてくれないのかな?>ちくま文庫
「シャー・ナーメ」や「カター・サリット・サーガラ」の全訳も出して欲しいな。
564 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 12:56:17
566 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 17:15:28
太宰治って、「境界型人格障害」の可能性があるんだってね。
でも、そうであったからこそ、あのような傑作が書けたんだろうなあ・・・。
567 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 17:16:57
ごめん、スレ違い。
「文学板」の表紙(?)の写真の男性(タバコすってる人)って、誰?
568 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 18:06:34
569 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 19:14:41
額まで出てるとだいぶ印象が違うんだな。
文学板バナー?の方が、頬の皺がはっきりしていて老けて見えるが。
顔がアップな分で皺の相乗効果でより貫禄がある印象を受ける。
前から思ってたが、文学板のバナー?を作った奴はセンスあるな。
よって俺が読んだ最高の小説はカミュの『異邦人』だ。
570 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 23:07:20 BE:31143348-#
フィリップ・K・ディック『傑作集Bゴールデンマン』
(特に作者によるまえがき)
571 :
吾輩は名無しである:2005/04/04(月) 22:56:23
.
サントメ・プリンシペの「入れ歯」
573 :
吾輩は名無しである:2005/04/17(日) 11:40:25
0
574 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 22:41:30
山田詠美の「ひよこの眼」いいよ。
教科書にもあるけど、まじ、感動した。
575 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 22:51:56
山田詠美「ひよこの眼」
マジ、感動した!
576 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 08:52:11
山田詠美「ジェシーの背骨」
やるよ、この人。
577 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 15:32:03
ジャン・ジュネ「泥棒日記」、サド「悪徳の栄え」、トーマスマン「
詐欺師クルルの告白」、ヘンリー・ミラー「南回帰線」
578 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 17:33:02
面白い作品を薦めることは難しい
面白い作品を他人に薦めることは難しい。
期待を持たせすぎると、がっかりさせてしまうことになる。
感情とは、現実と期待のギャップにある。
自分の期待以下だとがっかりしたり悲しんだり、つまらなく感じる。
逆に期待以上だと、幸せを感じたり、面白いと感じたりする。
推理作家の綾辻行人が、「面白いミステリを他人に紹介するときは
、あまり期待を持たせないほうがいい。期待しすぎるとつまらなくなる」
という主旨のテキストを書いたことがあった。
その通りだと思う。作品が面白いか否かは、作品そのものにもよる。
しかし、「期待している状態」と「現実の状態」のギャップの差が大きい
ほど、面白い作品である場合が多いと思う。
レンタルショップで何気なく借りた映画や、何気なく手にとった本が
やけに面白かったりするのは、そのためである。
期待していないから、実際に良い作品だった場合の期待と現実のギャップは
大きく、面白いと感じる。逆に期待した作品ほど、つまらなく感じることも
多いだろう。
579 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 17:35:01
友達でも誰でも、「絶対面白いから!」と言って薦めている作品ほど、
つまらない場合が多い。そんなに面白いのか、じゃあ見てみよう、
と思って作品と接すると、「期待している状態」の水準が上がってしまい、
面白いと感じるための「ギャップ」がなくなってしまう。
そして、期待を持ちすぎると、あまりにも作品がつまらないと感じられてしまう。
面白い・面白くない、という判断が、作品そのものの出来や個人の好みでは
なく、個人が抱く期待にあるところがポイントである。
人間は、期待している状態をコントロールすることにより、
感情を捏造することができる。
相手にどれだけ期待させるかによって、相手の感情に影響を与えてしまうものなのだ。
それゆえ、映画や小説を他人に薦めることは難しい。
積極的に薦めれば薦めるほど、相手が期待してしまい、
その作品を面白くないと感じてしまう。
そのため、自分が「面白い!」と思った感情は、相手に理解されない。
逆説的だが、相手に作品の感動を伝えようとすればするほど、
相手は理解から遠のいてしまうのである。
面白い作品を他人に薦めることは難しい。
期待を持たせすぎると、がっかりさせてしまうことになる。
580 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 17:41:04
>>566 「境界型人格障害」の人は、作品を創作することができないです。
集中して何かを成し遂げることができないからです。
太宰のポオズを馬鹿な精神科医が分析して
得意げに太宰は、「境界型人格障害」である!なんて吹聴してるだけです。
くらだらない。
581 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 17:51:21
研音
唐沢寿明、山口智子、仙道敦子、財前直見、反町隆史、江角マキコ、
りょう、小橋賢児、原沙知絵、押尾学、海東健、片瀬那奈、伊東美咲、
JOVI JOVA、竹野内豊(ナイスウェーブ)、沢村一樹(ナイスウェーブ)
創業当初は浅野ゆう子、さらに中森明菜により80年代に第一期黄金時代を
築くが、90年代になり浅野ゆう子離脱などで一時落ち込む。
唐沢・山口によりしのいだ後、反町、竹野内、江角といったモデル出身俳優
で成功。モデルたちの信頼を得てその後も有望新人がぞくぞく。
反町・竹野内の『ビーチボーイズ』で原沙知絵、唐沢・反町・りょうの
『ラブコンプレックス』に伊東美咲とセット売りも目立つけど、
オーディションで選ぶNHK連続テレビ小説・ヒロインの相手役に二期連続
(『ちゅらさん』の小橋賢児、『ほんまもん』の海東 健)採用されるなど
実力もあり。
582 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 20:33:49
内容がない、頭の悪そうなレスが続いているな。早くやめろ。
583 :
吾輩は名無しである:2005/04/23(土) 22:20:37
「ジェーン・エア」高校生のときに読んだ
584 :
吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 02:16:27
海外文学は原本を読めない私にとっては良さが半減してしまう。
私にとっては文章の流れも重要なので・・・。
宮沢賢治の「春と修羅」
松谷みよこ「私のアンネフランク」(児童文学?)
太宰治「フォスフォレッスセンス」
585 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 22:56:56
フォレーッセオーレッセレッセレス セレナーデ セレモニーになるぅ♪
坂口安吾
夜長姫と耳男
ファンタジー嫌いな自分でもこれは好きだ
587 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 07:06:15
ジェームズ・ジョーンズのシン・レッド・ライン
挙げると限が無いが、
『他人の顔』安部公房
『荒野の狼』ヘルマン・ヘッセ
『異邦人』アルベール・カミュ
『死の家の記録』ドストエフスキー
『人と超人』バーナード・ショー
『暗黒のまつり』コリン・ウィルソン
『アル・ムターシムを求めて』ミール・バハドゥール・アリ
正直、日本文学あんまり知らない
589 :
吾輩は名無しである:2005/05/01(日) 21:44:34
『夜の果てへの旅』セリーヌ
『毛皮を着たヴィーナス』マゾッホ
『鋼鉄の嵐の中で』ユンガー 等かな。
セリーヌは、徹底して人間の弱さと醜さを追及しつつ
パンドラの箱みたいに、それでも最後に残っている
かすかではあるが、完全に純真な、人間の美しさを
描いてくれていて、救われる。
590 :
吾輩は名無しである:2005/05/01(日) 22:31:53
津島佑子の「光の領分」どうよ?
591 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 01:18:51
娯楽なら池波正太郎の「剣客商売」と花袋の「田舎教師」
あとは芥川の蜜柑か
592 :
Corentin ◆bBm/UfuWG2 :2005/05/02(月) 01:28:46
ノヴァーリス「青い花」
ドストエフスキー「罪と罰」
宮澤賢治「銀河鉄道の夜」
594 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 11:59:41
s
\ウンコー!/
| 人 ( ( | |\
| ) (__) .( ( . ) ) | | .|
|_(__)__)___(__| .\|
/―( ・∀・ )―(――――-\≒
/ / つ彡 \
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |
|______________|
出来たてのほやほやだよξ\( ・_・)ウンコナゲッ! ( ・_・)_―――・・・・・・…ξ\☆(・_\)キャッチ
596 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 12:53:17
d
597 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 13:36:43
ドストエフスキー『罪と罰』。工房の時、夏休みに読んだ。純文学という
より、エンターテイメント小説として一気に読了した。マジ面白い。
ちなみに、江川卓訳。
『罪と罰』、ミステリィの要素もありまつね
誰が老婆を殺したのか
600 :
吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 01:10:57
最高では無いけど、川上弘美の『蛇を踏む』って凄かったなぁ。
602 :
吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 07:52:23
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
603 :
600:2005/06/18(土) 11:11:17
>>601 普通の暮らしの中に、なんか不自然が入ってきて微妙にずれてるような生活が続いていくような感じ。
他に二編入ってるんだけど、どちらもなんか不思議な話で、ファンタジーなのかもしれないけどメルヘンチックではないんだよな。
普段見ている世界をヘンな色のサングラスで見ているような気分になるな、と自分は思いました。
ただ、他の川上弘美の『溺レる』とか『ニシノユキヒコの恋と冒険』なんかは、男女の仲を書いた話で、そちらはあまりかな、と思いました。
『蛇を踏む』に関しては、ちゃんと自分の世界を持っているな、と思いました。
604 :
601:2005/06/19(日) 01:24:01
>>603 おお、詳しくありがとう。
内容も面白そうだし、君の説明文にもすごく惹かれたよ。
読んでみるね、ありがとう。
605 :
603:2005/06/19(日) 15:59:58
606 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 17:26:49
ありていだけど罪と罰…。
これあげる人やっぱ多いですね。
さりげなく
>>『アル・ムターシムを求めて』ミール・バハドゥール・アリ
存在しない本を混ぜるなよ。
608 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 06:38:32
バック「かもめのジョナサン」 →神秘体験っぽい。「銀河鉄道の夜」が好きな人はこれもすごいと思うはず。
柳田国男「遠野物語」 →僕の心のここまで奥に突き刺さるのか、という感じ。100年後の日本人にこ
ういう感じが残っているかなあ。外国人が読んでも「ハァ?」って感じだと思うんだけど。
サルトル「嘔吐」 →実存主義のことは知らないけど、フランスの料理屋の窓ガラスの水滴まで実感
できるような細かい描写に酔わされた。思想じゃなくて小説としてどわいすき。「夏の闇」の肌やにお
いに訴えてくる雰囲気が好きな人はこれも気に入ると思います。
村上春樹「羊をめぐる冒険」 →これより後の作品のが完成度は高いだろうが、素朴であっても、たと
えば女性が突然消えるところは、この小説がいちばんドキッ!とした。これより後の村上は、余生。極
論だけど。
紫式部「源氏物語」の宇治十帖 →「リア王」やドストエフスキーを思い出した。中世の、しかも長編
小説なんてなかった時代に、なんでこんなものができた!って思う。
川端康成「みずうみ」 →ストーカーの話なので、きしょいと言う人もいるに違いないけど、僕は不覚
にも、陶酔させられた。
ジイド「狭き門」 →安岡が「狭き門は日本人には理解できない」なんて書いてたけど、僕は高一の時
読んで、あまりに美しくて、自分の一生でこんな美しいことは起こらないだろうから、生きていてもし
ょうがないから自殺しよう、とまで思ったけどなあ。
安岡章太郎「故郷」 →「海辺の光景」を短くしたような感じだけど、僕はこちらのがハマッた。ああ
この人は身内に精神病の人がいて、遺伝を引き継いでるなあ、と実感する作品を、芥川とかゲーテとか
、(作曲家だけど)武満徹とか感じさせるけど、これもそうだった。鬼気迫る雰囲気。
609 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 19:51:38
リトル・トリー
おまえら、少しはひねりを入れろ
おれの最高は
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
ひねりすぎだyo!
上林暁「春の坂」
読んでからもう何年も経ってるけど
いまだに風景がパッと浮かぶ
辻邦生「背教者ユリアヌス」
なんですが
614 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 00:07:40
遠藤周作 深い川
615 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 02:19:15
俺、たくさん本読んだけどなぜか、岩波の『ピッピ』。なんでだろうね?なぜかスッ、と出てきたよ。
東野圭吾 白夜行
617 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 02:39:00
宮本輝 トマトの話
俺の中で美化され過ぎててこれを越える作品が10年近く見つからん。
誰か助けてくれ。
618 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 03:03:27
ナルニヤ国物語り
619 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 04:57:39
小松左京 汚れた月
読んだヤシいる?
620 :
吾輩は名無しである:2005/07/13(水) 06:12:10
こころ
ナボコフの「ロリータ」最高。何度でも読み返したい。これを原文で読みたいがために英語の勉強しだした
初めてこれを手に取った時は出だしで「うわ、なんかキモ!」とつまづいたものだが。
622 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 01:21:06
カラマゾーフの兄弟、悪霊かな、チェーホフの6号室やトルストイのアンナカレーニナも好きです
623 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 02:11:38
海外作品あげる人は誰の訳で読んだのかも教えて欲しい。
訳によって作品の評価かなり変わるし。
ドスト系を米川訳で最初読もうとして挫折した俺より。
色川武大「狂人日記」
625 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 17:05:30
星新一「おみそれ社会」
あんまし本読まなかったけど 星新一の小説読んでから
結構読書するようになった 不思議
谷崎潤一郎『細雪』
627 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 23:36:56
うちも細雪
谷崎なら春琴抄
629 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 00:16:58
小学3年生のとき、読書感想文の題材に遠藤周作「海と毒薬」を選んで激しく後悔した
オレがきましたよ。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
俺もカラマーゾフの兄弟だな。カラマーゾフ万歳!
カラマーゾフは途中でやめてしまった。
新装版が出てるのを知らずに旧いのを買い、
時間をかけて読んでたら旧いのが書店で
見つからなくなってしまった。
そこでストップ。
632 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 00:52:11
タニザキなら知人の愛
633 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 16:38:33
『あすなろ物語』『天平の甍』(井上靖)
『深い河』『聖書の中の女性たち』(遠藤周作)
『シッダールタ』『デミアン』(ヘッセ)
『楢山節考』(深沢七郎)
『万延元年のフットボール』(大江健三郎)
『アンナ・カレーニナ』(トルストイ)
『終わりし道の標べに』『鉛の卵』(安部公房)
『藪の中』『地獄変』『シュジュ(漢字が出ない)の言葉』(芥川龍之介)
哲学書では『死に至る病』(キェルケゴール)
ノンフィクション、ルポタージュでは
『夜と霧』(フランクル)
『悩む力』(斉藤道雄)
『生きがいについて』(神谷美恵子)
『若き数学者のアメリカ』『遥かなるケンブリッジ』(藤原正彦)
『将棋の子』(大崎善生)
SFでは『2,010年宇宙の旅』(A・C・クラーク)
1冊だけ選ぶなんてムリ。
634 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 16:48:03
『生きがいについて』(神谷美恵子)
『若き数学者のアメリカ』『遥かなるケンブリッジ』(藤原正彦)
この辺読んでみたいですね。
635 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 16:55:09
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」は名作の誉れ高いですが
徹底的に激しく、極限的に、大げさに、根掘り葉掘り書いたもの
としか思えませんが。神の存在が背景にあるので重々しいことは
わかります。
私には、名作はありません。かろうじて「異邦人」と「誰が為に鐘は鳴る」
安部公房、砂の女。
決定。
637 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 18:30:57
山本周五郎の「樅の木は残った」。通勤途中に電車の中で俺は泣いた。
面白さという点では熊谷達也の「邂逅の森」が今までで1番面白かったかな。
太宰治の「人間失格」は2度と読みたくない。死にたくなるから。
638 :
吾輩は名無しである:2005/07/23(土) 23:31:32
「社会から逃げる男と女の合体」
639 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 00:58:01
「生きている過去」(アンリ・ド・レニエ)
あぁ…
フラニーとゾーイーかな・・・。
ナインストーリーズ、大工よ〜、シーモアー序章ー
も切り離すことは出来ないけれど。
一冊だけというなら、源氏物語か…とくに宇治十帖の世界。
他にあげれるなら、「死の家の記録」「万延元年のフットボール」「嘔吐」「狭き門」
642 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 08:25:08
E.Hemingway
「The Snows of Kilimanjaro」
643 :
吾輩は名無しである :2005/07/24(日) 21:15:45
ヘミングウェイの作品は雰囲気が良いので好きだ。
「日はまた昇る」
村上春樹っぽいところが良い。
それはウェミッジに失礼
646 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 12:09:01
>>634 返信ありがとうございます。私は633です。
『生きがいについて』は一生読み返せます。間違いありません。
神谷氏の、何の衒いもなく流れ出るように語られる清冽な言葉は、
落ち込んだ心、辛い心を必ず励ましてくれます。
『若き数学者のアメリカ』『遥かなるケンブリッジ』は、
ともに名エッセイの中の名エッセイです。
軽妙なウィットと深く個性的な洞察に満ちた藤原氏の文章は、
読者を決して飽きさせず、あっという間に最後のページまで
導いてくれます。
新潮文庫から出ている、他のエッセイ集も面白いですよ。
647 :
吾輩は名無しである:2005/07/25(月) 20:34:33
関係ないけどThe snows of Kilimanjaroのillusionの部分はチャイコフスキー交響曲6番2楽章の中間部がBGMとしてぴったりだと思います
648 :
清水義典:2005/07/25(月) 21:00:44
おれはヤーサン・クワバッタの「The snow countory」だな。
5000人と300人と200人が雪の底で雪かきをする大スペクタクルから始まる
英文小説は、おれの学力じゃ読みこなせない。
・・・・そういえば、ブンガク板に昔、中学生が訳すハリポタいうスレ無かったか?
649 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :2005/07/25(月) 21:04:29
宮本輝「青が散る」
筒井「旅のラゴス」
谷崎「蓼喰う虫」
思い出すだけでとても素敵な余韻に浸れる
651 :
吾輩は名無しである:2005/07/26(火) 12:13:38
『兄弟』は散々、出ているので・・・余り出てなさそうな
コンラッド『ノストロモ』、『ロードジム』、セリーヌ『夜の果ての冒険』、
セルバンテス『ドンキホーテ』、フォークナー『響きと怒り』
、『アブサロム、アブサロム』、スウィフト『ガリバー旅行記』
オースティン『自負と偏見』、フローベール『感情教育』、ショーロホフ『静かなドン』、
トーマス・マン『魔の山』、『ブッデンブローク家の人々』V・ウルフ『灯台へ』、
カミュ『ペスト』、ジイド『贋金つくり』、ドライザー『アメリカの悲劇』、
挙げすぎた・・・
652 :
吾輩は名無しである:2005/07/26(火) 21:46:21
ルート=ヴィッヒ=ヴァン=ヴェートーベン作曲の「運命」だね。
歌詞が、実に素晴らしい。
653 :
吾輩は名無しである:2005/07/26(火) 21:54:42
>>651 『ペスト』面白いのか?
半分いかないで投げ出したんだが
654 :
吾輩は名無しである:2005/07/29(金) 03:51:41
>>588 俺も公房なら『他人の顔』
意外とこれをあげる人少ないよね。私的には『箱男』と並んで最高傑作。
レスだけじゃなんだからスレタイにそって最高の小説を一つだけあげると
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
最高の「作家」なら安部公房なんだけど。
655 :
吾輩は名無しである:2005/07/30(土) 14:13:28
公房は「壁」だけクソつまらん 何故評価されてるのかわからん
>>648 懐かしすぎ!!
高校の教科書に乗ってるやつだっけ?当時、爆笑して何度も何度も読み返した記憶がある(笑)
ちなみに著者名は「ヤーサンアリ・クーワバッタ」じゃなかったか?
>>656 ヤーサンアリ・クーワバッタだね
教科書に載ってるのか!これがきっかけで清水義範ハマったなー
川端の「雪国」
谷崎の「細雪」
海外文学は挙げる気にならん。
翻訳文学がどうしても信用できないんだよなぁ・・・
面白いと思っても結局訳者がフィルターになる。
概要は掴んでも物語不信がないわけでなく、
それに散文詩至上主義なので言葉が信用できない。
文体も文法も修辞も信用できない。
とはいえ英語が辛うじて読める程度で、
原文読むほどの知能はないし、
フランス語、ドイツ語、ロシア語と勉強するにも限が無い。
さらには英語もネイティブではないから、
微妙なニュアンスには到達できないだろうと思い、
結局信用できない。多分日本語も信用できないので、
源氏物語とか好きだけど挙げられない。
ぎりぎりでこの二つだけ。これも怪しい。
いずれ俺は言葉で何も出来なくなって、
そのまま沈黙することになるんだろう。
659 :
吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 19:26:49
勉強しろ
660 :
ぶ:2005/08/01(月) 20:04:24
>>658 いかにも阿呆なやつの意見だな。
こいつ、どうせ、川端も谷崎もろくすぽ読めてないぜ。
まあ、行く末を悟ってるんだからほっといても何等差し支えないのでは。
どこがおかしいかすら指摘しないで批判する奴って脳が溶けてるんだな 恥ずかしい
663 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 17:32:46
と言われても、勉強して原書読めとしかいえん。
まぁ抒情詩なんかで、ドイツ語のドの字も知らず、
リルケ最高!とかほざく痴人を嘲笑する程度の
翻訳文学不信は理解できなくもない、ってとこか。
ただ現象としての言語はそんなに深遠なものではないと思うが。
664 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 19:52:16
頭悪そうなスレですね
665 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 20:24:35
翻訳で読めば十分やん。
古典も現代語訳で十分です。
666 :
吾輩は名無しである:2005/08/02(火) 20:38:39
詩は原書で読むしかないでしょ。
それ以外は翻訳でもいいじゃん。
エロい人が言っていたけど「翻訳で駄目になる文学は、元が駄目」
まあ全部が全部そうではないがな。
667 :
Taub:2005/08/02(火) 23:40:04
>「翻訳で駄目になる文学は、元が駄目」
具体的に例を挙げてもらえませんか?原文で読んでみます
(仏露は無理ですが)。
668 :
吾輩は名無しである:2005/08/03(水) 00:23:15
キング
669 :
ぶ:2005/08/03(水) 02:24:57
>>658
いかにも阿呆なやつのことばだな。
おれは、こんなやつのために自分の貴重な脳を費やしたくはない。
よって、識者の適当な文献を以下に紹介しておく。
といっても、658のような、「現在」とほんのすこしでも切り結ぼうとすることなど
夢にも思うことのないであろう、倣岸かつ阿呆のやからには、この文献すら読み込めまい。
※文献・図書(岩波書店・2004・11)から、野崎歓 翻訳、このたえざる跳躍
なお、この文は下のことばからはじまる。
「言語ですらすら読めるなら、翻訳を介する必要はない。翻訳はしょせん言語に通じていない人間向きの補助手段なのだ。
ときおり、事もなげにそう言い切る人に出会って、こちらはいささかたじろいでしまう。
一見もっともな意見だ。しかし実際には、そう断言できるほどの高度にして多様な外国語読解術を身につけている人間が、
世の中にどれほどいるだろう。世界文学を遍歴する愉しみなど、翻訳の助けを借りなければ不可能である。」
以下、「異言語とのつばぜり合いをとおして」いかに文学がその芳醇を深めるかが語られてゆく。
まあ、この阿呆には、なにをいってもだめだろうがな。
670 :
吾輩は名無しである:2005/08/03(水) 04:09:39
Poetry is what is lost in translation.
内容がわかればいいものもあるけど、
やっぱり原書が一番いいでしょう。
ただし日本にはいい翻訳家さんも
いっぱいいますでしょう。
むしろ違ったものとしてそれらを
読むことはいいことでしょう。
どうせ読めないならね。
アゴタクリストフ・「悪童日記」シリーズ←これは1作目だけ読んだ人と2作目を読んだ人では1作目の内容がガラリと変わります。そして3作目で完結です。
レベッカブラウン・「お馬鹿さんなふたり」←ある日相手の視力を奪いもう1人は聴力を奪う
日本だと「こころ」「人間失格」が好きです
672 :
吾輩は名無しである:2005/08/03(水) 15:09:41
>>670の英語っておかしく値?
死は翻訳の中で(によって)失われたものだ
って何?
パソコンにへばりついてないで宿題やりなさい
詩性のことじゃないのかなぁ。昔は形式が重視されていたんだろうし。
675 :
吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 10:23:18
安部公房「バベルの塔の狸」「密会」
平野啓一郎「日蝕」
676 :
吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 19:38:44
マジレス、
村上龍の「愛と幻想のファシズム」
677 :
吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 20:10:41
旧約聖書だろうな。
678 :
吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 20:32:59
池澤夏樹の「スティルライフ」
679 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 09:48:32
高行健の大作「霊山」
680 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 12:54:15
お前等の意見聞いてりゃトンチンカンな事ばかり言いやがってよくもまぁそんなものばかり並べられたもんだな
最高の小説?
お前等はいままで一体何を読んできたんだ?
最高の小説なんて一つしかねーだろ!
まだ分からないのか?
ハリーポッターだよ
ハリーポッターと賢者の石
分かるか?
続編は?w
682 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 14:16:09
はいはいわろすわろす
683 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 15:56:58
はいはいめろすめろす
684 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 17:03:21
川島ヒカル『東京リゾットアフタヌーン』
685 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 17:06:38
石原慎太郎『季節の太陽』
686 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 17:09:57
>>685 太陽の季節だろw
つか、明らかに読んでないだろw
キノの旅
688 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 20:18:35
689 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 22:20:02
ロシア文学は戦争と平和。フランス文学は赤と黒。
日本文学は歯車。
んー、みんな書いてるけどカラマーゾフは捨てがたい。。
690 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 22:27:06
漱石「明暗」
ドストエフスキー「罪と罰」
ゾラ「ジェルミナール」
691 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 22:56:35
金閣寺
692 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 05:15:56
兎の目
693 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 20:28:58
ジョーン・オースティン全般
内田百ケン 『冥途』
695 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 22:29:15
ドリトル先生
696 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 23:15:31
志賀直哉の『暗夜行路』読んでから太宰治の『如是我聞』読んで、
また三島由紀夫の『不道徳教育講座』と『仮面の告白』読んで
筒井康隆の『ダンヌンツィオに夢中』と『乱調文学辞典』読む。
作家も人の子だと痛感する。
697 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 23:41:03
妙な本ばかり読みましたね!
お疲れ様でした!
つ麦茶
698 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 12:53:48
カフカ『城』かカミュ『ペスト』
これを若いうちに読んどいて良かった。思い出すたびに
人生の味わいが深くなる思いがする。
699 :
Deaf:2005/08/07(日) 13:25:37
『城』と『ペスト』は本当にいい本ですね。
700 :
マルス:2005/08/07(日) 13:50:04
阿川先生の雲の墓標です
701 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 16:37:38
すいません
義経を見てたら、平家物語の現代語訳を読みたくなったのですが
どの作者の訳本がよいでしょうか?
教えてください。
702 :
ルージュ:2005/08/07(日) 16:59:14
吉川英治かなぁ。
703 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 18:08:32
704 :
ルージュ:2005/08/07(日) 19:01:18
じゃあ森村誠一?もっと違うか。
705 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 19:04:58
ルージュ的には無問題かも。
でも森村誠一はいかがなものかとw
吉川英治は問題外かもw
ルージュ的には源氏物語が妥当かとw
706 :
ルージュ:2005/08/07(日) 21:02:42
ごめんなさい…山田詠美が宮本輝との対談で、平家といったら吉川英治と言っていたので、文学者の間では吉川英治なのかとオモってました。
707 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 21:59:31
そろそろルージュ萌えスレ立てるよ?
708 :
吾輩は名無しである:2005/08/08(月) 01:47:12
>>701 マ ル チ す ん な ハ ゲ
466 名前:無名草子さん 投稿日:2005/08/07(日) 16:27:12
すいません
義経を見てたら、平家物語の現代語訳を読みたくなったのですが
どの作者の訳本がよいでしょうか?
教えてください。
709 :
吾輩は名無しである:2005/08/08(月) 08:41:52
高行健の「霊山」が2回くらいでたけれど、自分は「ある男の聖書」のほうがいい。
山本文緒「落花流水」
この人のこれしか読んでないのでほかも読んでみようと思う。
711 :
吾輩は名無しである:2005/08/24(水) 03:02:41
大江健三郎「同時代ゲーム」
有る意味最高
赤川 次郎 「三毛猫ホームズの推理」。
714 :
吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 09:13:21
>>701 河出文庫の中山義秀訳がいい。
文章が自然。
ただし、中山訳は江戸時代の流布本からの訳なので、
同じ覚一本系でも岩波や小学館から
出てるものとは細部に違いがある。
715 :
吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 12:54:48
最高ってことは1作だけなわけだろ?
「アンナ・カリーナ」
『赤毛のアン』
717 :
吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 18:12:24
こんばんわ 盗作作家こと平野です
残念ながらここでは私の名前はでないようですね
なぜですか?教えてください
718 :
吾輩は名無しである:2005/09/01(木) 23:06:21
フランドルへの道
捕蛇落
キャッチ=22
とにかく好き。最高。
里見八犬伝の伏姫切腹まで
726 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/14(水) 13:17:04
百マイル
727 :
吾輩は名無しである:2005/09/15(木) 02:11:04
あんまり皆さんに人気がないですが
遠藤周作の「砂の城」が自分はいちばん好きです
728 :
吾輩は名無しである:2005/09/16(金) 17:27:46
当たり屋ケンちゃん
ソフィーの世界
子供だったからだと思う
731 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 03:53:25
長くつしたのピッピ
732 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 04:01:03
乙一の GOTH
733 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 13:05:17
バトルロワイアル
734 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 13:33:47
罪と罰
短編だと人間椅子
735 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 17:27:04
三島由紀夫「仮免の告白」
安部公房「箱の女」
大江健三郎「万年元延のフットボール」
以上三人のノーベル文学賞受賞者あるいは候補者の代表作ははずせないね。
あと個人的には、大正時代の短編小説の名手二人の隠れた名作、志賀直哉
「犯の犯罪」太宰治「とんとかとん」も言わずもがなの名作。
736 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 17:36:27
×箱の女
>>735 『范の犯罪』は大正2年作、
『とかとんとん』は昭和も戦後の作だべ。名作はたしか。
738 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 17:57:44
×仮免の告白
○仮面の告白
739 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 17:59:53
釣りですので、放流を
740 :
吾輩は名無しである:2005/09/18(日) 18:01:41
厨房735
キャッキャッ ,/⌒ヾ
ツレタヨ ,/ .∧∧
,/ ( .゚Д゚)
( ´∀`),/ | ∪∪
,(X= つつ@ ...〜 | _..|
(X..= .ノ ∪∪
..∪∪ 。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
〜〜 〜 〜....|彡~゚ ゜~ ゜ ~ ~~。 ~ ~~
短編だったら「みにくい海」(ラファティ)
長編だったら「ヴィトゲンシュタインの箒」(D・F・ウォレス)
普通にいったら戦争と平和だわな
743 :
吾輩は名無しである:2005/09/27(火) 12:14:32
『戦争と平和』は話そのものももちろん素晴らしいと思うけど
自分の場合アンドレイ・ボルコンスキー公にただひたすら萌えた
クールだけど心の奥底では愛を知る男、イイ!
>>613さんに同じく
辻邦生さんの『背教者ユリアヌス』に一票。
「感情教育」が最高と言えるなんて、さすがですねみなさん。
ぼくが唯一ギブアップした本ですよそれはw
せめて「マダムボヴァリー」だと言ってください。
なんか人気があるので「異邦人」読んでみますね。
正直アンカレとか戦争と平和が長いので
ジュニア版とかいう一冊に縮小されたヤツを読んで、満足しているオレがいる
時間が余るようになったらチャレンジしよっかな、普通のヤツ
>>746 2ちゃん見て書き込んでる暇あるなら最初から読めばいいのに。
>>747 2ch>アンカレ
ってダメなヤツだからさ
一冊だけだよなぁ、
罪と罰の下巻
>>742 戦争と平和は最高だけど、人物が頭に入るまでは辛かった。
2巻ぐらいからやっと誰が誰か頭に入って面白くなった。
後は頻繁に入る歴史哲学がウザかった。
751 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 22:46:47
泉鏡花『歌行燈』
だれも挙げていないようなので。
大長編小説の圧倒的な存在感、読後感とくらべると
どうしても影が薄くなってしまうのだろうか。
山本樗牛
「平家雑感」
753 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 00:25:46
s
>>588 >『アル・ムターシムを求めて』ミール・バハドゥール・アリ
おい w 。
755 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/01(火) 12:40:06
t
牛鍋/森鴎外
757 :
吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 23:17:07
内田百閨wサラサーテの盤』
屈指の名文家による極上の恐怖小説。
辛口の吟醸酒のようなキリッとした味わい。
758 :
吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 04:24:22
ツルゲーネフ「猟人日記」
サンテグジュペリ「人間の土地」
ヘンリー・ミラー「北回帰線」「南回帰線」
ナボコフ「ロリータ」
辻邦生「背教者ユリアヌス」
マルケス「百年の孤独」「コレラの時代の愛」
759 :
吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 16:16:52
「五分後の世界」 心臓バクバク。マジでしびれたよ〜。
「ターバビル家のテス」 悲哀ここに極まれり。(なぜか誰も挙げてないようだけど。)
760 :
73:2005/11/02(水) 16:45:11
島田荘司 占星術殺人事件
761 :
吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 19:15:40
村上龍なら「限りなく透明に近いブルー」やろう??
読む本ではなく感じる本!!
762 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 00:59:38
中上健二、岬
はじめて読んだとき、行間に熱くたぎった血が流れているように感じた。
763 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 02:05:48
エリス発狂物語
764 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 13:51:59
芥川龍之介「杜子春」
小学生の時に読んで感動した作品
765 :
Web小説っ子:2005/11/03(木) 14:48:03
最近ではWebの小説でいいなと思うものが出てきた。それは単に文章として
優れているだけでなく、映像と音楽とが文章と絡み合って世界を創り
出している。「東京のsolaの下で」という小説が気に入っている。
766 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 15:36:57
三島由紀夫「愛の渇き」
767 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 15:47:21
井坂幸太郎「重力ピエロ」
768 :
吾輩は名無しである:2005/11/03(木) 18:07:29
769 :
無名草子さん:2005/11/04(金) 23:12:18
i
770 :
吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 00:31:20
平野啓一郎の日蝕 盗作で芥川取れると知りました。
771 :
吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 01:14:55
阿部のニッポニアニッポン
772 :
吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 21:18:00
坂東真砂子『山姥』。両性具有の天涯孤独な役者が、雪深い山中であった
実の母への思い語る最後の場面。涙抑えて震えながら読んだ。
山姥か。風雪に晒されつつ山に住み、草の実や獣を食らい、
生きながらえるうちに、いつか人でなくなった女。
私の母だ。山姥の子。涼之助はふっと笑った。
「案外わたしには似合った出自なのかもしれない」
773 :
あーー:2005/11/06(日) 06:09:32
宮本輝のすべて。あの空気感・・・
774 :
吾輩は名無しである:2005/11/06(日) 06:43:18
センセーションを覚えたという観点では
「万延元年のフットボール」「狭き門」「死の家の記録」
オレは大江の政治・社会に対するセンスは時代おくれでダサいと思うが、小説の迫力だけはすごい。
黙っていれば大御所なのに
村上春樹「ノルウェイの森」
罰と罪
大崎善生「パイロットフィッシュ」
778 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 13:00:19
「門」夏目漱石
779 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 20:36:28
「草迷宮」泉鏡花
アルジャーノンに花束を
読んだんですが
あれを越える感動の小説ありませんか?
ぐっと来る感じのものです
781 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 20:00:35
今井博次の小説はよかった‥
782 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 20:02:31
遠藤周作「沈黙」
っっぃ康隆の「敵」
784 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 20:18:26
おーい誰かいるか_?
785 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 20:46:31
こういうスレってどうしても一方通行になるね。
786 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 20:49:00
JPサルトルの「嘔吐」
788 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 12:56:51
「そして誰もいなくなった」アガサ・クリスティ
789 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 14:37:19
ケルアック「路上」
790 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 16:23:55
梶井基次郎「檸檬」
中島敦「山月記」
791 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 17:39:11
マジで読まなきゃよかった。
以来鬱人生。
村上龍「愛と幻想のファシズム」
792 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 00:54:31
カミュの「ペスト」
人類の連帯を謳った唯一の書
E.G.コンバット
794 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 16:05:37
篠田節子「ゴサインタン神の座」
失業と借金、そして妻の病気に絶望的だったあのとき。
たまたま立ち寄った書店で、なぜかカバーのデザインと
変わったタイトルにひかれ、著者も内容も知らずに買っていた。
読むと驚いた事に、あの時の自分自身が本の中に存在し、
読み終えた時には再生した自分がいました。
今までに読んだ中での最高ではなく、この先
二度と出てこない生涯のベストワンになりました。
あの時なぜこの本を手にしたのか、今でもふしぎです。
795 :
吾輩は名無しである :2005/11/19(土) 16:31:43
人生の親戚
796 :
無:2005/11/19(土) 18:06:43
乱歩「ぺてん師と空気男」
797 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 19:00:21
798 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 19:03:18
『平家物語』かな
ここで一つを選べる人はまず読書量が少ない、と空気読まずに言って見る。
800 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 19:23:09
やっぱ、時計仕掛けのオレンジ
800ゲット?
801 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 20:41:47
ここで一つを選べる人はまず温厚で適応性ある人かな、と空気読まずに言って見る。
こんな流れのなか、村上春樹はダメ、と言ってみる。
803 :
吾輩は名無しである :2005/11/20(日) 04:05:52
人生の親戚はヨブ記
804 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 21:26:46
>>799 にわかの俺は参考にしてるからこの手のスレッドはありがたいよ。
805 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 21:31:35
透明人間
806 :
吾輩は名無しである :2005/11/23(水) 22:10:29
骨董屋
807 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 23:09:40
まぶた
潮騒や虞美人草みたいな恋愛小説おせーて
809 :
吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 02:33:44
読後の感動が一番強かったのは、アルジャーノンに花束を。
すまぬ。
なんであやまるんだか、いいじゃんアルジャーノンに花束を。何度読んでも泣ける。
811 :
吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 02:58:47
ヘタにドラマ化されたもんで、こっぱずかしさがあるんじゃない。
大衆的だと思われたくない心理を垣間見た。
映画やドラマと原作は別物。同一視したことはないなぁ
太宰治「お伽草紙」
814 :
吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 09:26:50
太宰治の斜陽
彼の集大成だと思う。心の一冊。
816 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 01:32:23
今、大坪砂男の立春大吉に感激した!
かっこええ!
当分砂男萌。
アルジャーノン、素晴らしい作品だと思うよ。
俺もかなり泣いた。誰に笑われても構わん。
>>814 福田は、高校生ならともかく50過ぎてアルジャーノンですかって野口悠紀夫からかっただけだろ。
819 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 01:50:19
福田に批判されるのはむしろ名誉ではないかと。
最低の俗物。
スーパーアグリ・フォーミュラー1
821 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 18:01:50
山本周五郎「鼓比べ」
822 :
吾輩は名無しである:2005/11/26(土) 09:51:33
田中芳樹の「銀河英雄伝説」
アルジャーノンに花束を
太宰の斜陽。
井上靖 海峡
スタンダール『パルムの僧院』
松浦理英子『親指Pの修行時代』
828 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/07(水) 12:37:55
o
最高というか一番泣けたのは
「あたしの一生」
アルジャーノンに花束を
831 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 21:08:23
「二年間の休暇」だな
832 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 21:17:30
田中小実昌「自動巻時計の一日」
誰かコミサンのスレを立ち上げてください。こんなに読みやすく、
しかし底知れない深さを持った小説はめったにありません。ただの
風変わりなオッサンかと思って気楽に読み始めたら、ぶっ飛んだ。
833 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 21:33:13
サリンジャー『フラニーとゾーイー』
兄のゾーイーが、妹フラニーの抱える問題を無償の愛情でもって懸命に解決してゆくという話。
ラストを読んだときホッとする。
834 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 22:07:04
マジに最高なものないんですが。
>>834 読んだ量が少ない、速読しすぎ、若しくは逆に読みすぎ、または年を取りすぎた。
さらには本とリンクされないような薄っぺらい人生だと最高だと感じる本はないだろう。
キャッチ22
837 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 22:23:23
宮本輝のきんしゅーと泥の河。
きんしゅーは始めかなり重いけどだんだん希望の光が見えてくる。
泥の河。
汚いし、みすぼらしいのに不思議と美しい。
TERU文学の金字塔。
灰谷健次郎の「太陽の子」
文章の巧拙云々はさておき、とても胸に突き刺さる作品。
小学生のとき、読んで大泣きした。
やっぱいいもんはいいよね。
漱石先生「こころ」
まじありえねーくらい文章も構成もうまい。
少ない言葉でもって微妙な人間の心情をドンピシャで表現できている。
また、テーマがいつの時代の人間にも共通する普遍的な事柄だから
今なお多くの人に愛されているのだろう。
>>834 いつか出会えるよ!!このスレを参考にしていい本探しなYO
839 :
吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 07:40:52
>>837 「こころ」はそんなにいいかな?
ウチは25になって読んだかも知れんけど、間延びしてかったるいと思った。
「明暗」よりまし。
『黄金分割」石上玄一朗
読んで2、3日、目の前を白い衣がチラチラ。
841 :
い:2005/12/08(木) 08:00:42
あはははは、
私、日本文化にははまったく、
自己形成的にお世話になりませんでしたが、
日本近代文学の最高傑作は明暗だと思われるのですが、
日本人のあなたはさぞ文学がわかってるんでしょうねぇ。
ぷぷ、文学の才能あるんだなぁ、あなた
842 :
吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 08:02:01
コテ使い分けるなや、キショイ奴。
843 :
吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 09:52:27
「氷点」三浦綾子
夢中で読んだよ。
>>841は何を言ってるの?
日本語になってない。
845 :
吾輩は名無しである:2005/12/08(木) 22:58:24
カミュの『ペスト』
846 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 12:33:11
明暗
847 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 13:38:04
暗夜航路
848 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 13:39:17
明暗の意味がわからん
849 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 13:39:50
電車男
850 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 13:41:17
島崎藤村「破戒」
851 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 13:47:16
鶴見済「無気力製造工場」
852 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 14:16:40
漱石「道草」
>牛乳を飲むことが最高の養生法ってのがワラタのでw漱石のギャグおもしろひ。
853 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 14:22:04
バーストに極まってんじゃん
854 :
吾輩は名無しである:2005/12/22(木) 14:39:55
チェーホフ
ガルシアマルケス「大佐に手紙はこない」
856 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 12:52:36
アルジャーノンに花束を
857 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/04(水) 20:07:33
、
858 :
吾輩は名無しである:2006/01/04(水) 20:37:36
残雪「新生活」
859 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/05(木) 12:34:34
マジレスが許されるんなら
村上春樹 『羊をめぐる冒険』
いわゆる共感覚を体験した唯一の小説「イヴァン・イリイチの死」
861 :
品川猿:2006/01/05(木) 17:11:41
作品の平均点でいったら春樹がぶっとんでるよな。
でもこれだという作品がない。
こういう作家は死後、急速に忘れられて行くんだよな・・。
闘魂の一作を期待したいところだ。
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」があるじゃないか。
「ハプスブルクの宝剣」 藤本ひとみ
864 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/06(金) 18:24:29
あまりにもマジなレスで本当に申し訳ないが、
『戦争と平和』。
俺もマジレス。
『アルジャーノンに花束を』
866 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/07(土) 03:47:55
「カラマーゾフの兄弟」といきたいとこだけど
あまりにも定番中の定番なので
カザンザキスの「その男ゾルバ」
867 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/07(土) 12:11:25
風立ちぬ
868 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 01:47:59
誰か集計してくれ〜
今のところポール・オースターのリヴァイアサンが一番好きかな
870 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 02:09:45
フォークナーの『八月の光』かな
871 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 19:54:45
誰も上げてないみたいだけど
「ゴリオ爺さん」
大好きなんだけどな〜( ・ω・)
872 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/12(木) 23:06:08
蠅の王
873 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/13(金) 07:18:40
アルジャーノンってそんなに面白いのか?
ストーリーの概略は知っているのだが、いかにもという感じがして読んだないんだ。
874 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/13(金) 09:41:35
マジレスで夏目漱石の「坊ちゃん」
定番で申し訳ないが
「戦争と平和」
>>349 子供の頃好きだった、にゃんたんのゲームブック。
懐かしい。
アルジャーノンて言ってる人の九割くらいはネタでしょ
ボードレール『悪の華』。(ちなみに原書)
あんな退廃的な世界をリアリスティックに描いてるのに、
無茶苦茶詩的叙情に溢れてる。
なんていうか、「詩」っていうものに関する考えが変わった。
880 :
879:2006/01/15(日) 13:48:45
あ、ここは小説スレだな、失礼。
小説なら普通に「細雪」だな。
881 :
カフカース ◆RhyhO8SlPs :2006/01/16(月) 21:39:21
「織工」ハウプトマン
これはプーシキンの「大尉の娘」への裏返しとも思った。
ちなみにディケンズの「二都物語」の終盤やアナトール・
フランスの「神々は渇く」にも共通項を持つ革命の狂気を
も髣髴とさせてくれた。
>>878 ただ本を読んでないだけかも。
明らかにいかにも、というセカチューが大ブームになる時代だから。
883 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 00:10:49
そしてそれを恥じない時代だから
恥ずかしいって感じは分かるけど、例えば多感な時期に読んだ本って言うのは
今でも胸の中で大きなウェイトを占めてるんだよな。
もちろん戦争と平和や、魔の山なんていう大作なんかは小説として
格段に優れている、得るものが大きかった、なんて言えるけど
読書人生を振り返って「感動した作品は」って聞かれると、まだガキの頃だったけど
何度も何度も泣いて心動かされたアルジャーノンってのは頭に浮かんでくるのも確かだなあ。
工房の時「細雪」読んで、かなり衝撃を受けたよ。
ミヒャエル・エンデのモモが好きだなぁ。
くるぐる使い
888 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/28(土) 12:53:02
自分の知ってる範囲
889 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/28(土) 15:12:03
ドスト、カミュ、カフカ、ヘッセの人気を痛感。
890 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 00:24:23
夢野久作 「犬神博士」
高岡親王航海記
あ、やっぱ「桃尻娘」全シリーズに訂正
893 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/29(日) 21:04:59
島崎藤村 破戒
>>873 1回、読んでみるといい。
500ページもないから、すぐに読み終わる。
私もこのスレを見て、ここ2日間かけて同本を読んでみたけど、
たしかに最高だった…。
読後のこの切なさは、ストーリーの大筋を知っていても
けっして失われるものではないよ。
ねないこだれだ
>>879 もしこのレスに気づいたら。
「悪の華」のすばらしさを、教えてほしいというか、語ってくれるとうれしい。
煽りでもなんでもなく、純粋に訊いてみたいのだ。
まあ悪の華に限らず、どうも俺は、詩のよさを理解できないっつうか、体感できないんじゃ。
やっぱ原書で読まないとダメかしら。
谷崎潤一郎「少年」
計算されつくした演出が気持ちいい。
小説の読み解き方を教えてくれた作品。
898 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/14(火) 13:10:15
坊ちゃん
悪童日記。リュカとクラウスの穴グラム。
フランドルへの道
901 :
吾輩は名無しである:2006/02/27(月) 17:30:28
ロリータ
小説か微妙だが
カルロス・カスタネダの『呪師に成る』
読む前と読んだ後では別の人間。
903 :
吾輩は名無しである:2006/02/28(火) 01:10:55
大江健二郎「尿道の痛み」
シッダールダが面白かったなぁ。
905 :
アッパッパ:2006/02/28(火) 08:24:24
羽澄不一「拳聖の紋章」。
>>896 >>879ではないですが。
悪の華、原書で読みました。半分泣きながら。
ただ、詩とは基本的に声に出して読むべきものだと思います。
言葉の響きを一つ一つ確かめながら。
そうすると外国人である我々にはなかなか難しいと言うのが本音でした。
907 :
吾輩は名無しである:2006/03/04(土) 18:32:44
アルジャーノン全然泣けなかった。少なくとも「最高」はありえない。
まあひとそれぞれですから。
909 :
吾輩は名無しである:2006/03/04(土) 20:11:12
「TUGUMI」。
910 :
吾輩は名無しである:2006/03/05(日) 13:40:41
金閣寺
最後の一行が気に入らないけどね。
911 :
吾輩は名無しである:2006/03/05(日) 19:38:09
重松清 疾走
共感できる事ばかりだったから
912 :
吾輩は名無しである:2006/03/06(月) 19:33:39
本ばかり読んでいる者ですが、読みたいものがなくなりこのすれを
みさせてもらいました、
10冊ほどメモしました。今から本屋に行きます。ありがとうございました。
最高の小説もあげたかったのですが、既にすべてかかれているようです、
重なりますが、
ジェルミナール、ゾラ
明暗、漱石
銀河英雄伝説で田中芳樹にはまった。
早く外伝書いて完結させて下さい。
銀河の歴史がまだ千ページ...
915 :
吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 17:36:24
キリマンジャロの雪
916 :
吾輩は名無しである:2006/03/16(木) 16:26:31
やはり「戦争と平和」だろう。
>>904 「シッダールタ」は俺も大好き。あれこそ、ベスト・オブ・ヘッセ。
917 :
吾輩は名無しである:2006/03/16(木) 21:41:32
灼眼のシャナ
>>902 懐かしい名だな。シリーズ全作、ハマって読んだ。
一作ごとに微妙に変化していくカスタネダと自分と自分の「眼」とが
烈しく輪舞するような読書体験。
全作読む価値ありだよ。
文化人類学の領域からいつの間にかどこかへスーッと墜ちて、
あるいは翔んで、共に異界へと踏み迷っていく感覚はじつに新鮮で独特だった。
漏れ的には最高とまではいえないが、忘れがたい本の一つ。
遠藤周作 「深い河」
三島由紀夫 「豊饒の海」
920 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 00:08:29
小説を楽しむ能力にも、ビギナーから世界的トップレベルまでものすごい差がある。
頭の中でおこっていることなので、スポーツのようにはわかりにくいが。
で、当然ながら、小説と人生の差がよくわかっていないビギナー向けから、凝りに凝って読みやすさを捨ててしまったマニア向け商品までいっぱいある。
などと、訳知りに書いたりせず、灼眼のシャナなどの記載をスルーしていく、ここの上級者の大人の態度に感服。
「本格小説」水村美苗
ここちよくスルー希望
921 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 00:11:44
平野啓一郎
>>919漏れもその2つ書こうとしてた!!いいよね,その小説。
923 :
吾輩は名無しである:2006/03/27(月) 22:05:45
三浦綾子の泥流地帯
ちょ、マジで
「星の王子さま」
この本について論文書け、と言われたら原稿150枚は書ける自信がある(プゲラ
すでに哲学書の領域に入っているように私は感じるのだが・・・
その他、享楽的なものとしては
ウェルズの「宇宙戦争」
読んだものの中で最も怖かったのは
クリスティの「そして誰もいなくなった」
(てか、いまこの本の題名書いただけで背筋がゾゾッっとしますた・・・
思い出したくも無い・・・怖い・・・怖い・・・)
その他としては、「異邦人」「罪と罰」「悪童日記」阿部公房の「壁」
あたりです。
925 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 16:24:05
筒井康隆の「旅のラゴス」
所詮SFだ、ファンタジーだなどと偏見を持たないで読んでほしい。
926 :
けい:2006/03/28(火) 19:47:44
武者小路実篤 の 愛と死 絶対読む価値あり!よみやすいしなかなか深い!
927 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 20:10:53
遠い声遠い部屋/カポーティ
同意者いないかな?
928 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 22:00:21
どぐらまぐら 夢野久作
高校時代に無我夢中で読んだな
929 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 22:03:31
ベケット『マーフィー』
ベルンハルト『消去』
930 :
吾輩は名無しである:2006/03/28(火) 22:21:04
「一億三千万人のための小説教室」
931 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 18:35:09
次郎物語。。。泣いた。。。。
932 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 19:50:37
文豪 菊池寛御大の名作。
小僧の神様・・・・・最高だろう。。。。
あの調和の世界観は悟りだろ。。
>932
へぇ〜〜〜〜
菊池寛て、志賀直哉のゴーストライターだったのか!!!
ちーっとも知らなかった…2ちゃんでまたひとつ利巧になった…
934 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 20:25:10
935 :
吾輩は名無しである:2006/03/29(水) 23:44:13
>>928 同じく中高生の時大好きだったな〜。
押し入れから引っ張り出して再読します。
936 :
吾輩は名無しである:2006/03/30(木) 03:15:02
ドグラマグラって読むと精神に異常をきたすって書かれてたけどマジ?それともそのくらいすごい小説なのか?
>936
期待しすぎてはいけない。退屈だという人も多い。
読了して詰まらなく感じても、読書体験のひとつとして読んで損はないと思う。
ベゴーニャ・ロペス「死がお待ちかね」
おじさんおばさんじいさんばあさんしか出てこないのに面白い。
主人公みたいな隣人いたらいいな。キューバ行ってみたい。
939 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/12(水) 13:05:57
o
940 :
吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 22:03:38
『見出されし時』 プルースト。
941 :
?:2006/04/13(木) 23:00:47
蠅の王 W.ゴールディング
月と六ペンス W.S.モーム かな。
でも
指輪物語/ホビットの冒険/シルマリルの物語 J.R.R.トールキン
もすきだね?
>>908 それは常識としてもっともだけどあの小説の売り方は気持ち悪かった。
>>899 そのアナグラムは続編の「二人の証拠」で付け加えられたはず。
自分の最高は「幻滅」。
943 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 02:15:09
小僧の神様って結局何だったっけ?
944 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 02:43:27
ドグラマグラ読んで
死ぬのが怖くなりました。。。
945 :
吾輩は名無しである:2006/04/19(水) 05:32:18
カフカ “審判”
アゴタクリストフ”悪童日記”
ヘミングウェイ”老人と海”
ガルシアマルケス”ある殺人者の記録”
カミュ”異邦人”
946 :
吾輩は名無しである:2006/04/19(水) 06:16:50
”予告された殺人の記録”だ
947 :
吾輩は名無しである:2006/04/19(水) 11:01:29
予告された殺人の記録、今日読了した。普通に面白い。古本で100円だったのでこの充足感はかなり儲けた。
948 :
吾輩は名無しである:2006/04/21(金) 14:27:27
>>944 ドグラマグラ、読むの忘れてたの思い出した。
ありがd
鏡は横にひび割れて
950 :
吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 00:38:16
世の中には面白れぇ小説がたっくさんあんだな
おれワクワクすっぞ
六番目の小夜子
体育館のシーンは神
952 :
吾輩は名無しである:2006/05/04(木) 07:03:20
キャリー
サン・テグジュペリ『人間の土地』
遠藤周作『沈黙』
宮本輝『錦繍』
読み返すほどに心に深く沈む
954 :
吾輩は名無しである:2006/05/08(月) 23:21:44
しばらく本から離れていたが近頃無性に小説に、文学に耽溺したくなった。
以前こういうスレ参考にして読んだのは、中上健次「十九歳の地図」と大江健三郎「セブンティーン」だったな。
どれも面白かった。
今回は何を読もうか。
955 :
吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 21:20:16
「罪と罰」かなぁ?
初めて読んだのは20年近く前なのに、未だに色褪せない。
くり返し読んでる。
音楽で言えばビートルズみたいなもんで、死ぬほど耐久性が高い。
あー、あと井上靖の「北の海」。これもいいっす。
956 :
吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 21:35:13
罪と罰ってどっから面白くなるんすか?
前編読んだけどあんまり面白くないんすけど・・・
957 :
吾輩は名無しである:2006/05/09(火) 22:23:14
そうか、前編全部読んでも退屈してんのか…
うーん、自分の場合はね、登場人物が好きなんです。文学的とかでなく、
生き生きして、好感がもてる。例えば主人公の友人のラズミーヒン。
なにかとお節介で主人公に勝手に世話を焼く。
「放っておいてくれ!」って主人公に言われたら、逆ギレを起す。でも全然こりない。
で、主人公の妹に惚れて、そのことをからかわれると、またキレる。
でも明らかに動揺してるとことか。
俗っぽい人間ばかり出てきて、そこが好きなんです。
ラスコーリニコフの高慢なところは、「自分だ!」って思うし。
>>957 ああw
ラズミーヒンのそんなところは面白かったです
959 :
吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 00:04:59
ピノッキオの冒険
960 :
吾輩は名無しである:2006/05/10(水) 10:12:10
>>910 最後の一行だけでこの小説はすんだと思うw。
三島由紀夫
豊饒の海(2)
『奔馬』
特に神風連のくだりが興奮した
962 :
吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 21:23:03
笑われるかもしれないがセカチュー。人間失格とかこころとか西の魔女が死んだとか有名なのはたいていよんだがセカチューまじ泣いた
963 :
吾輩は名無しである:2006/05/21(日) 21:31:06
wwwww
あと47だよ
あと46だよ
966 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 00:14:52
シャトウルージュ
967 :
弧高の鬼才:2006/05/22(月) 00:25:13
「セックスの哀しみ」バリー・ユアグロー
968 :
弧高の鬼才:2006/05/22(月) 00:26:44
「悪徳の栄え」マルキ・ト・゙サド
969 :
弧高の鬼才:2006/05/22(月) 00:30:30
「にんじん」ルナール
970 :
弧高の鬼才:2006/05/22(月) 00:33:23
「リアル鬼ごっこ」山田
爲永春水『春色梅兒譽美』
972 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 03:07:40
かもめ チェーホフ
973 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 03:40:30
「優しい関係」サガン
>>972 『かもめ』は小説じゃなくて戯曲でしょ。
うぜぇから出るなよババアw
977 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 11:16:17
博士の愛した数式って書いたら、ネタと思われるかな。
一番感動したわけではないが、いろんな仕掛けがズバズバ
決まってて、私として「最もよく出来た小説」であると。
その「良く出来た感」が文学愛好家には嫌われるのかな?
978 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 20:48:22
>>977 本屋大賞とったんだっけ。
まあよく出来た小説なら面白いんだろうな。
読んでみるかな。
でも女の小説って面白いのかなあ…。
979 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 20:56:02
980 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 23:39:03
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