1 :
吾輩は名無しである :
03/10/04 17:43 伝統ある英文学について楽しく語る場。
個別にスレを立てても続かないと思われる地味な小説家、詩人、批評家について楽しく語っていきましょう。 私は今、フォースターの「ハワーズ・エンド」を読んでいます。
>>2 フォースターですか。これまた地味ですね。英文学はかつて大学に居た時読んだっきりなのですが
ロレンスは暇があれば再読してみたいです。
まずいかなぁ?
がががぁぁあああんん
6 :
吾輩は名無しである :03/10/05 10:29
この板で、フィールディングや、スウィフト、サッカレイ、ジョージ・エリオット 等のいわゆる大家についての話をぜんぜん聞いたことないんだけど、やっぱり 読まない人が多いのかな。 自分は今ロレンスについて調べさせられてるんだけど、誰か詳しい人いない? ixionはアメリカだしなあ。
7 :
吾輩は名無しである :03/10/05 11:30
ハーディスレは即落ちしたのを覚えてるし、コンラッドスレにはあれがいるし・・・・・・
↑ なんだか懐かしいノリだね。その三年前のスレッド。 イギリスってことはポストコロニアルも入るのかな。 だったらナイポールとか、ラシュディとか、クッツェーなんかもあるよね。 コンラッドは「闇の奥」だけ読んだ。いまいちわからなかった。
ハワーズ・エンドは本も映画も良いね。 ドレスの裾が草にすれる音が自然と聞こえてくる。 あの音こそ主役(名前、忘れた)とハワーズエンドを つなぐものなんだと感じたよ。
イヴリン・ウォーはおもしろいよ。
12 :
吾輩は名無しである :03/10/05 20:37
Robert Browningの『女王』tの英語のタイトル名何かわかります?
キーツはいい。もっとも日本語訳でしか読んだ事ないが。 文章で陶酔する、というのは今になるとなかなか味わえないが、 キーツは凄い。美しい、流れるような響き。堪らないね。 しかし、俺は詩を読んで本当に、小説ほど、衝撃を受けたことがない。 今までたくさん読んできたが、良かったのは、キーツと、ロレンスの数編だけだ。
14 :
吾輩は名無しである :03/10/06 14:58
>>1 英文学は結構だが「楽しく語る」はちょっと乗れねぇ相談だ。
だって
>>13 みたいに何も読んでいないのに何か言おうとするバカがいるんだもん。
15 :
吾輩は名無しである :03/10/06 19:29
【学校教育は間違っている!!!既存の学説にとらわれない考えで科学界に革命を起こそう!!!】
「魂の量子論」、「ランゲージ・クライシス」および「間違いだらけの科学法則」はいずれも作者の革新的、独創的かつ学際的な考えがにじみ出ているサイトです。
今回のおすすめは「ランゲージ・クライシス」第2編・”言語システムの危機”、この中でも特に表意文字についての記述は超専門レベルの内容となっています。
また、文法についても既存の文法とは異なる独自の文法を提唱しています。
http://www1.kcn.ne.jp/~mituto
16 :
吾輩は名無しである :03/10/06 20:03
>>13 英文学でもやや古典的な分類に入るだろうけどネーズもいいよ。俺は原文で読んだんだけど、正直いって圧倒された。
舞台となる情景があたかも、子川を流れる一片のメロディーの様に心に浮かんでくる、その美しさ。これはちょっと自分の拙い言葉では簡単には言い表せない。
俺も沢山の詩を読んできたが、感動したと言えるのはネーズの作品群とカンナーズの短編だけだな。
やっぱり原文で読めないと辛い 単語の意味や文法は当然として、リズムとか文法無視を読めないと どうしようもない
数をこなすこと。 まずはそれからだ。
20 :
吾輩は名無しである :03/10/10 23:30
おすすめの英文学ありますか
シェイクスピアってキッズウォーと何が違うの?ただのメロドラマじゃん。
22 :
吾輩は名無しである :03/10/11 19:49
>>21 確かにメロドラマとしての側面もあるかもしれないけど、本当に幅広い人間の様相を描いた点で、
メロドラマを超えていると思うよ。
23 :
吾輩は名無しである :03/10/12 02:44
さもメロドラマが下らないかのような言い草ですね。 メロドラマ以上の何を求めようっていうんだろう。娯楽なのに。
メロドラマ以上のものを求めるから小説を読むのだとばかり思ってたんですが ここの住人さんは違うんですね…
25 :
吾輩は名無しである :03/10/12 13:22
メロドラマ以上のとかいう言い回しが時代錯誤的でやだな。30年くらい前の感覚だな。
26 :
吾輩は名無しである :03/10/13 10:48
>>25 おまえキッズ・ウォーすきなんだろ? 文字読めない奴はくんなwwwww
27 :
吾輩は名無しである :03/10/13 13:00
イギリスのオブザーバー紙が The 100 greatest novels of all time というリストを発表。
オブザーバー紙の選択らしい。
http://observer.guardian.co.uk/review/story/0,6903,1061037,00.html 1. Don Quixote Miguel De Cervantes
2. Pilgrim's Progress John Bunyan
3. Robinson Crusoe Daniel Defoe
4. Gulliver's Travels Jonathan Swift
5. Tom Jones Henry Fielding
6. Clarissa Samuel Richardson
7. Tristram Shandy Laurence Sterne
8. Dangerous Liaisons Pierre Choderlos De Laclos
9. Emma Jane Austen
10. Frankenstein Mary Shelley
28 :
吾輩は名無しである :03/10/13 13:08
15. Sybil Benjamin Disraeli Apart from Churchill, no other British political figure shows literary genius. ・・・・・
29 :
吾輩は名無しである :03/10/15 20:34
シェイクスピア ロミオとジュリエットの原作と映画での相違点わかる香具師いるか?
30 :
吾輩は名無しである :03/10/15 21:26
ロメオがアロハ着たドキュソ
31 :
吾輩は名無しである :03/10/15 22:54
ブッカー賞にDBCピエールの「Vernon God Little」が 決まったわけだが・・・さて
32 :
吾輩は名無しである :03/10/15 23:12
>>29 それが分からなきゃいちいちいくつも撮る理由がないだろうに。
古典ってそういうことだろう?
33 :
吾輩は名無しである :03/10/16 17:45
マルカム・ブラッドベリに興味があるんですけど、 何をまず読んだらいいでしょうか? 教えてください
34 :
吾輩は名無しである :03/10/16 18:18
>>33 どれでもいいのでは?
ただ、読んでないのに興味あるなんて文学に関してはあんまり言わないほうが
35 :
吾輩は名無しである :03/10/16 19:16
36 :
吾輩は名無しである :03/10/17 00:04
興味あるから読むんでしょ お勉強で読むなら別だけど
37 :
吾輩は名無しである :03/10/17 00:35
いや、読んでみてから興味のあるものとないものが出てくるんでしょ 知らないのに興味だなんて。お勉強で読むなら別だけど
38 :
吾輩は名無しである :03/10/17 01:28
何の興味もない本を 脈略なくいきなり手に取る人はいないと思いますよ、とマジレス
フランス文学スレに比してこのスレのレスの少なき事よ 英文学は語りえないのか? イギリス文学ではなく英文学とかくあたり、1はポストコロニアルの作家も視野に入れていると存ずるが。
んじゃ、レナード・ウルフからお願いします。
今、ウルフの旦那を調べてたもんで。
43 :
吾輩は名無しである :03/10/17 14:50
>>40 物わかりのいいダンナの先駆者。
ジョージヘンリールイスも捨てがたいが。
レナード・ウルフはね、自伝にスリランカのことを 書いてるよ。当時の植民地について知る興味深い資料だと思う
45 :
吾輩は名無しである :03/10/17 18:30
つーか、そんなこと有名だと思う
感じ悪いレスは放置
白水社の「新しいイギリスの文学」を全巻持っているんですが その辺りの作家についてあまり話題にならないですね。結構良い 作品があるんですが・・・。 あとアンジェラ・カーターの『夜のサーカス』は彼女の作品の 中ではやはり一番好きです。
48 :
吾輩は名無しである :03/10/17 19:08
感じ悪いレスってのは
>>45 のことだろうな。確かに。
けど、
>>44 がなんでそんな割と知られていることを書いているのか疑問ではあるな。
みんなに教えたかったのだろうか。
あと、
>>44 は当時の植民地の様子とかを知るための資料とかいう目的で
文学を読むんだろうか。
こんなヤシしかいないのか?やっぱりw
50 :
吾輩は名無しである :03/10/17 20:44
アニタ・ブルックナーが好き! 秋のホテル、あの寂しさただよう文章がなんともいえないんです。 私が、はじめて翻訳を読んだ後、原文に挑戦した作品です。
51 :
吾輩は名無しである :03/10/18 10:59
今一番新しくて、ホットで、こいつはマジでやばいっていうイギリス作家いる?
52 :
吾輩は名無しである :03/10/18 11:05
>>51 ジェフリー・チョーサー。マジヤバイ。斬新。
53 :
吾輩は名無しである :03/10/18 11:19
ジャネット・ウィンターソンがすき。
>>6 >フィールディングや、スウィフト、サッカレイ、ジョージ・エリオット
確かに語られることの少ない作家かも。
ジョージ・エリオット『フロス河の水車場』は文庫化を。>筑摩関係者の方
>>13 わたしも一時期キーツにちょっとはまった。
>>27 納得のベスト10だね。サンクス。
「Clarissa」Samuel Richardsonって邦訳まだだったよね?
>>33 『超哲学者マンソンジュ氏』をひまなときに。ニヤニヤしながら読んだ。
>>47 >白水社の「新しいイギリスの文学」
良かったらオススメを。
『夜ごとのサーカス』は年内に読もうかと計画中。
55 :
吾輩は名無しである :03/10/18 13:12
>>54 >「Clarissa」Samuel Richardsonって邦訳まだだったよね?
邦訳できる分量じゃないよ
56 :
吾輩は名無しである :03/10/18 20:34
くらりっさってどんな話だっけ メイドと主人の手紙のやつだっけ
57 :
吾輩は名無しである :03/10/18 20:48
リチャードソンの『クラリッサ』って名前はよく聞くけど 日本じゃ読んでる人ってほとんどいないんじゃない?
◆CRaxoB3keg こいつは負けを認めないヤシだから構うな
59 :
吾輩は名無しである :03/10/18 21:47
英文学ではディケンズ最強!?
60 :
吾輩は名無しである :03/10/19 01:08
ディケンズ、凄いけど、常に二番手 なにせあの人がいるから
61 :
吾輩は名無しである :03/10/19 02:43
<血液型O型のいかがわしい特徴> ( なんでも気を許していると調子に乗ってつけこんでくるぞ! ) ■その道の達人をコケにして安心しようとする。多数派のときだけやたら強気。才能ある人間を歪んだ目でしか見れない。 ■場所が変わると手のひらを返すように態度が豹変 ( あの連中の中じゃヘコヘコさせられてきたが、うちに来たら見ていろ! 礼儀を教えてやる。 ) ■読みが浅い。粘着に睨まれる事を言っておいて関係ない人に振り向けバックレようとする姑息さ ( どうせ>>1さんはヒッキーでしょ? / 関西人だってジサクジエンしてるぜ ) ■早とちりが多く、誤爆と気付いても釈明できない。イイ人を装って忘れる ( そういう土地柄だったのさ ) 他人の勘違いは許せない。 ■話題と関係ない個人攻撃で場の空気を険悪にする。なぜか次第に自分から耐え切れなくなりあきれて話題をコロコロ変える。 ■いつの間に恩を貸してるように振舞うが、自分のためであると見抜かれる。恥ずかしさをごまかすために大袈裟にキレるが相手がキレると今度はビビる。 ■顔が見えない相手と喋っているのに毒舌かつ強気。面と向かった相手には他人が言ったことに ( 俺が言ったんじゃないけど、Kさんがあなたをアホかとバカかと… ヒヒ) ネット弁慶。 ■無理な人の真似をしケチをつけ、批判される所には現れない。観察される側になると極度に焦る( 直接対決が苦手。言い返されにくい状況を計算する ) ■自分が企んでいるのに相手を悪人に仕立て上げて餌食にする。わざと攻撃を誘って自分の憎悪に酔いしれる。人の裏切りを許せないわりに自分の裏切りは覚えていない鈍感さ。 ■世間に通用しないような事ばかりしつこく繰り返して自分に課した目標から逃げる。あげくのはてに相手にわからない方法でキレる。 ■半端な体験から集団的にばかり相手を気にする ( 君のような人はウチでは… / ○さんによく似てるから駄目だろうね / 背が高い奴はどいつも… )
61は58の香具師のことを言ってるの? 「話題と関係ない個人攻撃で場の空気を険悪にする」 のは確かに当てはまってる。
ブッッチャケ、文学史で読んだだけで、読んでない作品多いわ。 マーロウとか、マロリーとか、ああ、ウォルター・スコットもすぐ投げた。 オーウェルはよく読んだ。
>62 いや、君に言ってるんだと思うよ
65 :
吾輩は名無しである :03/10/19 11:11
一人粘着がいるから放置しよう ここは楽しく語る場です
スルーしろよw
ディケンズよりすごいのって誰よ>60 もしかしてシェ・・・かな? 漏れはキャ・・・だけど。
68 :
吾輩は名無しである :03/10/19 11:23
ロバート・バイロンだ!
イエーツ(アイルランド文学になるのかな?)、ディラン・トーマス あたりの詩は好きです。
71 :
吾輩は名無しである :03/10/19 13:34
エドワード・リットンの怪しさも良い
73 :
吾輩は名無しである :03/10/19 19:05
オスカー・ワイルドは近代文学の扉を開いたものとして過小評価されている たしかに今彼の作品、たとえば真面目が一番、やウィンダミア婦人の扇、を読んでそこに なにが残っているだろうか。 また醜聞いわゆるスキャンダルのみでワイルドを一面的に捉えている人も多いだろう。 しかし彼の本質はそのエッセイと文芸批評にこそある。彼は世紀末の奥から過去の偉大な詩人の 復権を試み、その文章は今もって英国文学、そして近代文学の特質を明確に捉えている
74 :
吾輩は名無しである :03/10/19 20:36
>>73 >オスカー・ワイルドは近代文学の扉を開いたものとして過小評価されている
これ別に過小評価じゃないでしょ。君の結論もここにいってるしさ。
75 :
吾輩は名無しである :03/10/21 22:30
かつて古谷専三先生の名訳でジョージ・エリオットの著作に親しんだ私としては 日本における英文学の需要が再び高まる事を祈るばかりです。
76 :
吾輩は名無しである :03/10/22 22:47
文芸文庫のミドル・マーチは良いよね。
61の書いてることはO型の特徴じゃなくて、61である自分自身の特徴。
78 :
◆CRaxoB3keg :03/10/26 10:22
せっかくなので
>>27 さんがはってくれたリンクから
11位以下で主な英文学関係のものを。
16. David Copperfield Charles Dickens
17. Wuthering Heights Emily Bronte
18. Jane Eyre Charlotte Bronte
19. Vanity Fair William Makepeace Thackeray
20. The Scarlet Letter Nathaniel Hawthorne
23. The Woman in White Wilkie Collins
24. Alice's Adventures In Wonderland Lewis Carroll
25. Little Women Louisa M. Alcott
28. Daniel Deronda George Eliot
30. The Portrait of a Lady Henry James
32. Dr Jekyll and Mr Hyde Robert Louis Stevenson
33. Three Men in a Boat Jerome K. Jerome
34. The Picture of Dorian Gray Oscar Wilde
36. Jude the Obscure Thomas Hardy
38. The Call of the Wild Jack London
39. Nostromo Joseph Conrad
42. The Rainbow D. H. Lawrence
45. Ulysses James Joyce
46. Mrs Dalloway Virginia Woolf
47. A Passage to India E. M. Forster
33のジェローム・K・ジェロームの評価が意外だった。
16のディケンズはもっと上でもいいかなあという感じ。
それから、何人かの一部の方へ。
スレに関係のない話題は別の場所でやるように
46位のウルフ『ダロウェイ夫人』Mrs Dalloway Virginia Woolf なにげに角川文庫の新刊で出てた。
Vウルフの『波』の角川文庫版(金ぴかのカヴァーのやつ)読んでたら 頭痛くなってきたけど最後までがんばって読みました。これって訳が 良くないんでしょうか?それとももともとこんなもんなのかな?
81 :
吾輩は名無しである :03/10/27 20:19
ウルフ『波』はわたしも角川文庫で読んだけど 全然記憶に残っていないぐらい手ごたえがなかった。 翻訳のせいでしょうかね? わたしも原書は知らないので何とも‥
83 :
吾輩は名無しである :03/10/27 20:31
>>80-81 東大へ
のほうが、読みやすいと思うよ。図書館で全集があったら
ぜひそれで読んでみてください。
>>82 こいつのレスすぐ見分けつく
>>82 またスレ違いですよ。賢いGさん。
『Dr Jekyll and Mr Hyde』Stevensonオススメ。
85 :
吾輩は名無しである :03/10/27 23:28
「灯台へ」は新潮文庫の復刊本持ってます。買ってから何年も経つんだけど 「波」の経験もあってなかなか手に取れない・・・。
原書で読んだほうが良いんだろうか…。 すれ違いかもしれないけど、推理小説が好きで海外有名作品にも手を出した。 しかし…、変な訳のせいで今まで読んできた日本人作家の方が楽しく感じてしまいました。 あの有名なホームズシリーズだったんですがね。 思いっきりすれ違い… 聞きたかった事は、外来語が全然得意で無くとも原書で読んだほうが良いのか?という事です。
89 :
吾輩は名無しである :03/10/29 01:00
チョーサー『カンタベリ物語』の翻訳で一番のお薦めはどれですか? ちくま文庫の西脇順三郎訳と、岩波文庫と、角川文庫があると思うんだけど。 読み比べたことあるかたご教示ください。
90 :
吾輩は名無しである :03/10/29 01:18
ジェーン・オースティン『エマ』は中公と岩波どっちがいいんでしょうか?
91 :
吾輩は名無しである :03/10/29 02:01
>>87 自分は『燈台へ』を途中で読み辛くて止めちゃって『波』まだ未読
92 :
吾輩は名無しである :03/10/29 09:15
ウルフなら『オーランド』がおすすめです。 映画もなかなか良かった。
ヴァージニア・ウルフなんて怖くない!
94 :
吾輩は名無しである :03/10/29 17:29
ぶっちゅけ、ナイポールの翻訳はつまらん。原文を一目見たときの衝撃を味わわないと。
95 :
吾輩は名無しである :03/10/30 20:11
>>89 文庫化されていないが、繁尾久訳が一番読みやすく、正確だった。
全訳の予定が未完に終わってしまい残念だ。
ブッカー賞受賞作家(一部) 1970 バーニス・ルーベンス 『えらばれしもの』(YMS 創流社) 1972 ジョン・バージャー 『G』(新潮社) 1973 ジェイムズ・G.ファレル 『セポイの反乱』(新潮社) 1974 ナディン・ゴーディマー 1976 デイヴィッド・ストーリー 『サヴィルの青春』(集英社) 1978 アイリス・マードック 『海よ、海』(集英社) 1979 ペネロピ・フィッツジェラルド 『テムズ河の人々』(晶文社) 1980 ウィリアム・ゴールディング 『通過儀礼』(開文社出版) 1981 サルマン・ラシュディ 『真夜中の子供たち』(早川書房) 1982 トマス・キニーリー 『シンドラーのリスト』(新潮社) 1983 J.M.クッツェー 『マイケル・K』(筑摩書房) 1984 アニタ・ブルックナー 『秋のホテル』(晶文社) 1986 キングズリー・エイミス 1987 ペネロピ・ライブリー 『ムーン・タイガー』(朝日出版社) 1988 ピーター・ケアリー 『オスカーとルシンダ』(DHC) 1989 カズオ・イシグロ 『日の名残り』(中央公論社) 1990 A.S.バイアット 『抱擁』(新潮社) 1991 ベン・オクリ 『満たされぬ道』(平凡社) 1992 マイケル・オンダーチェ 『イギリス人の患者』(新潮社) 1993 ロディ・ドイル 『パディ・クラーク ハハハ』(キネマ旬報社) 1996 グレアム・スウィフト 『ラスト・オーダー』(中央公論社) 1997 アルンダティ・ロイ 『小さきものたちの神』(DHC) 1998 イアン・マキューアン 『アムステルダム』(新潮社) 1999 J.M.クッツェ− 『恥辱』 (早川書房) 2000 マーガレット・アトウッド 『昏き目の暗殺者』(早川書房)
最近翻訳が出た 2001 ピーター・ケアリー 『ケリー・ギャングの真実の歴史』(早川書房) 今月発表になった 2003 DBC・ピエール 『バーノン・ゴッド・リトルVernon God Little』
yamasaki
99 :
吾輩は名無しである :03/10/30 21:40
100 :
吾輩は名無しである :03/10/30 22:07
>>88 >聞きたかった事は、外来語が全然得意で無くとも原書で読んだほうが良いのか?という事です。
この質問は難しいので直接は答えないが、コナン・ドイルは誰の翻訳で読んだの?
日夏耿之介が何かのエッセイで、延原謙のホームズ訳を誉めていたから、それなんか
どう?
現在は新潮文庫に入っているシリーズです。
もっとも訳文が古風になったせいか、延原謙の息子だか誰だかが、現代風に
訳文を手直ししてあるそうだが。
ヘンリー・ジェイムズとかジェイムズ・ヒルトンは 英文学でいいの?
英米どっちにもでてくるよね。 ジェイムズ→英、ヒルトン→米に帰化してる・・・ジェイムズは他スレがあるから ヒルトンはここでいいんじゃない?と書いてみるテスト。
ピーター・ケアリー、クッツェーに次いで 2度目のブッカー賞ってことだけんど やっぱ「買い」ですかねー
お勧めの 英文学の概説書(邦語希望,翻訳可) を教えてけろ。 真面目に聞いてます。
105 :
吾輩は名無しである :03/11/12 20:11
イギリス文学史 ミネルヴァ書房
楽しく読めるイギリス文学 ミネルヴァ書房 とりあえずミネルヴァの本を読んだら?
>105 >106 ありがとう! 早速, AMAZONで古本を注文しました(1370円+350円)。 感謝します。
ワイルドと太宰 ディケンズと漱石 なんか並べてみたくなったよ。
109 :
吾輩は名無しである :03/11/21 02:06
どなたかfrancis thompsonをご存知ですか? 詩人なのですが、日本語訳が見つからないので困っています。 orient odeという作品の全訳を探しています。 お持ちの方いらっしゃったら教えてください。お願いします。
>>109 とりあえず、国会図書館のサイトで検索してみれば?
蔵書にあればヒットするでしょ。
>>110 さん
ありがとうございます。
探してみます。
I like to do all the talking myself. It saves time and prevents arguments. わたしは独り言が好きでね。 時間は節約できるし議論も起こらない。
The old believe everything; the middle-aged suspect everything; the young know everything. 老人はすべてを信じ、 中年はすべてを疑い、 若者はすべてを知っている。
平井正穂(編・訳)『イギリス名詩選』(岩波文庫)を 買って読みましたが,イマイチ,ピンと来ません。 経済学部卒の僕は,センスがないんでしょうか?
Whenever people agree with me,
I always feel I must be wrong.
人が私に同意するときはいつも、
私は間違ってるに違いないと感じるのさ。
>>114 3連続オスカー・ワイルド引用を阻止されてしまったよ(グスン
116 :
吾輩は名無しである :03/12/25 00:27
スカーレットレター(ホーソン)は最高。どなたか語りませんか?
117 :
吾輩は名無しである :03/12/25 00:28
ではどの辺が最高なのか、語ってちょ
ちょいと、おねぃさんったら…消えたのねw
119 :
吾輩は名無しである :03/12/25 22:56
ホーソンを語るなんて、ひもじいよぉ・・・・・ガッハッハ 今、インドへの道読み終わったよ。これはね、リアリズムの系譜にある単なる 19世紀的小説と思う無かれ。プルーストにも通じる、読み進めるというその行為自体のなかに 作品中のインドに対する倦怠の感覚が混交している。結末もいまだに納得がいく。他に読んだ人 感想書き込んでくれ。
>>106 お買い上げ、ありがとうございます。ちょこっと書いてます。
122 :
吾輩は名無しである :03/12/26 01:47
123 :
吾輩は名無しである :03/12/27 20:54
John Fowlesはどうですか? 『楽しく読めるイギリス文学』には出てくるのかなぁ?
Young men want to be faithful, and are not; old men want to be faithless, and cannot. 若者は忠実になりたいと願うがそうではない。 老人は不実になりたいと願うがそうなれない。
吉田健一の英国文学論はたくさん読んだけど、 肝心の英国文学はなおざりになってる とりあえずモームの「劇場」を読んでる
126 :
吾輩は名無しである :04/01/06 12:06
エリオットの文学論はどうでしょうか?
江戸時代より、19世紀イギリスの下町の風俗のほうが詳しいという事。
128 :
吾輩は名無しである :04/01/09 00:54
イエイツとエリオットはフランスのヴァレリーに匹敵するんじゃないか。
The world is a stage, but the play is badly cast. 世界は舞台だが、ひどい配役の劇だな。
>>125 「英国文学がおざなり」以前に、日本語じゃないだろう、あの人の文は。
>>130 そういう意味じゃないだろう、125のレスは。
133 :
吾輩は名無しである :04/01/14 04:12
>>123 John Fowles映画化してるよね。コレクターとか。
ほかのも形式的な点がおもしろいのではないかと目下注目中です。
Hardyを崇拝しているらしいが。。
134 :
吾輩は名無しである :04/01/14 04:19
>>119 『インドへの道』は普通に20世紀の小説でしょう。
フォースターの中では名作だと思います。
インドに対する「倦怠」という言葉が正確かどうかは同意しかねるかも。
民族の違いを超えられないという悲観的な見識は読み取れるかもしれないけれど。
135 :
吾輩は名無しである :04/01/15 10:16
マンスフィールドはどうですか?
136 :
吾輩は名無しである :04/01/15 20:21
ウォルター・ペイターの評論が翻訳でほとんど出てないので 原語で読もうと思うんだが難しいですか?とりあええず「ルネッサンス」でも。
137 :
吾輩は名無しである :04/01/16 01:18
世紀末の古代都市のイメージで Babylonの正と悪において 悪の部分に論点をおいて述べるとするならば。。
>>136 ペイターは筑摩から全集で順次翻訳出る(現在2巻まで刊行中)のでそれを待っても良いかも。
ルネッサンスは昔授業で読んだけど難しかったなぁ。。
でも翻訳は現在手に入る形でも2つも出てるよ。白水社と富山房から。
139 :
吾輩は名無しである :04/01/19 23:13
ロレンスってどうよ 今読むと「はあそうですか」って感じだな 上品な大江みたいな 文はきれいだけど
意外と多作
141 :
吾輩は名無しである :04/01/20 17:55
ロレンスはマンスフィールドと付き合いがあったようですね。でも作品にこれといった共通点は見つけられない。
142 :
吾輩は名無しである :04/01/20 22:39
ロレンスのやったことは今創作、批評あらゆる面から掘り尽くされた感がある 今読んでも美文長の情事小説としか思えない 肉体の復興を解いたのはわかるけど もうありふれすぎてるじゃないか。それよりはひたすら肉体を嫌悪したスウィフトのほうが 新鮮味がある。といってもこの二人を無理やり関連付けたいわけではない。 要するにロレンスはテーゼに依りすぎていたのではないかということだ。
143 :
吾輩は名無しである :04/01/20 23:20
伝 説 の 美 香 語 録 「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」 ( ゚д゚)・∵.
144 :
吾輩は名無しである :04/01/21 00:15
ロレンスの心の葛藤は今読んでも十分に面白い。
145 :
吾輩は名無しである :04/01/21 00:25
ロレンス・ウルフ・ジョイスで比べると ウルフ>ジョイス>ロレンスかな・・・
なんで個人的な優劣つけるかな?わけわかんね。
147 :
吾輩は名無しである :04/01/21 04:20
エリザベステイラーの蝿取り紙 サマーセットモームのHOMEという作品を読んだことある人いますか?
148 :
吾輩は名無しである :04/01/21 09:38
>>147 『蝿取り紙』読んだ。原文読みたいんだけど本出てる?
探したんだけど見つからなかった
149 :
吾輩は名無しである :04/01/21 21:00
サッカレーのvanity fairが今岩波から猛烈に刊行中だがどうよ。
150 :
吾輩は名無しである :04/01/22 09:47
サッカレーは読みたいと思いつつ未読なり・・・長いでしょあれ・・・
151 :
吾輩は名無しである :04/01/22 10:03
くだ質でスマンのだが、 新倉俊一って名前の学者って二人いる?
昔の先生なのだが、死んだと思ってたんだけど 死亡記事読んでたら違うような・・・ ちなみに英文学ではパウンドとかやってる人でつ。 ググル検索したんだけど、いまいち分からなかった。
生きてるかどうか知らないけど ディキンスン詩集(思潮社)も新倉先生が訳著してる。 1930年神奈川生まれ。 明治学院大学教授 『エミリー・ディキンスン―不在の肖像』(大修館書店) 『西脇順三郎全詩引喩集成』(筑摩書房) 『ノンセンスの贈物』エドワード・リア(思潮社)など
ふたりはいないみたいだけどね。
検索したら死亡記事が出てきたけど、同姓同名みたいな感じ。 学者だけど領域も違う
157 :
吾輩は名無しである :04/01/25 02:22
んでみんなパウンドとかオーデン、あの辺の詩人に関してはどう?
158 :
吾輩は名無しである :04/01/25 12:06
パウンドは好き オーデンは嫌い
159 :
名前はいらない :04/01/27 03:29
俺は逆だな。オーデンのほうがとっつきやすい。 パウンドは・・・Cantosはあまりにも壮大すぎて俺には理解不能ですた
160 :
吾輩は名無しである :04/01/27 18:53
>>153 ~156
英文学者の方は「としかず」、フランス文学者の方は「しゅんいち」
数年前の訃報は後者。
前者も明治学院はすでに定年退職、現在は名誉教授。
二人とも高名な学者です。
161 :
吾輩は名無しである :04/01/27 19:10
オーデンは政治的すぎて・・・・・武田泰淳くらいの落ち着きがほしい
>160 謎が解明されました。ありがと。
163 :
吾輩は名無しである :04/01/28 20:28
吉田健一がワイルドのことを相当褒めてるけど 肝心のintentionsが見つからない。 ストレイチーの「エリザベスとエセックス」はおもしろかった。
164 :
吾輩は名無しである :04/02/01 13:16
オーデンの引用を田村隆一が用いてるけど、 あの垂直的とか水平的とか言ってるやつの元ネタ オーデンの作品でのタイトル知ってる人いる?
165 :
吾輩は名無しである :04/02/01 22:37
>164 田村隆一の作品タイトルは?
166 :
吾輩は名無しである :04/02/02 20:16
最近グレアム・グリーン全集買ってみた。 おもしろいのかよ、これ
167 :
吾輩は名無しである :04/02/03 04:16
他者、主体位置、対話のどれかをテーマにした英文学の作家教えてくれにゃ! 短編でお願いしますにゃ。
168 :
吾輩は名無しである :04/02/03 18:47
なんだそりゃ レポートか まあ主体位置だったらジョイスの短編でも読めよ
>>168 しゃん、サンキュー!!
んでも、時間がないだべ、結局、別のやつで押しきるしかないようだべさ!!
170 :
吾輩は名無しである :04/02/08 09:17
デフォーのロビンソン・クルーそーっておもしろいな! これ。昔の小説とはおもえないおもしろさだよ!
>>170 それ、逆でしょ。
面白いから今まで残っている。
現代の小説を読んで、「今の小説とは思えないほど面白い!」
と言うのならわかるけど(藁
172 :
吾輩は名無しである :04/02/23 01:35
イマジズムと象徴主義の違いが今ひとつわかりません。 特に象徴主義について詳しいサイトは無いでしょうか。
174 :
吾輩は名無しである :04/02/23 18:15
ドリス・レッシングの新刊が出てたっけ。
175 :
吾輩は名無しである :04/03/02 12:08
176 :
吾輩は名無しである :04/03/02 23:20
デフォースレ落ちてる・・・・・・・・・・・・・・・ 昔「ペスト」を読んだけど結構この人って性格冷たそうだよね
177 :
吾輩は名無しである :04/03/17 19:48
wildeage
The public is wonderfully tolerant. It forgives everything except genius. 大衆ってのはすばらしく寛容さ。天才以外のすべてを許すんだからな。
179 :
吾輩は名無しである :04/03/31 19:35
岩波の世界文學体系「サッカレー/ハーディ」を買った。 サッカレーの『いぎりす俗物誌』読むのが楽しみ。
180 :
吾輩は名無しである :04/04/03 23:50
ドイツにヘルダーリンがいたように フランスにサドがいたように 英国にはブレイクがいたのである。 18世紀末には。
181 :
吾輩は名無しである :04/04/08 00:08
19世紀末と20世紀末は誰がいますか?
182 :
吾輩は名無しである :04/04/10 14:56
ドイツにシュニッツラーがいたように フランスにヴァレリーがいたように 英国にはワイルドがいたのである。 19世紀末には。
183 :
吾輩は名無しである :04/04/10 14:59
そして20世紀末は 独逸にも仏蘭西にも英吉利にも たいした作家はいない。
184 :
吾輩は名無しである :04/04/13 00:28
前にV.ウルフの話題が出ていたのでちょっとおたずねします。 同女史の作品「三ギニー」の翻訳で現在入手可能なものはありますか? みすずの「ヴァージニア・ウルフ・コレクション」では「配本予定」として アナウンスされていたようなのですが(同社WEBページより)、 図書館では見つかりませんでした.
185 :
吾輩は名無しである :04/04/17 20:42
トロロープはなぜ、日本ではあまり知られていないのでしょう? ほとんど訳されてもいないように見うけられます。
186 :
吾輩は名無しである :04/04/25 04:32
サキってどう?マイナーなのかメジャーなのかよくわからん。
187 :
吾輩は名無しである :04/04/25 20:04
>>186 サキは怪奇ものの短篇集には必ず作品が収載されるけど
いまひとつメジャーとはいえないのは
短篇しか書いてないからじゃないのだろうか?
188 :
吾輩は名無しである :04/05/05 12:22
オスカーワイルドの「サロメ」ってどうなのよ?
サキはそうは悪くはない。短編集しかないけど、全集となったら 物凄い高値。
>188 俺的ヒット
去年外国で買ってきた。 ディケンズの「Our Mutural Friend」 「Bleak House」「Oliver Twist」 「Pickwick papers」 ディケンズは英米の9割りが読むという。 だから英語の勉強も兼ねてこれから読もうと思う。
アメリカ人の9割も読まんだろう。 いつの話をしてるんだ?
シュテファン・ツバイクの著書によれば殆どの英米系の家には ディケンズの小説はなんらかのものが置いてあるという。 ツバイクだから少し時代は古いが、古過ぎると言うことはある まい。
194 :
吾輩は名無しである :04/05/23 17:27
>>192 今日日のアメ公にディケンズなど読めるものか(嘲
>189 サキ全集って翻訳でてる? 原書でなら持ってるんだけど、どの程度読めてるのか不安だ。
>>195 全集の翻訳は出てないんじゃない?
収録作品はちくま文庫の2冊が多いけど、全部は入っていないと思う。
なんにせよ、品切れだけどね。
サンキュ。サンリオのやつ探すかな。 最近長編を読む元気が起きない…
198 :
吾輩は名無しである :04/06/12 19:30
Ge
>>186 サロメいいよ。ウィンダミア卿夫人の扇もいいけどね。
もちろんドリアン・グレイという名作もあるが。
サキの短編集が面白かった。 中でも今でも鮮明な記憶に残っているものは、「運命の猟犬」だ。 あのソックリさんが何だか回答してくれない過去の重大な失態のおかげで、 一時は貧困から逃れても結局は自分の身の破滅をもたらすドラマは十代の 頃の読書とはいえ、涙せずにはいられなかった。 あれはサキにかわって続編を作れないだろうかなどとも思う今日この頃だ。
今度はちくまから『テス』か。 新訳じゃないんだね。
202 :
吾輩は名無しである :04/06/16 00:28
こんばんは。大変図々しくて申し訳ないのですが、 ダニエルデフォーのロビンソンクルーソーを読んでエコノミーについて論述せよという課題が出たのですが、 全く意味がわかりません。 誰か助けてください。 スレ違いだったらごめんなさい。
203 :
吾輩は名無しである :04/06/16 02:49
>>202 馬鹿か。経済史の超大物、戦後近代主義の代表である大塚久雄が論じたのだよ。
そして、今日では、さらなる批判が。「植民地幻想」みすず書房を読め。
できたら、クッツェーFoeも嫁
204 :
吾輩は名無しである :04/06/27 23:57
英文学の優れた日本への紹介者といえば誰でしょうか?
>>204 世間一般に「優れている」と評価されているものではなく、
自分の眼で優れていると思うものを探すのが良いのではないでしょうか。
207 :
吾輩は名無しである :04/07/01 22:17
吉田健一はどうなんだろう?
>英文学の優れた日本への紹介者 個人的には、吉田のほか、日夏、平井、由良は外せない。
>>202 は教えてもらったんだからお礼くれい言ったらいいのに。
210 :
吾輩は名無しである :04/07/03 22:06
由良君美の本ってなかなか手に入らないんだけど。
211 :
吾輩は名無しである :04/08/07 20:00
由良君美のは絶版多い。古書価も高い。
212 :
吾輩は名無しである :04/08/15 07:58
「Masters of English Literature」(南雲堂)を読んでます。約500ある大部なテキストですが、18-20世紀の主要な作品を網羅。英語読解力もつくかな。
213 :
吾輩は名無しである :04/08/31 18:50
214 :
吾輩は名無しである :04/09/03 22:49
サミュエル・バトラー読みたい
215 :
吾輩は名無しである :04/09/13 05:54:48
>>213 正確に言うと14世紀中葉のチョーサーから現代までのアンソロジー。なかなか難しい。。だれか一緒に読みませんか
216 :
吾輩は名無しである :04/09/24 02:38:36
OE時代の作品で、翻訳されてて、さっくり読めるものってありますか?レポート書きゃなきゃならないんです…
217 :
吾輩は名無しである :04/09/24 21:46:53
>>214 エロホン。。。じゃなくてエレホンかい?
今ここじゃないってやつ。
ユートピア小説だそうで、興味あるんですよぉ
219 :
吾輩は名無しである :04/09/28 05:34:43
>>216 「ベーオウルフ」は翻訳が出てると思われ。
でもさっくり読めるものってそんな時代に…
220 :
吾輩は名無しである :04/09/30 15:18:40
大変恐縮ですが、質問させてください。 (他にヒントがなかったので) ジョージ・ムアの「一青年の告白」 では、大まかにどんなことを告白しているのでしょう? ムア自体初めてなのでどういう方なのかさっぱりなんですが いわゆる告白体で己の抑圧履歴などでも延々と語られるんでしょうか? (貧発想で申し訳ありません。>_<)
221 :
吾輩は名無しである :04/10/07 10:18:01
ウォーの「大転落」が爆笑しました。 なぜかこれっきりの翻訳なので 原書で読んでみたいのですが、 読んだ人います? 難しいですか?それとも平明ですか?
222 :
吾輩は名無しである :04/10/08 20:36:27
>>216 チャールズ・キーピング訳・絵による『ベオウルフ』がお勧めです。
223 :
吾輩は名無しである :04/10/08 23:51:17
アニタ・ブルックナー昔何冊か読んだんだけど 最近はどうよ? 誰か知ってる?
秋のホテルとか、英国の友人なら読んだよ 文章きれいだったけどあんま覚えてない。 似た感じならマンスフィールドのほうが良かったかな 最近はチリで羽振りがいいみたいよ
225 :
吾輩は名無しである :04/11/21 16:47:43
ワイルドの恋人のアルフレッド・ダグラスって、詩人としてそこそこ評価されてたんだな。 同性愛を詠った「二つの愛」の邦訳を読んだことがあるが、原文全てを見てみたい。
226 :
吾輩は名無しである :04/11/21 18:08:34
今、英文学における人種観についてのレポートを書いてます。 近・現代英文学で、食人種(カニバリズム)または人喰い儀式などが登場する作品はありますか? 自分でも考えてみたのですが、コンラッド「闇の奥」とデフォー「ロビンソン・クルーソー」ぐらいしか思いつきません。 ほかにあるでしょうか?
>225 それは初耳 決してその名を告げぬ愛 でしょ? でもそれだけだったような気がする 邦訳は須永氏?
228 :
吾輩は名無しである :04/11/22 18:51:09
カンタベリー物語の現代語訳ってすごくよみやすい
My own business always bores me to death. I prefer other people's. 自分に関する物事ってのはいつも死ぬほど退屈さ。 他人に関するほうがよっぽどいい。
230 :
吾輩は名無しである :04/11/25 14:11:17
カンタベリー物語って面白いの?
231 :
吾輩は名無しである :04/11/27 17:49:12
>>227 「泰西少年愛読本」って本に、彼の詩が二つ収録されていた。
須永氏と南條氏の共訳とあるが。
「二つの愛」は、夢の中で入り込んだ庭園で
楽しそうな異性愛の神と、憂鬱そうな同性愛の神に会う話になってるね。
それの一部がワイルド裁判でも持ち出されたわけだ。
「アレッツオのスピネロの伝説」って詩もあり。
ダグラスの詩は本国で多少は売れて、文豪にも評価されてたらしいよ。
>楽しそうな異性愛の神と、憂鬱そうな同性愛の神に会う話 そんな利用のされ方をしたとは(ちょい鬱) 泰西〜本、そういやウチにあるのにすっかり忘れてた。 ロレンスの「プロシヤ士官」はヘンに忘れんのに。 >文豪にも評価 当時だとダレだろ〜?? 確かダグラスは結婚してコミュニストになったんでしたっけ
233 :
吾輩は名無しである :04/12/01 21:35:58
フォースターを読んで、イギリス人に狡猾さを感じる
234 :
羅刹女 :04/12/02 00:09:26
何をいまさら・・
235 :
吾輩は名無しである :04/12/07 01:33:19
院試を受けるにあたって、 何かよいイギリス文学の勉強方はありますか??
236 :
吾輩は名無しである :04/12/07 15:14:58
一日10回、「イギリス文学」と発声練習
237 :
吾輩は名無しである :04/12/07 16:28:07
ってよか、「勉強法」って書き取り 一日300回のがえーんちゃう?
>>232 遅ればせながら、文豪とはバーナード・ショーです。
ダグラスの詩才を、シェレーに伯仲すると言ってたとか。
>>238 レスさんくすです。
しぇしぇしぇしぇれぇ???!!!はははははくちゅうぅぅぅぅ???
ダグラスがまだ美童範疇だったのを祈ります
っつーかショーも当時の趣味人らしく美青年好きだったりしたら納得
自分はあんまり英詩に通じてないんで、単純に1212で押韻してくハウスマン
あたりのわかりやすい恋詩ぐらいしか良さはわかりません。
スウィンバーンとかで早々に挫折しました。。
ショーは皮肉屋なピューリタンだと思っていたんで、それは意外だな。
つーか、ダグラスの詩自体が実際に素晴らしかった可能性も考慮してやれ。
242 :
吾輩は名無しである :04/12/23 13:43:52
ウィリアム・サンソムの短編「届かない花束」が面白かった。
243 :
吾輩は名無しである :04/12/27 22:33:11
チップス先生さようならマジ泣き!
244 :
吾輩は名無しである :05/01/02 19:56:30
ネットにワーズワースの資料落ちてない?自然観とかさ レポートっぽくなってるやつとかナイス。 頼んだぞ!
245 :
吾輩は名無しである :05/02/27 17:55:02
おれはW.ゴールディングの「蝿の王」が 二十世紀の最重要作だと思う。 これを読むと、文学は言葉遊びや叙情遊び や技法遊び以上のものだと思う。 逆にいうと、遊びを真剣にやっちゃってる 文学が多いと言うこと。
246 :
吾輩は名無しである :05/02/27 18:23:59
「バトルロワイヤル」の登場で「蝿の王」が意味を失ったって カキコを、よそのスレで見た。 こういうやつがいると思うと、一発ぶん殴ってやりたくなる。
247 :
吾輩は名無しである :05/02/27 20:12:58
248 :
吾輩は名無しである :05/03/16 18:27:04
249 :
吾輩は名無しである :05/03/17 23:25:31
lodge the art of fictionをいま読んでるけど、わかりやすくておもしろいね
英文学について学びたいのですが、 何の本から読むと良いでしょうか?
マジレスすると、英文学の本。
252 :
吾輩は名無しである :2005/04/04(月) 23:15:23
o
>>250 講座英文学みたいな本が大学図書館にあるでしょう。
254 :
吾輩は名無しである :2005/04/08(金) 17:02:29
ロバート・バーンズの詩を読もうとおもったら スコットランド語? でぜんぜんわかりませんでした 米アマゾンで売ってたから英訳だとおもってたのに
255 :
吾輩は名無しである :2005/04/20(水) 23:35:17
「Masters of English Literature」.英文学のアンソロジー集
イギリスの近代文学の定義について考えているんだけど、 どんなんが思いつきます? っていうかあるのかな? 日本だと、海外文学に啓発されて、「人間」ってものに より注目して書きはじめた時代だと思うんだけど。。。 漱石とか鴎外とか。
257 :
吾輩は名無しである :2005/05/13(金) 11:56:58
o
258 :
吾輩は名無しである :2005/05/18(水) 23:19:07
>>256 まず作品を読め。文学史に出てくるようなのはすべて。
話はそれからだ。
嗚呼
260 :
吾輩は名無しである :2005/05/21(土) 22:20:32
>258 そうしたいのはやまやまなんですが、卒論を書くのに時間が あまりないので、英文学をたくさん読んでいるだろうこの板の 人たちにとっかかりだけでも作ってもらおうかと。 オースティンとかディケンズとか、より大衆的になってきたって いうのがひとつかなとも思うんですが、どうなんでしょ?
261 :
吾輩は名無しである :2005/05/24(火) 18:44:17
土日の学会はどうだったんですか?
>>261 例年通り、専任教員より特別研究員や非常勤講師の方がレベルが高かった。
身分が安定していると小手先で誤魔化す傾向があるのかも。
自戒を込めて。
263 :
吾輩は名無しである :2005/06/02(木) 23:42:22
会長の件は? >学会
264 :
吾輩は名無しである :2005/06/27(月) 12:09:36
h
265 :
吾輩は名無しである :2005/07/11(月) 00:46:46
なんか規制中でスレッドがたてられないので誰か変わりに 立ててくれませんか・・?? ↓↓ 『ハックルベリフィンの冒険』についてのレポート (2000文字)を書かなくてはなりません。。 手伝ってくれる人いませんか?? 題目は下記のいずれか 1原型的少年としてのハック 2ハックのヒーロー性 3ハックにとってのトムあるいはジム 4ハックの成長の軌跡 5結末の問題 6河の象徴性 7イカダという空間 ハックに詳しいかた、いろいろとご教授 いただけたら幸いです!! 他の講義の試験勉強とかあって この小説読んでる暇もないんです。。 助けてください!
267 :
吾輩は名無しである :2005/07/11(月) 01:04:41
>>266 ありがたいですが・・
このスレ見ても書いてもらえる気がしません。。
よく分からんが断わる
269 :
吾輩は名無しである :2005/07/11(月) 01:19:33
失礼しました。 他のスレで頼んできます
他のスレでも駄目だと思うが
271 :
吾輩は名無しである :2005/07/11(月) 02:22:57
わざわざスレ立てたのかよ。ヲイヲイ
273 :
吾輩は名無しである :2005/07/13(水) 00:26:46
夏休み、これ読めってのある?
夏休みねぇ。 肩肘張らずに「ガリバー旅行記」でも読んだら。
原書をコンスタントに読めるようなコツってありますか。 オーウェル1984→半分で挫折 スティヴンソン→単語がわからないのが多くて挫折 オースティン→半分で落とした情報が多すぎて挫折 コンラッドの短編→なんとか読めた ついつい日本語の本ばかり読んでしまいます
短編から読む事じゃないの? あと、スティーブン・キングみたいなのから読むという手もある。 英語小説は、量読まないとどうにもならないので、 抵抗がないならおすすめ。
277 :
吾輩は名無しである :2005/07/14(木) 16:23:41
English poetoryの歴史についてのレポートがあるんですけど、 起源から歴史が載ってるサイトとか歴史を知ってる人がいたら 教えてください
278 :
吾輩は名無しである :2005/07/14(木) 16:43:52
>>275 コンラッド、何を読んだんだい?個人スレの方が全く人がいなくてさ。
英文科出身でもコンラッド知らない奴もいるから無理ないのかな。
279 :
吾輩は名無しである :2005/07/14(木) 16:50:05
>>275 あ、それと連続で悪いが、辞書を徹底的に引いて単語を暗記すると
読書のペースが速くなって、挫折しづらくなると思う。
まずは簡単な本を読んで慣れてから難しい本に移行する。
モーム
コナン・ドイル
グレアム・グリーン
オスカー・ワイルド(ドリアン・グレイの肖像)
等は簡単だと思う。
276です
いろいろアドバイスありがとうございます
簡単なもので短いやつから読んでいこうと思います
とりあえず重要とおもわれる知らない単語は調べて覚えるようにしています
>>278 youth,because of the dollars, outpost of progressです
前の二つは日本語で前に読んでいたので、理解しやすかったです
コンラッドは翻訳を読んでおもしろいと思いました ただあまり学究的な話はできません
>>279 グレアム・グリーンも読みやすいのは意外です そこらへんから読んでみるこ
とにします とにかく毎日読んでみます アドバイスありがとうございました!
281 :
吾輩は名無しである :2005/07/20(水) 06:08:50
カズオ・イシグロ 『日の名残り』を英語で昨晩読了。(映画版も好き) 夏目漱石みたいな感じだと思った。イシグロは漱石なんかに影響受けてるの? Darlingtonに具体的なモデルはいるの? (以下は、英国の高校(?)で『日の名残り』を読んだ人のコメント) 11 名前: 吾輩は名無しである 投稿日:2001/04/22(日) 01:34 昔、学校(イギリス)の必修で読まされて ひでーめにあったので好印象なし。 こんなので騙されちゃうなんて、イギリス人ってダメダメ 13 名前: 吾輩は名無しである 投稿日:2001/04/22(日) 23:55 やっぱ小説のたぐいは自分で なんかモチベーションあって読んでないとダメっす。 とにかく地味な話で退屈でした。たぶん学校で漱石の 「こころ」読まされてバッドトリップというのに近いかも。 おさえに先生がたが「なんたる心理描写のたくみさ! ジャパニーズすばらし〜」などと持ち上げてたのでよけいウエっていう感じでした。 そのときの印象では三島かなんかのきわめて古いスタイルの戦後日本文学をそのまま英語に移し替えたものにしか(特にモチーフや文体)見えず、 なにもそないなもんを有り難がらんでも、、、ま しかし戦後英文学は(米じゃなくて)それほど不作だったからしかたないか。という率直な感想でした。
>>281 漱石よりも小津の影響が強いと思うけどな。
視線の低さ、会話の間なんかいかにもそれっぽい。
イギリスの読者はイシグロが日系ということで、
あれが典型的な日本的描写だと受け止めているようだ。
本人は日本のことをほとんど知らないはずだが。
語り手の執事の口調を表面的になぞって、言っていることをそのまま 信用しちゃったら死ぬほどツマランだろうね。 この語り手の限界を汲み取ることが出来るかどうかだね。
>> 漱石よりも小津の影響が強いと思うけどな。 「マジメ過ぎて、きっかけが無くて、言い出せなくて生涯独身」が小津監督と同パターン。 カズオ・イシグロ 『日の名残り』の冒頭で、 「私の Miss Kenton に関する関心は、あくまで仕事を円滑に進めるために・・・」とシツコク言い訳してるので、 読者は、「必死すぎてバレバレだよ!」と笑ってしまう。 こういう感じの小説の例を英語・日本語でご存じなら教えて下さい。よろしく。
えーとね。信用できない語り手を主人公にしたという括りならば ナボコフの「青白き炎」。雰囲気全然違うけどね。
「Pale Fire」だが、詩人(Shade)は正常で普通の人、 Kinboteの注釈は半分くらい妄想ということでOK?
いま英語で「Lolita」を読んでるんだが、主人公(HH)は自己観察が完全に近い正確さだと思う。
自己観察がずれている場面あったら教えてください。
>>284 のように、読者が、「必死すぎてバレバレだよ!」と笑ってしまうような部分はありませんよね?
288 :
吾輩は名無しである :2005/07/28(木) 05:08:20
英文学の評論の書き方を教えてください
まず評論を数多く読め
ブックオフでちくま文庫のアンジェラ・カーター「血染めの部屋」見つけた(゚д゚)ウマー
291 :
吾輩は名無しである :2005/08/05(金) 23:28:54
これイギリス文学のスレ? それとも英語圏文学のスレ? アメリカの文学はここで語っていいのか?
292 :
吾輩は名無しである :2005/08/06(土) 18:55:02
なんでもいいぜ
ワーズワースの「おお、なべてこの世は美しき場所なればこそ」というのは、なんという詩の一節ですか?
Tom Sharpeって読んだ人いる? wiltという作品がめちゃおもしろい。
296 :
吾輩は名無しである :2005/09/04(日) 01:17:18
アラン・シリトーについてはもう語り尽くされてるのかな? ここまでのレスは全部目を通したのだけど、一度も登場してませんね。 すべて好きというわけではないけど、『漁船の絵』という短篇が忘れられなくて。
297 :
名無し :2005/09/05(月) 23:57:21
killedの発音を教えて下さい。
298 :
吾輩は名無しである :2005/09/06(火) 01:18:21
ああ、うしなわれていく……
アルダンティ・ロイ「小さきものたちの神」なんか翻訳されてたんだね。 知らんかったよ。ブックオフで売られてるの見て即買い
300 :
イラストに騙された名無しさん :2005/09/24(土) 11:48:55
8
301 :
吾輩は名無しである :2005/10/05(水) 17:19:00
302 :
吾輩は名無しである :2005/10/10(月) 01:07:01
ジェイムズの『ねじの回転』読んだけどいまいち。 これって原文で読むべき作品かな。 訳が新しそうなんで岩波文庫で読んだんだけど。 創元SF文庫の訳で読まれた方いませんか? 岩波で一緒に入ってたデイジー・ミラーは堪能できました。
303 :
吾輩は名無しである :2005/10/14(金) 12:43:33
304 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 06:41:37
まだロレンス・ダレルの名前が出てないみたいですけど、どのように評価されますか? 『ジュスティーヌ』しか読んでいないのですが…はじめの方は読みにくいと感じましたが 慣れてきたらたまらない魅力にとりつかれた記憶があります…
305 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 09:29:51
ねじの回転は新潮で読んだが、ものすごーーーく面白かった。
306 :
吾輩は名無しである :2005/10/18(火) 11:03:01
>>284 日本だと谷崎なんてもろそれだよ。亀レスすまん。
「ゴシック」って映画、誰か知ってる人いる? バイロンやシェリーが出てくるちょっと怪しい、いやかなり妖しいw映画なんだけど。 一応巨匠のケン・ラッセル監督作品。 英文学に造詣の深い人があれを観てどういう感想を持つか興味あるな。
英文学の人はああいうの嫌いそう コンサバ多いし。
309 :
イラストに騙された名無しさん :2005/10/31(月) 00:27:26
d
岩波で読んだけど、ねじの回転面白かったよ。
>>310 岩波の新訳ね。
旧訳はお勧めできない。
312 :
イラストに騙された名無しさん :2005/11/02(水) 12:09:07
食傷気味
313 :
無名草子さん :2005/11/04(金) 23:07:54
p
314 :
吾輩は名無しである :2005/11/06(日) 03:04:52
「ねじの回転」はまったく色あせない作品だね。 最後の訳で和訳のよしあしが決まるだろうとは思うが 読み比べることができない状態なので、誰か 引用希望。
ねじは最後の一行に衝撃を受けた覚えがある。
316 :
吾輩は名無しである :2005/11/06(日) 06:27:23
わたしは、やにわに彼を抱きすくめて正気にかえらせた。それは まるで、奈落に転落する寸前に捕まえたようなものだった。わたし は彼を捕まえた。そうだ、しっかり抱きしめた――どんなにかはげ しい情熱をこめて。でも、しばらくするとわたしは、自分の抱きし めているものが、本当は何だったか判りはじめた。わたし達は、静 かな真昼にただ二人きりだった。そして、悪霊を払いのけられた彼 の可愛い心臓は、鼓動の音が止んでいた。 新潮文庫版、蕗沢忠枝訳
317 :
吾輩は名無しである :2005/11/06(日) 12:09:48
ヘンリー・ジェイムスの名は、ディケンズほどではないけれど、映画の中でよく耳にする。 アメリカではハイソの必須項目なのかな。
わかってると思うけど念のため、ディケンズはハイソ向きじゃないよ。
319 :
吾輩は名無しである :2005/11/06(日) 14:18:12
その前にハイソって・・・
確かに今時「ハイソ」とは言わんわなw
321 :
吾輩は名無しである :2005/11/06(日) 20:14:57
「アリー・マクビール」に、 ‘ディケンズの話題でひとしきり盛り上がってその後しっぽりと・・・ なんて素敵なことは現実には起こらないものなのよ。'とかいうような 弁護士のセリフがあったよ。 これから推察するに、アメリカではすでに(古典)教養の範疇なんじゃないのか? よく知らんけど。
クリスマス・キャロルがあるから、 大衆文芸の範疇だよ ヘンリー・ジェイムズのように読者を選ぶ作家じゃないのは確か。
323 :
吾輩は名無しである :2005/11/06(日) 21:14:15
>>321 因みにアリーの愛読書はソール・ベローの「雨の王ヘンダソン」
何か意外だな。
>316 そーげんもそんな感じ?
アリーはユダヤ人なんだろう
326 :
吾輩は名無しである :2005/11/06(日) 22:17:18
>>323 最初期のエピソードだね。
バルザックも好きだって言ってたっけ(さもありなん)。
「バルザックを取ろうと伸ばした手が素敵な男性の手に触れて・・・」
>>325 見た目から言って、たぶんそうだろ。
見るからにユダヤ系というゲストが多いし。
「ねじの回転」の映画は怖い。最後が原作同等に衝撃的。
328 :
吾輩は名無しである :2005/11/08(火) 00:38:15
ヘンリー・ジェイムスの長編で一般的な人気上位三傑を教えてくださいな。 邦訳がなくても構いません。 それから、T.E.ローレンスの「七本の知恵の柱」を 読んだ方がいらっしゃったらぜひ簡単な感想を。
329 :
吾輩は名無しである :2005/11/08(火) 07:43:13
「鳩の翼」「ある婦人の肖像」「黄金の盃」 もしくは後期の3作、「鳩」「使者たち」「盃」あたりかなあ。 原文で読むのが目的だが・・・
330 :
吾輩は名無しである :2005/11/08(火) 13:43:55
「原文で読むのが目的だが・・・」?
331 :
吾輩は名無しである :2005/11/08(火) 14:59:32
そこはツッコんだらアカン
そこは突っ込まないのば目的だが・・・
333 :
吾輩は名無しである :2005/11/08(火) 15:19:02
つっ込まれたいんですね?
あっ、ツッコまれたかったのか…
336 :
吾輩は名無しである :2005/11/08(火) 18:56:51
まだ生きてたのか
337 :
吾輩は名無しである :2005/11/08(火) 19:15:35
マードック、そしてファウルズか…寂しくなるな
今日図書館でなんとなく借りたファウルズの魔術師を読んでいた。 夕刊見てびっくりした。変な感じだ。冥福を祈る。
>>338 たまにそういうことあるよねえ。おれも誰かのときあったなあ。
340 :
吾輩は名無しである :2005/11/16(水) 13:37:44
5
341 :
吾輩は名無しである :2005/11/16(水) 23:19:08
「高慢と偏見」(英語)もうすぐ読み終わるぞ。はぁはぁぜいぜいw
342 :
吾輩は名無しである :2005/11/18(金) 01:08:30
私(♂)は滝川クリステルみたいに意志薄弱で受身のジェーンも、 おしなべて何様なエリザベスも嫌いです。
343 :
吾輩は名無しである :2005/11/18(金) 20:07:04
「ノーサンガー・アビー」のキャサリンははっきり言ってかわゆい。
344 :
吾輩は名無しである :2005/11/21(月) 15:40:50
トム・ジョーンズってそんなに面白いの?
誰がそんなに面白いと言ったの?
346 :
吾輩は名無しである :2005/11/21(月) 16:44:59
オブザーバー紙が選ぶ古今東西小説ベスト100の5位。
> トム・ジョーンズ 『拳闘士の休息』を書いた人? 『拳闘士〜』はすごく面白いよ。
348 :
347 :2005/11/21(月) 20:38:47
今、ググってみたら違うみたいスマソ・・・orz
349 :
吾輩は名無しである :2005/11/21(月) 20:55:43
英文学板をクリックする人にすら知られていないとはw! 映画版(大傑作)を、皆さん、すみやかに見るべし。
350 :
吾輩は名無しである :2005/11/21(月) 21:36:45
ブレイク最高! 日本じゃあまり読まれていないよね。
ああ、マイウェイの人か
352 :
吾輩は名無しである :2005/11/21(月) 22:52:42
トム・ジョーンズったら、メキメキハッピー♪だろが。
353 :
吾輩は名無しである :2005/11/22(火) 12:30:10
トムジョーンズはモームも薦めていたから原文で読もう。 訳はすべて絶版だろうしな。
354 :
吾輩は名無しである :2005/11/22(火) 14:39:13
小説黎明期の傑作… トム・ジョーンズめちゃ長いよ… かなり分厚い 翻訳…こないだ とある古本まつりで見かけた… たしかにメキメキハッピー♪のおいちゃんもトムジョーンズ… フィールディングのからとったのかな…その昔デビュー当時プレーボーイのイメージで そう解釈してるけど…
モームが薦めていると聞くと読みたくなくなる。
356 :
吾輩は名無しである :2005/11/22(火) 15:28:14
「ノーサンガー・アビー」(1818)の中に、
‘「トム・ジョーンズ」(1748)くらい立派な小説は最近てんで見かけない’
なんていう皮肉なセリフがあったけど、ただしこれは、
主人公に蛇蝎のごとく嫌われる男のセリフなので、
オースチンの感想は推して知るべし。
>>354 トム・ジョーンズのデビュー当時ってw
357 :
吾輩は名無しである :2005/11/22(火) 16:29:51
トム・ジョーンズは60年代にデビューかな…プレスリー張りのセクシーボイスでブイブイ♪ そのころのヒットは『何かいいことないか子猫ちゃん』What's New, Pussy Cat? 映画『シザーハンズ』で使われた彼の60年代のヒットナンバーは たしかめざましテレビの お天気コーナーだかでも使ってるよ
トム・ジョーンズでこれほど盛り上がるとは。 俺は『サンダーボール作戦』の主題歌しか知らない。
フィールディングなら『トム・ジョウンズ』より『ジョウゼフ・アンドルーズ』の方が好きだ。
360 :
吾輩は名無しである :2005/11/23(水) 08:00:17
って、肝心の「トム・ジョーンズ」を読んだヤツは誰ひとりいないのかよw
おっさんばっかだな
362 :
吾輩は名無しである :2005/11/23(水) 13:52:58
363 :
吾輩は名無しである :2005/11/23(水) 15:05:01
恋はメキメキ
364 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/03(土) 12:17:02
tr
365 :
吾輩は名無しである :2005/12/05(月) 16:51:28
366 :
名無し物書き@推敲中? :2005/12/15(木) 12:59:01
恋はメキメキ
ドリス・レッシングの選集をどこか出さないかね。
368 :
吾輩は名無しである :2005/12/26(月) 07:22:19
ん? ixion ◆ySh2j8IPDg のトリップといっしょではないか。
369 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/31(土) 12:34:44
英文にいくなら、どこの大学がいい?
東大
371 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/31(土) 17:02:31
他の旧帝大の英文はどう?
372 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/31(土) 17:04:37
(つづき)それぞれ具体的にコメントしてもらえる?
373 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/31(土) 17:32:21
(つづき)あと俺の偏差値は56くらいだからそれも考慮してくれ
374 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/31(土) 17:35:46
(つづき)偏差値などどうでもいい。純粋に各講座の充実度をおしえて。
375 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/31(土) 18:38:01
(つづき)明日から実家帰るので今日中にだれでもいいから返事よろしく
376 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2005/12/31(土) 21:38:55
京大に若島正先生いるけどな。 というか、学部のレベルで、充実もくそもないんだけどね。 どこも似たようなもの。 英文科がありさえすれば。 本当に、求めるのであれば、院行くときに調べろ。
んな、馬鹿な。学部だって良い教授がいるにこしたことはないよ。 教養学部も含めれば東大がやっぱり教授揃ってるだろうな。
>>376 に同意。
英文科あれば、それなりに教授揃ってるわけだし。
だいたい教授の善し悪しなんて、分かるのかね。
英文科を目指すってくらいなら教授のよしあしぐらい分かっておけ。
380 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/01(日) 15:58:41
ロバート・ルイス・スティーヴンソンについてのいい文献ってありますか? この人の作品、というよりこの人の作品について、が書いてあるものを 探しています。どなたかご存知の方至急教えて下さい、お願いします。
学校の先生に聞いたほうが早い。とマジレス。 授業聞いてなかったら友達に聞け。 友達いなかったらgoogleがあるよ。
383 :
名無し物書き@推敲中? :2006/01/13(金) 13:14:19
読み終わる
384 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/13(金) 17:34:18
THE WASTE LANDってどんな作品ですか?
385 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/13(金) 18:29:50
>>384 決して絵柄の揃うことがないジグソーパズルみたいな作品です
386 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/13(金) 22:51:14
英文科の学生は、翻訳のあるものは翻訳で読むとききましたが、さうすると英文科の意味ってあまりないんじゃないですか?
387 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/15(日) 01:03:55
グレアム・グリーンのThe end of the affairを読んでいる。 小説家が主人公で、語り手であるだけに、自意識過剰の頭が痛くなるような文章だ。 近頃グリーンも人気がないね。
カポーティがやたら褒めてたからハヤカワepiでいくつか買った>グレアム ちなみにブライトンロックが最高なんだそうな。
389 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/24(火) 21:53:42
>>388 カポーティが褒めているというのは初耳だ。どこを評価しているのだろうか?
玄人好みの作家であるのは確かだね。
しかし、ウォーとかグリーンといったカソリック系の作家は日本人には概してわかりにくいね。
391 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/25(水) 16:07:28
及第点、といったところだがや
393 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/25(水) 18:10:07
今、英文学会は何かと大変みたいですが、東大院の英文科の雰囲気はどうなんでしょうか?
>>389 グリーンとは親友で、とくにブライトンロックは完璧な文章って言ってた。
でも春樹のおかげで良くも悪くも知られるようにはなってきてるような。
395 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/25(水) 18:58:05
396 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/25(水) 21:33:00
東大行っとけ
397 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/26(木) 22:43:32
398 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/27(金) 00:36:40
John Galsworthyの The Apple Tree を全文掲載しているサイトを 検索しているんですが、見つかりません。 もしご存知の方がいらっしゃいましたら、 教えてください。お願いします。(著作権は消滅しています)
399 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/01/28(土) 13:55:48
アガサクリスティーって何世紀の小説家かわかるひといましたら教えてください。
彼らのなかでは 文学の世界は春樹を中心に回ってるのでしょう
401 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/02(木) 10:33:56
ポープの愚物列伝、古い翻訳しかないようですが 原文は読みにくいのでしょうか
グリーンってナボコフにも絶賛されてたのか。 やばい、俄然興味出てきた。読もう。
403 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中 :2006/02/11(土) 00:46:13
ナボコフはなんて言っていますか? 先日BSで「第三の男」がありましたね。グリーンらしい凝った作りの、それでいてわざとらしさのない 、さすが名画の評判に恥じないいい映画でした。
404 :
名無し物書き@推敲中? :2006/02/26(日) 11:33:26
シンプルな文の方が
405 :
吾輩は名無しである :2006/03/05(日) 01:09:59
リリアン・ヘルマンの短編小説を大学の英語の授業で読むと言う講義を受けることになりました。 リリアン・ヘルマンは難しいですか?
406 :
吾輩は名無しである :2006/03/05(日) 16:48:17
英文科といえば青学は?
407 :
吾輩は名無しである :2006/03/07(火) 18:52:03
イギリス人は学問でもスポーツでももあとから来た連中にボロ負け。 物事を単純化して大衆化するのは得意だが それが世界に広まるとイギリス人はまったく出る幕がない。 素質がわるいんだよ。
人種じゃないだろばーか
>>376 馬鹿島は文学を舐めているから病気になったほうが世のためだ。
410 :
名無し物書き@推敲中? :2006/03/27(月) 12:21:32
p
412 :
吾輩は名無しである :2006/04/04(火) 22:39:04
オスカー・ワイルドが好きだ。
413 :
吾輩は名無しである :2006/04/09(日) 01:30:57
イアン・マキューアンの評価ってどうなん? ブッカー賞作家だよな。
初耳だ。
416 :
吾輩は名無しである :2006/04/09(日) 13:42:50
417 :
吾輩は名無しである :2006/04/09(日) 23:33:35
吉田健一は英文学者としてはどう? 英国で日本のキーンみたいな位置? なんてことはないか。
418 :
名無し物書き@推敲中? :2006/04/26(水) 13:03:04
オセロー
ロビー・キーンか?
420 :
吾輩は名無しである :2006/04/27(木) 22:18:59
ディケンズが好みである。 ところが、『大いなる遺産』、『骨董屋』、『オリバー・ツイスト』、 『デイヴイツド・コパーフィールド』を面白く読んだが、 『ピックウイック・クラブ』に来て、前に進めなくなった。 この退屈さは一体どうしたものか。 文庫本、3巻のうち、2巻目で読むのを止めた。
421 :
吾輩は名無しである :2006/04/28(金) 01:49:34
>>420 次読むならチャールズ・パリサーの「五輪の薔薇」だな
422 :
吾輩は名無しである :2006/04/30(日) 01:49:31
423 :
吾輩は名無しである :2006/04/30(日) 17:23:32
>>420 「ピクウィック」は出版当時も不評で
サミュエル=ウェラーが登場してから
人気に火が点いたんだよな。
そこらへんはどうだい?
424 :
吾輩は名無しである :2006/04/30(日) 23:08:17
ニック・ホーンビィは?とりあえず売れてるみたいだけど
>>420 ちくま文庫だろ?あれは訳がひどすぎる。
東大のセンセといっても、翻訳をやらせればあの程度。
原書で読む。きめた。
427 :
吾輩は名無しである :2006/05/03(水) 16:19:49
>>426 いいぞ!その意気だ。大して難しくないしね。
Yes, I does!
東大英語講師サマの英語実力:
http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20060422 But important is that from this story, the fact Rezanov was dispatched to Japan in order to call for Russo-Japanese commerce while Japan permitted it only to China and Netherland.
Rezanov, after refused the demand, got angry with Japan, ordered two subordinate captains attack Japan, and they attacked Sakhalin and Etorof island, killed some people: Juno and Avos were the name of the ships used for the attack.
初級問題: 高校生でも判るような間違い数箇所を訂正せよ。
中級問題: 文法的な誤りを全て訂正せよ。
上級問題: 全面的に書き直して良い英文にせよ。
超・上級問題: この東大英語講師の稚拙な英文をなるべく生かしたまま、最小限に訂正して良い英文にせよ。 また、訂正個所に関してこの東大英語講師に解説して助言を与えよ。
430 :
吾輩は名無しである :2006/05/04(木) 13:54:20
キャリル・チャーチル「トップガールズ」 を放送大学が講義で取り上げてるお 英語中級B 木曜日夕方頃放送
431 :
吾輩は名無しである :2006/05/18(木) 23:57:57
海老根先生の講義を聴いていれば、英文学は完璧に等しい。
432 :
吾輩は名無しである :2006/05/19(金) 20:11:28
人生を如何に生きるかを考えさせられる本は?
あんたが歩んでいる茨の道のお供には、 ジェィムズ1世『ディマナラジ』がぴったりだよ。
ビリーバッドの原文はほんと泣きそうだった・・・
But important is that from this story, the fact Rezanov was dispatched to Japan in order to call for Russo-Japanese commerce while Japan permitted it only to China and Netherland. Rezanov, after refused the demand, got angry with Japan, ordered two subordinate captains attack Japan, and they attacked Sakhalin and Etorof island, killed some people: Juno and Avos were the name of the ships used for the attack. 超・上級問題: 全てのセンテンスがアンクリア&アウクワードです。 辞書を引かずに書いたのは良いことですが、書いた後のリバイスは 必ずしてください。
アウクワード?
437 :
吾輩は名無しである :2006/05/22(月) 01:32:58
人生についてや人生の苦悩について書かれた本はありますか?やはりドイツ文学になるのでしょうか?
たとえば、バイロン卿の『カイン』なんてどうだい? まさしく人生や人生の苦悩についての書といえるじゃないか。
アウクワード
440 :
吾輩は名無しである :2006/05/22(月) 18:41:16
どういたしまして。
だからアウクワードとは何だね。 説明してみなさい。
443 :
吾輩は名無しである :2006/05/28(日) 23:52:22
444 :
吾輩は名無しである :2006/05/29(月) 03:10:38
awkward オークワードって書けば良かったね 意味は「ぶざまな、ぶかっこうな、ぎこちない、へたな」という形容詞です。
本人降臨だったわけねw 東大行こうかと思ったけどやめとくよ。
>>444 馬鹿だなおまえ。そんな基本的な単語の発音も知らんのか。
今更ネタだなんて言っても信用しないからな。
そんなーーーーwwwww
「トムは真夜中の庭で」が有名なフィリパ・ピアスの短編集です。
中でも、国語の教科書に収録されていた「水門で」という掌編が秀逸でした。
単に怖い話ばかりを集めた本という括りではなく、
人の心の奥底に潜む闇や家族への愛などをミステリアスな出来事を通じて
浮かび上がらせる、細やかで精緻な手法で描かれています。
個人的には「トムは…」よりも年長者が読んで染みる短編集だと思います。
岩波書店から刊行されましたが、もう長いこと絶版扱いになっています。
名作復活と、1人でも多くの人に読んでもらえるために協力をお願い致します。
「幽霊を見た10の話」 フィリパ・ピアス
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=28711
449 :
吾輩は名無しである :2006/06/11(日) 02:35:21
英文学に共通するものは?
英語で書かれている。
『オシェンの歌』はゲール語で、『サロメ』はフランス語で、 『ユートピア』や『ノーヴム・オルガーヌム』はラテン語で書かれているね。
452 :
吾輩は名無しである :2006/06/11(日) 14:16:52
>>449 世界中で読まれるため、当たれば他の言語で書かれるものより儲かる。
>>451 英文学を
イギリス人作家による文学ととらえるか
英語で書かれた文学ととらえるか
の違いでしょう。
辞書的な定義では両方可ではある。
文学板にはスターンスレがないじゃないか 岩波のトリストラム・シャンディが復刊したぞ 原書で読んでるから訳なんていらんのか
455 :
吾輩は名無しである :2006/07/26(水) 02:52:12
「ブリジットジョーンズの日記」を呼んで、イギリス文学について考察しないと いけないんだけど、一体何について書けばいいんだ・・・・
456 :
吾輩は名無しである :2006/08/22(火) 20:14:51
age
映画『めぐりあう時間たち』の監督が解説の中で、ハーマイオニ・リーという人物の手になるヴァージニア・ウルフの伝記をして“唯一ウルフを理解した伝記”と評していたのですが、 これは日本でも読むことができるのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただきたいです。
458 :
吾輩は名無しである :2006/09/21(木) 23:06:12
459 :
吾輩は名無しである :2006/12/03(日) 06:08:15
シリトーもここでいいのかな?
460 :
吾輩は名無しである :2006/12/20(水) 03:11:39
>>449 英文学に共通するものは、イギリス文化の文脈として多国籍な批評家によって
構築されているテキスト群ということ。
英文学は英語であるという言葉での定義は時代によって、特に
Great War、Modernismあたりで抜本的に(道具としての)意味を
問われている(Paul FussellのGreat War and Modern Memory、 Woolfの
Mr. Bennet and Mrs. Browmなどなど)ので、どうも曖昧になりがち。
移民も含めイギリスの文化的、経済的、政治的スペースで書かれたら英文学
と、今の教育システムもからめると、国で統一したほうが明確なのでは?
(釣られてる?)
矛盾するようだが、個人的には日本の英文学部はナショナリティではなく
視点(マルクス主義批評・主題論・政治論的批評など)で分類されるべき
だと思う。英文学というカテゴリー自体、もし文学作品をテキストと解釈
するなら、不要になってくる。「○○Study」とは区別すべき。日本は批評
に対する考え方が非常に遅れてる。第二言語だとしても、思想や批評の方法論
を中心に勉強すべきじゃね?生徒以外も、翻訳や文化論偏重でなくて、批評に
関心をもつように学者は張り切ってもらわんと。じゃなきゃ日本の英文学部の
将来はないと皆さん、思いません?
極論かもだが、英文学は批評があって始めて「学」という言葉が意味を持つ。
しかしそれを国で区分するなら、その学問は文化論に留まる。つまり
「英文学」という単語自体が矛盾を含んでいることになる。解決策としては
(真剣にいうが)深く考えるのをやめるか、名前をかえるべきだろう。
そうすれば449のような漠然とした不安のような疑問もなくなるっしょ。
長文スマーソ
461 :
460 :2006/12/20(水) 03:29:54
ってかこのスレの過疎りかた半端じゃねーな!ちょっと赤面しました。
神がご覧になっている。
あげ
もうちょっと頑張ったほうがいいんじゃないかなこの板全体。スポーツ板並み の分析しか出てこない。自分のエッセイ・論文のネタはこんなところに出した くないだろうけど、退屈にもほどがある。こう思ってんの俺だけか? この過疎スレ利用していうのも何だが… 目を覚ませよそこの文学者! 例えば真剣に自分なりのポストモダン小説を語るとか、できないですかね。 Beckett、John Barth、 William Burroughsとかよく言われる作家はいいとし て(Ihab Hassanより)、フェミニズム・ポストコロニアリズム関連も含めた 議論があるといい。自分の既に出し終えた修論・卒論・エッセイをここで試す のもよし。教授の評価は信用できない時もある。あんまりマイナーなのは キツイけど 現代のOntologyって何?「アメービック」で済む問題か?甘いんだよw 2chって無傷で済むから最高の議論の練習の場だと思う。退屈なナントカ 勉強会とか学会より面白くなるよ。 Individualityが匿名性のおかげで意味を変えた。2chそのものがポストモダン ディベイト'Simon Malpas'(徹底した2ch分析が文学板で行われないのも 不思議)
啓一郎乙。
日本ではマイナーなサッカレー「虚栄の市」を読んでみました。 主人公のベッキーのやりたい放題なキャラはかなり新鮮で、楽しめました。 とはいえストーリーやキャラクターは魅力的ではありますが、時おり作者のエッセイ的な状況説明・心理描写がくどい時が有るのでそれが不人気の理由かも知れません。 現在はこの作品に影響を与えたと言われている「トム・ジョーンズ」を読んでいますが古い作品ながらこれもなかなか楽しめてます。
467 :
名無し :2007/01/25(木) 03:29:01
すいません、トムジョーンズで、トムの青年時代にブリジットが彼に忠告した言葉ってなんですか?
468 :
名無し :2007/01/25(木) 03:30:45
それから、ロンドンで下宿の娘の結婚をまとめたトムの行為は一体なんですか?
TSエリオットの訳詩集っていま売ってないですか?全時期の詩を収めたやつですが。
470 :
吾輩は名無しである :2007/05/05(土) 23:17:28
イギリス文学の巨恥ウィリアム・ブレイク! tygre!tygre!(英語のtyger=虎は、チグリス河に由来する。河は水で、ブレイクのいう物質主義若しくは俗物)で始まる彼の有名な詩は、神の与え給うた均整美を謳う。 だが、己の主張との矛盾に留意してみよ! 汝の神こそ物質主義者ユリゼン=ヤルダバオト(YHVH)=ゼウスではないか!
472 :
吾輩は名無しである :2007/06/21(木) 06:22:53
英語文庫でくまのぷーさん読んでるんだけどめちゃくちゃおもしろい。大人が子供をからかいながらお話をきかせている。大人のお遊び。
473 :
吾輩は名無しである :2007/07/05(木) 16:49:57
ぷーさんのつぎは84,Charing Cross Road HELEN HANFFを読み返してます。電子メール時代に手紙のやりとりを読み味わうのもいいです。
474 :
吾輩は名無しである :2007/07/16(月) 06:55:42
ハリーポッターってイギリス文学ですか?
>474 一応そういうことになるだろうな。でも、なぜそんな質問を。まさか、卒論で書くとか?
477 :
吾輩は名無しである :2007/08/03(金) 15:52:26
安部知二訳「宝島」テラオモシロス スティーブンソンのスレって無いの?
478 :
吾輩は名無しである :2007/08/03(金) 17:46:35
とよ
中野好夫訳「ガリヴァ旅行記」ってどうして 主人公が自分のこと「我輩」って言ってるの? 工藤昭雄訳は「ぼく」だね。原民喜訳は「私」だったかな?
>>480 この本は、あくまでもスウィフトでなくレミュエル・ガリバーの回想という体裁で、
過去の凄い冒険譚を披露するというものだから、えらそうに我輩にしたんじゃないかな。
俺は中野訳で読んだんで、ガリヴァーは「我輩」が性に合ってる。
482 :
吾輩は名無しである :2007/09/26(水) 01:18:33
ども 英語の詩を書くべんきょうしたいんですが おすすめの、、あんまりポピュラーすぎない詩人を教えて下さいませんか 対訳つきの本を教えてほしいのですが すばらしい、斬新な詩なら訳無しのも教えて下さい! 文学者たちからも絶賛去れてるような玄人受けしそうなカンジの」「 センスのいい詩人 今は、ワズワース、ブラウニング、ホイットマン、コールリッジ ジョンダン、ブレイクなどの超有名な方々の詩です(岩波文庫) よろしく!
483 :
吾輩は名無しである :2007/09/26(水) 01:22:53
できれば追加で あまり「鬱病っぽくない」カンジのw 喜びを称える感じの詩をダサくなくみごとに日本人から見ても感動的に 語ってるそんな詩人もおそえてください 詩人ってなんか打つっぽくてペシミスティックな方が多いですよね たんなる体調脳内のホルモンの状態ですね。 よろしくお願いします
484 :
吾輩は名無しである :2007/09/26(水) 04:42:09
テクニックだけなら、テニスンも押さえとく必要ありかと。岩波文庫から対訳出てるよ。 岩波文庫『イギリス名詩選』と『アメリカ名詩選』はある? スレチだけどアメリカのでロングフェローの(上記『アメリカ名詩選』所収) Life is but an empty dream.(これはポピュラー) みたいな技法とか形式、様式も(アイアンビックとかアレクサンドリンとか)学んだらおもしろいけど、 斬新なのは詩そのものの学習積んだあとでしょ。とりあえずT・S・エリオットの『荒地』は、 凄さはわかるだろうけどね。フランス語、ドイツ語とかもちょっぴり出てくるけどビビらなくてもいいよ。
485 :
吾輩は名無しである :2007/09/26(水) 04:48:45
あ、内容に関しては
>>483 の要望には沿いかねるかな
486 :
吾輩は名無しである :2007/09/26(水) 05:24:31
「失われた地平線」読みたい。
487 :
吾輩は名無しである :2007/09/26(水) 23:56:08
>>484 さま
本当に親切にありがとうございます,,えと
いまのところ対訳が無いと、困るので岩波の対訳シリーズのみっていうカンジなんです
アメリカ名詩選も入手しました
ロングフェローは見つけました(ホイットマンから左翼っぽさを抜いて
ストレートに性的なイメジもぬいたカンジですか。まだ読んで無いですが^^;)
エリオットの「荒地」は名詩選には掲載されてませんよね?!「前奏曲集」と「窓辺の朝」だけみたいな、、
どこの出版社のでしょうか?お教えいただければありがたいです
アイアンビックという方やアレクサンドリンという方のもどこのなんていう本がお勧めか,お教えくださると捜しやすいのですが
お金もあまりないので買ってしまってから「ありゃ〜」となるのをできるだけ避けたいのです(すみません)
技法ももちろんですが、やはり先述しましたようによくあるシミカルでペシミスティックな題材でないものも捜してます
また、人として達観したひとというのも捜してます
デッキンソンとかはなんか少女の詩みたいで(たまたまみたのが若い時代の
作品かも知れませんが、なんか人生観がステレオタイプなのです)
瞑想もしてて達観してそうなのはワーズワスでしょうが、、.ブラウニングは高齢の作品が多く収録されてるせいか
ちょい***のもありますが、表現法は案外いいのもあり歳とっても、なにかをなしとげようと必死なカンジが愛しいし
微笑ましいし、性欲バリバリなカンジも、宗教的にいいカンジです。岩波以外、なんにも本を捜すてがかりすらないので
なにかお知恵を拝借できればありがたいです
英語圏の詩人が読んでも驚愕!!!みたいなのが知りたいんですが(^^)
あとホイットマンは(まだ20分位しか見てませんが)とても親しみやすく
言ってることが良く解り身近に感じて好きです!
岩波以外にも入手した方がいいでしょうか?
カラムスを全部見てみたい気もするのです。
よろしくお願いします!!ありがとうございました!
テニスンとイギリス名詩選も注文しました!
488 :
吾輩は名無しである :2007/09/27(木) 01:47:41
>>487 484です。英詩についてだけでも、語るなら膨大なスペースが必要なんで、多くは伝えられないかと。
アイアンビック(iambic)は「弱強格」のことで、韻律(meter)の技法の1つ。各行の中のアクセントの配列で、
それによりリズムを生じる(音節単位で弱強弱強…と一定のリズムを形成)。こうした技法・形式がまだいくつかある。
アレクサンドリン(Alexandrineアレクサンダー格)は、アイアンビック6脚からなる形式。
このような形式は様々な種類がある。
内容に関しては、487さんの期待するようなものは、ホイットマン以外あまり思い浮かばない。
いわゆる「ポエム」を書きたいのかな、と見受けるけど、英詩に限らず歴史上のどんな詩を覗いても、
悲しみや暗さ、病的なもの、シニカルな傾向などが支配的。
それを受け止めるだけの広く豊かな精神がなければ深い鑑賞は難しいかと。
なぜなら厳しい現実を受け止め、昇華させるのが文学であって、現実世界から目を背けると、
多くの人を唸らせるものになるのは期待薄になるからと思われる。
達観とゆう感じがするのはフィリップ・ラーキンだけど、少しシニカル。ただし対訳はないかと。
国文社から訳詩集が出てたけど、現在入手困難と思う。紹介したものも、図書館を利用してまずじっくり吟味を。
>>487 これで足りなきゃあとは詩文学の板でだれかつかまえるといい。
ありがとうございます >悲しみや暗さ、病的なもの、シニカルな傾向などが支配的 その通りなんです。 じっさいそういうのを(英語では有りませんが)読んで来たし、 そしてそういうのをつくったほうが簡単だし、説得力があるように みえてしまうんですよね。でも、もう飽き飽きというか、 逆に陳腐に見えるんです.子供っぽく。 病的、苦しさは, 認識の間違いから生じてると考えてます。だから次の次元の 達観した人の詩がよみたいんです。つまり詩人としてというより う〜〜ん宗教者、科学者、グルというか、、おわかりいただけますよね。 人生についての理解力が詩に表れるからです。 そういうもの(,苦しみ、暗さに満ちた文)が世界(に流布し、刷り込まれ)支配して来たから 今のような世の中が有る。と考えたわけです。 ホイットマンと違う方法で世の中変えてみようか、と(^^) ほんとうに役に立ちました。へんなヤツに御丁寧にアドヴァイスしてくださいまして ほんとうにありがとうございます!! フィリップラーキン!見てみます!
>>490 いや、大した役には立てなかったと思うけどね。
文学は、特に、既存の詩は、我々が自分の価値観を押しつける対象ではないだろな。
人が生まれて生きてれば、悲しみにも見舞われるさ。それでもいいじゃないの。日はまた昇る、だw絶えて桜のなかりせば、だw
大英帝国及びその前後のイギリス社会も、或いはいまのミャンマーも、文学が作ったと考えるのぁ、ちと買い被りが過ぎるかと…
ま、いっか。Bon voyage!
いま読み返してるコンラッドの「闇の奥」も悲惨な話だけどおもしろい。
ま、いっか。
492 :
吾輩は名無しである :2007/09/30(日) 12:26:04
押し付けるんじゃ〜ないんですよ〜。 だから、ホイットマンも全部、「僕ら」という人称になってるんです 君ら。ではだめなんです。一人称が大事なんです。 悲しみ、不幸、人生の災難っていうのは、誤りから産まれてる誤解なんです まあそういう達観(語弊は有りますが)して無い普通の人の目線の詩人が多いのも 意味は有りますよね。若い人たちは自分を重ね合わせやすいし。 「あ〜なんて世なのかは辛いことだらけ」「あ〜人生はなんて短い」 「あ〜なんてみんなわかってくれない」というのは中高生には とてもわかりやすいですよね。 この世は全て音楽(つまり言葉とライムがいっしょになった揺らぎ)で できているというのは別に宗教だけで無く 物理学でも同じようなこといってると感じます 言葉(マントラ)とその連続(スートラ) 音楽がこの世を作ってるというのは科学的な事実というのに気がつきました オクターブって音階の事だけでなく、詩の8行単位のアレのこともいいますよね。 ありがとうございます
493 :
吾輩は名無しである :2007/09/30(日) 12:32:34
あ〜ちょっと調子に乗りすぎてました 気分悪くしないで下さいませ 弱輩がなんか思い上がったようなこと書いてしまってすみません
>>492 気にしないよ。ただ、「押しつけ」って言ったのはね、読者が既存の詩に対してするものを言ったのね。
>>491 再読乞う。
リズムってゆう音の力学をことばが宿せるなんて、ふしぎだね。
オクターブ。オッタヴァ・リーマ。
496 :
吾輩は名無しである :2007/10/23(火) 23:04:40
497 :
吾輩は名無しである :2007/10/27(土) 12:39:42
すみません 誰か教えてください 確かモームの小説だったと思うのですが 貧しい夫婦がお互いにプレゼントをあげたいと思って 妻は美しい髪を売って夫のために時計の金の鎖を買ってやり 夫は時計を売って髪の美しい妻のために櫛を買ってやった というのがあったと思うのですが 題名を教えてください そして内容は以上のようなもので間違いないでしょうか?
>>498 それはO・ヘンリ作品(「賢者の贈り物」)だからスレ違い。アメリカ文学スレへ。
英文学は米文学も含まれるらしいよ。 広義では英語で書かれた文学すべてを指す。
卒論を書き終わったかい?
集中のし過ぎで答えられんのか? 馬鹿 なんの論文だ? 答えろよ。
何枚書いた?
こんなスレがあったのか。
随分前のレス中にFrancis Thompsonについて書いてる方(
>>109 )がいて驚いた。渋いのに関心をお持ちだね。
“Orient Ode”の全訳があるかは知らないが、フランシス・トムスンについては矢野峰人の『近代英文学史』(大正15年)に一章が割かれている。もしかしてこれを読んで興味を持ったのかな。
日夏耿之介もどこかで書いてるね。
前に岩波書店の中の人が 「入れるべき物は大体岩波文庫に納まった」 みたいな事を言っていたけど、トマス・ブラウン卿もロバート・バートンも入ってないよ〜
509 :
吾輩は名無しである :2008/01/28(月) 02:04:46
現在明日のテスト勉強をしているのですが、two nations という単語の意味について説明しなきゃいけないとでてきました どなたかわかる方教えていただけませんか?
510 :
吾輩は名無しである :2008/01/28(月) 02:08:21
現在明日のテスト勉強をしているのですが、two nations という単語の意味について説明しなきゃいけないとでてきました どなたかわかる方教えていただけませんか?
>>508 岩波書店の総意でないことを祈りたいな。
会社全体でそんなこと考えてるなら――岩波文庫オワタ
ロバート・バートンなんて岩波文庫入りはともかく、全訳すらされていない。
シェイクスピアやディケンズと同程度に言及されることの多いリチャードソンも、翻訳されているのは『パメラ』だけだっけ?
ネットで『クラリッサ』の全訳が読めたと思う>リチャードソン 商業出版はされてない。
生涯で唯一の英語論文 つ Wakashima,Tadashi Between Art and Life--The Case of Philip Roth′s My Life as a Man The Albion p23〜42,1986/10(ISSN 0568921X) (京大英文学会) 英文学やってる日本人教授または翻訳家としては、ごくごく平凡な能力の人なんだが、なぜ信者がついてるの? 信者は数人だけなの? スペックを見れば、20年前に糞紀要に糞英語論文を1本書いただけの男。 今の若手では、これほど実力の無い男は助教授にもなれないだろう。 若島「どんな翻訳にも誤訳はありますから、ある部分を取り上げてここは間違っているじゃないか、 というのはあまり意味が無い。全体としてどのくらい見ているかが大事で、(……略……) だからもし私の翻訳を読んで分からないと思われたら、 新潮文庫を参照していただければ(会場大笑)、どうなっているのかが分かると思います(笑)。」 ### 能力のある人がそういう事言うと面白いが、若島が言っても不愉快なだけ。 自分こそアヤフヤな所は新潮文庫を参照して誤訳を防げ、馬鹿野郎。 若島「もちろんかつての訳をずっと横に置いて翻訳すると、訳語に引っ張られるというか、 すごく上手い訳があったりすると、じゃあこちらはどうしようかな、というのがあって(笑)、 あまり見ない方が賢明だとは思います。 それでも今回は翻訳にかかる前に、一応ざっと目を通しました。」 ### 「一応ざっと目を通」す意味なんかないんだよ。 若島程度の実力で「Lolita」を読んだら解らない箇所だらけだから、その度に新潮文庫を参照して誤訳を防げ、馬鹿野郎。
742 :吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 14:20:51 20年後出しジャンケンして負けた若島の誤訳は文庫本では直ってる? Lolita(第2部16章) Your license number is on record here. 大久保訳 p.315「あなたのお車番号はこちらに控えてございます」(正しい) 若島訳 単行本 p.294「ナンバープレートはこちらでご記帳ください」(誤訳) 743 :吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 15:11:49 いくつか直してるね 744 :吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 15:45:41 若島の文章は美しくない。 745 :吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 15:50:02 ちっ。文庫出てから指摘してやるべきだったな。 746 :吾輩は名無しである:2006/11/01(水) 17:43:03 若島の出生の秘密ってなんだろう 在日ってことは知ってるけど 父親は中国人?
517 :
吾輩は名無しである :2008/02/01(金) 07:36:14
つまんね。
何処の誰が翻訳したか分かってるなら、ご本人と出版社(出来たら担当編集者)とに誤訳をなるべく早くお知らせしましょうよ。 私はいつもそうしてますが、その方が世の中の為だと思いますよ? 雑誌掲載→単行本、単行本→文庫、改版…等々、何度か改めて戴く機会はありますし。
この手の連中は誤訳を指摘して悦に入るのが目的だから、そんなのことするわけない。
520 :
吾輩は名無しである :2008/02/05(火) 18:36:03
誤訳を指摘して悦にはいることを目的としているのは、素人だけ。 あとがき読まないタイプだね。ご愁傷さま。
521 :
吾輩は名無しである :2008/02/06(水) 11:37:03
誤訳知っててもカネかかるから出版社変えない
スウィフトの『ガリバー旅行記』が1700年代に書かれたとは驚きだよ。 戦争や政治腐敗に対する風刺がほんとに上手くて笑うと同時に現代と 比較して色々考えさせられたな。 ベケットといい政治的に抑圧されてるアイルランドからはたまに凄い文筆家が生まれるね。
「誰も彼も かす みたいなやつばかりだ」
「みんな足してもあなた一人の価値もない」
とニックがギャツビーに投げ掛けるシーンがみたいがためだけに
DVD借りようと思ったんだが、ちゃんと再現されてるの?
_______________
Robert Redford主演の方には、確かにそのセリフあります。(最近のリメイクにもあるはず)
http://d.hatena.ne.jp/DrMarks/20080228/1204210049#c jun-jun1965 2008/02/29 01:32
良かったですね。「間違っていました、謝ります」と言うのは人間の基本的な倫理。そしてその倫理を最も欠いているのが学者という人種である。
元祖傍観者 2008/02/29 02:02
学術出版社の誠実さについての良い話を聞かせていただきました。
本にこんな↓間違いを書いて、指摘されても、訂正しない、間違いを認めない、もちろん謝らない人もいる。
「フィツジェラルドの『グレート・ギャツビー』の主人公で、片思いの相手の気を引くため、大金持ちになって彼女の家の近くで毎夜 夜会を開いている。 しかし、いざ彼女が近寄ってくるとたちまち彼は幻滅してしまって……というお話。」
jun-jun1965 2008/02/29 16:39
別に間違っていないと思いますが、どこのアメリカ文学者がどこで間違いを指摘したのか、出典を示してください。いや、アメリカ文学者じゃなくてエッセイストでもいいですが。ただし匿名・変名の人はダメだよ、バルト羅漢とか名乗るのはね。荻上チキ君ならいいけど。
DrMarks 2008/02/29 20:28
Orgastic を orgiastic と書き換えると、通俗的には(素人目には)わかりやすくなるようなものでしょうかね。MWW
LAX ---> ラックスは聞いた事ないが、日本では MIT のことを「ミット」と言う人が多い。w ロスアンジェルスのことを「ロス」と言うのより、もっと醜悪なのは、↓こういう風に意味・用例も知らずに英単語を混ぜる馬鹿。 >>> 間違いの指摘にも、いいやり方と悪いやり方がある。まず、heuristicな指摘とそうでないものがあるが、それは必ずしも指摘の仕方のよしあしとは関係ない。
質問スレから誘導されてきました。 原著ではなく訳本ですがオーウェルの1984年を読んでいて疑問があったので教えてください。 早川の小説のP168郊外でジューリアと会った後のシーンで、 >二人が押し黙ったまま路地を通り抜けていた時、だしぬけに耳を?するばかりの轟音が起こり、 >地軸が揺れて空が暗くなった。ウィンストンは地面になぎ倒され、体中を打ち付けて恐怖にわななく自分の姿に気付いた。 >すぐ近くでロケット弾が落下したに違いないのだ。突然わずかしか離れないところに、 >ジューリアが白墨のように白く、死んだように青白い顔を横たえているのに気がついた。 >唇まで白かった。彼女は死んでしまったのだ! とありますが、彼女はこの時点で死んでませんよね? 回想や夢でもないみたいですがこれはどういう意味でしょうか? もう一つですが、P316 >「101号室行きだ」将校は言った。 >白衣の男は振り向きもしなかったし、彼の方を見やりもしなかった。ただ計器類をにらみつけているのであった。 >彼は巨大な廊下を横転して行った。1キロの幅もあって、黄金色の明かりが燐然と満ち溢れる廊下だ、 彼は哄笑しながら大声で自白を喚き立てていた。何もかも洗いざらい自白しているのだった。 >拷問を受けながらも、ついに口を割らなかったことまで喋りまくっていたのである。 >彼は自分の全生涯を、すでにそれを知悉している筈の人たちにまで語って聞かせるのであった。 >彼と共にいたのは看守たち、ジューリア、チャリントン氏らであり、 >ともども廊下を横転して行き、声高らかに笑いこけていた。 とありますが、捕まった後はジューリアやチャリントンには会ってないはずです。 101号室にも行ってないです。監房だと幅1キロの廊下ってのも変な話ですし。 これも夢や空想ではないようですがどういう意味でしょうか。 訳が君を彼と訳してたり読むのに凄く苦労する本ですね。。。
526 :
吾輩は名無しである :2008/03/14(金) 01:29:34
回答期待age
石鹸かコンドームを連想するw >LAX
わかしま 2005年10月13日 「さっそうたる男」と、ボイドさんの解説についての疑問の件で、私見を申し述べます。... It follows the unpleasant twists of the hero's mind this way and that: the fraudulent patter of the pickup, a polluted stream of consciousness, a would-be imposing narrative "we" that grates like everhthing else about the man: "We have a swarthy complexion, a network of purple-red veins, a black mustache, trimly clipped, and hairy nostrils... During the last trip we were unfaithful to Katya three times, and that cost us thirty Reichmarks." (Brian Boyd, Vladimir Nabokov: The Russian Years) 短編は、主人公の心の不快な屈折をさまざまに追跡する。行き ずりの相手をだますおしゃべり。澱んだ意識の流れ、ほかのあ らゆることと同じく、不快感をあたえずにはおれない、ひとり よがりで鼻につく「ぼくたち」という言いかた――「ぼくたち は、赤紫色の静脈が網の目のように浮き出た、浅黒い顔をして いて、短く切りそろえた黒い口髭をたくわえ、毛深い鼻孔をし ている……この前の旅行で、ぼくたちは三度カーチャを裏切っ たが、その費用は三十マルクだった」のように。 (ブライアン・ボイド『ナボコフ伝 ロシア時代 下』みすず書房 p.468 ) ...「行きずりの相手をだますおしゃべり」というのは少しはっきりしません。これは「拾った女の作 り話」ということです。つまり、女の身の上話を、主人公のコンスタンチンがよくある作り話だと考えていることを指します。ただし、本当に作り話かどうかはわかりません。 ... ボイドさんはコンスタンチンによ る一人称の語りを「さっそうたる男」の基本的な語りだと考え ています。「この男は、何から何まで読者の気にさわるが、こ の『ぼくたち』という言葉の使い方もそうだ」という箇所から 推測するに、一人称の「ぼく」が、ときどき「ぼくたち」とい う一人称複数を使っている、というのがボイドさんの読みです。 ... この「ぼくたち」は、ボイドさんが考えるように、主人公のコンスタンチンが単なるレトリックとして使っている言葉ではありません。
以上は若島正による、ナボコフ短編 A Dashing Fellow 「さっそうたる男」についての駄文。 (近いうちに) 若島正の無知と不見識を指摘します。 1. 「fraudulent patter of the pickup」 に見る若島の無知 若島> 「行きずりの相手をだますおしゃべり」というのは少しはっきりしません。 > これは「拾った女の作り話」ということです。つまり、女の身の上話を、主人公のコンスタンチンがよくある作り話だと考えていることを指します。ただし、本当に作り話かどうかはわかりません。 「行きずりの相手をだますおしゃべり」で正解。 若島の行ってる事は全て間違い。見当はずれ。 この短編は、女たらしのインチキ野郎が、行きずりの鈍い女を騙して口説いて性交してから逃げる話なんだが、若島にはストーリーを追う事すら出来ぬのか? 2. "a would-be imposing narrative 'we'" に見る若島の無知 若島> 「ひとりよがりで鼻につく『ぼくたち』という言い方」 の箇所ですが、原文では "a would-be imposing narrative 'we'" となっていて、これは「自分では重厚なつもりの『ぼくたち』という語り方」という意味です。 これも若島の誤読。 「自分では重厚なつもりの」は、まるで的外れ。 「ひとりよがりで鼻につく」でも良いし、「鼻につきかねない」としても良い。 若島> という箇所から推測するに、一人称の「ぼく」が、ときどき「ぼくたち」という一人称複数を使っている、というのがボイドさんの読みです。 Boydはそんな事を言ってない。 これも若島の誤読(誤推測)。 若島は基本的な読解ができてない。 若島> この「ぼくたち」は、ボイドさんが考えるように、主人公のコンスタンチンが単なるレトリックとして使っている言葉ではありません。 Boydはそんな事を言ってない。 「単なるレトリック」等とは全く言ってない。 解説本にある、ごく通常の英文も満足に読めぬ若島。 (つづく) 3. 若島のような英語の読み書きも殆ど出来ぬ男が、ナボコフ研究界の大家ブライアン・ボイドに「異論を唱えて」いるつもりになっているらしき事の滑稽さ、醜悪さについて。
生涯で唯一の英語論文 つ Wakashima,Tadashi Between Art and Life--The Case of Philip Roth′s My Life as a Man The Albion p23〜42,1986/10(ISSN 0568921X) (京大英文学会) 英文学やってる日本人教授または翻訳家としては、ごくごく平凡な能力の人なんだが、 なぜ信者がついてるの? 信者は数人だけなの? スペックを見れば、20年前に糞紀要に糞英語論文を1本書いただけの男。 今の若手では、これほど実力の無い男は助教授にもなれないだろう。 628 誰が若島より上か言ってみろよ 629 そもそも土俵に上がってないから比べようがないw 安全な場所から「俺は天才だ」とか吠えてるだけ。 630 詰将棋? はいはいスゴイスゴイ 631 自慢するならせめて「将棋で羽生に勝った」とかにしてくれw 詰将棋で勝っても、ね。 632 というか文学者が将棋強くても 「だから何?」って感じだが、 まだ「詰将棋」よりは凄いと思う。 633 なんでこいつ文学やろうとか思ったのかな? 「みんな馬鹿に見えた」って誇る事でもなんでもない。 むしろ自分の感受性の鈍さを恥じるべきなのに。 「私は馬鹿です」と喧伝して回ってるのと一緒。
私怨はスルーで
532 :
吾輩は名無しである :2008/03/30(日) 06:45:51
京都大学と東京大学だったら、英文科のレベルはどっちが上だろう? ほかの旧帝大はどうでしょうか?大阪、名古屋、東北など。 また、それ以外の大学はどうでしょう?神戸大とか…あと、思いつかない。
大学より自分のレベルが問題だろw 正直ある程度以上ならどこでもほとんど同じだし、教員で選んだ方がいい
東大の大橋、京大の若島正、どちらも英語の実力の無いクズ。 3行の英文も書けない。 英語では論文・記事、一切ナシ。
両方とも学位(博士号)ナシ。 両方とも博士論文の指導はしてないハズ。
>>> 『文学部唯野教授』効果なのか東大の教授にはなったが、大橋氏だけはいまだに博士の学位はない。
一般に、学位論文を書いたことのない者は専門書を書けないと思っていいし、大学院生の指導もまともにできない。大橋氏は実際に、修士論文の指導はするが博士論文の指導実績は上記の資料にはなかった。<<<
> 3行の英文も書けない。 英語では論文・記事、一切ナシ。
英文が全く書けない無能者ということは本当だろうが、そういう無能者の若島でも本場の研究者にとって面白い視点を提供する可能性はあると思う。
http://www.libraries.psu.edu/nabokov/wakashima.htm Double Exposure: On the Vertigo of Translating Lolita
by Tadashi Wakashima
translated from the Japanese by Jeff Edmunds in collaboration with Akiko Nakata
いつも自分がいかにナボコフと「ロリータ」の理解者かを自慢してる男が
短い英語の記事一本が書けなくて、二人に英訳してもらってやっと、か・・・
535 :
吾輩は名無しである :2008/04/06(日) 22:46:33
ゴールズワージーって一応ノーベル賞とったのに全く話題にならないね。
私怨はもう結構。悔しかったら学問で勝ちなさい。ここ は“楽しく語る”場です。
537 :
吾輩は名無しである :2008/04/21(月) 21:41:20
538 :
吾輩は名無しである :2008/04/23(水) 00:47:57
>>538 見てきたけど、すごいね。
このリスト片っ端から読んでいけばハズレ無しって感じ。
これは参考になる。
feed://www.oxforddnb.com/public/rss.xml
542 :
吾輩は名無しである :2008/05/05(月) 02:51:24
532 九大の英文はカス。
543 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 13:20:35
>>537 best novelsでぐぐれ。
とりあえずタイム誌のリストは原語が英語以外のも含むall-timeベスト。
544 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 14:30:25
545 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 14:31:26
>>543 しかも英語でかかれた小説限定だろw
ドストエフスキーもガルシアマルケスも入ってない
546 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 15:07:24
あれ、タイム誌のは記憶違いだったか? まあ「best novels」でゆっくり探せよ。 他にいくつもあるから。
547 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 15:12:40
548 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 15:29:43
>>547 #1 1984 by George Orwell
#2 To Kill a Mockingbird by Harper Lee
#3 The Catcher in the Rye by J.D. Salinger
#4 The Lord of the Rings by J.R.R. Tolkien
top4がこれのランキングのどこに信憑性があるんだよw
549 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 16:34:21
だーかーらー、いろいろあるって言ってんだろがw! ・・・って、いちおう上の三つはベスト100の常連じゃないかよ。 「1984」は他のランキングでもたしか一位だったぞ。
550 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 16:46:06
ランキングものには色々あるのはわかってるが、
それでは
>>543 のレスと全くかみ合わないな。
自信満々に決定版の文学ランキングがあると言っているんだから。
1984は確かに傑作なんだろうが、
オールタイムベストで1位をとるような器ではないだろ
近代ではジョイスとプルーストが2トップというのは周知の事実
これをあまりにも覆すようなランキングは信用できない。
それと、読者投票タイプのランキングはめちゃめちゃだから信用できない。
551 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 16:47:42
つーか
>>549 からは物凄いガキ臭さがするな
文学知らないならレスすんな
ランク付けほどどうでもいいものはないと思う俺
その意見におれも一票いれる
554 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 18:05:47
20世紀以前のランキングを見たいという人がいたので、
最初に引っかかった無差別級リストを例示しただけですよ。
内容のミーハー度についてはあずかり知らん。
小説といふものは美術や映画以上に個人の嗜好、想像力、経験値が
評価を左右する幅が大きいとも思われるので、まあ、あまり決め付けないで
色々なpoint of viewの可能性を残した方が面白いじゃないか。
それから、言葉は意味よりもまずリズムだからね。
自分のイメージとそぐわないからといって、英語が母国語の本好き人間が
選んだランキングを頭ごなしに否定するのはどうだろう?
それがよしいささかミーハーに感じられるとしてもだ。
ぼくは、万人受けすることすなわち低俗、ってことでもないと思うんだが。
本当にジョイスはディケンズよりも偉大なのかね?
>>551 おい、白痴っぽく見えてしょうがないから、句読点くらい打ってくれや。
オーウェルについて、個人的には1984よりも動物農場の方が優れていると感じるし、
>言葉は意味よりもまずリズムだからね あー、どういだどうい。
556 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 22:03:00
>>554 >自分のイメージとそぐわないからといって
どこで自分のイメージが出てきたんだ?
個人的に好きな作家なら別にいるが、ジョイスやプルーストが最高峰なのは文学界の常識
サリンジャーとか指輪物語が上位に来てる糞ランキングに価値はない
557 :
吾輩は名無しである :2008/05/10(土) 22:29:43
こういうのは主催した国によって半分決まるからな
558 :
吾輩は名無しである :2008/05/11(日) 00:24:14
通訳します。 常識の範疇(イメージ)から逸脱するものは要らんっていう頭でっかちの君の 偏狭な権威主義をそれはそれで個性として尊重してあげるから、かなりの多数が 良いと認める作品を気安くクソ呼ばわりするのは君も止したらどーよ? ってことじゃないの、単純に? で、まさかジョイス君、君もそこまで言うからには、ライ麦畑の薄っぺらい原著くらい せいぜい半日もあれば読みきれるんだろうね? と、おれもツッこんでみたくなっちゃったw サリンジャー自体はまあおれもどうでもいい。
また原書厨かw
560 :
吾輩は名無しである :2008/05/12(月) 00:07:26
561 :
吾輩は名無しである :2008/05/12(月) 04:11:11
>559 まあ、そう僻んでないで英語をひたすら勉強し続けろ。 おれはたまたま、少し前に英語で読み終わった「日はまた昇る」の一部分がどういう具合に 和訳されているのか知りたくて新○文庫のやつをパラパラめくってみたんだが、 その会話文体の稚拙さというか、ありえなさに呆れかえったんだわよ。 こうして、へんてこな翻訳を通して、優れた作品が小僧にまで気安く見限られてしまう というようなケースが多々あるんだろうなあ、と納得するも悲しからずや。
(´゚д゚`)
563 :
吾輩は名無しである :2008/05/13(火) 21:59:28
少ない読書経験からで恐縮だが、 「もっとも感銘を受けた英語で書かれた小説ベスト5」 でもいってみようか。 20世紀以前編: 1.嵐が丘 2.白鯨 3.大いなる遺産 4.ガリバー旅行記 5.ハックルベリー・フィンの冒険 (正直に書くとミーハーだなあwいや、王道というべきか、はは) 20世紀編 1.ロリータ(ナボコフ) 2.南回帰線・北回帰線(ヘンリー・ミラー) 3.スローターハウス5(ボネガット) 4.息子たちと恋人たち(ローレンス) 5.若い芸術家の肖像(ジョイス) ぬしらのもよかったら教えてくれ。正直になw
564 :
吾輩は名無しである :2008/05/13(火) 22:20:31
小説のベスト5挙げるんなら専用スレがあるだろうに と言いつつ 響きと怒り ダブリン市民 不思議の国のアリス 怒りの葡萄 名付けえぬもの
Dracula Robinson Crusoe A Tale of Two Cities The Happy Prince Of Mice and Men
566 :
吾輩は名無しである :2008/05/14(水) 01:21:11
Treasure Island Winnie-the-Pooh Matilda Clockwork(Pullman) Alice in Wonderland
アリスっておもろいの? ハリポタなんかとは比較にならない、真性の童話だろ?
568 :
吾輩は名無しである :2008/05/15(木) 02:41:17
エピローグが大変に素晴らしい。マジで涙もの。訳が良ければの話だけど・・ 本編はまあ、へんてこで面白いです。
569 :
吾輩は名無しである :2008/05/15(木) 08:51:23
シェイクスピアマンセー
570 :
吾輩は名無しである :2008/05/16(金) 18:09:55
>>560 ガーディアンのほう、Salman Rushdieみたいな話題性だけの作家が入ってたり、
フォークナーが響きと怒りではなくて As I Lay Dyingだったりするし、
ゲーテもシェイクスピアもないのは、"greatest novels"だからってことになるのか?
なんか中途半端だな
571 :
吾輩は名無しである :2008/05/16(金) 23:45:13
ガーディアンのは一作家一作品しばりみたい。 戦争と平和も大いなる遺産も入っていない。 作家単位でみても、ツルゲーネフもゴーゴリもユゴーもラディゲも ヘンリーミラーもボネガットもジョン・アーヴィングの名もないんだなあ・・ まあ、いろんな視点のベスト100があってもいいとは思うけどね。 (たぶん、日本で新聞社が一般購読者対象に好きな小説のアンケートをとったら、 ものすごく偏った結果になりそうでおそろしいw) (個人的に、「ロビンソン・クルーソー」の3位はちょっといただけませんね。)
572 :
吾輩は名無しである :2008/05/16(金) 23:49:35
>>571 >(個人的に、「ロビンソン・クルーソー」の3位はちょっといただけませんね。)
いや、どう考えて年代順に並べただけだろ。
573 :
ベストセラーあ :2008/05/16(金) 23:53:58
574 :
ベストセラーあ :2008/05/16(金) 23:56:19
575 :
吾輩は名無しである :2008/05/17(土) 00:18:34
>>464 文学作品にいろいろな波長の光を当ててこういうイメージも得られますよ
みたいななんとかかんとか分析は文学もどきでしかないと思う。
個人的には修辞学を重視したすぐれた識見を拝聴したい。
もうすぐBloomsdayなのにジョイススレが落ちたようだ。泣
ほんとだ でも1000まで近かったから誰かが連続投稿して1000までいったのかも
578 :
吾輩は名無しである :2008/06/13(金) 23:43:20
579 :
吾輩は名無しである :2008/06/14(土) 02:48:10
>>578 上位10傑のうち半分がドストとカフカって(笑)
スウィフトの作品ってガリヴァー以外は全部時事ネタだから かなりきついけど貧家の子女が〜は傑作だな ガリヴァーより気に入ってる
581 :
吾輩は名無しである :2008/06/14(土) 09:16:55
>>579 本の冊数でいえば
プルーストが一番だろう
582 :
吾輩は名無しである :2008/06/14(土) 10:28:40
失礼します。 ちょっとだけ止まって 止まっていいかな の英文を教えてくれませんか?
583 :
吾輩は名無しである :2008/06/14(土) 22:39:28
>>508 私の願いは死ぬまでにブラウンの全著作を(というか全集所収のもの全部を)
翻訳することです。
584 :
吾輩は名無しである :2008/06/15(日) 02:49:28
586 :
吾輩は名無しである :2008/06/15(日) 23:15:38
じゃあまた立てればいいじゃん・・・
587 :
弁天 :2008/06/18(水) 20:18:17
the しえーくすぴあ悲劇
588 :
吾輩は名無しである :2008/06/30(月) 04:44:54
グレアム・グリーンの単独スレがないのはなぜに? 知名度もそこそこあるのに・・・・。 そんなに人気ないのか?
今大学のゼミでウルフを読んでてレポートでイギリスのレズビアン小説について書いてるんですが調べてもわからなかった点でいくつか質問です。 三大レズビアン小説を書いたウルフ・バーンズ・ホールの顔写真が全て左向きなことに理由があるのか? レズビアン小説についてオススメの参考文献があれば教えて下さい。
どなたか
>>525 へお答えいただけないでしょうか。
591 :
吾輩は名無しである :2008/07/03(木) 12:22:13
ルネサンスが出来た原因わかる人いますか? いないですよね…
貴族のお漫才?
593 :
吾輩は名無しである :2008/07/03(木) 21:38:09
>>683 ブラウンの初版あるんだが
ヤフオクに出そうかな
没後遺稿集だが
300年以上前だ
ABEで$47だった!
欲しいか
594 :
吾輩は名無しである :2008/07/10(木) 07:52:08
ヴォネガットのThe Sirens of Titan読み終わった。 科学的説得力が希薄で一見荒唐無稽な、展開の予測がつかない、 かなりぶっ飛んだ内容のSFなんだけど、これが侮れない。 特にラスト50ページにはちょっと心が震えた。 Slaughterhouse-Fiveとともに大推薦だ。 (ただし翻訳の巧拙は保証できないが)
595 :
吾輩は名無しである :2008/08/22(金) 19:23:55
岩波の虚栄の市の新訳って旧訳と比べてどうですか? きょえぇぇぇってくらい良くなっている?
596 :
吾輩は名無しである :2008/08/22(金) 22:55:53
>>578 ジョン・アーヴィングって人気あるんだな。
この手のリストに2作も入れるほどじゃないだろ。
現代アメリカ文学なら無難にアップダイクとか入れとけよ。。
598 :
吾輩は名無しである :2008/08/29(金) 08:29:18
>>560 ガーディアンのはいかにもイギリス人のリストって感じで面白い。
キングスリー・エイミスとかは他国のリストには絶対入ってこないと思う。アメリカ人ですらそんな興味ないんでは。
ジョン・ル・カレも。昔イギリス人の批評家がル・カレの描写をかなり細かく分析して、
その文体が緻密さを絶賛してたんだけど、普通のスパイ小説と何が違うのか正直よくわからんかったw
ああいうジャンル・フィクションは相当英語ができないと、文学としては逆に評価しづらい。
あとFord Madox Fordは日本じゃ人気ないというか、あんまり知られてないね。。
今見てみたらwikiの記述さえなかった。The Good Soldierとかよく言及されるのに。
こういうのを見てると外国文学の受容ってのは難しいと改めて思わされる。輸入されるものが偏りがち。
フランス文学とかも、日本風フランス文学じゃなくて、いかにもフランス的リストっていうのを見てみたいね。
599 :
吾輩は名無しである :2008/09/14(日) 20:32:02
ウィリアム・ギャディス William Gaddis読んだ人いますか? 「JR」アマゾンで買ってみたけど僕が読み終わるにはあと一年ぐらいかかりそうです
600 :
吾輩は名無しである :2008/09/16(火) 22:29:21
か
601 :
吾輩は名無しである :2008/10/01(水) 21:42:02
英文学の作家で、一番の美男子って誰?
603 :
吾輩は名無しである :2008/10/02(木) 18:23:39
604 :
吾輩は名無しである :2008/10/02(木) 19:08:29
>>601 我らが文学の王、ジョイスは若い頃美男子と言われてたらしいね
すれ違いかもしれませんが質問させてください。 「なべてこの世は美しき場所なればこそ」 がワーズワースの一節としてでてきたのですが、どの作品のものでしょうか? できたら日本語で販売されている本も紹介していただけますと幸いです。
608 :
吾輩は名無しである :2008/12/03(水) 19:47:11
私も質問をしたいと。 有名な英(米)文学作品の中で 場所句倒置の表現(Into the room ran John.のような)が 比較的多用されている作品をご存知の方はいらっしゃいますか? 論文を書く際に読もうと思っているので教えていただきたいです。
>>608 スターウォーズのマスターヨーダ。
そんなしゃべり方しかしない。
>>609 少し見てみるとそのようですが
locative inversionが知りたいのです。
ヨーダはどちらかというとobject-preposingに近いかと。
>>601 D.H.ロレンスじゃないかな
趣味悪いけど
612 :
吾輩は名無しである :2009/01/04(日) 19:45:12
過疎ってんなー だれか未訳でおもしろい作品・作家を紹介してくれ
ファーバンクあたりはまともな訳で読みたいものですよ(笑) 時代もばらばらですけれども、サッカレー、カーター、ボーエン、ハーディの訳されていない作品もお願いしたいところですねぇ(笑)おやはや(笑)
もちろん新訳でもよろしいですけれでもねぇ(笑)おやはや(笑)
615 :
吾輩は名無しである :2009/01/04(日) 23:57:20
>>612 >だれか未訳でおもしろい作品・作家
少し前の作家でもまともに紹介されてない作家があるんだよな。
最近文庫で出たF=J・オブライエンなんかもそうだし。
616 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/07(水) 00:58:23
ttp://digression.exblog.jp/3050961/ さて、こちらでビアボームが読めるというわけですけれども、やはり心もとないですねぇ(笑)
「張り取った金額を別にすれば」頭が悪い故にわかりませんねぇ(笑)
原文は「except the amount of money he had been winning」とこれならばわからなくもありませんねぇ(笑)
ほかにも「seasoned gamblers」となっているところを「季節ギャンブラー」と訳されてしまうことのおかしさに気づかないあたりはいかがなものでしょうねぇ(笑)
これは日本語の問題ではないでしょうかねぇ(笑)「年季の入った賭事師たち」では(笑)おやはや(笑)
他にもいろいろと怪しい部分がありますが、私の英語力では正確なことを言うのは憚られます(笑)そのあたりは英文の専門家の方に聞いて見ましょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
617 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/10(土) 02:59:56
618 :
吾輩は名無しである :2009/01/11(日) 16:24:50
「ナルニア」のように物語の背景としてバトルオブブリテンが出てくる 名作って他になにかありませんか?
619 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/23(金) 17:51:23
かつて由良氏は、しばしば<外国の文化や文物を研究して、一体なんの役に立つのですか。外国人のようには、どうせ分るわけがないでしょう?>と尋ねてくる輩に対し、苦笑混じりにこう反応していた。 「こういう問いをする人は<分る>ということを、つきつめて考えていないか、または、そのような疑念が吹っ飛んでしまうほど素晴らしい本---それも外国人による異国の文物研究書によって、魂をゆるざされた経験が一度もないかの、いずれかである」 と由良君美は言ったそうですが果たしてどうでしょうかねぇ(笑)私もそういう経験はありますけれども、それは勝手に理解して勝手に思い込んでいるだけ、なのではないでしょうか(笑) そういう心配は常に持っていたほうがよろしい(笑)そんなことを言えばすべてが思い込みだ、などという詭弁は無しの方向でお願いいたしますよ(笑)おやはや(笑)
620 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/01/23(金) 18:08:25
むしろ思い込みで何が悪いと居直るぐらいの度量がほしいところですけれどもねぇ(笑)結局日本人にとっては思い込みの中でしか西洋は存在しなかった訳ですから、それで出てきたものを否定してしまうのも今一だと思われますよ(笑)おやはや(笑)
と前座を振ったところで知識足らずを嘲笑わせて頂きましょう(笑)
ttp://digression.exblog.jp/3271112 「由良君美氏―――高山宏の恩師でもある―――によれば、アカデミックな英語の訓練を受けたわけではないので「文法なんてなっちゃいなかったですよ。分からないところは100回読んで分かっちゃうっていう人でしたから」ということ。」
とありますがこれは間違いです(笑)平井呈一は早稲田の英米文学科に入学していた経験がありますから「アカデミックな英語の訓練」を全く受けていない、ということはありえません(笑)
由良が間違えるはずはありませんから先ず誤読でしょうねぇ(笑)おやはや(笑)
早稲田の英米文学科は「アカデミックな英語の訓練」の場じゃないんだろ
誰が如何見てもアカデミックでは(笑)おやはや(笑)
623 :
吾輩は名無しである :2009/01/25(日) 00:42:49
大学で英語に関して何か学べると思ってるあたりで程度が知れる。
おやはや(笑)少なくともアカデミックではあるではありませんか(笑)おやはや(笑)
625 :
(o`.´o)materialist :2009/01/25(日) 01:21:24
学校で社会に関してすべての古都なぞ学べ魔戦死ねぇ〜(笑)
627 :
吾輩は名無しである :2009/01/25(日) 01:48:18
>>620 教育や訓練を受けているとか受けていないとかじゃないんだよ。
平井呈一は要するに英語が苦手だったの。
それは翻訳1ページ読むだけで、誤訳のオンパレードだから、それはすぐわかることで。
まあ早稲田の英文科っていうところは今も昔も英語が苦手なんだそうだが、平井の場合もそれなのか、個別の理由かそこは分からないけれど。
平井は英語が苦手だった、というのは有名な話ですけれどもねぇ(笑)たとえば英米怪談集に収められた短編など、ある程度新訳する可能性も出ているのではないでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑) 直ぐに褒め上げる輩には少し疑問を感じますが(笑)おやはや(笑) 由良の翻訳はいかがでしょうか(笑)おやはや(笑)
629 :
吾輩は名無しである :2009/01/25(日) 02:29:52
>>608 ないと思うぞ。
だって、そういうのは調子を変えて退屈しないようにばらまいて使うんで、反復する作家はダメな作家で、そういう人は名作は書けないわけで。
まあいろいろ読んでたら、一杯出てくるさ。
630 :
吾輩は名無しである :2009/01/25(日) 02:58:10
ルサンチマンの提供でお送りしています(笑) おやはや(笑)人生思うようにはならないものです(笑)
631 :
吾輩は名無しである :2009/01/25(日) 10:34:17
632 :
吾輩は名無しである :2009/02/22(日) 18:46:18
>>632 新古典主義はシェイクスピアの死後に生まれた建築様式だが。。
しかし改めて考えてみるとテンペストって何年ごろに設定されてるんだろう。
新大陸発見のテーマとか良く指摘されるし、一応同時代だよね。
634 :
吾輩は名無しである :2009/03/06(金) 02:11:32
質問させて下さい。 「ミドルマーチ」が読みたくて堪らないのですが、どうにも邦訳が全巻手に入りそうにありません。 (どこもかしこも4巻だけが異常に高いので、手が出ません) そこで、原書にチャレンジしてみたいのですが、英検準1級程度ではやはり厳しいでしょうか? (ちなみに、英文学に関しては全くの門外漢です) もしくは、数ページ程度でもネットで閲覧出来る所を教えていただけると、自分で判断できると思うので有難いです。 よろしくお願いします。
636 :
吾輩は名無しである :2009/03/06(金) 16:52:47
>>635 さん
ありがとうございます。
序章と第一章の途中まで読んでみましたが、
読めてるのか読めてないのかがイマイチ分からないという…
このままでは、頑張って最後まで目を通しても結局邦訳で読み返してしまうでしょうから、
大人しく古書店やヤフオクを当たることにします。
どうもありがとうございました。
637 :
襟織ると :2009/03/10(火) 15:24:39
>>634 英検1級でも辞書がないと難しいと思いますが・・・
www.gradesaver.com/middlemarch/e-text/
638 :
吾輩は名無しである :2009/03/12(木) 18:47:09
1920-1930年代の貴族やジェントリの暮らしぶり(田舎の農園経営とか 相続税が高くなったなァetc)が活写されている軽めの読み物の お勧めはありませんか? 自動文学やミステリも歓迎。ビクトリア朝なら ホームズものがある・・・といった感じのものを探しています。
>>638 こういうときはウッドハウスが薦められるのですが、あいにく翻訳が悪いですからねぇ(笑)おやはや(笑)
思うに日本のウッドハウス好きはたんに形だけのものであり、それ以上のものではないので、英文でのみ、楽しまれることをお勧めしますよ(笑)おやはや(笑)
640 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/03/31(火) 01:19:44
さて、由良の翻訳ですがこれもいまいちですねぇ(笑)この方は英文学史を纏めて分かりやすく説明する時に一番の才能を発揮されるのですが、翻訳となるといまいち落ちるのではないでしょうかねぇ(笑) 恐らくそれが澁澤種村と差が開いた所以なのでしょう(笑)おやはや(笑)弟子の高山にしても小説というより「学問」に足を突っ込んでいる気がいたしますから、イギリスのこの分野となると逸材は中々居ない、ということでしょうねぇ(笑)おやはや(笑)
T.ハーディーのスレ無いですね…
ハーディーのはだいぶ前に落ちました。
ハーディの自然描写は素晴らしい
>>612 Ann Bridgeなんて如何でしょう?主に怪談ですが。
645 :
吾輩は名無しである :2009/05/15(金) 16:17:16
おやはや(笑)
どもどもですねぇ(笑)おやはや(笑)
648 :
吾輩は名無しである :2009/05/27(水) 02:15:10
マシュー・ルイスのThe Monkを読んだことのある人いる? 本キチガイの英女が学生時代のフェイヴァリットだと言ってしきりに勧めるので 渋々(だって、このタイトルだものw)読んでみたら、どうしてどうして、 ファンキーでスリリングで、かなり面白かったよ。
モンク好きの英女ですか(笑)良さそうですねぇ(笑)おやはや(笑)
>>648 昔読んだけど通俗読み物みたいで面白かったよ
もともとゴシック小説ってそういうものだしね
651 :
ぜっとんT世 :2009/05/29(金) 00:40:16
マンクって十代の作家が書いたんでっしゃろ?
652 :
吾輩は名無しである :2009/05/29(金) 00:50:16
作者が22、3才(!)時の出世作で、 あまりにダーク&インモラルゆえ即座にボカシ命令(発禁?)を食らったんだっけ? 奇抜なアドベンチャー&ミステリーなんだけど、 どこか途中で大笑いした記憶もある。 ブコフに出ないかな♪
やはり英文学は日本で消化されていない印象を覚えますよ(笑)英国(笑)だのと形だけが有難がられているような気がいたしますねぇ(笑) 例えば最近のヴィクトリア人気なんぞもその一例であるような気がいたしますよ(笑)おやはや(笑)
654 :
ぜっとんT世 :2009/05/29(金) 01:07:58
マンク、一度機会があったら読んでみなあかんなw 消化の具合は紹介者のせいもあるでっしゃろなー 吉田健一とか高山宏とか。
吉田健一は個人的には批判的ですねぇ(笑)おやはや(笑)吉田の文章に掛かると何でも吉田印を押されてしまうのですよ(笑) 高山宏はまったく駄目ですねぇ(笑)先ず小説の翻訳が出来ず童話しか訳せないのは批判されるべきでは(笑)童話、というのはあえて挑発としていっておるのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑) 柳瀬にしても他のスレッドでも指摘されておりましたが地の文が拙く、実際見てみてもひどい代物が多い訳です(笑) まともな訳者が存在せぬのが実情でしてねぇ(笑)おやはや(笑)
656 :
吾輩は名無しである :2009/05/29(金) 04:31:41
狸さんは、どうやら、夜も更けて聞し召すとルサンチマンが吹き荒れるんだろうw? まあ、いいやな。憂さもほどほどに晴らしたほうがいいのさ。 だが君が童話(の和訳の意義)を軽んずるのを看過するわけにいかないな。 (確たる)私見によれば、例えば、ドストエフスキー(大嫌い)だの ヘミングウェイ(別に嫌いじゃないが・・)だのの作品が世界から消滅しても それは人類にとっておよそ屁でもないが、 ミルンやヤンソンやロアルド・ダールがいなくなったとしたら、 これは由々しきことなのだよ。 Winnie-the-Poohの偉大さ(分かりやすく、「有益さ」と言い換えても構わない)を 認識している日本人があまりも少ないのはもはや悲劇に等しい。 (山岡花子のは全然ダメ。クリカロはさらにもう・・) もちろん「日本人はそもそも立派な児童文学など必要としていないのだ、 なんとなれば、蛮地とは異なり、日本では子供は勝手に育つものだから」 というような議論はありうるけれど、それも翻訳の質が低いこととは別の話でせう。
どもどもですねぇ(笑)確かにルサンチマンはありますけれどもねぇ(笑)おやはや(笑) 先ず高山で「童話」といえば一つに限られるでしょう(笑)「アリス」です(笑)アリスにばかり淫して小説を評価しようとしない姿勢を批判した、というわけなのですよ(笑)おやはや(笑) そもそも私は童話の領域に生育している者ですからねぇ(笑)おやはや(笑)人間心理だの社会改革だのとはまるで縁が無いのですよ(笑)おやはや(笑) ですから敢えて皮肉といった訳でして(笑)おやはや(笑)
日本の童話の質は低い、あるいは良質な童話があってもそれが子供には供給されない、というところには同意ですよ(笑)おやはや(笑) ライトノベル、とはいいますけれどもあれも捩れた人間心理やら社会改革やらに淫している物が多く、子供に読ませる物ではありませんよ(笑)おやはや(笑) それと比べれば英語圏の子供は優れているでしょう(笑)ですがそれを訳すそうが柳瀬や高山でははっきり言って危険なのです(笑)彼らには文学はわからず、只知識を蓄えているだけの人間に思えてしまうのですねぇ(笑)おやはや(笑)
児童文学↑と言い換えてください増しねぇ(笑)おやはや(笑)
【注意とお願い】 日本で核武装論に反対する人達は、平和主義でも何でもありません。 彼らはただ、日本を陥れたいだけなのです。 核は、持っているだけで、強大な外交力・抑止力になります。 核武装反対者たちは、日本がこのような外交カードを持つことを恐れています。 それが、日本の国益になり、中国や朝鮮が困るからです。 核武装反対者は、感覚的に影響されて反対している情報弱者を除けば、 全て日本を陥れるために反対している中国共産党の工作員たちです。 もちろん日本は核を使いません。使うことでなく、使えることが重要なのです。 よく自衛隊や米軍の拡張に反対している組織がありますが、 それらの組織をよくよく調べてみれば、ほぼ100%の確率で中国と政治的に関わっています。 彼らがミサイルの迎撃に反対するのは何故でしょうか? 沖縄の基地をなくそうとする、占領されても抵抗しないという無防備宣言を勧めるのは何故でしょうか? 分かりやすく言えば、全てが中国共産党のスパイ活動の一環なのです。 何故こんなことがまかり通っているかと言うと、日本にはスパイ防止法がないからです。 こんな馬鹿げた国は日本だけです。80年代に日本でスパイ防止法制定に近付いたことがありましたが、 朝日新聞を始めとする反日組織が猛反対キャンペーンをし廃案になりました。 また記憶に新しい安倍元総理も似たような機構を作ろうとしたところ、 あからさまに不自然な総理下ろしキャンペーンが起こり断念せざるを得ませんでした。 「日本を陥れようとする者達」の主張には、絶対に振りむいてはいけません。 国防は必要不可欠なものです。日本がこれを放棄すれば、中国の思う壷です。 これは日本のためだけでなく、世界全体のためでもあるのです。 お願いだから皆さん、騙されないで。日本の中枢には日本を潰そうとする者がいることを知ってください。 そしてできるだけ多くの人達に教えてあげてください。本当にお願いします。
661 :
ぜっとんT世 :2009/05/29(金) 23:57:29
高山宏の訳業はよー知らへんけど、 結構批評ものを訳してまんな。 プラーツのムネモシュネを高山の新訳で買おうかと 思とったけれども、読み比べてみんとあかんやろかw アリスは童話の領域を逸脱してまんな。 ノンセンス路線は高橋康也から引き継いだかどーかわからんけども なんか高山の存在性にあんま独自性を感じまへんな。 高橋と荒俣と澁澤と由良を適当に混ぜて割ったような感じでw 基本的に批評>小説の人でっしゃろな。 高山の「童話」っちゅってもヴェルヌもあるんとちゃいまっか。 ダールはそんなにたいしたもんでもなさげに思いよるけども ミルンやヤンソンは必要でんな。
キップリングとか、ワイルドとか
663 :
吾輩は名無しである :2009/05/30(土) 04:20:07
私を離さないでが名作と呼ばれるような国か 日本とかわりないな
664 :
吾輩は名無しである :2009/05/30(土) 07:06:25
私は業界の者ではないから吉田さんも高山さんも存ぜぬが、 成人してからの一時期英語のリーディングの段階的訓練の一歩として キッズブックを読み漁っていたことも手伝って、 英語児童文学には思い入れが強いのです・・が、 「くまのぷーさん」(この邦題、どうにかならんのか・・)の魅力の真髄を、 柔らかなユーモアとペーソスの絶妙の配合という以上に語ることは明らかに ぼくの国語能力を超えているので、これは各々一生に一度くらいは 英語で読んでいただくとして、ここではPRがてらにダールの「マチルダ」 からの一節でもどうだろう。
665 :
吾輩は名無しである :2009/05/30(土) 16:27:59
愚鈍な両親に苛まれる早熟な五歳のマチルダは、村の図書館にサンクチュアリを 見出し、司書のフェルプス女史に見守られながら読書に明け暮れている。 彼女の約半年の読書リストーGreat Expectations, Nicholas Nickleby, Oliver Twist, Jane Eyre, Pride and Prejudice, Gone to Earth, Tess of the D'Urbervilles, Kim, The Invisible Man, The Old Man and the Sea, The Sound and the Fury, The Grapes of Wrath, The Good Companions, Brighton Rock, Animal Farmーが示されたのにつづいて; 'Mr Hemingway says a lot of things I don't understand,'Matilda said to her.'Especially about men and women. But I loved it all the same. The way he tells it I feel like I am right there on the spot watching it all happen.' 'A fine writer will always make you feel that,'Mrs Phelps said. 'And don't worry about the bits you can't understand. Sit back and allow the words to wash around you, like music.' 'I will, I will.' 云々。
666 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/30(土) 23:26:27
翻訳しやすい作家ばっかりあげつらってる感じだな、このスレ。 肝心な連中がさっぱり登場してこない
667 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/30(土) 23:27:16
比較的(あくまで比較的ね)とっつきやすい翻訳しやすい作家ばっかりあげつらってる感じだな、このスレ。 肝心な連中がさっぱり登場してこない
誰が翻訳しにくいと(笑)ラブ・ピーコックなどはいかが(笑)おやはや(笑)
669 :
ぜっとんT世 :2009/06/01(月) 22:43:37
>>665 5歳で何という読書してまんねん!
こりゃマチルダも読んでみんとあかんかね
「あなたに似た人」と「キス・キス」しか知らへんから。
ミルンの「ユーラリア国」も、もっと読まれていいんやけどなー
ぜっとんさんはコンプトン=バーネットはご存知でしょうかねぇ(笑)ある種の幻想文学らしい、ですけれども(笑) 翻訳不可能な作家と言われておるようで(笑)おやはや(笑)
ダールは平易と言われておりますけれども、文章に独特の癖があることは確かなのでは(笑)おやはや(笑)
それからダールには自身映画と関わりが深い訳ですが、映像嫌悪・活字礼賛のようなところがあって、
>>665 の方が上げられたような部分や、
チョコレート工場でもテレビを揶揄する描写があります(笑)とにかく俗悪な物に対する嫌悪が裏側にあるのですよ(笑)この辺りはいかにも英国の作家だと思わされますねぇ(笑)おやはや(笑)
ふーんおもしろいね。 日本の図書館がアメリカに較べて「遅れている」のも 単に遅れてるんじゃなくてそういうのが根付かない 文化的な理由があるのかね。
674 :
吾輩は名無しである :2009/06/02(火) 20:34:52
>>672 どもども。
英語のものはほとんどペーパーブックに依存しているのです。
先日ひさかたに英和(モーム)を読みましたら、
ユーモア(アイロニー)を汲み取れずに真顔で訳しちゃうものだから
こうもぎこちなくなってしまうのかなと、原文を逆算して想像することが幾たびか。
美的な観点からも文庫本にはあまり蒐集意欲をそそられないみたい(笑)
ところが、ハーディのテスは19世紀もののなかではもっとも読みやすかったのです。
(テスに限ったことではないけど)読み進むうちに文体のリズムに体が慣れてゆき
後半は不思議なくらいにすらすらと黙読できたのでした。
かたや、最近最大のストレスを感じたのはハーディとコンテンポラリーのヘンリー・ジェイムス。
オースティンの数学的明晰さが、この人の文体には存在しない(ように思われる)。
動詞と目的語の間、ないし助動詞の次に、常に常に(笑)長い副詞節がのたうつ。
ひとつのセンテンスがいつまでたっても終わらない。
動詞、形容詞の選び方もなんだか変、とてもstrange。
まったくもって複雑怪奇。
こういうことには定めし相性というものもあるのでしょう。
(スレ跨ぎの返信でした)
675 :
ぜっとんT世 :2009/06/03(水) 22:42:16
>>670-672 コンプトン=バーネットは知らへんな。
ボウエンもスパークも1冊しか読んでへん。
狸はんはよー読んではりまんなw
ところで、平易で独特の癖のあるダールっちゅーことやけど、
その片鱗を
>>665 の訳で見せてもらえへんやろか。
ところで、映画のチョコレート工場は
ダールのテイストを結構汲んでるんかいな?
676 :
ぜっとんT世 :2009/06/03(水) 22:46:35
>>674 「原文を逆算して想像すること」はやっぱありまんな。
その場合、想像させるにいい翻訳は、
直訳的翻訳だったりするんじゃおまへんやろか?
ヘンリー・ジェイムスはきっとネジれてますんやろな。
せやけどクロード・シモンと比べたらどうっでっしゃろw
677 :
吾輩は名無しである :2009/06/04(木) 00:56:37
「アスパーン・ペーパーズ」と「ねじの回転」しか知らないのですが、 H・ジェームスは技巧的な作為を感じさないものの、 なんというか・・有機的にねじれていてamorphousな感じ。 文体に隠されたあいまいなリズムをどうも感知しそこねたみたい(笑) 文体が「作為的に」ねじれまくっていると一番感じたのはV・ウルフかな。 シモン、知りません。 でも「ねじ」はまずまず面白かったですよ。 ちょっとだけ怖かったしね。
>>674 どもどもですねぇ(笑)となるとウォーなどもやはり原文で呼んだほうが宜しいので消化ねぇ(笑)まぁこれは辞書を引けば読めるレベルですけれども(笑)おやはや(笑)
上げましたコンプトン=バーネットなどは如何、ウォーとある意味双璧のような作家らしいですけれども(笑)おやはや(笑)
ハーディはやはり読みやすいですか(笑)これも読んでみましょうかねぇ(笑)割合好きな方の作家ですからねぇ(笑)おやはや(笑)
679 :
ぜっとんT世 :2009/06/04(木) 21:59:46
>>677 ねじれた「ねじの回転」でんな。
題名は自分の文体のことも想定してつけたんやないやろかw
クロード・シモンは仏文やから引き合いに出すのは
ここじゃふさわしくないんやろけど、
句読点なしに延々と一文が続くだけやなしに
括弧のなかに括弧が入れ子状に何重にも入ってもーて
括弧が一体どこで開かれていてどこで閉じられるんやら
さっぱりわからんようになるって代物ですわw
680 :
ぜっとんT世 :2009/06/04(木) 22:19:14
ウルフの『波』はやっぱ文体も波打ってるんやろか?w 文体のうねりっちゅーたら日本では古井あたりが思い浮かぶんやけど。
681 :
吾輩は名無しである :2009/06/04(木) 23:44:52
ハーディが狸さんにとって読みやすいかどうか、ぼくに分かるはずもない(笑) でも、テスに限って言うならば、くせを飲み込むまでの多少の辛抱があったとしても、 終幕の尋常ならざるdramatic intensityよって、 苦労はかならずや報われることと思います。
682 :
吾輩は名無しである :2009/06/05(金) 00:32:09
「ねじの回転」の作中にanother turn of the scewという表現が(確か)二回現れる。 これもやっぱりあいまいな表現に思われるのだけど、 事象のフェイズ(次元?)を一段階推し進める一ひねりの力、 (けだし、前者は無作為の運命的な、後者は努力された人為的な) の謂いだろうと考えます。 ねじれているというよりも、うなぎのような、 といった方が正しいかもしれない。 でも、青息吐息ながらも内容はほとんど把握できたし、 ホラーの緊張感の合間のユーモラスな会話がシュールで可笑しかったりして、 まあ、それなりに楽しめましたよ。 ああ、やっぱりねじれているのか(笑)
英国(ジェイムズはアメリカといった方が適切でしょうけれども)の作家は捩れたユーモアを全編に塗してきますから、ユーモア要素の少ない我が国ではなかなか受け入れられない、ということもあるので賞ねぇ(笑)おやはや(笑) 最近のパトリシア・ハイスミスなども文章はちょっと見た所だと平易のようですけれども、その立ち位置的にある意味ではジェイムズの後継作家、と言えるのでは(笑)おやはや(笑)
684 :
吾輩は名無しである :2009/06/05(金) 01:48:39
吾輩は猫である、はイギリス仕込みのつもりですかね? あの諧謔はドライというよりも、あざとく独りよがりに思われて、 人を楽しませようとする気持ちが少ないようで、 どうもあまり好きになれませんな。 チャンドラーに出て来る探偵のクールを気取った減らず口が、 薄情なばかりでちっとも面白くないのと似ているか。
まぁ漱石の時代はまだ文学自体が熟していなかった、ということもあるのでは(笑)あそこからはじめなければならなかった、というのが悲劇的ですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑) イギリス的なものを片鱗でも表しているのは寧ろ谷崎では(笑)なんと谷崎はド・クインシーの文章を抄訳しておりまして、これが一見読みにくいのですが、よみ進めていけば驚くほどのリーダビリティーを誇っておるのですよ(笑) ハーディーも翻訳しておるそうでして(笑)谷崎にはもう少し英語文学の翻訳をやってほしかった、と思うのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
686 :
吾輩は名無しである :2009/06/05(金) 03:21:03
谷崎は、もう少しだけやっているじゃないですか! 「高慢と偏見」を「細雪」という邦題で。
687 :
吾輩は名無しである :2009/06/05(金) 04:19:59
と、まあ冗談は1/3くらいにとどめるとして、 (少なくとも戦前では)谷崎が英文学の薫陶を一番示しているというのは、 まったく同意です。 漱石の呪いーうじうじとした私小説、精神的売春の泥沼の誘惑ーを免れ、 他人を楽しませたいというヒューマニストの矜持、大人の遊び心、 芸人魂、明晰さを終生保った希少な作家ですね。 余談ながら件の英女も「春琴抄」の英訳に深い感銘を受けたか。 もちろんこれは、なんら谷崎が英国的であることを 証拠立てるものではありませんけれど。
688 :
吾輩は名無しである :2009/06/07(日) 02:12:01
>>680 とりあえずこれでも召し上がれ。
Since he belonged, even at the age of six, to that great clan which
cannot keep this feeling separate from that, but must let future
prospects, with their joys and sorrows, cloud what is actually at
hand, since to such people even in earliest childhood any turn in
the wheel of sensation has the power to crystallise and transfix
the moment upon which its gloom or radiance rests, James Ramsay,
sitting on the floor cutting out pictures from the illustrated
catalogue of the Army and Navy Stores, endowed the picture of a
refrigerator, as his mother spoke, with heavenly bliss.
(「灯台へ」冒頭の第4センテンス)
>>687 まぁ谷崎自体色々とドロドロとしたところも多かった人間なのでしょうけれども、小説では余りそういうところが無いというのはいい点でしょうねぇ(笑)おやはや(笑)
690 :
吾輩は名無しである :2009/06/07(日) 15:31:05
欽定英訳聖書(ペーパーバック、オッックスフォード出版、旧約新約外典つき1800p!)を 昨日250円で手に入れちゃった。 ジャケ(軽やかなデザイン)に若干の傷みがあるだけで中は新品同様。 旧約の何箇所か(特に創世記)をずっと読みたいと思っていたのでラッキー♪
聖書は地雷ワードですよ(笑)あれがやってきます(笑)おやはや(笑)
692 :
吾輩は名無しである :2009/06/07(日) 17:52:48
最近、物語の原初的な力に惹かれてアラビアンナイトやグリムなどを読み直したり 読み足したりしている私的時流の一環にうまくはまったものですから。 やあ、NGワードでしたか(笑)
過剰に反応するバカがいるだけで、別にNGではない。
694 :
吾輩は名無しである :2009/06/09(火) 01:11:56
「ボートの三人男」(丸谷訳)は、不撓不屈のユーモア精神に全編を通じて屈服させられた楽しい思い出。 あの小説はユーモアのみならず、いろんな意味で味わい深かったなあ。 十分に役目を果たしえていないと訳者自身があとがきに書いているけど、 そもそも完璧な英日翻訳なんてありえないのだろうけど、 でも、あの訳はちっとも悪くないだろう?
695 :
ぜっとんT世 :2009/06/11(木) 23:56:03
>>682 なるほど。メタネジレを含む二重性があるのかもしれまへんな。
>>688 腹いっぱいになりましたわw
>>694 「ボートの三人男」は昔友人にオモロイデと勧められて買ったものの、
ずっと長い間積読で、どこにあるのか行方不明ですわ。
しかしこの作家はこの作品以外にはまったく名前の出ん人でんな。
いわゆる一発屋でっしゃろか?
696 :
吾輩は名無しである :2009/06/12(金) 22:30:12
「ボートの三人男」・・・ 惜しげもなく撒き散らされたデッドパン・スラプスティックに笑天いたしました。 合間合間の、テームズ川沿いの歴史にからめた詩的風情もなかなかおつ。 でも、ドラマはなんにも起こらない。 物語の思想のようなものはない。 ウィスキーをロックで引っ掛けながら、のんびり読むには最適な本。 吹き出す危険性が高いので、高級スコッチの場合はご注意。
697 :
ぜっとんT世 :2009/06/16(火) 00:44:56
>>696 なるほど、ええでんなー。
ロレンス・スターンの系列に並べてもええんやろか?
それともベケットのゴドーをジョイスのほうに戻した感じやろか?
698 :
吾輩は名無しである :2009/06/16(火) 02:06:40
Dumb your question down,please! (藁)
「ボートの三人男」は丸谷訳より浦瀬訳のほうがいいという話がありますな。
丸谷訳を避けたいという気持ちは良く分かる
701 :
吾輩は名無しである :2009/06/27(土) 22:44:25
いきなりすまん 「ビクスビー夫人と大佐のコート」の結末教えてほしいんだが
702 :
吾輩は名無しである :2009/06/29(月) 14:26:55
クローニンは英文学? 今、地の果てまでを読み始めたんだけど、今の日本の裁判員制度もあるし かなり高い筆力で書かれてて大変面白くページ繰ってるよ 前からクローニン気になってたんだけど、もっと早く読めば良かった
703 :
吾輩は名無しである :2009/06/30(火) 01:17:23
G.エリオットって面白いんだろうか? 熱烈なファンの方っていらっしゃるの?
英国最大に禍々しい作家は誰で消化ねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
コンプトン=バーネットなどはネイティブですら歯が立たないものが多い作家らしいですが、読まれた方はおられますか(笑) 名言としてこのようなものが出てきますが↓ >どうして自己犠牲がりっぱな行為だと言われるのか、わたしにはわかりません。 >他人を犠牲にするほうが利口でしょう?
I never know why self-sacrifice is noble. Why is it better to sacrifice oneself than someone else? 原文はこれですか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
>>701 ロアルド・ダールの数ページ足らずの短編だね
すぐに読めてしまうのに、結末が読み取れないとでも?
「キス・キス」(異色作家短編集1)っていう本の題名で、
開高健が訳してるよ(早川書房)
おやはや(笑)コンプトン=バーネットには反応ゼロですか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
709 :
吾輩は名無しである :2009/07/01(水) 02:43:27
「秘密の花園」なら読んだけど、そんなに感心しなかったよ。
それはバーネットでは(笑)おやはや(笑)ホメオパシーとやらの娘らしいですよ(笑)しかし
まぁ有名では無いのでしょうねぇ(笑)最近出た本の中で名前が出ておるようですが如何(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
712 :
吾輩は名無しである :2009/07/02(木) 00:10:00
コメント乞食www
713 :
吾輩は名無しである :2009/07/02(木) 03:19:08
714 :
吾輩は名無しである :2009/07/03(金) 18:51:41
>>713 「男(お)召使と女(め)召使」ですか(笑)これ原文で果たして読めるのでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
他にも興味深い、興味がある作家が多いですねぇ(笑)おやはや(笑)さてはて(笑)
ハートリーの「海老とアネモネ(イソギンチャクの事なのでしょうか(笑))」も上がっていますがこれも読んだ方はおられますか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ウォルトン『伝記集』 ブラウン『俗説辨惑』 バートン『憂欝の解剖』 … 『インゴウルヅビィ譚』 …
Defoeがおもしろい
719 :
吾輩は名無しである :2009/08/13(木) 22:17:19
ジキル博士とハイド氏は、岩波と新潮だとどっちの訳がいいですか?
720 :
吾輩は名無しである :2009/08/13(木) 23:22:10
アフラ・ベーン好き
>>719 新潮はやめとけ
岩波か創元でいいんじゃない
722 :
吾輩は名無しである :2009/08/14(金) 22:05:53
>>721 ありがとうございます。
岩波で読んでみます。
723 :
吾輩は名無しである :2009/08/20(木) 15:50:15
PIETRO ARETINO“The Ragionamenti” ・'The Lives of Nuns' ・'The Lives of Married Women' ・'The Lives of Courtesans'
724 :
吾輩は名無しである :2009/09/08(火) 23:49:45
カンタベリー物語読破されたかたいますか? 一ページ読むのがやっとでした。読んだ人いたらほんと尊敬します。そしてできるなら感想をお聞きしたいです。
725 :
吾輩は名無しである :2009/09/14(月) 05:20:42
英語でか? オレもちょっと開いてみて即座に諦めた・・・が、 英語圏の高校では国語の授業の必読書だぞ(笑)
726 :
吾輩は名無しである :2009/09/14(月) 06:09:40
A Tree Grows in Brooklynの日訳がありますか?
727 :
吾輩は名無しである :2009/10/01(木) 05:31:39
マキューアン原文で買ったが読めないorz しかし誰だよ映画版セメントガーデンに変な邦題つけた日本人w
728 :
吾輩は名無しである :2009/10/01(木) 07:20:09
カンタベリーはベリー、簡単に読破できたよw あまり愉快ではないがw
729 :
吾輩は名無しである :2009/10/28(水) 20:56:48
カンタベリーの原文は、そんなに簡単なのか?
730 :
吾輩は名無しである :2009/10/28(水) 21:03:16
BBC版DVDシェイクスピア全集
731 :
吾輩は名無しである :2009/11/07(土) 05:44:04
イブリン・ウォーが史上最高のコメディと絶賛し、 傑作小説ベスト100などのリストにも名前を見かける Grossmithの'The Diary of a Nobody'を半分ほど読みましたけど、 う〜〜ん、笑いのツボがまったく掴めない・・・ 誰か、読んだことありますか?
732 :
吾輩は名無しである :2009/11/09(月) 05:04:23
後半に入って、少し面白くなってきた。 ついに笑えました。
733 :
吾輩は名無しである :2009/11/09(月) 11:05:06
中世英語〜初期近代英語(シェークスピアとか)は 英国人にとっては日本の“古文”みたいなものだからなぁ ・カンタベリー物語=宇治拾遺物語? ・シェークスピア=井原西鶴、近松門左衛門? 英国の高校生にとっては必読の書でしょうw
>>733 シェークスピア=井原西鶴、近松門左衛門
はどうでしょうか…。
シェークスピアの戯曲なら、多くのイギリス人は
そのプロットを知っていますから。
それに対して、井原西鶴や近松門左衛門は
名前だけを知っているけれど、彼らの浄瑠璃や
歌舞伎を知らないという人は多いと思います。
自分の中では、
カンタベリー物語=竹取物語
ディケンズ=夏目漱石、太宰治
そして、シェークスピアに匹敵するほど大衆に
知られている劇作家/小説家はいないと思います。
日本国内、もしくは世界的に認められているという
意味では、もしかしたら宮崎駿監督の映画が
シェークスピアの戯曲に匹敵するかもしれませんw
735 :
吾輩は名無しである :2009/11/10(火) 21:18:33
要するに、なんでも強引に結び付けようとすると、 シェークスピア=宮崎駿 になるわけですな。 あほらし・・・・・
普通に黒澤でいいじゃん。 マクベスの翻案なんかもやってるし、大衆的人気も世界的評価もあるということで
737 :
吾輩は名無しである :2010/01/09(土) 12:18:02
トーマス・バーグのライムハウス夜景集という本を 読んでみたいのですが、これは日本語訳はありますか?
738 :
吾輩は名無しである :2010/01/11(月) 15:51:29
ドリス・レッシングの『黄金のノート』をずいぶん前から読んでいるんだが、 なかなか進まない。1983年版のハードカバーのやつで、652ページもあるのに、 まだ142ページだ。北欧のフェミニストたちが聖典と崇める所以をなんとか 探り出したいと思っている。
>>738 ノーベル文学賞受賞者の代表作に相応しいクオリティ?
それともノーベル政治文学賞受賞者の代表作って感じ?
740 :
吾輩は名無しである :2010/01/11(月) 19:08:52
今のところ、そのどちらでもない。
741 :
吾輩は名無しである :2010/01/13(水) 01:01:50
ジョージ・エリオット好きだな。特に『フロス河の水車場』は彼女の少女時代 の思い出を織り込んでいることもあって、胸にぐっとくる場面がいくつもある。 これに比べると、『ミドルマーチ』は作られた小説で、構成は見事だが、感動 はしない。
742 :
ザ・スミス :2010/01/13(水) 06:22:28
>>741 『フロス河の水車場』読んでみたいな。
文庫化してほしいもんだけど。
743 :
吾輩は名無しである :2010/01/14(木) 00:07:27
筑摩に請願したら?
744 :
吾輩は名無しである :2010/01/15(金) 18:06:23
それにしてもイギリスの小説って長いな。
>>744 ヴィクトリア朝の小説は特に長いよね…。
日本語訳だと1000ページを超えるものが沢山ある。
746 :
吾輩は名無しである :2010/01/15(金) 23:34:16
最近のものでも『黄金のノート』『ポゼッション』『真夜中の子供たち』 と長い小説が多い。
イギリスに限らずどこの国でも長いのが多くないか? 面白ければいいんだけど、無駄なことばかりかいてあるのも多いからなぁ。 威厳を出すためにわざと長く書いているんだろうか。 印税で生活してるわけでもなさそうだから売れなくても構わないんだろうし。
748 :
吾輩は名無しである :2010/01/16(土) 15:21:41
コーエンの『選ばれた女』は無駄なことばかり書いてあるなあ。
まぁ長編の少ないのは日本ぐらいなのでは(笑)明治大正を振り返ってみましても、紅葉、漱石、直哉、谷崎、 ぐらいしか目立った長編は書いておりません(笑)江戸川夢野あたりも本領は短編であり、長編は矢張り苦手としておるわけですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
肝心の藤村を忘れておりました(笑)それでも少ないのは確かですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
751 :
吾輩は名無しである :2010/01/16(土) 23:13:35
ディケンズも長いのばかりだな。
ディケンズは長いけど読みやすい。 もともと大衆文学的な感じだし。 ディケンズの有名な作品で短いと言ったら 『クリスマス・キャロル』くらいかな。 短篇集も読んだけど、ディケンズは短篇よりも 長編の方が得意だと再確認した程度の出来だった。
753 :
吾輩は名無しである :2010/01/18(月) 15:22:23
ピクウィックを読み終わったはずみで荒涼館に突入した。どちらも英語。 後者はバスルームでちんたら読んでるが、長いな(笑) 今年中に読み終わるかしら。
おやはや(笑)バスルームですか(笑)荒涼館は原文難しくないですかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
755 :
吾輩は名無しである :2010/01/18(月) 16:09:52
荒涼館はわりと難儀だな。 時事ネタが多い。 地の文に主語の省略などの変則文法が多発し、 語り手と時制もころころ入れ替わる・・ これじゃあ流し読みができないっ! が、まあ頑張るよ。 いや、まあ、気楽に楽しむよ。 頑張ってどうすんだ、お勉強じゃないんだから(笑)
756 :
吾輩は名無しである :2010/01/22(金) 23:35:45
おれもディケンズ読んでるぜ。
”Our Mutual Friend”は50ページで挫折しました (´・ω・`)
758 :
吾輩は名無しである :2010/01/23(土) 10:44:40
どうして?
759 :
吾輩は名無しである :2010/01/23(土) 14:10:16
冒頭の奇奇怪怪な英語と白昼夢のように気だるげなムードに 気おされて4年間放置していたウルフの「灯台へ」を、 気まぐれを起こして年末に一気に読み切った。 とても良い体験だった。 英語も独特で面白い。 つねに羽毛で撫でつづけられるようなセンシュアスな心地よさ。 オールタイム・ベスト小説ランキングの上位に 君臨するのもむべなるかな。 ネイティブならばさぞもっと深い愉悦に浸れるのだろうなあ。 はあ、ためいき。 ...and she grew stil like a tree which has been tossing and quivering and now, when the breeze falls, settles, leaf by leaf, into quiet. 云々。
760 :
吾輩は名無しである :2010/01/23(土) 19:46:15
オルダス・ハクスリー『ガザに盲いて』を愛読しているけれど、長い間翻訳が 絶版のままなので、読んでいる人が滅多にいない。繊細な感覚と倫理的な姿勢 に心惹かれるのだが、これ好きな人いるかな?
761 :
吾輩は名無しである :2010/01/31(日) 03:21:40
3月刊 デイヴィッド・ロッジ 『ベイツ教授の受難』 (白水社 2940円
イギリスって小説大国だ。自分は19世紀フランス小説こそ最高だと思っていたけど 近頃イギリス小説をまとめて読んでみて、何と質が高いんだろうと非常に感心。18世紀ぐ らいから現在まで通して、イギリス文学(散文)はフランスと並んでヨーロッパ一だと思う。 英語なんて言語を使っているのに不思議だ。
763 :
吾輩は名無しである :2010/01/31(日) 12:14:39
19世紀のヴィクトリア朝ってそんなにいい作家がいるかなあ? ディケンズ、ブロンテ姉妹、スティーブンソン、ジョージ・エリオットぐらい?
>>763 オースティンが抜けてますよ。
自分もイギリスの小説の中ではヴィクトリア朝の
作品が出来としては一番いいと思う。
現代大衆小説みたいにいわゆるpage-turnerではない
けれど、たまに手にとってゆっくりと読みたくなる。
>>764 ちくまの方の中野訳で読んだけどまさしくページ・ターナーだったよ。
翻訳によって印象が違ってくるのかなぁ。
(原文で読んでいるのかもしれないが)
20世紀になるがフォースターはハワーズ・エンドとインドへの道を読んで
かなりゆっくりしていると思ったが、それも翻訳のせいだったのだろうか。
766 :
吾輩は名無しである :2010/02/02(火) 00:28:48
19世紀では、スコット、サッカレー、ギャスケル、トロロープ、メレディス、 ハーディ、コンラッドも忘れてはならない。
コンプトン=バーネットはいかが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
二十世紀人ですが、十九世紀に入れたほうがよろしい雰囲気がしますねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
769 :
吾輩は名無しである :2010/02/02(火) 13:10:52
コリンズ、ワイルドもな。ヘンリー・ジェイムズは・・違うか。
770 :
吾輩は名無しである :2010/02/02(火) 13:24:19
Emmaのおしまいのほうはまさにroller-coaster comedyで、
ページをめくる手が止まらなかったけどね。
宝島と二都物語も、息をもつかせぬ面白さだったと記憶するが。
>>764 ビクトリア朝って妙に長かったと聞いてはいたけど(笑)
771 :
吾輩は名無しである :2010/02/06(土) 10:51:12
マルカム・ラウリー『火山の下』新訳出るね。
死んじまうじゃねぇか。
英米文学学ぼうと思うんだけど、入門としてふさわしくてかつこれは最低読んどけって本ある? 一人でもいいから好きな作者見つけたいってのもあるから、 有名な作家とその代表作列挙するだけでもいいからなんか教えてくr・・・教えてください。
そこまで茫漠としてるともうどれでもいいから片端に読んじゃえとしか
775 :
吾輩は名無しである :2010/02/06(土) 17:30:01
アメリカならヘミングウェイ『日はまた昇る』から始めよう。 イギリスならスウィフト『ガリヴァ―旅行記』がいいんじゃないか。
イギリスって言うと個人的にはディケンズとオースティンってイメージがあるな。 どっちも面白く読めることで有名。 代表作は「大いなる遺産」「高慢と偏見」など。 アメリカは…誰?メルヴィル?ポー?トウェイン? とりあえずフィッツジェラルドのグレート・ギャツビーでも読んでみれば? なんにせよ英文学と米文学って結構毛色が違うような気がするよ。
イギリスがガリヴァーならアメリカはハックフィンで。
イギリスなら、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』は外せない。 個人的にはメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』も好き。
779 :
吾輩は名無しである :2010/02/07(日) 03:34:01
読み易く、感銘もきっと深い有名な作品(つまり、素晴らしい小説)というと イギリスならとにかくまず、ディケンズの「大いなる遺産」と エミリー・ブロンテの「嵐が丘」だな。 アメリカは19世紀ものなら迷わず「ハックルベリー・フィンの冒険」、 20世紀なら「グレート・ギャツビー」「スローターハウス5」「ロリータ」など。 それからちなみに、スウィフトはイギリス人じゃないから・・
アイルランド文学もゲール語で書いてあるならともかく 広義の英文学に含まれるからいいんでないかい? と書くとアイルランド人には怒られるんだろうか…
781 :
吾輩は名無しである :2010/02/07(日) 12:35:44
英米文学の一部というなら分かるが、そりゃ怒るだろjk・・
女子高生が怒るのか?
783 :
吾輩は名無しである :2010/02/08(月) 02:42:52
長くてもいいのなら、トマス・ウルフの『天使よ故郷を見よ』と ローレンス・スターンの『トリストラム・シャンディ』を勧める。
784 :
吾輩は名無しである :2010/02/08(月) 02:46:16
じゃあ、ハーマン・メルヴィル『白鯨』とチャールズ・ディケンズ 『荒涼館』はどうだ。どっちも長いし、読み応え充分だぞ。
785 :
吾輩は名無しである :2010/02/08(月) 02:56:41
ブライトン・ロックを挙げておく 英語だから頑張れるなら原文でぜひ あんまりグリーンって触れられないねここでは
786 :
吾輩は名無しである :2010/02/08(月) 03:04:32
女子高生にあらず、もしかしたら常考かしら・・・ そんな単語は存在しないんだけど。
783,784,785の回答は何の意味もないな。 こういう調子だと、延々と名作の題名が続くだけで、 読みたいと思わせるような説得力がまるでない。
788 :
吾輩は名無しである :2010/02/08(月) 23:53:33
787もまるで意味ない。けなしてるだけ。
789 :
吾輩は名無しである :2010/02/11(木) 02:39:16
ハクスリー『恋愛対位法』ロレンス『息子と恋人』 ホーソーン『緋文字』フォークナー『響きと怒り』
結局手当たり次第に読め、って結論になってるなw
>>790 まあ、人の好みはそれぞれだからね…。
とりあえず文学史の本をみたらカノンの要約は大抵出ている
から、そこで気に入ったものを読むといいかも。
案の定俺の好きな本を読めということになったなw
>>773 はそれを見越して話のネタとして提供したのかもね
793 :
吾輩は名無しである :2010/02/12(金) 12:28:24
どんどん読むべし。
794 :
吾輩は名無しである :2010/02/12(金) 19:48:35
メレディス『エゴイスト』なんかどうだ?
795 :
吾輩は名無しである :2010/02/19(金) 15:18:06
『アフロディーテの反逆』読んだ人いる?
796 :
吾輩は名無しである :2010/03/20(土) 19:12:51
ヒルトンの『失われた地平線』を読みたい。
Defoeおもしれー
798 :
イノウエ・アル :2010/03/21(日) 08:27:37
漱石も愛読したスウィンバーンはどうですか? 『ドローレス』なんてとてもどぎついですよ。 たしか『フロッシー』ってニンフェットでオーラルなポルノが翻訳されてましたね。 オスカーワイルド曰くイギリスの国民詩人だとか。
おやはや(笑)スウィンバーンは原文で読まれましたか(笑)おやはや(笑) 一応読み通したのですが半分も分かっておるか怪しいところですね(笑)おやはや(笑)さて果て(笑) プラーツの本にて全訳されておるのでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
800 :
イノウエ・アル :2010/03/21(日) 17:21:44
ほんとうに恥ずかしながら、ぼくもあの『詩とバラード』を パラパラめくってながめたくらいのものでして、自慢できるものでなし 完全に理解できてるともいえないのですよ。すいません。 漱石の愛読した『カリドンのアタランテ』は翻訳があり、 抄訳でしたが高山宏さんが『ドローレス』とかを訳してましたね。 プラーツも翻訳で『肉体と死と悪魔』を読んだ程度ですが こちらも抄訳としてスウィンバーンの代表作がおさめられてます。 うえのワイルドのエピソードも『肉体と死と悪魔』からとりました。
801 :
イノウエ・アル :2010/03/21(日) 17:28:19
ところでスウィンバーンついでに ラスキンやペイター、ダンテ・ロセッティといったラファエル前派周辺はあがりませんかね? フィッツジェラルドの英訳『ルバイヤート』の真価を見きわめたのはかれらでしたよね?
>>800 「肉体の死と悪魔」は百ページほどで止まっておりますが、スウィンバーンはなかなか難しいですねぇ(笑)日本語に移し変えられるものがいるのやら、と言ってところで(笑)
上であげましたがfirbankなんぞは如何(笑)おそらく日本では一番無視されておる英国文学の大家でしょうねぇ(笑)既存の二翻訳は到底その真価が伺えるものではない(笑)
西脇順三郎なんぞが相当執着していたようで、武陽がよくあげておったウィンダム・ルイスなんぞとの親交があったとか言う話ですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ワイルドの後継であり、ウォーの師匠であり、ジョー・オートンは孫にでもなぞらえられる作家、と言ったところですか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
804 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/21(日) 23:30:07
さて(笑)
805 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 00:15:05
マリオ・プラーツの『肉体と死と悪魔』は澁澤や高山、四方田など 多くのひとが推薦文をかいて絶賛してるわけなんですが、 その博覧強記のデータマイニングには素直に感服しますが 虫太郎の『黒死館』よろしく論調が膨大な引用にうずもれているような 他に読み比べたてどこがどうだいうわけではないんですが、 どうもプラーツの才覚からいえばただの習作にすぎないのではとかんじるのです。
>>805 おやはや(笑)習作ですか(笑)とすると傑作はいかが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
プラーツはワイルドを取り上げますけれども、ワイルドは創作者としてはまじめが肝心など面白いものもありますが、やはり眼高手低な部分があるのでは(笑)おやはや(笑)
そのワイルド理論を実践したのがfirbankと言ったところなのでは(笑)おやはや(笑)
807 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 01:04:29
ワイルドはドクター・ジョンソンみたく座談の雄というのか口舌のひとだったのでしょう。 ただジョンソンとおなじくジッドなどの凡人と比べてやたら文章のうまいという欠点のある。 個人的にはワイルドは小説よりも新聞や雑誌に寄稿した書評や評論に驚かされることがありますね。 この点は三島とおなじで、小説は一流だが評論はその上をいくという感じです。 『マスターWHの肖像』は小説をかたどった論文ですよ。...『青白い炎』の反対かな? まあワイルドは大作家ではないですねなにより小説の数が少ないので、しかし、やはり大生活者ではあったようで。
>>807 座談文化が高度に発達しておる日本でワイルドが大人気なのはおそらくそういう部分もあるのではないでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
鴎外も谷崎も芥川も三島もそのほかの文豪も皆何がしかの点でワイルドの影響を受けておる、と言う訳です(笑)
ですからおそらく、ワイルドもパリなんぞに亡命せず、日本に亡命したれば幸福な晩年を送ることができたのではないでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
おそらく大歓迎で迎えられたことでしょうからねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ところで「青白い炎」のキンボートはfirbankがモデルになっておると言う話ですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
809 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 01:29:24
>>808 日本人にとってのワイルドはドリアン・グレイやヘンリー・ウォットン卿のような
永遠の美男子でして、もしも”晩年”のワイルドが日本に亡命するなんてことがあったら、
来るまえはそのニュースで大騒ぎになったんだけど、
ワイルドが来たことに誰も気づかなかった(笑)なんてことになりそうですよ。
810 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 01:47:46
Ronald Firbank、ロナルド・ファーバンクですか、ご教授痛み入ります。 さらっと解説をみるかぎりですが印象としてはポール・ボウルズみたいなかんじかな?と
811 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 01:58:35
ロナルド・ファーバンクの小説『サンタール』がネットで 訳されていたのでさらっと目を通してみましたがポールボウルズは あながち外れてませんでしたかな。中島敦と比較してましたが、 訳で見るかぎり高密度で端正な文体は首肯できます。
812 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 02:04:39
「酔いどれウェールズ」のディラン・トマス、ロレンス・ダレル あるいはヘンリー・ミラー、ダーク・ホースとしてW・バロウズが 詳しくしるまえのロナルド・ファーバンクに対する先入観だったのですが、 どうやらボウルズがいちばんちかいみたいですね。
>>809 英文学者が上手く宣伝すれば、少し有名になったのでは(笑)
歴史にもしは無いですが、ワイルドの寿命が延びておれば違ったイメージが定着しておった可能性もあるでしょう(笑)おやはや(笑)
>>810 ところがジョスリン・ブルックはなんとジョイスと比べておるのですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
実際訳しておるのは柳瀬です(笑)おやはや(笑)しかしその作品は到底本領を出した作品ではない(笑)
ttp://gutenberg.net.au/ebooks07/0700911.txt この作品なども割合分かりやすいながらに難解な部分を数多く隠しておりますねぇ(笑)
確かにワイルドの後継者と言える作家なのですけれども、ワイルドにないおかしな部分を画しておるようですねぇ(笑)
篠田一士なんぞはオパールのような、と言う表現を使っておりましたが、確化に破格な文体の持ち主でしょう(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
>>811 あの訳は評価できるものではないでしょうねぇ(笑)誤訳しております(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
firbankと言うのはどちらかと言えば中島敦より三島由紀夫に近い、ですがそれとて表面をなぞったものでありその作家の真価は言い表せぬですよ(笑)おやはや(笑)
ボウルズは私の知る限りではそうではないような気もするのですが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
「サンタール」に翻訳したのは由良君美が初めてでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑) ですがそれも、上手い訳とは言いかねるのです(笑)この小説家を訳すること自体が現状では困難な部分があるでしょうけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
816 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 02:38:22
>>813 柳瀬さんの『フィネガン辛航紀』のなかで、
ボルヘスが『ユリシーズ』を認めなかったとかいてますがあたりまえで、
ジョイスは価値はあるにしてもボルヘスが『伝奇集』序文で
徒労とした行為に生涯をささげたのですから。
『ジョイスの最新作』というエッセイでボルヘスが『フィネガンズ・ウェイク』を
「言葉遊びは出来の悪い不適切なもの」「ラフォングやキャロルのほうがずっと巧み」
とまでいってますね。
ボルヘス型かジョイス型かといわれたらぼくはボルヘス型ですね
柳瀬さんやジョイスの言葉遊びはベケットも含めて独りよがりなのだとおもいますね。
>>816 私もジョイスはどうも苦手でしてねぇ(笑)おやはや(笑)柳瀬の言葉遊び趣味は少しばかりついていけないところがあるのですよ(笑)おやはや(笑)
818 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 03:01:05
>>814 なるほどたしかにボウルズはビートニクの兄貴分なだけあって、
少々ズボラというか杜撰というかそんな感じのものをかきますからね。
ボルヘスみたく整っているものもあるんですがね。
ワイルドの後継者というには端正な文体が必要条件ですからね。
>>818 あのボルヘスもなぜか興味を持たなかった(もしかしたら言及しておるかもしれませんが)作家ですからねぇ(笑)おやはや(笑)
分かりやすく言えば「不思議の国のワイルド」とでもいったところでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
俗っぽいところもあるが、なぜかそれが浄化されておる、と言った感じですか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
820 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 03:18:54
『オデット』をみるかぎりラスキンやモリス、 マクドナルドなどの童話にちかいのですかね? それにしても放浪して客死したなんてところはまさしくワイルドですね? 『ヴァテック』のベックフォードなんてどうですか? 純粋さと悪徳が同居してる感じがしますが。これは『サロメ』みたくフランス語でしたね?
オデットはおとなしすぎる、と言いますか狂気がさほど滲み出ていないゆえ評価はできませんねぇ(笑)おやはや(笑) やはり「理想の図書館」にも上げられておる”The flower beneath the foot”が傑作でしょう(笑)百ページ足らずの短編であるにもかかわらず、 精巧なミニチュアを見るような緻密さでして、いまだに理解できません(笑)おやはや(笑) 少なくとも現在のヴィアン・ジャリ程度の評価はあってしかるべき作家なのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑) ベックフォード等の古典幻想文学派とはまた違う気がいたしますねぇ(笑)明らかにモダニストです(笑) 西脇順三郎が肌で体感した時代と重なっておる作家ですねぇ(笑)おやはや(笑)
822 :
イノウエ・アル :2010/03/22(月) 03:52:56
ロナルド・ファーバンク、稲垣足穂や牧野信一のような異端性を感じますが、 少し疲れましたので、いやーまるで知らない作家についてかたるのがここまでしんどいとは(笑) では新しい話題としてロード・ダンセイニはどうですか?
しっかしこのスレタイ、視界に入るたびに「エロ文学総合」つー語が 胸に浮かんでくるんだが。。。
824 :
北方 :2010/03/22(月) 09:12:34
>>822 おやはや(笑)まぁそういった感じですか(笑)ですがその二者よりも、さらにふざけておる感じがありますか(笑)おやはや(笑)
ダンセイニは少し苦手ですねぇ(笑)二瓶のソースなどの俗っぽいものならばよいのですが、真骨頂であるところのフェアリーテイルは苦手なのですよ(笑)おやはや(笑)
826 :
吾輩は名無しである :2010/03/23(火) 00:27:10
イノウエ・アルと狸は、もう性的関係を結んだの?
827 :
イノウエ・アル :2010/03/23(火) 00:30:47
>>825 いやいやファーバンクには悩まされますね(笑)
わたしも『二瓶のソース』は大好きですね。あの幕引きのイタズラがこころにくい。
そしてかたちはなしているけどなにかどこかおかしいと感じる
立体化したエッシャーの絵とでもいうような奇妙で不思議な世界観がいいですね。
押井守が『天使のたまご』という自作の創作の意図を「神話を捏造する」といってましたが
ダンセイニの『ペガーナの神々』なんてまさしくその典型ですね。
828 :
吾輩は名無しである :2010/03/23(火) 00:35:57
知ったかぶりにはもってこいだな
829 :
吾輩は名無しである :2010/03/23(火) 13:48:02
ちゃちゃいれんなや
830 :
吾輩は名無しである :2010/04/22(木) 10:56:37
■■■ 関大学長(当時)のインタビュー■■■
――最近、大学生をめぐる事件が頻発し、いわゆる「偏差値秀才」も当事者になっている。
かつて大学は一部エリートの教育の場でしたが、今は多様性を持った学生を受け入れざるを得ない。
知識のほか基本的な礼儀やマナー、さらに品格を持った学生を送り出すため、教養教育で最低限のモラルを教えることも検討中です。
――大人としての自覚や自立心に欠ける学生が増えたと言われています。
自動車の運転に例えるなら、昔の親は後ろにどんと座って運転席の子どもを見守っていたが、
今は助手席で「左へ、次は右」と事細かに指示する。自立心が養われないまま大学に入ってくる。
入学式では保護者の方々に「学生は一人暮らしなどで親離れする。
目を離してはいけないが、手を離し、子離れしてほしい」と言っています。
(2006年08月11日掲載 読売新聞)
↑
この1年後、2007年7月に、その大学生が絡んだ飲酒運転が勃発するのだがwww
オイオイ、子離れについても論じてるよ・・・・・。
(ソース)
http://osaka.yomiuri.co.jp/university/dn60811a.htm
831 :
吾輩は名無しである :2010/04/28(水) 08:11:43
人はロシヤ文学やフランス文学を経て(かぶれて)最期はイギリス文学にたどり着くらしい。 由良君美が書いてた。
わからんでもない。言われてみれば自分もそうだ。 読むものがなくなって、最後に残っていたイギリス文学の箱を開けたら 思いがけない宝箱だったって感じかな。
833 :
吾輩は名無しである :2010/04/30(金) 02:22:01
すいません。 シェイクスピアの朗読CD(テープ)とテクストを探してます。 当時の綴りでの当時の発音で吹き込まれている教材を知りませんか? もしご存じでしたらご教示ください。お願いします。
834 :
匿名 :2010/05/01(土) 16:11:36
835 :
吾輩は名無しである :2010/07/03(土) 23:41:46
eNotesってどのくらい信用できますか?
>>831 ありえねー。本当に「ヨオロッパ文学」を究めたいのならば、
イギリスなどというどこぞの辺境の地の文学ではなくて、
イギリス文学→ドイツ文学→フランス文学→イタリア文学→ラテン文学
へと変遷を辿っていくはず。
とくに大陸系と英国系にははっきりとした差異が存在している。
ラテン文学こそ“The Heart of European Continent”だ。
837 :
吾輩は名無しである :2010/07/04(日) 09:19:08
イギリス人はヨーロッパの辺境にいるだけに、 古代ギリシャ文明に対する関心が高くて、しかも、それに対する 近東、中東文化の影響も認める傾向が強いから、意外に文化的に 深みがあるし、批評性において有利な面もあるんじゃないかな? スウィフトやドライデンの時代から、ヨーロッパ全体を俯瞰的に 見てきてる気が俺はするんだな。 無論、フランスやスペインもそうだけど、大航海時代から世界的に 拡散してきたお陰でグローバルなセッテイングはイギリス人作家の お得意だしね。イギリス情報部の暗躍ぶりはCIA、KGBに次ぐから、 それが一般のマスコミにもリークして、イギリス人を世界情勢通に する。 フランス文学じゃ、カミュがアルジェリア出身、イギリス文学じゃ オーウェルがインド出身だから、グローバル展界の恩恵は大きいよ。 日本もイシグロがいるけど、彼こそイギリスに取り込まれてるからね。
838 :
スミソニアン博物館 :
2010/07/08(木) 21:25:54 エリオットの「荒地」が文庫で出るらしいじゃんか。 今更って感じもするけど。