44 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :03/05/09 10:33
>あなたそれどんな根拠で言ってるの?イタリアでの評価、および
>伊語は読めるの?
主観に根拠を求められても困るが、イタリア語はできない
けど、イタリアはヨーロッパの中心っぽい印象がもれにあり、幻想フィルターが
かかるのは確か。それとエキゾチックな感じが好印象
大体、ヨーロッパって人口少ないくせに存在感ありすぎ。
イタリアの人口は約5680万だし、
以下引用
イタリア の人口は5677万8千人で、この人口数はドイツの6200万人、
イギリスの5700万人より少なく、フランス(5600万人)
ってことだから日本がしょぼすぎなのか。
45 :
吾輩は名無しである:03/05/10 21:21
>日本じゃそれほど受けないのは
>イタリア幻想の中にああいう知識人が含まれてないから。
なるほど。
漏れはヨーロッパ人的なイタリア幻想を育ててきたので気づかなかったよ。
>>42 カルヴィーノやタブッキが日本人で日本語作品を書いていたとしたら
今の世界的名声はない、ということでは。
英仏西など世界言語への翻訳が伊語に比べて手間かかるってのがあるかも。
大航海時代叢書のマガリャンイス世界周航の巻末に日付変更のネタが出てきた。
そんだけ。
46 :
吾輩は名無しである:03/05/17 17:57
>>39 ?????????????????????????????????????????????????????????????????????
????????????????????????????????????????10????????????????
47 :
吾輩は名無しである:03/05/17 18:00
文字化けスマソ。やり直し。
>>39 あの最初のイタリア語は綴りがわざと出鱈目になっている。後で説明されるとおり、フェデリコ・バルバロッサの時代には口語の表記法はなかったから。
声に出して読むと意味が(どうにか)通るが、自分の能力では手に余るので、あの部分は10ページ弱で投げ出してしまったよ。
もしや、この板にまるでいなかった
イタリア語のできる神が降臨?
>>48残念ながら、それほどの能力はない。
「薔薇の名前」も「バウドリーノ」も、辞書を片手に泣きながら半年かけてようやく読んだ。
あんまり時間がかかったから、後半にかかる頃には始めに書いてあったことを忘れたよ。
イタリア語だけでも厳しいのに、訳も説明もなくラテン語が1ページぐらい平気で続くのはホント厳しい。フランス語板のLatinisteに教えてもらいたかったよ。
前にどこかに書いたかな?
日本のある財界人がイタリア出張に行った折、「今読んでいる本は?」と
尋ねられ、『薔薇〜』と答えたら拍手がわき起こった、と。
当地では、ラテン語ができる有識者しか読まない本だという認識だから、
みんな「ラテン語ができるのか」と驚いていたという。
邦訳されるときに、ラテン語もいっしょに訳されると説明して、やっと
納得してもらった、と。
読書家で有名な素敵おじさま資生堂の福原義春氏のエピソードでした。
>>47 イタリア語を多少なりとも分かる方というのは、この板では見かけたことが
ありません。まだのようでしたらカルヴィーノ、須賀敦子スレへもどうぞ。
現代海外文学総合スレへもお願いいたします。
52 :
吾輩は名無しである:03/05/18 00:48
上智とか外大とかイタリア語習った奴がいそうなもんだがな。
さがしてきてホスィ。
>>51 私も、知り合いのイタリア人(複数)に「薔薇の名前」を読んだと言うと、「あれはイタリア人にも難しい」と言ってました(ですます調に変換)。
カルヴィーノスレは見つけました。偶然、今「Il cavaliere inesistente」を読んでるところです。
確かにエーコよりははるかに読みやすいですね(でもやっぱり辞書引いてますが)。
56 :
吾輩は名無しである:03/05/19 15:27
『完全言語の探究』おもろいよ。
哲学板のネタかもしれんけど。
そのうち文学中の人工言語群についても論じた本も出してほしい。
>>55さん
須賀敦子さんの本って、そういえば読んだことがありませんでした。反省。
>>56さん
『完全言語の探究』『記号論と言語哲学』は何年か前に読みました(もちろん
日本語訳で)。
自分の頭の悪さを痛感しました。
58 :
吾輩は名無しである:03/05/20 01:24
>『完全言語の探究』
アレにも「読者はヨーロッパ人知識層」ていう前提があるんだよな。
でも聖書ネタと神曲ネタくらいにしかそういった前提は活きてなくて、
あとはひたすらエーコ爺の趣味に走った「あやしげ思想」展覧会と化している。
>ひたすらエーコ爺の趣味に走った「あやしげ思想」展覧会と化している。
おもしろそうじゃん。
60 :
吾輩は名無しである:03/05/23 02:15
「完全」とつけるのがエーコ様の機知ですな。
62 :
吾輩は名無しである:03/05/26 14:47
俺題『普遍言語珍史』
または『さがそうよ! さいしょのことば・さいごのことば』
ミネルヴァのマッチをめぐるタブッキとの論戦はどうなったか知ってる奴いないかage
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ! エーコはウンコ!
ウンコとは失礼な
65 :
吾輩は名無しである:03/05/28 09:37
>ミネルヴァのマッチ
主旨だけでも知りたし
4月に『物語における読者』も復刊になっていたんだね、何げに。
67 :
吾輩は名無しである:03/06/01 01:58
本じゃこりもサービスage
68 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :03/06/01 02:01
エーコは最近読んでないです。なんか哲学って気分じゃなくて。
エーコの物語なら読んでみたいのだけれど、いつ出るのだろう。
おもったのはエーコって短編は書いてないの?
69 :
吾輩は名無しである:03/06/01 04:27
「帝国の地図(縮尺1/1)」とかエーコ的な短編かな?
物語ではないけど。
70 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :03/07/14 00:19
あげとく「
71 :
吾輩は名無しである:03/07/14 01:38
『ノニータ』のウンベルト・ウンベルトには笑った。
あれ読むと無性に『ロリータ』を読み返したくなる。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
73 :
吾輩は名無しである:03/07/17 20:33
エーコらしょっと、age
塩野七生はこの人のこと、どう思ってんだろ?
エーコはまず「薔薇物語」を読んで深い感銘を受け、
次にわくわくしながら「前日島」を手に取ったが、
途中でうんざりして放り投げた。
訳が悪くない?
伊文に詳しい人、藤村氏ってどうなのよ?
すごいくだらない質問させてください。
今、8年か9年ぶりくらいに『薔薇の名前』を読んでます。主人公の師匠は
ウィリアム・オッカムだと、ずーーーーーっと思ってたんだけど、改めて
読み返してみると、「バスカヴィルのウィリアム」で、オッカムのほうは
その友人てことになってる。
これって、もともとこうだった?単に折れが長い間勘違いし続けてたの?
それとも、途中で何らかの理由で改訂があって、変わったの?
昔読んだときは大学の図書館で借りたんで、当時の本が手元になく、
今のは2000年くらいの版なのです。昔の持ってる人がいたら、教えてくれ....
(^^)
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
>>76 前からずっと Guglielmo da Bascavilla だよ。
80 :
吾輩は名無しである:03/09/03 23:42
>>75にイタリア語独習のチャンス到来!
仏西語のいずれかをかじってればハードルは低いぞ。
>>76 まあ
ウィリアム・オブ・オッカム+シャーロック・ホームズ
ですから。
81 :
吾輩は名無しである:03/09/04 02:24
>>74 物語はそれなりに評価してるけど、正直あんまり読みこんでない
つうかピエモンテってイタリア?
という感じと思われ
82 :
吾輩は名無しである:03/09/06 21:40
>>65 エーコが「世の中がやばくなりそうなとき、知識人が何言っても駄目」
といったので、タブッキが友人ソフリにあてた書簡形式で「んなこたーない」と反論。
詳しくはユリイカ1998.1タブッキ特集号にて。
>82
貴重な情報どうもありがとう。
タブッキ特集さがしてみます。
(ジュンク堂ならWEB通販で買える・・・タブッキ特集・・・在庫あり・・・)
[ご親切にありがとう、Telegram Sam。世界文学に通暁しているのだね]
86 :
吾輩は名無しである:03/09/18 08:43
昨日「薔薇の名前」やってたからage
>>75 藤村氏の評判は聞いたことありませんが、
藤村氏がけちょんけちょんにしている河村氏はそれなりの権威です。
88 :
吾輩は名無しである:03/11/09 15:09
前日島文庫化age
>>88 高すぎ。単行本は古本で500〜1000円でゴロゴロしてる。
90 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :03/11/15 12:06
前日島文庫買いますた。
いざ「知」の航海へ 帆をあげよう!っていいでつね。
たしか、ハードカバーは上下二段だったからこっちのが読みやすい鴨。
91 :
吾輩は名無しである:03/12/17 16:52
で、おさむは途中で投げ出したわけか。
>>91 ハードカバーで出た時、図書館で借りてよんだよ。
漏れ的には
フーコー>前日>薔薇 って感じ
93 :
おさむ ◆UvGJoaFDw6 :
どうでもいいけど、エーコって元ネタがさっぱりわからん。