1 :
吾輩は名無しである:
なんかあります?
2 :
吾輩は名無しである:02/10/27 21:22
文学なんてうんざりだ
3 :
吾輩は名無しである:02/10/27 21:23
クンデラの「冗談」
4 :
吾輩は名無しである:02/10/27 21:30
夢野久作「童貞」
5 :
吾輩は名無しである:02/10/27 21:31
高村光太郎「道程」
6 :
吾輩は名無しである:02/10/27 23:11
「ライ麦畑でつかまえて」
7 :
吾輩は名無しである:02/10/27 23:11
「一杯のかけそば」
8 :
吾輩は名無しである:02/10/28 01:20
さようならギャング 語幹が面白い。リズムとか。
昭和歌謡大選集 おたくとおばはんとひたすら馬鹿にする描写。
9 :
吾輩は名無しである:02/10/28 01:24
「俺に関する噂」筒井。
週刊誌の中刷り広告で、主人公の昨夜のオナニーがばれてるところで爆笑!
10 :
吾輩は名無しである:02/10/28 01:59
オーケンのグミチョコパイン
オナニー!
「ポルノ惑星のサルモネラ人間」
12 :
吾輩は名無しである:02/10/28 09:59
>>9 ああ、俺もそれはワラタよ。
文庫で読んだけど、併録されてる「だばだば杉」も印象深い。
あと、カフカも結構ユーモアあっていいね。
ここ、良スレの予感・・・
13 :
吾輩は名無しである:02/10/28 13:56
山本夏彦氏追悼記念に安部譲二「塀の中の懲りない面々」を挙げます。
白黒パンダの話、密告じいさんに一言の話とかワラタ。
いま漫画化されてます。「監獄ギャンブラー」って題で。近代麻雀連載、堀田あきお&かよ画。
「人相違反」や、上州河童らしきホモのおっさんなど出てくる。これも面白いので読んでみて。
14 :
吾輩は名無しである:02/10/28 18:08
「牛乳アンタッチャブル」
>14 あ、それ読みたい!!
井伏鱒二「白髪」
概要
川釣に出かけた井伏と等身大と思しきオヤジが、
釣糸を忘れてきて苛つく若いにーちゃんに絡まれ、
「おいオヤジ、おまえの白髪、テグス(釣糸)になりそうだな」
羽交い絞めにされ、白髪を抜かれるオヤジ。
嗚呼。。。
17 :
牛乳アンタッチャブル:02/10/29 17:47
概要
大手牛乳会社で製造された低脂肪乳によって大規模な食中毒が引き起こされた。
経営陣の対応の悪さに絶望した人事担当役員・柴田勝一と人事部・宮部富雄は、
責任の所在の 明確化と社会に対するけじめの為に、特別調査(クビキリ)チームを編成、調査を開始する。
しかし、反対勢力の執拗な妨害にあい、バトルはエスカレートしていくのであった…。
もちろんあの事件がモデル。
18 :
吾輩は名無しである:02/10/29 17:48
太宰治「斜陽」
ついつい噴出してしまった。。。
19 :
吾輩は名無しである:02/10/29 17:50
>>16 激藁。
さっそく読んでみます。
ここ良スレですね。
『川釣り』岩波文庫に収録されてるよそれ。
21 :
吾輩は名無しである:02/10/30 13:53
野坂昭如「てろてろ」
ビルの屋上で女が火のついたダイナマイトをアソコに突っ込んで自爆しようとする場面。
この後どうなるかが笑えるんだがネタバラシはやめておこう。
>17 便概サンクスです。やっぱり買おう。
23 :
吾輩は名無しである:02/10/30 17:37
>>7 漏れも「一杯のかけそば」ワロタが、
そしたら父ちゃんにぶん殴られちゃったよ
浪花節とか人生劇場とか好きな人には、その発言気を付けましょう!
>16
井伏の酢薔薇水までの傑作。
どうかんがえてもクリスマスキャロル、
文豪ディケンズ、ボケまくり、爆笑
26 :
吾輩は名無しである:02/10/30 22:59
小説というにはちょっとアレかもしれないが、
レーモン・クノー「文体練習」は感心しつつも激しく笑ったぞ。
27 :
吾輩は名無しである:02/10/30 23:05
安部公房の「蓄音機」(笑う月収録)
従兄の悪ガキっぷりにワラタ
28 :
メトロン性人(テクニシャン):02/10/30 23:12
大西巨人の短編で、1ぺージだけのやつ。
どっかで買い物して、で、高校生くらいの女の子に呼び止められるって話。
起承転結が異常に早い。
何せ1頁だから。
へえ。面白そう。
30 :
吾輩は名無しである:02/10/30 23:32
町田だめですか?
31 :
恵果ミ*・∀-ミ⌒☆13さい ◆.t5tlQkmQY :02/10/30 23:37
太宰のロマネスクとお伽草紙でいつも笑ってます(^ー^)
32 :
吾輩は名無しである:02/10/30 23:40
太宰の『斜陽』のオカンの「おしっこよ」の台詞
33 :
吾輩は名無しである:02/10/30 23:46
井上靖の「しろばんば」
おぬい婆ちゃの毒舌が笑える
34 :
吾輩は名無しである:02/10/30 23:49
北 杜夫『楡家の人々』
そりゃ安吾の「風博士」だろうよ
川上弘美「センセイの鞄」
センセイとツキコさんが旅行に行ったが、
そこはセンセイから出奔したかつての奥さんのお墓がある土地だった。
憤慨して、くそじじい、と呟くツキコさんにはワロタ。
ジョイスのフィネガンズウェイク。
原文のワケわからんさに、柳瀬のキレすぎ訳に、俺のダメさにワラタ。
38 :
吾輩は名無しである:02/11/01 02:44
村上春樹の「あしか祭り」はホント笑った。
いきなりあしかが家に来て、ものすごく遠まわしに「金を出せ」という話なんだが、
あしかのデタラメなレトリックが春樹の自己批判だと思うとホント笑える。
志茂田過激の孔雀デカ。
あまりのくだらなさとこんな駄作書く香具師が、
直木賞がとれるのかと。
宇野鴻一郎「濡れて探る」「濡れて乗る」「濡れて犯る」
こんなヤツでも芥川賞取れるのかと・・・
41 :
吾輩は名無しである:02/11/01 04:58
42 :
吾輩は名無しである:02/11/01 05:30
43 :
吾輩は名無しである:02/11/01 07:29
アポリネールの一万一千の鞭。
44 :
吾輩は名無しである:02/11/01 09:37
マンの「魔の山」
45 :
吾輩は名無しである:02/11/01 09:47
凝りアン先生
46 :
吾輩は名無しである:02/11/01 09:49
>>44 『魔の山』って本当に笑えるの?
途中までしか読んでないものですから。
町田庚「屈辱ポンチ」「くっすん大黒」
48 :
吾輩は名無しである:02/11/01 12:39
>>46 笑えるよー。
セテムブリーニのおんつけがましさや
ハンス・カストルプとショーシャ夫人とのやりとりは滑稽だし
節々にマン特有のユーモアが織り込まれてる。
しかもヨアヒムがお化けになって現れちゃうんだから、噴き出さずにはいられない。
是非頑張って最後まで読むのをお勧めします。
「ブッデンブローク家の人びと」も笑える楽しい作品です。
49 :
茨城陸 ◆WgohBatObk :02/11/01 19:56
>47
耳そぎ饅頭の方が笑えた。小説じゃないけどなー
50 :
吾輩は名無しである:02/11/01 19:58
51 :
吾輩は名無しである:02/11/01 20:07
「おしっこよ」とかじゃないの?
52 :
吾輩は名無しである:02/11/01 20:13
笑えたかな?そこで。
53 :
吾輩は名無しである:02/11/01 21:31
藤枝静男「空気頭」
54 :
吾輩は名無しである:02/11/01 21:45
55 :
吾輩は名無しである:02/11/01 21:46
どこ?
N.H.Kへようこそ
57 :
吾輩は名無しである:02/11/01 22:44
58 :
吾輩は名無しである:02/11/01 23:28
ぎろちんぎろちんしゅるしゅるしゅ
59 :
吾輩は名無しである:02/11/01 23:31
>>53 それすっごいブルーになった。
うんこふりかけが強烈で、しばらく何か納豆食べられなくなった。
同じ文庫に入ってたグイ呑みの話読みたかったんだけど、それも暗いし。
60 :
吾輩は名無しである:02/11/01 23:36
美香のレス
61 :
吾輩は名無しである:02/11/02 03:23
一番ではないけどカフカの変身は結構楽しかったよ。
62 :
吾輩は名無しである:02/11/02 03:24
あと漱石の坊ちゃんも
63 :
吾輩は名無しである:02/11/02 03:24
芥川の山芋も追加
64 :
吾輩は名無しである:02/11/02 03:33
カネッティの「目眩」は主人公のキチガイぶりにかなり笑えた。
>>59 まじかよ
あのセンス爆笑じゃねえか
田紳有楽でダメなら藤枝は向いてないのかもね
66 :
吾輩は名無しである:02/11/02 12:53
藤枝が出てきたから、というわけじゃないが
笙野頼子。この人の作品は全体的に笑える。代表だと
「タイムスリップコンビナート」
「ニ百回忌」
「母の発達」
「カニバットと100人の美女たち」
あたりか。こんなふうに小説読んで笑ったの久しぶり
っていうか、こんな笑い初めてだ、と思った。
ああ、初期の「なんにもしていない」とかも可笑しい。
67 :
吾輩は名無しである:02/11/02 13:35
平中悠一。こんなクソ小説書いてるようじゃ
生活苦しいだろうなぁ、、とおもたら笑えた
68 :
吾輩は名無しである:02/11/02 14:21
小説じゃないけど
「カーマ・スートラ」は腹抱えた。
70 :
吾輩は名無しである:02/11/02 22:07
川上弘美は会話文で笑ってしまうことが多いのだが・・・
最近は、町田かな。
声出して笑っちゃった。
72 :
吾輩は名無しである:02/11/02 23:19
「万延元年のフットボール」のラストにはワロタ。
それまでが重いだけに、気が緩むのかな。
73 :
吾輩は名無しである:02/11/02 23:26
筒井の「関節話法」まだ出てないんだね。
笑いを堪えきれない小説は漏れの場合唯一これだけ。
74 :
吾輩は名無しである:02/11/02 23:40
筒井なら「3丁目が戦争です」にはワラッタな。
あとタイトル忘れたけど既知外どもが病院抜け出して滅茶苦茶するやつ。
あれはひどかった。これに較べたら癲癇の問題なんて屁みたいなもんだよ。
>>73 新潮から出た自選傑作集ドタバタ編に入ってたと思う
76 :
吾輩は名無しである:02/11/03 13:32
エリスの「アメリカンサイコ」
朝風呂してひげ剃るとこ、あまりのくだらなさに笑った。
映画版「メリケンサイコ」もオモロイよ。
名刺の完成度で勝負すんの、ヤッピーどもが。
バッカバッカしくって涙が出てきそうだった。
筒井の本を3冊以上持っているやつは、
ギャグセンスのない友達もいない哀れな奴、
そのくせ、自分は他のやつより面白いんだ、などという奇妙な自意識を抱えてる
80 :
吾輩は名無しである:02/11/03 16:56
81 :
吾輩は名無しである:02/11/03 17:47
筒井康隆の本を三冊買ったら、とたんにギャグセンスと友人、
もしくはギャグセンスを持たない友人が私のもとからいなくなり、
自分は他のやつより面白いんだ、などという奇妙な自意識がめばえました!
82 :
ジェームズ三木:02/11/03 17:53
>>81 そんなかきこしてるからだからいつまでたってもうだつがあがらないんだよ
意外と続いてる。
85 :
吾輩は名無しである:02/11/03 20:51
>>38 「あしか祭り」というのははじめて聞いたが、春樹には「牛乳」というのがあったな。
牛乳屋の店主が理由は無いけど何故かお前には牛乳は絶対売ってやらない、という話。
石川淳の短編「前身」の書き出しを読んで、
一日中笑いが止まらなかった
と書いていた人がいたな。
誰かコピーしたれや。
長助の前身はすっぽんであった。そのことはたれも知らない。
まして当人が知っているはずはなかった。
傑作ではあるが別に面白おかしくもない
呉の主観的判断にすぎない。
個人的オススメははソローキン「巾着」
88 :
吾輩は名無しである:02/11/09 16:03
おいおい何故十返舎一九の「東海道膝栗毛」がないのか!?
これだけ上質なギャグの宝庫はないぞ。
今読んでも笑える。
89 :
吾輩は名無しである:02/11/09 16:31
町田の「きれぎれ」って
どこが面白いの?
91 :
吾輩は名無しである:02/11/09 17:03
小林信彦「ぼくたちの好きな戦争」「夢の砦」
昭和の素敵なギャグ満載。
ボルヘスの「わたしとあなたの1/2」
93 :
吾輩は名無しである:02/11/09 19:08
菊地秀行
「魔闘学園」ここまでくだらん小説も珍しい。
94 :
あらいぐま ◆9klrrr3OOI :02/11/09 19:57
アン・ライスの「ヴァンパイア・レスタト」シリーズ。
95 :
吾輩は名無しである:02/11/10 02:03
>>78 先生!「人間みな病気」は筒井本に入るんでしょうか?
もし入るのなら3冊になるのですがそのばあい私はどうすればいいのでしょうか?
96 :
吾輩は名無しである:02/11/10 04:37
97 :
吾輩は名無しである:02/11/10 18:45
98 :
真ころにゃん ◆xBMFVwwC0s :02/11/10 21:02
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
99 :
真ころにゃん ◆xBMFVwwC0s :02/11/10 21:08
100 :
吾輩は名無しである:02/11/11 02:04
町田の夫婦茶碗。
幸せなんだか不幸せなんだか分からない
夫婦のやり取りが最高。
102 :
吾輩は名無しである:02/11/11 18:56
>>97 私は笑わなかったが、兄貴がワラタ。
芥川賞の『ゲルマニウムの夜』が主人公間抜けでよいと思う。
>>56のNHKへようこそ!に禿同。
103 :
吾輩は名無しである:02/11/11 19:00
オレもそれよんだぜ
104 :
吾輩は名無しである:02/11/19 20:37
プッ
105 :
吾輩は名無しである:02/11/20 07:07
志賀直哉の作品全般。
朗読するとさらに作中の感情のわけのわからなさが
浮き彫りになり、死ぬほど笑ってしまう。
実は主題もけっこう謎だ。変わった作家だね。
106 :
魚類 ◆PZGoP0V9Oo :02/11/20 08:39
イワンデニーソビッチの一日
−40度の労働,飯の取り合い
胃の中に消えて逝くソーセージ。
笑い満載です。
107 :
吾輩は名無しである:02/11/24 17:46
笑っちゃ悪いだろ
景山民夫の「熱帯降雨林」
あまりの下らなさに、読後あ然。
その後爆笑。
109 :
吾輩は名無しである:02/11/24 23:33
同感だ。筒井ってどこがおもしろいのかまったくわからん。
筒井ファンて馬鹿にしたくなるよな。
110 :
吾輩は名無しである:02/11/25 00:00
潮騒の少年。何や外国の芸作家の小説。新潮文庫だったかな。
一番、と言うなら筒井だな。電車の中で笑わされ、
衆人環視の中笑いが止まらずに困った体験は、他にはない。
112 :
吾輩は名無しである:02/11/25 00:41
武者小路実篤「お目出度き人」
113 :
吾輩は名無しである:02/11/25 01:16
ドラゴン「コインロッカーベイビーズ」
「おまんこにまんえん」にワラタ
最近の芥川賞
VOW
スレ違いsage
116 :
あらいぐま ◆9klrrr3OOI :02/11/25 10:42
椎名桜子(´д`)
いや、立ち読みしただけだけどね
117 :
吾輩は名無しである:02/11/25 10:52
春樹の「かえるくん」の話は、冒頭辺りで、久々に笑えた。
118 :
S-ist:02/11/25 12:37
三島由紀夫の「卵」。マジで大爆笑。
119 :
吾輩は名無しである:02/11/25 12:55
太宰の「桜桃」
夫婦間の描写にワラタ。カルタを一枚ちらと見せては伏せ、とかなんとかのとこ
芥川の「河童」は爆笑
121 :
吾輩は名無しである:02/11/27 22:06
d
ジェームス佐藤「お漏らし少女 穢された制服」
あ、ジャンル違い?
124 :
吾輩は名無しである:02/11/30 10:56
笑っちゃダメ
ベタだけど太宰の「畜犬談」はワラタ。
まだ1/3位しか読んでないけど
野坂昭如 エロ事師たち
127 :
吾輩は名無しである:02/12/06 23:12
梶井基次郎「檸檬」
丸善の洋書コーナーにレモンを置いて陰から様子を覗ってる様子を想像すると
おかしい。ちと古いが、朝倉世界一の「山田タコ丸くん」のヘンな宇宙人を思い
浮かべてしまう。
128 :
吾輩は名無しである:02/12/07 00:43
129 :
吾輩は名無しである:02/12/08 20:59
高橋源一郎『ゴヂラ』
『ゴジラ』牧村僚の官能小説の話は面白かった。
保守
132 :
吾輩は名無しである:02/12/13 13:45
ワラエル
133 :
吾輩は名無しである:02/12/16 12:49
笑える小説なんてない
素人のイタイ小説は笑える。
135 :
吾輩は名無しである:02/12/16 13:00
楡家の人びと
>>90 帯文に「芥川賞受賞!(←ここ、笑うところ)」って書かれていたら嫌ですね。
>>127 何十年も前に書かれた梶井基次郎の作品をした後で、
朝倉世界一の作品を「古い」と表現する文脈が、なんだか面白いです。
でもいいたい事は伝わります。古すぎるものはむしろ逆に古くないけれど、
ちょっと古い程度のものには格好悪い古臭さを感じるって事なんでしょう。
工藤よ。
>>129 高橋先生の小説はどれを取っても
「浅く読めば笑えるし、深く読めば感動する」ものばかりです。
特に印象深かったのは、デビュー作『ギャング』の中ほどで
「飼い猫が急に喋りだす」シーンです。笑えるだけでなく、泣けます。
三島由紀夫 美しい星
異星人の家族の物語です。
140 :
吾輩は名無しである:02/12/17 08:41
井伏鱒二「遥拝隊長」「本日休診」
141 :
吾輩は名無しである:02/12/17 11:59
良い作家は人を笑わせるセンスが鋭いと思
142 :
吾輩は名無しである:02/12/18 17:28
筒井のオナポート
143 :
吾輩は名無しである:02/12/18 17:37
>>136 >帯文に「芥川賞受賞!(←ここ、笑うところ)」って書かれていたら嫌ですね。
あはははははははははははははははははははははっははははははっはははっはははは
ばーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーか
144 :
吾輩は名無しである:02/12/23 12:30
何で?
ちんぽしごいてます
146 :
うんちぶりぶり:02/12/23 17:54
なんといっても人間失格だな。
葉ちゃんのアホアホぶりには笑わせてもらいました
147 :
吾輩は名無しである:02/12/24 14:28
ジェロームKジェロームの「ボートの三人男」。
それと、とりあえず町田康。
笑える度合いからいえば小説よりもエッセイ。
太宰治の黄村先生シリーズは好き。
特に風呂屋で喧嘩するやつ。
149 :
吾輩は名無しである:02/12/24 18:51
町田康の「あぱぱ踊り」
全体を通して自分はすごいという男と主人公の会話のやりとりが笑いを誘う。
モームの夫が多すぎて、笑った。
筒井を軽視する向きも多いようだが、俺はかなり笑わせてもらった。
ただし何十年も前の読書体験において。たしかに今彼の作品群を読んでも
それ自体はたいした事ない、とは思う(読書の幅が広がったし、
俺自身の感受性も変化しただろう)
だがそれを差し引いても、俺のこれまでの人生で
テキストであそこまで笑わせたのは筒井だけだし、
テキスト(エクリチュール)にはそれだけのパワーがあるのだと
いうことを認識させられもした。
そういう意味で依然俺は彼をリスペクトする。
その中でもナンバー1を挙げるなら『笑うな』。
この作品の笑いの誘発性やいかに!
最近だと、既出だがお約束の『文体練習』(R・クノー)。
これまた既出だが『眩暈』(E・カネッティ)。
もう一つ推したいのは、『キャッチ=22』(J・ヘラー)はどうよ?
以上いずれもクスッというペーソス系の笑いじゃなく、
爆笑系、ということで。
152 :
美香 ◆FE5qBZxQnw :02/12/25 21:39
わたしの書き込みは笑えないの?
>>152 マジレスするとあなたの書き込みで笑ったことは一度もない。
不愉快になったことは多数ある。その書き込みとかね。
>>38さんへ。春樹は「地下鉄大猿の呪い」がすごかったです。
自分の「ある晴れた日、百%の女の子に会うこと」をパロディにしてるところがすごいと思います。
地下室の手記かな
あそこまでやるとギャグ
156 :
吾輩は名無しである:03/01/08 14:10
野矢茂樹「論理トレーニング」
哲学好きには笑える箇所がちらほら
>>156 あの本オレも結構好きなんだけど・・・・
変なところでも、あるん?
159 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:40
>>156 まじめに書いてるという前提があるから笑える箇所がある
郵便ポストの文例の解説とか・・
160 :
吾輩は名無しである:03/01/08 18:40
>>157
「ポチは犬とは一言も書いてない」とかね
161 :
吾輩は名無しである:03/01/08 19:14
>>152 吐き気をもよおす。気力が萎える。感情が悪い方向に傾く。
>>160 今度読み直します。まあ「小説」じゃないけど
土屋賢二のエッセイなんかもいいよね
ピエールは笑えなかったけど、ポーラXには馬鹿ウケ。
164 :
吾輩は名無しである:03/01/09 20:38
165 :
吾輩は名無しである:03/01/19 00:47
高橋源一郎の小説の笑いって下品じゃないですか?
>>162 土屋賢ニは笑ったね。
あの天晴れな勘違いぶりを見習おうっと。
小松左京のイッヒッヒ作戦。
「このエコノミック・アニマルめ。おれに金を払えよ」
三島由紀夫
「青の時代」
笑わそうとしてるとしか思えない。
169 :
吾輩は名無しである:03/02/06 15:26
渡辺淳一の「かりそめ」かな、
ラストで大爆笑(嘔藁
石坂洋二郎とかいいよね。
「青い山脈」なんて、あのラブレターで笑ったなあ。
変すてふ、な〜んてさ。
171 :
吾輩は名無しである:03/02/06 18:00
69
「かりそめ」は尻切れトンボだったね、笑えないよ。
ラスト近くなって死んじゃった人妻の娘が出てきたんで、
あ〜、娘ともセクースで親子丼になるのかと期待してた
らあのラスト。
渡辺って新人作家だった頃、世話になった先輩作家の奥さん
にまで手を出してしまう節操の無い男だったからつい期待し
ちゃうんだよな。(w
173 :
名無し募集中。。。:03/02/07 13:59
89 :吾輩は名無しである :02/11/09 16:31
町田の「きれぎれ」って
どこが面白いの?
90 :吾輩は名無しである :02/11/09 16:39
>>89 芥川賞を受賞したところ
↑ここが一番面白い
城戸禮「爆走ファイティング刑事」
175 :
名無し募集中。。。:03/02/11 12:03
保守
ブコウスキー「パルプ」
177 :
吾輩は名無しである:03/02/11 15:32
宮内勝典の『ぼくは始祖鳥になりたい』
178 :
吾輩は名無しである:03/02/15 00:32
ドラゴン「69」
ベタだけど中村さんにわらわかされた
179 :
四海楼 ◆2TPSHTOOYo :03/02/15 00:58
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』
180 :
吾輩は名無しである:03/02/15 02:02
>>179 つい昨日読んだよ。地雷原でのフランス女と
アメリカ人女優の口論とかは笑えた。
クンデラはギャグセンスがあるからいつか
ギャグ小説かいてほしい。
181 :
吾輩は名無しである:03/02/16 05:20
中島らも「超老伝」
おむつおむつおむつ
182 :
吾輩は名無しである:03/02/16 05:31
三島の「仮面の告白」は全編お笑いだな。
184 :
吾輩は名無しである:03/02/16 11:36
小説ではないけど……
ショーペンハウエルの著作で何度も笑ったなぁ。痛快な文章。
一番笑ったのは『論理学と弁証法の余論』(岩波文庫『知性について』所収)。
著者に共感しながら激しく笑いました。
>>112 あの正直さというかなんというか、笑えますよね。
スウィフト『奴婢訓』
あっ、これも小説ではないか。
186 :
吾輩は名無しである:03/02/20 17:27
リアル鬼ごっこ
志賀直哉
小僧の神様
安部公房のカンガルーノート
すねから「かいわれ大根」が生えてくる。。。
あれは一体何を意味していたんだか、誰か教えてくれ〜〜
189 :
吾輩は名無しである:03/03/01 18:05
島崎藤村の破戒だな
190 :
吾輩は名無しである:03/03/02 05:02
破戒笑えるよー。「テキサス」にいくんだよね!
うしまつったら。少年冒険物語だったのね。
191 :
吾輩は名無しである:03/03/02 06:54
>>188 「すね毛の代わりに貝割れ大根が生えた男が病院からベッドにのったまま遁走、そのまま旅したあげくあぼ〜ん」
と言うような旨を友人に紹介したら大爆笑されますた
192 :
吾輩は名無しである:03/03/04 17:46
筒井だったら、あの頓珍漢な宇宙人のが一番ワラタよ。
「笑うな」もツボにハマタけど。
193 :
吾輩は名無しである:03/03/04 21:27
車谷長吉「変」、芥川賞に落ちて・・・
「日野啓三、河野多恵子、黒井千次、三浦哲郎、大江健三郎、
大庭みな子、丸谷才一、古井由吉、田久保英雄、と9人の選考委員の名前を書いた。
書き了えると、嫁はんが寝静まるのを待った。
私は、金槌と五寸釘と人形を持って、深夜の道を歩いていた。
旧駒込村の鎮守の森・天祖神社へ丑の刻参りに行くのである。
私は、私の執念で9人の選考委員を呪い殺してやるつもりだった。
人を呪わば穴二つと言うが、併したとえ自分が呪い殺されることになろうとも
どうあってもそうしないではいられない呪詛が、ふつふつと滾っていた。
水のないプールの底の私が、それを狂的に渇望した。
天祖神社は鬱蒼とした樫や公孫樹の奥に鎮まっていた。
あたりは深い闇である。私は公孫樹の巨木にう人形を当てると、
その心臓に五寸釘を突き立て、金槌で打ちこんだ。
金槌がクッ偽の頭を打つ音が、深夜の森に木霊した。
一枚終ると、また次と、「死ねッ。」「天誅ッ。」とココロに念じながら打ち込んでいった。
打ち終わると、全身にじっとり冷たい汗をかいていた。
全身に憎悪の血が逆流した。」
久しぶりにワロタ一節。
194 :
吾輩は名無しである:03/03/04 22:15
日蝕
195 :
吾輩は名無しである:03/03/04 22:16
笑ったことなんかねえ
196 :
吾輩は名無しである:03/03/04 22:27
金閣寺
Mまゆみが自作ホームページに堂々と掲載していた
感性の欠片も感じさせない醜さ溢れる詩(ゲラ
198 :
吾輩は名無しである:03/03/05 02:52
>151
『笑うな!』
立ち読みなのにお腹よじれた。
↑あのオモロさは、つぼにハマったとしか説明のしようがないよな。
/◇
ノハヽヽ /◇◇
人´D`) / ◇ ◇ 200のの
/o y/ |`p
し!|||ii|||J
|||||||||
201 :
吾輩は名無しである:03/03/08 20:00
幸田露伴「珍撰会」
すごいど
高橋源一郎「優雅で感傷的な日本野球」
この人の小説はただゲラゲラ笑うためのものじゃないかと思うんだけど。
最近のものは笑えないので駄目です。
太宰の「ヴィヨンの妻」
語り口に笑える。
くすぐりの上手い噺家の、作家ヴァージョンという感じ。
長生きしてるなぁ
205 :
吾輩は名無しである:03/03/16 15:46
>>205 これ最悪だね。こういうことするのがおもしろいと思ってるのかな?
読んでてどっと疲れた
今日バイトの休憩中コンビニでカラマーゾフ下巻読んでて吹き出した
ラキーチンがホフラコワ婦人のインチキ記事を書くとこ
208 :
吾輩は名無しである:03/03/18 07:41
笙野頼子
『母の発達』
電車の中でふいてしまったよ!
209 :
吾輩は名無しである:03/03/18 13:11
ゴーゴリの「鼻」
三浦俊彦『エクリチュール元年』
↑直リンちゃったゴメソ
213 :
吾輩は名無しである:03/04/13 19:46
太宰治の「斜陽」
本州の最北端に行って酔っぱらっちゃうところとか、
夜中に読んでクククク笑ってたら、ビョーキと思われた。
214 :
吾輩は名無しである:03/04/13 22:07
石原慎太郎 『太陽の季節』
田中康夫 『なんとなく、クリスタル』
田口ランディ 『コンセント』
村上龍 『希望の国のエクソダス』
辻仁成 『ピアニシモ』
柳美里 『命』
平野啓一郎 『日蝕』
花村萬月 『ゲルマニウムの夜』
五木寛之 『大河の一滴』
乙武広匡 『五体不満足』
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
216 :
吾輩は名無しである:03/04/20 23:31
217 :
吾輩は名無しである:03/04/20 23:33
218 :
吾輩は名無しである:03/04/21 00:49
村上龍 「69」 「昭和歌謡大全集」
219 :
吾輩は名無しである:03/04/21 01:32
そのつまらないのが現代を代表する作品だったりする。
そのことに笑える
三島「仮面の告白」と町田「くっすん大黒」
この大黒むかつくんだよ、立たねえし
アプリネール「一万一千本の鞭」
223 :
吾輩は名無しである:03/05/02 00:48
二葉亭四迷『浮雲』。
お勢の弟のセリフがつぼにはまった。
クラッスクラッス言ってるとこ。
224 :
吾輩は名無しである:03/05/02 03:27
最近では見沢知廉「囚人狂時代」(小説じゃないか?)
一柳くんのエピソードで腹抱えてワラタ
倉阪鬼一郎の「ワンダーランドin大青山」
ベタだけど、太宰治「カチカチ山」。
「目鼻立ちは悪くないと思うんだ。」の台詞に禿藁。
227 :
吾輩は名無しである:03/05/26 09:31
町田康『権現の踊子』
「お兄さんグルメっすねー」
泣いた
筒井康隆の「急流」
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
230 :
鰯 ◆/sEK2N7tps :03/06/01 21:05
町田康さんの「くっすん大黒」
231 :
吾輩は名無しである:03/06/01 21:15
新堂冬樹の「カリスマ」
カーチャン※※に大爆笑
極悪フェイスとか桃色気分とかの表現も藁
232 :
吾輩は名無しである:03/06/02 22:16
清水義範『蕎麦ときしめん』
233 :
吾輩は名無しである:03/06/03 00:24
小林多喜二「蟹工船」
カムチャッカ体操って、どんなんだろう?
あと、便秘になった工員は、なぜ鉢巻をして唸るのだろうか?
司馬遼太郎「国盗り物語」後編
信長と濃姫の初夜。
……童貞だったのか(w
235 :
cacheflow3.sys.hokudai.ac.jp:03/06/03 14:49
レーモン・クノーの「文体練習」。
236 :
吾輩は名無しである:03/06/03 15:47
笑いという点では筒井康隆だな
題名忘れたが歩く動作を超細密描写する短編に爆笑
237 :
吾輩は名無しである:03/06/04 01:32
セリーヌの「なしくずしの死」
まちがいなく笑えます。
漱石『草枕』
滑稽と倒錯のの極み。
途中から笑いっぱなしだった。
がいしゅつっぽいけど、小林信彦の作品。特にオヨヨシリーズは
多分70年代の人々にとっては「すごいよマサルさん」的面白さがあったんだろうな、とか思う。
240 :
吾輩は名無しである:03/06/04 22:07
小説ではないけど、立花隆の昔書いた「アメリカ性革命報告」はが
マイフェイバリットかな
241 :
吾輩は名無しである:03/06/06 11:08
田山花袋「田舎教師」
242 :
吾輩は名無しである:03/06/06 16:22
禁色 三島由紀夫
悠一は稔の腰を抱き、それから唇を頬に寄せて接吻した。
「いやだなあ」と稔は少しも拒まずに接吻しながら言った。
「悠ちゃんとキッスすると、すぐ立っちゃうんだもの。」
243 :
吾輩は名無しである:03/06/06 16:26
【創氏改名説明コピペ】
創氏改名は強制であったとよく言われますが、具体的にはこうなります。
創氏 = 家族名を作る事 = 強制
改名 = 個人名を変更する事 = 任意(本人の自由)
朝鮮には家族が共有する名前であるfamily name(家族名)がありませんでした。
金とか朴とかってのはfamily nameではなく、男系血族集団の名前であるclan name
なんですね。だから、日本やアメリカと違って中国や朝鮮では夫婦で姓が異なります。
仮に、徳川家康さんを戸籍登録するとしましょう。徳川さんは源氏なので、
clan name(氏族名) = 源 : family name(家族名) = 徳川 : given name(個人名) = 家康
となります。日本の戸籍制度で登録するのに使用するのは、このうちの家族名+個人名ですね。
ところが、朝鮮には家族名がありません。たとえば金正日さんの場合は
clan name(氏族名) = 金 : family name(家族名) = 無し : given name(個人名) = 正日
なのです。それで、新たにfamily name(家族名)を作れというのが「創氏」です。
別に朴や金といった氏族名を廃止したわけではなく、氏族名に関しては国は関知しない
から勝手にやってくれということですね。
強制なのはあくまでも「family name(家族名)を作れ」という点だけであって、どういう「family
name(家族名)」にするかはあくまで当人の自由、当然のことながらそのfamily name(家族名)
が金であろうが朴であろうがノープロブレム。またfamily name(家族名)を考えるのがめ
んどくさく、役所に届出をせずほったらかしにしてあった場合は、それまでの世帯主の姓
である金や朴がそのまま自動的に新しいfamily name(家族名)として戸籍登録されました。
これが、「創氏が強制だったのは明らか」の実際の内容です(w
また、改名した場合でも元の姓名は本貫として戸籍に記されていたので
姓を取り上げたことにはなりません。
244 :
吾輩は名無しである:03/06/06 16:26
同上
「チェ、女なんて」━━行き過ぎる女学生の群れへ、稔は唾を吐いた。
そして聞きかじりの性的な事柄に関する罵倒を、聞こえよがしに投げかけた。
「…女なんて、なんだい。股のあいだに不潔なポケットをしまいこんでやがるだけじゃないか。
ポケットの中にたまるのは塵芥ばっかりさ。」
245 :
吾輩は名無しである:03/06/06 16:27
246 :
吾輩は名無しである:03/06/06 21:49
筒井康隆の「虚構船団」
特に文房具のナンバリングが最高におもしろい。
247 :
吾輩は名無しである:03/06/07 08:51
ドストエフスキーの「悪霊」
ステパン氏最高!
248 :
吾輩は名無しである:03/06/07 12:46
>>247 禿堂。
ドストエフスキーはネタ率高いですよね(w
249 :
吾輩は名無しである:03/06/07 14:29
コンスタンの「アドルフ」
アドルフの駄目っぷりに後味悪い思いをしながらも笑った。
250 :
吾輩は名無しである:03/06/13 13:30
ジョン・アーヴィングの「ウォーターメソッドマン」
コンドームおしっこと、低地ノルド語さいこー
アーヴィングの小説は笑える場面が多くていい
カズオ・イシグロ「日の名残り」
夏目漱石「吾輩は猫である」
も笑える
251 :
吾輩は名無しである:03/06/13 18:48
ベケットの「ワット」と「マロウンは死ぬ」
252 :
吾輩は名無しである:03/06/13 22:29
>>250 漱石だったら「二百十日」も面白いよ。
登場人物と熊本の女中さんとの
会話がとぼけ過ぎて、腹が痛くなるほど
笑ったな。
253 :
吾輩は名無しである:03/06/13 23:11
>>247 それ次男が親父に頼まれた商談の相手だっけ
親父の次男へのアドバイスの「奴の目を見ても何もワカラン、
あごひげを触りながらカッカとしだしたら本気だ、目じゃなくて
ひげを見ろ」っていうのが凄い笑ったな
254 :
吾輩は名無しである:03/06/14 11:17
矢作俊彦「スズキさんの休息と遍歴」
武者小路実篤 『わしも知らない』
流離王によって滅ぼされる同族を放置しつつ
ユートピアを夢想する釈迦。
目蓮 「そういう時がまいりましょうか」
釈迦 「くる」
目蓮 「いつそういう時がまいりましょう」
釈迦 「それはわしも知らない」
(沈黙)
むしゃはほんとーにおめでたいです。
夢野久作「近世奇人伝」
257 :
吾輩は名無しである:03/06/15 08:08
スウィフトのガリヴァー旅行記
下ネタが結構笑える
258 :
吾輩は名無しである:03/06/15 15:58
[どすこい(仮)] 京極夏彦
これで、よし。
259 :
吾輩は名無しである:03/06/15 16:04
三島由紀夫 午後の曳航
塚崎はゆっくりとシャツの釦を外し、それから無造作に着ているものを脱ぎ捨てた
(中略) そして登は驚きを以って眺めた、
彼の腹の深い毛をつんざいて誇らしげに聳え立つ艶やかな仏塔を。
太宰治「親友交歓」
262 :
吾輩は名無しである:03/06/15 20:22
そういえば昔失業している時、真夜中に太宰「人間失格」読んだら
なぜか壷にはまりまくって大笑いしてしまった。
中島らも「超老伝 〜カポエラをする人〜」
綿矢りさ「インストール」
なんか笑える
てか、一番上の文学板の
煙草吸ってる男の人、うちのお父さんにクリソツなんですけど。どうみても本人です。
でもよく見たら、耳の形がなんか変で違うので、他人でした。
てか、あの人誰なん?
Breton, Anthologie de l'humour noir
全然笑えないことにワロタ
267 :
吾輩は名無しである:03/06/20 23:31
野坂昭如「エロ事師たち」
女子高のグランドでする下らない会話が笑える。
268 :
吾輩は名無しである:03/06/20 23:33
269 :
吾輩は名無しである:03/06/21 15:16
島尾敏雄「死の棘」ウニマが来る〜
271 :
名無し募集中。。。:03/06/28 00:13
あさがお
元気かな・・あの人は・・・
ひょっとして、このスレに来るかな?
まさかなぁ〜2chには来まいなぁ。もし来たら、何か書いてほしい、
懐かしいっしょ?<島尾
273 :
吾輩は名無しである:03/06/28 00:50
「ゲーム脳の恐怖」(笑)
その論理的破綻ぶりは見事としかいいようがありません。
ニコライ・ゴーゴリ『外套』
275 :
吾輩は名無しである:03/07/13 13:10
横光利一『機械』『時間』はほんとに笑える。
276 :
モリエール:03/07/13 13:23
人間嫌い
人間好きしか人間嫌いになれない、って実感する
277 :
アリストファネース:03/07/13 13:25
女の議会
でも読むより見たかったな
ギリシャ喜劇って、一昔前の
オー・カルカッタみたいだったんだね
278 :
吾輩は名無しである:03/07/13 13:31
前2カキコ誤爆
それは戯曲だろうが
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
282 :
吾輩は名無しである:03/07/19 18:14
ホシュ
283 :
吾輩は名無しである:03/07/19 21:00
村上龍の『69』が笑えた。
全体として面白いけど、
主人公がナカムラに校長の机でウンコさせた後の、
「ナカムラは、長崎県県立高校校長会月報で尻を拭き、照れて、笑った」
とか、主人公が警察から帰ってきて、なんとなく暗い雰囲気のときに、
「妹が起きてきて、あ、おにいちゃん、お帰り、遅かったねえ、
とかわいらしい子豚ちゃんのパジャマ姿で言った。」
とか、場にそぐわない単語が笑いを誘い出していておかしかった。
284 :
吾輩は名無しである:03/07/21 10:30
筒井康隆は「笑うな!」も「関節話法」も「問題外科」も笑えるけど、
最高に笑ったのは「トラブル」だな。
あと既出だけど坂口安吾の「風博士」もかなり笑った。
285 :
吾輩は名無しである:03/07/21 14:27
既出だけど、フィネガンズ・ウェイク
友だちと読んでて爆笑してもうた。
286 :
吾輩は名無しである:03/07/21 14:31
287 :
吾輩は名無しである:03/07/21 20:01
ドストエフスキーの「罪と罰」かなり笑えた。
288 :
吾輩は名無しである:03/07/22 12:23
>>287 スヴィドリガイロフの倒錯に笑ったなあ。
ねこにバイオリンとかいうマザーグースでしょ
290 :
吾輩は名無しである:03/07/23 19:36
小説じゃないけど、山田耕作自伝「若き日の狂詩曲」
バンカラ学生時代のエピソードやら、
同性愛の世界に片足突っ込んでしまった留学生時代など。
「とうとう僕を女にしてしまいましたね」のセリフには笑った。
291 :
吾輩は名無しである:03/07/23 20:11
ナボコフのロリータかな。
292 :
吾輩は名無しである:03/07/23 22:34
293 :
坊さんになってしまいますた:03/07/24 06:15
尾崎紅葉の「風流・京人形」
ギャグ漫画なみのオチにワロタヨ
294 :
吾輩は名無しである:03/07/24 08:33
>>287 >>292 むしろ笑えんのは『地下室の手記』。
あの主人公の自意識過剰振りは2ch住人ならツボに嵌る筈。
295 :
吾輩は名無しである:03/07/29 09:59
アベ プレヴォー「マノン レスコー」
主人公の炸裂ぶりに笑った。鑑別所を脱走し、人を殺し
友達から金を無心し(しかもその友達の助言は無視。金だけ
くれればもう用なしという態度)、賭博でインチキをして金をつくり
愛人と詐欺を企み、親兄弟を裏切り
「これも恋のせいなんだ」と開きなおるグリュー君。
呆れるというより笑うしかない。
296 :
吾輩は名無しである:03/08/12 18:19
『チャタレイ夫人の恋人』。
「俺は心とキンタマでおまえを愛している」のくだり。
思っても黙っとけよおまえ。
297 :
吾輩は名無しである:03/08/12 19:21
村上龍の69。
これはヤバイ。電車の中で読むと間違いなく基地外扱いされる。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
299 :
吾輩は名無しである:03/08/29 10:42
あげ
300 :
吾輩は名無しである:03/08/29 13:37
清水義範 大江戸花見侍
301 :
吾輩は名無しである:03/09/08 20:48
柳美里の「命」
つっこみ所が多すぎて笑いまくった
谷崎潤一郎「少将滋幹の母」
色男の平中が侍従の君への思いを断ち切るため
侍従の君のオマルを盗み、中を見るくだり
宮澤賢治「鹿踊りのはじまり」
鹿のずーずー弁
ソルジェニーツィンの「収容所群島」
序文の、発掘調査の際、偶然発見された太古の生物の氷づけを
居合わせた囚人が「よろこんで」食べてしまった、という話や、
どのような状況で逮捕されたかがいくつも例示されるところとか、
スターリンに対する忠誠のメッセージが採択されるくだりなど、
面白い箇所がてんこもりです。ネタ本にも最適だーね。
>304
小説じゃねえや。ごめんね。
いいYO
307 :
吾輩は名無しである:03/09/22 00:11
>>306 ありがとね。心の広いお方。
何か書いてみるか。
『フーコーの振り子』はどう?
小難しいにもかかわらず、妙にすっとぼけたところとか意外と笑えたよ。
あと『宣誓をしていない騎士がアラブの女を犯しているのを指をくわえて
見てるだけなんてかわいそうじゃないですか。美少年くらい十字軍の
好きにしてもいいでしょう』なんてせりふがあって、ちょっと噴き出した。
もっと単純に笑える本も読んだはずだけど、あんまり憶えてないんだよなあ。
こんなところで勘弁な。
308 :
吾輩は名無しである:03/09/22 04:58
三島の「青の時代」・・・既出でしたか・・・
電車の中で読んでたんだけど、
俺は気が狂ったのかと思うくらい笑いが止まらなかった。
筒井康隆、いろいろ電車で吹いた記憶はほとんど筒井だな。
310 :
W大二文一回生:03/09/22 08:47
サド「悪徳の栄え」等一連の作品
311 :
吾輩は名無しである:03/09/22 08:52
普通に読んで普通に笑えるのはやはり内田百間だろ。
312 :
肛門院菊子 ◆vZotYyVK0A :03/09/22 16:03
村上龍の69は・・・
校長室で〜のあたりで大爆笑したww
313 :
吾輩は名無しである:03/09/22 18:58
筒井康隆の「笑うな」を半分読んだけど
全然笑えなかった
ふきだすなんてとてもじゃないけど無理だな
ダチョウの話はそこそこ面白かったけど
314 :
吾輩は名無しである:03/09/22 19:24
ああ、筒井康隆がけっこう出てますが、筒井作品でいちばん苦しいほど
笑わされ、本当にこのままお腹の内容物が捩れて死んでしまあうのではないか、
と考え、その日は夏の暑い盛りであったしぼくはTシャツ一枚の下半身素っ裸
という格好だったから、ああ、このまま死んでこの格好で発見されたら恥ずかしい、どうしよう
どうしよう、くくくくく・・・となったのは、「熊の木本線」です。
みなさん、気をつけてくださいね。
315 :
吾輩は名無しである:03/09/22 22:17
町田康「爆発道祖神」
擬人法使いまくりで爆笑!!
316 :
吾輩は名無しである:03/09/22 22:17
>>314 パンツ一丁で素っ裸なら分かるけど、
なんでTシャツ一枚でフルチンなん?
317 :
吾輩は名無しである:03/09/22 22:29
なぜ「パンツ一丁で素っ裸なら分かる」んだ。このほうが分からないぞ。
318 :
吾輩は名無しである:03/09/22 22:30
どうでもいい
319 :
肛門院菊子(;゚Д゚) ◆vZotYyVK0A :03/09/22 22:43
矛盾
320 :
吾輩は名無しである:03/09/23 00:42
ベケット『ワット』
順列組み合わせが…
あ、失礼。
『下半身はパンツ一丁で上半身は裸』ですな。よく見りゃ奇妙な文でした。
まあ、なんつうか、夏の暑い日に、パンツ一丁でほかには何も身につけず、
ならよくある話だが、Tシャツのみでほかには何も身につけない、ってのは、
あくまでも個人的にはだけど、状況が限定されるな、と考えたもので、
つい何気なく書いてしまいました。
って、スレには何の関係もありませんね。いや、先に書いたのは私のほうですが。
失礼しました。
322 :
吾輩は名無しである:03/09/24 06:35
太宰治 「駆け込み訴え」
323 :
吾輩は名無しである:03/09/24 07:03
ちょっと待ってください。
あなたは「下半身はパンツ一丁で上半身は裸」のかっこうで死体で
発見されて恥ずかしいですか?
>>314は笑い死にした場合の自分の格好を気にしたということを言っているんだと
思うが、だとしたら下半身丸出しでこそなりたつ話じゃないのか?
それに、あなたはそういう格好でいたことはないの?たとえば、オナニ
のときなんか?
ドストエフスキーのステパンチコヴォ村が最強じゃない?
文庫本でどっか出さないかな
325 :
吾輩は名無しである:03/10/14 18:40
若きウェルテルの悩み
丸木砂土「若きウェルテルの笑い」
古本目録でタイトルを見たんだが、買うべきだったと後悔してる。
327 :
吾輩は名無しである:03/12/03 09:30
age
町田康はどれをとっても最低1回は腹が折れるほどに
村上龍の「69」ではゴリラの鼻くそで息継ぎ出来ず死ぬかと思うほどに
トルストイ「戦争と平和」のラスト部分
トルストイが感情丸出しで激昂する姿を想像してしまい続きが読めなくなるほどに