1 :
(゚∀゚)コメルツ:
ここ数年、小説の類は読んでいませんでしたが、
「海辺のカフカ」を読み、久方ぶりに萌え。
「羊〜」を何故かしら読みたくなった。
厨房のとき、TVで拘置所から廃人のような様相で出てくる尾崎豊が、
手垢で煤けた「羊〜」を大事そうに小脇に抱えている様を見た。
これが僕の始めてまともに読んだ小説でした。
2 :
羊男 ◆i4DgASvs :02/09/26 12:23
やっとおいらの居場所ができたんだね
3 :
(゚∀゚)コメルツ:02/09/26 12:24
すんません、誤字です。
× 始めて
○ 初めて
4 :
吾輩は名無しである:02/09/26 12:25
メイタン、ハァハァ
5 :
吾輩は名無しである:02/09/26 12:26
わたしも春樹の作品ではこの頃が一番好き
6 :
羊男 ◆i4DgASvs :02/09/26 12:38
>>3 ウチダヒャッケンっていう人が昔いたんだ。
そいつはね「始めて」って書いてるんだ。
そういうのはわりに多かったらしいよ。
おいらはその頃は中国にいたから詳しくは分からないんだけどね。
中国で思い出したけど、
このあいだ散歩してたらさ、草むらにひらひら紙切れが落ちてたんだ。
おいらはそいつを拾って読んでみた。
そこには「女子中学生19800円」って書いてあって、おいらは耳がぴくぴくしたね。
これがデリヘルってやつかと、さすがおいらは気づいたね。
さっそく鼠のいない山荘に忍び込んで電話したんだ。
待ちわびて煙草が吸いたかったけれどおいらは我慢したよ。
なぜか宅配便のクルマが来て、小さな箱を届けたんだ。
おいらの手はこんなだから開けるのに難儀したけれど、
期待と不安が交錯して落ち着かなかったね。あのときばかりはおいらも。
箱を開けると、浮き輪みたいなものが入っていて、その上に紙切れが乗っていたんだ。
そこには「女子中国製」って書いてあったんだ。
やりきれない気持ちをおさえながら空気を入れたよ。歯をカタカタ言わせながら。
すると、おいらの手はこんなだろ? 膨らんできた女子中国製を持っていた力が強すぎたんだね、
とがった手先が食い込んで、女子中国製は、ぱんって割れちゃったんだ。
おいらはこんな自分がいやでこういう暮らしをしていたはずなのに。
7 :
吾輩は名無しである:02/09/26 12:47
>>6 禿藁!
春樹信者を逆撫でしてる。でも読んだことあるなあんた。
8 :
吾輩は名無しである:02/09/26 13:01
これを読んで以来、女の子の耳を見るようになった。
キキといい春樹の描く女性は魅力的な子が多い。
9 :
吾輩は名無しである:02/09/26 13:02
これを読んで以来、羊にジッパーがあるか見るようになった。
10 :
吾輩は名無しである:02/09/26 13:06
鼠三部作か・・・
鼠 「俺は俺の弱さが好きなんだよ・・・」
イイ!!
>>12 KやB、DQNにあなたみたいな人多いよね。キモイ。
14 :
吾輩は名無しである:02/09/26 13:18
いやーどうみても11がキモイだろ
16 :
吾輩は名無しである:02/09/26 13:26
・文化的雪かき
・五反田くん
・ユミヨシさん
・笠原メイ
の『ダンスダンスダンス』の世界の方がマターリしていて好きだ
かっこう
黒服の男=綿谷ノボル=ジョニーウォーカー
黒服とジョニーウォーカーは違うと思うが……
はじっこがカリカリのドーナツ
どれだけヲタの痛い書き込みが続くか見物。
21 :
吾輩は名無しである:02/09/26 18:34
22 :
吾輩は名無しである:02/09/26 18:35
>>20 その斜に構えた態度は村上春樹ファンですか?(w
>>21 別に規定はしてませんyo
好きに語ってください。
浮上age
26 :
吾輩は名無しである:02/09/27 22:32
ちょうど統一スレも終わったんだし、これを統一スレにすればいいじゃん
最新作以外でもいいけど
27 :
吾輩は名無しである:02/09/27 23:45
>羊男
腹立たしいが笑ってしまった。
28 :
吾輩は名無しである:02/09/27 23:47
ユミヨシさん萌、しかし、羊には登場しない、罠。
29 :
吾輩は名無しである:02/09/28 01:16
北の国からの五郎が、真似してたね。笑っちゃった。
敵ボスから依頼されてお宝探求
そのつど女性パートナーを触媒として物語展開
最後は山だっけか?そういう自然の聖なるイメージ
爆破して号泣
気の利いた細部、固有名
僕=鼠
こんなもんかな?羊のイメージ・・・
31 :
吾輩は名無しである:02/09/28 02:24
おお!ちょうど羊を読み返してたらこんなスレが立ってるじゃないか!
いま耳のモデルがフランス料理屋で耳を開放したところ。
32 :
吾輩は名無しである:02/09/28 02:26
凄い耳だ!
33 :
吾輩は名無しである:02/09/29 22:36
あんたはいつもうまいことを言うね。
34 :
吾輩は名無しである:02/09/29 23:06
>>30 固有名が出てくるのはダンスからじゃなかろうか。
たしか野間文芸新人賞とりましたよね。>冒険
その前が龍の「コインロッカー」で、その前が和平の「遠雷」の豪華ラインナップ。
バース−掛布−岡田をおもいだすなぁ・・・。
36 :
吾輩は名無しである:02/09/30 00:16
ラスト近くの、「この金で僕と鼠をここの共同経営者にしてくれないか」
とジェイに頼むシーンで滂沱。
最後に埋立地に挟まれた砂浜のシーンがあるだろ
あの埋立地は芦屋のシーサイドタウンだと思うがどうなんだろ
実際俺が学生時分(十年前)はほんのわずかに砂浜が残っていたけど
今はどうなっているのだろうか
浮上age
なんだかんだいっても、羊が最高傑作と思われ。
誰かが長編小説ではなくて、長い小説だと批判してたなw
その理由も結構わらえたのだが、わすれてしまった・・。
41 :
吾輩は名無しである:02/10/01 15:41
42 :
吾輩は名無しである:02/10/01 15:45
今のハルキの作品は
才能が燃え尽きた、その残りカスを拾い集めただけだ。
43 :
吾輩は名無しである:02/10/01 15:48
やれやれ
羊をめぐるで意志を殺した時点であとは終わりにむかうコースを辿るしかないのは自明の理.
羊のあとの世界で僕は自ら影を、つまり自我を外に逃して、
安逸の拒否を選択したが、あれは羊の意志の抹殺からさらに一歩踏み込んでないか?
若いっていいね ♥ >all
46 :
吾輩は名無しである:02/10/01 15:54
この頃の春樹の作品はハズレないよね。
ある意味、現代人は失ってばかりで
得るものがほんと少ないよな。
全ては通りすぎていくのみ・・・
ユミヨシさん、鬱だ。
馬鹿みたい。
49 :
吾輩は名無しである:02/10/02 03:07
50 :
吾輩は名無しである:02/10/02 03:13
>>37 芦屋ときくとなんか嫌味な感じがする私は貧乏人(⊃д`)
51 :
吾輩は名無しである:02/10/02 03:36
芦屋はヤナ土地だよ。
他所から見たらね。
ダンキンドーナツって
まだあるの?
53 :
吾輩は名無しである:02/10/03 01:46
55 :
吾輩は名無しである:02/10/03 04:04
音楽は終わった。しかし、メロディーはまだ鳴り響いている。
10前によんだ。
んで、今読み返している。今大体「僕」と同じ年齢。
飯を食うシーンがうまそうだなあ、と昔思っていたけど、
読み返してみると意外とロクなもん食ってねえぞゴルァ…
ねじまき鳥冒頭のパスタの方がまだうまそうだ。
59 :
吾輩は名無しである:02/10/03 18:25
>>58 そうかな、山小屋で一人いろんな料理作ってるところは
おいしそうだなと思ったけど。ローストビーフだの
鮭のマリネだの。パンまで焼いちゃったりして。
60 :
吾輩は名無しである:02/10/03 18:34
終わり方切なかったね
ああ、救われる「終わり」なんてもうないんだ、って思った
61 :
吾輩は名無しである:02/10/03 18:53
でも、まぁ最後悪役の男が死んで(推測)、
多少は憂さが晴れたかな。
62 :
吾輩は名無しである:02/10/03 20:21
「歌は終わった。しかしメロディーはまだ鳴り響いている」
「あんたはいつも上手いことを言うね」
「気障なんだ」
63 :
吾輩は名無しである:02/10/03 20:31
と僕は逝った。
俺の友達はこの本をミステリーと思って読んでいたのか、
で、結局誰が犯人なんだ みたいなことを言っていてワロタ
65 :
吾輩は名無しである:02/10/04 12:25
犯人は君の心の中にいる
犯人は「僕」の同僚。
ネタ晴れなので下げ
あげ
68 :
吾輩は名無しである:02/10/06 00:44
少なくとも僕は生き残った。良いインディアンが死んだインディアンだけだとしても、僕はやはり生き延びねばならなかった。
何のために?
伝説を石の壁に向かって語り伝えるために?
まさか。
気障な文体だね
嫌いじゃないけど
70 :
吾輩は名無しである:02/10/06 01:13
犯人は「国境」の初恋の女の夫
71 :
吾輩は名無しである:02/10/06 01:52
犯人は猫のいわし
72 :
吾輩は名無しである:02/10/06 02:05
コインロッカーベイビーズに触発されて、
「ダチュラ」の代わりに「羊」を起用。
春樹の時代は終わった・・・
この小説には、君たちが言っているいわゆる「犯人」は存在しません。
氏の小説の登場人物から「理由」がもぎ取られているように・・。
英訳(Alfred Birnbaum)も読んで見れ
自爆自演
78 :
吾輩は名無しである:02/10/11 18:58
羊だったら春樹ではなくKLF
やっぱし好きです。羊。
「羊男のクリスマス」もめっちゃイイ!
80 :
吾輩は名無しである:02/10/13 17:30
耳イコールマンコ
村上春樹の小説って、知り合った女と簡単にセックス出来てしまうだろ
そのへんがリアリティなくて嫌だ ソープじゃないっつーの
たしかに、途中のプロセス省略していきなり癒しもしくは同情セックス、
ってパターンが結構ある<知り合った女と簡単にセックス
面倒なしがらみを書かないで抽象化するのがハルキ節でもあるけど。
物語に拳銃が出てきたらその拳銃は発射されなければならないのです。
男と女が出てきたらその男のちんぽは発射されなければならないのです。
大事なのは発射されることであり、過程なんてどうでもいいのです。
チェーホフはあの台詞を、劇の構造を半分皮肉って使っているんだけど…^^;
<拳銃の発射
86 :
吾輩は名無しである:02/10/16 10:26
ダヴィンチ、ハルキ特集だったね。
87 :
やわらかアンチ:02/10/16 12:45
ドーナツかー
最近食ってないなー
ミスタードーナッツも不祥事多いよな。
「羊をめぐる冒険」よかったけど、だから何?
ひょっとしてこれが限界?って感じ。
それ以降、ハルキは読んでません。
#て、読んだのは、これと「風の歌を聴け!」だけだけど。
他にもイパーイ本出してるみたいだけど、
結局醜態をさらしてるってこと?
a
92 :
天之御名無主:02/10/17 00:00
ダンキンが好き。
94 :
吾輩は名無しである:02/10/17 01:41
主人公泣きすぎ。
>>95 作家の印税って7%ですか?10%ですか?
ハルキは一冊でどれくらい儲けてますか?
カフカは60万部
奥さん浪費家
初期は良作が多かった。
ただ、最近は老いていく感性を
必死にごまかしてる作品が多すぎる。
鼠(の幽霊)が登場してくるところで泣いた。と友人が言った。
おれは同じ箇所で、それは卑怯だと感じて醒めた。
101 :
天之御名無主:02/10/18 22:54
ラストで、全てが片付くのが、爽快だった。
でも、あれって、ありえないよな。
102 :
吾輩は名無しである:02/10/18 23:40
いとみみず宇宙がわかりませんでした。
103 :
天之御名無主:02/10/19 01:32
イトミミズ宇宙は、どこまでいっても、イトミミズ宇宙だ!
104 :
吾輩は名無しである:02/10/20 01:24
「午後に羊男がやって来た」以降、鼠の出現とか鼠の正体発覚とか、
章末に唐突なイベントが発生して次章での説明を期待させるような
展開が続くのがちとあざとい感じだが、ラストの淡々とした幕切れ
は好きだ。で、エピローグの「この金は僕と鼠とで稼いだんだぜ」で
主人公より先に泣かせてもらった。
105 :
吾輩は名無しである:02/10/21 17:09
106 :
吾輩は名無しである:02/10/21 17:45
>>104 >章末に唐突なイベントが発生して次章での説明を期待させるような
>展開が続くのがちとあざとい感じだが
この本は書き下ろしでしたっけ?
連載だったらあざといと思うけど。
107 :
キャロルくん:02/10/21 18:51
108 :
やわらかアンチ:02/10/21 18:53
新潮社の、純文学書き下ろしシリーズのひとつ。
109 :
吾輩は名無しである:02/10/21 19:02
なんか盛り上がらんね・・・
>>108 違う。群像1982年8月号に掲載された後、単行本化された。
age
>>111 オレ、村上春樹作品の中でも1番好きなんだけど、
あまり語りたいとは思わないんだよね。
時々ここ覗きにくるけど、参加したいと思わない。
女の耳に興味持つようになったとか、羊に関して詳しくなったとか、
そんな話つまらんから。
>>1は無理やりこんなスレ立てる必要なかったんじゃないか。
アンチには、ウザがられるだけだし。
115 :
吾輩は名無しである:02/10/30 20:18
マッターリ
116 :
吾輩は名無しである:02/11/02 22:15
「羊」の英語版'A Wild Sheep Chase'の表紙の羊って、
どうして背中じゃなくて胴体の横っちょに星がついてるんですか?
amazonでペーパーバック見てみたら、英版・米版とも表紙は違うけど
星の位置は同じようなとこにありました。
妹は「背中についてたら見えにくいからじゃないの」と言っていますが、
納得いきません。
朝日堂のフォーラムとか読破しまくってる方がもしいたら、以前にも同じような
質問がなかったかどうか教えてください。
つまらないことなのですが、気になりだすと止まらず、
勢いあまって今すぐ本人にメールしてしまいそうなのです。
117 :
吾輩は名無しである:02/11/03 23:47
ラスト二時間も泣いた僕
ってところが泣ける。
118 :
吾輩は名無しである:02/11/04 02:15
18 :吾輩は名無しである :02/09/26 14:59
黒服とジョニーウォーカーは違うと思うが……
いや、おんなじとおもうんだけどね
ていうかあの十二滝村だっけ?あの開拓民の話めちゃくちゃおもしろいじゃねーか。
あと「僕」があのグレープフルーツジュースを出された部屋で、背中に☆のある羊の
話をされてる場面とかおもろいよね。僕はすごいところまで来てしまっているんだっていう…
ていうかあんときかなり100%のグレープフルーツジュースを飲みたくなりませんでした?
121 :
吾輩は名無しである:02/11/06 02:05
「羊」のキャラにはまった君に、「ネバーエンディングストーリー」を
おすすめします。「さすらい山?の古老」は「羊」を連想させますし、
その逆もまた然りです。羊の小説は、イメージで読むタイプのものなので
言葉に変換しずらいですが。思春期や青年期に、大事なヒトを亡くした
経験があれば、なおハマリます。
ネバーは高校の時に読みました。図書館で映画のとほぼ同じ形をした
本を見つけた時は興奮しました。けどおもしろかったけど本を読むことに
慣れてなかったため、なんかくたびれて途中までしか読めんかった。
なぜか読んでいたときは部屋のベッドの上で全裸で読んでた…
もう一度読んでみてもいいですね。オススメありがとうございました。
そうかぁ羊とネバーがこんなところでつながるなんておもろいですね。
↑この人に読ませたい本みんな書いてって。
俺のオススメは中島らもの「白いメリーさん」
村上春樹のように描写が素晴らしく、しかしナチュラルに想像できる。
>>120 マルケスの「100年の孤独」読んでみたら。
百年の孤独は、人生ベスト1だなあ・・・いまのとこ。
126 :
吾輩は名無しである:02/11/09 17:44
十二滝村のくだりは読まずに先に進みました。つまらん。
「ねじまき鳥クロニクル」かなり好きv
マルケスの「100年の孤独」は高校の時に読みました。図書館で映画のと
ほぼ同じ形をした本を見つけた時は勃起しました。けどおもしろかったけど
本でヌクことに慣れてなかったため、なんかくたびれて途中までしかイケんかった。
なぜかヌイていたときは部屋のベッドの上で左手でヌイてた…
もう一度ヌイてみてもいいですね。オススメありがとうございました。
そうかぁマルケスとネバ〜とした液体ががこんなところで出てくるなんておもろいですね。
>>120 ×グレープフルーツジュース
○グレープジュース
130 :
吾輩は名無しである:02/11/15 15:53
age
131 :
吾輩は名無しである:02/11/18 14:23
>>72>>73 >コインロッカーベイビーズに触発されて、
>「ダチュラ」の代わりに「羊」を起用。
>ハスミが指摘してるね。
羊のアイデアは『尼僧ヨアンナ』だろう。
岩波から出てる原作じゃなくって、カワレロウィッチのポーランド映画。
この映画については春樹自身も『風の歌を聴け』で言及。
まあ確かに『コインロッカー』に触発されてる要素もないこともないが。
あとこの小説を語るのに誰も川本三郎の評論に言及しないのは何故?
確か誰か女流の評論家がこの川本の評論は
1980年代最重要の文芸評論とか何とか語ってた記憶がある。
文壇で誰もが読み解けなかったこの『羊』を解明して
春樹を既成文壇にも認知させた時代的にも超重要文献。
『都市の感受性』(ちくま文庫)所収。
これは完全に単なる偶然なんだけど
武田泰淳の初期作品で『羊』の前半部にそっくりの短編がある。
外国語を扱う主人公の職業、人生の倦怠、政治問題へのコミットメント、
そして新しい女性の出現とその強烈な影響・・・・・・
リアリズム離れの方法が全くおんなじ手法のように思われ。
まあ春樹はこの短編読んでないだろうけど。
132 :
吾輩は名無しである:02/11/18 14:27
「コインロッカー」に刺激されて「羊」ってのは村上春樹も龍との対談で認めている。
「尼僧ヨアンナ」・・・ミイラとりがミイラになる・・・「ツインピークス」の
ラストみたいだ。
133 :
spanpanpaaaan!:02/11/18 15:19
けど正体不明の誰かに無理やりやらされてるところが
春樹っぽくない?
やれやれ・・・って
134 :
吾輩は名無しである:02/11/18 15:35
「ツインピークス」なつかしいなあ。Fire walk with me!
135 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:15
スペインに「ダンキンドーナツ」あったよ。
ドーナツ2つとコーラで、300円ぐらいやった。
136 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:35
鼠が好きならホットケーキにコーラかけて食べろよ
137 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:02
お茶漬けでも、なんか(忘れた)と水分がいっしょに取れるよ。
138 :
吾輩は名無しである:02/11/18 19:05
ラーメン食った後、スープにごはん入れて食うと、炭水化物のとりすぎだよ。
139 :
吾輩は名無しである:02/11/19 16:58
20年近く前に「たこ焼きラーメン」っていうダンプ松本がコマーシャルに出てた
カップ・ラーメンがあったな。売れなくってすぐになくなったが。
ひつじ
浮上age
つじつまを合わせたり、コミュニケーションを前提としないで再読すると、
また違った面白さをハケーンできる小説だと(以下略
カフカ売れてるらしいな。
まだあったんだね、このスレ。
コーラかけホットケーキ今日試してみます。
↑さっき食ったけどまずかった。
村上春樹読むの初めてです。いま50ページ位読んだから感想書いてみます。
特に要請がなければ続きは書きません。
主人公が何か飄々としてますね。言葉遣いが軽妙な感じ。日常的な絶望感・諦観が漂ってるふう。
69年のディープパープルってまだプログレっぽいバンドだったはず。
この頃から日本なんかで知名度あったのかなぁ?
意味があるのかないのか、重いのか軽いのかよくわからん、記号や象徴が織り込まれた会話をお洒落に交わす男女。
読んでるだけでイライラします。
でも相手を愛情を寄せて話をする人が一人も出てきてないのが興味ぶかい。
僕は人と話してるときに地面に三本平行線を描くような女と寝たくありません。
70年代の女は見ず知らずの男から電話で食事に誘われたら一緒に行くのでしょうか?
警戒心なさすぎ。頭悪すぎ。
まぁ命の価値が希薄な世界観のようなので自分が危害に遭おうがどっちでもいいのでしょうね。
僕には村上春樹の感性を理解する能力がないのかもしれない。
読むだけ読んどきます。
今久々に読み直してるんだけど、羊男の正体ってアイヌの青年ぽくない?
一二滝町の発展時に、道案内したアイヌの青年。
羊男の出現する一二滝町の山(牧場)で死んだわけだし。
何より、アイヌの青年は戦争で息子なくしてるし、羊男もやたら戦争嫌いだよね。
おまいらどう思うですか?
148 :
吾輩は名無しである :02/12/03 00:24
「話してもいいかな。」
>>147 羊はキリスト教的な、神のメタファでござる
羊男は羊にも人間にもなり損ねた存在ざますな
150 :
吾輩は名無しである:02/12/03 00:34
春樹ってさぁ、きちんと綿密に物語を構築してるわけじゃないじゃん?
だから羊男の正体って言っても、彼ん中でも曖昧なイメージしかないんだよ、良い意味で。
自由に解釈してくれって「海辺のカフカ」のサイトでもよく言ってるよね。
151 :
吾輩は名無しである:02/12/03 00:38
>>146 >村上春樹読むの初めてです。いま50ページ位読んだから感想書いてみます。
そういう説得力のない拙い行為はやめろ。ある程度の作品を読みこなしてから発言せよ。
152 :
吾輩は名無しである :02/12/03 00:45
「キーポイントは弱さなんだ」
>146
とりあえず風の歌とピンボールから読んどけよ。
いきなり羊じゃ鼠の立ち位置が分からんだろ。
つーかさあ、初期三部作は凄く好きなんだけど、他はアンチ。
特にねじまきとカフカ。
解説本を見なければ全然わけ分かんないし(カフカは文学誌で取り上げられてる程度しかまだないが)、
見たところで「あ、そう。それで?」てな感じ。
羊まんせーだなやっぱ。
>>146 プログレってよりはPOPSバンド。
この頃はリッチーではなく、レコード会社やジョンが主導権を取っていたため。
4thからはリッチーが主導権をとり、会社もワーナーに移った。
この頃からHRバンドとして認知され始め、「Made in Japan」で全世界的に人気が出た。
「ノルウェイの森」から読んだ方が良いんじゃないかな。
これの方が人間関係の構図とか分かり易いし、比喩なんかもそれほど分かりにくいのはないし。
ほんとは50〜100n毎にぜんぜん何も知らない奴が、
作家や作品に対する意識がどう違ってくるのか自分で知りたくて。
周りも興味あるんじゃないかと思って。
実際、146の頃より既に色々見方変わってきたし。
それでついやっちゃったんです、ごめんなさい。
僕は脆弱な神経の持ち主でないので死ねとか言われても平気です。
気に入らなかったら存分に言ってやってください。
さよなら。
>157
嘘だと言ってくれないか?
「やれやれ」という言葉を聞くと空条承太郎を連想してしまう。
会話にいちいちムカつくのも疲れるから止めた。
良さを発見しようと努力しながら読んで、
やっと鼠の「僕は僕の弱さが好き」という発言が心に残った。
これは単なるナルシシズムじゃないね、当たり前だけど。
バーイ
トリップ付けなせ。
163 :
吾輩は名無しである:02/12/11 15:36
ジョン・アービングの影響もある罠
何の特徴も無いと形容される「いるかホテル」ですが、
不思議に漏れのイメージでは玄関にものすごく巨大ないるかのオブジェがあって、
カニ道楽のカニにように怪しく蠢いているのですが。
そんなイメージはありませんか?
>164
なんかてめえのいるかホテル楽しそうだな、行ってみてーよ。
俺の頭の中のいるかホテルは、なんかやたらに湿度が高い。
で、なんとなくプレステのバイオハザードの建物チック。言いたいこたはそれだけだ。
俺の脳内では「ホテル関西」だ。
知る人ぞ知る。
age
>>165さんに萌えました。その調子でジェイズバーとか、「僕」のガールフレンドのライフスタイルとかやってください。
>>73 『小説から遠くはなれて』だっけ?
蓮見の指摘はもうちょいと違うものだと思ったが…。
まあ、あの本で言われてる以上のことは言う必要もないのでは。
170 :
吾輩は名無しである:02/12/28 08:37
ひつじ年の執事は手術の必需品だ
171 :
吾輩は名無しである:02/12/29 01:29
蓮見は東大総長を追い出されたんだっけ?
ただの映画馬鹿が東大のてっぺんにいていいはずがないもんな。
この国の学問レベルは疑わしいよ。
ひつじどしのしつじはしゅじゅつのひしゅ・・・やれやれ
羊あげ。
レキシントンの幽霊とノルウェイに通じるものがある軽さ。
新しいガールフレンドの耳は面白い発想だとは思う。
自分の魅力を自由に出したり引っ込めたりできちゃう。俺も欲しい。
しかし絵が最高。佐々木マキ。春樹は鴉だ羊だのワケワカランもこと吐くけど、
佐々木マキはメェッと平らげてるね。
春樹の小説から得るモノは期待していないから、子供が将来できたら、こういう本から文字に慣らそう。
変な影響力もないし。
つまんなかった
未年の頭に当たって、朝日と読売のコラムがこの作品に触れてた。
十二支に入っててよかったね。
176 :
吾輩は名無しである:03/01/05 17:48
なんて書いてたの?
178 :
吾輩は名無しである:03/01/05 18:21
>>177 ありがとう。さっそく両方読みました。
日本にいると、羊はウールかラムを思い付くぐらい。
「われらの」のセリフには笑った。こういう時よくあるなー。
「羊をめぐる」は29歳ってのが、ちょっと気になった。
(^^)
180 :
吾輩は名無しである:03/02/06 22:55
age
ねえ、「僕」絡みって全部でいくつあんの?
「風」「1973」「羊」「ダンス」の他に
「双子と沈んだ大陸」、あと羊男繋がりで「羊男のクリスマス」、
まだ未確認だけど「図書館奇譚」と「シドニーのグリーン・ストリート」も。
他に「僕」とか双子、羊男ネタ知らないすか?
182 :
吾輩は名無しである:03/02/11 23:42
>>181 「夜のくもざる−村上朝日堂短編集」とかいうのに双子ネタがあった気がする。
184 :
吾輩は名無しである:03/02/12 15:51
1973年のピンボールの後日譚がある。
>183
夜のくもざる今から読んでみます。
>184
それが「双子と沈んだ大陸」のはず。
『失われた何かについて我々が確信を持てるのは、それが失われた日時ではなく、失われていることに我々が気づいた日時だけだ。
まあいい。そこから始めよう。』
この文章が印象的だったな。
それとも後日譚が他にもあるの?
>183
んん。読んだけど「夜のくもざる」には双子は出てこなかったよ。
笠倉メイが一応出てきた、「ねじまき」の。
正直「ねじまき」は好きくない。「海辺のカフカ」同様、読むだけでは理解できない衒学的な要素が多すぎる。「世界の終わり」もだ。
もちろん初期三部作もそれだけ読むだけじゃ理解できない。解説本読んでから味が感じられるようになったというのが実際のとこ。
でも初期三部作はそんなん関係なしにおもしろい。羊まんせーの鼠まんせーだ。
しっかし「夜のくもざる」はシュールすぎる。春樹特有のいわゆるメタファーってやつもありそうにないし。
あとがきに、これはちょっとした広告に使っていた小話だって書いてあって、なーんだこれは意味もヘチマもないんだって思った。
とにかく。これからも「風」「1973」「羊」ばっかり繰り返し読みます。
なんでそんなに「理解」したいんだ。
挙句の果てに解説本?
おめでてーな。
1です。
春樹は頭で考えて読むより、感性で読んだ方が味があると思う。
世界観や雰囲気を味わうもんでしょもんでしょ。
190 :
吾輩は名無しである:03/02/14 01:59
>>187-189 禿同。言葉になる以前のものを感じ取れるのが、春樹作品の
いいところである。(それが嫌いな香具師は多いようだが)
>>186 正解。
読み返すのは「風」と「1973」だけで良い。
解説本は読んだ方が良い。誰だって気がつかない点もあるし、何より面白い。
妊娠の観点とか、イドの観点とか。
羊以降は、物語。でも、長くないと話し尽くせないことってあるからね。
この本を読むと、何故だが切なくなって人恋しくなる。
でも、独りになりたいみたいな。
193 :
吾輩は名無しである:03/02/15 17:50
村上春樹の小説で感性云々言ってる奴はクズだ。
あの洗練された文体の裏に隠されたもう一つの、
というか真の文体を読み取れない奴はかわいそうだ。
まあ、大抵の奴はあの洗練された上っ面の文章にだまされるのだろうが。
解説本というか、柄谷行人という批評家が村上春樹について書いている文章を
読んでみるといい。
いかに村上春樹の小説が恥ずかしいものか分かるだろう。
ただ、どれだけ小説が恥ずかしいといったところで
彼が優れた小説家であることに変わりはないのだが。
んん。いろんな読み方あるからいいんでないの。オリはワリとへリくつ派。
>193
>柄谷行人という批評家が村上春樹について書いている文章を読んでみるといい。
読んでみたい。例えば何の本に載ってるやつがおすすめすか?
195 :
吾輩は名無しである:03/02/18 13:15
本屋に行けば腐るほど置いてある。
ただし、春樹に便乗して金儲けを謀るクソのような批評多し。
196 :
吾輩は名無しである:03/02/21 12:25
やはり本作は私的に最高作だ
197 :
吾輩は名無しである:03/02/21 12:36
>>194 「終焉をめぐって」という柄谷の本に
村上春樹論があるよ。
12滝町の郷土史の著者についての考察が好きです
199 :
吾輩は名無しである:03/02/21 12:50
柄谷は基本的に小説読めない人ですから、どうせいやな気分になるなら、
渡部直巳を薦めます。柄谷は方法論もしくは主題レベルでしか語りません
ので、小説を溺れるように好きと言う人には、違和感があると思うのです。
しかし、春樹文体そんなにまずいですかねえ?私は、ピーンボールなんか
好きだなあ。対象との距離のとり方とか、あれは一つの技術と呼んでいい
のではないかしらん。
200 :
吾輩は名無しである:03/02/21 19:45
>>199 もちろん、上手いですよ。
でも春樹は隠すでしょ。なんていうかいやらしいなと。
んん。柄谷以前に読んだことあった。多分渡部直巳も読んだことあるはず。
なんつうか、文学用語なり哲学的な用語を乱用して、そんで春樹文学さらには春樹自身の分析に話がいってない?
俺は初期三部作が好きなんだ。中でも「羊」が。他のことはいいのよ。個人的には『ダンス×3』もだいっきらい。
まま、とにかく教えてくれた方々あんがとでやんす。
今日、本屋で初期三部作買いました。保存用に。
今までのは折ったりしてぐちゃぐちゃにして読んでるからね。
とにかくこれからも何度も読み直しやす。
202 :
吾輩は名無しである:03/02/22 01:00
突然ですが佐々木マキって本名長谷川俊彦??
男?! …ッショック… ・・ ・ ・ ・
>>202 うん。「ガロ」でデビューした、もうすぐ60歳のおじさん。
初期の漫画はかなりヤヴァイ。
>>198 ガルシア・マルケス『百年の孤独』を読んだら、
そのような書き込みを恥ずかしいと思うでしょう。
先にこっちを読んでいる人は、十二滝のくだりは失笑するしかありません。
205 :
吾輩は名無しである:03/02/22 02:48
最も早く読める上下巻でギネス入りってほんと?
207 :
吾輩は名無しである:03/02/22 22:06
地獄の黙示録とどこがにてるって?
208 :
吾輩は名無しである:03/02/22 22:42
ドイツ語訳のタイトルは「羊狩り」
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
でも、春樹自身地獄についてよく文芸誌で問題扱いしてたよね。
意識にあったら模倣だとかいわれぬように注意してるはずだよな。
あるいはミイラ取りがミイラってやつか。
210 :
吾輩は名無しである:03/02/25 01:08
生きてる春樹スレ 他は海カフだけ?
211 :
吾輩は名無しである:03/02/25 01:20
213 :
吾輩は名無しである:03/02/25 20:39
>>207 ハァ?どこが?
と思ったけど、黒服の男の語る極右思想(←言葉が練れてないな)と
カーネル(だっけ?)大佐の超人思想はたしかに似てるかも。
ラストの爆発なんかも。
で
>>209の「問題扱い」ってのはなに?
214 :
くろしろ ◆Mi0a.9Ms2A :03/02/25 21:23
春樹ってデビュー作がすごくて、俺昔からこんな小説書きたいなとおもって
書いてみたんだよね。内容は春樹とは全く別の小説だけど、
そしたら、ひどい失敗作だった。泣いてボツにした。
そのあと「風の歌を聴け」読んだらただの文字の羅列に見えた。
俺何やってんだろと思ったよ。
「羊」はいい小説だよね。最後にジェイに金預けて、泣くところがいい。
春樹の主人公はよく泣く。
>>214 くろしろは哲学的なレスを頼む。
ねじまき鳥と世界の終わりスレにも顔出しよろしく。
顔出さないでほしい。つまんないから。
217 :
吾輩は名無しである:03/02/25 23:05
長すぎる。それにこれは駄目すぎて人には見せたくない。
219 :
吾輩は名無しである:03/02/25 23:12
>>218 またりなら長編OKだよ。
自信作でいいから、うpキボン。
220 :
吾輩は名無しである:03/02/25 23:50
×カーネル
○カーツ
>213
問題視っつか重要視。
雑誌でいかに『地獄』が文学的哲学的に素晴らしい作品かってことを数度熱弁していた。
で、なーんとなくウィラードがカーツ殺した後に、そこいらの奴が服従するシーン見て、
鼠に羊が移った話とダブった。継承ってやつかな。判らむ。ムズすぎむ。
>鼠に羊が移った話とダブった
てのは222の意見?だよね?
ま。たしかに朝っぱらから語りたくなるテーマではないわなw
また夜に雇用
224 :
2やんねるで超有名:03/02/26 10:14
225 :
吾輩は名無しである:03/03/03 22:53
最後の方で、鼠の部屋に置いてある「コンラッドの小説」というのは間違いなく『闇の奥』のこと。
『闇の奥』は『地獄の黙示録』の原作だから、ここでほのめかしてるんだと思う。
ということは、鼠=カーツ大佐ということになるのかも。(イコールは言い過ぎかもしれないが。)
主人公が冒険をして最後に怪物のようなものに出会うというところも重なる。
ところでカーツって殺されちゃうんでしたっけ?ちょっと忘れてしまった。
羊の意志(満州起源)とアフリカの奥地(原作)の関わり。やっぱり面白いですね。
誰か『闇の奥』読んだ人いたらここのところ教えてください。
最後に主人公が殺す。
で、傀儡帝国の新帝王になるが去っていく。
>>225 フムフムおもしろいね>満州・アフリカ奥地
でもカーツ=老人(or黒服)じゃない?
鼠は弱さで"意志"に抵抗する存在だからカーツとは真逆だと思う。
228 :
吾輩は名無しである:03/03/08 01:04
>>222 春樹がジゴモクについて語ってたのは何の雑誌?
>223
俺の勝手な決め付けでやんす。
>228
スマム。覚えてない。80年代初期の文芸雑誌だったはず。
ちょ話変わるが
「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」
これって多分鼠の文章だよね? ハートフィールドじゃないよね?
知り合いがハートフィールドだって言い張ってんだけど。
231 :
吾輩は名無しである:03/03/16 21:00
ふむ
232 :
吾輩は名無しである:03/03/16 23:18
「羊をめぐる冒険」の後半が駄目駄目って奴は俺だけ?
それほど良いとは思わん。
233 :
吾輩は名無しである:03/03/17 22:23
春だから
234 :
吾輩は名無しである:03/03/18 10:09
春だねえ。
村上春樹は厨の頃に読み耽った記憶があるな。
今はそんなに好きでもないがアンチでもない。
羊の後半はそんなに駄目駄目でもないと思うが。
後半ともなるとさすがに文体が冗長に感じられるけど
そこはイラストでカバー。
235 :
吾輩は名無しである:03/03/18 14:52
羊の良さがさっぱりもっこりわからん
236 :
吾輩は名無しである:03/03/28 08:31
やれやれ
237 :
吾輩は名無しである:03/04/06 22:06
春より、秋〜冬にかけて春樹は読みたくなる。
238 :
吾輩は名無しである:03/04/06 22:36
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
240 :
吾輩は名無しである:03/04/20 23:34
この本読んだんだけどおもしろかった。
リアルで読めたらもっと感じれたと思う。
で、この本はまだハードカバーで売ってる?
俺もこの小説すごく好き。
最後の鼠と僕とのやり取りでは涙が出そうになった。
ノルウェイの森では白々しくてうすら寒くしか感じられなかった
人の弱さと温かさが、この作品では自然に描かれている気がする。
>>241 川本三郎氏は実際「君はもう死んでいるんだろう?」という台詞のとこで"不覚にも"落涙したらしいです。(本人談)
いいよねぇ、『羊』は。だから『ダンス×3』でた時は、あーやめてくれぇと思ったな。なんか美しい想い出が汚されるみたいで。
寡黙な主人公が、あんな饒舌な妄想狂になってるんじゃね。できの悪いフィリップ・ロス風だったと思った。もちろんロスはいいんだけど。
あ、そうそうロスの『解剖学講義』って本を、面白い!って言ってたのが春樹タンでした。その辺バクったなと漏れだけはおもたよ。(^_^;)
>>240 時々増刷してんじゃないの?んで不思議なのはカバー二枚二重についてたヤツがあんだよ。
昔『本の雑誌』で読んで、そんなバカなと自分のみたら自分のもそうなってた。なんでだろう?
243 :
吾輩は名無しである:03/05/01 13:03
\(゚ロ\)ココハドコ? (/ロ゚)/アタシハダアレ?
244 :
吾輩は名無しである:03/05/04 01:00
>鼠,連絡を乞う
>至急!!
> ネコ まぐれ・ホテル406
という三行広告を出してみたぞ,弟者.
∧_∧
( ) ∧_∧ (´<_` ;) 単行本234ページからの丸写しじゃねえか,
( ) ( ´_ゝ`)/ ⌒i さすがは流石だな兄者.
┗―∩‐ \ | |
| ./ // ̄ ̄ ̄ ̄/ |
___ゝ_/./ FMV / .| .|___
\/____/ (u ⊃
.::;;;:..
┗━┛
よく見れ,ホテルの名前は変えてあるぞ.
∧_∧
∧_∧ (´<_` ;)それじゃそもそも連絡が取れねえだろ,最悪だな兄者.
( ´_ゝ`) / ∧∧
/ \ ミ・д・ ミ 「連絡してくれたら平日休憩料金が三割引き」って何?
/ / ̄ ̄ ̄ ̄⊂ ミ
__(__ニつ/ FMV / ミ ミ__
\/____/ ∪∪
ああ春樹、極めて春樹的な
>>245 「ハルキはいいな」に「本気で言ってるのか」って突っ込みがナイスでしたな。
>鼠,連絡を乞う
>至急!!
> ドルフィン・ホテル1523
という三行広告を出してみたぞ,弟者.
∧_∧
( ) ∧_∧ (´<_` ;) 俺らに鼠なんて仇名の知り合いはいねえだろ,
( ) ( ´_ゝ`)/ ⌒i 流石だな兄者.
┗―∩‐ \ | |
| ./ // ̄ ̄ ̄ ̄/ |
___ゝ_/./ FMV / .| .|___
\/____/ (u ⊃
.::;;;:..
┗━┛
なあに,単行本234ページからの丸写しだ.
やっぱ読ませるよ,この独特の文体.ハルキはいいな.
∧_∧ 文体も何も,思いっきり紋切り型の尋ね人の広告だろ,
∧_∧ (´<_` ;) 本気で言ってるのか,兄者.
( ´_ゝ`) / ∧∧
/ \ ミ・д・ ミ ホテルの名前も微妙にちがうけど?
/ / ̄ ̄ ̄ ̄⊂ ミ
__(__ニつ/ FMV / ミ ミ__
\/____/ ∪∪
FMV覗くネコがいいね。かわゆいわい。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
251 :
吾輩は名無しである:03/06/28 16:22
保守
252 :
吾輩は名無しである:03/06/29 10:58
保守
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
過疎スレ化・・・・
255 :
吾輩は名無しである:03/07/19 18:15
日本の夏、羊男の夏。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
257 :
吾輩は名無しである:03/08/22 02:26
466 :イラストに騙された名無しさん :03/08/21 23:50
つーか、本当に本が好きな文学版の住人は、
別にラノベだからという理由で馬鹿にしたりはしないだろ。
ただ興味がないだけ。
過剰にラノベを嫌ってるのは、文学を権威だと思ってる奴だけ。
ファッションで本読んで、インテリな自分に陶酔してる奴ね。
村上春樹は凄い作家だろうけれど、その読者の半分以上は単なる「信者」だろ。
そうじゃなきゃ、あの手の「文学」がベストセラーになんてなるはずがない。
>>255 ワハハ、羊男は、日本の夏には暑苦しすぎないか?
>>1-259 「やれやれ」
と、僕は言った。
それから二時間泣いた。
こんなに泣いたのは、生まれてはじめてだった。
それからとにかく僕は立ち上がり、どこかに向けて歩きだした。
[かすかに海の匂いがした。]
261 :
吾輩は名無しである:03/09/04 19:03
『うまくいくといいね』と僕は言った。
『うまくいくといいね』と相手は言った。
僕はしばらくしてから、彼女の携帯電話のアドレスを聞き忘れていたことに気がついて、ちょっと愕然とした気分になった。
でも150円で買ったコロッケをはふはふしながら駅の近くの公園で食べてたら、どうでもいいや、と気がついた。
空には火星が光り、野良猫が小さくなって浮浪者の枕元にうずくまっていた。
>262
スロウボートで中国へ行け。
>1
おい、尾崎豊が持ってたのはほんとに『羊』なのか?
『ノルウェイ』のような記憶があるんだが。よくおぼえてないけど。
「風」と「ピンボール」は最初英語で書いて和訳したといってた
「羊」は違うらしい・・・
265 :
吾輩は名無しである:03/09/19 19:17
何語で書いたの?
春樹語
羊は、脳みそが美味い
人間の脳みそも美味いよ。
図書館奇たんか・・・
「たん」の字がない!
奇譚
あるじゃん
<ガゼッタ予想> 4−3−1−2
ピッポ シェヴァ
カカ
セードルフ ピルロ ガッツ
パンカロ シミッチ
マルディーニ ネスタ
ジダ
【控え】
アッビアティ、カフー、ラウルセン、アンブロジーニ、
ルイ・コスタ、セルジーニョ、リバウド
<ガゼッタ予想> 4−3−1−2
ピッポ シェヴァ
カカ
セードルフ ピルロ ガッツ
パンカロ シミッチ
マルディーニ ネスタ
ジダ
【控え】
アッビアティ、カフー、ラウルセン、アンブロジーニ、
ルイ・コスタ、セルジーニョ、リバウド.
274 :
吾輩は名無しである:03/10/09 00:54
275 :
吾輩は名無しである:03/10/09 12:52
村上春樹の小説のなかでは、最もスピード感があり、かつ、スリリングだと思う。
驚くべきことは、現在の住基ネット(国民皆背番号制)を、
村上春樹は、この小説において見事に予言していた。
国民一人一人を、国家によって完全に管理されていた家畜、羊に仮託することによって。
へ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
277 :
吾輩は名無しである:03/10/10 01:46
日本一女性ウケのよい軍事ヲタクだと思う。あ、宮崎駿が居たか
278 :
吾輩は名無しである:03/10/13 22:05
え?村上春樹は軍事ヲタなの?
真夜中に、窓のところでトン トントン とか
かすかな音が聞こえたりすると、
あ、 羊男が来たかな
と思ったりする。月の綺麗な夜などはことさらに
281 :
吾輩は名無しである:03/10/14 00:07
凸 おもり
「このスレは狂っているんだ。」と僕は言った。
285 :
吾輩は名無しである:03/10/18 18:50
村上春樹、今年、初めて読みました。「羊」(シャイニングの影響濃いですね)
読んで、へえ、こんな面白い作家だったんだと長いこと食わず嫌いだったのを、
ちょっと後悔してます。
面白かったんで「ダンス」「ノルウェイ」「ピンボ−ル」「風の歌」と、一気に読み
ましたが、成るほど、読んでて心地よい小説ばかりです。
BOOKOFFいくと、村上龍ばかり売れ残って、春樹の棚は品薄いうのわかるなあ
「やれやれ」と龍之助は言った。
287 :
吾輩は名無しである:03/10/18 21:37
羊辺りが最高で、そこからは下り坂ってのが
ある種の方々にとっての定説だけど
ファンの一人たる私はカフカで「一区切りついたかな」って
勝手に思ってしまった。
今でも春樹作品は私にとって大事なものだけど、
今までみたいに何度も何度も読み返さなくなると予感している。
それが良いことか悪いことかは、解らないや。
「羊さんがすきです。でもぞうさんのほうがもーっとすきです」と、彼女は言った。
289 :
吾輩は名無しである:03/10/27 09:27
この話の主人公ってかわいそうだよな
僕は、鼠が、好きだ。
弱さと言うのは体で腐っていくもののなんだ。
まるで壊痘みたいにさ。
君にわかるか?
293 :
吾輩は名無しである:03/11/15 16:19
294 :
吾輩は名無しである:03/12/03 13:33
保守あげ
295 :
吾輩は名無しである:03/12/03 19:08
つーか、羊〜は『地獄の黙示録』の世界観そのものじゃない。
カーツ大佐=先生=児玉誉士夫=ジンギスカン=ヒトラー
みたいな。
一見他愛もない己の思想を恐ろしく高次に組織化して君臨する存在。
で、こういった人物像はねじまきで更に狂暴化して綿谷ノボルのような
圧倒的な絶対悪が誕生したカンジがする。
チャンドラーの長いお別れとどこが似ているのかさっぱり
わからなかったわい。
あえていうなら何かを追い求めていく探偵小説、推理小説であるという
共通項か。
297 :
吾輩は名無しである:03/12/26 02:24
僕の手に入れたものの全ては無価値で、
僕の成し遂げたものの全ては無意味だった。
僕がそこから得たものは退屈さだけだった。
結局のところ全ては失われてしまった。
失われるべくして失われたのだ。
それ以外に、全てを手放す以外に僕にどんなやりようがあっただろう?
298 :
吾輩は名無しである:03/12/26 02:43
「羊…」は実は「ノルウェイ…」の元になった作品だったって知ってた?
驚いたよ。
299 :
吾輩は名無しである:03/12/27 19:23
ノルウェイの直子は羊にちょろっと出てくる。
羊三部作では割愛されていた自殺した仏文科の女の子を詳しく掘り下げた作品だろう。
ネタ切れなのかこういったタイプの女の子は度々登場する。
スプートニクのすみれとか。
正直、ネタが輪廻していてつまらん。
が、文章がおもしろいので読んでしまう、嗚呼・・・。
300 :
吾輩は名無しである:03/12/28 13:26
300
301 :
吾輩は名無しである:04/01/21 13:00
やれやれ
302 :
吾輩は名無しである:04/01/21 17:32
高校生の頃読んだ作品だった
いま思えば、女性を美化しすぎでちょっときもかった
それと簡単に人が死にすぎる。楽に死ねれば誰も苦労はしない
隠喩も一度分かってしまえば、幼稚だ
だからと言ってこの作品に、というか3部作に意味がないとは思わない
第一にアホリズムの文体を完成させている
対話の不可能性についてさらに追求する事や
本作において徹底して排除されている人間本来の暴力性、あるいはリアリズム
といったものを作者の視点から捉えなおす
といった所に展望があるのだと思う。
・・・
ってなことは、作者本人がとっくの昔に認識してることだが。
ある哲学者の言葉を思い出す。
「完全に間違っているか、でなければ完全に正しいか。どちらか一方であれば良い」
303 :
吾輩は名無しである:04/02/01 16:51
僕は泣いた。
304 :
吾輩は名無しである:04/02/01 17:15
羊が死んだところで泣いた、と友人から聞いたとき、
えらい驚いたことがあったな。
305 :
吾輩は名無しである:04/02/01 18:23
誰でも寝る女の子が僕の胸で泣いてる気持ちが、今になってわかる。
「アホリズム」は笑える。
302が馬鹿すぎて笑える
308 :
吾輩は名無しである:04/02/01 18:55
4部作なのにね
309 :
吾輩は名無しである:04/02/03 13:05
「僕」は山の上の家が爆発することを知っていたんですよね。それなのに、
黒服の男にそのことを教えてあげなかったのはなぜ? ただ憎らしかったから?
310 :
吾輩は名無しである:04/02/03 13:21
未必の故意で殺人罪が適用され
ますか?
311 :
吾輩は名無しである:04/02/03 13:47
日はすっかリ暮れていて、
歩きはじめると背中に小さな波の音が聞こえた。
312 :
吾輩は名無しである:04/03/03 13:26
ダンスダンスダンスを読む前に、風の歌を聴けと1973年のピンボールと羊をめぐる冒険は読みましたか?
読んで、それでダンスダンスダンスの導入部がわからなければ、知りません。
読んでなくて、それでダンスダンスダンスの導入部がわからないなら、それはきっとダンスダンスダンスから読み始めることは誤りだったということ。
せめて、羊をめぐる冒険くらい読んでからダンスダンスダンスを読みましょう、できるだけ風もピンボールも読んでおきましょう。
そうすれば問題なくダンスダンスダンスも読めるはず。
でも、こんなことをいちいち他人に聞いてみないとわからないなんて、努力が足り無すぎですよ。
もしダンスダンスダンスが分からなければ、普通、その原因を自分で探そうとはするだろ?
そして「しょうがないから、もっと読みやすそうなやつでも読んでみるか・・・」と思って、他の薄めの村上春樹の小説を読んでみるだろ。
そう読んでいるうちにだんだん分かるようになってきて、ダンスダンスダンスを読めるようになった、となるだろ?
ダンスダンスダンス読んだんですけどはじめのところから意味不明で読めません、どうしたらいいですか?とか。
ノルウェイの森読んで面白かったのでダンスダンスダンス読もうと思うのですが順番はこれでいいですか?とか、聞かないでくださいよバカ。もう。
それに、その後のレスで順番を助言してくれているにもかかわらずダンスダンスダンスを読み始める・・そして意味不明・・・とは本当にあなたの頭を疑いますよ。
私は村上春樹は好きですけど。
なるほど、アンチ春樹の人たちが春樹ファンに攻撃を仕掛けたくなる理由がわかりましたよ。
これはアンチだけではなく熱心な村上春樹の読者をも怒らせますね。
もう「キイィィー!」ってなりそうです・・・・
>>312 アンチとか言ってる時点でダメダメなのよ
あんた一神教の信者か?
ひとつの作品をどう読んでもそれはその人の自由
てか、ダンスごときで熱くなるなよ・・・w
コピペだ
315 :
吾輩は名無しである:04/03/04 16:02
313戻ってこないかなぁ
暇だなぁ
317 :
吾輩は名無しである:04/03/04 17:45
マッタリ語るスレで釣りをするのはマナー違反だよ。
318 :
吾輩は名無しである:04/03/07 20:23
羊最高っす!
319 :
吾輩は名無しである:04/03/07 22:13
鼠ってどうして生きていられるんだろ?って思ってたら、「羊」で死んでしまった・・・切なくて泣きたい
320 :
吾輩は名無しである:04/03/07 22:43
最後の爆発が意味不明だった
321 :
吾輩は名無しである:04/03/08 04:20
んんん?
鼠が死んだのは1973年のピンボールの中でだろ。
そして羊をめぐる冒険で鼠が死ぬ前に僕に出した手紙が届くんだろ。
322 :
吾輩は名無しである:04/03/09 00:04
鼠が死んだと行っても鼠という存在自体が隠喩だからなぁ。
つまり鼠が死んだとすることで鼠にかけた隠喩が存在を失ったんだよ。
323 :
吾輩は名無しである:04/03/09 00:12
最初、「僕」が二重人格で
もう1つの人格が「鼠」だと思ってた。
324 :
吾輩は名無しである:04/03/09 00:13
どうでもいいけど、
「僕」がどうでもいい1日を
どうでもよく過ごす記録を読んでみたい。
本当どうでもよくてごめん。。。
吉村萬一スレに、
「暴力抜きで「ハリガネムシ」の主人公がただ
「りーべ」で茶のんでたりする話が読みたい」というのがあったけど、
それと「僕」の一日って、全然変わりなさそうで面白い。
喫茶店で隣に並んでたりして。
>>325 おお、そんなのが。読んでみようかな。
「僕」がスパゲティ作ってたり、ビール飲んでたり、音楽聴いたり、
女の子と話したり、小説読んでたり、セックスしたり、歯磨いたり、眠りに落ちたり、
とかそんな普通な姿に萌えます。
327 :
吾輩は名無しである:04/03/09 11:41
鼠が死んだことで僕のなかに取り込まれたのかと。
昔、深層心理学にはまってたことがあってその後で春樹を知ったから、作品を読む時は
どうしても隠喩とか象徴とか自然と考えながら読んでしまうよ。それなりに楽しめるんだけど、
でも、純粋になんの先入観も持たずにこの作品を読みたかったよ。
328 :
吾輩は名無しである:04/03/09 12:04
(T▽T)低脳で皆さんの言ってることは理解できない部分もありますが、
おもしろかったです。
329 :
吾輩は名無しである:04/03/09 12:36
>>328 メタファーとか理解しようとしなくても、充分楽しめると思うよ。
330 :
吾輩は名無しである:04/03/09 21:14
鼠の「弱さ」を吸収して「僕」が成長したと言うことかな。
最後の海辺で泣くシーンとつながるような。
弱さと対峙することで強くなる、というかそんな感じがした。
331 :
吾輩は名無しである:04/03/09 22:11
難しすぎ
332 :
吾輩は名無しである:04/03/09 22:23
>>330 ほぼ同意見。
最初のころの主人公はあまりにクールで無関心。精神的欠陥人間だった。
自分の中の弱さを認めるということも「成長」なんだね。
333 :
吾輩は名無しである:04/03/09 23:20
だからさ〜、、、なんで最後に爆発したの?いみわからないよ
>>333 週間ヤングサンデーの喜国雅彦『日本一の男の魂』参照。
スパイものの回に答えがあるよ。
335 :
吾輩は名無しである:04/03/09 23:57
>>333 どこまで分かっているのかまず書こうよ。自分ではこう思うとか。
私は春樹の描く「弱い主人公」が好き。
弱くて脆くて自分の中で他人の存在を認められないくらいに弱くて。
そんな弱い部分を抱えて生活していく姿がいいな、と思う。
「生きていく」というようなハードな感じじゃなくて
「生活していく、毎日に埋もれていく」みたいな不愉快な重さがあって。
でも、主人公は浮遊するみたいに生活していく。そこが好き。
弱い部分だけならいいけど、
そうそう弱くもないし、けっこう害毒まき散らしてないか?
339 :
吾輩は名無しである:04/03/12 03:50
害毒とは?
340 :
吾輩は名無しである:04/03/12 03:52
普段だいたいのことには無関心で冷静な割に
女に逃げられると、すぐオタオタしだすな、あいつは。
341 :
吾輩は名無しである:04/03/12 04:06
ところで、
鼠が死んだのは1973年のピンボールの中ですよ。
羊をめぐる冒険の後半に出てくる鼠と感じるものは、死んだ鼠で、羊を被ってる。
死んだ鼠が弱の象徴である羊を被って僕の前に現れる。
され、これはどういう意味を持つのでしょーか!
「羊」でいえば「僕」が自分のことしか考えていなくて彼女を
山まで連れて行ってしまったりとか、そういうことかな。
誰とでも寝る女の子や妻を(わさとじゃないけど)傷付けたりしてしまったり。
343 :
吾輩は名無しである:04/03/12 04:10
どうゆうこと?
344 :
吾輩は名無しである :04/03/12 07:08
さあ
345 :
吾輩は名無しである:04/03/12 11:44
これが、春樹の最高傑作だろう。
これがベスト。頂点。これはほんとに面白い。
この話だけ妙に有名だなと思ったら尾崎豊のせいだったのか
347 :
吾輩は名無しである:04/03/12 13:33
>337 >338 >340
そういう主人公だから、いやおうなくいろいろなことに巻き込まれていくんだYO!
不可抗力な出来事は、じつは必然的に起きている。
じゃなきゃ、成長しないじゃん。
人生の「アレンジメント」というやつだな。
348 :
吾輩は名無しである:04/03/12 13:44
「これは主人公のどういう心情をあらわしているのでしょーか?」
という国語の授業の設問に対する答えみたいな考え方じゃ、
春樹作品は理解できないかもね。
349 :
吾輩は名無しである:04/03/12 19:13
逆だろw
350 :
吾輩は名無しである:04/03/12 20:02
国語の読解の反対がテクスト読みだとしたら、
国語の読解が小説を理解するのに正統だろ。
テクスト読みって作者の意図や物語に埋め込まれた心情を無視した読み方。
国語の読解には、物語を読み解く基本がある。
比喩やメタファーという言葉やその意味を知らずに、物語の何を理解できる?
テクスト読みって知れば知るほど頭を傾げざる得ない読み方に感じる。
351 :
吾輩は名無しである:04/03/12 20:28
テクスト読みってさ、趣味でやってる分にはいいと思うんだけどさ、
学問としてやってるのってどうなの?
352 :
吾輩は名無しである:04/03/12 20:31
>>351 逆じゃね?
国語読みだと学問するのに限界があるんだよ。
でもテクスト読みだといくらでも解釈可能だから学問ができる。
趣味でテクスト読みなんてしてたら楽しさ半減だね。
そう言われるとそうかも。
ただなんか、作者の意図を無視して、
「こんな読みもあるよ!」と言われても、
フーンって感じなんだよね。
人間は生きてる限り周囲の人間に迷惑をかけて生活していく。
迷惑をかけたくないかけまいとしてもどうしようもなくて迷惑をかけてしまう。
主人公はそれにウンザリしていて、でもやっぱり周囲に迷惑かけてる。
迷惑をかけまいとする努力をしない。
なぜなら最初から他人に対して無関心でできるだけ他人と距離をとるから。
でもそれって卑怯だし脆弱だなって私は思った。
自分だけ傷つかないようにしてる。
でも誰だって自分が大切だからそうゆう一面があると思う。
主人公は特殊じゃない。
普通の人のある一面を(いささか誇張してはいるけど)描いてるにすぎない。
338さんのいう害毒っていうのはどこにでも誰にでも存在するんじゃないかな
と私は思います。
ただこの主人公ほどひどくはっきりと表れないだけなんじゃないでしょうか?
「国語読み」とか「テクスト読み」と、読み方で読解を分けるのは不毛。
国語の点にものすごい差があることからも分かるように、
どう読もうと結局は個々の読解力の差。読解力が優れている人間に
とんでもなく勝手な「テクスト読み」などありえないし、
「国語読み」という理由でそれが凡庸な読みになることもない。
356 :
吾輩は名無しである:04/03/15 02:33
↑詭弁はもういいから、君が何故モテないのか一緒に考えようじゃないか。
君は355が自分へのレスに見えることについて考えれ。
358 :
吾輩は名無しである:04/03/21 13:29
誰もこない……か。
君は、僕が必要以上に人生に意味を持たせようとしているかもしれない
と思っているかもしれないだろう。
ふっ。 わけがわからなくなったよ、自分で。 じゃ、チャオ。
>>353 まあよっぽど作者の意図と正反対の読みを披瀝するような奴でなければ
嫌悪感をもよおすこともないと思う。
360 :
吾輩は名無しである:04/03/21 22:11
なんだかんだ批評しつつ、読んでしまうんだよ、春樹を!
「読物」として面白いんだよ、結局。
初めて『羊…』を読んだ時の衝撃は忘れられないんだよ、今でも!
おや、何故か倒置法だ。 熱くなっちゃって恥ずかしいよ。
俺も初めてあのピンクの表紙の「世界の終り」を読んだときの衝撃は今でも忘れられないよ。
あ、ごめん、ここ羊スレだったね。そのあともちろん鼠三部作を遡って読んで、
それですっかり参ってしまったよ。
363 :
吾輩は名無しである:04/03/24 01:10
誰もこない……か。
キュウリのサンドイッチとシナモンドーナツでも食べて寝ることにしよう。
うっ。胸につかえたよ。
364 :
吾輩は名無しである:04/04/04 00:41
ひまだなあ。
おいらにタバコでもくれないか?
羊を読み終わりました。
旅にでたい。たばこ吸いたい。サンドイッチ食べたい。
>>365 旅、、、痛い目にあうぞ
たばこ、、、止められなくなるぞ
サンドイッチ、、、腹壊すぞ
367 :
吾輩は名無しである:04/04/12 21:38
定期age
羊の皮をかぶった人というのは美の象徴だという書き込みを読んだ。
暗闇のなかで羊男にいったあの台詞は
アルトーやブランショの死という概念を象徴しているのかもしれない。
369 :
吾輩は名無しである:04/04/13 01:35
え?
弱さの象徴もしくはグレートマザーに飲み込まれた象徴じゃないの?
370 :
吾輩は名無しである:04/04/13 08:08
途中で死後の鼠が羊男にのりうつって訪ねてきたりするが
(鏡に羊男が映らなくなる)、もともとは羊男が象徴するものと
鼠が象徴するものは別物だと思われ。
鼠が象徴するものはおそらく「弱さ」だが、羊男の象徴するものは
「ダンス」にならないとはっきりしてこない。
全然直接的には書かれてないけど、
『ピンボール』に出てくる事務所の女の子が、『羊』に出てくる別れた奥さんでいいんだよね?
奥さんバツ2って表現があったから、『ピンボール』の女の子とどうも違う感じしてた。
373 :
吾輩は名無しである:04/06/18 00:17
No1, 2が死んで組織が瓦解したのにダンスでは普通に巨大ホテルとか建っちゃって
結局組織の重要性ってなんだったんだ。なけりゃないでかまわなかったのか。
高度資本社会になっちゃったからね。
376 :
吾輩は名無しである:04/07/21 21:50
なんで「あぶらむし」なんて表記を使ってたんだろ。
兵庫ってゴキブリって使わないの?
377 :
吾輩は名無しである:04/07/21 21:56
俺はダンスダンスって退屈すぎて読めなかった。
羊も世界の終わりも面白かったが。
なぜかダンスダンスは「まぁたこのパターンか」という不可解な感覚が生じる。
以降それは「海辺」まで続いている
羊は初読の際、チャンドラーの長いお別れそっくりなのに驚いた
聞けば春樹氏はチャンドラーがお気に入りのようで納得
まあ気の利いたセリフなんかマーロウそっくりだなとは以前から感じていたけど
主人公と友人の関係が、マーロウとテリー・レノックスの関係を
意識しているのはまず間違いないと思う
自分もチャンドラーが好きなので、この作品で春樹氏には好感をもった
「海辺のカフカ」はちっと読めなかった。無残だ
「羊のうた」を本棚からひっぱりだしてきて読んだ
381 :
吾輩は名無しである:04/08/11 21:54
保守
382 :
吾輩は名無しである:04/08/12 04:16
懐かしい本だな。あの頃はこの国にもまだ希望があったような。
383 :
吾輩は名無しである:04/09/10 00:00
384 :
吾輩は名無しである:04/09/10 22:21:28
この作品で村上春樹は自らのスタイルを決定的なものにした。
長編の中では現在に及んでも最高傑作ではないだろうか。
今読んでも、とにかく初々しく新鮮だ。
最高傑作だとは思わないけど、このあとから
現在までの春樹作品の原型と言えるかも知れない
羊で始まりねじまきで終わった。
僕も神宮球場の外野席で寝っころがってみましたが、
作家にはなれませんでした。
388 :
不思議:04/10/19 14:10:50
最後鼠は黒服をころしたんですか?それとも黒服は死ににいったんですか?
389 :
吾輩は名無しである:04/10/19 15:28:36
上田晋也薀蓄やらせ
芸人板へ
鼠=太宰治
綿谷ノボル=三島由紀夫
ヤミクロ=在日韓国・朝鮮・中国人たち
ヤミクロの巣=皇居の真下
黒服の男=アメリカそのもの
ジェイ=中国そのもの
ハルキが子供をつくらない理由=人気作家になり読者をできる限り
多く増やして、最後の最後に真実をぶちまけるつもりだから。
子供のような自己犠牲を伴っても守るべきものを持ってしまうということは
、、、、そういうことだ。
391 :
1@CLIE ◆GodOnnDc.o :04/12/03 15:07:52
神です
392 :
さわら:04/12/03 19:45:30
羊は、最高ですよね?ハルキワールドの上位です。
393 :
吾輩は名無しである:04/12/03 20:29:00
394 :
吾輩は名無しである:04/12/03 22:41:24
ダンス×3ってこれの続編なの?
395 :
吾輩は名無しである:04/12/04 01:18:05
↑そうだよ。「羊をめぐる冒険」から四年後の話。最初から“いるかホテル”の話が出てくるよ。
396 :
吾輩は名無しである:04/12/04 01:26:24
>81
表現が汚いが確かに言えてる。「ノルウェイの森」「ダンスダンスダンス」等でも“僕”は作品の中で様々な女性と出会う訳だが、あんなにすんなり事が運ぶなんて、出来過ぎてるよ。
これの「羊」って、聖書の羊とは関係あるんでしょうか?
399 :
吾輩は名無しである:04/12/09 16:41:35
ダーッっとromたけどひとつ触れてないテーマがあるように思う。
それは春樹が一貫して持っているものでもあり、「アフターダーク」でも
感じることが出来るもの。
高度資本主義(金を稼げればそれでよし)のシステムで生きていくことの
空しさ、辛さみたいなもの
相手してくれる人がいれば、少しカキコしあいましょうw
>>399 でも金に困ってる登場人物っていないから、説得力ないんだよね。
かといって、主人公が貧乏人でもただのヒガミだしなぁ。。。
402 :
吾輩は名無しである:04/12/10 03:07:30
>>399 「羊を・・・」の共同経営しているふたりが自分たちが扱った商品の
マーガリンについての行とか
謎の大物の不気味さ、不快感とか・・・
403 :
399:04/12/10 14:50:30
>>401 人、それぞれでいいと思うけど自分はそんなことを感じながら読んでる、いつも。
春樹が多くの人に反感を買う理由のひとつが都会的でおしゃれな生活をしている
登場人物がその生活のもととなっている世の中(高度資本主義)を
批判していることもあるじゃないかな・・・
399.について書こうとしてたらポイントがずれちゃったw
404 :
吾輩は名無しである:05/02/04 01:19:05
耳
406 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 00:06:28
は?
407 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 15:14:05
ほしゅ
408 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 21:10:57
読んだ後に文庫を真っ二つに引き裂きたくなるほど俺には向かない作品だったな。
409 :
吾輩は名無しである:2005/04/22(金) 19:27:55
>>408 あなたはたぶん一生読書に縁が無いのでしょう
410 :
吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 14:05:45
>>409 俺はたぶん一生春樹に縁がないんだと思う。
411 :
吾輩は名無しである:2005/04/24(日) 17:23:56
ピンボールの方が好き。
羊をめぐる冒険は、風の歌とピンボールがあって、その余芸として遊んでみた、みたいな感じがした。
412 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 04:53:14
羊をめぐる冒険の後半部分がまったく理解できない。というか読んでいるだけで気分が悪くなる。
お前らみんなは、羊をめぐる冒険の後半があれでいい、いやあれだからいいと思う?
俺にはまったくわからない。
だれか丁寧に解説してくれませんか?
413 :
吾輩は名無しである:2005/04/25(月) 09:54:48
作家の第一印象って大事だよなー。
初めて手にとって読んだ作品が、自分に向いていてガッツリ嵌る事ができれば、
それ以降もその作家の作品を読んでみたいと思うけど、
嵌れないとその作家とは疎遠になると云うか…。
村上春樹って俺の中では後者の作家なんだよね。
そしてその原因が「羊をめぐる冒険」。
何故好きになれないのかをちょっと考えてみるわ。
414 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 08:06:32
最近目が悪くなり、スレタイが「芋をめぐる冒険」に見えました。
さいきんは100均で老眼鏡売ってるんだね
416 :
吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 00:53:05
で?
417 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 06:44:47
age
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´_ゝ`)< ひどく冷えたビール多すぎるんだって。なあ、ワタナベ
( ) \_____
| | |
(__)_)
419 :
吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 21:27:01
で、けっきょく羊ってなんだったんだっけ?
10年以上前に読んだんだけど耳のきれいな女(後に死亡「どうしたっていうのよ」)
に萌え狂ったことくらいしか覚えてないや。
あの羊ってファシズムの元みたいなかんじなの?
闇のパワー?w
あれをゲトすると求心力のあるボスになれますよみたいな。
じゃあいま小泉のところじゃね?
あとねじまき鳥の綿谷ノボルって浅田彰?
422 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/13(金) 23:03:52
age
もう何度読んだかな…
朝、通勤の途中で読むでしょう。
そうすると、帰りに軽く飲みに行ってしまう。反省してるんだけどね、毎回。
妻に怒られるからね。「うちで飲めばいいでしょう?」って。
最近ね、アイリッシュ・パブが増えたんで困るよ、寄り道しちゃって…
んで、“僕”が飲んでる銘柄って何だろう?
ハイネケン?カールズバーグ?ギネス?
もうダンキン・ドーナツはないよ。昔は赤坂にも青山にもあったけどさ。
今ならきっと、“僕”はベーグルを食べるんだろうな、きっと。
424 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/17(火) 22:18:57
ハイネケン飲んでたぞ
保守
426 :
吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 00:41:51
保守ならアゲれば
鼠って、僕の友達というよりも、もう一人の自分と解釈したほうがいいのかな。
「羊をめぐる冒険」を読み返してみたけど、あいかわらず釈然としない。
鼠は死んでいるけど幽霊になってたり、コスプレマニアの羊男とか、いなくなる女の子とか、どうしても???
この作品を傑作として褒め讃える読者は、どういう捉え方や理解をしているんだろ?
なんとなく雰囲気がいいってだけじゃないよね。
鼠が死んでたってところは、ドキッとして切なさを感じたけど・・・
428 :
吾輩は名無しである:2006/04/06(木) 01:32:57
鼠をどうして作者が出したかったか
それはチャンドラーの『長いお別れ』を読めばわかるだろう
春樹はテリー・レノックスを書きたくてその役を鼠にあてはめたと考えるのが自然でしょうね
鏡に羊男が移らなかったのは幽霊だからだよな
幽霊というか創造の産物的な・・・
その辺をぼかすのが、春樹マジック。
>>1 えっ尾崎豊って拘置所にいたの??
なんで?
途中で何度も挫折しそうになりながら、なんとか2週間掛かって
「風」「ピンボール」読了。
「羊・上」も冗長過ぎ…とか思いながら中盤辺りまでグダグダ1週間掛かった。
でも中盤以降はグングン惹きこまれて「羊・下」に居たっては1時間強で
読み終えられた。
ごめん、春樹って凄い、ってか単純におもしろかったんだな。
なんか久しぶりに読む楽しみを実感できた。
ダンス×3の最後に羊男はどこに消えたの?
435 :
吾輩は名無しである:2006/05/22(月) 20:50:29
羊は先生の体を抜け出た後
どうやって鼠(@十二滝町の奥の牧場)に
たどり着いたのでしょうか。
最初の宿主(羊博士)が十二滝町の牧場に来たのは羊抜け後だし
あと先生が十二滝出身というのもどうつながってるのか・・・
単に宿主が十二滝関連で共通するってことだけ?
頭悪くてすいません
先生だってたまには生まれ故郷に帰るんじゃないか
最後で黒服の男もろとも別荘を爆弾で吹っ飛ばすところ、読んだときには
至極当然だと思ったのだが、あとで考えるとラスボスの羊が消滅したのに
黒服まで殺す必要あるのかな?
まああいつを生かしていたら主人公が契約違反の咎で地の果てまで追われる
かもしれないが、それが爆弾の理由だったのかどうか。
質問。最後 黒服の男が、彼(鼠)をもらいに行くって言って、爆死させられちゃ
うけど、鼠をもらいに行くってどう解釈? 羊が目的ってことでいいのかな?
羊を体内に宿した鼠がほしかったってこと
前のボスの後釜にしようって計画だったからね
440 :
吾輩は名無しである:2006/06/05(月) 20:21:08
オッパイぷりんぷりん♪
441 :
吾輩は名無しである:2006/06/06(火) 01:35:53
>>427 弱さを受け入れ、そこに留まることを決意した鼠は、僕の、あるいは前時代の「良心」というべきものじゃないのかな
これを手厚く葬り去ることに3つの小説を必要としたわけだ・・・
糞スレ
だいぶ前の話になるが、春樹はハーバード大学での講演会で、
『羊をめぐる冒険』に出てくる女の子の耳についての質問を受けた。
なぜあんなに詳しく描写するのか。どんなメタファーがあるのか。
――たぶん、その当時なぜか耳に興味を持っていたんだと思う。それだけ。
わたしはこの話(『COURRiER Japon』vol. 006)を読んで、
彼にはウォーホル風の芝居がかった気取りがあるように思われた。
444
445 :
吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 22:38:29
>>443 君が一番気取ってるようにも見える。
被害は目立たない。書く気をなくす。
でもこれだけたくさんの子供たちが
20台の若い人に発表の場を求めてるし
材料はみんな自前。一週間で効果をみて決める。
446 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 20:45:00
age
447 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 20:49:05
448 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 21:30:31
春樹って下らないと見切りをつけて捨てちゃうんだけど
8年くらいたつとまた読みたくなる
図書館通い
ディープ・パープルみたいなもんか
謎解きできたとしてもその結果には結局意味がない
こじつけで意味をつけても栓もなし。
パズルと文学はちがう
文学は人を反省させ魂をきれいに変えすっかり生まれ変わらせる
それが社会をよくすることになる
文学は革命的なもの
>文学は人を反省させ魂をきれいに変えすっかり生まれ変わらせる
>それが社会をよくすることになる
>文学は革命的なもの
いつの時代の人間だ?
452 :
吾輩は名無しである:2006/10/13(金) 09:28:36
現在そう言ってるアメリカの権威ある哲学者がいるが。
最初に読んだのが中一の時だった、鼠に向かって
「死んでるんだろ?」と言った時
???????????????????????だったなww
>>453 オレは大学生だった
震えるほど衝撃だった
初読時の年齢って大事だよな
456 :
吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 10:30:26
大西巨人が羊について書いてる短文がカコイイよ
ヘミングウェイの引用から、ハードボイルドの文体を論じ
見たことのない鳥が、窓を横切る場面から、
「何ものかを探し求める精神」を析出させ、
「いるかホテル支配人」と「作者」の肖像を
モンタージュして、さらっと終わる
ほんのメモ程度だけど、プロのシゴトだなと感服した
457 :
太宰治:2006/11/24(金) 19:16:31
458 :
吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 23:09:30
>>456 作者の肖像モンタージュw 意味わかんねーよ 感覚でかくな
459 :
吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 00:11:51
ハルキスレとも思えないレスですね
レクター博士って、ホモだよね
461 :
吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 15:28:35
「ちゅうちゅう」と電話の相手は言った。「ちゅうちゅう」
僕は電話を切った。まったく都会というのは奇妙なところだ。
463 :
吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 21:10:28
この三部作が1番面白い
短編だとカンガルー日和。
464 :
吾輩は名無しである:2007/01/14(日) 04:42:49
さっき羊〜を読み終えたところです。
3部作(4部作?)とは知らずダンス〜風の〜羊〜の順に読んでしまった。
理由は古本屋で安いのから買っていったから。
ピンボールも読んでみようと思います。あげ
465 :
吾輩は名無しである:2007/01/19(金) 20:01:07
>ディープ・パープルみたいなもんか
笑ったが痛感するぜ、ぎゃははははははは
466 :
吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 18:25:23
おっぱいプリンプリン♪
467 :
吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 06:28:34
高校生で読み始めて、世の中の人はこんなすぐセックスするのかと思ってたけど、
このスレ読んだら違うみたいですね?
春樹は哲学者。
西洋哲学の知識がないために誤読したり「意味わかんね」とか無知晒してる香具師が多い。
469 :
吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 13:51:59
羊男ってのは何なのか。
僕が「羊男は鼠だ」って言ってるがどういう意味か
爆破したのは何故なのか。
誰か解説頼む
「羊をめぐる冒険」では羊男に鼠が死後まだ三途の川を渡る前に乗り移って「僕」と
話にくるときもあるけど羊男と鼠は別もの。で、羊男の正体は「ダンスダンスダンス」
で明らかにされるよ。
春樹は哲学者のふりをする。
西洋哲学の知識がないために何か意味があるとかんちがいしてる香具師が多い。
472 :
吾輩は名無しである:2007/05/24(木) 08:11:44
自分の読解力を少しも疑わないのはどうして?
473 :
吾輩は名無しである:2007/05/24(木) 10:42:10
読解力のある人間はそのような愚問は抱かないものだよ。
474 :
吾輩は名無しである:2007/05/24(木) 11:17:00
自分が読解力があるって思ったのはどうして?
村上春樹の作品は文学入門書といっていいぐらい読みやすい本。
それすら読み取れないっていうのは、やはり読解力不足だな。
どういう意味かはいろんな読者が見出しているし、文学の研究材料にもなっている。
その事実は否定できないはず。
「羊をめぐる冒険」が読みやすいの?
じゃあ「読みやすい」っていうのはどういう意味として使ってるのか・・・
羊がいっちゃんお気に入り
何度読み返したことか
しかしだ
耳のガールフレンドの去り方はあまりにも唐突で、進行上用済みだからとにかく消したって感じがする
ダンスは続編のように見えるが別のお話だろう
479 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 20:00:09
480 :
吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 20:38:29
15年振りに読んでる。めちゃ、おもしれー。
481 :
吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 20:26:48
「羊」は大好き。「ダンス」は彼の長編の中で最も嫌い。
このタイトルってドン・キホーテから取ったのかな
久々に読んだ。やっぱ面白いなこれ。
484 :
吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 14:39:00
オッパイぷりんぷりん♪
>>420私は小泉純一郎かと思ったよ。>綿谷ノボル
バツイチの点や女兄弟の点で
486 :
吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 00:39:36
羊をめぐる冒険をたどる旅がしたい
近ツーあたりに企画を持ち込め。「羊をめぐる小樽の旅〜ラム肉食べ放題付き」とか。
ピンボールが1番好きだ。雰囲気がね。
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
大阪経済法科、帝京、帝京平成、帝京科学、東和、第一経済、第一工業、第一薬科
以上は一般に日本八大悪徳大学と呼ばれ、その醜悪ぶりは日本随一である。
そして上記の八大学は文科省の規定を破り、高校生を不正な手段で集め、文科省に見捨てられている。(助成金をもらえない)
具体例を挙げれば帝京は推薦で定員の8割以上を入学させている。(文科省の規定によると推薦では5割までしか入れてはいけない)今でもかなり偏差値は低いが普通の大学と同じように帝京が推薦枠を5割にしたら現在の偏差値より10は少なくとも低くなるだろう。
つまり上辺だけ格好をつけている汚い大学というわけだが、入学者の質の悪さは当然、日本最低ランクの奴等がウジャウジャいることになる。
次に大阪経済法科は定員の3倍以上の入学者(もちろん全て超ドキュン)を入れて文科省の規定を破り、見捨てられている。
最近ではすでに馬鹿の入学者も集まらなくなってきたようで、帝京とともに廃校は時間の問題と言って良い状態。
まあ、集めているとは言ってもどこにも入れない究極のドキュンしか集まっていないが。
つまりものすごく頭の悪い高校生を集めて金を稼いでいる営利団体だな。
東和、第一経済なども同じようなことで文科省から無視されているザマ。
しかもこれらの大学は実質倍率を公表しなかったりデタラメな数値を公表したりしている。
教育内容や施設・設備はとんでもなく劣悪なのにも関わらず、学費の高さは全国トップレベル。
間違ってもこの八つの大学にだけは入学してはいけない。
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
ちなみに東和大学はすでに廃校が決定。
490 :
吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 03:34:44
この作品には凄く影響を受けたな
491 :
吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 14:21:06
たまに読み返したくなる小説だ
羊たんが黒服男のちんこ咥えてるシーンで泣きました