文学好きのみなさんのファッション

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1吾輩は名無しである
みなさんはお洒落に気を使っておりますか。
僕は貧乏学生で着てる物はユニクロばっかなんですが、これはダサいですか。なんだかユニクロに慣れると高い値段出して服買うのがばからしくなってきて…。そんな値段だすなら本買うよ、というのが僕の出した結論ですが。
みなさんは本と洋服を秤にかけるとどっちの方を重んじますか。
2昭島人:02/07/02 01:36
古井由吉。
この内向の世代を代表する作家は不当に過小評価されている。
彼の作品を読んで再評価しよう。
しかし彼の作品のほとんどは絶版となっており入手が難しい状態にある。
もっとも手に入れやすい作品に新潮文庫の『楽天記』という作品がある
手始めにこの作品から読んでいただきたい。
そうすれば彼の他に比類のない表現の豊かさ細やかさに触れることができるでしょう
3吾輩は名無しである:02/07/02 01:40
洋服です。本といっても私は文庫中心なので。
衣料費には3万円/月くらいかけています。

あと、人によってはユニクロだと凄くダサくなりますよ。
とてつもない美形では無いのなら、まともに服を買うことをお勧めします。
4吾輩は名無しである:02/07/02 01:46
>>3そうですか。じゃあ本にかけるお金を洋服にまわします。でもユニクロのポロシャツなんて人畜無害なものじゃないですか?
5色男no,1:02/07/02 01:52
こんばんは、みなさん、私が色男です。
新聞のコラムに、太宰は呼び捨ててそう違和感を覚えないが、松本清張に「氏」あるいは「さん」が着かないと落ち着かないとありました。何故この2人が比較されているかというと問題は単純で、2人とも1909年生まれの同年だからという事で、
時間的経過とその生の形の違いが、違和感を生じるか生じないかの基準になってくる、というものです。他にも往年の名勝負を演じた2人、力道山は呼び捨てで違和感がないのに対して、ルー.テーズは「氏」が着かないと落ち着かない。
ところが三島と同年の劇評家戸板康二(1993年没)が著作の中で三島を呼び捨てにしたところ、三島に「氏」が着かない基準はどこにあるのかと読者からの問い合わせがあった事が紹介されています。
http://laspara.tripod.co.jp/

63:02/07/02 02:10
>>4
ユニクロを選択肢のひとつとして持つのならまだしも、
普段からユニクロを着ているのは非常にマズいです・・・。

オシャレというのは、特に若いうちにやっておかないと後悔しますよ。
7吾輩は名無しである:02/07/02 02:13
FUBU
KANI
8吾輩は名無しである:02/07/02 02:14
ユニクロのクールマックスは良かったよなぁ。
デュポンさまさまって感じ。
93:02/07/02 02:17
あと、毎日「新宿のルミネあたりでデートでもしている」くらいのつもりで
彼女と歩いていても恥ずかしくないような格好を心がけていれば
自然とオシャレになれますよ。
10吾輩は名無しである:02/07/02 02:31
ユニクロ・・・すんません持ってません。
家着はTシャツ&ジーンズ。
外出時は大抵モノトーンです。
ヨージ・ヤマモトの服が多い。
好きな思想家はドゥルーズ。
好きな作家は「コーヒーの水」のラファエル・コンフィアン。
11吾輩は名無しである:02/07/02 02:34
顔とスタイルがよければ何を着ても様になる

顔とスタイルが悪ければ何を着てもただの不細工

これが現実
12レビ ◆.t4dJfuU :02/07/02 02:48
ファッションのこと知らないけど恥ずかしいカッコはしたくない人は
モノトーンの服でまとめるのが一番いいと思われ。
丸井のセールとかでまとめ買いするとかね。
13吾輩は名無しである :02/07/02 03:15
ルミネ・・・丸井・・・。
出てくる単語がひどすぎる。
14吾輩は名無しである:02/07/02 12:06
15吾輩は名無しである:02/07/02 12:11
古井由吉。
この内向の世代を代表する作家は不当に過小評価されている。
彼の作品を読んで再評価しよう。
しかし彼の作品のほとんどは絶版となっており入手が難しい状態にある。
もっとも手に入れやすい作品に新潮文庫の『楽天記』という作品がある
手始めにこの作品から読んでいただきたい。
そうすれば彼の他に比類のない表現の豊かさ細やかさに触れることができるでしょう
16吾輩は名無しである:02/07/02 12:17
>>14
ワラタ(w
17吾輩は名無しである:02/07/02 12:25
作者がニーチェやユング、構造主義やポスト構造主義を背景に小説を書いていることはまちがいな
いが、そういう思想と正面対決することを避け、“世界の終わり=第三の回路”などという小細工を
弄して独自の虚構世界に逃避することで脱構築を表現しょうとする事自体、インチキ以外の何物で
もないのではないか?
まあ兎角、“登場人物に立体感(影)がなく、リアリティがない”と批判される作者にとって、この作品
の主人公が“影”と共に現実世界へ脱出することを最終的に拒み、“世界の終わり=第三の回路”の
壁の中の森に留まることを通して、虚構の中で獲得する“心”を伴った永遠の生を体現することは、本
人の作家人としての今後の展望を表明することでもあるのだろう。この作品が自らの手法的行き詰ま
りの中で何とか出口を見出そうとする作家個人の内面的葛藤や希望を表現している点では評価でき
るが、結局三島由紀夫の様に虚構と共に心中する覚悟のない村上春樹がこういう小説を書いたところ
で何のインパクトもなく、本来、彼の様に虚業を自らの職としていない一般人が彼のマスターベーション
に感情移入できる余地すら、どこにもないのではないか?
それに、彼の決意表明の様なものはその後成功しているのか?第一、登場人物が立体感やリアリテ
ィーを持った瞬間に作品が陳腐化し、他の小説以下の物の成り下がるのが村上小説の宿命ではなか
ったのか?
俺はこの小説を彼の最高傑作だという村上信者に逆に問いたい。
“彼が第一回路や第二回路の中で格闘するのではなく、あえて虚構的な第三回路に逃避する事によ
って表現しようとしたのは一体何なのか?”と。
答えなど無いはずである。くどい様だが、それは作家本人の作品世界やその背景となっている脳内の
虚構的フィールド以外の何物でも無いからだ。
18 :02/07/02 12:33
「衰弱」というのは間違っている。古井は消費されるためだけに
そこにある言葉の、たやすく説明がつくような平明さから離れて、
ある〈自律的な連鎖〉を示す文を書き付ける。例えば「新潮」
に連作として書かれていた言葉の、この執拗ながらも取り留めの
ない、ただ言葉の魅力が立ち昇ってくるような「文」のあり方:

病室に戻ってひと息ついているとまた呼ばれて別の検査を受けに
行くことになった。呼び出されると張り切って急ぐ病人もあるが、
その日の私は、廊下の途中から湧き上がったみたいに先刻と変らぬ
足取りで歩いている。教えられた階の、病棟ではないようで閑散と
した午後の廊下に、赤や青や貴や緑や、色とりどりに引かれた道
案内の線を、背は立てたままなのでやや遠くへ見込んで進むと、線
をたよるでもないのに、足の運びはあくまでもまっすぐで、どこ
まででも行くようで、途中からまたふっと消えてしまいそうな心地
にもなったが、赤い線はやがて左へ折れた。耳たぶから血を採って
凝固を量るだけの検査だったのですぐに了えて、お大事にと送られ、
ありがとうございますと返して廊下に出ると、同じ道でも往く時と
復る時とでは眺めがまるで違う。身体の自由のいよいよ窮まって
きたせいかと驚くうちに、お大事に、ありがとう、といましがたの
やり取りがもう一度、どこぞの路地でかわされたようにくっきりと
立って、その尋常なはずの、意味がつかめなくなった。

―古井由吉「春の日」(「新潮」2001年6月号)

ここで行なわれていることを技法的に考えれば、古井は主観と客観を
(人称を介することなく)入り混じらせ、またある往復の動きの内に
言葉/観念の挿入を繰り返すことで、「尋常なはずの、意味がつかめなく
な」るまでの「歩み」を引き伸ばし、不安定なものへと転じている。
しかし、安易な批評であれば「差延と異化」とでも読んでしまいそうな
この描写は、描写自体が匂い立つような魅力を放つように仕組まれている
のであり、言葉がまるで〈自律的な連鎖〉を見せて、つまり「色とりどり
に引かれた道案内の線」を自ら辿っていくような感覚を、読者に与えるの
ではないだろうか。それこそが、言葉に「運動の欲求」を感じる古井
ならではの魅力と言えるに違いない。
19吾輩は名無しである:02/07/02 12:36
>>18
笑った。もっと無意味な長文をコピペしてくれよ。
20吾輩は名無しである:02/07/02 12:44
人がものを知るやり方にはいろいろあるが、直接にものを知るときには直観を使う。ものを考えるときは人は
いつも直観に頼るものだ。しかし、直観するためにはその前にその対象を手に入れなければいけない。しかし、神様
でもない限り、人が対象を手に入れるには、対象のほうが人の心を触発しないといけない。
 この対象の触発に応じて、そのイメージを受け取る能力を感性という。つまり、感性によって人は対象を手に入れるのである。
ということは、感性のおかげで人は物を直観できるということになる。 
 いっぽう、手に入れた対象について考えるのは知性の仕事である。知性が理解するのである。しかし、物を考えると
いうことは、直接にしろ、あるいは何かの目印を介して間接的にしろ、結局は直観、そして人間の場合は感性のお世話になるしかない。
ほかの手段では対象は手に入らないからである。 
 そして、その対象が外から感性を触発した結果が感覚である。直観のうちでこの感覚を通して対象とつながっているものを、経験による
直観という。この経験による直観の対象で、まだわけの分からないものを現象という。 
 しかし、現象を分析してみると、その中には感覚だけでは説明できない要素も含まれている。だから、現象のうちで感覚とつながりが
あるものを、わたしは現象の素材と呼び、この乱雑ににあらわれる現象に整理をつけるものを現象の形式と呼ぶことにする。 
 様々に受け取った感覚に何らかの形式を与えて整理をつけるものは、感覚自身ではあり得ない。だから、現象の素材は経験
によってしか与えられないのに対して、現象の形式は心の中にその全部が先天的に用意されていないといけない。だから、現象の形式は
感覚とは区別して考えることができる。
 わたしは、あらゆる概念のうちで感覚とは関係のないものを(超越的な意味で)「純粋な何々」と呼ぶことにする。すると、感性による
直観は、さまざまな現象に整理をつける純粋な形式として、先天的に心の中に見いだされることになるだろう。この感性の純粋な形式は
同様にして純粋な直観と呼ばれることになる。 
 例えば、物体の概念から、それについて知性が考えること、物質とか、引力とか、分割可能とか、そういうものを取り除いてみよう。
次に、感覚で捕らえられるようなこと、中身が詰まっているとか、表面が硬いとか、何かの色をしているとか、そういうものを取り除いてみよう。
こういった経験によって直観的に知ることのできる要素を取り去っても、なおも残るものがある。それは、物体の持っている大きさと形だ。
これが純粋な直観なのである。この純粋直観が働くには、感覚の対象が外部に現実に存在する必要はない。純粋直観は感性の形式として
心の中に先天的に存在するものである。 
 わたしはこのような経験と関係のない先天的な感性がもっている原理について研究する学問を「超越的な感性論」と呼ぶことにする。(原注)
21吾輩は名無しである:02/07/02 12:45
いい。ぞくぞくする。もっと、もっと!!!
22吾輩は名無しである:02/07/02 12:52
ミシェル・フーコーの思索は、近代哲学と鋭く対決しつつ行われました。
 『言葉と物』で、彼が「人間の終焉」を語ったことはよく知られています。それはカントにはじまる
「超越論的哲学」−−これをフーコーは人間の超時代的な「本質」を問う哲学とみなしています−−に対する根本的な異議申し立てでした。
 『監獄の誕生』『性の歴史』といった著作では、近代を「自由の実現」とみなし、権力の民主的コントロールが可能
になったとするヘーゲルの歴史観が批判の対象となります。フーコーはむしろ、近代のなかで個人の身体を調教して
「有用かつ従順な」ものへと作りあげる「規律権力」が発展してきたことを指摘しました。
 フーコーの成し遂げたことに大きな意義があることは疑いを容れませんが、しかし彼の近代哲学批判
がはたして的を得たものだったのか、という点には問題があります。フーコーと彼のフォロワーは、カントやヘーゲル
の思想の核心を捉え損なっていると私は考えます。
23吾輩は名無しである:02/07/02 12:55
うーん、いかにもな素人が自分があたまがいいと見せかけたくて書く文章っておもしろいよね。
24吾輩は名無しである:02/07/02 13:03
この度は兄が全く下らない駄スレを立ててしまいまして、
誠に申し訳ありません、私、1の弟でございます
兄は、幼少のころ正義感が強く近所の子供達のリーダー的な
存在だったのですが、高校進学に失敗し中浪したあたりから
内に暗闇を抱え出したようでして、家族ともマトモニ口を利かない
人間となってしまいました、その翌年、私と同じ高校に進学し
同じクラスになったモノの私が女子と少しでも話していると面白くないのか
家に帰ってから母親に暴力を振るい、私が体を張って止めると今度は
自室に篭り、1週間も出てきません、高校も私は高熱を出した日以外は
登校しましたが、兄は弟が同じクラスでしかも成績が私の方が良かったものですから
面白くなく、また自室に篭ったりし非常に手を焼かされました
高校はドウにか、卒業できましたが、進学には勿論失敗し、職にもつかず
父が買い与えた、PCでインターネットを深夜までしているようです
最近、私もインターネットを始めて、2ちゃんにも来るようになったので
兄とは2ちゃんの話題で兄弟の間のわだかまりが溶けたように思えていました
この前、このスレの元になった話題を兄が非常に興奮して話していまして
「俺もしてぇ〜!」と叫んでいました所、本日このスレを発見しまして
兄のpcの履歴を見たところ、やはり兄がこのような駄スレを立てておりました
私は、もうコレ以上、あのリーダー的だった兄が壊れるのをガマンできませんので
コレから、兄のpcと私のpcを破壊し、電話回線も契約解除し兄と供に
四国へ巡礼の旅に旅立とうと思います、無事88箇所を周って来れましたら
兄も元の私の憧れていた兄に戻ってくれると思います。
25吾輩は名無しである:02/07/02 13:04
ハイデガーの思想はなぜナチと共存できたのか。ハイデガーの思想にたいして、とくに転回以降のハイデガーの
考えについて素朴な疑問が昔からある。なぜハイデガーはナチ加担を内省しなかったのだろうか。周囲はごまかせ
ても自分にうそはつけないのではないか。こいつはやおないやつだ(一筋縄ではいかないという意の熊本弁)というの
が若いころからの印象だった。彼はナチ権力の大学内への介入にたいして闘ったと言明し、その自分を連合軍の権力
はまたも迫害すると居直り続けた。(発言については正確には文献にあたること!)なぜこんな詭弁(それもアーレントを
生涯に渡って騙しおおすこと)が可能だったのか。(*1)

 かつて戦争について小林秀雄も似たことを言った。「僕は無智だから反省なぞしない。利巧な奴はたんと反省してみる
がいいじゃないか」(『近代文学』昭和21年2月号)小林秀雄の居直りは嫌な感じはするが理解はできる。過去を否定し戦後
をあられもなく肯定する時流に棹さしたい気分がよくつたわってくるからだ。しかしハイデガーの狡猾さと小林秀雄の惚けぶ
りは似て非なるものである。小林秀雄の脳天気に卑しさはないが(見苦しさはある)、ハイデガーの尊大さにはひやっとする
ものがある。ハイデガー哲学の地肌を透かしてみると、存在の神秘に魅入られたときの陶酔と、醒めたときの異常な体温の
低さが両義性として混淆している。ここに存在の謎からじかに派生する字面のうえでの謝罪では済まないおそろしいものが隠
れていると私は思う。それは何に由来し、どこからくるのか、それをこの手でつかみたい。
26吾輩は名無しである:02/07/02 13:05
この国の文化人学者は大体においてアホだから、ハイデガーの華麗なこむつかしいレトリックに欺かれている。戦争責任
について、思索者ハイデガーが当時の赤眼の文化人が喜びそうなこと(アホな小林よしのりがそれは自虐だと悪のりするよ
うなこと)を言ったかどうかそんなことを問題にしたいのではない。その手の詮議は役割人間にまかせておけばよい。ハイデガー
が気づいたのはもっと空恐ろしいことだ。そのことに気づいたハイデガーは勝手に高揚し、身震いしながら西欧形而上学の総体
の批判に向かった。そこになにがあったのか。それがここで考えてみたいことだ。

 ハイデガーの能弁の空しさにもいくらかの謂われはある。神という超越なしに〈在る〉ということを記述しようとすると、影踏み遊び
のもどかしさに襲われるからだ。そこに近代がつくった超えがたく逃れがたい自己意識の宿命がある。犬や猫や人間の影を映すこ
とはできるが、逆に厚みのない影が存在そのものを指し示すことはできない。このもどかしさはすごい。だれがどう表現しようと
(それしか私たちには方法がないのだが)、自己意識の用語法に従いながら、自己に先立つ出来事を表現しようとする存在論
には、ぬきがたく極度の困難がつきまとう。そういう意味では存在論は哀切な片思いに似ている。さすがにフーコーは賢かった。
人間という概念から意味を抜き取り、人間を秩序の狭間にある影のようなものとして挿入したのだ。意志論を削除すればこの困難
は回避できるとフーコーは考えた。ヘーゲル?、そんなものよう知らん、だれのことかね、とフーコーは言った(ような気がする)。
27吾輩は名無しである:02/07/02 13:06
私たちが有理数しか知らないとしよう。有理数を超越する数をどう表現したらいいだろうか(それがたしかに存在するということは大昔
からわかっていたが、どういうものであるか表現することができなかった)。数学者デデキントは巧みに答えた。有理数を切断するもの
を無理数を考えたらいいではないか、と。私たちが考えようとしていることに即していうと、それは存在と存在者の存在論的差異の構造
として表現されるだろう。ハイデガーがとったのはこの方法にほかならない。

 言葉を論理の形式の内部で論じるときはごまかすことができても、言葉がふと息をつくとき、化けの皮がはがれる。ノーメイクの
ハイデガーは醜い。愚鈍な動物を特別に重要視するいかなる理由もないというような思想からどんな生きる力が生じるというのだ。
こんな専横なだけの俗物を神棚に祀って20世紀最大の思想家などと崇めるのはどうかしている。ハイデガーの著作の頁をめくって、一
言批評らしきものをいえば、華麗なレトリックで厚化粧された壮大な空虚ということに尽きる。一九五三年刊の『形而上学入門』(川原訳)で彼は言う。

宇宙の茫漠として果てしない空間の中にある地球を思い浮かべてみよう。たとえてみれば地球は小さな砂粒であり、同じおおきさをした隣の砂粒と
の間は一キロメートルもそれ以上もあって、そこには何も存在しない。この小さな砂粒の表面にうようよとはいまわる愚鈍な動物の一群が生きてい
て、それがほんのしばらくの間、認識するということを案出して、賢い動物だと自称している。(略)
28吾輩は名無しである:02/07/02 13:06
全体としての存在者の中では、われわれ自身が
偶然その一人である人間と呼ばれるこの存在者を特に重要視するいかなる正当な理由も見あたらない。

 ヒューマンかどうかはハイデガーにとってどうでもいいことだった。存在者に付着した何かによって、それをヒューマニズムと呼べば、そういうこと
どもによって人間が人間であるのではないとハイデガーは言う。

断じて、人間は、まず最初に世界のこちら側にいて、「自我」であれ「我々」であれどう考えられようとも、ともかくなんらかの「主観」として、人間
であるのではまったくない。(『「ヒューマニズム」について』渡邊二郎訳)

 たしかにハイデガーの言う通りだ。しかしそれは私をよぎるリアルとは似ても似つかぬ代物だ。この考えは偉大なゲルマン共同体の復興を夢想
したハイデガーの思想の核心にあるもので、『存在と時間』以来受け継がれている。そういう意味では一時期とはいえナチに加担した第二次世界
大戦をはさんで、後期の思想に至るまでハイデガーの思想は一貫しているといえる。身に貼りついた心を自己が領有することの権能にヒューマニズム
の根拠をおく理念と、ハイデガーのつかんだ〔存在〕の触知はまったく異なるものだった。その感触の驚きに『存在と時間』は縁取られている。
『存在と時間』から『「ヒューマニズム」について』の二〇年間に彼の思索は熟成したのだろうか。ナチ加担の狡猾な言い逃れを緻密にとり繕うう
ちに彼という人間の地金が露出したという気がしてならない。こう指摘されることさえ〔存在〕の為す業とハイデガーはいうだろう。存在論には、神
という観念ぬきに存在を語ることの総毛立つような恐ろしさがある。それをだれより知っていたのがハイデガーだった。
29吾輩は名無しである:02/07/02 13:07
〔87 存在の開けた明るみのうちに出現する、無傷の健全なるものと深い激怒に駆られたものとは、存在の争いに起因し、存在の「歪む働き」
から、「非ず」や、「いいえ」を言い述べる「否定」がでてくる。〕

「無傷の健全なものと同時に、存在の開けた明るみのうちには、憤怒に燃えた悪事も出現する。憤怒に燃えた悪事の本質は、人間行為のたん
なる背徳性のうちに存するのではない。むしろ、憤怒に燃えた悪事の本質は、深い激怒の邪悪さにもとづくのである。しかし、無傷の健全なも
のと、深い激怒に駆られたものという二つのものが、存在のうちに生き生きとあり続けることができるのは、実はただ、存在そのものが争いを含
んだものであるかぎりにおいてのみ、である。争いを含んだもののうちにこそ、歪む働きの本質由来が隠れ潜んでいるのである。(中略)ところが
世間の人は、歪む働きなどは存在者そのもののうちのどこにも見出されることはできない、と思い込んでいる。(中略)歪む働きは、存在そのもの
のうちに生き生きとあり続けるのであって、そうであるからこそ、私たちは、歪む働きを、存在者に付着する何か存在者として、けっして見つけること
はできないのである。(略)存在というものが初めて、無傷の健全なものに、恩寵のうちで立ち現れることを許してくれ、また、深い激怒に、災禍へと
向かって突き進むなだれのような殺到を許してくれるのである。」(『「ヒューマニズム」について』渡邊訳)
30吾輩は名無しである:02/07/02 13:08
深い激怒の邪悪さは存在の本質に内在する歪む働きであり、災禍に向かってなだれをうって殺到するとハイデガーは言う。言うまでもなく
民族浄化をさしている。ハイデガーの『「ヒューマニズム」について』と同じ一九四七年にレヴィナスの著書も出版される。なんの因縁か。ハイ
デガーの心の襞をめくってみる。ハイデガーは見えない言葉で、おれは存在に触ったのだ、ユダヤ人のホロコースト、おうそれがどうした、と轟然と
言い放っているような気がする。民族浄化を許容しても痛痒を感じずにすむ怖ろしいものがハイデガーの思想に棲まっている。慄然とするおぞまし
さはたんにハイデガーの卑俗な性格に還元できるものではない。存在論がもつ本来的な恐さなのだ。厄災は決してあの時代に特有の出来事
といってすむことではない。存在と存在者のあいだにある謎はかたちを変えていまも生々しく息づいている。私は、私たちが生きている、いま・ここ
をつきうごかすものの正体をつかみたいのだ。

 存在と存在者のあいだには余白があることをハイデガーは発見し、その余白はヒューマニズムではけっして埋まらないことをハイデガー
は直観していた。レヴィナスはハイデガーのこの発見に驚愕し震撼された。彼はハイデガーについて言う。「私にとって、ハイデガーは今世紀の
もっとも偉大な哲学者です。おそらく、千年という単位で考えても、傑出した哲学者のひとりでしょう」(『われわれのあいだで』)、と。続けて言う。
「しかし、そのことに私はずいぶんつらい思いをしています。というのも、私は一九三三年に彼が何者であったかを忘れることが決してできないからです。
たとえ、それが短期間のことであったとしても、です」
31吾輩は名無しである:02/07/02 13:09
会ったこともない異国のまして異なった時代の思索者の言葉を懐古趣味で取りあげたいのではない。今、この時代を生きようとするリアルな意志が
ここを素通りしてはならぬと言うのだ。我がゲルマンの没落期、人間の可能性はどこにあるか、とハイデガーは問う。「かろうじてただ神のようなものだけ
がわれわれを救うことができるのです」「この神の出現のための、あるいは没落期におけるこの神の不在のための一種の心構えを準備するという可能性
です」(「シュピーゲル対談」)レヴィナスは言う。「なぜ神を放棄してはならないのか。絶滅収容所で神が不在であった以上、そこには悪魔が紛れもなく現存
していたからだ」(『われわれのあいだで』合田・谷口訳)ハイデガーとレヴィナスの決定的な落差!!

 『サラエヴォ・ノート』のフアン・ゴイティソーロは描写する。「・・・私はローマフィウミチーノ空港の旅客ターミナルの片隅で、クロアチア航空の便を待っていた。
派手な服装をした不可解な様子の旅行客の一団がいるのが目を引き、胸騒ぎを感じた。・・・帽子・双眼鏡・写真機・ビデオカメラ・背嚢・ショートパンツといった
探検家の小道具に身を固めた旅行客の一団は、グルメなメニューを求めてボスニアに向かうのか。・・・私と一緒にスプリット行きの飛行機に乗り込んだ
彼らは、いったい何をしに行くのだろうか。自宅玄関横の杭に串刺しにされ、曲がっていた背骨が奇蹟的に伸びたというせむしのアダムの死体を眺めに行くのか。
自分の家から逃げなかったというだけの理由で、家の回りの棚の横木に、カラジッチの部下の表現によればトルコ時代のやり方で串刺しにされたジプシーの
イブロと彼の妻と息子の頭を見に行くのか。浄化の神と無敵の聖人サヴァに捧げられる先祖返りの儀式、すなわち手足切断と集団レイプと斬首の後、住民もろ
とも火をかけられたイスラム教徒の村グラプカの焼け跡の灰を見に行くのか。それともブルチュコのポサイヴィナ・ホテルの前で、《神の国》の男たちが三日四
晩に渡って《トルコ人》を虐殺し、葡萄酒と血の乱痴気騒ぎをやった挙げ句、冷蔵して運んだ死体をサヴァ川に投げ捨てたという、その騒ぎの跡を嗅ぎ回ろうという
のか。・・・《大鷲隊》の百戦錬磨の民兵に殺され、橋の上からドリナ川に投げ込まれた、ヴィシェグラードの身体障害女児施設の六つの瞳と、実証済みの地雷の
威力を試すために地雷原を歩かされた少女たちの、信じがたい最期を追跡しようというのか。・・・」
惨劇の描写はもうこれでよかろう。
32吾輩は名無しである:02/07/02 13:09
ゴイティソーロによる『サラエヴォ・ノート』のルポの情景と辺見庸の言葉がハレーションを起こす。たとえば作家の辺見庸は人間の奥深くでうごめくこう
いうものに気づいている。「私もいろいろな戦場を見てきました。だいたい戦争というものは非常に執拗な破壊であると私は思いますけれども、それにして
も、あの村の破壊には異様な執拗さを感じました。そのとき、私は、なにかそこに、ただ単に宗教や民族であるとか、あるいは政治というものから発するの
とちょっと異なった、人間の奥底にある不可思議な闇のようなもの、どす黒い狂暴性を見た気がしました。人間に、飽くことのない執拗さを植えつけ、偏執的
な攻撃をさせるものとはいったいなんでしょうか。もっとこれは考えなくてはいけないなにものかが、特定の民族性ということではない、戦争が人間を駆り立
てて、別人格にしていく暗い深い謎が、その光景のなかに隠されているような気が、私はしたわけです」(『不安の世紀から』)この謎は特定の民族や宗教の
違いに還元できないものではないかと彼は言おうとしている。おれもそう思う。ここに人間という存在にまつわる起源の闇が昏い穴をぽっかりあけている。起源
の闇の底深さにうながされて、ホロコーストを代償として建国が成ったイスラエルは、パレスチナ難民居住区のベイルートを一九八一年爆撃し徹底的に破壊した。
俗知にすぎぬが歴史は異なった顔貌をしていつもおなじことを繰り返す。スターリニズムとファシズムが生産中心主義が社会に落とした醜い影だとして、厄災をひ
きおこした歪みのエネルギーはどこに消え失せたのだろうか。ひょっとすると暮らしやすくなったのは人々の心がけがよくなったせいだろうか。いやそうではあるま
い。行方をくらました歪みのエネルギーは消費社会の欲望の亢進に取り憑いたのだ。
33吾輩は名無しである:02/07/02 13:14
5年くらい前、沖縄のTっていう離島に一人旅した。
引き潮になると牛車で海を渡れるってのどかな島。

シーズンオフだったから民宿はガラガラ。客は俺一人。
家族経営のちっちゃな宿で、5か6くらいのちっちゃい
娘がいた。ものすごく人懐っこい子で、客がいなくて
退屈してたせいもあるんだろうけど、俺が部屋で
ゴロゴロしてると、そばに寄ってきちゃジャレつく。
しまいにゃあ、出稼ぎに出てる父ちゃんと通話中の
電話機もってきて、「お兄ちゃんも話して」とか…
仕方なく挨拶したら、父ちゃん電話の向こうで恐縮してたな。

俺も目的のない一人旅だったから、ヒマ潰しにかまってやった。
で、部屋で抱っこしてやったり腹に乗っけて遊んでやってる
うちに、なんか勝手に勃起しちゃってた。
(うわあ、マズいなあ。でも、ちっちゃいからわかんねえか)
でも、俺トランクスいっちょだったから、なんかの拍子に
その子の手が触れたんだ。硬くなっちゃってる部分に。

子供って好奇心一直線だから、「あっ」と思った時にはもう
社会の窓からカリ首が引っ張り出されてた。
どうするんだろって思ったら、やおら「ぱくっ」って
口に含んだんだよ、俺のティンコ。ほんの一瞬だったけど。

女の子が、しかも子供が、頼みもしないのにそんなことする
なんて信じられなかった。読んでる人も信じられないと思うけど、
ホントのことだ。
その子はやっぱり子供なりに「いけないことをした」って思ったんだろうな。
部屋から走って出てって、もう俺の部屋に来ることはなかった。
もちろんその晩、俺はその子の口の感触を思い出して猛烈に自慰した。

家族の人に「子供にイタズラした」って怒られるかと思ってビクビクだった
けど、結局チェックアウトするまで何にも言われなかったよ。
以来、「女の子にも生まれつきのスケベはいる」ってのが俺の持論だ。

34吾輩は名無しである:02/07/02 13:17
Chapter 1


Happy families are all alike; every unhappy family is unhappy in
its own way.

Everything was in confusion in the Oblonskys' house. The wife
had discovered that the husband was carrying on an intrigue with
a French girl, who had been a governess in their family, and she
had announced to her husband that she could not go on living in
the same house with him. This position of affairs had now lasted
three days, and not only the husband and wife themselves, but all
the members of their family and household, were painfully
conscious of it. Every person in the house felt that there was
so sense in their living together, and that the stray people
brought together by chance in any inn had more in common with one
another than they, the members of the family and household of the
Oblonskys. The wife did not leave her own room, the husband had
not been at home for three days. The children ran wild all over
the house; the English governess quarreled with the housekeeper,
and wrote to a friend asking her to look out for a new situation
for her; the man-cook had walked off the day before just at
dinner time; the kitchen-maid, and the coachman had given
warning.
35吾輩は名無しである:02/07/02 13:18
削除依頼だそうか?
36吾輩は名無しである:02/07/02 13:21
>>34
トルストイの『アンナ・カレーニナ』じゃん、それ。
どこで入手したの? もっと読みたい。教えて。

>>35
文学板の削除依頼は通らないのは定説。
37吾輩は名無しである:02/07/02 13:21
お願いします。
38吾輩は名無しである:02/07/02 13:25
39吾輩は名無しである:02/07/02 13:27
馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。
馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。馬鹿やろう。
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40吾輩は名無しである:02/07/02 13:28
>>38
Thanks a lot!!
41吾輩は名無しである:02/07/02 13:35
>>1が戻ってこないのがいけないんじゃないか?
42吾輩は名無しである:02/07/02 13:38
1は学生って書いてある。学校に行ってんじゃないか。可哀相に、アフォンダラどもに荒らされちゃって。
43吾輩は名無しである:02/07/02 13:41
荒らされるスレってどこか油断があねよね(w
44吾輩は名無しである:02/07/02 14:30
ふう。
わたしもチンポのすごさをみとめてないわけはないんだよね。
やはりチンポとして使われ継がれてきただけのことはあると。
腰に直結するチンポという茎をわずらった人間独自のするどいマンコ観。マンコいじめ。
早稲田の大槻なんて真性包茎だったけど、
やられてよかったとしみじみ思ったもん・・・
前戯がうまいよね。
舌があんなにもみじかいのに、マンコのなかでクリトリスのしめる位置を見事に把握している。
入れられる剛直なチンポに切なくなりながらも、同時にケツの穴がぽっとあたたまる。
もう一本チンポを口にふくみながら何度も味わいたい快楽。
どとのつまりクリトリスは性感帯なのである。いつの時代も。むかしもいまも。
こんなふうに快く酔いしれることのできる豆をわたしは知らない。
クリ派などというと、すごーくオナニストっぽくて恥ずかしいね・・・
でもほんとはアナルセックス大好きだよん。

では、もうこの豆をこすることはないのでご安心を。
マンコを叩いてもいけるよ。あへあへ。
45吾輩は名無しである:02/07/07 18:43
age
46吾輩は名無しである:02/07/07 18:54
ボクはTシャツ作りするのが結構すき。
anvilの無地を買ってきて、好きなデザインをプリントする。
安上がりでも友達にあげれば喜ばれるし(うまいの作れば)
なんてったって夏はTシャツで過ごすことが多いわけだし。
ってか、Tシャツはイデオロギーだから。
47吾輩は名無しである:02/07/07 18:55
↑アフォハケーンしますた!
48吾輩は名無しである:02/07/07 18:56
49吾輩は名無しである:02/07/07 18:56
>>46
ゴミスレにクソスレ
50 :02/07/07 18:56
>>46
虚乳好きは乙葉スレから出るな。
51吾輩は名無しである:02/07/07 18:57
>>49
スレはthread
レスはresponse
わかりますよね?
52吾輩は名無しである:02/07/07 18:59
>>50
え、ボクが???
ボクは葉月がまだ好きなのに。
53吾輩は名無しである:02/07/07 19:02
>>52
へーん貧乳!
54吾輩は名無しである:02/07/07 19:04
>>53
うるせえ!!
魔性の女が微乳じゃなくて世の中成り立つかってんだ!

おまえみたいなヒヨワコンプは帰っていいよ。
55吾輩は名無しである:02/07/07 19:16
テレ朝のアニメベスト100おもれー!
56吾輩は名無しである:02/07/07 19:20
テレ朝のアニメベスト100おもしれえよ。
57吾輩は名無しである:02/07/07 19:25
テレ朝のアニメベスト100おもろいまんねん。
58吾輩は名無しである:02/07/07 19:30
テレ朝のアニメベスト100おもろいで!
59吾輩は名無しである:02/07/07 19:30
テレ朝のアニメベスト100おもろかるかるー。
60吾輩は名無しである:02/07/07 19:31
テレ朝のアニメベスト100もろおもろいよ。
61吾輩は名無しである:02/07/07 19:32
テレ朝のアニメベスト1000おもしろいざます。
62吾輩は名無しである:02/07/07 19:32
なに?
63吾輩は名無しである:02/07/07 19:32
値段の高い物を着てるからオシャレとは言いませんよね。
本にお金をかけるのは惜しくないのなら、1000円程度でカラーコーディネートやファッションコーディネートの本を一冊買って、自分に似合う色やスタイルを研究してみて下さい。
ユニクロがダサいのではありません。自分に似合わない色や形を選んでいると、どんな高級ブランドを着てもダサいのです。
自分に合う色なら、ユニクロの980円くらいのTシャツでも安物には見えません。
64吾輩は名無しである:02/07/07 19:33
>>55-61
誰も見てないよ。
65吾輩は名無しである:02/07/07 19:34
>>63
チミはエライ。
66吾輩は名無しである:02/07/07 19:34
TereasaANIMEBEST100 is omosiroi
67吾輩は名無しである:02/07/07 19:35
27時間テレビはエロいよ。
68吾輩は名無しである:02/07/07 19:36
>>63なるほど。ようは着こなしですか
69吾輩は名無しである:02/07/07 19:54
>>63
その気持ちはわかる。
色相学を興味半分で学んだりすることはよくあることだ。
ユニクロのTシャツは生地がかなりよい。
外出時の洋服とおうち着の違いはあると思う。
たとえばおうちでユニクロのボーダーシャツを着るのが好きでも
誰かと連れ立って外出するときにはjunmenだとかに変わったり。
女の子を立てるのも実は大切だったりする。
要は心遣い。
70吾輩は名無しである:02/07/07 20:05
ユニクロのボーダーTシャツはパターンがもっさりしているし首周りもすぐに
伸びるので部屋着以外の用途には使いたくない。

ブランドイメージはすっかり凋落してしまったが、アニエスbのボーダーは
いまでも結構使える。
71吾輩は名無しである:02/07/07 20:19
>>70
お、同士じゃん!
アニエスのボーダーは周りを落ち着かせるから不思議だな。
でも友人には着させないという罠。
72吾輩は名無しである:02/07/07 20:25
ボーダーTといえば、今月号のbounce誌上での
ボビー・ギレスピーの着こなしが素敵でした。
73吾輩は名無しである:02/07/07 20:30
ねえ?今でもギャルソン・ヨウジで手には有吉佐和子って人はいないの?
みんなユニクロでどうたらとかなの?
74吾輩は名無しである:02/07/07 20:31
>>73
必死だな(w
75吾輩は名無しである:02/07/07 20:31
「衰弱」というのは間違っている。古井は消費されるためだけに
そこにある言葉の、たやすく説明がつくような平明さから離れて、
ある〈自律的な連鎖〉を示す文を書き付ける。例えば「新潮」
に連作として書かれていた言葉の、この執拗ながらも取り留めの
ない、ただ言葉の魅力が立ち昇ってくるような「文」のあり方:

病室に戻ってひと息ついているとまた呼ばれて別の検査を受けに
行くことになった。呼び出されると張り切って急ぐ病人もあるが、
その日の私は、廊下の途中から湧き上がったみたいに先刻と変らぬ
足取りで歩いている。教えられた階の、病棟ではないようで閑散と
した午後の廊下に、赤や青や貴や緑や、色とりどりに引かれた道
案内の線を、背は立てたままなのでやや遠くへ見込んで進むと、線
をたよるでもないのに、足の運びはあくまでもまっすぐで、どこ
まででも行くようで、途中からまたふっと消えてしまいそうな心地
にもなったが、赤い線はやがて左へ折れた。耳たぶから血を採って
凝固を量るだけの検査だったのですぐに了えて、お大事にと送られ、
ありがとうございますと返して廊下に出ると、同じ道でも往く時と
復る時とでは眺めがまるで違う。身体の自由のいよいよ窮まって
きたせいかと驚くうちに、お大事に、ありがとう、といましがたの
やり取りがもう一度、どこぞの路地でかわされたようにくっきりと
立って、その尋常なはずの、意味がつかめなくなった。

―古井由吉「春の日」(「新潮」2001年6月号)

ここで行なわれていることを技法的に考えれば、古井は主観と客観を
(人称を介することなく)入り混じらせ、またある往復の動きの内に
言葉/観念の挿入を繰り返すことで、「尋常なはずの、意味がつかめなく
な」るまでの「歩み」を引き伸ばし、不安定なものへと転じている。
しかし、安易な批評であれば「差延と異化」とでも読んでしまいそうな
この描写は、描写自体が匂い立つような魅力を放つように仕組まれている
のであり、言葉がまるで〈自律的な連鎖〉を見せて、つまり「色とりどり
に引かれた道案内の線」を自ら辿っていくような感覚を、読者に与えるの
ではないだろうか。それこそが、言葉に「運動の欲求」を感じる古井
ならではの魅力と言えるに違いない。

76吾輩は名無しである:02/07/07 20:35
>>73
今はアンダーカヴァーを着てピンチョンなんかを読むのがおされなんだよ。

多分・・・

77吾輩は名無しである:02/07/07 20:43
>>74
意味わかんない…
78吾輩は名無しである:02/07/07 20:47
junmenって・・・
79吾輩は名無しである:02/07/08 03:41
ナショナルスタンダードを着て、金井美恵子を読んでます。
80吾輩は名無しである:02/07/27 02:08
ケミカルブラザーズです
81吾輩は名無しである:02/07/27 02:10
BOONとCAZICAZI(関西の雑誌)のマネですね
全くファッションセンスないんでダサいよりマシかなと思いまして
文学オタ扱いされたくないんで
しかも性格暗いし
82吾輩は名無しである:02/07/27 02:22
市販のBジーンズ。木綿シャツ。

上下ギャルソン、手には仏文。むなしい想い。
83吾輩は名無しである:02/07/27 09:24
着流しでジャック・デリダだね、おれは。
あ、先生をお訪ねするときは羽織きますよ、もちろん。
ダイクマかオリンピック。預金残高がたくさんあるから
劣等意識はゼロ。
85吾輩は名無しである:02/08/04 03:39
英文と仏文と独文、やっぱりファッションにも違いがある??
86吾輩は名無しである:02/08/04 07:45
ポールスチュアートとエルメスとナチスの軍服くらい違う。
87吾輩は名無しである:02/08/08 23:25
>>81
カジカジって雑誌板で有名みたいだけど、内容はどんな感じなの?
88吾輩は名無しである:02/08/08 23:34
裏原系ショップ店員のスナップ写真集ですね>カジカジ
89吾輩は名無しである:02/08/08 23:46
>>88
大阪なのに裏原!?
あ、系か・・・
90吾輩は名無しである:02/08/12 09:14
学生服がメインなので夏休みに
外出する服がなくて困っていますが何か?
91吾輩は名無しである:02/08/13 09:12
半ズボンにランニングですが何か?
92吾輩は名無しである:02/08/13 09:24
文学青年だから着物
93吾輩は名無しである:02/08/13 11:00
文学青年だけどジーンズにTシャツ
94吾輩は名無しである:02/08/20 07:43
28歳の文学青年だけど若禿だから何着てもだめ
95吾輩は名無しである:02/08/20 08:19
>>94
カコイイ禿になればいいじゃん
96吾輩は名無しである:02/08/20 08:53
76歳の文学爺さんじゃが老禿だから何着てもカコイイ!
97吾輩は名無しである:02/09/03 20:04
俺は最近は、ヨウジとコスチューム・ナショナルだ。
悪いか。
98吾輩は名無しである:02/09/03 20:17
今時、ヨウジはおっさんだろ。
ここ半年くらい見てねえ。
99吾輩は名無しである:02/09/03 20:35
そういや、たけし映画の中でしか見ねーよな。
100吾輩は名無しである:02/09/03 20:39
100!
10197:02/09/03 20:41
おっさんで悪かったな。
しかし最近はコスチュムの方が気に入ってるよ。高いが。
102吾輩は名無しである:02/09/03 20:56
ヨウジの娘のブランドも、七光りの割には悪くない。
103Bloomberg:02/09/03 21:08
とりあえずノーブランド。
(でも、バッグはいいモノがスキ☆)
104吾輩は名無しである:02/09/03 21:51
文学青年てなんでみんなぶさいくなの?
文学少女も大抵ひどいけど掃き溜めに鶴みたいなのがいる。
文学青年にはいない。
105吾輩は名無しである:02/09/03 22:02
>>104  
いーだろ、別に。
みんな平野に憧がれて、無理して啓タンの顔マネしてるんだから。
106ジミー大西ヅラな:02/09/03 22:03
>>105
やってるやってる!!
107吾輩は名無しである:02/09/03 22:03
>>104
大学の文学部に行ってみ。みんな普通だよ。
当然中にはカコイイ奴もいる。

というか、文学青年にしかありえないようなカコヨサを持った奴って、
今でも意外といるよ。
108吾輩は名無しである:02/09/03 22:09
>>102
ヨウジの娘って、メンズものあるの?
109吾輩は名無しである:02/09/03 22:17
>>108
メンズは見たこと無いです。LIMIfeuのことですよね?
でもメンズライクな物多いから、
サイズ的に無理じゃなかったら着れると思う。
来てる男の子居るし。
110吾輩は名無しである:02/09/03 22:20
来てる→着てる
111吾輩は名無しである:02/09/03 22:25
けっ。
なーにが、ヨウジだ。
分かったようなフリしやがって。

ヨウジの歌を聴いたことのないお前らはみんな、全然センスねーよ。
悔やしかったらヨウジのCD持ってますって言ってみろってんだ。
聴いてウナされても、まだ服着てられるか試してみろってんだ。
112おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/03 22:30
服なんて、普段はユニクロで十分。

で、パーテーのときオサレする。 これ、最強。
113吾輩は名無しである:02/09/03 22:31
>>111
いきなり、おもろい人が現れたな。
114吾輩は名無しである:02/09/03 22:35
>>111
デザイナーの作る音楽なんて聴く気になれない。
音楽からファッションは生まれても、
ファッションから音楽が生まれることはあり得ない。
115おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/03 22:38
浅野忠信とかの音楽ってわらえる。 しねよとかっておもう。
116吾輩は名無しである:02/09/03 22:46
>>104
あんたは掃き溜めの方ね(w
117吾輩は名無しである:02/09/03 22:48
>>114
2GOとかも何か嫌だね。
頼むからDJ SHADOWにはもう接触しないで欲しいよ。
118吾輩は名無しである:02/09/03 22:52
>>114
>>111
>デザイナーの作る音楽なんて聴く気になれない。
>音楽からファッションは生まれても、
>ファッションから音楽が生まれることはあり得ない。

↑をい。>>111に言う前に、なんでヨウジ本人にそれを言ってやらなかったんだよ。
そしたら、ヨウジは人生の汚点を残さずにすんだのに・・・・・(号泣)。
君も本当に古くからのヨウジ愛用者なら、彼の歌の話題を出されて恥ずかしかったことが
あるはずだ。そんなとき常にやりきれない微苦笑をして見せなくてはならなかったはずだ。
CDを頼むから市販しないでくれ、音楽のインタビューには一切答えないでくれ
どうしても売るんだったら、せめてヘヴィーユーザー向けの秘密の通販にしておいてくれ!
と思ったことがあるはずだ。歌については、今思い出しても涙がチョチョぎれるよ、まったく。
119吾輩は名無しである:02/09/03 23:10
>>117
NIGOの音楽のダサさはアレ何とかならないでしょうか
いろんな豪華ミュージシャンに参加してもらってるのにアレはないんじゃないでしょうか
という俺もちょっとは買ってしまってるからそれがわかるんだけどね
あとウォーホルについて何も言わないでくれ
最近やっとウォーホル(を好きでいること)がダサくなくなってきたかなー
と思ってきたら迷彩集めだして、(*´Д`)いやん!
120吾輩は名無しである:02/09/03 23:13
>>118 >ヨウジ愛用者  って表現、幼児性愛者みたいでなんだかヤだな。
121おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/03 23:15
>119
ウオーホルはもうダメです。 今後はゲルハルト・リヒターがオサレでつ。
122119:02/09/03 23:20
>>121
流行りはどうでもいいんですよ
俺が好きなのよ
しかしNIGOは大嫌いなのよ
そしてNIGOの好きなものもまた大嫌いなのよ
123おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/03 23:23
ウォーホルって流行だと思ってた・・・。
124吾輩は名無しである:02/09/03 23:37
>>123
本当に美大生なのかよ・・・
美術史とか学んだりしないの?
125おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/03 23:41
>124
だって、日本のファッション雑誌が異常にもちageているから。
126114:02/09/04 23:40
>>118
( ´Д`)/ヨシヨシ・・
でも自分はヨージなんぞ一着も持ってない大学生の小娘なので、
お気持ちは測りかねます(笑)

ドリスで衝動買いしてしまった・・
くそぅ、これで古本しか買えなくなりますた。

>>125
アートとトレンドは密接に関係してるけど、
モードが持ち上げようと持ち上げまいと、
ウォーホルは風化しないアートだと思う。
そういえば数年前はマン・レイとかも
ファッション誌がやたらプッシュしてたりしてたがアレは・・
127おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/04 23:46
>126

たぶん、もうちょっと美術を勉強するかあと、五年くらいたてばウオーホルはすぐ飽きると思うよ・・。
128114:02/09/04 23:57
>>127
いっとくけど私はウォーホル信者じゃないわよ。
因みに私は美大じゃないけど(某国立大の美学科)、
父親が東京芸大出身だったりするので小さいころから
割と色んな方面の芸術に接してきたし
美術は詳しいつもり、それなりにだけどね。
ただ、アートとかを「オサレ」って形容詞に閉じこめてしまうのって、
なんか好きじゃないなぁ、って思ったのよ。
ビアズリーとかエゴン・シーレとかそんなお洒落じゃないけど、
私は流行に関係なく昔の頃から好きだし、
お洒落とかそういう基準でものをみるのってどうかなぁ、って
言いたかったのよ。長々とスマソ。
129吾輩は名無しである:02/09/05 00:05
マジに質問ですが
「ウォーホル」の日本語表記についてです。
「ウォーホル」と記されている場合が多いのですが、ときどき
「ウォーホール」ともなっているものも見かけます。
どちらが正しいとは言えないのでしょうが
せめてどちらがより適切であるか教えてください。
130吾輩は名無しである:02/09/05 00:07
>128
ウォーホルはファッションだと思ってたからオサレていってたんだよ。
折れはビアズリーもシーレも好きだよ。
131吾輩は名無しである:02/09/05 00:21
128ってとってもダサい県に住んでる?
132吾輩は名無しである:02/09/05 00:22
>>131
京都ですが何か?
133吾輩は名無しである:02/09/05 00:43
じゃちがった。ダサイ県は漏れの出身校
国立で美学ってそんな在ったっけ?
134おさむ ◆LQPM.CMA :02/09/05 00:49
東大にもあるよ。 たぶん
135吾輩は名無しである:02/09/05 07:15
灯台は美学芸術学
136吾輩は名無しである:02/09/07 09:28
お洒落って淘汰されない為にするんでしょ?
137吾輩は名無しである:02/09/14 00:12
ユニクロとギャップとリーバイスと古着。
138吾輩は名無しである:02/09/14 00:32
オサレって武装でしょ?
139吾輩は名無しである:02/09/14 00:38
>>1
                              /      丶
                               /   気    !
                           l        |
''''''''''‐-、,                        |   に     !
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::::::::::::::::::::'、|ヽ!ヾ           /::::::::A:::;::::/!::ムli        /
:::::::::::::::::::、:'、              ,':::::::::ハ;ハ;l レ' '|ヽ  な  /
:::::::::::::::;:::| `!  ,.,.._         レi::;lV. ┃   ┃''"ム   /
::::::/l:::ハ:|,/  i ヽヘ,       '〈|         ソ'''''、
:::/ ,|/,,/    ',  l, ヽ.       l、   r一‐:、  /:::::::::::'、
/ | ''      \ 丶.ll''r、.,_   /::`':.、 ヽ--‐',.イ、::::::::::::::'、
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140吾輩は名無しである:02/09/16 00:06
キャサリンハムネットとドリスヴァンノッテンとポールスミスコレクションをよく着ます。
141吾輩は名無しである:02/09/20 20:23
文学系であることがばれないように、服と化生には気を使います。
いきるためのテクニックつーことで。
142俺は未読:02/09/20 23:16
文学板のおされさん達は、バルトの「モードの体系」なんかは読んでいるの?
143吾輩は名無しである:02/09/20 23:23
>>142
読もうとしたけど挫折しました
144俺おしゃれじゃないから。:02/09/20 23:25
>>142
そりゃ、読んでるだろ。
おしゃれに気を遣えば、バルトだよ。
145吾輩は名無しである:02/09/20 23:28
ファッションアイテムとしてのバルト著書ね。
>>145
でもそういう側面ってあるでしょ、確かに。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ