昭和のベストセラー作家、獅子文六
今読んでもす〜んごい面白いのに世間は、すっかり彼の事を
忘れてしまったようで。
文六好きの方、今日本に何人いらっしゃるのか?
2 :
吾輩は名無しである:02/06/29 14:59
↑福田和也さんですか?
3 :
吾輩は名無しである:02/06/29 15:02
スマソ初見です。
どのような作品をものされたのですか?
4 :
吾輩は名無しである:02/06/29 15:04
古書街でだいたい全集12000円ぐらいでよくみる
>9500円で買ったよ。
青山の古本屋
6 :
吾輩は名無しである :02/06/29 15:06
値段の話でてんやわんやですな。
7 :
吾輩は名無しである:02/06/29 15:07
久保田万次郎の話題もこのスレですか?
8 :
吾輩は名無しである:02/06/29 19:24
岩田豊太郎(本名)名義で演劇論集とか出してるね。
彼も菊池寛とかと同様、戦争礼賛しちゃったせいで追放仮指定なんか受けて
しまい、それが今の低評価に繋がってるのかもね(戦後も結構書いてるみた
いだけど)。
>>7 もしかして久保田万太郎のこと?
9 :
吾輩は名無しである:02/06/29 19:25
忘れたというより知らない・・・鬱
10 :
吾輩は名無しである:02/06/29 19:26
追放仮指定だったら武者小路も受けていたような気が。ちなみに本名は
岩田豊雄だろ。奥さんの一人はフランス人だったような気もする。
>>10 岩田豊雄でした…。
最初の奥さんマリイさんはパリで結婚したけど病死してしまいました…。
12 :
吾輩は名無しである:02/06/29 19:41
おもしろいんだけど、風俗的なものはやはり古〜ぃって感じで、
私は何でこんなものを読んでいるのかと思う。
忙しい日々に読むと時間の浪費という気がしてくるので、
やはりゆっくりと時間の取れるときに読みたい。
13 :
吾輩は名無しである:02/06/29 19:43
佐々木邦なんかも忘れられた作家の一人だな。やっぱりユーモア文学は
古くなりやすいのか。筒井康隆でさえ今どきの若いモンはあまり読まな
いようで、文庫本がどんどん絶版になってるもんなあ。
14 :
吾輩は名無しである:02/06/29 20:11
でもこういう作家のスレって煽りがなくていいね
「てんやわんや」しか読んだことないけど、
他のおすすめをお聞かせ願えれば。
16 :
吾輩は名無しである:02/06/29 22:12
サニーデイ・サービスの歌のタイトルになった「コーヒーと恋愛」が
一時高値で鬱でしたが、好きです。
私は、古い日本映画が好きなので「原作=獅子文六」というクレジット
をよく目にして、それで興味を持ったのでした。しかし、興味は抱けど
本屋にはまったくといっていいほど見当たらず、、、ベストセラー作家
とは、後世にこのような扱いを受けるのか?と驚いた次第です。文六を
探して入った古本屋でまで「ああ、獅子文六は売れないからないよ!」
と言われてしまい、もう意地になって探しまくりました。
初めて読んだのは「てんやわんや」で、これは映画も面白かった覚えが
ありますが、小説の面白さには脱帽〜!登場人物が「四国独立」を唱え
るところでは声をだして笑ってしまいました。
文六が「敗戦三部作」と語った「てんやわんや」「自由学校」「やっさ
もっさ」はいずれも映画化されていますが、「てんやわんや」と「自由
学校」は今読んでも、というか今読むと更に面白い小説のような気がし
ます。時代風俗を描く小説はたしかに時とともに古びてしまうところが
ありますが、文六作品を読んでいると反対に当時の風俗が新鮮に感じら
れたりします。
まだこれから読むところですが、「大番」「胡椒息子」などが面白そう
です♪
削除依頼はやく出せ!
>最初の奥さんマリイさんは、
>パリで結婚したけど病死してしまいました…。(8)
この奥さんとの間に生まれた娘さんと、
自分のことを描いた小説が「娘と私」。
大昔NHKの朝ドラでやったそうだ。
新潮文庫で昔読みました。
かなり厚いけど、すいすい読めてしまう。
21 :
吾輩は名無しである:02/06/30 00:09
図書館でかりたけど、もちろん閉架書庫だったよ。
22 :
吾輩は名無しである:02/06/30 02:29
本名で発表した「海軍」をぜひおすすめしたい。
戦時中に朝日新聞に連載したものだが、凡百の戦争小説を越えて
感動的で普遍性のある青春物の高みに達していると思う。
「娘と私」で、執筆時プライベートでとても苦労していた事を知り、
そんな状況でこれを…とさらに感動した。
23 :
吾輩は名無しである:02/07/01 01:58
______
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24 :
吾輩は名無しである:02/07/01 09:34
何かのエッセーで読んだけど、北杜夫の結婚式に呼ばれた大学の先生が
「はやく獅子文六のような文豪になってください」と祝辞を述べた。
はなっからの大衆作家なわけだけど、現代風俗を描く作家って悲しいほど
消えてゆくね。源氏鶏太とかもね、直木賞選考委員もやっていたわけだが。
青春作家も同様、石坂洋次郎、富島健夫も見なくなった。
僕は「太陽の季節」じゃなくて「陽のあたる坂道」のTVドラマ化のほうがいいよ。
25 :
吾輩は名無しである:02/07/01 14:44
金色青春譜も(・∀・)イイ!!
ガッチリ太郎萌え。
>>24 最近のTVドラマって、物語の力が著しく低くなってるから
オリジナルに執着せずに昔の面白い大衆小説をどんどん発掘すればいいと思う。
ドラマも面白くなるし、このあたりの文学が再評価されるかも。
「太陽の季節」や「真珠夫人」はその先駆けになるかな?
『悦ちゃん』は、面白いよ。
主人公の悦ちゃんが、しっかりしていて行動力があって、
とにかく可愛い(児童文学です)。
昭和初期の明るくてモダンな風俗描写もよかった。
27 :
吾輩は名無しである:02/07/01 16:02
大昔「胡椒息子」が連続TVドラマになったらしい。
28 :
吾輩は名無しである:02/07/01 22:27
>>27 「TVドラマデータベース」で検索すると、50〜60年代には頻繁にドラマ化されたようだ。
日テレでは「獅子文六アワー」まであったらしい…スゲエ…。
で、「胡椒息子」の連ドラは1969年のTBS「ブラザー劇場」(懐カスイ!コメットさんの枠)。
「大番」は2度ドラマ化され、渥美清と左とん平がギューちゃんを演ったらしい。見たいなー。
この作家名うての守銭奴で夜な夜なカネ勘定してたって聞いたけど、
柴錬さんの言だったけども。
30 :
吾輩は名無しである:02/07/01 23:07
ものすごく読みたくなった
>>29 実家は横浜の商人だし、作家として芽が出るまですごい貧乏だったみたいだから
(この辺は「娘と私」に詳しい)、そうだったかもしれないね。
>>28 「獅子文六アワー」ですか?!すごいですね〜。
「大番」のギューちゃんは、映画では加東大介でしたが、田舎から上京
するまだ若いギューちゃんを、イイ年の加東大介が演じているのが異様
でありました(笑)。テレビの渥美清版も見てみたいですねー。
33 :
吾輩は名無しである:02/07/02 08:06
このスレ読んでて懐かしくなったので、本棚の日本文学全集・獅子文六集を
読んでみた。面白いね。物語の展開がスッキリしているていうか、明快
というか。読んだのは「べつの鍵」「出る幕」。
谷崎潤一郎「鍵」に対しての獅子文六なりの考え方の意思表示作品「べつの鍵」。
良かった。
34 :
吾輩は名無しである:02/07/02 11:00
「呑気族」の、ヒモというか主夫のような主人公は、
あの時代に批判はなかったのかな?
今読んでも面白いんだけどね、昔はどうだったんだろう。
それとも新青年の読者層はそんなに保守的ではなかったのかな。
35 :
romurinko:02/07/02 22:33
娘の名前は巴。
巴里の巴からとってるのかな?
あたしも悦ちゃん1票!日活でS12年映画化
江川うれオ主演。
36 :
吾輩は名無しである:02/07/02 23:27
>>35 「巴絵」さんです。(細かくてゴメソ)
「娘と私」では「麻里」という名前になっているので、ちょうど「巴里」が
できあがります。(w
しかし、初潮が来た時の事まで書かれて、チョト気の毒…。作家の娘も大変だね。。
37 :
romurinko:02/07/02 23:36
>>36 スマソ(w
あなたがいなければ間違ったまま、サンキュ!
>>37 いえいえ、ファソ暦長いもんでつい…。
まさかこんな知識を披露する機会があろうとは夢にも思いませんですた(w
39 :
吾輩は名無しである:02/07/03 06:00
自己レス。「麻里」ではなく「麻理」でした。お恥ずかしい。
全集売って首吊ります…。
良スレだね。
でも、なまじアゲて荒らされると嫌だからsage。
42 :
吾輩は名無しである:02/07/04 00:50
確かに今読むと古くさいというか昔の文体だとは思うけど、
そこが逆に新鮮で、何ともいえないポップ感がある。
もともと演劇畑の人だからか、会話文が特にイキイキしていて、
映画やドラマにしやすかったんじゃないかな。
男はちょっと抜けてるけど憎めなくて、女は気が強くて可愛くて…
みたいな典型的な人物造型も、親しみやすく好感が持てる。
今、「悦っちゃん」を読んでいるところです。
言葉遣いの悪い悦っちゃん、子供のくせに銀ブラの好きな悦っちゃん。
なんとも強烈なキャラクターで、大好きです。
「自由学校」は映画もよかった。私が見たのは松竹バージョンだけど。
淡島千景がかわいかったな・・・。
本では「てんやわんや」と「悦ちゃん」と「青春金色譚」(だったかな?)しか読んだことない。
もっと読みたいなー。全集欲しい。
45 :
吾輩は名無しである:02/07/07 19:37
aage
46 :
吾輩は名無しである:02/07/07 19:41
>>44 「自由学校」私も松竹ヴァージョンだけ見た事ありますが、
あれを見てから電車でお茶の水を通ると、思わず神田川の土手を、
覗き込む癖がついてしまいました。大映ヴァージョンも見たいなぁ。
48 :
吾輩は名無しである:02/07/10 00:31
悦ちゃん、いいよねー。街も人も生き生きしてる。
文庫の再刊はないんでしょうか?
49 :
吾輩は名無しである:02/07/11 21:25
良スレあげ
50 :
吾輩は名無しである:02/07/12 15:57
安吾全集よんでたら、
ミヒラキ写真「文壇野球チーム」に文六発見。
メンバーとして意外だったのでかきこんでみる
「悦ちゃん」読みました♪
生意気で口が悪いけど本当は甘えん坊の悦ちゃんと、のんびり屋のやもめロクさん
の父娘関係が、なんともいえず楽しい小説でした。
が!鏡子さんという娘が、ロクさんの留守(行方不明)中に悦ちゃんの家に住みはじ
めたあたりから、この鏡子さんに対する疑問がムクムクと湧いてきた。とっても清
純な優しい娘で、だから悦ちゃんも慕っているという設定なのだが、勝手に主人の
留守の家に居候したうえ、引越しはするは転校はさせるは、しまいには悦ちゃんを
天才ジャズ歌手としてデビューさせて自分はマネージャーやってる、、、って、い
ったいどこが清純な娘なんじゃ?(笑)。
最後はロクさんと鏡子さんが結ばれて親子三人仲良くつましく九州で暮らしていく、
、、ということになりますが、歌謡曲の作詞家なんかをノンシャランとやりつつ、
銀ブラするのが大好きだというフザケた娘と都会生活を送っていたロクさんが、田舎
でサラリーマンになってしまうというのはガッカリな顛末であります。これはきっと
昭和11年〜12年、という時勢のせいなんだと思いますが。
>>51 うっかり結末まで書いてしまって、ネタバレでしたね。
すみません。
53 :
吾輩は名無しである:02/07/13 22:33
青春怪談はタイトルで即買いしてしまったyo!!
これって市川昆が映画化したんですよね?
観た方いらっしゃいますか?
話の内容は化粧魔のお母さんを持つ息子が男勝りの女性と付き合っていく
ような話だったと思いますが...
54 :
吾輩は名無しである:02/07/13 22:43
55 :
吾輩は名無しである:02/07/17 00:43
古本屋行っても、なかなか見つからないね。
ネット古本屋探すとたまに全集あるよ。
15000円位が相場。
装丁も、ケースの手触りも良い。
買っておくと一生のたのしみ。
57 :
吾輩は名無しである:02/07/20 04:34
>>54 映画:青春怪談
ビデオで見れるんですか?
58 :
吾輩は名無しである:02/07/24 00:35
みんな、よく持ってるね?
59 :
吾輩は名無しである:02/07/24 03:11
文六の『やっさもっさ』以外に、占領下の日本が描かれている
小説って同時代にありますか?あまり読んだことがないような
気がします。
60 :
吾輩は名無しである:02/07/26 00:54
age
61 :
吾輩は名無しである:02/07/26 17:30
良スレage
62 :
吾輩は名無しである:02/07/27 02:10
今、楽に入手できそうなのはamazonによれば「てんやわんや」「海軍」「大番」、
あとはエッセイが少しか…。
正直ネタをあげるのもキビしいものがあるよなー。読むことも難しいんじゃねえ。
切ない。
63 :
吾輩は名無しである:02/07/29 21:58
>>62 このスレ読んでると、本当おもしろそうなので、手に入りそうなモノから
探してみようと思います。「てんやわんや」って代表作ですよね。
64 :
吾輩は名無しである:02/07/31 01:10
>63
「てんやわんや」は>17にある通り主に四国を舞台にしており、
戦後の文六の疎開体験を色濃く反映した滑稽な物語です。
「海軍」も文庫なので、戦争ものは…と敬遠せずに是非読んでみて下さい。
私にとっては、「海軍」こそが文六(岩田豊雄)の最高傑作です。
「大番」も代表作と呼べる質と量ですが、ちょっと高いですね。
運良く図書館などにあればいいのですが…。
相場師ギューちゃんの破天荒な一代記をお楽しみに。
65 :
吾輩は名無しである:02/07/31 01:51
>>64 63です。
ありがとうございます。「大番」は映画では加東大介の当たり役だったそうですね、
気長に探してみます。「てんやわんや」「海軍」は普通に買えそうなので、皆さんの
お話しに入れるように、早く読んでみたいものです。
氏のくいものに関するエッセイ集を100円で買ったことがある
相当な食通(というか食いしん坊?)ときいている
>24
富島健夫なくなりましたね
芥川候補までなったひと
67 :
吾輩は名無しである:02/08/10 22:22
文六は直木賞審査員だったっけ?
68 :
吾輩は名無しである:02/08/10 22:26
英語屋さん
>>66 「私の食べ歩き」ですね? 私も古本で買いました。
「てんやわんや」の主人公のイメージと文六さんが
重なっていた頃だったので、本当の文六さんのグルメ
振りを読んで、非常に驚きました。
70 :
吾輩は名無しである:02/08/16 10:43
「青春怪談」って、化粧魔の母親の息子の話じゃないです。その母親が初老のやもめ
男と再婚する話。そのやもめ男の娘と、化粧魔の母親の息子がつきあっているんだっけ
かな。ともかく、息子(と恋人)は狂言回しだったと思う。どこが「青春怪談」なのか
わからなかったけど、面白かった。「化粧魔」の母親がとてもかわいい
映画になったというのは知らなかった。
71 :
吾輩は名無しである:02/08/24 15:10
>>70
何処で見たのですか?
「但馬太郎治伝」(講談社文芸文庫)も面白かったです。
↑漢字あってたっけな・・・
73 :
吾輩は名無しである:02/08/29 00:27
今日、集英社の文学全集で獅子文六の巻
を発見。100円だったので買いました。
おれが好きなのは、タイトル忘れちゃったけど
没落した伯爵がホームレスになったりしながら、
最後はプロゴルファーを目指すっていうやつ。
なんだっけ、あれ?
75 :
吾輩は名無しである:02/08/29 02:46
「飲み・食い・書く」(?)
正続、すごくおいしそうなエッセイ。
76 :
吾輩は名無しである:02/08/29 16:21
「文豪(5)」以上の存在、「文六」という発想がステキ。
77 :
吾輩は名無しである:02/08/29 16:51
>>73 それ俺も持ってるゾ。もっとも俺は新刊で買ったんだが。
78 :
吾輩は名無しである:02/08/29 23:11
このスレッド見てたら、読みたくなってきた。
実家の押入れの隅っこに『大番』があったはずだ。
79 :
吾輩は名無しである:02/08/30 03:27
>74
「楽天公子」じゃないかな。
80 :
吾輩は名無しである:02/09/05 00:49
決起の時は来た!燃え上がれ文六ヲタ!
81 :
吾輩は名無しである:02/09/15 03:46
燃え上がってねぇなあ〜
82 :
吾輩は名無しである:02/09/28 23:25
ここの板ってスレッド落ちなくて良いね(本音)
83 :
吾輩は名無しである:02/10/03 00:14
『大番』おもしろかったです。
『娘と私』って、どういった話ですか?
また、おもしろさの点では?
84 :
吾輩は名無しである:02/10/05 23:35
「悦ちゃん」100円でゲットしたよ。
嬉しいよ。
85 :
吾輩は名無しである:02/10/10 03:03
「青春怪談」がBS2でやるよ〜。
86 :
吾輩は名無しである:02/10/11 08:36
87 :
吾輩は名無しである:02/10/11 08:54
「海軍」はいい話だぞ。
88 :
吾輩は名無しである:02/10/11 12:17
そうだぞ!いい話なんだぞ!
>>85 おかげさまで録画出来ました!わ〜い、すっごい見るの楽しみ♪
実は全集を見つけて買ったのですが、買ってしまうと安心して
しまって読むペースが極端に落ちました。よって「青春怪談」は
まだ未読なのです。しかし、映画のほうを先に見られるとは思って
ませんでした。
情報ありがとう!
文六、局地的に盛り上がってるんだろうか?
再販されるとよいのですが。
ずっと、幻の作家なんだろうな、と思っていた
尾崎翠が大々的に文庫化されていて、びっくりしたよ。
ああ、そうでしたか。
早速買いに行こう♪
92 :
吾輩は名無しである:02/10/18 20:20
文化庁によって翻訳されるよ!
世界の獅子文六になるYO!
ありがとう福田!
>>92さん
どの作品が翻訳されるのでしょうか?
よろしければ、詳細を教えて下さい。
92さん。ありがとうございました。
おお、こういうことだったのですね!
なんだか、ハテナ?と思うような人も混ざってますが、とりあえず
文六ファンとしては嬉しいぞ。「自由学校」には普遍的な面白さが
あると思うので、外国の方が読んでもわかるんじゃないかしらん。
96 :
吾輩は名無しである:02/10/25 21:14
小林信彦も書いていたけど先日NHKBSで「青春怪談」やってましたね。
男勝りの娘が北原三枝できれいだった。しかしよく分からない話だ。
当時の先端ともいうべき恋愛の有り様なんですかね。
97 :
吾輩は名無しである:02/10/25 22:50
田口検証本、本日堂々発売!
馬鹿ども買え!!
我々の印税がかかっておるのだ協力しろ!
この無礼きわまりないカキコについてのお詫び。
田口スレの住人ですがお邪魔いたします。
ランディ周辺の汚猿が、盗作監視スレの
評判を落とすためのなりきりカキコを、
あちこちのスレで乱発しています。
こちらのスレッドを無礼なカキコで汚して申しわけありません。
どうかお許し下さい。m(_ _)m
99 :
吾輩は名無しである:02/11/02 04:23
hozen/
100 :
吾輩は名無しである:02/11/02 09:12
「海軍」は、中学生のときに読みましたが、私にとって
大きなインパクトを与えてくれた小説(新潮文庫)でした。
今度復刊されたので、2冊目を購入して読んでみたのですが、
やはりよかった。30年の年月にかかわらず。。。
101 :
吾輩は名無しである:02/11/02 09:58
>>20 この人の書いたものを読んだことないけど
NHKの連ドラとはもしや『マリーの桜』?
そのまんま東の嫁がヒロインなんだけど、差別語のせいか
懐かしの連ドラ紹介でも殆ど無視されてる。
102 :
吾輩は名無しである:02/11/15 02:26
あげとくよ
大番は面白かった。箱根山読んだ当時Shakespeareにハマっていたから、
timelyですた。
104 :
吾輩は名無しである:02/12/12 11:31
なんの関係が?>103
105 :
吾輩は名無しである:02/12/16 01:23
あげとくべ
106 :
吾輩は名無しである:02/12/18 06:59
>>104 互いの実家がライヴァルの恋愛もの。
『箱根山』も映画版がおもしろかった。さすが川島雄三。
「悦ちゃん」の「オホーツク海上に・・・」以来、天気予報でアナウンサーが
読み上げるのを楽しみにしていました。
「貧弱なエロを発散している」とか「花岡村子さん」とか小さいときに読んだけど
本読んで大笑いしたのをよく覚えている。
108 :
吾輩は名無しである:02/12/28 18:30
しかしこの板スレ落ちしないだね。感心。
銀座を歩くと「悦ちゃん」を思い出します。
110 :
吾輩は名無しである:03/01/10 01:17
あけましておめでとうございます。
111 :
吾輩は名無しである:03/01/11 18:29
>>24 >何かのエッセーで読んだけど、北杜夫の結婚式に呼ばれた大学の先生が
>「はやく獅子文六のような文豪になってください」と祝辞を述べた。
その瞬間、静まりかえった会場でひとり呵々大笑したのが三島由紀夫だった。
達磨町七番地は面白かったよ
(^^)
114 :
吾輩は名無しである:03/01/22 20:03
(^^)山崎渉
115 :
吾輩は名無しである:03/01/26 13:08
「やっさもっさ」も辞書にも載ってる日本語だったんだね。
116 :
吾輩は名無しである:03/01/31 23:49
■[やっさもっさ]の大辞林第二版からの検索結果
やっさもっさ
(副)スル
大勢でごった返すさま。また、大勢で争うさま。「―の大騒ぎ」「―している」
(名)大騒ぎ。もめごと。いざこざ。「出るの、引くのと、―が発(おこ)つて/滑稽本・浮世風呂 2」
117 :
吾輩は名無しである:03/02/07 02:00
全集やっとの思いで購入♪
そうしたら何かホッとして全然読んでない。
118 :
吾輩は名無しである:03/02/14 00:36
漫才コンビとは関係あるのでしょうか?
119 :
吾輩は名無しである:03/02/15 22:49
恐らく無いと思われ?
120 :
吾輩は名無しである:03/02/15 23:23
獅子文六は再評価されるべきでしょうね。
岩田豊雄としての仕事も含め。
『てんやわんや』や『悦ちゃん』は今読んでも面白い。
前者は村上龍『五分後の世界』、後者は『KYOKO』の下敷きになっていまし、
そういう情報を若い読者に伝えていく努力が今後必要だと思います。
121 :
吾輩は名無しである:03/02/15 23:35
なるほどなぁ んだ んだ
122 :
吾輩は名無しである:03/02/22 16:32
たまには何か書いてよ。
123 :
吾輩は名無しである:03/02/27 01:32
待っててね。
124 :
吾輩は名無しである:03/03/06 01:12
あいかわらずカキコなくても落ちないね〜。
じゃあとりあえず、大番のおまきさんの女らしさにハァハァ(;´Д`)
それから超美人の加奈子さんにハァハァ(;´Д`)
おまけにギューちゃんの太ましい肉体にもハァハァ(;´Д`)
125 :
吾輩は名無しである:03/03/15 02:44
もう少しで「娘と私」読了するぜ!
やばし!!!千鶴子が!千鶴子が!!!
で、号泣しましたが?間違ってないぜ!!
だろ?
126 :
川田 利明:03/04/10 02:28
4月になりますた。
半月カキコありませんでした。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
128 :
吾輩は名無しである:03/04/30 22:27
何がすごいって1951年には『自由学校』が、1955年には『青春怪談』が、それぞれ
違う映画会社で製作されてまったく同じ日に公開されたんだじぇ。
129 :
我輩は名無しである:03/05/01 00:11
娘と私、好きです。
海軍はあんまり好きじゃないです。最後、尻つぼみでしょ。
父の乳、買いました。250円で。読むの楽しみです。
130 :
吾輩は名無しである:03/05/01 07:12
>>129 「娘と私」いいよねぇ〜
好きよ、僕も。
「父の乳」最近、偶然買ったよ。1000円で。
まだ読んでいないけど。(初版)
獅子って人気ないのか?マジで不思議だ。
131 :
bloom:03/05/01 07:17
但馬太郎治伝も、そこまで好きじゃないんですよね。って、厳しく言えばの話ね。
僕の先生は「大番」を誉めていたな。今買えるみたいですね。なんか手が出ない。
誰か読んだ人いますか?
文六はめちゃめちゃ読みやすいから、
もっと広く読まれてもいいはずだとは思いますね。
やはり名前が取っ付きにくいのかな?
今みたいな時代では、誰か人気のあるコラムニストとかが、
雑誌とかで論じたりしないと駄目なのかも。
もしくは人気ミュージシャンとかがね。
133 :
佐久間 ◆8sakumaCbs :03/05/01 11:31
>>132 尾崎翠も中野翠の10数年にわたる大プッシュが実ったって感じだもんな。でも正直中野の支持層は親父たちだと思うが。
三島の「レター教室」もオザケンのプッシュで売り出されたんだっけ?
悦っちゃんの他に、アンデルさんとか異人さん話も萌えだぞ。
それと
>>120、そんな下衆作家と比べるのは失礼だぞ。村上龍は既に賞味期限が切れてるからな。
134 :
吾輩は名無しである:03/05/01 18:21
今出てる小林信彦の『にっちもさっちも』でシシブンのことが書かれてるよ。
135 :
動画直リン:03/05/01 18:22
136 :
吾輩は名無しである:03/05/01 20:00
「やっさもっさ」
ほしい・・・・・
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
138 :
吾輩は名無しである:03/06/13 22:47
なんか獅子文六って小学生のときに読んだ覚えがあるんですが
「毬子」って小説ありますか?
なんせ昔の話なのであまり覚えていなくて…。
探せばまだ実家にあるかも。
全集2万でみつけました。これってお買い得?
140 :
吾輩は名無しである:03/06/21 19:35
得かどうかはわからんが、買えるときに買っとけ。
値打ちのわかる人間がサルベージしてあげないとね。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
(^^)
143 :
吾輩は名無しである:03/08/03 00:24
どこの出版社でもいい。
獅子の主要作品を再版せよ!
「悦ちゃん」を!「娘と私」を!「父の乳」を!「箱根山」を!
獅子作品に触れる機会を!!頼む。まじで(まじで!)
本当はみんなそう思ってんだろ?獅子文六を読んでみたいって。(わかるよ)
144 :
吾輩は名無しである:03/08/03 00:43
>>143 新潮日本文学・獅子文六集に、娘と私 父の乳 収録。去年買ったからまだあるはず。
145 :
吾輩は名無しである:03/08/03 00:59
>>144 に、にゃんだってーーー!!(なんて事だ!の意)
知りませんでした。ありがとうございます。
それでもね、やっぱり足りねー。もっともっと獅子を!
近くの古本屋で獅子作品を見つけられない人は143さんが紹介してくれた
本を注文すべし。読んでケロ!(なにがケロだ)
>143さんが×
>144さんが○
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
あげ
149 :
吾輩は名無しである:03/09/25 19:18
「コーヒーと恋愛」=「可否道」
(今の今まで別もんの小説だと思ってた・・・)
以上。
150 :
吾輩は名無しである:03/10/05 00:09
「珈琲と恋愛」
アホらしいけど面白い。
それにたまにちょっと深い。
>>150 「可否道」を読んだ事あるんだ。うらやましいぃぃぃ。
他に獅子作品読んだ事ある?
お勧めあったら教えてけれ。
152 :
吾輩は名無しである:03/10/05 15:25
現在の地点に立って鳥瞰してみると、三島よりも獅子文六の方が
文学的に偉大であることはほぼ自明の理と言ってよいだろう。
1、2ヶ月前に何かの雑誌で、獅子文六は再評価されていい!と出ていました。
「てんやわんや」を読み始めた所です。楽しみ。
154 :
吾輩は名無しである:03/10/22 01:50
>>153 愉しんでください。そして文六ワールドにどっぷり首まで浸かりなさい。
するとどうでしょう、絶版になった文六作品を見つけ出すための
古書店巡りが生活の一部となり、店のオヤジたちとの文六についての
会話が密かな愉しみともなるでしょう。
焦らずに愉しんでくださいね。
155 :
千鳥 ◆ozOtJW9BFA :03/10/24 22:30
>>154 レスありがとです。
70p位読みました。舞台が四国に移った所。
寝る前に読んでるのですが、面白いですね。
時々ふきだしながら読む姿は、限りなくあやしい。。(^^
古書店巡りかぁ。前に買った所では2冊ありました。同タイトルのもの。
手に入れるの苦労しそうですね。見つけたら、すごい得した気持ちになりそうで
ちょっとわくわく。
156 :
千鳥 ◆ozOtJW9BFA :03/10/24 22:35
最近すごい得した気持ちになったという方、何人いらっしゃるのか?
157 :
吾輩は名無しである:03/10/28 16:20
古本屋で角川文庫『コーヒーと恋愛』をゲット。
ところでこの本、緑106の19と番号がついているが、獅子文六の文庫が
角川では19冊もかつては出ていたのかとマジ驚いた。
詳しい人、情報ください。
158 :
吾輩は名無しである:03/10/28 17:41
半蔵門駅の近くに、その名もズバリ、「可否道」って名前の
喫茶店がありますね。ちょっと敷居が高い感じで(値段も)
個人的にはイマイチだが…
角川文庫では、「悦っちゃん」「自由学校」あたりが
比較的入手しやすいかもしれないですね。
そういえば半年ほど前、神保町の田村書店の均一棚で、
「大番」3冊揃いが1500円くらいで売られていて(むろん重版)
びっくりしたことがあります。
159 :
吾輩は名無しである:03/10/28 21:31
>>157 緑106-1『悦ちゃん』、2『胡椒息子』、3『沙羅乙女』、4『信子』、
5『東京温泉』、6『南の風』、7『おばあさん』、8『南国滑稽譚』、
9『海軍』、10『大番 上』、11『大番 下』、12『楽天公子』、
13『金色青春譜』、14『バナナ』、15『自由学校』、16『アンデルさんの記』、
17『てんやわんや』、18『青春怪談』、19『コーヒーと恋愛』
と思われ。あと『飲み・食い・書く』の正編と続編もあったはずだが、
手許に本がなく番号は不明。『信子』と『おばあさん』の合本も見たことがあるが
やはり番号は不明。
160 :
吾輩は名無しである:03/10/29 00:51
いままで『てんやわんや』『自由学校』『コーヒーと恋愛』『箱根山』
『海軍』(岩田豊雄名義)『大番』と読んできて、いま『胡椒息子』を
読みかけなんだけど、しばらく前から続きをまったく読んでいない。
いまいち乗れなかったんだよね、『胡椒息子』。
読みつづける価値あるかな?
いままで読んだ中で一番面白かったのはやはり『てんやわんや』だね。
次に『自由学校』かな。自伝的な作品はまだ読んでいません。
161 :
吾輩は名無しである:03/10/29 21:37
なんだか急に獅子ファンが増えたような感じがw
率直に嬉しいっす。
>>156 最近、「信子」「獅子文六集」「食味歳時記」なんかを手に入れれた事が、
得した気分になったね。(本当にいい気分)
>>159 貴重な情報ありがとうです。
>>160 ほっほー。いろいろ読んでますねぇ〜。
是非、「私と娘」「父の乳」の感想も聞かせてくださいな。
162 :
よしこちゃん:03/10/30 00:32
アサヒ新聞から出ている「ぶんろく全集」
復刻しる!!
ちゃくちゃくと手に入れているんですね。いいなぁ!
先週末、古本屋に行ったので探してみましたが、無かったです。
161さんの(本当にいい気分)が、まるで太字で書いてあるかのように
目に入る。入ってしまう。(’’)いいな。。
ところで、獅子文六の事を紹介していた記事では、どの本から読むのがいいか
という問いに、「全集」と答えていました。私の小遣いでは無理です(泣
164 :
吾輩は名無しである:03/10/30 22:56
この前、高円寺から新高円寺に向かう商店街にある古本屋で
『父の乳』の文庫版を発見しました。
新高円寺に向かって左側にある古書店です。店名は知りません。
行ったらまだあるかも。
ぼくは単行本で持っているので買いませんでしたが。
165 :
吾輩は名無しである:03/10/30 23:02
それって、雑貨や服も置いてる店かな?
最近、その店で「乳の乳」見かけたから。
ちなみに荻窪の南口に獅子に強い古書店がありますよ。
166 :
吾輩は名無しである:03/10/30 23:10
>>165 ぼくの見たのはその店ではないですね。もちろんその店も知ってますけど、
そこからもう少し歩いたところにある古書専門店です。
>ちなみに荻窪の南口に獅子に強い古書店がありますよ。
情報サンクス!今度行ってみます。
書くの遅くなりましたが、「てんやわんや」読了しました。
面白かったです。
映画を見ているように、情景が広がる文章だと感じました。特に中盤の花兵さんからの猛ダッシュの
場面がみょーに心に焼きついております(^^;
あと数冊は読んでみたいと感じました。
168 :
吾輩は名無しである:03/11/08 23:04
>>167 愉しんだんですね。それはよかった。それじゃ、次へどうぞ。
ただ普通の書店で手に出来るのには数に限りがあります。
知ってるかもしれないけど、
「てんやわんや」(新潮文庫)
「但馬太郎治伝」(講談社文芸文庫)
「海軍」「海軍余話」(岩田豊雄名義/中公文庫)
こんなもんかな?(訂正ありましたら是非とも)
それ以外の作品は今すぐ、古書店にGO!!!
>>168 現在新刊で購入できるのはその4冊ですね。『てんやわんや』は新潮にしては
珍しい復刻ですが、これもいつまでカタログに載っているのかやや心配です。
新潮文庫の獅子文六には草73-A『てんやわんや』、B『自由学校』、C-1『やっさもっさ』、
C-2『父の乳』、D『青春怪談』、E『娘と私』、F『大番 (上)』、G『大番 (下)』、
H『海軍』、I『箱根山』の計9点10冊がありました。著者別整理番号のCが二つあるのは
はじめに『やっさもっさ』が出ていて絶版になり、あとで出た『父の乳』がその番号を引き継いだからです。
新潮文庫と角川文庫が獅子文六の文庫本の双璧で、収録作品は一部重複していましたが、それぞれに
独占収録の作品が主でしたので、両者を集めるとちょっとした獅子文六作品集が完成したものでした。
ただし三笠文庫『達磨町七番地』に収録されていた「日本贔屓」「芸術家」などの短編は新潮・角川では読めませんでした。
普通の書店で手に入る本が、144さんの紹介していた本以外にもあるなんて。
全然知りませんでした。
情報ありがとう!
>>168さん
>>159さん
171 :
千鳥 ◆K.Ejd08eho :03/12/01 21:51
age & test
172 :
千鳥 ◆K.Ejd08eho :03/12/01 22:12
何気に『娘と私』積ん読しております。。
173 :
吾輩は名無しである:03/12/19 22:50
あげ
174 :
吾輩は名無しである:03/12/19 23:03
>>172 今すぐ読みなさい。俺の心のベストテンに入るほどの傑作なもんで。
併せて「父の乳」も必読。わかるよね?
>>173 あげサンキュー。
ついでに報告を少し。
「自由学校」「可否道(コーヒーと恋愛)」を神保町で購入。
「すれ違い夫婦」「夫婦百景」を長野で購入。
まだ読んでないけどニヤニヤ顔が止まらないぜw
嬉しくて、楽しくて、たまらない。クックッw
175 :
吾輩は名無しである:03/12/20 08:58
俺が持ってるライオン文庫一覧
「娘と私」「父の乳」「大番」「青春怪談」(新潮文庫)
「沙羅乙女」「自由学校」「てんやわんや」「南の風」「コーヒーと恋愛」
「悦ちゃん」「アンデルさんの記」「胡椒息子」(角川文庫)
あと単行本の「太陽先生」と「食味歳時記」くらいかな
文六マニアとしてはまだ初級?
176 :
吾輩は名無しである:03/12/21 18:34
結婚式で北杜夫に誰かが「北くんには獅子文六のような
立派な作家になってもらいたい。」と言ったら
出席していた三島由紀夫が例の馬鹿笑いしたそうだ。
結局なれなかったのかな。
177 :
千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :03/12/21 20:14
>>174 「父の乳」これいいタイトルですよね。
つかみはOK。気になっております。
読みかけの本があるから、今すぐには読めませんが
それ読了したら読みます。わかってね(; ;
また、今回以降このトリップで飛来します。そして北杜夫は航海記しか
読んでないけど好きですー。
178 :
吾輩は名無しである:03/12/22 18:28
>>175 「沙羅乙女」「太陽先生」「悦ちゃん」は本当にうらやましい。
一刻も早く手に入れたいもんすね。
あと「バナナ」は一体何処に行けば売ってるものやら・・・
>>176 三島の馬鹿笑いの真意が知りてえw
「北杜夫は獅子のような作家にはなれない」と思ったのか、それとも
「獅子のような大衆作家になれとは片腹痛いわ」だったのか。
あるいは俺らには全く見当も付かない笑えるツボがあったのか?
謎だ。
>>177 おう。わかったよ。焦らずに、ゆっくりと読みんさい。
179 :
吾輩は名無しである:03/12/27 15:30
近所の古本屋の100円の棚に「箱根山」単行本の美本があったけど
どうせ売れないだろうと思い「噂の真相」買った。
次に行ったら、その本屋はつぶれてた。
一生後悔しそう…
180 :
千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :04/01/05 21:24
>>179 また見つかるといいですね。気になっていた本が次に行った時に無いと、
へこみますよね。。
さて、何気に『娘と私』読み始めております。
今、娘さんが入寮した所。『てんやわんや』とはまた違った雰囲気ですね、この本。
獅子文六さんの文章って、スムーズに読者を小説世界に引き込みますね。
作者を信頼しきって読んでます。読んでいて愉しい。
素で読んでいるので、心に来ますよこの作品。。
薦めてくれた方、ありがとう。
皆さんは獅子文六さんの文章のどんな所が好きですか?
私は文章の気負いや気取りの無さに惹かれています。
こんな事を考えること自体、文六ワールドに片足をつっこみつつあるのか。。
某古本屋にて。「獅子文六の本を探しているのですが。」
と店員に聞いても、見つからず。狭い店内にはサラリーマン
らしき初老の男性が文庫本コーナーを漁っていた。
そのおじさんが店を出て行くと、綺麗に並んだ文庫本の中から
一冊だけ抜き取りかけられた本が目についた。
獅子文六の『箱根山』でした。当然即購入。おじさん、あんたいい人や。
あんな大人に私もなりたい。
182 :
吾輩は名無しである:04/01/08 22:39
ええ話やなぁ。
183 :
吾輩は名無しである:04/01/09 15:58
>>181 それは漏れだ
気づいてくれてよかった。
>>181 いい話ですね。
>>183さんだったか。
残業続きで毎日10分位しか読んでいません。
寝る前に少しずつ読みすすめています。
『悦ちゃん』の本の事が度々出て来るので、読みたくなりました。
185 :
吾輩は名無しである:04/01/18 02:58
ロボッチイヌ。
186 :
吾輩は名無しである:04/01/18 03:12
>>176、178
それはたしか渡辺一夫の文章でよんだが、
ツボは、三島の大笑いそのものにあるだろ、わからんかな。
187 :
吾輩は名無しである:04/01/21 22:28
>>181 おれもそんな余裕のある大人になりたいわ。
>>184 獅子の文章の好きなところはシニカルなのに嫌味にならないところかなあ〜。もちろん読みやすさも。
まあ、ゆっくり読みんさい(もう読んじゃったか?)
>>186 わからん。説明してけれー!
188 :
千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :04/01/24 14:53
>>187 読んじゃった。
今、『娘と私』を読み終えてぼんやりしている所です。
いい本を読んだな、と思っています。
「むすび」の章のラストの所、胸が一ぱいになりました。
一番好きなシーンは何気ない一コマとして描かれている「三四」の最後の辺り。
久しぶりに本を読んで泣いてしまった。やられた。。
それから187のレスありがとう。
そうですね。解説読んだらそんな事が書いてありました。
「作者の眼はきわめて辛辣であるが、しかし決して冷酷ではない」だって。
嫌味のない文章だと思います。読みやすいし比喩なんかも好き鴨。
またお薦めのを読みたいけど、絶版。うっ、これは痛い。
189 :
千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :04/02/07 23:42
ずばり私の日頃の行いがね、いいのよ。うん。
全集の第8巻の「大番」美本を200円でゲット。近所の古書店を侮っていた。
積ん読片付けたら、また来るYO
190 :
吾輩は名無しである:04/02/07 23:46
大番は映画で観たよ。ギューちゃん
191 :
千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :04/02/07 23:50
あら珍しい、人がいる!
映画があったんだ。いいな。当時見たわけじゃないでしょ?
ビデオか何か?
実はまだお風呂に入ってないので、聞いておいてすみませんが
失礼します。おやすみなさい。
古本屋で「獅子文六先生の応接室・文学座騒動の頃」という本を買いました♪
福本信子という、文六の家のお手伝いさんをやっていた人の回想録みたいです。
いま、気がついたんだけど、、、名前が「信子」、、、。
これから読みます♪
194 :
吾輩は名無しである:04/02/28 00:01
>>193 とうとう伝説の1さんが帰ってきた!!お初です。
「獅子文六先生の応接室・文学座騒動の頃」ですか。おもろそう。
「信子」か。福本信子さんも大分県出身だとしたら・・・
いずれにせよ読了報告待ってます。
>>189 「大番」読んでる?
こっちはそろそろ「自由学校」に突入するかな。
その前に「すれちがい夫婦」を・・・、いや「青春怪談」も・・・(「娘と私」も再読してえ・・・)
>194さん
はじめまして。ずっと書き込みしてなくて、恐縮です。
1月は阿佐ヶ谷で映画「娘と私」が上映されていたんですよねー。
原節子特集だったので、てっきり娘が原節子なのだと思っていた
ら、なんと原節子は二番目のの奥さん役だったそうです、、、。
絶対行くつもりだったのに、観に行けなかった、、、。
どなたか観に行かれた方いますか?
196 :
千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :04/03/02 23:08
>>194 「大番」まだ読んでない(・・;)
図書館で借りた全集を読んだら、すぐ読むつもりが中々終わらない。じれったい。
それにしても、獅子さんの本を随分お持ちなんですね。いいな。
また、「娘と私」はいつか私も再読すると思う。
ちなみに私は「娘と私」>>>>「てんやわんや」でした。
「父の乳」も、むしょうに読みたい。。
>>195 しまさん降臨!ですね。
「娘と私」の上映があったのですか。知らなかったので、観に行っておりません。
読了報告、私も楽しみにしています。
>>194さん >>千鳥 ◆DhHwPI5QyQさん
ずいぶん遅くなってしまいスミマセン。
「獅子文六先生の応接室」を読み終わりました。
著者の福本信子さんは、「マドモアゼル」という若い女性向けの雑誌に
載ったお手伝いさん募集の記事を読んで応募し、文六宅にやってきます。
四国の田舎からやってきて「仕事の合間には、東京で活け花の勉強もし
てみたい」と言うこの素朴な娘さんは、実は、適当に主人宅を選択した
のではなく、「小説家志望であった亡父のことを明確にするためにも、
小説家というものを実際に知ってやろう」という野心を胸に秘めて文六
邸に乗り込んで来たのであった!
*続きです
この思いは、お手伝いさんとして文六家にすっかり馴染んでからも、も
ちろん明かされることはなく、彼女は毎日たっぷりと小説家の日常生活
を観察します。文六の書き損じのものなどゴミ箱から拾ったりもしちゃ
います。
また、文六邸が、そんな信子さんのために造られたかのような、応接室
と食堂と台所がワンフロア、という(いまでいうとLDKですね)モダンな
造りだったので、三島由紀夫が来ようが、杉村春子が来ようが、話しも
表情も全部丸見え(笑)!自らも文芸に対して興味を持っていた信子さ
んにとっては毎日が夢のように刺激的で楽しかったのではないでしょう
か。礼儀正しく爽やかな芥川比呂志にポ〜ッとなったり、お手伝いさん
と見下す客にはカチンときたり、、、娘らしい気持ちがあふれています。
結局、田舎から帰ってこい、と言われて信子さんは田舎に帰り、結婚し、
子供を五人も育て上げたのですが、短い期間垣間見た東京での文六先生
宅のことは、思い出となって彼女のなかに強烈に残っているようです。
文六邸を辞すときには先生に「文六論を書きたい」と告白し、先生は、
「田舎でか?」とビックリした顔をしたそうで、、、その時の文六の驚
きを想像すると楽しくなります。
信子さんの名前と「信子」は偶然同じだったわけですが、「マドモアゼ
ル」に応募してきた多数の女性のなかから文六が信子さんを選んだので
すから、その時、文六がなまえの符合を面白がって選んだということは
あるだろうと思います。
199 :
吾輩は名無しである:04/03/23 17:38
>>197-198 詳細な報告に感謝。
文六作品マイベスト(暫定)
1.娘と私
2.父の乳
3.コーヒーと恋愛(可否道)
次点 信子 てんやわんや
200 :
千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :04/03/23 23:02
>しまさん
私の方もバタバタしてまして、2ちゃんは久しぶりです。お気になさらずに。
丁寧なレスありがとうございました。読んでいて楽しかったです。
「獅子文六先生の応接室」、面白そうですね。
信子さんの文六邸での暮らしっぷり、楽しそうでちょっといいな〜と思って
しまいました。信子さんって面白い人ですね。うーん、読んでみたいです。
「大番」は、引越しの準備でいっぱいいっぱいのため途中で断念しました。
文芸書のダンボール内に目に付くように入れてあります。連載が好評で延長
されたそうですね、この本。
>>199さん
「娘と私」がナンバー1なんですか。いいもんねぇ「娘と私」。
私はこの本で獅子作品にハマりました。ベスト2&3も読みたい。特に2が。
2を探していて「大番」を見つけたんだもの。
人のベスト3って読むの楽しいな。。
ところで、'文六作品しまさんベスト'知りたくない?。知りたいでしょう。
僭越ながら質問をば、しておきます。
>しまさん
ぜひベスト3を教えて!
う、恥ずかしながら、わたくし文六の作品を全部読むには至っておらんのです。
ですから、ベスト3なんて書いちゃっていいのかな〜?って感じなのですが、
読んだなかから現時点でのベストを選んでみます。
と、ベスト3を書く気になったのも実は「娘と私」を読んだところだったから。
「てんやわんや」はあまりに面白くて一気読みしてしまったし、「海軍」では
うって変わってシリアス&端正な文六世界に引き込まれたし、「悦ちゃん」も
モダンでよかった、、、けれど、「娘と私」を読んだら、もう、これ以外にベ
スト1があるかいな!って激しく思いました。一作読むごとに新しい驚きのある
文六ですが、「娘と私」を読んでなんだかいままでの文六像を全部リセットさ
せられた気持ちです。
娘が生まれた日から、嫁いで自分のもとから去る日まで、、、20数年のなか
にこんなにドラマが詰まった人生を送ってしまう(自分から望んだのではなく
て、運命的に)文六という人は、やはり小説家になるべくしてなったんだな、
と思いました。大変だったあれやこれや、泣きたくなるようなたくさんの出来事
も、全部この「娘と私」という傑作のためにあったような、、、。
私小説、しかも奥さんとの寝室のことから娘さんの恋愛まで書いて、ドロドロに
もメロメロにもならず、ここまで潔いとは、、、。でも書いてる文六はメロメロ
じゃないのに、読んでるこちらは涙、涙。
千鳥さんも泣いた34ですが、はい、あそこは私もやはり(笑)。文六の短いセン
テンスから生まれるリズムは素晴らしいですね♪あの短い一行に涙腺をやられて
しまいます。
「最後だな、最後だな。」「上出来だ、上出来だ!」なんて繰り返すところも。
あ、ベスト3と言いつつ2と3ははっきりしないまま(笑)。
とにかくベスト1は「娘と私」だ!ということで、、、。
202 :
千鳥 ◆DhHwPI5QyQ :04/03/31 23:43
>しまさん
レスありがとうです。しまさんも「娘と私」好きなんだぁ。いいもんねぇ。
34章の所、何気ない所だから、気に入ってる人が少ないのかと思っていました。
やはりいいシーンなんだ。同じ人がいて、嬉しい♪
ちなみにレスにあった繰り返す所、私も好きでした。
>私小説、しかも奥さんとの寝室のことから娘さんの恋愛まで書いて、ドロドロに
>もメロメロにもならず、ここまで潔いとは、、、。
潔いですよね。普通書くのを躊躇われるであろうと思う部分も、さらけ出して描いて
いて。。魅力の一つだと思っています。とても好きです、読みがいがあって。
あと好きなのは、眼高手低ならぬ眼高手高(?)を思わせる文章。好きだ。。はまりました。
しまさんのレス読んだら、俄然「海軍」&「悦ちゃん」にも興味が。
>シリアス&端正な文六世界
読んでみたい。「海軍」の方は
>>168さんリストによると書店で手に入るのよね。
GO!!してみます。
どうもでした。
古い日本映画の記録を見ていると、頻繁に文六作品の名前が出て来ます。
これほど人気のあった作家なのに、現在殆んどの作品が絶版とは...
印刷での出版の採算が採れないとしたら、せめてダウンロードで作品毎に
料金を払って落として読む、とか出きると良いのですが...
文六の三番目の奥さん、岩田幸子さんの著作「笛吹き天女」を古本で発見!
帯には「夫・獅子文六の思い出」「阿川弘之氏推賞!」「天女のような純真
さで爽やかに生きたおひい様。感動の書き下ろし。」とあります。
三番目の奥さんは「明治上流社会のおてんばおひいさま」「深窓の童女」
「文学のことなぞ何も分からぬ元姫さま」、、、だったのか!意外だ。
この間、大磯に寄った折に、手持ちの資料を頼りに文六邸を探したのですが、
見つけられませんでした(家は、現存するも現在は、直接関係の無い方が
お住まいのようです)その日は、島崎藤村の記念館(旧藤村邸)にも行ったの
ですが、休館日で、がっかり。
大磯には、縁がないようだ。
206 :
吾輩は名無しである:04/05/20 08:52
色々読みたいんだが、あんまり古本見かけない...
207 :
吾輩は名無しである:04/06/13 22:29
最近寂しいですね。古本をコツコツ探して行きたいと思うのですが。
この人原作の映画を見るにつけ
結構おもしろそうだなとおもうものの
映画でいいやと思ってしまうのです
大番とか主人公が白痴みたいな田舎者過ぎて、
腹立ってくるんだけどね
209 :
吾輩は名無しである:04/07/15 02:48
なかなか見つかりませんね。
210 :
吾輩は名無しである:04/08/06 20:52
「父の乳」と「娘と私」を続けて読了!
感動しました♪
211 :
我輩は名無しである:04/08/13 21:08
『箱根山』買ったよ。講談社の大衆文学館シリーズの。まだ読まないけどね。
212 :
吾輩は名無しである:04/09/05 13:58
あげ
213 :
吾輩は名無しである:04/10/04 01:59:00
『箱根山』読みたいよ。
214 :
吾輩は名無しである:04/12/31 16:37:39
てんやわんや文庫本ゲット
「海軍」と「海軍随筆」しか読んだ事なかったので楽しみ
実はバナナの文庫(著者獅子文六)は持っています。
楽天公子(角川文庫)著者獅子文六をお持ちの方いませんか?居たら楽天フリマにお売り下さい。必ず買います
217 :
名無し:05/01/01 14:54:32
2冊も獅子文六のバナナを持っています。しかし買うまで時間かかり大変苦労しました。
それを譲ってもらおうなんて虫が良すぎますね。
218 :
利香:05/01/01 15:16:41
1獅子文六の角川文庫は中々手に入らず難しいですよね。楽天公子など。
私自身は手に入れる価値はあると思っています
219 :
sanae:05/01/01 15:22:21
私は、悦ちゃんや、金色青春譜や、バナナなどの文庫を手に入れました。どれも大変気に入り買って良かったと思っています。
きっと見つかると思いますので頑張って購入して下さい。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
223 :
吾輩は名無しである:05/01/14 21:14:12
西武鉄道ネタで、文六の『箱根山』読みたいんだよね。
古本、みつからん。あ、これってTVドラマ化してます?
224 :
吾輩は名無しである:05/01/14 21:20:33
NHKの朝の連続TVドラマは獅子文六の原作からはじまった。
いまもフォルムとパターンとレヴェルは受け継いでいると思いますよ
獅子文六の作品でどなたか楽天公子(角川文庫)をお持ちの方はいませんか?
他の作品はすぐ、手に入るのになぜか楽天公子の文庫は手に入り難く困っています。
どなたかお持ちの方がいましたら返事下さるよう宜しくお願いします。
しかし、今ごろになって獅子文六の作品が流行したのか不思議です。
226 :
楽天:05/01/21 10:37:25
獅子文六の作品は一度読むと手放せないものですね。
達磨町七番地やバナナや自由学校など、どれ読んでもいいものだと思いました。
持っている人が羨ましいです。
227 :
吾輩は名無しである:05/01/21 10:39:21
獅子文六の作品を持っている人が羨ましいです。
どこに、行けば買えるのですか?
楽天公子の文庫等は、どこに行けば買えるのですか?
229 :
吾輩は名無しである:05/01/21 10:42:21
yaa
230 :
0390:05/01/27 11:04:14
楽天公子の文庫は何処に売っているのでしょうか?
どなたかお持ちの方は居ないでしょうか?
もし居ましたら楽天フリマに出品して頂けませんか?
出品して頂けましたら1万円でも買わせて頂きますのでどうか宜しくお願いします。
231 :
楽天公子:05/01/27 11:15:23
どなたか楽天公子の文庫をお持ちの方はおりませんか?
1万ぐらいまでなら買いたいと思っています。
ですが、中々手に入り難く大変困っています。
どうぞ、お持ちの方は楽天フリマに売って頂けないでしょうか?
厚かましいお願いである事は重々承知していますが、何卒宜しくお願いします。
しかしそれにしても獅子文六の本は見つけ難いですね。
232 :
吾輩は名無しである:05/01/27 11:19:10
それにしても獅子文六の本は見つけ難いですね。
持っている方が羨ましいですね。
しかし今ごろ何故獅子文六が人気でたのかとても不思議です。
皆さんは何処で獅子文六をお知りになったのですか?
233 :
吾輩は名無しである :2005/04/03(日) 06:20:47
>>232 橋本治が「大番」を紹介してたので
軽妙な文体が気に入って全集さがしてます。
大人が読める都会のユーモア作家。
力みがなくて、品がいい。
こういうひと、他にいないかなーと思っているが、
需要がないのかなぁ。
あと、このスレ住民の方々に高野文子「るきさん」(ちくま文庫)
をお薦めしときます。作者が文六ファン。おもしろいよ。
234 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 19:24:30
『父の乳』、『娘とわたし』好きだなぁ。
『悦ちゃん』見たいなぁ。
235 :
吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 22:17:06
わしも。
236 :
吾輩は名無しである:2005/08/10(水) 22:47:12
見事に忘れられたな。なんでや?
237 :
吾輩は名無しである:2005/08/12(金) 08:39:10
忘れられるということは、時代を超えて読まれる魅力ががないということ。
まあ、風向きが変わることがないとは言えんが。
たしかに題材には普遍性がないな。
内容的には今でも十分読める内容だが。
239 :
吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 23:12:35
中学生の時に、大番を読んで興奮して、わけもわからずにおれも
将来は株の世界で生きたいと、思ったことがある。なにしろ面白
かった。
240 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 22:04:50
通俗作家。
241 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 22:34:18
新潮日本文学全集に入ってるぐらいだからあるんじゃないの?