“精神的貴族”�ｓc恆存について

語りましょう。

�ｓc恆存→西部邁のあとがつづかない。
21世紀の保守主義はつらそう・・・

ふくだつねあり＝ふくざつにあり

個人的には、
福田＝保守主義的、というより、

福田＝新劇ヤロー＝一見重厚だが単なる西洋かぶれ（シェイクスピアねえ・・・）

というイメージが失礼ながら強い（西部にいたっては、元全学連だしなあ・・）。

「俺の親戚にはインテリなんてひとりもいねえんでぃ！」という名言があるな。
さすが本郷生まれの職人の息子。江戸っ子だね。

　福田の弟子筋で有名なのって誰？　まだ残ってるの？

一番有名なのは、西尾幹二。でも、新仮名遣いを用ゐて他の弟子たちから嗤はれた
りしてゐる。もっとも、半分は嫉妬ややっかみだらうけど。
他には、「月曜評論」のメイン執筆者である松原正。でも、他の保守派の知識人の
悪口ばかり言ってゐて、人望ゼロ。「月曜評論」以外で書くことができない。
まだ他にもいるけど、あまり仕事が見えてこない人ばかりだな。

松原正はゴミ。精神的貴族では断じてない。

浅田がどこかでいってたけど、デカルトだよね、本質は。
切れ味鋭いのは認めるけど。
だけどなんで今ごろになってこの人が浮かび上がってくるんだろう？
中村光夫が生きてた時はあまり目立たなかったはずだけど。
中村の指摘がいちいち当てはまるって感じ。

>>9
「近代日本の批評〈2〉昭和篇(下) 」の浅田、蓮実の発言の
受売りなんぞ書かれても話にならん。ちゃんと福田を読んだ
ことないのまるわかりですよ。
＞中村光夫が生きてた時はあまり目立たなかったはずだけど。
逆。戦後の一時期は福田と花田清輝が二大スター。中村は蓮実
のおかげで過大評価されてるだけ。

>>2

「�ｓc恆存→西部邁」ってそんな系統があったん？初耳。
どうでもいいけど福田って結構男前だよね。

>>9
　いったいどこがデカルト？　デカルト的数学的思考を�ｓcは忌み嫌ったんじゃ？
漏れはその朝だの文を読んでませんが。　どちらかというなら、デカルト批判の
ヴィーコの方に近いのでは・・・？　どう考えても、「共通感覚」重視でしょ？　
>>11
　確かに精神的には西尾幹二より西部邁に近いような気もする。　西部って
�ｓcの生前に何か関係あったのかな？　
>>4
　明治の「文明開化」まで全否定するのでなくては、西洋の影響を全否定するわけには
いかない。　その点では保守と雖も矛盾しない。　少なくとも「単なる」西洋
かぶれとは思わないが。　あと、思想的にはロレンスに言及しなくちゃ。

　松原のスレってどこかにある？

『私の國語教室』福田の代表作。これだけは讀んで呉れ。
　　　　↑
松原正ってこんなことばかり言ってるひとでしょ。

>>13
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/986065217/l50

同じ右翼でも保田與重郎とは、全然系統が違うな。
「坂の上の雲」をやっつけたのは同じだが。

>>12
デカルト的数学的思考とは何ですか？

>>16
福田がなんで「右翼」なんだ？
安っぽいレベル貼りをするところを見ると君は全共闘世代?

ラベルね（ｗ

＞１６
おまえ、実は福田の文章をそれほど読んでないだろ（ｗ

福田は、右翼だろ。
少なくとも８０年代までは「右翼」扱いだったぞ。
保田みたいな極右ではないにしろ

＞２１
そりゃ、左翼や進歩派から見たら、福田も（蔑称としての）「右翼」だった
に違いないが、福田ほど国粋主義的な風潮に警戒的な論客はいなかったので
は？　戯曲「総統いまだ死せず」や評論「近代日本知識人の典型清水幾太郎
を論ず」などを読まれることをおすすめします。

>>21
当時「右翼扱い」だったから「福田は右翼」でいいのでしょうか？
福田が論客として時事的な問題に発言していた時代は
ごくまっとうな左派批判をするとたちまち「右翼扱い」でした
当時を歴史的に評価できる現代でなお
彼を「右翼扱い」で済ましてしまうのは怠慢な気がしてなりません

私のお勧めは「一匹と九十九匹と」です
彼の文学観には深い感銘を受けました

　欝だ・・・。　スレのタイトル、「精�~的・・」にするつもりだったのに・・・。

>>21
　21さん、ソ連・東欧の崩壊後右だ左だはほとんど無意味でしょ？　旧共産党
勢力が「保守派」といわれる御時世ですよ。

まあ、別に右翼だから悪いわけではない。
レベルが高ければいいんだよ

アルカイダ・テロルによって米国人のほとんどが右翼と判明した。

CBSでニュースを担当してきた
「アメリカで最も冷静な」ジャーナリストである
キャスターのダン･ラザー氏も右翼と判明した。

デーブ・スペクターもアメリカの事となると、途端にウヨと化すよな。

>>27〜29　それはアメリカに限らない。どこの（日本以外の）どこの国でもある。
日本の左翼が大好きなフランスなど日本的常識で言ったらみな国粋主義者。

文学板なんで文学方面の仕事について。
「ホレイショー日記」ってどうでしょう。正直退屈だったんですが。
戯曲は好きだが。

�拐~的貴族

芥川の評論（一つ目の方）は素晴らしかった
太宰の評論はそれほどでもなかったが

保田スレッドに比べて延びない。
一時期保守派の巨頭と呼ばれた現在の福田の人気を表しているのか。

こいつのアメリカ文学に対する軽蔑はゆるせん。

>>35老人と海の訳もいけないのか？

>>31
ホレイショー日記
やっぱあいつの一番深い作品なんじゃないか？
全集の最終巻に福田自作の年賦があるだろ･･･
あれ読むとさ、最後の方は奥さんとの旅行の思い出ばかり。
あいつはホレイショーを演じきったんだと思ったよ。
ハムレットは小林だったんじゃねえか？アホだしな＞小林秀雄

>>34
政治思想板では延びますが。

>>35
訳はましだが解説がくず。ワイルドのサロメの後書きもくず

＞こいつのアメリカ文学に対する軽蔑はゆるせん。
どこらへんが許せんのか具体的な記述が欲しいな
君の誤読の可能性が高いと思うんだが

↑具体的な記述の引用って意味ね

アメリカ＝ヨーロッパの文化の上澄みをすくっただけ。
　　　　↓
そのアメリカの文化の上澄みをすくっただけなのが、戦後の日本なのだ。
　　　

そもそもアメリカに、文化が存在する訳ない。
だからヘミングェイだって海外に流離い、最後には自分の頭をブチ抜くしかなかったんだろう。

戦後の日本　＝　｢ヨーロッパの文化の上澄み｣　の上澄み

>>42
まったくその通りだな

西尾幹二や西部邁なんぞと一緒くたに
しないで欲しいな

いまでは真正保守は、西尾幹二や西部邁しかいないんだから、しょうがないよ。
「戦争論」（ハルキ文庫）￥680　
「私の憲法論」（徳間文庫）￥590
前者は、保守思想を湾岸戦争とアルカイダ・テロルに応用したもの。
後者は、保守思想を憲法問題に応用したもの。
西部氏の著作は初めて読んだのですが、
どう考えるのが保守思想なのかよくわかります。おすすめです。

西尾幹二と西部邁は、ただいま「親米 vs 反米」のバトル中。
「西尾氏たちは、反米保守なるものに悪罵を投げつけることによって、
　思想家あるいは言論人としての自分に死を宣告したのだ。
　いろんな意味でおめでたい振る舞いではある。」（西部氏）

西尾と西部を比べると、西部の方に輝きを感じてしまうのは俺だけですか？

学生ですが、保守思想にひかれています。
いろいろ調べた結果、西部邁から入っていくことにしました。

なにしろ�ｓc恆存は著作が手に入らないのよ

　�ｓcの著作集に洩れてるもので傑作ありますか？　ご存知の方、教えてください。
古本屋で探します。　

初めて読んだときはその知性、切れ味に快感を覚えたが
そのうちその誠実さ、生き様に惹かれるようになった
よくこの板では「レベル」云々といった評価がなされるが
そんなことより、あの時代を生き抜いた先人の
暖かい肉声として耳を傾けて欲しい
彼こそほんとに日本が貧しかった頃に
美しく生きていた日本人だと誇らしく思う

福田の言説はそんな自分に酔ったような発言を鼻で笑う程度には怜悧だよ。
貴様になんで「先人」を担ぎ上げてさも自分が彼の理解者であるかのように
振る舞う権利があるんだ。
貴様など日本人じゃない。

いつからかうも気持ちの良い発言がここまでまかり通ることになつたのだらう。
批評とは、自分の発言の地平を問い続けることにほかならぬ。

このスレの人には申し訳ないけど、福田が誠実な奴で信頼できるってのは
俺もわかるんだけど、そこまでスゲエかなぁ･･･
俺は全集も読んだけど、なんだかこいつの仕事には物足りないものがある
なるほどなるほど、ってかんじですごく共感できるんだけど、何かが足りない
んだよなぁ･･･
俺のこの疑問には>>56が答えてくれ。
ホイッ↓

>>55
知るかヴァカ！！

>>54
残念ながらきっとフクダさんは君のこともほめてくれないと思うぞ（ｗ

＞福田の言説はそんな自分に酔ったような発言を鼻で笑う程度には怜悧だよ
所詮福田なんてその程度のもんってことね

それにしても醜いねえ
どこの世界にも「こいつがわかるのは折れだけや！」
とか力む奴おるけど
福田なんてそんな入れ込むほどのもんか？

>>55
安心しろ
全然足りてないよ

>>55
それは福田の言説にアジテーションが足りないといふ意味でせうか？

福田の左翼批判を評価する人が、一方で福田の天皇論や憲法論、そしてかなづかひ
に対する論考に対しては沈黙するといふ現象を、これまで少なからず見てきました
が、その中である人が「自衛隊は違憲だから、改憲で合法的なものにしなきゃなら
ないなんて、福田恆存みたいなこと言ってたら、左派の思ふツボだ」とか「天皇を
相対的なものと見てゐるところが気に入らない」と言ってゐました。その男は同時
に三島由紀夫や渡部昇一の愛読者で、手紙は「現代かなづかい」で書いてゐます。

確かに、反左翼の読者は、読み手の心を高揚させる文章を好む傾向にありますな。
昨今の「正論」や「諸君！」の隆盛ぶりは、特にテレビが久米や筑紫、田原のニュ
ースを垂れ流している反動もあってか、そんなアジテーションを求めてゐる人が少
なくないことを反映してゐるやうな気がします。

福田シンパには歴史的仮名遣いを使いたがる人が多いようだが
現代的仮名遣いの文化で育ちながらあえて歴史的仮名遣いを
使うことの意味は果たしてあるのだろうか
前の世代の人が使い続けることとは意味が異なるように思うのだが

歴史的仮名遣いの方に合理性があるのはその通りだろうが
歴史的連続性に関しては既に失われつつあるのだから
単なる懐古趣味や自己満足的なポーズにしか見えない気がする

>>59
＞ないなんて、福田恆存みたいなこと言ってたら、左派の思ふツボだ」とか「天皇を
＞相対的なものと見てゐるところが気に入らない」と言ってゐました。その男は同時
福田は促音についてはどういってるんだろう？
少なくとも彼自身は小文字を使わなかつた気がするが

それにしても「左翼の思うツボ」などという浅薄な戦略的発想は
福田が一番嫌っていたことのような気がするんだが
福田に右翼の親玉的な役割を求める人がいるとは驚きだ
確かにその人には渡部昇一あたりが向いていると思う

>歴史的連続性に関しては既に失われつつあるのだから

ほんの一握りの人間の介入によって、その連続性がご破算に
されたのが気に入らなかったのだと思われ。

福田と保田の関係を語れ」

　【�ｓc恆存語録】日本への遺言（文春文庫）￥486

�ｓc恆存の思想の全貌を、三百余の断章に抽出・編集したもので、おすすめです。

>>60
「歴史的仮名」の方が筋は通っているのは当然だけど
実際上、生活上の問題で俺は「新仮名」を使っている。
ホントは新仮名捨ててみたい。まぁ新旧問わずどうしようもない
人はいると思うよ。

>>64 オレもさうだ。だからせめて日記にでも書かうよ。
續けてゐれば、その時もくるさ。福田さんは絶望を糧に生きた人だ。

　ココで聞くのもなんですが、戦後も歴史的仮名遣い・正漢字（あるいはその片方
だけでも）を最後まで貫いた作家・評論家って誰がいますか？　知ってる人教えて。
　私が知ってるのは、
　�ｓc
　小林秀雄
　三島由紀夫
　石川淳
　川端康成
　谷崎潤一郎
　内田百��
　あとは？

倉橋

亀井勝一郎

保田

平野啓一郎（嘘）

松原正

丸谷才一

ｲﾃｴ奴が多いってことでお前ら納得したか？
ツーことでENDな。

西部邁は、
｢歴史的仮名遣い・正漢字｣に関しては、
�ｓc恆存に承服できないみたいです。

ノズラーが言うには、丸谷才一は歴史的仮名遣いを使用する動機がいけない
から駄目なんだそうです。（ｗ

ところで最近公文書が横書きになったのに反発する人はいなかったのですか？
なんかHTML形式との関係だったらしいんだけど･･･
そこいらへん論壇ではどうでしたか？知ってる人ｵｾｰﾃ！

丸谷才一って誰？　

�ｓc恆存について語れ

>77現文壇政治の王者

>>66
　永井荷風もそうだよな。
>>74
　�ｓc本人にではなく、�ｓcの出来の悪いコピー、エピゴーネンに対してでは？　

>>67
　倉橋って誰だ？

>74

<西部邁は、
｢歴史的仮名遣い・正漢字｣に関しては、
�ｓc恆存に承服できないみたいです。>

西部がどこでそんなこと言つたの。

＞８１
倉橋由美子（作家）。
＞６６
歴史的仮名遣の文筆家なんて沢山いるよ。
吉田健一・志賀直哉・小泉信三・宇野千代・・その他戦前からの作家評論家多数。
現存の人でも阿川弘之・小堀桂一郎・高井有一・宇野精一・・・

>>82

思想史の相貌 / 西部邁/著

目次
保守思想の源流―福沢諭吉
精神の平衡感覚―夏目漱石
死者の民主主義―吉野作造
純正社会主義の「偏局」―北一輝
自由なき自由主義者―河合栄治郎
風土論の陥穽―和辻哲郎
国体主義の重厚と硬直―伊藤博文
戦後現実主義の限界―吉田茂
ニヒリズムの脱出口―坂口安吾
異人としての民族主義者―竹内好
大衆イメージの動揺―吉本隆明
審美主義の鋭利と閉塞―小林秀雄
保守思想の神髄―福田恒存 　　←ここで言ってるはず？（うろ覚えだが）

歴史的仮名遣い云々はともかく、西部の福田論って最低の出来。
とてもじゃないが、商品としての水準に到達していない。

>>84
だから、それって福田本人に対してじゃないんじゃないの？　ちょっと詳しく覚えて
ないけどさ。

>>85
　福田論で“これは”ってのは誰のなんだろ？　小林秀雄？　おすすめあったら
教えて。

磯田光一の福田論はおもしろかった。

面白いのみつけてきたよ


http://mmkanzaki.hoops.ne.jp/Flasu-txt.html
神崎改造 Flasu 一覧


http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/2555/
ひびわれ脳の研究 TOP ペ-ジ

http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/2555/Newwave/index2.html
気功鍼灸の館


,

>>87
出来がいいものはすくないんだが、俺が感心したものを挙げると・・・
坪内祐三「一九七九年の福田恆存」（『ストリートワイズ』所収）
磯田光一「福田恆存論」（『戦後批評家論』所収）
　↑は図書館などいかないと手に入りにくいか。
松原正が、福田が死去したときに産経新聞に書いていた追悼文
谷崎昭男「ツルのように」
　↑これは文学界の追悼号に載っていたもの。谷崎はほぼ同じ趣旨の
ことを以前にも書いている。保田と福田との関係を邪推したもので、
その当否はともかく、迫力がある。

　みなさん情報提供ありがとう。けっこういますね。　保田や永井は忘れてた。小堀も。（w
志賀は現仮名になってる文庫本で読んだけど、日本語をやめてフランス語にしよう
と言ってた人だから早々に歴史的仮名遣いも止めてしまったのかとかってに思ってた。
もっとも戦後はあまり小説書いてませんでしたよね。
　阿川や吉田健一もそうなんだ･･･。　こんど読んでみます。　でも、文庫本では
現仮名に直されてたりして･･･。　
　関係無いけど、正漢字のみ使ってる人知ってるのだが、文章を見た感じがなんと
なく気持ち悪かった。やはりどうせやるなら歴史的仮名遣いも一緒がいいと思った。
>>88、90
　ありがとう。　福田の著作集の第三巻を読んでるとこなので、これと読み途中の一巻
を読み終わったら（二巻は読了）どれか読んでみます。

　あげ

福田恒存

歴史的仮名遣いする人と、そじゃなく
現代かなづかいする人、いろいろの方が、
おもしろいけどな。

福田の文章のものたりなさは、あまりにも世界観が完結し過ぎていて、
あらがないところ。
この世界観の完結さが、福田をだしに使った、福田論をまだ誰をも
書けない理由ではなかろうか？

>>96
同感です。三島や江藤みたいに自殺した奴らなら、その文学と死の関係について、
牽強付会でも論じる、といふのも一つのやり方かも。

だけど、三島論の多さは同時に、杜撰な三島論も多いことを意味する。

死んだ森茉莉が、確か三島への追悼文で、洋品店に福田と同行した三島が、胸元の
見える開襟シャツを買った福田に、「福田さん、本当にそれ着るの？」といやみっ
ぽく言ってやった、と豪傑笑ひをしたとか書いてたな。

三島と福田の比較は、反米ｖｓ親米の源流みたいなもので、論じれば、それなりに
面白い文章が書けるのでは、と思ふ。

このスレ見て寸評
福田と西部は生前につながりがある。
西部が松原にお前の書いていることは福田のものまねだと罵倒されて、
西部は福田の著作を全部読み福田論を書き福田に面会にいっている。
それ以来、西部の本には二律背反や無免許カトリシャンといった福田の
もろものまねフレーズをあたかも自分が発明したように書き始めている。
福田自身は、西部の登場について、井尻とのVOICEでの対談上で自分の
後を継ぐような若手論客がでているなんて述べている。（これが西部だ
というのは俺の推測。この対談は全集の年譜に載っている。）

福田が旧漢字旧かなずかいを使っていることをもって福田が日本文化を
保守するこころがまえがあったというふうに考えるのは違和感を感じる。
福田の世代は旧漢字旧かなずかいで教育を受けた世代である。つまり
福田にとっては新漢字新かなずかいをすることはいわば自分の言論生活
に変更をしいられることであってそれを拒否したわけだ。
そして旧漢字旧かなずかい世代が面倒にも新漢字新かなずかいを使いはじめた
ことに警告をならしたのである。
私の国語教室を読めばわかるが、どこをどう解釈しても
旧漢字旧かなずかいを使用しつづけることが日本文化を保守することであるとは
書かれていない。
福田の旧漢字旧かなずかいは敗戦で変わってしまった日本人に対する
ドンキホーテ的皮肉と私は解釈する。

　なんて書いたがかなずかいではなくかなづかいでした。

福田に足りないところで思いついたんだが
醒めすぎていてそれが冷めているようにも思えるところってのはどう？
なんかさ、俺はこれやりますっていうような積極的な感情がみられないのよ
新劇でも評論でも翻訳でも弓道でもさ
そりゃ初期の文芸批評なんかは文芸を信じてるのが伝わってきていいと思うよ
でもさ、それから何かに燃えることはなかったのかと
たんなる現代病なんじゃないのかと
お前らそれを突破しないといけなかったんじゃないのかと

>>97
そんなことはないだろ。「歴史的かなづかひ」の使用が
日本の文化を保守することにつながると福田さんは考えていた
と思うよ。最近はネットで歴史的かなづかいを振り回すバカどもが
跳梁しているが、それはこれとは別問題。
　ただ、西部のように「伝統」とか空疎な理念をやたらに振り回す
の悪癖が福田さんにはなかたったからな。

もともと歴史的かなづかひで書いてゐた連中がインターネットを利用するやうに
なつただけの話。

鉢の木会で福田はんといっしょだった大岡昇平は
割と早く現代仮名遣いを使い始めたみたいだけどネ。

『私の國語教室』（文春文庫）賣れてゐるやうで、慶賀の至です。
國語ブームのせゐもありませうが。

みんな保田スレッドにも遊びにこいや

>104
保田圭スレッド？

けふ買つた『私の國語教室』、四月五日附の第二刷でした。
發賣が三月八日でしたから、賣れてゐるのですね、嬉しいことです。

この人って男が好きだったんでしょ。つまり男色家。

いや福田は女好きだったんだが。
男好きは三島。

＞　102　　大岡昇平さんは万事において打算的だと戸返氏が書かれてましたね。
＞　106　　喜ばしいことですね。　

>102,109 晩年になり福田さんも容赦なくかつ語氣荒く大岡を叩いてゐますね。
福田さんの「一番弟子」松原正氏も名著『文學と政治主義』の中で大岡の僞善を衝いてゐます。
幸ひにして、その第一章「大岡昇平と大江健三郎、政治主義の成れの果て」は、
松原氏のお弟子さんによつて電子テキスト化されてゐます。
http://hammer.prohosting.com/~n-matsu/bungaku.shtml

age

　『私の國語教室』に誤植発見。
　146頁の「ぢを用ゐる語」のトコ。
　もみぢ（紅葉）のはずが→もみじ（紅葉）となっている。
　これって、おかしいよね？　

age

age

age

age

キティａｇｅ

なんで、�ｓc恆存は、教科書に出てこないのかな。

旧字に決まってるからだろヴォケ！

「旧字に決まってるから」つて、なんのことだらう？

オレが教科書で読んだ『ジュリアス・シーザー』は福田訳だつたはずだ。

確か１０年ほど前高校の国語の教科書に現代かなづかいで
掲載されていたはずだ。

福田のおもしろいところは、
歴史的仮名遣いの正統性を、
保守的心性にもとづく美的な問題としてではなく、
あくまで文法的合理性の問題として論じきったところだ。
　そしてかれの「物足りなさ」も、たぶんそこにある。

�ｓc恆存は、文学者のくせに、妙に合理的なんだよ、考え方が、
常識的っていうか、なんか物足りないんだよね、
西部邁なんかは、ようやく気付いたらしく、�ｓc恆存はつまんないと言い始めたね、
西洋の考え方を無理やり日本に当てはめて、合わないと突如批判するのが多いね、

ボクはさぁ、民法勉強してたら、合わない合わない、
西洋の論理むりやり法律にしたもんだからさ、
やっぱ民法は柳田国男｢遠野物語｣にしろって先生言ってたが立派だね、

大学なんて左翼教師ばっかだと思ったけどまともなのもいてほっとしてるのよ、
けど、憲法はひどいよバカ教授ばっかでもちろんそんなの真面目に聴いてないけどね、
当用憲法論ってのあったね、
今の日本国憲法はまともに論じる対象でなく、からかう対象だってね、ほんとだね、

朕はたらふく食ってるぞ

あれはﾐｼｰﾏvs全共闘か

age

西部は今さらになって福田を批判するのはおかど違い。
彼の使っている無免許カトリシャン、絶対者なんか全部福田のパクリじゃないか。
それに福田は西部と違って、基本的に誰かの文章を引用したり、
西部のようにいつもワンパターンに最後に保守とか平衡感覚とかいう言葉でしめくく
るような事はなかった。
そもそも保守とか平衡感覚ってのは自分で書くものじゃなくて著作郡全体で表現する
ものだろう。
福田の保守主義は戦前の日本近代思想の中で生まれたもんであって、西部のように
特に西洋保守主義者の直接的な影響を受けてはいない。
福田の愛読書は実は英文学ではなくてロシア文学だったんだよ。
そもそも福田が西洋の考え方を日本に無理やりあてはめてあわないと突如批判したの
は何ていう評論名なの。私が充分に吟味してあげるよ。
西部ってのは全学連っていう本当に子どもの甘えの世界から未だに抜けだせないとこ
ろがあるからなあ。
福田は全学連を常識に返れと一笑にふしたんだが、戦前戦後の日本帝国の攻防の時代
を生きてきた人間にとってはたがが女子学生一人が死んだ程度の全学連騒動は
所詮その程度のものとしか認識できなかったんだな。

>>129
そうそう、西部氏の文章には｢平衡感覚｣ってほんとよく出てくるよね（藁

漏れは、個人的に、「コモンマン」とか「マスマン」などの言葉づかいが
妙に藁える。

福田和也なんかも社会批評を始めた頃、
「遥かなるルネッサンス」（だったけ）も
ほとんど福田恒存のパクリだったが、
その後保田与重郎に傾斜した。
保田の考え方を現代にアレンジする試みは
少なくとも西部のように福田のパクリの評論
を書きつづける事よりは価値があるが、
福田恒存は昔保田の影響を受けていた芥川論を単行本で出版する時に
大幅に改稿した。

>>129
ちょっとちょっと。
「西部が福田を批判した」って大袈裟なんじゃない？
俺の知るところでは全然そんなこと言ってないよ。

日本が戦争に負けた時の福田と江藤淳がとった態度を比較して
�@江藤淳はただ呆然と焼け野原で立ち尽くす母を眺めていたと、
�A福田は自分で庭に作った穴に隠していた鉛筆と原稿用紙を
取り出して「へん、アメリカは俺の持ち物を爆撃することはできなかったよーだ」
みたいなことを言いながら鉛筆を削り始めたと（ｗ

その余りにも対照的な二人の態度を指して
西部はどちらかと言えば江藤の方への共感を示して
「僕も年なのかな。最近は福田流のリアリズムが疎ましくなってきたんだ」
って言ってたよ。だから福田を批判してるとかそういうことじゃないよ。

このスレ読んでたら「福田の醒めぶり」に違和感もってる人もいるみたいだけど
このエピソードはある意味それを完璧に体現しちゃってるよね。
俺は真似できん。

福田は敗戦当時既に家族を養っていたが
江藤は裕福な家の子供だった。
多分当時の一般国民は戦争が終わって空襲がなくなり
ほっとしたのかもしれない。
敗戦直後のＧＨＱがくる前の新聞の論調は意外にも明るい。
石橋湛山なぞここぞとばかりに自分の日本小国家論を語っている。

ヨコレスだけど柄谷って福田恒存のこと評価してんだよね

>>134
「ほっとした」ってのは少し違うんじゃないか。
つうか「空虚」ってな具合じゃねえの？

誰か西部邁の小林秀雄評知ってたらどんなか教えてくれませぬか？

＞１３７
　思想史の相貌に小林秀雄論がある。
　たいした事は書いていない。
　伝統と文化の違いについての小林秀雄の文章を引用している。
　まあそこぐらいかな読む価値のあるところは。

覚書を見る限り福田は戦争中結構無用心な行動をとっていたね。

お前ら、福田作品ベスト３を挙げてくだざい。

｢リア王｣　　シェ−クスピア（著）/福田恒存（訳）
｢マクベス｣　　シェ−クスピア（著）/福田恒存（訳）
｢ハムレット｣　　シェ−クスピア（著）/福田恒存（訳）

>>141
翻譯と言へば、ロレンス『現代人は愛しうるか』を外すわけにはまゐりますまい。

と、ノズラーぶってみる漏れは逝ってよしか（ｗ

マジレスすると、やっぱり恒存の思想的なバックボーンが
目いっぱい詰まっている（本人も言ってるけど）ところが読んでいて興味深い。

『現代人は愛しうるか（黙示録論）』って読みにくいよね。俺がアホだからってのも
あるけど、何度も挫折した。キリスト教についての基礎教養がない人は
最後の章だけ読めばいいかも。

福田氏のシェイクスピアの翻訳は素晴らしいですな。小田島訳も悪くはないが、
福田訳の方が、はるかに重厚感がある。

>>140
ベスト3は難しいな。
ただ、『人間・この劇的なるもの』は福田のベストだと俺は思う。
中公文庫から安価で売ってるから読んでみて。これ、ホント大傑作よ。

>>145

ども。この前「私の国語教室」（違ったかも）を読んで大いに
勉強になりますた。

福田恆存の文章は読んでる人に自分は頭がいいと感じさせる文章だと思う。
そんなとこからノズラーの様なのが出てくるわけだか（Ｗ
福田和也が柄谷の文章は人に考えさせないと書いていたけど、それに似てると
思う。
人に考えさせないような隙間の無く完結した文章という感じ。

　福田恒存の文章は断定口調の言葉をつなげて一つの批評をつくりあげると
　いったパターンが多い。決して論理的な文章ではない。
　昔本田勝一が福田の文章を全く理解できないといったがそれはそうかもし
　れない。
　福田の文章は「実は福田の言っている事は正しい、もっともなことだ。」という
　読者の常識の力で評価されているところが多い。
　柄谷の文章は何がいいたいのかを考えさせられる文章だが、特に何もいい
　たいことがないのがわかる文章だ。

148の文章が、わかってるふりをして何もわかっていない人の文章だと
いうことはよくわかる。

そりゃ本田勝一にはわからんだろうよ・・・

＞柄谷の文章は何がいいたいのかを考えさせられる文章だが、特に何もいい
＞たいことがないのがわかる文章だ。

それはおまえのレスのことだろうが。

本田勝一を例に出す148氏は決して論理的ではない

>>148
あまり他のスレには書き込まないように。
文学板のレベルが下がるからさ。

ここまで突っ込みどころの多いレスを書く148は天才。
こういう人まで福田恆存を読む時代になるとは。

>>154
いや、読んでいないと思いたい。

１５４のような人間を福田は最も嫌ったのでは？

福田の実質的自伝「覚書」を時代考証を加えて語りましょう！

>>148が典型だけど
＞福田の文章は「実は福田の言っている事は正しい、もっともなことだ。」という
＞読者の常識の力で評価されているところが多い。
　
これが福田の批判たりえていると思ってる時点で未熟なんだよね。
福田にせよ小林秀雄にせよ彼らは何よりも「オリジナリティー」みたいなものの
胡散臭さを知っている。「新しさ」の嘘を知っている。
福田を読むとつくづく「常識の偉大さ」について考えさせてくれる。

>>156
148さんですか。強く生きてください。

これほど叩かれる148ってなんだよ・・・

初心者な質問ですが
保田と福田ってどう違うんですか?

保田・・・右翼
福田・・・保守

保田・・・独文、奈良っ子、戦前戦中に活躍、小林秀雄が葬儀に参加
福田・・・英文、江戸っ子、戦後に活躍、　　小林秀雄の葬儀に参加　

大変べんきょになりますた

>>163
　(･∀･)ｲｲ！

福田の保田論ってないかな？あったら読んでみたい。

確か「日本の近代」っていう
日本近代の思想家の著作集の巻頭言に書かれたものの中に、
保田は近代前の日本文化の美意識をドイツ浪漫派の手法によって
近代的なものに再現したものであるといったたぐいの事を書いている。
但し、この作品は西尾幹二がゴーストライターであり、（福田・西尾も
共に後日暴露している）実際は福田自身が書いたものではない。
ただ福田も西尾が書き上げたものをおそらくチェックしているであろうから
概ね上のような保田観を持っていたのではないか？

>>167
ありがと。興味深いエピソードだね。

＞保田は近代前の日本文化の美意識をドイツ浪漫派の手法によって
＞近代的なものに再現したものであるといったたぐいの事を書いている。

ただ「近代的なものに再現した」ってのがちょっと引っ掛かるな。
福田はそう見てたのか。戦時中とことん「うた」に生きた文人を
どう捉えてたのかなってすごく気になってたんだ。

======2==C==H======================================================

　　　　　　　　　２ちゃんねるのお勧めな話題と
　　　　　ネットでの面白い出来事を配送したいと思ってます。。。

===============================読者数：115274人　発行日：2002/07/015
どもどもー、取り繕う為に稚拙でも必死の書き込みをしてしまった、苦しいひろゆきですー。

最近どうも気になることがあるですよー。。。
おいらの企業と闘う姿を称賛する声がだんだん小さくなってきた気がするですよー。
日本生命と闘っていたときは、おいらは間違いなくヒーローだったのに、最近じゃすっかり唇がロナウジーニョですよー、、、うぅうぅ

それからもう一つ、珍走団に土下座させられた時ですけど、あの時おいらが震えていたのは風邪をひいていたからなんですよー。本当に本当ですよー。隊長にも聞いてみてくださいよー。
絶対に恐くて震えていたんじゃないですよー。信じてよー、、、うぅうぅ

ついでにもう一つ、元削除人の皆さん！お願いです！
おいらが彼女の手帳と携帯の着信履歴を盗み見てることや、おいらが本当はログをとってることを言いふらすのはやめてよー。。。うぅうぅ
以前は一緒に自作自演の厨房をからかって遊んでいたじゃないかー、、、うぅうぅ

んじゃ！

その「反近代の思想」というアンソロジーの解説は
名文で柄谷行人が「批評とポストモダン」で引用してる。
西尾幹二が文体まで福田に似せて代筆したものだと知ってたら
引用しなかったと思うが。

>>170
＞西尾幹二が文体まで福田に似せて代筆したものだと知ってたら
＞引用しなかったと思うが。

ワロタ。

反近代の思想はひとめで福田の書いたものではないとわかる文体です。
確か福田が西尾をデビューさせるためにお試しに書かせたものでなかったけ。
この文章では、大東亜戦争の戦意を昂揚させたとして戦後論壇から追放された
保田の文章が戦前に多くの読者をつかんだのは、保田の文章がいわゆる民族主義的
なものだからではなく、既に歴史的遺物となってしまった日本の
古典をドイツ浪漫派の手法を用いて評論し、近代文学に既に慣れてしまった当時の読者に
受入れやすいものにした、
つまり、
保田が当時の人に受け入れられたのは前近代ではなく近代的なものだったからであると
いう事を書いてあったと思う。

>>172
なるほど。そういうことか。

中公文庫の『人間・この劇的なるもの』って廃盤になってるの？

>174
おいおい、廃盤ってレコードじゃねぇんだから（ｗ

ただいま品切れ中ですが、定期的に補充されてます。

>>174
いや、確かあったはずだけど。店員さんに訊いてみた？

>>177

いや、実はまだ本屋はまわってないんです。ただオンライン書店ではどこも
在庫切れだったもんで。

で、結局はどうなのよ？中公文庫の『人間・この劇的なるもの』は
もはや絶版なのかい？

絶版じゃないよ。地方都市でもでかい本屋なら大抵片隅に一冊くらい
置いてあるよ。
少なくとも私の国語教室の文庫版よりは出回っているよ。

>>180

そうかな。漏れの周りの本屋ではむしろ『国語教室』（あれって文藝春秋
ですたっけ？）をよく見かける。

まあ、『人間』も『教室』も持ってるから、どうでもいいけどね。

＞１８０
いはゆるノズラーが出版と同時に買い始めたから、
「教室」は重版されたんでなかったっけ。

文春は文庫よりも全集を買わせようというあこぎな戦略にでているよな。
確かに個人の全集としては安い。
少なくとも藤沢周平全集を集めるより安い。
江藤淳は結局全集は出ずに終わりなのかなあ？

アホレスｽﾏｿだが、ノズラーってなんすか？

ブクオフにて「福田恒存全集第一巻」ハケーン！！
九百円だったので即買いしました。
「一匹と九十九匹と」が読みたかったのですげぇ嬉しいわ。

>>185
よかったな！　読んだら感想うＰしれ。

>>184
正字、正仮名を使う人々。
>>186
今、「ハムレット」を読んでる最中だから、ちょっと先になりそう。
それにしても、全集ってデカすぎて読みづらいよね。
今後も古本屋で、中公、文春の文庫をひたすら探すつもり。

このスレ、親がかりの論客がいなくていいね、で、あげ。

全集１巻なら芥川論が一番いい。

age

aga

福田スレッドて俺こそが福田を知っているていうぬしがいないから
きらくに書けるがその反面話しがもりあがらず
すぐ倉庫にいっちゃうね。
という訳であげ。

坪内祐三の新刊「後ろ向きで前へ進む」には
坪内の卒論である福田論が収録されてる。

>193
おお、遂に出すのか！

>>194
もう売ってるよ。
http://www.shobunsha.co.jp/html/sinbase/sinkan2k2-07.html

坪内さんて福田恆存の弟子で唯一まともな精神持った人だね。

>196
っていうか、典型的な知的俗物って気がしないでもない。

福田恒存、それは毅然とした知性だ。

坪内が福田論を書くのは福田と付き合いがあったのだし、
それなりに影響を受けているのでわかるのだが
何で坪内が江藤淳を持ち出すのかその真意がわからない。
やはり江藤淳についても何か書かなけりゃいけないっていう
保守派論壇の中にあった江藤圧力ってのがあったのだろうか。
これって昔福田恒存を評価していた人がろくに読んでいないのに、
読んでたとしても深く影響を受けたと思えないような人がまあ
とりあえずって事で同時に小林秀雄を持ち上げるのとよく似ている。
もっとも小林秀雄は江藤淳より１００倍読む価値があるが。

右左を問わず、
明らかに何らかの影響を受けたにもかかわらずその影響を
書かない知識人が多い。
例えば
吉本隆明のマチウ書試論は福田のアポカリプス論、
柄谷のマクベス論は福田の人間この劇的なるものの
読書後書きましたってのがみえみえ。

福田恒存っていう存在はやはりタブーなんだ。

鳥のような人

いろんな人の訳が出回っているシェイクスピアですが、この人
の訳はどうなのですか、実際。ｶﾞｲｼｭﾂかもしれんが

実際に上演するにあたっては最も高度な
演技力が必要とされているので
福田訳でシェイクスピアを上演するのは
一種のステイタス。

>>203
ｻﾝｸｽ。勉強になりますた。
無知を恥じます。

小田島雄志訳「私の魔法は消えました、生身の私となりました。」

�ｓc恆存訳「これにて吾が術は破れ、
この身に残る力は生れながらの現身（うつしみ）の、真にはかなき境涯」

�ｓc恆存訳の格調の高さに並ぶものはないよ。

>>205
ヲッホン。それはもしかして
Tempest ですか？
違てたら厨房の私に教えてください。
でも福田訳、いいですね〜。

>>206
その通りです。

ありがとうございますた。
でも間違えたら恥の上塗り
するとこですた。私が読んだ
ことあるのは小田島訳です。
今日新潮文庫の福田訳、ｹﾞﾄしに
行きます。

>>200
吉本はたしかに書いてないが、柄谷は批評空間の鼎談などで
福田の影響を何度か口にしてる。「マクベス論」は「人間・この劇的
なるもの」を意識して書き、発表当時、福田に好意的に読まれたと。
でも、「近代日本の批評　戦後篇・下」の福田に触れた部分で、
シェイクスピア論で自分のほうが深い認識に達しているとでも
いうような言い方をしているのはずるい。

近年、小林秀雄の全集が新しく出版されたり、保田與重郎 文庫が出たりと
小林、保田の再評価が行われてるけど、福田恆存の文学者としての再評価は
あるんだろうか？今の時点では保守思想家として参照されているだけのような
感じだけど。

現代の様々な問題を福田のロジックで全部論破するのは難しいからなあ。
何でも解決できる福田の思想よりも
保田の耽美主義の方がある面、発展性はあるかもしれない。
小林秀雄はそもそも文芸評論家で唯一新潮文庫が絶版されない
スタンダードな人だから
あと１００年たってもそれなりに売れていくでしょう。

柄谷行人筆力落ちたね。

福田恒存は正漢字正かなづかいで
文章を書きつづけたことだろうな。
これは結構すごいことだぞ。
福田は保守主義の実践主義者だったんだな。

坪内は嫌いじゃないけど、やっぱスノッブだね
この前雑誌「考える人」で小林秀雄を書いてたけど、駄文。
読んでみ。くーだらないから。
つねありみたいな強度が全然文章にない。あたりさわりないどーでもいい駄文だね

>214
それに、けっこう政治的立ち回りが巧みだし。

>214
福田の弟子の中では臭みがないのが取りえだね。

坪内は臆病なだけ
いい意味での書評家でしょ

書評家としても浅羽以下だと思うが。

>>211
保田の耽美主義のほうが発展性があるという
のはどういうこと？詳しく教えて。

福田自身の見解かどうかわからないけど、
例の「反近代の思想」の解説では、保田の
耽美主義について、ものの捉え方が静的だ
とか（小林秀雄と比較して）ちょっと批判
めいた物言いがあったのが印象に残ってる。
（一応、福田も自分の名前で出すことを認め
たのでしょ？それに、他にもマルクス主義の
思想的な強さの評価とか、鈴木大拙や柳田
民俗学への批判とか、いろいろ読みごたえが
あって面白かったけどね）

あと、「人間、この劇的なるもの」でも、
ロマンティックアイロニーについて、外界を
自分の思うままにしようとする主観の支配欲
のあらわれみたいな調子で批判してるし、保田
とは完全には波長が合ってない感じだ。

僕個人は保田よりも福田に共感するけどね。

福田は最強の人生論て感じがする

>>213
「恒存」と平気で書く奴がよく言うよ。

>福田恒存は正漢字正かなづかいで
>文章を書きつづけたことだろうな
まともな日本語使え。

僕は恒存の恒をちゃんと変換できるパソコンを持っている
者が物質文明に犯されていると強く感じる。
そこに恒存のつねを恒と書く人間に
一つの倫理観を感じる。

コピペしろよ

芸術トハナニカを文庫でよんだ。
ヨカッタ　ケッサクダニャ

200のネタ元は宝島の保守反動思想家特集のすが秀美の発言とみた
いってることすが秀美とおんなじ

ってゆーか、200は特に目新しい指摘じゃないしな。
別に福田はタブーじゃないし。

だれがいってんのよ

柄谷行人が「平衡感覚−福田恆存を悼んで」
というのを書いてるよ。
http://www.criticalspace.org/
にあるよ。（批評空間アーカイヴ）
彼自身２０年以上前から、自分が英文学を
選んだ理由のひとつとして、福田の影響を
あげていたと思ったよ。

だからすがは宝島の特集で柄谷本人からきいたっていってるの
誌面に具体的載ったのはすがの発言でしょ
柄谷は具体的にはいってない
ただ影響うけったって書いただけ
追悼文なんかつい最近でしょ
200の発言はすがの口真似にちかい
ただすがは福田をタブーとはいってない

２２８で書いたのは、すがの話じゃなくて
柄谷自身の書き物のこと。
たしか、文芸時評かなにかをまとめた本だった
と思った。

反文学論だね
あと意味という病でも言及してる

批評空間の座談会で柄谷自身も「マクベス論」は
「人間・この劇的なるもの」を意識した、と具体的
に言ってるよ。何がタブーなんだか。

だからすがはタブーだなんていってないって

200のバカがタブーだと言ってるの。

了解

　野家も福田に言及して柄谷の解説かいてるな

200のネタ元って糸圭と呉智英の対談（別冊宝島　保守反動思想家
に学ぶ本）でしょ。左翼にウケがいいのねコーソン先生。

そうだね
柄谷の追悼文も福田の読み替えでしょ
でも柄谷がいわなかったら違うでしょ
柄谷の解釈に右に倣えのやつおおそうだもん

磯田光一が「福田恆存と吉本隆明」という文で
この二人の思想の共通点を書いてる。

マチウ書試論が福田の訳したロレンスの黙示録論のパクリというのが
すがの１意見

いそたの本の題名おしえてちょ

「磯田光一著作集2　戦後批評家論・吉本　隆明全論考」小沢書店　
に収録。小沢書店が廃業したので入手できんかも。
俺は図書館で読んだ。

http://kado7.ug.to/net/


朝までから騒ぎ！！
　　　小中高生
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　　　メル友
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全国デ−トスポット情報も有ります。
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>>240
パクリとは言っとらんよ。じゃロレンスもニーチェの
「アンチキリスト」のパクリになる。

言い過ぎた
パクリじゃないね

タブーってのは、何も福田の事を書かないことではないよ。
例えば柄谷とか江藤淳のソシュール解釈は完全に間違っていますとか
言及しているだろう。そういう態度を柄谷や浅田は福田に対してとらないって事。
あと西部が無免許カトリシャンとか平衡感覚とか二元論っていう
福田のぱくりを福田恒存引用ってきちんと書かないこと。
福田を知らない奴が読んだら西部独自の考え方だと思うだろう。
これははっきりいって著作権侵害物。
あと西尾幹二。
評価できる思想家として福田と小林秀雄をあげているが、
どう考えても西尾の考え方は小林秀雄と一致していない。

つまり福田がタブーってのは福田の影響を極めて多くの批評家が
影響を受けたがそれほど影響を受けたわけではないというスタンスをとること。
これは保守思想家の中では露骨だね。

ちなみに小林秀雄と福田の考え方は異質とはいわないまでも同質とは
いいがたいよ。

福田ってのは特にだれかの西洋思想家の思想を援用せずに独自に保守思想っての
をつくり上げたとこが一番功績が大きいと思う。
だからこそ福田のパクリの西部が今でも保守思想家�ｂPなんだろう。
そういう面で柄谷の日本の近代化は西洋近代を極めて短期間に圧縮されたもので
結局は同質なものだってのはその通りだと思うね。

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>>246
きみ、何も読まずに語ってるでしょ。

それではどこがどう何もよまずに語っているのか
具体例を示して書いてくれ。

まあ俺の書いたところでは福田の保守主義が
日本近代文学の評論一本でつくりあげたところが
日本近代批評の至宝であるというところ
なんだけどな。
これは反論スレとは全く関係ないけどな。

あと誰の著作を読んでいないか語ってくれ。
それができないと文学版の住民とはいえないなあ。
おれが読んだことのある著作だったらレスするよ。

ちなみに保守反動思想家っていう宝島。
すがはタブーなんかいってないだろう。

>>246
そもそも「カトリシャン」なんて言葉があるのでせうか。何語？

序でながら、西部はニーチェ主義者の事を「ニーチェリアン」などと呼んで
ゐるけれど、これは「ニーチェアン」(Nietzschean)と記すべきでせう。

『ハムレット』を読んだけど、このひとの翻訳はすばらしいねsageながら・・・

>>251-252
じゃ、早速知っていることだけ。

＞柄谷･浅田
とりあえず、「言及した」ということだけで言うならば、『近代日本の批評』の昭和篇で
少なからず語られているし、柄谷は批評空間の座談でも（少しだけ触れた程度だが）
福田についてコメントしていたはず。
「福田は実は結構左翼に読まれていた」とか、「結局デカルト的＝コギト的自我の人だね」
という内容だったと記憶している。
まあ確かに江藤淳や小林秀雄ほどには言及されなかった罠。

＞西部
これに関しては、悪いけど不勉強すぎ。
西部が福田の影響を多大に受けていることは、西部邁自身がいやというほど公言している。
確かに最近はあまり言っていないが、上に挙げたような概念を使う際にも、
「福田恒存に倣って言えば」といったような断り書きはよく入れていた。
それこそ影響丸出しという感じで。
「これが証拠だ」という本なり何なりを挙げるのは難しいのだけど、
（理由は、知りたければ別途にレスします・・・長くなってしまうので）
とりあえず自分が手元に置いている証拠は、１９８９年ごろに「正論」でおこなわれた富岡幸一郎との対談で
「福田恒存の表現を使うと、自分は安楽椅子に座ったペシミストだ」というような発言。

まず何よりも、この人は本格的な福田恒存論を発表している。これが「影響を公言している」
のでなくて何であろうか。

>>254はレス番号間違えてましたね。正しくは>>249-250

＞西洋思想家の思想を援用せずに独自に保守思想ってのをつくり上げた
これはどうだろう。もしあなたが福田を深く読み込んでそう思い込んでいるのなら
次に書くことは単なる亀レスになってしまうだろうけれど。

福田の保守思想が外国からの文物ではぐくまれたことは、今となっては自明に思える。
「近代の宿命」や「人間･この劇的なる物」といった主要評論のバックボーンになっているのは
なによりも西欧（なかんづくキリスト教）の精神だったのではなかろうか？
上の評論を読んでいたとき、そのシャープさに感心しつつも
「なんかずいぶん西欧の定規で物を考える人なんだなあ」と思った記憶がある。
また、字面だけで言えば、ロレンスのアポカリプス論の末尾（だったか序言だったか）で
「私に思想というものがあるとすれば、それはこの本から得たものだ」というようなことを言っている。
福田にとってロレンスが決定的だったというのは確かではないか？
これらを踏まえて
「いやそんな字面だけの話じゃない、福田には確実にオリジナリティがある」と訴えたいのか、そうでないのか。
もしそうであるとすれば、それこそ具体的に論じてもらいたい。別に2chでなくともいいから。マジで。

ロレンスのアポカリプス論はキリスト教を発生起源からさかのぼって
弱者の怨恨の思想であるというふうに否定している。
これはニーチェの神は死んだっていうようなアンチキリスト＝神の必要性という
隠喩とは全く主旨のことなるもの。
福田がロレンスが好きだったのは確かだし本人が自分の思想に一番影響を与えた
といっているが、それが福田の近代に対する考え方にどのように反映されているか、
私小説に対する批評や知識人論には影響がでているだろうが、
福田の近代思想史には直接反映はされていないでしょう。
そもそも福田は泉鏡花が好きだといっているが泉鏡花の批評はしてないってことも
ある。
福田は近代に関わりすぎたため批評から抜け落ちたものも多い。
人間この劇的なるものは構成としては、
最初にサルトルの実存主義をあげて、それを批判する形でシェイクスピアのハムレット
を評価している。
ここででてくる神を中心とした二元論の概念だが、これは福田が近代日本文学を批評していくうちに
発見したものでしょう。
西洋近代思想は神の概念無しには語れないというのはもはや定説だが、これは
西洋近代思想では自明の事でしょう。
西洋近代思想家で西洋近代思想におけるキリスト教の役割についてなんて、
福田みたいにひじょうにわかりやすく書いている人はいない。

あと福田はサルトル以降のフランス現代思想には全く言及がないが、
これはもう何ら人間の実生活に影響を与えない虚妄な学問と思ったから
ではないか？

福田のオリジナリティーっていえば、サルトルを同時代において
批判したことだなあ。

柄谷は福田に影響を与えたのはサルトルだといっているがそれは
当たっているかもしれない。
デカルトうんぬんは柄谷の世界の中ではそうであって、
人によってデカルトに対する考え方はことなるからなあ。

デカルト云々は浅田の発言。浅田は福田については
ちゃんと理解しているとは思えない。
『近代日本の批評』での浅田の発言全般について
言えるが、整理が雑。ま、「チャート式」だけのことはある。

批評空間系の発言は信用できない

西部はべたぼめの福田論かいてんじゃん

確かに浅田は雑だ。それに大学院生のころから進歩しておらん。

久しぶりの長文レスで、思わず福田の著作を読み返してしまった（ｗ
もう少しレス。

福田の西洋思想史理解については、こちらの言い方に整理が足りなかったようだ。
つまりロレンスの影響とは別に、教科書的な西洋思想史は西洋思想史として消化していたということでいいのだろうか？

それはそうとしてももう少しこだわっておくと、例えばロレンスやシェイクスピアのような西欧の知性と、
福田が批評の対象にしてきた日本の文学者（例えば芥川や嘉村磯多）を並べた場合、どちらがより
決定的だったかを考えると、やはりこれは明らかに前者としかいえない。このことについてはどう考えるよ？

あと西部のことについては反応がないみたいだけど、昨日（これも久しぶりに）
『知性の構造』を読んでいたら、ここでも福田をはじめとした日本の保守思想家たちの言説を
理論的に消化しようとしていたぞ。
まあ要するに、西部はフェアすぎてうざい位に福田の影響を公言しているぞ、ということ。

あと福田の「タブー」云々の話について、前述の宝島は読んでいないんだけど、
例えば福田が論壇的に干されていたのは（福田自身も書いているように）党派的なものだったわけだけど
文壇に関しては少し事情が違うのでは？　ただ単に、戦後のある時期からは
文芸批評の第一線から退いてしまっていたから、という単純な理由もあるのでは？
つまり小林や江藤、吉本隆明ほどにアクチュアルでない分、当時の新進批評家にとっても
叩いたり批評の対象にするメリットも少なかったということもあるでしょう。

いや、福田は西洋近代思想史を教科書的に理解していたというより、その教科書を
つくったという事だ。西洋近代思想史に絶対者、神（キリスト教）の原理がいきて
いる事をはじめておおっぴらに書いたのは福田だ。
今から言えば自明の理といわれているが、それを最初に言うという事に価値がある。
そしてそれを日本人自体がいったって事は近代という概念は西洋だけにしかないという
発想を破った画期的な事。
そして、それはあくまでも芥川や嘉村という近代日本文学の分析からでてきたもの。
シェイクスピアの新潮文庫自体が福田訳の福田ワールドで、かつ、福田が本格的に
シェイクスピアの翻訳をやったのは近代文芸批評をやった後から。
終戦後まもない頃の文芸批評ブームで福田が爆発的ヒットを飛ばしたのはその辺に
あるのではないか？当時福田を左翼だと思っていたっていう人は結構多い。高橋っていう
文芸批評家がそれについて言及しているよ。
福田が文芸批評をやめた後くらいから吉本、江藤の世代、そして柄谷の世代になっていく
訳だけど、この人たちが福田への言及をしなかった最大の原因は
俺は福田がマルクスについてほとんど言及していなかった事からだと思うね。
日本のプロレタリア文学の批評はやっているが、その後にあるマルクスを全く批評の対象
としていない。ひょっとしたらマルクスをよく読んでいないだけかも知れない。
西部は確かに福田の影響を公言しているといえば公言しているなあ。

ただ西部の初期作品の大衆への反逆は西部なりのオリジナリティーはあったがエッセイ的な
要素が強い。その頃の西部はキリスト教的世界観に疑問を呈していたし、田中美智太郎に近い
スタンスだった。
それが急に福田色が強くなってきて今にいたる。

西部さんは戦後最高の知識人と考えている、
とさえ書いていたからね。
ただ、知性の構造なる書物を見る限り、
彼の思想が福田的なものとは思いませんけど。
散文には影響があるんじゃないですかね。

西部の文章は論理的だが抑揚はない。
西部の散文は小難しいが福田の散文はわかりやすい。
福田は一般大衆紙（あくまでも当時のね）向けの文章
（幸福への手帳とか）もわりと自然に書いているが、
西部の最近の小林よしのり系の対談とか文章を読んでいると
自然な感じがしないね。
福田和也は昔は論壇系の文章と週刊誌系の文章に断絶があったが
最近それがなくなってきている。
そういう面では成長している。

＞２６５
　西部は案外パーソンズとかの影響が強いんじゃないのか？

西部の自伝的文章（６０年安保ｾﾝﾁﾒﾝﾀﾙｼﾞｬｰﾆｰ、人間論）は
小説家の文章のようだ。自分の過剰な文学的資質を抑制して
るから硬くなってんのかも。

福田は西部と初めて面会した時なんと言ったんだろうなあ？
福田は名前忘れたけど右翼の誰かの仲介で
全学連幹部と会談をやっているはずだが？
西部は幹部としてその場に参加していたのかなあ？

�ｓc恆存氏と西部邁氏は会ったことあるのかな？私も知りたい。

>>269
西部が福田論を書いた後、付き合いがあったそうだ。
それと福田が死ぬ40日くらい前に病院に見舞いに行ってる。
その時、「西部君、死ぬことはなにも怖いことではないのですよ」
福田が言ったそうだ。

age

坪内の福田論読む価値あるの？
あるのなら本買うけど、ないなら買わない。

特に読む価値ない。立ち読みを勧める。

http://s1p.net/xcv123

　携帯対応

男性より女性の書き込み多し
女性性65％男性35％割合です
穴場的サイトです。
幼い中高生直アポ直電
OL〜熟女迄の出会い
　聞ける穴場サイトです
　

｢つくる会｣の歴史教科書でも名前くらい載せてほしいね。
だって、筋金入りの反日的日本人、丸山真男や大塚久雄まで名前を載せてるんだよ。
小林秀雄はちゃんと出てくるけどね。
�ｓc恆存の名前を生徒の時分に刷り込んでおかなくちゃね。
まかり間違うと、一生、�ｓc恆存の名前さえ知らないなんてことになるよ。

それは西尾幹二の師匠に対するコンプレックスからです。

シェイクスピアの翻訳で知ったけど、このひといい。
好きになりそう。また来ますのでどうぞよろしく！

>>275
>>｢つくる会｣の歴史教科書でも名前くらい載せてほしいね。

言われてみればそうだな。いいところに気付いたね。よってage

age

そういや、福田が亡くなって何年になる？

age

前に坪内と大月隆寛の対談で、小林と保田を研究してる学者が福田恆存
の名前さえ知らなかったと坪内が言っていたけど、福田を知る機会って
少ないのかもね。
シェークスピアやロレンスなどの翻訳者というだけだと名前を
憶えることもないのかも。

＞２８２
　それはそいつが馬鹿だって事だよ。
　福田の名前は劇団をやっていた事から意外にも一般の人にも知られているよ。
　少なくとも保田よりは。
　日本の文学部の院生や助手ってのは所詮企業に就職できない
　マスコミ・出版社に就職できない屑野郎だろ。
　

恆存の息子が文藝春秋別冊「美しい日本語」に正字歴史的仮名遣いで寄稿。

国語教室、旧字で読みづらくて、前文だか序文だかで放り投げた。
なんかいま必要あるの？

『人間・この劇的なるもの』は中公文庫で絶版みたい・・・
図書館とか古本はあまり好きじゃないから、これはご縁がなかったということかな。
文春文庫でだしてくれないかな。文芸文庫でもいいけど。

>>286
>図書館とか古本はあまり好きじゃないから、これはご縁がなかったということかな

そうすると縁がないものだらけだね(w

>>287
うーん、なんて言えばいいのか・・・
いまって読む（べき）本が過剰すぎない？　あふれているというか。
福田さんの時代だったら、まあ、これを読めば一応文学を語れるみたいな
共通了解があったのだろうけど。それから何年がたっているか。
シェイクスピアから始まってドストエフスキーにトルストイ。
ゲーテもいるけど、日本では漱石や芥川。太宰に川端。
第三の新人の遠藤やら吉行やら。あ、大江と三島の変態コンビも。
わたしが生まれてきたころに出てきた中上にＷ村上、そして輝パパ。
そして現代では柳美里がいるし（ｗ

話を評論に限定すればいまいちばん注目されているのが宮台。
ブタ福田もいる。そのまえのばななパパに江藤。
小林秀雄に柳田センセイ・・・
――だからある線引きがないとダメだと思うのです。
それがわたしにとっては、いま入手できるかどうか？なのかも。
シェイクスピアだってぜんぶ読みたいけど、
やはり時間を考えると福田恆存訳がある新潮文庫だけに限定されてしまう。
『オセロー』だったけかな？　『人間・この劇的なるもの』からの
引用があって氏に興味を持ったのです。訳も好きだし。あのリズム感には陶酔します。

が、絶版なわけです。
『人間・この劇的なるもの』ってどんな内容ですか？
他の古典を差し引いてまで読む価値があるのか？
でしたら図書館の小汚い本を借りるつもりですが。

文春文庫『日本への遺言 福田恆在語録』は、いいよね。
あれはいい。旅行に携帯するときなどは、とくに。

>>288
あんたの読む（べき）本ってのは玉石混交だな
いくら（ｗをつけても、柳ってのと福田を同列に論じるのはどうかと思うよ

お願いだから「玉石混交こそ現代を象徴している」なんて言い訳はしないでね

いずれにしても、商業主義の論理に従う必要はないので、
絶版になった名著を探して古本屋なり図書館にいくメリットに気付くべきだと思う

あなたが病的なまでの潔癖症なら別だけどね

>>289
三省堂では『国語教室』しかなかったよ。
福田恆在ってどんなひとなの？
わたしはシェイクスピアの解説と国語便覧の紹介でしか知らないんですけど。
晩年の写真を見るとやけにピリピリきた神経質そうなオッサンかと。
一行レスでいいから雰囲気を教えてくらさい。誰に似てるとかでもいいですから。

>>291
時代遅れのわからずや。

>>291
おまえリアル工房か？

>>291
一行、とか
雰囲気、とか
似ている、とか


馬鹿ですか

小林秀雄スレを盛り上げているオッサンたちですか？
少しは若者文化を理解しないと、ふふふ、嫌われるぞ！

と、こういうレスをつけるためにきたのではなくて、
ほんとに福田氏を好きなら少しでもひとに薦めたくなるのかと思ったので。
ちくま文庫の『私の幸福論』はいささか時代遅れというか、いま読むと。
氏の演技と人生の省察に関心があります。
「人生のもっとも重要なときにひとはみな演技をしている」
とか、びびっと来ました。このひとはすごいと。

一行でいうと福田恆在みたいな雰囲気かな。

『日本への遺言』は品切になってないと思うな。思ふな。

>>295
ものを教えてもらう相手を「オッサン」呼ばわりすれば
いっときの優越感を得ることはできるかもしれないが
結局、得たい情報を得られずに損をするのは自分の方である

ということを理解することの方が「若者文化を理解」することより重要かと思われ



しかし「嫌われるぞ！」って煽り文句、いかにも日本的ですね
他者の評価がそんなに気になると思う？　もはや村八分でもないだろうに
ところできみ、ベネディクトくらいは読んだかな（ｗ

ところできみ、岡崎京子くらいは読んだかな（ｗ

工藤のサイトに繋がらない

>>298
>岡崎京子

古すぎだな（ｗ　
もしかして田舎の人？？？
それかアンタももう若くないのかな？？？？

ところできみ、井島ちづるくらいは読んだかな（ｗ

美香はおばさんだからいじめないでね

>>301　スレ違い　逝け　馬鹿

無理すんな、美香

>>301
ムキになって逆襲しているところを見ると図星だったようだね（ｗ

この世から美香が消えてなくなったらどんなにいいことか

へーえ、ヲタの質では作家はわからないと信じておいてあげるから（ｗ
このスレ閉鎖的で最低だね。わたしだったら好きな作家のことは深切
丁寧に教えてあげるのに・・・　

まぁ美香はシドニィ・シェルダンも読んでなさいってこった

おしえて「あげる」のに・・・。

何様ですか？　ああ24歳通院歴ありのアル中処女でしたか。

自分の無能を棚に上げて閉鎖的かよ・・・はぁーやんなっちゃう

ところでさあ、いまこういう批評ってどういう文脈で読んでるの>>305

俳句でもかいて「お〜い　お茶」に応募してなさい、ヒキッ！

美香って都合の悪いことはなんでも他人のせいにするんだな


「わからない＝教え方が悪い」っていいそう
そんなひとには話をしても不毛

>>311の質問も意味不明

美香は自分のスレをおさむに乗っ取られてイライラしてます。
だからいじめないで。負け犬なんだよ美香は。おさむに負けたのﾌﾟﾌﾟ

美香は有名な荒らしだよ

もうこのスレのコテハン順列では、美香の下にはうんこしかいない。

"精神的貴族"のスレに"精神的貧者"が無理に割りこむとどうなるのか、よーくわかりました（藁

うーん、というか１週間に１回ぐらいしかこのスレを見ないような、
ほどよく熟され好々爺とした福田ファンがいそうなんだけどな、このスレ。
待ってますのでよろしくお願いします。
いまはシェイクスピアをかためて読んでおりますから。もち福田訳で・・・

　　　　　　　　　　　　　　　おさむ（生態系の頂点）

　　　　　　　　　　　　　　　　↓家畜

　　　　　　　　　　　　　　　うんこ

　　　　　　　　　　　　　　　　↓排泄物

　　　　　　　　　　　　工藤←ＬＯＶＥ→美香

読んでいるシェイクスピアが福田訳だというだけに等しい知識で、福田を語りたがる厨房発見!

和子訳で読めよ

好々爺がいたとしても美香を相手にはしないだろうな

美香のような失礼な狼藉者をかるーく無視できる人が「好々爺」の定義です

美香は自棄酒

発泡酒で。つまみなしで。

「ハロー紳助さん」でぶち切れですよ。もうね、アホかと馬鹿かと

★194　名前：美香 ◆5qBZxQnw 　　　投稿日：02/08/27 06:04


>>189
＞『日本近代文学の起源』
大学で読まされたよ・・・
それで発表しなくてはならなかったから２回ぐらいは読んだ。
なのに今となってはまったく覚えてない。
この本のどこがすごいの？

>>327
頭が痛いよ・・・

美香さんが、これほど攻撃される理由を
私はよく知らないんだけれど。
少なくとも福田ファンが好々爺である
可能性は低いよね。

福田恒存が未だに読まれるのは今の文芸評論家が未熟だから。
福田和也なんて俺でもあのレベルの文章だったら書けるような気がする。

>>330
書いてから言え

そうだね

そうそう。

そうそうそう。

葬送

そろそろ実りある話し書こうか。

読んだせいで頭おかしくなった人も結構いるから、迂闊にひとさまに
「読むとよい」とは薦められない。

>>337
美香のこと？

>338
○嵜○秀さんのことでしょう。

>339
福田恆存に対してあまりにも失礼だ（ｗ

>>339
あれは松原正のせいでしょ。

山田太一も若い頃、福田恆存の強い影響を受けてる。

>>342
やや意外。

「人間・この劇的なるもの」なんて、ヘタに読むと激しくオカシイ人間になりそうだもんな。

福田恆存の戯曲は、翻訳の方を読む方が正解だろうな。オイディプス王の後書きなどを
読むと、西欧近代文化の輸入の意味について極めて自覚的、意識的。だが創作の方は
いかにも近代芸術的、つまり読むと退屈する。

西欧内部の反西欧の思想を受容して、西欧に対する内在的批判にかえるというのは
後進国の近代派、文明の輸入が任務である非西欧の知識人がとる、主体性を確保する
ためのごく普通の戦術。だがロレンスの受容によってそれが果たしてそれが可能か。
たしかにロレンスは反近代の作家であるが、オーウェルの批判にあるがごとく
敗北主義的な近代の内部での悪足掻き、つまり典型的な近代芸術家であった。
ということで、福田恆存はどこまでも近代芸術の人であり、毒性は小林秀雄など
よりも弱いというのが、私の意見。

>>345
もう少し自分のことばで語りなよ・・・
文学板ってあんたみたいなバカばっか（ｗ

>>346
人のﾏｼﾞﾚｽにからむ暇あったらさ、他人の言葉でもいいからなんから文学について
ぶってみろよ。

お前みたいな高踏野郎が一番タチ悪いんだよ。気づけよこのどぶす。雑談スレで
ヨタ話しとけ。マジスレにくるな。

>>346

とりあえず、>>336の意見に従って、まともそうな話題をふってみただけ。

「的」「主義」「性」を使ったら何かを主張した気になっているバカが偉そうに（ｗ

>>349 何も主張しないお前より百倍ましだよ、ばああか。

「的」「主義」「性」の使い分けって、結構むずかしいよ。
日本語で意味がとおるようにするにはね。

>>345
の意味を理解できたら、それは電波の証（あかし）。

＞西欧内部の反西欧の思想を受容して、西欧に対する内在的批判にかえるというのは
＞後進国の近代派、文明の輸入が任務である非西欧の知識人がとる、主体性を確保する
＞ためのごく普通の戦術。だがロレンスの受容によってそれが果たしてそれが可能か。
＞たしかにロレンスは反近代の作家であるが、オーウェルの批判にあるがごとく
＞敗北主義的な近代の内部での悪足掻き、つまり典型的な近代芸術家であった。
＞ということで、福田恆存はどこまでも近代芸術の人であり、毒性は小林秀雄など
＞よりも弱いというのが、私の意見。

こういう文章をありがたがるということは・・・
あんた高卒じゃない？

美香、一月に一回のあの日なのか今日は？

>>352 ヴぉけ。だれがありがたがってるちゅうんじゃ。意味不明だろうが
他人の言葉だろうが345は提起しているだろうが。お前はいつもそういう
遠まわしの馬鹿ｶｷｺだけだろう？　そこが臭いっていってんだよ。
問いすらも投げかけらない鳥の糞レス女郎が。

悔しいのはわかったから早くお前の穴に戻りな。雑談スレによ。

わかったか？　ちゃんと返事しろよ。先生は待ってるぞ！！　

>>353
なんでわかったの？　昨日からだけど（ｗ

俺が電波か、美香しゃんが頭わるいか、確率は50:50だと思うけどなー。
>>352の意味といえば、「美香は>>345を理解できなかった。」だけだか

そりゃ、長年女を観察してりゃわかってくることも
ある。わかりたくないことも多いが。

福田恆存の戲曲は、飜譯の方を讀む方が正解ならんな。オイディプス王の後書き等を
讀むと、西歐近代文化の輸入の意味について極めて自覺的、意識的。なれど創作の方は
如何にも近代藝術的、畢竟讀むと退屈す。

西歐内部の反西歐の思想を受容して、西歐に對せる内在的批判にかへると云ふは
後進國の近代派、文明の輸入が任務たる非西歐の智識人がとる、主體性を確保せる
爲の至極普通の戰術。なれどロレンスの受容を以つて其れが果たして其れが可能か。
たしかにロレンスは反近代の作家なるも、オーウェルの批判にあるが如く
敗北主義的なる近代の内部での惡足掻き、畢竟典型的なる近代藝術家なりき。
事で、福田恆存はどこ迄も近代藝術の人であつて、毒性は小林秀雄等
よりも弱いといふのが、餘の意見。

>>358
あらら・・流石、文学板。俺も歴史仮名遣い使いに転向しようかしら。

福田ファンってシェイクスピアを読んでいるものなの？
現代、どういった観点からシェイクスピアは読まれているのだろうか？
わたしは物語に注目。400年も残っている物語とは何か？という視点。
いまもシェイクスピアの演劇ってやっているの？
観たいけど8000円ぐらいかかりそうで（ｗ

>>345
ごめんらさい。意味がわからなかったのはわたしがバカだからと思います・・・
あなた、いいひと。でもやはりあの文章の意味はわからないけれども。

>>360

まーいろいろな批評用語を使って、文章を圧縮してあるから
知らない人がみれば、暗号文にみえるかも）ｗ

＞批評用語
を使っている時点であんたはダメ（ｗ
もう少し自分というものを持とうよ。
恥ずかしいよ、そういうの・・・

>>362

批評用語ってのは、道具だから、うまく使えりゃ勝ち。そんだけの話。
「批評用語」という単語が、美香しゃんの美的センスとは相容れないって
いわれてもねー。自分があるか、ないかという話と、どう繋がるのか
理解できましぇん。

うーん、何度読んでもあんたのレスの意味はわからん（ｗ
わかったよ、もう一度だけチャレンジするから・・・・・・

みかはほんとに勉強してないでちゅねーｗ

>わたしは物語に注目。400年も残っている物語とは何か？という視点。
こういう頭がクラクラしてくるようなズレたことぬかしている時点で、
もう終わってまちゅねー

自分を持とうよって。。。お前は相田みつをか！！！　
「どうして言葉ってあるんだろー！」くらいからきちんと考えてみましょうね。

>>345
>オーウェルの批判

申譯ありませんが、出來ればこれの出典を御教示願ひたいのですが。

>>366

岩波文庫の「オーウェル評論集」　
鯨の腹の中でーーーヘンリー・ミラーと現代の小説　
p.175です。

実はこのスレの常連も>>345の意味がよくわからないという罠（ｗ

福田なんて単なるウヨじゃない。
なんで２ちゃんねるって福田とか保田みたいなウルトラ野郎の
スレッドばっかなのかねえ。
他にも広松とかいるじゃん。

>>369
じゃ、君が論ずればよろし。

もし「新しい歴史教科書をつくる会」が国語教科書をつくって、保田の文章をその
中に入れたら、俺も反対運動に加わるつもりだ。こんな人の皮をかぶったケダモノ
の「評論」とやらを、子供に読ませてはいけない。

ピュリッツァー賞を受賞したハーバート・ビックスの「HIROHITO AND THE MAKING
MODERN JAPAN」の上巻が講談社から刊行されたが、日本浪漫派がいかにして権力の
お先棒をかつぎ、戦後も恥知らずに自決することなく、のうのうと生き延びたことを
告発する本を誰か書いてくれないものか。「もっと大東亜戦争に協力すればよかった
と反省している」などとよくもまあ、言えたものだ。ヒロヒトの説明責任もそうだが、
保田もその言説が日本国民並びにアジア諸国の人々に惨害を及ぼしたという点では、
同様なのだ。こういう連中には、民衆法廷を開廷して死刑宣告を下す必要がある。

ちなみに上のカキコは、このスレでアンチのカキコに必ず難癖つける信者のウヨ厨の
リアクションをすでに予想しているもの。仮に罵詈雑言吐いてきても、相手をするつ
もりはない。

>>367
出典、確認しました。m(__)m

３４５って難しいか？要するに「福田っちはヨーロッパとタメはろうとして
ロレンスみたいなヨーロッパ人だけど反ヨーロッパ的な人の考えを取り込もう
としたわけじゃん。だけど、オーウェルも言ってるけど、ロレンスって結局
ヨーロッパの枠出てなくない？だから、秀雄とかに比べるとたいしたこと無いよね」
っていってるだけじゃん。別に普通の文章だと思うけど。

美香ってのは自分が理解できないものは「電波」呼ばわりする典型的な不勉強者

その性格の欠陥ゆえ、実生活で他人から相手にされなくなってきたので、
２ちゃんに頻繁に出没するようになったが、ここでも同じ理由で放置されるようになった

現在では、荒らしと同等か、それ以上に不毛なレスを垂れ流す「害虫」

死ねよ、ゴキブリ美香

ごーめんね>>345
きのうは酔っていたからさー。
けさ読んだら、ふーん、そうなんらという感じ。
わたし態度が悪かったね。
でもよくあんな文章を書けるものだ。
わたしなんて一生かかっても書けなそうだよ。
と、とりあえず持ち上げてみるけど許してくれる？

『人間・この劇的なるもの』って読んだら狂うほどすごいの？
評論集だよね・・・　ということは文学作品の評論をしているのかしらん。
図書館にでも行くか。浮浪者の巣窟・・・

でも福田恆存ってどんな人生を送ったのだろう。
わたし文学者の場合、作品よりも人物のほうに関心がいってしまう。
中上なんて作品よりも本人、というか酒場ゴシップのほうがおもしろいもん（小声

学者肌のひとだったのかな？　ちゃんと結婚して現実生活では平穏無事の。
それとも自分の人生を劇場に見立てて「演技」をしているようなひと？
わたしは後者が好きなんですけどね。

返すがえす>>345さん、ごめんなさい。
至極、まともなことを仰っていらしたのに・・・
酔うと人間がダメになるね。
酒場で喧嘩が多いのもわかるや。
ところで福田氏は仕事後にウイスキーを静かに２、３杯という感じて、
あまり酒で荒れなそうなタイプと見たが、実際はどうだったのだろう。

酒のせいにして失態を水に流そうとする甘えは大人の間では通用しない

でも文学者だったらそんなものでしょ？
かえって伝説になるくらいだよ。
あ、あくまでもわたしは文学者「志望」の身ですけどね・・・
もっと修練を積まねば。じゃ『リチャード三世』の続きを。
登場人物が多くて読みにくいのです。
実際に演劇で観るなら、顔がついているからそういうことはないのだろうけど。

コピペ

************************************************************
346 ：美香 ◆5qBZxQnw ：02/09/01 22:49
>>345
もう少し自分のことばで語りなよ・・・
文学板ってあんたみたいなバカばっか（ｗ


************************************************************

ここまで理不尽な罵倒も珍しい
まったく議論になりませんな
いくら頭下げられても御免被るというところか

378 ：美香 ◆5qBZxQnw ：02/09/02 09:36
でも文学者だったらそんなものでしょ？


世の中舐め過ぎだね。他の人を自分と同じレベルに引き摺り下ろさないと気が済まないのか（ｗ

>>345さんは善人っぽかったから許してくれるって！と甘えてみる（ｗ

>>378
>じゃ『リチャード三世』の続きを。
>登場人物が多くて読みにくいのです。
>実際に演劇で観るなら、顔がついているからそういうことはないのだろうけど。

シェークスピアスレ逝け

「甘えてみる」だって？
醜い女の媚態ほど不愉快なものはない

せっかく>>345がいいこと書いたのに、一人の酔っ払いのせいで…

353 ：吾輩は名無しである ：02/09/01 23:00
美香、一月に一回のあの日なのか今日は？

355 ：美香 ◆5qBZxQnw ：02/09/01 23:03
>>353
なんでわかったの？　昨日からだけど（ｗ

375 ：美香 ◆5qBZxQnw ：02/09/02 08:45
ごーめんね>>345
きのうは酔っていたからさー。

381 ：美香 ◆5qBZxQnw ：02/09/02 09:39
>>345さんは善人っぽかったから許してくれるって！と甘えてみる（ｗ


女であること、酒にだらしないことを言い訳にして、品性下劣なｶｷｺをぶちまけまくる
美香よ。頼むからもう作家スレには顔を出さないでくれ。雑談スレにひきこもってくれ。

ぐあー、寝惚けて書いただけあって、あらためて>>345を読み返すと
訂正しなきゃならん箇所が沢山。

×西欧内部の反西欧の思想を受容して→○西欧内部の反近代の思想を受容して
×ロレンスの受容によってそれが果たしてそれが可能か。→「それが」をひとつ削る。
×　つまり典型的な近代芸術家であった。→つまりは典型的な近代芸術家であった。

こりゃ、折れの方が55％の確率で電波といわざるえない。みかしゃんの言うとおり
こんなん、有難たがっちゃまずいわ。

ゆ、許してくれたみたいれすね♪>>386

やっさしいやしだなあ（安藤した！）＜３８６
みかつんもこれに懲りるように！！

みんな、美香さんをいじめるなよ。
かわいそうじゃないですか。
しんじあうことも人間には必要だよ。
ね？

>>389
激
し
く
同
意

福田恒存は文学者の中でもまれにみる正常な人間だった。
子供は長男はサラリーマンだし、次男は劇団理事長兼大学教授。
親も東京の一般庶民だった。
仮に福田恒存が狂人であると仮定するのであれば、
狂人性を強靭な自意識の力によって押さえ込んだ事にあるであろう。

狂人と強靭をかけてるのね。

>>345
小林秀雄の「毒性」とは「ポストモダン性」ということですか？
受験生時代バカにしてたので、ほとんど小林秀雄、読んでないんです。
で、今は『日本への遺言』の微毒性を楽しんでいます。

それはもちろんです。しかし、何の罪もない中国人や韓国人が皇軍の兵士に殺
されたりレイプされたりした状況下で、保田や日本浪曼派の文章が興奮剤や催
淫剤の役割を果たした側面を見逃すことはできません。その上、末期的症状と
して皇軍が沖縄で地元民を殺害したり、集団自決を強要した、あの戦争の中で、
保田の思想はそれにストップをかけるどころか、その病理を助長するような性
質だったことは言うまでもありません。よく保田が戦後、左翼や進歩派に攻撃
されて不遇だったなどという愚劣な意見を耳にしますが、ならば己の作家的良
心をかけて作品を困難な状況の中で発表していた中野重治はどうだったのか。
それに思いが至らない事自体、平和ぼけしているとしか考えられない。そこに
品格や礼儀が欠けていたとしても、小田切秀雄や杉浦明平の保田批判の本質は
今でも生きている、と言うより、明白な事実を指摘していると言わざるを得ま
せん。

うまくまとまりませんが、論理の前提は論理ではなく感情です。悪夢のような
あの時代にあって、保田の思想が反政府的傾向を持っていたとしても、結局、
支配層の進める戦争という最悪の方針を押しとどめるものでなく、「日本語録」
や「文明一新論」に収録された文章のように、現実への絶対的追従を説くもの
ですらあったことを、私は憎悪の感情なしに読むことはできません。当然、そ
こから導かれる論理は、保田の思想を徹底的に相対化しなければならないとい
うものになります。

>>394
コピペ

何で福田スレに、保田批判が？？？＜３９４

本当に粗雑な思考としか言いようがないな。
保田に不利な、歴史的な事実からは目を背け、それを指摘したり直視せよと主張する
人間に、口汚い罵詈雑言を浴びせる。親のしつけ、これまでの教育環境はどうなって
んだよ、ええ？
歴史をミクロに見ることの出来ない、幼稚な人間だな、オマエは。

講談社の４５巻全集に収録されたのに、新学社の文庫に収録されなかった自由主義者
攻撃や侵略戦争讃美の文章のどこが「文学」で、どこが「批評」なんだよ？

このスレのすべてのカキコを読み返せば、オマエのカキコが一番幼稚で中身がないの
は、一目瞭然だ。少しは相対感覚を身につけるがいい。

>>394
保田批判のコピペで福田を批判しているつもりか？
それが有効だと思ってやっているのか？

マルクスとエンゲルスとレーニンとスターリンをいっしょにして
共産主義を批判してもまったく意味ないだろ？
所謂「保守主義」に対しても同様だってことが分からない？

ウヨだのサヨだのいう以前に、「論理」のキホンを身につけてくれ

それか


黙って死んでくれ

>>393

毒性とは、ポストモダンを意味しているわけでは無いです。小林秀雄がドゥルーズあたり
まで、フランス現代思想をフォローしていたというのは読んだことがありますが。
批評精神の精髄としての毒という、お約束の隠喩の持出ですが、小林秀雄の読者で
頭おかしくなった奴の数は、福田恆存の読者で頭おかしくなった奴の数に倍するで
あろうという感触から、お二方それぞれの毒の効果についても見積もってみたわけです。

400GET!!

>>399
ごていねいなレス、ありがとうございます。
高校生の副読本ぐらいの印象しか持っていなかったので、
そんなに危険なものだとは思ってもみませんでした。
たとえば、どこらへんの著作が危険なのでしょうか？
これも読んでいませんが『本居宣長』？

平田篤胤より宣長が危ないといわれたら、そんな気もします。

ウヨ批評家氏ね

サヨ君ほど単純じゃないので、
そう簡単に死ねんよ。
カッカッカッ（壮士的笑

あげ

旧字をありがたがってる死に損ないが集うスレはここですか

888

age

「大東亜戦争は美しかった」とかほざいてたくせに、自分の都合が悪くなると、逃げ
るなんて、ほんとカッコ悪いね、信者のクソウヨ君！！

>>401
煽りにつられて、ふたたび登場・・返事を小林秀雄スレに書くか、福田恆存スレに書くか
迷っている間に二週間すぎてしまった・・すまんこってす。

「本居宣長」は、近代の否定をモチーフにしているから危険というのが、誰でもまず
最初に思いつく批判ですね。実際、小林は文壇登場の初めから近代および近代芸術へ
強烈な懐疑を抱いていたわけで、強い懐疑が猛毒を孕むというのは、見易い理でしょう。
福田は実作者でもあるから、近代芸術を制作せねばならない。ーーということは、いやでも
近代芸術を、ある程度は自明視せざるえないわけである。その点、はじめから実作者失格の
烙印を自らに押して、批評形式を通じての言葉のmaterialのみに注意を集中した小林の
文業のほうが、近代芸術滅亡後も、生き延びる確率は高いのではないかとも思えるのです。

あと、福田と小林に共通した評価として「男性的な批評家」という評価があげられるんでは
ないかと思うが、同時に他者性としてのfemininityに対して、二人とも敏感さであったという
ことでもあります。小林秀雄と長谷川泰子の関係は有名だし、福田も隅にはおけんでしょう。

要するに、男性にとって女性という他者との邂逅は、>>345のごとく暴力的であらざるえない。
他者の他者たる所以は何かについての鋭い意識も、両者の批評の魅力といえるでしょう。

410
×敏感さ　→　○敏感

ウヨ福田信者消えてよし

１行レスしか出来ない馬鹿から先に逝ってよし

>>413
あんた自身が二行以上書かないとだめじゃん
しかもほぼ無内容だぜ
福田好きはウヨとは限らん
例えば俺

>>414
言っておくけど
すでに書いてるよ、それなりの量のレスを（どの番号とは言わんが）・・・

しかも、なんで「ウヨ」という言葉に
否定的であれ反応してるのかなあ？
俺は自分がウヨだのサヨだのなんてことはまったく言っていないぜ？
それに書いた奴がどっちだろうとかまわない
ただ、コピペみたいに「ウヨ逝ってよし」としか書けない
（いっておくが、書き込み量の多寡とはまったく無関係）
情けない書き込みは、いい加減やめようやということ

本当にウヨに消えてほしいなら、それなりの質量をもった書き込みを
伴うべきだし、逆もまたしかり
俺は二度も同じような内容の書き込みをしたくないので
書かなかっただけ、悪いけどそれだけ
なんならあなたが書いてくれ

>>415
>本当にウヨに消えてほしいなら、それなりの質量をもった書き込みを
>伴うべきだし、逆もまたしかり
>俺は二度も同じような内容の書き込みをしたくないので
>書かなかっただけ、悪いけどそれだけ
>なんならあなたが書いてくれ
俺もすでに色々書いている
ほぼ同意見だね
対立？はめんどい
まあ気が向いたらまた書き込むよ

>>416
そうか、まあ対立はしてないんだろうね
保田スレなんかでも右左問わず
内容のないレスばっかだったもので・・・悪いね

いずれにせよ、中身のある内容にはそれなりにレスしたいと思っているので、
その時はこちらもよろしく

誘拐殺人国家北朝鮮と戦う朴大統領が日本の左翼マスゴミに誹謗中傷
されていたころあえて朴大統領を支持した福田恆存先生マンセー！

>418
当時、朴大統領を擁護することは相当の勇気を必要とした。
韓国を擁護した某作家は、「民主的」な知識人達に「韓国に女がいるんだろう」などと
誹謗中傷された。

文壇のことはわからんですが、
個人的に福田氏の本は最強の人生論ですね。
人生論とかいうと怒るひといるかもしれんけど。

ぜんぜん怒らんぞ。実際に人生論のつもりで、読者も人生論のつもりで読むということを前提に書いている本が何冊かあるのだから。
怒る方がおかしい。

福田のことばで面白かった言葉。
「人間は腹が減ったから、食った、食ったら生きちゃった、そういう存在であって目的を持って生存しているわけではない。
その辺の人に何で生きてるの？なんて聞いたら、怒られちゃう」

福田恆存さんは、「人生論」などと云ふ輕佻浮薄な風潮に便乘した愚論を展開するやうな
人ではなかった。
>>420は恐らく近年の右傾化に便乘した輕薄漢であらう。

福田は右傾化とかそういうの無関係に読めるから面白い。
旧かな論とか全然賛同しないけど、
見解とは関係なしに読ませる力があるから、
俺は小林秀雄よりも好きだね。

＞＞４２３　えー？本気で言ってるのか？著作目録もう一回よく読んでみろ。
しかもなんという雑誌で連載したかも確認しろ。
馬鹿まるだしはおまえだ。

４２３は、無職で税金も払っていないくせに、自分こそ福田や松原正の最上
の読者と勝手に思いこんでいる、親がかりの論客だな。

傲慢な物言いをどうにかしなよ。そんなことじゃ、一生どの企業も雇ってな
んかくれないぞ。いい加減、大人になんなよ。いつまでも嗤われ者だぞ。

あの頃、三島が不道徳教育講座を雑誌に連載したように、世俗迎合とは別な意味で大衆向けに噛み砕いた語り口でかたる連載ものがたしかに流行った。
軽重浮薄とは別問題だ。

だから怒るほうがおかしいって、いったろ？

すぐまただれか、ネタだとか、くちぱくぱくとかいいだすんじゃねぇのか？

>427
> 軽重浮薄とは別問題だ。
ろくに漢字も書けない低腦が福田恆存を語るんぢやない！（嗤

文学板のウヨって煽り合うの好きだね
保田スレと展開そっくり

今おそらく、４３０は、無職で税金も払っていないくせに天下国家を論じて
いる…という批判による劣等感から、ほんの少し解放されているはずだな。

保田スレの場合、「鰯の頭も信心から」の馬鹿ウヨが板主人ヅラして、保田
に批判的なレスにケチつけまくった上、ハイデッガーも読んだことないのを、
インテリ左翼の尻馬に乗って、アンチ保田を論破したと思ってるという、ど
うしようもなさ。ファリアスを「ファウリス」とか書いていたのには、こい
つ本当に何もしらないんだなと、その無知を心底憫笑してしまった。自分こ
そ「大東亜戦争は美しかった」なんて言ったり、戦後民主主義批判や朝日新
聞批判していたくせに、形勢が不利になっていると見るや「政治ネタは無視
しようや」なんてほざいてました。保田信者のウヨ厨、逝ってよし！！！

４３０、とにかく奇怪な馬鹿。バケモノ。ワープロのうちまちがいで鬼の首とった気でやがんの。

>>433
お前もきっと「インテリ左翼」に嫌われると思うぜ

ファシズムを擁護する保田信者や福田信者は、恥を知れ
極右に文学を語って欲しくないな。

>>436
お前も保田スレにいたな
二人で煽り合い、おめでてーな

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何度も言ふが、職の有無と言説の當否は無關係である。
同じことを何度も書くな、この低腦共め！

＞１
トコトンの皮肉だとは思うが＜スレタイ
んなもん皮肉と思わず、逆に喜ぶような馬鹿やぞｗ＜福駄
どうせなら、

　　　「現代の幇間文学界で三味を弾く！福駄カス也」　

でいけや、次スレはｗ

>>441
・・・老眼でっか？

>441
やっちゃったね（ｗ

>>441
スレ越え叩き隊、でっか？

冷静に考えてもらいたい。
小泉訪朝で、拉致家族が涙を流す映像がテレビで垂れ流されているが、戦前、
日本は朝鮮半島から、強制労働のために理由もなく、朝鮮の人を連行し、うら
若い乙女たちを従軍慰安婦として蹂躙したのだ。
今後の国交正常化は、まず日本側が過去の謝罪と補償を行うのがすじであろう。

そして何よりも、マスコミで声高に北朝鮮弾劾を叫ぶ論者は、朝鮮学校への脅
迫や嫌がらせをどう考えているのか？　慰安婦問題には目を閉じ、黙殺すると
いう卑劣な態度をとる者どもにぜひとも説明してもらいたいものである。

今回の一連の、騒ぎすぎの北朝鮮報道を見るとき、保田與重郎の厚顔無恥は、
時を隔てて、今もなお、形を変えて日本人の内部で生き続けていることを痛
感させられる。こいつの文章を朝鮮語に翻訳して、ぜひ朝鮮半島の人たちに
読ませてやればいい。そしてこのスレッドの「鰯の頭も信心から」の、頭の
弱い保田教の信者の愚劣なカキコも読ませてやればいい。日本人がいかに卑
怯な存在か、よく理解されることと思う。

全共闘を否定する人たちのカキコを見て悲しくなった。
平和を求め、戦後民主主義の尊さを語り合い、ベトナムや朝鮮の若者と連帯
したあの運動の遺産はどこに消えたのだろう。
「戦争を知らない子供達」のおごり高ぶった傲慢さは、幼稚で馬鹿げている。
人の優しさやゆとりある教育を否定し、太平洋戦争を「聖戦」と呼ぶ低レベルで
恥知らずなアナクロ漫画家や評論家の跳梁跋扈。
侵略の印日の丸を堂々と掲げるサッカーファン。

反動と軍靴の足音が聞こえる。

自分だけは誤字脱字は過去も今後も絶対しないはずという前提にたって相手をけなす神経もすごいが、論理によってたつ気概のまるでない奴がいるな。
精神的貴族と呼ばれる福田の著書を読んでも、蛙の面に水か。

＞＞４４６　｢戦争を知らない子供たち」にたいする難癖は前から良く聞く。
しかし、気づきませんか？メッセージ性のある歌の歌詞は、１０００曲あれば９９８曲くらいが、茶々をいれたくなるような、穴があるということが。
｢戦争を知らない子供たち」だからまだ錯覚していられるが、スマップに「もっと社会を考えろ、新聞読んでるのか」といったら、言う方がわらわれるだろ。
それと同じとしかおもえない。イマジンだって、人が実際に死んでるときにいい気なもんだとも何とでもいえる

>>445　気は確かか。騒ぎすぎとはなんだ。個々の人の命の重みをどう考えてるのかね
同世代の国民が日本で生活しているとき、拘束され非命の死を遂げるということは、騒がずにすまない
ことだろう。日本の反動的言辞を朝鮮の人々に読ませたいというが、なぜ君には、拉致の事実はいっさい国民には知らせない
独裁体制に対する批判はないんだ？

日帝による侵略がなければおこりえなかった。

福田信者は反省せよ。

>>450
スレ潰す覚悟でひとこと。





「どぁれが反省するか。」

>>450
強制連行(あくまで仮定だが)と同様に拉致も批判される、
これがまともな人間の取るべき態度だけどな。
仮令、朝鮮人差別の事実があっても金嬉老が法的に裁かれるのと一緒です。

そもそも、北側との親密な関係が取り沙汰されている
金大中韓国大統領が国内拉致被害者問題を放棄し、
日本政府がその突破口を開いた事についてどう考えているんですか？

また、共産主義体制特有のラーゲリ労働で在日同胞を帰国運動で何万人も
虐殺した事も日本政府の責任ですか？
その中には大江が礼賛したチマチョゴリ姿の御婦人も含まれていたと思いますが？

キム・ウォンヂョ著「凍土の共和国」(亜紀書房)を読んでから発言しましょうね。

このスレもをはつてゐるな（嗤
福田恆存は低腦な２チヤンネラアに語れるやうな思想家ではないのだ。

福田なんて単なる反動じゃん

>454
おまへがな。

>>453

確かにある人間が職を持っているか否かと、彼のいうことが正しいか否かは関係
ないけれども、言論の信用と品位には関わるんです。知識人に倣って語るにしても
言葉に含羞がないから反発されるのでは？「低腦な２チヤンネラア」なんて
罵倒はおよそ非貴族的ですよ。

>456
正しいことを發言するのに含羞など必要ない。

ウヨは街宣車でも乗り回してろ！

>>457
俺は煽る気ないけど、謎の尊大さはネタかと思われるぜ

４５７はいまどき福田にこれだけ入れ込んでる事からして、かなり危ないって、眼がイっちゃってる感じだな。

でも眼球は澄んでそうだね。それが尚更恐いけど。

福田の講演聴いていると、例えば、「人間は腹が減ったから、食った、食ったら生きちゃった、そういう存在であって目的を持って生存しているわけではない。
その辺の人に何で生きてるの？なんて聞いたら、怒られちゃう」のように堅苦しく、もっともらしく語ることへの照れ、硬直した思考への自戒が感じられるが、４５７の言い草はまったく背筋が寒くなる。

明鏡止水の心境で刀振り回して欲しい
竹光

>>４５３＝４５５＝４５７
なら、２ちゃんねるに来なきゃいいじゃん。
しかし、君も懲りないなぁ。文学板の松原スレでこてんぱんに論破されて、全く
反省もせずに、尊大な態度で相変わらず、他人に罵倒を浴びせてるなんて…。

本当に、そんなんじゃ、一生就職なんて無理だよ。職無しの論客の言説が通用す
るのは、せいぜい自分のＨＰの日記と、２ちゃんねるの中だけ。その態度や物言
いを自分の顔と名前を明らかにして、新聞やテレビで言ってごらんよ。みんなか
ら嗤われるだけだから。そのときになってもまだ「職の有無と言説の當否は無關
係」なんて強弁するの？　何よりも、君のそういった愚劣な言動は、教師として
の松原さんの名誉を汚していることに気付いた方がいい。なぜなら、「あんなみ
っともない親がかりの論客の師匠だなんて、一体どういう教師なんだ？」って、
世間は考えるのだから。本当に、真剣に反省した方がいいよ、君は。

何度でも言う。親がかりの論客、嗤うべし！！　税金も払っていない無職の人間
の言説に説得力など感じられない。他人を批判する前にハローワークに行け。

＞文学板の松原スレ

文学板でなくて政治思想板ですよね。あのスレ過去ログ倉庫にもないし
検索エンジンでもひっかからない。誰かリンクはってくらさい。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1024457338/l50

つーか、>>466のスレがたったのは、政治思想板スレでの論戦が
原因だから（http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/sisou/986065217/l50）
その原因になったスレを探してるんですよ。

ふふふ。荒れているね。喧嘩に割り込むのは気はないのですが。

過去ログで良書と評判の『日本への遺言』を池袋のジュンク堂で発見。即購入。
いいね。多数派をバカにする挑発的な態度が。だからといって主流になること
を望もうともしない少数派としての矜持が。その文体だけで酔えるほどのたくみな
レトリックを駆使しながらも、所詮実体などないことばというものの相対性を
自覚し尽くしているところが。つまり何物も語りえぬことばへの懐疑、また
それゆえの愛着が。諦めつつ希望する、その振幅の広さが。二律背反を矛盾とは
せず、その二律をあえて広げることを「演戯」とする、この論調には頭が下がった。
ことばのリズム感がすばらしい。文構造だけでも読者を惹きつけるものがある。
朝から読み始めて、ところどころ赤で印を入れながら、気づいたら深夜。
読み終わっていた。最近でここまで夢中になった本はない。

古臭い女性観だとか、「知識人−民衆」という構造への信頼だとか、細部を
見ればいくらか首をかしげたくなることもあるけれど、それらをすべて覆い隠す
のが氏のサムライ精神なのである。惚れたよ、いよっ、ニッポン男児！
ひとの感情を刺激する論調という点では（内容はもちろん異なるが）現代の
宮台真司と似ているかも。このスレのひとはみんな嫌いなあのブルセラ学者（ｗ
どちらもどこか「大衆」を小馬鹿にしているところがある。くだらない常識を
信じて生きているひとを容赦なくこきおろすところが。限りなく愚民観に近づか
ざるをえないまでの持論への信頼（あるいは持論を空疎なことばだと自覚して
いる、その二律背反的な態度への信頼。いやまあ、頭の良いひとは大変だこと）。

この本をさらに魅力的なものにしているのは意趣のきいた編集。
これを編集したひとが、心底から�ｓc恆存を敬愛していたのがよくわかる。
初心者にも読みやすい見事な入門書。いやあ、この本に出会えて良かった。
山田太一が愛読している理由もなんとなくわかるような・・・

おれは以前中上スレで美香と秋幸3部作の話で龍造の自殺がどうたらと
レスしたもんだけど
おれは宮台好きだし福田も全集、翻訳全集（8巻欠）もってるよ
宮台と福田の違いは「おれにとって」は気になる。

>>469
あら奇遇だこと。
宮台と�ｓc恆存、どっちから先に入ったのか興味あり。
わたしは現代っ子らしく宮台から。
『制服少女たちの選択』からはリアルタイムで、
かれが成り上がるのをウォッチしましたよ・・・
ほぼ全著作よんでいるし（恥
最近の宮台の「小説・漫画・映画」への批評ほど
信用できないものはないけどさ。
審美眼というものがまったくないんだよね、いかにもな社会学者で。

＞宮台と福田の違いは
「思想」はちがえど「人間」が似ているような気がする。気質っていうの？
熱烈なファンと、徹底的なアンチを引き寄せる熱情のようなものを蔵している。
ことばを「訴え」として用いているところ。言わなくても良いことを、
そうとわかっていても言ってしまう、どうしようもなさ。
読んでいると気持ちがいいよね。選民意識をあまーく慰撫されて（ｗ

おれは福田信者だったからはじめ宮台はほんとに嫌いだった。
でてきたころの福田和也と宮台の対談も当時読んだ（宮台のほぼ勝）。
もともと宮崎哲弥が好きだつたから、そっから見方が変わって、屈服した。
違いはきになるが2ちゃんでいってもしょうがない。
なんかどうとでもいえそう。
宮台は5.6冊よんだだけ。映画評とかはしらないし興味ない、立ち読みしても
とばしてしまう。一般の人がその手の本に手を伸ばす動機を熟知してると思うけどね。
個人的には宮台より宮崎のが好き。

それより宮台と小説は同時期に読んでたの？
それとも宮台読んで、それから小説？。そのへんの履歴が気になる。
宮台よんだやつって社会学にいくんでないの？
できるだけ「正確」におしえてほしい。いいサンプルかもしれん
宮台の言説って文学的な語り口の失墜という前提があると思うんだけど。
宮台にはまると普通小説なんか読む気にならなく
なるんでないの？小説のなにに巻き込まれた？

宮崎は処女作からリアルタイム

>468
福田を読んでないのがバレバレ。
福田をちゃんと読んでれば『「大衆」を小馬鹿にしているところがある。』なんて
間違っても書かないはず。
福田は寧ろ、チミの様な人種を嫌悪していたのだよ。

http://wqll.jpn.ch

http://sakayasan.net/zjjj1/

女子中高生とHな出会い
　　ロリロリ児童とHな？
　　2チャンネルで超有名

昨晩、禁酒したから寝てない。れろれろ。

>>471
＞それより宮台と小説は同時期に読んでたの？
うん、そう。わたしＡＢ型双子座のせいかw多重人格なのね。
だれかひとりの世界を盲目的に信じるということができない。
正反対のものを同時に求めるくせがあって、常に自分の中に
ふたつ以上の世界がないと落ちつかない。たとえば文学とサブカル。
（あ、宮台は正統的な社会学とはちがうはず。サブカル扱い＞書籍売場もw）
文学系のひとはブンガクが高尚だと信じているその一方で、
サブカル好きは、けっ、偉そうにしやがってと自分の分野を
（それは大概サブであるという＜内容ではなく＞位置関係が理由で）
支持しているわけだよね。
わたしはどちらにも賛成できない。両者真であり、両者偽であると思ってしまう。
たとえば文学では宮本輝『優駿』。愛の物語。これに感動できる自分というものがいる。
他方『完全自殺マニュアル』の「死んじゃえばいいじゃん」という
メッセージにもわたしの中の時代的感性が共感してしまう。
そうかと思えばドストエフスキー『悪霊』。キリーロフが主張してるのって、
まあ、鶴見済が言っていることだよね。するとぐるぐる周って、くるくるぱー。

あれ？　わたし何を書いているのかわからなくなってきたぞ。
寝てないのに早朝からはりきって>>468なんて書いたから疲れているのかにゃ。
そうだ。わたしの中で宮台−ニーチェの正反対にあるのが
河合隼雄−ユングのラインだ。河合さんのセラピスト的な世界観だけだと
健康すぎて息がつまりそうになるので宮台が恋しくなる。宮台の世界に
ひたりきっていると変にわざとらしいポーズが窮屈になって河合さんの世界へ。
そんな感じかな。小説を読んでいるのは河合さんを支持する「わたし」だと思う。

結論はわたしがキチガイだということでいいれす。疲れた。
思想とかやっぱ苦手。いざシェイクスピア・ワールドへ。さらば♪

有名な小林秀雄と坂口安吾の対談から

坂口　われわれと直接取引するものがでてない。（たぶん何か別のことを表現する
　　　つもりだったんだろう）福田恒存にあった？小林秀雄の跡取りは福田恒存という奴だ。
　　　これは偉いよ。
小林　福田恒存という人はいっぺん何かの用で家へ来た事がある．
　　　あんたという人は実に邪魔になる人だと言っていた。
坂口　あいつは立派だな、小林秀雄から脱出するのを、もっぱら心掛けたようだ。
小林　福田という人は痩せた、鳥みたいな人でね、いい人相をしている。良心をもった
　　　鳥のような感じだ．
坂口　あの野郎一人だ、批評が生き方だという人は。

>>476
いいねえ！　うＰしてくれて、ありが�d！　
つくづく、見る眼が在ってはじめてヒトは出てくるということがわかる。
つか、不思議に一つの才能には、ちゃんとそれを見抜く才能が
対応して現れるんだよなー、わかるんだよ、
その精髄の部分に間違いなくﾋﾟﾋﾟｯと反応する。

>>471
読み返したらあんた偉そう（ｗ
サンプルってなんだよ、コラッ！
ひとに頭下げたことないだろ。院生か何か？
名無しさんのサンプルにするから、
年齢・職業等できるだけ「正確」におしえてほしい。

おれは人に頭さげたこと無茶苦茶あるけどね
客のクレーム謝りに家にいったこともあるぞ
職種もいろいろ体験したよ　普通の読書オタより

だからいくつよ。

中上よりおれのが肉体労働はしたね
歳はひみつ
美香はいくつよ？

結局馴れ合いかよ
それより松原某の追悼文知りませんか

安吾が福田をほめてるとはしらなんだ

じゃあ、わたしも秘密にしとく。

ついでにレスするか。逆恨みされても嫌だし。
>>473
＞福田は寧ろ、チミの様な人種を嫌悪していたのだよ。
死人に嫌われても一向に構いません。
はい、チミから嫌われるのは寧ろ嬉しいくらいです。

美香は２８歳だよ。

>>485 ｲｳﾅｯﾃw

>>484

「＞福田は寧ろ、チミの様な人種を嫌悪していたのだよ」
まっさかぁ〜？！ｗ
名も無いヒッキーなんか、誰が相手にするかよｗ
福田どころか、文学板の誰ひとりﾏﾄﾓに相手してない罠ｗ
同質の粘着ヒッキーが構ってるだけ、
後は４８４本人の痛過ぎるジエンｗ

>>485
もっと若いけど、でも、うーん、
『人間・この劇的なるもの』ってほんと
どこにも売っていないね。
中公文庫で1991年初版だから
まだ残っていてもいいはずなんだけど。
思わず原宿のブックオフにも行ってしまったよ。
もう図書館しかないのかな、これは・・・

>>488 w w w w www ww っww wwwwwwwww
w

『２ちゃん・この低劣なるもの』

>>490 たとえ女だとしても、美香ってコテにするのは、よっぽど現実で相手されていない証拠。同情してやろうか？ あははっはははははははははっはははあはっは

>>490
＞『２ちゃん・この低劣なるもの』
そこに、現実とは正反対のＨＮ付けて、愚にもつかない馬鹿カキコを
繰り返し、ＨＮで呼ばれることだけが生きがいのヒッキー♀＜４９０

『美香・この汚辱なるもの』

福田先生は顔がいいよね。あのピリピリきた感じ、最高！

は何者ですか？

福田恆存と宮台とは漏れには対極的な存在に思えるけどなあ。
宮台は確か信奉者の青年が自殺したことにショックを受けてしばらく
うつ状態だったことがあるそうだけど、福田がそうなることは考えられ
ない。まあ20代の頃の福田ならあったかもしれないが。

福田はずうずうしいほどたくましい精神力を持っていた。

左傾化した文学座を脱退して自分の劇団を立ち上げるとき、政治的に
は立場を同じくする三島由紀夫には声をかけずに最後まで黙っていた。
三島由紀夫と福田恆存とでは劇作家としての才能の違いが歴然として
いるから三島由紀夫を誘えば福田はトップにはなれないので三島由紀夫を
排除したのだ。なんやかんやいって世間ずれしてない三島由紀夫は
すごいショックを受けたらしい。そういう政治が平気で出来る神経のず
ぶとさがよくも悪くも福田恆存の真骨頂、

戦争を経た人間は強い、というわけではないだろうけど（ｗ

福田センセはロマンティックな女性観をお持ちなようで、
そこをナンパ1000人斬りwを誇る宮台に突かれたら、さすがの恆存さんも・・・
いつからこんな時代になったのかね。ババアだ、わたし。

くだらない奴らがしばらく見ない内にのさばるようになってきたな。

女の名前を冠さないと発言できないって寂しいよな・・・

（´-`）.｡оΟ（何かと美香に絡んでしまうﾔｼこそ寂しいだろ…。）

>>497
宮台さんはウブなそれはそれはＤ．Ｔ的な女性観をお持ちなんですよ。
成宮観音に求婚するぐらいにね。

劇作家としての福田恆存の評価とはどんなものですか？

おれの持ってる副ダッチの戯曲（新潮文庫）に三島が解説書いてるよ

>>503
三島の評価はどのようなものでした？

俺の持っている昔の角川書店版日本近代文学全集に
掲載されている「芸術とは何か」「龍を撫でた男」の
解説も三島が書いてある。
ベタ誉めの内容だった。

劇団・昴ではあまり福田の作品を上演しないみたいだけどね。

劇団も企業である事にはかわりないからなあ。
福田が生存中から昴は福田の作品をほとんど上演しなかった。
やっても２週間くらいとかの短期公演だった。
まあ福田自身も自分の作品があまり売れない事をよくわかってたんだろうね。

今後も売れないだろうし。
むしろ「劇作家経験を持つ批評家」としてのみ生き延びる。

>>508
そうだね。劇作家としは福田は才能は三島と比べたら
才能はそれほど大したものじゃないってことだね。

�ｓc恆存は批評家なんだからいいんでないの。
本人も自分のことを芸術家とは思ってないんだから

保全措置

保田の非転向を讃美する人たちから見れば、上のカキコにも出てきた吉川英治や獅
子文六などの文学者や「近代文学」の作家や批評家などは、箸にも棒にもかからな
い連中なのだろうが、それらの人たちはそれぞれ優れた仕事を残した。「転向」や
「変身」にこだわると、大事なものを見落とすことになる。

戦後、長く保田が「文壇」において不遇だったのは、確かに強力な擁護者や後継者
がいなかったことも一因にあるのかもしれない。しかし何より、時代の変遷を超え
て生き続けるものがその思想や言説になかったからではないのか。こう書くと、こ
のスレの熱狂的な人たちは激怒して罵詈雑言を浴びせてくるのかもしれないが、小
林秀雄や太宰治が戦前、保田同様、一国民として戦時下を生きたにもかかわらず、
「無常といふこと」や「実朝」、「右大臣実朝」などの作品が戦後も長く命脈を保
ったことの理由について一考するのは決して無駄なことではないはずだ。

同じ日本浪曼派だった保田と太宰の差異を考える時、決して無視できないのが、弱
者へのまなざしという、文学に決して欠かせないものが保田の戦争中の思想や言説
には全く見あたらないという点だろう。これは保田の致命的な欠点だ。

現在新学社から刊行中の文庫は、日本の伝統や古典への愛情や愛着を自分の言葉で
語る保田の長所をコンパクトに各巻にまとめて、若い読者には格好の入門書と思わ
れるが、その前に出た４５巻全集には収録されていたすさまじい戦争讃美の文章が
果たして「文学」と今後も呼びうるものなのかについては絶対に批判はなくならな
いだろうし、保田の思想や言説をセリーヌやハイデッガーのそれと比較するのは意
味のないこととは言えないまでも、その思想や言説が世界的に広く理解を得ること
はありえないと考えざるを得ない。

じゃあ福田の戯曲の文庫化はもうなさそうだね。
でも文芸評論の文庫化はして欲しいな。

age

きのう買っておいた「私の幸福論」を読む。
なーんか鬱になったよ。なぜかって「ひとは生きるもの」
という前提で書かれていたから。わたしなんてまともに
結婚できるとも、子が産めるとも思っていないからさ。
ふうん。こういうのを読んで「幸福」を目指すひとっているんだ。
ずいぶんとそういう地点から現在の自分は離れたものだと感慨深し・・・

山田太一さんのご推薦だったから読んだのですけどね。
ひとに教えることばかりを続けてきたひとはどうもダメ。
それとあの顔で恋愛論をぶつのはいかがなものか？
「私はすべての女性に性欲を感じます」って、おいおい！
そんなにモテないだろ、オッサンは（ｗ
論調は、恵まれた人間が高みから下界を見下ろしているという感じ。
婦女子を自分が導かなければならないとか思っていそうでナンセンス。
「日本への遺言」は夢中になって読んだけれども、うーん・・・

>>515
完全に誤読してるよ。
>「ひとは生きるもの」という前提で書かれていたから。
「ひとは生きるべきでない」という前提で書かれた幸福論ってあんの？
>わたしなんてまともに 結婚できるとも、子が産めるとも思っていないからさ。
「女は結婚して家にあり、妻として、母として生きるべきだといっても、
そういう私の言葉を文字通りに受け取らなくてもいいのです。」と
あとがきに書いてある。
>それとあの顔で恋愛論をぶつのはいかがなものか？
通俗的な恋愛論じゃなくて、恋愛のあり方、その男女の関係や心理、恋愛論が
なぜはやるかということ言ってるじゃないか！！
>「私はすべての女性に性欲を感じます」
どこにそんなこと書いてあるの？
>論調は、恵まれた人間が高みから下界を見下ろしているという感じ。
頭のいい人間の書いたものを読むと馬鹿はそう思うんだね。
>婦女子を自分が導かなければならないとか思っていそうでナンセンス。
あとがきを読め！「失敗したら失敗したで、不幸なら不幸で、またそこに
生きる道がある。その一言を言いたいために、私はこの本を書いたのです」
とあるじゃないか。
解説の中野梓が「唯一あるべき幸福論は、（中略）不幸にたへる術を伝授する
ものだ。」と『否定の精神』からの抜粋がある。
とにかく、もう一度最初からあとがきまでしっかり読んで欲しい。

>>515さん

「幸福の手帖」に限らず、彼のあらゆる文学論は、
あなたも別スレで問題提起されていた、
「耐え難い理不尽の前に、文学が何で有り得るか」
という根源的な問いの前で、書かれていると思います。

ヒューマニズムに期待すること、
その裏返しで、すっぱい葡萄的ニヒリズムを言い立てること。
人は往々にしてそうなりがちな、弱いものではあるけれど、
弱いものだからからこそ、それを美化しない冷静な言葉も必要になる。
それが、期待する者にとっては、時に酷薄に映ったとしても
そこに救いが無いこと（そういう形での救いはどこにもないこと）
を認識する意志、受け入れる矜持を持つことを
誇りとし、自分を支え律することが必要なこともある。
そうすることが、必要な人もいる。
それが、「全でもないが、無でもない」生を生きる、
「期待に溺れないが 希望を捨てない」態度を可能にもする。

勿論、充分に疑い逆らい、戦うことも大切で、
結論へと早あがりし、教え、振りかざすことを目的化するようなことは、
正に、本末転倒でしか無いと思う。
だから、分別臭く聞こえるかもしれないけれど、
私自身は、そういうふうに彼の言葉を読み、
確実に私が生き伸びるための力になった、
とは、言ってみたいです。

>>516
即レスしてくれたのに返事が遅くなってしまってごめんなさい。
わたしは誤読女王ですので（ｗ　どこの作家別スレッドでも
たいがいは誤読とたたかれる。では誤読ではない正読なるものを
教えてくれと頼むと、どこかの解説から引用したようなつまらない
＝そのひとを感じさせない紋切り型の説明に終始。
文庫版「私の幸福論」84ページに福田さんの読書法が書いてありますが、
わたしは本なぞどのように読んでもよいと考えています。彼はわたしではない、
わたしは彼ではないからです。仮に誤読という行為が存在しえたとして、
さらにそれが「悪」だとしても、だれに迷惑をかけるでもなし、
わたしはわたくし、誤読を愉しみたいと思うのです。

＞「ひとは生きるべきでない」という前提で書かれた幸福論ってあんの？
寺山修司の「幸福論」はそうかもしれません。

>「私はすべての女性に性欲を感じます」
＞どこにそんなこと書いてあるの？
文庫版170ページです。「ふたたび恋愛について」の終わり。

バカうんぬんは516さんの�ｓc恆存氏への思い入れからでたことば
なのでしょう。わたしも氏が好きなのです。ただ古いと。
「古い」と「好き」のあいだには逆説も順接もありません。
解説でもふれていましたが、氏があの「援交」ブームを知ったら、
とてもではないけど「恋に恋する青年」のくだりは削除しなければ
ならなくなります。

つんく「LOVE論」の時代
文学青年は唖（おし）以外の何者へ？

>>516
5郎さんが�ｓc恆存氏のことばを指針に、あるいは糧として、
ときには故郷のような支えとして、読みかつ生きてきたことが
よくわかりました。自身の生きかたに誠実であったことが。

きのうは寺山修司の「両手いっぱいの言葉」を読みました。
これは寺山版の「日本への遺言」とでもいうべき本で、
寺山全作品から名言をピックアップしたものです。
読んでいて�ｓc的な窮屈さから解放される喜びといったら！
両者を比較した評論はあるのでしょうか？　おなじ劇作家ということで。
どちらも言葉は所詮は言葉にすぎないという意識が発言の前提にあります。
しかし、そこからがちがう。いささか比喩的になりますが、
�ｓcは言葉で生きようとし寺山は言葉で死のうとしたと思うのです。
そこに含意されることは、かならずしも両者の寿命のみにとどまらない。
花火があるとします。するとふたつの人生ができる。
可憐に花火のような一瞬の輝きに生きる人生と（寺山）、
花火の美しさをこころに残し家に帰って風呂に入り床につき
花火の思い出をかみしめながら明日を待つ人生（�ｓc）。
ここでの花火はときとして悲劇と同義になるかもしれません。
余談ですが、�ｓc氏の幸福論を虚構化したら、
寺山の大学時代の学友・山田太一の世界になるというのは
なんとも不思議なことです。

人生が劇場、私達それぞれが主役をねらう役者だとしたらば、
幸福論とは、とどつまり演技論ということになる――。
寺山修司のこの指摘に思わず青空を見上げてしまった今日なのです。

とどつまり→とどのつまり

ひええ。かっこよくキメタつもりだったのに・・・

>>519（美香さん）
私も、ちょっと乱暴、大雑把な比喩でお返ししてみます。
寺山、とどのつまり「面白ければいい」「いいかげんでいい」
という姿勢で生ききった人だと思うんですね。
瞬間、刹那の一回性に賭け、逃げ切ろうとすること。
辛気臭い忍従や受容の姿勢に比べ何とも抜けが良くって、清清しい。
「作り替えのきかない記憶はない」と、ひたすら自由に、軽くなろうとする姿勢。
宿命に逆らい、ずらし、誤魔化し煙に巻き、どこまでも逃げ切ろうとすること。
寺山、素晴らしい才気と膂力だったと思います。
けれど同時に、そこまで破壊と撹乱に執着する彼の姿勢に、
やはり宿命のようなものを見てしまう。
そして、その姿勢をドグマのように信奉して、
自由や解放を窮屈なものにしてしまうのは、つまらないことだとも思う。

つまるところ、物事は思うようにはならないし、どちらだっていい。
そういう明るいニヒリズムに裏打ちされたタフなオプティミズムが、実は福田氏にはあった。
ただ、「面白く」「いいかげん」であることの頼りなさを生きることよりも、
伝統、常識に依拠しつつ考え、生きることを選んだ。
（彼は、人は生きるもの、という前提に立っているのではなく、
生きてしまうのならば、生きていくことを選ぶならば、という話をしていると思う。
つまり、彼の幸福論は、青春の終わりから始まっている）
という私の説明も、実は杜撰な二元論にすぎなくて、
寺山にしろ、膨大な過去の言葉に依拠しなければ、
その相対的な視野や指向の広がりは、到底得られなかった。
少なくとも、私にとってはこの二つの立場、
対立し、優劣を測らなければならないようなものじゃない。
彼らの資質、宿命から出た姿勢を、イデオロギーのように信奉するのは
どちらにしろ窮屈な事だと思う。

青春が永遠に続くならば、それは無残なことだ。と、坂口安吾は明晰に言った。
そして彼は、正に永遠の青春の宿命を、転げるように生ききった。
いずれにしろ、人生は自由にならない。
それでも足掻く。うろうろと。
そんな人間が好きだ（好きでいたい）。分別臭い物言い、恥ずかしいけれど。

>>521
感服しました。まさか２ちゃんにここまでのひとがいるとは！
＞つまり、彼（�ｓc）の幸福論は、青春の終わりから始まっている
この一文をレス全体の核として�ｓcと寺山を見事なまでに比較して
（目からうろこがぽろ×２でした）、しかし両者は
＞対立し、優劣を測らなければならないようなものじゃない。
なぜなら、
＞彼らの資質、宿命から出た姿勢を、イデオロギーのように信奉するのは
＞どちらにしろ窮屈な事だ
からである、と結論づける。おバカなわたしでもよくわかりました。
たいがい２ちゃんの長文レスというのは（わたしのレスも含めて）相手に意味が
うまく伝わらないことが多いのですけれども、5郎さんのはすんごいよくわかりました。
こういう第三者に説明するというのは、よほど深く理解していないとできないこと。
おかげさまで勉強になりました。ありがとうございました。

>>522
5郎さんは「寺山＝青春現在進行形、�ｓc＝青春以後」と比較されました。
これを読んで寺山が自分ことを「青春煽動業」と自嘲していたことを思い出す。
するとじつにうまく両者の相違が照らし出されます。

さて、�ｓc氏の文章をわたしがはじめて読んだのは「ハムレット」の翻訳でした。
氏はハムレットの有名なセリフ「To be, or not to be, that is the question」
を「生か、死か、それが疑問だ」と訳しました。このセリフを口にするとき、
ハムレットは迷っている。国王であった父は叔父に暗殺された。それなのに母は、
その新国王たる叔父と再婚するというではないか。
「たわいのない、それが女というものか！」
ハムレットには生きるか死ぬか、その二つしかない。死ねばすべてが終わり。
この恨みも苦悩もきれいさっぱり消えてなくなる。だが、生きるとするなら、
あの憎き叔父に復讐をはたす他はない。
なかなか行動に移せないハムレットも最後には叔父を殺し自らも死ぬ。
この「ハムレット」という演劇にたいして観客も二つの選択を迫られるのです。
「ハムレットを観る（だけな）のか、ハムレットを生きるのか、それが（青春の）疑問だ」

寺山はハムレットを生きようとした。ハムレットは私である。ならばハムレットの
ごとく血縁をひきちぎれとばかりに「家出のすすめ」を主張する。「言葉、言葉、
言葉」でしかない「書を捨てよ、町へ出よう」！　町に劇場をつくり、そこに上がろう。
一点豪華主義。ああ、たとえ一瞬でも生の昂揚が味わえるのなら、
それで死しても文句など決して言わぬ。

�ｓcはハムレットを観ようとした。ハムレットから学習する。生と死という、
その二者選択はまちがえているのではないか？　生と死はたしかに矛盾する。
しかしなぜ矛盾してはいけないのか。生と死、背反する二律をあわせもつのが
人間というもの。ときには死の一歩手前まで近づき、またべつのときには
生を謳歌する。しかしどちらも演技である。演技とは劇場にあがって行なうもの
ではなく、いまその地点で私達がしているものであるのだから。

ここでわたしは気づくのです。
「ハムレットを観るのか生きのるか」という二者選択が無効であることに。

いいスレだなぁ〜。
いや、本当に。

あげ。

>>525
全く同意です。

「辛気臭い忍従や受容」という言い方を私はしたけれど、
やはり、これは福田の姿勢には当たらない。
彼は所謂ロマン主義者ではないけれど、現実主義者でもない。
血縁、資質、容姿、環境。我々は取り替えの効かない、多くの宿命によって規定されている。
それに対し自覚的であろうとする意思とスタイル（演技）が、そのまま「自然」「なしくずしの生」に抗することだった。
その意志があまりにも徹底していたこと、隙が無いことが、
ある種の窮屈さにも繋がり、偶然のはずみや退廃という自然から生まれる享楽を
抑圧していたところはあったけれど、自身はそこで無い物ねだりになることなく己を全うしつつ、
自分に欠けている「自然の力」に対しても、謙虚でフェアだった。
それが、タフなオプティミズムを支える、しぶとい「強さ」の根だったと思う。

>>527
同感です。
福田は「幸不幸の彼岸」に生きようとし、寺山は「幸不幸の彼岸」に生きざるえない
人だったのかなと思うます。
それには常人なかなか持てない「強さ」がいるんでしょうけど。

馬鹿いえｗ
な〜にをおためごかしな独り善がりをやり合ってんのｗ
寺山は、おっ母の掌の上で踊り狂って死ぬしかなかった阿修羅だよん、
どれだけ思い入れ深くフレームアップしたって、
剽窃に限りなく近いパクリ技を得意とし、堂々とそれを晒しては
文句あっか？と世に突きつけながら尻まくってみせた。
尻尾をおっ母につかまれてたから、安心して尻がまくれたわけだ。
ちったぁ、わかれや

>>529
寺山がそういう奴だったのは知ってるよ。
おっ母の掌の上で踊り狂って死ぬしかなかった阿修羅でも。
詐欺師でも。
そんな奴はそうはいないよ。そんな奴が書いたものでも読む人には無関係なく読めばいい。
君は高校の倫理の教科書でも読んでな。

＞おっ母の掌の上で踊り狂って死ぬしかなかった阿修羅でも。
＞詐欺師でも。

そう。膨大な文学的営為のデータベースからのパッチワークのような
寺山の言葉が、挑発が、完全に寺山を解放することが無かったとしても、
（大体、完全な解放などというものが有り得るのだろうか、、、）
そしてそれが、思想として普遍性と力を持ち得なかったとしても、
それをそのまま文学としての低さだと、私は思わない。

母との関係をはじめ、大きく状況に規定され、
それを大きな動機として横紙破り的な言動に出る。
想像力と動機の苗床である原風景にこだわり続け、
繰り返し語り、虚構化することで自由になる。
けれど、それは不感症であると同時に淫乱症でもあるような自由。
それを生ききる寺山に、人の幅の一つの局相を見るし、
それは、とても文学的なことだと私は思う。

ただ、寺山は自然、偶然を泳ぐ力にめぐまれていただけ、
それと馴れ合おうとしたし、その中で無意識に美化し、
（半ば無意識の処世術として）厳しい認識を怠っていたところはあると思う。
だから、寺山は「自分」を越えて続いていくものを信じ、
普遍を目指す強さの方へは向かえなかったし向かわなかった。
そして、その寺山の、（無自覚に）自然に流され、刹那と馴れ合う姿勢が、
そのまま大衆と結託する「華」であり、いかがわしさだった。

ただ、「正しさ」を指向することは貧しいことだと思う。
そして、同時にそういう「自己本意」に対して無自覚な、傲慢なことだとも思う。
「自己本意」の通用しない自然の大きさに対して、「自覚」への意志で抗するダンディズム。
それが、福田の姿勢だった。だから、彼には「書くこと」がそのまま「生きること」だった。

>>531
またまた勉強になります。
でも今回の5郎さんにレスをつけようとすると、
わたしの狭い言語領域を越えてしまうので・・・
>>524-525程度のレスでさえ頭を使い切った感がありまして（ｗ

寺山の「幸福論」はかなり以前に読んだのですが、読み返そうと
本棚をさがしたら・・・ない、どこにもない！　本屋にもない。
もう絶版なんですかね。ちょっと前は角川文庫でずらっと並んで
いたイメージがあったんですけど。残念です。

寺山についてなんですけど、以前にどこかで読んだのですが、
性的な障害をかかえていたとか・・・　天才の欠点を見つけて
安心する俗人根性丸だしで恥ずかしいです。もちろんコンプレックスに
天才の天才たる理由を押しつけようという気は毛頭ありません。
でもどなたかご存知でしたら教えていただけませんでしょうか。
たしか立ち読みした本で知ったような気がするのですが。
スレちがいでごめんなさい。

ここ福田恆存スレなんだから、寺山スレでやったら？

福田恒存に人生の救いをもとめるなよな。

>>534さん

「人生の救い」って何なんでしょうね。
あなたは、福田恒存の言葉を、何を求めて読まれているのでしょうか。
ただ、「救いを求めるな」という言い方も、
「救い」という言葉に、安直な結論を求めるような平板な姿勢と
実は裏表なのではないでしょうか。
反宗教という態度が、実はとても宗教的であるように。
性急な達観が、青さの裏返しであるように。

「思想の言葉」は、どんなものであれ、
どういう状態をよしとするのか、という納得を得る為に発せられているし、
そこに力が宿り、価値が測られるものだと思う。
それが「救い」だと、私は思います。

勿論、言葉を発する我々は、普遍の神などではなく、
地上の生存競争の当事者だ。
だから、言葉によって、無意識の処世もやる。
マイナス面を厳しく揶揄し、突き放す言い方もすれば、
そういう人間として、どうあれるのか、という相手本意の提言をすることもある。
そして、そこにはしばしば、
「本当は、他人に甘い汁を吸って欲しくない」という嫉妬心や、
気に入られ、受け入れられたいが故の、取り入りの感情、
無意識の処世が混じってくる。
だから、容易くは信じられない。

そんな処世まじりの言動に、「だまされた人間が間抜けなのだ」と、
達観し、厭世し、開き直るような態度は、なし崩しの自然に屈服した
「弱い」態度だと思うし、「かのように振る舞え」と言った福田氏の姿勢から
最も遠いものだと思います。
厳しい「演技」のダンディズムに支えられて、はじめて「信頼」は成立する。

>>533さん

おっしゃる通りですね。失礼いたしました。

>>532（美香さん）

拙く、堅い文書で申し訳ありません。
福田氏の文章については、難しいというよりも、
というか、私の場合難しく感じる時っていうのは、
まだ、自分が納得したくない時なんですね。
まだ機が熟していないというか。

寺山、昔、集中して読み込んだ時期があったんですが、
彼自身についての細かいディティールとか、もうほとんど忘れちゃってます。
病気に付いても、若くしてカリエスで長患いしてたことくらいしか、、、
時間があったら、少し調べてみます。
もし何かあれば、今度は寺山スレの方で振ってみて下さい。

石田健夫『戦後文壇畸人列伝』より、福田氏のエピソード。

　面白いのは、自宅の庭に防空壕を掘ったときの話である。｢痩腕に精一杯の
力をこめ」て、それを掘ったのは太平洋戦争末期の昭和二十(一九四五)年三月、
それも「戦争は年内で終わると見た｣からだ、とある。間もなく戦争が終わると
考えれば、防空壕など作る気にもならないのが普通だろうが、そうならなかった
ところに、彼のユニークさがうかがわれる。

　防空壕は二つ掘った。一つは家族の退避用だったというのは、
まあ、当たり前のことである。感心させられたのは、もう一つの方の
用途である。そこに｢退避｣させたのは書物と文房具で、文房具としては
万年筆、鉛筆、消しゴムなど「どんな零細なものも見逃さず、びっしり
詰めこんで」おいた。しかも、本が蒸れることを恐れて、一ヵ所だけ
一尺四方の穴をあけ、天気によってそのふたを開閉できるようにしたという。
明らかに戦後の文筆活動再開への備えである。消しゴムなどは、戦後に五年間も
使えるほどあったそうだ。プロの物書きを志した者として、これほど周到な
用意はあるまい。そこには「文筆職人」としての覚悟がうかがわれる。(引用終）

既出だったらすいません。

age

保守

あげます。

>>537
上陸前の地ならし大空襲が畳みかけるように来ると思ったからでは。
まあ実際そうだったんだけど。
奇人の証拠というよりは冷静な行動かと思う。

かの風流夢譚事件の時、フィクサーの田中清玄氏に右翼を押さえるよう福田が頼んだ
らしいです。

＞５４３
　それはあり得る話しだな。深沢一郎は福田の文学観を評価していたからな。