全共闘文学を語ろう

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1吾輩は名無しである
あの熱かった時代とその文学を語ろう。
体験者大歓迎。
2吾輩は名無しである:02/03/09 13:51
77年に文藝賞をとった『おれたちの熱い季節』(星野光徳)。

運動の高揚よりも閉塞感がよく描けている作品だと感心した覚えがある。
戦記文学の一類型として“全共闘文学”というものがあるとすれば、
これはお目にかかった作品のなかではかなり印象に残っている。
だけど、それからほんの3年後には文藝賞が『なんとなく
クリスタル』に与えられているんだよね。

時代の流れの早さというか……“全共闘”現象そのものの
消化のされかたを物語っているみたい。
3吾輩は名無しである:02/03/09 13:53
4吾輩は名無しである:02/03/09 13:54
5吾輩は名無しである:02/03/09 21:16
藤原伊織最高ですね。
かっこよすぎ。
6吾輩は名無しである:02/03/10 10:45
全共闘とか団塊文学ってサブカルチャーとして以外の価値はないと思うが
7吾輩は名無しである:02/03/10 21:12
>>6
君の言う「団塊文学」って例えばどんなのよ?

>>藤原伊織最高ですね。かっこよすぎ。

これはネタですよね。
8吾輩は名無しである:02/03/10 21:48
団塊文学と言えば20の墓標だろ
9吾輩は名無しである:02/03/10 22:21
>>奥浩平は60年代前半の活動家。
団塊の世代にあらず。
10吾輩は名無しである:02/03/11 00:05
藤原伊織は、いいぜ。
宮台も「最近の若者は「テロリストのパラソル」に
限りないリアリティを感じる」
と言っているし
11吾輩は名無しである:02/03/11 00:13
開高とか小田実もその一種だな。
後、桐山とか
12吾輩は名無しである:02/03/11 02:14
藤原伊織って・・・。でもこういう幻想が必要なやつもいるんだろうなあ。
文学はリハビリだなあ。
13吾輩は名無しである:02/03/12 01:01
ろくな奴おらんな
14吾輩は名無しである:02/03/24 07:30
がふぁ
15吾輩は名無しである:02/03/30 21:11
つえ
16吾輩は名無しである:02/03/30 21:14
あの闘争は偉大だった。
忘れられない思いでだ。
子供達に語りつぐべき時代だ。・
17吾輩は名無しである:02/04/01 03:55
18吾輩は名無しである:02/04/01 11:07
ぼくらの七日間戦争

全共闘のノスタルジーを追う厨房の夏休みのたたかい、というところかな。
19吾輩は名無しである:02/04/01 13:04
69なんてどうだ?
20吾輩は名無しである:02/04/06 11:22
169 名前: 吾輩は名無しである 投稿日: 01/12/12 10:46

でも積極的に全共闘的活動をしてないにしても
世代による影響ってあるよね。
自分達の世代は、中学校時代からだんだん冷戦の趨勢が見え始め
調度大学に入った頃に冷戦終結。
で、今は働いてるわけですが(本日振替休日)
全共闘世代の年代の人達との感覚差はあるな。
やっぱり思考法や好みが、一昔前の左翼系知識人のすりこみを受けているような。
やっぱり独特の雰囲気がある。
勿論、逆にそういうのを傍目に見てきたからこそこの世代の中にも
全共闘風なものを醒めて見ている人や、反動(所謂「反動」でなく普通の意味で)する
ようになった人達がいるのも確かだけど。



21吾輩は名無しである:02/04/06 15:07
高橋和巳「我が心は石にあらず」
    「わが解体」
柴田翔 「立ちつくす明日」
    「されど我等が日々」

マイナーなところで
南坊義道 「夜の幽閉者」
夢野京太郎「世界赤軍」

別格
高野悦子「二十歳の原点」
高橋和巳「明日への葬列」
22>21:02/04/06 16:03
しらねえな?
読んだことある?
23吾輩は名無しである:02/04/07 01:11
>22
図書館へ走れや!!
24吾輩は名無しである:02/04/07 01:12
160 名前: 157 投稿日: 01/12/01 01:24

>>140=>>158さん
いわゆる吉本×埴谷論争って
1.反核著名しなかった、
2.埴谷&大岡の回想対談で吉本の昔とった行動を間違った記憶に基づいて
茶化し、吉本が削除を求めた、
3.ギャルソン×悪霊、

だいたいこの3つでいいんでしょうか?


25吾輩は名無しである:02/04/07 01:15
全共闘文学ってなんかださくない?
結局、汗臭い男たちのしょうもない薀蓄たらたらっていうか。
もしほんとの戦争だったらがんばって人殺しているような人たち。
2621:02/04/07 04:50
>>25
>全共闘文学ってなんかださくない?
たしかに、そのネーミングはいただけない。

>結局、汗臭い男たちのしょうもない薀蓄たらたらっていうか。
>もしほんとの戦争だったらがんばって人殺しているような人たち
羽仁・埴谷・吉本らが「汗くさい男」かどうかは知らんが(笑、
「しょうもない薀蓄たらたら」とは言えるかも知れない。
ただ、もしほんとの戦争だったら逃げ出しとるだろうな、
連中、人殺できるような度胸は持っておらん(爆笑。

しかし、高橋和巳の「日本の悪霊」あたりを読んでからレスしな、
全共闘時代を漫画的妄想観でイメージしているだけだろ。お若いの



27吾輩は名無しである:02/04/07 08:46
全共闘文学は、日本文学の最高峰でしょ。
何故みんなバカにするわけ?


28吾輩は名無しである:02/04/07 16:21
>26

そもそも、全共闘に漫画的妄想以上の何があるのでしょうか?
あんなお遊びに後世に伝えるような価値ある精神があったとは、到底思えませんが。
もしそんなものがあったとしたら、このスレッドは、もっと繁盛しているはずですね
29吾輩は名無しである:02/04/07 16:24
井沢元彦『小説・日本人民共和国』

全共闘はドキュン、こいつが成功してたらとんでもないことになってた、
ということをシミュレーションしている。
30吾輩は名無しである:02/04/07 16:40
中上、龍、(初期の)高橋源一郎以外はこの世代で見るべき作家はいない。
すが以外はこの世代で見るべき批評家はいない。
人口だけは多いが、クズだらけなのがこの世代の特徴。
31吾輩は名無しである:02/04/07 16:41
>全共闘はしょせんガキの遊び。

ホウ、君の言うとおりガキの遊びだったとしても、俺には極めて面白い遊びだった
ように思えるよ。君のように半径5メートルの中で世界を知ったつもりになってる
「大人」にはわからんだろうけど。

>だいたい、あの運動をやっていた奴らはその後立身出世に励んだ奴が多いんだ。
いまは保守的な、いや反動的なことばかりいっているし。
加藤とか橋爪とか竹田とか笠井とか。マトモな人はスガさんくらいか。

俺もスガさん割と好きだけど・・・。それにしては君、「保守的」とか「反動的」
なんて未だに古臭い、いや「革命的な」批評軸もちだして。
32吾輩は名無しである:02/04/07 16:41
龍?
33小田 まことちゃん:02/04/07 16:44
ぜんぜん説得力ないね。


34吾輩は名無しである:02/04/07 16:46
>>31
>>全共闘はしょせんガキの遊び。

それ何番の引用よ?
誰もそんなこと言ってないぞ。
35歌舞伎町のゲヴァラ:02/04/07 16:48
ゲバ棒の向う側になにが見えたか。
機動隊がいた。教授がいた。親たちの造った社会があった。
それは汚濁にまみれた既成の社会だ。自分が造ったものじゃない、期せずしてそこにあって、自分がいた、というだけの社会。
われわれは澄んだ目で、背筋をのばして、それを見下ろした。
歴史も伝統もない、無国籍な存在として。
当時ゲバ棒をはさんでそういう二つの世界が対峙していたのだ。
それができたことはやはり美しいと思う。
36吾輩は名無しである:02/04/07 16:50
平和な時代だったんですね
37歌舞伎町のゲヴァラ:02/04/07 16:51
全共闘文学といえば、これ。百年に一度の傑作と言われている。

兵藤正俊『怜悧の憐れみ』

・・・わたしの鉛いろの否定には最早何の草も生えぬのだ。眠られぬ夜など
わたしはよく春の澄み切った蒼空を思い浮かべる。蒼空の下の風景は決まって
屋上に赤い旗が翻るR大学の本部バリケードだった。虹と針を無雑作に放り込
んだ宝石箱。屋上にたなびく神の旗。何百というヘルメットの火炎、瞬く間に
鞭の風に追われて市民社会の水溜りに落ちていった―。
胸を張り、雄叫びを挙げる白い雲。・・・そしてその蒼い空にそっと「死ね」
と書いてみる・・・。やがてもう空いっぱいに「死ね」ということばが広がり、
祈祷のこだまとなって、わたしは慰められるようにゆったりした気分になる。
ディオニソスDionysosを裁き、斥けることができなかった世界。
38歌舞伎町のゲヴァラ:02/04/07 16:53
>36

それは、間違いだ。闘争の日々だった。
君たちは、何故闘わない?
羊のように引かれていくことを自覚できない君たちには哀れみを感じる。


39吾輩は名無しである:02/04/07 16:54
本隆明に関して言えば
当時の全共闘世代が
一番先に問題とすべきは
彼の転向についてだったのではないか
何故に彼は皇国青年から
労働組合を主導し
60年安保の旗手へとなったか
その辺を無思慮に受け入れた結果が
今なんじゃないか
60年安保の本質をすっきりした形で
受けとめてるこの世代の人
どれ程いるんだろう?
40吾輩は名無しである:02/04/07 16:57
最大の間違いは、社会の総体というありもしない敵と
戦おうとしたこと。
41若輩者:02/04/07 16:58
「二十歳の原点」
「僕って何」
「喪失」
「青春の門」(第2巻以降)
とか読みましたが、さっぱりその世代の方々の精神性が理解できません。

やはり今に伝える、というのは苦しいものがあるかと思います。
42若輩者:02/04/07 17:03
また岡林信康とかJACKS、五つの紅い風船、フォーククルセダーズ等の
CDも聴いていて、要するにその時代に何となく憧れがありますが、かといって
「何でこんな作品が成立するような精神性(失礼ですが一種幼稚な甘さが
魅力)でいられたんだろう?」という疑問もあります。
43吾輩は名無しである:02/04/07 17:06
>41

ちゃんと読め。アホ
44若輩者:02/04/07 17:06
あと、やたらに難しい政治・学問用語を気取って使ってるだけみたいに
後方世代からは感じ取られる部分も多いと思います。

聞いてる相手の事を考えてその言葉を使っていたのかも疑問。
45吾輩は名無しである:02/04/07 17:06
青年運動をずっと低俗かつ幼稚にして左翼思想と結びつけただけ。
46若輩者:02/04/07 17:07
結局すべてを「なしくずし」にする世代なのかなーと、失礼ですが
感じています。

現代の社会の上層部を占めるのがその方々だと思いますが、今の
社会・経済状況考えるとやはりなのかなー・・・。
47若輩者:02/04/07 17:10
あと数年するとその世代の方々が「年金」を食い潰すステージに
入ると思います。

全共闘世代の方々でノンポリを通した方以外は、「国家から養われる」
事を潔く辞退されて年金を遠慮する事を希望します。
48吾輩は名無しである:02/04/07 17:14
>47 賛成。
全共闘世代は食い逃げ世代。
49吾輩は名無しである:02/04/07 17:14
>聞いてる相手の事を考えてその言葉を使っていたのかも疑問。

じゃあ訊くが、「精神性」って何じゃ?
メンタリティのことか?
50吾輩は名無しである:02/04/07 17:16
年金なんてモロ共産的じゃん。
51吾輩は名無しである:02/04/07 17:17
お前ら、「テロリストのパラソル」を読んでいないだろ。
これ最高っすよ
52吾輩は名無しである:02/04/07 17:28
>>49
そういうからみ方がいやなんです。
53吾輩は名無しである:02/04/07 17:40
意味が解らないから訊いたんだが?
自分だって専門用語使ってるではないか。
ちなみに、「そういうからみ方」というのも解らん。
他人の批判はするが他人からの批判は受けないってことか?
54吾輩は名無しである:02/04/07 17:49
まだ、その前の全学連の世代の「野獣死すべし」「性的人間」とかの方が
しっくりくる。何故なら彼らの背後には第二次世界大戦の惨禍で味わった
苦痛があるから。
55吾輩は名無しである:02/04/07 17:49
>>53
逝ってよし!
全共闘世代のひとは言葉の定義に異常に細かいという印象があります。
それが原因で闘争してたような気が。
57吾輩は名無しである:02/04/07 17:56
全共闘参加者に質問です。あの運動にはどんな弱点があったと思いますか?
後の世代が批判的に継承すべき問題があるとしたら教えてください。

若気のいたりってのはやめてね。馬鹿みたいで恥ずかしいから。
あと自分らを特権化するような意見にはもううんざりです。
58吾輩は名無しである:02/04/07 17:57
>>56
禿同。

もしかしたら今2chでやってるような煽り合戦を実際のゲバ棒使ったり
投石したりしてしていただけの事かも知れない。
59吾輩は名無しである:02/04/07 17:58
>>57が良い事を言った!
60吾輩は名無しである:02/04/07 18:01
>>57
>若気の至り
これしか言いようがないと思われ。
61吾輩は名無しである:02/04/07 18:01
>自分らを特権化するような意見にはもううんざりです。

オマエモナーと言っておこう。
お前さんがあの世代に生まれついていたらどうなっていたか
想像してみよ。
あれは人間なら誰でも罹るはしかみたいなもんだ。
単に当時と現在で症状が違うだけじゃないのか?
62吾輩は名無しである:02/04/07 18:01
>>16 みたいな人もいるので困ってしまう。
63吾輩は名無しである:02/04/07 18:03
>57
言っていたことを実行する力がなかった。
64吾輩は名無しである:02/04/07 18:05
ようするに気取った珍走団だろ
65吾輩は名無しである:02/04/07 18:10
俺は「七人の侍」に出てくる野伏り(野武士)みたいな存在かと思ふ。
66吾輩は名無しである:02/04/07 18:13
悪霊に憑かれた豚ども。
67吾輩は名無しである:02/04/07 18:18
不透明な存在の不透明な善意。
68吾輩は名無しである:02/04/07 18:20
>>63
やはり言動の不一致という基礎的問題から考えるべきでしょうか。
69吾輩は名無しである:02/04/07 18:23
理想と現実がどうしてもくいちがうというのは
しかたがないにしても、
そのことにナルシスムを感じている様がいやだ。
7069:02/04/07 18:25
そのナルシスムで自分の失敗を正当化(?)して
あとの世代に押し付けるとしたらもっといやだ。
71吾輩は名無しである:02/04/07 18:30
その時代に生きていたわけではないが、男女平等を吠えていたわりには、一番
女性・男性の扱い方がわかっていなかった世代だと聞いたことある。
7257:02/04/07 18:34
>>69
嫌だと言うことにあまり意味はないと思います。
そういう奴らは『全共闘白書』を見ればたくさんいます。
あまりに多いので、もはやくだらなさしか感じません。

逐一レスはしませんが、本気で答えてくれた方には、心中で感謝しています。
73吾輩は名無しである:02/04/07 18:34
>>71 俺もきいたことがある。

あの時代を扱った小説ってなんかちんぽ臭いんだよね。
常に(半)勃起、我慢汁、自宅で発射、って感じ。
74吾輩は名無しである:02/04/07 18:56
>>26
>しかし、高橋和巳の「日本の悪霊」あたりを読んでからレスしな、
>全共闘時代を漫画的妄想観でイメージしているだけだろ。お若いの

高橋和巳「日本の悪霊」は、全共闘運動が盛んだった頃に
よく読まれた作品というだけで、作品の舞台になっている時代は
1950年代。全共闘をモロ題材にした作品とは同一視できない。
国家も含めた組織にひとたびは自らを賭け、そして裏切られた人間の幻想過程を
描いている点で、今も読みごたえのある作品だと思うが。
75吾輩は名無しである:02/04/07 19:00
直接全共闘とは関係ないかもしれないが「日本共産党の研究」(立花隆)。
社会運動の理想と現実の落差、地下潜行時の組織、特高警察からのスパイ
潜入でそのまま組織として踊らされ、などなど当時の全共闘世代が知りも
しないでやっていた幼稚な組織活動の「前史」のようなものが伺えるよ。
76吾輩は名無しである:02/04/07 19:08
>>75
政治の本質は、それが幻想過程だということにある。
だから、政治的「行為」がどんなに「幼稚」に見えても、
その背後に膨大な幻想の領域があることに気づかないと、
政治を本質的にとらえることはできない。
ましてや文学からアプローチするならば。
77吾輩は名無しである:02/04/07 19:18
他スレ(大藪)のカキコのNo153で

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/972876958/153

なんてとこはどうなんだろう。

大藪の書く「自分は選ばれたものだと言う盲信」というのが気にかかる。
その10年後の全共闘世代の人たちも多分にそういう部分があったのだろうか?
78>57:02/04/07 20:40
全共闘の問題?
そりゃありすぎていいつくせんな。
何故闘ったかって?
そりゃ、気が付くと目の前にファシズム権力があったからだよ。
79吾輩は名無しである:02/04/07 20:44
>>78
質問ですが、今、リストラ対象になっているのは、
全共闘世代の方が多いと思います。
企業を社会権力と見ることもできると思うのですが、
全共闘世代の間で大きな抵抗の動きは見られません。
なぜなのでしょうか。
80>79:02/04/07 20:51
知らないね。
抵抗しないのは、別に全共闘世代だけじゃないけどね。
日本人というのはそんなもんだろ。
81吾輩は名無しである:02/04/07 21:02
>>80
別にけんか売るわけではないけど、
それって無責任じゃあ?
全共闘世代が、他の世代をリードして
闘うという道もあるのでは。
文学的には、世代体験の内面化が不十分だから、
全共闘世代の現状があるのではないですか。
私は20代ですが、職場の上司が全共闘世代で、
昔の闘争自慢と仕事漬け人間ぶりが同居していて、
不可思議です。
82吾輩は名無しである:02/04/07 21:14
>79
やっぱり結局はムーブメントだったんだよ。一人一人の行動ではなかった。
今の「個性的になれ」的運動に荷担してるやつで、同じかっこうしてるや
つ多いじゃん。それと一緒じゃない?
83吾輩は名無しである:02/04/07 21:17
このスレ見ていて思うのは、「全共闘世代」といわれている年代の人間達に
共通している心理特性があるあるという事。

それは極めて安易なユートピア思想に流されがちな幼稚っぽい使命感が
根底にあり、その上に優柔不断で一種無責任な行動が垣間見える。
84吾輩は名無しである:02/04/07 22:56
>>83
たしかに一般論としてはそうだが74、75のようなまともなレスもある。
熱狂を通過した人間だけに可能な、批判的精神というのはあるでしょう。

しかし自分が全共闘世代だったら恥ずかしいな。このスレ読むかぎり。
85>81:02/04/07 23:19
知らねえよ。
なんで俺達がリードして闘う必要があるんだよ。
お前らがやれよ
86吾輩は名無しである:02/04/07 23:21
>>85
これからの老後は大人しくしてろ。
グダグダ言うようだったら、全員年金カットか減額だぞ。
87吾輩は名無しである:02/04/07 23:26
団塊をバカにすんじゃねえ。
船戸与一や五木寛之のような国民的作家もいるぞ
88吾輩は名無しである:02/04/07 23:28
船戸も五木も格下作家じゃん。
89吾輩は名無しである:02/04/07 23:29
「50代以上の奴らの言う事は信用するな」
90>87:02/04/07 23:33
高橋和巳や桐山襲もいる。
若者達のカリスマ団塊と呼ばれる藤原伊織もいるだろ 
91仙介 ◆8tvVTlCU :02/04/07 23:34
>>79
 若かった頃は体力があったけど、今では心身ともに老いたから、かな。
92吾輩は名無しである:02/04/07 23:39
赤軍事件はマジで総括すべき
立松和平や高橋伴名の志を継ぐべきだね
93偽イタロ・カルヴィーノ:02/04/07 23:52
オイオイ、やめてくれよ。
連赤の総括より、盗作者・立松和平の総括の方が先だろうが。
94>93:02/04/09 01:25
連赤の総括なくしてバブルの繁栄に突入したのが今日の精神の後輩ではないか?
あの闘いが何であったのか、批判的に受け止めることが秘中用
95吾輩は名無しである:02/04/09 01:35
>>94
連合赤軍はよく分からん。
BUND赤軍派は「日帝打倒」で党風は比較的自由。
京浜安保共闘(日共革命左派)は反米愛国で党風は固い。
両者がなぜ組んだのか、当時、高校生だった俺にはナゾばかり。
96吾輩は名無しである:02/04/09 02:05
英語辞典読んでて気づいたんだけど、
『マークスの山』って物語的にはMARKSだけど、
ひょっとしてMarx(マルクス)にかけてるのかなぁ、なんて。
97吾輩は名無しである:02/04/09 02:09
あ、反米愛国のとこにカッコ入れますね。

>>94
連合赤軍はよく分からん。
BUND赤軍派は「日帝打倒」で党風は比較的自由。
京浜安保共闘(日共革命左派)は「反米愛国」で党風は固い。
両者がなぜ組んだのか、当時、高校生だった俺にはナゾばかり。

団塊のオサーンは言葉に小うるさいから、
こんなことせにゃならん。
98吾輩は名無しである:02/04/09 22:39
上の方で、どっかで見た文章だと思ったら、前スレの俺の文章だった。まったく。

≫両者がなぜ組んだのか

やっぱり、お金と銃と組織拡大という現実的な問題では。
そして非現実的な銃による革命戦に突入していった。
話しは変わるが、最初に永田が遠山(?別の人だったかも)の指輪を問題にした。
「革命戦争に指輪は不要」みたいなこと言って。
しかしまあ、その指摘自体は決して出鱈目な言いがかりとも思えないのだが。
99吾輩は名無しである:02/04/09 22:42
早稲田文学5月号のスガ秀実の連赤・内ゲバ批判はどうよ。
100出鱈目だろがぁ:02/04/10 01:23
>>98
>その指摘自体は決して出鱈目な言いがかりとも思えないのだが。

ありゃあ完全にデタラメな言いがかりでしょ。
『革命戦争に指輪は不要』だって?
中南米のゲリラ組織は兵士が装身具を付けていることを否定しないよ(笑

京浜安保共闘は『中国文化大革命カブレ』の毛沢東主義者だったからさ、
…そりゃ貧しい中国では「指輪」は贅沢品だっただろうが…
客観的な日本と中国との経済格差に気がつかなかったんだろ。

世界同時革命・前段階武装蜂起の赤軍が、独裁者一国革命の中共派と組んだのが
大間違い。同じく金王国北鮮へ飛んだのも理解できない。
大菩薩峠・アラブ派遣・M作戦等で「まともな幹部」が逮捕されてクズばかり残った
のが原因だろうな。







101>98:02/04/10 01:53
自分の劣情(ブスに生まれたコンプレックスなど)を革命の名で美名化
しようとしたというのが真相だろうが、こういうのはやりきれんね。
コロされた連中は、不憫だよ。
こんなに惨めで汚らしい反乱というのも珍しい。
日本史上まれですね。
102吾輩は名無しである:02/04/11 01:03
>>100
ハゲしく同意しますな。
103吾輩は名無しである:02/04/11 01:54
高橋は、無視できんだろ。
「昭和精神史」後編にも高橋に大きなスペースが設けられている。
いいものはいいんだよ。
104吾輩は名無しである:02/04/11 02:15
五木寛之の「青春の門」も若い頃は、夢中で読んだな。
確かにイタイが夢中になると面白いよ
105部外者:02/04/11 03:17
高橋和巳がずーっと存命だったら、連赤から平成空虚まで、
どんな著作を著していただろうな…
それとも絶望して、三島由紀夫みたいに憤死して…

たぶん、あの時代が分水嶺だったのだろうな、何か大きな可能性が
潰えたような気がする。
106吾輩は名無しである:02/04/11 08:19
他人事だけど、最高に恥ずかしい青春だと思う。
107他人事だけど:02/04/11 18:52
↑ 
知らない青春を恥ずかしいと書き込める、
オマエの方が最高に恥ずかしいと思われ(嗤
108他人事なんだが:02/04/11 19:07

自分のことをばかにされたと思ったらしい。
109まさに他人事:02/04/11 20:32

粘着質なお方。
110吾輩は名無しである:02/04/11 22:40
>>107
別にあんたの事言ったわけではないぜ(藁
それに後から来るものは先に行く者を批判する権利がある(藁 ←当時の
ガキンチョ達の言い草だろ?

威勢の良いことほざいていて逃げ出した人間が「恥ずかしくない」事があろうか?
111おおよそ:02/04/11 23:51
世界同時多発。カルチェラタン、紅衛兵、連合赤軍・・
やはり社会主義瓦解の前兆として、あの運動はあった。
60年安保を全共闘は継承し、60年安保は戦時共産党の過激分子
の残党が黒幕にいた。20世紀、革命に明け暮れた。その歴史の
一コマ。失敗だったが、そうちゃちなものとも思えん。
112吾輩は名無しである:02/04/12 00:53
「社会主義瓦解」じゃなくて
「スターリン主義瓦解」じゃないの?
あ、俺、別に「革命的共産主義者同盟」の
どの派(←便宜上、こういう言い方する)でもないからね。
てか、当時はベトナム戦争への日本の加担の倫理的問題が
大きかったんじゃない?
大阪の方で、ベトナム帰りの肉片付き戦車が日本企業(新○和工業)の工場に
運び込まれたことあったそうだし。
しっかし、今はDon't trust over fiftyだな(w
113>111:02/04/12 01:19
あれは、所詮ちゃちなお遊びですよ。
団塊以降の文学の体たらくを見れば一目瞭然でしょう。
114吾輩は名無しである:02/04/12 01:51
>>111
>60年安保は戦時共産党の過激分子
の残党が黒幕にいた。

何のことか分かりませんが。
唐牛健太郎氏と田中清玄氏のことなら
新聞で聞いていますが。
115おおよそ:02/04/12 07:46
>>114
朝鮮戦争の頃、日本共産党は武装闘争路線をとった。
六全協の自己批判で、武闘的な多くの党員がパージ
された。その人たちのこと。
116吾輩は名無しである:02/04/12 18:12
全共闘全盛のころ民族主義(右翼)文学っていうのはあったんでしょうか。
117おおよそ:02/04/12 21:39
>>116
保田與重郎がもてはやされていた。また、折口信夫。
三島由紀夫とも通底してたんじゃないか。
118吾輩は名無しである:02/04/12 23:41
>>115
60年安保を担ったBUNDは、
六全協で日共をパージされた元・学生党員が
多かったのじゃないんすか?
少なくとも、当時を舞台にした小説読んでると
そうですが。
それなら、「戦時共産党の過激分子」って???
ますます分かりません。

119おおよそ:02/04/12 23:59
>>118
所感派と国際派の対立。その中心に戦時共産党員。
所感派についたのが学生党員。

120吾輩は名無しである:02/04/13 00:41
所感派と国際派?
戦時共産党員???
「戦時」って?
121>117:02/04/13 01:46
その3人は、今でも人気者だからなあ。
林房雄なんてあの時代限定だな。
122偽イタロ・カルヴィーノ:02/04/13 03:17
>>120
「広場の孤独」と「あの夕陽」を再読してみるといいんじゃないかな?
123吾輩は名無しである:02/04/13 18:59
>保田與重郎がもてはやされていた

彼の息子がパレスチナ問題に関わっていて、自殺したんだよな。
同じ、京都からアラブに飛ぶ学生・元学生が現れるのは、その少し後だ。
桧森さんもその一人だね。
124吾輩は名無しである:02/04/14 18:33
3人の兄弟が山登りに行って遭難した。

夜になって、「このまま死ぬのか?」と思ったとき、1件の民家が見えた。
助かったと思い訪ねてみると、その家には美人の娘と、めちゃくちゃ怖そうな親父が住んでいた。
「よそ者は泊めない」という親父を、「かわいそうだから」と娘が説得し、
物置小屋に一晩泊めてもらう事に。しかし、その娘のあまりの美しさに目がくらんだ3兄弟は、
夜中にトイレに起きてきた娘に襲いかかった。

しかしすぐに親父に取り押さえられ、「お前等、全員殺す!!」と日本刀を抜かれた。
だが3兄弟は土下座して必死に謝った。父親は、「ここは山奥で食料も少ない。
山から食料を持ってきたら、山のふもとへ抜ける裏道を教えてやろう」と、条件を出した。
3人はすぐに小屋の近辺を探した。

はじめに戻ってきたのは次男だった。次男は、山ブドウを持ってきた。
それを見た父親は、「それをケツの穴にいれて見ろ」と言った。
次男は言われるまま、1粒のブドウを自分のケツの穴に入れた。
そして次男は裏道を教えてもらい、無事山を降りた。

次に、三男が大きく実った栗を沢山抱えて戻ってきた。
父親は同じようにケツの穴に入れることを命じた。
三男は必死に頑張って、栗をケツの穴に入れ始めた。
もう少しで入るという所で、三男は何故か笑ってしまい、栗はケツの穴からいきおい良く飛び出した。
三男は、そのまま父親に殺された。

三男は見てしまったのだ。
嬉しそうに、スイカを抱えてこちらに走ってくる長男の姿を・・・

ダウンタウン、ラルク、権力を持っている人達
125吾輩は名無しである:02/04/14 19:27
きっとカクメイカ気取るのってたのしーんだろねー

言ってみたいな「キョウサントーマンセー」
126吾輩は名無しである:02/04/14 19:40
よど号の連中に頭真っ白にして「キムジョンイルマンセー」
なんて楽しそうだね。
気持ち悪くてヤダけど
127吾輩は名無しである:02/04/15 04:07
dd
128吾輩は名無しである:02/04/16 23:51
>>60年安保は戦時共産党の過激分子の残党が黒幕にいた。

いなかったと思いますが。確かに田中清玄に金は貰ったが。
田中らを黒幕視するのは代々木くらいでは?
129>128:02/04/16 23:55
田中とかやくざの親分にかくまって貰ったと唐牛が言ってますね。
130128:02/04/24 21:42
やくざの親分=山口組ですね。
田中によれば、児玉らの防共挺身隊(だったかな)による全学連襲撃
に対して、山口組系のヤクザを組織して、これを粉砕したんだとか。
ホントかね。
131吾輩は名無しである:02/04/27 19:09
ewwe
132吾輩は名無しである:02/05/29 08:47
a
133吾輩は名無しである:02/05/29 11:03
>>71
村上春樹の全共闘時代を描いた小説で、女子大生に
「男たちは反権力とかいってるくせに、わたしたち女子に
おにぎりを作らせて平然としている」(うろおぼえ)と言わせるシーンが
ありましたね。つまり、他人の権力には反発するけど、自分の権力には
鈍感だと。実際にその時代を生きたわけではないので本当かどうかは
わかりませんが、確かに男尊女卑や「男は仕事、女は家」的な
ことを言いたがるのは、この世代に多いなと、社会に出てから思います。

そして「俺たちに比べて今の若いやつらは…」といいたがるのも
圧倒的にこの世代。飲み屋で若者に「俺たちが若い頃は天下国家を
語ったものだ」といいながら説教したがるのもこの世代。
なんでこんなに厚顔無恥でいられるのですか。本当に不思議です。
134吾輩は名無しである:02/05/29 11:12
>>133
>「俺たちが若い頃は天下国家を 語ったものだ」といいながら
>説教したがるのもこの世代。

あー、明治生まれの祖父ちゃんが、それと全く同じことを
おとんや伯父ん達に向かって言うとったよー。ホント。
んで、おとんは俺に、似たようなこと言うな。だども
明治生まれのど迫力には、だ〜いぶ負けとるわ(w
135吾輩は名無しである:02/05/31 12:58
f
136吾輩は名無しである:02/06/10 02:33
>>133
まあ、同感ですな。(当方40歳代のおっさん)。
団塊は苦手です。
137吾輩は名無しである
>>133
ノルウェイの森ですね。