よしもとりゅーめい
でなければならないのですか??
2 :
吾輩は名無しである:02/02/11 21:05
吉本なんかどうでもいいからリサたんのPart3を誰かたてろ!!
僕はスレたてすぎなんです〜。ふたつだけなのに。
3 :
吾輩は名無しである:02/02/11 21:21
店頭で今出てる講演のCD聴いたが声が結構普通だった。
あの声で「何々だぜ」って言ってるのかと感心した。もっとダミ声かと。
あのどもりっぽく何度も繰り返して話してた。
既スレ探して下さい。
5 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:03
リュウメイって読むのは全共闘世代の人じゃないの、確か。
6 :
吾輩は名無しである:02/02/14 01:09
共同幻想論って読んだことないけど
岸田秀さんのものぐさ精神分析に似てる?
8 :
吾輩は名無しである:02/03/03 03:16
吉本隆明はネットについてなにか書いていますか。
表現機械としてのワープロという文章は読んだんですけど。
ワープロ使ってるんでしょーか。
9 :
吾輩は名無しである:02/03/19 15:27
age
10 :
吾輩は名無しである:02/03/30 15:42
age
11 :
吾輩は名無しである:02/04/10 17:12
age
12 :
吾輩は名無しである:02/04/12 01:29
吉本隆明様は下町の職人です(でした)。
顔も体格も口調も。
しかし、先日どこかの新聞に
「私の兄は靖国神社にいる」
と書いてるのを読んで、
吉本様のボケが着実に進んでいるのを実感しました。
13 :
吾輩は名無しである:02/04/13 01:13
吉本なんて、資本主義の随伴人。
15 :
吾輩は名無しである:02/04/13 02:00
しかしオウム・麻原を擁護して世論の袋叩きに遭ったのに、
ビクともしなかったな。
やはり中沢・島田ごときとはスケールが違う。
16 :
吾輩は名無しである:02/04/13 02:47
いまでも宗教家としては麻原を評価してるよ
>>15,16
吉本が持ち上げていた麻原の本を手に入れて読んでみたが、
途中で吐き気がした。宗教性のかけらもなく、宗教用語
でカモフラージュされた薄汚れた野望があっただけ。あんな
ものにかぶれるのは、吉本も同じ穴のムジナってことだ。
批判にビクともしないのは、鈍いのか呆けたのか。
18 :
吾輩は名無しである:02/04/14 14:18
>>17 確かに、昔の吉本の本読むと、
論敵に対して、ボロカスに言い返してたな。
その意味で、吉本には2ちゃんねらーの資質が
あると思われ(w
19 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:18
なんでこんなに話題性がないの?この人
20 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:35
>>8
吉本はネットは、知識の量は高めるが、質は高めない。といっている。ひきこもりは、質を高めるのに有益だとも言っている。
21 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:40
>>18 何が「確かに」なのか、ぜんぜん17につながってないぞ。
22 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:46
>>12 それとボケとは別。わざといってるのだから。実際に合祀されている事実にもとずいて言っている。だいたい10年も前に脳軟化症かも、と中沢新一が冗談でいったことがある。
古い冗談はつまらん。
>>17 吉本の麻原弁護は、当時の世論が百パーセント叩いていたから、
同じような論調に染まってしまって「自身でトコトン考えての」弾劾でなく
一種魔女狩り的に集団ヒステリーみたいに無反省に激昂することへの、
いかにも吉本らしい抵抗姿勢として、あったんじゃないか?
麻原そのもの(典型的詐欺師)を認めるというより、「異端」の形で
登場するようなものへの身構えのあり方に関して、
文句つけたかったんだろうと思われ。
あの騒ぎの渦中で敢えて発言したところが、吉本の真骨頂の感あり。
24 :
吾輩は名無しである:02/05/01 00:01
>>21 >>22 >「批判にビクともしないのは、」
>「実際に合祀されている事実にもとずいて言っている。」
それこそボケとゴウマンの証拠だろ。
特に後者は、吉本の存在意義の自己否定。
「煽り」と受け取るならドーゾドーゾ。
お前のような吉本ボケドキュソは氏ね。
あ、言っとくけど、こんな汚らわしい掲示板には3カ月に
1回ぐらいしか来ないからね〜(笑)。
25 :
吾輩は名無しである:02/05/01 00:04
フーコーの奥さんに、「この人馬鹿?」って言われたってほんとですか?
26 :
吾輩は名無しである:02/05/01 00:24
単なるヘソマガリだろ
27 :
吾輩は名無しである:02/05/01 01:05
>>25 嘘だとしても良く出来ている。
>>24 ぜんぜんあおりとは思わない。批判にビクともしないのがごうまんの証拠なら、西部、呉、小林、福田、その他ごろごろしているわな。
ボケ、ボケというが本気か?高齢の発言者が気に入らなきゃ「ボケ」といってすむんなら世話ねぇよ。
28 :
吾輩は名無しである:02/05/01 01:10
>>27 >嘘だとしても良く出来ている。
いや、それが嘘じゃないらしいよ。安原がフーコーと吉本をとりもとうとして、
吉本がフーコーに自分の文章を送ったら、そうやって言われたって。たしか
ヘーゲルに関することで。フーコーは「吉本さんは原文できちんとヘーゲルを読んでいる
のでしょうか」って言ってたそうな。最近どっかで読んだエピソードでっす。
違ったかな?
29 :
吾輩は名無しである:02/05/01 01:17
>>24 むかし吉本の講演を聴きに行った時、後ろの席で突然立ち上がって、でかい声で「バイブンカ」と怒鳴り散らして出て行った奴がいたよ。
ちょうど、あんたのようにな。来なくてもいいのに、わざわざ来てどならいちらしたんだよな。
吉本に限ってこういう深層では甘えたがり、救われたが奴が出現して逆切れするんだ。前からそう。
>>28 ウソだとは思ってないよ。うそだとしても、面白いくらい、面白いということ。だけど、そんなに深い意味のないエピソードだから、どっちでもいい。
>>24 いま、あら?と気が付いたけれど、「氏ね」といういいまわしで威勢よさをだす文章を最初に書いたのは確か吉本では?
24さんも吉本のおかげを無意識にこうむって?やはりかつては一生懸命読んだのね。
それで、最近、結局吉本がじぶんを救ってはくれないことに気づいた?
32 :
吾輩は名無しである:02/05/01 01:41
>>30 深い意味が無い? そうかなあ、決定的かもしれんよ。哲学の出自の
問題だから。フーコーに笑われたから吉本がダメっていうんじゃない。
そういう吉本がいて、そういう吉本をありがたがるというか問題にする
我々がいることって、どういうこつ? ってね。
まあ、単なるアジ屋=吉本ってならわかるけどさ。
33 :
吾輩は名無しである:02/05/01 01:45
>>24
おまえにもういっちょいっとく。
兄貴の合祀について言及するのが、即存在意義の否定になるんか。
おれの兄貴は合祀されてる、そんなのいやだ、耐えられん、とでも言ってほしかったんか。
「存在意義」のあったはずの人が、「存在意義」がなくなったように思えて、残念なことよのう。
それで、3ヶ月にいっぺんくらいは、どしても気になっちゃうわけね。
34 :
吾輩は名無しである:02/05/01 01:59
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>>32そうか、そういう意味ね。おれはまた、単に話題をふったのかと思ったもので。
かもしれないじゃなくて、決定てきだ、と言ってほしかったけどね。かもしれんといってみただけなのに、マジれすできんかも。
問題にするわれわれではなく、われでしょ。
あんたのいってることは、なりたたんよ。「そういう吉本」とは、「原書で読んでない吉本」だろ?
じゃなにか、道元も親鸞も空海も古代インド語で原書を読んでいなかったから、「出自から」「根本から」だめなんか
そもそもフーコーがそういう意味でいったのかね。もし本気だったのなら、フーコーは、「吉本さんあなたはわたしの著書をフランス語で読んだ上でわたしと対談するのですか」といえばよかったではないか。
もちろんそんな馬鹿あるかい。
36 :
吾輩は名無しである:02/05/01 02:23
フーコーがギリシャ語でプラトン全巻読んでいたのなら、説得力あるけどな。
「哲学の出自」だもんねぇ。
37 :
吾輩は名無しである:02/05/01 02:39
うーん、ていうか、「原文読んでないんでないの?」的な乱暴つうか、
ほぼ2ch的なツッコミであしらわれてしまったのはなぜかってところが気になるのよ。
もちろんフーコーだって原文で読んでないもの、たくさんあると思うよ。
万巻の書を原文で読んでいるやつなんていやしない。そんなのフーコーだって
わかってるだろう。それなのにあえてそーゆー低劣ともいえるな煽りをされるってのはさ、
よっぽど吉本のカキコがひどかったのかなーと、ずれとったのかなーと、そう
想像するわけなのよ。
ほぼ矢沢栄吉? みたいなね。
このネタはどっかで読んだフーコー全集の書評でしこんだ。
吉本がフーコーに小論を送って、それにたいしてフーコー側がどうのこうのと。
翻訳した奥さんが「こいつ、チュか?」って言って、フーコーが「スマソ、あんたの
カキコにはマジレスできんわ」って吉本側に答えたとかby 安原顕(この件の仲介人)
安原は「だから吉本はダメ!」って断じているわけじゃなかったけど(すぐに
結論を言いきるような西欧的な思考とは吉本は違うから理解されにくいだろう
っていうフォローあったし)、「まあ、なんだかなあ」ってニュアンスは
ゆんゆんだったのよabout 吉本文章。
39 :
吾輩は名無しである :02/05/01 02:53
翻訳の問題はさておき、
ここにきて「吉本的なもの」への回帰は確実に進んでいると思う。
(「言語美」も「丸山真男論」も「柳田国男論」も文庫で読めるようになって、
読めること自体は大歓迎)。
ごく単純化して云えば、吉本のクリティカル・ポイントっていうのは、
疎外論でしょう。
疎外論が批判的に機能するような社会空間が、今の日本には開かれている、
というのは、事実としてはまちがっちゃいない。だから、宮台センセの「自己決定」
みたいなイデー(疎外論のヴァリアント)が、それなりに批判的にきこえてしまった
りするわけだろうし。
それにしても藁たのは、角川文庫版「言語美」は、前の版は柄谷がやってたのに、
新しい版は加藤典洋がやってるわけでしょう。
でも、これって退却ですよね。たとえば、80年代に復活しつつあった花田清輝を、
また忘却しようとしている、という状況があるのかもしれない(「復興期の精神」
は文庫で読めるようになったけど)。
40 :
吾輩は名無しである:02/05/01 03:19
>>39退却って・・・退行では
退却、忘却、語彙なんかへーん
41 :
吾輩は名無しである:02/05/01 03:27
柄谷は尖端かい
「吉本さんはねぇ、ヘーゲルの、この三角形を、逆にしただけなんだよね」柄谷
42 :
吾輩は名無しである:02/05/01 03:34
43 :
吾輩は名無しである:02/05/01 03:35
>>39 皮肉でもなんでもなしに、単純に、教えて下さい。ぼくはぜんぜん気がつかなかったものですから。
80年代に花田清輝が復活しかけたといったような文化現象じみた事実がなにかあったとは。
なんですか。
いっとくけど、ほかのスレでやれなんていうな。少しならいいの少しなら。
44 :
吾輩は名無しである:02/05/01 04:00
>>37 万感の書を読んでから言えなんていってないでしょ。
ヘーゲルを原文で読む必要があるのなら、プラトンを原文で読む必要がでるのは、当然のことなんじゃ。
つまり、フーコーが本気でそんなことを言ったとは思えん。もともと奥さんが言った、とかいてあるではないか。
ようするに奥さんがオオボケかました、というこばなしだろ、これは、安原の。
「なんだかなぁ」とほんとに安原が思っていたとしたら、なにさまだ、ってことになるんだよ。
45 :
吾輩は名無しである:02/05/01 04:03
>>37
ねたは月報じゃなくて書評かよ、信用なくしたな。
46 :
吾輩は名無しである:02/05/01 11:48
>>44 >>45 まあ、安原ネタだからしょうがないねw つっこまれても。
ボケ安原の単なるいやみつうかあてつけ暴言かもしれんしねいつもの。
ネタの新聞探してくるよ。どこの新聞だっけかなー。
漏れは別に吉本を批判するつもりはまたーくないつうか、まともに読み込んでないつうか
ほぼ目を通しただけだけど昔、じさーいのところ。いわんゆる「西洋哲学」、ついうんですか?
その流れからひっぱってくるとどのような位置づけにあるんでしょ?<吉本
もしくは海外での受容のされ方とか。
47 :
吾輩は名無しである:02/05/01 13:46
>>46 その質問にちゃんと答えられる人がいるとすれば、西洋哲学を個々に深く理解し、さらに歴史的意味づけもできていなければならない。
さらに海外での受容のされかたともなれば、柄谷とか蓮見のように研究留学してなければ無理。
カンタンに「あるんでしょ」って聞いてるが、そんな奴は日本に十人いるかどうか。
48 :
吾輩は名無しである:02/05/01 13:54
吉本隆明は右翼なの?左翼なの?どっちなの?
49 :
吾輩は名無しである:02/05/01 14:14
>>46
すぐに結論をいいきるような西洋的思考とは吉本は違う、って口からでまかせだね。それは46自身が「かもしれん」思考だからそういいたくなっただけだろう。
吉本は日本でも有数の「熟慮断定発言」だが、西洋的思考が「すぐに結論をいいきる」という証拠はだれのどの著書にあるんだ?
ないね。
50 :
吾輩は名無しである:02/05/01 14:18
>>48少なくとも、自称は「真正の左翼。」
日○共○党はソフトスターリニズムなんだって
51 :
吾輩は名無しである:02/05/01 19:28
>>49 >46自身が「かもしれん」思考だからそういいたくなっただけだろう。
いや、漏れが言ったなじゃなくて、安原が言ってたの。
52 :
吾輩は名無しである:02/05/01 21:01
>>51 そうか。「すぐ結論をいいきる思考」だなんて、安原っていう編集者は、ヨーロッパの哲学者をなめすぎてるよ。
夜朗自大だな。ただし、ほんとにいったんかい、あほすぎる。
53 :
吾輩は名無しである:02/05/01 21:06
39はいいっぱなしかい。
54 :
吾輩は名無しである:02/05/01 21:19
>>28 その話し知らないけどソースは?
その話しは吉本とフーコーが対談する前の話し後の話し?
勝手なデマだったらさすが2ちゃんってとこだね
55 :
週間朝日4/26号:02/05/01 21:58
1978年、ぼくはミシェル・フーコーに会った。彼は1926年生まれだから、
そのとき52歳、ぼくあh39歳だった。会ったといっても、文芸誌「海」での
吉本隆明との対談企画者として立会っただけの話である。この対談、後に
『世界認識の方法』(現在は中公文庫)として単行本になり、『集成』第VII巻
にも再録されている。
この対談終了後、フーコーが吉本隆明に「往復書簡をしたい」と語った。
社交辞令とは知っていたが、編集者としては敢えて真に受け、早速、吉本
隆明に長文の手紙を頼み、出来上がった原稿を対談通訳者でもある蓮実重
彦に翻訳してもらい、フーコーに送った。内容は忘たが、道元とヘーゲル
を巡っての、五十枚ほどの原稿だった。原稿を渡す時、吉本隆明は「ぼくの
書いた内容なんて、フーコーさんなら当然知っていることばかりだけどね」
と言い、また仏訳した原稿をベルギー出身の訳者の夫人に見せると、「この
人、頭、悪いんじゃない」と言われた話など、いまでは懐かしい思い出だ。
夫人がなぜそんな言葉を口にしたのか。欧米人らの論文は、まず結論を
先に述べ、それを論証する形で話を進めるのに対し、日本人、中でも吉本
隆明のそれは、紆余曲折しながら何となく結論に向かう書き方ゆえ、原文
に忠実に翻訳すればするほど、外国人には「頭が悪い」との印象を与えるよ
うだ。国民性の差というやつだ。
件の手紙を出してから一年ほど経ったころだろうか、日本在住のフーコ
ーの友人を通してようやく返事がきた。しかし危惧した通り吉本隆明の論
考は意味不明、従って「返事は不能」とのことだった。またフーコーは、「吉
本さんはヘーゲルをドイツ語できちんと読んでいるのか?」とも問うたよう
だ。口先だけで国際化を論じるのは簡単だが、こうした一例を取っても、
道はまだまだ遠いのだ。
56 :
吾輩は名無しである:02/05/01 22:19
吉本「ぼくの書いた内容なんて、フーコーさんなら
当然知っていることばかりだけどね」
フーコー「意味不明」
安原「あーあ、やっぱりね」
>>55 ごくろうさん。「すぐ結論をいう」ってそういう意味かい。これならこれでこういう誤解もわからないこともない。
安原の「なんだかなぁ」は、もともと吉本を茶化しているわけじゃなく、意思疎通のされなさ加減を慨嘆したというわけね。
しかし、それならそれで、「哲学の出自」は問題にならないよ。
この種の理解されなさの問題というのは、「言語にとって美とは」のときの寺田透の評価にすでに典型的に現れていたのだが。
安原の「国際化うんぬん」はいただけない。エコノミストの言葉とちがって、哲学レベルの言説は日本にかぎらず、世界各国、なかなかカンタンには疎通できないのではないだろうか。
実際に価値のある思想だったとしても。
59 :
吾輩は名無しである:02/05/01 23:59
>>57 漏れはびみょーに、吉本を馬鹿にしているような気がするなあ、すれすれの
書き方で<安原
>>59 いやそれは、あなたの単純な思い違いです。安原は編集者とはいえ、自分でも、本だしているから、もしひまだったら安原が吉本に言及している別な文を読んでみればすぐわかるよ。
もともと馬鹿にしたり、茶化すような関係じゃないんだ。
61 :
吾輩は名無しである:02/05/02 00:35
吉本の書いたフーコー追悼の文を奥さんが読んだなら、ああ馬鹿ではなかったんだ。と思ったに違いない。
哲学の専門家じゃないの専門家相手に哲学をメインに語るからだよ
ドイツ語もできないのに
でこういうのは日本だけなわけ?
海外でも普通にあったりするのかね?こういうことって
哲学の専門家じゃないの「に」が抜けてましたスマソ
64 :
吾輩は名無しである:02/05/02 00:48
普通にある。
ていうか欧米ではけっこう原書無視多いよ。
アメリカの論文プロトコルだと、
翻訳以外の引用には逆に制限が付く。
65 :
吾輩は名無しである:02/05/02 00:52
日本人は論理能力に欠けるっていうの当たってたんだ。
66 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:09
ああ、なんか遼東の豕がでてきたぞ62も65はなにさま?自分はさておいて平気で他人の外語能力をいえるよなぁ。
>66
だって、昔から言われてることじゃん。
そもそも、日本語が論理には向いてないんだから仕方ないよ。
っていうか、
55を読むかぎり、フーコーの奥さんじゃ無くて、蓮實の奥さんなのでは。
69 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:22
俺は66には賛成できない。メルロポンティだのドゥルーズを読んだことある人、あんたがた、あれが論理明快な文だとほんとにそう思うのか。
>>68 それはそのとおりです。あとから気づいたんだが、まあいいや、と思ってました。
もとはといえば、この蓮見の奥さんがくそなまいきなことをいうから、西洋崇拝意識の持ち主が、そらみろとばかりに言い出したんだ。
71 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:40
ていうかさ、安原は国民性の差に話しを持ってってるけどそれ自体安原の推測でしょ。
実情は単にフーコーが「コイツ判ってない」って判断しただけなのかもしれないし。
だからって、吉本がツマラナイ思想家だとも思わないけどね。
蓮実の奥さんが馬鹿だといえば馬鹿なのか。蓮実の奥さんが悪文だといえば悪文なのか。
フーコーがドイツ語でヘーゲルを読まなければいけないといえばそれは正しいのか。
フーコーもプラトンの国家をギリシャ語で読むべきだといえばそれは無視するのか。
ヤスパースは孔子を論じたとき、中国語で読んだのか。
サルトルは谷崎を読んだらしいが、日本語で読んだのか。
73 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:48
フーコーがバカと言えばバカです。
74 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:51
>>61 研究者ならともかく、思想家にとって原書を読むことが本質的なことかって言えば
そんなこと無いでしょう。
ただ一応いっとくとフーコーはギリシャ語が出来たでしょう。
伝記によるとエコール・ノルマルの受験校では教科に古典語の作文があったらしいし、
なんてったって「性の歴史」ではギリシャ・ローマ時代の一次史料にあたるばかりか
新史料まで発見してるそうだから。
あと確か教授資格申請論文では「狂気の歴史」といっしょにカント「人間学」の
フーコーによる仏訳が提出されてて、「快楽の活用」、「自己への配慮」は
英語で執筆されている。
75 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:51
71が妥当だよ。あたらづと雖も遠からずでしょう。この話をねたに吉本を否定するのは無理。
76 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:56
>74
語学の才能も抜群だね。
あ〜あ、やっぱ吉本はバカだね。
77 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:57
>>61 そういえばそうだった。フーコーはギリシャ語読めたよな。そうすると、本気で言ったかも知れんな。
買い春はよくない、とかなんとかいうことを書いた本にそういうことかいてあったな。
78 :
吾輩は名無しである:02/05/02 01:59
>>76
だからおまえのほうがもっと馬鹿にきまってるって。
79 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:01
80 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:01
>78
俺、馬でもないし鹿でもないよ。
人間だよ。
翻訳で分かってるつもりになってた吉本はバカだよ。
81 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:03
吉本に比べればここの獣人は漏れもふくめて「馬鹿」なのだろうが問題は
吉本はそんなにたいしたやつなのか? なんか騙されているんじゃないか、
このせんまい極東文壇市場で!ってことではないか?
82 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:06
>>いいや。翻訳ならわからないと思っている人間としてのバカ
まっとうな神経の74が言うとおり、翻訳ならだめってことはない。
83 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:06
「ヘーゲル原文読んだの?」byフーコーっていうつっこみは原文読むべし云々
じゃなくて、「そもそもこいつ、アフォちゃう?」ってことだったのでは?
ほぼ、「夢枕獏←→格闘技」構図と似たような。
84 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:07
「哲学界の夢枕獏=吉本隆明」、つことすか?<83
85 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:09
>82
相対的に見て、明らかにフーコーより吉本のほうがバカだよ。
原書で読むやつと翻訳で読むやつの差は歴然。
86 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:11
だから「原書vs翻訳」つー、問題じゃないっしょ。 吉本をありがたがっている
おまいらわれらはどうしようもない極東猿だから反省しる!つことじゃ。
>>81 まあそうとはいえる。吉本自身がいってるね。世界レベルの試合で負けるというようなことを。
吉本は懸命に努力しているだけ。世界最高とは誰もいってないし、だましてもいないはず。
だまされたと思って逆ぎれしたり、神経症になる甘えん坊がときどきいるだけ。
88 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:13
結論
吉本=バカ
89 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:14
>>87 >吉本は懸命に努力しているだけ
んー、やけに説得力のある言葉だな。なんかみょーに納得したぞ。漏れたちも
がむばって自分の頭で考えよう!!
90 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:16
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91 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:16
やっぱり西洋は強かった....
>>85フーコーのほうが上なのは当たり前。吉本は「フーコーは長く歴史に残る」っていってるのだから。
平気で吉本をバカといえる連中がバカといってるの。
93 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:19
たしかに「吉本=馬鹿=これにて終了」というのは乱暴。そんなことより、
馬鹿である吉本がなぜに日本でこれだけマンセーされ続けているのかを
考える方がまし。
なぜ?
94 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:19
>92
バカをバカということをバカだというお前がバカだということに
気が付かないお前はバカだといいたい俺はバカだ。
95 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:20
吉本とフーコーとかいう本はどうよ?
96 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:23
馬鹿合戦はやめよう。もうちょっと馬鹿なりに広がりのある話題にしよう。
97 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:27
>96
馬鹿合戦をやめようというお前は馬鹿だということを
いいたい俺は馬鹿だけどそんな馬鹿でも馬鹿なりに
一生懸命生きているんだ馬鹿という馬鹿な発言は
馬鹿にしか出来ないものだが馬鹿なお前にはわかるまい。
>>94
いいだしぺがバカなの。おれはいいだしっぺではないから、バカにあらず。
>>93
日本においては、優秀だからだよ。元東大学長蓮実氏がいま読書人で連載中のインタビユーで文句なくあの人は優秀だ、て言ってる。
99 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:31
蓮実
↑
こいつもインチキ臭いぞ!!!
100 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:34
馬鹿はいいだしっぺだという馬鹿な発言をしている馬鹿は
馬鹿はいかにして馬鹿かという根本的な馬鹿に対する考察を
省いて(余りに馬鹿だ)馬鹿な発言を繰り返している馬鹿なのでは
ないかと馬鹿な私は空を飛ぶ。
>>97 また誤読だ。どこに一生懸命生きていると書いてある?そもそも吉本はフーコーより劣ってるかもしれないが、バカではないし、
「懸命に考えている」といったの。他の文と混ぜ合わせてかってに言うな。
102 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:37
>101
君は本当の馬鹿だ(笑)
104 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:43
>>102
これからは吉本の本を読むときはバカの本を読むと十分自覚するように。
105 :
吾輩は名無しである:02/05/02 02:55
>>102 君のように権威主義の連中にあわせていっただけだよーん。
106 :
吾輩は名無しである:02/05/02 03:08
彡ミミミヽ ノ彡ミミ)))
((彡ミミミミ)(彡彡)))彡)
彡彡゙゙゙゙゙"゙゙" """"ヾ彡彡))
ミ彡゙ .._ _ ミミ彡
ミミ彡 '´ ̄ヽ '´/ ̄ ` ,|ミ)))
ミ彡 ' ゚̄ ̄' 〈 ゚̄ ̄ .|ミミ))
((彡| | | ` |ミ彡
(彡| ´-し`)\ |ミミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゞ| 、,! 」 |ソ < 吉本隆明って誰ですか?
ヽ '´ ̄ ̄ ̄'ノ / \_____________
,.|\、 ' /|、
/ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄\
| | \ |\ /| / | |
| | / | ハ | \ | |
| | \ \ / / | |
\| \ ヽ / |/
|___/ヽ___ |
| |
_|___Λ___|_
<____| |____>
107 :
吾輩は名無しである:02/05/02 08:57
しかし2ちゃんねるって匿名なのは良いけど
せめて書き込んでる人間の年齢だけは真実のところを表示できていたらいいなと思うよ
ここで馬鹿馬鹿とか書き込んでる連中が
20歳未満(まだ一般教養うけてる学部生くらい)なら許せるんだけどね
それに>
>>25>>27 >>55で示されてるのが本当であるとして
>仏訳した原稿をベルギー出身の訳者の夫人に見せると、「この
人、頭、悪いんじゃない」と言われた話
って言うエピソードを都合よく歪曲してるわけだし
ま、さすが2ちゃんねるって感じだね
まともに反論する気にもならない
108 :
吾輩は名無しである:02/05/02 13:28
>>107 何番が多少ともまともと思えるかもかいてやってくれ。
109 :
吾輩は名無しである:02/05/02 13:34
>108
27はちがうだろう。はじめから、ジョークとして受け取ったのだから。
110 :
吾輩は名無しである:02/05/02 14:31
フーコーと吉本とどっちが馬鹿か、などというのは
そもそも馬鹿げてる。
でも、吉本はたとえばフランス語が読めないから、
アルチュセールの「重層的決定」を「重層的非決定」とかいうふうに
まちがってひっくり返して、
それが日本の文脈では結構批評的に通ったりしてしまうこともあるわけだから、
翻訳しか読めないことが、逆に有効だったりもするわけじゃないの?
111 :
吾輩は名無しである:02/05/02 14:55
アメリカのインテリなんかは吉本以上に語学力低いって。
112 :
吾輩は名無しである:02/05/02 22:25
>まともに反論する気にもならない
反論なんか期待してないよw ただネタを提供しただけ。
しかし吉本の悪口書くと感情的になる人多いねー(ppp
113 :
吾輩は名無しである:02/05/02 22:45
∩
| |
| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ | | 先生! 最近、
( ´Д`)// < 吉本隆明で商売している人が
/ / いっぱいいます。
/ /| / \______________
__| | .| | __
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| ||
114 :
吾輩は名無しである:02/05/03 08:47
∩
| |
| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ | | 先生! 最近、
( ´Д`)// < 自分の頭で考えられない厨が
/ / いっぱいいます。
/ /| / \______________
__| | .| | __
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
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.|| ||
115 :
文学通気取り:02/05/03 11:17
>角川文庫版「言語美」は、前の版は柄谷がやってたのに、
>新しい版は加藤典洋がやってるわけでしょう。
あ そうなんですか?20才のころ懸命に読んだもんですよ。
各作家の作品(文体・表現)についての分析が鮮やかで
おもしろかったっす。
吉本さんまた言い回しに手を入れたのかしら?単なる再版かな?
116 :
吾輩は名無しである:02/05/03 12:39
∩
| |
| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ | | 先生! 吉本は日本の恥です!!
( ´Д`)// <
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117 :
吾輩は名無しである:02/05/03 19:29
>>98 >元東大学長蓮実氏がいま読書人で連載中のインタビユーで文句なくあの人は優秀だ、て言ってる。
それって本当なの?「読書人」って雑誌ですか?新聞ですか?
図書館行けば読めます?
118 :
吾輩は名無しである:02/05/04 01:30
「幻想」についての考察ができないアフォばっかし。
さすが2ちゃんだな。
「情況とはなにか」でも読み返してみろよ。
119 :
吾輩は名無しである:02/05/04 02:40
>>117 週刊読書人という名前の新聞です。置いてない図書館はもぐりです。
知らない職員はまぬけ
120 :
吾輩は名無しである:02/05/04 03:10
>>112 ジョークまじりのネタだと思ったら本当は悪口だったんですか。いやぁあんたもかなり邪心のある人だね、病んで増すねぇ。
121 :
吾輩は名無しである:02/05/04 09:48
>>118に追記しとくな。
この「情況とはなにか」は、
『日本』の昭和41年2月号から7月号に
掲載されたやつな。
122 :
吾輩は名無しである:02/05/04 10:13
>>121の「情況とはなにか」は、勁草書房刊
「吉本隆明全著作集13」に所収。
123 :
ちょいとね:02/05/05 15:08
雑誌「試行」掲載の「状況への発言」は知的毒舌漫談/漫才として
毎回大笑いしながら読んでました。
124 :
吾輩は名無しである:02/05/05 16:45
全共闘世代以下で吉本マンセーなヤツっているの?
125 :
吾輩は名無しである:02/05/05 19:32
>>120 >本当は悪口だったんですか
いや、漏れはあくまでもネタのつもりで書いた。でもそっから波及して悪口書くやつ
がいただろ、それに対する反応がおもろかったってわけ。
君もそうだけど、脊髄反射的なアンチレス潰しは見てて爽快だよw
126 :
ちょいとね:02/05/06 04:14
「共同幻想論」って初めて読んだときは実におもしろかったが
論考の中心に据えてた「古事記」が平安期のでっち上げ本と
わかったとたんに興ざめしてしちゃったよ。
127 :
吾輩は名無しである:02/05/06 10:03
浅田彰が、吉本は「てにをは」が変で読めないと言っていたけど、
かなり同意。
128 :
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古事記偽書説は、専門の学者には全く相手にされていませんので、
気にしなくてよろしい。もし気になるなら日本史板で確認下さい。
アフォの柄谷が言いまくっているので案外信じている人が多いので
困るのですが
130 :
吾輩は名無しである:02/05/06 17:36
>>33 >兄貴の合祀について言及するのが、即存在意義の否定になるんか。
>おれの兄貴は合祀されてる、そんなのいやだ、耐えられん、とでも言ってほしかったんか。
>「存在意義」のあったはずの人が、「存在意義」がなくなったように思えて、残念なことよのう。
たかが2ちゃんの書き込みにしても底が浅すぎるぞ。
まず、吉本は「自立の思想的拠点」で
「それゆえ、国家を宗教から法へ、法から国家へと
下降する歴史的な現存として考察しないかぎり、
国家の本質と、そこからうまれる権力の総体は
とらえることができないのである」と書いている。
知識人・吉本がこれを書いたことの意味を
>>33はじっくりと
考えよ。
次に、吉本の転向があったかどうか。
中野重治作「村の家」の勉次のような
「屈服を、(←注=読点は私が挿入した)対決すべきその実体を
つかみとる契機に転化しているのである」(吉本著「転向論」)
といった形での転向は、吉本は経ていないと私は思うのだが、
そのことの意味も考えてみたいものだ。
>>130 なにいうてんねん。きみが引用したように書いたからといって、共同幻想のその各論をわかってない証拠にはならんよ。
ひとりよがりのカキコにあきれてだれもほかの誰もレスしてないじゃないか。
(ひさしぶりにのぞいたら、わけのわからん引用しているから、一言いっとく。)
>>130
そもそも論旨不明なんだよ。ぼけ。
もともと中野重治の転向は意外と積極的なものだよ、っていってるんだよ、それは。
吉本がそういう転向をしているわけないじゃないか。「経ていないと私は思う」までもない、経ていないんだよ。当然。他人のことを吉本はいってるのだから。
よく読め。左翼からの転向という意味なら、吉本は転向しているつもりはないんだよ。
「といったかたちでの転向は」とは、なんのこと?ほかのかたちでは転向しているとでも?
ていうわけで、きみはなにが言いたいのかわからん。
133 :
吾輩は名無しである:02/05/10 01:10
>>125
おめはヘタレじゃ。
単なるネタと強調しているが、深い意味があるかも、といったのは、おめだ。
にやつきながら、あほな悪口呼び込んでよろこんでるほうがおかしい。
134 :
吾輩は名無しである:02/05/10 01:30
>>131 プププ、また2ちゃん特有のアフォが出たな。
「わけのわからん」のはお前の偏差値が低いせい。
親を怨んで家庭内暴力にでも走ったらどう? このドキュソが。
>>132 これも2ちゃんに棲息する独特のアフォだな。
「論旨不明」なのはお前の読解力がゼロのせい。
「そういう転向」をしてないから、吉本は
「ボケ」だのなんだのと言われるような発言をしてんだよ。
せいぜいリストラされて泣け。このドキュソが。
さあさ、131と132で仲良くアフォ連合でも組んでね。
ただし、アフォは相手にしません(笑)。
135 :
吾輩は名無しである:02/05/10 01:35
>>130 吉本は、自分の年老いた母親が、靖国に祀られている息子(吉本の兄)に手を合わせたって、それをいちいち否定しませんよ、という主旨のことをいっているだけのこと。
それだけのことに、自立の思想的拠点を引用するのは、へんだぞ。
136 :
吾輩は名無しである:02/05/10 01:43
>>130 こいつ決定的なアフォ
もともと村の家の転向はそうなければならないような理想型ではない。
「立派なことを言って、自分がはずれているじゃないか」といいたかったのだろうが、間抜けまるだしはおまえのほう。
137 :
吾輩は名無しである:02/05/10 01:54
>>130
おめぇだろ。三ヶ月はこねぇ、と言ってた奴は。もうくんな。
138 :
吾輩は名無しである:02/05/10 02:09
>>135 >>136 やれやれ、またアフォ連合か(笑)。
135は、「吉本は、自分の年老いた母親が、
靖国に祀られている息子(吉本の兄)に手を合わせたって、
それをいちいち否定しませんよ、
という主旨のことをいっているだけのこと。」と書いてるが、
某新聞に掲載された論旨はそういうものではない。もっと
吉本個人が肩入れしている。
>>136 自分の分からんものをアフォと規定するのは2ちゃん独特。
「もともと村の家の転向はそうなければならないような理想型ではない。」
だってさ(笑)。俺は、「なければならない」とか
「理想型」なんて言った覚えはないけど。
>>132 こいつのドキュソ度はほかに比べてまだましなようだから、
追記しておく。
日本資本制(←「資本制」に注目)の「優生」に対する対決が
「転向」を契機になされるとすれば、
吉本はそういう過程を踏んでいない。「転向論」で吉本が書いたような
宮本顕治的な顕実との対決回避でもない。
あるとすればなし崩し的な順応で、恐らくそれは80年代に起こった。
ま、つくずく2ちゃんってクズ掲示板だな。
書き込んでるオレもクズの一員だが(笑)。
139 :
吾輩は名無しである:02/05/10 02:11
>>130 つくずくアンチ吉本ってエキセントリックだね。おれは区役所勤めだから、リストラの心配はないし、三男で一人暮らしだから、家庭内暴力も無縁。
すべて自分の心配なんじゃないの?
140 :
吾輩は名無しである:02/05/10 02:14
>>138 訂正な。
「顕実」→「現実」
>>137 またかよ。この2ちゃんの工房。
お前こそ逝ってくれ。
あ、わりいわりい。お前みたいのがいて初めて2ちゃんか。
141 :
吾輩は名無しである:02/05/10 02:17
>>139 お前、公務員か。じゃ、殺してやる。
区役所なら大体特定できるしな。
楽しみに待ってなよ。
142 :
吾輩は名無しである:02/05/10 02:38
>>132よ。
お前は、まだ相手にする価値がありそうだな。
吉本が「転向」を契機として日本資本制の「優生」に対する対決を
なしたとすれば、竹田青嗣ぐらいのこと(4月上旬の朝日新聞読んだか)
言えるはずだが。
143 :
吾輩は名無しである:02/05/10 02:41
ああ、このスレ、見るたびに劣化してゆく・・・
144 :
吾輩は名無しである:02/05/10 10:17
130はボケだといいながら、大事そうに、蔵書引用なんかしているから、二律背反になって、すぐぶちきれるんだよ。
吉本の本なんか捨てちまえ。ボケの本なんか大事そうに引用してるんじゃないよ。
中島敦の「尊大な自尊心」の戯画のような奴だなおまえは。
145 :
吾輩は名無しである:02/05/10 22:16
こと思想的著述家に限っては、どんな悪罵を投げつけようと、その思想を超える質の高さで著述を公開してみせるほかには正当な批判の方法はない。
その他はどう強弁しようと犬の遠吠えである。
146 :
吾輩は名無しである:02/05/10 22:24
犬は咆える。馬車は進む。
いやー文学板ってほんとうにおもしろいですね(同性愛者
148 :
吾輩は名無しである:02/05/10 23:26
も、も、もうこのスレこわくて読めん。
149 :
吾輩は名無しである:02/05/11 00:49
劣化ウラン弾。
150 :
吾輩は名無しである:02/05/11 00:54
てっか、ウランちゃん?
手塚治虫スレか?<149
151 :
吾輩は名無しである:02/05/11 23:37
152 :
吾輩は名無しである:02/05/11 23:44
>>141
性格ブス。考えなし。短慮粗暴。将来見込みなし。
>>138さん142さん
転向論を記憶ではなく、もう一度最後までよく読んで見てくださいよ。132でもかいたように、日本資本制の優性に対する対決をしたのは、村の家の主人公または中野重治なんですよ。
吉本は、「それも大事だし意義深いことだが、本当にかんじんなのは、社会総体のビジョンを把握することが、本質的に転向しないということの根拠になるんだ、というのが、転向論の主意ですよ。
なんで、村の家の問題を基準にするんですか。もともと理想型ではない、というのはそういう意味ですよ。
さてそういう転向論の結論のもと、社会総体のビジョンを見失わないようにという姿勢できたものが、失敗だったのかどうかが問われねばならないのですが、わたしには正直判断できません。
もちろん、あなたがたはこの観点からも断固たる態度で否定的に述べることが予想されますが、わたしはこれまでの著作に学ぶべきところがあるな、くらいにのんびりおもっているだけなので、
どうぞ存分に意見を言ってみて下さい。いづれにせよ、常軌をいっした罵倒をするんであればもうごめんです。
社会総体のビジョンの把握の試みは超資本主義論、マスイメージ論、ハイイメージ論になると思われます。まあ常識的に。
ですから、個々の政治的発言よりは、上記の各論考を内在的に批判する、(いや、そうじゃないよ日本の「現在」はこうだよ、て言えれば、)であれば、氏自身の論理で氏自身がだめになる光景が演出できると思われます。
なにしろ、それこそ、本質的な負の転向なのですから。
155 :
吾輩は名無しである:02/05/12 04:06
156 :
吾輩は名無しである:02/05/13 11:30
しばし沈黙、かよ。
むすめぶさいく
それよりも蓮見が持ち上げているとは珍しいね。
殻谷と二人で散々ばかにしていたくせに、変だね。
浅田彰が、吉本は「てにをは」が変で読めないとは
学者くさい発言だね。学問のトレーニングを受けた人たちから
よくそういう発言を聞くのは結局既成の概念の化学方程式にしか
慣れていないからなんだろう。概念の発生のダイナミズムってものが
わかってないんだろうね。学者ボンボンは。
蓮実が持ち上げているのは彼特有の「戦略」というか、「イヤミ」じゃないか?
2枚舌3枚舌は蓮実の最も得意とするところだからね。
160 :
吾輩は名無しである:02/06/06 20:38
>吾輩は名無しである
あちこちにカキコしているこいつは、なんなんだ。単なる無職か?
161 :
吾輩は名無しである:02/06/06 21:20
うむ。評論読んだだけで、
このひとのひねくれ度合いがひしひしと>蓮見氏
162 :
吾輩は名無しである:02/06/17 00:20
>>160 ほんとほんと。しかもいうことがいつもはずしてる
鮎川がマッチ擦るの句で寺山をしのぶといっていたが、
吉本も佃渡しでとか農夫ミラーとかでしのべるね。まだ生きてるけど。
でも、蓮見や殻谷や朝田はしのべないね。蓮見は吉本の詩なんかいくらでも
かけちゃうんだよねなんていってたけど、しのべるようなもの残して
みせてほしいよ。そんなにいうんだったらね。
164 :
吾輩は名無しである:02/06/21 05:08
フーコーの奥さん? えっ、一時期半同棲していたあの男のことか?
と、まじびっくりしたけど、それは解決しているんだ。
フーコーと比べれば吉本さんは馬鹿でしょう?
別に馬鹿でいいじゃない、と本人は言うよ。
頭がいいってことがそんなに重要なことか?
フーコーは天才だよ、しかし、その大半を感心して
読んだものだけど、今や何も残っていないね。
吉本氏の読みづらい、決してうまいとも言えない、
さらに、フランス哲学をしこたま読んだ膨張頭には、
ほとんど杜撰としか思えない文章、そして間違い、
それにも関わらず、読むことがすなわち思考することだ、
そういう経験は、ハイデガーとフッサールと吉本氏の読書
からしか得られなかった。
おそらくXdayもそう遠くないのだろうけど、吉本氏と
同時代を生きることが出来たのは幸せだったと。
誰かの口真似じゃないけど、
「師と呼べる人が一人はいたというのは」まあよかったと。
165 :
吾輩は名無しである:02/06/21 05:19
吉本隆明って著書が膨大だよね。
全部読んだ人いるのかな?
きっと本人も何書いたか憶えてないよ。
というか読む必要あるのかな?
亡くなったらなんか雑誌の特集あるよね、それ読めばいいや。
吉本は学問的に意味はなかったが、「倫理的には」意味があった、みたいなことを宮台が言っていたはずだが、ある意味当たっている。
ただ、「倫理的」意味は全共闘世代にしか分からない。
だから、自分は分からない。
普遍性という意味で疑問符を付けざるを得ないのだ・・・。
167 :
吾輩は名無しである:02/07/05 22:15
, -――‐―‐ 、
/ ヽ
/ 、、、 ヽ
i i /"ヽ, 、 ゛゛゛ l
ノ 人( ヽ l从l i ) |
〈 | ̄`‐´ ̄| ̄レ' r 、 〈
.\i、__/~ゝ、_|__人i | / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 〈-, |ノ「" 〈 < 奴もニュータイプか・・
λ ―- irー┴、 L_ \________
ヽ. ゛ ‖ ζ (
r--┴┬‐´|| 〔 ̄i ゛Y
ヾ 「'-―'》  ̄-=┴i
》 |ノ 〃 〃´ `ー- ̄゛`
168 :
吾輩は名無しである:02/07/05 22:29
完全に忘れられた存在だと思ってたら、
なにか事件があるとたんに、
ここぞとばかりにメディアに露出してくるね。
>>164 それはまあ、好みの問題という事ですよね?
170 :
吾輩は名無しである:02/07/13 00:16
結局、吉本氏は、左翼でいいんですよね?
国を開け、とよく言ってるからね。国はいらない、とも言ってるよね。
171 :
吾輩は名無しである:02/07/13 12:04
10年くらい前、大書店の作家論のありそうな棚を見ると、吉本論の本が
いっぱいあった。でも最近は吉本論は綺麗に消えちゃった。
だから駄目ってわけではないけど、今はちょうどそういう時期なのかな。
172 :
吾輩は名無しである:02/07/13 13:30
今はお茶の間のご意見番に近い存在。
173 :
吾輩は名無しである:02/07/13 18:29
>>171 この2年くらいは、毎月のように本がでてるから、
静かなブームでしょ。
口述やら、再編成したものばかりだけど。
>>173 吉本本人の著作はね。
10年前は「吉本孝明論」な本がやたら出てた。
175 :
吾輩は名無しである:02/07/13 22:43
10年前・・・孝明を叩けば安心っだったからこぞってみなやってた。
176 :
吾輩は名無しである:02/07/13 22:53
その後、湾岸戦争が勃発、混迷の時代に突入。
であってる?
思想界隈でも湾岸戦争・9.11テロの衝撃は当然ながらいまだに消化しきれてない。
177 :
吾輩は名無しである:02/07/13 23:19
情況についてのエッセイじみたものでのとんちんかんは、
割り引いて上げないと可哀想だよね。
マスハイイメージの本格的論考では間違っちゃいけないけど。
売文で食わなきゃいけない、普通の大学から給料貰ってる
評論家じゃないんだからさ。
どんな質問にも答えるこの人の性格にも問題があると思うが。
早速、W杯についても語ってますなー(笑
178 :
吾輩は名無しである:02/07/13 23:24
あれダサいねー。<W杯
内容がすごいチープ。「ああ聞いたことあるよ、それ」っていう文章だった。
179 :
吾輩は名無しである:02/07/29 23:15
age
180 :
吾輩は名無しである:02/08/04 00:13
ばななのぱぱだってしってた?
ばななのぱぱだってしってた?
ばななのぱぱだってしってた?
ばななのぱぱだってしってた?
>>169 まあ、好みでいいんだけど、
とりあえず、実存の問題と言っとく。
182 :
吾輩は名無しである:02/08/19 05:06
君達疲れないか?
183 :
吾輩は名無しである:02/08/22 19:28
上で吉本が語学ダメって言ってるけど、
ドイツ語は最低限できるんじゃないの?
特許事務所で翻訳して暮らしていたんではなかったか。
184 :
吾輩は名無しである:02/08/27 04:29
花田吉本論争について誰かわかりやすく教えて下さい。
185 :
吾輩は名無しである:02/08/27 04:32
>>184 どっちの髪の毛が臭いか。
論点は整髪料との相性。
186 :
吾輩は名無しである:02/08/27 11:33
>>183 ミステリの下訳をやっていたという噂がある。
(クイーンだったと思う)
初心者な質問ですが、この人は何故東工大出身?
そして何故批評家に?
187見て思い出した。
吉本氏の概念って以外と造語は少ない。
原像⇔写像は数学から、固有時は相対論から、
世界視線もおそらく相対論の世界点からだろうし、
後何かあったかな、普通指摘されている文系からの
概念以外に、自然科学と数学からの概念が相当ある。
昔、熱心に読んでいたとき、あ、ここにもってことが、
よくあった。大半は忘れてしまったけど・・・
189 :
吾輩は名無しである:02/09/18 02:49
>>186
うわさじゃないだろ、自分でいってたろ。
>>187
理系がよく出来て、就職が堅い実学を学べる大学だったからだよ。
天皇制ファシズムを信じた自分とみじめな日本にたいするはけ口として批評が
一番ぴたりしたのさ。
190 :
吾輩は名無しである:02/09/18 02:58
現代思想に載ってた吉本論、前半は面白かった
つまり軍国主義、共産主義を信じ、オウムを絶賛した転向バカなわけね。
192 :
吾輩は名無しである:02/09/18 09:42
浅原の思想は究極のサイバネティクスで、かなり興味深いんだけど、
何も知らないで叩いてる人って多いね。
194 :
吾輩は名無しである:02/09/18 14:34
昔の人の学歴なんて、あんまり意味ないよ。
東大に無試験で(定員割で)入れた時代もあったらしいし。
あ、今も学歴なんて意味ないんですか。そうですか。
東大が統廃合される時代もくるだろうしね。
196 :
吾輩は名無しである:02/09/18 21:27
>>194 学歴は意味大有りだろう。仕事に打ち込む心的態度が強い人間と弱い人間があるとすれば、勉強に飽きずに打ち込んだ結果として、大学に入ったと推定できるから、
確率的な指標として、企業の側からはまづ書類選考の段階で有意味なのはいうまでもない。
もちろんその指標的価値は合格の難易度に比例しているから、早慶国立意外は意味を失うが。
ところで東大に無試験で入れた時代、というのもよくひきあいに出される話だが、そもそも上位の学校に行こうとすること自体が珍しかったのだし、入った後に遊んでいたわけでもあるまい。
東大100人と日大100人高卒100人をいきなり外国に出張研修させてみよ。
必ず有意味な結果が出るに決まってる。学歴に意味ないわけないだろ?
197 :
名無しは僕である:02/09/18 21:36
吉本。
15年(もうそんなになる!)くらい前、講演を聴きにいった。
テーマは確か「恋愛について」。だったっけか。
すっかり話は忘れてしもうたが、朴訥な話ぶりに意外な印象を受けて
好感!?をもったことをおぼえている。
どこかしら気になる存在ではある。いまはすっかり・・・だが
198 :
吾輩は名無しである:02/09/18 21:42
>>196 あまり魅力的とは言えない人間観をお持ちなのねあなたは(W
しかもその高貴な言葉使い・・・(激W
>>198
大学という制度がなかったころから歴史上の偉人はいたのだから、本質的には学歴に意味がないのはいうまでもない。
とはいっても、偉人たちはたいてい出自が貴族だったり、野口英世も大学に行き、
勝海舟だってすくなくとも御家人の出だろう。もっとも、親孝行に学歴はいらないし友達を大事にするのもいらない。ある種の発明もいらないな。
まちがいなく意味ある場合もあるしない場合もある。あえて「意味はない」とわざわざいう連中の意図がわからんのじゃわしにはのう。
200 :
吾輩は名無しである:02/09/18 22:19
やっぱ学歴コンプレックスネタは釣れるね!
パクパクしてる鯉みたい。(お麩が好き)
201 :
吾輩は名無しである:02/09/18 22:31
>>200 なんだネタか。
202 :
吾輩は名無しである:02/09/18 22:42
吉本の読者はとにかく根所曲がりが多いな、悲惨なスレだ
203 :
吾輩は名無しである:02/09/18 22:49
おもしろい! >根所
オレの根所もかなりひん曲がってる。だけどサオは太いしカリはでかいぞ!
204 :
吾輩は名無しである:02/09/18 22:54
いいなー。カリがでかいなんて冗談でもいえるなんて。(ほんとにでかくなきゃいえない言葉だ)いいなー。
おいーっす。おいーっす。
206 :
吾輩は名無しである:02/09/26 00:34
おまえらさー、吉本とか呼び捨てしているけど
御大、大正13年生まれ、78才なわけ。世間の78才であれだけモノ
語れるじーさんいるか(柄谷、浅田、蓮見には厳しいね)。
糸井、渋谷、大塚(サブカル系?)にはわりかしやさしいね。
78才ってゆえば、ホントに棺桶に片足つっこんでんだぞ。
大抵のじーさん、ばーさんはマトモにものだってしゃべれないんだぜ。
普通のじいさんの口からデリダとか、w杯とか、オウムとか出るか?
70才に入って出版点数上がってるし(どの本も中身が似てるし、語り下ろしが多いけど)。
戦前、戦後、経済成長、平成(いま)を生きてきた老賢者におまえら
エラソーすぎ。
あれだけの知識と経験を持った人間がいまでも発話している。
おれはそれだけで、大好きだ。もう、めっちゃ好きや!
とにかく長生きして欲しい。
中島みゆきが好きだそうだから、ちょっと肌に合わない。
がんばって最新の潮流を理解しようという姿勢が痛々しい。
遺伝子を受け継いだ娘が凡庸。
こめんね206。
よしもと君!
>>209 で、チミはどう凡庸でないの?
何をクリエイトしたの?
212 :
吾輩は名無しである:02/10/12 02:17
60年安保BUNDに肩入れした吉本。
それがいいか悪いか知らんが、何とか言ってみろ。
なれあい住民どもが!
214 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/12 04:37
>>212 コンテキストということがあるだろう。
それに、吉本氏は60年代を通じて、その落とし前はつけているよ。
そもそも'60年安保に対する吉本氏の立場って、通説しか知らないだろう。
批判するなら、その当時の文章をちゃんと読んでからしろよ。
いまどきあの時左翼に荷担した、右翼に荷担したなんてことを
ほじくりだしたって、批判にはならないよ。
ちなみにオームについての言説もしかり。
吉本氏がオームに荷担したなんて、そんな事実はない(そんな
言説はない)が、しかし、オームに荷担して何が悪いんだ。
そんなに日本という腐りきった市民社会がお大切か?
215 :
吾輩は名無しである:02/10/12 05:29
人を殺したくは無いです
216 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/12 06:11
>>215 主観的に殺したくなくたって、そういう情況に
陥ってしまえば、ひとは何万人だって殺してしまうんだよ。
現実の関係の前では、主観的覚悟なんて、何の力も無いよ。
勿論、おいらだって、人なんか殺したくは無いけどね。
しかし、主観的覚悟に何の力も無いって事は、肝に銘じて
おくことと、自戒しているよ。
217 :
吾輩は名無しである:02/10/12 06:41
「主観的覚悟」なんて曖昧な言葉使うなよー
主観とコントロールされた意志はどう区別するんだよー
宗教に荷担するかどうかは本人の意志の問題だろー キルケゴール読んだのかー?
人が人を殺すのは、意志(信仰)の力なんだよ。たとえば神への信仰のように。
>214
後半2行は取り消せ。必要ないだろう
>>218 取り消す必要はないね。おいらの本音だ。吉本氏の言説とは関係ない。
>>217 本読んでれば、幸せか?
コントロールされた意志 ――はぁ?
そんなものが存在すると思ってるなら、どうぞお幸せに。
220 :
吾輩は名無しである:02/10/13 01:02
ほんとちょっとエサまけば、すぐ釣れるね。
文学板住人って、煽りに弱いというのは本当だな。
特に
>>214は大物だな。刺身にしようか、それとも塩焼き(w。
>そもそも'60年安保に対する吉本氏の立場って、通説しか知らないだろう。
>批判するなら、その当時の文章をちゃんと読んでからしろよ。
今、手元に傍線と書き込みだらけの「吉本隆明全著作集」がありますが、何か?
吉本さんの世代の若い頃は目の前に封建制が厳然とあって、
それを繰り込みながら、
同時にそれと対決することから始めざるを得なかったんですよ(転向論参照)。
で、出てきたのが、「大衆の原像」を繰り込みながら世界認識に到達するまで
闘っていくこと。生活過程から立ち上る闘い。
吉本さんは60年安保BUNDに、その可能性を見たんでしょうね。
ところが70〜80年代にかけて、その「大衆の原像」が
危うくなってきた。素朴な大衆なんて、天然記念物化したよね(俺も君もね)。
それで「大衆」の一面のクローズアップとして出てきたのが、政治的アパシー礼讃。
「取りあえず、市民社会が成熟すればいい」ってなもんね。
これは60年代の著作にも萌芽があります。
「暗い祈りや信仰を持った大衆」でも、大衆社会の俺たちでも、政治には
あんまり興味ないのは共通してるからね。
で、バブル期に吉本さんはぼけてしまった。
都はるみさんとか呼んだシンポジウム行ったことある?
221 :
吾輩は名無しである:02/10/13 01:41
雑誌でコム・デ・ギャルソンの服を着たおして
さんざん馬鹿にした香具師は誰でしたけ?
ついでに海で溺死しそうになるし・・・
・・・ネタに尽きないのは天然?ジサクジエン?
222 :
吾輩は名無しである:02/10/13 01:45
昨日東工大でシンポジウムあった(橋爪大三郎が司会で、福田和也とかがパネリストにいたらしい)けど
誰か行った?
223 :
吾輩は名無しである:02/10/13 01:48
もう隠居させてあげなよ。
フランス語くらいちゃんと訳せよ。>吉本。
>>220 横レスですまそですが、詳しそうなんで教えてクンです、
塩見孝也と藤本敏夫って、どこがどういう風な関係なんすか?
ついででいいんで、よろしこ。
226 :
名無しは無慈悲な夜の女王:02/10/13 05:00
>>220 な〜だ、ルサンチマン君じゃねーか。
がっかり、吉本ぼんなんて一冊も読んでいない、若〜いお兄ちゃんかと
期待してたのに、がっかりさ。
でまぁ、吉本読みの吉本知らずと。
あのね、初等数学では、原像と写像というのは対概念なんだよ、幼稚園で
教わらなかった? あっそうか、行ってないんだ、そりょあ残念だ。
原像が<素朴な大衆像>だって、( ´,_ゝ`)プッ
おまいには、吉本はまったく読めていないよ。
本というのはな、漢字とひらがなとかたかなを読めば、読んだことになるって
ものじゃないんだよ。線引いたんだって、( ´,_ゝ`)プッ
ひょっとして、元叛旗だったりして、( ´,_ゝ`)プッ
馬鹿な民俗学研究者が、最早常民概念は成立しないなんて馬鹿さらしたことが
あったけど、おまいの馬鹿さかげんも、それ並みの天然記念物だ〜。
>>226 厨房みたいな文体ですけど、おいくつなんですか?
228 :
吾輩は名無しである:02/10/13 16:14
>>226 >あのね、初等数学では、原像と写像というのは対概念なんだよ、幼稚園で
>教わらなかった? あっそうか、行ってないんだ、そりょあ残念だ。
吉本氏は理系だけど、「大衆の原像」を厳密に数学上の意味では
使ってないぞ。政治的文章ではね。
f (x) ∈B の写像 f って吉本氏の概念では何に当たるんだ。
Bはまあ「大衆」で異論ないだろうさ。
f (x) ∈B となるよう集合Xの要素xって吉本氏の概念では
何に当たるんだ。
お前、数学好きなんだろ、答えてみなよ。
対概念として見るなら、原像は「生まれ、生き、子を産み、育て、死ぬ」大衆(←
俺はこの意味で「素朴」と書いたんだが、具体と抽象の媒介思考のできない奴だな)
で、写像(←この言葉、吉本氏は使ってない。「鏡」とは言ってるが)は、
氏の言うところの農本ファシズム等だろ。
お前、ほんとに頭悪いし、品がないなあ。
お前の書き込み13行中、12行が罵詈雑言じゃねえか。
どうせ女にももてない、ひねくれイモ男なんだろ。
早く首くくれよ(www。花火でも上げて祝ってやるからさ。
229 :
吾輩は名無しである:02/10/13 17:23
>>225 リアルタイムだったわけではないので、
分からんことの方が多いのですが。
塩見氏は京大、藤本氏は同志社大でともに当時
共産主義者同盟(=BUND)の拠点校。
BUND赤軍派結成は1969年で議長は塩見氏。
藤本敏夫氏は68年結成の反帝全学連の委員長。
反帝全学連に参加したセクトは、
社学同、ML派、社青同解放派、第四インター。
藤本氏はBUNDの学生組織である社学同出身だと思います。
当時の京都を中心にした関西BUNDは、後の赤軍派につながる
勢力が強かったようです。
赤軍派結成時は、藤本氏は既に獄中だったのではないでしょうか。
BUNDはゆるやかな組織で、藤本氏は学生運動、
塩見氏はそれも含めたBUND赤軍派の指導者と
いったところではないでしょうか。
230 :
吾輩は名無しである:02/10/13 17:30
>228で少しミスタイプ
×→f (x) ∈B となるよう集合Xの要素xって吉本氏の概念では
○→f (x) ∈B となるような集合Xの要素xって吉本氏の概念では
>>228 あれ〜、釣り師じゃなかったの?
( ´,_ゝ`)プッ
>>229 丁寧なレスをありがdです! 一読ではわからんので
よく読んで、頭整理してみます。
えっと、訊きっぱなしも悪いんで、いちよー何故
>>225の疑問もったか書く
と、塩見孝也氏が週朝かなんかに、「よど号乗っ取り犯」に呼びかける
みたいな話をしていて(インタビュー記事)、それがすげぇ熱いのと、
ガン死した藤本敏夫氏への仲間の追悼もどこか非日常的に熱いなと思った。
それらが、昔の学生闘争の余熱だとすれば、当時の学生闘争ってのは
何だったんだ、結局何処へどう収斂されて現在へ至っているんだと・・・
興味が湧いたデシタ。ども、感謝ですた>229さん
よど号の連中は英雄気取りが一転して「人民の敵」になったわけで、藁えるね。
>234
そゆのを、ワイドショー好みの一般大衆の
クソ感想とゆーんだよ、知ってる? 藁えるね全く。
文学板なら、ちっとましな自分の感想書けば? 受け売りでなくw
受け売りでも何でもなく厳然たる事実じゃん。
塩見氏自身が同じように言っていたはず。
ま、彼も一般大衆といえばそうだけどね。
吉本隆明がオウムについて書いたものを纏めた本てないんでしょうか?
239 :
吾輩は名無しである:02/10/14 22:19
あの顔を始めて見た時はちょっとなんだよ。この親父はと思いました。
240 :
吾輩は名無しである:02/10/14 22:26
>>238 ないんじゃないですか。
事件前に麻原の思想を重く評価した文章が載ってるのは
書評の『消費の中の芸』、宗教論講演集の『親鸞復興』
とかバラバラだよね。
事件の渦中に発言した面白いものがのってるのが、
『世紀末ニュースを解読する』ですか。
この本、好きです。
オウム事件に関する論考5本。
1つは、産経新聞の批判に応えるもので面白い。
泥臭いスレ。類は友を呼ぶ。
242 :
吾輩は名無しである :02/10/15 00:57
>>241 うわぁ、きも
今時、ブンガクが泥臭くないなんて思っているシトはけ〜ん。
ブンガク=作家・評論家志望=ブンガクブ学生=ダサダサ が
世間の常識ジャン。どこの国のシト?
自分が一生懸命読んできた作家の評価が
急落すると、さすがに哀しくもなるよ。
pieが必死なのもよくわかる。
英雄気取りというのは本人たちの気取りであって、
人民の敵というのは本人たちではなく他の人間による認識でしょ
でそれは別に一転したわけじゃなくてもともとそうじゃないの
ごっちゃにしてわけわかんねえこと書くなよ
それともおまえ自身が彼らを英雄だと思ってて、それが裏切られてくやしいって言いたいわけ?
おめでてーな
もともとから「英雄気取りの人民の敵」ってことでよろしいですか?
246 :
吾輩は名無しである:02/10/18 01:21
広告批評最新号がe-ブックス売上ランキングでトップだった。
仕事で定期購読しているので持っているが、納得。
SMAP特集なのだ。
そして吉本も書いている。
痛々しい。
ドラよりも痛々しい、なんとか流行に遅れないようにという悲壮さが伝わる。
>>245
じぇんじぇん違ってとるw
>>246 ば〜か、吉本はTVが大好きと公言し実によく観ている、
おまーらよりよっぽど詳しいわい、最近のTV情報についてもw
>>247の2行目、誤植、訂正。
じぇんじぇん違って、すかーり騙されとるw
必死に追いすがりテレビに詳しいだけ。主婦と同じ。
ハイ=イメージ論の頃から馬鹿。
>>249 ば〜か、厨房が、ろくに読んでもおらんくせにアホぬかすなw
吉本のおっちゃんは、TVが趣味なの、おまえが2チャン中毒で
ハマりまくってそれしか生きがいがないのとはじぇんじぇん違って、
あくまでも「趣味」なの、年寄りの趣味はユーガで淡白でおもろいんやw
おまーらケツの青いヤシらには、じぇんじぇんわからん心境=幽境や。
悔しかったら、盆栽でもいじってみな20年くらい、凡才めがW>248
そうだね、じいさんの趣味だわありゃ。
>>251 だから嘴の黄色い真性厨の立ち入るスキは無いちゅうこっちゃなw
テレビが趣味だとしてそれが何だって言うの?
主婦と変わらんでしょ。言ってることも含めて。
255 :
吾輩は名無しである:02/10/23 02:03
テレビが好きだってのは、納豆の好みと同じレベルの話だ。だから、主婦と同じだというのはあたりまえすぎる。しかし、考えまで同じというのはあんたの気が触れてる証拠。
どっちにしても、テレビってそんなに大袈裟に語り得る対象かな?
どうだっていいという感じ。
あんまり言い過ぎると「権威主義」みたいで確かに「大衆」には好まれないが。
257 :
吾輩は名無しである:02/10/23 02:26
吉本隆明ってただの転向バカだろ?
258 :
吾輩は名無しである:02/10/23 02:28
吉本隆明ってただのばななのパパだろ?
今日から、ぼくらは泣かない
昨日までのように、世界はもう
美しくもなくなったから
260 :
吾輩は名無しである:02/10/23 02:31
ああっ、もうダメッ!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!ボトボトボトォォッッ!!!
ぁあ…ウンチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!
261 :
吾輩は名無しである:02/10/23 02:39
ばななのパパはパパ゚ばなな
262 :
吾輩は名無しである:02/10/23 08:23
263 :
吾輩は名無しである:02/10/27 13:35
吉本と柄谷の新刊は大きな本屋に行けば取りあえず平づみ
柄谷はわかるんだが、吉本は誰が読むの?
ゼンキョートーの人たちが買うの
インタヴューや語り下ろしの本だらけで中身が薄い
活字も隙間だらけで無理やり造本してしているような
読者を馬鹿にしているんじゃないか
ムカーシあった試行という雑誌も
巻頭は吉本先生が他の思想家ただ罵倒するというもの
信者じゃなければついていけないなと、思った
吉本信者きもい
ばななは読んだことあるけど
隆明は読んだことない。
詩集は好き。
柄谷ももはやキモイ。
吉本との対立は近親憎悪。
「父」と「子」の対立。
浅田さんも無理やり付き合っていて痛々しい。
268 :
吾輩は名無しである:02/11/11 16:50
あ
269 :
吾輩は名無しである:02/11/19 02:17
[大衆の現像」を繰り込むってしんどいよなあ。
いつの間にか進歩的なことを口走ってしまう俺がいる。
人様に偉そうにアジるようなことはしたくないんだよな。(気が小さいから)。
どうしたらいいのかな?
270 :
吾輩は名無しである:02/11/19 02:45
みんな、吉本って、何歳くらいまで生きてると思う?
ギネスブックに載るくらい長生きしたら大笑いだね。
進歩的プ
272 :
吾輩は名無しである:02/11/20 18:04
「マチウ書試論」は迫力があった。心情的観念が必然的に生み出す<支配>と<被支配>の
メカニズムをあばきだしている。左翼をやってる奴は一度熟読すべき。
273 :
吾輩は名無しである:02/11/25 23:30
吉本さんage
274 :
吾輩は名無しである:02/11/26 01:29
sage
276 :
吾輩は名無しである:02/12/09 01:34
吉本主義者よ吉本主義者よ吉本主義者よ
君たちは何処へいったのか?
体制批判が必要な時は<生活者>を決め込み、
左翼批判となると口角泡を飛ばして<知識人>をよそおった。
君たちは吉本の御神託がないと何も話せないのか?
ポスト吉本の時代が来たらどうするのか?
ばななパパより、ばなな読もう。
278 :
吾輩は名無しである:02/12/14 16:57
ばなな読むより、バナナ食べよう。
ほしゅピタル参上
280 :
吾輩は名無しである:03/01/04 18:35
最近の吉本さんに対する擁護論って、晩年の黒澤明に対する擁護論に似てるね。
過去にはナンバー1だった人が、時代からずれながらもいまだに現役であるこ
と自体が貴重だという論調が共通している。
確かに『初期ノート』なんか読むと当時から凡庸な青年でなかったことは間違
いないし、50年代に敵を論駁するときの文章なんかそりゃ凄い筆力だよ。
まっ、内容自体はもうなんのこちゃわからなくなってるけど。
政治的文章はともかく、文芸評論の幾つかは後に残るんじゃないでしょうか。
80年代以降のサブカル方面への接近についてはノーコメント。
娘さんも才能あるみたいだし、左翼には珍しい幸運な老後を送っていることは、
最近の柄谷の惨状をみればよくわかる。
十分仕事をやったし、後は安楽に長生きしてくれることを祈るのみだね。
(^^)
282 :
吾輩は名無しである:03/01/22 20:01
(^^)
hosyu
284 :
吾輩は名無しである:03/02/06 18:07
新聞の広告によると「ひきこもれ」って本を出してるらしいけど読んだ人いる?
面白いタイトルだな。
285 :
吾輩は名無しである:03/02/06 18:31
>>284 読んだ。吉本本人もひきこもりだったそうだが、
その当時はそれが病的だとは扱われなかったという。
単なる変わり者で済んだが、今はやたらとそれを問題視し
是正しようという風潮に違和感を感じているそうだ。
コミュニケーション偏重の傾向に釘をさしたわけだね。
286 :
(・∀・):03/02/18 21:58
再開(・∀・)キボ〜ンヌ!
287 :
吾輩は名無しである:03/02/20 14:38
238<<
世紀末ニュースを解読する」アマゾンのユーズドで売ってるよ。
288 :
吾輩は名無しである:03/02/20 15:04
小熊英二の『〈民主〉と〈愛国〉』読んでみそ。
吉本さんはあれで引導渡されたようなもんだ。
>>288 吉本はともかく、「民主と愛国」の最終章は
駄弁ばっかりでうんざりしたけどな。
290 :
吾輩は名無しである:03/02/20 18:39
あきれた。さすが、あほばっかり。
291 :
吾輩は名無しである:03/02/20 19:03
小熊を読んで、あそこにでてくる思想家を読まなくて判断する香具師
これから沢山でてくるね。
292 :
吾輩は名無しである:03/02/27 00:09
馬鹿といえば、吉本隆明は三島由紀夫が死んだ時にその喧騒を
「三島に続けという右翼単純馬鹿がいれば
一人の三島も出せなかったと慨嘆する左翼低能馬鹿もいる
※※※※※※※※※の馬鹿もいて三馬鹿大将とはこれを言うのだ。」
と切って捨てたけど、3つ目の馬鹿がどんな馬鹿と言ったのか
思い出せなくて気になって眠れない誰か教えてくれぇー。
293 :
吾輩は名無しである:03/02/27 01:22
柄谷、蓮見、浅田彰
294 :
吾輩は名無しである:03/02/27 09:00
>>292 はっきり覚えてないけど、「『私は畳の上で死にたい』などという市民主義的馬鹿も
いる」じゃなかったかな。これはたぶん小田実のことだろう。
河出の『文芸読本 三島由紀夫』に掲載されていた吉本の「暫定的メモ」という文章
に、この表現があったと思う。
295 :
吾輩は名無しである:03/02/27 12:48
>>292 有難うございます、これで安眠できる。
市民主義的馬鹿………
296 :
吾輩は名無しである:03/02/27 12:50
297 :
吾輩は名無しである:03/02/27 12:51
吉本って何でも三馬鹿大将にしちゃうんだな。
299 :
吾輩は名無しである:03/02/27 13:31
吉本隆明、阪大の直前講習に出てきたのを思い出す。
文字を見てその記号と意味が乖離してしまった状態について、
うんぬん書いていた。この人って言語学の本も出してるのか・・
/◇
ノハヽヽ /◇◇
人´D`) / ◇ ◇ 300のの
/o y/ |`p
し!|||ii|||J
|||||||||
301 :
吾輩は名無しである:03/03/20 05:10
あげときま
>>299 彼には
『言語にとって美とはなにか』
という著作がありますが何か?
303 :
吾輩は名無しである:03/03/20 22:08
吉本隆明は既に過去の人だが、日本には彼以上の思想家がいないことは
確実だ。ギャーギャー批判しているが彼以上の人間を上げてみろ!
しょせん日本人のレベルはその程度だということだ。
彼の努力に敬意を表し、彼の仕事をまとめ、後進が学を受け継ぐかどうかを
決めるべし。日本には思想や論理を継承する伝統が存在しない。
情けないことだ・・・。三浦梅園、今西錦司、西田幾多郎、吉本隆明、・・・。
305 :
吾輩は名無しである:03/03/21 21:24
>>292 (文芸読本)三島由紀夫 河出書房新社 の
暫定的メモ 吉本隆明 から
〜
<三島由紀夫に先をこされた。左翼もまけずに命知らずを
育てなければならぬ>という左翼ラジカリズム馬鹿がいる。
<三島由紀夫のあとにつづけ>という右翼学生馬鹿がいる。
そうかとおもうと<生命をたいせつにすべきである>という
市民主義馬鹿がいる。三馬鹿大将とはこれをいうのだ。
いずれも三島由紀夫の精神的退行があらかじめはじきだした
計量済みの反響であり、おけらたちの演じている余波である。
〜
吉本隆明の著書って当たり外れが大きいね。
307 :
吾輩は名無しである:03/03/22 08:03
>吉本隆明は既に過去の人だが、日本には彼以上の思想家がいないことは
確実だ。
そんな偉大な思想家の本が何で古本屋の炉端で一冊50円で売られてんだ?
>>307 そりゃ〜古くなったからでしょう、思想も本も・・・・。
>>261 バナナのパパはキュウリだ!覚えておけ!
310 :
吾輩は名無しである:03/03/23 13:56
そんな古い思想に多少なりとも影響を受けてしまった大学生(物理学専攻)の私はどしたらいいんでしょう。
もっと他の物読んでたほうがいいんですかね?でも、フツーに面白いこと書くなぁこの爺さんって思ったんですケド。
>>310 以前、痔立小僧とか思想脳漏とか言われた人でしょうか?
寺田寅彦に鞍替えする事をお勧めします。
>>310 いいんじゃない?
俺(18才)も結構好きだし。
今のところそれで困ってないし。
鞍替えと言うか、色んなものを読むのは良い事だと思うけどね。
で、関係無いけど、ファインマンさんて面白い?
>>311 僕はそんなたいそうな者じゃありません。たまたま通りかかっただけです。
>>312 あまり面白くありません。というか物理学なんて全然面白くありません。
>>313 あ、そうなん?
じゃああんまし期待しないようにしよう。
> そんな古い思想に多少なりとも影響を受けてしまった大学生(物理学専攻)の私はどしたらいいんでしょう。
っていうような気になり方で
> もっと他の物読んでたほうがいいんですかね?
って思ってるなら、
吉本について何かしらものを言ってる人の本を読めばいいのかな。
このスレにも出てきた蓮実とか浅田とか宮台とか。
その上でどういうのが自分好みかを
はっきりさせたりさせなかったりすると良いんじゃないかと。
>>314 浅田?=キモイ人
宮台?=分析だけの人
蓮見?=吉本を知らない人
ま〜だ柄谷の方がいいよ。磯田もいい。
吉本で儲けようとしてる人が多いから気を付けよう。
吉本の次が出て来ないな〜、吉本興業に期待するか・・・。
316 :
吾輩は名無しである:03/03/24 15:59
ひきこもってからものを言えよな。
317 :
吾輩は名無しである:03/03/24 16:21
どうでもよいが、ふたりとも「蓮實」の字を間違っている。
そんなことでは東大に入れんぞ。
>>317 東大総長!私はトイレを借りただけであります。敬礼!
>>316 吉本三部作の話さえマトモニ出てこないんだもの、いいじゃないか。
私は全集で読んだわけではないから。転向論、源氏物語論、源実朝、
悲劇の解読、状況論、鮎川信夫との対談集、バリアント、最後の親鸞・・・。
60-70冊くらい読んだけど。良くわからなった。
で、彼は何が言いたいの?もしかして全部雑談集?なのかと思ったのだ。
ワテ、アホでんねん。
吉本の友人の鮎川信夫に「擬似○○の神話はがし」という著書があるが、
まるで吉本の事書いてるみたいだったぞ〜。
柄谷行人氏が吉本隆明氏の心的現象論を解説して言う。
「異常とは人の時間軸と空間軸が正確に働かないことを言う・・・。」
感覚的には分かったような気がするけれど、具体的にどんなことを
言ってるのかサッパリ分からない。その前に正常ってどういう状態
を言うのだろうか・・・。
322 :
吾輩は名無しである:03/03/25 01:41
ぼくのゆめ
小3 T君
ぼくは
一度でいいから走りたい
思いっきり走りたい
広いグランドで
広い草原で
お日さまの日にあたって
思いっきり走ってみたい
学校のお友だちと
みんなで走ってみたい
323 :
吾輩は名無しである:03/03/29 20:00
324 :
吾輩は名無しである:03/03/29 21:25
>>321 >その前に正常ってどういう状態を言うのだろうか・・・。
時間軸と空間軸が正確に働いていること
正常と異常に関してだけれども、
吉本隆明は言語能力に問題がある人間のことは書いていないよね。
意思表出と指示表出だけで言語能力って表現できないと
思うんだけど、だれか応えられる人はいませんか?
特に言葉の意味の選択が多数派と違う場合、異常に感じられること
があるような気がするんですが・・・。
326 :
吾輩は名無しである:03/03/31 00:16
吉本の言語にとって美とは何かは表意主義派と表音主義派の考え方を
融合したようなもんだったような気がする。読んだ当時はなる程とな
っとくしたが、よく考えればそもそも言語に対する考え方の違う永遠
に相容れない両者を足して二でわる論調は何の意味ももたないのでは
ないか?彼のこの作品はへたに学術書のように書かれているので学問
としての言語論としても言語論の名を借りた批評としても駄作だと
思う。
??
「言語にとって美とは何か」って文学論でしょう?
表意主義派?と表音主義派?
「意思表出」と「指示表出」は「心的現象論序説」及び「心的現象論」
で出てくるけど、言語論でも批評でもないと思うよ。
精神分析に近いと思うけど。
328 :
吾輩は名無しである:03/03/31 11:10
この人の資質は基本的に詩人だと思われ。
吉本三部作で使われているタームも創作された語彙や理系学問からの借用が多く、
厳密な吟味には耐えられないと思われ。
読んでいる最中は、強力な言葉の重力圏内にあってなんとなく分かったような気になるが、
文脈から切り離して科学的な光を当てると、その魔力を発揮できないと思われ。
実際吉本の発想から新しい学問が始まったという話は聞いたことが無い。
だから吉本三部作もながーい詩、学術書の形を借りた創作文芸だと思って読めばよろし。
詩人は絶叫したりとかしねぇよ
330 :
出会いNO1:03/03/31 11:35
331 :
吾輩は名無しである:03/03/31 12:36
>>329 をいをい、吉本はそもそも詩人として創作を始めたのを知らんのか?
その昔吉本が若者に絶対的な影響力が会った時代ってのは
どんな風に吉本は受容されたわけですか?
333 :
吾輩は名無しである:03/03/31 13:31
学生運動の精神的支柱でしょう・・・。
特攻隊の生き残りが詩人になった様な人で、
でも結構みんなその人に言い負けていたんじゃないのかな?
詩「固有時との対話」「転移のための十篇」・・読みました。
でも、もう忘れました。
335 :
吾輩は名無しである:03/03/31 20:56
>334
吉本の詩集読んだけど、その前に既に彼のほとんどの評論集読んでいた
からなんか種を知っている手品のようでおもしろくなかった。
>332
吉本の時評の中では全学連も全共闘も正しい事は自明の理という感じで
書かれている。だから後世の人が読んでも何を彼が言いたいのはわから
ない。
おそらく吉本は左も右も双方批判して結果左だったのが受けたのでしょう。
その昔の若者の中では、いろいろお偉いさんが偉そうなこといっているけ
ど実は俺達の仲間吉本がいっちゃん頭がいいんだぜっていう感覚で支持し
ていたのでしょうか。
しかし彼の後世に残した業績は丸山正男の十分の一にも満たないような気
がします。
>>335 丸山正夫?・・・・丸山真男じゃなかったっけ?
>>335 丸山真男と吉本隆明を比較してください。
>>335 「試行」とか・・・雑誌主宰したり、発言の場を提供しつつ地道に
やってたんじゃないでっか?
最近は、若い偏執さんをとり込んで、しゃべくったのを適当に本にさせる
術に長けている。老獪なジーサンになっちゃあおしまいだゼ、バナナ父w
金の無いジ−サンは生ゴミと同じだからな〜。仕方無いんじゃないのか?
>>337
丸山は日本の膨大な古典を読み解き日本政治思想史を完成させた。批判は
あるだろうがその学問的業績は認められていいと思う。
あと丸山と吉本の差は大衆に対する信頼度だな。
丸山は戦前の体制よりも虚妄な戦後民主主義にかけるといって全学連では
有力なアジテーターだった。しかし全共闘では攻撃を受けて、君らは暴徒
だとかれがかけた戦後民主主義の中で育った人間に暴言をはいた。そこが
丸山の限界。それに比べて吉本の大衆に至上価値を置くスタンスは徹底し
ている。その意味では丸山より誠実だ。しかし今吉本の大衆原理主義は
限界がきている。小林よしのりや歴史教科書の会とかが若い奴らに受けて
いる。それに対する吉本の批判はあの当時みんな軍国主義万歳だったんだ、
自分もそうだといっている。その分析は正しいと思う。しかし、彼のその後
の小林よしのりとかに対する反駁は所詮、戦争っていいもんじゃないよって
いうそこらの爺の与太話と同じなんだね。つまり大衆原理主義者は大衆と自分
の考え方が乖離してしまえば、強力なインパクトのある批評を大衆に対して
できないって事だね。
あと追加で吉本の批評についてだが、彼の批評は後だしじゃんけんの揚げ足
とりなんだよね。彼は本居宣長や実朝の批評を書いているが、それは小林秀雄
が書いたからそれを批判したいがために書いただけ。彼自身の中で宣長や実朝
を書きたいっていう切実さがない。その批判のための批評の土台作りとして
例の3部作があるが、へたに学術の世界に入って内容は学術書の引用折衷の
ワンパターン。後、共同幻想論で、そういった発想はまああり得ると思うが、
夫婦関係は幻想でないといっていたような気がする。あくまでも幻想論を徹底
すればいいのに変なところで独り善がりな世界に入って、俺はそういうところに
彼のいいかげんな博学さの無意味さを感じてしまう。
こんな奴が死んでも新聞一面トップなんだろうな。非常に鬱です。
>あくまでも幻想論を徹底すればいいのに変なところで独り善がりな世界に入って、
俺はそういうところに彼のいいかげんな博学さの無意味さを感じてしまう。
幻想論を徹底すればどういう事になるんですか?
私は対幻想は非常に慎重に書かれていると思いますが・・・。
何故かと言うと対的幻想論は生物学の裏づけがあると思っているんです。
人類の生物的な持続こそが対幻想の根拠になる・。違いますか?
>丸山は日本の膨大な古典を読み解き日本政治思想史を完成させた。批判は
あるだろうがその学問的業績は認められていいと思う。
あと丸山と吉本の差は大衆に対する信頼度だな。
大衆に対する信頼度は意味無いと思います。人気取りとどこが違いますか?
もっとも発言の量が多いほど批判する材料にことかかかないのは常道だからsageますが・・。
>あと追加で吉本の批評についてだが、彼の批評は後だしじゃんけんの揚げ足
とりなんだよね。彼は本居宣長や実朝の批評を書いているが、それは小林秀雄
が書いたからそれを批判したいがために書いただけ。彼自身の中で宣長や実朝
を書きたいっていう切実さがない。
「最後の親鸞」のように書きたかった訳ではないようですね。でもなんか
為にする批判のような気がして同意できないな〜〜〜〜。スイマセン。
342 :
吾輩は名無しである:03/04/01 01:00
>>340 >丸山は日本の膨大な古典を読み解き日本政治思想史を完成させた。批判は
>あるだろうがその学問的業績は認められていいと思う。
そりゃ、丸山のそういう作業的労苦という意味での<学問的業績>を
否定する人間はいないだろうさ
343 :
吾輩は名無しである:03/04/01 11:52
吉本が新鮮だった理由を知るには、彼が登場した当時の時代背景を知る必要があると思われ。
当時は文化人=左翼という図式があり、また左翼=共産党という図式もほとんど成立していた。
そこに吉本が非共産党系左翼として登場、タブーであった共産党の同伴知識人の過去を暴き、
めちゃくちゃに斬りまくった訳だ。いやホントにこの頃の筆力は凄い。
のちに独立左翼として成立した全学連主流派や、そこから派生した全共闘各派に吉本が支持されたのは、
この非共産党系左翼としての存在感故と言える。
ところが現在、左翼思想は主流も反主流もなくあぼーん。左翼内の論争など中世スコラ哲学の
正統異端論争並に訳のわからないものになってしまった。こうなると吉本が命を削って書いた
文章も価値暴落するのは必然だ。
『共同幻想論』にしても、公式マルクス主義のタームである「唯物史観」に対する批判を左翼枠内
から行なった(ここが重要、非左翼からの批判はあった)点が新鮮だった訳で、
エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』なんかを知らないと、ほとんど何を批判しているのか分からないと思う。
344 :
吾輩は名無しである:03/04/02 00:28
343のいう事は正しいが、そんな時代背景を考証してまでも読む
代物かねと私なんか思ってしまう。
吉本の膨大な著作は戦後日本がいかにくだらない言葉遊びをしてい
たのかというのがよくわかる。
ただそんな吉本を未だに持ち上げる40代くらいの吉本教信者には
反吐がでる。彼らの中では吉本はマルクスをも超えた左翼の最大の
思想家だからね。
いずれにせよ吉本は戦後文学史という学問研究の分野でのマニアック
な素材にはなるが、もはや文学青年を志す人のよりどころにはならん
わな。
日本では掘っ立て小屋も建てる事が出来ない・・という吉本氏のあの論旨には
どのように応えるのですか?
346 :
吾輩は名無しである:03/04/03 00:25
>>339 おジジの「金無い老人」バナシを真に受けちゃだめだぜ、あんちゃんw
>>344 戦後処理が言葉遊びですか。?
>>346 みなさん先端を歩いていた時は悪戦苦闘のドキュメントばかりを
作っていたようですよ。彼は思想の掘っ立て小屋を建てた。
次は誰がビルを建てるんですか?
348 :
吾輩は名無しである:03/04/03 00:43
>通行人A
あ、あんちゃんじゃなかったか、小理屈ねーちゃん、
ちっとは自分の頭で考えてから来な、ただし
受け売りや独り善がりじゃ話にならん、レスする気にもならん。終わり
>>348 独りよがりは貴方だな。喧嘩は受けないよ。詰まらない。他行きな。
吉本隆明が学生運動で共感を持たれた理由は、彼の話の中に戦争責任を知識人の
誰もが取らない内に総てがウヤムヤニなってしまった日本の現状に対する
怒りが含まれていたからだと俺は解釈している。それが科学的ではなく
精密でもなかった彼の文章の魅力の源泉だと思っている。彼に踊らされたり
あの時代の熱に浮かされて人生を棒に振った50歳代の人たちをみると
今の常識にてらして変人と呼べる人間が多数いるが、今でもその怒りの
残り火が燃えているのを感じ取ることが出来る。
私の興味は吉本の魅力の謎を探ること。日本人を鼓舞した文章の謎を探る
ことだ。
吉本隆明の問題提起は現在でも生きていると思っている。戦争責任問題、
独自(自立)の思想的拠点、文学論、宗教論、その他の評論もまだまだ何も解決
していない。ただただ時間だけが過ぎ去っただけだ。後継者も
いない。そして今もそのツケが溜まっている。不良債権と一緒だ。
居るのは、高度な文章解釈屋と高度な説明屋で
論の先へは一歩も進んでいかないのだ。私はソノ先が知りたい。
そしてどうなる。
私にとって切実な問題だったのは、一つの家の中に体制側と反体制側が
一緒に住んでいたことだった。どんなに話し合っても分かり合えない
両人を見ていてその根本は何であるか、如何しても解決しなければ
ならなかった。理屈なんかよりも生きた思想のありようが、どのような
結果を導き出すのかを身をもって感じ取ったときだった。
学者なんかクソ食らえだ。思想の研究者は思想を知らぬ。
非科学的で非論理的な聖書やコーランが何故世界中で信じられているか。
何故身命を賭して守ろうとするか、学者に分かるのかね。
吉本隆明の文章は私の目から見ると宗教書の書き方に近いように
思える。感情移入できた人間や信じる人間にとってだけ
特別に威力を発揮するように思える。
353 :
吾輩は名無しである:03/04/03 03:01
>>353 またオマエか・・・。ハン板へ帰れ。変えれ。返れ。
355 :
吾輩は名無しである:03/04/03 09:50
通行人Aは今ひとつキャラが安定してないね。
・・・・・・・・・・・・成仏・・・・・・・・・・・・・・。
357 :
吾輩は名無しである:03/04/03 23:10
一応議題にのせてもいいよね
358 :
吾輩は名無しである:03/04/04 23:41
>341
俺の唯一吉本に評価できるのは大衆への信頼が徹底しているところ。
大衆原理主義者な事。もっとも今の大衆の考え方と吉本は食い違って
いるが。
さりとて大衆批判をしない、あるいは大衆から多大なる人気を集めて
いる奇形右翼小林よしのりを批判はするがこき下ろすような事はしな
い。そういう面では吉本は選民思想を拒否している。
そこだけは俺は好感が持てる。
吉本は大衆を信頼などしていない。
彼は物言わぬ大衆の日々の生活の論理に負けたくないと言ったのだ。
そういう意味では彼は小林秀雄の立場に近いと私は思っている。
吉本隆明は物言わぬ大衆の一人ではないし、大衆の味方でもない。
暗い食卓や明日どうなるか分からない日々の労働
>>358 貴方のいう大衆原理主義とはどういうことをいうのですか?
361 :
吾輩は名無しである:03/04/05 14:55
362 :
◆VYXbQVYR6c :03/04/08 14:27
静かだな〜
>>319 >ワテ、アホでんねん。
通行人Aとやら、ホンマにそのようやなw 同じ渡世のようだが…w
要するに自分が頭悪いということを表出したいんか?
なら、わかる。おまえは十二分に頭悪い!
364 :
出会いNO1:03/04/08 14:35
365 :
◆VYXbQVYR6c :03/04/08 18:37
>>363 >要するに自分が頭悪いということを表出したいんか?
なら、わかる。おまえは十二分に頭悪い!
ありがとう。書き込みが嬉しいよ。
366 :
吾輩は名無しである:03/04/09 11:11
左翼で大衆を持ち上げる人って、だいたい「大衆=反体制」みたいな当の大衆にとってみれば
傍迷惑なイメージを持っている人が多いんだけど、この人はそういった幻想を持っていない珍しい人だね。
それに丸山真男なんかが嫌った大衆の政治的アパシーを容認するようなところもある。
吉本の大衆観って実は保守派のそれとあまり変わりないんじゃないかな。
違うのは自分の中にある大衆的要素を許容するかどうかだろうね。吉本の場合はむしろ自分の中の知識人的要素、
初期の詩なんかに表された孤独感に詰め腹を切らせることで思想を形成してきたと思う。
>>366知識人的要素、
初期の詩なんかに表された孤独感に詰め腹を切らせることで
思想を形成してきたと思う。
禿同
吉本と他の思想家との一番の違いは実感にあるような気がする。
俺は時々このスレにカキコしている者だが……ここ静かだね。
コテハンがひとり頑張っているだけで、あとは散発のレスのみ。
三十年前、いや十年前にでも2ちゃんがあったら、こういうスレももっと栄えてたんだろうね。
俺は吉本には、特に影響は受けてないんだけど、この現状は寂しいなあ。
寂しいのでネタもないのにカキコしてみました……。
>>368 >343さんだけが、マトモそうですね。あとはヤバイでしょう。
大体吉本隆明自体が過去の人になってしまったし、年とってハズレの
発言が増えたし、バナナの方が面白いし、・・・。
本当は日本人のアイデンテティーの確立に非常に重要な役割を持つ人なんでしょうけど、
みなさん日本の散発的な科学技術の完成で自己同一性を済ませてしまっているみたい。
思想の底が浅くなったとも言えるかもしれない。(レベル低くても読めば良いのに
読んでいないし、話にならない。私もレベル低いけどさ・・。)
370 :
吾輩は名無しである:03/04/12 02:46
てゆうか、隆明さむくねえ?
>>370 だからさ〜隆明って「当たり」「ハズレ」があるんだよね。当たりを読むと
スゴイなって思うんだ。ハズレは頭痛がして来るケドサ。
>>369 どうもありがとう。ただ俺ほかにもカキコしてるんだよね。
280、294、328、366、368は俺のカキコ。
互いに矛盾するレスがあったり、中には280みたいに途中で主旨が変わってしまった
文章があったりするのは、俺の吉本に対する感情に整理がついてないから。
実は355であなたに「キャラが安定してない」って突っ込みをいれたのも俺なんだけど、
なんでそうなるかってことは、本当はよーくわかっている(w
366で書いたけど、吉本って大衆のデカダンな要素を肯定するところがあるから、
俺みたいな怠惰な人間は、自分が肯定されているような気がして、
いろいろ違和感を感じつつも(俺自身は左翼ではない)、つい読んじゃうんだよなー。
もうそろそろ、こういった違和感と愛着の堂々巡りからは卒業しなきゃいけないね。
いい大人なんだからさ(苦ワラ
私も左翼ではありません。吉本と関わりを持ったのは>351が理由だったので
他ではありません。ただ、かなりの量を読んだので愛着はありますね。
吉本氏内部でデカダンと不可避性がどういう風に繋がっているのかは解からなかった。
違和感と愛着の関係は西洋医学と漢方医学の関係に似ている気がするけど・・。
吉本隆明がマルクス主義を「済ませている」と表現していたけれど、
この「済ませている」という部分を誰か簡潔に説明してくれないかな〜。
ん? それってどういう文脈で言われていること?
吉本が常々、マルクスとマルクス主義とは分けて考えるべき、って主張しているのは
知っているけど。
「現代はマルクスを乗り越えたか・・」という文面の中だったと思うけど。
現在もマルクスを理論的に乗り超えていないが、????によって済ませてしまっている。
と語っていたと思う。何によってどのようにマルクスor資本論を乗り越えたのか、
或はどのように「済ませた。」と考えたのか良く分からなかったんです。
スイマセンうる覚えで、かなり前に読んだんですが、まだ引っかかっているんです。
>>375 >374のマルクス主義はマルクスです。間違いが多くてスマソ
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
なぜか吉本隆明とダライ・ラマの対談が
読んでみたい今日このごろ。
380 :
吾輩は名無しである:03/04/22 19:57
『日々を味わう贅沢』良かったよ。
ばななの日記に「インフルエンザで死にそうだ」って
書いてあったんで心配したけど、治ったっぽいね。
今度の戦争に対する発言は、どっかで読めないかな。
381 :
吾輩は名無しである:03/04/23 00:44
>>380 テロのときとほとんど変わらないヨカーン
吉本隆明って
「ボルネオ辺りの酋長みたいな顔」
と娘に言われたそうですヽ(`Д´)ノ
384 :
通行人A ◆VYXbQVYR6c :03/05/01 22:21
>>383 隆明の反論(抗議)を聞きたかった。「コンプレックスへの抵抗と挫折」なんちゃって。
385 :
吾輩は名無しである:03/05/10 14:05
「心的現象論序説」だけは、すごい本だなと思ったよ。
>385
原生的疎外とかいうので始まるところカコイイ!
でも「心的現象として分裂病はわからない」
てな泣きがはいるんだよね。
漏れは時間化度と空間化度
(自己抽象づけと自己関係づけ)で
躓いてかれこれX年……。
ちょっとおぼれた位で日本中大騒ぎになるくらいの
文学の世界で一番えらいおじいさんなんやで。
この社会がそのくらい高く評価しているということに
俺は逆に感動したなぁ。
388 :
吾輩は名無しである:03/05/21 11:57
その後で電波少年にも出てたね。
洗面器にカオ突っ込んでた。
ありゃ笑っちまったよ。
あれがテレビ初出演!
389 :
吾輩は名無しである:03/05/21 12:08
>>379 それ、オレも読んでみたい! 司会はやっぱり中沢新一かな(w
>>379 俺も読みたい。でも正直そういうのってどうやってブッキングするんだろう。
相手は世界的偉人だし。
>390
哲ちゃんだって世界的
異人だぞ。前にフーコーか
誰かと対談してるし。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
>>349 >日本人を鼓舞した・・・
これはなかった。吉本氏はメジャーな著作家だったことは一度もない。
また吉本氏の文章はいわゆる「文学青年」はあまり読んでいなかった。
あの文飾ゼロ、レトリックも希薄な良く言えば「零度のエクリチュール」、
まあ実態は生硬そのものの文章を彼らは露骨に忌避していた。
でまあ自己分析に移ると、
世界へのルサンチマンからラジカリズムとりわけ左翼ラジカリズムに接近
した者のうち、ニヒリズムの要素が相対的に強かった者達は、正統左翼=
進歩派の鼻持ちならない「欺瞞」にうんざりしてたんだが、そういうとき
吉本氏の言説に魅せられていったんだな。
左翼理念や擬似学問的なコンセプトなんて実はどうでもよくてね、吉本氏の
核にある日本ではめずらしい本格的なニヒリズムに感応したわけさ。
――これがまあ、何故私は吉本氏の言説に魅せられたのか? ということへの、
現時点での暫定的解答=メモってとこか
394 :
吾輩は名無しである:03/05/31 05:07
北朝鮮の拉致事件や核開発問題について
吉本隆明はなんてコメントしてるの? 知りたいが見つからない。
安全保障についてどう考えてるんだろう。
ル・サンチマン
溺死しかけてからは頭がおかしくなったらしい。
まぁ元々おかしかったのだが。
397 :
みかん( ☆ ´ ー ` ☆ ) ◆PpNattILVM :03/06/01 02:41
>>390 ダライ・ラマ師は、
現在インドにあるチベット亡命政府の総帥でもある。
ほとんど報道されることもない故国チベットの実情を、
あらゆる機会を捉えて
各国の各界に知らせるために、自ら広報官の役目も果たしている。
中国が不法占領状態のまま、事態はいっこうに改善しないから、
逢いたいといってくる人々には、可能な限り逢うというスタンス。
だから、かつて
どういうルートで接近したのかわからないが……多分、
亡命政府のスタッフを通じてチベット支援家であるとか何とか言って
相応の寄金を寄せたりしたんだろうと推測されるが・……
オウムの麻馬鹿なども、ダライ・ラマ師に会ってもらった時の写真を、
宣伝材料に使った。それに騙されて、オウムに入信した馬鹿も多いはず。
>>398 末行の説明。
「それに騙されて」=記念撮影を頼み、気軽に並んで写真に写ってくれた
ダライ・ラマ師の権威を利用し、自分をエラそうに
みせる小道具に使った。詐欺師のよくやる手口。
400 :
吾輩は名無しである:03/06/01 08:03
400!
吉本氏は
余生を送るだけの人。
とっくに−−−終了−−−しているんじゃないんですか?
「〜は終わった」
ってのはあんまし気の利いた発言ではないな。
吉本に限らず。
実際にくたばるまでは分からんよ。
質問!
みんなの特にここがわからないってところってどこ?
漏れはわからないところだらけだけど
フーコーとの対談で突然「意志論」て出てくるのがわからん。
どうして「意志論」なのか?
そもそもフーコーとの間でその言葉で共通認識あるのか?
なぜそれが一番重要な主題なのか?
みなさんはどうですか?
404 :
吾輩は名無しである :03/06/12 13:40
井上良雄逝去。追悼アゲ
スレ違いだけど。吉本隆明もある意味絶賛に近いこと言ってた文芸評論家。
でも早くに評論から筆を折って
カール・バルト(啓示神学)の研究に移った。
バルトからも、深い理解を驚かれた。
405 :
吾輩は名無しである:03/06/12 17:00
最近、新刊が出てない
体大丈夫か?
406 :
吾輩は名無しである:03/06/13 02:03
>>403 大昔読んだんで、うろ覚えなんだが、
幻想論をそれではコンテキストがないと通じないので、
意志論と哲学的に意訳したんじゃなかったかな。
通訳の蓮實の意地悪じいさんがフーコーに、
吉本さんは意志論を中心にやっていると、
あらかじめ紹介=解説したんじゃない。
いずれにせよあの対談はすれ違いだね。
吉本本を一冊も読まずに、共通認識なんてあり得ない。
どだい無茶な=無意味な対談。
う〜ん、それでも
魚屋のオヤジ:ダライラマ
八百屋の大将:吉本隆明
の対談は実現してくれたらいいな〜。
テーマは「日本とチベットにおける仏教の受容」
かな?
註:隆明が魚屋だったら
変な深海魚ばっかり販っていそうでイヤだ。
>>406 レスありがとう!
やっぱりあれは通じてないのか。
なんかヘーゲルも意志論って感じで話されてて
漏れは詳しくないから
そういう国際的な認識があって、漏れが知らないだけなのかと思った。
>>407 いやちゃんと 大衆魚 を販ってると思うよ(笑)
409 :
吾輩は名無しである:03/06/13 22:38
かれの「当たり」ってどの本?
言美?
410 :
吾輩は名無しである:03/06/14 08:51
>>409 「当たり」ってなんだろうねえ。読む順番もあるだろうし。
活動範囲が広いからな。
主著って言ってしまえば幻想三部作なんだろうけど
そのなかでは「言美」がかろうじてわかった気がしたよ。
惹かれたのは漏れの場合、全集の文学論Uに所収の
「今月の作品から」という匿名時評。
罵倒振りが芸の域に達していると思った。
こういうファイティング吉本を楽しむなら
『情況へ』とか良いかも。
知名度低そうな井上良雄。オレも読んだ。アゲ
ちょっとずつ興味を惹かれているわけだが…
佃や、深川門前仲町に住んでいた有名人って多いね。
しかし、「言美」はさほど面白くない(個人的には)。
詩学の基本概念からの遥かなる離陸がされていない。
「〜幻想論」の類も、当時の世情に対応した自己啓発的ビジネス書っぽい観が
あって世相評論の類にすぎないような気がする… いまいち議論が雑駁なので
ついていけない。まあ、けっして文字ヲタクではないおれの意見だが。w
413 :
通行人A+:03/06/14 14:10
隆明さん、たまぁに、イイ事いうんだよなー。
良くも悪くも、なんか期待しちゃうな、未だに。
414 :
吾輩は名無しである:03/06/14 14:30
吉本隆明の創作の源泉は彼の心の中に広がる泥沼
彼はそこで魚を捕っています
泥沼に住む魚ですからドジョウみたいにヌルヌルして掴み所のない魚です
そしてその魚こそ彼の生み出す思想なのでした
その泥沼には巨大なドジョウがいて
彼はそいつを沼の主として奉っています
そのドジョウの名は昔は天皇でしたが今は民主主義に変わりました
だから、彼にとっての民主主義とは実は天皇陛下のことだったのです
415 :
吾輩は名無しである:03/06/15 18:43
戦前のマルクス主義がそのエセ科学主義から技術的ファシズムにながれこんだ反省から
主体性唯物論が形成された。吉本幻想論はその正当な後継者といえる。
その総体を評価し、葬り去るべきだ。
北朝鮮の主体思想は主体的唯物論が権力を取ると如何なる地獄が表出されるかというシャレに
ならない寓話だ。
>>415 胴衣
麻原なんかを評価する奴は逝ってよし!
>>416 麻墓を評価したんじゃない、麻墓の存在を創り上げた社会現象の
基盤に在ったエナジィを評価したんだ。読みとれないばかは逝ってよし!
>>414 吉本を「民主主義者」扱いするのは、いかがなものか?
朝日・岩波に先導された戦後民主主義を「共産党の同伴思想」として、
左翼内で最も苛烈に批判したのは、当の吉本なのに。
419 :
吾輩は名無しである:03/06/16 19:29
吉本の本質は急進的民主主義者。
420 :
吾輩は名無しである:03/06/16 19:43
日本共産党の本質はアジア的デスポチズム。
どちらにしろ同じことだろ!信者マジで逝ってよし!
423 :
吾輩は名無しである:03/06/16 20:31
都会人吉本は村落共同体の日本共産党がキライ。
しかもそれでいて本人は左翼w
425 :
吾輩は名無しである:03/06/16 23:17
左翼というより、「あらゆる迷信よ去れ」と考えるモラリスト。
426 :
吾輩は名無しである:03/06/17 00:44
そのくせ吉本信者はいっぱいいるよな(藁
427 :
吾輩は名無しである:03/06/20 04:41
>427
ふ〜む。これは面白いな。
429 :
吾輩は名無しである:03/06/20 09:42
↑すっかり普通のおじいちゃんになっちゃったなあ。
最近の吉本って、よく「老いの辛さ」みたいなことを口にするけど、
「早くに死んだ三島由紀夫が本当は正しかった」とか思っているんじゃないか?
430 :
吾輩は名無しである:03/06/20 10:00
吉本は新左翼のオリジナルみたいな人なんだから
共産党ぎらいなのは当り前じゃねえか。お前ら、バカなのか?
サヨはすべてばか
『吉本隆明にとって老人力とはなにか』
発売キボーヌ。解題はむろん赤瀬川さん。
433 :
吾輩は名無しである:03/06/25 19:59
俺は決意した。
一つ。いかなる党派、知識人にも同伴しない。
一つ。絶えず「大衆の原像」、「一般大衆の政治理念」を己の内に繰り込み続ける。
一つ。単独者として権力と闘う。
こうして俺は一匹狼の孤高の<左翼>となって生きている。
434 :
吾輩は名無しである:03/06/27 20:37
「大衆の原像」って「大衆に迎合」と、どう違うの?
435 :
吾輩は名無しである:03/06/29 19:03
構造改革アンパンを売りませんか?
メジコン(臭化デキストロメトルファン)を大量に喰って
自己関係づけと自己抽象化があじゃぱーになったことがありますた。
アンパンはやったことがないし、やりたくもありません。
437 :
吾輩は名無しである:03/07/01 17:50
すべての、労働者、学生、市民のみなさん。
一切の共同幻想を解体しよう。擬制「民主」としての「自由民主主義」(自民
党)と「戦後民主主義」(民主党、社共、朝日・岩波文化)を止揚せよ。
あらゆる共同幻想の外側に、われらの真正民主を打ち建てよう。
擬制の円環構造の外に、われらの実存において、真の共同的契機を生成しよう。
プロレタリア国際主義万歳。戦闘的<自立>思想万歳。
438 :
吾輩は名無しである:03/07/02 23:10
大衆は黙々とアンパンを売る。
439 :
吾輩は名無しである:03/07/03 09:47
440 :
吾輩は名無しである:03/07/08 07:40
みんな、吉本の影響を受けた評論家で誰が好き?
私は三上治さんが一番好きだな。彼は体を張って闘ってきた人だからね。
そこが好きなんだ。他の評論家は吉本思想を隠遁の方便にしてるように
見えるよ。その点、三上さんは吉本思想を変革の武器に用いているよう
なエネルギッシュな所があっていいと思うんだ。氏が共産主義者同盟・
叛旗派時代に書いた、『戦闘の指示向線』なんて吉本理論が「左翼」的
に消化されていて最高の本だよ。読んでみて。
アンパンって
Independence の
フランス語読みの訛化だったのか
と今ごろ気づく。
>>440 村瀬学も結構(・∀・)イイ!!
442 :
吾輩は名無しである:03/07/08 13:22
学校で『読売アンパン』って教授が当たり前に連発してたが、
数ヶ月後に『読売アンデパンダン美術展』と判明。
知らない事はすぐ訊くようにしようと思いますた。
443 :
吾輩は名無しである:03/07/08 14:46
地球の半分を壊滅させた第三次世界大戦の傷もようやく
癒えた2040年、アルファ・ケンタウリから通信が入った。
大戦直後に出発した移民船<クァン・イン>が殖民に
適した惑星を発見、豊富な資源を利用して理想郷の建設を
開始したと言うのだ。この朗報を受けて<メイフラワー2世>号
が建造され、新天地を求める人々を乗せて惑星ケイロンを目指し
旅立った。だが、20年の長旅の果てに一行を待ち受けていたも
のは、地球とはあまりにも異質な、想像を絶するケイロン人社会
だった!
<断絶への航海> J・P・ホーガン
444 :
吾輩は名無しである:03/07/14 00:17
次に死にそうな文化人ナンバーワン
秋の講演会が追悼式典にならない事キヴォンヌ
446 :
吾輩は名無しである:03/07/14 07:40
吉本隆明講演会ってあるんですか?いつどこでやるのですか?
一度は生の吉本隆明をみたいと思っているので是非、情報を教えてくださいませ。
お願いしますだ。何卒お願いしますだ。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
449 :
吾輩は名無しである:03/07/15 23:11
隆明の歩行に反して軽やかにage
450 :
吾輩は名無しである:03/07/19 17:56
言語にとって美とはなにかの答え
一言で教えれ
おもしろそうなら読んでみたいと思い
451 :
吾輩は名無しである:03/07/20 00:18
勝利、勝利だよ・・・・>450
452 :
吾輩は名無しである:03/07/20 08:47
吉本隆明ね。70年代前半までの「心的現象論」くらいまではよかったんだが。
まあ、あれくらいの人は今後、当分出てこないだろうな。
「大衆の原象」っていうのが彼の80年代以降の思想的根源なんだが、いまいち
弱いな。かなり前,埴谷雄高と討論して当時は吉本に軍配があがったが、今ではどうだ
ろ。
453 :
吾輩は名無しである:03/07/20 10:05
454 :
吾輩は名無しである:03/07/20 10:23
>453
何様だったらいいんかのお。君のことはわかってるよ。つまらんレス
つける凡夫だね(涸れ藁
455 :
吾輩は名無しである:03/07/22 23:17
でもまあさ、吉本隆明がいなかったら、保守オヤジと鼻持ちならない進歩派が
文壇にばっこしていただろうし、そういう意味では吉本存在ってすごいんじゃ
ないの。80年代以降の吉本の本は読む必要ないけどね。
456 :
吾輩は名無しである:03/07/22 23:28
457 :
吾輩は名無しである:03/07/23 11:22
お子様
俺は無様
459 :
吾輩は名無しである:03/07/23 21:58
>>455 同意。納得しました。保守でもない、進歩派でもないその抑止力だって
いうのはありますな。でもほんとサブカルを主題にしたり、80年代以降
って駄目になっていった。売文家と言われてもしょうがないな。
460 :
吾輩は名無しである:03/07/23 22:31
461 :
吾輩は名無しである:03/07/24 08:27
ちくま文庫に収録された『私の「戦争論」』を読んでみた。
リベラルな考え方には共感する点が多々ある。
しかし、「いいこと」だから認めるべきですとか、
それは「わるいこと」ですと断定したりするのはどうかと。
まるで禅問答の世界でしたからね。
もうお年だから考えられなくなっているのでしょうか。
露悪的な性質は福澤諭吉に似ているな。
463 :
吾輩は名無しである:03/07/24 09:31
>>461 吉本って若い頃からそんな感じよ。
昔の本読んでみ。
464 :
吾輩は名無しである:03/07/25 02:01
>>460 典型的な葛2ちゃねらーだな。お前汚してるよ。汚染の最たるもの。
>>463 吉本は70年代で役目は終えましたね。いま出てる本は10冊に一冊
読む価値があるかというところでしょう。新・新左翼なんてのを標榜
してますが、なにか空虚なものを感じますね。
466 :
吾輩は名無しである:03/07/25 05:07
誰か、マスイメージ論擁護してくんないかな?
467 :
吾輩は名無しである:03/07/25 15:44
>>464=465
葛って…。2ちゃん用語のつもり?
469 :
吾輩は名無しである:03/07/25 20:36
>>467 嘲笑以外のなにものでもないな。意味わかっだろ?
2チャン用語なんてのを、うれしそうにレス(揚げ足とり)してんのが
救えないよな。屑だよ。ほら言ってやったぜ。
470 :
吾輩は名無しである:03/07/25 21:55
それにしてもここ10年の吉本の政治思想ってどうなっちゃてんだろうね。
小沢一郎を持ち上げてみたり、麻原を「世界で有数の宗教家」と言ったり、
消費税を変な根拠で正当化したり、「高度資本主義によって労働者は解放
された」と主張したり(俺、全然解放された感じしないんですけど、もの
すごい長時間労働で)と、もうめちゃくちゃ。誰か吉本の現在を擁護して
みて。そしたら考え変わるかも。
471 :
吾輩は名無しである:03/07/25 23:56
>高度資本主義によって労働者は解放された
どの本?あのオッサン、そんなこと言っちゃったんか・・・
472 :
吾輩は名無しである:03/07/26 20:02
>>470 禿同です。
宮台なんかも(私は宮台あまり好きではないが)、吉本は高度資本主義を
肯定したとき見切ったと発言していました。過去の実績はあるでしょうが
もう思考できないのかもしれませんね。だったら、寡作になればいいのに
年とともに駄作が多くなってきていますね。
473 :
吾輩は名無しである:03/07/27 12:43
>>470 旧来の進歩派(朝日・岩波)に反するものを脈絡なく持ち上げすぎだね。
80年代以降のサブカルチャーへの接近も実はその一環で、政治的意図が
ないように見えてあるのが、読んでいると透けて見える。サブカルの当事者
にとっては結構迷惑な話。
高度成長以降の大衆像を見失ったのも痛い。
474 :
吾輩は名無しである:03/07/27 21:18
>>473 いまいち理解できなかったんですが。だいいち吉本は反岩波・朝日ですよ。
>80年代〜高度成長期の大衆像を見失ったのも痛い。
結局あなたは親吉本ですか、そうじゃないのですか?
475 :
吾輩は名無しである:03/07/27 21:32
「大衆の原象」や「一般大衆の政治理念」も、もう空虚そのもの。
文学が威光(幻想)を放っていたときには通用してたかもしれませんが
今じゃ、なんの意味もありませんね。
476 :
吾輩は名無しである:03/07/27 21:36
やはり、グランドデザインを描けない日本人と吉本思想の退化は
どこか通じるところがあるんじゃないでしょうか?
彼も御多分に漏れず三島由紀夫に嫉妬している文学者のひとりでしょう。
477 :
吾輩は名無しである:03/07/27 21:50
478 :
吾輩は名無しである:03/07/27 21:56
>>477 三島が生前、最後の対談相手を申し入れたのは吉本だったのです。
だが、吉本は自分の不勉強を理由に辞退しました。
ちょうど、年齢も同じくらい。だが、そこで吉本は三島を恐れていた
んでしょう。己の左派的思想が三島によって瓦解されることを吉本
は拒否したのです。
479 :
吾輩は名無しである:03/07/28 05:49
>>473 >旧来の進歩派〜
意味わかりました。474のレスは取り消してください。
480 :
吾輩は名無しである:03/07/28 09:18
>>478 対談の話は初耳なんだけどホント?
古林尚との対談のあとでやる予定だったの?
482 :
吾輩は名無しである:03/07/28 09:32
>己の左派的思想が三島によって瓦解されることを吉本
は拒否したのです
三島とか吉本と関係なく、それは無理がある。478は三島を誉め殺ししてんのか。
本当の理由はしらんが吉本は「ただ嫌いだから会わなかった」といっていたな。
483 :
吾輩は名無しである:03/07/28 20:34
三島由紀夫は吉本の著書、『模写と鏡』の帯で次のように述べている。
「私は「擬制の終焉」から、はつきりと吉本氏のファンの一人になつたが、読
みながら一種の性的昂奮を感じる批評といふものは、めったにあるものではな
い。」
三島における吉本思想の影響の深度がありありと看取できる一文である。今後
卒論、修論などにおいて三島と吉本の関係を探求する論文があらわれるのを強
く希望する。それにしても最近は国文学関係の論文において吉本の引用が頻繁
にみられるようになったので、時代も変わったものである。吉本がゆるぎない
ひとつの文学的権威になったといえよう。
484 :
吾輩は名無しである:03/07/28 22:39
三島が太宰に近親憎悪を抱いて、酷評していたのは有名な話ですが吉本に対して
は認めつつも三島自身に余裕というか懐の深さがあったのではないでしょうか。
対して吉本は三島の生前、汽車のなかで見かけたが嫌いなので挨拶もしなかった
といいます。
485 :
吾輩は名無しである:03/07/29 03:09
国家天皇制の三島と、国家解体論者の吉本。吉本は60年安保のときも、結局
「こんな馬鹿らしいことはやってられない。家で昼寝でもしていたほうがまし」
と言い、最後は運動を放棄した形だった。埴谷と三島との対比でも、行動至上主義の三島より、
くものかかった天井裏で本でも読んでいる観念論者の埴谷を支持した。
文学とはヴァーチャルで観念的なものだが、三島の行動に裏うちされた思想に
どこか敗北感、空虚さを吉本自身味わったのではないでしょうか。
486 :
吾輩は名無しである:03/07/29 05:01
バナナのオヤヂなんだから吉本ドリアンとか吉本マンゴーに改名すべきだろ。
国家天皇制ってなんやねん。
488 :
吾輩は名無しである:03/07/29 06:03
吉本氏が三島を嫌っていたっていうのは初耳。
三島自決の時の文章を読んでから何か言ってよ。
(初出は『試行』情況への発言、単行本は多分『詩的乾坤』)
それを読む限り、もし対談を断ったとすれば、共通の話題がないとの
判断じゃないのかな。吉本氏はイデオロギーの相違では文学者評価なんか
しないし、人物評価もしないよ。村上一郎と『試行』を一緒にやってたんだぜ。
<昼寝>うんぬんも「ベトナム反戦」の時のこと。
60年安保で吉本氏が昼寝なんかしてるものか。
なんか吉本氏が文壇づきあいを一貫してしないから、いろんな出鱈目な
噂が昔から絶えないんだが、その噂を本当のことだと思って、発言している
ど素人がいるな・・・
ちゃんと<テキスト>読んで、毀誉褒貶やってよ。
2ちゃんで情報収集している田舎住まいの人(おいら)だっているんだから。
吉本は昔太宰治を尊敬する文学青年だった。
君、男性の本質は何かと聞かれて答えられずにいると
マザーシップだよと太宰は言ったそうだ。
それ以来吉本は太宰の弟子の第一人者になったんだ。
三島を好きになれなかったのはイッツァヒューマンネイチャ
だろ。三島はファザーシップにあこがれていたようだしな。
それでも太宰と同列には並べていたようだね、一応。
490 :
吾輩は名無しである:03/07/29 06:55
国家天皇制ってなによ?
491 :
吾輩は名無しである:03/07/29 07:25
485じゃないが。
まぁ分かってやれよ。
そんなジャーゴンあるのかどうか知らないが、
象徴天皇制に対して、戦前型の国体=天皇制型の天皇制ってことだろう。
492 :
吾輩は名無しである:03/07/29 08:40
天皇制ファシズム?
>三島のことで言うと
詩的乾坤に嫌いだから付きあわないので、言葉を交わしたことはない
ってのはあったような。
しかし一方的に貶すとか、そういう内容では全然なかったはず。
494 :
吾輩は名無しである:03/07/29 19:11
5,6年前もっとかな、文春から出た
「わが転向」っていう吉本の本、読めば戦後最大の思想家も過去の
遺物だってことがわかる。
496 :
吾輩は名無しである:03/07/29 19:38
そういえば江藤淳も三島の自決を嘲笑していた。彼も結局自殺したの
だが、その理由が奥さんに先立たれ、自分も病に身を侵されたからだ
という。三島に過剰に敵意を持ったり、嘲笑したりする連中は彼を超えられな
いような気がする。
江藤の自殺のとき福田和也が思わず口走ったひとこと
「ああいうことされたら....」
497 :
吾輩は名無しである:03/07/29 20:59
柄谷行人氏(外国かぶれ)曰く「60になったらこの仕事をやめる。吉本
隆明みたいにいボケたくない」
498 :
吾輩は名無しである:03/07/29 21:00
499 :
吾輩は名無しである:03/07/29 21:15
西部すすむが吉本の「大衆の原像」批判をやっていたが意外にもこれが
確信をついていた。吉本オサーンは異常なまでにヒステリックな反論を
示していた。オレはそれを読んであれは吉本は自己思想の限界を身をも
って感じていたと直感したのおでありマフ。
500 :
吾輩は名無しである:03/07/29 21:22
当事者(責任者)ではない(批判者=左翼の欺瞞性)のカテに入って
しまいノウノウとしてしまった、吉本オヤジ。
501 :
吾輩は名無しである:03/07/29 21:28
「大衆の原像」を理論化も実証性も出来なかった吉本隆明。
共産党批判や「転向論」まではよかったが高度消費社会について
の反論になんら説得力のないりゅーめい。
なかなか面白いんだよ 会ってみな
503 :
吾輩は名無しである:03/07/29 21:33
「空虚としての主題」で渡部直己が「吉本隆明があんなこといいだしたから
おかしくなったんだ」
思想は(吉本の)空虚だと自己正当化してしまった、吉本。
うんうん
505 :
吾輩は名無しである:03/07/29 21:41
二ー痴ぇ。(爆
消えな!荒らし!
ガンガレ、ほれほれ
507 :
吾輩は名無しである:03/07/29 21:44
おまえ、おもしろいか、紀も尾タ。
吉本のオッサンは手前なんぞより、よほど活きがいいぞ
509 :
吾輩は名無しである:03/07/29 22:08
はは、具体性ないな。(そんなもんだろう・・・結局・・哀れ)
な〜〜〜にがニー痴ぇだって、お前みたいなす〜か消えな。
レスしてるだけでもありがたいと思えよ。誤ミめ!!
510 :
吾輩は名無しである:03/07/29 22:11
ニー痴ぇは荒らしですのでこのトピならず、皆さんで無視していきましょう。
511 :
吾輩は名無しである:03/07/29 22:14
ケンカやめれ
512 :
吾輩は名無しである:03/07/29 22:14
二人をとめて♪
513 :
吾輩は名無しである:03/07/29 22:16
わかったよ。アリガトさん。ただこいつ他のトピでもやってだろ?
実際、イラネーよな。
514 :
吾輩は名無しである:03/07/29 22:17
やふーちゃんか
人間は、他者を自分の器量でしか測れない
囲碁でも剣道でも、
上段者は相手の力がどの程度のものか即座に見えてしまうが、
下位者には、自分の戦う上位者がどれほど強いのか全く見えない、
見当もつかない。だから、見当違いの動きをしては
失笑をかう。懸命な挑戦ならまだしも
たまに大人が通ると、普段以上に粘着住民の愚かしさが透けてみえて
無惨さこのうえもないな
517 :
吾輩は名無しである:03/07/29 22:49
>515−516
文学板に住民なんか居ないと思いますけど…
518 :
吾輩は名無しである:03/07/29 22:55
>>515>>516 つまらん、愚レスの最たるものだな。
>見当違いの動きをしては失笑をかう。
自分が優位にたったつもりでいるのかい?(嘲笑)
>たまに大人が通ると〜
大人ということの優位性をまず打ち出し、自分はなんら実証していない。
あんた、終わってるな。
519 :
吾輩は名無しである:03/07/30 05:45
三島が嫌いだから挨拶しなかったというのじゃなくて、
本来<文学人>と付き合うのがそもそも嫌いって論旨じゃ
なかったかね・・・
まぁ、こっちの記憶も最近目と同様耄碌ぎみなのだが・・・
520 :
吾輩は名無しである:03/07/30 05:48
しっかし、柄谷行人というのは、ポール・ド・マンのスキャンダル
の時の言説といい、とことん不愉快というか、くずだな。
521 :
吾輩は名無しである:03/07/30 06:20
>とことん不愉快というか、くずだな.
禿げしく同意.
522 :
吾輩は名無しである:03/07/30 09:11
>>519 おっしゃる通りです。
自信持っていいですよ。
>515
『言語にとって美とはなにか』今となっては
どうでもいいクズを晒しアゲて否定して
自説にもっていっている様にしか読めない。
ヘタレの相手はいいから自論だけ、せめて
大物の論的だけ相手で書いて欲しかったもんだ。
>懸命な挑戦
だったのかなあ?
524 :
吾輩は名無しである:03/07/30 18:40
吉本隆明の思想の自立的拠点だったか(正確には思い出せないが)、ここでも
吉本は明確な思想の自立性を打ち出せなかったな。吉本っていうのは山口昌男
の「中心と周縁」も外国の翻訳業者とコキ下ろしていたが、批判することで
己の優位性を打ち出すという姿勢は左翼特有で、結局なにも生みだせないって
いうのはあるんじゃないか。
525 :
吾輩は名無しである:03/07/30 19:06
ある、自著で田中角栄は大物でそれだけの働きをしているんだから
ワイロはもらって当然。それを批判する市民主義者の田原総一郎が
悪い。僕なら人から贈り物をもらったら迷わず受け取りますねと
、そんなことを臆面もなく書いていた。
この人って単なる俗物なんじゃないかと思った。
526 :
吾輩は名無しである:03/07/30 19:35
吉本<「共同幻想論」「言語にとって美とはなにか」「心的現象論」
いずれも、貴重な文学論。
三島<「仮面の告白」「金閣寺」「豊穣の海」
古典となりうる名作、傑作。
527 :
吾輩は名無しである:03/07/30 20:16
吉本思想の駄目さは、そのまま団塊世代やぜんきょーとー
世代の駄目さと一致しているといっていいでしょう。
この連中に対しては吉本はあんまり否定的、批判的
な発言はしておりません。
やはり、信者は可愛いというところでしょうね。
528 :
吾輩は名無しである:03/07/30 21:49
現実に対してかかわるかどうかの覚悟が足りない。
そんなやつが書き込んでいる。
被虐的ではなく、同伴者的でない、華やかなる老年の思想を展開している。
過去とさわやかに決別して。
結局、2ちゃんねらーはその点が理解出来ないんだ。
いつまでも不幸だ。
529 :
吾輩は名無しである:03/07/30 22:14
>>528 凄いな。
>現実に対してかかわるかどうかの覚悟が足りない。そんな奴が書きこんでいる。
あんたはどう現実とかかわり、変えていこうと思ってんの?具体的に揚げて
みてよ?
>被虐的〜過去とさわやかに決別して。
そんな、美的でも甘美なものでもないぜ、吉本思想の凋落は。
>結局、2ちゃんねらーはその点が理解できないいんだ。
その点ってなによ?
>いつまでも不幸だ。
あんたのレスはまるで中身がないな。独りよがりのヒロイックな駄文だ。
そこでだが現実(現在)における吉本思想の影響性(かわるかどうか)をぜひとも
ご提示してもらおうかな。
530 :
吾輩は名無しである:03/07/30 22:22
>>528 ダイタイさあ、吉本の信奉者っていうのは、自ら現実に立ち向かうことなく
体制に迎合(全共闘、団塊世代)が多いわけだろ?
それでいて、俺は違うんだなんていうマスターベーション的な性格
の奴らばっかりでさあ。この528なんてのも、まさしくそれじゃん。
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
吉本は詩人だべ。
思想なんてくだらないものにこだわってないで
いきたいように生きればいいじゃん。
意外に詩の中にこそ到達した心境とか核心ってものが
あるんじゃねーの。「小虫譜」なんかが、以下略。
遺作が詩集だったら、かっこいいだろうなと思う
534 :
探しています。:03/08/24 15:38
どなたか、このフレーズをご存の方はいらっしゃらないかしら?
「私は薬草になりたい〜」ある本屋で立ち読み中、見つけ…
時間がなく後で他店で探したのですが本の題名がわからなく…。
もう一度読みたくて、古本廻りしましたが見つかりませんでした。
かなり昔の話、15年いえ…もっと前?なのですけど…
スレ違いだと思いますが調べ方がわからなくて、すみません
535 :
吾輩は名無しである:03/08/24 15:45
>>528 それは…きわめて好意的見方というべきで・・
現実はむしろ歳相応の衰えに加えて、TVが好きでTV漬けの毎日だから
す〜〜〜〜〜っかり呆けてまった、というのが事実ではないすか?
ま、好々爺然としたとぼけぶりは良いけども、
娘の縁故かなんか週刊誌なんかでの安易な露出はいただけない。
若い編集者を釣って、喋りを本にさせるテクも鼻につくし
536 :
吾輩は名無しである:03/08/27 20:07
国家が機能停止した8月。
途方もない解放感と自治。
窮屈にみえる吉本思想の根源にはあの夏の空の青さや、
空気の重さやむせ返る夏草の香りがある。
それはきわめて官能的なものだ。
フーテン思想老人の振る舞いは、「わび」「さび」に収斂されない官能性がある。
537 :
吾輩は名無しである:03/08/27 22:14
俺は山岡派
斉藤動産と息子のよし立つの確執を描いた作品(信長ったった)は圧巻
また、徳川家康など、彼の歴史小説には哲学が感じられる
539 :
祝 第2回小林秀雄賞 受賞:03/09/03 04:55
『夏目漱石を読む』で受賞だってさ。
なんか今更というか、X−Day の近さを誰もが予感しているというか、
いや、ファンなんだけどね・・・
ま、受賞あげと。
>>536 カンドーしますた。
その空の青を見たかった! 何もかもがぶっ壊れた国家の上に
限りなく拡がる碧空を!
・・・そうか、官能的ですらあったのか…。
吉本を読み返してみよう…マジで
しかしこの人ボケないよな
少なくともここの住人よりはまだ頭がはっきりしてるだろ
それだけでも充分立派だよ
このスレ来たのは初めてだけどさ
78の老人相手に何ひがんでんだよって悲しくなるよな
542 :
吾輩は名無しである:03/09/03 23:52
ほぼ日のイベントに行くのだが、氏をはじめて生で見ることになるし楽しみだ。
二番手で話すのな。てっきり五番手で締めるのかと思っていたんだがまあ順番は
こちらの気持ちの問題だろうということで。
この人最近老体論みたいの一所懸命書いてるけど読んでる人いる?
こんな主題でも「消費資本主義下で生活する老人なんか今まで前例がなかった」
とか言っていきなり情況論に持っていっちゃうのが面白いよね。
これは確かに前例がない情況を書いてると思えるのに、
タイトルとか装丁が爺むさいせいで全然読まれないんだな・・・
主題主義の人らからはまたショボいテーマ扱ってるってバカにされてるし・・・
相変わらずいいことないですねこの人は。
545 :
吾輩は名無しである:03/09/04 02:51
吉本せんせーには、失礼ですがもう読む気は.....
でも何年前かまえに出た「母型論」は良かったですよ。
ちょっと前にぼけてないってレスしてた人いんだけど
埴谷や江藤と比べてもなあ。彼らとは違ってたのかもしれないけど
この二人が今の吉本みたいなくだらん作品書くとは思えない。
>>545 そりゃあそうだと思う。
埴谷や江藤は最期まで純文芸に固執してたし、
それで充分まっとうできたんだから偉いよね。
吉本はある時期から意識的にサブカル化するようになったから、
やっぱりその分だけくだらなくなっちゃったんだよね。
まあ少し弁護するとすれば、この人にはもともとその純文芸に固執するっていう
発想やモチーフが全然なくて、むしろ純文芸の衰退を見届けようっていう方に
筆先が向いてるように思うけど。
純文芸が衰退するのはもうどうしようもない、必然ですっていう視点でやってるね。
>>539 へぇ〜ホント。
でもあの本って昔の講演をまとめたもので、出版は最近だけど仕事自体は古いものなんだけどね。
漱石に関しては『漱石的主題』っていう本も出しているけど、こちらは対談。
そういった形ではなく、本格的に吉本が漱石と格闘した評論を読みたかったな。
>>547 漱石は江藤淳が本格的にやっちゃったから自分はもうやる必要ないって言ってたね。
太宰も同じ理由で奥野健男がだいたい論じちゃったからそれでいいんだって。
いろいろ細かい異議もあるけど、全体としては江藤や奥野の論があれば十分っていうことらしい。
549 :
吾輩は名無しである:03/09/04 16:12
>>548 江藤の漱石、奥野の太宰。
今度読んでもようと思う。
550 :
吾輩は名無しである:03/09/05 10:31
547氏が「本格的に吉本が漱石と格闘した評論を読みたかったな。」
と書いているが、
俺は密かに(親鸞みたいに)大著「漱石論」を書いていると思う。
それが、遺作としてでてくのではないかと期待している。
小林秀雄は漱石と格闘しなかったから小さくまとまってしまったみたいなことを
書いているし、吉本氏の中であれほど評価の高い文学者である漱石の本格評論がないのは不自然。
そうであって欲しい。
551 :
吾輩は名無しである:03/09/05 10:34
自分が78才になったときのことを考えれば立派だと思うがな。
552 :
吾輩は名無しである:03/09/05 10:50
とりあえず糖尿病には気を付けようと思いますた。
糖尿病の検査って、どうしたらいいんですかね?
554 :
吾輩は名無しである:03/09/05 11:05
>>553 医者に行って血糖値とか計ってもらうのが確実。
ブドウ糖なめて、それから血糖値を計ってもらうやつ。
市販の尿検査キットがあるけど、あれはたいして当てにならない。
つか、あれで確実に出るようになったら、もう相当進行済。
>>550 大著は出てくるかも知れないが漱石論ではないと思うな。
だいたいハイイメージ論以後はほとんど口述筆記と講演だし、
90年代でまともに字を書いて作ったのってアフリカ的段階とか数冊しかないよ。
一番ちゃんと完成されてる可能性が高いのは心的現象論じゃないかな。
試行連載分にもう一回ちゃんと手を入れ直したのが刊行されると思う。
でもこの人あと10年は生きそうだよ。
>>554 ありがとよ!
医者はメンドいし、金かかるから検査薬自分で買ってくるか。
んじゃ、ちょっと行ってくるか
557 :
吾輩は名無しである:03/09/14 22:47
誰かヨッシーの講演行った〜?
558 :
吾輩は名無しである:03/09/14 22:49
559 :
吾輩は名無しである:03/09/14 22:55
>>558 あ!どうだった?
やっぱりおんなじ事繰り返ししゃべってた?
>>559 うん。1時間半位話したよ。
来月ぐらいにDVDも出るらしいから見てみれば?
561 :
吾輩は名無しである:03/09/14 23:05
>>560 1009!
プレステ2でヨッシー早送りしたり一時停止かけたりして遊ぶよ!
564 :
初期吉本主義者:03/09/15 18:47
おいらも、吉本の講演聞いたよ。話は強烈に下手だったけど、圧倒的な存在感
があった。話ベタなのに、言わんとすることが直截的に伝わってくる、この不
思議さを何というべきだろうか。
「普通に生きる」大衆を100点とし、それを価値基底にすえるという講演
の内容は60年代の<自立>思想をほうふつさせるものだった。
の
ちょい昔、上野のとある鰻屋で吉本氏に遭遇した。
蓮實系(おフランス系)に苛められていたころなので、
何だか良いものを見たような気がした。
そのときの取り巻きは唖然とするほど傑作だったけど、
こっちは愛国詩人故会田綱雄の強制的取り巻きだったので、
気分的に劣勢だった。
白焼きは美味い。
という次第。
>>565 イイナー…、白焼き。ワサビ醤油に白ごはんがおいしい!
取り巻きって芹沢さんとか?
朝日書評で高橋源一郎が全詩集を好意的に紹介sage
568 :
吾輩は名無しである:03/09/27 22:57
だれか殺してくれ
570 :
吾輩は名無しである:03/09/27 23:12
>>569 「吉本を」って意味じゃね?
568は宮台か柄谷。
このかたの昔の、麻原彰晃礼賛文を読み返して、
やっぱり「ばななの父」であるという感を新たにしました。
詩は好きなんですが。
宮台か。今日は見沢スレにも本人降臨してたし、大繁盛だな文学板。
>>571 それ、良かったらタイトル教えてくれない?
575 :
吾輩は名無しである:03/09/27 23:22
そこのコテハン、『共同幻想論』とかは読んだんかい?
>>575 まあそう怒るなって。
麻原礼賛とか言ってる時点でどうせ何も読んじゃいねえよ。
相手にすんな。
577 :
吾輩は名無しである:03/09/27 23:56
1978年、ぼくはミシェル・フーコーに会った。彼は1926年生まれだから、
そのとき52歳、ぼくは39歳だった。会ったといっても、文芸誌「海」での
吉本隆明との対談企画者として立会っただけの話である。この対談、後に
『世界認識の方法』(現在は中公文庫)として単行本になり、『集成』第VII巻
にも再録されている。
この対談終了後、フーコーが吉本隆明に「往復書簡をしたい」と語った。
社交辞令とは知っていたが、編集者としては敢えて真に受け、早速、吉本
隆明に長文の手紙を頼み、出来上がった原稿を対談通訳者でもある蓮実重
彦に翻訳してもらい、フーコーに送った。内容は忘たが、道元とヘーゲル
を巡っての、五十枚ほどの原稿だった。原稿を渡す時、吉本隆明は「ぼくの
書いた内容なんて、フーコーさんなら当然知っていることばかりだけどね」
と言い、また仏訳した原稿をベルギー出身の訳者の夫人に見せると、「この
人、頭、悪いんじゃない」と言われた話など、いまでは懐かしい思い出だ。
夫人がなぜそんな言葉を口にしたのか。欧米人らの論文は、まず結論を
先に述べ、それを論証する形で話を進めるのに対し、日本人、中でも吉本
隆明のそれは、紆余曲折しながら何となく結論に向かう書き方ゆえ、原文
に忠実に翻訳すればするほど、外国人には「頭が悪い」との印象を与えるよ
うだ。国民性の差というやつだ。
件の手紙を出してから一年ほど経ったころだろうか、日本在住のフーコ
ーの友人を通してようやく返事がきた。しかし危惧した通り吉本隆明の論
考は意味不明、従って「返事は不能」とのことだった。またフーコーは、「吉
本さんはヘーゲルをドイツ語できちんと読んでいるのか?」とも問うたよう
だ。口先だけで国際化を論じるのは簡単だが、こうした一例を取っても、
道はまだまだ遠いのだ。
578 :
吾輩は名無しである:03/09/28 00:09
「ハイ・イメージ論」がちくま学芸文庫化。第一巻は10月10日
発売。
>>578 福武文庫のやつ2巻で終わっちゃったんだよな。
楽しみ。
581 :
吾輩は名無しである:03/09/28 00:26
>577
おい。おまえ前にも同じレスしてたけど、いいカゲンな
こと書くなよ。ゴルァッ!
吉本は1924年生まれだぞ。
なーにが1926年生まれだって、このVAKA.
おまえのレス、うさんくささがプンプンしてるぜ。
この香具師め。
583 :
吾輩は名無しである:03/09/28 00:41
吉本ってバカ? 論文の書き方も知らないのか?
高校で習っただろ。
@まずリードで、社会的に意味のある問題提起をする。
Aそして、「結論」を書く。
Bそれから、「論証」するんだよ。
584 :
吾輩は名無しである:03/09/28 00:49
フーコーとの対談は、蓮実の「わざと意地悪な」通訳が有名だよね。
いい大人が妬みやそねみ丸出しだもんなぁ。
585 :
吾輩は名無しである:03/09/28 00:51
この人、頭、悪いんじゃない
この人、頭、悪いんじゃない
この人、頭、悪いんじゃない
この人、頭、悪いんじゃない
この人、頭、悪いんじゃない
この人、頭、悪いんじゃない
>>584 いや、蓮実は意地悪したんじゃなくて、
単に通訳が下手糞なだけ。
世界認識の方法を見ても明らかに文がつながってない個所大杉。
筆談でやればよかったんだよな。
>>585は「吉本氏は頭が悪いわけではない」ことを必死に訴えようとしている
吉本隆明ファソのおバカ厨房
590 :
吾輩は名無しである:03/09/28 01:06
しかし、これだけ悪口言われるってのもなんか面白いな
悪口言う人が決まって本当はろくすっぽ読んでねえってのも面白いし、
ファソがやたら悪口に熱くなってるってのも面白い
まあ、それだけ本物であるってことではあるんだろうな
本物つーより、インパクトが強いつーた方がよかべぇ
593 :
吾輩は名無しである:03/09/28 02:03
424 :吾輩は名無しである :03/09/25 03:16
101 :心得をよく読みましょう :03/01/01 12:25 ID:D7EJP0Ux
最近、元総連関係者から得た話として
ある2ちゃんねらーからこのような情報が流れてきた。
「日本国内の反北朝鮮・反韓国の言論に対して常に
圧力がかけられているのに、なぜ2ちゃんねるだけは
黙殺されているのか。これは、総連や民団に斡旋された
東京の在日を、2ちゃんねるのプロ固定・プロ名無しと
して就職させることの見返りなのである。
また、プロ名無しが日本国内の地域間対立を
煽ること、および最近では皇太子のアスキーアート
を張り付けることも要請している。」
102 :心得をよく読みましょう :03/01/01 12:26 ID:D7EJP0Ux
さらに、
「これだけではない。プロ名無しとして就職させた
在日は、企業のデマを流し混乱を与える工作部隊でもある。
そのためには、外部からの圧力をはねつけ規制の無い掲示板
にしておいたほうが都合がいい。必然的に起こる朝鮮批判と
デマによる日本批判なら、後者のほうがダメージは大きい。
2ちゃんねるの言論の自由を、こういうスパイ活動にも巧みに利用してきたのだ。
しかし、当事者同士の裁判となってこのような工作がばらされる危険性がある。
しかし、匿名を傘に投稿者を秘匿しておけば心配は無い。
管理人が訴状を受け取ることを公言していることの裏が
これだ。管理人は工作の尻拭いさせられ、原告は
訴訟したことの批判をうけ、叩きが一層激しくなるのだ。
しかし、司法がこういう運営姿勢を認めなくなり、
この工作からは手をひくようだ。それがひろゆきの
運営方針の転換に現れた。その代わり嫌韓厨問題の提起
や、管理人に職業右翼陰謀説を語らせるなど、別の工作にうって出てる。」
>>593 いや、この人の場合、
くさす奴は必ず他人の受け売りをそのまま書いてるのが大きな特徴だろ。
浅田、蓮実、柄谷あたりが流したデマに引っかかってる奴も多いし。
実際にはほとんど読まれてないんだろうなと思うよ。
596 :
吾輩は名無しである:03/09/28 11:40
>>595
禿DOU!
浅田、ハスミ、柄谷は受け売りをさも自分の頭で考え出した
かのように書く大家ですから。
597 :
吾輩は名無しである:03/09/28 12:13
この人が亡くなったら、「死人に口無し」で、
ものすごい批判が吹き上がるだろうなぁ。
今は怖くて何も批判できない奴が多そうだし。
>>597 そうだろうな。
あと、読者同士でもいろいろ解釈に違いが生じてもめそうだよな。
この人かなり際どいこともいっぱい言ってるし、
ああでもないこうでもないと言う人が必ず出てきそう。
ま、そんなもんなんだろうけどな。
599 :
吾輩は名無しである:03/09/29 07:08
吉本隆明
「ぼくの書いた内容なんて、フーコーさんなら当然知っていることばかりだけどね」
フーコー
意味不明、従って「返事は不能」
訳者の夫人
「この人、頭、悪いんじゃない」
600 :
吾輩は名無しである:03/09/29 07:11
つぎのスレのタイトル決定!!
【この人】吉本隆明2【頭、悪いんじゃない】
ただ、アプレゲール・三島世代の数少ない生き残りとして、
この人や北杜夫にはもうちょっと頑張って欲しい。
……いや、生きていて欲しい。
世界の終わりを見た人達なんだから。
吉本さん、山風も二年前にあっちに行っちゃったね(´・ω・`)
602 :
吾輩は名無しである:03/09/30 19:45
朝日夕刊にヨッシーインタヴュー掲載age
全詩集も藤村記念歴程賞だって。
なんか急に賞づいちゃってるよな。
今さら感がないでもないけど、
本人が素直に喜んでるんならそれもいいかも。
>>604 まあね。
ただ漏れこないだこの人の講演逝ったんだけど、
車椅子に座っててもかなり元気そうだったよ。
あと5年ぐらいは大丈夫じゃないのかな。
>>605 何気に毒舌でワロタ。
>あと5年ぐらい
>>606 いや、毒舌じゃないってw
この人講演の後に立って一礼しようとしたんだけど、
直立不動が難しいらしくて転びそうになってた。
たまたま車椅子押す人が素早く支えてくれたんで助かったけど、
もし誰もいなかったら舞台から落っこちてたよ。
足腰が早く良くなってくれるといいんだけど、
つえ2本ついても立てないので少し心配になったんだよ。
だから5年w
>>607 あー、ねー…、そうなんだ。
近所でもすっ転びまくった、って対談でも言ってたしなぁ。
なんか昔の詩で「ぼくが倒れたら〜」ってのがあったけど、
まさにその情況ですね(w
>>608 マジでその状況だよ。
でも気力は衰えてないんだよなあ。
本人もその詩はよく覚えてるんだろうね。
講演のDVDが12月に出るそうだから確認してみそ。
ハラハラするからw
>>609 >ハラハラするからw
お茶吹いちゃったYo!
611 :
吾輩は名無しである:03/10/01 00:18
現代詩手帖の特集号、買ったかい?
今日、買って来たよ。
612 :
吾輩は名無しである:03/10/01 00:40
○「現代詩手帖10月号 『吉本隆明とはなにか』」
・インタビュー「『遠い自註』に浮かぶ舟」(聞き手・芹沢俊介)
・討論「『豊かさ』の重層性」三浦雅士+瀬尾育生+高橋源一郎
・アンソロジー「代表詩27選」編・三浦雅士+瀬尾育生+高橋源一郎
・斎藤慎爾+小川哲生 対話「吉本隆明の孤独」
・論考 稲川方人、吉田文憲、神山睦美、大澤真幸、ほか全7名
・アンケート 20名
・吉本隆明略年譜(高橋忠義・編)
○「現代詩手帖11月号『特集・生誕百年滝口修造』」
特集とはぜんぜん関係ありませんが、9月号、10月号に載らなかった、
吉本氏の長編論考「詩学序説・続」が予定されています。
614 :
吾輩は名無しである:03/10/01 00:51
>>613 早速のレス、どうも。
明日買って読みます。
それにしても、吉本りゅうめいの偉大さは、あらゆる分野の
後継を、カゲで、育てたその偉丈夫にありますね。
広範な分野に、嘘発見器としての運命を定めた、その潔さと能力にある。
木鐸が、絶滅しつつある現在、長生きして、もらいたいです。
615 :
吾輩は名無しである:03/10/01 08:53
>>603 また賞もらったのか。
なんとか賞に縁がないにもかかわらず、大きな存在であることが
この人のカコイイところだと思っていたんだが。
くれると言っているものをわざわざ断ることもないだろうが、
なんか複雑な気持ち…
>>615 本人というより、
出版社にとっては涙が出るほどありがたいです。
661 :名盤さん :03/09/26 06:17 ID:rMrAi0DM
>101 :心得をよく読みましょう :03/01/01 12:25 ID:D7EJP0Ux
>最近、元総連関係者から得た話として
>ある2ちゃんねらーからこのような情報が流れてきた。
>「日本国内の反北朝鮮・反韓国の言論に対して常に
>圧力がかけられているのに、なぜ2ちゃんねるだけは
>黙殺されているのか。これは、総連や民団に斡旋された
>東京の在日を、2ちゃんねるのプロ固定・プロ名無しと
>して就職させることの見返りなのである。
>また、プロ名無しが日本国内の地域間対立を
>煽ること、および最近では皇太子のアスキーアート
>を張り付けることも要請している。」
>102 :心得をよく読みましょう :03/01/01 12:26 ID:D7EJP0Ux
>さらに、
>「これだけではない。プロ名無しとして就職させた
>在日は、企業のデマを流し混乱を与える工作部隊でもある。
>そのためには、外部からの圧力をはねつけ規制の無い掲示板
>にしておいたほうが都合がいい。必然的に起こる朝鮮批判と
>デマによる日本批判なら、後者のほうがダメージは大きい。
>2ちゃんねるの言論の自由を、こういうスパイ活動にも巧みに利用してきたのだ。
>しかし、当事者同士の裁判となってこのような工作がばらされる危険性がある。
>しかし、匿名を傘に投稿者を秘匿しておけば心配は無い。
>管理人が訴状を受け取ることを公言していることの裏が
>これだ。管理人は工作の尻拭いさせられ、原告は
>訴訟したことの批判をうけ、叩きが一層激しくなるのだ。
>しかし、司法がこういう運営姿勢を認めなくなり、
>この工作からは手をひくようだ。それがひろゆきの
>運営方針の転換に現れた。その代わり嫌韓厨問題の提起
>や、管理人に職業右翼陰謀説を語らせるなど、別の工作にうって出てる。」
227 名前: 投稿日: 02/10/13 21:24
西村博之が
「日本探偵協会」(協会という名の、只のガル・エージェンシー)
のHPを製作していた事は事実でしょう。
以前、テレビ朝日に「ガル・エージェンシー」が紹介されていましたが、
あの件は「日本赤軍」のY岸という幹部が「テレビ朝日の幹部」に働きかけて実現したものです。
以前2ちゃんねるがネオ麦事件で「Nステ」に登場したのも、その絡みです。
業界じゃ常識です。
当たり前すぎて誰も言わなかった事を今こうして言っているだけです。
実際に個人情報集めています。
こんなに巨大な月に数百万かかるサイトが、本当に個人で運営されていると思ったら間違いです。
総会屋サイトです。
「個人情報集めて」
権力(左翼)に売っています。
私は天皇制支持者では無いですが、例えばプロ固定が製作しているAAの代表的なものに、
「天皇コピペ」があります。素人ではAAは「めんどいし」作成できません。
モナー板等は、99%プロ固定です。
保守
620 :
吾輩は名無しである:03/10/17 03:42
>>614 >それにしても、吉本りゅうめいの偉大さは、あらゆる分野の
>後継を、カゲで、育てたその偉丈夫にありますね。
今やその大半が吉本叩きしてるけどね。
それもメジャーになった奴ほどきつい叩き方だ。
そういう意味でも「父無き時代の父」の役回りだったのかもね。
ま、偉大ってのには同意だけど。
ほしゅ
622 :
吾輩は名無しである:03/10/26 23:22
吉本、プ。
623 :
吾輩は名無しである:03/10/27 01:08
>>620 叩いているのはメジャーぶっているやつしかいないと思うが、具体的には誰だれのこと?
宮とか福とかじゃねの?
吉本の理念を届く言葉にしてくれる、大塚英志には期待してます。
というか大塚コケたら、護憲の最後の砦が崩れる。
別に吉本隆明は護憲派ではないし、
大塚が護憲の砦になっているとも思えない。
627 :
吾輩は名無しである :03/10/28 13:21
現代詩手帖の特集号買ったやついる?
あと来月には作品社から全南島論集成も出るからかっとけ。
629 :
吾輩は名無しである:03/10/30 18:03
筑摩が『ハイ・イメージ論』を文庫化しているけど、
『空虚としての主題』と『マス・イメージ論』も文庫に落としてくれないかな。
現代詩手帖の高橋源一郎特集を読んでいたら、気になってきた。
>>631 っていうか、その二冊とも一度文庫落ちしてるでしょ。
福武文庫で・・・
633 :
吾輩は名無しである:03/10/30 20:38
ふと思ったのだが文学板ってIDはつかないんだなあ。それと大江健三郎批判という
スレでは一人のひとがずっとカキコしてるけど、文学板では有名なひとなのかなあ?
それと吉本氏ではないが、「試行」に連載していた名前は宮城賢さんだと思うが、文句なしに
面白かった。多分「亡妻記」だったと記憶するが。
>>632 ハイイメージ論も福武落ち(中絶)だから、別にいいんじゃないの?
俺としては、広済堂文庫で出てた歳時記とか、ちくまで出てた実朝、初期歌謡も復刊してもらって、
あと西行、良寛なんかの僧侶論あたりも文庫に入れてほしいなあ。
それと、単行本が絶版になってるハイエディプス論、母型論あたりも文庫化したら売れそうだけどね。
>>633 宮城賢は試行の比較的初期からの投稿者だよ。
亡妻記ってのは71,72号に出てたやつだけど、ほかにも眼鏡考(24号)、
伊藤静雄と私(27号)、考現集(30号)、生きてゆく日々(73,74号)
とか、面白いのは結構あるから探して読んでみて。
635 :
吾輩は名無しである:03/11/02 10:01
636 :
吾輩は名無しである:03/11/03 09:32
村瀬学の吉本を見下したような解説本を読むと吐き気がする。
あれほどバカだったのか? 教授になってダメになったのか?
637 :
吾輩は名無しである:03/11/03 12:25
>>636 樹が陣営とか、その辺の書き手はみんなそんな感じの人ばっかりでしょ。
村瀬とか小浜とか橋爪とか、みんな加齢臭ムンムンの文章ばっかり書いてて、
まだ吉本の文のほうが全然若々しく読めるよ。
村瀬のだと、「初期心的現象の世界」だけは結構おもしろかったんだけどね。
今さら吉本の解説本なんか書いたってどうしようもないと思う。
638 :
吾輩は名無しである:03/11/03 17:30
「初期心的現象の世界」は衝撃的だったな、当時としては。
639 :
吾輩は名無しである:03/11/03 18:39
村瀬学なんて小物をみんな読んでいるの、フーン。
解説はほとんど読まないな。
640 :
吾輩は名無しである:03/11/03 18:59
龍鳴じゃ、もったいないだろ
641 :
吾輩は名無しである:03/11/03 19:31
村瀬は書くたびに落ちきてる。。。。
642 :
吾輩は名無しである:03/11/04 00:30
>>639 読まないと批判できないでしょうが。
悪口言うにしても最低限することがあると思うが。
643 :
吾輩は名無しである:03/11/04 03:08
>>642 昔は多少は読んだが、今は悪いけど解説は読まない主義なので、悪しからず。
644 :
吾輩は名無しである:03/11/05 20:54
「新日本文学」が来年で廃刊になるそうです。
また、吉本の勝利がひとつふえましたね。うふふ。
645 :
吾輩は名無しである:03/11/05 22:23
てか、新日文がまだ続いてたこと自体知らなかったよw
ま、別に勝利といっても吉本の手柄でもなんでもないけどな。
吉本は単にそれを60年安保前に予言してただけ。
新日文も意外にしぶとかったな。
646 :
吾輩は名無しである:03/11/06 00:21
>417
「(麻原の著書『生死を超える』について)天台宗、真言宗といった
鎌倉以前の旧仏教でのお坊さんの修行の仕方、
それから『チベットの死者の書』のように、死後の世界を歩きわたることなど
神秘めかしてわからないようにしていたものをはっきりさせてしまったと
思います。」
「僕はそこまで語ってしまっていることにとても驚きました。
鎌倉以前のお坊さんはこんなことをしていたのかということが、
あの本を読んでよくわかりました。」
「ヨガ、つまり禅宗系統の旧仏教の修練については、
現代では彼くらいやった人はいないんじゃないでしょうか。」
「いまのお坊さんは冠婚葬祭だけであとはなにもやっていませんから、
現代ではこれだけの修練をしている人間はいないということになります。」
「(師弟関係について)上祐史浩外報部長は自分たちはニルバーナ、つまり涅槃、
死を体験的に造れるとテレビでいっていました。
仏教の最終悟りの目的はなにかといえば、死を造れるということ、
死が自在だということ、死が現世と同じように怖くもなんともないという世界だと
いうふうになれることで、正師と名前をつけられている信者は、
一応ここのところができているということでしょう。
麻原の指導で、ヨガの内観でそこまでいったということを意味しています。」
647 :
吾輩は名無しである:03/11/06 00:22
「(テレビ報道について)僕の価値判断でいくと、麻原は、
主に彼の著書からの印象ですが、かなり優秀な宗教者で、
優秀なヨガの到達者だという認識があります。
だけど、キャスターなどにはそういうように人間をみる観点はないということ
がわかって、とても興味深かったですね。」
「麻原がヨガの修行者として経過した段階が実感的に書かれているので、
実際に体験したことだとわかります。
ヨガの修行者としてはそうとうのステージにあるのだということがわかります。
これは仏教的修行がなにかを明らかにしているとお思います。」
「この本は僧侶の修行史と出家の修行史のなかで一つの場所を占める書物だと
僕は思います。」
648 :
吾輩は名無しである:03/11/06 00:23
「最澄も空海も自分がどんな修行をしたかについて、
はっきりいえばいいのにいっていないわけです。
ただ麻原がここで解き明かしていることを読めば、
仏教の修行がいかなるものかがわかります。」
「神秘めかしておいたほうが偉くみえるわけですから、
そこまでは旧仏教はやらないのが普通です。」
「これまで密室の秘法とされていた仏教の修行を彼が実感を込めて
明らかにしたということです。
これはたしかな修行の力量と、たいへんな思想的器量がなければできない
という評価です。」
「(サリン事件について)彼の著書を読んでも不服でわからないのは、
無差別に無関係な人たちを殺戮してもいいという結論は出てこないことです。
…無差別、無関係の人を殺すというのは単なるテロと違って、
殺戮の次元をものすごく新しい段階にしたことです。」
「はっきりした宗教理念が間違いなくあったと考えるべきなんです。」
「そこのところは残りますが、あとは僕はすべて解明しているつもりです。
現在まで宗教家がやっている批判や否定は全部駄目だと思っています」
649 :
吾輩は名無しである:03/11/06 00:24
「社会的考察というと、彼はものすごい野心をもつようになった、
真理の国の王様になりたかった。そればかりか現世の王様になって
現実世界の支配者なりたかったんだという議論です。
しかし僕はこんなバカバカしい推測はいいません。なぜかというと、
そんなことは修行の初期段階にあったかもしれないが、
ヨガを修行するのは、その種の自分のなかにあるいやらしさとか
野心というようなものをすべて断ち切るためにあるのでしょう。
欠落を克服するために修行をはじめたんでしょうから、
ましてやあれだけのステージにいった人間であれば、
野心とか支配欲とかで彼を問題にすべきではないんです。」
「(親鸞の悪人正機説から)親鸞的に麻原の無差別殺人をおこなった
極悪非道の者は往生しやすいところがあるといえるんじゃないか。
その極悪非道のなかに善の影があったとしたら、
それはただ一つ、未来性ということです。
これから人類がたどる歴史のなかで、善として組み入れられるものが
彼の極悪非道な行為のなかに含まれているんじゃないか。」
「つまり、オウム・サリン事件は、親鸞の思想の範囲内にある、
ということもできます。」
650 :
417じゃないけど:03/11/06 03:17
So what ?
――何か奇特なことが言われている?
「麻原」論であり、そのコンテクストにおける麻原評価じゃない。
何平和ぼけしとるの?
ニーチェ以前(善悪の此岸)に留まりたいのなら、文学も思想も
不要でしょう?
平和に黙って市民生活を送ればいいじゃない・・・。
被害者の近親でもないのに、オームとくれば<鬼畜!>で思考停止、
悪いことは言わないから、平和な市民生活を送りな。
651 :
吾輩は名無しである:03/11/06 08:54
>「麻原」論であり、そのコンテクストにおける麻原評価じゃない。
そうそうこの峻別ができない差別狩り鬼畜が多いね。
ダッコちゃんやチビクロサンボが発禁処分になる国だからね。
ばかばっか。
652 :
吾輩は名無しである:03/11/06 12:04
残念ながら、そういった市民社会の倫理と思想上の評価を分別する考え方というのは、
いま大衆社会のなかで完全に失われていると思う。
要するに、大衆と違うことを言う知識人の特権性というのを、社会が認めなくなっている。
俺自身は吉本の麻原論というのが、どういう文脈で行なわれているか理解しているつもり。
しかし知識人と大衆の関係に対する考え方や、自分の社会の中の立位置がに対する認識が
かつてと変わっていないのは、かなり時代からズレていてマズイと思った。
その辺を知っているひとは、他人と違うことを言う時には、もうちょっと言い方を工夫しているよ。
>>652 …っていうかさぁ、あんたがどこの誰だか知らんけど、それは「大衆社会」
というものにあんたがどっぷり漬かりすぎているからだよ。どういう立場に
立って言っているのかにも拠るけど、知識人の役割というのは今でも機能
してますよ。昔ほど大きくはないけれど…
物事はいろいろな方向から見ることができるでしょう?大衆社会では一方向へ
の流れが決まると、ウヮーとその方向への流れの現象が起きる。しかし別方向から
見ると物事のまったく別の側面が見えてくることがありますよね?
だからその自由度を確保することがあえて言えば知識人の役割じゃないですか。
ウヮーと動くのはファシズムでしょ。いや、前の戦争だって戦争に加担した
知識人もいただろうし、反対した知識人もいたさろうけどさ。
>>653 652だが、ちょっと誤解がある模様。俺はなにも「みんなと同じことを言え」と言っている訳じゃない。
「大衆社会の中で人と違うことを言う時には、物の言い方に工夫がいる」と言っているだけ。
今時大上段に構えて正論を述べても、誰も聞いてくれない。聞いてもらえなければ、
いくら言っていることが正しくても、影響力がありようが無い。
例えば吉本の麻原論に対して、片言隻句を取って批判している奴は、俺もけしからんと思う。
ただそういう奴が大多数である以上、そういう奴に通じる言葉が必要なんだよ。
この点で吉本は戦略的に拙かった。自分の意見が大衆にどう映るのか、考えてなかったね。
「自由度を確保することがあえて言えば知識人の役割」だと思うんなら、言いたいことを
言い切って孤立することよりも、大衆に妥協しながら反抗して長く付き合っていくほうが、
効果があると思う。入浴剤をかき混ぜて浴槽のお湯の色を変えるように、自分の意見を
こっそり混ぜて世論の色合いを変えようとするわけだね。
あまり具体性がなくてスマソだが、いま自覚的な言論人はこの辺で苦労してるよ。
そういう意味で大塚英志に期待しちゃダメですか?
656 :
吾輩は名無しである:03/11/06 21:46
単なる見誤り、見損ないも、
それが「大衆」の意見と異なるということだけで
意義があるとされるのが「知識人の特権性」なのでせうか。
そしたら町のバカもみんなどこかしら「知識人」「思想家」としての一面を
兼ね備えているように思えるのれすが。
657 :
吾輩は名無しである:03/11/06 22:25
大塚英志はオレも好きだな。
知識人論は、知識人は大衆の異和ということでOKだと思うが。
浅田が知識人を特権化した発言したら、怒った吉本が「真性のキチガイ」と
浅田を評したのはよかったな。
ちなみに大塚の隠れスローガンは「ライバルは浅田彰」でしょ?
大塚にせよ浅田にせよただのエッセイストです。
659 :
吾輩は名無しである:03/11/06 22:38
浅田の肩書きは学者でもあるが、
大塚の肩書きは何だ? 漫画原作家?
660 :
吾輩は名無しである:03/11/07 10:06
浅田や大塚や吉本はどうでもいいけど、
おまえらが持ってる思想でなんか意味あること言えないの?
他人の思想でけんかしたり対立しても無意味だよ。
自立思想のスレッドかと思ったら、ほとんど全員がミーハーばっかりじゃないの。
哲学板のスレも似たようなもんだし、読んでて背筋が寒くなったよ。
>そしたら町のバカもみんなどこかしら「知識人」「思想家」としての一面を
>兼ね備えているように思えるのれすが。
そうだよ。町のバカも知識人も存在の根拠はかわらない。
生産活動の外側にいて、そのおこぼれでメシを食わしてもらっているわけだ。
漱石の『それから』の主人公なんか、そのふたつの要素を持った人物の原型でしょう。
かつてはこういう奴にも、「ひょっとしたら面白いことをやるかもしれない」と思われて
社会の中にそれなりの居場所があったんだけど、今はそうじゃない。
資本主義がこれだけ社会に浸透してしまうと、生産から外れた人間を飼っておく余裕なんか
なくなってしまう。それで今、「知識人」も「町のバカ」もあまり見られなくなっているんだよ。
だからかつての「知識人の特権」というのも、庇護者の気が変われば簡単に雲散霧消
してしまうものだったんだから、そんなに大袈裟に考えることもないんじゃない?
簡単に「知識人」から「町のバカ」に移行するようでは
本当の「知識人」とは言えんだろう。庇護者の移り気に左右されるのは
「知識人」じゃなくて、腰巾着じゃないのか??
ようするに威勢者に依存して、自己を拡大させようというタイプのやつ。
「反攻」とか言ってるけど、ただの甘えの裏返し。こんなやつを飼っておく
必要はない。
話の流れぶったぎってごめんなさい。
どなたか、吉本が村上春樹のことを批評してる本の題名知りませんか?
664 :
吾輩は名無しである:03/11/08 06:09
『空虚としての主題』『マスイメージ論』『ハイイメージ論』
あたりじゃないのかな・・・
665 :
吾輩は名無しである:03/11/08 06:39
>>660 それを自分でやって見せてくれよ。
やる気も無ければ出来もしないことを・・・
正論にすぎないことを言ってるだけのお前が一番寒いわ。
ここは罵倒も含めてじゃれあって遊ぶ暇人の社交場。
>おまえらが持ってる思想でなんか意味あること言えないの?
>他人の思想でけんかしたり対立しても無意味だよ。
そんなことインチキネットでやる馬鹿いね〜よ。
それは<生活>でみんなやってんだよ。
たのむからなんか芸を見せてくれや。
>664
やっぱりそこらへんですかね・・・。
ありがとうございました!
667 :
吾輩は名無しである:03/11/08 18:27
>663
最初はちょっと批判気味で、後日に相当誉めてるね。
詳しく覚えてないけどさ。
確か大西巨人との対談でも話してた。
669 :
吾輩は名無しである:03/11/17 11:16
橋爪大三郎先生は最近、吉本隆明本を出されたんだなあ。
「永遠の吉本隆明」
ちょっとびっくり。
読んだ方いますか。買いですか?
670 :
吾輩は名無しである:03/11/17 12:35
「永遠のヒトラー」の続刊でつか?
「共同ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜♪」
人 人 人 人
(__) (__) (__) (__)
(__) (__) (__) (__)
( ・∀・ ) ( ・∀・ ) ( ・∀・ ) ( ・∀・ )
( つ⊂ ) ( つ⊂ ) ( つ⊂ ) ( つ⊂ )
ヽ ( ノ ヽ ( ノ ヽ ( ノ ヽ ( ノ
(_)し' (_)し' (_)し' (_)し'
「ヽ( ・∀・)ノ ウンコー!!」
人 人 人 人
(__) (__) (__) (__)
(__) (__) (__) (__)
∩ ・∀・)∩∩ ・∀・)∩∩ ・∀・)∩∩ ・∀・)∩
〉 _ノ 〉 _ノ 〉 _ノ 〉 _ノ
ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ ノ
し´(_) し´(_) し´(_) し´(_
672 :
吾輩は名無しである:03/11/17 23:25
DVDどうしよっかな☆
673 :
吾輩は名無しである:03/11/20 22:19
672ではないが。
ネットで試聴できる講演(今回のやつではない)を聴いて、決めた。
DVD買うぞ。動く吉本隆明を見るんだ。
しかし高いなぁ。金がな・・・ポ。
吉本は動かないと思う。
675 :
吾輩は名無しである:03/11/21 00:46
目は開いてると思う。
677 :
吾輩は名無しである:03/11/21 12:38
ホーキングの3倍は動きます。
瞳孔が開いているかどうかで見分けられます。
679 :
吾輩は名無しである:03/11/24 21:00
>>669 吉本ガイドではいちばんマトモかも
橋爪のスタンスもよく理解できるよ
680 :
吾輩は名無しである:03/11/25 23:42
ガイドすぎて内容がない・・・橋爪ちゃん。
681 :
吾輩は名無しである:03/11/26 00:08
本日の朝日夕刊に歴程賞授賞式の様子写真つきでありんす。
682 :
吾輩は名無しである:03/11/26 19:54
香典?ジョークがいい!!!
何、動かないの?
買うの迷ってきたよ・・・
いや、しかし時間大幅オーバーで、
車椅子が回転するほどの勢いで喋ったらしいしw
684 :
吾輩は名無しである:03/11/29 15:29
車椅子は動くが吉本は動かず
685 :
吾輩は名無しである:03/11/30 00:49
朝日夕刊に加藤転用がなんか書いてました
686 :
吾輩は名無しである:03/11/30 08:15
>>679 レス産休。
アマゾンでもそんなに評判悪くないし、安いので買ってみます。
687 :
吾輩は名無しである:03/12/02 21:33
NHKの本の番組で授賞式の様子が少し映った。
なんか元気にしゃべってました。
でも別の受賞者がしゃべってるときは、
死んだようにうなだれてました。
688 :
吾輩は名無しである:03/12/02 22:45
>>687 ワラい死ぬかと思った。
献体してASIMOに脳移植キヴォンヌ
689 :
吾輩は名無しである:03/12/03 00:35
吉本氏は11月25日で、79歳になりました。
ちなみに同日は、三島氏の命日でもある。
この爺の西行論なんか好き
691 :
吾輩は名無しである:03/12/12 16:59
糖尿age
.,,,,,,,,iiiiiiiiiiiiiiiilllliiiiiiiiiiiii,,,
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,,illlllllll!!!!゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙!!!!!llllllllllllllllllllllllllllllllllli,,
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゙!!liilllllllllllll!゙゛ ..illlllllllllllllllllllllllll!!゙゙゙,,iiilllllllllllll!"
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.:` .`゙゙゙゙゙゙゙゙^.゙゙ili,,,,,,,,,iilllllllllllllll .,,,゙゙
..,,,,, ,,, :l,,,, .゙i!!llllllllllllllllllllliiiill゙゙
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. .:l!liiiiiiiiiiiilllll!!!!゙;:,,,,,,iillllllllllll: <んなこたーない
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. ;i,,,..,,,,iiiiillllliiii,,iiilllllllllllllllll!!゙
.:'゙!!!llllllllllllllllllllllllllllll!!゙゙^
.゙゙゙゙!!!!!!!!!!!!!!゙゙゙
693 :
吾輩は名無しである:03/12/13 18:00
加藤ちゃ?
694 :
吾輩は名無しである:03/12/13 23:55
>1
そうだよ、「りゅーめい」じゃなくちゃな。
間違ってもばななの父とは言うな・・・本人が喜ぶばかりだ。早くボケる
695 :
吾輩は名無しである:03/12/14 00:06
696 :
吾輩は名無しである:03/12/14 21:46
いったん共同幻想でーす
りゅうめい、とかさ
川端こうせい、とかさ
音読みすればなんとなく
俺しってるぜみたいな雰囲気って
やだね
>>697 何歳?
吉本は昔から「りゅうめい」
川端は昔から「やすなり」
・・・そんなことくらい厨房でも(後略
700
701 :
吾輩は名無しである:03/12/24 23:18
半角異論はいま読む価値あるやなしや?
702 :
吾輩は名無しである:03/12/25 07:29
あるよ。
日本社会の<動き>の不気味さの分析として・・・
山本某流に言えば、日本の<空気>の不気味さの分析として・・・
703 :
吾輩は名無しである:03/12/25 18:11
>701
ないよ。
半角運動の背後に、ぽーらんど「連帯」を押しつぶすKGBの
策動があったとか。
もう、めちゃくちゃな内容。今、読むとぎゃくとしてワロタり
できる。
704 :
吾輩は名無しである:03/12/25 22:15
705 :
吾輩は名無しである:03/12/26 14:43
吉本の憲法から天皇条項を削除すべしとの意見には大賛成だ。
706 :
吾輩は名無しである:03/12/26 17:47
いわゆる巨人ですな
707 :
吾輩は名無しである:03/12/27 14:02
>>707 <わが国の政治的支配者は、もちろん、秀才ではあるだろうが小心な官僚にしかすぎない
自己を、絶対化することも信ずることもできない。ひどい悪行政を施行するときも、独裁者
まがいの暴圧をほしいままにするときも、かれらは依然として小心な秀才にしかすぎない。
天皇制はいつも間接的な位相を政治にたいしてとりながら、しかも最高の威力として、いわば
かれらの隠れ蓑の役割を演じてきた。かれらは、じぶんが平凡な政治官僚であるという貌をし
ながら、かなり大胆な暴圧をやってのけてきた。そして、いつもかれらは精神的な支えを天皇制
そのものに求めたのである。>『詩的乾坤』天皇および天皇制について
ひとことでいうのは難しいが、<政治支配者が天皇制を免罪符のあずけ場所としてきた>ことを
批判してのものと思われる。
709 :
吾輩は名無しである:03/12/29 23:16
>>708 >政治支配者が天皇制を免罪符のあずけ場所としてきた
いまいちピンときません。
現在におけるその具体的な実例はどんなことがありますか?
俺が悪いんじゃないよ。天皇のためにやったことだから。
文句があるなら天皇に言ってくれよ。
711 :
吾輩は名無しである:04/01/08 02:13
>>703 あんたへんなこと言ってるけど、かなり違うんじゃないの?
反核異論の主旨は、中野孝次とかが82年に出した文学者の反核声明ってのが、
アメリカの対ソ核戦略は非難してるけどソ連の対米核戦略を何も非難してないっていう内容だから、
ようするにソ連寄りの声明であって、党派だからこんなの同意できないって言ってるんでしょ。
で、いきなりあの時期に中野らが反核を叫ぶ根拠ってのが表向きは全くはっきりしなかったんだけど、
当時はソ連と仲のいいポーランド共産党が81年末に連帯を弾圧する事件があって、
ソ連を含む社会主義国への非難が強まってた時期だから、
吉本は中野の反核運動がこの風向きを変えるための政治的なごまかしだって断言してるんだよ。
反核なら何でもいいんじゃなくて、どのような立場でどんな理由で反核なのかだけが大事だと強調してるね。
埴谷とか大江とか当時のほとんどの学生には吉本が反反核と誤解されちゃってた(今もそうだけど)けど、
本当の反核はどんな勢力にも組しない自分の方だと言ってるよ。
最近またカバーを替えて再版されてるし、読む価値は大ありだと思うね。
ほとんどの左翼勢力とか学生運動家なんかは未だに読み違えてるし、ちゃんと読むべきだよ。
712 :
吾輩は名無しである:04/01/08 02:19
713 :
吾輩は名無しである:04/01/08 02:22
『智慧の実を食べよう』買ったよー。
本だけど。
DVD買う価値あるかな?
文章でよめればいいやって気がするけど、
見て面白いなら欲しいなー。
ヨッズィーの壁紙とかスクリーンセーバーついてたら即買いなんだけどさ。
714 :
吾輩は名無しである:04/01/08 02:32
>>713 おれ実際に見に行った人だけど、
本とDVDは内容かなり違うよ。
本で読むとスラスラしゃべってるみたいだけど、
実際はあれの1.5倍はしゃべってるしね。
あと例えば、最後の方でヴェイユの言葉が出てくるけど、
あれもやっぱり実際の講演ではヴェイユ知らない若者が対象だったから、
ヴェイユなんていう名前は一言もしゃべってなかった。
まーあまりに熱入れて具体的な内容に踏み込んじゃったもんだから、
本の方ではやっぱりヴェイユの言葉だって注が入ってるね。
DVDでも見れるなら見たほうがいいよ。
715 :
吾輩は名無しである:04/01/08 02:40
>>714 ありがとう。
再版されないみたいだし買ってみますよ。
なんか本読んだら意外にページ少なくてびっくりしたんだよね。
716 :
吾輩は名無しである:04/01/08 02:48
>>715 この人のしゃべりは繰り返しが大きな特徴だもんね。
同じ1つのことを言うのにも3回くらい言い換えて、
本にはそのうち一番いい言い回しを収録してるって感じだよ。
本で読むと短いけど、講演時間が一番長かったのは実はこの人で、
ほかの人は1時間なのにこの人は1時間半しゃべってた。
本では省略されてるけど、最後は糸井が「そろそろ時間ですよ」って止めに来てたからね。
それを「あともう一つだけ言わして」ってさえぎってヴェイユの話を始めるんだけど、
そこはこの人の表現意欲が強く出てるとこだから、DVDで見ると面白いと思うよ。
717 :
吾輩は名無しである:04/01/08 09:20
>この人のしゃべりは繰り返しが大きな特徴だもんね。
>同じ1つのことを言うのにも3回くらい言い換えて、
相変わらずのようで安心w
このしつこさは癲癇気質の特徴だな。
ドストエフスキーやマックス・ウエーバーもそうだと言われているが、
分裂気質の多い日本の知識人の中では珍しいタイプだ。
恍惚の人
720 :
吾輩は名無しである:04/01/10 00:15
>>711 あはは、こんないかれた吉本主義者がまだいるとは驚いた。
文学者の反核声明なんて俺も、表現に未熟なところはある
と思うが、彼ら文学者がポーランド「連帯」を押しつぶす
ために「親ソ」的な運動をやったというなら、その根拠を
ひとつでもいいから示してみろや。「ソ連が平和勢力」だ
なんて言っていたのは、60年代原水協みたいな連中だけ
だぜ。お前には土井淑平著『反核・反原発・エコロジー
吉本隆明の政治思想批判』(批評社刊 86年)を熟読し
反論してみることを勧める。ていうかいい加減吉本から「
自立」しろや。
721 :
吾輩は名無しである:04/01/10 00:18
独特の改行ワロタ
722 :
吾輩は名無しである:04/01/10 00:53
この人トンデモ系だよね?
723 :
吾輩は名無しである:04/01/10 07:08
土井淑平ってのが、これまたな〜
724 :
吾輩は名無しである:04/01/10 15:27
吉本と竹中労って意外と?近いところにいると思うんですが
吉本に詳しい方どうですか?
まあ実際にも多少二人はやりとりしてますが。
近いというのは、思想の基本というか、センスというか、
モノの見方というか、そんな大雑把なことです。
725 :
吾輩は名無しである:04/01/13 19:29
なんか言えやボケが
726 :
吾輩は名無しである:04/01/14 03:17
テヘッ
727 :
吾輩は名無しである:04/01/15 01:09
いやいやいやw
728 :
吾輩は名無しである:04/01/15 08:59
729 :
吾輩は名無しである:04/01/18 03:03
一時期栗本と仲良くしてましたが
彼の何を評価してたんですか。
いや別にってのは無しですよ。
730 :
吾輩は名無しである:04/01/18 03:10
>本当の反核はどんな勢力にも組しない自分の方だ
吉本は反核についてどんな行動をしてるんですか?
すべての核保有国に対して抗議行動したりしてるんでしょうか?
731 :
吾輩は名無しである:04/01/18 03:35
>>729 いや、クリシンの方が吉本に擦り寄っていただけ。
吉本、栗本、林真理子の『恋愛幻論』とかあったね。
いうまでもなく、吉本は反比叡山=アンチ・アカデミズムを
自らのアイデンティティーとしてきたのだから、
いいところ育ちで大学教授の栗本など、評価するはずもない。
でも吉本は気が弱いから、自分の太鼓持ちをむげに扱えなかった。
それだけ。
そうか。「パンツをはいたサル」はアカデミックな本だったのか。
そんな意見は初めて聞いた。
733 :
吾輩は名無しである:04/01/18 16:21
>>731 吉本がそんなに気の弱い意志薄弱なヤシなわけがないと思うけど
>>730 どんな行動もしてないよ。
本や講演では何度も触れてるけど。
最近のでは「現在をどう生きるか」「私の戦争論」っていう本がそれだね。
こういうのは運動を組織して大きい声で叫ぶより、
小さい声で話したほうがより効果的なんだと言ってる。
ちなみにもうすぐ「反核異論」ならぬ「拉致異論」って本が出るらしい。
735 :
吾輩は名無しである:04/01/20 02:10
>>732 それは違うね。実際に吉本は、栗本もひっくるめて、
ニューアカを全批判していたけど、その言い方は、
本当はアカデミズム(比叡山)に属しているくせに、
大衆のレベル(比叡山の麓)に舞い降りたかのようにふるまうことなど、
アカデミズムの特権意識の裏返しであり、欺瞞にすぎない、というもの。
要するに、「学者ふぜいが、軽薄ぶりやがって。お前らは、黙って研究していればいいんだよ!」
ということ。『パンツをはいたサル』はアカデミックな体裁ではないからこそ、
吉本によって批判されたのだ。
でも、浅田・中沢ブーム(これが綿矢、金原ブームとどう違ったのだろう)の中で、
そこに括られたくない栗本(実際には、だれも栗本にはあまり興味なかったのだけど)は、
反ニューアカの親分である吉本にすり寄っていった。
>>731 で、文章では威勢のいい啖呵をきるかにみえるけど、
現実には吃りで、ディベートや演説から遥か遠いところにいる吉本は、
ハイテンションで口八丁の栗本を目の前にすると
うまく自分の考えを伝えることができず、やすやすと丸め込まれたのである。
以上、日本の田舎の、そのまた片隅の、ある短期間に起こった出来事じゃった。
そういえば、吉本・埴谷論争というのがあったのう。
心の底では自分は過激だと思っていながら、うまくおしゃべりできない吉本と、
書斎に閉じこもっていじいじと空想を書き綴る埴谷のあいだで、
老人がコムデギャルソンを着ることについて議論が交わされたのじゃ。
ちゃねらーとひきこもりが社会性のあり方について意見を述べあったのじゃ。
幸せな時代じゃったのう。
737 :
吾輩は名無しである:04/01/20 02:33
どうも説得力ないな。
吉本はかなり計算してると思うよ。
説得力も何もなく、出来事を記述したまでじゃよ。
まず、吉本にはディベートする能力が決定的に欠けていたということを
認識すべきじゃ。
補足じゃが、それは思想的議論の場で論敵を論破できない、
という高尚なレベルの話ではなく、
頼み事を断りきれない、複数の間で交わされる会話に入り込んでいけない、
というような、社会生活に支障を来すほどのレベルだったのじゃ。
いまでもいい、吉本をみつけたら、話しかけてみなされ。
ど、ど、ど、ど、ど、ど・・・という擬音が聞こえてくるじゃろうて。
2年くらい前かな。加藤典洋との対談で9.11テロに触れて、
「存在自体の倫理」という発想を語っていて(群像だったと思うが手元にない)、
けっこう触発されたのだけど、その後の展開はないのかな。
(関係の絶対性という発想を深めたようなものだと推測するけど)
741 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:00
742 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:01
夕刊読んだか?このじいさんワタヤの事大絶賛だな。
743 :
吾輩は名無しである:04/01/20 21:09
何新聞でつか?
今月末に文藝別冊でこの人の特集号出るよ。
未確認だけど、全集が出るってうわさもあるみたい。
745 :
吾輩は名無しである:04/01/23 14:14
一冊を薄くして欲しいなー。読みやすいように。
文庫が便利なんだけど。
746 :
吾輩は名無しである:04/01/23 16:43
技術は現在を越える
747 :
吾輩は名無しである:04/01/23 16:46
ならずもの国家論っていう本が今週中に出るよ。
拉致問題で初めて発言するみたい。
749 :
吾輩は名無しである:04/01/23 20:27
楽しみだね。
4 「反戦」異論
石油価格というモチーフ
経済地理学の時代
戦争の根拠となった「面白半分」と「何か」
「超越的な倫理・道徳」が介入してくる
新たな思考と欧州共同体
自由についての一挿話
アメリカの深意
5 「軍事力」異論
軍隊は国家の必要条件ではない
みんなでこそこそ話す
保守化する日本
ローマ帝国以来の超大国
ヨーロッパの凋落
6 「不況」異論
現在の不況の指標について
不況とイラク戦争の挟み撃ち
悪性デフレをかんがえる
石原内閣の可能性
不況脱出策、二つの着目点
7 「景況判断」異論
就労人口の七割は中小企業
究極は年金と産休の問題
下からの視線
資本主義のいいところ
素晴らしい本二冊
個人消費の動向と生活実感
好不況にあける企業と個人の落差
食い合う中小企業
労組は街頭募金をすべきだ
8 「国家と個人」異論
アメリカはすこしも変わっていない
ベネディクトとノーマンの日本研究
自衛隊は非戦条項を守らなくてはいけない
国家の原則とは何か
空はきのうも晴れていたけど今日も晴れている
田中眞紀子と緒方貞子
アメリカの日本占領の凄さ
国家は宗教の最終形態である
753 :
吾輩は名無しである:04/01/23 21:36
754 :
吾輩は名無しである:04/01/25 19:21
上の本買った人いる?
タイトルだけ見ると面白そうだけど。
755 :
吾輩は名無しである:04/01/25 19:41
今朝届いたけど読む暇無いです。助けて!
読む前から大体、結論は予想できる感じだが・・・
757 :
吾輩は名無しである:04/01/25 23:16
吉本は好きなんすけど
大塚英志との共著だしてるようで
源一郎も大塚の本に解説書いてるし
ぼくは大塚は二人と正反対の位置にいると思うのですが
どうなんですか
このスレの方々は大塚も好きなんですか
758 :
吾輩は名無しである:04/01/26 00:31
僕は大塚さんは大好きですよ。
759 :
吾輩は名無しである:04/01/26 02:06
源一郎って天龍ですか?
760 :
吾輩は名無しである:04/01/26 02:50
>>759 そうです。
思想家としての側面はあまり知られていませんが
炯眼の読書家には注目されています。
761 :
吾輩は名無しである:04/01/27 01:27
大塚英志の何て本に解説書いてますか?
762 :
吾輩は名無しである:04/01/27 01:40
「だいたいでいいじゃない」という対談集があります。
763 :
吾輩は名無しである:04/01/27 03:27
>>750の本立ち読みしてきた。
〜と思う。それほど外れていない。大体そんなところ。
そこを押さえておけばだいじょうぶ。
説得力ゼロですな。
つうかこの本、ちゃんと自分で書いてるの?聞書きか?
>>763 聞き書きでしょ。
てか、それほど外れてないのに説得力ゼロって、どういうこと?w
説得力ゼロなら、吉本が全然外れてるか、あなたが読めてないかどっちかでしょ。
どうせなら吉本が全然外れてるってことにしときゃいいのにw
この人って遠野物語の解説もしてる人?
だとしたら何なんだこの迂遠な書き口は
詩人の癖に読んでて疲れる・・;;
逆の意味で興味そそられてスレッド探しちゃったし
766 :
吾輩は名無しである:04/01/27 17:49
遠野物語の解説?
「共同幻想論」のこと?
>>766 違うと思うよ。
新潮文庫の「遠野物語」に吉本は「遠野物語の意味」って論文を書き下ろしてるから、
それのことでしょ。
ちなみに吉本は柳田國男論を数回書いてるけど、一部分はちくま学芸文庫に入ってる。
少し前まではJICCから柳田國男論集成ってのが出てたけど、もう絶版。
768 :
吾輩は名無しである:04/01/27 19:12
吉本の本出すくらいなら、武田泰淳出せよ、ちくま。
ちくまはね、40年位前に言語美の出版に興味を示しながら「売れなそう」って取りやめた経緯があるんだよ。
それが別の出版社から出て結構売れたもんだから、今は吉本本の出版にもかなり意欲的になってるね。
武田泰淳とか百合子とかはほかで読めるしいいじゃん。
文藝別冊の吉本特集号は来月23日発売だって。
源一郎と加藤典洋と瀬尾育生が吉本にインタビューするらしいよ。
絶版になってた母型論も来月出るらしい。
当時の未収録分と新稿も入るみたい。
あと源一郎とかが選んだ吉本の詩集も別に出るらしいし、
すごい出版ラッシュだね。
772 :
吾輩は名無しである:04/01/28 11:48
隆明マジック
773 :
吾輩は名無しである:04/01/29 16:48
追悼特集?(笑)
本人もどうせ小林秀雄賞なんか香典代わりだろとか言ってるよw
ちなみに現代詩手帖の2月号にも30ページの詩学序説ってのが載ってたし、
群像の1月号では中沢新一と対談してた。
ほんとよく働くじいさんだよ。
来月中旬にまた新刊が出るって。
「人生とは何か」っていうタイトルで、人の一生を胎児から死ぬまで語るんだって。
なんか追っかけるだけでも大変になってきたw
「人生とは何か」1650円 弓立社 2月中旬刊予定
胎児から少・青年、壮年、老年、死まで。
吉本隆明が初めて人生の全てを語る。
目次
1 人生
2 家族
3 少年・青年
4 中年
5 老年
6 死
777 :
吾輩は名無しである:04/01/31 23:27
おい、「なら国」大売れだぞ!
>>650-652 いい年こいてまだこのアフォにすがってるのか?
真のアフォだなw
「(師弟関係について)上祐史浩外報部長は自分たちはニルバーナ、つまり涅槃、
死を体験的に造れるとテレビでいっていました。
仏教の最終悟りの目的はなにかといえば、死を造れるということ、
死が自在だということ、死が現世と同じように怖くもなんともないという世界だと
いうふうになれることで、正師と名前をつけられている信者は、
一応ここのところができているということでしょう。
麻原の指導で、ヨガの内観でそこまでいったということを意味しています。」
>これはサリン事件の前の発言。
こいつが犯罪を教唆したようなもんだ。
>>778 お前もいい年こいて何デマってんだよ。
しかもそのデマだって何年も前からパターン化されてるし。
古いんだよお前は。
それに、だいたいその文で犯罪教唆とか言ってること自体おかしいだろ。
オウムもちゃんと宗教として認めると言ってるだけじゃねえか。
ほんとに本が読めるのかよお前。
>>779 バ〜カ。
奴は1989年頃の著書のなかで放言してるんだよ。
おめえ、教祖さまにすがるオウム信者そっくりだなw
まだ洗脳が解けまちぇんか〜?
一生やってろ( ´,_ゝ`)プッ
>>777 へえー、だな。やっぱり読者は30代後半から全共闘世代なのかなあ。
782 :
吾輩は名無しである:04/02/01 20:50
『拉致本』『派兵本』というくくりで、若い読者にも売れてるみたい。
吉本が誰か、知らない人も多いと思う。
『この国を守る』なんかと一緒に買ってくw
>>780 まともに反論できねえからって、
89年ごろの著書とかいい加減なことほざくなよ。
本のタイトル言ってみな。
どうせ読んでもいねえくせに。
放言といや吉本の本は50年代から全部放言だろうが。
今さら一人目覚めた気になったっておせえんだよ、馬鹿。
吉本のパターンっていうのは世の中がオーム批判、反核、左翼・・・一色になった
時には必ずそれに異論を唱えるっていうことだと思うんだが。オーム擁護、
反核異論、戦後民主主義批判、全部このパターン。おれにとっては
反核異論がいちばん強烈だった。
>>784 反核異論のときは1対3000万くらいまで行ったよな。
文学者の反核声明は最終的に3000万人が署名したらしい。
でも当時フーコーとかグリュックスマンが書いてた評論を読むと、
西欧の反核運動(西ドイツ主導)も実はソ連とポーランド政府の意向で行われてたはずと書いてあるし、
吉本の言ってた見解とほぼ一致してるんだよ。
文学者の反核声明ってのは、中野孝次が西ドイツの文学者会議から帰った直後に出された訳だし、
この声明がソ連・ポーランド国家製だとあの時点で分かってたのはある意味すごい。
西ヨーロッパにいたら吉本もあれだけ孤立しなかっただろうな。
今度の「なら国」はまだ読んでないけど、最近の発言では「北朝鮮を怖いと
思ったことなどない」とかいっているから、おそらくその線に乗ったものだろーね。
つまり、吉本はマスコミなどの北朝鮮脅威論に異を唱えているわけだ。
>>786 だいたいそうだけど、いろいろ細かいニュアンスがあるから、
そこはちゃんと読んで確認したほうがいいよ。
上に出てる目次にも「北朝鮮の脅しにはめられている」ってあるでしょ?
ちなみに自分が面白かった所は、小泉が今アメリカの言うこと何でも聞いちゃうのは、
要するに北朝鮮が怖くてアメリカに守ってほしいからだって言ってるところと、
だからといってアメリカは国益に反してまで日本を守る気なんか最初からないと言ってるところかな。
あと、イラク戦争の本当のモチーフをかなり慎重に探ってるところも面白かった。
拉致問題の解決法も提案してたけど、吉本の案はまだまだ実現が難しそうな感じ。
いずれにしても、自分で読んで判断してみれ。
788 :
吾輩は名無しである:04/02/10 02:25
>ちなみに自分が面白かった所は、小泉が今アメリカの言うこと何でも聞いちゃうのは、
>要するに北朝鮮が怖くてアメリカに守ってほしいからだって言ってるところと、
>だからといってアメリカは国益に反してまで日本を守る気なんか最初からないと言ってるところかな
これは特に珍しい意見ではないけど、どの辺が面白かったの?
789 :
吾輩は名無しである:04/02/10 07:22
哲学板じゃなくて文学板にあるのはなぜ?
あぼーん
あぼーん
あぼーん
793 :
吾輩は名無しである:04/02/10 18:10
小林よしのりに論破されてたじゃんwまだ評論活動してんだ?ばっかじゃんw
794 :
吾輩は名無しである:04/02/10 18:43
今月の出版予定
7日 吉本隆明全講演ライブ集7 ヘーゲル・フーコー・その他 弓立社
13日 人生とは何か 弓立社
23日 文藝別冊 吉本隆明 河出書房新社
未定 母型論 思潮社
未定 吉本隆明代表詩27選 思潮社
節操が無いとはこのことだな
797 :
吾輩は名無しである:04/02/11 06:26
文庫で出せや。
全集出るみたいだけど、どこが出すのかな。
対談とかそば屋の雑誌に書いてたのまで全部入れると100巻は余裕で超えるが。
その前に心的現象論を30年分一まとめにして出して欲しい。
あぼーん
800 :
吾輩は名無しである:04/02/12 22:19
いろいろな人の本を読んでみたけど、
結局オウム事件で一番筋が通ってたのは吉本の言説だったような気がする。
後の人の大半はオウムは宗教じゃないと言っておきながら、
一方でオウムは宗教団体だから破防法適用は認められないとか、
言ってることがかなり矛盾してるしね。
今読むと大半のマスコミの意見はかなり冷静さを失してたように見えるけど、
当時はこんな無茶を言っても通っちゃったんだね。
これが日本の特性だとするとやっぱり怖い気がする。
802 :
吾輩は名無しである:04/02/14 22:36
吉本隆明は宗教家としての麻原彰晃を評価していたけれど、それは書物を
とおしてでしょ。別にそれは、構わないのだけれど、「地下鉄サリン事件」の
あとに、身体を悪くして、中国的な治療法に感心したりしているのを読むと、
この人の意見は"体験"によってコロコロかわっちゃうのではないかと
ちょっとがっかりするわけ。やっぱり、吉本隆明は「屋根裏の哲人」であって
欲しいと思う。
屋根裏の哲人は何も体験しない、体験によって思想が変化しない
ってことでは無いから。
804 :
吾輩は名無しである:04/02/14 23:26
吉本隆明は『闘争のエチカ』が出たとき、「あいつら社共にすりよったぜ」
というようなことを書いていたけれど、あれってどういうこと?
俺には何もわかってないってこと。
溺れた後の吉本の言うことは真に受けるな
807 :
吾輩は名無しである:04/02/15 21:10
>>805 蓮実と柄谷は反核に反対したところまでは社共の扇動に耐えることができてたけど、
「闘争のエチカ」で反原発のスローガンについうっかり乗っちゃったから、
社共的な考えに取り込まれちゃったってことでしょ。
吉本はグリーンピースとか広瀬隆とかのエコロジー運動にも同じ批判の仕方をしてるけど、
高度資本主義社会の進展の必然性を無視して文明の縮小を叫ぶのは反動以外の何物でもないってよく言うよね。
自然を守れというよりも、天然の自然より良い人工の自然を作るしかないってのが主張の眼目だね。
>>806 そんなことないよ。
もともとああいう人なんじゃないの?
今度の「なら国」でも、例えば拉致問題の解決法として「被害者本人の意志を最優先にすること」とあったけど、
これは小泉がやってるような「被害者本人・家族の無条件帰国」よりもはるかに妥当だと思うし。
確かに聞き書きのせいでまともに読み辛い部分もかなり増えてきてるけど、
言ってる事は基本的に50年前から同じだよ。
810 :
吾輩は名無しである:04/02/15 21:50
「自然を守れというよりも、天然の自然より良い人工の自然を作るしかないってのが
主張の眼目だね」というのはその通りだと思うし、吉本隆明に敵対的な人もそう
思っているはず。でも、「超西欧的」という言葉に象徴される彼の「日本」への
スタンスにはみんな首肯できないんだろうな。堤清二との対談で言っていたように
吉本隆明は「夢は捨てなかった」んでしょ。つまり、言うまでもなく日本さえよければ
いい、と思っているわけではないわけだ。そうすると、単純にいうと必ず"なぜ世界の半分が飢えるのか"
という問題(従属理論的なもの)がででくるよね。そのあたりについて、私は吉本隆明の
全著作を読んでるわけではないからかもしれないけど、彼に納得させられた記憶は
ありません。スミマセン。教えてください。
>>810 「なぜ世界の半分が飢えるのか」については、
埴谷雄高に「タイの青年が飢えてるのにコムデギャルソンなんか着やがって」と批判されたときに、こんなこと言ってる。
つまり、世界の半分が飢えているのは事実だけども、その責任は第一義的にはその国の政府機関にあるのであって、
日本でコムデギャルソン着ていい生活してる自分にその直接の責任があるのではないと。
少なくともタイ人が貧乏だからって、自分まで貧乏を強制されるいわれはないと反発してるね。
で、南北問題は北半球諸国が南半球諸国を搾取してるからだっていう通説があるけどもそれはウソで、
世界の半分が飢えてるのは基本的にその地域の政府機構に一番の責任があるのであって、
日本や欧米なんかの搾取の責任は例えあるとしても第二義以下の問題にしかすぎないと言ってる。
あなたの言い方で極端に言えば、吉本は「日本さえ良ければいい」と言ってるんだよ。
少なくともそれを肯定的に見てることは確かだね。
結局吉本が飢餓問題の必然的な解決としてみてるイメージってのは一種の産業分担と贈与で、
日欧米なんかの最先進国がどんどん自国優先で第3次産業を発展させていって、
その利益の余剰分を第1次産業中心で回ってる途上国に贈与することで均衡を図るっていう構図だよね。
ODAの問題なんかも、あれは借款なんだって政府は言ってるけど、
これだけ先進国と途上国の間に等価交換の成り立つ可能性が少なくなっている以上、
本当はもう贈与と同じ問題として捉えるべきなんだと主張してるよ。
倫理的な善い悪いは別にして、そういう風にしか行きようがないっていうことなんじゃないかな。
駄論。
>>814 飢餓とか未開の問題でまとまった論を読んで意見を言いたいのなら、
「アフリカ的段階について」(春秋社)を勧める。
ヘーゲルの「歴史哲学」とモルガンの「古代社会」を踏まえた上で議論してるから、
この2冊の併読も勧めるよ。
まあそれは810にまかせるわ
817 :
吾輩は名無しである:04/02/25 18:48
超「戦争論」で、WTCに突っ込んだテロリストたちは、
途中で乗客を降ろしてから突っ込むべきだったと
書いてあったのが笑えました。
>>817 マジでそんなこと書いてあったの?
WTCにいる人間は?
飛行機の乗客は巻き込んじゃいけないけど
WTCの人間は死んでもいいの?
819 :
吾輩は名無しである:04/02/25 18:59
論旨をはきちがえるなよ。
820 :
吾輩は名無しである:04/02/25 19:53
それがたとえ"思いこみ"であれ「テロリストたち」にとっては、「WTCの人間」は
"敵"であった。しかし「飛行機の乗客」は"無関係"である、というのが吉本隆明の
論理なのだと思う。でも、「資本主義」に浴しているという意味では、「飛行機の乗客」
についても、そのようにいいうるのだから、「テロリストたち」にとって、乗客たちは
けっして"無関係"ではなく、「WTCの人間」と同種の"敵"であったのだともいえる。
吉本隆明の論理に即せば。・・・
>>819 意図的にやってるんだろ。
いつも通り。
>>820 前半は吉本の論旨通りだけど、
「でも「資本主義」に〜」うんぬんから後は
>>820さん自身の論旨だね。
吉本はそんなことどこにも書いてないでしょ?
ほぼ全作品読んでるから分かるけど、「吉本の論理」に即せばとか書かずに、
吉本理論を自分なりに展開したらこうなったとでも書いときゃいいのに。
「資本主義」に浴しているという意味では、と言ってるけども、
その意味はあなたがここで自己流につけたもので、吉本がつけたものじゃないね。
河出書房新社から文藝別冊「吉本隆明」が出ました。
>「吉本の論理」に即せばとか書かずに、
>吉本理論を自分なりに展開したらこうなったとでも書いときゃいいのに。
同じ意味として俺は
>>820を読めるけどね。
>>821は否定だけじゃなくて、自分はこう考えるという、
その中身自体を書いてよ。
>>822 >>820さんの言うように、
テロ犯人が乗客もWTCの中の人も同じ「資本主義」に浴しているという意味で敵だと考えてたとすると、
そもそもわざわざWTCを狙ったこと自体の意味が分からなくなっちゃうでしょ?
「資本主義」に浴している人を敵だとするなら、別にWTCじゃなくただのハイジャックや殺人で済ませても良かったわけだし。
吉本がどうしてそんなに飛行機の乗客とWTCの中にいた人の区別を強調していたかというと、
WTCがいわば世界資本主義の象徴としての意味を持っていたからだよね。
飛行機の乗客は単に現実の資本主義体制下に生きていた人間として殺されたけれども、
WTCの中の人は思想的にはそれと同じ意味で殺されたわけじゃなく、世界経済の象徴の一部分として殺された。
で、吉本がここで何度も言ってるのは、犯人側もこの現実と象徴の次元の区別をあまり深く考えていなかったということで、
WTCを攻撃したことについては犯人側はいくらでも強弁や主張ができ、それは多くの賛同者を生む可能性はあるけど、
無関係な乗客を巻き込んだ一点だけについては絶対にそれができないはずだと言ってるね。
世界中のどんな立場の人でも、テロ犯人自身ですらもこの一点に関してだけは積極的に賛成できないはずで、
そこが犯人側の思想的な盲点=弱点だと言ってるんだよ。
まあ、どうせ自分なんかがいくら説明してもあれだと思うので、
吉本の本読むなり自分で考えるなりして結論を出してくれればいいと思う。
824 :
吾輩は名無しである:04/02/28 10:41
麻原さん死刑だよ
825 :
吾輩は名無しである:04/02/28 14:31
だから資本主義は資本主義同士の内ゲバで死ぬんだよねえ。
自ら墓穴を掘るっていうマルクスの指摘どおりでしょ。
吉本は人間に出来るのは資本主義の進行をちょっと早めたり遅らせたりするだけ、
と言ってたなあ。
826 :
吾輩は名無しである:04/02/28 16:23
ムック本に呉が載っててわらった。
827 :
吾輩は名無しである:04/02/29 10:02
呉って何?
知性とか感じたこと無いけど。
あれがインテリなのか?
単なる偏向読書家みたいな感じだろ。
偏向内容は任意だけどさ。
828 :
吾輩は名無しである:04/02/29 10:04
呉の基礎マスターはいいよ
829 :
吾輩は名無しである:04/03/01 10:45
>>823 なるほどね〜。
これは吉本がオウムの犯罪に言及するとき、弁護士一家殺害とサリンによる無差別殺人を
区別して考えていたのと同じ論理だね。
つまりテロ犯がオウム信者に、WTCの中の人が横浜弁護士会に、サリン被害者が飛行機の乗客に、
それぞれ対応しているわけで、基本的にはオウム事件と全く同じことを言っているね。
830 :
吾輩は名無しである:04/03/02 03:14
>829
うまく整理したね。そのとおりだね。ただ吉本はWTCの中の人も横浜弁護士会
も攻撃されていいとは一言も言ってない。サリン被害者や飛行機の乗客とは区別
して考えろと言っている。その理由は人類の歴史が新しい段階に入ったことの予兆
を見逃すからである。「アフリカ的段階」の思考の展開を望むが吉本も随分年を
とった。加藤典洋らにがんばって欲しい。なお私見では2チャンは「アフリカ的段階」
の変種だと思う。「なんでもあり」そのものを表象している。
831 :
吾輩は名無しである:04/03/03 04:32
呉って何?きっと敵対者である奴のファン本に載ってやっただけでも意義がある
思想者として価値のあることをした、で思考が停止してるんでしょーね。
囲碁の神様
それは呉清源
仁義なき戦いの舞台
835 :
吾輩は名無しである:04/03/06 22:41
それは広島の呉市
836 :
吾輩は名無しである:04/03/07 00:03
タカアキは『転位のための十篇』のみ評価してやる。
それ以外の雑本は逝ってよし。
俺も詩集だけは大好き
あとは知らん。
>>827 おまいよりインテリなのは間違いのないところだ。
イイカゲン早くしてくれ
竹中って何?
841 :
吾輩は名無しである:04/03/16 21:42
最近の出版状況における吉本ラッシュ自体が
アフリカ的段階の兆候そのものという認識でよろしいのでしょうか?
842 :
吾輩は名無しである:04/03/16 22:23
>>841 吉本隆明への揶揄になっていません。もしいま吉本的(内容的に)な本が
「ラッシュ」されているのであれば、それについて「アフリカ的段階の兆候」と
"判断"するのは、ギャグとして有効ではあるけれど、いまそういう「状況」
じゃないでしょ?「ラッシュ」しているのは吉本隆明だけでしょ?
吉本隆明は大昔から"量産"しているのだから、いまさら兆候もなにもありません。
>>842 なるほど。
昔から量産ですもんね。納得です。
そもそもなんで人気あるの?
「知の3バカ」の方が優秀なんだろうけど、
吉本って変な人気あるじゃない?
あれがよくわからん。人望ってやつですか?
845 :
吾輩は名無しである:04/03/17 01:13
>>842 ツッコミになってない。
「昔の名前で出ている」「売文家」であると吉本自身が言っている。
なに知の三バカって?
>>840 ルポライター。アナーキスト。
主著に「琉球共和国」「ビートルズ・レポート」「ルポライター事始」等。
>>846 仲根かすみ
麻雀放浪記を書いた人
ナウシカ
849 :
吾輩は名無しである:04/03/18 01:17
吉本隆明が「昔の名前で出て」くる(チョイ役で)ことももちろんあるだろう。でもそれだけでは
本を出しつづけることは出来ないはず。絶えず新しい−「昔」の吉本隆明を知らない−
読者をいまも獲得しつづけているからこそ、そういうことが出来るのでは?
例えば、「昔の名前で出ている」だけの歌手は、ときどきテレビに出るだけで、
"ニューシングル"や"ニューアルバル"を出せないじゃない。出版業界もそれとまったく
同じこと。「昔の名前」だけでは、どこも本など出してくれないよ。
850 :
吾輩は名無しである:04/03/18 15:31
>>845だけど俺は吉本が自分自身を謙虚に自己批評していると
言いたかっただけ。
≫846 知の三バカは蓮実重彦、柄谷行人と浅田彰のこと。
吉本の彼らの罵倒ぶりが面白い、「無表情で無信仰なマルクス主義
しかないのなら、そんなものは解体してしまえばいいのに、責任あ
る態度がとれないため、スターリン主義の門番、切符売り、海外旅行
一年の交通公社の番頭になってしまったんだ。福本やルカーチなどを
いまどき持ち上げて、この連中はロシア革命の終焉という世界史の
激変に耐えるつもりなんだ。そのセンスの悪さ、見当外れ、阿呆、
バカ、死ねというよりほかないさ。」『情況へ』(宝島社)
吉本は死んだほうがいいな。
852 :
吾輩は名無しである:04/03/23 20:45
これから吉本の宇多田ヒカル論読みます。
853 :
吾輩は名無しである:04/03/23 21:06
なんか一昔前なら、吉本って戦後民主主義批判の急先鋒で批判された方からは
あいつは右翼だ、みたいにいわれてたが、いまやこれだけ時代が右傾化というか
国家主義的になってくると社共とか大江健三郎なんかより戦後民主主義の最後の
よりどころみたいな感じがするのはおれだけかな。
>>854 新聞連載だった奴じゃない?
お題は編集が出してた筈。
856 :
吾輩は名無しである:04/03/24 01:11
柄谷行人が宇多田ヒカルに八つ当たり。
≫宇多田ヒカルを知っているアメリカ人はほとんどいない。コロンビア大学で話題にも何もなるわけがない。
宇多田ヒカルは、新庄や長嶋茂雄と同様に、日本の話題にすぎない。こういう違いがわからないのか。
私は新庄のファンではない、たんに阪神ファンである。そして、私は心情左翼などではない、たんに左翼である。
(Web Critique)
というかこの前提が知りたい。
858 :
吾輩は名無しである:04/03/24 14:21
859 :
吾輩は名無しである:04/03/24 14:24
860 :
吾輩は名無しである:04/03/24 17:28
>>856 世界的に知られてないと論じちゃいけないのか?
なら日本文学はほとんど語れないことになるぞ
861 :
吾輩は名無しである:04/03/26 00:38
中森とか渡部みたいな連中は私って鋭いでしょ的な文章しか書けないんだな。
読んでて激しく萎える。
863 :
吾輩は名無しである:04/04/03 01:33
今柄谷の「日本近代文学の起源」と吉本の「現代日本の詩歌」
を読んでる。柄谷のは膨大な引用からなっている。読みづらい。
あの程度で読みづらいとは・・・(苦笑)
よほど読解力の不足した人なんだね。
865 :
吾輩は名無しである:04/04/24 01:54
>>845 芸人と言っていたのは、知っていましたが、「売文家」と本当にいっていましたか?
超資本主義の講演で、聴衆席後方から「売文家」といきなり怒号して立ち去った人が実際
いたんですよねぇ。
小林よしのりは「思想おたく」に娯楽を提供する「芸人」なんだなぁ、とこれで俺は思
い当たったが、吉本の芸人性は、講演インタビューをやたらにやっている、ということ
だが、芸人で覆いきれない部分があまりあるのは歴然としているでしょう。
866 :
吾輩は名無しである:04/04/24 15:01
サン〇イ新聞に、吉本主義者が多いって何かで読んだ記憶があるんですれど、
今でもいるんですかね。事情通の方教えてくれませんか。
まあ各新聞社に50代の吉本主義者は多そうですれどもね。
867 :
吾輩は名無しである :04/04/24 17:17
868 :
吾輩は名無しである:04/04/24 21:19
>>866 そんなことはまずないですよ。各新聞社ならそうともいえるでしょう。
サンケイに偏っているなんてちょっと考えられない。強弁するとすれば、吉本は日本共産党、
岩波、朝日、を一連のシンパ関係と考えていることだけははっきりしているから、そこから、
たとえば、読売はエスタブリッシュを代弁とか、というふうに消去法でやっていくと、という
ふうにいったのかもしれない。しかし、意味がない話としかおもえない。
869 :
吾輩は名無しである:04/04/24 21:30
866の人のように「吉本主義」といいたくなる人には、一度2003.10月現代詩手帳のなかの、荒川洋治の文を読んでみることをおすすめします。
たぶん「吉本」主義者とはあれ以上でも以下でもないと思います。
870 :
吾輩は名無しである:04/04/24 22:28
>>869さんのおっしゃりたいことはよく、よーく解ります。「現代詩手
帳」も読み返してみました。ですが、あえて吉本氏のテクストを「キャ
ノン」にしないためにも、つまり吉本氏の思想を「宗教・宗派」にしな
いためにも、その思想を「吉本主義」と言いたいと思います。いかなる
テクストであれ、一度、相対化する契機がないとヤバイと考えるゆえで
す。どうかその意をお汲み取りいただけますよう、お願いいたします。
そういえば貴方も御存じの通り、西部邁氏も自己の思想を、あえて、
「保守主義」と言っておりましたね。
人は他人の「誤読」に責任を持てないし、止めることもできません。
西部氏は、保守思想を再定義したうえで、自称しているわけですが、あなたの文脈では吉本主義とは、帰依心理の入った、と言う意味の「主義者」
のことですよね。わたしは、あなたは心配性だな、と思います。
いいたいことはわかりますが。60年ころの文章に、「エピゴーネン」というのが、たくさんでてくるじゃないですか。
心配したってきりがないですよ。
872 :
吾輩は名無しである:04/04/25 04:34
海で溺れてニュースになっちゃうよ。
にゅ〜すになっちゃうよ。
みんな見てるよ。
ミンナミテルヨミンナミテルヨミンナミテルヨ
873 :
吾輩は名無しである:04/04/25 15:19
>>871 レス、サンクス。貴方とは<主義>の用い方が180度ちがうのがわかりまし
た。貴方はたぶん、「マルクス者」と「マルクス主義者」を分けるような、生
真面目な方なんですね。
イデオロギーとは虚偽意識
873>>
端的にいうと、レーニン、トロツキー、スターリン、などの、それぞれ少しづつ異なる国家観、社会観、のいづれかに共鳴している党派に思想的共感を抱いている人をさして
一般的にマルクス主義者といい、レーニン、トロツキー、スターリンの考えを明確に否定し、しかし、マルクスの思想の「より本質的な部分はまだ有効渡考えている者」のことを
マルクス者、とあえていえば言っている、というのは、何も私の用い方ではなく、結構そんなふうに使っているひとはいるんですよ。
だから、きまじめとはちょっと違います。
876 :
吾輩は名無しである:04/04/26 08:37
>>875 またまたレスサンクス。でもさ、社共や新左翼のようなイカレタ連中も、マル
クスの「より本質的な部分はまだ有効と考えている」じゃないの。
また、吉本の『カール・マルクス』を読んでも、マルクス者になれるわけじゃ
ない。吉本の<読み>を読んでいるにすぎないからだ。
マルクス者になるには大月書店刊『マル・エン全集』全53巻を自分の頭で読
むしかないんじゃないんだろうかと思う今日この頃であります。
>>876うーん。おおむね、間違ってません。こころざしは、その通りです。正確に言っておくと、社、共、新左翼というのは、
マルクスレーニン主義か、スターリン主義、トロツキー主義の範疇で、彼ら自らどこがどうおかしいか意識しなおしたことは
ないんですよ。だから、マルクスは有効どころか、「レーニンのど湖がおかしいかわかんないまんま歴史に追い越された「マルクス主義者」なんです。
早い話、金日成主義はあっても、ニーチェ主義、フーコー主義がないのと同じで、吉本主義があったらただのアホですよ。
878 :
吾輩は名無しである:04/04/26 12:45
>>877 <主義>なる用法はイデオロギー的ということなんですかね。
ヘーゲリアン、ニーチェリアンというニュアンスで、「吉本者」、「吉本思想
」という言葉を使うのはOKですか?
なんだこの青臭い会話は(^^;;
880 :
吾輩は名無しである:04/04/26 14:17
駿台予備校で東大論文入試教えていた神津陽
吉本派だったらしいが、なんかインチキくさかったなぁ
やたら声が勘高くて
881 :
吾輩は名無しである:04/04/26 23:58
じゃあ、神津陽と呉智英が並んでしゃべったらどんなん。
破防法が適用されます。
883 :
吾輩は名無しである:04/04/29 23:02
>865
>>845 芸人と言っていたのは、知っていましたが、「売文家」と本当にいっていましたか?
「売文家」とは言ってないですね。すみません。ただ「いやしくも批評文を売って
食っているおれが、…」(情況へー宝島社--P275)とは言っていたので。
>>883 よくわからんやりとりだが、フォローしよう。
埴谷雄高との論争「重層的な非決定へ」で吉本はこう書いてる。
「貴方の作品『死霊』のCMや「コム・デ・ギャルソン」の衣服のCMを
演じているようないい加減な売文業者吉本隆明ですら、「現在」では
レーニンの理念を冷静に批判的に検討できるような時代になったのだ
というようにです。」
ここの他でも「一介の売文業者」とか「のんきな売文業者」とか
しつこいくらい売文業者を強調してる。
売文家も売文業者も意味に差はないだろうから、
「売文家」を自称していたと言っていいんじゃないか。
この場合は遠まわしの皮肉でもあっただろうけど。
『ハイ・イメージ論』が完了したら、
『重層的な非決定へ』って文庫で出ないかな。
あの時期の高揚感は面白いんだけど。
あと『音楽機械論』もなかなか貴重かも。
吉本隆明のシンセサイザー演奏(DX7)の記録なんて貴重じゃない?
今回のテロ事件について、坂本龍一の発言が朝日新聞(2001年9月22日の朝刊)
に載ってました。それを読んで、『アーティストってのは平和的でいいね』って
思いました。もちろん、それは厭味半分にそう思ったわけです。
坂本龍一はあくまで平和主義的な観点から、『アメリカは戦争をしないで、
がまんをしたほうがいい』みたいなことをいっているわけです。
戦争をしないほうがいいというのは、その通りですが、坂本龍一のように、
ただ単に平和主義的にそんなことをいっても、ノンキな主張ということに
なっちゃって、結局は中途半端な主張になっちゃうんです。主張するなら、
『もっと、ちゃんといえ』ってことになっちゃうんですよ。
今回のテロによって、数千人のアメリカ人が犠牲になり、24人の日本人が
犠牲になりました。僕はナショナリズム(国家主義)をもちろん肯定はしませんが、
歴史の今の発展段階では、国民国家というものがあるわけですから、そのこと
を踏まえてモノをいわないと、主張が空想的になってしまうんです。
アメリカのブッシュ大統領や日本の小泉首相は、国民国家の責任者として、
事件を起こしたとされるイスラム原理主義のテロリストに対し、謝罪と賠償を
求めるということが、まずあってしかるべきです。そうした指摘をちゃんとした
上で、次に、アメリカ政府とイスラム原理主義のテロリストたちの両者に対して、
テロによって被害者を出した当事国のアーティストとして、『戦争をしないように
するために、自分たちアーティストはこういう提案をする。そのための仲介役を、
自分たちアーティストは買って出る用意がある』とかいうのだったら、
それなりの意味はありますけどね。
そういうことをスッ飛ばして、『戦争をしないで、がまんしたほうがいい』
みたいなことを、ただ単に平和的にいったってダメなんです。『ちょっと何かを
抜かしているんじゃないですかねえ』って、いいたくなります。
「超『戦争論』上」吉本隆明 アスキーコミュニケーションズ P62-63
887 :
吾輩は名無しである:04/05/22 03:27
ほぼ世界的に共通な石油利権が、(アメリカ国家を中心とする)幻想的共同性へ
集約されて、(建国時から累積する幻想としての)「正義」として
表出されてんだろな。
888 :
吾輩は名無しである:04/05/23 04:25
>>866 フジ山系グループの
フジテレビにつとめている女のアナウンサーを
一番ほめていたよ。口が大きくて、かわいいひと。
名前は忘れた。顔はおぼえているけれど。
12時くらいのニュースに出てる。
889 :
吾輩は名無しである:04/05/23 14:08
>>8 ワープロは覚えようとしたけれどできなかったとか。なんとか。
890 :
吾輩は名無しである :04/05/27 01:39
吉本隆明はニューアカやポストモダンをどう評価してるの?
891 :
吾輩は名無しである:04/05/27 13:32
892 :
吾輩は名無しである:04/05/27 15:25
中沢は吉本を脳軟化症と揶揄したのに?
893 :
吾輩は名無しである:04/06/02 10:38
吉本隆明がここ1年以内に死にそうな気がする。
ばななの日記見てそう思った。
死んだら周は悲しむだろうな。
出版社は追悼企画立てて待ちかねてる。
895 :
吾輩は名無しである:04/06/03 13:08
>>893 それは、3年前くらいにはげしく感じた。
だが、ずっと生きてる。
やつは、不死身なんだよ。
死ぬ前に一回くらいは会いたいな。
オフ会やってくんねえだろうか。
もしくはツアー組んでで団体であいにいくとか。
897 :
吾輩は名無しである:04/06/03 17:32
共産主義者同盟(叛旗派)って知ってる?
どうやら吉本思想で、理論武装していたらしいぞ。
ところで、>>893の「周」って誰のこと?
周りの方々、という意味だと思うのです。
899 :
吾輩は名無しである:04/06/03 20:16
元共産同(叛旗派)のアクティビストだった方。もしいるのならば、
わたしたち若者に当時のその組織のことについて何か語って下さい。
わたしたちも、なんらかの教訓が得られると思います。
900
901 :
吾輩は名無しである:04/06/04 00:55
福田恆存が吉本隆明に影響与えたって本当ですか?
902 :
吾輩は名無しである:04/06/04 08:52
>>899 漏れはもちろん叛旗派とは何の関係もないが、
叛旗派にいて後に叛旗派を批判した作家兵頭正俊の
幾つかの著作(特に小説『怜悧の憐れみ』三一書房刊)を
読むことをお勧めしまつ。
すごい内容でつyo。
904 :
吾輩は名無しである:04/06/04 12:56
吉本興明って永六助と同一人物ですか?
905 :
吾輩は名無しである:04/06/06 00:19
>>904
なんでだよ
しゃべしゃべしゃべりかたがだろ。
907 :
吾輩は名無しである:04/06/06 17:25
>>906 しゃべり方なんて似てないぞ。正反対くらいだ。
吉本ーどもりでなんどもなんども同じことをくりかえしいって、少しずつ思考が形づくられていく
永 ーはきはきして、立て板に水のような喋り屋。それで召し食っていたからな。空疎なかんじも否めない。
どちらも江戸っ子だから、調子がのったら似ているかもという程度。
908 :
吾輩は名無しである:04/06/06 20:05
きょうどうげんそうろく はさいこーですよ
909 :
吾輩は名無しである:04/06/11 04:22
52 名前:名無しのエリー 投稿日:04/06/09 23:18 ID:QuPM9IkT
>>47 > 歴史の今の発展段階では、国民国家というものがあるわけですから
吉本もデムパだなあw
歴史段階が進めば国民国家が解体するとでも思ってんのかね(ワラ
さすがオウム支持者。
53 名前:名無しのエリー 投稿日:04/06/09 23:31 ID:QuPM9IkT
まあ日本の思想家(思想家だってよ、ワラ
なんて欧米じゃ通用しないままごと連中だからな。
団塊バカ世代あたりには吉本を教祖のように崇めてるバカな連中もいるようだがw
54 名前:名無しのエリー 投稿日:04/06/10 00:02 ID:ew3tUZ7g
吉本は以前、フーコーと書簡のやり取りをする機会を得たことがあったそうだが
吉本がヘーゲルについて書いた文章を送ったら
フーコーから「意味不明(ワラ、もう往復書簡の話は無しね。」
てな返事をもらったそうなw
ま、吉本みたいなアホウを思想家だなどと思えるような馬鹿は日本にしかいないってこった。
共同幻想論みたいなアホ本を奉る馬鹿がいるのは日本だけ。
ああ、「奉る」じゃないや、「崇める」だったw
55 名前:名無しのエリー 投稿日:04/06/10 00:10 ID:ew3tUZ7g
しかし共同幻想論はアホ本だよなあ。
よっぽどものを知らない人間以外には陳腐さ丸わかりだよねえ。
それでも経典のように奉ってる馬鹿がいるんだからオドロキだよ。
ああ、「奉る」じゃないや、「崇める」だったw
二回も間違えちゃったよ。
910 :
吾輩は名無しである:04/06/11 09:20
吉本隆明ってまだ生きてるの?
まだ、生きてるよ。
長生きしてもらいたいな。
もう終り近いので、
>>1 名前を音読みするのは、敬意を表す時。
藤原定家を「テイカ」と読み、「さだいえ」と言わないのはそのため。
913 :
吾輩は名無しである:04/06/18 03:49
わだすは「よしもとたかあきら」てゆうてますた
>>912 いや〜
軽蔑していっていると思うよ。
りゅうめいね。みたいな
最初の本とファンクラブでつかっていたから
俺はしってるけどね・みんな。
みたいなニュアンスでもある。
916 :
吾輩は名無しである:04/06/19 20:53
吉本の理解者つーか、真当に解読してる人はwho?
吉本解読本がたくさんでていてわかりません。
>>912 間違い。自分でりゅうめいってつけたんだろ。
>>916 吉本の何を理解したいかによる。
読みやすいはずなんだけどな。吉本のホンは。
時間ないのか?
他人の解説も時間の無駄。
あの人の言説は面白く読めるので、
縮図みたいな研究ホンは、無意味。
あの人の縮図も無価値。
これはどんな解説、研究でも同じ。
吉本が岩波を批判するのは政治的な立場だけではない。
>吉本の理解者つーか、真当に解読してる人はwho?
たぶん、真っ当に解読している人は読まないと思う。
そんくらいの価値。
共同幻想論と個々のおもろい発言集しか残らんぞ。
死んだ後は。
共同幻想論は
国文学の特集がわかりやすい。
あとは直で理解したほうがいい。
現代思想の解説とかは意味なし。
>>917 変な知ったかぶりを言うんじゃない。
「自分でりゅうめいってつけた」って、誰のデマ本を読んだんだ?
本名の読みが「タカアキ」なのは資料的に間違いない事実だし、
何より著作の奥付にちゃんと「たかあき」と書いてある。
「リューメイ」の起源は知らないが、経験的にだけ言えば、
吉本を専ら「リューメイ」と呼ぶ(呼びたがる)のは全共闘世代の読者と編集者。
「言語にとって美とはなにか」を「言語美」と略したがるのと一緒で
信者の間の符牒みたいなもんなんじゃないかね。
>>918 おいおい。共同幻想論の初版第1刷には
「りゅうめい」って書いてあるぞ。
っていうことは自分でつけたということだろう。
よく見ろ!ってお前は持ってないか。。。
古本屋で400円だった。かなりいい装丁でな。セロハン紙にくるまれていた。
918よ。ちゃんと調べてみてくれ。
共同幻想じゃないかもしれないが、家のどこかにある。
お前のいうとおり全共闘世代の読者と編集者=高校の先生に
吉本のこと聞いたらりゅうめいっていっていた。
ああ、りゅうめいね。俺は知ってるよ。みたいな。
ちなみに分厚いデマ本も(これが結構探せばある)20冊くらいは読んだが
りゅうめいって但し書きしているときは軽蔑していたときだったと思う。
恥部だろ。吉本の。
920 :
吾輩は名無しである:04/06/20 20:57
どっちでもいい
922 :
吾輩は名無しである:04/06/20 23:22
あげ
>>918 >「リューメイ」の起源は知らないが、経験的にだけ言えば、
ってお前、あほ?
知らないのに917を知ったかぶりあつかい。
吉本信者はまともに資料を読むことすらできないデムパ ry...
さらに
>「言語にとって美とはなにか」を「言語美」と略したがるのと
って普通は「言美」だろうよ。
どうだ識者よ?
>>923 しかし、919さんの意見も、根拠というほどのものではない。
「先生が〜〜」は感覚にすぎないのでは。
919さんはかなり若い方なのか?
確かに「言語美」なんて初めて聞いた。
普通「言美」だよな。
925 :
吾輩は名無しである:04/06/22 01:43
「とは何」って言ってます。
926 :
吾輩は名無しである:04/06/22 02:03
言語にとって美とは、
なにか?
927 :
吾輩は名無しである:04/06/22 08:07
言語にとって美ですが、何か?
928 :
吾輩は名無しである:04/06/22 09:48
いま遺書の文庫読んでるけど
福田和也んさ、て誤字があるよ。単行本からこうなのか
929 :
吾輩は名無しである:04/06/24 12:13
930 :
吾輩は名無しである:04/06/24 12:29
931 :
吾輩は名無しである:04/06/24 18:44
確かに、「私的利害優先意識」に戦後日本の真正「民主」の徴候を見出した吉
本の先見性は今日、疑うべくもない。だが、現に共同幻想としての<国家>が
存在する以上、これを必要悪として認めてみようかという態度も吉本読者には
必要なのではないか。むろん自然史的過程の帰趨として国家は数百年後には死
滅するだろう。だが、歴史的段階として現存する日本国家に我々が属し、守ら
れているとするならば、この<公>を肯定的に位置づけてもよいではないか。
「私」の放埓が目に余る現在、我々吉本読者が、いかなる<公>を想定するか
考えてみてもよいと思うのだが。つまらぬことを書いてスマソ。
>>928 内容に誤字があるよりいいだろう。
我慢なさいな
934 :
吾輩は名無しである:04/06/27 14:27
「福田和ヤンさぁ〜」って馴れ馴れしく言ったんじゃない?
名推理!
であるな。
936 :
吾輩は名無しである:04/06/30 10:51
吉本隆明は近頃、夏目漱石関連の本(「夏目漱石を読む」「漱石の巨きな旅」)を
立て続けに出してるけど、彼の漱石研究って江等淳と比べてどうなの?
938 :
吾輩は名無しである:04/06/30 14:24
吉本の『源氏物語論』って唐突に出版されて、その後、源氏物語に関する
発言は全然見かけない,という感じを持ってるんだけど、出版社から依頼
されて、しかたなく書き下ろした"やっつけ仕事"だったのかしら?
唐突感は、我輩も感じました。
もともと女流系に疎いタイプと思うのだが。
誰でも疎い感じはあるけれど。
昔から源氏はそんなに言及していないとおもう。
源氏で名を上げたということはないわけだし。
本人も得意分野ではないのでは。
源氏の場合、今でも解釈が分かれるほどだし。
吉本理論を使ったときの切れ味のよさっていうのは
短歌、詩、あたりが限界で長編になるとかなり厳しい。
「計算量が莫大になる。」
これは本人も認めている。
940 :
吾輩は名無しである:04/07/01 12:14
遅レスでごめんなさい。
昨夜の我が家の夕食のオカズに「言語にとって美とはなにか」の簡略名がオカズ
としてテーブルにのぼりました。
父と母は「言語美」で、周囲がそう呼び習わしていたから。高校2年の愚弟のセ
ンスでは、短くて言い易いから「言美」。嫁いだ姉は両親がそう呼んでいたか
ら「言語美」。わたしは言語美派です。理由は「言美「って「便秘」ににてるか
らかしら。
姉弟私の三人とも「言語美・言美」は読んでおりませんが、地の白色に淡い茶色
書名の同書の装丁がすきです。
941 :
吾輩は名無しである:04/07/01 14:12
インテリ一家だなぁ。
942 :
吾輩は名無しである:04/07/01 14:27
そんなんじゃないんです。そんな風に言わないで下さい。
たまたま両親が吉本氏の本を良く読んでいただけなんです。
それに姉もわたしも高校も卒業していないし、全然インテ
リ一家なんかじゃやないんです。
学歴なんか意味ないよー。
そういう話題があたりまえに出る家庭っていうのがいいですね。と思っただけです。
揶揄してるわけじゃないですよ。
944 :
吾輩は名無しである:04/07/01 14:39
はい、わかりました。
インテリって大学を出てる人たちのことだと思ってました。
945 :
吾輩は名無しである:04/07/01 15:27
いい感じの会話だね。おじさん?と少女?の会話ってとこかな。
間違ってたらごめんね。
946 :
吾輩は名無しである:04/07/01 15:27
いい感じの会話だね。おじさん?と少女?の会話ってとこかな。
間違ってたらごめんね。
947 :
吾輩は名無しである:04/07/01 15:35
いい感じの会話じゃん。おじさん?と少女?の会話かな。
カン違いだったらゴメンよ。
>>943 吉本さんはな。お前みたいなやつをたくさん育てたから、いい死に方できないな。
学歴なんか意味ないなって、
国家なんて意味ないなみたいなもんでさ。
おもろいわ。
949 :
吾輩は名無しである:04/07/03 03:15
>>947 このまま流しておくにはかなり惜しい。
前フリがとても秀逸(稀少)なのも当然あるが、
かなりワカッテルだろお前。
それでいて、オトナなやり方だよ。
オレはあやうくツッコミをいれて台無しにするとこだった。
勉強させてもらったよ、ありがとう。
950 :
吾輩は名無しである:04/07/03 03:24
吉本隆明って、いつ死んだのでしたっけ?
もう結構経ちますよね。
951 :
吾輩は名無しである:04/07/03 03:39
このスレを1から読んでこんな時間になった。
そしてオレの頭の中で宇宙のように無限に広がった意識が
一点に収束してきた。
要するこういう事だろ?
埴谷は「はにゃー」とは言わない。
なぜならそれは「おーいハニ丸」の台詞だからだ。
「ぷふぃ」「あっは」「はにゃー」をセットで覚えてるヤツは
注意する必要がある。
952 :
吾輩は名無しである:04/07/03 08:04
940の姉です。
妹の間違いを直させて頂きます。私は「言美」派です。
時期はずれのレスで申し訳ございません。
>>949 アホ?
毒饅頭臭ぷんぷんでないか。
言語美を周知させるための。
954 :
吾輩は名無しである:04/07/03 14:01
↑
テメーこそアフォだろが。
「言語美を周知させる」って発想がアフォ、頓馬、間抜けよ。
955 :
吾輩は名無しである:04/07/03 14:05
>>953 949ことアフォです。
恐らく私の引用先を読んでおられないようですね。
私は
>>947のボケを過大評価しているのです。
そしてあなたのツッコミに対する評価は、、、
ツッコむ前にボケを流れを把握しましょうね。
956 :
吾輩は名無しである:04/07/03 14:15
ゴマキごっちん論争
957 :
吾輩は名無しである:04/07/03 14:56
錦糸町のビル解体工事場の交通整理に派遣されて、5時間ず−っと満員電車
(立ちっぱなしってこと、左右の足が、真ん中じゃないよ。ラベル低くてご
めんね)で、けさ方仮眠してたら、吉本さんが死んじゃった夢をみた。その
夢の中で僕は、「リュ−メ−が死んだ、リュ−メ−が死んだ」って大騒ぎし
てやんの。
2年前、ばあちゃんが死んだときも、横浜の養豚場に糞掃除と処理に派遣さ
れて、クタクタで仮眠とってた時、今日とおんなじ感じで夢をみて、その次
の朝ばあちゃんが死んじゃった。
だから、一回こっきりの体験だけど、正夢ってあると思ってるけど、あるよ
ね。吉本さんは正夢のことなんか書いてない?
なんか、ダラダラ個人的なことばっか書いたけど、今日の夢のせいで僕すご
く不安なんだろうと、思っている今日この頃でなくて、今頃でした。
隆明たんはまだ生きてまつ
959 :
吾輩は名無しである:04/07/03 16:34
1.生きててほしい。
2.早く逝ってほしい。
3.お好きにどうぞ。
みんなはどれ?
>>957 正夢の記述はたくさんあります。
あつめたらP100くらいはあるのでは。
共同幻想論、心的現象論序説にもありますね。
死の位相学にもたくさんあります。
>>959 1。
100年生きてもらいたい。
病苦に悩まされるんだったらポックリ逝ってもらったほうがいいかもしんない。辛いけど。
経営上、死を願ってる版元は多そうだけど…。
962 :
吾輩は名無しである:04/07/03 21:08
957です。960さん、ありがとうございます。
あんまりいい顔はされないでしょうが、上の兄貴から借りて読んでみます。
できましたら、もう一つ教えていただきたいのですが、その三つの本のうち
対談の本はありますか?だらしの無い奴と笑われてしまいそうですが、
三つともガードが堅そうな名前ですので、対談の本なら、僕の勝手な考え
ですがそんなに辞書を引かなくても読めるかな、なんて思ってます。
959さん、2ちゃんねるはそういうアンケートなんかを気楽に書き込める、
書き込むためのものでしょが、僕は読んでて感じが悪かったです。もし、
僕がそんなアンケートのネタだったら(有名人でないからそんなことはありも
しませんが)、本当にイヤな気分になるに違いないと思うからです。
>>962 死の位相学は、たしか対談も含まれていたと思います。
他の著書に比べて読みやすいと思います。
死についての文献がたくさん網羅されており(当時)
編集がかなりリキはいってます。
上下付きに気の利いた要約などもあります。
お得な本の一つと思います。
ただ、ここでの考察は現在の医学の水準に照らしてどうなのか、
高次脳機能といえども多少は研究が進んでいると思いますし、
つっこみどころはあるかもしれません。
2種類、新・死の位相学と死の位相学があります。
旧版はamazonでは手に入らないみたいですね。
旧は神田にいって漁れば安いところで400〜600円くらいで売っているのではないでしょうか。
新は大きな書店へ行けば置いてます。
964 :
吾輩は名無しである:04/07/03 22:01
962です。963さん、親切に教えていただいてありがとうございます。
あしたはちょうど馬喰町への派遣ですんで、終わったら古本屋街に行って
さがしてきます。
また、お願いがあります。その本で不案内な文章があったらこのスレに書
き込みますので、時間があって、何もほかにすることが無いときには、
お手数ですけど、このスレを覗いていただいて、また教えていただければ、
なんて虫の良いことを願っています。
>>964 ここは比較的やさしい人がおおいので
いろいろ教えてもらえると思います。
私をご指名といわずにどんなことでも
思ったことでも、分からないなんでも書き込んでください。
万年ネタ切れですしね。
966 :
吾輩は名無しである:04/07/05 11:32
965さん、うれしくご返事を読みました。ありがとうございます。
きのう、仕事の帰りに神保町に生まれてはじめていって、死の位相学を買いました。
汚れていなくてきれいな本で、750円で買いました。
その帰りに主任さんと何とかいう有名らしいおそば屋さんでおそいお昼を食べなが
ら、吉本さんの本を見ていたら、主任さんが、そのひとは詩人だって教えてくれま
した。
主任さんは僕とおなじで中卒ですが、いつも詩集をもってて、仕事場でも読んでま
す。
へんな話になりましたが、きのうは疲れていましたが、なんか幸福な感じがいっぱ
いでした。
それから、今日から栃木県に4週間くらい派遣なのでしばらくこれません。
ありがとうございました。
967 :
吾輩は名無しである:04/07/05 12:31
昔、りゅーめいがヤングジャンプ?かなんかの表紙にバナナを持ちながらでた時は早く氏ねと本気で思ったよ。
その後、本当に死にかけてたけどw
968 :
吾輩は名無しである:04/07/05 13:46
田舎者に違和感を憶えるのは私だけでしょうか?
ここまで何も知らないヤツがどうして夢で「りゅーめーが死んだ」
って大騒ぎできるんだろう?
しかも読み方「りゅーめー」だろ。
一々2ちゃんねる初心者を明かすコメントしたり。
中卒で肉体労働やってるアンチャンが有名店の蕎麦(高いし量少ないし)喰わないでしょフツウ。
969 :
吾輩は名無しである:04/07/05 14:52
この人、海でおぼれて死んだよね、酔っ払ってて。
馬鹿だなあ。
>>968 >>965がいうように、
万年ネタ切れだからいいんじゃないのかな〜。
相手してやれば。
>>969 死んでないよ。呼吸は止まっていたけど生き返ったの。
不死身なんだよ。伝説の人だよ。
971 :
吾輩は名無しである:04/07/06 21:14
968だけよ、中卒のカッペに違和感を憶えちゃうのは。
そのカッペは主任のオゴリで食ったんだぜ、おそらく。
だけど、お前も発想が下劣で育った家庭のオソマツさが透けてみえるぜ。
でも、俺は好きだぜ、その下劣さ。
972 :
吾輩は名無しである:04/07/07 04:29
皆さんがそんなに非道い人たちだとは思っていませんでした。
学歴がそんなに重要なんですか?
出身が東京でないと田舎者なんですか?
中卒でも昼食くらい自分のお金で食べられます。
思想を持とうと思う気持ちは、学歴や収入や出身地に関係有りません。
嘘ついて何が悪いんですか?
973 :
吾輩は名無しである:04/07/07 04:33
嘘だったんですか?
975 :
吾輩は名無しである:04/07/07 09:24
海で溺れて死んだのは、タコ八郎君。
吉本は溺れたけれど、死ななかったタコ。
976 :
吾輩は名無しである:04/07/07 09:51
オレは972は本当の中卒君じゃないように思った。
栃木に4週間行くんで来れないて言ってるし、オカシオモシロ君あたりの
詐称レスでないかい?
それまでこのレスは残ってないだろうが、中卒君が死の位相学を読んで、963氏に
どんな質問するのかを結構楽しみにしていたんだが。
おーい、中卒くーん、972はチミですか?と呼びかけても中卒君の返事はない、と。
ところで、吉本=タコとは、彼の文章は噛めばかむほど味が出るとの婉曲?
977 :
吾輩は名無しである:04/07/07 09:56
執務中のレスなので、簡単にカキコするが、おいらも中卒君の質問期待してるぞ。
>>974 >>957の時点でフィクションだとわかるべ。
それがわかんないようじゃ、文学板に来る資格は(後略
979 :
吾輩は名無しである:04/07/07 12:43
資格はあるが、エンジョイできないってか。
文学版は裏読み、ゲス読みが出来ねえと時間の浪費だってよ。
ここでのマスタベーションに裏読みもゲス読みも必要らねえべ。
980 :
吾輩は名無しである:04/07/07 18:07
おじさんと少女とその姉、帰ってこないかなぁ。
確か弟もいたんだよなぁ。
弟くんは二人の姉についてどう思ってるのかなぁ。
981 :
吾輩は名無しである:04/07/07 20:28
中卒クンにいるのは、あにはからんや、アニであって、オトトじゃないで
せう。
982 :
吾輩は名無しである:
>>981 アンタこのスレには興味ないのね。。。
おじさんと少女は、
中卒クンの前にいたレア者だよ。
>>940