阿川弘之

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1吾輩は名無しである
娘さんの方が人気ですが、お父さんを語りましょう。
2吾輩は名無しである:02/01/24 00:56
2
3吾輩は名無しである:02/01/24 00:56
山本五十六
4吾輩は名無しである:02/01/24 01:13
作家の値打ちでは高得点だったような。
5吾輩は名無しである:02/01/24 01:51
 NHKに出演している学者で顔の似ている阿川某って学者、
兄弟?
6吾輩は名無しである:02/01/24 03:39
もっともっと評価されて然るべき人です。文学史のテキストでは「第三の新人」と
してくくられてゐる場合が多いが、デビューは第1次戦後派の連中と同じ時期だ。
海軍ものの小説のために「右」と批判する奴もゐるが、日本の戦後の復興を、戦争
を内外で戦い抜いた人たちが成し遂げた、といふ厳然たる事実を見る時、阿川作品
が今も読み継がれてゐる理由がわかる。阿川自身は決して軍国主義者ではなく、日
米開戦に否定的だった山本五十六や井上成美を描いてゐる通り、あの戦争を決して
肯定してゐない。その姿勢が、戦後といふ時代に、急進的な左翼思想に違和感を持
つ読者層を中心に受け入れられたのだと思ふ。
最近は文春の巻頭エッセーや、種々の雑誌への短文など、自身のペースに合った仕
事をしてゐるが、どれも滋味あふれる名品で、個人的な事柄でも最後には現代日本
への警鐘になってゐるのは、見事な芸と言ふべきであらう。今後とも健康に留意し
て頂き、日本の「Grand Old Man」(大老人)として健筆をふるってもらひたい。
7吾輩は名無しである:02/01/24 05:45
なんといっても「機関車やえもん」いまでも好きです。
エッセーでは「論語読みの論語知らず」かな?
小説では、自分のフルブライト留学生時代の体験を基にした
「カリホルニア」がいい。
8吾輩は名無しである:02/01/25 01:09
この人の「海軍もの」って今の若い人が読んでも楽しめますか?
9吾輩は名無しである:02/01/25 03:51
楽しい、と言えるかどうかは人によるだろうが、小林よしのりや西尾幹二、渡部昇一
あたりの本を読むより、「山本五十六」や「井上成美」を読んだ方がはるかに勉強に
なると思う。あの戦争について読者は考えさせられると思う。
「雲の墓標」や「春の城」は戦後派のルサンチマンに満ちた軍隊小説よりはるかにま
しだ。昨年の「群像」誌上で加賀乙彦が対談で「暗い波濤」を賞賛していたが、阿川
とは異なるイデオロギーの持ち主の発言だけに、逆に見識を感じさせた。
10吾輩は名無しである:02/01/25 16:44
米内光政
11吾輩は名無しである:02/01/25 17:16
いま生き残ってる作家の中では最高の部類に入る
人じゃないかな
12:02/01/25 23:37
>11
強く同感します。「文士」という呼称が本当にふさわしい人です。
13吾輩は名無しである:02/01/25 23:41
最高傑作は何?
14:02/01/26 03:13
>13
「井上成美」。特に井上の後半生への共感が、読む者に痛いほど伝わってくる。軍
人としては二流、三流だったかもしれないが、人間として井上が一流だったことが
理解できる。特に江田島の校長時代、英語教育廃止に反対して教え子が戦後になっ
て井上の見識に感謝を捧げる場面が描かれていたが、敗戦をもって時間が止まるよ
うな、一部の日本浪曼派くずれの右翼文学者と異なり、戦後にも通じる普遍性を志
向する傾向が、戦後の風潮への違和感とともに阿川の内部で共存していることが理
解できる。
さらに一言加えれば、井上成美の出処進退のきれいさは、阿川の崇拝する昭和天皇
が退位することなく往生したことと見事なほど対照的だ。もっとも、本人は一時は
退位をほのめかしながら、その後の政治的状況の変化などで不可能ななったのかも
しれないが…。井上の教え子たちが戦後日本の復興に尽力した世代だったことを思
う時、この本が多くの読者が恵まれたことが実によくわかる。
15:02/01/26 03:41
>14
井上の後半生への共感が→井上の後半生に対する阿川の共感が
不可能な→不可能に
多くの読者が→多くの読者に
のあやまりでした。訂正します。
16吾輩は名無しである:02/01/26 07:35
今生きてる文人では、この人と山本夏彦の文章が
素晴らしいと思う。
この二人以外はもう読む気しなくなったな。
17吾輩は名無しである:02/01/26 09:57
志賀弟子の中ではいちばんだと思ふ。
18受験生:02/01/26 13:20
阿川弘之、大好きですよ。
最近は乗り物に乗っておられるのでしょうか?
北杜夫氏の(だいぶ)昔の作品で乗り物基地外ぶりを見せつけられてから大ファンです。
文春の巻頭もしっかり読んでいます。

まだまだがんばってください。
19吾輩は名無しである:02/01/26 17:13
「山本」を読んでいて、わからないところがあります。
ロンドン軍縮会議の結果において、なぜ艦隊派は米英と戦争しようと思ったのでしょうか?
20吾輩は名無しである:02/01/26 19:30
海自の観艦式のときに、みたよ。艦長の丁寧な見送りを受けられていた。
21吾輩は名無しである:02/02/02 13:18
北さんとの対談本、出ましたね。
22吾輩は名無しである:02/02/02 15:03
小説、エッセイ、評論、翻訳、全てに於いて文章に隙がない。
やっぱり、安心して読めるというのは、大切だと思うね。
23吾輩は名無しである:02/02/02 16:11
>>19
日本政府が、艦船保有数を対英米7割と主張したのに対し、
海軍省は対英米協調を唱え、6割で米側と妥協したため。
これに不満をもった軍令部が、条約派の人材を次々と左遷した。
24吾輩は名無しである:02/02/02 16:29
吉行淳之介と特に親しかった。
人間の相性って面白いね。
25吾輩は名無しである:02/02/02 18:50
正直者は馬鹿を見る、を地でいく人。
26吾輩は名無しである:02/02/05 02:48
北杜夫さんとの対談本、とても面白かったです。それと、「食味風々録」の読売文
学賞受賞、本当におめでとうございます!!これからも頑張って下さい。
27吾輩は名無しである :02/02/07 22:52
およそ半世紀ぶりの読売文学賞。
その半世紀前の、「春の城」を読んでいます。なんか物悲しい感じ。
28吾輩は名無しである:02/02/07 23:01
なぜ旧仮名遣いにこだわってるの?
29吾輩は名無しである:02/02/07 23:14
>28
随筆集「断然欠席」に収録されてゐる「安土考−私小説風仮名遣ひ論−」の
一読をオススメ致します。
30吾輩は名無しである:02/02/10 18:52
仕事があるのに「論語知らずの論語読み」を読み始めてしまった。

……止められん
31黄金仮面:02/02/10 19:30
遠藤周作のエッセイ集で読んだことある程度だけど
すごく面白かったなあ。
乗り物ヲタで、スピードヲタというエピソード
(多分に脚色してるらしいとは思うが)が抱腹絶倒
というくらいに。

友人は『雲の墓標』を読んで感動していた。その脇で。
32吾輩は名無しである:02/02/12 02:47
うん、雲の墓標は泣ける
33吾輩は名無しである:02/02/12 02:50
>>32 禿堂。
34吾輩は名無しである:02/02/12 21:09
日付が進むにつれて語り口が淡々としてくるのが涙を誘うんだよな。
最期の詩なんか、もう……
35受験生 ◆uKjj4otI :02/02/13 18:02
今日「山本五十六」を購入。早速読む。
36吾輩は名無しである:02/02/13 20:17
マスコミ板やニュース議論板の2chウヨが
「井上成美」「米内光政」読んだらきっと
「サヨク本!」「売国奴」とか言うんだろうな。
あ、連中の読書力では小林よしのりが精一杯か。
37吾輩は名無しである:02/02/13 20:22
>>36
シッ!
ここは政見論争がないから平和なんだから
3836:02/02/13 21:10
>>37
スマソ、反省
39見せかけ社会:02/02/14 18:01
「雲の墓標」も「私記キスカ撤退」も面白かった

今度はなに読もうかな?
40吾輩は名無しである:02/02/18 00:11
>>39
随筆や翻訳も面白いぞ。
41見せかけ社会:02/02/19 00:51
>>40
オススメを教えてくれないか?
次は「井上成美」に逝ってみようと思う
4240:02/02/20 06:39
ただのファンだから、客観的に挙げられるか分からない。お勧めといえば、全部、お勧め。
大学生の俺でも楽しめるから、多分、誰が読んでも面白いと思う。

評論は内容がびっしり詰っていて、読み応えがある。
随筆は、むしろ評論より内容の薄い分、文章の力が冴え渡る。
小説は言わずもがな。

それでも、あえて選ぶとすれば、やはり、海軍か乗り物の随筆。いろんな愛情が感じられて良い。
「井上成美」ももちろん良いと思う。三部作では一番短いけど、ひとつ選ぶとしたらこれ。

個人的に好きなのは「水の上の会話」「青葉の翳り」。短編集だけれども。
翻訳は、実は「鉄道大バザール」を読んだだけ。けど、シニカルな描写と文体がよく合っている。
43 :02/02/20 07:47
でもさ、井上成美みたいな人間が自分のまわりにいたら
どうする? 理屈上正しいことはわかるけどはっきり
うざいよね。やっぱ漏れも昭和初期の海軍軍人だったら
周りに流されて対米英開戦派になってたような気がする。
44吾輩は名無しである:02/02/20 21:32
客観的に見れば彼らの主張は共通だったわけで、その上で、
自分の信念を貫いたのが井上で、あえて自分を曲げて、友人、
部下達に殉じる行動を取ったのが五十六だと思っているよ。
どちらが正しいと言う訳ではないけれども、筆者は井上を
良心の理想として尊敬しつつ、かつ五十六により深い親しみを
持っているように感じたね。
45吾輩は名無しである:02/02/21 00:19
芥川賞は取れなかったが、文化勲章は取った。
46見せかけ社会:02/02/21 01:48
>>42
サンクス
参考になったよ
47安岡章太郎:02/02/21 14:20
たしかに周囲にいたが、お前からだけは先生呼ばわりされたくない弟子というのがいるだろう。たとえば志賀直哉にとっての阿川弘之である。・・・・・・・そんな頑迷の見本のような石頭で、上下二巻もの『志賀直哉』(岩波書店)を書かれては、志賀がかわいそうである。
48吾輩は名無しである:02/02/21 23:26
>47
文章のネタ元は佐高信。実に品性下劣な文章で、批判と呼ぶに値しない、阿川への
悪意に満ちた中傷の文章だった。佐高は戦争中の志賀の言動を紹介し、志賀が中野
重治や宮本百合子を評価してゐた旨のことを書いてゐたが、さて、敗戦後、その中
野の文章に志賀が激怒し、新日本文学会を退会したことについては全く触れてゐな
かった。実に都合のいい、つまみ食ひのやうな駄文だった。
阿川の皇室崇拝、海軍擁護を批判する連中は、東西冷戦時代の左翼や進歩派の偽善
や悪に対する阿川の疑問にどう答へるのか。さらに、「葭の髄から」などで書かれ
る現代日本への警鐘の言に対抗できるような自前の言説を持ってゐるのか。
俺は断固として阿川弘之を評価する。
49吾輩は名無しである:02/02/22 01:54
>47
逝ってよし!! 基地外サヨは思想板逝けよ!!

>48
阿川さんを擁護するのはいいけど、歴史的かなづかひはちゃんと使へよな。「対抗
できるような」は「対抗できるやうな」だろ。分かってるとは思ふけどよ。
50吾輩は名無しである:02/02/22 02:18
>47、48
俺もたしか佐高がそんなこと「噂の真相」に書いていたのを読んだ記憶があ
る。たしか阿川の「志賀直哉」の上下巻は岩波書店から刊行されたけど「世
界」に「今月のジャンクブック」とかいう連載コラムを持っていた佐高にし
てみたら絶対に斬っておかねば、という思いがあったのかもしれない。
確かに阿川の皇室崇拝ってウザイけど、佐高の文章も品がなかった。関係な
いかもしれないけど、佐高って長谷川慶太郎憎しでもう何十回も至るところ
で長谷川の悪口書いているけど、これって原稿料の何十回取りじゃないの?
そんな佐高の悪口をそのまま掲載する新聞や雑誌の編集感覚を疑うよ、俺は。
51吾輩は名無しである:02/02/22 04:09
>47
本気で書き込んでいるのか? ならば志賀の弟子で、芸術院会員になった瀧井孝作
や文化勲章をもらい、日本文化会議のメンバーだった尾崎一雄はどうだったんだ?
文章のネタ元が「左」高信なのかどうかは知らないけど、その辺についてはどう考
えてんだよ、ええ? 批判するならもっとしっかりやれよ。
52吾輩は名無しである:02/02/22 06:37
やー、しかし、>>47はある意味、最大級の賛辞と取れなくもないな。
53吾輩は名無しである:02/02/23 06:23
阿川ジイサン頑張れでage
54吾輩は名無しである:02/02/24 05:20
前略 文藝春秋さま
阿川弘之先生の「葭の髄から」パート2の刊行を希望します。
55吾輩は名無しである:02/02/26 03:52
>54
俺も早く「葭の髄から」の続巻を読みたいな。
56吾輩は名無しである:02/02/28 04:59
>55
禿胴
57吾輩は名無しである:02/02/28 14:25
俺はてっきり安岡がそう書いてたのかと思ってしまった。
安岡の志賀直哉論もなかなかだと思うが。
最近安岡はどうしたんだ?
川端みたいに葬式で弔辞よんでるのかな。
58吾輩は名無しである:02/02/28 16:35
>57
ファンの人には申し訳ないが、安岡さんは作家としてもう終わった人。文章はスカ
スカで、昨年の田久保英夫の追悼会でも演壇で40分近く一人でしゃべりまくって
出席者からは「安岡さん、少しぼけたな」との声も聞かれた。立食形式だったから
なおさらみんなウンザリしていたのかもしれない。
それに比べたら、まだまだずっと阿川弘之はしっかりしてる。
59吾輩は名無しである:02/02/28 21:15
>>58
安岡の近況をどうも。
まぁ、随筆だか短編だか分からん雑文を書いてるのも確かだ。
作家としては終わってるのには同意。
しかし、『海辺の光景』から小説を読み出したものとしては、ちと悲しいが。
タイトルの阿川については、高校の教科書で、飛行場での話(体が悪い少年
が出てきたんだけど、タイトル失念)を思い出した。
個人的には、海軍3提督モノ+戦艦長門の生涯かな。
60保守本流:02/02/28 23:57
「雲の墓標」「春の城」この二作品は好きだ。
61吾輩は名無しである:02/03/01 00:14
志賀直哉も晩年は小説といえぬ雑文ばかり書いてた。
あれはあれで味があると思うが、どう?
62吾輩は名無しである:02/03/01 02:30
>>61
同感。かういふ文豪の晩年もいいぢゃないかと思はせる文章でしたね。
「小説とはいへぬ雑文」かどうかは議論の余地があると思ひますが、阿川さんは
「群像」誌上に自分の両親や兄弟のことを思いだして連作を書いてゐます。3回目
の今回は「堺の海岸貝々づくし」と題し、主に自分の母親の係累のことや、腹違い
の兄・幸寿氏と母親の関係などを書いてゐます。実に阿川さんらしいムダのない文
章で、海軍ものもいいが、私小説系の作品も捨てがたいところです。今後の続篇に
期待します。
63吾輩は名無しである:02/03/01 20:49
平野謙に処女作発表の経緯を揶揄されてたね(戦後文芸評論)
64吾輩は名無しである:02/03/02 00:29
>>63
どんな感じだったの?
65吾輩は名無しである:02/03/02 01:58
>64
「年年歳歳」や「霊三題」が志賀や谷川徹三の紹介で雑誌に掲載されたことを、平野
が揶揄的に書いていたやつだろう?
平野の文芸評論なんて、もうとっくの昔に無効だろう。「近代文学」周辺で辛うじて
残るのは、本多秋五と埴谷雄高、大西巨人くらゐだらうな。
平野は寺の生まれといふことを生前、とにかく隠したがった。死んだ磯田光一が新潮
社の近代文学事典の平野の項を担当し、岐阜の寺の生まれであることを書いたところ、
最終のゲラで平野は自ら手を入れてその箇所を削除したといふ。マルクス主義を奉じ
る人間から見れば、寺の住職など不法利得者以外の何者でもなかったのかもしれない
が。

平野はとにかく政治的で、実に穢い奴だった。阿川さんは「国を思うて何が悪い」の
中で平野が晩年、芸術院賞の恩賜賞を受けたことを揶揄的に書いたゐたが、私は「よ
くぞ言ってくれた」と快哉を叫びたくなった一人だ。

平野の悪口は、いずれまた。
66吾輩は名無しである:02/03/02 02:21
こんな事書いていいか分からないんだが、友人の父親が某大手出版社にいるのだけど(阿川さんの本も出してます)、その人曰く
「この人は日本語がきれいなんだ」
そして付け加えて、
「阿川さんは良い作品書かれるんだけど、ただ売れないんだな・・」

薄々思ってた事をこうはっきり聞いてしまうと、辛い。

>54
激しく同意!
67吾輩は名無しである:02/03/03 01:42
>66
あなたの仰有る「某大手出版社」って文○春○で、「友人」って某全国紙に勤める
女性のことかな?
68吾輩は名無しである:02/03/04 01:49
>67
あの病み上がりのヒステリー女のことかな?
69吾輩は名無しである:02/03/05 02:24
あげますよ
70吾輩は名無しである:02/03/06 04:49
新潮社あたりで、早く全集出してくれないかな。「戦艦大和ノ最期」の吉田満への
追悼文や、井上成美・元海軍大将への弔辞など、単行本未収録の文章もそれで読ん
でみたい。
71吾輩は名無しである:02/03/06 05:14
どうも最近は愚痴っぽくなったからね。
石原都知事の三国人発言の際に、
良くぞ言ってくれた石原君!思い起こせば終戦直後
道端で出合った三国人に小突かれた時のあの悔しさといったら・・・
式の恨み節を文藝春秋誌上で開陳していたが
あれはちょっとイタダケナイ。
昔は抑制がきていたんだけどね。
72吾輩は名無しである:02/03/06 05:23
>71
俺もそれは覚えてる。でも「文士・石原でなく、都知事・石原なんだから、
物の言い方には注意なさいよ」という感じで終わってたから、少し救われた
気分になった。年寄りの愚痴、と言えばその通りなんだが、ファンの俺は後
世を生きる日本人への遺言とプラス志向に解釈している(藁
73吾輩は名無しである:02/03/06 21:29
南蛮阿呆列車第三弾を期待します

上のレスにあった阿川さんは氏のご長男じゃないかな
確か昨年NHKの自分の母校で講義する、ナントカって番組に出ていました
74吾輩は名無しである:02/03/06 22:34
ビートたけしのTVタックルのアシスタントのお父さんは作家だったんだ。
75吾輩は名無しである:02/03/07 06:17
あげますよん!
76吾輩は名無しである:02/03/08 04:06
あげ
77:吾輩は名無しである:02/03/08 12:06
山本・米内・井上ときて、鈴木貫太郎で締め括るのかと思っていた。


もう無理だろうなー
78:吾輩は名無しである:02/03/08 12:22
この板と同じスレを軍事板で見つけました

    阿川弘之の作品↓
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/army/1009886888/l50

氏の作品の性格上軍事板にもファンは多いようです
79吾輩は名無しである:02/03/08 13:57
>77
私も小堀桂一郎や半藤一利とは異なる鈴木貫太郎を、阿川さんに期待した一人ですが、
しかし、書かれることが何となく分かっちゃってるので、これはこれでいいのかもしれ
ませんね。

>78
情報をありがとうございます。専門家(?)の自衛隊員の人もカキコしてて面白かった
です!!
80吾輩は名無しである:02/03/10 04:12
げらっぱ!
81吾輩は名無しである:02/03/14 14:09
文春の巻頭随筆、近藤啓太郎の姿を伝えて余すところなし。大老人、お見事です。
82吾輩は名無しである:02/03/15 02:46
「カレーアイスの詩」好きな人いないのかな。これなんか今ドラマ化しても全然違和感無いと思うよ
83吾輩は名無しである:02/03/15 02:48
>82
禿胴! 阿川さんの小説はテレビ向きの、明るい佳作が少なくない。
8482:02/03/15 02:59
>>83 感謝!!「あひる飛びなさい」なんかもお薦めですよね。
でも、今そういった文庫は殆ど絶版か品切れ・・・…(哭)
8583:02/03/15 03:05
>84
またまた禿胴! 手元の「あひる飛びなさい」のオビには今は亡き芦田伸介
の姿が、加賀まりこや十朱幸代らといっしょに印刷されていて、胸に迫るも
のがある。「犬とまあちゃん」とか、阿川さんの作品は実際にテレビ化され
たものもあり、戦後の小説とテレビ及び映画との関係を考える時、阿川さん
や「第三の新人」の作品は、これまでと違った様相を呈してくるのでは、と
思う時がある。
8682=84:02/03/15 03:12
>>85
ありがとう!!ほんとにそうだね。
余談みたいだけど、NHKの「プロジェクトX」YS11の回を見て
「あひる飛びなさい」をだぶらせた人はこのスレにも幾人かいるのでは?
87吾輩は名無しである:02/03/16 03:31
古山高麗雄が死んで、読売の訃報記事の中で短いコメントが紹介されていた。
88吾輩は名無しである:02/03/18 03:55
あげろ、あげろ。
89吾輩は名無しである:02/03/18 03:58
NHKラジオ第一の「ラジオ深夜便」いう番組あってさ。
そこで一昨日、阿川提督がでてた。
番組ホストの森川愛子(旧姓 志賀愛子 志賀直哉の姪)と、志賀直哉の弟さん
と一緒に、阿川が親しくしていた志賀直哉の思い出話。

どうということない昔話なんだけど、この人たちくらいになると、人生そのものが
芸術作品だなあと感心。
90吾輩は名無しである:02/03/18 04:05
>89
「阿川提督」って、うまい表現だなぁ。
91吾輩は名無しである:02/03/18 12:50
いや、開高健の引用です。>阿川提督

文春文庫の南北アメリカ大陸縦断釣り紀行のカナダ篇で、「阿川提督といっしょに鱒釣り」
の章ですね
92吾輩は名無しである:02/03/22 03:37
ageageageage
93吾輩は名無しである:02/03/24 14:37
宇垣纏
94吾輩は名無しである:02/03/29 03:31
老衰age
95吾輩は名無しである:02/04/02 03:44
頑張れ阿川あげ
96吾輩は名無しである:02/04/04 14:05
右寄り作家では石原よりずっと上。
97吾輩は名無しである:02/04/05 05:32
やっぱ、随筆だろ。
純粋に文章だけで読ませるって大変な事だよな。
98吾輩は名無しである:02/04/05 17:45
東大紛争で林健次郎が学生に軟禁された時に、三島と一緒に東大に直談判に
行ったんだよね。
99吾輩は名無しである:02/04/05 23:48
>98
林健太郎、ですね。その際、三島が学生数人と、阿川さんから離れたところでヒソ
ヒソ話をしていたのを、後年、阿川さんは「楯の会の若者たちだったのでは」と書
いていました。
100吾輩は名無しである:02/04/06 01:37
100ゲット!!
101吾輩は名無しである:02/04/10 21:42
老大家
102吾輩は名無しである
新刊『春風落月』発売記念あげ