ああ、ムーンパレスだったか。それに目玉焼きじゃなかったね、そういえば。
あの作品自体はオースターの中では好きじゃないほうなんだけど
あの描写はなんかしばらくずっと印象に残っていた。
944 :
吾輩は名無しである:2005/11/15(火) 18:15:13
新潮文庫にあったはずの『スモーク』と『ルル・オン・ザ・ブリッッジ』が
書店店頭に見当たらなくなったんですが、廃刊でしょうか?
――としたら、何か戦略なんだろうか?(映画関連を文庫から引き上げ)
オースター自体はじょじょに人気の裾野を広げていると思うので……。
(もちろん、『偶然の音楽』のように映画になっても
そのまま文庫に残されているものもあるけれど
この作品は標題通りの映画として日本で公開されていないし)
945 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 00:59:38
シナリオ本はあんまり売れないよ。映画との関係が薄れればなおのこと
『スモーク』もシナリオ本なの?
YES
>>946 シナリオは「ブルー・イン・ザ・フェイス」と両方が収録。
あとは、オースターへのインタビュー。
それと、この映画の元ネタとなった「オーギー・レンのXマス・ストーリー」
とかいうショートストーリー(これは小説形式)も収録。
初めて買ったオースターの本がこれだった。
読んだのは「幽霊たち」が最初かな?
>>944 >偶然の音楽
ミュージック・オブ・チャンスね。ケッコウ面白かったよ
949 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 01:23:26
最後に本人が顔見せするね
950 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 01:24:19
次スレたてる?
951 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 01:28:06
この進行の遅さじゃ、今立てなくても良さそうだな
952 :
吾輩は名無しである:2005/11/17(木) 02:15:28
>>948 噂ではナッシュの「あの先」やボッツィの真相など
明かされる、というか、小説を補っていると聞いたけど
近所のレンタル屋ではみつからない。
ネタバレ公示のもと、誰かうまく紹介して!<ミュージック・オブ・チャンス
ところで小説『偶然の音楽』についてはもっといろんな意見を聞いてみたい。
大好き派と、イマイチ派の近年のレビューを書いて!
(このスレの4年くらい前の古いログは読み返したけどさ…)
俺は原作の方は読んでない<ミュージック・オブ・チャンス &小説『偶然の音楽』
二人男が出てきて、主人公らしきボーっとした感じの男が、あまり有名でない男優が
演じてた。
もう一人のギャンブラーのほうは、ジェームズ・スペイダーが演じた。
これが、「真夜中のカーボーイ」のD・ホフマンとイメージがカブる。
ボーっとした主人公に、世知辛い世間のことを教える小男って感じでね。
どっちがナッシュでどっちがボッツイ?
テニヲハ、間違えた。スマン
D. Hoffmanを思わせるチビのほうがボッツイ。
そっか、映像だとそうなるのか。
それだけでも観たくなってきた。
>>955 レス、サンクス。
クリス・ペン(ショーンの兄弟)とか、サマンサ・マシスとか
ゲスト出演も知った顔の俳優。
主役だけが見たことない顔だった。
その後、「ルル・オン・ザ・ブリッジ」に脇役で出てた。
アメリカでは珍しい感じの実験的な映画で、
「泳ぐひと」に感触が似てたかな。
それで……
本題というか、ここから先がネタバレに抵触するから
訊くのも答えるのも難しいのかもしれんが
そのボッツイは、映画では最終的にどうなってる?
原作では……アレなわけで。。
んで、ナッシュに到っては、原作では
運転中に1ツ目のライトに直面する、ってところでアレなわけですが
映画ではそれぞれの登場人物をうまく着地させているとか。
映画版は小説版とは別物ということ。
その「別」の部分が、小説では「かわされてしまった」ところかなと思うので
それで知りたいのだ。
958 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 18:22:17
ボッツイは悲劇的な結末を・・・
ナッシュは冒頭に戻る・・・・
このくらいなら許されかな?
959 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 21:54:35
× 許されかな
○ 許されるかな
ナッシュのアレは冒頭に戻るのか?いまいち繋がりが読めんのだが
961 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 23:18:34
>>960 俺もだいぶ前に見たからウロオボエだが、
映画では、冒頭は、たしか車に乗ってるナッシュが、
J・スペイダー演じるボッツイがヒッチハイクしてるところを通り、彼を拾う。
立場は逆だったかもしれん。
とにかくラストは振り出しに戻ったって感じなんだよ。
小説ではどうだったかな?
この出会いは、パチーノとハックマンの「スケアクロウ」を連想させるな。
そうやって思い出してみると、この映画はニューシネマあたりの先行作品
の記憶に満ちた作品かも。オレが勝手に結びつけてるだけか?
962 :
吾輩は名無しである:2005/11/18(金) 23:25:00
ちなみに、お楽しみ情報として、オースター本人がこの映画にちょっとだけ
出演してることを付加しときます
>>961 >小説ではどうだったかな?
悪いことは言わん、映画だけで済まさないで
最終ページだけでも読んでみろ。
むしろ驚くぞ。
そうそう、読んでないなら読むべきだね。
965 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 09:17:02
文庫出てたっけ?
966 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 09:48:37
ここにきてレスが付きはじめたから、やっぱ次スレ立てたほうがよくね?
花村萬月さんスレ(なぜか、さん付けww)みたいに、誘導無しで重複なんて
ことになってもよくないし。
そういや一般書籍板にもオースター・スレあったような。二つもいらない?
967 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 09:50:30
968 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 09:53:21
出てるよ。それより、ポッツィと言ってくれ。ボッツィと濁らすのはなぜだ?
969 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 09:54:54
970 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 09:56:43
あれ?、はじめからボッツイになってたな
ポッツイのほうが正しいんだね
971 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 09:58:45
ポッツィか。
最後の物たちの国でってさすがに意味分かんなくて途中でやめたんだが
あれって最初から最後まであんな感じ?
973 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 12:38:10
オレなんか孤独の発明もムーンパレスも途中で止めたよ。
ニューヨーク三部作とリヴァイアサンと映画シナリオだけ。
俺だいたい一気読みだけどなぁ
シナリオはダメだった
ムーンパレスは最後の方が濃いからな
ムーンパレス挫折する人はたぶん
(がんばってついていっても)
あの盲目の老人のとこでバイトはじめた直後くらいに
「残りまだこんなにある!」って本の半分も達してないことにザセツるのでは?
977 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 15:42:51
>>972 冒頭部分は散漫でわけわからん世界観が語られるだけだけど、
アンナが老夫婦と出会ってから以降は、怒涛の物語とロマンスが展開するのだが。
そこまでは読んだ?
979 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 16:51:23
赤信号の小宮が出るのか?MC小宮の役?ww
ムーンパレスも芝居になったことあるな。三谷幸喜のドラマに良く出る人
白井晃?の芝居だっけ?
ニューヨーク三部作は同じ話の変奏だからな。微妙な違いを楽しむ
って感じ?
980 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 17:00:03
981 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 17:04:17
おお、残すところ、あと、20レスか。
しかし、このスレ、長寿というか、緩やか進行というか、
消化するのに約四年か。オースターの人気の質もこんな感じなんだろうな。
熱狂的な人は、あまりいない。マッタリ人気。
そういえば、ウルフルズのトータス松本が、好きらしいな
ムーンパレスは洞窟の話が出てからが山だな
>>982 そだね。そのへんは面白かったな。
そーいや、オースターの小説で好きな部分って、
寒いとか飢えてるとかの、ひもじい話ばっかりだ。
つか、ムーンパレス、最近読んだのに、
どんな結末だったか思い出せネェ…
次スレは立てるのか?
985 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 18:31:28
一般書籍板に在るからそれでいんじゃね?
格調は一応こっち(文学板)の方が高いことになってるけど、
ヘンな綿矢スレが乱立したりして、名目だけのものになってると
いえなくもない。
同じようなスレが二つたつと、板が違っても、人が割れちゃうからね。
後半のスレ進行の遅さ、スレ違いの話題が出ても、誰も文句言わないほど
レスがつかなくなった時期もあるみたいやし。
986 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 18:34:06
987 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 18:40:48
日本名を考えた。
大下徹ww
988 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 18:43:43
東洋人(日本人だっけ?)女性と結婚した時期もあったんだっけ?
今はシリさんと結婚?
リヴァイアサンのアイリス(Iris)は名前のスペル転倒
989 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 18:44:53
「幽霊たち」のような現在形の小説って珍しくね?
990 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 19:17:34
アメリカ文学スレよりコピペ
310 :吾輩は名無しである :2005/10/29(土) 13:55:49
たぶんOヘンリの短編だと思うんですが、結末が3つある話のタイトルを知ってる人いませんか?
たしか若者が金持ちの事業家と賭けをして誰とも接点を持たずに10年か20年くらい過ごすとかいう話です。
こ、こんなんじゃわかりませんかね・・・。
311 :吾輩は名無しである :2005/10/29(土) 14:05:19
最後の樋口一葉?
312 :吾輩は名無しである :2005/10/29(土) 15:34:50
>>310 独房で本だけ読んで過ごすやつ?
313 :吾輩は名無しである :2005/10/29(土) 15:41:45
なんかオースターっぽいな。「幽霊たち」とか「偶然の音楽」とか
つか、先はヘンリだけど
991 :
吾輩は名無しである:2005/11/19(土) 19:27:48
オースターはカフカ論も書いてた?
992 :
吾輩は名無しである:
>>989 そんなことないんじゃない? 最近だとジュンパ・ラヒリとか。