2 :
吾輩は名無しである :01/12/13 00:21
和尚さん、スレ立ておめでとー! 厨房がわらわら来ても、めげずにがんばってや。 祝!新スレage-!!
おのおの方! いかがめされたか・・・拙者を一人で切腹させようとてか。 ああ,なんとこの世と2CHは不条理か・・・
わたしがいますよ。 食べても食べても肛門からウンコになって出る世の中ですからね。 2CHくらい、不条理じゃなくしていきましょう。
↑ 水戸肛門殿か・・・ まあ,ええわ・・・ 拙者,常日頃疑念といたすところは,まさに人間はなぜに口から食ってナニから排出するのか。古今東西,みんな同じことをして生をまっとうしておる。 そのような法令法文規則はなきものなのに,また左様に頼まれたわけでもなかるまいに,みんな一様にそのようにいたす。不思議な同一性じゃな。 これだけ個性主張がやかましく尊ばれる時代ではある・・・いっそ肛門から物を食って口から出すような特異な人物はおらんものか。 貴公はどうじゃ,水戸肛門殿。やってみられたし!報告を待つ!
おのおの方・・・ どうか「あげ」ていただけんものか。 今夜は忠臣蔵の晩じゃ・・・大石蔵は享年45歳。三島由紀夫同じく45歳。 もう,そのあたりが限界じゃな,この世との付き合いは・・・そう思わない?
極楽氏よ、パート2のスレッドが吾輩の知らぬ間にオープンしていたのだな、まずは新装開店おめでとう。 せっかく吾輩が新タイトルを考案してあげたのに、採用されなくて残念じゃ。 このスレの浅野公は三島なのかと思っていたら、三島がやっぱり大石のようだな。 三島晩年5年間は確か福田蔵相あたりが昭和元禄と名づけていたはずで、この人、後に昭和の黄門様とか呼ばれてなかったっけ? 今もテレビで高倉健主演の忠臣蔵をやっていたはずだが、45歳どころかあれは60過ぎで演じてるはずだよ。 ところで吾輩は色男の忠臣なるよ。 五味康祐は全共闘四十七士論で赤穂義士をボロクソにけなし、赤穂義挙がなければ、勤皇派が佐幕派を制圧する明治維新は百年早く来たであろう、としている。
近代を倒すのは未来である! 三島由紀夫を倒すのは橋本治である!
>>7 質問者バツ殿
新装開店でっさかい,よろしゅうに・・・
たしかに赤穂事件を勤皇思想の観点から論ずる向きもあったようですな。浅野の殿さんが勤皇思想から不敬の吉良を刃傷したという観点・・・しかしそれは戦前の皇国史観のこじつけで,ましてや全共闘がそんなアホ史観に肩入れしてどうすんだと言いたい。
ま,もっとも全共闘の連中の密かな憧れは尊皇攘夷の幕末志士にあったというのは有名な話ですがね・・・
>>8 >近代を倒すのは未来である!
違う!近代を倒すのは「古典」である。
橋本治さんって読んだことないッス・・・
10 :
吾輩は名無しである :01/12/15 02:59
>>8 固定オタク女
オタクは治スレ(←異常)にすっこんでラリってりゃいいの!
最初から文学板に来んなよ、ミーハーが!
11 :
午後の逢引の固定オタク女 :01/12/15 14:53
読めー>9 古典の王者橋本治さまをなんと心得る。この「桃尻語枕枕草子」「絵本 徒然草」「窯変源氏物語」「双調平家物語」が目に入らぬかーーー 治ちゃんは「禁色」の「間奏曲」読んで「オニイチャン俺と一緒にい るときにドブネズミみたいだ、なんて言わないくったって」とすねており ます。 >10 三島信者を橋本治信者に改造してやる!オタクショッカーの野望! って。
>>11 オタクのお姐ちゃんよ・・・
わしゃあ,文学なんて小難しいもんは知らねえけんっどよ,その,なんだ,橋本某先生とやら,あんた知ってんならどうだ,わしに紹介しておくれな。頼むさけえ・・・
わしの原稿を是非読んでいただかんといけん思うとりますけえ・・・
それと注意しとくけどな,このスレはな,若い女の子の来るようなところやないで。
恐ろしいところや。ワシ以外はまともな人類は一人もおらんけん,こんなところでウロウロしよったら,それこそどんな目にあわされることやら・・・さんざんオモチャにされて,しまいには香港に叩き売られるでィ・・・気ィつけな。
しかし、オタクのねえちゃんでも肛門はあるけぇのぉ・・・。 まぁ、仲間に入れてやってもええんじゃないかぁ。 ついでに肛門にも入れてやろうかいのぉ。
橋本治はもう少し本の題名を考えないと…。
関係もないことながら,今日の新聞で千石イエスの訃報があった。 懐かしい名前だよな・・・知らん? 集団生活していた,あの美人の信者たちとは肉体関係はあったのだろうか。ま,男と女の関係だから永遠にわからぬことだろうが,しかしもしやってたら人数も多いからとことんややっこしい関係になっていただろうな。 結局最後まで「イエスの方舟」を保ったということは,そうした人間臭い誘惑には陥らなかったということかもしれない。 だとすりゃ,やっぱり立派だよ,千石イエス。
>西方極楽さま 残念ながら、橋本治は新人賞の選考委員を引き受け 他人の原稿読むと身体壊す体質なので、もうやらない ですって。残念よね。 >13 腸内洗浄セットを買いたいが、黄門様虐待お躊躇する、 今世紀初の年の暮れのオタク。 >14 そうそう!橋本オタクの私も同感ですワ。 >15 千石イエス、テレビでたけしが演じてたわね。
橋本スレッドで邪魔にされはじめたから、三島スレッドに 引っ越させてもらいますわ。以後おおきに。
>>17 オタクの姐さん・・・
引っ越してきてもかまいませんが,問題を提起してもらわんと話がつながらん。
それと3サイズと未婚既婚の別,最終学歴等も一応申し述べていただいてもかまいません。
さらに当スレではジェンダーによる文学解釈はいっさい認めません。
男尊女卑とスケベ心はこのスレの運営者のすこぶる好むところでっさかい・・・
それでよかったら,ヨロシクね。
あと、排泄時に血が出たり、肛門に出来物が見つかったら、 すぐに報告して下さい。
>>19 あんた本当は医者さんじゃねえのか・・・?
『文化防衛論』に代表される三島の形式主義的天皇(日本文化)観と 『僕たちの近代史』における橋本の唯一者としての天皇観および「原っぱの論理」とでは どちらが有効なのか? 三島に「文化的荒蕪地」(大江健三郎)として見放された わが国ではあるが、その不毛性を行動の起点と見る橋本の 近代性はユニークですね。
>>21 >その不毛性を行動の起点と見る橋本の近代性・・・
不毛性を行動の起点にしているのは皆,同じ。人生をやりぬく上での鉄則みたいなもので,何も作家の専売特許ではない。
ましてそれが「近代性」などとご大層な修飾をされるとなると,滑稽を通り越して噴飯めく。
だいたいこの21世紀にもなった時代に「近代性」とはなんていう古色蒼然たる修辞。
思わず顎ががっくりと垂れ下がったヨ。
>西方極楽さま ジェンダーによる文学解釈はいっさい認めないってのに 感服ですわ。源氏物語がフェミニズムの手段にされることに 嘔吐してましたの、アタシ。 >21 >その不毛性を行動の起点と見る橋本の >近代性はユニークですね。 おおお、おおお素晴らしいっ。
24 :
吾輩は名無しである :01/12/16 23:45
>>23 ジェンダーによる文学解釈とフェミニズム解釈は別だぞ
25 :
吾輩は名無しである :01/12/17 00:38
生臭坊主に、肛門狂、オタク女、スノッブと、 いよいよ魑魅魍魎の集う地獄篇スレッドと化してきましたな、西方さん。
>ましてそれが「近代性」などとご大層な修飾をされるとなると, >滑稽を通り越して噴飯めく。 それが『僕たちの近代史』における「原っぱの論理」。 シュティルナーの読者でありながら空虚な形式文化を擁護した三島と違い、 近代日本における主体性をカントの援用によってを天皇に絞り込んだのが橋本治。 レトリックでもなんでもなく、 橋本治による近代論だから「近代」としたわけですよ。 だいたい、認識の不毛性は「豊饒の海」三部以降のテーマでもあり、 だからこそ、本多による「物自体」への渇望が吐露されたりもするわけです。 ま、半分はネタですが、両者を比較する事はなかなか面白いかな? と思って書き込んだ次第。
私は、肛門に対するみんなの偏見を直す医者です。
>>25 >いよいよ魑魅魍魎の集う地獄篇スレッドと化してきましたな、西方さん。
いや,まことに左様のようで,拙者とすればありがたいの一言に尽きますな。
ネット世界の梁山泊といきたいところだ。さしずめ拙者は「宋江」・・・いや花和尚・魯智深といったところか。
日本文学の英雄豪傑,集まれよ。
>>26 認識の不毛性・・・ということはもちろん文学の普遍的なテーマではあろうが,また一面では文学は認識のための方法論の提案でもあろうではないか。
ただ「不毛」と断ずるだけでは,どんな創作世界が築けようか。
集まっても酒の一杯も飲めねぇんじゃなぁ(笑)
>>27 ああ,そうだ,肛門科の先生はそうおっしゃるでしょうな。
同じ自分の身体の部位。あだやおろそかに考えてはならぬというわけで,よろしくお願いをいたしますよ,先生。
でも,危ねえかな,この先生,診療中に何かが入り込んだりしてからに・・・(爆
暖かくて大きな柔らかい注射、 滑らかな塗り薬、 わたしも秘密厳守だから、あなたたちも何があっても 語らないように・・・・。
32 :
地獄に落ちない固定オタク女 :01/12/17 20:46
タチの会
自衛隊には、既にたくさんのわたしの同胞がいる。 占拠するのは、もちろん・・・・
>>33 >自衛隊には、既にたくさんのわたしの同胞がいる。
この「わたし」ってのが三島由紀夫なら,さあ,どうかな。たしかに彼の晩年から死後何年間にかけては自衛隊員(特に幹部候補生)の中には三島の決起に同調するような空気があったと伝えられている。
しかし,あの時代の若手将校たちももうみんな定年退職している頃でしょうが。
もう完全に過去の歴史的な出来事になりきってますて・・・市谷の東部方面総監室のあったあの建物も無くなったし・・・
「タチの会」?・・・なんだ,そりゃ?
ダチの会ならわからんでもない。アミーゴは大事にしようというわけで・・・
>>31 産婦人科の男の医者さんはそういう点でたいへん気を使われるという。患者の局部を診察する時には必ず看護婦を立ち会わすとか・・・
その点肛門科の医者さんに関しては一種の盲点かもしれん・・・(爆
あれ?楯の会は三島信者のメッカじゃないのか。意外。
>また一面では文学は認識のための方法論の提案でもあろうではないか。 >ただ「不毛」と断ずるだけでは,どんな創作世界が築けようか。 確かにその通りです。 ただ、それ自体を前提とした滅亡は永遠性を獲得する といった最後のの発言から推測すると、 切腹という行為を純化する為に創作という行為(認識) を終わらせる必要があったのではないのでしょうか? 三島流の知行合一とでも言うべきか?
ここのスレッドは随分流行っているようで人の出入りもなかなかのようだな。 吾輩は69の掲示板を巡回しているので、体がいくつあっても足りないくらいじゃ。 オタク女氏は近代(三島)を倒すのが未来(橋本)である、三島信者の治信者への宗派変えを画策すると意気込んでいるようだが、 まず三島自身が近代批判であり、極楽氏の言うように日本浪漫派は戦時中日本古典を読んで近代の超克を唱えておったのだ。 日本では古典がそのまま近代批判じゃ、プレモダンがポストモダンを先取りしているぞ。 極楽氏よ、吾輩も千石イエスを記憶しているよ。女の数なら我師色男が凌駕しているがな。 たけしのドラマも見た。たけしはそれ以外にも戦後犯罪史の実録ものをたくさんやっていて、 大久保清、金嬉老、三億円事件、他にもまだあったかな? それから極楽氏よ、五味は全共闘よりずっと上の世代で吉良と綱吉が勤皇派であるとしている。元禄という武家政体危機の時代、浪士は将軍綱吉の 勤皇精神の犠牲となったとして、一部武家の間で同情を集め、堕落し切った武家政体の時代に討ち入りが 美談になる事によって佐幕派が勤皇派を制した、討ち入りが武士道の鑑とされる事で明治維新は遅れたという認識じゃ。 全共闘は大学幕府へ討ち入りする事で、結果として大学幕府を百年延命させるであろうと、している。
21=26=36氏の問題は面白い。 吾輩は橋本の本は美男へのレッスンというのを読んで、レッスンの必要なし、と感じたぐらいで「僕たちの近代史」も原っぱの論理もいっこうに知らぬが、 近代日本のアイデンティティを天皇に求め、それがカントの物自体という事になれば、三島のゾルレンとしての天皇とどこが違うのかのう。 三島の文化的天皇論によって批判された現代の不毛を起点とする橋本は大江と同じ地平に位置し、そこで観念論哲学的な二元論の天皇をそのまま軸として近代性を引き継ごうとするのか、 あるいはそれに変わる近代日本の主体性の構築を可能としているのか、その辺を説明してもらった方がよいのではないかのう。 肛門学派の人はゲイレボリューションとかいうやつかい?三島なんかをそのシンボルに頂いて同性愛者の市民権獲得を目指すという動きがアメリカにはあるらしいが、 キリスト教文化圏ほどにタブーの呪縛は強くないんじゃなかろうか。
39 :
吾輩は名無しである :01/12/18 18:34
>近代日本のアイデンティティを天皇に求め、それがカントの物自体という事になれば ↑すいません。意味が分からないので説明して。
>>36 >切腹という行為を純化する為に創作という行為(認識)を終わらせる必要・・・
たしかにそういうことでしょうな。たしかに三島なりの知行合一の納得であったとは思います。
しかし気をつけなければならないのは,「盾の会」や切腹なんてのは三島の逆説的な冗談だったということだけはきちんととらまえておかないと滑稽なことになるよ。
>>37 質問者バツ殿
>吾輩は69の掲示板を巡回しているので、体がいくつあっても足りないくらいじゃ。
まことにご苦労様でございます。そうした無私無欲の大尽がいらっしゃってこその2CHの賑わいですのう・・・
>吉良と綱吉が勤皇派であるとしている・・・
それは誰の赤穂事件論か知りませんが,戦前に御用学者が主張した論説では,吉良や柳沢が佐幕派で,浅野内匠頭長矩が直情径行の勤皇派。朝廷からの伝奏者の接待役の責任者吉良に不敬の段があったので,憤った浅野が天誅を加えようとした。
この主君の勤皇の志を遂げるために赤穂浪士が立ち上がったとなっていますな。
あまりにもわかりやすい図式化なので,かえってまったくのウソだと知れる説ですな。
>>38 質問者バツ殿
>(ゲイは)キリスト教文化圏ほどにタブーの呪縛は強くないんじゃなかろうか。
たしかに日本文化は,性に関するタブーの少ない文化だそうだけれど,逆にタブーがあるからこその強烈な快楽性ということも言えるわけで・・・
もちろんそれはジョルジュ・バタユ先生にお任せすべき論証ではあるが,たしかに日本人には「性」を純粋に快楽としてとらえる観点が少ない。
橋本治という人の本を読んでいないので,三島との相関関係についてはなんとも言えない。
自衛隊にたくさんいる私の同胞とは、タチの会の方だ。 ネコの会だと同胞ではないのでな。 そして、そのコミュニティを利用して、楯の会ならぬ、 タチの会を決起するのだ。 おそらくは、三島の事件を上回る、凄まじいものに なるであろう・・・・。 予行演習に参加したければ、西方を推薦してやっても 良いぞ。 ただし、肛門をよく水洗しておくように・・・。
44 :
固定オタク公爵夫人 :01/12/18 21:24
決起がなにやらソドムの市めいてまいりますわね。
45 :
吾輩は名無しである :01/12/18 23:41
>>40 >「盾の会」や切腹なんてのは三島の逆説的な冗談だったということだけは
>きちんととらまえておかないと滑稽なことになるよ。
そうですか?
小説に関しては三島が評価するトーマス・マンの教養小説的歴史性を
バタイユ的至高性の形式化によって内破させ、
現実行動に関しては「切腹」という形式化によって運動不可能な地点まで
追い詰めたと思いますが。
こういった認識と行動の徹底した形式化が不在の神である天皇に聖性を付与し、
彼自身の不滅性(=唯一性)をも確定したと思います。
また、陽明学というプリズムを介して分析した新左翼運動が、
「事件」の数年後、党観念と実践の合一による内部崩壊を余儀なくされたことからも
その「行為」がもつ批評性にはただならぬものを感じます。
>>46 テェ〜しょう(大将),あっしらみていな田舎もんにわかるような日本語で言っておくんなせいな。
>その「行為」がもつ批評性にはただならぬものを感じます。
そんなこたあ,なにも三島の行為にかぎらネエ。批判性というか限定性というか,そうした本質はどんな行為にもあらあね。
あんさんが,たとえばいずれかの女とオマンコをする。そのオマンをするという行為そのものに他の男にはその女のホトには入れさせないという現時点での排他性,社会的限定性を持たせることにもなり,当然そのことが当為の「批判」でもあるということ・・・・
そういうことでないと,なかなかにややっこしいことになりまんな。
>>34 >・・・市谷の東部方面総監室のあったあの建物も無くなったし・・・ 「市ヶ谷記念館」として、同じ敷地内にちゃんと残っているんですよ。 見学ツアーに参加すると、「三島事件」の話題も出てきますよ。 陸自東方総監室のドアには、三島の付けた刀痕もしっかり残っています。
↑ さふですかい,それじゃあ今度東京サ行った折には観光巡りに行ってきまひょうてィ。広島牡蠣ともみじ饅頭を振り分け荷物にしてひょこひょこしながら出て行きますけェ・・・よろしゅう。
もみじ饅頭は、肛門マークに似ている・・・
>>47 昨日は風邪具合が悪くて寝てました。
遅レスすまそ。
>そんなこたあ,なにも三島の行為にかぎらネエ。
>批判性というか限定性というか,そうした本質はどんな行為にもあらあね。
ただね、東大全共闘との討論で、
「君達が一言『天皇陛下万歳!』と叫べば共闘できるんだ」と言ってますね。
で、切腹の際にも「天皇陛下万歳」と叫んだわけです。
その根拠となったのが陽明学で、朱子学ではないところがポイント。
>現時点での排他性,社会的限定性を持たせることにもなり,
>当然そのことが当為の「批判」でもあるということ・・・・
近代法学に親炙した三島がパンデクテン法制における
「物」の排他的独占性に着目していた事は彼の作品にも表れていますね。
ただ、こういった物の絶対性は仏教哲学ではどう扱われているんでしょうか?
特に唯識思想(法相宗)では…。
個人的に『天人五衰』のラストシーンは、
仏教哲学とドイツ観念論との対決の場だと考えております。
52 :
吾輩は名無しである :01/12/20 23:39
「君達が一言『天皇陛下万歳!』と叫べば共闘できるんだ」と言ってますね。 あの対談本気だったどうなのか今でもわからない、、、。
>>51 >「君達が一言『天皇陛下万歳!』と叫べば共闘できるんだ」と言ってますね。
その記述はさだかには覚えないけれど,言ったとすればそれは「知行合一」という価値観において共有できるとベンチャラを言ってみただけのことで,三島一流のオプティミズムだろうな。
ただ彼が天皇主義者だなんて,そんなことを考えているとしたらやっぱりおめでたい。
彼が昭和天皇を非難したことは有名な話で,彼はある意味で最大の反天皇主義者(少なくとも現実の天皇制の)であったことは自明のことだ。
三島の言う「天皇」は、現実のそれじゃあない。 三島自身の中の二律背反を文字通り揚棄する装置としてあった。 全共闘も、楯の会も、自衛隊員も、 三島の天皇の意味を全くわからなかった。
12月23日クリスマスイブイブ&天皇マンセーケーキ発売!
天皇家の話は悉く辞めましょう。 2ちゃんねるで話してろくなことない。 それよりマターリと肛門の話でもしませんか?
>>51 >こういった物の絶対性は仏教哲学ではどう扱われているんでしょうか?
特に唯識思想(法相宗)では…。
物に絶対性があるなんて絶対に考えないのが唯識なんではないですかのう?
「識」がただあるだけですから,この世の実態には絶対的な客観性なんてあるとは想定しない。識は結局こちらの心模様ってことですから,それが様々に織りなす万華鏡・・・それがこの世の森羅万象よ・・・てなわけで,ドイツ観念論なんて臭い。
とにかく,ドイツで信じられるのはビールとソーセイジだけだな。
肛門学派の
>>56 ・・・
身体五臓六腑の中で,なんで肛門ばかりに熱中し,その形といい色といい匂いといい,あなたは無性にこだわるのか。それこそまさに執着というもので煩悩の中の最たるもの。
>言ったとすればそれは「知行合一」という価値観において >共有できるとベンチャラを言ってみただけのことで… 新左翼の革命思想を同じ革命思想である陽明学に引き寄せて 「天皇」の名のもとに統一したと思いますが? >彼はある意味で最大の反天皇主義者(少なくとも現実の天皇制の) >であったことは自明のことだ。 そうですよ。 「天皇自身は嫌いだが、絶対者としての天皇は崇拝する」 とも、言ってましたからね。 その文脈から後期の文化天皇制が出てきたわけです。 戦時中に朱子学(忠孝)の文脈で崇拝された家族主義的天皇制や 戦後の象徴天皇制を支持していたわけではない。 また、帝国憲法に明文化された「神聖にして犯すべからず」といった ドイツ神秘主義の流れを汲むものでもない。 >物に絶対性があるなんて絶対に考えないのが唯識なんではないですかのう? そうですね。 だとしたら、存在/当為といった二分法や定言命法も否定されます。 つまり、近代的主体性やそこから導き出される空間認識は無化されます。 ここが重要。
59 :
吾輩は名無しである :01/12/22 01:33
22っていやらしいスノッブだなぁ。 「近代的主体性やそこから導き出される空間認識は無化されます。」 といった類の言説、和尚の弁の前じゃ聞き飽きちゃったよ。
また、話が随分進展してしまっているようだが、前回の吾輩の書き込み以降のものを整理しておく事としよう。 39氏が意味が分からんと言っている部分は、吾輩が心余って言葉足らずというキャラから作った手抜き文章が理解の妨げになっておるんだが、 それは54氏や22氏が言っておるような事を意味しているのではないかしら。 つまりドイツ観念論哲学のカントが考えた二元論の物自体と現象というのを、近代日本を理解する上で応用すると、天皇なる認識の及ばざる主体者としての物自体とその様々な反映としての 日本近代史という構図だな。明治の帝国憲法やら日清日露、昭和の226から大東亜共栄圏まで、天皇を主体者として分析して歴史を見れば全ての現象を構造的に理解できるというものだろう。 22氏のカントによる橋本天皇論がどんなものか知らんが、だいたいこんなところを言ってるんじゃろうな。 極楽氏の紹介した戦前の忠臣蔵解釈はもちろん皇国史観によって物語の読み替えがなされたもんだろうな。 忠臣蔵以外でも源氏なんか不敬文学扱いだしな。吾輩が昔赤穂に旅行した時に、義士墓所として知られる花岳寺を訪ねたんだが、そこには鳴らずの鐘と言われて戦時中の軍部による金属供出 を免れた当局お墨付きの鐘を見たよ。戦後になって、五味の全共闘四十七士論というのが出たのは、そのネガみたいなもんで、義士嫌いの五味が全共闘も浪士も同じようなものじゃと切り捨てる ための国史学会からは相手にもされんような珍説だったんじゃろうな。
22氏の文章が評判よくないようだが、それは日本語の中でも文芸批評語という文壇過疎村の方言じゃ。 こいつは田舎もんのくせして日常標準語より偉そうな顔をする翻訳みたいな言葉だったようじゃが、 60年代以降は没落して生活者には意味分からん隠語になったのじゃ。消費社会ではコギャルのギャル語と等価なんだな。 でも22氏の言ってる三島の天皇論はいい線いってるよ。日共批判の全共闘は本質を言うと右翼だな。 だから三島が天皇と一言してくれれば君らにコミットしようと言ったのは逆説じゃなくて本音じゃ。 全共闘はロイヤリティーの対象を持たなかったから死ななかったし白旗振ったのだよ、日本で革命成功しようと思ったら 宮城占拠せんと駄目だと北一輝も言ってるよ。三島は幻の南朝に忠勤して、昭和天皇の人間宣言を批判するんじゃ。 英霊の声がそれだな。 だから五味は通俗丸山政治学で朱子学の立場でもって、義士=全共闘を一刀両断のもとに切り捨てたのだ。
タチの会へ 固定オタクサンタからの贈り物
同性愛板からコピペ
アナルセックスをする人が信じられない
1 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2000/11/25(土) 00:17
異常。
29 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2000/11/25(土) 00:49
俺いっつも発展場でやるけど、今度産むはつけたことがないな。
あれってタチが用意するもんなのか?
30 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2000/11/25(土) 00:50
>>29 HIVキャリア発見なのれす!!
こわいれすね〜
33 名前: 安西ひろこ 投稿日: 2000/11/25(土) 00:52
>29
あなた絶対なんらかの病気に感染中ですわよ!絶対。
発展場行くなら今度有無なぜつけないのよ。もうっ!
47 名前: 29 投稿日: 2000/11/25(土) 01:06
>45
生のほうが気持ちいいからに決まってるだろ。
お前も犯ってやろうか。
51 名前: 安西ひろこ 投稿日: 2000/11/25(土) 01:09
もうっ、話にならないわ!犯ることしか考えてない奴は
嫌いよ、プンプンプーン★
最近寒いわね、もうすぐクリスマスだわ〜。
22氏の理解の仕方だと認識の不毛なる現代=天人五衰にあって、本多は物自体を渇望している、さっきの近代日本の主体者としての天皇だな。 だから天人五衰はドイツ観念論的天皇と唯識思想の対決の場所となる。極楽氏がバタイユを引用したので、そいつを使っておくと、 現代はハレとケ(日常性)のケだけになっている、エロティシズムは絶対者の中にしかなく、エロティシズムによってしか現代人の救済というものはない。 相対主義的エロティシズムというのはない、フリーセックスなんて単なるセックスだ。 というふうに三島は最後の対談では絶対者を復活させるのは妄念だと語っている。 前々から言っているように、グローバル化の世界にあって日本では仏教は葬式仏教となり、唯識思想は世界解釈の道具であってももはや救済を得られるものではない。 それは近代的生活様式を営むものの共通認識だ。であるから吾輩は前のスレッドで三島と新宗教は本当に無関係であると言いきれるものかどうか、と問題提議した訳だ。 そこで22氏やオタク女氏の教祖橋本の登場となる訳だが、三島の文化的天皇をいかに批判あるいは修正しようと言うのだ?と吾輩は38で質問したんだが、まだ答えてもらっていないよ!!
固定オタクサンタからの贈り物 過激な恋愛板からコピペ 929 :奥さん、名無しです :01/12/09 19:06 ID:Ki8FBCYs 私は子供の頃から父に厳しく育てられたせいで 男の人に対して強く出られると 「NO」と言えないんです。 だから、強引な男の人に誘われると怖くて断れなくって しかも「避妊して」なんて絶対に言えないから 「中出し」されても嫌なのに 「NO」って言えずにいつもされちゃうんです。 そんな感じで男の人と関係を続けているから また妊娠させられちゃって・・・ 「妊娠した」なんて抗議する勇気何てある分けないから いつも一人で「中絶」。 もう4人の赤ちゃんとお別れしたんです。 もうこんな思いするのはいや! 私が気を使わなくてすむような 優しい男の人と恋をしたい! 癒されたい・・・
65 :
吾輩は名無しである :01/12/22 10:32
>63 「唯識」の「ゆ」の字も理解せんで、語るな。 せめて仏教の入門書くらいは読んでこい(憫笑)
66 :
吾輩は名無しである :01/12/22 12:29
質問者は、80年代の無能文芸評論家のパロディを演じているのですか? だとすれば、あまり面白くない。
67 :
固定オタクサンタ :01/12/22 12:31
キャハハ
68 :
固定オタクサンタ :01/12/22 12:41
日曜日に 2chへ繋ぎ 自信満々 レス書き込んだ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャリャ♪ テュリャ テュリャ テュリャ テュリャ リャ♪ (・∀・) 月曜日は 答えがつかない? 火曜日も 答えがつかない・・・ ナゼ ナゼ ナゼ ナゼ ナゼ ナゼヨ? ナゼ ナゼ 答え ありません〜♪ (T o T) 水曜日は 長文を試し 木曜日に連続カキコ 1の母 家臣 医者 精子〜♪ さらしあげ 削除依頼ぃ〜! (`Д´) 金曜日に 激しく激怒 土曜日は 板中荒らす 氏ね 氏ね 氏ね 氏ね 氏ね ドキュソ♪ 氏ね 氏ね 死ね チューボー ヽ(゚皿゚)ノ お医者たま これが私ノ 一週間ノ 仕事デス アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャ アヒャヒャ♪ アヒャ アヒャ アヒャ ヒヒヒヒヒ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ ヽ(゚∀゚)ノ へx) へx) へx) へx) へx) へx) > > > > > <
質問者バツ殿のテーマ (1) >三島と新宗教は本当に無関係であると言いきれるものかどうか、と問題提議した訳だ。 (2) >三島の文化的天皇をいかに批判あるいは修正しようと言うのだ?と吾輩は38で質問したんだが、まだ答えてもらっていないよ!! ーーーーあるいはそれに変わる近代日本の主体性の構築を可能としているのかーーー 西方極楽の一発回答 (1)について・・・自我(アートマン)の極限までの止揚の果てに純正な服従におもむくのが三島。自我そのものをなかったもののように欺瞞で溶かし込むのが新興宗教・・・似て,まったく非なるもの。 (2)について・・・それに代わる近代日本の主体性とは,それはまさに組織だよ。日本人は神や仏に代えて,日常世俗の組織を生み出したのだ。その機能性の分配こそが日本人個々の自我を全体性に結びつけるのだ。 しかしその組織がグローバル化によって根底から変質せざる得ないときには,ついには日本人も変わらざるえないだろう。 社畜,役畜,団体畜ども・・・一人っきりで孤独地獄をのたうち回れ!
>>64 >優しい男の人と恋をしたい!
さようの男子はこの世には存在しおらざるものなり・・・!
71 :
吾輩は名無しである :01/12/23 23:52
AGE
不存在の耐えるべき重さ。
73 :
吾輩は名無しである :01/12/24 08:45
おどりゃあ〜〜〜!!!
しゃんと書き込まんかい!(丸一日空けくさってからに・・・)
ワイをくすぼりじゃ思うてコケにしょったらしょうちせんど。
>>71 >不存在の耐えるべき重さ。
・・・じゃと?アホか,わりゃあ。あんたは「不存在」であることが人間の本来的な実存の正体であることをなんで認めようとせんのじゃい!
在ると思うな,金と存在じゃな・・・(笑
↑ すまん。上は拙者のカキコでござった。
75 :
吾輩は名無しである :01/12/24 22:48
肛門は、肉体の中で最も「捨て去る」という役目を負う器官だ。 それゆえに肛門こそ、煩悩から一番遠い位置にあると言えよう・・・。 皆も肛門にこだわれ! わしもほんまは広島出身じゃけんのう。 西方とは、ブチ気があるけえ。 ひょっとしたら、隣りに住んでおったかもしれんのう。 へえじゃが、「くすぼり」とかいう言葉は知らんで。 ほんまに広島弁か?
76 :
吾輩は名無しである :01/12/24 23:15
西方さん、クリスマスなどという異教の行事には見向きもしませんか
>75 三島信者の仮面をかぶった稲垣足穂(A狂)信者の告白。
>>5 、西方極楽さん
わかってるくせに。「肛門から物を食って口から出すような特異な人物はおらんものか。」って
いるでしょ、たくさん。活けだ太作とか、自分で書いてたくせに。おとぼけ好きですね、あいかわらず。
あ、このスレでは初カキコです、またくだらないレスでもなんとか付き合って下さいまし。よしなに。
>>75 広島の水戸肛門さんか・・・
「くすぼり」いうんはねえ,極道でも冴えんようになった奴を言うんじゃが。
ワイも極道じゃがさっぱりじゃけん,いっそ物書きに転進しようかと思うとるけえ,よろしゅう頼まア。
出版社,紹介してえや,広島アナル・・・
>>78 活けだ太作が云々・・・だなんて,あんた命の惜しくない人やね。
>>76 >西方さん、クリスマスなどという異教の行事には見向きもしませんか
そんなもん,「行事」ですらない。
日本人がクリスマスにアホ騒ぎするような習俗は,戦後占領軍の米軍将兵が持ち込んだものだ。当時のキャバレーで流行った風習で,それを今の若者たちが何か西欧文化の謂れのあることみたいに有難がって,そのまま伝承している。
あれを見れば,どんな他国の民族でも日本人を完全にイカレた田舎者とみなすであろう。広島人以上の,救いがたい田舎もん・・・
本当のクリスチャンにとっては静かな祈りの時期なのだ。
81 :
吾輩は名無しである :01/12/25 20:48
そこまで毛嫌いせんでもいいがな この国で、宗教的な意義を問題にすること自体、大人げないぞ
82 :
吾輩は名無しである :01/12/25 21:16
そうだ・・・ 肛門を見てみいや! みーんなについとるじゃろうが。 クリスマスも仏教も神道も関係ないよ。 みーんな肛門があるんじゃけえのー。 メリー肛門ゆうて、祝ったらええじゃないか?
83 :
吾輩は名無しである :01/12/25 21:28
西方さんはだしのゲン読んだことありますか
84 :
吾輩は名無しである :01/12/25 21:29
そりゃあ、見たことあるわい! 広島人は、みんな読まされるけえのー。 しかし、あれはいけんのう。 肛門のこと、ひとつも書いとらんけえのー。
85 :
吾輩は名無しである :01/12/25 21:43
いや、下痢はようしとったけえの〜 あと、アメ兵の前でケツを叩きまくったこともあったわい。 ビタ〜ン、ビタ〜ン!ってのぅ。 西方上人〜〜、わし、うろんが欲しいのぅ、うろんが・・・
「はだしのゲン」・・・
マンガは読まんから,それは知り申さん。それと反核平和教育というのも・・・むにゃむにゃ,パッパ・・・
>>82 >肛門を見てみいや!みーんなについとるじゃろうが。
貴公は汎肛門主義者じゃな。しかし本当にそうか?
不幸にして肛門のない人もある。渡哲也を見てみい。あの人はどうやってバックを隠しているのだろうか,常々不可思議のことに思っております。
>>85 「うろん」って何のこっちゃい?胡乱なことを言うな!
もうやめたら? SAGEたいんですが、SAGEってどうすりゃいいんですかね。
88 :
吾輩は名無しである :01/12/26 14:38
不可能です。
89 :
吾輩は名無しである :01/12/26 14:55
>>87 覗きたくなければ、覗くな! 田代まさしじゃないんだから。
,〜((((((((〜〜、 ( _(((((((((_ ) |/ ~^^\)/^^~ヽ| | _ 《 _ | (|-(_//_)-(_//_)-|) | 厶、 | \ |||||||||||| / \_______/ / \ ⊂ ) ノ つ (_⌒ヽ ノノ `J
| | |((((〜〜、 |((((((_ ) |\)/^~ヽ| |《 _ | |)-(_//_)-|) のぞきが好きでなにがわりいんだよ! |厶、 | ||||||| / |~~~_/ | ) |/ | | |
|| || || ,〜((((((((〜〜、 ( _(((((((((_ ) |/ ~^^\)/^^~ヽ | | _ 《 _ | (|-(_//_)-(_//_)-|) | 厶、 | のぞきは、死刑だ!! \ ||||||||| / \_______/ ∪ ∪ ヽ ノ ∪∪ : ; -━━-
93 :
吾輩は名無しである :01/12/26 20:32
う〜ん、ずれてしまった。
94 :
100 Gratest Gay Novels :01/12/26 20:56
このゲイ小説ベスト100はアメリカの"The Publishing Triangle"という団体がリストアップしたものです。 1. Death in Venice, Thomas Mann. 『ベニスに死す』トーマス・マン(新潮文庫、岩波文庫他) 2. Giovanni's Room, James Baldwin. 『ジョバンニの部屋』ジェイムズ・ボードウィン(白水社) 3. Our Lady of the Flowers, Jean Genet. 『花のノートルダム』ジャン・ジュネ(新潮社) 4. Remembrance of Things Past, Marcel Proust. 『失われた時を求めて』マルセル・プルースト(ちくま文庫、集英社) 5. The Immoralist, Andre Gide. 『背徳者』アンドレ・ジイド(岩波文庫) 6. Orlando, Virginia Woolf. 『オーランド』ヴァージニア・ウルフ(ちくま文庫) 7. The Well of Loneliness, Radclyffe Hall. 8. Kiss of the Spider Woman, Manuel Puig. 『蜘蛛女のキス』マヌエル・プイグ(集英社文庫) 9. The Memoirs of Hadrian, Marguerite Yourcenar. 『ハドリアヌス帝の回想』マルグリット・ユルスナール(白水社) 10. Zami, Audre Lorde. 11. The Picture of Dorian Gray, Oscar Wilde. 『ドリアングレイの肖像』オスカー・ワイルド(岩波文庫、新潮文庫) 12. Nightwood, Djuna Barnes. 『夜の森』デューナ・バーンズ(国書刊行会) 13. Billy Budd, Herman Melville. 『ビリー・バッド』ハーマン・メルヴィル(岩波文庫、国書刊行会) 14. A Boy's Own Story, Edmund White. 『ある少年の物語』エドマンド・ホワイト(早川書房) 15. Dancer From the Dance, Andrew Holleran. 『ダンサー・フロム・ザ・ダンス』アンドリュー・ホーラン(マガジン・ハウス) 16. Maurice, E.M. Forster. 『モーリス』 E.M. フォスター (扶桑社) 17. The City and the Pillar, Gore Vidal. 『都市と柱』ゴア・ヴィダル 18. Rubyfruit Jungle, Rita Mae Brown. 19. Brideshead Revisited, Evelyn Waugh. 『ブライズヘッド再び』イーブリン・ウォー(ちくま文庫) 20. Confessions of a Mask, Yukio Mishima. 『仮面の告白』三島由紀夫(新潮文庫) 以下、省略。
>>94 そのリストのほとんどは読んでいるけれど,ゴア・ヴィダル,イーブリン・ウォーってのは知らん。別に知らなくて恥とも思わんが・・・
>>87 >もうやめたら?
もうやめたら?もうやめイだと?
みんながせっかくこの馬鹿スレを必死で支えている時に,「もうやめたら?」だと?
おう!チン○も剥けきっとらんような糞ガキが,なにを生意気なことを言うとるか。
オヌシのような覚めきったガキがやがて日本を蝕んで奈落に落としてしまう。日本人は全員中国のクーリー(苦力)になって中国人の便所の掃除をやらされる。
その時になって,このスレを「やめィ」と言ったことを必ず後悔するであろう。
96 :
吾輩は名無しである :01/12/27 01:00
87は覚めきってなんぞおらんでしょー、ただのアホ、 頭叩けばスカスカって音がする。アホは日本を蝕むこともできず そのままで便所掃除。
>もうやめたら?もうやめイだと? 鼻つまんでもいいのかな? 臭くて臭くて。 その後に続く説教もどうにかしてくれ。
98 :
吾輩は名無しである :01/12/27 11:23
99 :
吾輩は名無しである :01/12/27 19:04
人の肛門はクサイものだ・・・。
100 :
吾輩は名無しである :01/12/27 19:05
肛門も100個並ぶ
>>97 名無し野郎・・・
なぜオヌシは中国の偉大さを認めようとせんのだ!
五千年の壮大無比の歴史から見れば,東夷の社会などは屁のようなものだと思わんか。
すなおにかの大国に支配されよ。
男はみんなクーリーになり,漢民族に奉仕をさせていただく。女はみんな彼らの妾になって可愛がってもらう。
それで東アジアは万々歳。めでたき春の日を迎えられる。
臭いのなんのと言っていられるのはこの三十年間だけ。三十年後にはワシはもう逝っているけれど,オヌシは鼻をつまむ暇なくこき使われるわい・・・わっははは!
,〜((((((((〜〜、 ( _(((((((((_ ) |/ ~^^\)/^^~ヽ| ハァハァ | _ 《 _ | あぁ、のぞきてぇ〜 (|-(_//_)-(_//_)-|) がまんできねぇ〜よぉ〜 | 厶、 | \ |||||||||||| /_______ __\____/ \ | _ ) [| □ | | __/ ) | ∈ωノ / / |__ ミ|___/ | 丿/ /_  ̄ ̄/ / (__ ミ (  ̄ ̄\  ̄ ̄ ̄\_彡
嫌なら、のぞくな!
105 :
吾輩は名無しである :01/12/27 23:00
西方極楽さまへ 87や97のようなバカには、「放置プレイ」で対処しましょう。 まともに相手しないように!
106 :
吾輩は名無しである :01/12/27 23:26
変態には、変態で対処しましょう。 「のぞき」には、「放置プレイ」で対処しましょう。
>>105 馬鹿スレなんだから、いいの。w
>>86 ,西方極楽さん
マンガは読まないと言ってるけど、バカボンのパパのAAがお気にでレスしてた時期がなんだか懐かしいです。。
「退屈すぎて思い出すことができないほどつまらなく」なったんですか?
吾輩も多忙だから今回で年内最後の書き込みになると思うが、このスレッドも内容スカスカになっとるのう。 覗きはまさに認識の不毛じゃ。本多も覗きながら自分の本当に見たいジンジャンは自分の不在の世界にしか現れないというくだりがあったはずだ。 極楽氏と肛門学派のおぞましいセックスシーンは諸君が覗こうとも認識にさえぎられてあらわれんのだ。 97氏が臭いのはこのスレッドのせいばかりではない、三島も戦後そのものが臭くて鼻をつまんで生きてきたが、それが私の罪だと言っている。 ゴオ、ヴィダルというのはアメリカの現代作家でなんでも三島二流論というのを書いたそうだ。 69の極楽氏一発回答については、(1)の方は既成伝統宗教に身を置く者としてごく平均的な凡庸な答えじゃ。宗教学ではまず新興という言葉を使わない。 新宗教は挫折の後に生まれるといい、既成宗教の組織教団の巨大化にともなって情熱を喪失し、直接的な個々の関係が希薄になったりする状況下において 一種の宗教改革として現れるという側面を持っているのじゃ。日本史で第一次新宗教乱立期と言えるのは鎌倉で、極楽氏の親鸞教も組織が巨大化して、いろいろな問題 が出てきたんじゃ。20世紀になってからも本願寺批判の新宗教浄土真宗親鸞教というのが出来たようじゃ。 まあ鎌倉新仏教はその後伝統宗教になるんじゃが、幕末になにやらわらわら出てくる。 これも明治に神社神道が国家神道になると、それと区別して教派神道と呼ばれるようになっておる、天理教や金光教がそれじゃな。 それらも今日では巨大化して既成宗教化している。問題はおそらく極楽氏が毛嫌いし、即ちカルトと同一視して三島と関係なしとする 70年代以後に勢力を持つようになる新新宗教だな。それまでの宗教が家単位であるのに対して、こいつは個人単位となっており、 人間疎外の現代にあってジャストフィットする自分探しなんかがテーマになっていたりする。 都市部にいる家や地域社会の崩壊後の低年齢層が擬似家族的な連帯の中に拠り所を求めようとする。 三島を谷崎と同様の芸術至上主義と呼ぶには無理があるし、その非文学の領域にバタイユ的神学の問題が含まれるとすれば、 そこから何らかの教団化を目論む勢力が出てこないとも限らないし、事実、三島事件に触発されて出てきた動きというものが確認 されている。
次に(2)の方だな。 近代日本の主体者天皇に代わるのが組織という見解だが、これは「絹と明察」なんかの家族主義的経営の話みたいな感じで 驚異の高度成長の原動力とかいうやつで、ロイヤリティーの対象が会社になっている訳だな。 しかしこれは戦後体制内で機能する代用品で年功序列とか終身雇用とかを必要とするもんで本質的なもんじゃない。 戦後民主主義は三島が文化的天皇によって批判しようとした対象の射程内にあるんじゃ。 作家としての自殺を否定して武士の倫理的な自決しか認めないと言った三島が、芸術至上主義者としての 言行不一致な自殺をするだろうか。そこには何かを畏怖してタブー視する心理が働いていないだろうか。
質問者バツ氏のテーマ・・・ >日本史で第一次新宗教乱立期と言えるのは鎌倉 教科書的な誤解でありますな。鎌倉時代には親鸞も道元も,まだまだマイナーな宗教家で,まったく大衆的な知名度はなかった。教団ですらなかったわけだ。 >それまでの宗教が家単位であるのに対して、こいつ(70年代以後の新新宗教)は個人単位となっており、 まさに,親鸞が鎌倉時代に模索したものが,そうした個人単位の宗教というもの。家単位の習俗に変質するのは江戸時代後半から・・・新新宗教がはたして独立した自我の問題意識に答えているかどうかは議論が分かれる。 >そこ(三島事件)から何らかの教団化を目論む勢力が出てこないとも限らない まさに,このスレこそはそうした密かな目論見を実践せんとするものであろう。 >武士の倫理的な自決しか認めないと言った三島 だから倫理なんて所詮は人間が勝手に作り出す作為に過ぎないということがわかる。 浄土真宗ではこれを「自力」とも申し,救済の根本は「他力」にあるとする。 人間は生死を越えるともはや武士も大儀もなくなるのだ。
30代のための逃走人生読本 失楽園の向こう側/橋本 治 第47回 社会主義の恋 最近、すっかりごぶさたになった「恋」! 世界的文豪・ 三島由紀夫の『仮面 の告白』を教科書にして、今回は金 持ちのお嬢さんの恋愛観などについて、鋭く予習をしてお きましょう。けっこう示唆に富んだハシモト最新の恋愛論! 持てる者=三島があこがれた世界 三島由紀夫に「社会主義」を見る人は、まずいないだろう 。彼に「思想」を見る人は、それとは反対のものを見る。し かし、三島由紀夫が「ここから出たい」と最初に思った時、 彼が「ここから連れ出してもらいたい」と思った相手は、下 層階級の青年だった。三島由紀夫は、「下層階級へ行きたい」 と思った少年なのである。三島由紀夫は「女だけの世界」を 構成出来るような裕福さを備えた階層の生まれで、〈女中〉 (編集部注・〈 〉内、三島由紀夫『仮面 の告白』より。以 下同)や看護婦を従えた祖母によって育てられた。そんな彼が 五歳の時、家の前の坂を降りて来る〈汚穢屋〉の青年に恋をす る。今ではいなくなってしまった汚穢屋の青年とは、便所が汲 み取り式で、ヴァキュームカーがなかった時代の存在である。 三島由紀夫は「幼い自分の汚穢屋の青年への恋」を語る時、そ
こに「悪意」という言葉を使う。貧しい肉体労働者の、しかも 悪臭ふんぷんたる青年に恋をする――「彼になりたい」と思う。 『仮面 の告白』が書かれたのは昭和二十四年、「私」が五歳で あるような時期は昭和の四、五年頃――その時期の「汚穢屋の 青年への恋」は、「貧しい者への恋」の別 名なのだ。だからこ そそこに、「悪意」という言葉は使われる。この「悪意」がどの ような質を持ち、どのような方向へ向けられたものであるかは 、明らかだろう。それは「“女だけの世界”が可能であるよう な富裕な階級から出て、その肉体労働者の青年のいる階級へ行 きたい」であって、「悪意」とは、彼の所属する、「女」に代 表されるような富裕な階層へ向けられているのである。この五 歳の願望がそのまんまだったら、三島由紀夫はれっきとした社 会主義者になっていたはずである。三島由紀夫の『仮面 の告白 』は、主人公の「私」が、自分の周囲にある(と思しい)禁忌 と格闘する話でもあるが、「下層階級への志向」は「社会主義 への傾斜」でもあって、これがまたあるところでは、れっきと した禁忌だった。「あるところ」とはつまり、「彼が生まれ育 った階層」である。ある時代のある人達が、社会主義を蛇蝎の
ごとく嫌ったのは、社会主義がその根本において、「私有財産 の禁止あるいは制限」を原則とするからである。「財産をとら れるのはいやだ」という、持てるものの拒絶が、社会主義嫌悪 の根本にある。「持てる者」とは、もちろん、既に社会の中で ある程度以上の地位 を占め、ある程度以上の財産を持っている 人間で、つまりはオヤジである。オヤジは持てる物を持って、 そのステイタスをひけらかして生きているが、それに疑問を抱 いてしまうのは、「自分だけいい思いをしていてもいいのだろ うか?」と考えてしまう、その息子である。だから、日本に限 らず、近代の初めには、「社会主義に目覚める金持ちの坊ちゃ ん」がいくらでもいた。「社会主義に目覚める金持ちの坊ちゃ ん」が「貧困の存在」を知るきっかけとなるのは、多く「貧し く可憐な少女」によってである。「恋」という直感によって、 人は、自分が所属する以外にも世界が存在して、人がそこに生 活していることを知る。「金持ちの坊ちゃんと貧しく可憐な少 女の恋愛」は、近代文学にやたらとあって、一昔前の日本映画 にもやたらとある。汚穢屋の青年に寄せる三島由紀夫の恋だっ てこの一種なのだが、違うのは、その恋の相手が「貧しくて可 憐な少女」ではなくて、「貧しく逞しい青年」だったというこ とだけである。その青年は、「貧しく逞しく」て、だからこそ 「美しく見える青年」でもあった。下層階級が美しくなり、そ の結果 、自分の所属する階級が欺瞞的になってしまう――こ れはもう歴然と、社会主義へ至るような恋である。
三島の「恋の仕方」を勉強してみよう。 だがしかし、三島由紀夫は社会主義には行かない。その反対 側に行く。三島由紀夫の恋が社会主義には向かわず、結果 と してその逆の方向へ行ってしまった理由は、そう難しいもので はない。『仮面 の告白』で語られた彼の欲望が、「自分は男 を愛する。そして、その男が他人に殺されるところを見たい」 という二段構えになっていることを思い出せば分かるだろう。 彼の見る目は社会主義の方へ目を向けられ、彼は自分の見たも のを拒絶する。三島由紀夫は、「自分はそれに惹かれない」と いう形で、自分の恋を完結させる人なのだ。彼のややこしさは 、「なぜ彼はそれを拒絶せずにはいられないのか」というとこ ろにある。そしてもちろん、それもまた、そんなに難しいこと ではない。「貧しく美しいものに惹かれる金持ちの坊ちゃんの 恋」である三島由紀夫の恋は、実のところ、「金持ちの坊ちゃ んの恋」ではなくて、「金持ちのお嬢さん」のものだったから である。そして、金持ちのお嬢さんは、「貧しく逞しく男らし い青年」に恋をしない――その条件が、すべてを難しくしてい るのである。金持ちのお嬢さんは、なぜ「貧しくて逞しくて男 らしい青年」に恋をしてはいけないのか? そういうことをす
ると、「淫乱」になってしまうからである。それをすると、「 逞しい男=性的旺盛」という公式がここに代入されてしまって 、そのお嬢さんの恋は、「社会主義」に目覚めたものではなく 、「性欲」に目覚めたものになってしまうからである。結婚前 の純潔な乙女である金持ちの令嬢は、そんなことを考えてはい けなかったのである。「貧しく逞しく男らしい青年」に恋をし たかったなら、結婚して「人妻」になってからでなければいけ ないのである。人妻が、金持ちの夫との性生活に飽きたりなく なると、「貧しく逞しく男らしい若者」を求める――その代表 例は『チャタレイ夫人の恋人』である。これは、「社会主義へ の目覚め」にはならず、「金持ち女のスキャンダル」になる。 「人妻の抑圧された性のあり方」を通 して、「人間らしさを 禁断する社会の不合理」というところへ、行くものだったら行 くのだが、そういう社会批判の役割を担えるようになるために は、結婚して性的経験を積まなければならなかった。結婚前の 金持ち娘は、「貧しくて逞しく男らしい若者」と恋をしてはな らなかった。それをしても、社会主義にはならなかった。社会 主義になりたかったら、金持ちのお嬢さんは、「貧しく、逞し くなく、社会の不合理に苦しむ勉強好きの青年」に恋をしなけ ればならなかった。世間知らずの金持ちの娘は、そうやって、 貧乏学生に説教をされるしかなかったのである。しかし、富福 な階層に生まれて、自分の階層のあり方に欺瞞を感じてしまっ た三島由紀夫は、してはならない「金持ちのお嬢さんの恋」を してしまった。だからこそ彼は苦悩しなければならず、『仮面 の告白』はややこしい内容に満ち満ちているのである。 金持ちのお嬢さんは、なぜ「貧しくて逞しくて男らしい青年」 に恋をしてはいけないのか? はしもとおさむ
↑ そもそも・・・三島由紀夫に「恋愛」なんてものが始めからあったことだろうか。 いや,彼に恋愛なんて幼児語は相応しくはない。 彼は「戦士」としての自己実現を目指し,それを少なくとも実現するために自決しようと目論んだ。 彼の作品を恋愛のドラマと見るのは勝手だが,そのことで三島を貶めても何ら価値のある評論にはなるまい。 「貧しくて逞しくて男らしい青年」・・・この表現自体がステレオタイプで,安直なもの。なにひとつ人間の実態を表してはいない。「男らしい青年」・・・そんなものがどこにあるかね? 苦みばしったツラをして,ちょいとキザな身ごなしをして,取ってつけたような男性的態度を気取れば,それが「男らしい」わけ? アホらし・・・ 固定なオタクさん。もっと真剣に文学を考えて欲しいものだと思いますよ。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ ∧ < 固定オタク女さま、こんなところにいらしたの? (,,・∀・) \______________ 〜(___ノ ほんとにお世話になりましたわ。 いろいろなことがあった8ヶ月でした。 固定さまに助けていただいたからこそ、ネットを続けることができましたの。 (もう少し、やってみるつもり) こころから感謝しています。 固定さまにとって、しあわせな、よい一年となりますように。。。。。。 P.S 西方極楽どの、お邪魔いたしました。
118 :
吾輩は名無しである :01/12/31 17:44
>>116 よく言ったクソ坊主!
勘違い女に情けは無用
その調子で来年もヨロシク
119 :
吾輩は名無しである :01/12/31 18:06
120 :
吾輩は名無しである :01/12/31 22:53
西方さんは、年始はお寺でマターリでしょうか
>Catest様 あっ見つかってしまいましたか。 今年はお世話になり、こちらこそ ありがとうございます。 よいお年を。
>西方さん 非凡なる複雑は、凡庸なる単純には 及びませぬ。美青年・悠一もかくして 女性なる冷蔵庫と華燭。
123 :
吾輩は名無しである :02/01/01 00:00
祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり、 沙羅双樹の花の色盛者必衰の理りを表わす。 奢れるもの久しからず。 ただ春の世の夢の如し。 猛き人も遂には滅びぬ。 偏えに風の前の塵に同じ・・・ 西方極楽さま、 新年あけましておめでとうございます。
浄土真宗では「あけましておめでとう」とか「謹賀新年」なんて言わないのですが,なぜかと言いますと娑婆世界のこの穢土ではそもそも「あけて」,「めでたい」なんてことはない。そもそも時間に特定の価値をあたえる事自体がナンセンスです。 かわりに「ご慈光のもとつつがなく新年を迎えられまして・・・」とかご挨拶をいたしますな。 皆さん方・・・つつがなく新年を迎えましたか? それはよろしい。 これが,この世の終末へのまた最後の一年かもしれません。
125 :
吾輩は名無しである :02/01/01 02:20
新年あけましておめでとうございます。 みなさま今年はぜひ「三島戯曲」を劇場でご覧になってください。 2002年4月5日(金)〜2002年4月29日(月) 東京・渋谷PARCO劇場 近代能楽集より「葵上」・「卒塔婆小町」 出演者:美輪明宏、宅麻伸 演出・美術:美輪明宏 2002年5月17日から6月2日 東京・ル・テアトル銀座 「鹿鳴館」 朝子役を佐久間良子、影山伯爵役を平幹二朗が演じます。
美輪、イタ過ぎ・・・ 、
127 :
吾輩は名無しである :02/01/01 02:39
・・・
128 :
吾輩は名無しである :02/01/01 02:42
西方は病院に居るんだろ
129 :
吾輩は名無しである :02/01/01 03:10
・・・
>>128 >西方は病院に居るんだろ
まさに当今,措置入院のご沙汰手厳しく,鉄格子の窓の冬景色。いとど寂しき年初めに,いよいよ哀しみいや勝る。
しかそうらへども,やがて真近きこの世の終末,どこに居暮らそうとも終わりある世の宿命は決して決して免れ得ぬ・・・
拙者はやがて間近きお浄土往生。諸君はやがて中国の断固たる支配の下に,俘虜のあわれさ思い知るべし・・・
三島先生の慧眼すどけきものなれど,ただ一点,お間違いのご託宣あり・・・すなわち中国の問題。氏はまったく無視無配慮されましたが,これ戦中世代の単純なる偏見か。
そんなものではない。12億の人的資源が本気で躍動し始めたら,それはもう「東海の小島」なんぞは吹き飛ばされ申す。
まさに21世紀は中国復権の世紀。われら東夷は指をくわえて呆然と見上げているばかり。鉄格子の内にいようと外にいようと,何の違い之あることならんや!
131 :
吾輩は名無しである :02/01/02 00:52
「12億の人的資源」って、これからはそんなに労働力はいらないの。(笑 食わせていくのにじゃまなだけよ。
132 :
吾輩は名無しである :02/01/02 05:27
可哀相だよなー。もう一年以上病院にいるのか? 正月くらいお寺に帰らせてもらえんのかな。 西方も坊主と一緒にモチ喰いたいんじゃないの。
>>131 >「12億の人的資源」って、これからはそんなに労働力はいらないの。(笑
食わせていくのにじゃまなだけよ。
いや,それは拙者もそう考えておりました。毛沢東時代の闇雲な人海戦術なんて,本当に笑えるような噴飯物だった。人間の肉体的な能力だけを単位として,それを寄せ集めて機械化に対抗するような愚はまさに邪魔でウザイだけだ。
しかし今の中国の発展は,そうした意味ではない。
個々人の知的能力としても,はたして日本人が絶対的に優れているだろうかということ。特にIT化が今後進むと,そしてグローバリゼイションが進むと,明らかに中国人個々のインテリジェンスレベルも上がる。
その人的資源が,しかも全体的に集中統合できればこれは凄いことになるというわけ・・・もちろんまだまだ可能性の範囲だが,しかし現在の産業技術における中国の対応力がその可能性を笑い話では済ませなくなっているのだ。
今後の課題・・・自動車産業の自前化&政治的な安定化(すなわち民主化,政権の多様化)。
これが果たせなければ,やはり「眠れるブタ」のままで終わるだろう。諸君も,便所掃除の練習の必要はない。(笑
134 :
吾輩は名無しである :02/01/02 23:00
鉄格子に囲まれ中国の未来を案じる和尚に萌え
135 :
吾輩は名無しである :02/01/02 23:19
措置入院って、かなりのもんだよな 西方は何したんだ? 銀閣寺にでも放火しようとしたのか
136 :
吾輩は名無しである :02/01/03 23:34
この話題になると無口になるな西方は
137 :
吾輩は名無しである :02/01/03 23:39
平岡梓氏畢生の戯曲は真に「後世に遺る大傑作」なりや?
>>137 平岡梓????
それって,昭和十年代の農林省水産局長だったあの人のことかね?
息子の公威が少年時代から小説なんぞを書く事を苦々しく思い,親の権威で無理やり東大法学部から大蔵省へ入れさせた旧弊なオヤジさん。
でも公威自身,小説家になった後もずっと,自分の東大法卒大蔵入省コースを心ひそかに誇ってはいたんだよな。オヤジに感謝しなきゃあ・・・
でも,それが戯曲と何の関係があんの?
>>138 『倅・三島由紀夫』に「その筋の玄人の友人に見せましたら、後世
に遺る大傑作だと太鼓判を押してくれ」たという一幕物の戯曲が掲
載されている。一読し、この「友人」なる者の慧眼に恐れ入った。
140 :
吾輩は名無しである :02/01/04 00:42
西方が無視する話題ってあるんだな(w
141 :
吾輩は名無しである :02/01/04 21:45
西方さん、話がちがうじゃないの! 今空海の番組観てるけど、やっぱこの坊さん日本史上最高の天才だ。
>>141 ああ,その番組はビデオで撮ったので,まだ見てないですが,「話がちがう」とはどういうこったい?
NHKとワシのどっちを信じるのかね,君は。
ま,NHKというよりも司馬遼太郎の見方ということだが,たしかにあの人は空海が大好きだったらしい。
軍国青年として息苦しい時代を生きて,満州で戦車兵として対ソ連戦で死ぬことを覚悟した時代の作家とすれば,たしかに空海の大らかな生命肯定,生命賛歌(それは性の賛歌でもある)は目の覚めるような知的刺激であったろうとは容易に察せられる。
しかし時代がここまで繁栄して,生命と自由の肯定も行き着くところまで行き着いた感のあるこの平成。空海の思想なんて,ちょっとありきたりに過ぎなくはないか?
おう、皆の衆元気であったか、吾輩じゃ、質問者であるぞよ。 極楽氏よ、吾輩も鎌倉期に親鸞道元マイナーだったのは分かっているが、末法思想に付随して 沸いて出てきたという点を強調するのは、あのような記述になるんじゃ。まあ、面倒くさいから編集 したら短くなったと言う事もあるがな。 141氏の言うように空海は天才なんだが天才と仲良くやるにはそれなりの資質が必要なんだな。お遍路なんか大変よ、 念仏唱えてる方が楽じゃないかな。親鸞の頃には個人というものはなかったんじゃ。 個人単位で布教しようにも家族がぞろぞろついてくる、母系社会に個人はないんじゃ。 70年代の新新宗教は家崩壊という伝統社会に付随して出てきたのだ。 極楽氏も寺でお経よんでるだけじゃ、なんか癒されんだろ?こんなところにのこのこ出てきて、てんでバラバラの 衆生と交わり、三島という存在を介してなんか教団化の目論み、自分の戯作の宣伝、だから 吾輩が三島は極楽氏を救えるかというタイトルを考案してやったろ。その実験をここに来る人は 見物しているんじゃないか? オタク女氏の書き込みはおそらく橋本の三島論をそのまま引用したもんじゃろ。 ステレオタイプのキャラを三島は物語批判として戦略的に多用している。禁色のギリシア彫刻 のごとき美青年なんて存在しない。あの美青年自信が自分の存在し得ない事をちゃんと知っていて、 物語内部に侵入した認識者=作者に訴えるのじゃ、自分は現実の存在になりたいんです、と。 西欧では恋愛は常に文学の最も重要なテーマとして君臨している。 おそらく極楽氏の中国好きと恋愛不感症は同一の根を持っているようじゃ。谷崎の恋愛及び色情 という随筆を一読すればその辺の事情は明らかとなるはずじゃ。 中国びいきにあらぬ三島を修正しようというほど極楽氏は親北京派らしいが、三島は文革反対アッピール という派手なパフォーマンスで自己の立場表明をしている。日本が中国の植民地になればいいという 将来の可能性にしても極楽氏の神道嫌いの本音を思わず暴露した言説に過ぎず、12億の民が曲がりなりにも 統一国家を維持していられるのも共産党指導部のおかげで民主化の達成した暁にはロシアよりもさらに 悲劇的な斜陽化が待っているかもしれない。ハンチントンは世界を8つの文明圏に分類し、西欧対非西欧の図式 から儒教イスラムコネクションがグローバリズムに敵対すると展望している。 儒教の国にはダンテの神曲もゲーテのファウストも生まれないだろう。 今からでも遅くわない、極楽氏は色男門下で恋愛修行して苦手を克服せられよ!!
間違いを訂正させてね。 伝統社会に付随して→伝統社会の変質に付随して
145 :
吾輩は名無しである :02/01/05 11:16
お久しぶりです。 明けましておめでとう。 今年も宜しく。 固定オタク女は、肛門をよく洗ったか?
146 :
固定オタク女 :02/01/05 12:55
明けましておめこ
>>143 の質問者バッテン殿
>今からでも遅くわない、極楽氏は色男門下で恋愛修行して苦手を克服せられよ!!
おおケに,いろいろご心配を頂戴いたしまして・・・
>儒教の国にはダンテの神曲もゲーテのファウストも生まれないだろう。
かわりに『金瓶梅』がありますけえのう。(あれだけあれば,上等です。)
>三島は文革反対アッピールという派手なパフォーマンスで自己の立場表明をしている
そうそう,三島の文革反対宣言は有名だが,あのアピールの中にまさに彼の世代の抜き難い中国蔑視が現われておりましたな。一方,賛成派の石川達三なんかはトンマとしか言いようがない。
民主化はどちらにしても大いなる痛みの伴うものでござそうろうが,ただ他民族の牢獄であったロシアとは同断にはできませんな。多少の分裂はあるかもしれないが,漢民族の統一性は崩れないでしょうな。
ただ,はたして特権階級(ノーメンクラーツ)の共産党が政権をすなおに委譲したりするだろうか。壮烈な内戦になって,それこそ軍閥時代に戻るかもしれない。
>空海は天才なんだが天才と仲良くやるにはそれなりの資質が必要なんだな。お遍路なんか大変よ、
お言葉じゃござんすがね,遍路なんてエクササイズウォーキングやってりゃあ,それで仏教がわかるってものなの?
空海の評価は,あの時代外国帰りの偉い坊さんが,南都の寺院大学の学者ではなくて,民衆の中に入って来たということ,ただそのことにある。それが民衆には衝撃的であったの。
そうでしょう,今だってMITの博士取ったような人がだよ,田舎の小学校の教員になって来たりしたらどうなる?伝説化されますわな。
>>146 固定オタク女殿
あけましてオメコ,暮れましてもオメコ・・・
明けても暮れてもオメコばかりしていると,文化大革命のテーゼはどうなるのか。
毛沢東は嘆いているゾ!
(ま,もっとも主席も相当おやりになりましたそうですが・・・)
149 :
吾輩は名無しである :02/01/05 18:58
ほんまですわなぁ。 民草と一緒に木材運んだ人らしいね。 空海って、世界で初めての大学も創ったんだっけ。
>>149 >民草と一緒に木材運んだ人らしいね。
・・・それって,どっちの話だい?
毛沢東領袖さまか,空海ちゃんか。
ま,どっちでもありそうな「美談」ではござりまするが・・・美談は美談であって,決して事の実相を表わすものではござらんがネ。
151 :
吾輩は名無しである :02/01/06 11:58
肛門の響きは神聖だが、 オメコのそれは、下品だ。
152 :
固定オタク女 :02/01/06 13:12
うぬう!肛門ごときに見返られ、このオメコ、 おめおめと引き下がれぬわ。 石川達三は太宰治を嫌っていたから、太宰嫌い の三島を支持しただけの単純な話かも。
153 :
吾輩は名無しである :02/01/06 14:33
肛門は、万人の共通点だ。 いや・・・・共通穴というべきか・。
>>152 固定オタク女ちゃん
>石川達三は太宰治を嫌っていたから、太宰嫌いの三島を支持しただけの単純な話かも。
おいおい,何を勘違いしているんだい。
文化大革命に対する日本の知識人の色分けとしては,三島由紀夫が反対派。石川達三は賛成,支持派だったという話だよ。
別に文化大革命なんかにボクも何の同情もないけれど(その意味で三島と同意見。),問題はその論拠がいかにも中国を見下した言い方だったので,三島を多少批判しているわけ・・・
賛成派の石川達三なんてのは,まったくの論外。見識も哲学もない,ただの臭い常識人だと思っているし・・・三島も石川なんかは問題にもしなかったんだな。当たり前だよ,あの文士の書いたものを読んでみな。
三島の太宰嫌いと,石川なんぞの太宰嫌いを同断にするなんて,貴女もケツの穴が小さすぎやしませんかってんだ。(爆
155 :
吾輩は名無しである :02/01/06 20:51
なぜ和尚はここまで中国マンセーなんだ・・・?
和尚のホームページに水滸伝を元にした小説があるね。 和尚も魯智深花和尚のように極楽寺に座して入滅されよ!
>>155 それは,拙者が「日本中国化計画推進実行協議会・広島県支部長」であるからだな・・・(ウソ!
中国こそがやはり東アジアの中心であるし,その文化の厚味はとても日本なぞの遠く及ぶものではないと思っておりますから・・・ただし政治としての現代中国,とりわけ共産党一党独裁を奨励しているわけではない。その権力にしても長い歴史の中の一時の事象だ。
「日中再考」(古森義久著)を読んで見なされ。中国の権力者というものがいかに欺瞞と瞞着に満ちたものであるか。その原点がおそらく文化大革命の内乱であったと思う。
いづれにしろ日本はもはや中国にはあらゆる意味で,太刀打ちは出来ない時代に突入するであろう。
その時には中国人に希って,その便所掃除の職でも分けていただかなくてはならないという話ですよ。今のうちから練習をしておくに如くはなし。中国の厠の落とし穴は日本とは逆に付いていることすら知らないであろう・・・
肛門の心配よりもそちらの心配をされよ。
158 :
吾輩は名無しである :02/01/06 22:00
中国人にも肛門はある。
159 :
吾輩は名無しである :02/01/07 15:26
おいおい、中国みたいな国がそこまで成長を遂げるとは思えんけどな〜。 つい夢想してしまう国ではあるけど
↑
>>159 甥々・・・倭奴がこの百年間だけアジアの盟主であったこと自体が,まったくの夢そのものであったわけ。
161 :
いい男一号 :02/01/08 18:55
肛門の一針的発言
↑ どうでもいいけど,諸君は結構民族的な自尊を持っているんだね。 「倭奴」と書き込んだだけで,たちまち激怒のような沈黙がこのスレを襲ったわけだから,・・・ ま,意外な反応ですな。でも,そうなるともう少しはこの列島東夷も命脈を保つかなァなんて思いましたよ。いや,結構。 どうせ私なんぞは徴兵年齢をはるかに越えておりますから,一朝事ある時にもお呼びはもうかかりません。しかし諸君は一億総火の玉となって敵に立ち向かわねばならん。がんばってくださいよ。 やはりチームプレイは日本のものだ。中国人は天才的な少数者はたしかに優れているが,全体となるとまるっきり統制のない烏合の衆だそうだから,そこがねらい目だね。 どっちにしても,日本と中国,いつかはなんらかの形で(戦争とは限らない),雌雄を決する時が来る。
163 :
吾輩は名無しである :02/01/09 00:26
まあ、基本的に2ちゃんは右寄りだから。 昨今の若者が根本で、拠り所を国家に求めてるのは面白いことかもね。 ホンマに雌雄を決する時が来るのかどうかは分からんけど
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (´Д` ) < ケツの穴広げよ ウワァァ 〜ン! ..丿 ⌒) \ | ソ ..|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ((( ))). | / | (´Д` ;.// ノ ⊂二、 // ..( し" ) ) ) )) パンパン / // /| | (__)/ / | | ../ / ..| | / / | |
165 :
吾輩は名無しである :02/01/09 00:48
この前,「ワイルド・スワン」を読んだんだけど,文化大革命はそもそもの共産党の幹部たちにとっても地獄の驚天動地であったわけなんですな。 命懸けで抗日戦争や国内戦を戦い抜いて,やっと果実を手に入れたと思ったとたん,60年代後半の毛沢東の大号令。「造反有理」のスローガンの元でふたたび権力の争奪戦・・・中央地方の各組織ではポストを奪い合って壮絶な糾弾合戦。 十年近く続いたつるし上げ,リンチ,強制収容所送り,強奪,暴虐・・・ 逆にあれはエネルギーというべきなのだろうか。今の満たされた日本人などとてもそんなことはやれまい。 三島由紀夫がもしあの時代の中国にいたのなら,100%作家ですらありえなかった。それこそ文化的に完全批判され,まあ,おそらく圧殺されていただろう。 彼の命運は,生れた場所の地理的な千数百キロメートルの差の好運であったのだ。
最近書き込みが少ないようだが淋しいではないか。 極楽氏の中国好き発言を聞いて、だいたいどのような三島観を持っているのかも見えてきた 事だし、いいんじゃなかろうか。団塊ジュニアとかいう若い人は右寄りが多いらしいが、 極楽氏は少々宣伝方法をもっと緻密に最構築した方がいいかもしれんな。エクセントリックな パフォーマンスをしたいのか、本当に三島教団を作りたいのか。三島の文革批判は全体主義批判で 中国の文化批判とは違うように思うんだが、陽明学好きみたいだし、鴎外ばりの漢文脈を模範として文体 修行もしている訳だからな。 石川達三といえば第1回芥川賞受賞者で落選した太宰が受賞作を読んで、これなら自分の敗北でない、 選考の問題だと思ったとか書いていたはずだ。ところで極楽氏は太宰好き?太宰は戦時中に惜別という作品 で魯迅を書いて、親中国派の武田泰淳なんかに呆れられたとかいう経緯があったはずだ。 中国好きの赤穂義士好きで三島好き。西本願寺が天皇の位置にあって講談好きだな。 問題を整理して再布教開始だ。
『蒼茫』など、『ダス・ゲマイネ』の足元にも及ばぬわ。 太宰の中国モノ短編の最後に、この作品はいつか中国語に 訳され、中国の人々に読まれる筈、って記述あったなあ。
169 :
吾輩は名無しである :02/01/12 07:54
西方氏は、肛門好きだ。
太宰治・・・女の情念を男が体現したらどうなるのか,それを自らの文学と人生で実験して見せた稀有の文士。
>>168 >『蒼茫』など、『ダス・ゲマイネ』の足元にも及ばぬわ。
そうだらうな,女性から(本物の女性だったらの話しだが)見れば当然の評価でせうな。
三島由紀夫は男として生きて男として死のうとした文士だが(そこのところの執念が多分に滑稽なわけだが),石川達三なんて男でも女でもない。あれは只の毒にも薬にもならぬ平凡人。職業を間違えた文士に過ぎない。
>>167 質問者ペケ殿
>ところで極楽氏は太宰好き?
そうさなァ,女は大好きだけど,女の心を持った男(オカマのことではない。)はやはり好きになれない。その点で三島の太宰観に共鳴します。
群衆の前で化粧して目立とう目立とうとするような奴は,下放して中国奥地の農村で肥溜めを撒く仕事に就いてみるべきです。毎日毎日下肥を頭からかぶって,「生きてきてスンマソ」なんて言っていられるか・・・太宰にだけはやらせたかった。
>問題を整理して再布教開始だ。
わかりました,もう一度深く自己批判して,革命烈士としての歩みを再開させます。
171 :
吾輩は名無しである :02/01/12 15:41
肛門観にも革命を!! ・・・たとえば、俺のような美青年ですら、肛門がある・・・
172 :
吾輩は名無しである :02/01/12 18:38
今日、中国崩壊っつう得体の知れない本読んだけど、 それによると中国は五年以内に破綻するらしい。 これが悲観的なら、和尚は楽観すぎないか
>>172 そうそう,その論は読んだ。ただその崩壊するのは「中国」そのものよりは,中国共産党体制のことでしょ?
徹底したノーメンクラーツである為政者たちの「美味い汁」吸える体制を中国人たち自身がいつまで許しているだろうか。天安門事件がまさにその前触れであったわけで,今度この手の「暴乱」が起きたら,おそらく制御しきれまい。
解放軍の腰ダメの乱射も地方にまで広がればもはや戦国乱世となる。
それと,お話にならない官僚主義。まるで明治の日本みたいなレベルで,これでは新しい時代には対応できない。
独裁体制が解消される過程でもう一度中国が崩壊して分裂するか,それとも案外すんなりと民主化してしまうか・・・この5年が勝負でしょうな。
174 :
名無しである :02/01/12 23:34
>>170 >三島由紀夫は男として生きて男として死のうとした文士だが
?・・・由起夫さんは天皇制に恋する女子高生やろうもん。
>女の心を持った男(オカマのことではない。)はやはり好きになれない。
その式で行くとあんたはアンチ三島か?
>>174 >由起夫さんは天皇制に恋する女子高生やろうもん。
きょうびの女子高校生の恐ろしさを,あんたはなめちゃいませんかってんだ・・・
>あんたはアンチ三島か?
たしかに三島を一口で「男性的」なんて決めつけることには何の意味もないことだネ。
176 :
吾輩は名無しである :02/01/13 16:22
西方さん、三島の太宰嫌いは近親憎悪だってさ。 、
↑
>>176 そりゃ,もっと広い目で見りゃぁ,同じ文士同士,どこかに精神的な血縁関係がないとは言えないでしょう。
中国の奥地で,背中に背負った肥桶に下肥を一杯に満たして,それをポチャポチャ揺らしながら崖道を何十メートルも両手両足使って這い上がって,
崖上の畑に肥撒きをする労働に人生の大半を費やしている同時代の人間たちから見れば,三島と太宰なんてまったくひとつ穴の文士にしか見えないでしょう。
この世の現実は,ことほど左様に広く多様なのです。
>>175 >きょうびの女子高校生の恐ろしさを,あんたはなめちゃいませんかってんだ
?
畏怖の対象となる先に、そんなモノ軽やかに飛び越えて自ら体現しとるのが女子高生であって、
その盲目的な純度の高さと無防備なまでの攻撃性、打ち捨てられありふれた至高な態度において、
もっとも芸術的な存在といえる。
その点三島には軽さがない。
↑
>>178 一体何を押して女子高生が「至高な態度」なんだい?
どこが芸術的存在なんだね?
いっぺんあなたも,女子高生という野蛮人どもに太い脚でケリを入れられてみな。
三島の作品に新制女子高生は出て来ない・・・と思うが。
ああ,でも『金閣寺』の主人公を侮蔑する高慢な女の子,そうか,あれが女子高生か?
だから,「野蛮人」でしょ?
今日,「サンチャゴ」が死んだ・・・ アーネストが彼をモデルに小説を書いたことは昔から知っていた。 サンチャゴが壮絶な海の闘いから戻って,缶ビールを一杯飲みながらアフリカの海岸のライオンの夢を見ながら眠り込む場面が好きだった。 アーネストが死んですでにどれだけ経つだろう。その間もずっと「サンチャゴ」はカリブ海で生きていた。その老人をモデルにして小説を書いた作家は半世紀も前に死に,モデルの老人は生きつづけて2002年の日の出も見ただろう。104歳。 彼は死ぬ時に,アフリカのライオンを夢見ただろうか。 ・・・吾輩も,缶ビールを飲む!
どうした〜〜ん?
月から地球を見れば太宰三島の区別もつかず、肉眼で認識し得る万里の長城は偉大そのものだ、という論調では 太宰三島問題の初級編にもおぼつかないぞよ。太宰は女の告白体が巧みだというのは正解だ。三島の女がやたらにうまいというのも 知らねばならんよ。ボーボワール風に言えば、三島は男に生まれない、男になるのだ、という感じかな。島田雅彦は三島はキッチュな死で終わらずに 男の中の男を演じたあとは模造人間としてオカマみたいに生きてもよかったというようにコメントしてるが、ここから橋本治の問題も出てくるのかな。 太宰は小説は女子供の読むもので面白くなければしようがない、ヘミングウェイ、馬琴、藤村なんかはそういうもんだとエッセイに書いてある。 また、こうも言ってる。「ヨーロッパの大作家は、五十すぎても六十すぎても、ただ量で行く。 マンネリズムの堆積である。ソバでもトコロテンでも山盛にしたら、ほんとうに見事だろうと思われる。 藤村はヨーロッパ人なのかも知れない。」 本質が短篇作家である。
183 :
Fixed nerd woman :02/01/18 17:50
questioner X : 02/01/18 01:55 Tone of argument that the Great Wall which will not attach distinction of 太宰 Mishima, either, if the earth is seen from the moon, but can be recognized with the naked eye is very great doubtful, also to beginners' class editing of a 太宰 Mishima problem -- ぞ . It is a correct answer that 太宰 is skillful at a woman's confession object. The woman of Mishima also says [ being indiscriminately nice ]. It will not become, if it does not know. Touch kana that Mishima will become the man who is not born to a man if it says in Beauvoir's style. に [ Masahiko Shimada does not finish Mishima with kitsch death ] It is coming-out [ the problem of the Hashimoto 治 ]-from here kana although it comments as you could live to OKAMA みたい as imitation human being, after playing the man in a man. if a female child does not read a novel and 太宰 is not interesting -- unavoidable Hemingway and unavoidable 馬琴, and Toson something -- such -- if rubbed, it has written to the essay Moreover, it is も言ってる like this. "Even if it passes the great work house in Europe 50 and passes it 60, it merely goes by quantity. It is deposition of mannerism. if it heaps up also by SOBA or TOKOROTEN, it will be thought that it will be brilliant for obtaining with ほん Toson may be the people from Europe. " Essence is a short story writer.
184 :
あの〜のぉ〜 固定オタク女 :02/01/18 17:59
あの〜のぉ〜 月から地球を見れば太宰三島の区別もつかず、肉眼で認識し得る万里の長城は偉大そのものだ、という論調では 太宰三島問題の初級編にもおぼつかないぞよ。太宰は女の告白体が巧みだというのは正解やざ。三島の女がやたらにうめぇというのも 知らねばならんよ。ボーボワール風にいうっちゅうと、三島は男に生まれん、男になるのだ、という感じかな。島田雅彦は三島はキッチュな死で終わら ずに 男の中の男を演じたあとは模造人間としてオカマみたいに生きてもよかったというようにコメントしてるが、ここから橋本治の問題も出てくるのかな。 太宰は小説は女ねんねの読むものでおもっしっぇなければしようがない、ヘミングウェイ、馬琴、藤村なんかはそういうもんだとエッセイに書いてあるち ゅうでの。 また、こうも言ってるちゅうでの。「ヨーロッパの大作家ちゅーのは、五十すぎても六十すぎても、ただ量で行く。 マンネリズムの堆積であるちゅうでの。ソバでもトコロテンでも山盛にしたら、ホンマうに見事やろうと思われるちゅうでの。 藤村はヨーロッパ人なのかも知れん。」 本質が短篇作家であるちゅうでの。
>>182 >質問者X 殿
>ボーボワール風に言えば、三島は男に生まれない、男になるのだ
たしかに三島についてはそう言えるでしょうな。まあ,もっとも,ボーボーワールがはたして言葉の真の意味で「女」であったかどうかははなはだ疑問だが・・・
もし三島が長生きしていたなら,きっと永井荷風のような気難しい孤高の作家になっていたのではないだろうか。
もちろん自分でもそう言っているのだから間違いはないだろうが,言えるのは絶対に選挙に出たり,大学の先生になったりはしなかっただろうということ。ましてや女と心中もしなかっただろう。
あるいはそんなことがすべて嫌であったからこそ「自決」したのかもしれない,とも思える。
それと彼の場合,後三十年長生きしたところで新しいことは本質的には何も起きなかったろうとも断言できる。
三島の場合,世界はすでに終わってしまっていたのだ。
終わった後の焼け跡をトボトボと歩んでいた男・・・それが三島由紀夫だった。
186 :
吾輩は名無しである :02/01/18 19:01
死ぬ前には、家族が家具を買うのを見るのも嫌だと言ってましたね
187 :
吾輩は名無しである :02/01/18 19:05
肛門に入れられれば、男でも自分の肉体に女の部分があると知る。
>>186 >家族が家具を買うのを見るのも嫌だと言ってました
へえ・・・それは初めて聞きましたが,どういう意味なんだろうか。
たしかに三島は晩年は何かにつけて投げ遣りな虚無感を吐露していて,その虚無感と相反するように行動性へのオブセッションが高まっていった。
自民党はダメだとか,自衛隊はダメだとか,全共闘もダメだとか,ノーベル賞はまず後10年は日本に来るまい(川端が受賞した後だったので)とか・・・
>>187 水戸肛門さんよ,じゃあ女の後ろへ入れたら女はどんな自己認識を得るんですかね?
189 :
吾輩は名無しである :02/01/19 19:51
私の想像の上では、女が真の女の部分に入れられなかった 場合、逆に女としての意識を欠かれるんじゃないかな。 子どもを作る行為ではなくなって、女である意識の必要がなくなる わけだし、女の部分を否定されたように考える可能性もあるかな。 西方極楽、それを知るにはどうすれば良いか、 あなたは知っているんじゃないですか?
>>189 肛門さん
あんたの言うことはたしかに現象分析的には当っているかもしれない。
女は生殖から離脱した性行為というものにどれだけ興ずることが出来るのか。
当然オナニーやレズビアンも含めての考察だが,それは女でなければ永遠に解き明かし難い。
また,そんなことを男が知ってみたところで何の意味もないとも思うわけだが・・・
所詮あんたも俺も「女」にはなれない。そして女の身ならざる俺がどうして「真の女の部分に入れられなかった」場合の快感について知ることがあろうか。
191 :
吾輩は名無しである :02/01/19 22:22
だが、西方極楽、 少なくとも、あなたが知ろうとするその問題は、女性に訊く ことができるでしょう・ 女性がその場合を知るために、あなたが手伝ってあげれば、 質問することを許されるのではないですか?
192 :
固定オタク女 :02/01/20 00:45
>>191 女の立場に立って見ろ。よしんば左様の快楽がもし成立したとしても,その快楽について他人に語ってやったところでそれが何になる?
苦痛と同様,快楽は永遠に己の肉体の範囲のもの。たとえパートナーであっても,それを真に理解することはできない。
三島の美学の根幹もその認識に立っている。苦痛快楽の,厳密な自己完結性・・・だから彼は独りで死んだのだ。
>>192 固定オタク女ちゃん
あんたがやって,あんたが語りな!
194 :
吾輩は名無しである :02/01/20 12:46
西方極楽 だって、あなたが人に訊いてるんじゃない。 固定オタク女は、なんとなく肛門でバナナが切れそうだ
195 :
固定オタク女 :02/01/20 13:24
ふっ そんな誰にでもできることなど、 手を出すには及ばぬ>アナルバナナ
肉体的な(つまり官能的な)快楽という意味では私も十分に知り尽くしているつもりだ。少なくともその快楽を日常的に手に入れているのだが,そんなことは他人にはどうでもいいことだろう・・・ でも,聞かせて欲しいと言うのなら教えてもいいぜ。 まず,とある特殊な施設に入って行く。(たいていは車で行くのだが) そして,裸になる。 シャワーを浴びる。 そしておもむろにズッポリと肉体を押し込んで行くわけだ。これが官能的な瞬間だよ。めくるめくような快楽の予感,そしてその鼓動のときめき・・・ 側の女が,嗚呼とつぶやくようだ。俺の肉体に感嘆したのだろうか・・・(んなわけ,ないか) 俺はそんな女たちの感情なんか無視してさっそうと自分の行為に取り掛かる。 つまり〜〜,抜き手を切ってコースを泳ぎ始めるんだ! これで一時間,もう身体の血流は爽快になって,筋肉は生き生き,もう矢でも鉄砲でも持って来いてな気分になってプールを出ると,後は冷えたビールの総攻撃。 天下は俺のもんだてなもんで・・・(女の臭いマンコなんか相手にしてられるかい!)
197 :
吾輩は名無しである :02/01/20 22:01
>(女の臭いマンコなんか相手にしてられるかい!) だって、男色アナル派だもんね
198 :
吾輩は名無しである :02/01/22 02:11
この前NHKの北京番組見たけど、俺も中国行きたくなっちゃったよ。 しかし、五輪で古都が破壊されるのは我慢ならんですな。
>>198 行きなせい,行きなせい・・・・若いうちに行って見聞を広めるに如くはない。
そして便所事情をよ〜く勉強しておいて,将来の仕事の糧とするのですぞ。
そうした熱意と知識があれば,将来「便所掃除主任」に昇格しやすい。少しは楽な人生が送れるかもしれませんからノウ・・・(爆
200 :
吾輩は名無しである :02/01/22 20:41
200だ。 肛門でもイけるかな?
201 :
吾輩は名無しである :02/01/22 21:08
>>201 >北京オリンピック行く?
拙者は他人がスポーツをしているのをまったく見たくはない。
自分ではやる。
やるのは楽しいし,健康にもいい。
でも人がやっているのを,バカ面下げて見ているのはいやだ。
ましてや古都北京でそんなアホ興行をやるのをなんで見にゆかねばならんのか・・・理解に苦しむ。
まだしも中国奥地の便所の事情を探し歩いていた方がずっとマシでありますことよ。
中国では表向きは法治社会とはされているが,実際には「後門」がはびこっている。 「後門」とは,裏口,コネ,ツテ,手づるとでも言うもので,要するに何か公共サービスを受けようと思えば,対人関係のコネクションがないとまったく話がつながらないということ。 これは昔から中国の社会のホンネの部分の真実で,建前の規則なんてものは何も意味がない。 現代の日本の企業が中国へ進出する際にもっとも悩まされるのもそうした事情らしい。 後門を使う,後門に頼る,後門にもの言わす・・・ 固定オタク女さんよ,後門はとにかくそうしたものですから,決して安易に使わないように・・・(爆
西方極楽さんって大学の先生でしたっけ?
205 :
固定オタク女 :02/01/23 23:43
肛門の快
206 :
吾輩は名無しである :02/01/24 19:18
>固定オタク女 俺を呼んだか?
>>204 >西方極楽さんって大学の先生でしたっけ?
誰がそんなことを言いましたか?
わたしゃ「先生」と呼ばれるようなバカじゃねえ。
鴻門の会!
固定オタク女殿
貴殿も一応女性器(マンコ)は所持しておられるであろう。
なれば,何故にそれを用いることなく,少ない人間の生物的な機能資源を別に援用して喜びのなにがしかを得んとされるのか。
その根本的な動機は奈辺にあるのか,よろしかったら教えていただきたい・・・
208 :
固定オタク女>206 :02/01/25 00:48
あなたのバナナも切ってあげる。
209 :
固定オタク女>西方さま :02/01/25 00:53
子、探求前人未到之悦楽。 故、拒凡庸之悦楽。
>>209 固定オタク女殿
まことに剛毅至極のお答えにてはござそうらえども,もとより排泄器官として機能すべかりし当器官について,左様の擬似生殖器官として援用するについては,いかなる快楽的意義がありしものなるか。
なおもって,不可解千万なるものなり。
されば,重ねて問う・・・
貴殿においては,かかる行為を実践しおりしものなりや,否や。
211 :
吾輩は名無しである :02/01/25 20:31
あぁ、わたしって、こんなことしてーる、と思うと興奮するんだよ
212 :
吾輩は名無しである :02/01/25 23:00
馬鹿どもが多すぎて大変ですね和尚
213 :
固定御宅女 :02/01/26 00:10
>和尚 妄想、又行為也。
>>211 固定オタク女ちゃんなの?
思って興奮するだけなら,そこらの女子高生とまったく同じ。
あの年代は,ありとある妄想で一人で悩みこむんだよね。
そうか,固定オタク女ちゃんって女子高生だったの?ニキビ満載の,青臭い息をする小娘さん・・・
違う!
216 :
吾輩は名無しである :02/01/27 12:56
固定オタク女は、通常の性行為では物足りなくなって肛門へと走った、 邪道肛門ニストだよ!!
>217 片恋、純愛説、ってのはとうからあるぜ。 フラクタル幾何学と結びつけたってだけじゃねぇの?
三島が「醒めた」のは三十歳じゃない、十六にして醒めはててた(w 徹底した意識の存在、誰とも接点の無い孤境。 どんな解釈でも可能な多様性の裾野を拡げつつ、絶巓は見えない、 遥かすぎる(w 回り道でも、唯識論からはいりな。
220 :
吾輩は名無しである :02/01/27 18:11
あたしに入りたいなら、後ろからはいりな。
221 :
吾輩は名無しである :02/01/27 18:17
>220 クサくて入れたもんじゃねえな。洗って出直しな、前も後ろも(w
>220 当然、顔も。ついでに首も、か。
>>218 >片恋、純愛説、ってのはとうからあるぜ。
具体的に誰がどのように論じたか教えてちょ。
>>219 三島は『仮面の告白』で「生まれた時の風景を覚えている」と嘯いていた。
十六どころか、零歳で既に醒めきっておったのじゃ。
岸田秀は三島の精神は死んでいた、と。
>>219 >回り道でも、唯識論からはいりな。
唯識ごときに惑わされているようじゃまだ初級。
極楽氏よ、お久しぶりじゃ、このスレッドも活気が戻ってよかったな。 三島は荷風型と谷崎型という図式で確かにあれこれ書いていたな。自己分析的に、なりたい、じゃなくて、なるだろう というような書き方をしていたように思うが、この2人は遠縁になるらしいぞよ。代議士になるのも、大学教授になるのも、 女と心中するのも嫌いだから拒絶するために自決した、という件はよかった。吾輩も同感じゃ。ただ、慎太郎が三島には参院選に 出るつもりがあったようだと書いているんだが、本当かな?という気がしている。 それから三島美学の根幹、快楽苦痛の厳格な自己完結性から独りで死んだ、というところじゃが、その通りなら問題も紛糾せず、 三島研究もタブー尽くして難航せずに済んだやもしれぬ。というのも、森田必勝も死んでおり、三島も介錯というサポートによって はじめてあの世に旅立っている訳じゃ。三島独りで死んだなら、三島美学の完結、文学的帰結と見て、世論もガーがー言わずに 済んだろうが、偽者の政治的行為、文士の道楽の果ての事故死みたいな感じでな。 それが本物の政治青年も死んでしまった事で、この事件を政治的文脈から完全に切断する事は欺瞞以外のなにものでもなくなり、 いわゆ再軍備徴兵制の復活のシンボルとして左翼陣営の永遠の論敵になってしまったのじゃ。 あの事件の政治性から病跡学的変態性欲者の同性愛者の心中という解釈による奪還がなされるようになる訳じゃな。 当時の週刊誌がやたらと書きたてたり、肛門から精液検出とかまことしやかな都市伝説の一人歩きまで、100%文学=病気みたいな三島論の氾濫ね。 個人的な快楽死。森田必勝まで三島の稚児さんにするような俗論が出てくる背景は、三島が独りで死なず、 切腹という首切り女房まで必要とする死に方をした事に起因するものではないか。集団による同苦、なる観念が三島のエロティシズムの中にあったのは 否定できぬ事実だよ。
>
おーおー、こげなとこで遠吠えかい? 生半可のちっぽけな知識であちこち書きまくる三島のフンドシ借りの DQNが、「色男no.1」と双璧のバカだなー。 クズ厨房かい、アホなカキコの度に嘲笑されてんのがわからんか? 続きレスの中じゃ、ジコチューのドアホさは目立つんだよ。 ちったぁ恥を知れや。逝ってよし!
>1 オジャマしてすまそ。とんでもない奴が 混ざってるようなんで、ちょっと。失礼しました>all
馬鹿どもが多すぎて大変ですね和尚
>三島が「醒めた」のは三十歳じゃない、十六にして醒めはててた あの書評には30で醒めたなんぞとは書いておらんぞ。よく読め。生兵法さんよ。
>>227 質問者ペケ殿
>集団による同苦、なる観念が三島のエロティシズムの中にあったのは否定できぬ事実だよ。
たしかにそうだ。「同苦」(たぶんにエロティシズムに緊密に係る感性ではあったのだが)を止揚するために『盾の会』を創設した。
行動を単なる暇人の酔狂として笑われないための,アリバイとしての集団行動。
涙ぐましいような努力だよ。
しかしそうした「政治的な」配慮とは別に,三島のエロティシズムとしての自決行動は厳密に孤独な一回性に限定されていた。それを疑うならば,なぜに彼はひとりっきりで小説を書いていたのだろうか。
>慎太郎が三島には参院選に出るつもりがあったようだと書いているんだが、本当かな?
三島の石原慎太郎に対する文学的な評価には微妙な屈折があって,もろ手を上げて誉めていたわけではない。
石原の方は三島を自分の賛同者にしたくてそんなことを言ったのだろう。もちろん酒の席の冗談のひとつとしてそんな話をしたかもしれないが・・・
「太陽と鉄」のタイトルの起源 「たえざる日光と、鉄の鋤鍬が、私の農耕のもっとも大切な二つの要素になった。 そうして果樹園が徐々に実を結ぶにつれ、肉体というものが私の思考の大きな部分を占めるにいたった」(「太陽と鉄」) 一般に太陽=浅黒い健康的な肉体、鉄=バーベル、という常識的見解が流布しているが、ちょっと通俗的に過ぎるというか、三島の表面的なパフォーマンスに正直に付き合いすぎていると思える。 この文章の比喩は三島にしては偉く通俗的でへたくそで、それ故に額面通り信用できない。 実は太陽は現実の太陽、鉄は幻の太陽なのだ。それを裏付ける章句が「剣」の中にある。 「少年のころ、一度、太陽と睨めっこをしようとしたことがある。 見るか見ぬかの一瞬のうちの変化だが、はじめそれはしゃくねつ灼熱した赤い玉だった。 それが渦巻きはじめた。ぴたりと静まった。するとそれは蒼黒い、平べったい、鉄の円盤になった。 彼は太陽の本質を見たと思った。 ……しばらくはいたるところに、太陽の白い残影を見た」(『剣』) この描写は『豊饒の海』の中にも応用されている。〜「かくも永き片恋の物語」(柏倉浩造、未知谷)参照〜 三島はこの世とあの世の境界たる肉体を鍛えることで、結果的に死をさらに強烈に意識することになった。実際、「太陽と鉄」は生と死の境界で文章が酩酊していて、ほとんど理智の狂気に近い。 太陽とはこの世、鉄とはあの世、この世とあの世の境界はコインの裏表のように重なっており、肉体とはその境界そのものなのだ。 「人々が死を賭けて望む未来の幻、そのもっとも善い幻ともっとも悪い幻、そのもっとも美しい幻ともっとも醜い幻とは、もしかしたら同じ場所にあり、さらにおそるべきことには、もしかしたら同じものでさえあるかもしれない」(『暁の寺』) これは、本多繁邦の思いなのだが、ここで三島は美と醜は実は同じものなのだと断言している。『豊饒の海』のタイトルが月のカラカラに乾いた贋の海と裏表になっているように美と醜も同じものの裏表に過ぎないと言っているのだ。 美が一つの形式の極限であるなら、醜も一つの形式の極限であり、両者は、実は同じものであるわけだ。 これは、生が極めてパラドクシカルなシステムである以上、必定なのではあるまいか。肉体が生と死の境界上に危うく存在する限りにおいて、この世は常に玉虫色に顕現し、美か醜かは月修寺門跡の「心心ですさかいに」であるのだ。
>>234 :kekkinuma 殿
>三島は美と醜は実は同じものなのだと断言している。・・・・この世は常に玉虫色に顕現し、美か醜かは月修寺門跡の「心心ですさかいに」であるのだ。
そう,それこそがまさに唯識としての認識論・・・いや,理論ですらない感性としての「唯識風」ものの見方というものかもしれない。
こころごころですさかいに・・・と言うあの謎めいた言葉がまさに三島文学の集大成,フィナーレの締めの一言なんでしょう。
あの言葉に辿り着くために,三島は「二十歳にして心すでに朽つ」という人生をあえて生きてきたわけですから。
ところで『太陽と鉄』も,三島が書いた文章なのでずいぶんと堅苦しく「文学的に」解釈されてきましたが,あれはまさに我々一般大衆向けに書かれたメッセージそのものでしょう。
他人事みたいに,この作品の語る肉体を評論家は分析しますが,でも誰だってこの世では己の肉体を唯一の土台にして生を営んでいるじゃありませんか。
人の事柄じゃないんですな。自分で自分の身体は鍛えないと,そしてそのための一種の心構えのようなものを三島は書き残したのです。
スポーツ選手ではたしてここまで的確に肉体の鍛錬の「哲学的」必要を説いた人物があっただろうか。
236 :
吾輩は名無しである :02/01/29 21:57
2ちゃんねる向けに 『肛門とケツ』を哲学的に・・・
>>236 ↑
穴部詰羅魔欲敷彦(あなのべのつめらまほしきひこ)・・・(爆
>>235 和尚殿
肉体は生と死の境界なんですよね。
肉体の破壊は、生の破壊であると同時に死の破壊でもある。
通常、我々は死ぬことは、あの世に行く、この世から去ることと思いこんでいるが、死という観念は生の中にある言わば虚数のような言葉でしかない。
死ぬというのはあくまで他者の死であり、自分の死ではありえないですから。自分の死は誰も経験することができない。経験できるのは他者の死のみ。
生と死の境界たる肉体の破壊は、生の破壊と同時にその人間が持っている死という観念の破壊でもある。そして、文字通り、死すらない無に帰する。
『天人五衰』の最後の庭で本多が「この庭には何もない」と言ったのは、自分は死さえない、死ぬことすら経験できない絶望を表現している。
そして、同時にその庭には夏の日盛りの太陽が無意味に生の光を浴びせている。
それは「青春の絶頂」への回帰であり、「絶頂」とは、生と死の境界が取っ払われた、正に死の瞬間と等値の「何もない」恍惚の境地なんですなあ。
「太陽と鉄」その予兆として書かれたものだと思っています。
>>238 kekkinuma殿
>『天人五衰』の最後の庭で本多が「この庭には何もない」と言ったのは、自分は死さえない、死ぬことすら経験できない絶望を表現している。
ああ,これは面白い解釈ですな。西洋的な理知の最高を極めたはずの法律家・本多繁邦が最後にたどり着いたのが「死さえない絶望」であった・・・
たしかにそうかもしれない。大乗仏教における最終的な悟り=解脱の意味は一言で言えば,もはやこの世には生もなく死もないという認識なのだ。
その解脱の悟りの前に来たって,本多は絶望したかもしれない。あるいは安心立命を得たかもしれない。
>それは「青春の絶頂」への回帰であり、「絶頂」とは、生と死の境界が取っ払われた、正に死の瞬間と等値の「何もない」恍惚の境地なんですなあ。
ああ,これもいい。まさにこれもハイデガー的な恍惚の意味も持って,しかも三島らしい「青春の絶頂」・・・ドイツ浪漫派の尻尾を最後まで捨てなかった作家について,まことにふさわしい解釈だ。
240 :
色男no,1 :02/01/31 11:49
みなさん、こんばんは、私が色男です。
「豊饒の海」創作ノート及び昭和四十五年八月十日ー取材ノートが、決定版三島由紀夫全集の第14巻に収録され、今年の一
月配本予定となっています。
三島のドナルド.キーン宛書簡(1970年9月3日)に次のような記述があります。
「四巻の分け方は、第一巻「たわやめぶり」第二巻「ますらをぶり」第三巻「とつくにぶり」と来て、第四巻に該当する「ふり」が
ないのに困惑。
第一巻和魂、第二巻荒魂、第三巻寄魂、第四巻幸魂、と分けたほうがよいかもしれません。殊に第四巻は、甚だアイロニカル
な幸魂で、
悪(自意識の悪)が主題ですが、最後の最後の本多の心境は、あるひは幸魂に近づいているかもしれません。
(略)「天人五衰」は今ものすごい勢ひで書き進んでいます。この全巻を外国の読者に読んでもらふとき、はじめて僕は一人の
小説家とみとめられるであらうと、
それだけがたのしみです。」
年譜によると1970年8月11日、キーンを下田に招き、天人五衰の最終回原稿を示し、この事は新潮社の人には言わないでと
口止めしたので、
キーンは遠慮してしまい、そのまま原稿を読まずに返してしまったという事です。その前日には清水港で海の場面の取材をし
ていますから、原稿は前後して、
夏頃には完成してあったというのです。
ここで注意すべき点は、三島自身が天人五衰によってはじめて小説家として認められると書いているところですね。澁澤解釈
はおそらく
このあたりの事情を彼なりの表現で語っているのだと思われます。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/
>>240 色男殿
>1970年8月11日、キーンを下田に招き、天人五衰の最終回原稿を示し、この事は新潮社の人には言わないでと口止めしたので、キーンは遠慮してしまい、そのまま原稿を読まずに返してしまったという事です。
その前日には清水港で海の場面の取材をしていますから、原稿は前後して、夏頃には完成してあったというのです。
その話は初めて聞きます。最終稿は決行日の朝に清書して書き上げ,彼の書斎の机の上に置いてあったとされています。
ま,下書き原稿がすでに3ヶ月前にあったとしても別に不思議ではないですが,それをD・キーンに示したというのは初耳。
>第四巻は、甚だアイロニカルな幸魂で、悪(自意識の悪)が主題ですが、最後の最後の本多の心境は、あるひは幸魂に近づいているかもしれません。
いや,あなたは何か誤解されておられる。
「アイロニカルな自意識の悪」であったのは,あの巻の主人公の「透」であって,本多は決してアイロニカルな精神ではない。
たしかに透は,四巻の連作品で唯一自殺しない主人公で,まさに三島が現代をいかに特色付けていたかの象徴的なキャラである。
三島めーいくらブス嫌いだからって、キリエの発狂原因を 失恋と遺伝の複合にするなっての。
↑ オタク キリエって何・・・・?
すまん、稔のブス妻の名って「キリエ」じゃなかった?
↑ オタク〜〜 キリエ・・・そうか,『天人五衰』で最終的に透の妻になる白痴女のことだっけ? 透はあえてその白痴女に崇高な神聖を見て,この女とあえて関係して妊娠させてしまう。その責任を取って妻にするんだよな。 白痴女・・・オタク女・・・神聖と狂気,気品とアナル・・・ふふふ
絹江の間違いじゃないっすか?
絹江・・・そうだっかも。 三島らしい、悪意に満ちたダサイネーミングよね。 ん?偽4代目生まれ変りって稔?『禁色』の「間 奏曲」で悠一と恋をする美少年も稔だったかしら ?
>>247 >三島らしい、悪意に満ちたダサイネーミングよね
ま,たしかに三島は「文学的に」悪意に満ちている。
真性の悪意に満ちた作家であったればこその才能であった。
ところで,オタク女,あんたは何者なんだい?
このスレの文章をたちまちに英文にしたところは,知識青年だね。
・・・下放セヨ!!! (爆!
249 :
固定オタク文学老女 :02/02/02 22:06
>>色男さん、和尚殿 >1970年8月11日、キーンを下田に招き、天人五衰の最終回原稿を示し、この事は新潮社の人には言わないでと口止めしたので、キーンは遠慮してしまい、そのまま原稿を読まずに返してしまったという事です。 その前日には清水港で海の場面の取材をしていますから、原稿は前後して、夏頃には完成してあったというのです。 『天人五衰』が夏ごろにほぼ完成していたことは、既に常識だと思いますが。 キーンを下田に招いたというエピソードも。 >ここで注意すべき点は、三島自身が天人五衰によってはじめて小説家として認められると書いているところですね。 これはもちろん、「はじめて(世界文学史残る)小説家として認められる」ということでしょう。
>>250 :kekkinuma 殿
別に拙者は三島由紀夫に対して,そのゴシップ的な興味で追っかけをやっているわけではないので,細かい裏事情については(たとえば『天人五衰』が夏ごろにほぼ完成していたこと・・・とか)さほど関心はありません。
彼の作品に刻まれた思考経路の中に,何か特別に涅槃解脱につながるような「情報」はないかと,いやらしいくらいに穿って見つめているだけのことです。
ところで,三島はこの『豊饒の海』を執筆するに当っては「大蔵経」を古本屋で偶然買い求めて,その知識をフル活用したように書いておりますが,本当に彼はあの長大な仏典を読み込んだのだろうか。
そんなに簡単に読み込めるようなものではないと思うのだけれど・・・不可思議のことなり。
ささ,さっさ,さ〜〜〜! カキコ,入れろや。
253 :
固定オタクやおい女 :02/02/05 23:45
後門入れ〜
>>251 和尚殿
>三島はこの『豊饒の海』を執筆するに当っては「大蔵経」を古本屋で偶然買い求めて,その知識をフル活用したように書いておりますが,本当に彼はあの長大な仏典を読み込んだのだろうか。
うーむ。分かりませんが、三島が阿頼耶識に難渋していたのは確かのようです。
澁澤龍彦邸で阿頼耶識を説明するのにテーブルの皿をあちこち動かして夢中になる余り、「三島さん、皿屋敷ですか」と言われ、ダーとなっちゃったとか。
しかし、十分な理解に至らなかったにせよ、三島流に消化して作品の柱として立派に使いこなしていると思いますけど。
もっとも、「かくも永き片恋の物語」によりますと、最後の月修寺の場面は、唯識とは何の関係もないそうです。
60年間片思いした本多とそんなことつゆ知らなかった聡子との頓珍漢な問答にすぎないというのです。
だから聡子が「松枝清顕さんていうお方は存じません」というのは当然。
だって清顕は本多の幻想の分身であり、聡子が知らないのは当たり前というのですから。
だから唯識も何もあったもんじゃない、生身の現実に本多は向かい合い、敗れ去ってしまうのですが、それ故に最後の庭で本多は至福を味わうのです。
255 :
固定オタクやおい女 :02/02/06 00:02
三島というお方は最初からいらっしゃらなかったのでは ありませんか?
256 :
吾輩は名無しである :02/02/06 00:07
このごろ賑やかで嬉しいですね、和尚。
>>255 平岡公威というお方は最初からいらっしゃいました。
お久しぶりだぜ、皆の衆。 おや、色男師匠来たのかな、まあ、いいや。偽者か本物かは判断出来ないのがネット世界なんだからのう。 極楽氏よ、三島の死が安易な理解を拒んだという意味においては確かに孤独な死であったといえるんじゃが、 彼は果たして谷崎的な意味において真に小説家であったかどうかという問題については、そう簡単に答えを出せるようなもんじゃないと 思うぞよ。彼は言葉から始まって理性で全てを統御できる古典主義的な作家になろうと、 将来のペンネームは雪翁じゃと冗談を飛ばした時期もあったのだが、美の創造主が同時に美の体現者たる秘儀についてギリシア体験以後、 三島の重大なテーマになって、肉体の発見、太陽との和解など、ロマン主義的側面が作家三島の中の「作家」を殺害しようと企てるように なるんじゃ。集団への同一化、悲劇への参加、三島は言葉と自意識とによってそれらのものから拒まれているという観念を 持っておった。集団による同苦、私は皆と同じだという信条をして、個人の到達し得ない領域への飛翔を可能とする。 三島は作家である事に自足するような精神性の持ち主であるならば、何故にかような悲劇的なるものの呪縛の裡に生きねばならなかった であろうか。>第四巻は、甚だアイロニカルな幸魂で、悪(自意識の悪)が主題ですが、最後の最後の本多の心境は、 あるひは幸魂に近づいているかもしれません。、、、、という文章ね。色男師匠の代わりにレスしておくと、これは三島本人の文章だよ。 勘違いは極楽氏の方ね。でも、この自意識の悪というのは極楽氏のおっしゃるとおり、透の事だろうから、このドナルド、キーン宛の手紙 を書いた段階では透を主役として構想していたのかしらん。
それから透が絹江を神聖に見立てて、犯した責任をとって結婚するというのは全然違うぞよ。 本多への悪意を行為へと移して絶頂にあった透を欺いて、慶子が2人だけのクリスマスパーティー におびき出す。そもそも何故あんたは本多の養子になったのだと思う?転生の神秘について本多から 口止めされてあった話を洗いざらい透に向かってぶちまける。 20歳で死ななければ自分は偽者であるという事を知り、清顕の夢日記を焼き、服毒自殺を図るが失敗 盲人になってしまう。それからというもの透は心を閉ざし、絹江だけをこの世とのつながりとするようになる。 透にとっては全てが終焉に直面してからの余生の同伴者として絹江は存在しているにすぎない。 皿屋敷のエピソードは澁澤の本に出てくるな。梅原猛が三島は唯識を理解しとらんとボロクソに言ったりな。 kekkinuma氏の紹介している本のように解釈すると、最後の聡子が清顕を知らないというところも謎でもなんでもなく すらりと理解できますな。しかも清顕が存在した事の物的証拠ともいうべき夢日記を透が焼いてしまい、 自分は夢など見た事はないなどと言っておる。清顕が実在しなければ、そもそもの透が本物偽者という二元論も 問題が解消してしまうし、島田雅彦が力説するようなポイント、不敬文学としての春の雪という読みも、深沢七郎のような 風流な夢物語と化してしまう。まあ、まだまだいろんな解釈が可能だろうし、再読する意味もそこらへんにあるじゃろうな。
如何様にでも解釈してみやれ、できるものなら…カンラカラカラ。 百千の推論は立てられ、 それにまとわりつく自意識過剰の哀れな凡才共が 各々の卑小な言葉を懸命に繰り出しては、ゴミのような枝葉末節を さらに拡げ付け加えてゆく…なんと壮大な襤褸の徒花であることよ、 わはははははははははは、愉快千万、ヒマ人どもめが! 言霊に踊らされるヒトの領域から、 すうっと足を脱いて昇上する次元の風穴…、諸君らは永遠にそれを 見つけることはない。 それは、明らかなしるしを持つ者によって 初めて発見されるしかないのだ。まるで痛ましい傷痕のように 生まれながらに身に負ったある決定的な、運命のしるしを持つ その者によって・・・。
わっはっはっはっはっはっはははははははははははははははははは・・・
>>260 ,261
あんまり品の良い魅死魔さんじゃないみたい。
そう言えば、ヤフーの板にもあまり品の良くない三島もどきがいたなあ。
263 :
吾輩は名無しである :02/02/06 12:39
・・・ここ、DQNコテハンの巣窟か?(藁 そろいもそろって自意識過剰のアホ面さげて、 無名のやからがゴマメの歯ぎしり、 ちんけなHNを筆名とでも勘違いして、 ヒマにまかせて一日中PC前にひっついてる オバハンオッサン哀れ〜(w 三島が一番唾棄した部類…ケッ、逝って良し!!
↑ オマエモナー。
>264 あいにくだったな、漏れはバリバリの現役だよん、 三島粘着=オヤジの世代
行動、せよ! (藁
>>254 :kekkinuma殿
>清顕は本多の幻想の分身であり、聡子が知らないのは当たり前というのですから。
だから唯識も何もあったもんじゃない、生身の現実に本多は向かい合い、敗れ去ってしまうのです
いや,まさにそれが「唯識」なんじゃないですかね?
でも清顕が本多の抱いた幻想だったというのは面白い。
とすれば,当然本多は三島の分身であり創作上の幻想ですから,これまた夢に等しい。
そして・・・
>>255 :固定オタクやおい女殿
>三島というお方は最初からいらっしゃらなかったのでは
ありませんか?
まさにそういうことになり,そもそも生きること全般,一切合財が幻想であり夢であるということになり,・・・つまり自分自身さえもが自分が見ている夢なわけですから・・・まさにそれが唯識の唯識たる結論と言うことになるでしょうな。
>>258 :質問者X 殿
>美の創造主が同時に美の体現者たる秘儀
ああ,それがギリシャ的な自我の止揚なのでしょうかの?
三島が三十歳前後で単身ギリシャ旅行をして帰ってから,まさに彼の筋肉鍛錬(太陽と鉄によって筋肉を培養するという作業)に向かったのでしたな。
>集団への同一化、悲劇への参加、三島は言葉と自意識とによってそれらのものから拒まれているという観念を持っておった。集団による同苦、私は皆と同じだという信条をして、個人の到達し得ない領域への飛翔を可能とする。
まさに人を巻き込まないと実行できないほどの巨大な酔狂だったわけで,落語「錦の袈裟」でも同じこと。僧侶の錦袈裟を騙して借りてきて,こいつを褌にして廓屋でいっせいに踊ってかまそうというご趣向だけど,これなんかも集団でやるからできたようなものだね。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>>260 >>263 >自意識過剰の哀れな凡才共 >なんと壮大な襤褸の徒花であることよ、わはははははははははは、愉快千万、ヒマ人どもめが!
>そろいもそろって自意識過剰のアホ面
まことにおっしゃられるとおりのオヤジではござそうろうが,さても御元気なる奮起憤慨。かようのヤツガレがスレをとらまえて,なにゆえに左様発奮されますのジャ?
げに,「凡才」でござる。「徒花」でもござる。ヒマでもあり申す。
されども,かように炉辺井戸端にて忌憚のなきご意見を諸君の皆さん方と交わしおるだけの罪なき老人(予備軍)を,唾棄面罵するがごとき申され様は,いかなる次第にてそうろうや。
所詮は素人の戯言たわ言とは存知おりそうらえども,好きの道はもの狂いなればこそ・・・お許しをたまわりたきものなり。あなあなかしこ・・・
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>>263 >明らかなしるしを持つ者によって初めて発見されるしかないのだ。
>あいにくだったな、漏れはバリバリの現役だよん
お見受けいたすところ,貴殿はまぎれもなき「職業作家」の方と拝察いたす。
拙者,永の年月(ねんがつ)職業的の作家になりたやと存念いたしおりしものなれど,時を持せずかようの情けなき次第にて世間を隠れ棲む。
流浪漂白の果ての浪人暮らし,あても果てしもなき傘張り手内職の果てに齢ははや五十路(いそじ)になんなんとする。
願わくば,その壮健類稀なるお力にて,拙者を出版社にご紹介いただけんものか・・・ 貴殿の文学観からして拙者をみすみす無の中に捨て置くを忍びないと思し召せば,なにとぞ一助の功をなされんことを・・・願い奉る。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
272 :
吾輩は名無しである :02/02/06 22:21
・・・・漏れは、五十路で初めて肛門に目覚めたという体験記が読みたいなーー
273 :
固定オタク女 :02/02/06 23:09
景山民夫のご友人は、30過ぎてホモに目覚め 、会社の金を持ち逃げし、妻子を捨てて、男と 行方をくらました。とやら。
このスレのタイトル、マックでみると 「三島由紀夫&西方極楽」之U ってでるけど、U の部分はたぶん文字ばけじゃないのかな?
>>和尚殿 >いや,まさにそれが「唯識」なんじゃないですかね? >まさにそういうことになり,そもそも生きること全般,一切合財が幻想であり夢であるということになり,・・・つまり自分自身さえもが自分が見ている夢なわけですから・・・まさにそれが唯識の唯識たる結論と言うことになるでしょうな。 このように唯識を定義してしまえば身も蓋もなくなるのでよした方がよろしいのでは? ならば、もう唯識なる言葉すら不要となる。我々は望もうが望むまいが現実という幻想の中で生きざるを得ないのであるなら。 確かに本多も最後にそのようなことを言っておりますが、その本多を創作した背後にいる三島はしっかり現実原則を守っております。 >貴殿はまぎれもなき「職業作家」の方と拝察いたす。 まあ冗談をおっしゃりたい気持ちはわかりますが、あの凡庸な文体、品のなさから推察して有り得ないですね。 だとしたらよほど程度の低い「職業作家」かと。
>>275 :kekkinuma殿
>もう唯識なる言葉すら不要となる
まさに,まさに本多繁邦,最後の場面での詠嘆・・・ことばもなにもないところにきてしまった・・・あれですよ。
>我々は望もうが望むまいが現実という幻想の中で生きざるを得ないのであるなら。
そうだと思います。ある時は現実だったり,ある時は幻想であったり・・・しかしそれを認識するのはやはり自分自身ですから,根本的に自分が幻想だったらという不安を三島もしたたかに抱いたことでしょうな。
なるほど「現実原則」ですか。むしろ創作という技術的な総体における形式現実(ま,文体ということに尽きますが)は,彼は大事にしました。まさにそれゆえに彼の文学は時代を越え得たという逆説的な真実・・・
>>和尚殿 >むしろ創作という技術的な総体における形式現実(ま,文体ということに尽きますが)は,彼は大事にしました。 「形式現実」ですか。確かにそれがなければ三島は存在しえなかったでしょうね。 納得。しかし、同時に彼はカオス的現実をこよなく愛していたと思っております。 むしろその方に恋焦がれていたというか。そう思えてなりません。自分は俗物になりたかった。しかし、なれなかった、というか。 それが三島にとっての悲劇の形式。11/25の日、最後に東映やくざ映画の主題歌を歌っていた時、既に三島は最も恋焦がれ、同時に最も恐れていたカオス的現実に自爆テロを敢行した……。
279 :
固定オタク女 :02/02/08 02:26
それも心ごころですわい。
280 :
吾輩は名無しである :02/02/08 12:18
・・・なに? このスレは・・・??
>>278 :kekkinuma 殿
>同時に彼はカオス的現実をこよなく愛していたと思っております。むしろその方に恋焦がれていたというか。
ふ〜む。
ま,卵が先か鶏が先かの論争に似るが,三島はやはりその精神の前提をやはりカオス的な(ディオニソッス的と言ってもいい)ものに置いていた,というよりその精神的な危機感から懸命に明晰な文体と方法論を追及しつづけたと考えた方がいいかもしれない。
それは多くの芸術家の宿命であろうが,とにかく一歩間違えば彼らは常にキチガイや色情狂と見なされかねないリスクを抱えて生きている。
その点で始めから箸にも棒にもかからぬ常識人だった石川達三のような人物は,いったいなんのために小説を書いていたのか理解に苦しむ類の作家だったのだけど・・・
三島があえてパーフォーマンスしようとした「俗物」は決して石川的な常識人ではなかったですな。
非常識な俗物を,三島は愛したのですが,それはあの少年の日に夢見た神輿を担ぐ町のアンちゃんたちの造形そのものでしたろう。
283 :
固定オタクの人 :02/02/09 15:03
和尚、三島は松本清張を嫌ってたと橋本治の新刊で読みました。 虚無とノンフィクション、耽美と社会派は相容れぬ?
>>283 殿
前にも言ったけど,三島が自決した後でテレビでその「異常な行動」について論評したのは松本清張だったわけで,
別に因縁の対決ではないでしょうが,そもそも社会派推理作家と芸術至上主義者ではまったく重なる部分もないわけで,
いまだになんで清張が論評したのか理解に苦しみます。
三島はそもそも大衆作家についてはまったくまともには評論していなかった。
夏目漱石さえ大衆作家扱いして歯牙にもかけなかったわけですから・・・
ただ清張を積極的に否定したのは吉本隆明氏でしたね。
清張の問題意識そのものを単なるルサンチマンと喝破した。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
単なるルサンチマンじゃないから作品かいたんだろうが、 生意気いうな吉本程度の通俗思想家が
287 :
吾輩は名無しである :02/02/09 23:30
吉本隆明氏もかつての過激さはまったくなく、 いまではふつうのことしか言ってません。 しかも平気で、同じことを違う場所でしゃべってます。 かつては過激なネオダダの芸術家だった赤瀬川原平が、 いまではただの面白いオジサンとなってしまったように、 なぜ日本では若い頃過激な芸術家が年とともに穏和化してしまうのでしょうか。 そう言う意味で三島氏をちょっと尊敬してます。
>286 和尚さん、そいつ相手にしない方がいいよ。>285「ああ、愉快」は DQNスレを独りでage続けてるやつだよ。 ここと違ってブンガクのカケラも無い駄スレ、そいつの正体は 学歴コンプレックスのオバン=ルサンチマンの塊、のよだよ。 すんげえ悪口カキコだけ書き続けてて、HN「ああ、愉快」なんだからさ、 かなーり逝ってるやつと思われ。さわらぬ害基地にタタリなし、かも。
>>287 殿
>平気で、同じことを違う場所でしゃべってます。
これは単に老人性痴呆症の症例に過ぎないでしょう。
つまりボケ・・・誰だって「死」と「老」は避けられない。
吉本先生と言えども,仏教の冷厳な哲理からはのがれられないという証拠です。
三島はやはり難しいジジイになっていたでしょうね。
永井荷風のような・・・医者に払う金さえケチって下宿部屋で孤老死した。
もちろん金は使いきれないほど荷風先生は持っていらっしたけれど・・・なんせ文化勲章なんですから。
着たきりの背広,外套,そして例の下駄。行きつけはストリップ劇場の楽屋部屋。
しかし文具だけは特注品の豪華なものだったといいますな。
>>288 殿
了解
290 :
固定オタク女 :02/02/10 23:25
>和尚 レスありがとう! ところで、橋本治もルサンチマンが大きな原動力に なってる作家ですわ。 橋本治も過激さが減少してきたわ。
291 :
吾輩は名無しである :02/02/11 20:23
西方は、肛門性交が大きな原動力だよ!
292 :
吾輩は名無しである :02/02/11 22:34
西方さんが、ホントにやりたいことって、何なんですか?
よぉ、チクリ厨房の青字スネ夫
>>288 ここで、ご注進かい
吉本が軟化したのは脳とばななのせい
もっとも、はじめからあの呆け、たいしたことは言ってないけどな。
清張のコンプレックスなんてだれでもわかることをエラソーに指摘すんなって。
お前なんて所詮、60・70年代思想界のタモリだろ。
いまのざまがそれを証明してるぜ。
反核思想に異議申す、てか、
ぎゃははは
>>287 殿
>平気で、同じことを違う場所でしゃべってます。
これ、ひょっとして、「平気で、違うことを同じ場所でしゃべってます。」の書き間違いなのでは?
上の場合なら、「一粒で二度おいしい」のたぐいで効率的原稿代稼ぎにすぎず、痴呆とは関係ないのでは。
それとも、こっちの方が勘違いで痴呆が進んでいるんだろうか。
>>292 殿
ほんたうに,自分は何がしたいのだろうとつくづく思うことがありますよ。
このまま,ネットでバカばかり言い散らしてそれで死んでいっていいものだろうか,いったい俺は何のために人間に生まれてきたのだろうか・・・
そんなことばかり毎晩思っております,いや,ほんたうに。
五十を間近にして,不惑の対極でもがいております。
もしこのサイトに心有る人士がおられれば,どうか世に出る手段を与えてはくださらんか。
金は要らん!絶対に潰れないところで勤めているから,生活はなんとかかんとか出来る。坊主もやっているから人さまの尊敬も受けている。しかし己の存念,思想,思いのたけを記して歴史に残したいのだ。
書くことならなんだって書けますゼィ。ポルノから歴史小説,哲学小説まで,童話だって書いたことあるんだから。とりあえずは気の利いた旅行記紀行文なんてのはどうですか。
(例 ↓
www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/3023/
(註;この写真の中にボクが映っているよ・・・)
その他,思想的発狂文
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
297 :
固定オタク女 :02/02/12 23:31
和尚は人生相談の回答者がアタる、のがわたしの直感。 ネットで回答し、溜まったら原稿に。ま、単なる一案です。
松本清張が書き出したのは40を過ぎてからだ。 人生を振り返って小説を書けるようになるのは、大家だろうが素人だろうが50からというのは定説。 これは古今東西を問わない。 青春の感傷から離れ、青臭さも抜け、老境の感慨にはまだ早い、バランスのとれたときだな。 いまから書け、和尚。ゲーテが一生かかってファウストを仕上げたようにな。
>>298 「ああ。愉快」=某ダスレで毒々しいカキコだけやってるDQN
エラそーに出張ってくるんじゃない、
哀れなネナベするんじゃない、
狂気の駄スレの外基地が、和尚さんに向かってナニ説教こく?
ぬぁにがゲーデだ、その前に自分の頭の心配しなさい。
ここは真面目なスレなんだよ、
外基地がうろつける場じゃない、ただちに逝って良し!!
二度と徘徊しないように。
「ああ、愉快」は、超駄スレで悪口雑言のみを延々書き込んでいる ルサンチマンのオバサン、得意技=ジサクジエン。 ちょっとでもかまった相手に執念深くからむのが特徴。危険、要注意!!
>>300 全部てめぇのことじゃん。
お前の場合は、一回のカキコではまとめられずに、
複数回垂れ流すゆるいオツムとオシリが特徴だけどな。
ぎゃははは
さて、和尚の場合、「絶対に潰れないところで勤めているから,生活はなんとかかんとか出来る」
というところがやはり作品にも出てしまっている。
藤原新也とか西原恵理子あたりの体当たりの旅を生活者に求めるのは酷だが、
もっと独自の視点、60・70年代思想にかぶれた僧職というへんてこな感覚を反映させた方が面白い。
どうせ文学なんて、その作者の色眼鏡で世界を観る楽しみなんだからさ。
>人生を振り返って小説を書けるようになるのは、大家だろうが素人だろうが50からというのは定説。 今はもうそういう時代じゃないのかもしれない。出版者はできるだけ長く飯食わせてくれそうな若い人しか狙っていないのじゃないかな。 そういう人が50過ぎて大家になったら駄文でも売れるし。
>>297 :固定オタク女ちゃん
一応法律で,僧職が信者から受けた個人情報はこれを外部に漏らすと守秘義務違反となって刑法で罰せられます。
>>301 :ああ愉快君
>どうせ文学なんて、その作者の色眼鏡で世界を観る楽しみなんだからさ。
ふ〜む,なかなかおもしろいことを言うじゃないの。ただのアラシの野次大将というだけじゃないんだね,君は。
参考文献「歪んでいるぞ私は」? >でも、私はこの自分の主観で歪んだ現実を、 >なぜか愛おしく思っている。だから、それを表現してはばからない。 でも、私はこんな小汚い歪みを文章化する奴を、 なぜか逝ってよしと思っている。だから、それを表現してはばからない。
人間が判断できないなら、神様仏様に判断してもらいますか? 神仏の実在を信じていない者もここにいるけど。
307 :
吾輩は名無しである :02/02/14 20:41
肛門は実在する!!
>>301 >どうせ文学なんて、その作者の色眼鏡で世界を観る楽しみなんだからさ。
もうひとひねり。
どうせ文学なんて、その作者の色眼鏡で世界を観る、その色眼鏡がなぜ成立し、絶えざる色眼鏡と世界とのフィードバックを観る楽しみなんだからさ。
>>306 >神仏の実在を信じていない者もここにいるけど。
神仏をもっとも信じないのは,いわゆる「宗教者」です。
この意味がわからないと,宗教というものの真の理解はできないでしょうな。
私だって神仏・・・まったく信じていない。あなたは信じているの?
そんなことを信じるのと,「宗教する」ことはまったく別ね。
>肛門は本当は実在しないんだ。していると思うのはまさに人間の妄想に過ぎない。
>>301 「色眼鏡」とは,また古風な言い回しで,「活動写真」てのもありましたな。
「自転車」・・・これも古い。ナウい都会では「チャリ」と言います。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>>301 おーやぁまー! かりにもフェミニストを標榜する女性が、
そ〜んなえげつない物言いをしたらアガンベン(笑
清張と吉本隆明との比較で三島を見るというのはかなり面白いのだから、もっといろんな論考 が現れてもいいように思うのだが、こいつはおそらく文壇政治がからんで純粋に学問的研究とかが出てくるのは まだ難しいんじゃろうな。清張は三島という同時代の美名、若き文豪に疑惑の目を注ぎ、ミステリーに 留まらず、数多の古代史論、昭和史論をものにしたのも、三島への怨念があのマグマの噴出のごとき多作に 結実したのではないかとも囁かれているそうな。事は昭和38年の中央公論社刊「日本の文学」全80巻の編集において 担を発している。この全集に清張を入れるかどうかで編集委員の三島と川端の間で激しい論争が勃発し、 川端は1巻もので清張を入れるべきとし、三島はあれは文学ではない、どこがいいのだ、と批判して、 清張の個人全集を出す事になっていた中央公論では弱ってしまい、もう一人の編集委員にして文豪の谷崎にお伺いを立てると 絶対駄目だという事で清張は落選する事になったのじゃ。この経緯を高見順から聞いた清張は 屈辱に歯軋りして、中公から出す予定だった個人全集の話まで取りやめになって、中公はベストセラー作家を逃がして大損じゃ。 清張は死ぬまで三島に対する恨みは消えなかったと言う事じゃな。文学の世界は鬼もいれば蛇もいるぞよ、 極楽氏よ、寺にいるうちはその名の通り極楽じゃが、職業作家になる事で地獄に変わる事もあるぞよ。 その覚悟はあるのかな。
吉本についても書きたかったが、それは次回まで待て!!
>>311 質問者X殿
なかなか文壇の裏話にお詳しいですな。
でも清張が三島を感情的に嫌っていたと言うのはどうかな。
大昔の話だけど,三島事件の後でテレビで発言していた時には,そんな悪意的なものは感じなかった。
ま,もっとも見ていたこちらが高校生だったから,そうした「大人」の屈折した感情を見抜けなかったかもしれないですが,そもそも清張は始めから大衆作家として出てきた人だし,それ以上の芸術至上主義的なかっこうを付けたがるような年でもなかった。
小学校しか出ていないというのをむしろ「売り」にしていたくらいだから,三島に対抗意識なんか燃やすかな。作家という括りで言えば同じだけど,二人はまったく目指すものも経歴もとことん違っていた同士なのだから,張り合うというのもおかしな感じがする。
>極楽氏よ、寺にいるうちはその名の通り極楽じゃが、職業作家になる事で地獄に変わる事もあるぞよ。その覚悟はあるのかな。
覚悟はありまへん。万事,お気楽な趣味人暮らしが好きなもので・・・でも,いっぺんくらい本気で地獄を見てみるのもいいかなと,思うことであります。
和尚殿 この世も自分も全て幻想だとするなら、その幻想を生じさせる源泉は何だと思われますか? 無から有は決して生じないとしたら、それは一体……。 これは答にはなっていないでしょうが、自意識の核になるのは死の観念。全ての幻想の源泉は死。 しかし、死はこの世のどこを探しても見つからない。まあ、死も幻想なのですから、結局、永遠の謎は永遠に続くということでしょうか。
>・・・不生不滅 不垢不浄 不増不減 :『般若心経』 この言葉を前にすると、科学者も文学者も哲学者も沈黙せざるを得なくなる。 しかし、彼らもまた不撓不屈。
317 :
我輩は名無しである :02/02/17 19:24
もしこのサイトに心有る人士がおられれば,どうか世に出る手段を与えてはくださらんか。 金は要らん!絶対に潰れないところで勤めているから,生活はなんとかかんとか出来る。坊主もやっているから人さまの尊敬も受けている。しかし己の存念,思想,思いのたけを記して歴史に残したいのだ。 書くことならなんだって書けますゼィ。ポルノから歴史小説,哲学小説まで,童話だって書いたことあるんだから。とりあえずは気の利いた旅行記紀行文なんてのはどうですか。 もしこのサイトに心有る人士がおられれば,どうか世に出る手段を与えてはくださらんか。 金は要らん!絶対に潰れないところで勤めているから,生活はなんとかかんとか出来る。坊主もやっているから人さまの尊敬も受けている。しかし己の存念,思想,思いのたけを記して歴史に残したいのだ。 書くことならなんだって書けますゼィ。ポルノから歴史小説,哲学小説まで,童話だって書いたことあるんだから。とりあえずは気の利いた旅行記紀行文なんてのはどうですか。 もしこのサイトに心有る人士がおられれば,どうか世に出る手段を与えてはくださらんか。 金は要らん!絶対に潰れないところで勤めているから,生活はなんとかかんとか出来る。坊主もやっているから人さまの尊敬も受けている。しかし己の存念,思想,思いのたけを記して歴史に残したいのだ。 書くことならなんだって書けますゼィ。ポルノから歴史小説,哲学小説まで,童話だって書いたことあるんだから。とりあえずは気の利いた旅行記紀行文なんてのはどうですか。 もしこのサイトに心有る人士がおられれば,どうか世に出る手段を与えてはくださらんか。 金は要らん!絶対に潰れないところで勤めているから,生活はなんとかかんとか出来る。坊主もやっているから人さまの尊敬も受けている。しかし己の存念,思想,思いのたけを記して歴史に残したいのだ。 書くことならなんだって書けますゼィ。ポルノから歴史小説,哲学小説まで,童話だって書いたことあるんだから。とりあえずは気の利いた旅行記紀行文なんてのはどうですか。
316 :kekkinuma殿
>この言葉を前にすると、科学者も文学者も哲学者も沈黙せざるを得なくなる。
しかし、彼らもまた不撓不屈。
沈黙こそが,畢竟最後の救いかもしれませんナ。
>>317 おかしいかい?
おかしがっていただければ何よりだな・・・2CHの幇間役を任じておる拙者とすれば,それで事足れリというわけ・・・
和尚殿
>>271 >拙者,永の年月(ねんがつ)職業的の作家になりたやと存念いたしおりしものなれど,時を持せずかようの情けなき次第にて世間を隠れ棲む。
流浪漂白の果ての浪人暮らし,あても果てしもなき傘張り手内職の果てに齢ははや五十路(いそじ)になんなんとする。
願わくば,その壮健類稀なるお力にて,拙者を出版社にご紹介いただけんものか・・・
これは本気ですか? ジョークですか?
ところで、出版社というところは、紹介されて行くものではなく、自ら乗り込んで行くべきところと存じますが。
あとは自らの作品の力でもって突破するしかないでしょう。小生はこれまで2度出版しておりますが、いずれも中央突破してきやした。
世に出るというほどの成功をおさめてはおりませんが。少なくとも死ぬ前にこの世に爪跡ぐらいは残せたろうと自らを慰めております。
そして、中央突破のチャレンジは今なお継続中でございます。
321 :
吾輩は名無しである :02/02/17 21:52
和尚さんは結婚なされてるのですか? お子さんはいらっしゃるのですか?
ベナレス・・・
この町については三島由紀夫の紀行文が有名で,まさに三島こそがあの街の真の神聖を明かしたのではなかろうか。
今夜NHKで・・・三島の文章とは異なって,いかにも無難な市民的善意に満ちた映像になってはいるが,それでもやはりベナレスはベナレス。その聖なる姿の一端は伺えた。感動した。
遠藤周作も『深い河』であの町を中心的な舞台としていたが,キリスト教的なわけ知りの鳥瞰的な眼差しがないではなかった。
とにかくいつかは拙者もあの街に達するつもりだ。それが私の死の瞬間であれば,それはまさに至福と言うものであろうが・・・
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>>321 >和尚さんは結婚なされてるのですか?
お子さんはいらっしゃるのですか?
>和尚さんは結婚なされてるのですか?
お子さんはいらっしゃるのですか?
>和尚さんは結婚なされてるのですか?
お子さんはいらっしゃるのですか?
>和尚さんは結婚なされてるのですか?
お子さんはいらっしゃるのですか?
>和尚さんは結婚なされてるのですか?
お子さんはいらっしゃるのですか?
・・・ベナレスへ行って考えさせてもらいませう。
どうとでも答えられる。どう答えても正しいし,どう答えても偽りである・・・そんな低俗な質問をこの「聖なる」スレで発するべからず・・・
>>319 :kekkinuma殿
さうでありましたか。
貴殿はやはりプロの方でしたか。お見それをいたしましたが,そうですか。
中央突破・・・西郷隆盛は鳥羽伏見の戦いでまさにその戦術で圧勝しましたな。寡兵をもって大兵をくじくにはむしろ,そうした闘志を厳然と見せて闘うに如くはなし,ということかもしれませんな。
しかし恥を申せば,かつて拙者も試みたことでありました。十年以上も昔の話,東京への出張の際に同僚をまいて,九段にある某出版社へ向かった。
そしていきなり玄関先の受付嬢に編集部へ原稿を見ていただきに参りましたと丁重至極に申し出たのだけれど,「お預かり致しておきます」。
お預かりいただいたまま,もう十年以上になりますがあの原稿は如何なる仕儀になりおりしものならんや・・・
金は要らん!絶対に潰れないところで勤めているから,生活はなんとかかんとか出来る。坊主もやっているから人さまの尊敬も受けている。しかし己の存念,思想,思いのたけを記して歴史に残したいのだ。 我執が強すぎるあなたには、子供はいないと察しますが。
326 :
吾輩は名無しである :02/02/18 00:02
>貴殿はやはりプロの方でしたか。
プロは職業にしてなんぼのもの。金もうけとらんのでプロではございません。
まあ、硬い本書いて食えるプロはこの国に100人いるかどうか。
>>324 日本には出版社は星の数ほどございます。その中に必ず和尚殿の原稿を待っている出版社がいると思います。
327 :kekkinuma殿 >日本には出版社は星の数ほどございます。その中に必ず和尚殿の原稿を待っている出版社がいると思います。 さうですか,それではいつの日にか拙者を真に理解してくれるであろう女と出版社が現われることを信じて,明日に向かいましょう。 《明日が,明日が,そのまた明日が・・・》 こういう題名の短編小説(アップダイクだっけ?)がありましたが,これは本当はシェークスピアの『マクベス』の中に出て来る有名な科白の部分なんですな。 ああ,明日というものはなんと辛く,悲しいものか・・・
329 :
吾輩は名無しである :02/02/18 22:00
西方極楽さんは本多と同じ人生歩んでるという意識はないのですか?
330 :
東方地獄。 :02/02/18 22:28
西方さん西方さん!私東方地獄と申しまして、あなたと同じく 作家になって自分の思想を発表する場を持てたらなぁ、なぞと 夢想する同世代の人間です。 私の著作を是非あなたによんでいただきたく思い、これからここに あげようかと思います。よろしいですか? はい、すいません。では。
331 :
東方地獄。 :02/02/18 22:37
これから第一章をはじめさせていただきます。 我ながらずいぶん稚拙で、文章は回りくどく、 妙に説明的であったり、また思想というほどの 思想が一片もみられなかったり、(恥ずかしながら 友人知人には「凡人が精一杯三島ぶろうとするとそうなる 典型だな」なぞと笑われるしだいであります) 読みにくいことと思い ますが、忍耐が何であるかを知る西方氏なら きっと読んでくれるものと期待します。でわ。 第一章を ある時、目を開くと自分が歩いていることに気づいた。しかし歩いてい る場所がわからない。その場所に記憶もない。空々寂々、闇夜に似て、 夜道ともどこか異なって、弱い微かな光がどこからともなく、ほこりの ように、煙のように舞っている。歩む足元が道であるという確信も持て ない。周囲の物事が見えるようで見えない。それでも心には広大な何も のかの流れが映じている。歩み行く私の前も後も同じような身なりをし た人々が、同じ一定の方向へ移動しているのだ。数十といった規模では ない。ざっと見回しても数百、数千といった人の頭がうごめいている。 第一の不思議は、これだけの群衆が動いているのに少しもその足音が聞 こえないことだ。聞こえるのは、その群衆がお互い近くの者同士、恐々 と不安げに細声でささやき交わす会話だけだが、それが全体の音響の高 音部をなしている。低音部は、どこからともなく響いて来る地鳴りのよ うな、凄味のあるごうごうたる水流の音である。 辛うじて人々の容貌が見分けられると、彼らの多くが額に小さな三角 形の布を付けていることがわかる。そして短い丈の帷子を着て、おがら の杖をついている。そうでない者もあるが、そうでない者らは街を闊歩 する時の私服とかわらぬものを身に着けている。男、女、老人、若者、 壮年、子供、みな混じり合って、この茫漠とした夢のような闇の中を流 れて行く。彼らの姿形については何とも表しようがない。たしかに顔や 身体は見えるのだが、それは本当に目の前にあって見えるといった感じ ではないのだ。何か透明な幕の上にでも映された薄ぼんやりした映像を 見ているような按配でもあり、あるいは私は(彼らも私についてそうだ ろうが)彼らについてそれらの存在の幻を見ているだけであるかもしれ ない。 一方では肉体には不可解な軽快感がある。空腹も、喉の渇きも、身体 の疲労もまったく感じない。しかしそれはスポーツの後の爽快感とも違 う。私について言えば、ついこのあいだまで四十年間の人生の垢を蓄め ていた肉体の節々が、日夜どこかの不調を訴えていたはずだった。とこ ろが知らぬふりして押し通してきたあの
332 :
吾輩は名無しである :02/02/18 23:01
>331 要約してくれ。
和尚さんの膨大な知識、明晰な論理、仏教哲学に基いた批評にはいつも 腹を抉るような鋭さがあり、怠惰な生活で停止している脳に思考を取りも どさせてくれます。 が、それ以上のものは何もないんですよね。 嘗て福田恒存が「知識人は人生半ばにもさしかかったならば、人を幸せにす ることを念頭において、物を言ったり、書いたりしなければならない」という ようなことを言いましたよね。 今の西方極楽さんにはそれが欠けているのではないか、と思うんです。 失礼を承知で敢えて言わせってもらいます。西方極楽さんの文章は確かに 本質をとらえている。なるほど、この現世は俗物が跋扈し、聖なるものは 敗れ去る運命にあるのかもしれない。 しかし、そんなことを指摘されても一般の人々は不景気の中、ますます鬱に なるだけです。世の中を呪うことだけが目的の文章なんかは読みたくない。 もうちょっと大人になってほしいです。偉そうで、すいません。
>331 思いっきり剽窃しとるのお、おぬし。
335 :
吾輩は名無しである :02/02/19 01:05
ええじゃないの、何事もまねから入るものだよ
今般の「東方地獄」並びに「南方安楽」なる人物(多分に女性と推察されるが)の書きおりしことの内容に関しては,拙者,ふと思い浮かぶところがあって大いに気づくことであった。
人間,結局は名をひそめてもその性癖の拠って来るところを覆い隠すことは出来かねる。「生酔いの本性をたがわず」と言ったところかの・・・わっははは。
ま,それはよいとして・・・
>世の中を呪うことだけが目的の文章なんかは読みたくない。
もうちょっと大人になってほしいです。
本当にそうだろうか。この世を呪うことが出来るのも立派な才能であり,芸のひとつではあるまいか。
世間の人々はたとえどんなにこの世に対して怒りや憎しみを抱いていても,それを言葉にすることができない。遠慮もあるし,言語能力もない・・・そこで誰かが成り代わってその恨みつらみを象徴的に語る必要がある。
それは立派な「大人」の仕事だろうと思いますが・・・そもそもドストエフスキーや『大無量寿経』がこの世間をどんな風に見ていたか,その凄まじいほどの否定的な見方からすれば,私の愚痴ボヤキなんぞは可愛いものですよ・・・(爆
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>ベナレス・・・ この町については三島由紀夫の紀行文が有名で,まさに三島こそがあの街の真の神聖を明かしたのではなかろうか。 もし今、三島が生きていてベナレスを訪れたら、日本人観光客にうんざりしてこの町の神聖を見出す事はできなかったかもしれない。 同じことはギリシャにもいえる。海外旅行が大衆化される前の外国は三島に多大のインスピレーションを与えたろうが、今は世界のどこを探しても神聖は薄められつつある。
^o^; 和尚さんは、人を本気で愛したり、信じたりしたことはありますか?
339 :
吾輩は名無しである :02/02/20 21:49
わたしは、肛門以外信じない!!
>>337 :kekkinuma殿
ま,おっしゃるとおりでありましょうな。
海外旅行・・・きょうびヘタをすると国内旅行よりも安いものもあったりして,たしかにどこへ行っても日本人,ジャパニーズ,ジャップ,東方鬼の集団でウザイ。
世界が狭くなったんだから仕方ないですが,一方で日本人は日本そのものにほとんど無知。
ロンパリにはさいさい行く人が,報恩講には行ったことがねえってんだから情けねえ。
>>338 :南方安楽
>和尚さんは、人を本気で愛したり、信じたりしたことはありますか?
どこかで同じ事を訊かれたな。国会じゃないんですから,鈴木宗男先生に対するみたいに同じ事を何べんも質問しないでください。
ところで,あんさんはもう正体は割れているんだから,このワシを引っ掛けようたってダメだよ。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
341 :
我輩は名無しである :02/02/21 12:48
>南方安楽さん 西方極楽さんの文章は確かに 本質をとらえている。なるほど、この現世は俗物が跋扈し、聖なるものは 敗れ去る運命にあるのかもしれない。 捉えてるんですか?それくらいのことは牛でもちょっと考えれば一目瞭然 では? 俺は西方とか言う人が鋭いとはまったく思いません。 明らかにこの西方という男は自分を「俗」の対極にあるとでも思い込んでる ところがありますよね。その根拠はどこにもないんだけど。彼のホームページ を見てください。そこにさも得意げに書き連ねられている自称「作品」の中 に漂う悲しさ、惨めさ、絶望的なまでの才能のなさ。 それがために、この男は作家になりたいよぉ、などとほざきながら 2ちゃんでしゃべくることしかできないんです。 >>西方 今般の「東方地獄」並びに「南方安楽」なる人物(多分に女性と推察されるが )の書きおりしことの内容に関しては,拙者,ふと思い浮かぶところがあって大いに気づくことであった。 人間,結局は名をひそめてもその性癖の拠って来るところを覆い隠すことは出来かねる。「生酔いの本性 をたがわず」と言ったところかの・・・わっははは。 もう一度 今般の「東方地獄」並びに「南方安楽」なる人物(多分に女性と推察されるが )の書きおりしことの内容に関しては,拙者,ふと思い浮かぶところがあって大いに気づくことであった。 人間,結局は名をひそめてもその性癖の拠って来るところを覆い隠すことは出来かねる。「生酔いの本性 をたがわず」と言ったところかの・・・わっははは。 あんたアホだろ。まず南方と東方は同じ人間ではない。東方は俺だからな。 それに俺はどこを切っても男。過去に一度、あんたにある質問をしたことが あって、そんときトンデモナクアホな答えが返ってきたけど、またまたやって くれましたね。 ちなみに331はお前の文章だろ!
人物同定なんかどうでもいいの。本質じゃないだろ。
アホな答えというならどこがどうアホか言語化できないあんたがいちばんアホ面さらしてるぞ。
>>341
>どこかで同じ事を訊かれたな。国会じゃないんですから,鈴木宗男先生に対するみたいに同じ事を何べんも質問しないでください。 >ところで,あんさんはもう正体は割れているんだから,このワシを引っ掛けようたってダメだよ。 答えになってないです 自分の内面奥深くまで見つめることを恐れていませんか?
>>341 >それがために、この男は作家になりたいよぉ、などとほざきながら
>2ちゃんでしゃべくることしかできないんです。
そう思いつつ、このスレに書き込んでいるあんたはよっぽど暇人のアホということになるなあ。
アホの2乗か。
ところで、このスレは三島由紀夫を中心に語り合うスレであり、和尚殿の人物像を語るスレではないと思うが。
>>341 >捉えてるんですか?それくらいのことは牛でもちょっと考えれば一目瞭然
では?
>明らかにこの西方という男は自分を「俗」の対極にあるとでも思い込んでる
ところがありますよね。その根拠はどこにもないんだけど。
>さも得意げに書き連ねられている自称「作品」の中
に漂う悲しさ、惨めさ、絶望的なまでの才能のなさ。
いやあ,まことにおっしゃるとおりのテイタラク。牛以下の,畜生外道にも等しい人間でありながら,こうして皆さん方のご厚誼をたまわって天下の2CH広場で遊ばせていただいております。
そのことを考えれば,身は畏れ入って心は恥じ入る,穴があったら入りたい。(水戸肛門さんの言う奴ではないですが・・・でも,穴の中でもやはりPCとモデムがあったらやるだろうな。)
いったいわたしはなんの所以があって,こうして毎夜毎夜しゃべり散らしているんでせうね。ほんたうに「才能もないのに」,「さも得意げに」ネ・・・正直,自分でもわからんのですよ。
どうしてわたしはこうしてしゃべりつづけるのか・・・その病理の真の原因はなんであるのか,どうか341殿,それを解明してわたくしに教えてやってくださいませ。
とにかく誰でもいいですから,どなたかのご指導ご鞭撻を受けたいと,いつもいつも真剣に望んではいるのです。よろしくお願いします。
346 :
吾輩は名無しである :02/02/21 21:50
>345 本当にそう思ってる? そう思ってるなら、書き込むのやめたら? それとも、 「身は畏れ入って心は恥じ入る,穴があったら入りたい」 というのは、単なるポーズ? あんたの衒学趣味(古語とか使うところね)もそうだけど、 どこか胡散臭い、不誠実なところを感じるよ。 別に煽ってるわけじゃないよ。只の通りすがりが 正直な印象を書いてみただけ。
347 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:11
>345 341じゃないけど、教えてあげる。 >その病理の真の原因はなんであるのか 人のいうことをきかないこと。頭が固くて自意識過剰なこと。 たとえば、346の >そう思ってるなら、書き込むのやめたら? を読んでも、きっと書き込むのはやめられない。ってところ。 ジレンマだね、和尚さん(w
348 :
我輩は名無しである :02/02/21 22:12
初カキコです。別に西方さんがやりたいようにやれば いいのでは? そんなに突っ込まずとも。 なぜ西方フォロワーがこんなに大勢いるのか?その 点は理解に苦しむけどね。
349 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:15
人は突っ込まれて大きくなるのだよ。がんばれ凡夫!
350 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:16
寺僧に人物なし。
351 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:19
人物を気取るヤツは沢山いる(w
352 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:19
いいねえ いいねえ どろどろしてきた これぞ文学って感じになってきたよ みんな思ってること率直に語り合おう
353 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:22
2ちゃんを修行の場に選んだ和尚は、ある意味いい線逝ってる。 耐えられるかどうかは別にして(w
>353 だな。 ホンマもんが出てくるのはこれからかもよ(はぁと>西方さん
355 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:26
これを乗り切れたら文豪になれるよ 和尚よ 覚悟はええか?
356 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:27
今夜の祭はここですか? あら、法要ですか。なまだぶなまだぶ。
年末決算の時期が終わったから、ゾクゾクくるかも? 大変だねぇ(爆 さ、そろそろ本当の2ちゃんをやろうか。
358 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:32
おぼうさんのお説教は終わりですか?
359 :
東方地獄。 :02/02/21 23:01
ウン? 意外な展開だな。和尚さん、スマン。 ズバズバ言ってしまったが、叩かれるのはむしろ 俺のハズじゃないのか? そんなに素直に反省されては、正直俺は困って しまう。もっと手厳しいレスを期待していたのだが。 なんつーか、一度和尚と激しくやりあって みたかったのだ。
360 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:01
>359 甘えるな、ヴォケ!
361 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:02
>一度和尚と激しくやりあって >みたかったのだ。 和尚さんと・・・ハァハァ
三島について書かれた評論はどれを読めばよいのでしょうか?
363 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:18
>362 評論を読んで何する気だ? 三島のとうちゃんこと知りたいなら、 猪瀬の「ペルソナ」でも読んどけや ゴルァ
364 :
固定オタク女 :02/02/21 23:29
>362 橋本治「「三島由紀夫」とはなにものだったのか」(新潮社)
>>346 >どこか胡散臭い、不誠実なところを感じるよ。
・・・鈴木宗男先生のほどな純心可憐な情熱のマネはできんわな〜〜。たしかに胡散臭い。自分でもこの胡散臭さが臭っている。
それにたしかに自意識も過剰だけれど,それはみんな同じことさ。自意識のないような奴はただのバカ・・・
ま,いづれにしても,こうして皆さん方に取り扱っていただければ今晩もよい気持ちで床に就けるようなわけでありましてナ,ほんたうに感謝感激なのめならず・・・
>>362 ああ,三島についての評論だけど,まず自分で三島の作品に当ってからの方がいいんじゃないのかい?
ま,人の観点というのもおもしろいけれど,やはり自分が三島をどう受け止められるか・・・それをとことん試さねば,せっかくの日本語の文学なのだから。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
366 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:49
>365 >それにたしかに自意識も過剰だけれど,それはみんな同じことさ。 >自意識のないような奴はただのバカ・・・ 論理をすり替えるなよ、おじさん。 「自意識過剰」をウヌヌンしてるときに、「自意識のない奴」を持ち出してきて それをバカ呼ばわりしても意味ないだろが。おじさんに云われなくても、 そんなこたぁ判ってるの。それとも、おじさんにとっては大発見だったか(w ぬるい野郎だ。
367 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:52
そう、あんたの自意識が、人と較べて過剰かどうか。それを逝ってるんだろ。 「みんな同じ」じゃねえよ。味噌も糞も一緒にする野郎だな。
なんか急激に面白くなってきたYO!!
369 :
東方地獄。 :02/02/22 00:11
和尚、どうだろう。俺はさっきの調子で言ってもいいか。 それともやめようか。
370 :
吾輩は名無しである :02/02/22 03:10
内容ない煽り、単なる難癖じゃ和尚も答えようないだろう。 つまらん連中だ。
鈴木宗男は、KGBから切られた。もう終わり。 中川親分以来、じつは利用されて踊ってただけ。 チンケで低脳、威張れることでのぼせ上がってただけのバカな野郎。 KGBは、利用価値が失せると、棄てるだけ。
372 :
吾輩は名無しである :02/02/22 04:00
>370 >内容ない煽り わたしはそうは思わないな。大事なところを突いてると思うよ。 文字に書かれていることと和尚の本心との距離が問題になってるんでしょ? つまり、文章を書く人間の「誠実さ」が問われてるわけ。煽りどころか真面目な 問だと考えます。
>372 ハタから見ると>366-369は、自分の考えを述べてない、 ただ相手の揚げ足をとって、煽っている。誠実な問いなら、 礼をわきまえ、キチンと相手の言葉に対してどう疑問か 自分はどう考えるかを表明した上で、問うはずだ。(w) とか、「ぬるい野郎だ」と書いて、どこが誠実か?と、私は思うが…。 (横レス、すまそ9
374 :
三島戯曲は劇場でみてね! :02/02/22 04:11
●近代能楽集より「葵上」・「卒塔婆小町」 [日程] 2002年4月5日(金)〜 4月29日(月・祝) [劇場]東京・渋谷PARCO劇場 [出演者]美輪明宏、宅麻伸 演出・美術:美輪明宏 [開演時間] 平日=19時 水曜・土曜・日曜・祝日=14時 [入場料] 7,500円(全席指定・税込) [前売開始] 2002年2月10日(日) [お問合せ] パルコ劇場 03-3477-5858 ●「鹿鳴館」 [日程]2002年5月17日(金)〜6月2日(日) [劇場]東京・ル・テアトル銀座 [出演者]影山悠敏伯爵・・・平 幹二郎 同夫人 朝子・・・佐久間良子 清原永之輔 ・・・近藤 正臣 その息子 久雄・・平 岳大 [入場料]S席10,500円 / A席8,400円 / BOX席(2席)16,800円
375 :
吾輩は名無しである :02/02/22 10:25
>373 まあ、言葉は悪いよね。しかし、 >346などは、あなたのカキコより、よほど自分の考えを述べているし、 相手の言葉に対して疑問を呈しているのでは? むしろ、その問に誠実に答えていないのは西方氏の方でしょう。 完全に無視してるね(w
376 :
吾輩は名無しである :02/02/22 10:28
>375 キミが346だろう? 見えるよ。 態度が不誠実だね、第三者にはカキコの裏の人間性はよく見えるんだよ、 匿名掲示板だからと侮ってはいけない。 厨房ばかりじゃないんだ、ロムってるのは。
>375 ハァ? 言葉がない・・・・・・。 346が出てくれば分かることでしょ。 ここ、カナーリ腐ってる? >厨房ばかりじゃないんだ、ロムってるのは。 この言葉、そのままお返しします。
間違った。 >376に対するコメントです。
糞スレあげるな! sageでやれ、蛆虫ども!
380 :
我輩は名無しdeR :02/02/22 19:14
ヒッキー、文学オタ、便底めがね、色白デブ他多数の珍獣を載せた 西方極楽のスレと言う名のノアの箱舟、ただいまより沈没いたします。 助かりたい方はただちに海へ飛び込みなさい。文学板というその海には 世にも恐ろしいホオジロザメがうようよ泳いでいますが、運がよければ あなたはその餌食にならずに岸へたどり着くことでしょう。
イチ抜けた〜(藁
382 :
吾輩は名無しである :02/02/22 19:17
おれは色黒でぶだが
383 :
吾輩は名無しである :02/02/22 19:22
みんな、リサたんスレで遊ぼうよ!
>383 そうしよう、そうしよう、と言いましたマル!
385 :
吾輩は名無しである :02/02/22 19:24
その前に1000ゲットだ、ごらぁ!
>>371 >鈴木宗男は、KGBから切られた。もう終わり。中川親分以来、じつは利用されて踊ってただけ。チンケで低脳、威張れることでのぼせ上がってただけのバカな野郎。
そんなことはないと思うよ。KGBとどれだけ関わったかは存ぜぬが,宗男君は永田町的にはこれからも益々ご活躍あらせられると思います。
外務委員長,外務大臣,副総理(あるいは副総裁)への階段を飄々と駆け上がって行くね。橋本派から切られたら話は別だが,ま,あの人に関してはそんな心配はいらない。
なお,選挙は比例区だからまったく問題ない。
それと政治家の先生が「バカ」だというのも何らマイナス要因にはなりませんなァ。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>>363 猪瀬の「ペルソナ」なんてクソ雑文だよ。
「カラマーゾフの兄弟」は、結局世の中救うのは思いやりや愛なのではないか という結末で終わってますよね 違いますか? ドストエフスキーが絶対だとは思っていないですけど、みなさんはどのように 思ってますか? ちなみに私は青臭い大学生です。なんでもウェルカムです。
ちなみに西方さんを尊敬してます。 が、西方さんのようになりたいというわけじゃないです。 ここで、本音でぶつかりあえば、確実になにかかが得られそうな気がするのです
391 :
我輩は名無しdeR :02/02/22 21:18
和尚が坊さんやってるってことは別に非難するつもりはない。 ただ、俺は思うのだが、坊さんに一つだけ悟れることがある としたら、「肝心なことはわしにゃ何もわからん」と、これだ けじゃないのかね。少なくとも和尚はその範疇にあるな。 結局、和尚が忌み嫌っている俗人と和尚とは何も変わらんわけ だ。三島と自分の同一化を試みる暇があったらまず自分の俗っ気 を認識しなおしたほうがいいんじゃないか? 時に和尚。「頭じゃなく、体で哲学する男」みたいなキャッチコピーを胸中 に掲げてるはずだと思うが、その試みはどうだい?うまく行ってるかい?
「ペルソナ」ってのはたしかに題名がちょっと・・・でも,中味は読んでませんのでなんともかとも。
南方安楽さんは麦○さんかと思っちゃったヨ。
いや,他のサイトで仲良しになった女性ですけどね。
>「カラマーゾフの兄弟」は、結局世の中救うのは思いやりや愛なのではないか
という結末で終わってますよね 違いますか?
ま,そういうふうに言ってしまえば,なんでイワンは破滅して行かねばならなかったのか,ということになる。
そしておそらく近代文学最大の悲劇的なキャラクターはまさにそのイワン・カラマゾフであったと言っても過言ではないでしょうから,「思いやりや愛」ではこのこの男は浮かばれない。
そんな予定調和を排することが近代人の知性じゃないですか。
もちろんそれは不幸なことですが,我々は大なり小なりこの不幸を共有しないわけにはゆかない。
なお,あの作品は多くの謎めいた大作(カフカの『城』もそう)と同様に未完のままだった。
世の中を救うのが結局そうしたものであるのか,あるいは一昨年この2CHに突如現われたこの西方極楽のスレッドであるか・・・それはわからない。(爆
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>>391 名前:我輩は名無しdeR君
>「肝心なことはわしにゃ何もわからん」
そうじゃなくて,肝心なことだけはわかっているが,それ以外のことはまったくわからない・・・ということ。
それと,「聖」と「俗」ってものは始めから二律背反しているわけのものではなくて,お互い行け行けのフラクタルなものさね。俗の中にこそ聖はあるし,その逆もまた真なり。
「頭じゃなく、体で哲学する男」・・・そうだね。体なんてケチなことではなしに,生活全部で哲学するさ。ただし「哲学者としての生活」なんかじゃ決してないゼ。
>お互い行け行けのフラクタルなものさね。 フラクタルが、何なのか知ってるのかね(苦笑
>近代文学最大の悲劇的なキャラクターはまさにそのイワン・カラマゾフであったと言っても過言ではないでしょうから なんでこのように言えるの?
>394 難しくてろくに理解できんヤツがそういうセリフを吐くかも、普通は。 わかってると、他人だってわかって当然と思うよん。 漏れ、シビレたぞな、初めて映像で見た時には。 論では絶対にあの ゾクゾクする蠱惑的な凄さはわからんだろ、いい時代に生まれたと思う。 超ひも理論も…(こっちは今も読んでるトコ)
和尚さん お寺に遊びに行ってもいいですか? いろいろと問答してみたいです(^ー^)
>>394 &
>>395 >フラクタルが、何なのか知ってるのかね
>なんでこのように言えるの?
別にわたしゃ論文書いているんでないですから,言葉の正確な定義云々なんてどうでもいいことなんですヨ。言葉によってどれだけの感情的な効果が生れるか,ただその酔狂を楽しんでいるだけのことなんですから・・・
397 :南方安楽ちゃん
>和尚さん
お寺に遊びに行ってもいいですか?
お出でになってもかまいませんが,常駐していないので,普段お越しになっても私はおりません,あしからず。普段はね,広島の方でうろついているんですよ,これが。
お聴聞(浄土真宗では「問答」とはいいません)がなさりたいなら,どうか私のホームページのBBSにお越しください。どなたも大歓迎です。
http://www66.tcup.com/6630/amidabutu.html
399 :
電波晒しage :02/02/23 16:03
>別にわたしゃ論文書いているんでないですから, >言葉の正確な定義云々なんてどうでもいいことなんですヨ。 正確な定義なぞ期待していませんが、なにか? せめて意味の判る文章を書きましょうよ。 そういう能力がなくても、書く努力はしたいものですね、お互い。 >互い行け行けのフラクタルなものさね。 これは、誰が読んでも判らないでしょ。 書いた本人しか判らない。そういうのを「電波」といいます(w
400 :
我輩は名無しdeR :02/02/23 16:06
>>399 和尚は自分の電波ぶりをアピールするためにその
文を書いたらしいよ。
>書いた本人しか判らない。 書いた本人もわかってない、に10000ギコ。 自分でも判っていないことをエラそうに書く人さ。 不誠実と言われても仕方ないね。 オマエに三島をウンヌンする資格なし>西方
402 :
吾輩は名無しである :02/02/23 17:15
フラクタル晒しage!
403 :
我輩は名無しである :02/02/23 18:04
フラクタルな男、西方
404 :
吾輩は名無しである :02/02/23 21:16
腐落汰流AGE
405 :
ま、晒しとくか(w :02/02/23 21:19
サ不落太郎・西方!
406 :
吾輩は名無しである :02/02/23 21:23
ニューアカも場末まで来るのに時間がかかったね。 ええもん見せてもろた(藁 とりあえず晒しageでしょう。
407 :
我輩は名無しである :02/02/23 21:35
西方”フラクタル”極楽
バカに囲まれて大変だな、和尚。
三島本人は自分のことを「スノッブ」(俗物)と言っておったぞなもし。
>408 おまえは低脳だから、いいのか(ワラ
412 :
我輩は名無しdeR :02/02/23 22:57
ときにフラクタル、いや、フラクタル和尚。 話は変わるが答えってのはどこに転がってるかわからんもの だな。このごろつくづくそう感じるよ。 いやあ、俺は「文学」についてここしばらく悩んでいたんだ。 一体「文学」とは何か、なんぞや?って具合にね。まあ和尚 ならフラクタルにわかってくれると思うが、一度この穴に落ちて しまうともう寝てもさめても文学なわけだ。寝れば宇津井健風の 紳士となって現われ、デートすれば彼女が文学に見えてきて、 鏡をみりゃそこに文学が写ってる。まぁそんな感じだ。 俺は出口のない迷宮でずっとさまよってた。文学はしまいには 影となって俺にまとわりつき、俺は自身が文学になってしまった のではないかと錯覚するような末期症状だった。そんなある日、 俺はテレビをつけたんだ。つまらん番組ばかりだったからザッピング してた。伊藤四郎からせきぐち弘、渡辺正行がでたと思うと小泉幸太郎 、関口弘の息子ってぐあいにな。
414 :
我輩は名無しdeR :02/02/23 23:02
するとフットそうした雑音たちが消え、一面銀色の雪景色が 現われた。ん?と思ってよく見れば、それは冬季オリンピック だった。しかも冬季の花形種目と言われるボブスレーだ。 巷ではボブスレーの誰がいいとか悪いとか、勝てばCMでまくったり そんな花形競技だけど、 俺は生来朱には交わらないタチだから鼻で笑っていたんだ。 そのときもそうするつもりだった。
>>412 &414 :我輩は名無しdeR殿
それって,ただ単にテレビの見過ぎではござらんのか?
ま,夏目漱石もたしかにそうした神経衰弱に陥ったことがあったと言いますな。
ひらがなの「ひ」か「な」か,とにかくなんでその文字がその文字でならなければならないのかに悩み抜いた。そして鎌倉の禅寺に参禅に通ったとも言います。
文豪並だね・・・(笑
まあ,いづれにしてもフラクタル公園のホームレスのおっちゃんをどついたり,蹴ったりしないようにしようね。この寒空に好き好んでベンチに寝ているわけじゃないんだからネ。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
416 :
我輩は名無しである :02/02/23 23:24
↑ネタです。真に受けないように。
>文豪 ああ懐かしい死語。剣豪が明治時代に死語になったように、文豪という言葉も昭和半ばにして死語となった。 「『豊饒の海』が完成した暁には、私は文豪になるであろう」(三島由紀夫) しかし、三島は自分の死と一緒にこの言葉を自ら葬った。
>>364 >橋本治「「三島由紀夫」とはなにものだったのか」(新潮社)
「三島由紀夫を読んだ「橋本治」とはなにものだったのか」の間違いではなかろうか。
和尚殿
>>1 >人生を完全に放棄したる者
原点に立ち返って、「人生を完全に放棄したる者」と「人生を放棄していない者」との違いって何ですかね。
420 :
吾輩は名無しである :02/02/24 09:21
和尚は人生を放棄してなんかいやしないよ この世に爪あとを残したいという確固たる望みがあるわけだからね 人生を放棄するほどの勇気も悟りもないというほうが適当かな 狂人のまねして衰えてゆく肉体に恐怖を覚えながら おれらを見下してしぶとく生きてゆくのさ しかし、おれは和尚を非難しているわけではない おれを含めて人間なんて本当にそんなものだと思うんだよね
>420 「衰えてゆく肉体」とはいえんかもな、、なにせ胸囲1メートル、 毎日?水泳で鍛えてる肉体、その上 正真正銘の坊主だからねー、衰えるのもおれらより遅くて、 君の言う通り様々な意味でおれらを見下しながら しぶとく生き延びると思われ<和尚 第一、このスレをガンとして持続する膂力だけでも たいしたものだ。煽りアラシに自己宣野郎の自意識過剰レスにも 一々ちゃ〜んと対応してやろうという姿勢は 頭が下がる。まとわりついてる自己宣野郎がみじめったらしく見えるほど。 応援してるで、元気で頑張っとくれや、和尚!!
422 :
吾輩は名無しである :02/02/24 09:55
西方極楽和尚、 フレ〜フレ〜、がんば〜れ〜、 日曜だし、オマケのエールだぎゃ!
423 :
ミニエビフリャー :02/02/24 10:32
>>422 ナゴヤノカオリ・・・ナツカシイナ。
 ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〃
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! ゚ー゚ * :; ;、;-"゙
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(ムネオの話、続き) ムネオの親分故中川一郎を KGBが取り込もうとしていた話はよく知られている、 かなり接触が進んだところで米国でのスパイ騒動が起き、 深入りし過ぎていたことに気付いた中川一郎は 自分の名が出そうになった局面で追い詰められて突然自殺。 秘書でありながら中川家とは折り合いが悪かったムネオは、 うまく立ち回り跡目を奪って遂に議員になった。 KGBはムネオのアホさを見抜いていたから 今度は当人が怖れたり怯えたりしないよう全く気付かれぬやり方で 上手に手を回して繰り、外務省内奥にしっかり喰い込ませた。 アホなムネオは得意顔で「ムネオハウス」「ムネオ号」と名を売り 外務省に顔を利かせてご満悦。モチロンがっぽり公金還流して ふところも肥やした。 その間にKGBは日本外務省を掌にのせて隅々まで情報掌握。 今回騒ぎになりそうな時点でKGBは早々に手を引き、 見えない支えをとっぱずして情報をリーク、 コトはあくまでもムネオ個人の汚職であり 自民⇔官僚の腐敗の構造として野党が追及し、国会混乱、小泉退陣、 米国の影響低下…という方向へ向かうよう、仕掛けた。 ムネオは自滅するしかない情況だが、いまのところ、自民党の連中を 「オレが潰れる時はてめえらも道連れにするぞ!」と恫喝して 結束を固めて守らせようと躍起になっているところだ。 自民の連中は各々イタイところを握られているから、 いやでも弁護せざるをえない。小泉、どーする?
文豪・・・
鴎外漱石のごとき文豪ならいざ知らず,そこらの「よろめき作家」が・・・
三島は「よろめき作家」から脱したかったのだらうか。
>>419 :kekkinuma殿
>原点に立ち返って、「人生を完全に放棄したる者」と「人生を放棄していない者」との違いって何ですかね。
それは容易い定義です。
すなわち,
「人生を完全に放棄したる者」:2CHでカキコをする人。(他に世間様に意見具申する手段を持たないため。)
「人生を放棄していない者」 :出版社から華々しく本を出される方。
ただし人間の崇高なる精神性が無償性において計れるとするならば,2CHで一銭の得にもならぬことを書いている人の方が,まさに聖なる行いを成していると言えましょうか。(笑
427 :
我輩は名無しdeR :02/02/26 07:23
思いっきりSAGEたいんだが、誰か下げ方教えてくれ。
>>426 「恫喝」=だ〜か〜ら〜、一連の、加藤紘一秘書の脱税摘発、民主党議員秘書の
汚職騒動…み〜んな伏線でしょーが。
どの議員でも、必ずその周辺には
叩けばホコリの出る奴が一人や二人はいる。
それを、合法的に警告→修整申告、内輪の警告→もみ消し、で済ませられるか、
もしくは大々的にイキナリ摘発→捜査→刑事告発へ持って行くかは、
権力側の思惑次第。「恫喝」はいつでも可能なんすよ。
もとより、入念な密偵で綿密な証拠を揃えてから告発すれば、
国税も地検も動かざるをえないわけだし、
そうした密偵が得意なのは…某草下…または○○…または・・・。
明らかな政治の裏側を見て見ぬフリしたんじゃ、いけんがな、
和尚さんは衆生を救ってやらなならんのやし。
>>428 殿
なかなか内情にお詳しいですが,ただし国会議員のような高位の社会的事犯の捜査には東京高検の特捜部が当るはずだと思います。
鈴木氏は議院運営委員長であったわけですから閣僚級の地位にあった人物。容疑は当然収賄罪でしょうから,どう考えても特捜の管轄でしょうね。
ま,氏の場合は「歩く恫喝」と週刊誌にも冠せられてありましたから,恫喝こそは命とばかりに,ここを先途と責めて来るでしょうが,なにさま物的証拠がないことには・・・
>>427 のdeR殿
・・・はえらくご立腹のようじゃが,なにか気に障りましたかの?
あまり腹を立てると血管がもろくなって,内臓も弱まる。性的能力も減退し,頭髪も薄くなる。ま,得になることは何もござらんよ。
思いっきり下げるのは,あんたのステテコだけにしてくれや〜〜〜。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>「人生を放棄していない者」 :出版社から華々しく本を出される方。 うへえ、ものすごく明快な定義。 そうすると、出版社から華々しくなく本を出されているほとんどの著述家は、いったいどっちに属するのだろうか。 世に出るほとんどの本は、よほどの僥倖がない限り、出版不況で出してもせいぜい数千部。 印税なんてすずめの涙程度もらえるのならまだまし。 大抵はボランティア同然で出版されていることを和尚はご存知なのですか。 そう考えれば和尚のスレの方がよほど世間に影響力を及ぼしていますぞ。
>>430 ちゃうわい、ばかたれ、出版界でメシ食うとる人間が
どれほどぎょうさんおもかも知らんのじゃろ。
取次ぎの東販日販だけでもえーから、のぞきに逝ってみな。
…下請け孫受け編集プロダクションまで数に入れれば・…う〜む
みんなよう頑張って食うていっとるワサ・・・
極楽氏よ、皆の衆お久しぶりじゃ。 鴎外漱石ほどの文豪ならまだしも、というセリフを吐いた人物は宴のあとのモデルの有田某 だったな、この人が吉田茂とねんごろで息子の吉田健一もプライバシー裁判有田某に肩入れして、 三島との関係が決裂、鉢の木会も自然消滅になったはずじゃ。奥野健男が美しい星を読んで激賞、 宇宙人の地球の存続をめぐる論争がドストエフスキーのカラマゾフは大審問官を連想させるド迫力 として、三島自身も長編ならばマンやドストエフスキー並に会話で大論争展開してもよいだろうという 考えを持っていたようで、地の文のおまけみたいな小説の会話文がやたらと重厚になったところに 三島長編の特徴もあったようじゃ。 文筆業のみで食えるのは氷山の一角、大半は副業で食っておる。吉本ネタは次回に書くと予告してあったので、 この人のオウムに関する認識を紹介すると、麻原はヨーガ修行者として高く評価できる、 オウム事件によってあらゆる仏教における僧侶の修行は全部無化され、少なくとも鎌倉時代以前までの日本における 仏教の修練の仕方が全部否定される要素と結びついている。 この事件以後に壊滅を免れている日本の仏教は浄土教の系統だけである、修行は凡人には 大変難しいからしないでよい、念仏となえリャ浄土に行けると、法然親鸞によって修行は全否定されたから、 本当をいえば法然親鸞は仏教の信仰の問題を倫理の問題に直してしまい、つまり日本の浄土教のやったことは 宗教の否定あるいは解体であるといえる、オウムは親鸞系統の考え方とは別で、鎌倉以前の仏教の流れを拡大 することによって旧仏教に止めをさした、と吉本は言っておるのじゃ。
>432 吉本はオウム弁護発言で徹底的に叩かれたからナ、 いささかならずムキになった面もある。 麻原はただの詐欺師だが、吉本は全てが一色に染まって魔女狩りめく 成り行きに腹を立てた。 吉本の仏教理解は必ずしも深いとはいえん。案外なもんよ。
山口瑞鳳という仏教の中観哲学、チベット学専門の学者が、世界そのものを虚無であるとするのは観念論に堕落した仏教で、仏教にとって 外的世界は単純には否定されるようなものでなく、ナガルジュナにも世俗は大切だという考えがきちんとある、と言っておる。 中観派に対立する唯識なる一派は最近知識人受けがいいようだが、あれでは初期仏教、般若経の考えが否定されてしまう。この唯識の考えを取り込んだのが金剛乗を称した 在家密教で、これは実はシバ教(ヒンドゥー教の一派)が仏教を偽装したものではないかと思うと、言っておる。
>>432 :質問者X殿
>三島自身も長編ならばマンやドストエフスキー並に会話で大論争展開してもよいだろうという考えを持っていたようで、地の文のおまけみたいな小説の会話文がやたらと重厚になったところに三島長編の特徴もあったようじゃ。
たしかに三島はイデオロギー・ロマンを一面では目指していたようですが(『金閣寺』もその試み),日本文学の風土にそうしたものがどうしても馴染まないと悟って,『美しい星』あたりで打ち止めにしたようなきらいがある。
時代背景も関係している。戦後のマルクス思想の盛り上がりで,そうしたイデオロギー的な文化が日本にも根付きつつあった昭和三十年代,三島も「思想」では負けんぞと示したかったのでせう。
しかしそれも日本の共産化が遠退くに従って,人々が「思想」を嫌がるようになって来た。先進資本主義国としてそろそろ日本が頭角を現し始める時代ですよね。
>つまり日本の浄土教のやったことは宗教の否定あるいは解体であるといえる
たしかに吉本隆明先生のご指摘であります。
仏教を否定した仏教者,それが「最後の親鸞」のテーマ。
そしてそれはおそらく間違ってはいない。
>世界そのものを虚無であるとするのは観念論に堕落した仏教で、仏教にとって外的世界は単純には否定されるようなものでなく、ナガルジュナにも世俗は大切だという考えがきちんとある、と言っておる。
観念による世俗価値の否定,それがそのまま生活の拒絶という意味ではないのは唯識哲学の前提。なぜなら否定の観念(ニヒリズム)の行き着く果ては「死」以外にはない。
死を称揚するのはそれは単に行為としての自殺のみ。
否定をいかに生き抜くか,これが宗教の拠って立つ意義であり倫理だ。浄土教にしろ密教にしろ・・・三島の文学も同様だ。
死ぬべき「倫理」を前提とするのならば,その完成形はどんな場合でも自殺者の行為のみだ。
従って唯識は堕落も廃頽もしていないし,また自殺者の自殺へのアプローチを体系化して学ぶほどヒマな人間は古今におりませんでしょう。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
437 :
吾輩は名無しである :02/02/28 01:25
「牡丹」という短編に南京大虐殺のエピソードが出でくる。 そこに犠牲者数万人とあって意外だったが、すでに右傾化してた晩年の文庫「憂国」にはいっているから、三島自身が当時そのように認識していたのは間違いないだろう。 現在の右翼や三島シンパの保守派には大虐殺否定論者が多いが、三島晩年の一般人や右翼の認識はどうだったのだろう? そんな疑問をもった。 それに現在この小説は三島シンパの右翼、保守派にはタブーなんだろうか?
今朝、偶然NNN24を見ていたら、楯の会当時の三島が登場していた。 彼曰く「僕に興味があるのは芸術と軍事だけなんです。なぜなら両方とも解決不可能なものを中に持っているから」 解決不能のものとは何なのだろう?ディオニソス的なものの解決不能性のことなのか?
>>439 :kekkinuma殿
さうでしょうね,三島という人はどこまでも「解決不可能」なもの,すなわち不可知な物事にひたすらこだわった人間でしたよね。
これはこうだ,と結論付けられればそれでその問題はおしまい。
三島の生き抜いた昭和という時代はまさにそうした結論付けの時代,理屈で説明される時代だったのですね。
しかし死も宗教も美もそんな具合には行かないです。中世はそうした要素で充満しておりました。
三島は昭和に「中世」をもたらそうとしたようです。
それを単に時代錯誤と言ってみても,それはただの「説明」に過ぎない。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
441 :
吾輩は名無しである :02/03/01 17:46
「牡丹」は新潮文庫「花ざかりの森・憂国」に収録されてる短編ですね。 南京虐殺の首謀者であるサディスティックな元軍人が、 自ら手にかけて殺した女の数だけ、牡丹を栽培してるって話。
443 :
吾輩は名無しである :02/03/01 23:53
てすと
ハンスト
445 :
吾輩は名無しである :02/03/04 04:06
3代続けて東大か、官僚か。
446 :
吾輩は名無しである :02/03/04 06:12
カラヴァッジョ ↑ 『仮面の告白』で解釈するとおもしろいよ。
447 :
吾輩は名無しである :02/03/05 17:10
age
448 :
吾輩は名無しである :02/03/05 20:56
やっぱり肛門ネタが無いと盛り上がらないね。
おひさ・・・ 東京へ行っちょったもんで・・・ いや,別に東京の出版社へ押し売りに行ったんじゃないんです。 カラヴァッジョは三島が初めて紹介したようなルネサンス画家だけど,聖セルバンティスの殉教とかいう絵が三島のエロティシズムをいたく刺激したらしいけど,それほどとは思いませんな。 どちらかというと朴訥な感じもしないではない。ま,好き嫌いだろうけれど・・・ ダンディスト三島にしては意外な取り合わせだとも思うな。 三島ならむしろ,ダリのような超ダンディストに入れあげた方がふさわしかったような気もしないではない。
450 :
吾輩は名無しである :02/03/06 06:12
450
451 :
吾輩は名無しである :02/03/06 07:34
カラヴァッジョって教科書に出てた画くらいしか知らないけど、三島のエロティシズムって、 ダリよりもっと被虐的なものに反応する気がする。 ダリはむしろ、ド・サド的嗜虐的ダンディズムのひとではないですかね?
452 :
吾輩は名無しである :02/03/06 12:54
カラバッジォって、ダビンチとは違う次元で究極のリアルだと思う
??449 和尚、東京のどの辺りを歩いてたん? ひょっとしてすれ違ったかも・・・
>>451 殿
>ダリはむしろ、ド・サド的嗜虐的ダンディズムのひとではないですかね?
さう思います。ダリはあまりに攻撃欲動のはなはだしい芸術家であったわけですが,一面それは三島に似ていなくもない。
自分のヌード写真を出版したり,自衛隊の戦闘機に便乗したり,新宿デモに参加したり・・・もちろん外ヅラの相似に過ぎませんが,芸術至上主義的な大柄さにおいては双子だね。
>>453 ちゃん
>ひょっとしてすれ違ったかも・・・
東京(トンキン)はそんなに田舎ですかね。拙者がどこをほっついたかを申し上げれば拙者の正体(せうたい)がバレてしまう・・・ま,そんな隠すほどの者じゃさらさらないんですけどね。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
455 :
吾輩は名無しである :02/03/06 21:01
でも肛門は隠した方が良いよ。 警察に捕まっちゃうからね。
457 :
吾輩は名無しである :02/03/07 02:50
モンス・デジデリオ描くバベルの崩壊や、 崩れゆく大聖堂といったモチーフに魅せられていたようなことを 渋沢が書いてましたよね。 三島がマニエラ好きというのには、膝を打つ思いです。 ナットクー。
458 :
吾輩は名無しである :02/03/07 04:16
↑ 「金閣寺」書くくらいだからね。
459 :
吾輩は名無しである :02/03/07 12:55
ときどき、寂しさに耐えられなくなるときがありませんか?
>>457 殿
モンス・デジデリオ・・・というのは「廃墟の画家」と呼ばれた人ですかね。
あらゆるものの仮想の廃墟ばかり描いて,ついにはルーブル美術館さえ廃墟にして,その絵がルーブルに展示されているという皮肉・・・多少安直過ぎる虚無感のようにも感じられますので,三島との関係はどうでせうか?
>>459 殿
>ときどき、寂しさに耐えられなくなるときがありませんか?
ときどき・・・?
そんなものじゃねえ。生きる限りの時間と地平を埋め尽くすもの,それは生きることのたとえようもない寂しさと寂静・・・ただそれだけ。
しかしそれが我が生の実感ともなり,我が生の証なのだとすれば・・・?
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>>460 寂寞→寂滅→悟達・・・ 合ってるじゃんベクトルだけは(w
西方極楽さんよ、アンタもつくづく生真面目な三枚目やな。 笑えんよ、これじゃ。
>「アホの坂田」・・・尊敬してます。 私も。実はモンゴル行った時、同じ飛行機で一緒になった(明石家さんまも一緒)。 途中の中継空港で1時間ほどご一緒したが、そのまんまの尊敬に値する面白い人でありやした。
465 :
吾輩は名無しである :02/03/09 11:09
467 :
吾輩は名無しである :02/03/10 16:17
age
468 :
吾輩は名無しである :02/03/10 22:07
西方さん、応援あげ。
鈴木宗男さん・・・ご苦労さん。
楽しいひとときを国民遍くにもたらしてくださいました。
きょうび,二時間の映画見たって,少なし1500円は要りますでしょう。でも,これがテレビでも,ネット(衆議院中継ネット)でもロハで楽しませていただける。
久方ぶりに,ウキウキ,ハラハラするショーを見させていただきました。
おしまい辺りには,一気の盛り上がりまで付けていただいて,本当に楽しかった。
本当にありがたうございました。
僕は大好きです・・・宗男さん。あなたのような人間に,僕もなりたかった。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>469 ばかくだらん
>>469 >久方ぶりに,ウキウキ,ハラハラするショーを見させていただきました。
おしまい辺りには,一気の盛り上がりまで付けていただいて,本当に楽しかった。
宗男自身は別に面白くも何ともなかったなあ。むしろあの退屈さを救ったのは辻元清美でしょう。
472 :
吾輩は名無しである :02/03/12 20:10
それにしても、>469の文章には下劣な品性が 滲み出ててますね。 文は人なり。とはよく逝ったものです。
>>471 :kekkinuma殿
たしかにあの「決戦」で心理的に有利な立場にあったのは,従って余裕を持ってファイティングしていたのは辻元先生の方でしたね。
ほとんど挑発を行って宗男先生の本性を暴きだすこと,そして世論の嫌悪を一気に高らしめることに立派に成功しておられた。
たいしたもんだ!
今後,いい政治家になるでしょうな,辻元先生。
一方,年が半分くらいの敵手にまんまと乗せられた宗男先生,なんとも正直すぎる。そこがまさに世人の嫌うところでありますのに・・・
>>472 ほんと,よく逝ってるよ・・・
474 :
吾輩は名無しである :02/03/12 21:19
宗男に肛門許したら、いくらくれるかな?
475 :
吾輩は名無しである :02/03/12 22:37
俺、ほんと辻本という人間に関して耐えられないんだけど。 吐き気がする
辻元は世間が思っている以上に大物でっせ。 だてに学生時代からピースボートやっとらん。いい根性してるし。 将来、日本に初の女性宰相が誕生するとしたら辻元ですな。
477 :
吾輩は名無しである :02/03/12 23:19
ムネオがカッとなったって皆が言うけど、そんなことないんじゃない? 罵られるだけなら痛くも痒くもない。 あの時は内心ホッとしてたと思うな。
478 :
吾輩は名無しである :02/03/12 23:56
今年の5月3日で赤報隊事件から15年です。時効です。夜露死苦。
>>477 >罵られるだけなら痛くも痒くもない。
というのは、昔の話。今や証人喚問というのはマスコミ人民裁判と同じですから。
かなりの打撃があったと思うな。
>>478 夜露死苦殿
あんたがやったんだネ。
たとえ刑法上の罰は遁れられても,人を殺したことの悪因は必ず阿頼耶識の中に影響を及ぼして,あなたを地獄の底に送りつけてくれるでせう。
人間の罪を侮ってはならない・・・
>>478 夜露死苦殿
本当にあんたがやったのなら、時効が成立した時点で正直にこのスレで告白してくれんかねえ。
なにやら春のなまめかしい宵だというのにこのスレはそぞろ寂しき気配の漂うようでこれもみんな「赤報隊事件」とやらがいきなり入り込んできた所以によるのでせうがほんたうに猟銃ぶっ放すみたいにこのスレを黙らせてしまった。許しがたきことのこれひとつ。 やい!夜露死苦。人を殺すだけでなしに人のスレまで射殺してしまう罪とがは十劫(カルマ)に亘って消えませぬ。 宗男君の顔面も引きつって春の空,見よ東海に日は昇り世界の茶番はここに極まれり。彼残りの一生を遊んで暮らす金貯まりさだめし悠々自適の引退生活期待してむしろ楽しみにやせんずらん。 こっち向きなよ達磨さん世の中は雪月花に酒に三味線・・・
三島由紀夫の割腹自決の理由を教えてください
>>483 遺作は『豊饒の海』四部作。1970年、その第四部を仕上げた後、自衛隊の市ヶ谷駐屯所に乱入、決起を呼びかけた後、割腹自殺を遂げ、社会的影響を与えた。
とあります。
冗談のはずありません。
486 :
吾輩は名無しである :02/03/15 21:48
>>483 切腹マニアだったので、どうしても切腹がしたかったのでしょう。
>>487 考えても無駄。
あんたごときにわかるはずもない。
489 :
吾輩は名無しである :02/03/15 22:28
>>488 そう、どうして肛門性交するのか、考えても無駄。 とりあえず、実践してみて! まずはキュウリとか一人で試してね。
>>485 >冗談のはずありません。
実はネエ、冗談と大真面目とは、同じことなんだよ。大真面目で冗談を行ったのか、冗談で大真面目なことをしたのか。
もう分からんね。どっちでもあるし、どっちでもない。
>>487 >深い心の闇
和尚殿。わたしゃそう思えないね。少なくとも晩年の三島に深い心の闇はなかったはずだ。
もうそんな青臭いものとは訣別していたはずだ。
晴れ晴れしていたと思いますよ。特にあの日は。
kekkinuma殿
>冗談と大真面目とは、同じことなんだよ。
さすがでござるな。拙者の「冗談」の依って以って来るところの心持をよくぞ言い当ててくださった。
また,
>晩年の三島に深い心の闇はなかったはずだ。もうそんな青臭いものとは訣別していたはずだ。
これもまた,おっしゃるとおり。485君がいかにもお若い仁とお見受けしたので,多少文学的に脚色して言って見たかっただけのことでござるよ。
もうあの三島の年代で,文学青年みたいな「心の悩み」めいた煩悶の果ての決起ではいただけない。
もとより三島はそんな陳腐な男ではない。青白い文学青年として死んだのではなく,一個の堂々とした「男」として自決して逝った。だからこそその行為自体が,爽快な「冗談」であったかとも思うわけですし・・・
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
493 :
吾輩は名無しである :02/03/16 23:57
どなたか三島の自衛隊乱入の動画か画像のありか知りませんか? 市ヶ谷駐屯地での演説シーンを見たいのです。お願いします。
494 :
色男no,1 :02/03/17 01:30
オナニーするだけなら自宅で出来たし、軍服も市ヶ谷事件の舞台装置も必要なかったんじゃ。
精神分析に精通し、晩年そのフロイト主義をマルクスと並ぶ似非科学主義と批判した三島は当然
半知半解の連中がらっきょうの皮むきはじめるのを見越して、悪ふざけした。一億総のぞき部屋のゲスト
になるような事件とは、のぞくものがもはや無知の美でいられないような悪意にもとずくものである事をしらぬものは、
さも新発見のようにオナニー説を開陳しながら、のぞき部屋にたむろする事になろう。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/
>>494 色男no,1殿
田七か・・・ええなぁ。行って見たいのう。ゴーギャンに遭えるじゃろうかのぅ?
田七にはよう行けんが,今日からオキナワへ行ってきますけえ,予路市区。
496 :
吾輩は名無しである :02/03/17 16:41
>>494 偽色男よ。勝手に他人のHN使うな。お主が偽者だということくらい人目でわかるぞ。おまえには黒子がついていない。
497 :
吾輩は名無しである :02/03/17 21:26
石原慎太郎さんによると、自決の準備を指示する三島の横顔の写真はとてもいい顔をしてたそうです。
498 :
吾輩は名無しである :02/03/18 10:47
三島由紀夫読んだこと無いんだけどどれが面白い? お薦め教えてくれろ。
>>498 金閣寺、鏡子の家、美しい星、午後の曳航、そして最後に豊饒の海。
500号ゲット!
>>498 仮面の告白も付け加えたいところだが、optionとして。
これを最初に読むと三島に対してある種の偏見を持ってしまう危険がある。
金閣寺、鏡子の家、美しい星、午後の曳航、そして最後に豊饒の海
>>499 は↑この順番で面白いの?
夕方買ってくるよ。
502 :
吾輩は名無しである :02/03/20 02:41
書かれた順番どうりに読むのが一番いいんでないかい
503 :
吾輩は名無しである :02/03/20 03:04
「サド侯爵夫人」と「わが友ヒットラー」も読んでね。 ↑ 特に、これは絶対おすすめよ。
504 :
吾輩は名無しである :02/03/20 03:06
「春の雪」がきれいで好き!
>>501 殿
>夕方買ってくるよ。
だったら当然『憂国』だわな。
これは三島自身が言っているように,彼の思想文学のすべてのエッセンスとなる短編作品で,忙しい人が是非三島由紀夫を知りたいと言われる時は,これをどうぞ,だって。
その他,正当な文学作品ではないけれど,結構彼の本音がポロリと出ているのが『不道徳教育講座』や『第一の性』といった雑文系。気楽に読めるし,彼の生(なま)な考えが読み取れます。
生(なま)の肛門性交?
{感慨}
今の私のように,人生にある種の諦めの境地が広がってくると,かえって三島由紀夫という強烈な主張のあるダンディストが一種の救い主のようにも感じられてくるから不思議だ。
挫折の泥沼状態に陥れば,普通人間の弱さを肯定するような思想や人となりの先達を求めるようにも思われようが,逆だ。こんな時にこそ人の強さを信じたい思いに駆られるのだ。
三島は真の意味での強者であった。強者として生き抜いて,それを完結させるために強者としての虚構のうちに逝ったのだ。
本当の,つまり生活人としての彼はそうではなかったのかもしれない。おそらくそうではなかったのだろう。しかし読者としては,彼が強者として生きて死んだことが大事なのだ。
他にもそうした強者の作家はいるのだが,今は(少なくとも私は)女々しい惰弱な作家にだけは触れたくはない。見たくも知りたくもない。
(・・・今日も私は自殺を考えていたのだ。)
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
509 :
吾輩は名無しである :02/03/21 22:48
和尚あげ
510 :
吾輩は名無しである :02/03/21 22:55
西方の肛門は野良犬の疣痔のように汚いと思うけど、その心は わたしの肛門のように綺麗だね!!
ところで、もし三島先生がご存命だとしたら、辻元清美という人間をどう評価なさるのだろうか。 こういう強い女性を案外好意的に見られるかもしれないと我輩は思っているのだが。 少なくとも三島先生は自民党を敵視していたのは確か。
513 :
吾輩は名無しである :02/03/23 04:02
辻元清美 ↑ 憲法の「第一条から第八条まで削除しろ」って言ってるアホ。
514 :
吾輩は名無しである :02/03/23 21:10
和尚あげ
515 :
吾輩は名無しである :02/03/23 21:13
日本仏教は仏教ではありません。軽蔑します。
>>512 kekkinuma 殿
>こういう強い女性を案外好意的に見られるかもしれない
さあ,どうですかな,人の好みですからよくわかりませんが,ただ三島も戦前タイプの家父長男でしたから,あまり小賢しいような「インテリ女」は笑いものにしておりましたね。
もちろん辻元先生はそんなカリカチャイズとはまったく別のタイプ,現代的な女性ですが,おそらくこうした女性とは三島の世代は触れ合ったことはなかったのではないでしょうか。
ま,中曽根御大にでも印象を聞いてみれば面白いでしょうな。
三島が自民党を敵視していた・・・う〜ん,どうですかな。社会党は敵視していたでしょうが,三島はやはり自民官僚正統派の知識人ですから・・・ただ左翼とは別の観点から自民党官僚主義者の功利主義は密かに否定していましたね。
>>515 >日本仏教は仏教ではありません。軽蔑します。
別に「仏教」って名前であろうとなかろうと,何に似ようと似まいと,どう関係しようがすまいが,そんなことはどうでもいいんじゃないの?
要は,軽蔑すべき時にはとことん生死をかけて軽蔑しきることじゃありませんかね。
言葉の問題じゃねえって・・・
518 :
吾輩は名無しである :02/03/24 22:24
●「対話・日本人論」林房雄、三島由紀夫(夏目書房) ・林房雄論(抄)三島由紀夫 ・悲しみの琴(抄)林房雄 併録 ↑ 3/27発売です。 36年という時間を経てもなお色褪せることなく、私たちの心に突き刺さる対話です。 こちらは発売中です。 ↓ ●「大東亜戦争肯定論」林房雄(夏目書房)
>>518 殿
林房雄という作家は幕末歴史物を一冊か読んだことがありますが,世間的にはあまり知られた作家ではないでしょう。
しかし三島由紀夫とはえらく仲良しで,ま,東大法学部出身同士という誼もあったらしいけれど,二人とも世代を超えて(林房雄の方がかなり上)意気投合している感じですな。
「大東亜戦争肯定論」・・・?ああ,そう。そんな本も書いているんですか,この人は。ま,右か左かと決め付けるのも味気ない話だけれど,たしかに彼の歴史物はまるでドイツ浪漫派みたいな青春熱血疾風怒濤みたいな,ちょっと風変わりな小説でしたな。
ということは,やはり三島の『奔馬』なんかにも影響を与えているのかな。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
自作自演のオナニースレだな(w 西方極楽はアホ助。
521 :
吾輩は名無しである :02/03/26 14:24
もうやめてほすぃ。 ご自分のHPでやったらどうですか?>西方極楽さん
522 :
吾輩は名無しである :02/03/26 15:00
>>516 三島は『ナルシシズム論』の中で、「私は女と議論するのが死ぬほど嫌いだ」ってなことを書いてましたね。
525 :
吾輩は名無しである :02/03/28 19:54
age もっとやってほすぃ .
526 :
吾輩は名無しである :02/03/28 20:08
ageてやるから、オフ会やろうぜ。 もち、和尚のお寺でマリファナパーティー
527 :
吾輩は名無しである :02/03/28 20:23
酒池肉林・・・ムフフ・・・
528 :
吾輩は名無しである :02/03/28 20:29
和尚のぷりけつ
529 :
吾輩は名無しである :02/03/28 21:32
530 :
吾輩は名無しである :02/03/28 21:39
529 へ 人間として、最低限のモラルやルール・ネットマナーは、守りましょう。
「酒池肉林」はええのう。
しかし,あの言葉の本当の意味はなんなのか。
酒を池のように溜めてガブ飲みするというのはわかる。
しかし「肉林」とは何なのか。
豚の炙り肉を姿身のままたくさんぶら下げて,それを参会者が自分のナイフで切り取って気随に食べるという趣向なのだろうが,そうやって大いに飲み食いすることがなんで罪になるのか。
健康的で良いではないか。
『史記』の殷朝・紂王がそうした健康で,豪快なパーティをおやりなさったというので歴史上厳しく弾劾されるが,わけがわからない。
オフ会するとすれば,参加資格は件の如し・・・
一 女性(ただしオカマ,ネカマは不可)
二 年齢 23〜38歳
三 容貌 よろしきに限る。
四 人格 主催者(西方極楽)に相当の敬礼をもって接すべし。
五 その他 口の臭いのとガリ痩せは不可なるべし
以上
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>531 ありゃあ、俺は資格外だ。
今日は桜の真っ盛り・・・ 山桜の満開のなんと豪奢なことか。 あまりの絢爛さにかえって心は寂しさに突き抜ける。 まだ生きているのかと,微風にそよぐ桜花が問うてでもいるかのよう・・・
和尚殿 >まだ生きているのかと,微風にそよぐ桜花が問うてでもいるかのよう・・・ 桜は確かに美しいが、同時に人を死に至らしめる狂気を誘う麻薬を発散させています。 実際、化学的にも麻薬物質がその香りに含まれているとか。 ほどほどにめでた方がいいと思いまするが……。特に夜桜は危ない。美しい亡霊のようで。
>>534 :kekkinuma殿
そうそう,桜の木の下には魔物が棲みますネ。
昔,桜の満開の樹の下に桜の精のような美人がいた。
その女(若かりし頃の岩下志麻のような)を奪取した屈強の盗賊は,その女の色香に溺れて行く。
そして最後にはその女は正体を現すのですが,まさに般若のごとき魔物なのですが,しかしあの映画にあった岩下志麻のごとき魔物に執り殺されるなら,その方がいい・・・
いっそ執り殺されてみてえ。
537 :
吾輩は名無しである :02/04/05 14:45
…
538 :
吾輩は名無しである :02/04/05 19:16
もうツツジが満開。『豊饒の海』はどこか狂い始め、やがてカラカラの月の海と化す兆候かも。 地球に爪跡残しても、地球そのものが滅びれば……。この世は優雅な挫折、徒労。
残念ながら、自分は諸賢の如く、三島文学に精通しておるわけではありません。 その為かも知れませんが、諸賢があの三島由紀夫割腹事件を、 『文学者・三島の自殺死』と捉へていることにやや違和感を覚へます。 確かに三島先生は“文学者”ではありましたが、その前に一介の“啓蒙家(憂国者” でありました。 文筆活動を通して、日本文化に深い造詣を抱き、その精神の衰退に憤り、嘆き、 つひには『滅び行く日本精神』への殉死を敢行した。…自分はさう理解しています。 たまたま属性が文学者であっただけで、先生の文学作品思想と殉死事件との間には、 「直接の関係」は無かった(間接的にはおおいにあったでせうが…)と思います。 日本語と日本文化を熱愛した『憂国の士』の殉死であって、文学者の死ではない。 “啓蒙家”三島先生には70年代以降の『日本精神の立ち腐れ』が、はっきりと 見えていたものと推察します。そして、事実そうなりました。
541 :
吾輩は名無しである :02/04/06 03:56
『・・・私はこれからの日本に希望をつなぐことができない。 このままいつたら「日本」はなくなつて、その代わり、 無機的な、からつぽな、ニュートラルな、中間色の、 富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るであらう。 それでもいいと思つてゐる人たちと、 私は口をきく気になれなくなつてゐるのである。・・・』
542 :
吾輩は名無しである :02/04/06 04:44
●近代能楽集より「葵上」・「卒塔婆小町」 [日程] 2002年4月5日(金)〜 4月29日(月・祝) [劇場]東京・渋谷PARCO劇場 [出演者]美輪明宏、宅麻伸 演出・美術:美輪明宏 [開演時間] 平日=19時 水曜・土曜・日曜・祝日=14時 [入場料] 7,500円(全席指定・税込)
543 :
吾輩は名無しである :02/04/06 04:48
544 :
吾輩は名無しである :02/04/06 05:38
武器(パソコン)の具合が悪くて、この魂の戦場にも出て来られなんだ。 ようやく他人の三八歩兵銃だがなんとか取りそろえて、かくは推参つかまつった。 539 :kekkinuma 殿 >『豊饒の海』はどこか狂い始め、やがてカラカラの月の海と化す兆候かも。 地球に爪跡残しても、地球そのものが滅びれば……。 ああ、そうそう、三島由紀夫も若い頃そんなニヒリズムに襲われたことを『私の遍歴時代』で述べていますな。戦後の焼け跡の東京をほっつき歩きながら、彼は人生の終わり、この世の終末をたしかに見たと確信していたようですな。 すると貴殿もまだお若いのかな?遍歴のできる内が、人生花じゃな。 540 :部外者殿 三島が「啓蒙家」なんて真面目な人間であったかどうかはわかりませんが,たしかに・・・ >三島先生には70年代以降の『日本精神の立ち腐れ』が、はっきりと 見えていたものと推察します。そして、事実そうなりました。 事実はまさにこうでしょうね。日本人はもう完全に希望を失い尽くし,今日の安楽とケチな優越感だけに浸って人生を蕩尽している。日本史上もっとも退廃的に脱した時代でしょうね。 希望があるのは,まさに中国。しかも日本の十倍の希望が十倍の人口に宿っている。 うらやましい社会です。 ああ,それにしてもメルコのモニターはなんとかならんものか。
546 :
吾輩は名無しである :02/04/06 21:56
おい、また中国かよあんた・・
坊!!甚だしくスレ違い以前に、ムチャクチャ板違いだが…
>>545 >日本の十倍の希望が十倍の人口に宿っている。
>うらやましい社会です。
その無邪気な脳天気がうらやましい、って感じだ(笑。
沿岸部のみが中国なら「日本の十倍の希望」かもしれんが…
地域所得に七百倍の差がある国家にどんな希望が?
1)僻地から「安価な労働力」が際限なく移入される環境下では
富貴な労働者階級(中流)が形成されず、富の偏在は是正されない。
2)極度の富の偏在は、僻地を空洞化し、都市部を流民化する。
地域間摩擦は過熱し、対立が拡大する。
おまけに
3)都市部では「一人っ子政策」がほぼ定着しており、近い将来に、
日本以上の極度の『高齢化社会』が出現する。
一方、農村部では戸籍を持たない「闇人口」が大量に存在し、流動
している。(まあ、奥地には満足な戸籍すらない)
御坊!うらやましかったら移住されてはどうか、日本円で数百万も
あれば、かなりの生活はできようぞ(笑。
>>547 そりゃ,わしゃ無邪気だよ。そんなことわかっていることじゃねえのかい?
中国・・・その社会的な問題点はもちろん語ればきりのないことだし,また問題や課題のない社会なんていまだかってこの世に存在したことはないんですなあ・・・
この五年以内に中国共産党の一党独裁体制が崩壊して,ふたたびあそこが混沌と無秩序の世界に戻るという意見(偏見に等しいが)もあるけれど,だからといって「希望」がないわけではない。
むしろ面白みはぐっと増すだろうね。
考えてみれば,戦前の半植民地時代の方がその国ははるかに面白い世界だった。そこには謎と神秘が渦巻き,貧困と悲惨と並んで富や豪奢や快楽のすべてもあったと云う。
そんな世界は,変に小ざかしい日本みたいな秩序社会よりはるかに生きてみるに値する社会だとは思いませんか・・・?
え?思いませんか,ってんだ・・・
>>538 >え?思いませんか,ってんだ・・・
申し訳ないが、さっぱり思はないね。
『貧困と悲惨と並んで富や豪奢や快楽のすべてもあった…』
これって…極度の収奪があって、且つ、民生政策が全くなされていない状態、
と言ふことでせう。悲惨さを面白い(世界)とは表現できないよ…
魯迅が『吃人(人喰い)の世界』と嘆ひた中国に何故そこまでロマンを見るのか?
(文革時の噂を最後に吃人の話は聞かないが、精神的には今だ吃人のせかいだらう)
自分も漢詩への憧れから中文を専攻した者で、貴殿が、中国を好むのは大変結構だが、
対比的にか、ことさらに日本を貶めるのは、目障りで不快に思ふ。
ほんたうに「生きてみるに値する社会」と思ふなら、数年でも暮らされたらどうか、
北京の下町の細道でも散策されれば、また新たな中国観も浮かぶやもしらん(笑。
ま、スレどころか「板違い」な話題なので、中国論に余り深入りはしたくないが…
>>549 魯迅なんて教科書用御用作家をありがたがっているようじゃ,困るじゃないかい。
あの人には自分の民族に隠された真に凄みのある神秘性や自己韜晦の意味がまったくわからない,いささか平凡に過ぎる近代主義的な朴念仁だったのであり,
その彼が近代化の見本としての日本贔屓だったというのもけだし頷けるわけだけど,しかしあんなものが中国の底知れぬ文化の体現者だなんてとんでもないことでござんすよ。
中文やったにしては,あなた,ちと了見が狭すぎやしませんか,ってんだ。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
誰も魯迅が『中国の底知れぬ文化の体現者だった』なんて言っていませんよ、 もちろん『平凡に過ぎる朴念仁』とも思ひませんが(笑。 どちらにしても論点を拡散してきましたね(笑)自分が言ふところは、貴殿が 中国ロマンとの対比として、ことさらに日本を貶めるのは、間違ひと言ふ事! ま、御坊こそ『自分の民族に隠された真に凄みのある神秘性や優越性が全く 解らない』いささか奇矯に過ぎる中華鍋朴念仁と言ふことにならう。 日本人の中国観の不健康さは、あまりにも過激な両極端だと言ふ事で、政治的 にも文化的にも、自分に都合のいい‘幅の狭い情報’しか信用しない。 あの国は、憧れるには“毒”が有りすぎ、侮るには“棘”が有りすぎる。 「たおやかさ」や「けなげさ」は何処にも存在せず「初々しさ」は評価されない、 諧謔趣味過多の御坊には、暮らし難いかもしらん(笑。
諧謔趣味過多の御坊には、暮らし難いかもしらんが、 肛門愛好家には、かなり暮らしやすいだろう(藁。 あの国には妖艶な性風俗史が脈々と流れていて、 今だ男尊女卑感が色濃く、おまけにオボコイ美少女がわんさか生息してる。
553 :
吾輩は名無しである :02/04/09 14:45
↑なるほど、自分に都合のいい‘幅の狭い情報’しか信用してないな(爆
551 :部外者殿
>日本人の中国観の不健康さは、あまりにも過激な両極端だと言ふ事で、政治的
にも文化的にも、自分に都合のいい‘幅の狭い情報’しか信用しない。
いやあ,まことにおっしゃるとおりだと思います。
日本人の中国に対する思いにはほとんど「情念的な」面もありますんで,嫌な人はとことん嫌うし,好きな人はとにかく好きだといった塩梅の振り分けになってしまうようですな。
>あの国は、憧れるには“毒”が有りすぎ、侮るには“棘”が有りすぎる。
「たおやかさ」や「けなげさ」は何処にも存在せず「初々しさ」は評価されない、
諧謔趣味過多の御坊には、暮らし難いかもしらん
いや,これもまことにご慧眼で言い得て妙ですな。
たしかに拙者のように気持ちの傷つきやすい「柔な」人間では,あの大陸的な強豪な人間模様にはとてもついて行けません。旅行者だったからなんとか許してもらえたけど,暮らすとなるととてもとても・・・覿面にぶっ飛ばされてしまいましょうてィ。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
『豊饒の海』の輪廻転生の下敷きになった浜松中納言物語は、中国をベースにしている。 ところが当時の中国は文革の真っ盛りで取材にいこうにも「反共右翼作家」が入国できるはずもない。 その結果、タイとインドに舞台が移されたという事情がある。 しかし、この変更がなかったら『豊饒の海』は真に傑作たり得たろうか。 あのベナレスも、暁の寺も、熱帯の旺盛な生命力の描写もなかったとしたら……。 私は歴史の偶然に感謝したいのである。
556 :
吾輩は名無しである :02/04/10 23:37
>555 なるほどひとつ賢くなった。
557 :
吾輩は名無しである :02/04/10 23:42
そのインドの描写のなかに「不治の病のらい病」という記述があり、アラララ、まずいよ三島さん!と思いました。
>>557 三島は癩病が不治の病でないことぐらいもちろん知っていました。
実際、三島の作品の中にはハンセン病に効く「プロミン」という表現が出てきます。
しかし、当時のインドや古代カンボジアにおいては、事実上の不治の病であったし、「熱帯と死」というモチーフを象徴させるには癩病は不可欠の病気だったのですなあ。
559 :
部外者 ◆6rA6XfYM :02/04/11 09:55
>西方極楽殿
たまに思うんですけどねえ…
漢民族は周辺民族と比べて、たしかに文化的に懸絶して成熟していた。
政治的に支配されることはしばしばだったが、文化的には常に勝利者で
他文化を併呑吸収する母体だった…
それで永い間に“雑種化”してしまったのではないか??と。
どう考えてもね、
現在の中国人が『唐』時代迄の人々と同種とは信じきれんのよ(笑。
>>555 そうだったんだ・・
>>555 :kekkinuma殿
中国共産党一党独裁社会と三島由紀夫,この取り合わせはあまりにアンビバランツなるがゆえに,むしろしっくりと似合って,結構面白い主題になるかもしれません。
三島由紀夫に人民解放軍の軍服や人民服を着せたり,三島が赤い毛語録(私は持っていますけど)をかざして叫んでいたり,なんて姿を想像すると十分に酒の肴になりますです。
>>559 :部外者殿
僕もたまに思うんですけどね・・・
中国中原の「天下」というものははたして漢民族だけのものであったのでせうか。
それがまさに世界の中心,東アジアの真中であったのならそこへ進出して覇を競う事業は周辺のどんな民族(つまりツングースや朝鮮やモンゴルやティベットや越人や倭人等々)にも開放されていた歴史的な参加権ではなかったのか。
その時々のもっとも精力の勝った蛮族が中原に怒涛のごとく押し寄せてここに帝国を築く。その生々流転の新陳代謝こそが東アジアの活力の源ではなかったか。
その意味で豊臣秀吉の大陸進攻も,昭和の中支派遣軍の大陸打通作戦もそれ自体の倫理的な是非を云々すること自体おかしいのではないか。東シナ海を押し渡って倭奴がそれをやらなければ,また別の蛮夷がそれを行ったであろう。
まさに中華中原とは一民族の独断空間ではなくて,そもそも天下万民の公共的な宇宙である・・・・と,そのように時たまは思ったりするのであります。
(もちろん中国の政府関係者の方にそんなことは口が裂けても言いませんけれど・・・)
唐代の詩人達が、現代中国人の先祖だなんて、 たしかに信じられんよ。
>>560 和尚殿
>三島由紀夫に人民解放軍の軍服や人民服を着せたり,三島が赤い毛語録(私は持っていますけど)をかざして叫んでいたり,なんて姿を想像すると十分に酒の肴になりますです。
これは1980年代初頭、坂本龍一らYMOがファッションに取り入れて一時はやりましたなあ。
TOKIO、TOKIO、TOKIO……。三島は後世の人々に未来を先取りさせる力を持っていましたな。
>>562 そうした論旨の本をこの間読みましたな。
いわゆる「漢文化」としての中国は後漢の末の騒乱の中で消滅し,それから後の中国史はそれ以前とはまったく断絶しているって・・・
だから中国大陸を実効支配するのは別に漢民族でなくてもいいのではないか。そもそも言われるところの「漢民族」なるものの実態がないのであり,したがって日本人が参って立派な帝国を築けばそれはそれでひとつの中国史になるはずでは・・・?
だいたい日本の侵略を云々するなら鮮卑や女真,蒙古の支配はどうであったのか。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
565 :
吾輩は名無しである :02/04/13 01:12
森田必勝と同郷です。 2年前の30年忌に元県会議員の兄上の講演と「MISHIMA」のビデオ上映会があったので行きました。
>>565 殿
森田必勝氏は存命していれば丁度五十代初め。団塊世代で,まさに現代のリストラ時代においては余計もの扱いされる典型的な後退世代人。
さてさて,割腹せずに生きておられたらそんな憂き目にも会われたやも知れず,人生生きているばかりが良いとは限らぬことを我々はただただ思うことではありました。
御坊。再び中国の話だが… あの国の底知れぬ凡庸というか復古主義というか(謎と言うべきか) 現在、人民解放軍が各省・軍団で「軍閥化」しつつある、という報道がある。 まあ、人間の本性同様、国家の本性も急な革新は難しいということですかなぁ 26・7年前の文革華やかなりし頃、大学のゼミで、小生が、 『毛沢東の政治哲学は、畢竟“堯舜聖帝時代”の焼き直しで…』と発言して、 おおかたの不興を買い。 『登小平は復活可能、強気発言は“軍閥の名門”広東軍区に匿われているから』 と口を滑らせて、村八分になりついには追放された(笑…と。 そんなことを思い出しました、ま、当時としては勇気のある発言だったわけです。 が、それが今「軍閥」でしょう、「中国大分裂」でしょう、もう百家騒鳴で… この軽々しさは何んでしょうね・・マスコミの思い入れが尋常じゃないですよ
>>568 :部外者殿
軍閥化というのはたしかに十年前の天安門「暴乱」事件でも,そんな予想が出ました。
暴乱の中で各軍管区ごとに司令官がばらばらに判断を下しているので,共産党中央の制御が効かなくなり,間なしに半ば独立化するだろうと・・・かつての節度使や郷紳や戦前の軍閥の連想がどうしても伴うようですな。
しかし今は一応共産党という一義的な全国統一組織が存在して,これが軍事力もシビリアンコントロールするという建前になってはおるようです。
もちろん建前ですから実際はどうかわかりませんが,軍はやはり民生の安定なしには成り立たぬもので,統一と安定を崩せば結局自分で自分の足を食うようなことになってしまう。
もっとも中国の軍はその組織そのものが民生部門に進出して企業化していますから,コングロマリッド化することは考えられるかもしれません。
>569 建前、建前。 チベットを完全に侵略し、今またネパールを内部から崩壊させて 乗っ取ろうとしてる最中。 地続きならば、日本などとうの昔に跡形もないだろ(W
まあまあ、なにはともあれ、 高校時代の 白居易の「感鏡」あたりを暗唱してゐた頃が思ひ出されますねぇ〜
570 :通りすがり殿
地続きでなくても・・・ま,中国が日本列島に攻めてお出での際には拙者は神武の八田烏よろしく進んで道案内をいたしませう。(北京政府の公安局特務機関のエージェントをいつでも勤めますゼィ)
この30年以内に中国の経済的な実力は日本の十倍になるとも言われています。つまり日本は中国の十分の一の国家になるわけですが,長い日中の歴史ではそのくらいの相関関係がほぼ常態であったわけですから,いまさら驚くには当たらない。
日本のあるべき姿は,中国というスパーパワーに呑み込まれないように,いかに微妙に舵とって存続を謀るか・・・その命題に尽きる。
中国問題をどうするかじゃない。中国に日本をどうしていただくか,その点に腐心しなければならない。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
まあ、単純な煽りと思えないところが、情けないですなぁ… 浅ましい御坊だ(嗤。 まあ糞狒狒に尻尾を振って、最期は狒狒に喰われればよかろう。 案内の途中で、小生に遭遇しないようにされよ、 小生、民族の裏切り者は生皮を剥いで八つ裂きにする所存。
>>573 :部外者殿
浅ましい・・・ほんに浅ましい次第じゃ。
周囲の倭人どもに苛め上げられて,除け扱いにされた倭人が積もる恨みを晴らさんがために漢民族のお力を借りるというのは,あながち起こらないことではない。
かようの者は天下第一の重罪人。旧刑法でも,外国の軍事力を頼んで内乱を惹起する者は死刑,もしくは無期と定められておりますな。
癩病追記 三島作品に癩病が登場するのは『豊饒の海』に限ったことではない。それは、生とは老衰と死を抱えることだという皮肉な運命を象徴している。 「私はこれからの日本に希望をつなぐことができない。このままいつたら「日本」はなくなつて、その代わり、無機的な、からつぽな、 ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るであらう。それでもいいと思つてゐる人たちと、 私は口をきく気になれなくなつてゐるのである」――。 この三島の文章の「日本」に「自分」をあてはめてパロディをつくってみよう。 「私はこれからの自分に希望をつなぐことができない。このままいつたら「自分」はなくなつて、その代わり、無機的な、からつぽな、 ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る知識の贅肉がついた大家が文壇の一角に残るであらう。 それでもいいと思つてゐる別の自分に、私は口をきく気になれなくなつてゐるのである」――。 三島は癩病たる運命を拒絶して逝った。
>>575 :kekkinuma殿
「生とは老衰と死を抱えることだという皮肉な運命・・・」を発見されたのは三島由紀夫先生ではなくて,お釈迦さんだったですね。
でも,日本の近未来の精神文化と社会情勢とをズバリ見抜いて逝ったのは,やはり三島由紀夫だけだったでしょう。
強大なインダストリアル・アイランドという表現をしていたように思いますが,要は志死して欲残るということでしょう。
本当に三島は近代主義を蛇蝎のごとく忌み嫌いましたな。
それは当時(つまり高度成長期)の日本がまさに他のどんな欧米の国々よりも近代主義に毒された国だったからでしょう。
西洋人が蒔いた近代主義の合理主義や民主主義や人権主義,平等主義・・・そんなチンケな理想主義を日本人くらい素朴に信奉した民族はいなかった。
日本人はみんな熱に浮かされていた。いまでも熱に罹ったままの人もいますが,覚めていたのは三島のようなごく少数の知識人たちとヤクザの極道どもだけだったのです。
577 :
通りすがり :02/04/17 00:07
>>572 和尚さん、経済力の話じゃない。冗談でもない。
チベットという一国の文化も伝統も民族も、潮のように押し寄せる中国の
内部侵略によってズタボロにされている現実を、読んだこともないか?
チベットの亡命政府は、現在もインドにあって自国の文化、宗教、
民族の保持継承に懸命だ。表沙汰にならないやり方で、事態を進行させて
しまった。そして、現在はネパールが、同様の目にあっている最中。
事実やぞ。三島の亡霊にかぶれてないで、ちったあ、勉強せいよ、
過酷に激動する現時点をよ。
>>576 和尚殿
重要なことは日本の「インダストリアルアイランド化」と三島本人の死生観とが、ある時、パラレルになったことです。
老衰がもたらす醜悪と近代合理主義のもたらす衆悪とが。その時、三島と日本が一体化したのです。
三島のインダストリアルアイランドに対する嫌悪は既に老醜を晒した本多によって『天人五衰』後半に描かれている通りです。
あ〜、だ〜めだぁ、ココは過去の亡霊に浸りこむスレか・・
>>577 :通りすがり君
吐蕃(チベット)はソンテェン・ガンポの統一で勢力を増した際に,一気に中国の西方を侵した。元が遊牧民である吐蕃は勇猛果敢であり,また山岳民族であるから酸素量の少ない世界の住人として極めて残忍志向の強い性格を持っていた。
従って中国人はこの民族に長年に亙って苦しめられつづけたわけで,おそらく積年の恨みを晴らしたいという気持ちがあるのだと思います,1960年代以降のチベット侵攻で。
>ちったあ、勉強せいよ、過酷に激動する現時点をよ。
なんにも激動なんかしてないよ。みんな,昔のいつかあったことの繰り返しだよ。
ただし次のことは言える・・・
酸素量の少ない大気=性格の残忍さ。ボン教はとてもついて行けないぞ。
>>580 >みんな,昔のいつかあったことの繰り返しだよ。
御坊、ボケてはいかんよ!
昔日の漢民族は、蛮族を教化したことはあっても、
まつろわぬ蛮族をくびり殺すことはしなかった。
蛮地に民衆を送り込み植民し、伝統物を破壊毀損し、
婦女子を囲い込み、蛮地ごと消化しようとする…
こんなさもしい事態が『昔あったこと』と言うわけ…
化外の地を大汗かいて線引きする(大笑。
こんな事、漢民族始まって以来の愚策だよ。
>>581 :部外者殿
>こんなさもしい事態が『昔あったこと』と言うわけ…
お言葉ですがのう,乾隆帝のジュンガル部の討伐作戦はどうなんでゲス?
相当酷いこともやっちゃってますゼイ。
ぜんたい中国の歴史と我々が呼び習わしているものは,結局のところ各王朝が自らの王位の正当性を保障するために作った「正史」に拠っているわけ。
従ってその王朝が,他民族を侵略してその民衆を生皮剥ぎ,木の枝に無数に吊るしたなんて記録を残すはずがない。
他国への働きかけが儒教的な徳治だけだったなんてのは,ち〜〜とお目出度過ぎやしませんかい?
むしろ漢民族は戦争における大量虐殺の手法についてはちょっとしたこだわりと趣向を持っている。好きなんだよ,本当は・・・
>>582 自分は“他国への働きかけが儒教的な徳治だけ”なんて言ってません!
中国史にそんな幻想を持っているわけ有りません(爆)
蛮族など虫けら同様で、征伐(虐殺)し放題だった、ですな……
自分は『化外の地を大汗かいて線引きする』植民主義を「さもしい」と
“現代中国とその支持者”を嗤っているわけです。
御坊こそ
『積年の恨みを晴らしたいという気持ちがあるのだと思います』とは
中国に甘いですな。おそらく、
そんな「しおらしい復讐心」なぞ、持ち合わせてはいないでしょうな。
今気付きました! おそらく御坊は
>>581 >昔日の漢民族は、蛮族を教化したことはあっても、
>まつろわぬ蛮族をくびり殺すことはしなかった。
この部分を誤解されたのでせうな、この「くびり殺す」とは、以下の植民政策を、
“じわじわと扼殺する様”に例へたものでした。
>蛮地に民衆を送り込み植民し、伝統物を破壊毀損し、
>婦女子を囲い込み、蛮地ごと消化しようとする…
もしそうなら、誤解を誘発して申し訳有りませんm(_ _)m
僅かしか漏れ聞こえてきませんが、今チベットは酷い事になっているやうですね、
あの勇猛な部族がラマ教と共に、もうほとんど消滅しておるとは…
>>578 :kekkinuma殿
たしかに三島由紀夫という人は近代主義・合理主義を唾棄しましたが,しかし三島くらい冷徹な近代主義者はいなかった。
彼の文体そのものが合理な規矩に統制されていたものでしたな。その文体こそが彼の生身の息を詰まらせて,彼を凄まじいまでの行動性に追いやったということは大江健三郎が指摘している。
たしかにそれは言えていると思います。緻密なゴシックのような文体の構造物によって彼は自分を殺しすぎたのかもしれない。
>>584 :部外者殿
チベットを哀れんでもあまり意味はない。時至れば,それは日本列島でも展開される様相ではないでしょうか。
今後数百年間は少なくとも日本がアジアの盟主の座に返り咲ける可能性はない。せいぜい政体としての独立性が保持されていることだけでも望むべきではないでせうか。相関関係で言えば,聖徳太子の時代の東アジアのパワーベクトルが再現するのではありますまいか。
チベットの民も哀れんでおりますが、 それ以上に浅薄な無国籍無頼者をあわれんでおります。 日本語を母国語とする事が出来ただけでも感謝されよ 好んで中国人の痰壺便器になりたければ、個人でなればよろしい。 我が祖国と民族を、ともに貶めるなかれ。 自称どおり坊主なら、まさに“売僧(まいす)!”と言ふべきか! 今、信長の気持ちが………(爆笑
588 :
くによしゑがく :02/04/19 00:08
ж バンビくんの憂鬱 ж 積もると知らで積もる桜花・・・ 颯爽と歩きゃ散った桜の花びらも嬉々として舞い上がる。 そんな時の心持はとても健康的で僕は自分に優しくなれるんだ。 午後の夙川の側に車を停めてあの少年を待つ。 きっと息せき切って駆けてきて、御澄まし顔でゴキゲンヨウが告げられる。 僕がいけないのか ? 無口な君の横顔が素敵だね、上目遣いの可愛い黒い瞳は僕を破産させるんだろうね、 パーカーのポケットにいつも入っていたメンソールの哀しさ ! 三回目で飽きるから君は安心していなさい。 僕はしつこい男では決してないのであるのであります。 濡れにぞ濡れし黒髪の・・・ ツンツン ! アンティークのバザールで見つけたバンビの人形なら今も大切にしている。 少年の横顔に瓜二つの利巧そうな横顔をしている。 人形が先か、少年バンビが先か ? バンビは君だ ! 僕はバンビだったのですね、 君はそのことを知ってしまった・・・ 安穏な暮らしはもう戻りはしない筈だろう。 僕の責いなのか ? 彼が来たのが知られた。 ミラーに映る非常識な美少年振りだ。 僕は呼吸困難に陥ってしまい、唖のような按配である。 バンビがいけないのだ ! バンビの責いなのだ ! 僕はクラクションを狂人の様に鳴らし立てた。
>>587 >自称どおり坊主なら、まさに“売僧(まいす)!”と言ふべきか!
坊主にウソも本当もない。
弁護士や医者のように国家認定による一定の資格要件があるわけではない。
自分が仏教について思い至ったるところあれば,すなわち坊主と称しても別段刑罰に問われるわけのものでもない。
どんなに南都北嶺の学僧と言えども,こいつはただの俗人ではないかと思われればそれまでのこと,それをあえて否定する根拠はない。
>>587 >好んで中国人の痰壺便器になりたければ、個人でなればよろしい。
いや,倭人の諸君とともどもに痰壷便器に成りおおせたい。
拙者は別に倭人の諸君がそれ自体で嫌いだというのではない。
ただ倭人の皆が妙に自己満足しているようなので,その得意面にしょんべんをひっかけたいという崇高なる使命(ミッション)を常々覚えるものである。
>>587 ・・・織田上総介じゃと?
シャツバラの名を出されただけで,頭から湯気が出るワイ。
もっともキャツ奴,仏道への五逆の罪により一千万カルマに亙って無間地獄に篭められておる。今この時点でも,キャツは苦しみつづけておるわい。
かわいそうな奴・・・
で,信長の気持ちがわかるんなら,あんさん,「天下布武」をやってみなはれ。
49歳までに天下の三分の二を経略できまっか?
出来んのなら,糞坊主のワシといっしょやないか。
592 :
吾輩は名無しである :02/04/20 01:19
>>590 >>好んで中国人の痰壺便器になりたければ、個人でなればよろしい。
>いや,倭人の諸君とともどもに痰壷便器に成りおおせたい。
ルサンチ坊主め!言葉がないわっ
594 :
部外者 ◆6rA6XfYM :02/04/20 06:45
架空の話としても 『中国が日本列島に攻めてお出での際には拙者は神武の八田烏よろしく 進んで道案内に努め。個人で中国人の痰壺便器になるだけではなく、 日本民族ともどもに痰壷便器に成りおおせたい。 日本人の得意面にしょんべんをひっかけたいという使命を覚える…』 ここまで言うなら、もう「売国奴」と言うより「亡国奴」と言うべきですな。 少しは面白い人物かと思っていたが、ただの“腐乱死体様の講釈タレ坊主”で あったのか…。
>>594 「身はたとひ
武蔵の辺に朽ちぬとも
留めおかまし大和魂
吉田松陰」
たとえ倭人がすべて亡んでも,このオレが大和魂を受け継ぐぞ。
口ばかりのアホ学者ども!
いくら、諧謔趣味・露悪趣味の「きやうじん」と言へども、 さすがに、支那人への痰壺便器発言と、松蔭先生辞世歌への冒涜は、 笑止千万!!全く許し難い「遠吠え」恥を知りなさい。 敷島の山櫻は旭光に匂ふ事こそ、似つかわしいのであって、 樹下に、小便臭ひ売僧の腐乱死体なぞ連想したくもないわ(嗤。 「倭人」とは体躯の小さな妖怪変化の呼称、まさに売僧殿こそふさわしい、 とっとと亡ぶがよからう。 “やまとだま”を受け継ぐ者とは、このやうな歌人にこそ相応しい… 敷島の大和島根のこの国は ますらをの哀しき命つみ重ね 死にかわりつ生まれかわりつ
>>596 :部外者
>「倭人」とは体躯の小さな妖怪変化の呼称
結構やないか。それでフンドシいっちょうに日本刀ぶち込んで,中国大陸に押し寄せれば倭寇。その蛮行と勇猛によって中国の官民を震え上がらせた。
「きやうじん」・・・結構やないか。この世に狂っておらぬものがあろうことか。狂え,狂え。狂うてこその人間ではないか。
>恥を知りなさい。
恥などとは小賢しい人間の,勝手な理屈。「恥を知った」人間と「恥を知らぬ」人間とでは何がどう違うのかね。
「ますらをの哀しき命」とは最近では三島由紀夫,かつてはヤマトタケル,源義経,楠正成,真田幸村,吉田松陰,西郷隆盛・・・みんな五十までには自滅している。崇高なる自滅をしない本読み虫たちにそんなこと言う資格も価値もない!
>>597 >「ますらをの哀しき命」とは…本読み虫たちにそんなこと言う資格も価値もない!
やはり、この歌の尋常ならざる調べを読解できなかったか…
この歌は、ある神風特別攻撃隊隊員の出撃前の辞世である。
この調べが…
廉恥と破廉恥の区別もつかぬ腐った脳髄では、容易に気付かぬだろうが、
それ、『妙に自己満足しているような,その得意面』とは鏡に写った己の面よ、
己自身の面に小便を引っ掛けるかぁ…哀しい痰壺便器ではあるな。
↑ >腐った脳髄 っていうよりも,スポンジ状の脳みそになってしまった。 廉恥と破廉恥の区別はやっぱりつかんノウ。 恥を知っていなくても廉恥を心得て行動する者もある。 恥を知っていると評判されていても陰に隠れて破廉恥な,とんでもないことをやって楽しんでいるような奴もある。 人間たるものをそんな二段論法,三段論法みたいなもので解釈したつもりになるのは,いかにもめでたい。おめでた過ぎる。 >己自身の面に小便を引っ掛けるかぁ いや,これはたしかに難しい。かなりの困難事だ。 それと「痰壺便器」であるというのも当たってはいようが,しかし哀しいかどうかはわからんな。 むしろ人が忌む痰壷であれるのは結構なことやないか。 人から忌み嫌われるということは,要するに他者から一目置かれているということやから・・・
>恥を知っていると評判されていても陰に隠れて破廉恥な, >とんでもないことをやって楽しんでいるような奴もある 笑止!廉恥に第三者の評判は何の関係もない。 廉恥とは、他人の評判や相対的評価とは別次元の話。
現代とは不思議な時代だ。 廉恥なる言葉はとっくに死語になっているのに、対語の破廉恥という言葉は隆盛を極めている。 実は破廉恥もとうに死語になっていてカタカナ言葉のハレンチが一人歩きしているだけなのだろうが。
602 :
吾輩は名無しである :02/04/22 01:33
>>601 バカ? 破廉恥罪が現実に増えたから、言葉の頻出度も増えた。
言葉は社会現象に応じて変化する、一人で歩くもんか(稿
>>601 日本が、急激な疑似米国化で失った最大のものが『廉恥』と『矜持』だと思う。
「愛」も「誠実」も「憐憫」も「努力」も少々変形しつつも存在する。
しかし、『廉恥と矜持』が無ければ、どこにアイデンティを構築できよう。
真の存在感の無いところに、抽象概念への『献身』『友愛』が生まれない、
日本民族が最も歴史に誇りうる「珠玉の精神」が摩滅しつつある。
三島先生が透徹した視線で見据えた、失望がここにある。
その意味で、『廉恥と矜持を葬り去った』戦後教育とマスコミの罪は、
果てしなく重い。
↑ X『献身』『友愛』が生まれない O『献身』『友愛』は生まれ得ない
そもそもは「破廉恥漢」と書くのではないでせうか。 「痴漢」,「悪漢」,「変節漢」・・・みんな元朝に,モンゴル人が徒に中国人を愚弄するために作った言葉らしいですが,やはりどんな方法を使っても征服した方が勝ちということですな。 ま,人間も民族も愚弄されればされるほど強くなるとも言えるわけで,元朝を追放した明朝は漢民族王朝最後の栄光を取り戻した。 ま,事ほど左様に,『廉恥』とか『矜持』なんて徳目を持った人間は弱いんだな。 「矜持を持った人間」と「破廉恥漢」が喧嘩すれば絶対に破廉恥漢が勝つって。 そして闘争に勝った者こそが,相手の評価も決めるわけだから,いつでも負けた方が「破廉恥漢」になってしまう。
てーと、貴兄が書いてた小説で、 楠正成・正季兄弟は(ついでに正行も)破廉恥漢になった!わけ??
↑ 日本における英雄類型の基本的な性格は,世に受け入れられないこと,行為によって自滅すること,自らの功利を求めないこと・・・(まるで私自身にそっくりだけど) つまり,世俗一般の男とは生きる筋道が少し異なっているような男たちなんですな。その意味ではこの世でぬくぬくと長生きする男はみんな破廉恥漢だとも言えるわけで,いづれにせよ長命は何らかの恥を忘れることでしか成り立たない,一種の選択ではありませうな。
>>606 >闘争に勝った者こそが,相手の評価も決めるわけだから,
>いつでも負けた方が「破廉恥漢」になってしまう。
またしても『相手の評価』か…、アホらしい。
廉恥・破廉恥の言葉の意味を全然理解しておらん。
よくそれで、三島の何んのと大口を叩けたものだ、感心する。
>>608 まず、本朝の英雄類型なぞ、かってに決め付けないように(笑。
>長生きする男はみんな破廉恥漢だとも言えるわけで,
>いづれにせよ長命は何らかの恥を忘れることでしか成り立たない,
自信を持って言っているとしたら驚愕するね。
破廉恥漢とは、文字通り【『廉恥』を知らざる者・破戒したる者】を言う。
長生き云々の恥だとかとは何んの関係もない。
で、君の説でゆけば、伊能忠敬翁も破廉恥漢と言えるわけか(爆笑。
源三位頼政はどうなる?
白髪を煤で染めて出陣した老武者の話を知らんのか(一度「姉川合戦」でも
読んだらどうだ。)
いずれにせよ、君は、言葉を平気で(自覚せず?)見当はずれの方向に脚色
しようとする、それでは「まともな物書き」になれないのも当然だ。
610 :
吾輩は名無しである :02/04/24 12:27
正直に思うのだが、三島に矜持と廉恥など本当にあったのだろうか? それらは自己顕示の装飾としての矜持と廉恥ではなかったか? 実生活では強盗に入られてスタコラサッサと六軒先の家まで逃げて身を隠し、「けがをしてもつまらぬ」と虚勢をはったそうな。 11.25事件にしても、彼は自殺しただけであって、楠のように実際に敵と戦ったわけでもない。 神風連のように戦った末に「もはやこれまで」と自害したのではないのだ。 彼の行為は全て演劇のように予め筋書きが決められていて、彼は自作自演者に過ぎなかった。 その意味で、彼は最後まで行為を実践していない。 それは矜持と廉恥とは無縁の世界であるし、三島自身分かっていたのだろう。 三島に行為があったとしたら、自刃の瞬間だけで、それは日本的伝統にのっとったものではなく、自慰的なものだった。 その意味で三島は最後まで日本的伝統の紛い物を実践したに過ぎず、それ自体が三島の悲劇というべきだろう。
>>609 : ◆6rA6XfYM
あんさんも拙者とだいたい同世代と存じおりしが,かかる青臭き能書きを承ることよ。 さようの埒もない能書き一々に言荒げて反論する気はござらんが,なんとも悲しい現実を見つべきものよ。
伊能忠敬?源三位頼政?
あんたは教科書しか読まんのかね。教科書スターをよろず無批判にありがたがるというのもねえ・・・英雄ということでは,拙者の町内の三軒向こう隣のオヤっさん。これはすどけきオノコ,天下の英雄豪傑ともいうべき人物じゃったなあ。知らんのか?
>>611 名前:kekkinuma 殿
この文章,三島由紀夫についてのまことに的確なる批評。畏れ入った。
とりわけ11.25事件を「自慰的」とは言い得て妙なり。
まさに自慰であることを彼自身がもっともよく知っていたから,駆けつけた自衛官を誰も傷つけることができなかった。
名刀「関の孫六」を持参して行ったにもかかわらず,ついに誰をも斬らず,自分の腹だけ切って終わった。
始めから自慰以外のなにものでもなかった。
しかし・・・
>実生活では強盗に入られてスタコラサッサと六軒先の家まで逃げて身を隠し、「けがをしてもつまらぬ」と虚勢をはったそうな。
ってのはほんたうですか?
木刀持って自分の書斎に駆け込んで,そこで彼の書棚から百科事典を出して見ている「賊」と対面し,
「ほんたうのことを言ってください」といきなり言いかけられて,「ほんたうのことを言いましょう」となだめるように言ったという,
あの話はまったくの嘘だったのか!!!!!!!!!!!!!!
いやはや,小説家というものの話を本気で聞いていたらとんでもないことになるという典型ですな。
>>612 またも、話をすり替えなさんな、英雄の話をしているのではない。
『長生きする男はみんな破廉恥漢だとも言え』ないってこと。
クリンチばかりだね(笑
中国奴隷志願が個人的希望だけなら、私もここまで粘着しなかったよ。
で『教科書スターをよろず無批判にありがたがる』…とね(笑。
現代中国をよろず無批判にあがめるアンタに言われてもね…
>>614 : ◆6rA6XfYM君よ
>で『教科書スターをよろず無批判にありがたがる』…とね(笑。
この「・・・とね」で笑いがくるのはなんなんだい?
まさか,あんた,文部省の教科書検定官じゃあるめいな。
じゃあ言っておくぜ,ボクは教科書が大好きです。でも教科書に書かれていることは何も信じていません。
あらあら、結局kekkinumaも西方極楽も三島否定になっちゃた。 じゃあ、今後三島の話題はやめましょうね、お二人とも。
>>615 >この「・・・とね」で笑いがくるのはなんなんだい?
1)話題のすり替えに、もうとにかく一所懸命になってるな…ってのと、
2)源三位頼政の年齢にしろ、「姉川合戦」の髪染老武者にしろ、
どんな教科書に載っているのかなぁ …って疑問と、
3)突然、脈絡も無しに「教科書スター」なんて出てくるのは、逆説的に言うと、
この人きっと『教科書マンセー』なんだろうな…という連想。
まあそれで、思わず笑ったわけよ。ワルイワルイ(笑
わざと話題のすり替えに乗ってあげようとしてたのに…無粋なツッコミだね
>>611 >「けがをしてもつまらぬ」と虚勢をはったそうな
匹夫の勇を誇ってもしかたなかろう。
おおよそ大丈夫は、小事には臆病なように見えるものだよ。
>楠のように実際に敵と戦ったわけでもない。神風連のように戦った末に
>「もはやこれまで」と自害したのではないのだ。
「10・21国際反戦デー」が警察力によって完全に制圧されてしまい、
具体的に戦える場所も、具体的な敵も消滅した。
あとは、ぬるま湯的な日常が朽ち果てていくだけ…この時に“どう戦う”?
貴殿の言う『実際に敵と戦う』とは何をどうすることか、教えて欲しい。
三島由紀夫は、“立ち枯れる日本精神”に殉死したのであって、
虚空の彼方にある「大いなる虚無」を見据えていたのだと思う。
乱世の戦塵のなかに没して逝ったのではないのだ。
>三島は最後まで日本的伝統の紛い物を実践したに過ぎず
なら、あんな無骨な辞世の歌を残さんだろう。
新古今調の優雅なのを辞世歌として用意しなかったのは何故だ?
>>613 >あの話はまったくの嘘だったのか!!!!!!!!!!!!!!
あの話は確か「荒野より」に出てくる三島信者の文学青年ですな。
三島にとって、こんな文学青年、赤子の手をひねるごとき存在にすぎない。
三島が本当に恐れる存在は、本物の荒くれ者、強盗諸君にはコンプレックスを持っていた。
たとい剣道、空手で鍛えていようとも、付け焼刃の、不器用な武術では対処できないのを本人は知っていたのでしょう。
>>616 チミも読解力不足だな。
>>617 >貴殿の言う『実際に敵と戦う』とは何をどうすることか、教えて欲しい。
だからだねえ、それが三島の悲劇と言っておるだろう。
>三島由紀夫は、“立ち枯れる日本精神”に殉死したのであって、虚空の彼方にある「大いなる虚無」を見据えていたのだと思う。
その通りと思うよ。基本的に同意。
>なら、あんな無骨な辞世の歌を残さんだろう。新古今調の優雅なのを辞世歌として用意しなかったのは何故だ?
紛い物の武士が新古今調の優雅な辞世歌? かえっておかしくない?
↑
さうですか。三島邸に押し込んだのはあの文学的な青年,印刷所かどこかに勤めていた三島ファンの青白い青年だけではなかったんですな。
たしかに有名人は辛いよね,そうした点。トルシエ監督もやられなすったし・・・
ま,わたしらみたいな無名人はその点,何の憂いも無い。盗みに入ってくれと思っても,賊の方が相手にもしてくれん。
>「大いなる虚無」を見据えていたのだと思う。
・・・か。
ま,しかし虚無ってのは大きな茄子みたいなもので,それが宇宙の大きさに等しいとなると,その茄子に大きいの小さいのと付けられるでせうか。
>紛い物の武士
いや,ほんたうに三島は「本物の」ニセ武士もいいところで,どう考えても「文士」でしょうが。ま,文士も「士(さむらい)」ではあるけれども・・・
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
620 :
考える名無しさん :02/04/25 20:50
「荒野より」がウソだってのはちとショックだ・・・
>>619 少し黙ってもらえないか…
申し訳ないが、中身のない無駄話は、邪魔なだけだよ。
>>621 黙れって?
じゃあ,あんた,中身のある有意義な話をしてくれな。
人の上げ足取るだけじゃあ,厨房だな。
三島邸への珍客は私の知る限り数人おられます。ひとりは「荒野より」に出てくる文学青年。 ひとりは本物の強盗さん。 さらにもう1人は『仮面の告白』の近江のモデルになった人。 しかし、三島は玄関に立っている「近江」が青春のころのイメージとは全く違う醜い風采に変わっていたのを窓越しから見て失望し、居留守を使ったそうな。 もう1人は少年。自決の年に訪ねて来て、ちょうど出かけるところだった三島は「君が一番聞きたいことを一つだけ言いたまえ」と言いました。 少年は「三島さんはいつ死ぬんですか」と言った。 さすがの三島も虚をつかれ、返す言葉も無く、あとでその言葉が刃に突き刺された深い傷のようにうずき、化膿した、といった言葉を残している。 その少年も存命していたら、今ごろは50歳ぐらいだろうか。
>>623 :kekinuma 殿
そうそう,三島の晩年に不思議な少年が何の紹介もなしにいきなり三島邸を訪れたんですよね。
そして向かい合って座った少年は暗示的な質問をして去ったんですよね。
でも,kekinumaさん。私はあの少年は徹頭徹尾,三島の幻影であって,あのエッセイそのものがエッセイに見せかけた小説ではなかったのか,と・・・
三島は晩年,自分の自慰的な決行に自らを駆り立てるためにそうした方向へ懸命に創作意欲を運んでいたんですな。
嘘でもはったりでも平気で書いてしまうというような,完全に突き抜けた心境ではなかったのかなあ。
和尚殿 >私はあの少年は徹頭徹尾,三島の幻影であって,あのエッセイそのものがエッセイに見せかけた小説ではなかったのか,と・・・ 大いにあり得ると思います。なにせ三島は自決1週間前の図書新聞とのインタビューで「十代への回帰」と言っておるのですから。 しかし、同時にこんな少年が実在しても不思議ではありませんねえ。 当時の文学関係者のほとんどは三島の自決を見ぬけなかったわけですが、こういう少年というのは偏見にとらわれない分、見ぬけたと思います。 ホント、素直に当時の三島の文章を読めば自決のサインを一杯出していた。 まるで、「自殺する俺を早く見ぬいて助けてくれ」と言わんばかりに・・・。
kekinuma殿
>その少年も存命していたら、今ごろは50歳ぐらいだろうか。
>しかし、同時にこんな少年が実在しても不思議ではありませんねえ。
・・・実は,あの少年は「私」です。
あの日たまたま東京へ出ていた私は,ふと思いついて三島を訪ねたのでした。高校の学生服のままでね。
たしかに彼は外出の寸前でしたが,何を考えたのか私を招じ入れ,私に椅子を差し出してくれました。私はつまらないことをいろいろしゃべった後で,あの「決定的な」質問を放ったのでした。
それを目論んでやったことか,それとも偶然の発言であったのか・・・
遠い,あまりに遠い昔のことなので,私には夢の中の一シーンのようでもあり,まさにここに至ると「言葉も記憶もなにもないところ」へ来てしまった思いばかりが・・・
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>・・・実は,あの少年は「私」です。 和尚殿。ひょっとして今、孟宗竹の藪の中にいらっしゃいませんか?
>>627 :kekinuma殿
>今、孟宗竹の藪の中にいらっしゃいませんか?
ええ?だうして,それをご存知で?
たしかに本日自坊の裏山の竹やぶに入って筍を採っていました。
今年はあまり採れませなんだ・・・
でも,そのことと拙者が少年の日の夢に三島由紀夫と対面したことはどう繋がるのでせうか?
面白い関連性ではありますが・・・
三島由紀夫という昭和を象徴するほどの人物も,ある観点からすれば結局どこにも存在はしていなかったと言える。少なくとも私自身は逢ったことも,すれ違ったこともない他人であるから,彼がある世界の幻であったと断じる結論は唯識的には間違っていないと思う。 彼,三島由紀夫はジャーナリズムの中に描かれた一個の幻影であった,そう思うことは飛躍はしていまい。 三島由紀夫は,アポロ11号の月面着陸がまったくのNASAのでっち上げた茶番劇であったように,あるいは・・・
・・・ま,そういうわけで,ルイ・アームストロングが踏んだ月面はハリウッド並みの手の込んだNASAの模擬セットの地面であったし,三島由紀夫という人物もこの世のどこにも籍を有さない創造の産物だったということ・・・
さういえば,アポロ11号のいわゆる「月面到着」も三島事件も同じ年だったではないか。あの年の夏にNASAからの中継が世界を熱狂させた。
その夏が過ぎて秋が来て,秋が暮れようとする11月の下旬にあの事件は勃発したが,あの東部総監室バルコニーで悲壮な演説を行っていた「役者」は結局その後どうなったのだろうか。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
ネ ,..ヒニゝ、 _,. -‐'"~ ,ォ、 ``''ー 、_ 、-─'''"~__,,,..-‐''"个`';ー-, 、.,_``''ー-;:- `ー=ニ二! |^'│ . | | | l゙ニフ ̄ ,.__|,∩_|ェェ|,∩ェ|∩!ェェ!∩_|、、,ォ ;r、 {ニlニlヨ=!ー'''','二二ニ三王ー亠'=|; ,.,.r;:ゞ゙ヾ;,:ゞヾ`ゞ> _,,..-‐‐"ー''''' ̄ ̄_,,..-‐个ー-二二.,`_''ー------‐ャ ,,,.、ッゞヽ>;:;ゞ《ゞ;':;ヾ:ゞ;ヾ-;ソ ‐ニ;゙----──''''''''''"""~ _,,,,,,.....--|─┬--;--、、 ̄,``````´ ヾ;';:ゞ》:;、_ゞヾ;;/ヘFゞヾ;:'`  ̄ ̄|| ̄〒─i'''''"""| | | | | | | |. ̄| 〉ゞ;'ヾゞ、`)'~ヾ;;ゞ';;゙ゞ;ヾ;'ゝ iョェェ||ェョ;||ョェョ|ェョェ==|FEFEFE;|;王i;|;王;|王il|EF|EFヨ ,;z、,,r;、;v、ヾヾ;;'ゞ;ヾ;iiゞ<ノ;ゞヾ-'、、_ '==i‐_‐‐__‐_',,'ニニiニ二二二i!ニニニニニニニ=‐'' {;ゞ;;、ヾ;ゞ;'ヾ,.;;:,、 |r''ゞ-ヾ´;ゞゞ;《ヾi |「--i ─┬──i─┬─‐||─┼─|─┼-┤ _ _,,,_`;;='ー'ゞ'ヾゞノ (;;ゞヾ;ゞ';''/ゞヾ;;ヾ`、、 ||. | | | ! || |||||||| | .| <;ヾ;{ヾ、;ゞゞ;'、ゞ;`ー/ゞ;ヾゞ、-;::='‐'>ゞ''ヾ_ ヾ'" iョョ;llョェョ'ェョェョェョェョェョェョェョェョェョェョ_||||||||_,」__|_,,. 〉ゞヾ;;ゞ;ヾーヾ;/''-ゞヽヾ| | `ヾゞ;'ゞ';ゞr;、ri、,,rl~ヽ|======================ll========i ノ;';ゞ,ヽ;;》、ゞゞ'ー;;;;-ャ ヾ;;| |-=ゞ゙;ヾヾ、=''""二`"^"^ー──────────亠---------------' 'ヾゞ;;'ゞゞヾ;;''ゞ::ヾ、'ゞゝ;-/:/ ̄``';ー-、=-、 r-、 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 コ/ ̄l``ー、_,.)'| |'二二゙__,| ;|-''ヽー'─''''''''' `''"二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ `ー' ``ー'`'='、 |`ー─ー'| ;|─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ _,,..、 .二 | .| ─ / / 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 〈 ヽ、__,.l ヽ;‐-;、/ /,.r---;i二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二iゝ ,.,.;:;:,.,. ,..,.,./'"``'ーゝ i,.、`i 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 /_,;;;-ーi─--──l''iー( ̄ ヽi-''´二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二`''''ー‐亠───‐'‐'`""~゙ ̄二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─ 二 ─
632 :
吾輩は名無しである :02/05/02 22:58
>>631 う、うまい!!
次は燃えてるやつをお願いします
アポロ11号は69年で三島事件は70年じゃ。しかし二つの事件は大江のみずから我涙をぬぐいたまう日と、 ユーミンの未来は霧の中に、とによって融合され、天皇=父(あの人)=三島という図式が確立されたのじゃ。 「♪ある日〜めざめると〜テレビジョンには〜、月を歩いてる〜、飛行士がい〜た〜。 初恋な〜くして〜、も〜う、恋はみな同じ〜、そのうち誰かが〜、火星にお〜りても〜、もう驚かないでしょー。」 byユーミン
108 :吾輩は名無しである :02/04/30 03:27
>>94 >トルストイの「戦争と平和」は愛国心が横溢している。
>それはトルストイ自身が命をかけて戦場に赴いたからだと思う。
>三島もちゃんと戦争にいってたら・・
必ずしも「天皇」=「愛国」じゃないでしょう。
まあ天皇が愛国のシンボルにされることはあるかもしれんが。
三島の「天皇」は、もっとデモニッシュな未知なる「天皇」で、
三島はそういう「天皇」と心中したわけで、そこに「憂国」の
エロスがあるわけだ。
あとに残った「天皇」はいわばもぬけの殻で、天理教や創価学会
みたいな互助会のシンボルみたいになっちゃた。三島は「天皇」
の美味しいところをだけパクっと食べてエロスの絶頂でとんづら
したのだろう。「憂国」は未知なるエロスを誰にでもわかる
ストーリーで包んだ寓話にすぎないのだ。
それから「軍隊」が戦う相手は本来未知なる何かであって、
「軍隊」を単純な権益争いの主体者と考えるべきではない。
戦争というのは未知が既知に置き換わる過程をいうのであり、
「軍隊」はそういう過程の主体者でなくてはならないのだ。
「天皇」というエロスを「軍隊」という大義がもぎとる戦いが
「憂国」のテーマだったわけだ。
だから「憂国」を互助会と愛国運動と混同すべきではないのだ。
それらは軍隊や戦争と切り離して考えるべきものなのだ。
109 :108 :02/04/30 03:54 >三島の「天皇」は、もっとデモニッシュな未知なる「天皇」で・・ なぜならば、互助会や愛国運動、すなわち宗教や国家が、 既知なものだけを相手にしているというのは、たいてい当事者の 思い込みで、客観的・相対的に見るとぜんぜん未知なものだった りするからである。 まあ宗教や国家が、保険や共済に還元できるなら、既知のものとい えるかもしれないが、それと軍隊とは分けるべきだろう。社会保障費 (年金や医療保険)と軍事費をどんぶり勘定で徴収する現在の税制は、 三島の視点から見ればお寒いといわざるを得ない。 この問題は日本にかぎったことではないが、「天皇」がいる日本において、 こういう問題意識が他に先駆けて芽生えるのは肯ける。それはいわば「天皇」 を今日まで囲ってきた日本の特権ともいえる。しかし、それを生かせるかどうか は今後の問題である。
111 :108 :02/04/30 04:27
>>90 >ナショナリズムが安易に天皇制と結びつく発想がよく理解できない
三島は他の誰よりも国家としての日本を相対的に見ていたと思う。
というか「天皇」自体を相対化のツールとして強く意識していた。
「天皇」が日本の象徴であるとか、「天皇」が日本の風土に自然発生
したものであるとか、そういう漠然とした考え方はしなかった。
記紀が風土記と区別して編纂されたのは、そうした事情を物語っている。
三島の文体と同様、天皇は高度に人工的な産物なのである。
・・・漏れ、↑の「108」さんのカキコに 2CHに来て初めて感動したもんで。三島に興味ある人なら喜ぶかな、と思って 勝手に引用してみた。すいまそん。
>>628 孟宗⇒妄想。この藪の中に入ると、魂は胡蝶となって飛翔する。
>>630 ×>ルイ・アームストロング
○ニール・アームストロング
三島は『豊饒の海』の完成の時期とアポロ月面到着時期とをかなり意識していた。
この作品の完成は人類が月に立つ時より遅くなるであろうとエッセイに書いていた。
『豊饒の海』の原タイトルは「月の宴」。
>>637 おまえさん、あんまり物を考えないタイプだろ、
108程度の小理屈は、ヒネクレ者なら誰でも思い浮かぶよ、
あれは、オナニー思考の産物でしかないじゃろ。
天皇は藝術だ。 藝術は爆発だ。よって、天皇は爆発だ。 「爆発というと、みんなドカーンと音がして、物が飛び散ったり、壊れた り、血が流れたりする、暴力的なテロを考える。僕の爆発はそういうん じゃないんだ。音もなく、宇宙に向かって精神が、命がぱあっとひらく。 無条件に。それが爆発だ。」岡本太郎 今日の天皇は、 うまくあってはいけない。 きれいであってはいけない。 ここちよくあってはならない。 天皇は本来の「ちはやぶる我が大君」であってほしい。
>>638 :kekinuma殿
ああ,そうだ!!!
ルイ・アームストロングでしたな。NASAの月面セットで,サックス吹いていた黒人モダンジャズミュージシャン。「これは小さなひと吹きだけれど,人類にとっては大きなミュージックの一歩だ」っておっしゃった。・・・(とことんな負け惜しみ!)
たしかに月面探査は当時の現代科学の成果の象徴みたいなニュースで,それこそ米ソがシノギを削っていました。三島は彼なりの(陽明学等に影響された)精神主義と,それと対極にあるものの象徴として月面探査を気にとめていたきらいがありました。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
>>640 「文化防衛論」を読みなさいよ。
『悪しき折衷主義的天皇の否定』の意味を解ってる?
なぜか,過去ログ倉庫にぶち込まれていた不思議・・・・(昨晩もカキコがあったのに) こんなスレはもはや置いとけないと,大家さんに愛想尽かしされたのだらうか。
>>639 妬むな、ヒガむな、
テメエなんぞが逆立ちしたって書けないよ(藁
それ、某識者と思われ。
>>634-636 来てるんだな、う〜む、2CH侮るべからず・・・。
>>643 西方極楽、639みたいな馬鹿と掛け合い漫才
100年やろうと、らちアカンと思われ。
もう、住民からもほとんど愛想尽かしされてるじゃないか?(w
647 :
吾輩は名無しである :02/05/04 23:50
うちは、真言宗でわりあい天皇との親和性あり?に日本人としてほっとしてます。
649 :
吾輩は名無しである :02/05/05 15:10
>>648 >あの方は仏教にとっては他所のお方なんです
これはレスを誘うための罠かい?
それとも単なる無知か、
まさかオタク他国籍で日本史を学んでない…とか?
天皇家には菩提寺があり、筋目ごとに法要が催されている。
明治“廃仏毀釈”以後の短期間も含めて現在も続いている。
まあ
天皇家は仏教伝来より維新まで継続的に“仏法護持”の家で
あったし、神道と仏法は『本地垂迹説』を持ち出すまでもなく、
元々日本においては敵対するものではなかった。
>仏教徒はコスモポリタンだから,日本人ではないという言い方は
>できるかもしれないけれどネ。
宗教と国籍とを同じ次元で対比してどうすんの(笑
とりわけ
本地垂迹説の日本人相手に、仏教徒と日本人を並列的に対比とは…
大笑いしかないね。
>>646 ちゃうちゃう。「某識者」がこんなスレ来るかいな(藁
別のスレでたまたま見かけたから、
わざわざ引っ張ってきてやったん。なんせ
このスレ、粘着の井戸内オッサンばっかりが
顔つき合わせてどーでもいいことうざったらしくやってて
だ〜れも寄り付かんようだから、さっ(w
外には広〜〜〜〜〜い世界があるってのに・・・
車谷長吉さん、ちょと太って元気になったよ。
西方さんも、 いらんことに時間かけとらんで、 やること、やれば? 一生、悔いが残らんよーに。
こんなとこで、 みょうーな自己拡大幻想に浸りたい粘着オッサンらの相手してたって だーれも注目なんかせんよ。 完成原稿、それだけだから、勝負でけるのは。
山本一力さんの苦闘、編集から励まされたバンバン叩かれ 書き直し削りに削って・・・、ようやくモノになってきた話、 読みました? 完成原稿を呈示して、それが入り口。 叩き台になりうる代物であれば、なんとかなる。駄目なら 同人誌作家で趣味として生きた方が、利巧。 です。 おじゃま。
↑訂正 励まされたバンバン→励まされ、バンバン
あ、わざとカル口で書いてますんで<語調 あしからず。
656 :
吾輩は名無しである :02/05/05 21:09
-─===─ヽ/へ 西方極楽よ、勝負だ! iiii彡≡≡≡|≡ヾ ヽ ______ ___ ,-─── 彡≡≡≡≡|≡ミミヾ / \ _-=─=- / `  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ミiiiiiヽ \ _-=≡///:: ;; ''ヽ丶/ヾ ヾ .,! !,,!_´,,//_// \iiiiiiiゞ ─ | / '' ~ ヾ/=/`''~~ /彡- \iiヽ ── | / |=.| 二 | 三 ━━━'/ ヽ━━━ ヽミヽ _,-=- _,-= ヽ| | ヽ| ── \三 ⊂⊃,.:: :: ⊂⊃ ヽiiiii ⊂⊃ノ_⊂⊃ ヽ |≡ , 、 || ヽ ,, 、ー ̄ \ ::: |iiiii ヽ .|≡_≡=-、___, - -=≡=_ / ⊂⊃ ⊂⊃ |= |iii| ( о ) | | ,⊂⊃ | | ⊂⊃ |┤ / |/ ( ● ● ) .|iiii| /_,,,,;;iiiiiiii;;;,,_ヽ |ヽ二_,( )\_二/ | ( 。つ\ 》━━━━《 |iiiii|///;;;;───、ヾ. | /( )ヽ | / 丶ー 》 / ̄ ̄\ 《 |iiiiiiii|:::///\__/ヾヽ| / ⌒`´⌒ | /____」 《《 \ ̄ ̄/ 》》 |iiiiiiiiiii|::// ;; ; ;; 》::::::| / | |/ / 》》  ̄ ̄ 《《 》》》》》iiiii|::《 ;; ;; ;》 ;;》:( |_/ヽ_'\_/ | | |__/ // 《《《《《《《《《》》》》》》》》》》》》》》iii|/ 》 ;;》 》 ;;ミ ヽ 、\_ ̄  ̄/ヽ ヽ -─ / 巛巛巛巛》》》》》》》》》》》》》》IIII ヽヽ《 ;;; 》( \ |  ̄ ̄ _// ヽ_____/_ノ 巛巛巛巛》》》》》》》》》》》》iiiiiii ``《人/ \__ ヽ____/ /≒/-' 四大宗教代表【よんだいしゅうきょうだいひょう】 ■ウム真理教(■原彰晃)、■イフスペース(■橋弘二)、 ■価学会(■田大作)、■の華(■永法源)
>>652 >完成原稿、それだけだから、勝負でけるのは。
原稿絶対主義か・・・
ま,そうじゃろうな。
でも,書き上げたとしていったいそれをどこへ持って行けばいいんだい?
どなたか,お教えくださらんか・・・
>>641 和尚殿
>ああ,そうだ!!!
ルイ・アームストロングでしたな。NASAの月面セットで,サックス吹いていた黒人モダンジャズミュージシャン。「これは小さなひと吹きだけれど,人類にとっては大きなミュージックの一歩だ」っておっしゃった。・・・(とことんな負け惜しみ!)
映画「カプリコーン」の見過ぎでは?
>映画「カプリコーン」? いいえ,見たことありませんな。フェリーニの「サチュリコン」は見たことありますが・・・ あれはなかなか知的興味を刺激する作品でした。20年近くも昔に見たのですが,いまだに印象は鮮明に残っております。たしかあれは原本はローマの有名な文筆家の『雑粗』(?)とかいうシュールレアリズムな作品の映画化ですよね。
まだあったん?これ。
663 :kekkinuma殿 アポロ11号がまったくの虚構だというのは,あの同時代にもすでに一部のマスコミでは漏らされていた。そんな記事を読んだ覚えがありますし,今となってみればまさにその方があり得る話で,もし茶番だったとすれば世紀の大ペテンということになりますな。 しかしあの時の関係者なんてたいていは亡くなり,あるいは引退しているでしょうから,そんな真相がいまさら出てきたところで・・・ まさに歴史の冷厳な真実を垣間見せられるわけです。
ある人物が教えてくれたのだけれど,瀋陽における北朝鮮亡命家族の事件は,実はあれは金正日政権の謀略で, わざと日本領事館へスパイを送り込み日本政府が国際世論に慮って第三国へ亡命させた場合に,それを自国民の誘拐拉致とあげつらい, それで日本人拉致事件や東シナ海の不審船事件を糊塗するための材料にする,そうした遠謀術数をむしろ中国側官憲に見抜かれて事前に警戒されていた ・・・・という話。 (私が言っているのではないぜ。その謎の事情通氏のお話・・・)
666 :
吾輩は名無しである :02/05/11 01:54
>>665 中国擁護ですか?
それより649のレスへ反論ないんですか?
>>649 への返答
>それとも単なる無知か、まさかオタク他国籍で日本史を学んでない…とか?
おっしゃるとおり,日本史なんてぜんぜん勉強しておらないし(倭人史ならちょっとは・・・),当方,無知蒙昧の輩ウカラであるからによって,グローバリゼイションのなんたるかをおおよそ理解できるつもりだな。
>天皇家には菩提寺があり、筋目ごとに法要が催されている。
なんぼ,ワシが無知でもそんな話は聞いたこともないし,考えられもしない。
もちろん歴史上には天皇家,あるいは朝廷と関係の深かった寺院はあるけれども(東大寺,延暦寺,法隆寺等々),菩提寺ってのはなんのこったい?
天皇さんはあくまでも神主の親分,大将なんだよ。しかも自身が「神」も兼任しておられる。基本的には仏教とは関係がない。
>神道と仏法は『本地垂迹説』を持ち出すまでもなく、元々日本においては敵対するものではなかった。
そりゃまあ,下々の話だわな。民衆はなんでも「ありがたい」の感情に溶解してしまう,どの時代でも。
相手が神だろうと仏だろうと,どっちゃでもええというのがまさに「和をもって尊しとする」倭人の性癖・・・
>仏教徒と日本人を並列的に対比とは…大笑いしかないね。
笑ろうてくれィ。
並列的にじゃないよ。私は包括的に相対化してみたのさ。
倭人なんて所詮は鮮卑,突厥,蒙古,女真,越人の蛮人どもの一種に過ぎない。
その種々雑多の東アジアで唯一包括的な根本原理たりうるのは仏教だけなんでね。
669 :
吾輩は名無しである :02/05/11 02:46
人間は、誰にでも両親がいて、それは代々過去にとめどもなく続いており、 そのたどり着く先が皇室の御祖神(みおやがみ)であり、 日本民族の大御祖(おおみおや)と仰がれる天照大御神とされる。
670 :
吾輩は名無しである :02/05/11 03:32
1993年にアメリカのサミエル・ハンチントンが著した『文明の衝突』は、 「文明の違いは基本的には克服できない」という断定的な論文で話題となった。 『文明の衝突』では、ハンチントンは世界文明を7あるいは8に分けているのだが、 (西欧、東方正教会、イスラム、中国、日本、インド、ラテンアメリカ、アフリカ) 仏教に関しては、世界政治における確固とした単位であるか疑わしく、 文明による再編の基軸たりえないと言っています。 さしあたり西欧と大きく対立すると考えられるのは、イスラムと中国であるが、 中国が仏教を行動原理に据えて西欧と対立するとは思えません。 朝鮮半島も仏教国家にはならないでしょう。 ハンチントンが世界の中で唯一、一国だけからなる文明だと言った独自の文明圏である日本は、 仮に一つに纏まる必要が生じた場合、その中心は、仏教ではなく、やはり天皇でしょう。
>>669 殿よ。
>人間は、誰にでも両親がいて、それは代々過去にとめどもなく続いており、そのたどり着く先が皇室の御祖神(みおやがみ)であり、日本民族の大御祖(おおみおや)と仰がれる天照大御神とされる。
そりゃ反対じゃねえのかい?
まず初めに,ワシのような取るにも足りないヨタ男ありき。
そんな価値なき衆生でも時至れば,淫を催してオナゴにまぐわうことをする。
すると自然の法則から子が出来る。その子が次々といやさかに増して,この列島に満る。その中から極めて優秀な家系が抜きん出て,やがて王となり,さらに大王となり,さらには時を経巡り経巡りした果てに「天皇」となった。
それが事の真相では・・・(不敬罪に当たれば謝りますが)
>>670 殿
>中国が仏教を行動原理に据えて西欧と対立するとは思えません。
朝鮮半島も仏教国家にはならないでしょう。
ハンチントンが世界の中で唯一、一国だけからなる文明だと言った独自の文明圏である日本は、仮に一つに纏まる必要が生じた場合、その中心は、仏教ではなく、やはり天皇でしょう。
たしかに中国における仏教はあくまでも従的な立場で,漢民族固有の思想を体現するのはやはり儒教であり道教だろう。ま,もっとも禅宗はむしろ仏教が中国へ浸透するために変質した結果の産物だ。
朝鮮も仏教は従だ。中国以上の儒教ナショナリズムの国だ。
でも,日本は仏教が変容してその民族の文化に同化して生き延びた典型例だ。
仏教は変容する。それが仏教の決定的な強みだ。浸透した民族の固有の文化に迎合し,その中にもぐりこみ,そして変質する。最後はその民族の普遍的な情念の何ものかをつかんでしまう。そして変容した先でしたたかに生き延びる。
これはまさにウイルスの生態だ。仏教=ウイルス論。
だから天皇家とその文化の中にさえ浸透したのだ。その最初が聖徳太子であった。
仏教の真の恐ろしさは,その外形の外郭のすべてが失われても,遺伝子だけは新しい環境と細胞の中で生き延びて,その教理という影響を及ぼし続けることだ。
・・・いつか,仏教の遺伝子を組み込まれた天皇が,日本を永久楽土たる一大仏教国にしてくれるでせうな。
天皇の菩提寺は全国に沢山ありまっせ。代表的なのは京都の泉涌寺かな。皇室の方が京都に行かれる時必ずと言っていいほどお参りされるのでは。 日本では仏教とは、インド的過激な仏教ではなく御先祖崇拝と合体した日本的仏教ですから基本的に神道と対立する事はないですな。
たしかに天皇家と所縁の寺は全国にたくさんあります。そもそも浄土真宗にしても,東西両本願寺の門主の両大谷家は歴代天皇家と縁戚関係を維持していたわけですし,各種の催し物にも宮中から御名代がお出でになるということは珍しいことではありません。 しかしそれは「家」という概念に照らしての近親関係であり,その拠って立つ宗教的な立場はやはり異なりましょう。天皇家が先祖礼拝を仏式でやればやはり明治以降なら批判が出るはずです。 ただ江戸時代以前は天皇家自体が絶対君主ではありませんでしたから,つまり京都の名門貴族の一種のような扱いでしたから,葬式や法事を寺に頼むなんてことは一般的だったようです。 あの時代の天皇家はとにかく三度のご飯も満足に上がれなかったやに聞き及び,まことに不憫極まりなきことと居並ぶ勤皇の志士たちは涙を流したと言われています。
>これはまさにウイルスの生態だ。仏教=ウイルス論 仏教に限らずおよそ全ての宗教はその土地、風土によって変わるもんでしょう。 イランのイスラム教だって拝火教の影響を受けているでしょうし。 もともと宗教はキリスト、イスラムにせよ土着から生まれているわけで、土着に影響されない宗教なんてないのでは。
>>668 >>天皇家には菩提寺があり、筋目ごとに法要が催されている。
>なんぼ,ワシが無知でもそんな話は聞いたこともないし,考えられもしない
あんね、君の国籍はどこであれ、いやしくも物書きを志したことがあるなら、
少しは調べてから断言しなさいよ。まして、日本史を知らないのなら、一応
資料にあたってから駁論するなりしたらどうよ。
適当に言い散らかす「言葉の下痢」みたいなクセは止めた方がいいよ。
京都の泉涌寺には歴代天皇の「ご位牌」が奉じられて、廃仏毀釈の明治期
でも法要には勅使が下向していた。
(ご位牌が大友皇子が即位したかどうかの論争の根拠になったことさえある)
興福寺の「お水取り」で国家護持の祈念の際に読み上げられる「お名前」に
どれだけの神名がおられるか調べてみるがいい。元々、供える若狭井の水は
彼の地の神社の神水だよ。日本において仏法と神道は“本地垂迹説”により
矛盾無く並立しているし、天皇家もその上に立っている。(君の)
>>648 は、
完璧な的はずれだ(笑。 むろん、
>>674 も同様だが…
677 :
吾輩は名無しである :02/05/13 01:43
>興福寺の「お水取り」で国家護持の祈念の際に・・・ ここの中華売僧にとっては、興福寺の千数百年を超える法要も、 >668『そりゃまあ,下々の話だわな。』で終わりよ、藁 まともじゃない。
現代の日本人にとって神社とお寺と感覚的に違和感がないんじゃないかなあ。 共通するのは草木があるということ。神社は自然に近い植生、お寺の庭は人工的だが、西洋の庭園のような幾何学的布置が排除され、自然に近い。 その結果、公立の公園は存在意義をなくし、味も素っ気もないのが通例となっている。 そうそう、『豊饒の海』の月修寺も天皇家とつながりが深く、「何もない」庭でしたな。
>>676 &677
おはんら,よう笑うノウ。
あんまり笑うのは男としてどうかと思うけど・・・それ,「男は黙ってサッポロビール」じゃ。三船敏郎じゃ。
>京都の泉涌寺には歴代天皇の「ご位牌」が奉じられて、廃仏毀釈の明治期
でも法要には勅使が下向していた。
ま,そのくらいの付き合いは由緒の古い寺々ではあって当たり前でしょうが。 ご位牌なんてものも,そりゃ寺の方で勝手に作っているわけ。そんな風にして天皇家を寺の権威付けに使うくらいの浅知恵は誰だって思いつく。
だからと言って,その宗教的本質において天皇が仏教に関わるということは絶対にない!
もし仏教に帰依するとするなら,必ず退位して「法王」になるしかない。
第一,あんた,天皇が仏教で葬式されたら「法名(戒名とも言うが)」はどうなるんだ?法事の時には,天皇は導師より下座に座るか。(総理大臣ならば必ず仏事では僧侶の下座に座る。上座に座ったら世間の笑いものになる。)
バカバカしい。考えてみろ。天皇という宗教的な最高権威の威信を,あんたの考え方では底なしに愚弄するものだ。
ワシが,あんたに天誅をかけたろか。
http://www.memorize.ne.jp/diary/56/49557/index.html
ほんに天誅じゃ。陛下の宗教的威儀を蔑ろにする奸寧の輩と見た! 許さんぞ! しかし「言葉の下痢」並びに「中華売僧」という謂いは気に入った。
>>678 :kekkinuma殿
月修寺・・・いかにも作ったらしい寺の名前ですが,一応奈良の門跡寺院ということになっていますね。
実際にモデルの寺院もあるそうですが,いわゆる「門跡寺院」というものはあるんですね。京都の修学院なんかもそうでしょう。
だいたい小体な,つつましやかなお寺であるようで,別にそこが新しい宗教運動の核心になるというようなことはない。
やんごとなき方面の方が,言ってみれば隠棲なさるための専門の寺院みたいなもので,別に檀家を増やさねばメシが喰えんといったようなこともない。
賄い料はおそらく実家から潤沢に供給されるのでせう。
ただこの作品で聡子は元々皇室者ではない。
皇室に嫁ぐことを予定されていた女性であって,従って門跡寺院に入ったとは言っても,それは自動的に院主に迎えられたのではなくて,一介の尼僧から「叩き上げた」はずなのです。
従って本多が六十年の歳月を経てそこを訪れた時,清顕のことも自分の過去も知らぬ存ぜぬと答えたのも,案外自己保身のためだったと言えばゲスの勘ぐりか・・・
少なくとも一尼僧から院主まで叩き上げるまでは並みの苦労ではない。
あの苦労の成果をいまさら失ってなるものか・・・てな具合。
>>681 和尚殿。聡子の先代の門跡は聡子の大伯母にあたるんですよ。叩き上げなんてとんでもない。
「春の雪」をもう一度詳細に読んでくだされ。
>>679 あんたホンマに頑固やねえ、それとも読解力が完璧に無いのかな?
少しは“本地垂迹説”を斜め読みして、それから書けばいいのに…
全然【言葉に対する誠実さ】が片鱗も無いヤカラやね(嘲笑。
>ご位牌なんてものも,そりゃ寺の方で勝手に作っているわけ。そんな風にして
>天皇家を寺の権威付けに使うくらいの浅知恵は誰だって思いつく。
はぁ?浅知恵は、あんたの方でしょう。…泉涌寺の検索もしていないのね、
もう心底あきれるしかない。
天皇の御尊牌(お位牌)を無断奉祀できるわけないでしょう。血迷ったか。
>第一,あんた,天皇が仏教で葬式されたら……
泉涌寺は天皇家の御香華院(御菩提寺)であって、天皇崩御時の火葬・葬送の場
でもあるのですよ、あんたは“本地垂迹説”を全く解っていない。
廃仏毀釈以前は、仏法と神道は並立というより『重なっていた』わけで、宗教行事
・行為自体が混合融和していた。天皇が導師より下座だとか何んとか現在の作法で
連想してどうする、当然、天皇・勅使が上座というより上下座の区別から超越して
単座されている。きっと天皇が導師より下座に違いないと決め付けるアンタこそが
まず『陛下の宗教的威儀を蔑ろにする奸寧の輩』でしょ。…愚かな
あんた、自分に天誅をかけたらどう。
>そのくらいの付き合いは由緒の古い寺々ではあって当たり前でしょうが
泉涌寺は、空海の開いた法輪寺が元々で、勅命により「官寺」となり、一時は
天台・真言・禅・浄土の四宗兼学道場となった特別の勅願寺であって、廃仏毀釈
の明治期においても宮内庁よりの御下賜金が下されていた。
戦後は皇族が個人的に総裁となる篤志家の会により維持される(一般の檀家衆は無い)。
ちなみに現在は、秋篠宮親王殿下が総裁で元日経連会長齋藤氏が会長。
私が
>>676 で言った興福寺「お水取り」だけでなく、各社寺の神事に仏法と神道の
融合=本地垂迹説がみられる。自分で調べてみ
浅薄な戦後の宗教観だけの知識で、宗教について「知ったか」論を振り回すなよ!
これを見た若い人が誤解する。ちょっとは資料を調べろよ!!!
684 :
追加 ◆6rA6XfYM :02/05/13 23:45
上座・下座とは、下々の序列の比較区別。 当然、天皇陛下は序列を超越されていて、 上下座の区別などない。
685 :
吾輩は名無しである :02/05/14 02:23
>>681 京都の修学院が門跡寺院?だって…
修学院離宮は山荘でしょ、寺院ではないと思うよ。
ま,なんだかんだと言ったって,結局天皇陛下ご本人にそのご存念のほどを御伺いした方がいいのではないかと,宮内庁に電話をしてみました。 そしたら,なんと陛下がお出になりましたよ。 「ハイ,ワタクシガ天皇デアリマス。」 「ああ,どうも,お忙しいところをお邪魔します。実は2チャンネルで陛下の信仰問題で疑義が出たもので,陛下が仏教に帰依されることがありやなしや,その辺のところを確認いたしたく,直接お伺いをいたした次第です。」 「ワタクシハ憲法上ノ制約モゴザイマスカラ,何ヲ信ジ何ヲ信ジナイカノ是非ニツイテハ申シアゲルコトハデキマセンガ,ワタクシガ神道ノ神主デアルトイウ立場ヲ踏マエテイタダケレバ,オノズト事ノアルベキ姿ハ明ラカニナロウカト思イマス。」 「わかりました,ありがとうございました。陛下には益々お健やかに。」 「ハイ,ゴキゲンヨウ。」 ま,あらましこんなやり取りでしたな。
明治以前は確か神社よりも寺院が格上で、神社はほとんど寺院の附属物のような存在であったらしい。 例外は伊勢神宮と上賀茂、下鴨神社くらいだったとか。 それだけ寺院は権勢を振るって庶民から金を巻き上げていた。 クソ坊主という表現はあってもクソ宮司という表現はないのはそのためかも。
688 :
吾輩は名無しである :02/05/15 01:36
>>689 >陛下の信仰問題で疑義が出たもので
>陛下が仏教に帰依されることがありやなしや
オマエのデタラメな宗教知識に疑義がでたんだろうが!
話をすり替えるな!
まして、畏れ多くも陛下をダシにつかうなど言語道断!!
誠実さのかけらもない中華売僧め!恥を知れ。
なさけねえ逃げ方・・・ 『あの方は仏教にとっては他所のお方』と言ふのは、 かなり乱暴だが、ある意味では極端に外れた言ひ方ではない。 しかし、その後の「言葉の垂れ流し」はいかにも無知・傲慢・ 出鱈目であつた、そう言ひ切つてしまえば楽なのに。 ただ、“天皇”と“仏教”と“日本史”についての、 その浅薄な認識・不充分な知識・傲慢な態度で、君は どう三島を読むつもりなのか・・・ ほんたうに、小一時間問い詰めてみたいくらいだ。
>>687 :kekkinuma殿
>クソ坊主という表現はあってもクソ宮司という表現はない
ああ,それは神主さんなんて,言っちゃあなんだけど,ありゃあドン百姓さんなんですよ。ま,よほど大きな社の血統宮司は別ですけどね・・・その百姓さんの頂点が天皇。
天皇の基本的な性格は,あくまでも稲作農耕民の「神」であるということなんですね。
稲作=農民=神社=天皇。この相関に明治以後は陸軍が加わる。
688&689 あのなあ,陛下におかせられてはまことにご人徳温厚にして,お優しいお人柄であられるのに,その陛下を信奉するがのごとき連中がこの2チャンで罵詈雑言をこととする者であるのはまことに嘆かわしい次第ではある。 四方の海,皆はらからと思う世に,などて2チャンでは波風の立ち騒ぐらむ。 ことと次第によっては,拙者,天誅の刃を抜くも辞せず・・・
>ことと次第によっては,拙者,天誅の刃を抜くも辞せず・・・ はぐらかしの刃だけはやめて下され。 >人徳温厚 とは、他人様の指摘を素直に受け容れ、自己を改善する能力と見たり。 もうそれ以上は「波風の立ち騒ぐ」のを避けるため言わんことにするらむ。
693 :
三島スレ統一戦線 :02/05/16 22:07
694 :
吾輩は名無しである :02/05/16 22:13
692 :kekinuma・・・??? 「kekkinuma殿」じゃなかったのか。名前のスペルが違っている。
それにしても話は変わるが,日本政府は中国政府に心から謝罪すべきである。 そもそも日本の在外公館が避難民を積極的に受け入れるような場所かどうか,それは日本人自身が良くご存知のところだろう。 ましてや北朝鮮の亡命者たちが大挙して押しかけてくることを,最も恐れているのが日本政府並びに日本人ではないか。 そんなエゴなご都合には口をぬぐって,中国警官の忠義一途な働きをさながら人非人のごとく非難するのはいかがなものか・・・ 今回の事件でそもそも中国に何の非があると言うのか。 外国の公使館を懸命に守ろうとしてくれたことをむしろ感謝すべきではないのか。 それを西側社会の「人道主義的」マスコミ世論の先棒を担いで,さながら義和団事変の際の清朝政府を非難するかのごとき傲慢な高飛車をもって中国をなじる。 いつかはこんなことのツケが回されて来るぞ。
もういいから国へ帰れよ。 煽るのも一定の才覚と知識がいるぞ、 自分のHPで、無知な輩相手にオナニーしとけ。 無知を自覚せざる『白無知』ミジメにならんのか…
698 :
中国の悪影響 :02/05/17 01:29
ネパール毛派、文化財テロ。【カトマンズ13日共同】 ネパール共産党毛沢東主義派がマヘンドラ・サンスクリット大学を襲撃、古代サンスクリット語のヒンズー教経典など約5万冊の書物を焼却するなど貴重な文化財に大きな被害。
699 :
三島スレ統一戦線 :02/05/17 11:27
700 :
三島スレ統一戦線 :02/05/17 19:55
>>698 :中国の悪影響
ペルーの左翼武装ゲリラ「センデロ・ルミノソ(輝ける道)」も毛沢東主義とはなっていますが,それがどうした?というようなもので,もう少し文化大革命のこと,勉強されたらどうでせうか?
毛主義と言っても現在の中国はまさにこの破壊主義を否定するところから(すなわち登小平の近代化路線)出発しているので,毛主義をもって中国を非難することはナンセンスです。
>>697 >無知を自覚せざる『白無知』ミジメにならんのか…
で・・・?
無知を自覚すれば,あんたみたいな立派な賢人になれるのかい?
サッカーワールドカップが始まると,この「文学」欄へやって来るような人は絶無になるでせうな。 このスレにかぎらず,すべての文学スレから人々は退いて行く。 ・・・ そして,誰もいなくなった。永遠に・・・
>>701 チベットで何やったか知ってる?
今同じことをネパールでやってるの知ってる?
サンスクリットの古文書を焼いてしまったニュース、知ってる?
『毛沢東の私生活』はもちろん『ワイルド・スワン』はもちろん
『毛沢東秘録』も読んでるよね?
ついでに『ダライ・ラマ自伝』も。
中国、地続きの場所へはじわじわっと内側から侵略して
一国の文化も歴史も破壊し尽くし、多くの移住民を送り込んで
実質的に支配してしまう<チベット。
>じわじわっと内側から侵略して一国の文化も歴史も破壊し尽くし、多くの移住民を送り込んで実質的に支配してしまう 2千年前からそうやって侵略された国のひとつに「大倭」という東海の小島があった。
705 :
吾輩は名無しである :02/05/18 23:24
>>704 それは違うね。日本海という天然の巨大掘があったから、
侵入には限界があった。
チベット史を見れ、ある時から、まるで雲霞のように
人間がワラワラワラワラと侵入してきて、国家を根底から乗っ取った。
命からがら逃げ出したダライ・ラマと
わずかな人々が、インドに亡命政府を建てて難民を受け入れ
文化伝統を守ろうと必死で頑張ってきたから、わずかにチベットと
チベット仏教の命脈が保たれている。チベットでも
膨大なサンスクリットの古文書が焼かれ、
もの凄く古い伝統の寺院も破壊されて
駐留中国軍の馬小屋に使われている。
706 :
吾輩は名無しである :02/05/18 23:37
次はネパールが、全く同じ手法で、ねらわれている。 国内に毛沢東主義の反政府武装集団を組織させ、 じわじわと内側からことを起こす。 ネパールも、風前の灯火。チベット問題、ネパール問題、 国際社会が声をあげないのをいいことに、 中国は有り余る人口の行き先を拡大して、傍若無人。 何よりも、仏教関係の貴重な文書や史跡や寺院が ことごとく破壊されている。
sage
>膨大なサンスクリットの古文書が焼かれ、 ま,しかしそのサンスクリットの経典から我ら倭人にもわかるように中国語に翻訳してくださったのも中国の方々でしたよね。玄奘ちゃんとか。 >仏教関係の貴重な文書や史跡や寺院がことごとく破壊されている。 釈迦自身が仏教がやがて衰退して滅び行くことを予言していた。その意味でチベット仏教ばかりが例外というわけにも行きますまい。 浄土真宗だって織田上総介なる痴れ者によって激しく弾圧されましたが,その試練を乗り越えたからこそ今に生き延びたのです。 ポタラ宮で王権法権のすべてを享受し,美食三昧,女道楽の限りを尽くしてこの世の快楽を貪っていた独裁者にはいつかは終わりは来るものです。 いや,それはいいとしても,そもそも国家の行うことには(日本の中支派遣軍発起,中国人民解放軍のチベット侵攻,カンボジアのポルポト政権の大虐殺・・・等々)正義も悪もない。 人間の行いには倫理の規定はあっても,国家にはそうした規定はない。計りようがない。国家こそは善悪フリーな活動体なのです。
709 :
吾輩は名無しである :02/05/19 23:24
>ポタラ宮で王権法権のすべてを享受し,美食三昧,女道楽の限りを尽くして >この世の快楽を貪っていた独裁者にはいつかは終わりは来るものです。 誰のプロパガンダの受け売り? 中国で洗脳されたか(稿 和尚は、自分がやるべき仏教のことで、己れの不備を指摘されると 理不尽にキレるな。修行が足りん、逝ってよ〜〜〜し!! アンタのその答えは、 少し前のチベットと、そして今現在ネパールに起こっている共産国家中国の 特異な他国侵略&多民族抹殺という同時代の事実を たまたま自分が無知だからという理由で 強引に過去の全く別の原因と経緯によって起こった事件と並べて相対化し 卑小化して、いわゆる一般論の領域へ引き摺り下ろそうとする いかにも姑息な態度だ。 ・・・それが、アンタの限界。それでよくも 真実をこそ問う文学なんぞ、語れるもんだよ。それとも騙ってるだけか?
呆れた。マジガキする価値のないスレと見た。 レスは不要。 以上。
711 :
吾輩は名無しである :02/05/19 23:33
あ、久々に来たら、西方が煽られてる。 っていうか、709は所詮ウンコちゃんだから、 気にしないで。 僕は三島の肛門性交にしか興味ないけど、 学術レベルで論争しようとしたら、資料を詳細に 提示して語るのが普通だから、709もどの程度だか 知れてるもの。
>>711 >資料を詳細に提示して語るのが普通だから、
まあ、649以降の「仏教・天皇」論争で、どんな資料を出されても、
いっこうに反省もせず思いつきと罵声だけを繰り返し、
とうとう『言葉の下痢』とまで言われた西方だから、709が呆れる
のも当然かと。
ボクは最近はNHK教育の「きょうの料理」をよく見るようになった。 これは本当にためになる楽しい番組だ。 このスレにダダケ込んで来る連中の,空理空論屁理屈腐れ言辞は「あなたのパートナー」(NHK教育午後8時から)の万分の一の価値もないことに思うのでありますが,あなたはどう思われますか?
>この世の快楽を貪っていた独裁者にはいつかは終わりは来るものです。 それは万人にも当てはまり、何の慰めにもならん。 この世の快楽を貪る独裁者こそ極楽に生きる者である。 そして、だからこそ、その様式は未来へと受け継がれる。 独裁者は永遠なり。
715 :
吾輩は名無しである :02/05/20 20:59
空理空論屁理屈腐れ言辞? すかしっ屁みたいなものか? やっぱりあれだね、物的証拠を見せあうのがいいよね。 これが俺の肛門から出ましたから、あなたのソレも なんとかなると思いますみたいな・・・・
716 :
吾輩は名無しである :02/05/20 23:28
>>715 オマエ肛門なんたらと何度も内容のない書き込みしてる変態だろ。気持ちワリィ。
>>714 :kekkinuma
>独裁者は永遠なり。
ま,人間,万人誰しも自分自身の独裁者ではありますよね。
この現代はとりわけ独裁者だらけで,前にも後ろにも独裁者が跋扈している。バスに乗っても地下街に行っても独裁者がウジャウジャしている。
情け容赦のない独裁者が自分のエゴの権利を主張する。
時代が下れば下るほどそうなるようですが,三島が理想としたのはそれとは正反対の「大儀」の社会だったんですね。
もちろん虚構です。虚構の大儀をもって独裁者たちをもう一度「羊」に出来ないか,それが三島の目論見だった。
独裁者はたしかに快楽に耽溺する。しかしそれは快楽に隷属している姿でもあるわけで,日本は一面ではそうした隷属と奴隷化によって崩壊しつつある。
三島の憂いは本当だった・・・
>虚構の大儀をもって独裁者たちをもう一度「羊」に出来ないか, >それが三島の目論見だった。 何を言っても許されるわけではないぞ!!
『許されざる者』クリント・イーストウッド監督主演。 かつては名の知られた西部のガンマン。狙った獲物は逃さない賞金稼ぎであったが,年を取っていつの間にやら時代遅れの孤独な根無し草になっていた。 ・・・ 「何を言っても許されるわけではないぞ!!」 抜け,拳銃を抜けィ! 「年を取ったんでな,弾は無駄にしたくなねえんだよ」
>>717 大儀……×
大義……○
>ま,人間,万人誰しも自分自身の独裁者ではありますよね。
この現代はとりわけ独裁者だらけで,前にも後ろにも独裁者が跋扈している。バスに乗っても地下街に行っても独裁者がウジャウジャしている。
情け容赦のない独裁者が自分のエゴの権利を主張する。
違う。三島自身が独裁者を憧憬していた。↑は屁理屈だろう。
721 :
吾輩は名無しである :02/05/23 02:14
和尚、初歩的漢字間違いage
>>720 :kekkinuma殿
三島にとっては真の独裁者とは,『わが友ヒトラー』で表されるヒトラーでしょうな。
直情径行,ヒトラーの無二の親友と自分では思っていたエルンスト・レーム(突撃隊隊長)をヒトラーは自らの政権獲得のためにあっさりと切り捨ててしまう。
そこにはなんの「私情」もなく,まさにシステムそのものような冷徹な合理が働いて,レームの抹殺命令にも許可を出す。
恰好は良いとは誰しも感じても,人間,実際にはなかなかこうはいかんものです。
>>721 >和尚、初歩的漢字間違いage
漢字に初歩も上級もあるのかい?
漢字はみんな中国古代の黄帝がお作りになったものじゃ。
>>722 若い頃、三島は「マイン・カンプフ」を読んで、「ヒットラーは素晴らしい」と目を輝かせて吹聴していたそうな。
>>724 :kekkinuma殿
三島に限らず,戦時中は職業軍人(とりわけ陸軍の将校たち)はあれを熱狂的に読んだんだそうです。
1930年代の帝国軍人にとってのバイブルですらあったとか。
ただ,あの本はそもそもヒトラーの自筆かどうかも怪しい・・・ゴーストライターが書いたとも。またその中身の文法的な初歩的ミスも多くて,とても知的な水準には達していないとも・・・
むしろ三島のような芸術至上主義者にして耽美主義者がのめり込むようなものではないと私は思うのですが,もちろん他人の趣向だからなんとも言えませんが・・・
だいたい「ナチス」なんて言葉自体がおかしい。
ドイツ国家主義社会党だなんて,どっかの合併銀行じゃねえんだからなんでもくっつけりゃあ良いってもんじゃない。
あれは下町のあんちゃんやレスラー,与太者,やくざ,性的異常者や失職した軍人崩れが寄って集まって作ったパーティなんですな。
共産主義に対する単なる鉄砲玉として利用されていたのが,やがて大きな勢力になって来た・・・
いやあ,あの時代と第3帝国のことを語りだせば,それだけでこの2CHを埋め尽くすくらいになりそうな・・・
>>725 三島は明らかにナチヲタだよ。レーム事件を題材にした戯曲を書いてたじゃん。
>>725 >あれは下町のあんちゃんやレスラー,与太者,やくざ,性的異常者や失職した軍人崩れが寄って集まって作ったパーティなんですな。
↑は正に『仮面の告白』における「悲劇的なもの」そのものじゃないかあ。
↑ 女性映画監督・リーフェンシュタインはまさにナチスをそうした悲劇の象徴として捉えて,党大会を脚本撮影したのですが,ま,物事はなんでも見ようで,反共産ヤー公の集団をまるで統制と秩序の頂点のように表現するなんて,まさに「小説」ですな。 騙されたのは,ドイツの選挙民大衆とドイツ国防軍首脳だけではない。西側各国でさえ初めは共産政権が出来るよりははるかにマシだとたかを括っていた。 ところでこの女史はまだご健在なんですな。ほとんど百歳に近いでせう?
730 :
吾輩は名無しである :02/05/25 23:48
>>726 またまた恥かきたいの? もうやめとけって(嘲笑
俺程度ですら、
ワイマール体制下のハイパーインフレ対策の適切さと、短期間の経済回復に見せた
ナチス党の経済指導能力の凄さを知っている。
精緻な民心掌握システムの発明と、背景にある「ローマ法王局」の影響・・
単純な『反共産ヤー公の集団』じゃねえよ!!
研究書も多いんだから、ちょっとでだけも資料見てから書けよ。
731 :
吾輩は名無しである :02/05/26 00:17
>ナチス党 下町のあんちゃんやレスラー,与太者,やくざ,性的異常者や 失職した軍人崩れが寄って集まって作ったパーティなんですな。 共産中国は誉め倒すのに・・
>>730 >ナチス党の経済指導能力の凄さを知っている。
精緻な民心掌握システムの発明と、背景にある「ローマ法王局」の影響・・
単純な『反共産ヤー公の集団』じゃねえよ!!
・・・・?
じゃあなんで世界大戦で負けてしまったのか。
人類史上,これ以上ないくらいの徹底的な負け戦・・・
そんなドイツに最後まで肩入れして国土を焦土にしてしまった倭人はもっと愚かだが,まだしも本土決戦をやってしまわなかっただけ救われた。
歴史は結果がすべて!
「精緻なシステム」なんて能書きは,「横丁のご隠居」の茶飲み話にとっときな・・・
別に私は中国を礼賛しているわけではない。
歴史の成り行く様を冷静に勘案しているのだ。
ヒトラーださい
734 :
ギャラリー :02/05/26 13:51
こらっ!うだうだ逃げるんじゃねえぞ!!バカ ナチスも中共も大嫌いだが、そんな話をしてるんじゃねえだろ、 ナチスが「下町のあんちゃんやレスラー,与太者,やくざ,性的異常者や 失職した軍人崩れが寄って集まって作った反共産ヤー公の集団」か どうか、って話だろ。 だいたい、これは!と思う論客が現れても(スレタイトル見てきたんだろうが)、 オノレがバカ丸出しの無教養な「糞理屈」かますから、みんな帰っちまう・・・ こんなゴミスレでも、見てると腹立ってくる。 発展性のある面白そうなテーマに下痢便塗りたくって遊ぶの止めな、 ついていけんかったら黙ってたらどうよ!!!!
↑(
>>734 )
元気の良さそうなスカトロジスト君。
「バカ丸出しの無教養な「糞理屈」かます」&「発展性のある面白そうなテーマに下痢便塗りたくって遊ぶ」とはいったい全体誰のことを言っているの?
ま,だいたいはわかるけど,貴殿の書いていることの全体の論旨はまったく低劣。
思うに,貴殿は中学生,もしくはそれに近しい年代だな。
まともな社会人の言辞ではない。すごむならすごむで,もっと面白いやり方を大人は考えるものだ。貴公にはそうした努力の気配もしない。
・・・犬の遠吠え。
ご苦労としか言い様がないが,中学生ならもっと勉強をしなさい。
>>732 >じゃあなんで世界大戦で負けてしまったのか。人類史上,これ以上ないくらいの徹底的な負け戦・・・
悲劇は最後で負け戦に終わるから悲劇なのだア。悲劇は予め精緻に胚胎されていたのだ。
ヒトラーであるが故に負けた。
>>736 :kekkinuma殿
>悲劇は最後で負け戦に終わるから悲劇なのだア
それは,どうかな。
悲劇の必要条件は敗北と破滅ではありますが,破滅した者がイコール悲劇の体現者とは決して言えますまい。
まさに,ムネオ先生なんかがそうです。あの人は,間なしに破滅なさいましょうが,あの人が悲劇の主人公だなんて・・・冗談でげしょう。
>>737 >ヒトラーであるが故に負けた。
ヒトラーは政治家としては決して無能な人間ではなかったと思います。
日本でも40代半ばで首相になれた政治家はいない。アメリカでもケネディとクリントンだけでしょう。
ヒトラーは46歳ですかね,首相と大統領になった。(「総統」と呼ばれた。)
彼は単に外交政策に失敗した政治家なんです。
アメリカと結託できないのなら,せめてソ連といっしょになっていれば,日本・ソ連・ドイツの軍事大国の同盟によって西欧,アメリカは吹き飛ばされていたでしょう。ソ連に代わってイタリアを入れたのがケチの付き始め・・・
ま,しかし元が反共チンピラ集団ですから,いまさらソ連と軍事同盟というわけにもゆかなかった事情はわかりますが。
>まさに,ムネオ先生なんかがそうです。あの人は,間なしに破滅なさいましょうが,あの人が悲劇の主人公だなんて・・・冗談でげしょう。 前前から思うのだけど、和尚の話の展開はいつも恐ろしくずれていく。 悲劇は予め精緻に胚胎されていたのだから、最初から悲劇的つーこってしょ。 いきなりムネオ君を引き合いに出されても困りマンガーナ。 そもそも和尚の独裁論は現代日本の衆愚性と解釈し、異を唱えたところから始まったはずだが。
>>740 :kekkinuma殿
>前前から思うのだけど、和尚の話の展開はいつも恐ろしくずれていく。
飛躍の妙味・・・というやつでして。
人呼んで,「2CHのスパイダーマン」・・・(爆!
>(拙者の)独裁論は現代日本の衆愚性と解釈し、異を唱えたところから始まったはずだが。
オルテガじゃないですから,別に私は社会的な衆愚状態がどうのこうのとは思いません。
愚かと言えば,人間,すべての時代のすべての衆生が愚かなわけでして,また政治的な立場を明確にすることも「自力」そのものですから,好むところではありません。
独裁という政治形態も,所詮は表面に見える外面の様相に過ぎず,案外多くの力の均衡の中で築かれているのでしょう。
一方で民主的な政体がとんでもない独裁状態だったりする。
畢竟この世のすべては移り行くもの,空しいうたかたであり,無常という理によってのみ貫かれている。異を唱えても唱えなくても,なんの違いもありますまいに・・・
>飛躍の妙味・・・というやつでして。 >人呼んで,「2CHのスパイダーマン」・・・(爆! 正直言って、面白くなーーい。 > 畢竟この世のすべては移り行くもの,空しいうたかたであり,無常という理によってのみ貫かれている。異を唱えても唱えなくても,なんの違いもありますまいに・・・ 畢竟このスレも移り行くもの,空しいうたかたであり,無常という理によってのみ貫かれている。異を唱えても唱えなくても,なんの違いもありますまいに・・・
「きょうの料理」はかつおの紫漬だったな。いわゆる「溜り漬け」なんだろうけれど,かつおをいったん油で揚げておくところがミソか。 しかし脂肪分に恐怖を覚える我らの世代にはちょっとムツコイかな。 たしかに田舎風の壷で三日も漬け込むとダシ醤油が沁みて見るからにうまそうだ。 どんなにうまいものを食っても,所詮は消え去ってゆくもの。 無常の風の前には空しい自己満足だが,とにかく食ってみたいので,今度作ってみばや・・・
文字通りの【悲惨な1の居るスレ】の見本ですな(爆笑
>>744 なんのことかようわからん・・・
とまれ,皆さん方諸君が嫌気が差せばさすほど,ワシはこのスレに執着して続けてゆくつもりじゃな。
(ただし,大家さんが,もう辞めてくれイとおっしゃれば,いかんともしがたい。諦めて去るよ。)
油AGEをどうぞ・・・ 皆さん方,どうか油AGEを召しあってくだされ・・・ 「悲惨な1」ですけえ・・・
悲惨なスレだな。どいつもこいつも痛々しい。そんだけ。
>>747 ほんに,悲惨じゃ。
これ以上,悲惨な事態はこの世にはあるまいものを・・・
で,今夜のNHK教育はヘイエルダールの自然教室だったな。子供たちと無人島へ行ってサバイバル生活をする。火を起こしたり,魚を釣ったり,焚き火で煮炊きをしたりするんだね。
ヘイエルダールはたしか先日亡くなったと報道されたが,この番組では相当の高齢者になっている。かつての恐いもの知らずの,強壮,明敏な文化人類学者はもう完全な好々爺になっていた。
別に,それは悲惨ではないけれど・・・
749 :
狼群の中のむく犬の如き・・・ :02/06/02 00:40
ドイツ人コワイ。 サッカー見ててアジア人が白人種に感じる圧殺感を感じてしまった。
750 :
吾輩は名無しである :02/06/02 00:54
日本の試合を見るのが怖い。全敗しそう。
↑ ドイツドイツ,パカにすな! 二度の大戦負けたとて,ヘーゲルマルクスメッサーシュミットダイムラー,伊達な飾りじゃないでせう。
752 :
吾輩は名無しである :02/06/02 22:31
西方は鬱に入りましたので皆さんよろしく。
>>750 私は「豊饒の海」を書き終えるのが怖い。その後のことを語る事は家では禁句になっている。
754 :
吾輩は名無しである :02/06/03 22:13
決起をおもいついたのは前日じゃなかったっけ?
>>752 鬱に入った時はとても女にもてるし,発想はざん新に活性化し,世界はバラ色に輝く・・・
>>753 :kekkinuma殿
いや,どうかな,三島は次の作品の構想も描いていたやに聞きます。
藤原定家を主人公にしたドキュメンタリイタッチの小説になったそうで,是非読みたかった。
>>754 >決起をおもいついたのは前日じゃなかったっけ?
そう思わせるところが,三島らしいハッタリで,おそらく自分の行為をサンスペンスじみた緊迫感で飾ろうとしたのでしょう。
『金閣寺』の最後部,主人公が「生きようと思った」でカルモチンの瓶を捨て去る時点から,彼の自決行動は用意されていた。
756 :
吾輩は名無しである :02/06/03 23:20
「仮面の告白」に、『予定説』って言葉が出てくるが、 この予定説が出てくる時点で、 ある程度、自分の「演劇的人生」を意識してたと思われる。
>>756 三島由紀夫<<
なんでも自分の計算どおりに行くと思い,またそのように企画していたのは,人間的には随分とせせこましい感じがしないでもない。
自意識過剰だし,第一そんなんじゃあ普通の人間ならば生きてゆけないよ。
わたしなんか,とうに死んでなきゃなんない。
でも,どっこい生きて,2CHでもちゃんと生き延びているんだな。
泥まみれになって不条理を生きる,そうした野生の意欲みたいなものは三島にはまったくないものだったかもしれない。
所詮は汚れようとしない男よ・・・
758 :
吾輩は名無しである :02/06/04 19:13
三島って自分の行動が演技なのか本心なのかわかんなくなっちゃったんじゃないの。 腹切ってみたら本当に死んだんであの世でビックリしてるかも
759 :
吾輩は名無しである :02/06/04 19:17
>>758 腹切ったら、思いのほか痛かったのでびっくりした。
しかし、そのとき初めて三島にとって予想外のことがおきた。
「予定説」が崩れたその瞬間、まさに日輪はかくやくと昇った。
761 :
吾輩は名無しである :02/06/04 20:26
日本、ベルギー皇太子夫妻は良い試合見たね。 引き分けだったし。 一緒に見てて変な勝負だったら嫌だろうし。 ちょっと悔しいけど。
↑ いや,三島は切腹という行為すら徹底的に(ほとんど偏執狂的なほど)研究し,仮想体験して準備しているんですね。 特に『憂国』の映画や芝居では,動物の内臓まで用意して切腹を演じて見せた。あれもスカトロジーに近いほどの偏執狂だとは思いますが,とにかく切ってみて初めてカクヤクたる日輪を見たと言うようなことはないと思います。 ただその日輪を見たいばかりに彼は行ったのでせう。 今週,市谷の記念館(元の東部方面総監部)を見学しに行ってきます。 防衛庁に事前に申し込みをせねばならないんだけど・・・でも時期が時期だけに根掘り葉掘り聞かれることはありませんでした。受付の人の対応も丁寧でした。
>>762 ああ、ウロボロスの呪いじゃあああ!
日輪を見たと思ったとき、三島はすでに思う主体をなくしていたあああ!
>>761 >日本、ベルギー皇太子夫妻は良い試合見たね。
まさに,さればこそのドロー試合だったのでせうな。
第一,彼らは職業運動家ですから,その試合を見苦しくないように構成してゆく義務がある。
どっちかが決定的に負けたり勝ったりすれば,両皇太子ご夫妻は気まずい雰囲気で晩餐に臨まねばなりますまい。
ウロボロス・・・ってなんでゲス?kekkinuma殿。
765 :
吾輩は名無しである :02/06/04 22:33
市谷の記念館、俺もいきてぇ・・・・・
フランス人はサッカーがお好き・・・ 『異邦人』の中で,ムルソーが日曜日の午後ベランダに椅子を出して,背もたれに腕を置いて通りを見ている。 一種の実存的な時間を彼は過ごしているのだが,暮れ方,電車が着いて若者たちが降りてくる。彼らは地元のサッカークラブの選手で「われらは勝ったぞ!」と叫ぶ。ムルソーはそうだね,とわざわざ応じてやる。 そのくらいサッカーはフランス人にとっては日常の最高の楽しみなのだ。 ちなみにA・カミュも学生時代にサッカーのGKをやっていた。 また,『異邦人』の舞台,アルジェは当時はフランスの植民地だったが,今はもちろん独立している。そしてその国からやって来たのがジダンという選手だ。 しかし,日本の古典的な小説でサッカーが描かれたことはあるだろうか。 剣道は三島が懸命に持ち込んだ。 サッカーというスポーツ。これ自体が日本人にとっての異邦人ではないのか。 (やはり,日本人は水泳をすべきなのだ。それっきゃない,って・・・)
ウロボロス・・・・自分で自分の尻尾を噛み、自身の胴体を呑み込もうとする蛇。 ⇒数学的にはメビウスの帯に近い、外部のない自家中毒的宇宙観を表している。 「太陽と鉄」にもこれに近い巨大な蛇を幻視する表現がある。永劫回帰⇒ニーチェ。
>>767 :kekkinuma殿
いや,ご無沙汰をしました。トンキン(東京)に行っておりましたのでな。
仕事のついでに,市ヶ谷で元東部方面総監部のあった記念館を見せてもらいました。
三島の魂が踊っているかと思いましたが,あまりにきれいに保存してあるので,とてもあのようなドギツイ事件があのバルコニーであったとは感じられませなんだ。
総監室(元陸軍大臣執務室)のすぐ目の前がバルコニーなんですな。意外と小さな部屋だし,バルコニーも狭い。
三島が振るった刀で出来たドアの傷も見せてもらいましたよ。三ヶ所。
あれだけ激しく打ちこんだら,きっと刃こぼれしたでしょうに,その大刀(関の孫六)を使って彼は腹を切った。
切りにくかったろうな・・・
・・・ま,いろんな想いが去来しましたよ。
769 :
吾輩は名無しである :02/06/08 18:13
この前本屋で聞いた二人の女性の会話。 「私けっこう本読むんだよねー」 「えーうそーすごーいでも私もけっこう読むよー」 「そうなんだーあはは」 「うんそうなのー次は三島でも読もうかなーってかんじー」 「えーやめなよーあの人共産主義だよー」 ちなみにネタじゃありません。
↑ ま,そういうことのありさふな時代ではありませう。 街で若いガングロ姉ちゃんにインタヴューすると,日本が昔米国と戦争したなんてことは・・・うっそ〜〜!!!てな具合。 ベトコンもタリバンも,みんな時至れば,「うっそ〜〜!!!」になる。 帝国陸海軍の戦死した者たちも,結局夢のまた夢の先の幻を追って行ったに過ぎなかったのかもしれない。
今夜のW杯・・・ 日露の戦役と同じだね。 死に身でかかって辛勝・・・ しかしそれで決勝進出が決まったわけのものでもない。 日露戦の先輩,東郷平八郎の言葉。 「勝って,兜の緒を締めよ!」だな・・・
773 :
吾輩は名無しである :02/06/10 00:57
神明は唯平素の鍛錬に力め戦はずして既に勝てる者に 勝利の栄冠を授くると同時に一勝に満足して治平に安ずる者より 直に之をうばふ古人曰く、勝って兜の緒を締めよ
774 :
吾輩は名無しである :02/06/10 01:14
『神明は・・・』 というのがいいね!
>>771 >そういうことのありさふな時代ではありませう
↓
さういふことのありさうな時代ではありませう
旧仮名遣ひの間違ひは、ままあることだが、
これは基本的用法。揶揄してゐるとしか…
さるにても戦う前にしてから故障者が多すぎはしないか、今度のW杯。ジダン、ベッカム、モストボイ、タカハラ、オノ、ニシザワ・・・・・。 武士の不養生・・・・てな言葉はなかったか・・・・・
↑ 武士道の基本は身養生なりとは,三島由紀夫,「葉隠」にて言われしものならんや。 たしかに,さんさふらうと存知いたす。 いざ合戦往来といふ時に,やれ腰が痛いの,肩が張るの,ケツが沁みるのと言ふておってはお役に立たぬものゆえ,日ごろの心得,身を保つことこそ肝要なれ。 その方便には,蹴球よからぬものにはござそうらわねども,一義水練をこそ最も重宝いたす運動なれ,とこそ。 西方極楽上人の仰せられしことなりし・・・
>たしかに,さんさふらうと存知いたす。 へえ、そう存知したのか、w
779 :
吾輩は名無しである :02/06/11 00:49
中国のウイグル地区で分離独立運動をつぶすためにウイグル語の書物数万冊焼却だってよ。たいへんだな中国も。
>>779 チベットでもやったし、いまはネパールでもやってて、
手馴れたもんだよ、中国は<焚書
日本にだって言論統制あるでしょ。 焚書のような露骨な形でなくコソーリ、インシツに圧力かけて言論封じとか。
782 :
吾輩は名無しである :02/06/11 21:13
千葉県船橋市の船橋市西図書館(木村洋一館長)が昨年の教科書採択の時期に、 教科書の執筆者で評論家の西部邁氏らの著書を大量に廃棄処分にしていたことがわかった。 廃棄処分について木村館長は「政治的・思想的意図はなかった」と説明しているが、 船橋市教委は「故意とみられても仕方がない」として、調査に乗り出す方針だ。 同図書館は西部氏の蔵書を四十四冊所蔵していたが、 昨夏、四十三冊を廃棄し、現在は一冊しか所蔵していない。 また上智大学名誉教授の渡部昇一氏の著書も五十三冊中二十五冊を廃棄した。
中国人であること・・・その蓋然性は奈辺にあるのか。 それは人種ということでもあるまい。青い目の中国人というものもあるのだ。始皇帝ですら碧眼であったという。 言語もどうか。地域地域でまったく異なる言葉を持つ大陸である。 統一的な宗教もない。教理も,共通の慣習もない。 多様な,混沌そのもののようなこの大陸で,自分が「中国人」であるということの証はただひとつ・・・漢字を使うかどうかだ。 漢文の使用,これこそは中国人であるかないかの境目。 従って,アイデンティティを守らんとすれば,漢字漢文を否定する他文化を積極的に否定する必要があるかもしれない。 一方の他文化圏では,この漢字文化を受け入れるかどうかの選択の時代がある。漢字を受け入れて似非中華文明を標榜すれば中国の強大な力からの攻撃をかわすことが出来る。 日本もまたそのように選択したのだ。 似非中国文化に加わることで救われた。 まつろわぬ蛮夷は,王朝禁軍もしくは人民解放軍の全軍を挙げてこれを殲滅する。 漢字か,さもなくば青竜刀か。 この歴史が「中国」である以上・・・
>>781 そりゃどこでも多少はあると思うが、その民族にとって大切な書物を数万冊も焼いちゃいかんだろう。
785 :
吾輩は名無しである :02/06/13 00:20
【日の丸だらけのスタジアム、みんなで君が代歌ってる】 戦後あれほどまでに日の丸君が代を虐めて来たのに・・・ 赤旗朝日久米筑紫を使ってがんばってきたのに・・・ 学校にも役所にも図書館にも牙城を作り一生懸命左翼してきたのに・・・ 戦後、自分達左翼のために日本人を都合の良いように洗脳してきたつもりが…それがこの騒ぎ! 日本人の精神を根底から弱体化させるために戦前を完全に否定し、 彼らに沸き起こるナショナリズムの萌芽を摘んできたつもりがこれ・・・嗚呼・・・ じゃぁいったい左翼の戦後って何だったの?
>漢字か,さもなくば青竜刀か。 >この歴史が「中国」である以上・・・ 日本史の無知は概知だが、 なんと、中国史も知らなかったのか…
>>785 殿
たしかに戦後の「左翼」ってのはなんだったのだろう。
さながら明日にも革命が来るかのような幻影を国民(とりわけボクのような信じやすい小国民などは・・・)に植え付けて,何かその革命の大儀のために尽くさねばまともな人間になれないかのような,そんな焦りのような思想的な気分を醸成した。
その罪,軽ろからず。
60年代,70年代にいわゆる全学連でヘルメットかぶって,ゲバ棒振り回していた連中は徹底的に糾弾すべし。リストラにかけるべし。路頭に迷わすべし。ホームレスに追いやるべし。高齢離婚で独居老人に成すべし。中高年自殺に追い込むべし。
>>787 >革命の大儀
大義、大義、大義と言っておるのに、オショーーーーーーーーー!
それにだよ、ゲバ棒振り回していた連中は、リストラする側にまわっとるわ。
あいつら、その時代、その時代でうまく立ち回る名人なんだよ、世の中そんなもんなんだよ!
↑ >ゲバ棒振り回していた連中は、リストラする側にまわっとるわ。 いや,そんあことたあないっしょ。 あんなことしてた連中は所詮は落ち着くところには落ち着いているんでしょうが,決して日の当たるようなところにはいられない。 今,あの世代で功なり名遂げている連中は,みんな学生時代のノンポリグループ。 なんとなくデモに参加し,なんとなく義憤し,なんとなく良いところに就職して,それから上の者たちに取り入って出世した連中。全学連などとはまったく無関係な俗物たちなんですな。 今の日本は完全な管理社会ですから,どんなにアウトサイダーが「うまく立ち回って」も絶対に組織の上には行けない。そういう仕組みになっている。
わかってねーなー。 ウラ技ってものはいつだってどんなときだってあるんだよ。 知ってるか知ってないかの違い。 アルカイダだって究極のウラ技使ったわけだろ。いまだに首謀者は捕まってないわけだし。 思うんだけど、林真須美だってもうちょっと教養があれば、あんな和歌山の新興住宅地でなくて大阪の億ションあたりで静かに身を潜めてたと思うんだよな。 で、案外そういう人も多かったりすると思うんだけどね、俺は。 管理社会が貫徹してるってことは、制度やルールに守られた状況にいるのであって、そういう社会に生きる人間の基本的な姿勢は守りだよ。 守りは崩されると弱い。ピンポイントで弱点を突けば誰でもイチコロだよ。
三島由紀夫はなにもかも理性的ですね。 こんな生き方で疲れなかったのでしょうか?
>>790 なさけねえほど典型的な厨房だな、
未熟というより…
>>792 実戦派なのよん。
それがおいらのおしごとなんでね。
前科は食らわないように注意しているけど、であればこそ、むき出しの暴力より言葉の力が有効になってくるんだよ。
あとは外見とかかなあ。
>>791 さん
>三島由紀夫はなにもかも理性的ですね。
こんな生き方で疲れなかったのでしょうか?
ほんたうにお疲れさんだったと思います。
ただ,彼の芸術的なエトスの根底には「理性ならざるもの」・・・デモーニッシュな情念が過剰にあります。あるということを彼自身も認めている。
ま,そうですわな,情念のタギリがなくて芸術の創造なんて・・・
ボクも
>>790 は厨房だと思います。
ところで、トルシエもそうだが、韓国も中国も紅毛碧眼の監督を擁している。 彼らは16世紀以来の、サッカー教布教の使命を担った宣教師たちではなかろうか。 御本山はFIFA。日韓とも決勝Tに進んだわけだが、熱狂の背後に彼らの冷めた目が仄見えてくる。 サッカーが世界的スポーツといえども眠れる市場、東洋はまだまだ未開拓。 今、東洋人をおだてるだけおだててガッポリ儲け、サッカー植民地化計画は着々と進んでいるように見える。 なにせサッカーなど実力差はあっても、審判の裁量次第でどうにでもなるスポーツなのだ。 韓国ポルトガル戦の11-9の対戦にしても、なぜかファウルやオフサイドが少ない日本も、彼らの深謀遠慮ではあるまいか。
>>795 :kekkinuma殿
たしかにFIFA=イエズス会というのは面白い観点ですが,ただ,サッカーあんちゃんの成れの果ての彼らの理念は,神の王国を築くとことではなくて,あくまでも親指と人差し指で作る輪の中の問題なのでしょう。
あの大会はやはりどう見ても,ショービジネスですな。
オリンピックとの違いでしょう。ま,もっともサマランチはオリンピックをそういう方向へ持って行こうとはしましたが・・・
本来なら草ぼうぼうの広っぱで普段着でやるようなチャチなスポーツから巨万の富を生み出した。これ,まさにFIFAのマジックですな。男たちがひたすら走り,ボールを蹴り合う。ただそれだけの見世物に過ぎないのに,全世界へ配信する巨大なコンテンツに仕上げた。
ビジネスチャンスはどんな些細なところにもころがっているという証拠ですな。
同じ人間,同じ国民でありながら,国会議員をその社会的な終焉に導くためにはなんと膨大なエネルギーと時間を要することか・・・ サッカー日本&鈴木ムネオ先生・・・ご苦労さんでした。 僕たちの空しい日常の日々に,ちょっとした興奮と刺激を与えてくださった。それなのに少なくとも僕は,一銭の木戸銭も払っていません。 きょうび,ロハで面白いものを見せてくださるのは,あなた方だけです。
798 :
吾輩は名無しである :02/06/19 22:38
>>797 ばかたれ。巨万の税金払うとるわい。ムネオの下克上劇も
糞芝居も皆、国庫というお蔵があってのこと、
ネズミは米蔵に巣食うんじゃ。
坊主は税金も払わんのか?(藁
↑ ま,その〜〜〜。 払わんというものでもないが,巨万の税金を平然と払っておられる貴殿のようなお大尽から比べれば,もうカスみたいなもんで・・・ それにしても日本の大半の企業にしても赤字の決算をいいことに,ほとんどの社が税金を払っておらん。一部上場の企業でも三割くらいしか払っておらぬらしい。 外形標準課税の全国一律適用を! そして鈴木先生のような方に大いに使っていただく。これ,よろし・・・
>>799 おしょーさん、その前に「宗教法人課税」っしょ(藁
↑ 宗教法人は公益法人の一種として,課税対象に相応しからざるものであるとの法的な常識により現在は非課税とされている。 営利を目的としない以上,課税のための合理的な根拠に乏しい。 それがひとつ。 さらには,政府権力そのものが宗教勢力からの影響を受けないようにするためにも課税を行わないとも考えられる。 金を出せば当然口も出す。 国民が税金を払うから,その見返りとしての選挙権がある。経済界も金を出す業種ほど政府にもの申す力を持つ。 もし,宗教勢力がそうしたことを行ったらどうなるのか・・・ その危険をあなたはまったく想像だにしていない。その辺の安気さが極めて危なっかしい,と思うわけ。
>>801 坊さんにも選挙権あるんでしょう。だから某学会は強大な政治的影響力を持っている。
もし、宗教界から政治的影響力を排除するなら、宗教界ならびにその信者から選挙権を剥奪する必要がある。
それでこそ信教の自由というものじゃ。信教の自由と選挙権は本当は両立すべきものじゃないのだ。
803 :
吾輩は名無しである :02/06/22 22:41
数年前、フランス国営放送の特番で「創価学会はカルト教団」って言うのがあったんだ。 フランスでは、国民議会が報告書の中で 「創価学会はカルト(フランス語ではセクト)だ」と認定しているほどだよ。 ちなみに、この場合のカルトとは 「全体主義的拘束的反人権的団体」という意味です。 フランスで、創価学会は、まともな宗教の扱いはされていませんよ。
>>802 :kekkinuma殿
>信教の自由と選挙権は本当は両立すべきものじゃないのだ。
???
宗教法人には課税されないが,所得税は払うんですよ。
たとえばお寺に対しては非営利活動である限りは課税はされませんが,住職さんが法人からもらう「生活費」は所得ですから,これには完全に課税されます。
もちろん信者もすべてその所得には課税される。
だから,ショバ代払っている以上,当然選挙権という「見返り」もあるわけ。
ただ,西洋の人文主義(ルネサンス)や啓蒙思想から発達した民主主義思想というものと宗教の基本的な考え方が妥協しあえるかどうかは難しい議論だ。
>>803 >フランスで、創価学会は、まともな宗教の扱いはされていませんよ。
他宗を誹謗すべからずとは親鸞聖人の仰せられしところゆえ,多くは申しませんが,ま,さういうことでせうな。
あんまり言っていると,イ○ダ太作先生に呼びつけられて,ゲンコツでぶん殴られるので,このことについては「ゴノヘイ」といたしやしょう。
>>804 問題は宗教活動と営利活動との境界が曖昧だつーこってしょ。
経理操作次第でどーにでもなり、解釈次第でどーにでもなり、結局所得税払わなくてすむ、つーのが常識でっしゃろ。
あの韓国のガンバリの源はなんなんだ! 日本への対抗心?なんだか怖い。 そして大統領の二男、三男の逮捕!というのも何なんだろう。
>>806 :kekkinuma殿
>解釈次第でどーにでもなり
いや,おっしゃるとおり。
解釈次第でどうにでも実態を変えられるというのがこの世の,この世たるゆえんかもしれませんな。
さっき,田原総一郎と鈴木宗男の逮捕直前トークの録画を見させてもらいました。本当に,あの人にかかったら白でも黒になる。黒も白だと言いくるめられる。
当たり前のことですが,改めて感心しました。
>>807 >あの韓国のガンバリの源はなんなんだ!
当然,それはニンニク料理です。
ニンニクの凄まじいパワーは古来つとに知られている。
仏教でも,基本的にはこの嗜好品は摂取しないようにとタブー視されていますが,日本ではあまり流行らなかったのはそのせいかもしれない。
韓国の,最高権力者を次々と打倒してゆくような政治的なパワーの源もおそらくこの食材のせいでしょう。
>>801 >政府権力そのものが宗教勢力からの影響を受けないようにするためにも
>課税を行わないとも考えられる。
寝ぼけてる? 念仏唱えるネズミの集団が
いまや国庫に近接地帯に巣食っているとゆーのに(藁
ガカーイは宗教法人じゃない、
逝け田教という名のカルトっしょ?
親鸞はんと違い、他宗は邪教だ折伏という名の恫喝で人々を引き入れ
全てを征服するまで止むな…と、日蓮はんを曲解引水の狂的集団、
呑気なこと言ってると、いつの間にか国庫はネズミのクソだけ・・
>>810 >念仏唱えるネズミの集団がいまや国庫に近接地帯に巣食っているとゆーのに
あの〜〜,お言葉ですが,あちらの集団は「念仏」とは申しません。お題目と謂います。
たしかにあちらでは「折伏」という方法論があって,徹底的に他宗を真っ向から非難罵倒することによって自己を正当化しようとする。
ま,本当に迷惑な類のご宗旨ではありますが・・・
韓国パワーの源泉がニンニクだとーーー? 親指と人差し指で作る〇印に決まってんじゃん! W杯も〇で買って世界に恥さらしてムネオ君もマッツァオだあーーー!
↑ 〇印の極意・・・・ 一,片手で木の枝にぶら下がる。 二,ぶら下がった手の小指を離す。 三,次に薬指を離す。 四,さらに中指を離す。 そうすると,親指と人差し指だけで枝につかまっておる。 これを離すなよ。 これを離さんのが「始末の極意」じゃのう・・・
ニンニクパワーに打ち勝ったのは,ドイツ第三帝国だったな。 これで決勝戦がトルコとだったら,ちょっと世界史的には出来過ぎだな。
本日,当サイト大家に対する損害賠償請求訴訟が訴人側の勝訴(400万円賠償金支払い)したとのニュースに接する。 NHKのアナウンサーは「にちゃんねる」って,言っていたが「ツーチャンネル」じゃあないのだろうか・・・ ま,そんなことはどうでもいいけれど,誹謗中傷を書き込まれた人間がその削除を要求したのに大家が応じなかったとの訴訟である。 いったい如何なる書き込みであろうか,諸人,存じおりの方あればお教え願いたい。 それを見なければなんともかともだが,一般にそのような誹謗中傷を事荒だてて反応すること自体が野暮の骨頂とは思われるのだが,とまれ具体的な中身が見たい。
816 :
吾輩は名無しである :02/06/26 19:59
さようなら、2ちゃんねる!
事の次第は「ニュース版」でだいたい知りました。 実名で誹謗中傷された本人から,削除要求が出されたのならそれはやはり応じる必要がありましょうが,そうしたコンタクトがない段階での義務行為としての削除が必要とされるのならそれは曲解というものでしょう。 削除要求が出れば,このサイトでは削除する約束になっているはずなので,やはり放置の瑕疵によって責任を断定されたのか。 便所の落書きに誹謗中傷が書かれているのを放って置いたといって,公衆便所の設置者である市役所が損害賠償を引き受けねばならないのか。 もう少し事の真相を知りたい。 大家が400万円払えば済むという問題ではない。 ネット社会の今後の盛衰に関わる重要な法的問題である。 文学版の人間はそうした社会的な問題にはとんと興味も関心もないのか。 浮世離れして,女のケツの形ばかり書いているようではお先が真っ暗だぞ。
せっかく恥を掻き捨てのアホスレやってるんだから,誰か合の手を入れてくれなきゃ後が続かんでせうが・・・ もう,そろそろ止めようかな。 早くお家に帰んないとカミさんに叱られちゃうよ。 そしてボクにはいくら書いてもついに世界は変わらなかったという,苦い経験だけを付け足すことが出来ただけだ。 大衆社会は19世紀以降,いわゆる「文学」を変質させた。だからその大衆社会が生み出したネット世界はそもそもの最初から文学の可能性を秘めてはいなかったのかもしれない。創作者の側も,読者の側も・・・ そんな気がしてきているので,また古典ばかりを読み耽る生活に戻ろうかと・・・
819 :
吾輩は名無しである :02/06/29 23:54
今の世の中の現状を考えてみる。 三島の言うとおり形式だけで中身は忘れられてしまったこの社会。 三島の言葉を借りると、世間における「悪」の徳は所謂、我々の芸術の生活の元である。 世間は形式だけを徳としてしまった。今の世は最大公約数でしかものを見ないのだ。
かみさん!?
プロボクシング世界選手権 ロナウド KO カーン 最後は国対国ではなく、タイマンですた。
822 :
吾輩は名無しである :02/07/01 06:41
ブラジルvsドイツ戦まえのフジヤマは、凄かった、目が点・・・。 フジヤマがないとどこの国でやってるのかわかんないもんね。 やっぱり、 ふじやま、ゲイシャ、スシ、サムライ、ハラキリ、カミカゼ、がないと、 外国に通じないよね。(藁
芸者と寿司以外はよい。
カミさん・・・ そう,山のカミ。 「おまィさん!どこをのたくっていたんだね!」 「のたくってただなんて,オリャあ蛇じゃねえやい。」 「なにを言ってるんだよ,またあの2ちゃんてえ鉄火場へ入り浸って,アテも果てしもないバカ話にうつつを抜かしていたんだネ!ほんとうに,くやしいヨ!」「別に俺の好きでやってるこったから,おめえなんぞにとやかく言われる筋合いじゃねえ。」 「なにをのん気なことを言っているんだね,おまィさんは。ウチは明日の釜の蓋も開かないで一家みんながメザシになりかけているんだよ。よくもまあ,そんな好きだ嫌いだなんて聞いた風な能書きが言えるもんだねえ。」 「じゃあ俺にどうしろってんだい」 「なんでもいいから,釜の蓋を開いておくれな」 「2チャンに頼めば400万円でもすぐに集まるそうだ。金を出そうって人はいくらでもいるそうだから・・・」 「おまィさんはどこまで能天気に出来ているんだい!豆腐の角に頭を打って死んでおしまい!!!」 「そうかい,じゃあそうするよ。」
>>818 >文学版の人間はそうした社会的な問題にはとんと興味も関心もないのか。
>浮世離れして女のケツの形ばかり書いているようではお先が真っ暗だぞ。
オッサン、そらアンタのことじゃろ(w
このスレに隠居して、世間のことはなーんも知らんで
勝手なごたくばかり並べるのが得意ワザ。
オラッチはとっくに、ニュー速+板とか裁判のネタになった各板へ
出張って、現場でブンガク的カキコ?しとるが(w
クソ落語の下手パクリ、ぜ〜んぜん面白くもなんともない
>>824
おりゃあ,つくづく思うんだが,俺のやっていることは精神病院の2階の窓から釣り糸をたれている人と同じだな。 つまりこの2チャンのとりわけ「文学版」ってやつはまごうことなき精神病院で,あんた方はそこのネキに通りかかった通行人だわな。 「おい,見たれィ。」とあんた方。「道に向かって餌も付けんこうと釣り糸たらしてるで。ほんに,こいつはキ印やは。いっちょ,からこうたれィ。」 ヒョイヒョイと俺の釣り糸を引っ張るやろな。笑いながら見上げて・・・ 「どうです?釣れまっか?」 「へえ,あんたで今日が三人目だす。」
早よう,誰ぞ,釣り糸を引っ張ってくれやの。 このまま,この病院が消滅してもいいのだらうか・・・ 長野県の田中知事も風前の灯火やし,米国の株価は大暴落寸前。 こんな混迷の時代にこそ・・・このスレを!
田中康夫はむしろ勝つかもしれない。 県議会で初めて政策による不信任を可決されて,この後の成り行きはほぼ決まりだ。失職,辞職にしても再度選挙に出る。当選すれば(その可能性は大だ),これは絶大な信任を得たことになり,もはや議会の面子は丸つぶれ。 各会派の幹部は総辞職,知事の権力が完全に議会の権威を凌駕する,県政史上珍しい事態が出現するだろう。 本当に「ヒトラー」になれるチャンスだ。 ただしあの大食漢。明らかにオバーウェイトだし,運動もしてなさそう。 政治生命よりは,身体生命の方が先に逝くのではるまいか・・・
クリスタルを標榜しながらも,彼は政治的にはとことん頑固で,思い込みが激しい人のようだ。 ガリガリの一言居士だな。 田中康夫氏。 普通の人なら,どんなに権力を非難罵倒していても,ひとたび自分が権力の側に就くととたんに周囲には物分りがよくなるものだ。 議会や業者とも適当に妥協しあってそこそこの落としどころを探るというのが,凡百の為政者の取る道筋だのに,この田中さん。徹底的に逆らい続けたんだな。 その点ではなかなかマネの出来るようなキャラではないな。 一種の奇人とも言うべきかもしれない。
830 :
吾輩は名無しである :02/07/06 23:27
ほんと、田中康夫頑張って欲しいよね。 必要ないダムを造ろうとしてる県政議会や業者って議員に献金してそうだからなぁ。 そんでダムが造れなかったら、その闇献金もストップなんでしょ?
別に私は田中康夫という「謎すら存在しない」人物・・・(はたして彼が今時点で「政治家」であるのかどうかさえ判断を保留したく思うのだが)・・・その人を声援しているわけでも,彼の政策に賛同しているわけでもない。 220万人の県民の行政を預かっていながら,たかが「ダム建設」ごときもので県政を中断させる,その手腕のマズさは置くとしても,彼には人間的な深みというか,謎と言うべきか,とにかくその人間のいずれの部分にも深層が感じられないのだ。 引きかえ鈴木宗男氏。これはもう罵倒されるとおり謎だらけ,疑惑だらけの政治家だが,まさにそれゆえにこそ本物の政治家だったと納得させるだけの迫力はあった。あったからこそ外務省幹部でさえ彼の意向に恐れ戦いたわけであろう。 なにか田中氏の人間性はあまりにもわかりすぎる,あまりにも単純明瞭。 それゆえにかえって気色が悪いわけだが,あれでしかし,本当にこれから何年間も政治の世界で呼吸ができるのか。(もちろん再選されての話だが・・・)
田中康夫問題は,この「文学板」ではさっぱり反応がないですな。 見る見るスレの位置が下がるばかり。 でも一応彼氏も「作家」ということで世を渡って来られた方です。 文学板でももう少し愛情をこめて見守ろうではありませんか。
833 :
吾輩は名無しである :02/07/10 19:23
おれは好きだけど?田中ヤスオ。変人キャラを貫いてるじゃん。コイズミなんかとは違って。
>>833 変人奇人が澎湃として現れ出る世の中こそが面白い,健全な世界なんですな。
すべて平均値の,常識人ばかりで埋め尽くされた時代はやりきれない社会だ。
田中知事が大嫌いな「北朝鮮」なんかがまさにそうした社会で,ここでは生き辛いなんてものではない。
変人・・・結構ではないですか。もっとも「それ」が変人であることを認識できるのは,こちらがある程度常識人の常識に毒されているからなんですがね・・・
田中康夫=元作家あるいは作家としての限界を悟り、作家で培った名声を再投資して生き延びている人。
>>835 :kekkinuma殿
名声というもの,きょうびは投資の対象にもなるんですな。
その人気というものも結局はテレビが作っている。
なんのかのと言ったって,テレビのコメンテーターにならなければ大衆の信頼は得られない。テレビが大衆の耳目となり,大衆の世論を生み出してゆく。
そして言い古されたことだけど,政治をも権力をも動かしてゆく。文学の趣向さえ左右する。
それが三島由紀夫以前の文学と,三島由紀夫亡き後の日本文学の決定的な違いではないのか。
私は子供の頃,ほとんど三島由紀夫をテレビで見ることはなかった。
私は1968年、三島がNHKの「生活の知恵」(うろ覚え)という視聴者参加番組にゲスト出演しているのを見たことがある。 テーマは「男らしさとは何か」。確か剣道着姿で短髪。こんなくだけた番組なのにえらく力んでいるなあ、という印象。 言葉遣いも終始丁寧で「・・・・でありますが、」といった調子だった。 覚えている言葉は「人間は常に理想を追い求める。追い求めなければならない」(うろ覚え)。 それから絵を見せられ何に見えるかという心理テストのようなものを受けていた。 仔細は忘れたが、確か「男らしい」という判定だった。 他の番組では、当時はやっていたキックボクシングの番組。 ゲストコメンテーターのうえに、なんと三島がリングに上がり、レフェリーをやっていた。これ、ホントの話。
838 :
吾輩は名無しである :02/07/12 21:33
新装『遊就館』堂々開館! 平成14年7月13日新装遊就館が堂々開館致します。 遊就館では、靖国神社に祀られている御祭神の遺品史料や、 戦争に関連した遺物・史資料を保存、展示しています。 靖国神社にお祀りされている戦歿者246万6千余柱の祭神の 御遺書、御遺品等を参観した人々が、 國神社の御祭神の性格が如何ような方々であり、 又神社そのものの性格が、一般他社と全く異なった神社であり、 今日までのわが国家の安泰と繁栄の歩みに、 直結している神社であることを認識していただければ幸いです。 7月13日から16日まで、靖国神社では、 「みたままつり」が開催されておりますので、 遊就館もご覧になって行って下さい。
>>837 :kekkinuma殿
・・・???
1968年にそんなテレビを見ていたということは,あなたは・・・
拙者がおそらくウルトラマン(初代)なんかを見てた頃じゃないですかな。
いやあ,失礼をいたしました。
だいたい私の三島体験なんて,活字以外にはほとんどありませんで,物心つくかつかぬかで,あの大事件に遭遇したわけですから・・・
でも三島がテレビ時代のスターかというのとはやはりそれはちょっと違うと思います。三島にとってはあくまでも余興であったわけでしょう。
それで本がいくら売れるかとか,選挙で何票積み増せたとか,顔がどれだけ売れたとか・・・そんな問題意識はなかったはずです。
でも現代では露骨にそうなんですね。石原慎太郎氏あたりからそうなって来たんだと(成功した典型例として)思います。
はて? 和尚は御年50代ではなかたとですか? わたすはいまだ40代でありまするが、何か? >でも三島がテレビ時代のスターかというのとはやはりそれはちょっと違うと思います。 本人は多分に意識していたし、「スタア」という作品も書いていたし、マスコミにおける虚像と実像を巧みに使い分けるハシリはやはり三島でしょう。
>>840 :kekkinuma殿
ワタスも40代ではありますが,精神はすでに二十歳にして朽ちております。 でも,1968年ならまだ「○○○の毛」もはえないガキの時分でありまして,たしか三島由紀夫なんて作家がこの世に存在していることも知らなかったと思います。
ま,さすがにウルトラマンはアホらしいと思いましたけど・・・
>虚像と実像を巧みに使い分けるハシリはやはり三島でしょう。
そうですよね。
冷静に,余裕を持って彼は虚像実像を切り替えていたようですが,それがまさに古典主義的なやり方で,しかし現代の「先生方」の場合は虚像と実像の境目も使い分けも相違もない。
要するにテレビに映っているのがその人の本質で,そこに秘密も謎も嘘も神秘もない。田中のやっさんがまさにそうで,彼は生(き)のままで出て,生のままにしゃべっておられる。
それをよしとする現代社会は,やはり古典主義とは完全に掛け離れた大衆社会ですな。
大体、11.25事件にしてからがですよ、事前に親しいサンデー毎日とNHKの記者に連絡しておるんでうな。 そして、騒ぎで駆け付けた取材ヘリの音を聞いて「お客さんがおいでなすった」。 用意周到。最後の儀式にマスコミをご招待して盛大に逝ってしまわれたのですた。
三島は23歳の時、太宰治の情死事件にであった。 当時の若者の熱い支持を得ていた流行作家、しかも 新聞連載小説を開始したばかり。 不倫が犯罪として罰された時代の記憶も生々しい昭和23年、 情死の相手は戦争未亡人、玉川上水への入水という死に方、 遺体が1週間も見つからなかったこと・・・ 文壇だけでなく、当時の世間の衝撃度は大変なものだった。 自分が死ぬ時は、太宰以上の衝撃を世間に与えてみせる、 それは三島の根っこの意地でありました。 その為の事態と装置を創り上げることなど、当然の成り行き(w 死ななければならない、
>>842 :kekkinuma殿
>最後の儀式にマスコミをご招待して盛大に逝ってしまわれた
現代の先生方の人気取りとの大きな違いは,三島が死ぬための環境としてそうしたイベントを作ったということでしょうか。
三島がとことんのダンディストであり,芸術家であるというのは,まさにその点にある。
昨今テレビにお出の方々には絶対に自分が死ぬための「熱意」はありません。いかに長生きして,いかに儲けて,いかに出世するか・・・三島のいかに美しく死ぬかの観点とは180度違います。
この点は重要な問題だと思います。
>>843 >自分が死ぬ時は、太宰以上の衝撃を世間に与えてみせる、それは三島の根っこの意地でありました。
たしかに太宰を意識しているということは自分でも言っていますが,入水自殺・・・太宰は相方に引っ張られて成り行きでやってしまった雰囲気で,本気で死ぬつもりはなかった(らしい)。
この太宰の死に方こそが,まさに現代の「芸能化」のハシリでしょうか。
>>845 「らしい」ってのは、自分の推測でしょーが(w
太宰自身の、仕事上のこと、個人的な身体状況、精神状況、家庭情況。
経済状況・・・全部合わせてみれば、
山崎富枝ではなく太宰自身の方に自死の要因が重なっていたわけで、
赤い腰紐で結び合ったなんぞは女の望みだったとしても、
死への意志そのものは、完全に太宰の側に在った。
本気じゃなければ、井伏鱒二への訣別の辞なんか、絶対に絶対に残しはしない、
それが太宰の性格だよ(w
オジサン、国税庁関係の話とかも、全部知った上で
「らしい」なんてぇ曖昧なこと言ってるんですかぁ??
847 :
吾輩は名無しである :02/07/14 22:11
和尚さんは靖国神社が嫌いなのね? 当たり前かな、和尚だもんね!
太宰の入水自殺・・・ 死体解剖の結果,女の方が水を大量に飲んでいた。太宰の胃にはほとんど水がなかった。 法医学的には,女は本当に入水自殺をしたのだが,一方の太宰は睡眠薬を大量に飲んでいたために水死ではなくて,窒息死したと推察された。 つまり自分だけ楽に死んだわけ・・・男なんてこんなものさ。 こんなデタラメ男にほだされて心中したつもりになった戦争未亡人は浮かばれないな。 靖国神社・・・そうそう先月,お参りしました時に博物館が改装中だったな。 本殿まで行って,手を合わせなかったので守衛がうろんな目でこちらをにらんでいましたが,私には神道不拝の原則を持つ真宗坊主。 お賽銭は出しましても,拝礼は絶対にいたしません。
人間は、生きながら死ぬことを意識せねばならない唯一の動物である。 故に少年は、ある日、大人からこう諭される。「人生設計を立てなさい」。 人生設計。なんという卑小で、屈辱的な言葉であろうか。 自分の生が、住宅ローンの返済計画のような俗悪なものに貶められる屈辱。人生の栄光はどこに逝ったのか? この屈辱に唯一刃向かう手段は自決以外にない。予定調和的な死を断固拒否すること。故に太宰も三島も引力に引かれるように自殺へとひた走った。
↑ わたくしのバヤイは・・・死にながら生きているというのが有り体の様でありまして,生きながらの地獄,ほぼ悪夢の連続の中をうなされて生きております。 この夢からさえ覚めればきっとすばらしい世界が広がるのではないのかと,そんな希望だけを頼りにトボトボと,遠き道を重き荷を負うて歩んでおります。 自決や心中する必要はありまへんわ。 僕たちはもう,人生からは逃れられん・・・! (それがもっとも悲惨なこってすな。)
>この夢からさえ覚めればきっとすばらしい世界が広がるのではないのかと,そんな希望だけを頼りにトボトボと,遠き道を重き荷を負うて歩んでおります。 この夢は恐ろしいことに覚めることはないのである。 もしあるとすれば、自刃する際の想像を絶する激痛。この激痛のみが覚めさせてくれる。 「ああ、もう俺は助からん」という人生最後の認識に達すること。 それ以外、覚めることはない。ただ消滅するのみ。
>>848 ププッ。
オッサン、系統的な研究はおろか、本当はな〜〜〜〜んも知らんで、
厨房並みの感情モロ出しカキコするんだなー、どこが坊主や?(藁
>>851 おっさんも相当遅れてるなあ、ハラ切ったことでもあるんか?(藁
まるっきりドサ回り芝居の白塗りの旅ガラスのセリフ、まんまじゃん(w
ミシマオタクの沼底にのたくるヒマ持て余してるんなら、
新書でもイイから脳科学や認知哲学も読めばどーよ。
昨日のことはもう古いというほどの凄まじい速度で、
無明の闇にも科学の光が進入しつつあるでよ。ちった自分の馬鹿な脳が
どう働いているのか、痛覚の正体が何なのか、見てみれ(w
アンタら前世紀の遺物だわ
854 :
吾輩は名無しである :02/07/17 00:40
最近ようやく唯識に科学が追いついて来たのだわ
そそ。 科学踏まえぬ唯識の野狐ほど始末の悪いものはない(w 己れのチンポの始末もでけんでマスかきにくる(w
857 :
吾輩は名無しである :02/07/17 09:31
?ドサのダサい猿爺の巣??(藁
↑ さればこそ,kekkinuma殿 長生きしてかようの憂き目を見ることよ。 かつての日本人ならば,若者輩も端座して慇懃にもの言い,我らのような年配者に教えを請うといった礼儀があった。 かようのゴロツキじみた若造どもが,どどけ散らして悪罵で年長者を脅し,罵倒して溜飲を下げるといった悪業はまさに世も末の有様よ。 ここはkekkinuma殿。一日も早く,この極悪外道の現世を諦めて,ひたむきにお安養浄土を願おうではありませんか。 拙者は武士ではありませんので腹は切れませんが,カクヤクとした日輪の代わりには,ありがたいお慈悲の光で如来様は摂取してくださいます。 そのことを信じて,一日も早く死に逝こうではありませんか・・・
日本の蒸留酒の中で一番おいしいのは沖縄の泡盛だと喝破したのは東京農大の小泉先生ですたしかに日本列島には古来蒸留酒の伝統はなかった なかったけれどおそらく中国大陸からその技術が伝わったのでしょうからその意味で中国文化を色濃く有する沖縄の蒸留酒が本物であるという 歴史的な必然性はあるわけで・・・で,それが三島由紀夫文学とどう関わるかはとにかく泡盛のオンザロックで一杯やりながらじっくりと考え てみませう。
>>860 和尚殿。泡盛と中国とはカンケイありまへんで。
カンケイあるのはシャム。13世紀にシャムから技術が伝えられたのよ。
今でも泡盛の原料にはタイ米が使われていて、それはコメの輸入自由化前でも特例措置として沖縄にだけタイ米の輸入が認められておったんよ。
元をだどればギリシャにたどり着く。
そう、三島の愛したギリシャ、そして暁の寺のジン・ジャン姫のタイ。
しかし、不思議と三島の作品で沖縄にお目にかかったことがない。
那覇にある識名園という琉球王朝の庭園に逝けば、ジン・ジャンが熱帯樹の花の陰から現れそうな幻想に駆られるのだが。
まさか、大江を意識して故意に避けていたわけでもあるまいが・・・・・。
http://www.karacara.com/awamori/knowlage/histry.htm
いけん,いけん,飲みすぎて極楽でござるぞ。 さるにても,kekkinuma殿は間髪を入れず,かようなホームページを紹介されるとは,なかなかたいしたお方ではござるのう。 さようか,ギリシャでありましたか。 ま,ギリシャであろうが,ローマであろうが,焼酎(せうちう)は美味ければそれで文句はないわけで,三島はこの楽しみを知らなんだので長生きができなんだ。 泉重千代翁はこれで百十何歳の長寿じゃ。 ワシはとりあえず,130歳を目指す。長生きを生きがいにしてしまえば,腐れ哲学のニヒリズムなんぞはクソ食らえじゃわい。
>三島はこの楽しみを知らなんだので長生きができなんだ。 そーなんすよねー。 三島はブランデーとかたしなんでいたよーだけど、午後11時になると、シンデレラ姫のごとく酒場から去って仕事に向かった。 こんな飲み方じゃ飲んだことにならんわな。 結果、膨大な作品を残すた訳だけど、人生の喜びは自ら切り捨てて逝ってしもーた。 三島自身が「こんな人生が生きたと言えるだろうか」と逝っているくらいだから。
>>863 :kekkinuma殿
>三島自身が「こんな人生が生きたと言えるだろうか」と逝っているくらいだから。
三島のストイズムは,まさに時代の寵児たる文学スターのノーブレス・オブリージェということでせうか。
最近,ボクは思うんだけど,三島もカッコつけるだけでなしに,ステテコ腹巻で焼酎(せうちう)をチビチビやるような生活類型を実践してみても良かったのではないだらうか。
もちろん三島自身,そうした生き方の姿勢をきっぱりと否定しているのだけれど,そんな自己限定はやはり息苦しいでせう,と申し上げたい。
で,泡盛の中では「どなん」ですな。
>三島もカッコつけるだけでなしに,ステテコ腹巻で焼酎(せうちう)をチビチビやるような生活類型を実践してみても良かったのではないだらうか。 本当はそうしたかったんだけど、なりきれなかったところが三島的悲劇。東映のヤクザ映画好きだったのもその裏返し。 >で,泡盛の中では「どなん」ですな。 与那国いいでっせ。一度逝かれてきれいな砂浜でチビチビやったらどなんですか。魚もおいしい。
866 :
吾輩は名無しである :02/07/24 23:35
なんだここ、団塊世代の馴れ合い場かよ、プ
867 :
吾輩は名無しである :02/07/24 23:36
邪魔してやんなよ。マターリ、マターリ
868 :
吾輩は名無しである :02/07/24 23:41
>>866 わざわざ読んでるおまえが、ぷっ、だよ。
2019年小惑星「2002NT7」が地球の軌道と交差する。 いよいよハルマゲドンが現実味を帯びてきた。 後、17年などと呑気なことは言っていられない。 今こそ米露両国は即刻核削減などという愚行を中止し、衝撃に備えよ。 日本はH2Aの制御技術を改善し、直ちに核弾頭製造に取り掛かるべし。 (三島由紀夫「美しい星」)
↑ 少年らよ・・・ 「団塊の世代」といふのはだね,昭和20年から25年の間の人口増加時期に生まれた人たちのこと。今なら50代半ばの男や女たち。 なぜこの時期に人口の自然増が一気に高まったかというと,第二次世界大戦に出征していた「おとうちゃん」たちが本土にどっと復員してきた。 復員して来ても日本は焦土と化している。テレビもなければ娯楽もない。おとうちゃんとおかあちゃんがすることはもうひとつこと・・・当時は避妊の必要性も技術もあまりないので,必然的に日本全国にワラワラと子供が生まれてきた。 人口分布におけるこの世代の突出した数量を見て,通産省の若手官僚の堺屋太一氏が「団塊」と名づけたのが嚆矢。 ワシは30年代の生まれじゃワイ。若い!現代っ子じゃ。 バカにすんなよ! プ,プ,プ・・・
>>869 名前:kekkinuma殿
ああ,その2019の小惑星のこと,ネット・ニュースで見ました。
びっくりしましたネ。
さっそく逃げる算段を頭に描いて,どこかの深い洞窟に隠れるとか,水の中に潜っているとかいろいろ考えました。
しかしその発見した天文学者によると,自分が宝くじに当たるよりももっと少ない確率だそうです。
なあ〜〜んだ,その程度のことかとほっといたしました。
ま,2019年に自分がすでに死んでいる確率のことも考慮に入れますと,心配してもまったく無意味だと勘付きました。
自分の死後もこの日本を守らねばならぬ。地球にわが爪跡を残さねばならぬ。 これが三島先生の遺言ではなかったか。 宝くじの確率ごときで呑気にしていられる和尚は本当に三島先生の御遺志を理解しておられるのか。
>>872 :kekkinuma 殿
>自分の死後もこの日本を守らねばならぬ。地球にわが爪跡を残さねばならぬ。
これが三島先生の遺言ではなかったか。
ま,わたくしは三島先生の御意志を完全には理解はしておりませんけれど,「わが爪跡」を地球に残すというのは,昨今の環境重視の観点からはいかがなものかと・・・
仏教では「諸法無我」が基本認識で,我という無実態にこだわるところから無明が始まると説きます。いっさいの苦悩の根源は我執です。ましてや死後にまでこだわるのは不幸なことだと思います。
三島先生はとても不幸な方です。入寂して三十年,いまだにこんなスレでああだこうだと小突き回されている・・・
爪跡は幻影です。幻影を追い求めても,死後は無です。
無であることを喜ばねばならない。
>我という無実態にこだわるところから無明が始まる と説くこともまた我執の産物。 これはメビウスの帯の如しで釈迦といへども自己言及の罠から逃れられない。 三島先生はそのことをよーく存じておられた。
875 :
まだ、このスレあったとは :02/07/28 22:05
>kekkinuma 三島先生が護らうとしていたのは“物理的”物質ではなく、 美しく価値ある“精神的事象”の基盤としての物質だと思ふ。 汚濁した近代ごと人類が消滅するとするなら、 むしろ先生は完爾とされるのではないか、そう信じる。 いずれにしても、中国人の痰壺志願(550-620)売僧に >本当に三島先生の御遺志を理解しておられるのか。 とは笑止千万。
>>875 :まだ、このスレあったとは
あるわい。
コケの一念でやっておるから,ワシをぶっ殺さんかぎりは果てしもなしに続くな。
大河ドラマや紅白歌合戦並にのべたらに続くのも本意ではないが,とにかくワシが天下に現れ出るまでは続かざるえんじゃろう。
痰壷か。雪隠(せんち)壷でもええなあ。
昔,金持ちが豪儀とええ壷を雪隠壷にしたらしい。
ところが原因不明の熱病に罹ってのう,わずろうた末にこの壷に用を足した。いっぺん糞して,それでお大尽の熱病は癒えた。しかし壷の底に身熱が焼きついて真っ黒になったげな。
この壷,水瓶に出来るか・・・?
ワシも日本民族の雪隠壷みたいなものや。
知らずに使おうておれば水壷にも出来るが,その正体は凶悪な悪疫のかたまりなんじゃなあ。
・・・
ことほど左様に,オレなんかが世の中に現れ出たら面白ろいと思うんあじゃがなあ・・・
>仏教では「諸法無我」が基本認識で,我という無実態にこだわるところから無明が始まると説きます。いっさいの苦悩の根源は我執です。ましてや死後にまでこだわるのは不幸なことだと思います。 三島先生はとても不幸な方です。 と言っておきながら自分が世に出ることを固執している和尚は我執の塊でおられるな。 名声を欲しいままにして逝った三島と、和尚とどちらが不幸かは、まあ明らかでしょう。 無我とか悟りきったような言辞をまきちらせばまきちらすほど我執から逃れられないというパラドックス。
ヌッハハハ・・・!!! kekkinuma殿。 まさに親鸞聖人の述べられたとおり,「名利の泰山に迷惑し・・・」ということでして,まさにここに人間というものの根源的なパラドクスがあります。 そも,三島ほどに名声が得られればもはやそれに対する欲は漸減すると考えられる。実際,三島の欲したのは単なる同時代の拍手喝采などではなかった。 逆に拙者のように,皆目持ち合わせがないとなればやはり思うところのことは名声赫々たる華々しき状況でありまして,ないからこその「迷惑」でありまして,欲は満たされれば消えるという厄介な法則の元にありますな。 親鸞聖人は名利に迷われたと正直に告白しているが,結局彼自身は100%無名のままに亡くなった。 しかし15世紀には彼の名前と教えは日本でもっとも影響力を持った。 だからどうだということではありませんが,ま,人間,一回きりの一生ではこの世での答さえ出ないようで・・・
>>876 醜悪な…。
世に出たくあれば、出たいなりの準備をすればよからう、
オノレの不勉強を棚に上げる傲慢さはあれど、
内省はおろか自己検証すらしやうとしない。
謙虚さを持ち合わせない新人なぞ、掃いて捨てるほど居る。
腐れ売僧なぞ無用、あたりまえ
この世で名声を得るのは難しい。ましてや死後に名声を得るなどその100倍は難しい。 この世で答えが出ないなどという言辞は現実的努力を怠った人間の言い訳にしか聞こえないね。
あ〜あ、 オッサンらがオッサンを叩いてるよ・・・ なんて悲惨なスレなんだ(T_T)
>>881 誰が誰を批判してようが、それで悲惨とは言えない。
ましてオッサンがオッサンを叩こうが、
ガキがガキを叩こうが、誉めようが、
年齢と悲惨とは何の関係もない、
内容に(古いレスには良いのがあるが)言及してこそ
悲惨というより、極めて悲惨だと初めて言える。
オッサンにオッサンと声かけるのは当然のようなもんじゃが,オッサンと言われてみてもオッサンから上がりも下がりもせぬわけで, どのみちすべての男はオッサンへの道をひたすら突っ走っているわけで,オッサンをオッサンと貶しても,「オッサンオッサン」と蔑んでも, いつかはオッサンになる人間にとっては結局むなしい自己撞着に過ぎないとオッサンは思うわけだった。 オッサンのパワーは凄まじい。 オッサンの精力も只ならぬ。 オッサンの妄想は果てしが無い。
(わが日記サイトからの転載なれども・・・ご座興に) やうやく・・・ 手に入れたり『四畳半襖の下張』。 阿呆の親玉,西方極楽。かねてより好むところなれば性書全般目に付くところから集めおりしに,なかんずく金阜山人こと永井荷風御大の書置きたる当著作。 かつては野坂昭如先生中心の猥褻物陳列罪での訴訟沙汰の張本・・・まことに世間には名の知られたる天下の性書なれども,書店にてあからさまに売られたるを見ることなし。 残念の一語に尽きたれども,世にインターネット書店なる便利物立ち現れて,これを利用するを思いついたるは重畳なり。 いろいろに探し探して,やうやくに行き着いたり西方極楽。さっそくに注文して待つこと一週間。他の春本に隠れていじらしや,文庫本の題名は違えども,『下張』を含んだたしかにその手の本。シリーズの一巻というわけで,やうやくに手に入ったり。 うわさに聞きし通りの短編,短文ではあれども(わずかの頁),まずは手元においてじっくりと読み込んで,文豪荷風の思いを汲みたし。 さだめて濃縮したるエロスの旨味こそ,精神の舌にまとわり着かん。 若い頃から性放蕩の限りを尽くしたと自ら豪語する文豪。一時は公然と金で揃えた妾を五人以上所有していたとかや。 明治大正昭和の三代に亘って,日夜欠かさぬ岡場所通いもまたつとに有名。まことに羨ましいとも,ご苦労さんとも言わずべからざりしなり。 この性豪傑荷風の満を持しての本格春本。江戸戯作者をも気取った性豪傑の力量いかんや・・・ まずはお楽しみにじっくりと読み込み尽くさん。 吾人はこの読書感想文を大いに期待されよかし。
(翌日の日記に記す・・・) 『四畳半襖の下張』 読んだり。 わずかに文庫十数頁の短文ではあれども,さすがに大文豪。 彫琢したる文体,無駄な饒舌,過剰なるサービス等々これなくて,男女のこと,そのものずばりを一気に描ききる。 あまりの冷静沈着なる書きぶりに,さながら科学者が実験レポートを表したるの感もなきにしもあらず。 いかにも文豪,手だれたる性の巧者とは納得す。 さるにても文豪荷風,女性を人間として蔑むわけのものでもなし。 世の性道楽,女性をさながら道具のごとく見立てて,これをいかに使役するかなどと技術論めいたるしたりげなホラ話を専らにする者ままあれども,これ女というものの人格のしたたかにして,悪辣千万なることを知らず。 すなわち無知のたわ言なり。 荷風におきては,女の精神,心のリアリズムを十二分に理解したる上で,その打算,本心,都合,さらには女本来の欲望の在りどころを熟知しての「床技」。 性交のことを抜きにしても,女という人格はいかなるものかと読者をして思い知らさざるはなし。 わけても次の一文なぞは,目から鱗の思い致す向きも少なくあるまい。 曰く, 「元来淫情強きは女の常,一ツよくなり出したとなったら,男のよしあし,好嫌いにかかわらず,恥しさ打忘れて無上にかじりつき,鼻息火のようにして,もう少しだからモットモットと泣声出すも珍しからず。 ・・・骨身のぐたぐたになるまでよがり尽くさねば止まざる熱すさまじく,腰弱き客(男;筆者註)は,却ってよしなき事仕掛けたりと後悔先に立たず・・・」 まことに拙者,当方面に向かいてはウブの甚六。 大文豪先生の御説かたじけのう,後悔先に立つようくれぐれも用心千万に,浅き夢の架け橋,通いたきものなり。
小輩は永井荷風である。 なんぞこのスレでは小輩のことを話題にしたとたんに人々が顔を背け,黙殺せんとするのか。 理解のできぬことなり。 思えば,三島由紀夫君も自らの老後を想念して,谷崎潤一郎かこの小輩かと比べておった。軍配は小輩に上がったな。お互い江戸幕臣の系譜にあるから無理からぬDNAの類似性ではあろうが,小輩のストイズムはこれ東洋文人の真骨頂でもあろう。 もちろんストイズムと言っても,決してシミ垂れた禁欲主義ではないことは西方極楽の論で明らかであろう。性の悦楽は欲しいままに貪ったのじゃ。 そして最後は着潰した背広一着,下町の下宿屋で一人で野垂れ死んだ。 このストイズムの魅力がわからんようでは,こんな「文学」などと銘打ったサイトなど笑止の沙汰じゃあな。
>>887 少年よ。
ありがたう,おもろいサイトをおせ〜〜てもらってからに。
>今頃『四畳半〜』かぁ?
って言ったてな,少年よ,こんなもんはほんたうは読まん方がええ。
あの作品に出ている(つまり荷風が相手にした)芸者は,おそらく超一流のブランドコールガールじゃな。
そりゃそうだわな,文豪が金にあかしてお忍び遊びをしようという。置き屋にしたって,これでもかというような最高級を斡旋するじゃろう。
肉体,かたち(顔立ち),教養,心栄え・・・すべて最高の逸品。
でも,少年よ,おまはんがお相手してもらえるのはそんなんとは格も中身も全然違う。
読まんがええ,知らんがええ。
>今頃『四畳半〜』かぁ? つて言ふてな,少年よ,こんなもんはほんたうは読まん方がええ。 あの作品に出てゐる(つまり荷風が相手にした)芸者は,おそらく超一流のブランドコールガール ぢやな。 そりやさうだわな,文豪が金にあかしてお忍び遊びをしやうといふ。置き屋にしたつて,これでも かといふやうな最高級を斡旋するぢやろう。 肉体,かたち(顔立ち),教養,心栄え・・・すべて最高の逸品。 でも,少年よ,おまはんがお相手してもらへるのはそんなんとは格も中身も全然違ふ。 読まんがええ,知らんがええ。 ps 無理して旧仮名遣ひを使はぬやうに
↑
>>889 :「吾輩は名無しである」 ちゃん
彼女は予備校の古文の先生だね。
別にボクは旧かなオタクじゃないんだなあ・・・
でも古典を読むのはボクにとっての最高の悦楽だな。
残りの人生の楽しみは,好きな時に好きな日本古典を紐解くことかな。
思うに明治以降の文学と,西洋の感化を受けない江戸以前の文学ではやはり何かが画然と違っている。まるで民族文化が完全に断絶しているみたいに違っている。
さふ思ひませんか・・・?
あいかわらず反省がないな、 ここにも過去何回か、雑誌の編集者等が顔出ししてるの 本当に知らないようだね(嗤)アフォ
↑
>>891 人に反省を強要する人種には以下のごとき者(シャ)がある。
一,職務熱心ではあるが,はなはだヒステリックで狭量な女教師
ニ,法令の意義由来を考えないで,目先の禁止事項ばかりに職務の忠義をかける窓口役人
三,口やかましい古女房
四,ファシスト
おっしゃる通り拙者はアフォだが,反省というものだけは死んでもやらん男だ。
>>892 (889、891のカバさんは漏れじゃないから!わかってんだろーけど)
あんたわ、えらいっ!!
ほめたるわ。それでこそ坊主や、乞食の旅の果てに孤独死してこそ本望!
かくいい! マジで〜アコガれてまうぞ!オレもなろっかなー<坊主
つか、それよりもまず、あのサイト読んで昇天しよっと!
↑
>>893 ま,あいにく乞食はしておらねども,夜の旅の果ての果てには野垂れ死にこそ本意なれ。
貴殿も是非是非・・・
でもなあ〜,「あんたわ」の「わ」は「は」と書くくらいの最低限の教養がないことには,やっぱ坊さんにもなれまへんでィ〜〜〜。
>>894 だぁめだ〜、やっぱオジサンわ〜。
扇子なしやんけ。ネット語もちったぁマスターしやがれ、
さもなくば、さっさと逝きやがれ、ですわ。
(わざわざ書いとんやんけ<「わ」「扇子=センス」)
(わかたけ?)
↑
>>895 >扇子なしやんけ。ネット語もちったぁマスターしやがれ
さふかい。そりゃあ優しい若者じゃのう。
ま,アホ話はええけれど,ちゃんと就職は決まったんか?
扇子があろうとなかろうと,メシが食えんことにはどうにもならんじゃろうが。メシだけは食えるようにせいヨ。
メシがちゃんと食えて,脂肪がたっぷり貯まってから文学はすなるものなり。
痩せたソクラテスの方が良い,なんて昔,アンポン大学の総長が言ったけど,ソクラテスは重装歩兵もやったほどの屈強の男だったのであり,やはり知的な重さと感性の鋭敏さを支えるのは筋肉質の肉体だけであり,女には所詮出来ない所業なのだ。
メシを食って,肉体を鍛えて,しかる後こうしたサイトで楽しい文学のお話をすべきものなり〜〜〜
897 :
吾輩は名無しである :02/08/09 21:15
祝 田中真紀子氏議員辞職 喜ばしい限りです。これで売国奴がまた一人減りました。
↑
>>897 以前のこの2CHのどっかのスレで,田中真紀子と寝てみたいなんて意見を見たことがあるけれど,なるほどそんな感想もあるものかと感心したことがある。
一人の人間をいろんな角度から,あるいは切り口で見られるというのが文学的な仮構の面白さで,ある時は稀代の最高権力者(田中角栄)の一人娘。
ある時は主婦,ある時は衆議院議員。ある時は外務大臣。ある時は「女帝」。ある時はワイドショーの名物女。
そして人によってはこれを一個のなまめかしい「女」として見ている向きもあったのかと・・・
でも,どうして「売国奴」なんだろうか。
だいたいこの列島は元から中国五千年の一部ではなかったのでせうか。
足利義満はちゃんと明朝から日本国王として封じられているじゃないですか。
あれは嘘だったと言うのですか。
899 :
吾輩は名無しである :02/08/10 00:05
足利義満なんて日本国王でもいいの、所詮ザ・セカンドだからね。
>>896 平等学を帰命せよ〜。
そいから
X さふかい。そりゃあ優しい若者じゃのう。
あんね、こんな間違いだらけの「仮名遣い」止めてくれんか、
真面目に“旧仮名遣ひ”の啓蒙しとる者にとったら、
ムチャクチャ迷惑なんよ!!
山田孝雄も3時間でマスターできる、と言って居られる、
先生の著作でも読んで、ちっとは言葉に対して誠実になれ。
ネット語はまだ良いが、貴様の「旧仮名遣いもどき」は弊害が多すぎる。
↑ 『仮名手本西方極楽手習鑑』 さるにてもかの痴れ者,諸人の憂えをよそにして,2CHなる壁紙に書き続けおりしに, とある出版社これに目をかけければ,メールにて声かけプロの物書きになるは如何と誘いしに, この者(西方極楽)ひたすら金は要らぬ,金は要らぬから名誉の為に書を著わしたし, されば金百円にて本を出していただけんものかと言い来るにおよんで,出版社味気なき物にも覚ゆれば, それっきり声もかけざることとなりおわんぬ・・・
902 :
吾輩は名無しである :02/08/11 21:50
◆2003年の予定◆ 【黒蜥蜴】2003年3月〜5月東京〜全国公演 【サド侯爵夫人】2003年5/26〜6/11新国立劇場
903 :
吾輩は名無しである :02/08/11 23:31
葬儀が行われた築地本願寺って浄土真宗だよね、 でもね、写真で見たけど三島邸の祭壇は、神式だったよ。 あらまぁ、変だね。
↑
>>903 >写真で見たけど三島邸の祭壇は、神式だったよ。
そんな写真は見たことないけれど,たしかに平岡公威の本葬は本願寺派の東京別院たる築地本願寺で執り行われた。だいたい政財界の大物方はそこでなされますな。
おそらく平岡家は父親方の家系の縁で浄土真宗本願寺派を家の宗派としていたものと思われる。
祖父も東京帝大法卒の官僚だったが(樺太知事にまでなっている。)その元は兵庫県の出であり,その関係で三島由紀夫自身の徴兵検査も兵庫県で受けたわけだけれども,兵庫県一帯は元々浄土真宗の盛んな土地柄であった。
三島邸で神式の祭壇ということはないと思うが,あるいは熱狂的な支持者がそうしたものを自分たちの場所に設けたのを,写真の解説をあなたが見間違えたのかもしれない。
我冷涼なる北欧より帰還す。 この国は相変わらずの暑熱地獄。日本が溶ける。日本がなくなってしまう・・・・・・。
>905 帰ってくんなよ・・・途端に暑苦しくなった・・・オジ臭く・・ウザ・・
>>906 このスレくんなよ・・・途端に鬱陶しくなった・・・白痴臭く・・ウザ・・
>906 西方さんのマジスレを、一人で汚してるナルオヤジ!! てめぇのクッサいナル度は、「色男〜」と双璧だ罠(w
我冷涼なる「お浄土」より帰還す。 なんとか今年の盆回りを済ませました。お浄土のお取次ぎをいたしたわけですが,私自身はなかなか楽ではない日々でありました。 北欧か・・・それはお浄土の隣にある地帯なんでせうね。kekkinuma殿。
間違い。
>>908 →>907のナルオヤジへ。 終了。
>>910 名無し=脳無しは、恥ずかしいドジ野郎でもありますた。おまえ自身を終了してくれ。
>>911 >西方さんのマジスレを、一人で汚してるナルオヤジ!!
>てめぇのクッサいナル度は、「色男〜」と双璧だ罠(w
文学板住民の共通認識だな(藁
荷風の話をしてたので,ふと思いついて荷風についての面白い本を手にとって読んだ。 『永井荷風ひとり暮し』(松本哉著) やはり晩年の孤老となった荷風の姿がすばらしい! 毎日,浅草にやって来て,一日の唯一の食事を行きつけの洋食屋で済ませ,それから公園のベンチで昼寝をする。いつも蝙蝠傘とボストンバックを携えて,着たきりの背広やオーバー。 晩年は日記以外は何も書かなくなってしまっていたらしい。初老の頃まではストリップ劇場の楽屋に足繁く通っていたのに,それも止めたという。 最後には浅草にも行かれなくなって,市川市の自宅で弧死した。 これが「文士」だ。これが東洋文人だ。 ボクは荷風が好きだ。 そして荷風が愛した女達が好きだ。
914 :
吾輩は名無しである :02/08/17 00:02
次のスレッドはこれで決まりだな。 「永井荷風&西方極楽」
>>914 通りすがりだけど、なにげに1票入れとこう。
↑
>>915 「なにげに1票入れとこう」
なんて,ダンナ,田中康夫への1票じゃねえんだから,そんなんじゃあコラエまへんで。
ここは地獄。いったん入ったら死ぬまで忘られまへん。
>>912 >文学板住民の共通認識だな(藁
この脳無しは、汚い糞を撒き散らすドブネズミという自覚がなく、自分を文学板住民と思いこんでいるらしい。住民とは人間につける呼称であり、ネズミは該当しない。
ちなみに(藁だの、(W だのと書いて得意がっているドブネズミは一般に藁多君と呼ばれている。
その意味するところは、他に芸のないとびっきりの脳無し。
キモい白痴笑いのアホヅラが目に浮かぶ。
>>914 それイイね。そうすれば、ひときわ汚い糞を撒き散らすドブネズミで、
郷に入っても郷の言語さえ知らずに
一般には無い造語で自らを「藁多君」と自称していて、
ミシマオタクである他には何の芸もないとびっきりの脳無しで、
キモいはクチ笑いのアホヅラを世間にさらして、とても社会に通用しないから、
西方さんのスレに寄生して、とっくにガイシュツのわずかな知識を
とくとくとして書きまくることで、病的な自己肥大幻想をわずかに満足させている
とんでもないナルオヤジ
>>912 と、
よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜やく、縁が切れるというものだよ(w
西方さん、本当に長い間、災難だったよネー(w
>>918 まったく
kekkinuma と色男no,1 は
文学板を彷徨うDQNの中でも、
とりわけヒドすぎるナルオヤジだな(藁
粘着されたスレは、たちまち人が寄り付かなくなる(藁
乙、藁多クーーーーーン! 相変わらずの脳無しぶり見事やネ。 まあ、芸のないドブネズミの相手に暇つぶしするの飽きたからこのへんでやめとこっと
>>920 ホイ、泣いて逃げてネ、二度と来るなヨ、ナルオヤジ(w
これでやっと西方さんもしつこい粘着ナルから解放されて、
心機一転、新スレ建てられるってもんだ罠。ガンガレ!
↑ まあまあまあまあ, 皆の衆・・・ 喧嘩口論はいけませんよ。つまりませんよ。 皆さん方は地位も名声もおありでせうから,他人からの罵言に敏感に反応されるんでせうが,私なんざあこの世で自分が一番バカの,スカタンの,能無しと信じ込んでおりますから,人様から何を言われても蚊に刺されたほどにも気になりません。ほんと・・・ 蚊に刺されますと西ナイル熱なんて恐ろしい病気に感染したりしますが,バカの手前にバカと言われましても,へい!こいつは目出度いだけのことでして・・・
このスレは夏の日ざかりの日を浴びてしんとしている。・・・・・・・ 「三島由紀夫&西方極楽」之U 完。 平成十四年八月二十日
924 :
吾輩は名無しである :02/08/25 13:43
>>923 アホな芝居せんといてや、世紀の名文が汚れてしまうわ。
凡人は凡人らしくさっさと参を立てれ>和尚
われわれは戦後の日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失ひ、本を正さずにして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。 国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見てゐなければならなかつた。 今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されてゐるのを見た。 自衛隊は違憲であることは明白であり、国の根本である防衛が、御都合主義の法的解釈によつてごまかされ、軍の名前を用ひない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因をなして来てゐるのを見た。 もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質な欺瞞の下に放置されて来たのである。 自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、その忠誠の対象も明確にされなかつた。われわれは戦後のあまりに永い日本の眠りに憤つた。 自衛隊が目ざめる時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。自衛隊が自ら目ざめることはなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。 憲法改正によつて、自衛隊が建軍の本義に立ち、真の国軍となる日のために、国民として微力の限りを尽くすこと以上に大いなる責務はない、と信じた。 憲法改正がもはや議会制度下ではむずかしければ、治安出動こそその唯一の好機であり、われわれは治安出動の前衛となつて命を捨て、国軍の礎石たらんとした。 国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である。 日本の軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守る」ことにしか存在しないのである。 しかるに昨昭和四十四年十月二十一日のデモは圧倒的な警察力の下に不発に終わつた。私は「これで憲法は変わらない」と痛恨した。 政府は、敢えて「憲法改正」といふ火中の栗を拾はずとも、事態を収拾しうる自信を得たのである。 政府は憲法と抵触しない警察力だけで乗り切る自身を得、国の根本問題に対して頬つかぶりをつづける自信を得た。 これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしゃぶらせつづけ、名を捨てて実をとる方策を固め、自ら護憲を標榜することの利点を得たのである。 しかし自衛隊にとつては、致命傷である。そこでふたたび、前にもまさる偽善と隠蔽、うれしがらせとごまかしがはじまつた。 銘記せよ! 実はこの昭和四十四年十月二十一日といふ日は、自衛隊にとつて悲劇の日だつた。 憲法改正は政治的プログラムから除外された。 その日を堺にして、それまで憲法の私生児であつた自衛隊は、「護憲の軍隊」として認知されたのである。 これ以上のパラドックスがあらうか。
もし自衛隊に武士の魂が残つてゐるならば、どうしてこの事態を黙視しえよう。 自らを否定するものを守るとは、なんたる論理的矛盾であらう。男であれば男の矜りがどうしてこれを容認しえよう。 守るべき最後の一線をこえれば、決然起ち上るのが男であり武士である。 しかし自衛隊のどこからも、「自らを否定する憲法を守れ」といふ屈辱的な命令に対する、男子の声はきこえては来なかつた。 諸官は任務を与へられなければ何もできぬといふ。しかし諸官に与へられる任務は、悲しいかな、最終的には日本から来ないのだ。 シヴィリアン・コントロールは民主的軍隊の本姿である、といふ。 しかし英米のシヴィリアン・コントロールは、軍政に関する財政上のコントロールである。 日本のやうに人事権まで奪はれ、変節常なき政治家に操られ、党利党略に利用されることではない。 この上、政治家のうれしがらせにのり、より深い自己欺瞞と自己冒涜の道を歩まうとする自衛隊は魂が腐つたのか。 武士の魂はどこへ行つたのだ。 繊維交渉に当つては自民党を売国奴呼ばはりした繊維業者もあつたのに、国家百年の大計にかかはる核停条約は、あたかもかつての五・五・三の不平等条約の再現であることが明らかであるにもかかはらず、抗議して腹を切るジェネラル一人、自衛隊からは出なかつた。 沖縄返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か? アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年のうちに自主性を回復せねば、左派のいふ如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終わるであらう。 われわれは四年待つた。最後の一年は熱烈に待つた。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。 しかしあと三十分、最後の三十分待たう。 共に起つて義のために共に死ぬのだ。 日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。 それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。 もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇へることを熱望するあまり、この挙に出たのである。
やあぁーーーーーーーー!! ・・・・・・・・・・・ゴロン
.Eニ | / \ |ニヨ >>死にました… .Eニニニヨ|/(-_-)\| .Eニニニヨ | | .(∩∩) . |iii | ∧∧ | ̄ ̄ ̄ ̄@@@@@@@( ̄) ̄ ̄ ̄| (゚Д゚,,) ; | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ヽ | ⊂⊃ ⊂ニニニ⊃ ⊂⊃ | (_,,,,)〜
929 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:18
930 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:23
今は、小林よしのりが同じような役割を担ってるよね。 いっしょにしちゃまずいか。 なんで本職の思想家や批評家がしっかりしないんだろうね。
931 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:26
西部邁や西尾幹二は残念ながら知名度がないんだよ・・・ 福田和也も知らないよね、若者は、
932 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:29
「情念は枯れ、芭蕉も西鶴 もいない昭和元禄」って言ってたけど、 今も、文化的ヒーローがいないよね。 小林よしのりにがんばってもらおう・・・
933 :
吾輩は名無しである :02/08/28 23:31
今のヤツは、よしりんしか知らないのか?だとしたら本物の馬鹿だよね。
934 :
吾輩は名無しである :02/08/29 00:07
935 :
吾輩は名無しである :02/08/29 00:07
すみません誤爆しました。 申し訳ない!
936 :
吾輩は名無しである :02/08/29 20:11
西方さん・・・・・ついに消えたのか??
>>936 西方さんは、ドブネズミの繁殖に嫌気されてこの家を捨てられました。
廃屋となりますた。
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西方さんは
>>937 のDQNオヤジに粘着された為
他の人間がまったく寄り付かなくなったスレに見切りをつけてしまわれますた。
kekkinumaと色男no.1 は
そのHNが歴然と示す通りのDQN、
三島オタクの中でも最悪のヤシ。西方さんの大事なスレまで
邪魔してつぶした。
西方さんは三島先生のお名をドブネズミの糞で汚されるのに耐え難く消えてしまわれた。
>>939 禿同意!
・・・西方和尚、長い間よくがんがった! 和尚はえらい!!
940のようなクソ粘着オヤジとは全然違う。純粋さ健気さがあったよなー(シミジミ
冥福を祈るよ。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・
943 :
吾輩は名無しである :02/09/07 16:25
西方極楽はどうした? PARTVは立てんのか? 個人名スレでは長命記録だろうに、惜しい。
色男なんたら、キモい三島オタク共がうろついて 住民はサパーリ相手にせんかった、 可哀想だた<西方サン
>>942 とうとう名無しになりくさったかkekkinuma,(激藁
テメェにゃそれが似合いだ罠w このスレを粘着で汚したのはテメェだよ、
スレ読み返してみれ、誰も近付かなくなったのが何故か・・・歴然!
反省して和尚に謝れ、二度とうろつくな、自己肥大したけりゃ自分のHPで
思う存分臭い屁をひりまくれ、オヤジのDQNは醜悪すぎる、ちっと頭冷やせw
>>945 ハァ?
それにしても名無しのくせに生意気なドブネズミだな。和尚を売僧とけなした自作自演ホメ殺し野郎はオメエだな。
スレつぶしてうれしいか? まあ糞たれてスレ汚すのが唯一の生き甲斐のドブネズミに何を言ってもはじまらんが
ああ臭い!
( ´,_ゝ`)プッ
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949 :
吾輩は名無しである :02/09/08 21:50
良さそうなスレだな
950 get!
kekkinumaさん。 945は色男のスレも荒らしたが全然相手にされず、こっちのスレに移ってきたヤシでげす。 西方さんは人柄が優しいもんだから、いちいち相手にして墓穴を掘ってしまわれた。 アフォは相手にしないに限ります。
>>851 kekkinumaじえんハケーン!! 文学板住民の眼はごまかせない!(w
( ´,_ゝ`)プッ 哀れ過ぎる粘着オヤジ…。
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>>851 はて? 851は確かに我がレスなのだがこれが何か?
それとも単なる書き間違いか。
人をからかうならもっとスマートにできんのか。( ´,_ゝ`)プッ
まあ無理と分かって言っておるわけだが…。
( `/。ゝ´)ブ-ッ
>>954のオッサン、粘着してるようだが スレ主が消えたスレをageんじゃねーよ! 夏厨以下の馬鹿か?w
>>954 アンタ痛いよ、
別スレの色男なんたらと同じ三島オタクで行き場のない親父かよ(藁
スレ主退去の後は、アホ厨房とDQNオヤジの喧嘩スレと化した 糞スレ認定。 よって終了。 ================糸冬===============
959 :
これはこれはめでたい! :02/09/09 23:50
おいおい、ついにくたばりおったか!! 中国の痰壺、亡国売僧・・消えたのは実にめでたい。 三島先生の名を囮にして、我が売名に走る。 言葉を虫けら扱いにして、のうのうと「物書き志望」とうそぶく。 破廉恥の極み、生き恥中の生き恥 二度と浮かび上がってくるなよ、腐臭がするから。
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スレ主退去の後は、アホ厨房とDQNオヤジの喧嘩スレと化した 糞スレ認定。 よって終了。 ================糸冬===============
((>959=>954、文体ソックリ)) \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\終わり\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
963 :
吾輩は名無しである :02/09/10 00:05
y' ,.-'" /、__,/ _,,. -‐''''''""''''‐-、‐'" -'''""  ̄ ""''- .,, u ,./ ,. -'" / ヽ、 / / u ,' u ゙v . / ,. i ヽ、 / ,ノ i l l l, i ヽ、 、_ ⊂ニ -' 人 ij l l u ,.-''"::゙゙'ヽ、 ゙゙゙'''二ニ'''─‐'''''"ヽ、゙、 J /:::::::::::::::::::::::゙ヽ、  ̄` ノ,. /r‐' ゙il ヽ /:::::::::::::::::::::::::::,.-'"゙ヽ、 __,,. J |i、_< /;;;:;:::::::::::::;:;:;;;/ ゙ヽ、 u ニ二 -'" __,,./il゙、 ヽ; ,i';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ \ __,,,,,,. -i''i"/、 __、' i,,.ヽ、 j |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i' ヽ、  ̄ ̄`''''-.,, j ゙'J U ij ` - .,_ l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ、 :::::::::::`ヽ/ ゙゙'''‐- .,,,___i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| >-─‐- :::::::::;;;/ `ヽ、;;;;;;;;;;;i ,.-'"
本多と少年の目が会った。そのとき本多は少年の裡に、自分と全く同じ機構の歯車が、同じ冷ややかな微動を以て、正確無比に同じ速度で廻っているのを直感した。 どんな小さな部品にいたるまで本多と相似形で、雲一つない虚空へ向って放たれたような、その機構の完全な目的の欠如まで同じであった。 この少年の内的な精密さは、本多が人々に壊されるのを怖れてもっとも深部に蔵いこんでいるものの精密さと瓜二つだった。
965 :
三島由紀夫 :02/09/10 08:11
ひょっとすると、透の身辺に起ることには、何一つ偶然はないのかもしれない。突然透は、知らぬま間に自分の身のまわりに、緻密な悪の構図が張りめぐらされているかのように感じた。
夏は王子たちのどんな欠乏をも補い、どんな悲哀をも癒やし、どんな不幸をも償うもののように見えた。 清顕はまだ見ぬシャムの炎暑を偲びつつ、自分たちの身のまわりに豁然とひらけた夏に、自分も亦酔うているのを感じた。蝉の声は庭に立ちこめ、冷たい理智は冷えた汗のように額から蒸発していた。 四人はそのままテラスから一段下ったひろい芝生の央の、日時計のまわりに集まった。 本多はその文字盤のSのあたりを指でまさぐりながら、シャムは正確にはどのへんの方角か、と王子たちに訊こうとして、徒に郷愁をそそることをおそれて止めた。そして、われしらず、太陽へ背を向けて、自分の影で日時計をおおい、その三時の影を消してしまった。
そこには何か、精神の絶対の閑暇があり、肉の至上の浄福があった。夏と、白い雲と、課業終了のあとの空の、何事かが終ったうつろな青と、木々の木漏れ日の輝きににじんでくる憂愁の色と、そのすべてにふさわしいと感じることの幸福が陶酔を誘った。私は正に存在していた!
戸外は灼けつくような日ざしだ。草ばかりの廃園が、はげしい日を浴びてしんとしている。
969 :
吾輩は名無しである :02/09/10 08:32
「さあ、わかりません」とジン・ジャンは何の感動もなしに答えた。「幼さい時のこと、私は何もおぼえていません。本当に何も!」
本多はいろいろわが身に言訳を言い、この世の言訳のありたけは、いつしか、月修寺を訪れない、ということの言訳のようになっていた。 彼は身に破滅をもたらすことのたしかな美を拒む人のように、われしらずこれを拒んでいた。 そして自分が頑固に月修寺を訪れないのは、ただ荏苒時を移しているというだけではなくて、実は訪れることができないのを自分で知っているからであり、正にこれこそ自分の人生における最大の不如意ではないかと考えることがあった。
ひたすら闇に融け入ろうとしている聡子は、その闇がただ、漁船の侍らせている影にすぎないと思うとき、恐怖にかられた。 それは堅固な建物や岩山の影ではなくて、やがて海へ出てゆく筈のものの、かりそめの影にすぎなかった。 船が陸にあることは現実ではなく、その確乎たる影も幻に似ていた。彼女は今にも、そのかなり老いた大ぶりの漁船が、砂の上を音もなく滑り出して海へのがれてゆくような危惧を抱いた。 その船の影を追うには、その影の中にいつまでもいるためには、自分が海にならなくてはならぬ。そこで聡子は、重い充溢のなかで海になった。
「君はのちのちすべてを忘れる決心がついているんだね」 「ええ。どういう形でか、それはまだわかりませんけれど。私たちの歩いている道は、道ではなくて桟橋ですから、どこかでそれが終って、海がはじまるのは仕方がございませんわ」
あなたが何か考える、するとそれがみんな私の心に映る、そんな具合だった、思うのです。どうでしょうか。
男であるとは、不断に男の絶顛へ向って攀じ登ることであり、その頂きには白雪のような死があった。
本多は再び槇子を見た。槇子はその白銀に光る白髪をたゆたわせ、自若として見下ろしていた。性こそちがえ、槇子が自分と全く同じ人種に属するのを本多は覚った。
浅間神社に着いたのは午後の三時半である。あちらの黒いクライスラーから降り立つ三人を、ちらと見た本多は、黒い棺から蘇って出て来た人たちを見るような忌わしい心地がした。
平気で腰をかがめて摘むので、聡子の水いろの着物の裾は、その細身の躰に似合わぬ豊かな腰の稔りを示した。清顕は、自分の透明な孤独な頭に、水を掻き立てて湧き起る水底の砂のような、細濁りがさすのをいやに思った。
「お手つだいするわ」 と慶子は堂々と腰をかがめた。 彼女の腰は、本多のあげた目の先に、無際限のひろがりを以て見えた。ウェイストをくびらせたスーツの仕立のために、タイト・スカートの腰の青磁いろは、巨きな李朝の壷のように充溢していた。
あの春の雪をほのかに纏った月修寺自体が、聡子の思い出と共に、年を経るにつれて、層一層本多の中で遠くなった。 遠くなったというのは、心が遠ざかったというのではない。まるでヒマラヤ雪山の寺のように、切に想えば想うほど、記憶が追い求めれば追い求めるほど、月修寺は今や白雪の絶巓に在るかのごとく思いなされ、その優美は峻厳に、その柔和は仏威に変ったのであった。
遠い絶顛に輝く白は清顕の目にだけ映り、清顕の心だけを射当てていた。彼女は、罪、不名誉、狂気を一身に引受けることによって、すでに潔められていた。そして自分は?
本多が夢にたびたび想起するのは、そのときのホット・ケーキの忘れられぬ旨さである。雪の中をかえってきて、炬燵にあたたまりながら喰べたその蜜とバターが融け込んだ美味である。 生涯本多はあんな美味しいものを喰べた記憶がない。
背後に勲は、気ぜわしい喘ぎと、草を蹈む音をきいて、振向いた。胸がややときめいたのを恥ずかしく思った。雨の庭に忍び込んできた野犬らしかった。喘ぎの小刻みな、賤しい鼻息が下草を分けてゆく音でそれと知れた。
本多は一つの窓に近づいて、窓硝子の汗を指さきで拭いた。枯芝のかなたの檜林に凄い月が出ていた。その影を曳いて一疋の野犬がうろついていた。立止ると、尾をすぼめるようにして、白い胸を張って月に輝やかせて、悵々たる遠吠えの声をあげた。
ここから見れば、地上のもろもろの事象も、過去の事象も、雨に濡れた一枚の地図に見えた。
「よし。じゃ訊くが、お前のもっとも望むことは何か」 今度は勲が一寸口ごもった。彼の目はそれまで直視していた中尉の目からやや外されて、雨じみのある壁から、締め切った磨硝子の窓のほうへ向けられた。 視野はそこで阻まれ、雨は窓のこまかい桟のむこうに、どこまでも垂れ込めているのがわかる。窓をあけても、雨の尽きる堺を見届けることは決してできない。 それでも勲は、ここにはない、ずっと遠くのことを語ろうとしたのである。 口ごもったまま、思いきって言い出した。 「太陽の、……日の出の断崖の上で、昇る日輪を拝しながら、……かがやく海を見下ろしながら、けだかい松の樹の根方で、……自刃することです」
日の出は遠い。それまで待つことはできない。昇る日輪はなく、けだかい松の樹陰もなく、かがやく海もない。
かえりの車で留学生会館まで送って行ったが、その恐らく殺風景な一室までも忍び入って湿らす春の雨が、あの熱帯育ちのジン・ジャンの肉体にどんなひそかな影響を及ぼしているのかという思いは去らなかった。
本多は戸じまりをするために戻りがけに、傘をかざして、二階の灯を仰ぎ見た。四つの窓が灯を残している。書斎の灯は消してきたので、四つの窓の灯は、書斎につづく二室のゲストルームのそれである。書斎の隣りにはジン・ジャンが泊っている。
僕は世界の外から手をさし入れて何かを創っていたので、自ら世界の内部へ取込まれるという感じを味わったことはない。 雨が来て、物干場から大いそぎで取込まれる洗い物のシャツのように、自分を感じたことはない。あそこには自分を世界内存在へ転化させるようないかなる雨も降らなかった。
朝はおろか、日がな一日、心にじっと澱んだままになっている昨夜の夢が、時あって次の夜の夢の記憶と重複したり、きのう見た夢のつづきを見たりすることさえある。 雨に蔵い忘れた色鮮やかな洗い物が、いつまでも乾かずに、そのまま物干しに懸っているようである。雨がつづく。おそらくその家の住人は狂人で、また新たな友禅の洗い物を、物干場の竿に懸け加えて、暗鬱な空を彩っているのである。
『待った甲斐があって、やっと傷つける値打のある存在が現われたぞ』 さらに彼の背後に窓外の雨があった。蒸れた樹皮を窓の灯に照らされて黒い汗のように淋漓として伝わる雨。 ……高架線ををゆく地下鉄のひびきが、夜になると、このあたりをとよもしてきこえ、やがて地下へ没する車輛のつかのまの燦とした窓の連なりを、まだやまぬ父の咳の合間に、透に夢みさせた。 しかし船の気配はこの夜のどこにもなかった。
この自然には奇聳なものもなければ激越なものもなかった。無為のまどろみが、かがやく緑に包まれて、燦爛としているばかりだった。 自分はやがて仏教の占める領域へ入ってゆくのだという心持が、本多の慰藉の大きな部分であることはいうまでもない。 たとえそれが、衰え滅んだすでに廃墟の仏教であろうとも。 たしかにあの極彩色の怪奇な曼陀羅に接したあとで、夢みる仏教は一片の氷のように思いなされ、この野の明るい静けさのうちに、すでに馴染みのある仏の寂寞の予感があった。 本多はゆくりなくも帰郷の感情を味わった。ヒンズー教の活きて支配する喧騒の王国から、今自分は、滅びはしたが滅んだことによって却って生粋になったあの親しい梵鐘の国へ帰ってゆくのだ。 絶対からの帰還の末に待つ仏を思うと、彼はともすると一度として仏教のなかに絶対を夢みたことがなかったような気がした。
そこには今まで誰かがいて立ち去った? 誰がいたのだろうか? 石窟の冷気のなかに一人でいて、本多は周囲に迫る闇が、一せいに囁きかけて来るような心地がした。 何の飾りも色彩もないこの非在が、おそらく印度へ来てはじめて、或るあらたかな存在の感情をよびさましたのだ。 一種動物的な感情が生まれた。それとは定かにつかぬながら、心の奥底ではすでに遠いしっかりした記憶の手が握っていた。本多の胸は期待に乱れた。
994 :
吾輩は名無しである :02/09/10 09:45
★★★ 美香◆5qBZxQnwを召還するスレ ★★★ どうして、あれほど本に詳しい人が嫌われるのか、僕にはよくわかりません。 いえ、僕はみんなの、彼女の知識に対する嫉妬が、 そうさせているのだと思う。 できるならば、僕は彼女に戻ってきてもらいたいです。 寂しいです。 心に、ポッカリと穴が空いたように…。 僕は彼女に恋をしています。 できれば結婚してほしいです。 ああ、もう見られないのだろうか…。 僕はこんな気持ちになったのは初めてです。 何か、一言でも、sageでも構いません。 何かおっしゃってください。 あなたの元気なお姿が、少しでも見られれば、 僕は安心します。 ネタではありません。
一人きりの夕食の食膳に、やや黒ずんだ洋紅の液体を充たした小さな切子硝子のグラスが出た。 清顕は葡萄酒だろうと見当をつけて一気に呑み干した。すると舌に異様な感触が残り、暗く滑らかな後味が尾を引いた。 「何だ」 「鼈の活血でございます」 それは池底のなまぬるい泥に身を埋め、ときどき半透明の池水を、時間を腐蝕させる夢や悪意の藻をかきわけながら泛び上がり、永年に亙って清顕の成長にじっと目を凝らして来たのであるが、今突然その呪縛が解かれ、鼈は殺され、彼は知らずにその活血を呑んでいたのだ。 そこで突然、何かが終わってしまった。恐怖は従順に清顕の胃のなかで、何か未知の、不可測の活力に姿を変え始めていた。
1000!!!!!!!!!!
343 :ヒラノ :02/07/06 04:22
大御所ってのはチマチマ書くようなミットモナイことはしないもんだよ。
まあ俺様クラスになると4〜5年に一作品を発表すれば十分だと思うけど
ね。芸術家ヒラノとしては質の高い作品を世界に発表する義務があるんだ
よ、ハハハ。
まあ気長に待っててくれよ。君たちの期待を裏切らない傑作を届けること
を約束するよ。
344 :ヒラノ :02/07/06 04:25
>>343 なんか本物っぽい…
DQN作家を今でも読んでるDQN
999 :
吾輩は名無しである :02/09/10 10:01
i ,. へ-、 __ i !i _,..::'"li.∧.l! ゙_」ト、 , j<.ー-i! l!-―'"/\ /゙.,へ、 ┐ i、 / ヽ. .i i >/\/)゙"‐ 、. i l lレ''" \jl!レ゙ _,...、ヽ. l アホ l! rヲ――--_」Lii--――ヾ. l キタ━━━━━━━l! // <二》 _ 《二>゙ ヾ、!、━━━━━━━━━ !! .j.,.ィ゙ ./ ! \_ l!\\ /'' l! ,.. '´ ヽ  ゙̄ーr-ノ ゙ー-、_ _/'´ トt-イ ,−--- ,!/ > <. ゙t'ヽ ヽ ─ / /,」 / \ `-iヽ ヽ / ,.r 「 _/ . ゙"ー―┬;L ヽ __ / ,.!┬―''" !レー゙==┬==‐゙┐l l テ、 ]l.l ,r= ゙.l ,.,..-、--ー―===ー".ヽ、 ゙r ! ̄F" /ー--、ー-----、 r;''/ ) ̄ ̄____ ゙ヾ=.コ l! .「"./ __ ゙̄ー--ヲ \__ フ/,ィi」i」 ヾ====== \_ \ i! / __/,.=======ヲ i ,. _ r、\ / ゙" ヾ=====  ̄  ̄ ======" Lハ l l l トi.」 / ,.へ 二二// ̄V ̄\\二二二゙ ,、 \
これからこのスレは平野スレになりました
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