遅いけど、 『幽界森娘異聞』、泉鏡花賞受賞おめでとうございます。 というわけで、笙野さんの作品について語ってください。 前スレはいくら探しても見つかりません。 消えたのかもしれません。 どこかにあったら、貼ってください。
3 :
吾輩は名無しである :01/12/12 00:07
この年代のなかではいちばん面白いし、 旬な言葉で書いてくれる人だと思うし、 (島田とか山田のなんちゃって若者言葉にはうんざりさ) まだまだ発展途上のパワーも感じるけど、 ちょっと筆が荒れすぎな気も。 ローン大変なのかな。
4 :
吾輩は名無しである :01/12/12 00:13
>ローン大変なのかな。 その逆だと思うわ
5 :
吾輩は名無しである :01/12/12 00:36
どゆこと?
6 :
吾輩は名無しである :01/12/12 01:30
>>1 評論家のTOが死んだら、どんどん賞がいくね、笙野さん。
(芥川賞・野間文芸新人賞・三島賞・泉鏡花賞)
>>2 ありがとうございます。
探し方が悪かったようです。
すみませんでした、早速逝ってきます。
では以後、名無しに戻ります。
>>6 奥野健男ですね。
笙野さんを神経症的に嫌ってましたね。
8 :
吾輩は名無しである :01/12/12 21:53
愛別外猫雑記どうだった? なんかエッセイっぽくて手が出ないんだけど。
9 :
吾輩は名無しである :01/12/13 02:37
奥野は鷺沢にぞっこんだったから。きっと面食いジジイだったんだーな。
文学は顔に至る。
>>1 泉鏡花賞を受賞したのですか。知らなかった。
重要な賞を総ナメですね。
『森娘』では中島某女史への〈天誅〉的な記述が
あったので、あ〜、この作品はここでひっかかる
(受賞や批評の対象からもれる、というような)
かもね・・・と思っていたので、意外でした。
しかしこの人の作品ほど〈今、生きてる〉ことを
感じさせてくれる作品はないな。読んでて気持ちいい。
この間「BSブックレビュー」に出演されてましたね。
初めて肉声を、動いてる御本人を見た。
スピード感のある喋り方とTV向けではない(変に
噛み砕いてない)話し方に嬉しくなった。
12 :
吾輩は名無しである :01/12/19 16:46
カニバットは泣けました。
13 :
吾輩は名無しである :01/12/20 01:34
この人の文章の波に揺られているのが心地よくて、新刊見るとつい買っちゃう。 『森娘』も良かったなぁ。なんか落ち着くんだよね、あれ読んでると。
14 :
吾輩は名無しである :01/12/23 00:15
S倉シリーズはどうですか?
15 :
吾輩は名無しである :01/12/23 18:34
幽界森娘異聞読んでない。読まなきゃ!(お恥ずかしい・・
>>12 さん
同感です。後半どうにも切なかったのだけど、エンディングが素敵で読後
感も良かったな。
16 :
吾輩は名無しである :01/12/24 23:57
俺もこのスレ立てながら森娘読んでねえ!ヤヴェェ! あと12は俺です。そう、読後感いいよね。かなり好きな作品。 エンディングは笙野頼子の決意表明って感じで、凛としてて頼もしい。
17 :
吾輩は名無しである :01/12/24 23:59
「ドン・キホーテ」読んだ人いる? 自分はあれを小説だと思って読んだよ。面白かった。
18 :
前スレ立てた者です :01/12/25 01:37
おお笙野スレッド復活!うれしい。 ネットに繋げられなくなってしまった間に消えちゃってて悲しかった。 『幽界森娘異聞』読みたいなぁ。でも金がない。
けなるいスッドレだな。
なりものに鳥の馬糞を掛けるとようしとなります。 あれと同じ事で、しとなるようにスッドレにも鳥の馬糞を掛けますのや。
21 :
吾輩は名無しである :02/01/02 01:59
素数あげ
22 :
吾輩は名無しである :02/01/02 02:20
講談社文芸文庫版「極楽 大祭 皇帝」の『著者から読者へ』より 十五年前、「好きだし影響を受けたようだ」と当時編集者経由で聞いた女性 作家は、その「極楽」が本になる前に芥川賞を取った。結局私とは会えぬまま で、彼女は傑作を残し生き急ぎ逝った。本が出た時、群像の選考会で最も 推してくださった藤枝静男氏にまず差し上げた。が、氏は既に体調を崩されて いた。 ここで言ってる、女性作家って、誰のことですか?
李良枝(イ・ヤンジ)じゃなかったっけ? うろ覚え。
24 :
吾輩は名無しである :02/01/02 02:52
25 :
吾輩は名無しである :02/01/05 17:40
てんたまおや知らズどっぺるげんげる読了。 何だかグチャグチャなので、次はドンキホーテを読もうと思いなす。
26 :
吾輩は名無しである :02/01/05 18:00
女流作家はブサイクだと評価が高いしわりと好かれるのはなぜ?
27 :
吾輩は名無しである :02/01/05 18:21
ブスな女が安心して読むからでしょう。評価は・・・劣等感やらのぐちゃぐちゃ 感がじょーずに働いているんじゃないかね。
29 :
吾輩は名無しである :02/01/07 17:44
(・∀・)
30 :
吾輩は名無しである :02/01/07 17:45
ビジン作家の方が評価高いじゃん。 川上弘美とかさ。実力のわりには・・・ ただし松浦のようにレズだとスカンされる。 わかりやすいね。
31 :
吾輩は名無しである :02/01/09 02:00
ふふふー、四十レスないなー、私の半分やないか。
>>28 誤爆です。ちょっとでも文体が似ているからといって、自作自演っ
て思うあんたはおめでたいなー。
平板なセンスだと生きているのも楽だろうね、ストレスなくて。
自作自演するなら文体を変えるって。
33 :
吾輩は名無しである :02/01/09 10:48
>>32 …平板はどちかと聞いてみたいが。
美人とそうじゃない作家と評価が変わってくるとは思わないけど
文体の質は明らかに違うと思う。
なぜか文章から容貌がうかがえてくるような気はする。
世の中における強者と弱者の文体の違いというか。
松浦と笙野が(多分川上と松浦より)近しいように
作家同士に相通ずるものはあるんだろうけど。
世間の圧力から否応なしに免れえない作家と
それを放棄できる作家の違いという気がする。
横レスすまん。
松浦自身はレズじゃないんじゃなかったっけ
35 :
吾輩は名無しである :02/01/09 16:53
>33 平板だ
36 :
吾輩は名無しである :02/01/09 22:42
27のような発想が出てくるのが不思議だ。 同性のルックスの良い作家の本とか読むの敬遠する人なんだろうか? どうもよくわからないね。
37 :
吾輩は名無しである :02/01/10 01:17
俺は24歳男だけど、 異性経験が未だに無いってとこで親近感がある。 やな親近感だけど。
>>27 いや、「笙野頼子が高い評価を受けているのはブサイクのせいだ」なんて思っている
バカさ加減の一致した奴らが、
ほぼ同時刻にここに現れるとは思わなかったんだよ。
「自作自演するときは文体を変える」程度の知恵ならある、少しはましなバカなんだって?
そーか、見損なっていたよ。見直した(w
40 :
吾輩は名無しである :02/01/11 00:40
>>39 どの作品だったか、「カップリング絶無人生」
という記述があったけど、笙野頼子本人がそうだという確証は無い。
まあ読めば読むほど本当に無さそうな感じがするけど。
41 :
吾輩は名無しである :02/01/11 19:55
一世皇帝age
42 :
吾輩は名無しである :02/01/11 20:18
>>39,40 松浦との対談本のなかで、異性体験は全然ないみたい なこと書いていませんでしたっけ。
43 :
吾輩は名無しである :02/01/11 22:02
それ、こわい。あっても、それはそれでこわいが。
モイラに逢いたい
45 :
吾輩は名無しである :02/01/18 22:53
ドンキホーテ読了。
>>17 みたいに小説としても読めた。面白かった。あげ。
46 :
吾輩は名無しである :02/01/25 21:37
大槻教授上げ。
47 :
吾輩は名無しである :02/01/28 04:24
猫絵本とか書いてもらいたい。 なんか子供が読んでトラウマになりそーなやつ。
48 :
吾輩は名無しである :02/01/28 05:06
やだよ
49 :
吾輩は名無しである :02/01/28 06:55
>46 大槻教授が彼女の事何か書いたんですか? それとも作品の中に出てくるの? 検索しても出てこないのでしりたいッス。
50 :
吾輩は名無しである :02/01/28 07:21
似てるってことじゃない?
51 :
吾輩は名無しである :02/01/28 09:49
>>49 『タイムスリップコンビナート』の中に出てくるよ。
52 :
吾輩は名無しである :02/01/30 00:04
猫絵本書くとしたらやっぱり『百万回生きた猫』みたいなまともな小説かけないんで絵本で半端に文学やってますって作品は攻撃対象になるのかな。
53 :
吾輩は名無しである :02/01/30 06:54
おお、それいい!!
>>52 笙野に児童文学ってキ○ガイに刃物みたいでオモロイ!
54 :
吾輩は名無しである :02/01/30 10:28
挿し絵を日野日出志に描かせるという案が、ふと頭に浮かんでしまった。
55 :
吾輩は名無しである :02/01/30 11:53
>54 今の日野日出志の絵じゃつまんないかな…
絵の攻撃力を優先するなら漫F画太郎もいいね。画太郎は意外とそつなくこなしそう。良くも悪くもクールだから。 ホラー系等の本気で情念強そうなの持って来ると笙野とぶつかるんじゃないか?それが面白さを生むかも知れないけど。
57 :
吾輩は名無しである :02/02/02 09:50
『幽界森娘異聞』、どこを探してもなーい! 三省堂なら笙野さんの本ぐらい全部揃えてくれえええ! (田舎の三省堂だからだめなのか(涙
58 :
吾輩は名無しである :02/02/03 18:21
今「柘榴の底」読んでんだけど、苦痛。 初期って全部こんなんなん?
59 :
どうせ厨房だよ :02/02/11 18:22
顔なんてどうでもいいが、なぜ彼女が高い評価を受けてるのか わからん。新人三冠獲ったのって、彼女だけなんでしょ? どこがいいの? 「タイムスリップ・コンビナート」なんて ほんとにわけわからなかった。教えてくれ。マジレスきぼーん。
60 :
吾輩は名無しである :02/02/11 19:15
頼たんの良さがわからん奴は逝ってよし!
>>60 この人に限っては「たん」づけやめれ。頼むから。
>>59 「タイムスリップ〜」を芥川賞に選んだ審査員は本当に
偉いよ。審査員と言われるだけあるよ。
59は一人で海芝浦へ旅立て。そしたら何か見えてくるかも
しれんが・・・保証はしない。
62 :
吾輩は名無しである :02/02/11 22:02
頼たん、いうほど面白いとは思わないし、ところどころさぶいけど、 「タイムスリップ〜」はいわれるほど悪くないと思うよ
63 :
吾輩は名無しである :02/02/12 21:23
誰かヨリたんのアスキーアートで書いてくれ!
64 :
吾輩は名無しである :02/02/12 21:33
↑AA板に依頼すれば?
65 :
吾輩は名無しである :02/02/12 22:48
いやそっちの住人はヨリたん知らないと思うし。
66 :
吾輩は名無しである :02/02/12 23:22
リンク貼ればいいじゃん。
アスキーアート書いてしまうと、明らかに空気が変わってくるから やめません?
68 :
吾輩は名無しである :02/02/13 01:19
ヨリたん…
じゃ、じゃあ、アイコラ、
怖いもの見たさ。
71 :
吾輩は名無しである :02/02/15 14:35
ファンクラブとかないの? 頼子たんがホムペとか作ったらすごく面白い気がする。 会報で「化け猫通信」とか発行してくれたら、 入会金と年会費と払うし、笙野頼子のら猫基金に寄付もするよ!
72 :
吾輩は名無しである :02/02/18 00:09
昨日幽界森娘異聞買ってきたよー。 読むのは楽しみだけど装丁がミルキィ・イソベなのはちょっと飽きたよヨリたん。
73 :
吾輩は名無しである :02/02/19 15:43
笙野頼子で卒論をくわだてたけど かけなそう。すきなんだけどな。 多和田葉子のほうがまだなんか言えそう。
74 :
辻人生(本人) :02/02/19 21:37
海芝浦駅に 頼子降り立つ 時間滑り
75 :
吾輩は名無しである :02/02/19 22:19
>73 おお、がんばってください。出来上がったらネットのどこかに載せませんか。 既に他のどなたかが書いた笙野頼子論ってないんですかねぇ。短いものなら検索等でみつかるんですが。
76 :
吾輩は名無しである :02/02/21 22:55
46歳の生娘萌え
77 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:21
俺、学生時代にキャンパスで見たことある。
78 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:39
ってことは40台ということかい?
79 :
魔法使いtai! :02/02/22 00:08
俺、学生時代に「デラべっぴん」で見たことある。 あ、ひょっとしたら「スーパー写真塾」だったかな?
80 :
吾輩は名無しである :02/02/26 01:36
乙女カルチャー入門と銘打たれた山崎まどか『オードリーとフランソワーズ』にはやはり笙野頼子は登場せず。 この著者と友達っぽい『Beltorchicca』//www14.big.or.jp/~onmars/の人は前スレ取り上げてくれたんだけどねぇ。 いや今『幽界森娘異聞』読んでて笙野頼子と森茉莉的乙女カルチャーとの親和性って?とか考えてたので。
81 :
吾輩は名無しである :02/02/27 22:22
マグロ
82 :
吾輩は名無しである :02/02/27 22:26
>75 2、3年前の『文学界』にあったの読んだけどつまんなかった。 なんでも「マジックリアリズム」でかたずければ済むと思って やがる。
83 :
吾輩は名無しである :02/02/27 22:36
アヴァンポップとかね。
84 :
吾輩は名無しである :02/02/27 23:14
やっと「幽界森娘異聞」見つけたー! 嬉しい!! 星野書店、ありがとう!
85 :
吾輩は名無しである :02/03/02 16:33
よかったね。>84 栗本薫についてあそこまで厳しいこと書いていいのかな〜って ちょっと思った…。 個人的には栗本の文章が嫌いなので引用でも載せて欲しくなかった。
86 :
吾輩は名無しである :02/03/02 16:38
>>80 乙女カルチャー、とするにはグロ描写が多すぎるのでは…
87 :
吾輩は名無しである :02/03/02 20:20
え〜でも乙女ってグロでもOKじゃん。久生十蘭とか。 スタイリッシュなグロ(何じゃそりゃ)でないと駄目ってこと?
『母の発達』が好きな人はいないかー あれで私の笙野スイッチが入った。
>85 のあさんの引用もやたらされてたね 彼は別に栗本に対して厳しいい件を持ってるとは 思ってなかったんだけど
90 :
吾輩は名無しである :02/03/03 18:01
頼子の処女膜破りてえ
91 :
吾輩は名無しである :02/03/03 19:58
志茂田過激
>>85 ありがとー。楽しんで読み終わりました。
しかし。栗本薫、けちょんけちょんだったねえ。
私、自分が森娘を知ったのが、栗本経由だったからさ、うーむ、とか唸ったよ。
それで、栗本が笙野さんを褒めてた文芸時評も読んでいたんだけど、
「純文学」の中では珍しく笙野さんを褒めて「やってた」栗本に
したら、あの書き方はめちゃくちゃショックだったんじゃないかと
思った。でもなー、栗本、売れる売れないでしかモノ考えないからなあ。
笙野さんに叩かれてもまあしかたないかと、思う。
で、笙野さんは金井美恵子と仲いいらしいけれど、栗本は金井さんのこと
よく思ってないようなこと、書いてたし、金井さんも栗本をはっきり嫌って
いるらしいしね(という記憶。なんかで読んだ)
そういうのも関係あるんか、とちょっとうがって考えちゃったな。うーん、
こういうのも笙野さんにとって失礼な見方だろうと思うんだが。
ちなみに私は栗本の読者はずいぶん昔に卒業、今は金井・笙野の本に
夢中です。まあ、栗本は、十代の、自分ではナイーブだから世界とうまく折り
合わないと思い込んでる、モテない女がかかるはしかみたいなもんだろーと、
昔の自分を振り返って思うところです。(w
93 :
吾輩は名無しである :02/03/04 03:49
そんなに栗本に厳しかった? べつに批判って印象はないなあ。
スレに関係ないけど、「ヒントでピント」での栗本は見苦しかったなあ。
95 :
吾輩は名無しである :02/03/07 18:29
age
96 :
84ではないが :02/03/07 21:33
>>93 ん?あれほど実名出して糞味噌にけなしてるのに?
本当にちゃんと読んだ?再読をお薦めする。
しかし栗本氏はいったいどうしてあんな風(外見)になって
しまったのでしょうか?昔の姿(歌手のイルカ風)はまとも
だったのに。いつだったかテレビで観て「壊れたのか?」と
思いましたよ。いや、どうでもいいんですけどね。
>>96 派手な格好でないと老けをごまかせないから。
98 :
吾輩は名無しである :02/03/09 21:23
age
99 :
吾輩は名無しである :02/03/13 01:05
チャリネ
100 :
吾輩は名無しである :02/03/14 23:36
栗本ネタはもういいよ! S倉シリーズ完結したけど、単行本はいつ出るんだろう。
101 :
吾輩は名無しである :02/03/15 23:16
102 :
吾輩は名無しである :02/03/17 01:19
>>101 すばる4月号、タイトル失念スマソ「S倉○○完結」。
103 :
吾輩は名無しである :02/03/17 02:59
すげえ初歩的な質問で申し訳ないんですがs倉ってどこです?
104 :
吾輩は名無しである :02/03/18 18:34
105 :
吾輩は名無しである :02/03/23 15:16
マグロ
106 :
吾輩は名無しである :02/03/25 15:03
>>73 さんの卒論、どうなったのかな。
気になる。
107 :
吾輩は名無しである :02/03/25 18:56
>>106 結局無難な近代文学者に落ち着いたのではないかと。
今日やっと森娘読み終わったよー。 森娘と笙野って全然あわないじゃんっておもってたけど勘違いでした。 ごめんなさい。 笙野の皮膚感覚ってやっぱりあの文体とも密接につながってんのかねー。
109 :
吾輩は名無しである :02/03/27 04:24
頼子たんってなにげに乙女ちっく路線
110 :
吾輩は名無しである :02/04/01 19:51
時々あげないと消えちゃうからなー。 森娘の中に自分の著作初版数千部みたいなこと書いてあったけどほんとうかなぁ。 いや嘘は書かないだろうけど。彼女くらい賞とってて知名度も純文学にしては結構あってもその程度なのか?
111 :
吾輩は名無しである :02/04/01 23:27
>>110 ヤパーリほら、カルトだから、あの人。カルト作家。
112 :
吾輩は名無しである :02/04/01 23:29
オカブンカブシ子あげ
『渋谷色浅川』ってあんまり高く評価されてないのでまだ読んでないんだけど、そんなことねえよ読めっ、て人います? ちなみに私は東京在住じゃないけどそれでもおもしろい?
114 :
吾輩は名無しである :02/04/12 23:58
ありゃ下げちゃった。間違いです。
115 :
吾輩は名無しである :02/04/13 22:35
>>113 あなたが笙野好きなら楽しめます。
いつもの笙野ワールド炸裂なので、現実の東京を知らなくても全然OK。
カバーの写真もきれいだし。
116 :
吾輩は名無しである :02/04/22 23:35
マグロ
>>115 ありがとう。今度の給料で買って読みます。
118 :
吾輩は名無しである :02/05/03 01:41
林真理子なんかと同じで、ブスな女が 自分の自意識を保つために読む作家としか思えない。
119 :
吾輩は名無しである :02/05/03 01:57
120 :
吾輩は名無しである :02/05/03 02:17
121 :
吾輩は名無しである :02/05/03 02:23
自分はブスだけど笙野読むとやっぱりなんかホッとする。
あながち
>>118 を否定できん。
122 :
吾輩は名無しである :02/05/03 03:10
>118 てくすちゅあるはらすめんと(こんな言葉初めて使った)だ(W)。 それはさておき、彼女の小説は面白いよ。 偏見を捨てて一遍読んでみたら? 言葉に独特のリズムがあってのりのりさ。 読んだ上でのカキコだったらごめん。
123 :
吾輩は名無しである :02/05/03 10:11
>118 男ですが何か?
124 :
吾輩は名無しである :02/05/04 01:01
とにかく! 『説教師カニバットと百人の危ない美女』を読んでみてくれ! 面白さは俺が保証してやるから!
125 :
吾輩は名無しである :02/05/04 01:14
ん〜。『カニバット』で笙野を代表させるのはどうか。 『レストレスドリーム』からがよいのでは。 ハードかな?
126 :
吾輩は名無しである :02/05/04 17:33
別に代表させるつもりはないよ。 でも、あの本から入るのも悪くないと思う。 レストレスからというのはハードだと思う。
127 :
吾輩は名無しである :02/05/04 17:42
代表作は「母の発達」だと思うけど。
128 :
吾輩は名無しである :02/05/04 23:38
『二百回忌』は楽しくて入りやすいと思うけど、 この傑作を疹腸社は絶版にしやっがったんだな。糞だな。 文庫を復刊して、ついでに『パラダイス・フラッツ』も文庫化キモー。 文春は『太陽の巫女』、河出は『硝子生命論』を速やかに文庫化するように。 望み薄。
河出はフランス書院みたくなってるからなあ。 とりあえずレストレスと母の発達を守ってほしい。
130 :
吾輩は名無しである :02/05/05 00:47
清水良典『笙野頼子 虚空の戦士』 読みたいが2500円は高い。
ちょっとマンセーすぎ、最近のまじで面白いか? 「太陽の巫女」からつまんなくなった。
132 :
吾輩は名無しである :02/05/05 01:02
『太陽の巫女』はちょっと硬い感じだね。 でもそれ以降もおもしろいYO!
清水良典とは手を切ったほうがいいのでは?
134 :
吾輩は名無しである :02/05/05 07:37
そりゃそうだけど…。 情深いんだねヨリタン
135 :
吾輩は名無しである :02/05/05 12:10
近来まれな、文章を読む快楽を味わわせてくれる作家という点で価値高い。
136 :
吾輩は名無しである :02/05/08 19:08
群像新人賞の選評が(・∀・)イイ!!! 読んでみて。
137 :
吾輩は名無しである :02/05/08 19:15
群像の大塚の笙野批判はどう? 笙野が「根回し」したとか
138 :
吾輩は名無しである :02/05/08 21:08
笙野さんて処女なんですか? (煽りじゃないです)
139 :
吾輩は名無しである :02/05/08 21:15
>>138 そゆこと訊くんなら、先に自分のことから言わなきゃな、
「ボクは童貞なんですけど…」って。
140 :
吾輩は名無しである :02/05/08 22:44
141 :
吾輩は名無しである :02/05/08 23:25
>>138 煽りじゃなくてそういうこと聞く君の神経がわかんない。
142 :
吾輩は名無しである :02/05/08 23:35
>>137 あれを根回しとは言わんのじゃないか?
むしろ、筋を通したって感じだけどな。
対談とかで合ってナァナァにするってのがこの業界での最大の根回しじゃん。
作家が馴れ合う必要はないよ。
143 :
吾輩は名無しである :02/05/08 23:38
ゴメンなしゃい。もう書きません。
144 :
吾輩は名無しである :02/05/09 00:16
誇りたかい女、頼子。
145 :
吾輩は名無しである :02/05/09 00:51
大昔(10年くらい昔だと思う)東大のカフェみたいなとこでの 講演に行ったことがある。 容姿のことを言いすぎだと思ったが(別に普通の人だったから)、 それほど彼女の中ではリアルなんだろうか。いずれにしても、 文章と同様、誠実な語り口で、まあ不器用そうな人ではあったが 非常に好感をもった。 確かに誇り高い女だ。
146 :
吾輩は名無しである :02/05/09 00:57
誇り高く、オマムコ香しい・・・処女のかほりw
147 :
吾輩は名無しである :02/05/09 09:40
ネコ殺されてるのに頼子好きは黙ってるのか? キモイからリンク貼らないが、 ディルレとかいうやつが風呂場でネコ殺して画像流してるぞ。 2ちゃんのペット大嫌いの板を見れ。 おれは子供の頃ネコ拾って飼ってたけど、 …あれ見た後で何言っていいのかわからん。 けど、あんな奴マジでネコちゃんに呪い殺されろ。 泣きたくなる。 どうか安らかにねむって下さい。 祈るしかないおれは情けない。
148 :
吾輩は名無しである :02/05/10 02:15
頼子たんはパソやってないらしいよ。 それもまたひとつの選択だにゃあ
149 :
吾輩は名無しである :02/05/10 12:03
>>148 関係ないこと書き込んで悪いが、
あれは笙野さん見なくてよかったよ。
発狂してパソコン潰すかもしれん。
150 :
吾輩は名無しである :02/05/10 12:42
>見なくてよかった 同意。 笙野さんに限らず、ネコ飼いには見せたくない画像だね。 見たときのダメージ考えるとさ。痛ましいよ。
151 :
吾輩は名無しである :02/05/10 16:22
俺が呪ってやる
笙野頼子ってブスだよね と言えなくなる空気がキライだ
153 :
吾輩は名無しである :02/05/10 23:39
そんな空気好きな人いないと思うよ。 でも、あんたもおそらく不細工だろうね。
一般的な基準で「美人」ではないだろうが、さりとて
「ブス」と言うほどでもなし。容貌それ自体は普通。
むしろ、本人が小説の中でブスイメージを作ってんのな。
>>145 彼女の誇り高さに太刀打ちできない男は、悔し紛れに
ブス呼ばわりするんじゃないか?多分本人にとってはかなりリアルなんだろう。
女性作家は容姿をあげつらわれることも多いし、長く売れなかった人だから
いろいろ嫌な思いはしてきただろうと推測する。
155 :
吾輩は名無しである :02/05/12 01:12
大塚が群像に書いてるやつ、あれどう? オレまだちゃんと読んでないんだけどさ。
156 :
吾輩は名無しである :02/05/12 20:25
>>155 終始金のことばっか言ってる大塚。
でなきゃ何とか文学者に恥じかかせようと必死の大塚。
反論にもなんにもなってない。
まともに小説読めないなら帰れと思ってしまう。
曝されてるのに気付かないで必死。まさにヲタだ。
157 :
吾輩は名無しである :02/05/20 03:57
保守age
158 :
吾輩は名無しである :02/05/20 11:37
もう大塚なんかとは絡んでほしくはないね。 レベルが問われるよ。あんなの相手してたら
159 :
吾輩は名無しである :02/05/20 14:42
現地点でどの作品が一番好きですか? 今まで読んだのは「てんたま」「妖怪浮遊」「森娘」「居場所もなかった」 「何もしていない」「増殖」「お毒味」「カニバット」「論争」なんですが。 この中では『説教師カニバットと百人の危ない美女』が一番面白かった。 次は何を読もうかと・・・参考までにお聞かせください。
160 :
吾輩は名無しである :02/05/20 14:48
『窯変小説集 時ノアゲアシ取リ』朝日新聞社刊 をお薦めします。あえてあまり話題になってないのを。 カバーもきれいだし。(←それだけじゃないけど!)
161 :
吾輩は名無しである :02/05/20 15:02
>>159 レストレスドリームと母の発達を何故読まない?
162 :
吾輩は名無しである :02/05/20 15:06
あとタイムスリップと二百回忌も!
163 :
吾輩は名無しである :02/05/21 02:59
>>161-162 の四作は是非読むべきかと。
というか、ヨリコさんので比較的キャッチーなのってこのへんのような
気んがする。
私は「二百〜」と「母〜」が好きです。
164 :
吾輩は名無しである :02/05/21 17:34
159は無意識に外堀から埋めてったわけね。 うーん、侮れん。
165 :
吾輩は名無しである :02/05/21 18:32
極楽大祭皇帝の初期三作と、夢の死体の初期陰鬱系を読むのだ。
166 :
吾輩は名無しである :02/05/21 18:39
極楽 大祭 皇帝 海獣 冬眠 夢の死体 呼ぶ植物 虚空人魚 あと、柘榴の底
168 :
吾輩は名無しである :02/05/21 19:53
そう。で、レストレスドリームだね。
169 :
吾輩は名無しである :02/05/22 12:15
猫虐待: 写真をネットで公開 福岡の26歳男を書類送検 猫のしっぽを切るなど虐待の様子を撮影した写真が今月6日、インターネット上で公開された事件で、福岡県警と警視庁は22日、福岡市東区に住む無職の男(26)を動物愛護法違反容疑で福岡地検に書類送検した。「目立ちたかった」と話し、容疑を認めているという。 調べでは、男は今月6日夜から7日未明にかけ、東区内の自宅で猫の耳やしっぽを切断するなど虐待した疑い。男はこの様子を6日午後11時ごろから7日午前3時ごろまで、「ネコ虐殺中継」という見出しで、インターネットの掲示板サイト「2ちゃんねる」で公開した。 [毎日新聞5月22日] ( 2002-05-22-11:22 )
170 :
吾輩は名無しである :02/05/22 17:28
今回のこと、笙野さんは黙っちゃいられないだろうね。
笙野のおばはんに、何とか、あいつらを黙らして欲しいものだ。
172 :
吾輩は名無しである :02/05/24 23:40
174 :
吾輩は名無しである :02/05/25 17:37
レストレス読んでみたら結構おもろかった
175 :
吾輩は名無しである :02/05/25 22:05
笙野は大島弓子のサバの話好きそうだよね。
176 :
吾輩は名無しである :02/06/03 20:01
保守
177 :
吾輩は名無しである :02/06/03 22:03
「説教師カニバット〜」を読んでると、 カニバット=小林よしのり こばと会=地味な顔の愛人たち に見えてしょうがない。作家本人は彼らのこと、 まったく意識してないだろうけど。
178 :
吾輩は名無しである :02/06/04 01:23
海芝浦に行ったことある人〜〜、いる? 「タイムスリップ〜」を読んだ当時、ふとつけた NHKで詩の朗読かなにかに合わせて映像が 流れていたんだけど・・・海芝浦へ行く映像だった んだよね・・・嘘みたいだけど・・・。 夢みたいだった。 きっとそれを作った人も「タイムスリップ〜」を 読んで触発されたんだろうなあ・・・と思った。 とても幻想的だった。
179 :
名無し物書き@推敲中? :02/06/04 18:12
俺はタイムスリップの文庫版に駅のスタンプ押したぞ。 今思うとやらなきゃよかった。 風の強い日だった。
180 :
吾輩は名無しである :02/06/07 12:38
初期作品集を読んだけど、 今とかなり違うので意外でした。 いつ頃から作風が変わったんでしょうか。 何か一つの作品を契機にガラッと変わったとか?
181 :
吾輩は名無しである :02/06/07 12:52
竜女の話あたりからではないかと
あれから「レストレス」を読み、そのあと「外猫雑記」を読んでいる途中、 なんと!猫を拾ってしまいました。。。 この猫が来てからいいことづくしで、天からの贈り物のような気がしますです。
183 :
吾輩は名無しである :02/06/09 18:02
>>182 おお、それは良かったね。
かわいいんだろうな。うらやましい。
184 :
吾輩は名無しである :02/06/09 22:35
>182 名前はなんにするんですか?もう決めました?
185 :
吾輩は名無しである :02/06/10 02:06
>>180 私小説の主人公としての一種のフィルタ「居場所のない私」を創造してから、
作風が変わった気がする。
それまでの作品はいい意味でも悪い意味でも作者の顏が見えなかった。
でも、そっちの作風でつきつめてくれれば、いまみたいな、
いきづまり感はなかったのかもしれないと思う。
いまの作風では「説教師カニバット」が頂点だったと思う。
あとはもう下利便みたいなユルユルうんち。
もう一回、作風を大胆に転換しなきゃダメだろうね。
それができないから、文学論争みたいなことに逃げてる気も。
文学論争は文学論争で、文学者の立派な「作品」だと思うけど。
笙野頼子の才能が文壇政治みたいなものに摩滅されちゃうのは残念。
186 :
吾輩は名無しである :02/06/10 08:58
レストレスや発達二百回忌なんかの系列の作品はもうやんないのかな。
>>184 女の子なのでかのこにいたしました。
野良ちゃんだったので、ただいま格闘中でございます。
かのこという名に相応しく美人さんです。
頼子たんは真珠夫人。
189 :
吾輩は名無しである :02/06/12 23:34
かのこ、及びモイラはじめ笙野家の猫達に祝福を。
ウワシンの大塚のインタビュー、超むかついた。 群像のタブーが頼子たんだなんて、でっちあげで、 まるで正義の味方みたいな態度。 タブーだったら、三流マンガ原作者ごときのおまえに、 天下の群像が反論の誌面なんか提供しねえだろ。 こいつの小説、まんま漫画のノベライズみたいの読んだけど、 クソつまんなかった。インスタントみそ汁百倍薄めたような味気なさ。 なのに、キャラクター商品としのてプロフェッショナルとか あとがきでほざいてやんの? 正気? 自分の才能がないことを、仕事のジャンルの安さのせいにすんなよ! 要するの自分が出発点にしてメシを食わせてもらってるジャンルを、 売れるからという理由でしか肯定てきないなんて、 結局、ただの文学コンプレックスおやじだと自分で白状してるようなもんじゃねえか。
191 :
吾輩は名無しである :02/06/14 10:19
ナンシーのことがあったからいうわけじゃないが、 健康には気をつけて欲しい・・・頼子たん
>>190 そーゆうレベル意味のない奴を載せてあげる群像も、寛大すぎるというか。
なんも考えてないというか。
まあ大塚の文章読んだら、
彼がコンプレックスの塊なのは、一読りょう然です。
193 :
吾輩は名無しである :02/06/14 15:23
肝心なことがわかってないオヤジ。 確かに瞬間風速でのマンガの売り上げはブンガクを上回るだろう。 しかし、長期的に見れば、ウサギとカメの競争。 たとえば百年後、大塚なんて誰も覚えちゃいないだろう。 でも、笙野頼子で卒論書く学生は絶対いるはず。
>193の下二行に同意。 それは確実。
195 :
吾輩は名無しである :02/06/14 16:29
大塚目当てで文芸誌を買う専門ガッコの学生がいるでしょ? だからいいんです、寛大になれるんです。馬鹿も使いようなんです。
196 :
吾輩は名無しである :02/06/23 11:47
でも笙野頼子編集の同人誌はちょっと読んでみたい。
197 :
吾輩は名無しである :02/06/26 02:19
大 塚 の 本 は 厨 房 し か 読 ま な い が、 笙野頼子の 本 は 厨 房 に も 読 め る。
198 :
吾輩は名無しである :02/06/26 05:04
でも大塚ってマグロっぽいかも
199 :
吾輩は名無しである :02/06/26 07:34
笙野って、松浦理英子とセットになって出てきたから マイナーメジャーになったんじゃない。 松浦のお陰なのに、賞は笙野が松浦を差し置いて取っちゃってさ。 松浦は馬鹿がつくほどお人好しだね。 笙野の本は読めないね。
200 :
吾輩は名無しである :02/06/26 09:48
>笙野の本は読めないね。 なんで?
201 :
吾輩は名無しである :02/06/26 10:14
松浦ファンを装った荒らしだろ。
202 :
吾輩は名無しである :02/06/26 10:31
>>199 でたのはセットになるずっと前。
おまえ、松浦と笙野の対談で、笙野知っただけだろ?
203 :
吾輩は名無しである :02/06/26 11:25
そうだそうだ!
204 :
吾輩は名無しである :02/06/26 11:42
>>199 しかも文庫版の解説を斜め読みした程度だろ(藁
205 :
吾輩は名無しである :02/06/26 13:46
そうだけど何か?
206 :
吾輩は名無しである :02/06/26 16:43
わかればよろしい。
207 :
吾輩は名無しである :02/06/29 02:33
次の新作はいつ頃だろね。
208 :
吾輩は名無しである :02/06/29 13:31
年譜に書いてあったんだけど「越乃寒梅泥棒」って小説? 単行本に入れてくれないかな。
209 :
吾輩は名無しである :02/06/30 22:07
タイムスリップの文庫のあとがき(対談)に書いてあったことって 本当かなあ? 皇帝とか大祭とか、家や家族への憎悪を感じたことがないと書けないと 思うんだけど....
210 :
吾輩は名無しである :02/07/01 00:43
>209 私の小説は自伝ではない、私は幸せな子供時代を送った、とか言ってる あたりのことですか。 笙野は共同体の中の権力関係についてとりわけ敏感で、ある意味ずっと そのことについて書き続けてると言えるんじゃないかな。 原型的な権力関係を描くためには、家族という一番身近で基本的な共同体を 舞台にするのがやりやすかったということだと思う。そのぶん社会的な 広がりには欠けるけれども。あくまでも意識的な設定であって、安易に 作者の実体験と結びつけるのはどうかと思う。 「こんなリアルな小説は体験した人にしか書けないはずだ」と言われることは ある意味作家冥利ではあるんだろうけど。
211 :
吾輩は名無しである :02/07/01 08:28
>210 レスありがとう。 そうだね。 ただ、あの二つに工房のころ激しく共感したので、 対談読んで少し寂しくなってしまったのです。
で、越乃寒梅泥棒なんですが… 知ってる人、いませんかねえ…
213 :
吾輩は名無しである :02/07/02 13:11
処女ってほんと?
214 :
吾輩は名無しである :02/07/02 13:20
ブスの被害妄想と無自覚なルサンチマン
215 :
吾輩は名無しである :02/07/03 01:57
・・・??>214、それって何か問題あるの??
216 :
吾輩は名無しである :02/07/10 16:56
『S倉迷妄通信』9月に集英社から出るって! 秋頃、新潮に長篇一挙掲載だって! いきなり長篇って、「皇帝」以来?あれは短めの長篇だったけど!
217 :
吾輩は名無しである :02/07/10 17:22
9月が待ち遠しい。。。 早く読みたいにゃあ。そんな私は千葉県民。
218 :
吾輩は名無しである :02/07/13 17:40
219 :
吾輩は名無しである :02/07/13 17:52
この人って性同一性障害か?
220 :
吾輩は名無しである :02/07/13 23:41
『爆発道祖神』と『硝子生命論』どっち買うか迷って、 結局『硝子生命論』を買いました。
221 :
吾輩は名無しである :02/07/17 23:53
発売中の「三田文学」の文芸時評で、笙野頼子の 最近の作品についての評が掲載されてます。 近年稀に見る、文学的怒りを持った作家であると 評価してます(評者名は失念)。買おうかな…。
222 :
吾輩は名無しである :02/07/18 02:12
三田文学じゃあ一般書店じゃ買えないよねぇ。残念。 名前だけでも思い出せませんかねえ。巽孝之? 巽は個人的にはあんまり好きじゃないけども。
>>222 あ、でも名古屋の紀伊国屋書店で読みましたよ。
他にも小さな一般書店で置いてるところもあるし…
書店の「色」にもよるかもしれませんが。
225 :
ロリ大好き :02/07/18 19:38
226 :
吾輩は名無しである :02/07/19 23:46
笙野さんが、よく言われてるマジック・リアリズムの定義が いまいちわからないです。
227 :
吾輩は名無しである :02/07/20 00:02
レストレスドリームって絶版になってんのか? 最近本屋で見かけないぞ
228 :
吾輩は名無しである :02/07/21 11:48
文庫本の「二百回忌」しか読んだことないけど、宮崎駿の世界っぽく感じた。 今は作風が変わってしまったのですか?
229 :
吾輩は名無しである :02/07/21 13:52
宮崎駿?ちょっと変わった読み方ですよね、嫌みとかじゃなくて。 良ければどの辺をそう感じたか教えてください。
230 :
吾輩は名無しである :02/07/22 00:10
228じゃないけど、今日、千と千尋を見て、 現実から異世界に変わるくだり辺りで、 二百回忌を思い出した。何でだろ……? でも、やっぱり笙野さんの世界の方がシュールだと思う。
231 :
吾輩は名無しである :02/07/22 00:18
いまカジュアル路線だよね、笙野頼子。 森茉莉の評伝もどきを書いてた影響もあるのだろうけど。 裏日本神話みたいのまたキボンヌ。
笙野頼子好き。 彼女には周りに気をとられず突っ走って欲しい。 しかし、むかし母親に、おもしろいよって「母の発達」を送ったら、 「私に何か文句あるの?」といわれた。 いやー、にゃごにゃごで返事して欲しかっただけなんだけど。な。
233 :
吾輩は名無しである :02/07/24 00:23
googleで笙野頼子が2000ヒットした。 綿矢りさが1600だった。 ブルック・シールズが2600だった。 ビンラディンが56000だった。 大塚英志が8800だった。 ちょい負けてるが、以外と有名なんだな、この人。
比較対象にブルック・シールズを入れるあなたに恋をしますた。
長篇期待あげ
236 :
吾輩は名無しである :02/07/25 23:51
間違えた
237 :
吾輩は名無しである :02/07/29 01:08
セイドウイツショウガイならそれをカケよ。
238 :
吾輩は名無しである :02/07/29 01:13
>>237 それを言うならセイドウイツセイショウガイだし、
笙野がそれではないことは著作を読めばすぐ判ることです。
239 :
吾輩は名無しである :02/07/29 06:46
仮に性同一性障害だとしてもそれを書かなきゃいけない義務なんてないでしょうに。
240 :
吾輩は名無しである :02/08/03 00:50
よりこやべーよ
241 :
吾輩は名無しである :02/08/03 00:57
作家は男女問わずいろんな人物を書きわけるのだし、 本質的な意味ではみな性同一性障害なのでわ?
242 :
吾輩は名無しである :02/08/03 01:03
えっ!何が。 猫が好きだとなんか不都合があるんですか? うちの猫たんは可愛いにゃあ〜
243 :
吾輩は名無しである :02/08/03 01:16
本質的には男嫌い 男のファンがいるのが不思議
244 :
吾輩は名無しである :02/08/03 01:20
政治家の、「田島なんとか子」みたいに、もっと分かり易ければ、 それなりに一般的にうけるんだろうな。 けど彼女はそれを覆い隠すだけの技術がある。 から、男にしてみれば、それが生意気に見えるんだろう。
笙野が男嫌いだからって男のファンがいるのが不思議って思うことの方が不思議。 彼女は中年じみたアホ男も叩くけど、別に男だけに限らず、カニバットみたいに 女側の幻想もことごとく批判するわけだし。 彼女が叩くのは、彼女が彼女であることを阻害する性的抑圧とそれを支える言語じゃないの?
246 :
吾輩は名無しである :02/08/03 23:44
いったい男のファンは笙野の本に何を求めてるのさ
247 :
吾輩は名無しである :02/08/03 23:59
笙野を援護する男は、笙野の才能のなさに嫉妬しなくていいのか 笙野を持ち上げることで他のよく似た主張をしている気に障る作家を抑圧したいか たんなるガキ
248 :
吾輩は名無しである :02/08/04 00:09
笙野に良く似た主張してる他の作家って例えば誰のこと?
250 :
吾輩は名無しである :02/08/04 01:06
笙野頼子の出現によって、 増田みず子(シングル・セルなど) が要らなくなったと、書いた評論家がいた。 しかし、ちょっと違うよなあと思う。増田も好きだが、 笙野の持つユーモアのセンスは全然異質。 それから、笙野は男嫌い云々はくだらないの一言。 笙野は馬鹿な男が嫌いなだけでしょ。
『嫌い』つーか、敏感だと思う。かなり。 男という言葉等が象徴する何かに。 んでそれを問題視出来て、表現出来た。
252 :
吾輩は名無しである :02/08/06 10:13
笙野が嫌いな男って、たぶん作中でバカにされてる典型的中年バカ男みたいなヤツなんだろうな。 だから、彼女の小説を全部フェミニズム蔑視的な言葉(男嫌い等)で揶揄して単なるヒステリー女 というカテゴリーに閉じこめたがるんだろう。
笙野ファンって男が多いよね。
女は逆にひいちゃうかもな。 もっと楽な生き方があるだろうにって…… 実は綿矢なんかの方が女のおいしいとこどりで、 表面バッシング、脳内まんせーしてそうな女が多いという罠。
女自身が今の性的なシステムからくる色んな影響を利益として 甘受している可能性はあるね。 実はそれ自体が今の性的システムの中に閉じこめようとする合理的手法なんだけども。 ただ、ここで注意しないといけないのは、それを男が強権的に行っているという 「田島陽子」的視点を容認してはならないという事だと思う。 性的システムの中にカテゴライズされて抑圧されているのは女に限らず男もそうだという 事実を閑却してはならない。 ということを言い始めると、楽しくやれてる男女共々から白い目で見られることになるんだけど…
この人と仁川高丸って姉妹なのか?
257 :
吾輩は名無しである :02/08/08 10:10
この人弟が一人いるだけでしょうage 「虚空の戦士」の年譜面白い 長男のように育てられる→やがて男になるものだと信じていた→自分はどうやら完全に女であると気づく 笙野13歳までの歩み。
>>257 文芸文庫『極楽大祭皇帝』の年譜と同じ。
259 :
吾輩は名無しである :02/08/09 23:29
>>255 笙野頼子を必要とする人たちというのは、
いまの性的システムのなかで巧く立ち回れない不器用さか、
あるいは生まれつきの性の優位性に寄り掛かれない誇り高さを
持っている人たちかな、と思う。男女問わずに。
ただ、前者の立場か後者の立場かで、
微妙に笙野頼子に対するスタンスが違ってくる、ということはあるのでは?
笙野頼子自身はこの二つの面を兼ね備えているが、
本人が相反する(卑屈さと誇り高さ)二つの感情を、
うまく操作できているかは疑問。
もしかしたら無自覚なのでは?とさえ思うときもある。
260 :
吾輩は名無しである :02/08/10 00:04
>>259 「二つの感情をうまく操作」することは、
小説を書く上でそんなに大事なことだろうか?
>>260 言葉足らずだったかも。
補足すると、
小説を書く上では、その不均衡がいい意味に作用してるかもしれない。
足場を固めてないグラグラ感とその内側にある厳つい芯、
そしてどっちにでも触れる柔軟さを持つ捨て身の文体。
ここでいいたい無自覚さってのは、
小説以外の場での発言とか振る舞いとかなんだよね。
赤坂真理をうっかり誉めてしまったり、
小谷真理ラインにチヤホヤされて舞い上がってしまう、
ちょっとでも父権社会の影がさすと過剰反応してツノ立てたり。
文壇社交上であまりにも女の子的な同族意識に弱いところ。
捨て猫拾ったら最後まで面倒見るのはいいけど、結局は自己満足。
猫捨てた人にだって事情はあるし、世の中には猫アレルギーの人だっている。
笙野頼子の闘う相手は「父権」という漠然とした言葉にひとくくりにされる
単純なシロモノではあって欲しくないし、
連帯する相手は「女の子意識」という鈍感な集団じゃなく、
性別には関係なく性的システムに抑圧されてる者たちであるべきだと思うんだよね。
最近の笙野頼子は、なんだかひどく短絡的になったというか、
アルツハイマーの老人みたく世の中に敵と味方しかいないと
思いこんでる痛々しさを感じてしまう。
こっちの勝手な理想の押しつけかもしれないけれど。
長文スマソ
>>261 なるほど。
その「同族意識」に対する弱さが、
しばしば「ルサンチマン」なんて言われてしまうのかな。
自分は近作『愛別外猫雑記』『幽界森娘異聞』が未読なので、
その「短絡的」ということに注意して読んでみたいと思います。
なんだかんだで新潮の長篇一挙掲載に期待。S倉も。
転換期なのかな、と何となく思ってみたり。
263 :
吾輩は名無しである :02/08/10 22:59
『二百回忌』『タイムスリップ・コンビナート』『母の発達』 こういう路線の小説を、今一度書いてもらいたい気持ちです。 この頃の彼女は現代文学の最前線にいる印象があり、 興奮しました。
264 :
吾輩は名無しである :02/08/10 23:18
痴水の「孤高の戦士」は読んでないし、 痴水というヘタレ批評家にも興味ないが、 初期の笙野には「孤高」という言葉がよく似合う…… いまは……
265 :
吾輩は名無しである :02/08/11 00:45
初期だと「海獣」が好き。 イメージが美しい。
267 :
吾輩は名無しである :02/08/14 07:11
S田氏とよりたんは犬猿の仲。W田のひとたちは カニバット事件にひとがらみしてる? こんなはなしどうでもいいや。
評論集が出てたような……。
269 :
吾輩は名無しである :02/08/14 22:15
この方のファンクラブ、あんの?
270 :
吾輩は名無しである :02/08/15 05:22
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
よりタン (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
よりタン (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
よりふぁん (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
よりこ姫 (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
よりこお嬢 (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
280 :
吾輩は名無しである :02/08/17 19:40
新潮の長篇一挙掲載、また猫なのかな、 といささか食傷気味ではありますが、 先日のディル某について触れる、に5000万ヲン。
281 :
吾輩は名無しである :02/08/26 01:40
あと、松本恵が松本莉緒になったのにも触れると思います。
282 :
吾輩は名無しである :02/08/26 05:01
「恋愛をしない権利」には笑った。
283 :
吾輩は名無しである :02/08/26 10:29
恋愛をできないではなく、しないか・・・苦しい
284 :
吾輩は名無しである :02/08/26 20:20
285 :
吾輩は名無しである :02/08/26 23:45
>>284 確か松浦理英子との対談か共著本に(そのような発言が)あったと思う。
286 :
吾輩は名無しである :02/08/29 13:34
笙野頼子が好きな人は、他にどんな作家が好きなんでしょうか……?
287 :
吾輩は名無しである :02/08/29 16:23
>286 多和田葉子
>286 林真理子
289 :
吾輩は名無しである :02/08/29 20:53
>286 多和田葉子、川上弘美。 林真理子はちょっと……匂う。
290 :
吾輩は名無しである :02/08/29 21:03
友人に、笙野と金井が好きな女がいる。
291 :
吾輩は名無しである :02/08/29 23:24
>>291 そうなんだ。そいつ藤野だっけ、芥川獲った。
それが最近のお気に入りらしくて、しきりにすすめてくる。つらい。
あとは『学校の青空』(うろ覚え)? も好きだそうだ。
293 :
吾輩は名無しである :02/08/30 00:10
学校の青空は角田光代じゃなかったっけか
295 :
吾輩は名無しである :02/08/30 01:08
多和田葉子、金井恵美子、川上弘美、角田光代。 こんなところですか? 角田光代は芥川、獲ってないですよね……確か。 獲った藤野というと、チヨちゃんでしょうか。
多和田、金井は理解できるが、角田、川上は全然理解できない。
297 :
吾輩は名無しである :02/08/30 02:04
>>296 アタマの良さそうなのが好きってことで、よろしいか?
298 :
吾輩は名無しである :02/08/30 07:19
多和田、金井、松浦あたり? 川上ってことはないでしょう。 まして、林真理子なんか、ご冗談でしょ!
299 :
吾輩は名無しである :02/08/30 14:39
林マリーコはキツイ。斎藤美奈子の本で「文壇のイジワルおばさん」と書かれていたyo! 多和田、金井、松浦。 これ以外にはいませんか……?
阿部和重
301 :
吾輩は名無しである :02/08/30 14:44
富岡多恵子
302 :
吾輩は名無しである :02/08/30 14:45
河野
たぶんこの人のを読むまでに、いろいろ経ているだろうから、 たくさんいるんじゃないかなでしょうか。
304 :
吾輩は名無しである :02/08/30 15:03
保坂和志が現代作家で自分のライヴァルは 笙野頼子、多和田葉子、金井恵美子 だと言っていた。
305 :
吾輩は名無しである :02/08/30 17:09
保坂、ゴーマンかましてるわけ? 読んだことないから、それほど大した作家か シランのだけど。
306 :
吾輩は名無しである :02/08/30 17:16
わしは古い時代の倉橋由美子が好きだったが、 304の3者はよく読んでると思います。 笙野頼子を最初に読んだ時は、倉橋以来 ひさびさに興奮したです。 河野は金井が好きなんだっけ。 わしは河野ダメ。キショイ。
307 :
吾輩は名無しである :02/08/30 20:03
>>305 小説を「書く」ことに、いまいちばん意識的なのはホサカ。
小島信夫などの大御所とも対等に対話している。
もちろん批評家の回路ではなくてね。
あくまでも小説家なのだから。
>304 残念ながら、金井も多和田も笙野も、保坂なんかライバルだと思ってないという罠
309 :
吾輩は名無しである :02/08/30 22:51
アタマイイ 多和田葉子、金井恵美子 チョットチガウ 川上弘美、角田光代 イジワルオバサン 林真理子 ハゲタオッサン 保坂和志 ジサクジエン 阿部和重
310 :
吾輩は名無しである :02/08/31 14:06
「極楽」群像新人文学賞 「なにもしてない」野間文芸新人賞 「二百回忌」三島由紀夫賞 「タイムスリップコンビナート」芥川賞 「幽界森娘異聞」泉鏡花賞
311 :
吾輩は名無しである :02/08/31 15:43
この人の初期作品集の「あとがき」を読んだ。 単行本にもならず、ボツ原稿を抱え、ほとんど評価されなかった10年間を、 「ここまでの歳月を、どう解説したらいいのだろうか」と、 いかにも同情を誘う書き出しだった。 分かっている普通の社会人であれば、こういうのは、恥ずかしくていえないはずだ。 さらに自分と、「三島、芥川」を比べているあたりは、 はなはだ厚かましい。 文学偏差値は高いかもしれないが、社会人としての経験がなさすぎる。 …嫌いじゃないんだけど、 もう少し普通の人の感覚ももったほうが、いいのかな?
>>308 でも作家の志として「ライバル」と思うのはよいことではないかと
思ったり。(保坂さんファンおよび保坂さん自身には失礼な
書き方なので下げますが、この三者、308さんが指摘したようにそんな
ことは全然思っていないタイプの作家だと思う…)
>>311 同情を求めるタイプとは、笙野さんは遠く隔たっていると
思います。で、「分かっている普通の社会人」という、それが
どんな社会人なのか、私にはよく分かりません。うーん。
「志」の問題としてですが、芥川を引き合いに出すような作家は
好きです。
それも、笙野頼子は、文学を守りたいと、
あえて泥かぶって文学論争を引き受ける骨があるから、
彼女なら芥川を引き合いに出してもいいぞ、と思う。
(つまんない作家が偉ぶって持ち出すのは問題外ですが)
313 :
吾輩は名無しである :02/08/31 20:14
ホサーカは猫の先輩だね。
>>311 >分かっている普通の社会人であれば、
>こういうのは、恥ずかしくていえないはずだ。
それをあえて言うのが作家の面白い・普通じゃないところ。
せっかく作家なのにそんなところまで「普通の社会人」と同じでどうする。
「普通じゃない人」だけが作家になれる。
>もう少し普通の人の感覚ももったほうが、いいのかな?
なんで?
314 :
吾輩は名無しである :02/08/31 21:34
この人の作品は全く面白くない。 >311に全く同感。 この人嫌い。
315 :
吾輩は名無しである :02/08/31 23:35
面白い面白くないは個々人によると思うけど、 314さんが面白いと思う作家を聞いてみたいです。 純文の作家で面白いと思う人、少ないもので……。
316 :
吾輩は名無しである :02/08/31 23:37
>>314 面白くない嫌いというだけのレスは意味ないと思います。
ちゃんとした批判をしてくれよ。
この人に限ってアンチの語彙が貧しいのはどういうわけか。 つまらない、面白くない、の一言なんだよね。 たぶん、つまらないとか面白くないとかじゃなくて、単純に読めないつーことじゃ。 否定派は、笙野頼子を必要としないだけの人なんじゃないかという気がする。 だから、あえて平野スレみたいに、アンチを説得しようとか反論しようとか、議論でねじ伏せようとか思わないんだな、これが。
318 :
吾輩は名無しである :02/09/01 00:19
確かに前衛的で実験的で難解だからね。 と言うとまたアンチが怒りそう。
たしかに評価高いのになぜか読む気にならない。 というか作家自身に興味がもてない。
特に難解だとかは思わない。 文章はのらりくらり遠回しだけど、 根本にあるものはむしろ分かり易すいと感じました。 ただこの人の、 自分が周りにとけ込めないのを常に他人のせいにして生きていく姿勢が、 「ものすごく口の達者な、ただの子供ではないか、という印象を与える」 というふうに相手が至るまでには、もう言葉で誤魔化されている。 そういう意味で、普通の(立派な)社会人とは違うな、と思ったのです。 それにおれはこの人があえて泥をかぶってるとは思えない。 よくいる喧嘩好きな人に思う。 武器をもった特攻隊長。 つねに敵を想定しないと生きていけないのでは、と思う。 味方にとっては敵を木っ端微塵にしてくれるので心強いが、 味方である人が、敵のことも思いやれるような心境にさせる思想ではない。 …気がする。
321 :
吾輩は名無しである :02/09/01 12:50
そこまで難解でもない。 時折、わからないときがあるけど。
322 :
吾輩は名無しである :02/09/01 16:05
机にへばりついてたら良い小説が書けると思うのは間違い。 評価が高いたって一部のその業界人が言っているだけじゃないの。 どこが難解で評価が高いのか全く分からない。 難解でも何でもない文章が下手なだけなのに、難しく書いているだけ。
323 :
吾輩は名無しである :02/09/01 16:21
えー? この人は、批評家というフィルタを通さず、読者と繋がれる希有な作家だと思うけどな。 「カニバット」とか読んでみてよ、すごいよ。 「母の発達」とか。 フェミ系嫌いなら駄目だろうけど。
カニバットは傑作だよね! 笑えるし、最後は泣ける。 文章は下手じゃないと思うな。 エッセイ読んでみ。結構クリアな書き方してる。
325 :
吾輩は名無しである :02/09/02 00:04
>>320 >自分が周りにとけ込めないのを常に他人のせいにして生きていく姿勢
そんなに他人のせいにはしてないと思うけど。
326 :
吾輩は名無しである :02/09/02 01:26
>>320 >よくいる喧嘩好きな人に思う。
>武器をもった特攻隊長。
そこまで社交的、というか人交わりの中に自分の根っこを置いている人じゃないと思う。
味方とか敵とか、「思いやる」とかいうこととは、根本的に別の次元にいる。
この人がしているのは、もっと抽象的な戦いだと思う。
この人のファンにはいい人が多いのがわかった。 それで十分です。ありがとうございました。 どうであれ、良いファンがいるのは良い作家であることと思います。 どういう読者に好まれるか、 またそれも作家のだいじな問題なのだなと思いました。 作品は良いけど、それを好む読者が厨房というのはよくありますからね。 この人の場合は違うな。どうもです。
329 :
吾輩は名無しである :02/09/02 19:29
『S倉迷妄通信』5日発売、 猫写真満載ということですが、 正直、またかよ、と思ってる人手挙げて!
330 :
吾輩は名無しである :02/09/02 22:49
ふぁ〜い。 笙野さん、たのむ、前みたいなエネルギーの 小説書いてくれ〜。 本当ならあんたは日本文学の最前線に位置できる作家だ。
331 :
吾輩は名無しである :02/09/02 23:08
>..330 アホ 勘違いも甚だしいよ
332 :
吾輩は名無しである :02/09/02 23:20
レベルの低い話で悪いが、 100年後、この作家がどのような捉えられかたをするのか、 どう思う? 歴史に残るかな、残らないかな。
333 :
吾輩は名無しである :02/09/02 23:25
>332 それがどないやっちゅうねん。 あんたの歴史にこの作家は残るか残らんのか?
334 :
吾輩は名無しである :02/09/03 01:16
>>332 百年後なんか自分は生きてないから興味ありません。
その手の話はレベル低い以前に不毛だよ。
要は
>>333 さんの言うように自分にとってどうかということじゃないか?
335 :
吾輩は名無しである :02/09/03 01:46
>>334 おまえにとっていいからといってなんだ
たいしていきるかちもないおまえがそんなこというな。
にどとかきこむな
100年後を想像して生きるのも、また可能であり、 現にこうして言い合えているのでは? それに、この世に、嫌味以外で不毛などはないと思うけど。
337 :
吾輩は名無しである :02/09/03 03:26
>>335 さん
もしかするとあなたは自分自身のことを
「たいしていきるかちもない」と思っているのではないですか?
だから判断基準を自分の外に置こうとしているのでは?
334さんも335さんもいきてるかちはありますよ。
自分にとって何々が大事かどうか。それでいいと思いますよ。
338 :
吾輩は名無しである :02/09/03 10:44
皆さん、卑屈にならないで頑張って下さい。
339 :
吾輩は名無しである :02/09/04 20:42
S倉買ってきたよ。 腰巻きのドーラが素敵♪
340 :
吾輩は名無しである :02/09/05 00:08
猫本って売れるらしいから(一定の部数は出る)。 しばらくはこの路線つづいちゃうかもな。 猫食わせなきゃいけないし。
341 :
吾輩は名無しである :02/09/05 21:35
このスレはアンチがいなくなると、 まったく面白味に欠けてくるのが特徴だな。
342 :
吾輩は名無しである :02/09/05 21:38
この人の夫婦生活のエッセイみたいなのを読んでみたいな。 その前に結婚しればだけど。 面白そうじゃないですか? 予想に反してデレデレだったりして。
343 :
吾輩は名無しである :02/09/05 21:44
>>342 群像の副編集長と事実婚だよ。知らなかった?
>343 副編集長って誰よ。 そんなにいい男なの?
345 :
吾輩は名無しである :02/09/05 21:49
346 :
吾輩は名無しである :02/09/05 23:15
ドーラ、カワイイね! 最近の作品、確実にエネルギーも品格も落ちてきてる。 三冠王なんで尊敬していたんだけど。 なにより、フェミ系はそろそろうざいと正直。 モチーフへの焦点が動くし、連結しないし、結局「自分、自分」で、 こちら側には何も伝わってこない。 ユルユルの文体じゃ、以前のような感動はもう期待できないとこの人のかつてのファンが泣いてたぜ。 斜陽……(;_;) でも個人的には、ガンガッてほしい!
347 :
吾輩は名無しである :02/09/06 02:06
>>345 そーなんですか…ちょっとショックだったりする。
でもそういう人がいてもおかしくない。全然。
相手が男性か女性かというのは大して問題じゃない
けど、女性よりかは男性の方がしっくりくる、気はする。
世の中のオスも捨てたもんじゃない、ということですか。
>>346 そーかな?骨の部分は変わってないと思うな、私は。
東京の散歩も千葉の生活も猫の話も担当者や業界や
家族の話も全部「日常エッセイ」のようだけど
ちゃんと小説だと思うし。それも〈超〉私小説、あるいは
〈幻想〉私小説であって、オナニズムやナルシシズムを
極力排除しようとしている作品ではないかと。
だから読んでて嫌にならないんだと思う。(でもたまに
そういうにおいがしてしまう、ところもある。そういう時は
読む気が萎えるが)
でも「生きてる」ってことを書いてると思うんだよね。
骨のところで。それは変わってないし、むしろレトリック
とか文体のアクロバットを演じてない今はものすごく
骨太な感じがするし。
一見マンネリっぽいけど、むしろそれがスリリングだ。
…と思うんですが、他の方、どーですか?
348 :
吾輩は名無しである :02/09/06 02:33
349 :
吾輩は名無しである :02/09/06 08:48
>>347 の文体イイ!
でも骨太ってのは
ちょっと誉めすぎじゃない?
350 :
吾輩は名無しである :02/09/06 11:06
351 :
吾輩は名無しである :02/09/06 12:03
352 :
吾輩は名無しである :02/09/06 13:09
>>351 群像の副編集長と事実婚だよ。知らなかった?
これが嘘です。専門版にいって適当なカキコのスレからやってきました。
ただ、本当に信じられてしまったので、申し訳なくなってしまいした。
笙野さんも群像もなんだか分かりません。
他スレからひょいと来て書き込んだ割には
すごく信憑性ありそうな嘘だったんで本気にして
しまいました。
ネタばらしするところを見るとイイ人ですな
>>352 「副編集長」「事実婚」という言葉にリアルを感じたなぁ。
>>349 いやいや、骨太ですとも。
>>346 最近の作品、というより、猫関係エッセイ(虚実あり)に関しては胴衣。
でもフェミ系というより、子育て系と呼ぶべき分野じゃないかと。
子育て中の母親が戦闘的で自己本位になるのは本能レベルだから仕方ない。
世界のすべてが、我が子に対しての敵に見える時期ってあるもんだし。
個人的にはこの人の戦闘的フェミニズムに期待してる。
子育て中の母親の甘えまでもをぶっとばすようなヤツ。
日本の批評家にはフェミをまともに評論できるヤソがいないから荊の道だろうが。
女が男の庇護の下出ちゃうとバッシング必須だけど。
この人の才能は本物。めげずに頑張って欲しい。
僕は男なのでわからないですが、 世界のすべてが…。そういう心境があるんだなぁ。 しらなかった。
356 :
吾輩は名無しである :02/09/07 07:58
笙野頼子の作品を読んでると、作品を追うごとに 外(どこか)に出ていっている。 近場から少しずつ遠くへ。 実家から出て小説家としての人生は始まる。 まずは一人暮らしの部屋から〈スプラッタシティ〉へ。 一大事業〈引っ越し〉。猫との出会い。 商店街へ。海芝浦(母親ゆかりの地)へ。 合間には幻想の故郷、血縁者との交信。 賞をもらってからは、自分を異邦人と自覚しながらも 〈住む場所=東京〉を愛し逍遥し合間に文学業界へ 乗り込んでいく。 このころはもう「なにもしていない」の片鱗はない。 外界の刺激に泣いてアレルギーに倦んでノイローゼと 共に幻想世界へリンクしてしまう主人公は、いない。
357 :
356つづき :02/09/07 07:58
今はさらに東京を出て千葉へ行ってしまった。 〈由緒ある田舎=伊勢〉から東京を経て〈大いなる田舎=千葉〉へ。 伊勢でヨソモノとしてマイノリティだった主人公は 千葉で猫持ちとしてのマイノリティの現実を刻む。 女で未婚で自由業で不美人で、というマイノリティの アイデンティティは、賞を獲得して確固たる地位を築いた 今ではほとんど意味は〈反転〉した(だが、依然として マイノリティではある)。 だからもう主人公は、もといた場所には留まって いられない(というか状況が主人公を「そう」させる わけだが)。 この主人公の〈安息〉の場所はどこにあるのか? 独身自由業中年女が日本語で猫と平和に暮らせる場所。 多分、また東京へ戻ってくると思う。 あるいは、別の〈都市〉へ。
358 :
吾輩は名無しである :02/09/07 08:25
黙っていても、いずれは死ぬんじゃないかな。 そう思うと悲しいね。
359 :
吾輩は名無しである :02/09/07 12:38
セリーヌ?
360 :
吾輩は名無しである :02/09/08 11:33
ああ、たがが猫でギャアギャア大袈裟に喚いてるおばさんね。 人付き合いできないのを他人のせいにするとはふてぶてしい。
361 :
吾輩は名無しである :02/09/08 13:22
小説っていろんな読み方をする人がいるんだね。
362 :
吾輩は名無しである :02/09/08 16:09
たかが猫って・・・ 頼たんにとっては盟友なのよ。まあ、人間関係難の人にありがちだけどさ。 ドーラが死んだら、頼たん死ぬんじゃないかと勝手に心配してるよ。。。
>362 何ともグロい話だな。 捨て猫にドーラか。 ま、俺のチンコはポールってHNだけどな。握るという意味に於いて。 けど俺は、こいつが死んでも、生き抜いてみせる! そのつもりなんだよ。生きる覚悟って奴か? おれは人間関係なんて甚だしいクソだと思ってるし、 上手くいかないのはあたりめーだ、と思ってる。
364 :
吾輩は名無しである :02/09/08 17:11
君の麻夢子と僕のポールの、異文化コニュミケーション。
365 :
吾輩は名無しである :02/09/08 17:14
>>360 あほ(w
お前なんて生きているだけで迷惑なんだけど。
人間関係が糞ってお前が皆に気持ち悪がられてるだけだろ?
お前は無能で、愚痴ばっかの異常者ってだけだろ?
何にも才能なんて無いんだから、はやく死ねよ。
366 :
吾輩は名無しである :02/09/08 23:54
今「S倉迷宮完結」の途中なんだけど、 猫関係、今回でとりあえずは一段落するみたいなので、 「秋頃に新潮に長篇一挙掲載」では (いいかげん)次のステージへのシフトを激しくキボンヌ。 などと言ってみたりするが、実際どうなることやら。
367 :
吾輩は名無しである :02/09/08 23:56
虚空人魚の正体。 虚空人魚の末路。 嗚呼。
368 :
吾輩は名無しである :02/09/10 11:50
笙野ってだれ? 宮部みゆきならしってるYO!
369 :
吾輩は名無しである :02/09/10 12:21
>368へのA 「笙野」とは、名前を頼子といいます。 人間です。 分かったでしょうか?
370 :
吾輩は名無しである :02/09/10 12:33
豚か猪かと思ってた
371 :
吾輩は名無しである :02/09/10 12:41
>370へのA お前、目がオカシイのかこら! 正解はジュゴンです。水の中でも生きることが出来ます。
昨日、阪大のアイドルの写真を見て失明しました。 脳を守るために眼が犠牲になってくれたのでしょう。
最近はドーラ? 頼子。 なんかよ、もっとこう、「ドバーっ!」と、「ガーン!」んと。 こういうふうにやってくんないと、俺としてはいたたまれない。 まあもっとも、俺は君の小説なんかはちっとも難しいとは思わねえが? 敢えて言うなら、さらに「ガガガガガ、ギャギャーン!」みたいな表現にした方がいいんだよ。 分かった? まあ、俺も大学の講義があるからもう行くけど。がんばってよ。
374 :
吾輩は名無しである :02/09/11 16:00
小説の中で同業者の酷評をしてそれが賞をとる。 泉鏡花賞って文化レベル下げてるね。 てゆーかそんな人間の腐ったヤシに文壇も気軽にエサを与えないように。分かった? 俺も講義があるからもう行くけど。がんばってよ。
講義って・・・ 今大学休みじゃないか?
376 :
吾輩は名無しである :02/09/11 16:04
スマソ 国立なもんで……
大杉 重男
378 :
吾輩は名無しである :02/09/14 00:10
この人の小説好きだなぁ。
比類のない文だよな。 ルックスの悪さが間違いなく才能の開花をもたらしてる。 ブタでもジュゴンでもいいじゃないか。
380 :
吾輩は名無しである :02/09/14 13:02
381 :
吾輩は名無しである :02/09/14 16:11
文庫化してる作品まだ少ないよね
382 :
吾輩は名無しである :02/09/14 21:50
383 :
吾輩は名無しである :02/09/14 22:33
>>383 町田康も影響うけたと言ってなかったかな。
好き(もちろん異性としてではなく小説が)だとは書いていた。
384 :
吾輩は名無しである :02/09/15 13:44
あまり似ていたり、影響を受けたと思うような人は思いつかない。 町田康が影響を受けたというのは、今しがた「夫婦茶碗」を読み返してみて、 ちょっと判った気がする。
385 :
吾輩は名無しである :02/09/15 14:17
金井恵美子・倉橋由美子・河野多恵子・多和田葉子・ 室井光広・三浦俊彦・奥泉光・松浦理英子・赤坂真理
386 :
吾輩は名無しである :02/09/15 14:18
室伏はハンマー投げだろう?
389 :
吾輩は名無しである :02/09/16 05:49
より子。のアルバム買ってよかったから 頼子の小説も買ってみるよ
390 :
吾輩は名無しである :02/09/17 00:31
居場所もなかった、と、母の発達、を読みました。 そして、レストレスドリーム、を読み始めました。
391 :
吾輩は名無しである :02/09/17 06:44
>>385 三浦俊彦は似てるね。
というか、笙野頼子と相互補完しあってるような。
なんかどんどん遠くに逝ってしまって読者から剥離してくとこも似てる。
392 :
吾輩は名無しである :02/09/28 21:50
よりタン、ハァハァ
393 :
吾輩は名無しである :02/09/28 22:10
虚空人魚タン、ハァハァ
394 :
吾輩は名無しである :02/09/28 22:28
あのくらいの歳の中年主婦だったら、あの程度のひどいツラのおばさんなどいくらでもいる。 自分はブスであるという意識を持ちすぎだ。 いまだに処女らしいが、「自分と付き合おうとする男を、むしろ軽蔑する」といった意味の ことを言っていた。意外や意外、笙野とやろうとする物好きな男は時々いるらしい。 40過ぎて男性経験ゼロでも、プライドはきちんと持ちつづけるというのは偉い。 2ちゃんねるでよく見かける30過ぎて童貞ですっかり卑屈になってしまってる男は、笙野 を見習ってくれ。
395 :
吾輩は名無しである :02/09/28 22:42
「ブス」とはなんであるかという定義から考えられたら如何だろう<394 彼女の自意識が容姿からくるもののみにおける辺縁性とは思えないんだ
396 :
吾輩は名無しである :02/09/28 23:07
『S倉迷妄通信』読了。 3部構成になってるんだけど、3部目(「S倉 迷宮完結」)で非常にスリリングな展開になる。 前作での「間違い」の軌道修正としての自己批判。 そのための小説内小説。 「私」と「笙野」、書く側の傲慢を書かれる側が告発 する。しかし「私」と「笙野」、どちらも記号である。 記号ではあるが、この小説を書いた人物の「魂のかたち」 をしている。 神道関連の話はもう一度読まないとわかりにくい気がする。 しかし、厳密な人だ。非常に自分に厳しいな。あたりまえの ことなのだろうが。 ただたまに筆が「すべった(あるいは油断した)」ような感じ を受けた箇所があった。 文章というのは本当に恐いね。全部出てしまう。
397 :
吾輩は名無しである :02/09/29 00:08
S倉は読んでないからわからないけど、 大塚みたいなのにケンカ売られて、 同じ土俵にひきずりおろされそうになったのが影響してるのかな? しかし、大塚もなあ、笙野頼子にケンカを売って、 結果的に名を売ったよなあ。 なんつーか、一種のセクハラ、テクハラだろう。 正面から対峙しないで、 媒体(群像のタブーみたいな仮想敵)に警告のゲリラ戦。 部数なんていうレベルに引き落としてみたり、 フェミを擁護しにくい(フェミ批判のできる批評家が皆無)状況を見越しての、ある意味悪目立ちしていた笙野叩き。 そして、あたかも笙野が裏工作をしたかのような空気を蔓延させてから(してるのは自分なのに) 先制攻撃に売ってでてからの一気。 結果的に笙野の守ってきた純文学の牙城へ、トロイの木馬で侵入成功! ガードなんて本当ななきに等しかったんだね>編集部。 それも純文に未練たらたらのエンタメ作家(一族郎党)ひきつれて。 なんか絶望しますた。
398 :
吾輩は名無しである :02/09/29 08:00
大塚は居直り強盗
399 :
吾輩は名無しである :02/09/29 09:22
反応した時点で負け。 結局同じレベルの人種ということだ。 男性を基準とした人間理解の虚構の批判がフェミニズムの本質。 彼等は「フェミ」という記号を仰々しく用いて 単に性差別を論じているだけだ。クダラン。
400 :
吾輩は名無しである :02/09/29 15:54
ブックOFFで探したけど、一つもなかった。 笙野頼子の本は、保存率が高いのか? ちなみに置いてる本屋も少ないけど、なぜなんだろ。 出版社は営業努力してないのかな。
>400 ちょっと読んでみたい、と思っても無いよね。
402 :
吾輩は名無しである :02/09/29 19:49
まったく。 若くてきれいならそれを武器にするし、 ブサイクだったらそれすらも武器にするし、 女の小説はやはり知れてるな。 キショいよ。
このひとと渚はどっちがデヴでつか?
『200回忌』アターヨ!思えばこれがなかったら『アメリカの夜』 が芥川賞とって、今頃阿部和重はいなかったかも… なんて考えると、ぞとスルーヨ!そういう意味では笙野がいてヨカータ!
>>402 ブサイクが武器になるとは思えないけど。
初期の性別不明の未分化の小説が好きだった。
編集者的には、女の作者に母性とか産む性とかの性的なものを
安易に求める傾向があるので、それに迎合しつつ、
書きたいものを書いてきた先にあるのがいまの作風だと思うよ。
すなわち、それは女の武器ではなく、女の作家への抑圧の一種だ。
笙野はそれを自覚してるだけマシ。
406 :
吾輩は名無しである :02/09/30 13:53
マジメに考えすぎないほうがいいよ。
407 :
吾輩は名無しである :02/09/30 23:30
読んで気に入ればそれでいいよ。
408 :
吾輩は名無しである :02/10/01 18:39
っていうか別にどうでもいいよ。
笙野・大塚どっちのファンでもないけど 群像での喧嘩は、なんだこれは。と思ったな。 他のジャンルに寄生しながら清貧・純潔ぶってる純文学屋なんて マンガのおこぼれで食えなくなったとき どのジャンルからも受け入れられず野垂れ死ねばいいと思う。 ところでその喧嘩の大塚の反論だけど >そして笙野さんがそれについての反論をぼくに求めている旨の伝言がまずあり、 >略 >対談に関しては彼女がぼくを「認めていない」ので「認めていない人間とは対談できない」という回答がなされました。 上と下の主張がどうすれば同じ人間から出てくるんだかさっぱり判らないんだけど。 反論はいいけど対談はダメってのは単に喋りながら考えるのが苦手ってことか?
410 :
吾輩は名無しである :02/10/03 00:00
大塚がいなくなれば、それでいいんだと思う。 別に大塚の書いたもの、読まないし。 どの辺りで読めるのかも知らない。 ……その前に本は出してるのかも知らない。
411 :
吾輩は名無しである :02/10/03 00:08
笙野ファンて皆こんなのばっかりなのか?( ゚Д゚)ポカーン
>>409 笙野頼子は他ジャンルに寄生している作家の一人ではないと思うけど?
それに純文学を寄生させてやってるなんて、マンガのおごりでしょ。
それをいうなら、マンガは文学の過去の遺産に思いっきり寄生してるし。
コミケという現象は元ネタならぬ本テキストに寄生した場所にしか成り立たない。
そして大塚は笙野頼子批判で笙野頼子と純文学に寄生してる。
つうか純文学が単体で稼ぐ為の努力をせず
漫画の売り上げで生き長らえてるのは
大塚の文章読んだら判ると思うんだけど…
漫画に寄生というのは収益面でのことだろ。
>>412 >>410 みたいな排他主義。
>>大塚がいなくなれば、それでいいんだと思う。
読まないのは別に個人の勝手だけど、大塚さえ居なければ純文学は安泰か?
>>414 そうやって一面的な議論に持ち込もうとする思考の浅さがアフォなのに。
金稼いでるのがエラいなら、
アニータが一番えらいよ。
プリティウーマンなんてベタな物語で十億だもんな。すげえ。
マンガをパクることによって寄生している小説家は確かにいる。 田口ランディ、よしもとばなな、藤木凛……
>>415 >金稼いでるのがエラいなら、
>アニータが一番えらいよ。
>稼ぐ為の努力をせず
って書いたのに…予想通り泥沼化しそうなんで寝よう。
大塚、アニータと対談すれば? 気があいそう。
>>417 純文学作家個人は、みんな売れたいと思ってるし、
実際、その努力をしてる人だって多いと思うが。
エロでもグロでもパクリでも、
とにかく売ったもん勝ち、という状況のなかで、
文学への拘りと商品としての作品の兼ね合いに一番腐心してるのは、純文学作家という人種だろう。
むしろ問題なのは、文学が売れない状況になれすぎて、何の手も打たず、
他ジャンルに寄生してることに甘んじ切ってる編集出版サイドだ。
大塚の批判はある面からは正鵠を得ているが。
それは「作家個人」ではなく、編集者や出版サイドに向うべきもの・・・
それを微妙にシフトして(そりゃそうだが)作家個人に向けているのが、どうもね。
組織を敵に回すより、個人を叩く方が楽。
そこらへんの小狡さに、なんだか辟易するんだよな。
しょせん、売名行為か。
>>413 >それに純文学を寄生させてやってるなんて、マンガのおごりでしょ。
それが本当なら、マンガを出してない出版社は皆つぶれているはずだよね。
文芸誌が採算とれないのは事実だが、文学そのものはふつうに
売れてるじゃん。文芸誌と文学を意図的に混同して「純文学を
食わしてやってるのはマンガだ」と言い張るのは無理があると思うけど。
と言ってはみたがまだ寝ていない。
>>419 もう書くつもりはなかったけど
あなたが客観的で判り易いので安心しますた。
文系の人とじゃあんまりこういった金の話をすると
文学に俗物的な話を持ち込むなって突っ撥ねられるんで
嫌気がさしてたとこです。いくつか引っ掛かりはあるけど、
続けると泥沼だろうし、俺はだいたい納得したので
あとは
>>409 さんと続けて下さい。
>>409 対談ではどうしてもなあなあになるからね。
笙野はそれを避けたかったんだと思うよ。
私は、「対談」によって論争に決着をつけたい、という大塚の考え方に
胡散臭いものを感じたけどな。
ちゃんと理屈で言い返すつもりはなく、
ただ話題作りをしたいだけなんだなコイツは。と思ったよ。
423 :
吾輩は名無しである :02/10/03 12:49
>>422 とうとう笙野を文学の牙城から漫画の前にひきずりだしたという事件を起したかったんだろうな。
ジャンヌ・ダルクをイギリスにひきわたしたフランスや情けなや。
424 :
吾輩は名無しである :02/10/04 00:16
大塚がいなくなれば笙野さんは安泰でつ。 純文学は安泰じゃないと思いますが。
425 :
吾輩は名無しである :02/10/10 06:10
ホシュ
426 :
吾輩は名無しである :02/10/11 22:04
新刊でてるのにどうした?
427 :
吾輩は名無しである :02/10/11 22:09
文学フリマは失敗に終わる悪寒がするんだけど、 失敗すればしればで、またなんか言い訳考えて文学を叩くんだろうなぁ。 やな奴。
なんかしょぼい平野みたいのが集まって、サムーイ会話。 工藤の一次落ちみたいな小説ばっかが載ってる同人誌がならび。 もともとがコミニュケーション不全なやつらに、 変なプライドがごて塗りされたバカどもの集いになりそう>文学フリマ
429 :
吾輩は名無しである :02/10/12 01:08
本当、やな奴。>○塚
批評が群像の最新号に載っていましたよ>426 「りおお」の受賞後第1作(?)も載っていました。
>>428 「平野みたいの」が来れば上等だよ。
文学好きで、あれを読んで参加する奴がいるとは思えない。
論壇ヲタの大学生が批評家きどりで東浩紀批判してるような
ミニコミがいっぱいあつまるんじゃないの。
>>430 読んだ。小説内の私が作者を告発するんだっけ?
島本りおおは上手くなっていると思った。
>>432 若い男にチヤホヤされる主人公にブチ切れ。
434 :
吾輩は名無しである :02/10/16 00:33
最近の笙野作品を読んでいる間の窒息感とでも言うのか、 その種の感覚は果たして自分にとって快感なのだろうか、 要するに自分は本当に笙野頼子の小説が好きなのだろうかという問いが、最近、 頭をもたげてきていて、夏の終わりごろ、『タイムスリップ・コンビナート』を読み直したのだけれども、 ああ、やはりこのトリップ感覚は他では味わえないものだな、と勢いで『S倉迷妄通信』を買い、 読み、例の窒息感に読み泥み、再び、むむむむむ、と悩み始め、 読み終わってしばらく経った今も考えながら、 次の作品を待ちつづける日々。
サンセ〜イ。 ここから出られる日はあるのか?
出版人にもむむむ、と悩まれるようじゃ・・・ どっちもしっかりセンカイ!
437 :
吾輩は名無しである :02/10/30 14:17
上げておキッます
>>434 批評家(らァめんと文学が専門)すが秀実が、最近の笙野さんの作品は、いらないよなぁ。
と読書人で言われてましたYO。
439 :
吾輩は名無しである :02/10/30 19:11
S倉は誰か読んだ?
440 :
吾輩は名無しである :02/10/30 21:56
読んでるとちゅう。<S倉 う〜ん、なんだかなあ....
441 :
吾輩は名無しである :02/11/01 12:47
なんだかなあ、に同意。 笙野さんの言う通り切実な純文学ではあるけれど、 面白くはない、と思ってしまいますた。
442 :
吾輩は名無しである :02/11/02 15:53
/ヽ /ヽ / ヽ / ヽ ______ /U ヽ___/ ヽ | ____ / U :::::::::::U:\ | | // ___ \ ::::::::::::::| | | | | | U :::::::::::::| | | .|U | | ::::::U::::| | | | ├―-┤ U.....:::::::::::::::::::/ | |____ ヽ .....:::::::::::::::::::::::< └___/ ̄ ̄ :::::::::::::::::::::::::| |\ | :::::::::::::::::::::::| \ \ \___ ::::::::::::::::::::::::|
443 :
吾輩は名無しである :02/11/02 19:08
とりあえず笙野頼子をほめとけば通、みたいな、 ちやほやブームが去って、 叩きブームがきたんだと思います。 とりあえず、笙野頼子にダメだししとけばOK、みたいな。 ブームの尻馬にのるしかない批評家どもにはうんざり。 芥川賞受賞時、いままで無視してた批評家が、 前から目をつけてたみたいな批評をしたと笙野頼子がぼやいてましたが、 大塚の笙野頼子叩きで、意外に脇(編集者や読者の包囲網)が甘かったことが暴露されて、 ここぞとばかりに叩いてるんでしょ。 大塚は嫌いだが、笙野頼子にケンカ売った糞度胸だけは評価しる。 だけど、この時期に叩いてる批評家はバカまるだし。 ま、顔にバカって太字で書いてあるわけだからわかりやすくていいけど(ワラ
444 :
吾輩は名無しである :02/11/02 19:55
うーん、でも確かにつまんなくなってきてるんだよなあ。 レストレスドリームや初期作品の輝きをもう一度、と思うんだ。 443氏は今の笙野をどう思うの?
初期作品とレストレスあたりって、 根っこは同じだけど、作風はまったく違いますよね。 笙野頼子は進化しつづける作家、 進化を恐れない作家だと思います。 いまは次の進化の段階を模索している状態では? なにかが変わったとしたら、読者の方が彼女の世界観に「馴れて」しまったことに原因がある気がします。 笙野の読者は「老舗の味」より「刺激」を求めるタイプが多いような? 常に新しい地平を切り開いて戦いつづける作家像みたいのを投影してるのかな? だから、それも仕方ないのかも。
446 :
吾輩は名無しである :02/11/03 15:27
ここのところあまりにも猫と生活と論争ばかり、というのは、 つまらないことの一因であると思いまし。 大江健三郎は「何を書くか、ではなく、いかに書くか」が大事だというし、 清水良典は「純文章」という。 で、自分はそういう笙野頼子の文章が好きで読んでる。 それを踏まえても、ここまで同じネタが続くというのはやはり俺には辛い。 小説という形式そのものと闘っている姿、が痛いくらいに描かれた、 最近の作品は本当に「純文学」だと思うし、 サーヴィスしるなんて絶対に言いたくないのだけど、 それでも自分にとっては、正直な所あまり面白くない、と言わざるをえない。 これからどうなるんだろう。 期待と不安。
447 :
吾輩は名無しである :02/11/05 02:58
448 :
吾輩は名無しである :02/11/06 23:37
なんだかんだいっても、 笙野頼子はこれからも文壇の台風の目でありつづける。 恵まれてる作家だよ。
449 :
吾輩が名無しである :02/11/12 10:04
『S倉迷妄通信』読了。 正直な話、笙野作品のうちで「太陽の巫女」だけはどうもピンとこなかった のだが、これを読んで少し分かりかけた感じがします。 それと、上の方のレスで、猫たちが死んだら笙野さんも死んでしまわないか 心配というのがあったが、この本の最後は次の文章で締めくくられています。 これを読む限り大丈夫のようですね。 <…そして猫達を無事に送ったら、ドーラが来ていらい普段は押入れにしま ってあるヌイグルミ三十個と共に、もう一度東京に攻め寄せるのだ>
450 :
吾輩は名無しである :02/11/12 10:38
ここらへんで笙野頼子と大塚が手打ち。 遅れてきた笙野頼子叩きの批評家どもあぼーん。 という展開きぼん。
451 :
吾輩は名無しである :02/11/12 23:35
大塚、はやく群像からどいてくれないかな。
452 :
吾輩は名無しである :02/11/13 01:28
>>450 ,451
そんなのはっきりいってどうでもいい。
まずは小説読んだら?小説の話しようよ?
>>449 そう、そこんとこなんか嬉しかったですね、私も。
ヌイグルミと共に攻め寄せる、ってのが。
そうか、やっぱり戻るのだな、とも思った。
453 :
吾輩は名無しである :02/11/13 16:17
>そんなのはっきりいってどうでもいい。 だったら無視すればよろしい。 一生、今までの家賃よりはるかに安いローンを払いつづける、 と腹を括ったところなのに、あれ?戻っちゃうの?と俺は思ったんだけど。 まあ、猫の人達のための一軒家だったのだからそれでいいのかな。 将来、森娘の家の近くに居を構えたりするんだろうか。 あと、新潮の長篇が楽しみです。
454 :
吾輩は名無しである :02/11/13 17:54
正直、この人に飼われてる猫たちが不憫だ…。
455 :
吾輩は名無しである :02/11/15 00:55
456 :
吾輩は名無しである :02/11/15 08:41
>>454 写真を見ると「ママ大好き」って表情ですけど。
俺もアニヲタ嫌いだが、サブカルチャーを認めない姿勢には、そもそも無理がある。 この人の新作、何部売れた?出版社が純文だけで成り立つと? 傲慢にもほどがある。 大塚が群像に「書いた」ということが「厭」で、 自分のホームである群像の審査員を下りた云々という姿勢に、没落と人間性を感じた。 この人は、結局自分のために文学をやりたいだけじゃないか。 そして、他人が飼っている猫など可愛くないし、いちいち見せられても困る死。
誰か
>>457 に釣られてやれよ
俺はめんどくさいからイヤ
サブカルスノッブUZEEEEEEEEE!!!
>>547 まあそんなに怒るなよ。
みんな懸命に生きているんだ。
>大塚が群像に「書いた」ということが「厭」で、 >自分のホームである群像の審査員を下りた云々という姿勢に、没落と人間性を感じた。 笙野が大塚をさまざまな場所で執拗に攻撃し、「認めてない」と明言している以上、 その「認めてない」人間の連載が始まってしまった「群像」新人賞の選考委員(審査委員じゃないよ)を降りた、というのは、 言葉を扱う職業の人間としての筋を通したというだけの話で、むしろ当然のことではないだろうか。
463 :
吾輩は名無しである :02/11/23 05:12
>>447 このインタビュー、文春文庫版『タイムスリップ・コンビナート』
「あとがきに代わる対話」の英訳
でも文庫に載ってない部分もあった…
465 :
吾輩は名無しである :02/11/23 17:57
完全版ってことですね。
466 :
吾輩は名無しである :02/11/29 11:08
age
467 :
吾輩は名無しである :02/11/29 11:08
(´・・) BARATATATAT! ∬・ ・≫zizizizizizip!!
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468 :
吾輩は名無しである :02/11/29 11:55
あのひと自分で言うほど醜くないと思うな。 不思議なことだ。 でも書く動機のひとつのようだし。若ければ容貌表現や「娘のフェミニズム」は主題の展開として 機能するだろうけど年をとった時なかなか難しいものがあるよーな。 翳りがみえるのはそのせいか。今はターニングポイントの苦しみなのでは。 これを乗り越えて普遍性のあることを書けたら本物だと思う。 今までの作品は主題の特殊性に依存しすぎていると思います。 これからが本番になります。期待しています。大人になれ。
たぶん既出だろうけど、ナンシー関さんを思い出すのは私一人だろうか 切れ味がいいからか 「自爆アリ」のスタンスのせいか
僕の頭の中でも笙野頼子とナンシー関は同じ引き出しに分類されてた。 ナンシー関が、たとえばカニバットあたりを読んだらどんな感想を言うか、 興味があったのだが。つーか感想を活字にしてなくとも、密かに読んだりは してなかったのだろうか?
471 :
吾輩は名無しである :02/12/08 04:54
マグロン
472 :
吾輩は名無しである :02/12/10 23:19
笙野頼子、朝日新聞に今年の作品から「私の3点」というのを選んでいる。 金井美恵子『噂の娘』 稲葉真弓『花響』 清水博子『ぐずべり』 コメントとかは特についてない。
>>472 女性作家ばかしやね、だけど金井と清水って、
清水は嬉しがるだろうけど、金井は嫌がるだろうな。
この人、小説は好きだけど、批評に関してはぜんぜん信用できない。
475 :
吾輩は名無しである :02/12/15 00:23
渋谷色淺川再読あげ
あ、そういえば、野間新人のとこに書いてた「2人」ってだれだろう? 島本あたりかな、と思ってみたり。
>>472 稲葉真弓は笙野とどことなく似ているよね。猫好きだし、観念的だし。
俺はどっちの作家も、もっと広く読まれてもいい気がしますです。
>>476 「候補作に入っていなかった二人(二作)」というやつやね。うーん、島本じゃあ
ないだろう。といっても心当たりはないんだけれど。
478 :
吾輩は名無しである :02/12/22 22:53
図書館で「越乃寒梅泥棒」(『文学1997』講談社)を読みました。 現実と幻想が入り乱れる、まさに笙野節ってな感じの一篇でした。 「越乃寒梅を盗んだ男の話」を書いてるところが、少しだけ異色。
479 :
吾輩は名無しである :03/01/01 18:55
自意識。 それを文学に昇華するには特別な能力が必要なのです。
480 :
吾輩は名無しである :03/01/04 14:51
長編「水晶内制度」新潮の3か4月号だそうです。 硝子生命論的な世界が国家レベルまでひろがって、 もっとすごいことになるらしい。 猫じゃないのをまっていたわたしとしては、春がくるのがうれしい。 カニバット続編も書くんだって。 もうみなさま読んだかもしんないけど、群像2月号。 O塚氏との悶着は、よりおかしなことになってまふ。 どうすんだろ。文学引き受けるっていってるけど。 笙野は、今後いっさい黙殺と論争に終止符を打った。
481 :
吾輩は名無しである :03/01/04 18:48
>>480 長篇キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━!!!
そして群像も買うぞー!
と、ところで、ソソソソースは何処でつか?
482 :
吾輩は名無しである :03/01/04 21:21
水晶内制度とカニバット続篇キター。 最近の傾向はそれほど好きではなかったので、この路線の復活を待っていたんだ。
483 :
吾輩は名無しである :03/01/05 10:59
極楽路線。
485 :
吾輩は名無しである :03/01/07 00:43
群像リニューアルしてたんだね。目次だけ見ると文藝みたい。 老舗が若者に媚びてる姿はなんつーか哀れ…… 笙野切り捨て路線もそのへんの方針かな?
487 :
吾輩は名無しである :03/01/07 19:35
>>486 笙野切り捨て路線ってなに?
2月号読まないで言ってるの?
488 :
吾輩は名無しである :03/01/08 09:32
>>487 群像の読んだ。やっぱり芸になる悪口は違うな。
O塚、残念だが君とは役者が違う。
489 :
吾輩は名無しである :03/01/08 16:21
罵倒芸に関しても筒井康隆の後継者になれるね。
490 :
吾輩は名無しである :03/01/09 01:11
子宮温存パワー。
491 :
吾輩は名無しである :03/01/09 04:18
二月号読んだけど、なんとなく生煮えっぽかった。 いろいろ言いたいことはあるけど、気をつかってる部分もあると見た。 罵倒芸もいいけど、新潮の新作読みたいよ、早く。 この人は小説書いてナンボでしょ。 いいかげん罵倒芸人みたいな扱いはヤメにして欲しい。
492 :
吾輩は名無しである :03/01/09 07:02
更年期パワーダウン
493 :
吾輩は名無しである :03/01/09 19:01
水晶内制度、もし3月号だったらあと1ヶ月しないうちに読めるんだね! 楽しみ!女人国マンセー!!!
494 :
吾輩は名無しである :03/01/09 19:59
495 :
吾輩は名無しである :03/01/09 22:52
あっちゃー。寝る前に見るなよ。
496 :
吾輩は名無しである :03/01/20 01:51
hosh age
497 :
吾輩は名無しである :03/01/20 02:32
その昔、田山花袋は女性の文学を「サブカルチャー」といって貶したそうでつね。 そのことと併せて読んでみると、「女の作家に位なし!?」はとても重層的な評論に なりそうな気がします。
498 :
吾輩は名無しである :03/01/20 09:57
>>497 >「サブカルチャー」
具体的にはどういう言葉を使ったのですか?
大塚氏との論争を知らずに群像2月号を読んだせいか、 笙野さんが「逃げた」ような印象を受けたんですけど。 今までの経過を知っていると、また違うのでしょうか。
500!!! スマソ 初めてのキリ番ゲット。一度やってみたかったんだよ〜
501 :
吾輩は名無しである :03/01/30 00:36
「水晶内制度」460枚(!)新潮3月号掲載でつ。 ソースは波。
>>499 「逃げた」というより「追い出された」に近いかな。
でもストーカーからは逃げるのが一番。
ストーカー本人がストーキングの自覚がなくて、
周囲もストーカーを正常な人間と見なしている場合の恐怖を考えてごらん。
あれは批評じゃなくて、男性優位主義に基づく制裁だもの。
503 :
吾輩は名無しである :03/01/30 01:29
どう贔屓目に読んでも大塚のが「正論」で笠野のは品のない罵倒文にしか みえないが。実際、多くの批評家が大塚の方を支持しているわけだし。 笠野は文学の行く末のこと考えたりしないのかな?
504 :
吾輩は名無しである :03/01/30 02:11
>>503 笠野って誰よ。
「2003いちおしガイド」で大塚氏とのことを書いて
いますね。
505 :
吾輩は名無しである :03/01/30 02:48
>実際、多くの批評家が大塚の方を支持しているわけだし。 ハァ? いったい誰が? 具体的に名前をあげろよw 純文学は売れないから価値がない、って言ってる批評家なんて大塚以外にいるの? 笙野批判をしてる批評家はいるが、その多くは、論争なんかにかまけてないで小説書けとか、 そーいう批判であって、笙野の才能を貶めるようなもんではないけどな。
506 :
吾輩は名無しである :03/01/30 02:50
大塚はそうは言ってないだろ
「w」っていうの凄くやな感じだね。 議論を放棄してもうちからで押し切ろうとしてるだけみたい。 そして少し負け犬のかほり……
負け犬はどっちかな?クス
>>503 って
>>506 と
>>508 ?
だとしたらかなり恥ずかしいな。
>>503 は、大塚がどう言ってるのか、
そして、大塚を支持してる批評家が誰で、
どういう支持の仕方をしてるのか答えて欲しいな。
論争を放棄した負け犬じゃないないんだろ?
きちんとレス求む。
511 :
吾輩は名無しである :03/01/30 13:24
>>510 自分はどう思ってるの?おれは506、8なんだが。
もう503も居ないみたいだし、そこまで熱心なのあなただけだよ。
どういう認識で書いてるのか先ず書いたら良いじゃん。そうしないと誰もレスつけられないし、なんでそんなに503に噛み付くのか分からない。
508に書いたけど「論争」に負けるのがいやなのが最大の関心みたい。
言いたい事があるならそれ書けば良いじゃない。書きたいことあなたあるの?
512 :
吾輩は名無しである :03/01/30 13:27
ゲラゲラ バカばかりだな
ふーん、漏れは
>>505 だが。
>>511 こと
>>506 に聞きたいけど、
>大塚はそうは言ってないだろ?と
>>505 に噛みついてるよな。
漏れは大塚の笙野批判を、概ねそう読んだわけで、というかそういうふうにしか読めなかったわけだが、
>>505 の意見は違うんだろ?
じゃあどう違うのが具体的に提示して欲しいな。
逃げないで、よろしこ。
笙野シロウトです。フェミ文学に関心があるので、たまにROMってまふ。
なんだかヘンな話の流れになってるみたいなんでヤジ馬の茶々ね。
以下、カキコした特定の個人ではなく(不毛だから)、笙野への賛同、
アンチのスタンスから分類。
>>502 ,505,507,509,510 … 中立〜賛同(肯定的なニュアンス)
>>503 ,506,508 … 中立〜アンチ(否定的なニュアンス)
それで、前者のほうが笙野を取り巻く実状を把握(
>>505 )しつつ、支持する
自らの根拠(フェミ的な状況分析
>>502 )を明かにしているように見えますが、
後者の方たち(
>>506 ,508)の発言からは彼らなりの状況把握、分析も否定
的意見の根拠も見えねっす。
>>506 大塚さんという方は笙野さんをどのように批判してるんでしょ?
また、その批判は笙野さんを取りまく批判の代表意見という認識が
一般的なのでしょうか? カキコミからでは、そこのとこがトウシロウ
には不明瞭なもので。
元々、フェミ入ってるんで前者に肩入れしている印象与えたらカンベンし
てつかーさい。悪意はないです。
あ、ゴミン。上、508じゃなくて515
>>518 あ、ガイシュツでしたね、スマソ。
にしても笑える…
>>519 思うがままに笑ってつかーさい(欝
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ ノ
U U
別に俺は噛みつくなんて程の情熱はこの話に関してないんですけど。
恥ずかしいとか言われたから返してるだけなんですが!
なんかいっぱいお誘いかかっちゃってて。
大塚は「純文学は売れないから価値がない」なんて短絡的なこと言ってたっけ?
そんなこと言ってないはずだと思ったから
>>506 が出たわけだけど。
「売れない純文学は価値がない」と言ってる、とか書いてあったらそれでも否定は
しないけど、純文学=価値がない、と言ったという話なら違うと思います。が何か?
大塚は売れないジュンブンは既得権益のおかげで存続してるだけだとか
言ってなかったっけ?
せっかくだから俺の意見も書くけど、単純に他のジャンルとの相対比較は出来ないけど
売れてないって事は社会的に必要とされてないって言う意味も含んでると思うのね。
だからって潰せって言うのはおかしいけど、同時に他に求められてるものがあるん
じゃないかとも言いたいわけ。このジャンルしか提供できないものを売り上げから読み取る努力はしてるのかと。言いたいですよ。ほんとに。
あとね、俺
>>503 じゃないから。518みたいなレスに
>>508 とか
>>511 のレスを返すわけ。もう、こんなに書いちゃって大サービスですよ。
こんなのみっけ。
502 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/01/30 00:47
>>499 「逃げた」というより「追い出された」に近いかな。
でもストーカーからは逃げるのが一番。
ストーカー本人がストーキングの自覚がなくて、
周囲もストーカーを正常な人間と見なしている場合の恐怖を考えてごらん。
あれは批評じゃなくて、男性優位主義に基づく制裁だもの。
503 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/01/30 01:29
どう贔屓目に読んでも大塚のが「正論」で笠野のは品のない罵倒文にしか
みえないが。実際、多くの批評家が大塚の方を支持しているわけだし。
笠野は文学の行く末のこと考えたりしないのかな?
505 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/01/30 02:48
>実際、多くの批評家が大塚の方を支持しているわけだし。
ハァ? いったい誰が? 具体的に名前をあげろよw
純文学は売れないから価値がない、って言ってる批評家なんて大塚以外にいるの?
笙野批判をしてる批評家はいるが、その多くは、論争なんかにかまけてないで小説書けとか、
そーいう批判であって、笙野の才能を貶めるようなもんではないけどな。
ハァ?って聞いてるけど自分でもいっぱい居るって書いてるじゃん。単に議論に勝ちたいだけ。
頼子タンはね、議論の内容で反論しないからだめなのよ。 大塚がなんか言ってそれに反論があるなら、大塚の論理にのっとって それを否定しなきゃ話が噛み合うわけないのよ。 なのにあの酷い罵倒調でしょ?あれじゃ人に対話する相手として認めてもらえないよ。 明らかに反対の立場が想定される内容のことを大塚が言った状況で その反対の立場の人間として自分が立ったんだから、もっとまともなこと言わなきゃ 評価されるわけない。人格を尊重してはもらえないよ。 外野としては他の人間を出せと言いたい。 たぶんきりないので、もうレスしないよ。 506のことは自分でどっか納得のいく所で解釈して終えてください。以上
525 :
吾輩は名無しである :03/01/30 19:56
今日群像をぱらっと立ち読みしてみたけど、笙野が徹底的に相手の瑣末な部分を あげつらって(しかもいつもの小説的文体で。これは評論で使うにはちとアレだ)、 一方的に勝利宣言をして「もう書きません」じゃあ、いくらひいき目に見ても擁護 しきれんと思ったんだが。大塚はいくらでも討議の舞台は用意すると言っているのに。 議論の内容を詳細に検討したわけではないから、あくまでも印象だが、対話の相手に なってないというのには同意だ。 あと、「水晶内制度」についていろいろ情報があったのはいいんだけど、これこれ こういう寓意があるんですよみたいなことはあんまりやってほしくない。 それもまだ未発表の作品について。 大塚の言うように議論の全体像がイマイチつかめないんだが、どうなってるんだ?
526 :
吾輩は名無しである :03/01/30 21:32
ありゃあ、おれが昨日寝る前にした書込みのせいでけっこすごいことになった なあw じゃあ、具体的に大塚支持の批評家の名前をあげます。鎌田、大杉、福田、 坪内。それに今「まれにみるバカ女」だっけ?宝島のムック。あそこで 栗原祐一郎が実に的確にこの問題をまとめ、その問題点と笠野の言説の トンチンカンぶりを批判しています。大塚・笠野問題についてなんの知識も ない人はまずこのムックで要点整理をしてください。 笠野はこのままでは文学が「死滅」してしまうとか、そういう危機感とか もってないのだろうか。危機意識のもとに具体的な対案(文学コミケ)を 提示し、実際にアクションを起こした大塚をおれは評価する。大塚は文学の ために出版社まで作ろうとしてるんだろ。エライとしかいいようがないじゃないか。 「文学」の特権性、絶対性を疑わず、ひたすら批判にもなってない罵倒文を書き散らす 笠野をおれはひどく醜悪だと思う。こういう人間は「文学」のために消えて欲しい とさえ思うよ。あの、誤解のないようにいっておくけど、おれ、自演はしてないよ。 これが2回目の書込みです。
あ、名前入れ忘れたけど526はおれ(503)です。
528 :
吾輩は名無しである :03/01/30 21:35
笠野と笙野は区別するように。
あ、すんませんでした。恥ずかしいなw
俺は
>>501 みたいな気楽なレスしかしてない者ですが、
やっぱ笙野はきちんと反論すべきだと思う。
今のままの罵倒だけじゃ、また括弧付きの「論争」になっちゃうよ。
こんどはちゃんと相手が出てきてるのに。
未発表作についての解題についても
>>525 に同意です。
↑ なんか一人がずーと複数を演じてえんえんレスしてるように見 えるねえワラ 午前中に逃亡してから理論武装して戻ってきた模様。 誰が誰であろうと別にいいのに、なにやら必死に言い訳してるし。
533 :
吾輩は名無しである :03/01/31 01:11
大塚本人じゃねーの。まあ都合よくいろいろ曲解してるし。 上記の一連のカキコを読むと、 大塚の業界での身の処し方や、 自己正当化の論理思考の醜悪さが逆によくわかる仕組みになっています。 鼻つまんで読んでみて!
534 :
吾輩は名無しである :03/01/31 01:30
>>531 笙野がしたいのは、括弧付きの「論争」であって、
猿山の勢力争いではない。
笙野にとっては「論争」も彼女の「作品」なのだと思う。
だから、それを醜悪とか意味不明とかいうのは間違いだ。
それが笙野の「作風」だから。
栗原の<的確な文章>が載ってるのが、 「まれにみるバカ女」 というのがなあ… テクスチュアルハラスメントを芸にした 愉快なムックではあるけどねえ…
537 :
吾輩は名無しである :03/01/31 07:33
笙野頼子の中の人も大変だな……
中の人などいない!!
笙野頼子の中の人と川上弘美の中の人が同じって本当?
そして、潮がひくようにサーと笠野ヲタはいなくなってしまったわけだが……w
>540 笠野って誰だ?
542 :
吾輩は名無しである :03/02/01 23:43
>>541 釣られてみまつ。
「カサノとかタケノと読み間違われる」みたいなことを書いてました笙野頼子。
>>538 筒井康隆の『崩れる』ってしってますか?
「オレは人間だ!」と叫んだ途端に顔の皮膚が崩れて、
その中から怪物の顔が出てくる話です。怖いです。
うーん、いろいろつっこみどころは満載なんだが、
どう見たって同一人物なのに、
(笙野頼子の中の人の話じゃなくて、
>>503 の中の人の話ね)
違うと言い張る香具師に、
真面目にレスつけるのもなあ・・・萎え
今回の論争に関しては、どう見ても大塚の方がマトモだから どうしようもないよ。
546 :
吾輩は名無しである :03/02/02 06:13
>>545 けっきょく、そういう方向にもっていきたいわけね。
やれやれ。
>>526 (=
>>503 )
まず、ずいぶん乱暴というか強引なレトリック。
栗原以外にずらずらと名前をあげた批評家は「文学フリマ」に賛同しただけで、
笙野に対する共同戦線を張ったわけではないはず。
彼らは、立場的には、笙野のいう「文壇」内部に留まって「文学者」とし
て「認めている」笙野を批判をしているだけであって、
「文壇」外部から批判してる大塚とは基本的に立ち位置が違う。
それが大塚には内部からの援護射撃に見えているのかもしれないが。
お山の大将気分でいると足下を救われるぞw
ところで、文学フリマって成功したの? 出版社作るとか言ってるわけ?
それは頑張って欲しいなあ。せいぜい口だけにならないように。
まあ、行動力のある「漢」の元に、人が引き寄せられるのは当然。
あくまで「作家」として「論争」だけで戦おうとしている笙野が孤立無縁になるのも
仕方ない気もしてくるな。
>>524 (=
>>506 )
それから、上記のことと関連するのだが、
なぜ笙野頼子が大塚の倫理に「合わせて」やらなくてはいけないのか疑問。
大塚が討議の舞台(対談?)を用意すると言い、
自らの土壌に笙野をひっぱりだしたくてしょうがないように見えるのは、
実のところ、「言葉」のみの戦いではかなわない、
と内心思っているからではないかと「邪推」してみる。
あえてわかりやすい行動に訴えないで「言葉」の力だけ
で戦おうとしている笙野を俺は評価したい。
それこそが「作家」の戦いだと思う。
549 :
吾輩は名無しである :03/02/02 07:36
『二百回忌』読んだが、なにがおもしろいのか全然わからない。
550 :
吾輩は名無しである :03/02/02 08:02
551 :
毒蛇がきたぞう :03/02/02 22:28
505 名前:吾輩は名無しである 投稿日:03/01/30 02:48 >実際、多くの批評家が大塚の方を支持しているわけだし。 コイツ、そうとうのバカだな・・・。ぶははははははははははは。 大塚なんて、ダレが評価するかよ・・・。恥ずかしくて・・・。 無知の涙だな(笑)
552 :
毒蛇がきたぞう :03/02/02 22:35
じゃあ、具体的に大塚支持の批評家の名前をあげます。鎌田、大杉、福田、 坪内。それに今「まれにみるバカ女」だっけ?宝島のムック。あそこで 栗原祐一郎が実に的確にこの問題をまとめ、その問題点と笠野の言説の トンチンカンぶりを批判しています。大塚・笠野問題についてなんの知識も ない人はまずこのムックで要点整理をしてください。 コレモ、笑えるね。 ゲラゲラゲラゲラ 鎌田、大杉、福田・・・・ねえ? それに栗原ナニガシ? アンタ。。アタマ・・・たいじょうぶ?
こいつらは、大塚が好きなのか、ババアが好きなのか、 どっちにしても、キモイ奴ら同士の争いだな。
554 :
吾輩は名無しである :03/02/02 23:45
負け惜しみの特徴は 理由が書いてないこととか やたらと書き込みに視覚的な効果が意図されてるところだ。 さらに感情的になってる場合はそこに演技性が加わりますね。 簡潔にいえば敵の「上に立つ自分」を演出することを目指したレスになります。 まあ議論から脱線しているとも言えます。
556 :
吾輩は名無しである :03/02/03 09:24
S倉の書店の平台にそれがあったのでレジへ運んだら、それはサイン本でしたゾ〜。
557 :
吾輩は名無しである :03/02/04 12:45
とりあえず、新作読んでから。ね。
558 :
吾輩は名無しである :03/02/04 15:19
女人国モノかあ、的確に批評できる批評家はいるんだろうか? マッチョ批評の餌食になって駄作のレッテル張られかねない状況かと、 危惧してるわけでつが。
まあ、まだ見ないうちから言っても仕方あるまい。 7日発売だっけ?
560 :
吾輩は名無しである :03/02/05 08:00
女人国物といえば、倉橋由美子の「アマノン国往還記」だが、 独立王国ものといえば「吉里吉里人」だろうか。 どっちも鬼才の才能、爆発!といった感じだったが。 いま、あーいう悪ふざけを大掛かりにやろうとする作家はいないね。
561 :
吾輩は名無しである :03/02/05 15:31
「てんやわんや」とかも。
久しぶりにあがってるので覗いてみたら、やっぱり凄いことになってるなあ。
でも、あえて反論する必要は認められない文章ばっかりだなあ。
あげあし取りが多すぎるよ。なぜか似たよう内容のものが多いのが気になるけどw
笙野を擁護するにしても、言葉を選んで書かないと、逆効果になっちゃうよ。
口汚くののしるだけじゃあダメダ。「根拠」と「論理」が大事。
>>547-548 とか、一体なにがいいたいのか僕には全然わからないなあ。ソフィスト
の詭弁としか思えない。ディベートには意図的に論点をずらしてゆく「拡散」
という技術があるけど・・・
今回の「論争」(?)について言えば、笙野は「大塚が気に入らない」つって
難癖つけてるだけだろ?このままでは「笙野ファンのためのプロレスショー」
になってしまう、なんとか「開かれたもの」「意義あるもの」にしようとして
大塚は奮闘してるわけだね。まったく正しい態度じゃないのw このスレには
どうも笙野の熱烈なファンがいるみたいだが、僕は別に大塚ファンじゃないw
ただ、大塚の「正論」に対する笙野の態度はあまりにも幼いだろって言ってるだけ。
563 :
吾輩は名無しである :03/02/05 23:26
>今回の「論争」(?)について言えば、笙野は「大塚が気に入らない」つって >難癖つけてるだけだろ? この時点で間違っている。
564 :
吾輩は名無しである :03/02/06 00:22
>今回の「論争」(?)について言えば、笙野は「大塚が気に入らない」つって >難癖つけてるだけだろ? こういういい加減な言説を「印象批評」という。 詳しくは筒井の唯野教授を読んでくださいw
565 :
吾輩は名無しである :03/02/06 01:06
大塚は言われたことにただ几帳面に返す余裕のないいっぱいいっぱい男。 笙野はおばさん的脈絡あるようでないようなクレーム。 そしてどちらが芸として面白く読めるかは笙野の勝ち。 大塚よ、笙野のほうがうまいって。お前負けてるって。
566 :
吾輩は名無しである :03/02/06 01:21
568 :
吾輩は名無しである :03/02/06 08:08
大塚のやっていることは、タチの悪い女衒。 いたいけな文学を、人助けのような顏をして借金漬けにし、 だましてすかして横っつらはたいて、 いいべべ着て白いご飯が食べられるから、と商業主義という苦界に沈めて楽しんでるだけ。 その基本にあるのは広義の「使命感」でもなんでもない、 ただの個人的な「貧乏人のルサンチマン」と「教養主義へのコンプレックス」だ。
569 :
吾輩は名無しである :03/02/06 08:35
>>568 そうですね、もっと言ってやってくださいよ
570 :
吾輩は名無しである :03/02/06 09:00
>>567 あんた引きずるね。もうその話は終わってるよ。
571 :
吾輩は名無しである :03/02/06 21:09
笙野ファンの言説も笙野と同じでヒステリックだなw
>>568 みたいなのはただの悪口じゃん。大塚の基本にあるのが
「貧乏人のルサンチマン」「教養主義へのコンプレックス」にあるっていうなら
>>562 がいうようにまずその「根拠」を示してくれ。そのうえで詳述してくれよ。悪口大会やって
んじゃないんだからさ(笑)。しかし凄いスレだねここ。
変なガキが居付いてるんだな。 ここの住人が言っていることが理解できないなら、居丈高に解説を求める前に自分の頭で考えてみなよ。 理解できないものを全て「悪口」で片付けようとする思考回路では、成長しないよ。
めちゃくちゃな回答だな(笑) もうこないYO!
あ、でも>>571での日本語の間違いだけ訂正しておきます。 >「教養主義へのコンプレックス」にあるっていうなら > だっていうなら
575 :
吾輩は名無しである :03/02/06 22:20
ためしに笙野頼子と同じやり方で論争やったらどうなるんだろう。 どっちみち話聞かないから泥仕合になるだけなんだろうか。 「おめーばかだろ?」とか誰か書いてみて欲しい。
576 :
吾輩は名無しである :03/02/06 22:22
ていうかこの人自分の感情を横に置いて誰かを尊重することとかあるんだろうか?
577 :
吾輩は名無しである :03/02/07 07:11
才能=政治力と勘違いしてる男、 才能があると抑圧されると信じ込んでる女、 この両者はいつまでいっても平行線だろう。 歴史が証明してる事実だ。 男は女に従順であることを求め、男性社会の流儀を要求し、 女は、男に女性社会への連帯と理解を求める。 その前提を両方が捨てない限り論争なんて成立するわけない。 笙野が大塚に合わせようと、 大塚が笙野に合わせようとな。 しかし、お互いに意見をすりあわせたところでやる腰の座らない論争より、 いまの思いっきりすれ違いだが、得意の武器を行使しあう泥試合の方が 楽屋から見てると面白いんだよなw
578 :
吾輩は名無しである :03/02/07 07:36
579 :
吾輩は名無しである :03/02/07 09:29
580 :
吾輩は名無しである :03/02/08 10:09
新作あげ
581 :
吾輩は名無しである :03/02/08 10:30
582 :
吾輩は名無しである :03/02/08 10:34
460枚じゃ、立ち読みは難しいな。
583 :
吾輩は名無しである :03/02/08 17:24
今度は永江が疑問を呈してるな>群像
584 :
吾輩は名無しである :03/02/08 18:15
永江って本物の馬鹿だな。 馬鹿の見本として晒されてるって本人もわかっててやってれば、 もっと面白いと思うのになw 王様は裸!とさけぶ子役、 まともな大人で演じたい香具師はいないだろうし、 大役だと勘違いできるお目出度い香具師に、 やらせとくのが選択としては正しいかもな。 永江さん、あなたにしかできませんよ、プ
日本語混乱してるよ。
586 :
吾輩は名無しである :03/02/09 07:55
587 :
吾輩は名無しである :03/02/10 10:16
「水晶内制度」読み始めました。このテのは久々なのでうれしくて仕方ない。 ねじくれまくったコノ国のひきつり具合を映す電波巫女?(まだ序盤なので何 ともわかりませんが)。とりあえず、痛快。
新作ヒドイな もう文学の人じゃないですね
う〜ん「電波巫女」ってのはキャッチーだね。
590 :
吾輩は名無しである :03/02/10 23:00
591 :
吾輩は名無しである :03/02/10 23:20
この人、昔、松浦理英子との対談で、 よく見えない人、そこにいない人にされる、 って言ってたよね。 確かに初期のころって、作品も本人も影が薄かった。 しかし、いまや、この人の文壇での存在感はすごいなあ。 良くも悪くも。 芥川賞効果で一瞬メジャーになる人はいるけど、 しょせん夜中の月みたいに、 賞の威光が薄れると消えてく人が多いなか、よくもまあ。 なんかこれほど劇的に印象を変えた人って いないんではないだろうか?
592 :
吾輩は名無しである :03/02/10 23:24
いや、漏れは最近読み始めたけど、あの根性が入ったブスネタは凄いな。 「カニバット〜」の最初の章でぶっ飛びますた。
593 :
吾輩は名無しである :03/02/10 23:28
>>591 遅れてきた読者は昔を知らないんだよなあ。俺。
最初に笙野を読んだとき、「もっと早く知りたかった!」って
悶絶したクチだから、そういう話をもっと聞きたいです。
ほとんど人はこのオンナの存在さえ知らない。
永江の批評。 なぜ性差が問題になるかわからない、と簡単に言ってしまえる ことこそが問題なのになあ。 その男性側の無意識の性差に対するアドバンテージと傲慢こそを、 笙野頼子は憎んでいるのに。 まあ、断罪、否定、というやり方をとってしまうのが巧くないのだが。 男は誇りを傷つけられたらいきりたつ動物なんだよな。 しかし、相手が自分より弱者(男性>女性=弱者だともう社会的な刷り込みで そう思ってしまうわけ、っていうか思っていたいわけ)、 そこにまともに立ち向かうには照れがあり、遠慮がある、 たかがオンナコドモに大の男が本気になれるか! そのプライドが、笙野をキチガイオンナとして、いなすポーズへ向わせるわけだ。 この論争の背景に潜んでるのは、そういった無意識の性差に対する 両者の硬直した態度だというのは明らかじゃないか。
596 :
吾輩は名無しである :03/02/11 17:41
つーか、女が男性社会で認められたいならば、まず男のやり方に従うべきじゃないのか? それが伝統的な方法論なんだから。
597 :
吾輩は名無しである :03/02/11 18:32
598 :
吾輩は名無しである :03/02/11 20:14
>>595 全然明らかじゃないからそれは強烈な思い込みだと思われ
他の理由付けはいくらでも出来るかと
599 :
名無し物書き@推敲中? :03/02/11 21:29
「川上弘美はJ文学」という渡部のフレーズをそのまま引用していたな そしてこの人は、「川上弘美の評価はともかくとして」と(笑
600 :
吾輩は名無しである :03/02/11 21:43
なんでもかんでも「性差」に還元してしまうのはアホな マルクス主義者とおなじで見苦しいだけだよ。 誤解しないでほしいが俺は彼女の小説のファン。
601 :
吾輩は名無しである :03/02/11 21:51
アホと言うか何か心理学的にあるんだろうね。 カウンセラーが居るレベルかどうかまではわからんが。 この人の場合半分自分でも理解していながら、 それが飯の種を提供してくれるのをわかってて やってるんじゃなかろうか? わざとそういう状態に自分をもっていってるようなそんな確信飯的なものが。
確信飯? 天津飯?
603 :
吾輩は名無しである :03/02/11 22:04
>>601 要は小説をちゃんと読んだ上での批判ができないから、キチガイということに
したいわけですね。まさに>595の言うとおりだ
604 :
吾輩は名無しである :03/02/11 23:15
>>603 いや、小説に対して書いてもののことじゃなくて、
>>595 で書いてあること。
相手の言ってる内容を考えないで状況について感知したことだけ書くから
キチガイじゃないけど何か心理的に特殊な傾向を持った人だなぁと。
何かすごいプレッシャー感じながら生きてるんだろうなぁなんて思った。
605 :
吾輩は名無しである :03/02/11 23:30
極端なこと書きましたが、
でも、ある意味真実だと思ってます。
個人的には、永江はなーんも考えてないと思いますがw
>>595 は釣りのつもりでした。
うーん、面白い。
予想通りの展開ですね。
最期はキチガイ扱いかあ…、現実をなぞっているようだw
やっぱり笙野頼子って確信犯だと思います。
性差のこと持ち出すとレスがつくつく、
文壇騒ぐ騒ぐ。
606 :
吾輩は名無しである吾輩は名無しである :03/02/11 23:34
釣り人ご苦労。 水晶内制度。ここにきて硝子生命論が出てくるとは! 単行本は買うけど文芸誌はちょっと、なんて言ってる人、今度の新潮は買いですよ。 かく言う自分もまだ半分しか読んでないのですが。
607 :
吾輩は名無しである :03/02/11 23:47
なんか俺アンチ笙野になりそうだ。 ランディスレみたいだよすげえ本人臭えし
>>607 もともとアンチのくせに・・・
う そ つ き
>608 ナイスつっこみ
推奨内の民族信仰考に関しての記述はハッタリかましまくっていたね あとは他人の足を引っ張る叙述と肥大した自我の自賛で構成。 純文学読者層はこの人にとって何なのだろう? 小説慎重今後買うのやめます。
>610 本当にそれしか読み取れないとしたら、あなたは元々「小説」が読めない人なので もうここには来ないで下さい。議論の邪魔。 でも雑誌名すら間違ってるところをみると、読んだというのは嘘ですね。
612 :
吾輩は名無しである :03/02/12 11:35
>>610 でも、それって裏を返せば、ほめ言葉になるよ。
君にとっての純文学って何だい?
小説は嘘ではなく事実だけを書くものだと?
作家は物語の背後に姿を隠し気配を悟られてはいけないと?
読者に媚びて媚びまくるものだと?
オイオイ
613 :
吾輩は名無しである :03/02/12 14:59
>>612 意味わからん
おまえら他人の否定ばっかりだな。もうちょっとなんか書け。
これは他の小説に比べてどうなんだ?
肯定的なこと書け。
614 :
吾輩は名無しである :03/02/12 15:42
>>613 おまえこそ意味わからん。
釣り師のつもりだったらワラえるねぇ。
擁護のふりしたアンチ、もういいよ……
>>613 頓珍漢な書き込みに対し「ハァ?」って突っ込むレスがつくのは当然です。
異常に不勉強な奴を、手取り足取り教育してやるような義務も好意も持ち合わせてないしね。
616 :
吾輩は名無しである :03/02/12 17:13
>>614-615 なんでそんな閉鎖的なの。やっぱりランディスレの人なの?
ていうかあんた笙野頼子?
>>610 だからあんたにとっての純文学って何?
この質問に答えてよw
答えられない質問すると別人のふりして荒らす癖、
早く直した方がいいよ。
619 :
吾輩は名無しである :03/02/12 17:29
>>619 もういいよ、おまえ芸風おんなし。
けっきょく
>>503 あたりからの展開ループかよ、疲れるんだよ。
早く、理論武装して、
>ありゃあ、おれが昨日寝る前にした書込みのせいでけっこすごいことになった
なあw
とかなんとか言って、戻ってこいよ。
かもーんw
なんかつまんなーい、アンチ君たら粘着なだけで頭悪いんだもん 単にウップン晴らししたいだけなら、このスレはやめたほうが良いよ 男性論女性論板にでも逝きな
笙野を最近知った者ですが、 最も特徴がでてる作品はどれでつか? 「居場所もなかった」図書館から借りてますが・・・
623 :
吾輩は名無しである :03/02/12 18:30
>>622 特徴、といっても初期と中期以降では作風も変ってくるのですが、
一番最初に読むのであれば、『レストレス・ドリーム』『二百回忌』あたりが
お奨めです。ある程度物語性でひっぱるところがあるので読みやすいかと思います。
『居場所もなかった』が最初でもそれほど悪い選択だとは思いません。
芥川賞受賞作の『タイムスリップ・コンビナート』は少し地味ですので、不注意
に通読しただけでは、なんだこんなもんか、と素通りされてしまうかも知れません。
>>623 どうもご親切に。
二百回忌、たタイトルに惹かれますね。
次はそれ借ります。
625 :
吾輩は名無しである :03/02/12 19:51
>>620 笙野さんですか?
私はあと別人ですから。
あなたの言う「アンチ」が一人だけだと思わないでください。
626 :
吾輩は名無しである :03/02/12 19:58
ランディスレそっくり。 ランディ叩いてたのって笙野頼子だったの?
>>625 いや、君(ら)は群体だから個体識別なぞ無意味(w
言ってること同じだし
妖怪化してぐねぐねキモチワルク繋がってるからねー
ランディスレでも何かへんてこなレスをつけて叩かれたヤシなのか… 大塚といいランディといい、なんつー趣味の良さだ…。
607 :吾輩は名無しである :03/02/11 23:47
なんか俺アンチ笙野になりそうだ。
ランディスレみたいだよすげえ本人臭えし
616 :吾輩は名無しである 02/12 17:13
>>614-615 なんでそんな閉鎖的なの。やっぱりランディスレの人なの?
ていうかあんた笙野頼子?
625 :吾輩は名無しである 02/12 19:51
>>620 笙野さんですか?
私はあと別人ですから。
あなたの言う「アンチ」が一人だけだと思わないでください。
626 :吾輩は名無しである :03/02/12 19:58
ランディスレそっくり。
ランディ叩いてたのって笙野頼子だったの?
628 :吾輩は名無しである :03/02/12 20:17
ランディスレでも何かへんてこなレスをつけて叩かれたヤシなのか…
大塚といいランディといい、なんつー趣味の良さだ…。
そうですね、アンチは複数いるようですね・・・笙野さん人気者だな・・・
ってヲイw
おーい。私までアンチに含めないで欲しいな。 ランディスレでも叩かれたヤシなのか、ってのはアンチのことだよ。 そっちでもここと同じような叩かれ方をしたために、 突然ランディランディ言いはじめたのか、と思ったんだよ。
馬鹿が馬鹿として扱われるのは何処でも一緒なんだが 本人は自分のズレかたに全く気付いていないため 馬鹿扱いする方が同一人物だと思っている(ランディスレの人?とか)らしいからさ。
632 :
吾輩は名無しである :03/02/13 00:27
633 :
吾輩は名無しである吾輩は名無しである :03/02/13 00:38
>>624 「二百回忌」面白いYO!
でも
>>623 が地味という『タイムスリップ・コンビナート』収録の3作品は
かなり刺激的なアヴァンギャルドだと思います。トばされること請け合い。
635 :
吾輩は名無しである :03/02/13 10:43
>>633 お? ナイスなタイミングでレスみっけ。w
これから図書館行くんだよ。
参考にさせていただきます。w
636 :
吾輩は名無しである :03/02/13 11:04
自演してるのは必死になって笙野の擁護してるやつだろw まったく「芸風同じ」。エキセントリックだからすぐわかるんだよ。 書き込むにしても思いつきを述べるだけじゃなくてきちんと「理論武装」 してからにしろよ。話題をループさせてんのは誰だ? ちゃんと名前入れろ。紛らわしいから。 ただまさか笙野本人ってことはないと思う。ここまで破綻した文章を 書くにはそれはそれで才能がいる。彼女にはそんな才能ないよ(あったら 物書きになれない)。
637 :
吾輩は名無しである :03/02/13 14:14
すごい負け惜しみだなw
話題のループはべつにいいと思うが、 展開のループは疲れるなあ… よってスルー
639 :
吾輩は名無しである :03/02/13 14:51
二百回忌よりも、そこに収録されているウンコの話のほうがおもしろい
640 :
吾輩は名無しである :03/02/13 15:23
641 :
吾輩は名無しである :03/02/13 15:55
>639
「アケボノノ帯」ですね
読んだとき、帯つながりで大島弓子の「ダリアの帯」を思い出しました。
題名がうろ覚えだったのでぐぐったらこんなもの↓を見つけました。結構
本格っぽい。他にはブリジット・バルドーとナンシー関のがありました。
ここでもナンシーのこと話題になったし、もしかして管理人さん、既にこ
のスレの住人かな、2ちゃんねらーっぽかったし
ttp://www.ponsen.org/shyono.htm
占星術の用語はさっぱりわからないんだけれど 「サーカスで裸馬の乗り手が自分の危険な技術を披露する」って 現在のこの人の状況を表しているようでちょっと笑ってしまった。
643 :
吾輩は名無しである :03/02/13 16:25
でも、遅れてきた読者としては、 笙野頼子のデビュー作から順繰りに読んでいくという方法もある。 河出から初期作品集が二冊出てます。 デビュー作「極楽」からの自閉期を経て、 私小説ワクチン導入、伊勢土俗信仰期、幻想ワールドフェミワクチン注入期と追っていくと、 (時系列には自信なし、詳しい人フォローして) 一人の作家のすさまじいまでの成長と増殖過程が楽しめる、はず。
「硝子生命論」借りてきた。 ほんとは「二百回忌」が読みたかったのだが。。。 現役純文系では最もパワフルな作家だと聞いてますが、 どうなんだろう?
645 :
吾輩は名無しである :03/02/13 17:55
パワフルという言葉もあいまいだな でもこの手の小説の名主にはなってるな それが限界になってるとも言える
>>638 ? そうだけど、何か気になった?分けて書いたのが珍しかったのかな?
648 :
吾輩は名無しである吾輩は名無しである :03/02/13 23:37
>>644 がらっせいめいろん読んでから水晶内制度に行くと(・∀・)イイ!!! よ。
珪素生物ですね。 「おいっ何をする!」「アレは珪素生物だ」
650 :
吾輩は名無しである :03/02/14 00:46
本どれくらい売れるてるの?この人。
3000部
「硝子生命論」は再版してるね。 それ以外は(以下略
653 :
吾輩は名無しである :03/02/14 15:40
初期作品集は刊行直前に部数が倍になって、 増刷したと、エッセイで書いてたね。
↑ 上のエッセイが収録されている「言葉の冒険、脳内の戦い」を読み返してみたら、 「硝子生命論」は人形愛小説として位置づけられているようです。 リチャード・コールダーの「トクシーヌ」という人形愛好者のSFについて言及しています。 読んでみようと思って忘れていました。
655 :
吾輩は名無しである :03/02/16 20:19
新潮ゲットage
656 :
吾輩は名無しである :03/02/16 20:26
たったの3000部(驚き それも図書館が殆どじゃないの 全国に2600館くらいあるんだぜ 殆ど誰も読んでなく新しいけど
いまの笙野頼子の初版が何部かは知らないけど、 いくらなんでも3000部ってことはないでしょうw 文庫だって出てるし、芥川賞の受賞作だってそれなりに出たはず。 図書館が買い手だっていいじゃないですか、確実に残るわけだし、 図書館に買ってもらえない屑本よりはw 売れてる売れてないを価値基準にするレベルの低い論議はやめれ、 とあえて釣られてみますたw
658 :
吾輩は名無しである :03/02/16 22:28
笙野擁護派の女性愛護団体の人は現れなくなってしまったな。 やっぱ本人だったか?
こういう人間(男とは言わない)が、笙野頼子の「敵」なんだろうなあ…
彼女はやっぱり幻想と戦っていたわけではないんだなw
>>658 自分の醜悪さを自覚すべき。
660 :
吾輩は名無しである :03/02/17 10:41
661 :
吾輩は名無しである :03/02/17 11:09
とっくに絶版ワラ
アホ臭くてレスつける気にもならないけど、 あんた笙野本人?とずーと粘着してるアンチの意図は何なんだろう・・・?
>662 もうスルーしませんか? 低レベルなんだもん 小説の話したいです
そう。荒しの大半はまともな言論では相手にされない 気の毒な人なので、憐れみつつスルー、が正しい 対処かと。
しかし、荒らしがこないと、スレものびない罠w
666 :
吾輩は名無しである :03/02/20 00:07
水晶内制度読了! 現時点での笙野頼子総決算ですな。460枚に収めたのが凄いと思うくらいのヴォリウム。 単行本のデザインが今から楽しみ。ミルキィ・イソベかな?
667 :
吾輩は名無しである :03/02/20 01:06
私も今日読了。 すごーく期待してたけど、その期待をさらに斜め上方向に凌駕する迫力でした。 ちょっとどう語っていいのか言葉が見つからなくて脱力してます。 はじめは、おお、いつものお得意のあれだなー、と思いながら笑って読んでたの ですが、終盤の、主人公が死につつあることがだんだんわかってくるあたり、 冷静でありながらも切実な祈りのようなものに泣きそうになりました。言葉を 武器に世界と切り結んだ勇者の諦念と希望。 「私の言語感覚そのものを好きだと言った詩女達も国家のために私の放つ最後の 言葉の一番美しい部分を、きっと平気で、削除するだろう。」 ↑は随分とセンチメンタルな側面からの感想ですが、ウラミズモという確信犯的 な極悪非道国家、そしてその国家の肝入りで神話を再捏造する主人公の、周りの 人々や国家への屈折したスタンスによって、一筋縄ではいかない現の世のねじれ かたを逆照射する手法に感心しますた。 ブ ス の 僻 み だ け じ ゃ 絶 対 書 け な い よ とちょっとアンチ君を煽ってみる。 >666さんのいうとおり、総決算的な感じがするので、逆に、今後余生モードに 入ってしまわないかと心配になるくらいです(w
667ありがとう。もう読む気しなくなりまそた。
668、良い傾向です。これからも感謝の心を忘れないようにしてくださいよ。
670 :
吾輩は名無しである :03/02/21 19:31
漏れいま「S市〜」という 黄色い猫本を図書館から借りて読んでまつ。 笑えるし哀しい。 他もこんな感じ?
671 :
吾輩は名無しである :03/02/22 23:22
>>670 S倉を楽しめるなら他のもいけるかも。
おもしろいよ。
672 :
吾輩は名無しである :03/02/27 20:17
きょう「二百回忌」読んだ。 すげー! こいつこそ現役チャンプだ! 最近の純文はどうにも小粒だ、とよく聞くが笙野読んで納得。
673 :
吾輩は名無しである :03/02/28 21:10
水晶内制度、age
674 :
吾輩は名無しである :03/02/28 21:45
笙野と大塚じゃ人間の出来が違うのよ。 どっちが正しい、じゃないのよ。 漏れは大塚の「物語の体操」わすでに読んでて 笙野と大塚の「論争」を最近知ったが、 大塚、劣等感を正当化しようとして 「ちょっと待った!」と・・・ 正しいのは、大塚の劣等感だ罠。w
もう大塚話はおなかイパーイだよ
676 :
吾輩は名無しである :03/02/28 23:58
朝日新聞、関川夏央の文芸時評。 水晶内制度、見事に無視されてましたよ! どう出るか非常に気になってたんだが、無視ですよ無視。 そこまで気が回らなかったのか、 批評できないのか、判らないが、 あの小説に触れなかったことがすでにあの小説の、ひいては笙野の思う壺、 という感じがしますたです。
677 :
吾輩は名無しである :03/03/01 16:36
>676 まあ、自分の領域外には手を出さないってところでしょ ところで、文芸別冊の森茉莉特集号に笙野氏と森茉莉ファンサイトの管理人さんとの対談 が載ってます。ごく最近パソ導入したみたいですね。そのうち検索してここも覗く かも
678 :
吾輩は名無しである :03/03/01 23:16
この人の小説って 「わああああああああああ」 とか無意味にでてきません? あれ、何なのかな? マジックリアリズム手法の一つ?
マジックリアリズムとは違うでしょ。 所以のない/所以が正視に耐えない発作的ヒステリー表現とは思うが、 正確な意味なんてないのだろうな。
1よでかした。 何て呼ばれたい? そうだ。 チャリネ。 チャリネと呼ぶ事にしよう。
意味がないというのもひとつのワザだなや。
682 :
吾輩は名無しである :03/03/03 19:28
虚空の戦士age
683 :
吾輩は名無しである :03/03/06 07:08
関川は自分から文芸時評をやる資格がないことを晒しちゃったねえ。 ま↑こいつは吉本ばななとかを批評してりゃいいよ。
684 :
吾輩は名無しである :03/03/06 23:02
割り込んでごめんなさい。 「カニバット」に「プラクシネーション」てありましたけど、意味がわからないんです、ググッても出てこないんで・・・ どなたか教えてください、おねがいします。
プロキシサーバみたいなもん
ドーラは未だ存命か? いつS倉から東京に攻め入るのだ、頼子。
>>684 「カニバット〜」は読んでないけど、
<プラスティネーション>だったら、死体から水分を
抜いて樹脂を注入した標本の事。
なんたら、フォン、かんたら博士が編み出した技らしい。
690 :
吾輩は名無しである :03/03/07 22:51
「うわーっ」について
>>688 のリンク先では
>未知の局面に出会う度に混乱の奇声を上げ
と書いてあるけど、俺は「うわーっ」の度に一段階ずつ覚醒していっているように読めますた。
一方で上の読みにも、なるほど、と肯いたりもしたんですが。
皆さんはどうですか?
691 :
吾輩は名無しである :03/03/08 23:14
群像の文芸時評では2人とも無視してましたね。 ていうか、そんなに影薄かったかな?
692 :
吾輩は名無しである :03/03/08 23:19
へたなこと言うと逆襲が・・・ 屁垂れ批評家は大塚みたいになるのが嫌なんだろ?
>>691 あれは確信犯でしょ。黙殺という批評。
まあ、ほめてもけなしても、本人からクレームがつきそうだし、逃げ出す気持ちもわかる。
でも、あの枚数であれだけパワーのみなぎっていた小説をあからさまに虫して、
高橋たか子や長嶋有の中身があるとも思えないような小説に
ついてダラダラ批評していたことで、
批評家としては無能っぷりをさらけだしてしまったね。
たとえば、男性批評家の全員が笙野頼子を語っているなかで、
ひとりだけクールに虫してたらそれはそれで目立ったと思うが。
今回は、批評家のほとんどがそれを狙って、そろって失敗した感じw
逆に笙野頼子という作家の異形ぶりが
いっそう際立つ結果になってしまったと思う。
福田は千本に嫌われてるだろ? 渡部やすがはどうなんだろう?
新潮の唐十郎が唯一取り上げてたけど、 ほとんど内容説明で終わってますた。語れよ十郎!
696 :
吾輩は名無しである :03/03/09 00:16
や〜〜い、批評家置いてけ掘り。 行け! 沢野千本!
実は大塚あたりが内容的にも一番的確に批評できそうなんだけどな。 これで偏見や政治的思惑なしに、純粋に作品世界を読み解いたら、 笙野も彼を認めて対談ぐらいやろうって気になるのでは? なんか、今回のあからさまな黙殺っぷりを見てると、 大塚と笙野って実は似た者同士なんじゃないかって気がしてきた。 まがりなりにも相手のいうことに反応はして、相手がそこにいることを認め合ってるわけだし。
698 :
吾輩は名無しである :03/03/09 00:40
大塚には笙野のような想像力はないと思われ。 あのオトコには奥行きがないのよ。 だから「不良債権〜」とか言い出すのでは? もっとも、笙野に煽られて思わず口走った感じではあるが。
つか笙野の敵は記号的な♂だから、 大塚みたいな分りやすいオタ♂は恰好の標的であったと思われ。
ななしゃくげとー
701 :
吾輩は名無しである :03/03/10 09:30
笙野頼子って海外ではどの程度翻訳されているの? 北米あたりではかなり指示されるのでは? どっちにしろ日本はフェミニズム批評不毛の国です。
702 :
吾輩は名無しである :03/03/10 09:45
>701 タイムスリップしか知らない。 ていうか、笙野の作品の一番おいしい部分って、翻訳不能な気がする。 日本語という制度そのものをテーマとしてるから
703 :
吾輩は名無しである :03/03/10 11:17
言語学者とか精神分析医が笙野を批評したら面白いと思う。 日本の批評家には期待してない。 日本語には性差があるからね。 女性名詞、男性名詞のあるフランスあたりで翻訳されたら…どうだろ?
あれじゃないですか。へたに手を出すと痛い思いをするから(テーマ的に男性批評家は手を出しにくいと思われ)、めだっても取り上げられないってのが実状では? たぶん単行本にするときに大幅に手を入れるだろうから、さらにおもしろいものになること間違いないね。
705 :
吾輩は名無しである :03/03/12 22:10
ぜんぜんファンじゃないのに猫好きなのでつい 猫の話だけは読んでしまう。「S倉」の猫かわいー。しましまなのねん。
706 :
吾輩は名無しである :03/03/12 22:21
ドーラ、元気かな。 ちなみに金井美恵子の愛猫は「トラー」だった。(過去形でいい?)
ウワシンの文壇事情で、 笙野頼子の論争一方的終結宣言について批判してましたね。 例によって永江の「性差を持ち出す理由が不明」という時評の一節を引いて、 これについてきちんと説明しろだって。 なんだかなあ。 「水晶内制度」なんてこの記事書いた奴はきっと一行も読んでないんだろうな。 作家が論争の答えとして小説を提示することもある、 というかそれが作家の正当な表現方法なのだ ということも知らない奴が 批評家名乗ってること自体に萎え萎え。
>>707 そうなんだよ!
みんな笙野頼子が小説家だってこと忘れてんじゃないのかと思う。
自分に降りかかる批判にもなってないような悪口にも小説できちんと答える姿勢は、
小説家として決定的に正しい。誠実であると思う。
その点、大江健三郎も(・∀・)イイ!!!
>作家が論争の答えとして小説を提示することもある、 というかそれが作家の正当な表現方法なのだ おばかさん。
710 :
吾輩は名無しである :03/03/14 10:39
笙野頼子さんの小説は、おもしろそうだけど、読めない。 難しいんです。 問題意識がないと、何を言ってるのかぜんぜん。 もっとエロい話ならいいのですが。
711 :
吾輩は名無しである :03/03/14 13:16
笙野初心者なんですけど、この人の小説を簡単に表現してください。 お願いしまーす。
712 :
吾輩は名無しである :03/03/14 13:35
>711 初心者だからといってどんな甘ったれた質問をしてもいいわけではない。 まずは自分で読め 横着するな
714 :
吾輩は名無しである :03/03/15 15:02
カニバット今読んでます。 で、前からちょっと思ってたんだけど、 笙野頼子って男尊女卑的価値観のもとにいる女性を批判する一方で、 本人の持ち物等の趣味はいわゆる「少女趣味」で、それを開き直り的に書いてる。 このひとは自分が女であることを拒絶しているのか受け入れているのか、 自分にはよくわからない。 いぢけた言い方かもしれないけど、 他の人が「女」をやるのを否定してるんだけど、でも、じゃあどういう「女」ならいいのかっていうか…。 容姿に難があっても(苦笑)恋愛幻想捨てきれない自分は、カニバット読んでてなんか考えこんでしまう。
715 :
吾輩は名無しである :03/03/15 15:11
>>714 なかなか良い問題提起だと思います。
個人的には笙野頼子の「少女趣味」は、
未分化としての少女という意識に基づいてる気がします。
男性が少女に投影する処女性とは似て非なるもの。
成長するにつれ、女性でもない男性でもない「少女」が、
男性視線を意識して「女」になっていく過程への嫌悪。
いわゆる「脱少女化」への反発?
確か、松浦との対談で「幼体成熟」について語っていませんでしたか?
716 :
吾輩は名無しである :03/03/15 21:16
この人にとっては、714が提示した >男尊女卑的価値観のもとにいる女性を批判・・・ は、本気で批判したいわけではないのでは? 奇怪さ、可笑しさの裏にある哀しさを表現するための、 ある種の調味料としてのフェミっぽさなんでないかい?
1997年6月文学界に掲載されている野谷文昭の笹野頼子論は……、 ラテンアメリカ文学好きと、まるけん好きにはたまらないものに仕上がってますね。
718 :
吾輩は名無しである :03/03/16 13:03
しかし笙野にすこしでも批判的な意見があるといつも おなじような書き込みで反論(?)w してくる人がいますね。それこそスルーすりゃいいのに。 関川が黙殺したとかどうでもいいことだろ。噂の真相とかさあ。 変な「印象操作」 はしないほうが良い。 まあでもこのような狂信者を生むくらいに、?ある種の人(女が多い?) には笙野の作品はビンビンくるんだろうね。これも彼女が実力派であることの ひとつの証左かな。
719 :
吾輩は名無しである :03/03/16 23:12
水晶内制度読んだ。 「うわーっ。」だけで1000目指すスレを立てたくなった。ダメ?
720 :
吾輩は名無しである :03/03/17 00:17
笙野読んでる人って他はどんなの読んでます?
721 :
吾輩は名無しである :03/03/17 02:16
722 :
吾輩は名無しである :03/03/24 03:12
金井美恵子
お前の魂は総て収奪されるか、黙殺された、 その上お前はそこにいないことにされ、見えないことにされた
724 :
吾輩は名無しである :03/03/28 04:17
ボクという言葉を女のこの体の声帯から発する事を一生し たくないからボクは黙った。喋る代わりに書いた。それじゃ ボクは男か。
725 :
吾輩は名無しである :03/04/03 02:42
「カニバット&100人の美女」途中です。 羊毛云々・・・差別・・・分かる人だけ分かればよろしいのとこがわかんないのですが、分かる方いたら解説キボンぬ。 説教師の一種として永尾カルビが思い浮かんだ。
水晶内制度、読み終わりました。 読んでる間は恨み出雲の世界観にいちいち大受け、 ぐいぐい引き込まれていたんだけど、 終わってみると結構あっさりしてたなあ、という印象。 これはある世界の創世譚であって、それ以上でも以下でもない。 しかし、ここに表出された女人国の世界観は非常に濃密で魅力的なので、 この女人国を舞台に、もっと書いて欲しいなあと思った。
727 :
吾輩は名無しである :03/04/06 17:00
すばる5月号「成田参拝」あげ。 「思想系覆面パトに追われつつの突撃遠足物及びプチ信仰小説動物神編」 というのはこのことか。 あとで買ってきます。
さっきちらっと立ち読みしたっす。 例によって「わー」とか「だだだだだだ」とか数カ所あり。w
729 :
吾輩は名無しである :03/04/08 15:12
新宿の某書店、フェミとかジェンダーとかのコーナーで 松沢呉一の本何冊かの隣にカニバットが…。なんかいいよねえ。
730 :
吾輩は名無しである :03/04/08 15:17
きのう、すばる(る)買った(る)。 半ばほど読んだ。帰りの電車で後半よみます(る)。
731 :
吾輩は名無しである :03/04/10 17:30
タイムスリップコンビナートってなんであんなにおもしろいんですか? つーかこの本て売れたんすか??
732 :
我輩は名無しである :03/04/10 21:17
「成田参拝」に、群像に連載を持つ大塚氏を批判したため、群像新人賞の 選考委員を降ろされたと書いてますね。
733 :
我輩は名無しである :03/04/10 21:18
た
734 :
吾輩は名無しである :03/04/12 01:12
群像2月号のエッセイからは「追い出された」事は判らなかったなあ。 「群像はちょっとお休み」と書いてあるのだが。 小説だからフィクションってこと? 成田参拝、笙野頼子遠足物の王道でしたね。 しかし最近写真が多いなあ。
一応女であるからこそ今の立場が保てていることをこの人は分かってない気がする。 男が弱くなっていけば書くこともなくなって、一番困るのでは?
∧_∧ ( ^^ )< ぬるぽ(^^)
>735 「水晶内制度」読んだ?
男性中心のニッポンしいては地球すべてにある国家をパロディーにしてるけど、 女が性差別を語ればからなず被る自己矛盾をどう説明するのか知りたい。 というよりも、べつにこの人を女として誰も意識してないのでは? 被害妄想の文学オタか、 「わたしを構ってチャン」の裏返しなんじゃないのかと思わせる。 嫌いな社会など相手にしないで、もっと自由にやってほしい。 すこし真面目すぎなんじゃないかと思うのです。
739 :
吾輩は名無しである :03/04/20 21:23
>735,>738 あのさ、笙野は決して単純に男を責めてるわけではないと思うんだけど 笙野が闘っているのは、抑圧的な制度にべったりとはりついている無自覚で紋切り型の 言語およびその使い手 水晶内制度では、男女の立場が逆転した国家をかなり誇張した姿で描いている。その国で 主人公は、「体制的な」御用作家として「恵まれた」地位にいる。彼女がその国の歪んだかた ち、殊に虐げられた男性を目の当たりにしたときの複雑な気持ち、そしてそれとの矛盾を 含んだ折り合いのつけかた、など誤魔化さずに書いている それから、自分の中のマッチョ的なものがある、とも
歪んでるように見ている己のことでも、まあ適当に自己嫌悪を表す文章でも載せとけば、 わたしの読者には一応格好つくかなと、 作者自身はその制度に張り付いてたか括ってるところが鼻持ちならねえ。 まだまだ自分に正直じゃないような気もする。 もっと自己を追求して、新しい世界を見せて欲しいと思うのです。 だから今で、もう自分は顧客を確保したし、なんて満足してもらいたくない。 血反吐を吐いて狂うまで書け頼子!
「なにもしてない」を片手に過ごすGW
『母の発達』を読んだ母の日
743 :
吾輩は名無しである :03/05/21 18:56
論争ネタでスマヌが新潮45読んだ香具師いる? 慣れない読者のために凄く解りやすく批判をまとめてある。 今までの笙野の批判を整理して云々という「論客失格の大暴挙」(本文より)に出たという大塚は 今度ばかりは逃げられないでしょうね。どう出るか楽しみ。
∧_∧ ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。 =〔~∪ ̄ ̄〕 = ◎――◎ 山崎渉
S倉の本、面白いのかなー。買おうかどうしようか迷い中。
746 :
吾輩は名無しである :03/06/07 00:35
>>745 一応薦めとくが、つまらないと思っても俺の責任じゃなくて。
>746 微妙なおすすめだなあ…。 ものすごく読んでみたくなったら買います。
749 :
吾輩は名無しである :03/06/12 20:08
『水晶内制度』来月発売あげ
750 :
吾輩は名無しである :03/06/13 09:38
751 :
吾輩は名無しである :03/06/13 15:21
>>750 いくら直しが入ったとしても来年は遅すぎるでしょう。
752 :
吾輩は名無しである :03/06/13 15:35
753 :
吾輩は名無しである :03/07/09 18:51
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
755 :
吾輩は名無しである :03/07/17 22:17
水晶内制度発売2週間前あげ
大塚より圧倒的に笙野の方が天才なのに 大塚の方が権力持ってるということは 大塚の方が金持ってて金=権力となっているからなの? いやそうだよな。そうに違いない。
757 :
吾輩は名無しである :03/07/25 00:21
水晶内制度発売まで1週間を切ったので、あげさせて頂きます。
758 :
吾輩は名無しである :03/07/25 00:22
群像が新編集長になったとたんの笙野頼子の更迭。 組織と個人が喧嘩したら、絶対組織が勝つと言ったのは春樹だった。 大塚はそこに巧くつけこんだだけじゃないかと。
>757 出ましたね。
761 :
吾輩は名無しである :03/07/30 00:48
>761 オンライン書店でもう出ていた。オンエアはきのう。
出てるよ<水晶内制度
「水晶内制度」購入。ゆっくり楽しみながら読もう。
765 :
吾輩は名無しである :03/08/13 00:53
『河南文藝』入手した人いますか?
>>733 同意
ところで、携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)
久夛良木氏は,“PSPはゲーム業界が待ち望んだ究極の携帯機”として説明。「ここまでやるかと言われるスペックを投入した」という。
発表によれば「PSP」は,曲面描画エンジン機能を有し,3Dグラフィックでゲームが楽しめる。
7.1chによるサラウンド,E3での発表以来,クリエイターたちにリクエストが高かった無線LANも搭載(802.11)。
MPEG-4(ACV)による美しい動画も楽しめるという。これによりゲーム以外の映画などでのニーズも期待する。
外部端子で将来,GPSやデジタルチューナーにも接続したいとする。
また,久夛良木氏は,繰り返し「コピープロテクトがしっかりしていること」と力説。会場に集まった開発者たちにアピールしていた。
さらに,ボタン設定なども明らかにされ,PS同様「○△□×」ボタン,R1・L1,アナログスティックが採用される。
この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
突然へんなこといいだしてすまそ……
GBAと比べてみてどうなんでしょうか?(シェア以外で)
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
768 :
吾輩は名無しである :03/08/18 17:15
>>765 探していますが今のところ見つかりません。
>>765 ゲト!
小川国夫と葉山ナントカとの座談会、よくありがちな馴れ合いは微塵も
なかった。特に司会の葉山が、紋切り型の言説で場を纏めようとすると、
笙野の鋭いツッコミ入りまくり。スリリングで面白かったよ。
短編小説の方はまだ読んでない。
>>769 ゲトおめでと!うらやましい。
ああ欲しい。
東京ならまだジュンク堂に若干部あると思うよ esBooksでも取寄せだが扱ってるみたい
ウチの大学の本屋に売ってますよ。 葉山先生いいひとですよ。
774 :
吾輩は名無しである :03/08/22 12:16
池袋の淳久言ったけど無かった! 烈しく読みたい。
775 :
無敵美女アスカVOL1 :03/08/22 12:21
しょうのっていう、おばさんクセーツしまくってるね。
776 :
吾輩は名無しである :03/08/22 16:35
水晶内制度、正直難しかったよ・・ 所々面白いとこもあったけど。 神話関係の教養がないからかなぁ、それとも「硝子生命論」読んでれば分かるとか? お馬鹿なんで、「カニバット」とか「母の発達」みたいなのが好き。
年齢不詳です。女子高校生というのは間違いないですが、非常にそそりますね。
オナニーも結構手馴れたもので撮影のことなどすっかり忘れてしまっている様子です。
こういう素人作品の良いところはいつも何が起こるかわからない筋書きのないドラマがあるところ。
テレながらも言われた通りになんでもこなす健気な女子高校生でした。
無料ムービーはこちら!
http://members.j-girlmovie.com/main.html
778 :
吾輩は名無しである :03/08/22 18:34
>>776 いや、神話関連のとこが分からないんだったら
「硝子生命論」読んだとしても参考にはならないと思う。
大学で上代文学の講議を受けた自分としてはけっこう笑えたけど。
ただ、神話を解説できる力量はないな。
古事記口語訳の神話部分だけでも系図を作りながら読んでみると良いかもしれない。
779 :
吾輩は名無しである :03/08/22 19:13
俺も神話のところはほとんど判らなかったよ。 硝子生命論を読んでるとますます面白いのは確か。
ちょうど福永武彦の『現代語訳 古事記』が河出文庫から 出たばかりだね。
『水晶内制度』やっと読み終えた。やはり凄い。本当に凄い。 『古事記』『日本書紀』の批判と読み替えだけでなく、その 批判と読み替えがまた「制度」を支えてしまう、そんな濁った 水晶の中の更なる濁った水晶の中の…という制度の囲い込み を、「うわーっ」というひと声で突き通そうとしてる。 だいたい、「ウラミズモ」ってな国名と「保護牧」というものを 書いただけで、十分現日本の制度へのひっくり返しになるだろう に、ここまで社会と神話の構造を相手にして書いてくれていると、 「さすが笙野頼子!!」と言わざるをえない。また、近づきえない 中心としての「原発」(ちょっとあからさまだが…)の扱いや、 分離派・一致派についての記述、さらに水晶夢の描写、どれを とっても素晴らしい作品でした。 あ、でも鈴木いづみに対する批判はちょいと曖昧だったよなぁ、 まぁ本筋じゃないからいいけど。
二百回忌とタイムスリップ・コンビナートの文章がぜんぜん頭に入ってこなくって この二作だけ(それらの単行本に収録されている他の作品は読まないのに)で数日かかってしまいました。 数年前、カニバットと柘榴の底かな? あれは立ち読みだけでスラスラ全部読めたのに・・・ 何でだろ〜
>>782 携帯電話の使用などによる電磁波の影響で、
あなたの脳は崩壊寸前なのです。ご愁傷様でした。
>783 誤爆と思われ
785 :
吾輩は名無しである :03/09/23 00:32
水晶内制度についてのまとまった批評が出たと聞いたのですが、 ご存知の方います?
786 :
吾輩は名無しである :03/09/25 23:15
9月を持ちまして より子は活動を休止します。 そのワケは自分を取り戻したいからです。 もう一度ほんとの自分で歌を歌いたいし ピアノを弾きたいし音楽をやりたい。 今は何もかけなくて歌ってみても不安で見失ったままで そんな自分がイヤでたまらないし 聴いてもらう人に申し訳なくて居たたまれなくて 自分の価値とか自分の音楽とか 何がなんだか良く分からなくなってしまって でも生きていたいし歌いたいからもっかい音が戻ってくるまで休んでみる。 今度こそほんとの声でほんとの自分であなたに会いたいです。 だから応援してくれた皆ほんとにほんとにありがとう。 そしてごめんね。でもきっと戻ってくるから。 だからまたね。 I love you. LOVE.PEACE.and...MUSIC!! byより子。 2003.9.25
ほんとはね。
788 :
吾輩は名無しである :03/10/02 06:07
笙野頼子の小説を、うわごと文学、と評している人がいた。 的を得ていると思った。
>788 日本語は正確に書こうね(w
790 :
吾輩は名無しである :03/10/02 22:56
>788 イ テ イ ル だよヴァカ
「的を得る」 筒井も町田康の文庫本の解説で同じ間違いをやってたなあ。 単行本では直ってた。
792 :
吾輩は名無しである :03/10/07 06:49
>>788 は確信犯だと思われ
↓
以下「確信犯」の使い方の間違いについて
>>789 、790、791が高圧的に訂正。
『早稲田文学』読んだか?
読んだ。このまま複数誌でゲリラ戦展開して欲しい。
文學界11月号に佐藤亜紀による書評が
>>793 底知れぬ性格の悪さを感じずにはいられません。
798 :
吾輩は名無しである :03/10/10 17:56
>>796 砂糖亜紀では役不足だね>書評
↓
以下「役不足」の使い方の間違いについて
>>789 、790、791が高圧的に訂正。
799 :
吾輩は名無しである :03/10/12 13:00
>>794 ワセブンに何か書いているのか?
情報きぼん。
>>799 横レスで悪いが、「役不足」は、その人間の力量に比べ役目が軽すぎること。
だから、全然逆の意味では?
むしろ「役が重過ぎる」=役目の重要性に対して人間の器量が不足。
801 :
まーゆ ▼o・ェ・o▼ ◇。。 :03/10/12 20:52
. - _ _,..,_ ノ´//⌒ ミヾヽ、_ ,r'´ ``'' - 、ーニ三彡´〃 ! ゙ゞヾ、_`ヽ { /´ { l | // ヽ`ーr' } ! `、 ' ノ l. ||l i l / l ', | ̄``''''ー―- ,'´l l |!` ‐--| l l l ', | l l | リ,! l ', | | | ,! ' リ ,.r''ヽ、 _ ', | |. | ,' ` ' ' ' ' ' ' ´ `ヽ ! | | / ,.r'´ ̄ '''''' ─−-........__ ,.r' | '''"''‐-、 ~´  ̄ ̄ ̄
803 :
吾輩は名無しである :03/10/13 10:20
い て い る だといっている ヴォケ
804 :
吾輩は名無しである :03/10/13 10:22
正しい日本語スレはここでつか?
806 :
吾輩は名無しである :03/11/02 14:35
807 :
吾輩は名無しである :03/11/21 22:31
論争本期待age
保守
809 :
吾輩は名無しである :03/12/19 18:18
星野智幸の日記によれば、野間文芸新人賞授賞式で 何かものすごい感動的な話をしたらしいんだけど、何話したんだろう?
ちょっと気になったんで本屋で手にとった。 そして置いた。 河出文庫の写真を見て一気に読む気が失せた。 読むことはないだろう。
811 :
吾輩は名無しである :04/01/07 00:08
文藝次号あたり期待age
>>810 美人作家の小説の上澄みでも読んでてください。
812 :
吾輩は名無しである :04/01/08 22:06
>>810 自分も写真見て、最初はグロいと思ったが、作品読んでいくうちに、もっとグロい。
813 :
吾輩は名無しである :04/01/08 23:24
オレは最近の、本の広告や小説雑誌の目次なんかに 作者の顔写真をでかでかと載せるやり方に萎える。 (作者の顔の美醜にかかわらず) 顔じゃねぇだろ、タレントじゃないんだから…
814 :
吾輩は名無しである :04/01/09 00:22
でも、他の人は載せてるのに自分は載せない春樹などは腹が立つのです。 俺はどっちかというと作家の顔は見たいほうです。 「母の発達」文庫の笙野氏は強烈だけどね。
むしろグロさを売りにしていこうよ
それはある意味もうやってる
シビレル夢ノ水の虹色の尻したノミとか、アレルギーで指ドロドロとか・・・グロいです。 この人アレルギーがひどいみたいだけど、猫飼って大丈夫なの? 精神的なものなんですかね。
818 :
吾輩は名無しである :04/01/16 23:19
文藝age 「猫々妄者と怪」さらにぶっ飛びまくった文体で、 長篇「金毘羅」の予告気味でもあり、近況報告気味でもあり、 何より今年は短篇集が出るということなので楽しみで仕方がない。
文芸文庫の初期短編集はどうですか? この人の本は初体験なのですが
820 :
吾輩は名無しである :04/01/17 20:42
>>819 笙野初体験ならやめたほうが良いですよ。それだけは言えます。
あとはいろいろと書評をぐぐってみてください。
821 :
吾輩は名無しである :04/01/26 19:17
>>820 では、初体験におすすめのソフトなのって・・・・なんだろ。
カニバットかなああああ
822 :
吾輩は名無しである :04/01/26 19:28
二百回忌がいいと思うよ。本として。 4篇それぞれいい味出してる。ブックオフに行けばある。増殖商店街もいい。これは入手困難。 で、次にカニバット。 絶叫師タコグルメ期待age
823 :
吾輩は名無しである :04/02/06 22:40
824 :
吾輩は名無しである :04/02/06 23:30
レストレス・ドリームはきついと思うな。 俺は何冊目かに読んだけど、それまでで一番つらかった。
825 :
吾輩は名無しである :04/02/07 12:08
作者に会いたい
827 :
吾輩は名無しである :04/02/07 15:29
二百回忌読みました。一緒に入ってる短編もいくつか一緒に。 がっかりだよ。この人って、まるで才能無いよ。 マルケスの二番煎じの手法といい、冴えない語り口といい。 どうして作家を続けていられるのか不思議だよ。
俺には分からない
829 :
吾輩は名無しである :04/02/10 00:06
『渋谷色淺川』が絶版ですってよ。持ってないヤシは早く買え。
>>827 笙野よりまるで才能ない作家が腐るほど居るので
気にすることはないと思われます。
以前どこかに、バレンタインのチョコレートを買ったら店員さんが「こんな(ぶすな?)人がチョコ買ってる…」みたいなリアクションされた、みたいなこと書いていたなあ。
832 :
吾輩は名無しである :04/02/13 21:08
833 :
吾輩は名無しである :04/02/13 21:12
いるわけないじゃん。 処女だよ。
834 :
吾輩は名無しである :04/02/13 21:30
835 :
吾輩は名無しである :04/02/13 21:43
確か、講談社の文芸文庫の解説に「地獄を疾走する巫女」と描いてあったが、巫女と言うより魔女だと思った。
魔女というより山姥だと思った
837 :
吾輩は名無しである :04/02/14 14:30
山姥というより、金正日だと思った。
金正日というよりオランウータンだと思った。
839 :
吾輩は名無しである :04/03/05 19:59
すばるに「金比羅」(←漢字これだっけ?)いよいよ掲載。
840 :
吾輩は名無しである :04/03/05 22:38
>>839 金毘羅って普通に出るよ。
まさか読み方を知らないんじゃないだろうな。
ってか「こんぴら」って打ってみたけど、 「金比羅」も「金毘羅」も両方出るよ。 で、辞書引いてみたけど、どっちでもいいみたいだね。 小説のタイトルとしては「金毘羅」なのかもしらんけど。
ごめん、名前んところ、840じゃなくて841でした。 すみません。
844 :
吾輩は名無しである :04/03/05 23:35
俺のPC、「金比羅」が出なかった……。
目印age
846 :
吾輩は名無しである :04/03/08 13:40
をしようとしてしそこねたので、再度
まだ全ては読んでいないが、「金毘羅」「シャーマニズム」ときて、 すわ一尊如来きのか!?と、毎朝駅前で天理教信者たちが箒と 塵取りを持ってそれなりに明るくそれなりにさわやかに「御勤め」 をしているのをよく目撃している俺は思ったのだが、笙野頼子 は「野生の金毘羅」らしい。 野生の金毘羅ってのは面白い。 実体のある一つの「柱」を折ってやろうと(別に性的な含意はない) 『水晶内制度』なんて荒々しい(「スクナヒコナ」は切ないけれども) 試みをしてきた純文学巫女(容姿で考えてはいけない)笙野が今回 降ろしてきたハイブリッド神は「金毘羅」であり、その習合―多数― 野生―非中心性によって神話をひっくり返す。つまり、反国家=体系 として「人―神―仏―その他」を設定して、そこから笙野ワールドに突入。 彼女の反主流神話妄想(決して「体系」ではない)を面白いと思う人、 『太陽の巫女』〜『水晶内制度』の流れが好きな人にはお勧め。
あ、やべー天理教は中山みきだった。訂正。
>ixion さっそくにレスThanks
850 :
吾輩は名無しである :04/03/22 08:29
純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない) 純文学巫女(容姿で考えてはいけない)
851 :
吾輩は名無しである :04/03/23 19:03
容姿で考えてはいけないあげ
さすがイクシオンいいこと言うな 容姿で考えちゃいけないよな ん?暗に容姿が悪いといってるのか
853 :
吾輩は名無しである :04/03/25 06:56
この人母親と仲悪かったの?
母親と仲良かった女作家っているの?
855 :
吾輩は名無しである :04/03/25 21:01
森茉莉や幸田文をはじめとして パパと仲良かった女性作家のほうが多いね
最近はそう露骨に森茉莉的な父恋物を書く女作家はいないのかな。 笙野の「母の発達」に代表されるような母娘の葛藤を主題化した小説は 散見するけど。新人では脇坂綾とか。
笙野頼子の小説好きな方って、どうゆうふうに楽しんでるんですか? 文学界で評価されてる作家だからそれなりの理由があると思い、 何冊か(母の発達、レストレス〜等)読んでみてはいるんですが全くわかりません。 (たぶん辻褄のあわない空想的な場面が延々と続くのがキツイんだと思う) 一体みなさんがどのようなところに面白みを感じているのか、 簡単でいいので教えていただけないでしょうか。 煽りではなく純粋な疑問として、 またもしかしたら新しい本の読み方ができるかもしれないと思いお伺いたいのですが。
普段の読書傾向を示せ 話はそれからだ
>辻褄のあわない空想的な場面が延々と続く そこが俺は面白いと思います。 そもそも「場面」という言葉自体笙野作品に馴染まないような気さえします。 あなたの読書傾向を示してください。
レスありがとうございます。 読書傾向なんですが、 好きなのは、村上春樹(羊・ダンス・ねじまき・短編)、谷崎、漱石、古井由吉、泉鏡花です。 現実を舞台にしながらも、すこしそこから逸脱したものに惹かれるみたいです。 周囲に文学について話し合える人がいないため、2CHの文学板をみて色々探しているのですが、 最近読んだ星野智幸の「最後の吐息」はすごくいいと思いました。 ただ一緒に編纂されていた、「紅茶時代」(たぶん笙野頼子系統)はダメだった・・・ 笙野頼子を読むのは苦痛なんですが、すごく気になってます。 上記に挙げたようなある程度まとまりのある世界を扱った作品に浸っているのも楽しいけれども、 もう一歩そこから突き抜けたものを読めるようになりたいという欲求があり、 なんだかその境界が笙野頼子のような気がしています。
>>860 859じゃないんだけども
>もう一歩そこから突き抜けたものを…
ということだけど、その境界が笙野頼子にあるかどうか。。。
ドタンバタンと崩れてゆくような感じはあるけでも
イメージでは中上が引きこもって筒井よりになったような。
ほかの人はどういうイメージがあるのか気になる。
レストレスは正直俺も辛かったですよ。
>>860 さんは『タイムスリップ・コンビナート』読みましたか?
あれに収録されている3篇はいずれも凄いですが、
なかでも「シビレル夢ノ水」はあの路線の完成形ではないかと思いますよ。
世界が水で満たされて、部屋の蚤はどんどん巨大化し、
と書くと笑い話みたいですが、読み終えた後の切なさは独特なものがあります。
前衛的な作風だから、最初は入りにくいのかも。
863 :
吾輩は名無しである :04/04/08 00:02
あっやっぱレストレスは面白くないって人結構いるんだね。安心した。 同じ頃に書かれてるタイムスリップと二百回忌のほうがいいみたいだね。 最近デビュー作「極楽」も読んだんだけど、これは悪くなかった。 20代半ばでこれを書けるのは確かに珍しいかも。
「レストレス」や「カニバット」のような長編より 中・短編のほうが良いってことかな。 最近では「水晶内制度」がきつかった……再読したら印象変わるかもしれないが。
母の発達は面白かった
2回以上読まないと入ってこないというのはあるかも。 『渋谷色浅川』は2回読んで好きになった。 この間絶版になっちゃったけど。
867 :
吾輩は名無しである :04/04/08 23:16
「母の発達」と「渋谷色浅川」はどんな感じですか?
そんな厚い本じゃないんだから読んでみればいいじゃん。
言い忘れた。 書評をググってみるのが一番早いわ。最強。
870 :
吾輩は名無しである :04/04/09 17:57
>>867 「母の発達」は増殖させたり進化させることによって
母性神話から「母」を逃がしてみましょう。
という感じでしょうか。
>>857 つじつまということを考えてしまうのなら読みにくかったでしょうね。
わたしもちょっと乗り損ねました。
>>867 「渋谷色浅川」は都市探検ものです。
>>857 こっちのほうが読みやすいのではないでしょうか?
薄い本だけど、読むのにパワーがいるから、
手が出しにくい気持ちもわかるけどな。
871 :
吾輩は名無しである :04/04/09 21:12
870さんありがとう。かなり読まれてますね。 『なにもしてない』の感想はいかがですか?
872 :
吾輩は名無しである :04/04/09 22:26
>>871 どうでしょうかねー。
滲出性の皮膚炎が執拗な情熱をもって描かれていますね。
あと皇室も出てきますね。ドッペルゲンガも。
いろんなもんが入っていても、
母とか硝子、太陽などのお作にくらべて読みやすいまとまりなのは
確かですよねー。わかりやすさでいえば同時期では居場所のほうが上かも。
題材が身近だし。
最近のは2回読まないと、ほんとにわからない。
群像最新号の創作合評でもそのように言われてましたねー。
うすーいエンタメの人に比べたら単純計算で
4倍のエネルギーが必要ってことですねー。
ただエンタメはページ数多いからそうもいかないけど。
読んでヘトヘトになりますよねー。 「水晶内制度」「金毘羅」と、あんなに物凄いものを二年連続で出してきて、 次はっ、どこへっ、行ってしまうんだろうかっ、なんて思ったりもしますけど。 次は短篇集と「絶叫師タコグルメ」、論争纏め本が今から楽しみですねー。 創作合評で星野智幸が「金毘羅」は連載のはずだったらしい、なんてことを言ってましたが、 はっきり「連載」と書いたのは(勘違いですねー)僕の知る限り某書評サイトだけだったので、 この人も同じサイトを覗いているのですねえふっふーん。なんて。 真似しすぎました。
まあまあ。そうですの。 「連載」なんて情報どこで読んだのかと思ってたらネットでしたか。 それって専門家がやってる書評サイトじゃないですよね? 連載にしてもらえると楽しみがふえるんだけどな。 カニバットファンだからタコグルメ早くほしいなー。 今日成瀬の『歌行燈』を見てたんですけど(鏡花原作) あれ、伊勢が舞台なんですよね。 二見浦も古市もお能も出てきてですね。 しかも主人公は配流された謡いの名手ってことで、 金毘羅なイメージが強くありました。 あ、わたしの、ねー。は返信爆弾調です。
>>874 返信爆弾未読ですー。
論争纏め本には収録されるのでしょうか。
収録が危ぶまれるのは河南文藝のインタビューですねー。
これも未読ですけど。なんとなく。
返信爆弾は入るでしょうけど、微妙なとこは ざっくり書き直しちゃうと思うな。 前のもそうだったし。 雑誌掲載時のほうがやっぱ分かりやすいよね。 たしかに河南ははいんないかも。
877 :
W ◆RABK4KAJgA :04/04/11 21:46
結構読んでる詳しい人がいて参考になるなあ。 それにしても品切れになってる文庫もあるんだよね。 笙野頼子は「滲出性の皮膚炎」とか「うじ虫」とか ちょっとそういう系統のものを使う蛍光が顕著?
あと眼球の白い部分がゼリー状になってはみ出す、とかもあるよ。
眼球がゼリー状になってはみ出す、はたしかに多い。 実際の作家さんの体質なのだと思いますよ。 皮膚炎は91年頃の作品に顕著。 それ以降は短編でちょろちょろ見た気もするけど、 あんまり出てこなくなったよね。 蛆虫はあんまり見ない気がするが…。 あと、異形のものはたいてい床や地面から生えてきます。 電話であやしい通信が入ってくるってのも多いです。 この系統の描写の初出って『柘榴の底』かな?
蛆虫は「シビレル夢ノ水」だけかな。 猫がいなくなってから。。。
881 :
吾輩は名無しである :04/04/16 20:22
結構キモイ系のモチーフ使う人なんだぁ。。。 そういう感じの夢を見てるんだろーなー笙野さん。
自分の顔を鏡で見るとキモイ系のイメージが湧いてくるとみた
>>882 まあ、自分という「女のかたち」をとおして
社会のご都合主義という醜い言説に
直面させられているという意味ではたしかにその通りだよ。
あ、これ自演だし必死だから、詩的不要
(ばーか)
884 :
X ◆sJh8mwqDUo :04/04/20 23:54
《異形のものと夢について》 夢を描こうとすればやはり無意識的なものとか 深層心理的なものとかかわらざるをえないわけで 無気味なものというかアブジェクシオンというか そういうモチーフに焦点が合っていくんだろうな。
ただのマジックリアリズムだろう。 日本的なものと組み合わせてるだけで。 深層心理諸々は、作家なら使って当然。
>>885 二百回忌のころはマジックリアリズムとか言われてましたね〜。
最近の作品読んでますか?
887 :
吾輩は名無しである :04/04/21 22:04
「ただのマジックリアリズム」って一体なんだよw
888 :
X ◆sJh8mwqDUo :04/04/22 23:45
《笙野頼子における「現実」》 笙野は自ら「閉じ篭り」と語っているように 引き篭りを生き抜いている作家だと思うけど 閉じ篭っていること自体は「社会=現実」との接触を 減少させ、「現実逃避」させる方向に向かわせるんだけど 笙野は「閉じ篭っている自分」を客観的に冷静に見ており そういう閉じ篭り状態にいる「現実」をしっかりと見据えている。 それを読む我々は笙野における「自分=現実」を読ませられる。
889 :
X ◆sJh8mwqDUo :04/04/22 23:46
また、「なにもしてない」文庫本30Pにこんな記述があった。 「普段ならばテレビより自分の夢の方がずっと楽しいのだ。 内容は下らなくても臨場感が違う。夢の中の空気は現実よりも密だ。」 笙野における「現実」は「夢」である場合もきっと多いんだろうな。 ネルヴァルやノヴァーリスのように。
890 :
吾輩は名無しである :04/04/24 18:52
夢を描くテーマでは、 それが前面に出てる『レストレス・ドリーム』ではかえって失敗してて 日常性との境を自在に往復する作品のほうが成功してる気がする。
891 :
X ◆sJh8mwqDUo :04/04/24 23:53
確かに『レストレス・ドリーム』は突っ走りすぎたようなところがあって (もちろんそれが好みという人もいるかもしれないけれども) 《レストレス》という感覚は表現したのかもしれないが リズムや強弱がないため引き込まれにくい作品だと思うな。 かといって『なにもしてない』のような私小説的な面がかちすぎても これもまた面白みにかけてしまって魅力を感じない。 『タイムスリップ・コンビナート』なんかのほうが 「現実」と「夢」がさりげなく隣接しつつ相互浸透もしてて魅力がある。
俺は私小説的な面もかなり好きでつ。
893 :
吾輩は名無しである :04/04/27 00:52
笙野頼子の私小説的な面が好きな人は共感できるって感じですか?
共感っていうか、細かなディテイルが描いてあると楽しい。 鞄の中に500円玉が入っているのを突然思い出して安心する、とか。
895 :
吾輩は名無しである :04/04/28 02:46
笙野頼子に出逢うまで日本の現代小説一般が苦手だった (筒井康隆、星信一は除く)んだけど、漫画評から松浦理英子を 辿って笙野頼子に巡り会った。 ギャグではなくてこんなに笑い、幻想描写に自然に入り込めた作品は 初めてで、出会えたことが非常に嬉しかった。 それは多分に私自身が女性作家の作品モチーフとなりやすい「恋愛」の 体質でないからではないか、と思っている。 笙野さんのプライベートに「恋愛」がからんでいるかどうかが問題では なくて、それをモチーフとして扱わない姿勢というかスタイルにすんなり 入り込めるものを感じた。 初期の作品も現在に至る作品も、常に笑いが底辺にあり、それが様々な 表現に変態していき、まるで笙野頼子自身(私の脳内創作像であるが)が とんでもない格好で(例えば漫画「動物のお医者さん」の漆原教授のような) アクロバットを舞ったりしながら言葉を綴っているのが行間から見えるようで 頬をゆるませずに読むのが難しい。 でもそれが既成のありがちな漫画的笑いではなくて、そうだな・・・強いて 言えばしりあがり寿なのかな・・・ちょっと違うけどさ。 諸星大二郎のセンスに近いものも感じるけど・・・もっとうんと透明度と スピードがあるし・・・ とにかく「面白い」んだなあ・・・うまく言えなくてもどかしいな。
自分は私生活私小説的な所にもかなり共感しているよ ヤバいとは思うけどw でも絶対お友達にはなれないと思う
>895 安心汁。よく伝わってくるよ でも漆原教授がこのスレで出てくるとは思わなんだ(w
898 :
吾輩は名無しである :04/04/28 22:37
>>895 >常に笑いが底辺にあり、それが様々な表現に変態していき、
なるほどなるほど。この「笑い」って何でしょうね。
底抜けに明るい笑いでもブラックでもなくて。。。
>>896 たしかにちょっぴり「ヤバイ」ような気もしますね。
899 :
吾輩は名無しである :04/04/29 03:52
「不機嫌な顔をして激烈なことを言う」感じ。 これが笙野的笑いにつながっている気がします。
900 :
吾輩は名無しである :04/04/29 04:16
詰めて詰めていくのに どこか一点限りなく冷たい そのような笑いではないでしょうか
901 :
吾輩は名無しである :04/04/29 10:08
ああ、なんとなくニュアンスが伝わってきましたよ。 899さんの「不機嫌さと激烈さ」が同居してるような感じ。 だからプロットが幻想的な方向にドタバタ風に傾いていくときでも 900さんの言うようにどこかにクールさやドライさがあるような。 どうも不思議な「笑い」ですね。
902 :
吾輩は名無しである :04/04/29 10:28
いや、なんていうか、限り無く漫画的笑いなんだけど 絶対人前では出さない脳内での自分のリアクションとか… 例えば主人公本人は泣いているんだけど、作者の視点がそれに同化 しつつも猫に足を齧られて痛いっつーの、と考え中だったりする上に 私は今ヒロインっぽいわ、と目に星入りつつ一転ヤクザのように 凄んでしまいそうな状態の主人公と、限りなく重なりつつも絶対 重ならない作者の位置関係みたいなのが、猫やホコリや湿疹や商店街 の引力に歪められて変型していくような・・・ 例えばしりあがり寿の「OSHIGOTO!」の主人公OLが 「ひなげしなんだなあ、これが!(うっとり)」と絶叫する感じ に近いといえば分かるか・・・なあ。分かんねえか。 でも最近の笑いはもっと凄みが出てきて(最近っても文学論争あたり からぐんと変わってしまったわけだけど)笑いと怒りが表裏一体と なってて、めくるめくようなスピード感と衝撃が時々来る。 でも言葉の使い方がやっぱり面白い。筒井康隆の言葉感覚に 近いといえば近いし。うん・・。
903 :
吾輩は名無しである :04/04/29 22:04
マンガにはまったく疎いのでそういう比喩がよくわからないのがなんとも。。。
>>902 もともとは文学が苦手で、
笙野を読んでから読み始めたって人
けっこういるんだな…
2ちゃんねる語が混入した短編。あれは、いったい… さすが、使い方は巧くはまっていたように思う。微妙にかわいらしかったし それにしても、本でも読んで調べたのだるおか?
906 :
吾輩は名無しである :04/05/08 14:03
>>905 えっ? そんなのあるの? 教えてください!
907 :
吾輩は名無しである :04/05/08 16:50
>>906 新潮6月号に載ってるやつでつ。姫と戦争と「庭の雀」。
908 :
吾輩は名無しである :04/05/08 18:30
「姫と戦争と『庭の雀』」。 2ちゃんねる語、「マツ」以外は正しく使えていたと思います。 まあフィクションだし、そもそも「2チャンネル」だそうだから。 「猫々妄者と怪」。 「大河内直子」は正しくは「大河内奈々子」ですね。 単行本化の際に直したほうがよかろうかと。 まあふぃくsh(ry
片付けない作家と西の天狗 笙野頼子著 河出書房新社・06月18日・1,680円・ISBN:4309016405 時にホラー、時にポレミカル、そして時にかなしく。純文学の最前線で 闘いつづける作家の、妖しい魅惑にみちた作品世界。短篇9篇。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! 素数長歌と空 成田参拝 五十円食堂と黒い翼 猫猫妄者と怪 姫と戦争と「庭の雀」 越乃寒梅泥棒 このあたりは全部収録されるのかな。でも九篇て他にどんなのあるんだろ。
S倉極楽図書館というのがあったけど未読なので収録希凡。 これと表題になってるおそらく書下ろしの一篇を合わせても8篇。楽しみですな。 ところで最近、正直付いて行けない感じがしてきてしまい、 悩んでおります。水晶内制度も買ってないし(初出誌・新潮を買って読んだのです)。 金毘羅は本当、途中何度止めようと思ったか。言葉が判らない、以前に読めない。 しかも読み終わった後でほとんど何も覚えてないし……。 ひとりごとスマソ。
文芸文庫の年譜を見ると出てくる、 群像96年10月号「箱のような道」というのはエッセイなのかな? その後すぐ97年1月号に「使い魔の日記」が出てるから違うかな。
914 :
吾輩は名無しである :04/05/21 23:26
訂正 文芸文庫の年譜を見ると出てくる、 群像96年10月号「箱のような道」というのはエッセイなのかな? その後すぐ97年1月号に「使い魔の日記」が出てるから。
915 :
吾輩は名無しである :04/05/21 23:29
916 :
吾輩は名無しである :04/05/22 19:31
遅ればせながら、姫と戦争と「庭の雀」、読んでみたのダ。 「2チャンネル用語」出てきましたねー。マターリとか禿同とか。 たしかに笙野の作品では違和感がないっ!
917 :
吾輩は名無しである :04/05/23 22:19
そうだ、町田康との対談は纏め本に収録されるかな?
918 :
吾輩は名無しである :04/05/23 22:33
佐藤亜紀>>>越えられない壁>>>笙野頼子
>>918 恐らく佐藤亜紀自身が互角の実力の持ち主と認めてると思う
種類が違う
921 :
吾輩は名無しである :04/05/30 14:18
最近はかなりとんじゃってる気がするんですが・・・
922 :
吾輩は名無しである :04/05/30 17:30
どんなにがんばってがんばっても
金毘羅は読み直したらついていけたよ・徐々にもどってくるのでは?
常識なのかもしれないけど「水晶内制度」に出てくる「撃ちてしやまん」 ってどういう意味ですか? ぐぐったら何やら戦時中に叫ばれた言葉だということしか わかりませんでした。
925 :
吾輩は名無しである :04/06/04 15:00
296 名前:ixion ◆ySh2j8IPDg 投稿日:04/05/31 23:25 そーなのかぁ??<世間に登場する大江は正に「思想家」 俺にとっては「極私的〈知性構築〉肥大症候群患者」の 症例文学を書いてくれる、稀有な(というか一人しかいない) 小説家なんだがなぁ… (それに対する「極私的〈怨恨妄想〉肥大症候群患者」 は、もちろん笙野頼子だ)。 だいたい、ベンヤミンの「メシヤはアンティクリストの征服者 として来る」なんてのを引用して違和感がない、さらには それが「構成」としてしっくりくる小説家なんて、大江ぐらい しかいないわけで。 まぁ、自分で物事の判定ができず、「壁の前で立ち止まる 奴」ら(あてこすりだ、もちろん^^;)が、ノーベル賞とかの 「権威」に過剰反応してる様ってのは、裏返せばなんつーか 権威に尻尾振ってるだけであって、ツマラン。一生他人の 言葉をコピペしながら死んでくれ、ってな感じで。
ixionのようなひとでも、 怨恨妄想などと言い切ってしまうのだな
あとから「いや、いい意味で」とか言うんだよな。
今月の新潮としばらく前の文藝に載った作品を読んだが、この人何者なんですか? リアルキティの人のようにしか思えません。好きだけど。
>>928 同じ狂うなら、この人のように創造的に狂いたい
この人は俺の目標だ
930 :
吾輩は名無しである :04/06/05 13:41
ほんとこの人一体何者なんだろうね。 925引用の「怨恨妄想」という表現はよくわからないけど 大江と対比して共に肥大症候群患者といってるんだから かなり評価してるってことになるよなあ。
くるっても笙野
932 :
吾輩は名無しである :04/06/06 18:10
イクシオンが言いたいのは この人はブスじゃなかったら作家にはなれなかったということだ この人は才能があって良かったね 才能がなかったらカッターで切りかかってたと思う
933 :
吾輩は名無しである :04/06/06 18:14
イクシオンとやらは みえてしまった自分の限界と自己との折り合いをつけたいんだろ。 自分は笙野級のブサオじゃなかったのが、ダメだったんだ。 でも救いでもある、て感じで
934 :
弧高の鬼才 :04/06/06 18:30
ああ、こいつもイケテル作家の一人かな。初期はな。
笙野は小説家になってなかったら拝み屋のババァになってたよ 自分でも昔だったら拝み屋になってたと書いてなかったか?
936 :
吾輩は名無しである :04/06/07 17:09
笙野が9階からダイブしたら絶対助からない 漫画みたいに地面にめり込んでるから
937 :
吾輩は名無しである :04/06/07 17:21
贅肉が衝撃を吸収するから無傷
938 :
吾輩は名無しである :04/06/07 17:52
笙野が落下したショックで地震が起こる。マンション崩壊。
939 :
吾輩は名無しである :04/06/14 20:36
age
940 :
吾輩は名無しである :04/06/21 10:32
新刊キタ━wwヘ√レvvヽ(゜∀。)ノwwヘ√レvv━ !!age
どこどこどこ?
短篇集、予想外の充実っぷりに鼻血がとまりません。 知らなかったのが2編、書下ろしが実質2編(「あとがき」がほとんど一篇の小説)。 このスレと思われるものまで登場するし。 あと「箱のような道」はやっぱり小説だったのね! すばる掲載の作品はまた別に出るんですね。
ううういいなあ。アマゾンまだかー
もれも指折り数えて待ってるのだのに、こねー
942ですけど、俺は18日に池袋のジュンクで買いましたよ。 猫猫妄者があんなに長い作品だったとは、文藝掲載時には気付きませんですた。
946 :
吾輩は名無しである :04/06/22 19:34
片付けない作家と西の天狗、出たのか。。。 買うか買うまいか、悩むところ。。。
届いた。10編が一冊にまとまってお得感高し 表題作は、引っ越し後の総括エセー小説といった趣で ひじょうによかった
ちょっとずつ読んでるところ。 何故か気になってあとがきを先に読んでしまった 仕事場で号泣
949 :
吾輩は名無しである :04/06/25 00:04
モイラ追悼あげ ずっと読んできて、登場人物のモデルであり作家の盟友でもある猫が、本当に死んだ。 読者としても、思ったよりショックが大きい。悲しい。 生まれて初めてひとりでいることがつらいと思った、と作家は書いた。 センチメンタルな書き方になるけど、我々読者がいつもいるよ、と勝手に言う。
950 :
吾輩は名無しである :04/06/25 09:45
しばらく前に東京新聞で「猫と私と戦いと」っていうエッセー 書いてたね。ペットロスの辛さはすごくわかる。 ましてあれだけ苦労してね・・・(「愛別外猫雑記」など)
951 :
吾輩は名無しである :04/06/25 13:03
モイラのことはさておき。上品な出版社の上品な編集者が期待する 文楽・浄瑠璃で書いた作品というのを、どうにも読みたいんだけどなあ
952 :
吾輩は名無しである :04/06/27 14:07
佐藤亜紀が週刊現代に書評を書いてた 昔は妄想私小説 社会から抑圧された個人のゆがんだ主観がどうのこうの でも今はそうじゃない 妄想私小説のファンにはさびしいかもしれないけど 笙野頼子も大人になったのだ うろ覚えだけど
やっぱり新作買ってみようかな。 「昔は妄想私小説」ってのは納得なんだけど 今の作品には抑圧からの解放感があるのかなあ・・・
新刊は既に読んでいるものも多かったが、それでも やはり面白かった。そしてこれからも盟友と共に 頑張ってほしい。 >昔は妄想私小説 >社会から抑圧された個人のゆがんだ主観がどうのこうの >でも今はそうじゃない >妄想私小説のファンにはさびしいかもしれないけど >笙野頼子も大人になったのだ いまでも「抑圧」と「眼圧」は笙野頼子の対戦相手だろ。 ただ、戦いがどんどん極私化して、そこから「神」を 相手にするところまで突き抜けたりしたのは、確かに ものすごい「成長」なのかもしれないけど。 ひたすら私小説の「先」を突っ走っている「尖鋭分子」 というか「分祀の巫女」として、俺は益崇め敬ってるけどね。 「お師匠より現役」ってのは素晴らしい言葉だ。
ヲレモ天狗ニ憑カレタイ ヘヤガカタヅカナイ…
買ってきました。少しずつ読んでいる。面白い。 一気に読むのがもったいない。 でも。あとがきはもう読んでしまった。 胸が痛い。
いろんなレスが刺激になって買ってきたよ。 わずかばかりのボーナスからの初出費。 7月中には読みたいと思ってる。 「姫と戦争と『庭の雀』」みたいなのは苦手なんだけど、 これはどうかな?
958 :
吾輩は名無しである :04/07/15 23:12
だいぶん読みやすいと思うけど
959 :
吾輩は名無しである :04/07/25 00:20
しかし文庫化の話はひとつも無いのか! 解らなくもないが悲しい。
新刊の表紙デザインがちょとDEEPLOVEだっけ?に似てるよね。
片付けない作家と西の天狗で予告してたけど 笙野頼子版2ちゃん語小説って面白そうだね
962 :
吾輩は名無しである :04/07/27 23:03
>>961 姫と戦争と「庭の雀」のことじゃねえの?
んあ〜もう書いてたのか バックナンバーで読まなくては
964 :
吾輩は名無しである :04/07/28 18:30
ああそれね。少し前にこのスレでも話題になったよ。ちょこっと。
笙野さん2ちゃん読んでるんだね。
(O^〜^) ◆eP/SxCooCQって、 大塚スレにも書いてたね。論旨は概ねOKなんだけど いまひとつ笙野の発言をおい切れてないきらいが…
笙野さんの反論はいろんな雑誌を転々としながら行われていたのでかなり読み落としてるかも 群像の編集長についてのことなんて今回の「西の天狗」で初めて知ったし 「ドン・キホーテの論争」を探してるんだけど今本屋で品切れになってる
大塚英志さんがほのめかす単純な「マンガと文学売上げ論」のレトリック自体は 「ガロ」という漫画文化の中の文学誌にあたる全然売れないマイナーな雑誌が 漫画の改革と進歩を支える新しい才能を発掘してきたことを知っていれば簡単に論破できてしまう 実際「ガロ」がなくなって漫画界は明らかに停滞してしまったわけだし ある種の少数の目利きによって支えられる「目印としての権威」としての文芸誌って必要なんだ 膨大な量があふれかえるコミケではガロの代わりはできないんだよね ただ今回の論争を見ていて文学界に限らず 雑誌や本って最終的には編集者や出版社の私有財産なんだなあというのは感じました 紙面の文字では作家やライターが自己主張・自己表現してるように見えても 実は出版社と編集者の商売がしやすい人がチョイスされてるんだなあと 件の群像編集者も大塚氏から舞城王太郎にのりかえたらしいし スレ違いなのでこのへんで終わり
969 :
吾輩は名無しである :04/08/13 01:08
早稲田文学キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
「もし現場で文学といったら、複数ですよ複数。「どれが残るか 判らん、どの系統が」という敬虔さあるのみ。終わりと始まりの 間なら特に基準を複数にとって注意深く、何が残るか残らない かを、可能性を尽くして、ゆるくやって行かなければ仕方ないの だな。何がそうなのかを真面目に考える気のある人々だけで やるべし。図式と手抜きと鈍感ばっかりでさ、ここ、風通し悪い よ」(笙野頼子「ドン・キホーテの執行完了」早稲田文学2004. 9月号) 真っ当な文学観だ(某馬鹿スレの住人には耳が痛いはず)。 しかし、こうした「真っ当さ」を持っていない、変な構え方した 奴らばっかりが持て囃されるから、ねぇ^^; なーにが終わり/目的だか。endには「端」って意味もあるん だから、末端が中心を歪める位のものを生み出せるんだ、 ってな「文学」もありでしょうが。「世界システム」の「端」って のは、システムを捲り返す先端にもなるわけで。 てことで、笙野頼子には経済マッチョを「捲り返す」小説も 書いて欲しいなぁ…。
971 :
吾輩は名無しである :04/08/16 00:33
とんだ悪文で読む気にもなれません
笙野頼子「ドン・キホーテの執行完了」早稲田文学2004.9月号 彼女の言い分は大きく分けると、 @ 学者の言い分はそれでいいから実地である文学に持ち込むなと。 専門だけ語っていればよい。 A あくまで柄谷の文学の終わりは柄谷に取っての文学であって、それを押し付けるな。 B 文学は地位などでなく毒(影響力)で判断されるべきで、数(売れない)で判断してはいけない。 C 柄谷は文学の社会に役立つという役割について終わったと語るが、 まだまだ語るべきことはある。例えば女、SFでありそれらは無視されている。 マジョリティの文学の後にはマイノリティの文学が始まる。 D 終わったと語るならとっとと出て行け。柄谷には社会的影響力があるんだから ぐちぐち言ってると理解しないで馬鹿が終わったと言いまくる。それは有害だ。 E 柄谷は常識が無い。Qなんてなんの裏づけも無い彼固有の嘘の金は変だ。 あとは例によって大塚某批判と早稲文批判。 もちろん上の発言はすべて極私的〈怨恨妄想〉肥大症候群患者らしい痛快な文章によってなされている。
973 :
吾輩は名無しである :04/08/16 16:38
自分じゃどうでもいいのに、勝手に思想読んでないやつらが批判したがるのが柄谷。 思想読んでない奴らのとこ行ってわざわざ批判されて再反論して悦に入るのが大塚。 そしたら笙野にそのスタンスの取り方で罵倒されまくったって感じだな。 柄谷批判は頭悪そうでやめた方がいいと思うが??・・・
974 :
吾輩は名無しである :04/08/16 17:44
初笙野「西の天狗〜」読了しました。 どろどろしてるしわけわかんないしで中々進まなかった。 で、次は何を読めばいいですか?
975 :
吾輩は名無しである :04/08/16 19:13
笙野頼子へ 女はこれだから嫌だ 先生、顔が真っ赤ですよw
>>970 なーにが「真っ当」だかぜんぜん伝わらないねぇ。
>>972 乙っ! あの悪文をよくぞここまで明快にまとめちゃって。感心しました。
しかし、笙野はまんまと柄谷に釣られちゃったね。
「文学はなぜ衰退してるのか考えてみれ10」で、 柄谷をドン・キホーテになぞらえてた人がいたんだけど、 笙野頼子の「ドン・キホーテの執行完了」ってタイトル なんか関係アリ??? もしかしてそのスレッドを笙野が見てたとか???
「ドン・キホーテの論争」のころから使ってるよ ドン・キホーテ自体よく使われる比喩だから別に関係ないでしょう
>978 そっかそっか。 笙野が2ちゃん見てるようだったんでつい憶測を・・・
980 :
吾輩は名無しである :04/08/17 19:11
今度の早稲文でも2ちゃんねるに言及してたね。 お気に入りなのかな?
ねこタンたちが寝静まってから、名無しでこっそりあちこちに書き込んでいる 気がする。どうでもよさげなことを、嬉々としながら。
早稲田文学で「作家だから匿名カキコはしない」って言ってたから文学板には書かないんじゃないかな ペット板とかには書いたりしてるかも
983 :
吾輩は名無しである :04/08/19 17:01
書き込んでたら面白いのになー。 もうすぐ1000だけど、ショーノしぇんしぇい、 それまでに1レスくらいはお願いしますっ! どんなことでもいいですから。 さりげなく自作の一部分でも、ナーンてね。 しぇんしぇいお気に入りの2ちゃん語でいえば、 カキコしてくれたら「ショーノタン萌え〜!!!」なんだけど。
「早稲田文学」要約AA版 柄谷行人「ねぇ、 もう近代文学って終わっちゃったなのかな」 ノノノハヽノノノハヽ T( ´ Д )(´ー`●) 冊U つこと _) r'´ ̄メヽ ヽT< < < `ヽ ! ノ !(__)二 し'_> !:::::::::: .:::::::::.... ゝ、_,ノ ゝ、_,,ノ:::::::::::::::::::::::....::::::::::::::::.......... .:::::::: :. ::::..笙野頼子 「ばかやろう、私にとっては ::::... まだ始まってもいねーよ」 ::::... ::::...ノノハノノノハヽ ::::(Д `(●´ー`) r -( ( O┰O ..::ii'⌒< < ) 冊冊〉 ::'、__,,l!しし(_)l!lJ´ '、__,l!j
985 :
吾輩は名無しである :04/08/20 20:07
笙野頼子ほんとに読まずに批判してるんだな・・・ 彼女の作品と批判は別物ではないが、 あのような作品を書きうる人間はあのような批判をしなくてはならない っつう意味であってまともに批判を信じるのは止めたほうがいいよ。 全く読みもせず愚鈍に妄想的な批判しまくる面白さをこそ読むべき。
986 :
吾輩は名無しである :
04/08/21 00:55