1 :
吾輩は名無しである :
01/11/24 03:43 名無しでも、好きなだけ語るがよい
2 :
吾輩は名無しである :01/11/24 04:10
3 :
吾輩は名無しである :01/11/24 04:12
負けるな、この野郎。
4 :
吾輩は名無しである :01/11/24 04:13
5 :
吾輩は名無しである :01/11/24 04:14
前スレのラストは、けっこう劇的に盛り上がったんじゃない? ヨカヨカ。
6 :
吾輩は名無しである :01/11/24 04:16
>>5 ありがとさんさん。とにかくがんばれよ、と阿部に言いたい。期待してるんだからな。
俺は道産子だ。雪はたいへんだぞ。寝るぞ。
おやすみ
9 :
吾輩は名無しである :01/11/24 13:20
雅彦2世
11 :
吾輩は名無しである :01/11/24 14:30
この人2ちゃんねらーなんでしょ?
14 :
吾輩は名無しである :01/11/24 16:07
昨夜は一部で異様に盛り上がったみたいだな。ついに阿部オタ出現か? って、おれもまぜてほしかったな。 それにしても阿部の学歴云々て、そんなに問題つうか、突っ込みのネタにされてる のかな? 本人が思っている(もしくは、装っている)ほど、そんなのないような 気もするが。しかしたしかに、蓮見とか相手にするのは誰でもビビルだろうな。 なんのかんの言っても、目の前にいりゃあな。
蓮見はヅラ?
16 :
吾輩は名無しである :01/11/24 16:58
17 :
吾輩は名無しである :01/11/24 17:29
そのとおりです。
しかし、1000いくとは思わなかった。とりあえず立派。
19 :
吾輩は名無しである :01/11/24 18:25
IP読んだけど、いまいちわからん。ダンサーインザダークの解説がすばらしいので 期待してただけに残念。
20 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:01
>>14 誰もビビラないよ。
おまえが狭い世界しか見てなくて
自意識過剰だからだよ。
「頭が悪い」という真の意味はおまえに適用できる。
21 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:03
真実はこうだ。 14=20=阿部
22 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:05
IPはよんだ方感想ぎぼんぬ。
なんかエラソーだね、この人。 やーねー
24 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:07
22だけど俺のこと?気に障ったなら、しょうがないが・・。
25 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:07
?
IP読んだけどさ、駄目ジャン。 当時、少し話題になっていたという感じがしたが、何が新しいの?あれ何が面白いの?あれ 作者が、あの作品をどれくらいの時間をかけて書いたのか知りませんが わたしは一時間もかけず読み飛ばしました。 まったく引っかかるものがなかったです。解説の、作者の連れも痛いね。 蓮実が朝日新聞の文芸時評で取り上げたり柄谷もデビュー作の題名を変えさせたり、 彼にかまっていたみたいだけど、駄目だと思います。どこがいいのか教えてくださぃ。 この前の群像の対談にしたって・・・あー 彼が優秀なんでしょう?いまのJ文学だと!!
27 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:11
彼が頭いいのは認めるが、・・IPはいまいち。
IPの表紙の女の子にはそそられます。
29 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:13
彼の頭が悪いことは認めるが、・・IPはまあまあ。
30 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:17
彼は頭がいいのか?? んで・・IPも駄目駄目。
31 :
吾輩は名無しである :01/11/24 19:20
ダンサーインザダークの解説はすばらしいとおもわれ。 見方が斬新だ。頭がいいってのはそこからの推測。
32 :
吾輩は名無しである :01/11/24 20:07
>>31 前レスからです
>951 :吾輩は名無しである :01/11/23 12:30
>
>>947 >ただあれは蓮実から自立したがってる
>「カイエ・ジャポン」の流れもろ組んでるでしょ?
>俺は蓮実の映画批評は好きでも嫌いでも無いが
>そっちの方がマシじゃない?
意味がわからんのですが・・解説ギボンヌ。
34 :
吾輩は名無しである :01/11/24 21:08
35 :
吾輩は名無しである :01/11/24 21:09
くそ、「ダンサー」の解説読みたいな。突っ込みようもない。映画は見たんだけどな。 3回も。どっかにageてないのかな〜 知ってる人いない? 著作権もあるしな〜
36 :
吾輩は名無しである :01/11/24 21:14
>>35 多分阿部のことだから、近年のゆらゆらデジタルカメラ
(ブレアウィッチとか)のドキュメンタリーの媒介性の隠蔽を
ミュージカル部分のフィルムとの対比制等によって
批判している、とかそんなのでしょう、読んでないけど
37 :
吾輩は名無しである :01/11/24 21:31
>>36 読んでないけどって・・・大胆だね、お前さん。まあ、いいや。
ちょっと揚げ足だけど、トリアーの立場からすると、少なくとも「ブレアウイッチ」
ぢゃないと思うね。「ブレアウィッチ」って、1999年だっけ? まあ、「とか」
って言ってるから、いいんだけどね。
でもってトリアーの立脚するドグマ95は文字通り1995年。もう、スレ違いだけど、
ずうずうしく紹介しちゃう。
ドグマ95の第3条というか、第3項目。
カメラは手持ちであること。手で出来ない動きや静止についてはこの限りではない。
(映画はカメラが立っているところで作られるのではなく、映画が作られるところにカメラがなくてはならない)
The camera must be hand-held. Any movement or immobility attainable in the hand is permitted.
(The film must not take place where the camera is standing; shooting must take place where the film takes place)
だから・・・えーっと、二日酔いで頭がよく働かないな〜
誰か続けてキボヌ。
スレ違いスマソsage
40 :
吾輩は名無しである :01/11/24 21:42
>>37 良く分かんないんですけど
以前「CUT」の連載で
ストローブ=ユイレとの対比で語ってたような気がするので
その点で考えてみるとよろしいのではないでしょうか
41 :
吾輩は名無しである :01/11/24 21:43
CUTっていう雑誌でダンサーインザダークについて 書いてたけど、内容は普通だったよ。 パンフレットは、すばらしかったの? パンフレット誉めてる人ってあんまり映画評論とか 読まない人なんでしょ。たぶん買いかぶりだと思うけど。
42 :
31(パート1) :01/11/24 21:46
「反転する世界」(阿部和重) セルマは媒介者として登場する。それどころか、彼女は常に過酷な板ばさみ の状況に追いやられ危うい境界線上に身を隠している。視力をほとんど失いかけている彼女は 近道だといって、足でレールを叩いて道を確かめつつ線路上を歩む。暗闇から脱け出し、家(舞台)に たどりつけると信じて、二つのレール(現実と夢想)の間を一歩一歩前進していくわけだ。この時点のセルマは 、媒介者としてはまだ不完全な状態である。彼女に必要なのは獲得ではなく、より大きな喪失なのだ。セルマの受ける 「現実」のレッスンはその後さらに厳しさを増し、「夢想」のリハーサルは何度も繰り返されるだろう。 二つのレールは作品全体に貫かれている。手持ちカメラによる擬似ドキュメンタリー(現実)と、多数のデジタルカメラ によるミュージカル場面(夢想)がそれである。こうした二重性は、映像のレベルにとどまらない。物語もまた二つの軸で 捕らえることができる。一つは、わがこのために自らの命を犠牲にする母親の悲劇であり、もう一つは、一世一代の舞台へ向かう ミュージカル女優のバックステージストーリーというわけだ。媒介者セルマは、これらを同等に実現せねばならない。つまり、 悲劇的な死をうけいれつつ、同時に舞台上でミュージカルを演ずる(唄い踊る)という二重の行為にセルマは挑まねばならない。 そんなことが果たして可能か?
43 :
吾輩は名無しである :01/11/24 21:52
>>40 ありがと。さっそく図書館に・・・って置いてあるかな。バックナンバー。
図々しいついでに、その連載がいつ頃のものなのか知っていたら、教えて教えて!!
>>41 >パンフレット誉めてる人ってあんまり映画評論とか
>読まない人なんでしょ。たぶん買いかぶりだと思うけど。
まあ、イチガイにそうも言えないだろうと思うよ・・・まあとにかく探してみます。
パルコなんかにありそうだな。たまに古いパンフレット討ってるからな。
でもあんた、みょーな煽りかたするねえ、いいけどさ。
ごめん、煽るの苦手なの。 もうちょっと他の場所でも練習してきます。 すみませんでした。
>>42 君はえらい!!(x100)
阿部氏を騙るスレだから、映画ネタでもいいよな。マンセー!
でも映画は東京モンにはかなわないからなあ・・・こちとら田舎
モンだから古い映画なんかビデオでしか見られない・・・しくしく。
やっぱフィルムじゃないとなあ・・・ぶつぶつ(欝
とにかく続きをキボヌ!!
>>41 いやいや気にしなさんな。謝ることなんてないよ・・・(汗
>>41 ほんとにごめんな。どんどん好きに書きこんでね(汗汗・・・なんか一人芝居
みたいで括弧悪いな。自己嫌悪sage しばらく反省ガイシュツします。
48 :
31(パート2) :01/11/24 22:13
ここでは「現実」と「夢想」の対立図式が示されているように、見えるが事態はもう少しこみいっている。ラスフォントリアーのねらいは 、それらの葛藤を描くことでもなければ単に両者を和解させることでもない。「現実」でも「夢想」でもない、第三の層(映画)を視界に 浮上させることこそが「ダンサーインザダーク」におけるフォントリアーの課題である。それはラストの処刑場面において鮮明に映し出される。 それまで交互に描かれてきた「現実」と「夢想」が、処刑場面において劇的に重なり合う。刑の執行を控え、死の恐怖が最高潮に達したセルマは 息子の手術成功を知らされていくらか安堵し、心音の旋律にひかれて歌い出す。「夢想」の中でのみ演じられたミュージカルがついに「現実」の側に 流出したのである。そのときの絞首台はミュージカルの舞台と化し、セルマは客席に向けて最後(から二番目の曲)を歌いつづける。彼女はやっと 念願の舞台にたてたわけだ。次にセルマは、全身を拘束されたままの状態で、タップダンスさえも演ずるだろう。(彼女はずっとタップダンスにこだわっていた。) 死刑執行のベルが響いた数秒後、セルマは一度大きく床を踏み鳴らし台下へ落下する。こうして、絞首台上のミュージカルは終了する。見事に演じきった(現実と夢想を媒介させた) セルマの遺体を覆い隠すように左右から幕が引かれ、カメラは上昇する。 ラストの処刑場面は擬似ドキュメンタリーとミュージカル、そのどちらでもありどちらでもない特異な印象を与える。それは例えばルビンの杯という騙し絵(杯に見えたり向かい合う人たちの横顔に 見えたりする)ようなものだ。二種類のイメージは、同一のフレーム内に収まりながら、同等に自らを誇示しあっている。その結果、二つのイメージ(現実と夢想)における地と図の関係は反転するのだ。
ふーん。たかだか映画パンフに書かれた文章に、こんなに感激する人がいるなんて、 アベも作家冥利に尽きるね。
感激つうか、ネタないとね。話すすまんし。パンフって入手にしにくいしね。
51 :
吾輩は名無しである :01/11/24 22:23
だれか『シンセミア』について書いてください
52 :
31(ラスト) :01/11/24 22:31
なぜ最後の歌を聴くべきでないのか、というかなぜセルマは、ミュージカルの終わりを拒否したのか。エンドロールの音楽は、 導入部(三分半の黒み画面)で流れたものと同一曲(ソングバージョン)である。物語を終えたわれわれはそのとき、作品の冒頭に 帰っているのだ。(歌を加えた形で)つまり、ダンサーインザダークはの物語は、様相を更新させた(夢想と現実の反転した)状態から 再スタートする、と見るべきだろう。そこでは一体何が起こるのか。 最後から二番目の曲をすでに聴いた私たちは、処刑場面がミュージカルであると知っている。こうした視点で見直すと、後半部の悲惨な印象は一変する はずだ。ダンサーインザダークは少なくとも二度は見るべきである。一度目は、母親の自己犠牲ばかりが前景かしていたが、二度目はミュージカル女優 のバックステージストーリーが全面的に展開される。セルマが殺人にいたるドラマは歌と踊りのレッスン過程であり、裁判所はオーディションの様子、 そして獄中の場面は本番に向けて待機する女優の緊張を描いているように見える。 事実看守に連れられていて絞首台へ続く通路を歩むセルマの姿は、舞台の開園に臨む女優のそれを思わせる。そのとき 一度目にしたはずのドラマ(悲劇)は、「新しい世界(ミュージカル)」となって出現するであろう。私たちは終わりを拒まなければならない。 夢と現実を反転させるために。
あー疲れました。どうですか?
54 :
吾輩は名無しである :01/11/24 22:44
ていうかね、阿部の映画批評て結局蓮実の裏返しでしょ? その割に蓮実のような洗練も無い。 やっぱり小説に集中して欲しいなあ・・・
>>31 パチパチパチ! おつかれさま。一見すると打ち間違いもないし、すごいねえ。
じっくり読んでみるよ。とりあえずぱっと目に付いたところは、
「私たちは終わりを拒まなければならない。夢と現実を反転させるために。」
ってとこだな。彼の作品のラストってさ、いつも・・・うー、二日酔いだ。頭が
まわらん。
しかし、やっぱり小説家の文章だな。蓮見とは違うな。評論としてどっちが優れているとか
ぢゃなくてね。俺の偏見だけど、蓮見は映画をまず「物」として語るじゃん。
そういう感じぢゃないんだな、少なくともこの評論における阿部氏は(他の映画評論
読んだことないのでわからんが)。ふうむ。
映画は素人なんで・・・。 ただ映画版のダンサースレの感想が、あまりにひどいので 安部氏はすごいと感じてしまったのれす。あしからず。
57 :
吾輩は名無しである :01/11/24 22:57
>>55 いやだからね、阿部の映画批評読んで
だから何、という感想しかもてないでしょ
蓮実によって黒沢とか青山とか塩田とか
周防とか中田とかその他諸々の監督を生み出したような
生産性も無いし、
かといって中原の映画批評みたいな
「ネガティヴなものをネガティヴなものとして認めることが
ポジティヴだ」って言う距離感も無いし
金井みたいな嫌味なディレッタントも無いし
淀川みたいな凄く高度な通俗性も無いし
山根みたいな特定のジャンルに対するなぜか解らん思い入れもないし
山田みたいな・・・よく知らんが
小説家としての能力考えるとちょっとねえ・・・
58 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:01
蓮見はねえ、もう「係」だから。「映画係」。誰もあんなふうには
書けないだろうな。見てる数が圧倒的に違うしね。それに食ってる
もの違うだろ、我々とは(自己憐憫藁
たしかに
>>54 の意見はもっともかもしれないけど、
>>37 のように
アベの作品に接続つうか、併置つうか、してみると面白いかもね。
かもね・・・
59 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:09
>>57 うーん、たしかにそうかもな。アベ氏には悪いが。
「物語」のことだもんな、話題の中心が。「映画」のことってよりもね。
わしも映画についてはそんなに詳しくないんでうまく言えないけどさ。
まだ若いし・・・っていうと「なめとんのか!」って怒られるかな。
小説家としての能力ってことに関しては、わしは少なくともアベ氏の作品で初めて読んだ
「IP」の衝撃をよーく覚えているんで、まだまだ保留つうか、なんかやるだろうな
っていう期待はあるけどな。
「だんさーいんざだーく」のアベ評のラストにはこだわってみたいな。 「私たちは終わりを拒まなければならない。夢と現実を反転させるために。」 ってのは自分の作品のこと(も)言ってるんぢゃないかな。「IP」といい、 「ニッポニア」といい、「みなごろし」といいさ・・・なんかつながりがあるような気がしない?
しかし最近、異様に阿倍スレのカキコ進みが激しいですね。一日でもう 60も煎ってるぞ・・・
>>61 しかもごく限られた数人でね。
前のニッポニアのスレもたぶん百人以下の人間で
書き込まれてると思われる。
63 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:36
10人以下だろ。
64 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:37
65 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:38
>>60 ある種の鉛管構造、間違えた、円環構造を希求しているのか?
なぜだ?
無理やり引用だが・・・
「そういう過程を経て『YU―NO』の全体は、結局、当初の目的に到達すること
なく、最初の場面に戻って円環的に輪を閉じることになる。このようなドラマは一見単なる
空想に見えるし、それは確かにそうだ。しかしそれでも筆者には、その空想
こそが、大きな物語の凋落のあと、世界の意味を再建しようと試みて果たせず、
結局はただの小さな感情移入を積み重ねることしかできない私たちの時代の
リアリティを、独特の手触りで伝えているように思われる」
(『動物化するポストモダン』東浩紀・著 講談社現代新書)
東氏って、あんまり文章上手ぢゃないね・・・
強引ネタフリ許してキボヌ!!
66 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:39
煽っては擁護し、… その繰り返し。 人数少ないから、みんなも大変だな。マジで。
67 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:41
>>65 いや、完全な円環ではないけどね。ずれてるけどね。
68 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:42
最近の東は現状肯定ばかりでつまらない。
69 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:44
>>66 まあ、面白ければいいよ。勉強になるし(テレ
単なる人格攻撃煽りばっかりじゃないしな。龍スレみたいなのより百倍
マシだ。
70 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:45
>>68 もうちっと詳しく書いてくれん。あんまりよく知らないんだよね、
東のこと。大zappaでいいから。
71 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:50
72 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:51
>>71 あのー、そうです。ネオアカ系(っていうのか?)の本って
ぜんぜん読まないんで。 オヨビぢゃないかな?
73 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:53
うーん。しかしこのスレでアベの小説を詳細に論じるやつは おらんのか。これでは噂話や曖昧な風評を駄べっているばかり ではないか。仮にも文学板なのであるし。映画パンフの雑文 などではなく、あくまで小説をネタにして欲しい。 ・・・とか言いつつ、俺も他力本願・・・
74 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:56
>>72 『存在論的、郵便的』
は読んどいた方が良いよ
『IP』もそれに影響浮けまくってるし
(そういえば以前、前者の方が出版が遅いと批判されたが
阿部は『批評空間』連載中に読んだんですからね)
75 :
吾輩は名無しである :01/11/24 23:59
個人的には『存在論的、郵便的』は読まなくていいと思う。 『構造と力』がすらっと読めない人にはしんどいと思うよ。 私の友達はわからんといって途中で読むのやめたし。 私もマジックメモのへんがよくわからん。
>74 『IP』がどう東の影響を受けているか教えなさい。 確かに、あとがきでナラティヴ云々について、論じておった気もするがよくわからん。
77 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:03
>>74 なるほどね。そういうふうにリンクしているわけか。ふうむ。
うーん・・・そうかあ・・・影響かあ・・・
78 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:04
>>75 「マジックメモ」は一種のアイデアというか・・・
東自身も確証をもってそれを言ってるわけではないのでは
『構造と力』は細かい固有名詞に付いて特に気にしなければ
誰でも読めるでしょう
浅田が誉めすぎたという事か。 あのニホンザルめ。
>78 確かに読むのは誰でもできるが、それをどう理解し、消化することができるかだね。
えーっと、結局阿倍の小説ってのは朝田だか西だとかのやつらのカキコのまわり をぐるぐる廻ってるだけなんかい?
結局ダンサーの解説は、愚民の部類にカテゴライズされてしまうものなんでしょうか?
そのとおり、ご名答!
84 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:11
>>80 でも、もし批評家とか学者になりたいのなら別ですが
それ自体の面白さを味わい、またはどのように小説を読むか
という目安にする程度としては割合楽なんじゃないですか?
極端な話、あの図式(クラインの壺とか)覚えるだけでも良いでしょう
哲学板では煽られそうですが
素人からすごいと思ったんですけどね。すごい世界ですね。
86 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:13
>84 たしかに、その通りでした。 でも、あの序文は今にして思えば陳腐だね。 それでラストは「これはチャート式図解みたいなものだ」って突き放しちゃうんでしょ。 とにかく、注解の煩雑さにびびらないことが、まず大事だろうね。 よく見ると、同じ本からの引用が多いし。
88 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:22
>>82 愚民ってのは言いすぎだと思うYO。
でもそれを読み、論ずる場合に他のジャンルのテキストを読んでおくことが前提
とされるというか期待されているような小説ってのはなんじゃらほい、とは思うな。
他のジャンルじゃない? 同じだと。あ、そうですか。
前レスでわしは「彼の場合は「読み物=小説」としての自立性を捏造する行為そのものを
小説の中に取り込んでいるから、「小説の方法を書いた小説」に見える」
ってカキコしたけど、それもまったくの妄想であったということだ。やれやれ。
阿倍は別に小説じゃなくてもよかったってことかな。たしかに彼の作品
は「それを何ものかに使われたがっている」という雰囲気が露骨である。
小説を何かに使おうとしているんだろうな。別に使ったっていいんだけどね。
どっちじゃい!
92 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:30
とにかく、おやすみなさい。
93 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:33
>>87 浅田を弁護するわけじゃないけど、あの本は最初から
「チャート式参考書」だ、と宣言してから書かれているじゃない?
難解な議論を弄して読者を煙に巻く自称「評論本」より
遥かに良心的で、良質な本だよ。だから受けたんだろ?
だからあの本は全然難しくないので、「難しい」と言っている人のほうが変だ。
註釈も全然煩雑としてないし、引用元もバラエティに富んでいる。
いろんな意味で、「出発点」となるような本だった(俺にとっても)
いずれにせよ、ネオアオ系だかネオクロ系だか知らんがそういう「記号論的世間話」 でしか騙れない小説世界ってのは貧弱だと思うよ。まったく誰のために書いてるんだか。
96 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:41
>>95 そういうなんチャラでしか語れないって
たまたまこの場でそういうなんチャラを語ってるだけだろ
何かいっつもこの類の批判出てくるよな
97 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:42
>>95 いいこといった。そのとおりだ。
君みたいなのが批評家になるべきだ。
98 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:44
理論的枠組みがなかったらなかったで、 それこそ他者の作品をめぐる「世間話」 にしかならないと思うが。
>93 だから、「チャート式参考書」というマニフェストを隠れ蓑にして 彼が独特の超越的視座を確保していることについて私は少しく疑問を感じているの。 これは単なる後退ですよ。 「暴力的な単純化」という言葉をあの人はよく用いるけど、 じつは彼にしてみればその方法論しか選択できなかったから、そうするほかなかったとも言えるわけだし。 難しいか、難しくないかというなら、あれはやっぱり難しい本ですよ。 たんに、読了したという満足感だけをさらけ出す人も多いけど。
100 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:53
結構、『ダンサー』評面白かったんだけど…… すごく真面目に書いてるのがいいじゃない?
101 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:53
102 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:54
101・・・・チクショー!
はじめて賛同してくれた。うれしー。
104 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:56
>>102 残念だね(笑
鎌田哲哉って「重力」って雑誌は創刊されたの?
なんか批評空間あれば、別にいらないと思うけど。
105 :
吾輩は名無しである :01/11/25 00:57
>>99 >超越的視座を確保
仰っている意味が分かりませんね。どうしてああいう方法論を取ると
「超越的」と取られるのか? あの本では各々の論点について細部に亙って
詳細に、具体的に論じられていますよ。あなた言葉の使い方、間違ってますね。
もちろん深層では難しいことを言っていると思いますが、表層レベルで
くだらない煩雑さを徹底的に排した、というところはあの本がまさに
画期的だった、と言える部分だと思います。しかしこういう問題の立て方自体
がくだらないと思いますが。
一言でいえば彼の態度が物分りのよい「イロニー」にすぎないから。 彼がその後何も理論的著作を執筆できないところの理由もそこにあろう。 それと、表象と深層の二元論も止めたまえ。 それはとっくに彼によって批判されてきたことではないか。 私はこういう議論が特に下らないとは思わない。 ただ、ほんの少し煩わしいと思うだけだ。
107 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:08
>>96 それはあまりにも無防備つうか、軽率だからだよ。
理論的枠組みなんてそもそももってないからだよ。
108 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:12
まあまあ、浅田は便利な解説書とか辞書代わりで良いんじゃない? 他の奴に比べりゃその意味での信用は圧倒的でしょう?
109 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:16
>>88 他のテクストが前提になっていても構わないでしょう。
テクストはつねにテクストについてのテクストであるという基本的な意味で。
>「読み物=小説」としての自立性を捏造する
ここでの自立性の意味はよく分からないんだが、捏造というからには、あんたはそれをフィクションととらえていると思っていたが。
阿部は――というか阿部だけでなく、まともな作家であれば、自立性を、たんに他に依存しないことであるとは考えていないはず。
まあな。
111 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:17
それにしても、阿部作品は論じられませんね。 えっ、私ですか、 そんな難解な作品なんでしょ。 無理ですよ。 だれか頭のいい人いないんですかね。
112 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:19
ダンサーの解説を駄文、オソロシ
113 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:19
まあ、自分のオツムで考えなってことだな。おやすみなさい。
114 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:20
やれやれさん、仕事は順調ですか? お体に気をつけてくださいね。 手足口病がはやってますから。
やれやれ、こんなとこにもいたのか。
116 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:23
>>108 いや、そういう意味ではかまわないと思うよ、もちろん。
だけどなあ・・・うーん、ちいっと俺も言いすぎたな。謝るよ。
>>やれやれ 君はハスミの「表層批評宣言」なども読んだことがないのかい? やれやれ。
118 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:26
>>117 読まなくていいよ、そんなもの。
はすみスクールはぜんぜんだめじゃん、さいきん。
へぇー、じゃあ蓮実の論理を使っておいらを論駁してみなよ. もし、できたらの話だけどね. 「これ読みましたー」ぐらい、サルでもいえることだよ.
しかも、
>>106 >表象と深層の二元論
って、間違っているし。
>>119 いや、もうべつにいいよ。
121 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:30
ダンサーのかいせつのどこがだめなのか、 ダンサー見た人教えてよ。
122 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:31
だれもダメなんて言ってないんじゃないの。 普通だっていってるだけで。 言ってたらすまん。
>120 お前が使った範囲においては、私の用法は正しいのだがね.
もともとはジッドが使っていたんだよ。
とにかく、媚びるな。 私が言いたいのはそれだけだ。
126 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:57
127 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:58
関係ないが蓮実を裏切った男、四万田犬彦 微妙なポジション・・・・・・ まあ、批評家というより研究者かな パゾリーニとかの
128 :
吾輩は名無しである :01/11/25 01:58
129 :
吾輩は名無しである :01/11/25 02:00
>>127 なぜ、いきなり四方田?
まあ、好きなんだけど・・・
130 :
マニアック騾馬(表参道) :01/11/25 02:40
関係ない話を続けるが、何故ワンちゃん(ヨモイヌ)は明治学院勤務なの? 戸塚って、すッゴイ田舎なのに、なんであんな所に居るんだろう? 周りに映画館なんて無いっすよ。
131 :
吾輩は名無しである :01/11/25 03:01
何をするにもとことんまできわめて欲しい。中途半端はいや。 僕が言いたいのはそれだけです。
132 :
吾輩は名無しである :01/11/25 07:22
批評空間に連載されてたやつ、『プラスティック・ソウル』だっけ? あれ単行本にならないのかな
133 :
吾輩は名無しである :01/11/25 10:55
いやさ、ネオシロでもカネシロでもいいんだけどさ。ああいうセマッコいフレームに 回収されてほしくないな、ってのがあるのよ。阿倍がね。まあ、本人がそれを望んでいる んなら仕方がないけどさ。そうでもないだろうよって感じはするんだよな。俺はね。 評論? なんぼのもんじゃいって思うわけよ。あいつら「遅い」んだから。「メタ遅」 って感じ? だいたい手持ちの言葉の数だって圧倒的に違うわけよ。小説とは。 まあ、無防備なこと書いちゃったけどさ、もう書いたから仕方がないや。 百歩譲って、阿倍がノラクロだかユニクロだからのやつらの「理論」(つうんですか?)を「使う」 んならいいよ。「使っているように偽装する」とかさ。でも小説家が哲学者や批評家 風情に使われるってのは見たくないんだよな。 媚びたふりしててもガリッと噛んで欲しいわけよ。食いちぎってぶんまわしてほしいわけ。 「おらおらおらー」ってね。 だいたいさ、ネオロボ系のやつのカキコって、「誰それがこんなこといてました〜」 とかさ、「違うよ、だって誰それがこう書いてたもん」ってさ、突っ込んで。 「なんだ、お前はじゃあ誰それを読んだのか?」 「読んだよ。でも俺は誰それの理論を買うね。こういうところで誰それを 持ってくるお前のほうが厨房だよ」 「なに? でもこういう状況は誰それの言ってたことにまさに適合するなあ」 とかさ。自分の言葉で騙れよおらあああ!ってね。もちろん「自分の言葉」 なんてのは幻想だよ。妄想だよ。でも幻想や妄想であることを飲みこんで、言葉を つづっていくしかないぢゃないか。爆弾背負ってどっか突っ込むか? 言葉ってのは目に見えないもんなだよな。書かれると、「ああ、言葉があるな」 って思っちゃうけどさ。なんか青いこと書いてしまったが、青春文学なんだから、 いいよな、阿倍の作品はさ。 まあ、いいや。日曜の朝から疲れたぜ。じゃね!
134 :
吾輩は名無しである :01/11/25 11:25
阿部が綿矢りさを狙ってるに一票。
135 :
吾輩は名無しである :01/11/25 11:31
しかし、阿部みたいなクズに時間費やして哀れ じゃのう。ananのエッセイ読んだことないの かのう。ああ、哀れぢゃ。
136 :
吾輩は名無しである :01/11/25 13:08
137 :
吾輩は名無しである :01/11/25 18:27
「アメリカの夜」・・・・・・・・・・・・引用、語る私と語られる私、物語の構造 「ABC戦争」・・・・・・・・・・・・・・決定不能性 「公爵夫人邸の午後のパーティー/ヴェロニ・カハートの幻影」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・漫画的(くらもちふさこの何か忘れた)、映画的な内容、 テクスト内で隣り合うものは関係する/語りの重層化 「インディヴィジュアル・プロジェクション」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・叙述の詐術製、記憶の不可能性、左翼的な政治性 「トライアングルス/無常の世界/みなごろし」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これまでの作品のチンカスコレクション 「プラスティックソウル」・・・・・読んでない(批評空間高い) 「アブストラクトなゆーわく」・最悪 「ロスト・イン・アメリカ」・・・・・全く説得されない 「ニッポニアニッポン」・・・・・・・政治的なタブーのテーマを書く、珍しく隠喩的 こんなもんすかね?
138 :
吾輩は名無しである :01/11/25 22:02
『インディヴィジュアル・・・』も隠喩的じゃないか? 2・26事件についての知識がなければ、 登場人物の名前自体が何を表しているかわからないし、 三島賞の選考で2・26に触れている委員が居たか? 批評家でも渡辺直己くらいじゃないか? (良くは調べていないが) 少なくともあれを最初に読んだ時点で俺もわからなかったけど、 それはまた別の問題として、作品そのものは悪くは感じなかった。
139 :
吾輩は名無しである :01/11/25 22:04
で、阿部は「左翼的」なのかな? 『ニッポニア・ニッポン』を読んだ限りでは むしろ逆のような感じもしたけど。
140 :
吾輩は名無しである :01/11/25 22:15
あのさー、この時代に「左翼的」って、なに言ってんだ? つまり、反米ってこと、言いたいわけ? じゃ、左翼って、イスラム原理主義とお友だちなの? それとも、反グローバリズムのこと、言ってるわけ? おまえ、『ニッポニア・ニッポン』読んで、天皇万歳だと思ったわけ? わけわかんないこと、書くなよ。かっこ悪いから。
「天皇万歳」として括れないけれども、 「天皇の絶対性」を感じた。>『ニッポニア・ニッポン』
まじめなやっちゃなー、おぬし。 そら、「政治少年死す」の時代の話だ。 もう流行らん。
143 :
吾輩は名無しである :01/11/25 22:43
読んでないけど「シンセミア」ってやはり19世紀小説的なの? 阿部は一人称から三人称へ、実存から関係性へって言ってるけど 福田和也が自分の理想として 19世紀小説っていうのは社会の中で雑多な人間がうごめき合うもの と言ってたが そんな感じ?
いやぁ、『インディヴィ』が左翼的だって書いてあったからさ。 なら、同じ政治性を書いている(と137が)はどうなのかな? と。 右でも左でも面白ければどーでもいーんだけどね。
145 :
吾輩は名無しである :01/11/25 23:10
右も左もわからん輩が、右やら左やら。
146 :
吾輩は名無しである :01/11/25 23:36
さて、「左翼性」って何なんでしょうか? 確かに137は「インディヴィ」は左翼的だ、と書いてありますが。 現実の「革命」に関われば、すべて「左翼的」だ、とも言えないでしょうし(マルローや、ノンポリ全学連などを見れば分かる)。 ただ「権力」に抗する、という意味でなら「左翼的」と言えるでしょうか? 社会中枢や、表層的な社会的機能遂行を命令・指示する命令系統を支えている、 いわゆる(実は実体のない)「権威」や「権力」構造に対して、その「実態」を 決して鵜呑みにすることなく、絶えず嫌疑をかけ問題視(ミーズ・アン・コーズ) してゆく態度としての「左翼性」。逆に「右翼性」というのは、この場合 そうしたもともと「実体」のない「権威」や「権力」性を確信して神格化し、 それが保証する局地的な秩序と支配系統を保持、その権力構造の中で、 自らの絶えざる地位上昇を希求するような態度、ということになりましょうか? さて、それでは果たして「インディヴィ」は『左翼的』と言えるでしょうか? また「ニッポニア」は『右翼的』と言えるでしょうか?
>>125 、126、131
どう考えても感情移入しすぎだと思うけど、それが阿部作品の読者ゆえんか? 「みんなわたし」?(^^;
148 :
吾輩は名無しである :01/11/25 23:41
左翼的な『インデ』は阿部本人が渡部との対談で はっきりと言ってるよ キャラの名前は515と226から 最初何人か死ぬときも皇居の近くでって 左翼的な『ニッポニア』も『週間読書人』で阿部本人が そう言ってるよ 「天皇」を書きにくい状況があるからって
149 :
吾輩は名無しである :01/11/25 23:46
渡部との対談で、「今の自分の実力ではこんな書き方しか出来なかった」 と言ってたのが、『ニッポニア』に繋がったのでしょう それよか早くプラスチックプリーズ!
150 :
吾輩は名無しである :01/11/25 23:46
本人がそういえばすべてそうだというのか。
151 :
吾輩は名無しである :01/11/25 23:49
>>150 「すべて」?
本人がそう言ったというだけの話なのですが?
参考までに。
阿部はサヨクで♪ 福田はなんちゃってウヨクで♪ 柄谷はマルクスで♪ 渡部は長嶋ファン♪
153 :
吾輩は名無しである :01/11/26 00:13
>漫画的(くらもちふさこの何か忘れた これはどの作品のことだろ? >テクスト内で隣り合うものは関係する これは異なるシーンを接続させるために、同じモティーフを使う手法のことか? となるとかなり細かい話だけど。
154 :
吾輩は名無しである :01/11/26 00:43
>>153 くらもちの「チープスリル」です
要するに、同じテクスト内で書かれたものは
それらが全く関係なくても、必然的に関係してしまうという事
例えば村上春樹の「世界の終わりと・・・」等もそれの応用
確かビュトールか誰かの作品が有名だったような・・・
日本の自然主義などは、作品内である人間の執拗な描写がなされても
実際の現実でその人間と何か関係があるはずはない、という事で
何も起こらないが、という事です
155 :
吾輩は名無しである :01/11/26 01:22
お、『チープスリル』か。ありがとう。ちょっと読んでみよう。 >必然的に関係してしまう テクストの原理が物語を決定するという意味かなあ。 おっしゃることは一般論として分かるけど。 『ヴェロニカ』では異なる次元のキャラが重なり合うように構造化されているけど、「必然的に」というのはそういうことか? >日本の自然主義などは〜何も起こらないが ちょっとよく分かりません。 自然主義の作品は現実に干渉しないということ??
156 :
吾輩は名無しである :01/11/26 01:23
「アメリカの夜」の書き出しってどこが素晴らしいんですか?
157 :
吾輩は名無しである :01/11/26 01:29
「どこが??」というあなたの疑問を解消するのは難しそうだが、小説っぽくない(なかった)ところがかっこよかった、と思う。
158 :
吾輩は名無しである :01/11/26 01:33
>>55 「ヴェロニカ」は違います
あれは、Aについて語るBについて語る
Cについて語るDという構造なのに
DがAに関する事柄に対面してしまう
という語りの仕組みになっとります
自然主義は、ある事柄が、隣り合わせて書かれているのに
それらが現実と同じように、テクスト内でも関係しない
ということです
例えば、主人公が電車に乗っている時、ある女性の乗客について
ある程度細かく描写等がされていれば
この女性は何かこの小説の物語に関係してくるかな
と思いますよね、だって「わざわざ」書いているのだから
ところが自然主義は、それが「不自然だ」という理由でそれをしません
ですから、先ほどは私の書き方が悪かったけど
自然主義はその原理を無視する、という事です
159 :
吾輩は名無しである :01/11/26 01:34
160 :
吾輩は名無しである :01/11/26 03:17
>>158 なるほど、何を「違う」と言っているのか不明だけど、それ以外はほぼ納得。
関係ないけど『ヴェロニカ』の書き出しはバカらしくて好きですよ。
161 :
吾輩は名無しである :01/11/26 12:32
>>147 いや、それが違うんですよ〜 わたしはあなたの指摘したうちのひとつを
カキコしたものですが、他の二つは違います。
僕の場合は、決して阿倍に仮託しているってわけじゃないけど、なんかこう、期待
するものがありますね。小説読むの好きですから、阿倍の作品の実験性(それが成功し
ているかどうかはまだきちんと検証してないけど)にも惹かれますけど、同時に本人の「様々な
ものへの無防備でナイーブな突っかかり方」もスリリングでよろしいですね。あ、これは
作品にも言えることだな。
でも決して阿倍本人をキャラとして萌えているわけではないです、念のため(爆。
162 :
吾輩は名無しである :01/11/26 21:14
163 :
吾輩は名無しである :01/11/28 17:26
「右翼/左翼」っていうのはまあ「暗号」なわけだよ。騙すためのね。 それを書けば小説の文脈が読者の潜在意識に刷り込まれて、書くほうはそれを 武器にできる。1つか2つそういう軸、読者の意識が否応なく順応してしまう キーワードを設定するっていうのは、物語を動かしていく上で有利だし、 というのは読者がそっち方面に行ってくれるから。絶対に。 それは作者と読者の距離をなるべく開けておきたい、自分の作ったフィクション から遠ざかっていてほしい、というかそうしないとフィクションていうのは どうしたって機能しないんだよね。そのために語りを工夫したりして色々と 作品を重層化させてこざるを得なかったんだけど、こんどは重層的な作品にも 興味がなくなってしまった。それらはあくまで分裂しちゃうし、絶対つながって いかないから。それならはじめから平面上でやって、たくさんの場面をつくって いく、シーンを多様化すること、つまりひとつの大きなものの細部を連動させていく こと。そのためにはどうしたって登場人物は増える。
164 :
吾輩は名無しである :01/11/28 20:00
>1つか2つそういう軸、読者の意識が否応なく順応してしまう >キーワードを設定するっていうのは、物語を動かしていく上で有利だし、 >というのは読者がそっち方面に行ってくれるから。絶対に。 なるほど。かなり冷静にやってるってわけだね。なんか、目からウロコ。 >それは作者と読者の距離をなるべく開けておきたい、自分の作ったフィクション >から遠ざかっていてほしい、というかそうしないとフィクションていうのは >どうしたって機能しないんだよね。 うーん、深いな。面白いな。さすがだね。 ってすんげえアホなレスだな。とりあえず、反応。 出かけるのでまたあとでカキコします。 しかしこのスレは作家志望のやつら、絶対に読むべきだよなあああああああああ。
165 :
吾輩は名無しである :01/11/28 21:30
ふう、うまかった。さて、
>>163 について思いついたことから。
>それは作者と読者の距離をなるべく開けておきたい、自分の作ったフィクション
>から遠ざかっていてほしい、というかそうしないとフィクションていうのは
>どうしたって機能しないんだよね。
「フィクションを機能させる」ってことをもう少し詳しく説明してほしい。
作品と読者の距離を強調するためというよりも、作者自身が自分のフィクション
なり作品となるべく距離を置きたいと言っているようにもとれるけど。
>そのために語りを工夫したりして色々と作品を重層化させてこざるを得なかった
>んだけど
ここも上と同様の疑問が生まれた。作品を重層化させることが、どういう具合に
その作品と読者の距離を離すことになるのだろうか? ちょっと飛躍があるような気が
しないでもないのだが。もう少し詳しく語ってほしい。
小説の構造的な仕掛けってのは扱いが難しいんだろうな。前にも書いたけど
「IP」ってのはそれがものすごく上手に成功していると思う。最後の批評みたいなの
は余計なような気もするけど(このラストの「余計に見えるもの」ってのは阿倍
作品のひとつの形式的特徴だな。ここに秘密がある・・・ような)、内容と形式
が一致している幸福な例だ。投げやりかつ自意識過剰な阿倍の文体が「日記」
っていう道具にぴったりだし、「日記」の持つ断片っぽさが鋭い省略を生んで、全体に
類い稀なスピード感を与えていた。
166 :
吾輩は名無しである :01/11/28 22:16
ここで阿部の小説を真剣に論じてる人って、普段どういう生活を送っている人なのですか? 作家志望ですか?それとも批評家志望? 友達なんかともこういう難しげな話をしているのですか? 阿部の小説を読み解くことで、何か実生活に於いて役立つことってあるのですか? 煽りではないので、念のため。 ただ純粋に不思議な感じがしたもので。 あと、阿部はどうして芥川賞が取れないのですか? 欲しくないことはないのでしょう? あれだけ何度も落ちると単純に嫌気が差してこないのですかね。
167 :
吾輩は名無しである :01/11/28 22:39
>>166 ゴク単純に面白いからです
芥川賞は石原慎太郎と宮本輝と批評家としては最悪の龍がいるからです
と言うかマトモなのは古井しかいないからです
168 :
たとえば165ですが :01/11/28 22:39
>>166 問い:普段どういう生活を送っているか?
答え:僕は普通です。普通に仕事してます。女遊びもするし、皆で
飲みにも行く。
問い:友達なんかともこういう難しげな話をしているのですか?
答え:難しいとは思わないけど・・・小説好きな友達とはしますよ。
問い:作家志望ですか?それとも批評家志望?
答え:駆け出しの作家です。ジャンルは阿部とは違うけど。
問い:阿部の小説を読み解くことで、何か実生活に於いて役立つことってあるのですか?
答え:純粋に、面白いです。イメージを立体化させたり、構造化させたり
する喜びがあるな。想像力も鍛えられる、つうか。
何に役立つか? 女はオタクじゃない、頭のいい男が好きみたいです。
つまり、女にもてます。なんてね(藁
芥川賞に関しては・・・選考委員に聞いてください。阿部が自分で応募している
わけじゃないので、本人はさほど気にしてないと思うよ。出版社が勝手に
「これが候補だ!」って言ってるだけだし。
169 :
吾輩は名無しである :01/11/28 22:52
>>168 >何に役立つか? 女はオタクじゃない、頭のいい男が好きみたいです。
>つまり、女にもてます。なんてね(藁
しかし、女の子で阿部の小説と読んでいる子がなかなかいない。というか、俺のまわりには
いない。あんなパンツ臭い(夢精のかほり)がする小説を女性が読んで、どういう
感想をもつのか、知りたい。
>>射精くさい小説 禿同。
射精くさい・・・がはははは。たしかに。いや、そこが好きなんだけど。 怒れ、阿部!
172 :
吾輩は名無しである :01/11/28 23:29
166ですがレスどうも。
自分なりに考えてみたのですが、ごく一部の読書家と小説家志望者にしか読まれないような作品を書いている限り、
いつまでたっても芥川賞を取ることは出来ないような気がしますがどうでしょう。
>>167 自分は選考委員の中でその三人(+池澤)が好きなのですが。。
>>168 自分は作家志望でも何でもないのですが、
せっかくノミネートされたのなら貰った方が嬉しくないですか?
一応「芥川賞作家」というハクがつくし。
辻とか柳とか平野とかでも「芥川賞作家」ですよ。
ノミネートされ続けて落ち続ける限り、奴らよりも下に見られていまうのは仕方ないと思うのですが。
そういう意味で悔しくないかなあ、と。
だってどう見ても奴らよりは阿部君の方がいいでしょ。
しかし自分の個人的な考えでは、阿部君より吉田君の方がとっても欲しそうに見えますけど。
でもあの人も多分いつまでたっても取れなさそうですね。
阿部君とは違った意味で。
(単純に作品に華がないし、面白くもなんともないし、なんとなくひ弱な感じがしてイヤ)
↑これは全く個人的な偏見ですけど。
173 :
吾輩は名無しである :01/11/28 23:35
>>172 今の芥川賞に魅力なんてある?
>ごく一部の読書家と小説家志望者にしか読まれないような作品
でも『インディヴィジュアル』は一応30万部売れたよ
一応女ですが、阿部の本はけっこう読んでます。確かに女友達で阿部を読んでる人って周りにいないです。 期待してるからできるだけ読んでるんですけど、本音を言えばあまり面白いと思えないです。 出てくるアイテムもいまいちセンスがないような気がするし。 (さすがに辻・柳・平野を読むくらいなら阿部を読みます)
モテるのか・・・ サイン会に来てたのはモテそうにない男ばかりだったような気がしたのが。 まあ、俺もそんな一人だが。 サイン会に行ってる時点で終わってんのか。
176 :
吾輩は名無しである :01/11/28 23:57
ってゆーか、もういい加減、阿部に芥川賞をやれよ。 ヨシダやナガシマにやるくらいなら、阿部にやってくれ。 禅宗の坊主にもやるくらい節操のない賞なんだろ? だったら阿部にやってくれよ。頼むよ。 それでみんな胸のつかえが下りるんだから。 実際、阿部くらいしかいないだろ、十年後も書いてそうな奴って。
177 :
吾輩は名無しである :01/11/29 00:17
>>173 芥川賞自体にはそれほど魅力はなくとも、
「芥川賞作家」という肩書きはある種の免罪符となる。
辻や平野など何を言われても「でも芥川賞獲ってるもんね」と開き直れる。
その方が世の中を渡りやすいのなら獲っておいても損はない。
「IP」が三十万部売れたのはすごいと思うが、
龍や春樹ならそれくらいいつも売ってる。
172の文章のうち、「一部の読書人」というところを「読書が趣味の人」と置き換えれば、
あの文章は的を射てると思う。
なんか、かっこわるいYO!
十年後には今の島田雅彦あるいはそれ以下だよ。 ジャーナリズムは若い奴に媚びるから若いうちは擁護して もらえるけど、年をとれば完全に実力が問われる。 まだ東浩紀の方が自立しようとしているだけ、好感がもてるかな。
180 :
吾輩は名無しである :01/11/29 00:41
>>177 でも龍のコギャル小説とか辻とかを読んでる奴に読まれてうれしい?
そんな奴に読まれるくらいなら読まれない方がマシじゃない?
より多くの人に読まれるに越したこた無いけど
でも辻の本を熱心に買ってる奴が同じ態度で読もうとしてるのを想像するとね
別に阿部が儲かろうが世の中渡っていけようがどうでも良いじゃん
しょーもないスレをいちいちあげるな!
中上柄谷→島田浅田→阿部東。
芥川賞取らずに、谷崎賞とかもらうの、かっこいいよねって、アホか、おれは。 頭が働かない。寿司の食べすぎでねえ。ふふふ。
しかし、けっきょく阿部のスレもこういうネタになるんだよなあああ。ま、いいけどさ。
185 :
吾輩は名無しである :01/11/29 23:20
誰かシンセミア読んでないの?
読んでない。どんなの?
何に連載されてるんじゃ?
188 :
吾輩は名無しである :01/11/30 00:07
産経新聞の夕刊だよ。
189 :
吾輩は名無しである :01/11/30 00:55
190 :
吾輩は名無しである :01/11/30 01:38
阿部は何が一番面白いの? 『IP』は全然面白くなかったんだけど。 『ニッポニア』も全然面白くなかったんだけど。 大江の『他人の足』の方がまだマシだよ。
191 :
吾輩は名無しである :01/11/30 02:00
IPなんてあんなもん、小僧の絵日記じゃねえかよ くだらねえ妄想、よくもまあ 馬鹿はなにやっても馬鹿 阿部はなにやっても阿部なんだよ 死ぬしかねえ
192 :
吾輩は名無しである :01/11/30 07:35
小説としては展開はありきたり。つかびっくりするぐらい下手だと思う。 エンタメにいったら相手にされない。 純文に求められてるのが小説作りの巧さじゃないとはいえ。 阿部の小説読んでるやつって、読書の快楽を求めてるわけじゃないんだろうけど、 スタイルとして読みつづけるのもキツイんじゃない。 阿部が年くってくればなおさらさ。
193 :
吾輩は名無しである :01/11/30 12:21
阿部って、深読みされるのを前提として書いてるような気がする。 引きこもりがトキを殺しにいく話なんて、 深読みされなかったら、落語みたいなもの。 登場人物の名前の由来を自分で語ったりしてはダメだよ。 阿部の小説って、 評論とか自身のインタビューとリンクして初めて完成する感じ。
194 :
吾輩は名無しである :01/11/30 12:32
>>192 同意。
純文でも良質なものは面白く(エンタメとはちがう面白さだけど)読めるし、
純文にもエンタメにも良質な作品なら「読書の快楽」はある。
が、
阿部のはただ単につまらないよ!
「純文だから」って、そんなの何の留保にもならないし。
195 :
吾輩は名無しである :01/11/30 12:44
突っ込まれた時「でもオレのは純文学だから」と開き直れるよう、 阿部には芥川賞が必要なのです。
llllllllllll lllll lllllll lllll lllll llllll lllll llllllllll llllllllll lllll lllll lllll llllllllll lllllllllllllllllllllllllllllllllll lllllll lllll llllllllll llllllllll lllllllllllllll lllll llllllllll llllllllll llllllllll lllll lllll lllllllll llllllllll lllll llllllll ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) ∧_∧ ) ∧_∧ )∧_∧ )∧_∧ ) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) ∧_∧ ) ∧_∧ ) ∧_∧ )∧_∧ ) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`) ( ´_ゝ`)/| (____) (____) (____) (____) / ./|./ /|./ /|/ /| | ̄ ̄ ̄|/| ̄ ̄ ̄|/| ̄ ̄ ̄|/| ̄ ̄ ̄|/| || ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄ ̄||
197 :
吾輩は名無しである :01/11/30 20:18
賀は派は! がんばれ阿部! 俺は応援してるぞ。誰がなんといおうと、「IP」は 最高だった。あれを批判するやつって、ふだんどんな小説読んでるんだ? 大江? 藁わせんじゃねえぜ、あんな埃っぽい小説。じじいの繰言じゃねえか。 「IP」面白かったじゃん。具体的に批判してほしいな。わしは何度も言っているけど、 あれは実験的な形式を持ちながら、その形式があくまでも物語の必然性から希求されている ように偽装されている。そしてその偽装はほぼ完璧だ。文体と物語の結合も巧みだ。 >阿部の小説読んでるやつって、読書の快楽を求めてるわけじゃないんだろうけど、 >スタイルとして読みつづけるのもキツイんじゃない。 読書の快楽? あるじゃん。他にどんな作品があるんだ。エンタメ? あの文章の汚いマンガ小説のこと? 1行だってよめ読めやせんぜ。 小説をきちんと小説として自覚して書いている、数少ない作家の一人だぜ、阿部は。 まあ、成功しているかどうかは別にしてな。それに、精子臭い。これ。血生臭い 小説書くやつはいっぱいるけど、精子臭い小説書くやつはいないぜ、なかなか。 臆面もなくな。 とりあえず、「シンセミア」探してみるぜ。昔の小説ぐだぐた語っているよりも ましだよな。
精子が疲れてきてるな
がんばれ!
200 :
吾輩は名無しである :01/11/30 21:50
確かに阿部は青いし、ただ超早熟の大江とかと比べるのは酷だよ。資質も違うし 阿部の作品は俺はまあまあ好き、って程度だけど 野間文芸新人賞の時に柄谷が「阿部和重は大器である」と言ったのを とりあえず信じて待つよ。それは所詮柄谷ブランドだけど 俺はただの一読者だし別に厳密な批評性なんていらんしね
201 :
吾輩は名無しである :01/11/30 23:22
そうか、柄谷に誉められたの? それがいかんかったんじゃない・・・?(藁 三島賞のときだったかなあ、筒井が「この人は小説をあんまり好きじゃないんじゃないか」 (もしくはあんまり読んでないんじゃないか、だったかな?)ってカキコしてたの が印象に残ってるな。 「小説家」としてずうううっとやってくのはけっこうつらいかもな。才能云々の話じゃなくて。 彼はすでに何らかの「役割」みたいなものを果たしてしまったのではないか?、という 気がするな。なんの「役割」かっていうとはっきり言えないけどな。俺の妄想であることを 祈るけどね。
202 :
吾輩は名無しである :01/11/30 23:40
しかしさ、いまだに「純文学」とか言ってるやつが阿部の作品のスレに のうのうとカキコしてるって、これ、嫌がらせなのかなあ? なんだ?「純文学」って。どこにあるんだ? 本屋にだってないだろうよ、 「純文学コーナー」なんて。純文学なんて妄想を真っ先に捨てるべきだね。 それとも「純文学」ってのがあったほうが得するやつがいるんかな? いるんだろうな。 しかしこのスレ、何人いるのかな、最近。多くても五人くらいだろうな。
203 :
吾輩は名無しである :01/12/01 00:43
純文学?ありますよ。 島田先生の「彗星のなんたら」という小説の背表紙に 『純文学書き下ろし〜』(確かそんな風に)と書かれていましたよ。 背表紙しか見てないから内容は知りませんが。
204 :
吾輩は名無しである :01/12/01 00:46
おお、そうだった! そうか、新潮社が悪いんだ!!!!! 魔さ子の赤ん坊を槍にぶっさして、殴り込みにいこうぜ! 新潮社に。 早く生まれねえかなあ。トリアーの「キングドム」とか思い出すよなあ、 「エンブリヨ」とかなあ、「ローズマリー」とかなあ・・・ぶつぶつ。
205 :
吾輩は名無しである :01/12/01 00:52
俺が好きな作品をジャンル別に分けると 圧倒的に「純文学」にジャンル分けされる作品が多い エンタメも好きなのあるけど 矢作とかバラードとか風太郎とか法月とか純文学系に人気のが多い やっぱり何か引き付けるものがあるのだろう ところで 単に、純文学とエンターテインメントは共通するところも違うところもある 両方ともあるから分けづらい というだけの事ではないの? あと阿部スレなので・・・シンセミア出す前にプラスティック単行本化してくれ!
206 :
吾輩は名無しである :01/12/01 00:56
純文学とエンターテインメントの違いって、よくわかんないの。 なんかそういうスレあったなあ。まあ、いいけど。 いずれにせよ新潮社が悪いつうことね、ようくわかったぞー! そうそう、赤ん坊といえば、市川昆の「私は二才」って映画も不気味だったなあ。
207 :
吾輩は名無しである :01/12/01 00:58
改題して出すとかできないのかなあ>プラスティック
208 :
吾輩は名無しである :01/12/01 01:00
話が進まないようなので私がカキコした
>>137 に何か文句でもつけてください
209 :
吾輩は名無しである :01/12/01 01:19
解説が難しすぎて文句がつけられません。 チンカスコレクションは分かりますが。 あえて阿部っちに望むことがあるとしたら、 面倒臭い解説などつけなくても、読んだだけで一言、 「面白い!」といえる作品を書いてもらいたい、それだけです。 ハルキなんかは深読みしようと思えばいくらでも出来るみたいだけど、 ただツラツラと読んだだけでも、結構面白い。 阿部っちにもそういう小説を書いてもらいたい。
春樹と比べるのは・・・酷だろうよ。
211 :
吾輩は名無しである :01/12/01 01:32
>>209 それはジョイスやセリーヌや古井
(基準は適当。何かムズそうなのを選んでみました)
を否定してるの?
212 :
吾輩は名無しである :01/12/01 02:00
否定なんかしてません。 阿部っちの場合はムズい小説を書きながらも、 アンアンかなんか女性雑誌に連載を持ったりしてたくらいだから、 幅広い読者を求めてそうに思えるのです。 だったら、そういう読者層を意識するなら、そういう人達にも分かる小説を書くべきでは? と思うだけです。
いや、ananでは阿部程度にムズそうに見える作家って、モテルわけよ。 そういうこと。
214 :
吾輩は名無しである :01/12/01 02:09
baka !!
215 :
吾輩は名無しである :01/12/01 02:16
>>212 阿部はどっかでもうそういうのは止める
批評家も気にしない
自分が本当に書きたいものを書きたいように書く
と言ってたような気がするな
216 :
吾輩は名無しである :01/12/01 02:25
omaera nani mono!!
217 :
吾輩は名無しである :01/12/01 02:40
himajin desu!!
218 :
吾輩は名無しである :01/12/01 03:03
sorewo iu nayo!!!
219 :
吾輩は名無しである :01/12/01 03:11
私は阿部が同人だったカイエ・ジャポンなるクソ雑誌の同人であった。 はっきりいって阿部はまったく映画を知らん。小説はこのさい置いておくにして、 映画批評のレヴェルは蓮實の稚拙なエピゴーネン。見てる映画も偏っているし、 そもそもゴダールの誕生日に入籍するなんぞスノッブもいいところだ。 まあ、本人は礼儀正しいヤツだったが、どうもねえ。
220 :
吾輩は名無しである :01/12/01 03:29
>>219 そう?確かに映画批評は酷いけど
カイエ・ジャポンも完全に蓮實に敗北してると思うけど
でまた入籍日も別にどうでも良いけど
映画は結構観てない?
そりゃ蓮實が褒めてそうなのと最近のハリウッド映画に偏ってるけど
それはやっぱり同人だから解かるの?
同人ならではとして駄目なトコ具体例教えてくれると嬉しい
221 :
吾輩は名無しである :01/12/01 12:00
>>182 >中上柄谷→島田浅田→阿部東
一世代抜けているよ。
中上柄谷→島田浅田→松本浜田→阿部東。
222 :
吾輩は名無しである :01/12/01 12:12
志村加藤も抜けてる。
>>219 へえ、お前カイエの同人だったんだ。
俺もなんだけどさ、それいつの話だよ。
あと、当時は何人、カイエには同人がいた?
それくらいここに書けるよな(w
224 :
吾輩は名無しである :01/12/01 21:05
私のカキコした
>>137 に一つ掲載するのを忘れていた作品がありました
多分もう消えてると思うけど、ネット上で公開されていた
『20世紀』と言う作品があります
確か「神町」で「神」という字や地理的なイメージや占い師の語りなど
色々重ね合わせてずらしたり何だかんだというお決まりのパターンです
でもまあまあ面白かったです
225 :
吾輩は名無しである :01/12/01 23:29
ニッポニアゲ
どこまで落ちるか・・・
227 :
吾輩は名無しである :01/12/02 18:59
ニッポニアニッポナゲ
228 :
吾輩は名無しである :01/12/02 21:22
>>215 本当は最初からそうするべきなんですよね。
ところで、阿部ってまだ芥川賞を狙えるのですか?
キャリア的にはもう新人とは呼べないような気がしますが。
229 :
吾輩は名無しである :01/12/02 21:58
>>228 もう芥川賞のはなしはやめようよー。
たしかに新人じゃないな。けっこう書いてるんだ、これが。初めちゃったから、
やめられないんだよーってところが痛々しい。必死に東と煽りあってるところ
も。評論家が作家に尻尾振るのはわかるけど逆やっちゃあおしまいよ。
まあ、小説体験があまりに貧困だから、ああいうのにすがりたがるんだろう。
不安なんだろうな。そんでその不安さがばればれなところが、愛らしい。
小説家の態度としては、辻とか村上みたいに、「うるせえな、かすども」
ってやってるほうがましだね。
231 :
吾輩は名無しである :01/12/03 00:17
だから、そうやるためには、芥川賞という看板が必要なんだってば。 ごめん、また芥川賞って言っちゃった。
232 :
吾輩は名無しである :01/12/03 00:26
でも、阿部はまだいいよ。 なんだかんだいっても、いろいろなところで取り上げられてるから。 同じように芥川賞を取り損ねてばかりいる吉田修一をみろよ。 落選回数だっていい勝負じゃない?なのに片方はたいして話題にもならない。 そういう点では、阿部には確かに何かがあると思うよ。
233 :
吾輩は名無しである :01/12/03 00:45
阿部がどうして芥川賞を取ってないかというと、 人生を感じさせないから。そういう視点が有効かどうかは別にして、 批評性だけで小説は成立しないという意見に俺も立つ。 でも島田なんかよりはるかに才能があるんだから、頑張って欲しい。 少なくとも「アメリカの夜」は傑作だった。(あれには人生があった)
234 :
吾輩は名無しである :01/12/03 00:50
石原慎太郎がいるもんな 宮本輝も三島賞で東の『存在論的、郵便的』の時 「意味分からん」って言うてたし 普段から「僕は難しいものはわからない、信用しない」とか言ってるもんね
235 :
吾輩は名無しである :01/12/03 01:35
たしかに批評性だけでは小説は成立しないよな。仮に成功したとしても、 せいぜい一人の作家で一回切りだろう、よほどの才能がなければね。 それが「アメリカ」であり、「IP」であったと。といってもとくに 新しい実験をしているわけじゃない、実は。テキスト論と精子臭さが 同居している目新しさがあっただけだ。 かといって反復し続ける勇気もない。 「ニッポア」の主人公の内面の描き方なんて、悲惨だったもんな。 何かを上手に辿ろう(引用っていうのか?阿部は)としているんだけれども、 辿るべき線分を発見し得ないでいる、そしてその作者としてのいらだたし さを中途半端に作品の主人公の内面や行動に仮託してしまっている。そし てその構造が読者にばれてしまうことを半ば確信しながらやっている。 つまり、この作品を発表したらどのように批判されるのかをあらかじめ 自覚しながら書いていたというわけだ。倒錯といえば聞こえはいいけどな。 いかに上手に転ぶかっていうところで勝負しているんじゃないかな。 無残だよな。でもその無残さを眺めるのは楽しい。SMの境地だな。 東も例の新書で評判落とすのは間違いないし、「抽象」とやらを標榜することが いささかのシニカルさも含み得ないってことを自覚しないで踊っている景色 は涙を誘うよ。もともとリファレンスすべきものなんて持ち合わせていないのに、 リファレンスする仕草のみで共感を得てきただけだからな。まったく柄谷やらも 罪作りだよ。
236 :
吾輩は名無しである :01/12/03 01:50
漂白化しようとする手先を精子臭さが邪魔をし、精子臭さを追求しようとすると 漂白化の怨霊が足をひっぱる。そして精子ってのは漂白剤っぽい臭いがするから 自家撞着に陥る。そのあわてふためきかげんを評論家が適当に面白がってカキコする。 なんていっても阿部は決定的にいじめられキャラだから。 でも「ニッポア」の表紙はよかったな。内容は丸山健二が昔好んで書いた ような話だったけどな。そういう懐かしさはあったな。読後に思わず丸山の旧作 を引っ張り出したよ。
237 :
吾輩は名無しである :01/12/03 01:50
なんか阿部に批判的な人多いけど 島田なんか「最も力を入れて書くのは七年に一度」 とか言ってるんだから阿部はまだマシなんじゃないの? デビューして七年?くらいでこれはまあまあでしょ 例えばある社会的テーマ性が重視されてるという意味で 「未確認尾行物体」と「ニッポニア」を比べた時に 全然阿部の方がよくない?今島田のあれ読むと酷いもんだよ
238 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:03
どうかなあ、どういうフレームを設定して両者を並べるかにもよるけれどもね。 簡単に、うん、そうだねって同意できないなあ。「未確認」を読み返してみるよ。 本棚にまだあるかな・・・ 社会的テーマ性って言葉にあんまりつっこみを入れても揚げ足とり になっちゃうけど、もしそういうのが有効だとしても、作品の結果、もしくは 効果のひとつとして「社会的テーマ性」ってのが浮上するっていうんなら 共感できなくはないけどな。「何かの解説」のように見えてしまうのは 「芸」なのかね、「ニッポア」において。 もうひとつ、ちょっとずれるけど、「ニッポア」のイマイチさってのは ラストの活劇のつまらなさにあったよね。「アメリカ」や「IP」は活劇 部分、面白かったよ。でも「ニッポア」はね。なんであんな風にしたんだろう。 技術的には書けるはずなんだけどな。古きよきアメリカ映画をたくさん 見ているはずなのに、あの活劇はないわな。
精子が疲れてきてるな
240 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:06
篠崎誠みたいに図々しくなればいいのにね。「忘れられぬ人々」だっけ? ジャンルは違うけどさ。 「俺は新作で「ワイルドバンチ」やるぞ」って言ってたとか。僕は「ガルシアの首」 のほうが好きなんだけどね。あれはかっこよかったなあ(涙涙
241 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:08
で誰か『シンセミア』読んだ人いないの? あと『20世紀』は?
242 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:11
阿部よ、活劇書いてくれよ、活劇!! もういっかいさ、溜めてさ。 カラカラに乾いたやつ。「現金に手を出すな」とかね。ああいうの。妄想たっぷり 入れて。活劇じゃないけど、妄想といえば「質屋」!! 映画出すのは 反則つうか、ヴォケかな、文学板で。あとポランスキーの「袋小路」 とかさ・・・って自分で書けってか?
243 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:13
>>241 本屋にないんだよ、トリッパーとやらが! あれ、季刊ってのは
本当か?
「20世紀」もどこで読めるんだ!!
244 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:20
>>243 「20世紀」はネットで検索すりゃ読めるよ
俺が読んだのはかなり前だから、今は知らんけど
ファンのページとかから直リンできんじゃないの?
トリッパーは大きめの本屋行きゃ置いてるでしょ
初期の奴は「アサヒグラフ」に載ってるけど
それはたいていの図書館に置いてると思う
読んでないけど
137さん、とりあえず『公爵夫人邸〜』を『チープスリル』で語るのは難しいと思うよ。 ま、正直、映画的な描写以外はそれほど見所がない作品だと思うけど。
246 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:34
>>245 いや、阿部本人が言ってたのを上げたのですが
俺は「チープ」読んでないので違ったのかな?
映画的な描写と言えば俺の嫌いな金井美恵子が
ドーベルマンが窓ガラスにぶつかるところと
館のカーテンの隙間から明かりが漏れるところと
事故った女子高生の髪が揺れるところを上げてた
247 :
>>244 :01/12/03 02:37
ありがと! 勉強不足スマソスマソ!! ここまで関わったんだからもう ちびっと腰入れるかな、クイ、クイっと。
くらもち好き(だった)ってことはたしかだけど。 金井の『公爵夫人邸』評、誉めてるんだか、バカにしてるんだか、微妙だと思ったよ。
249 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:42
>>245 あんまりやるとマジにヌーボーロマン風になっちゃうからねえ。
ロブ・グリエなんて退屈で見ちゃいられないものな、今では・・・って、
でも「マリエンバート」にはたしかにカメラがあったよな。それははっきりと
覚えている。あざとい使い方だったけど、そもそもヌーボーってあざとさ
が売りだったようなところもあるしな。お前らそんなにハリウッドが憎いんか!
みたいなね。違うかな。
>>248 そうそう、俺もそう思うよ。あいつ、はめる気でいたんだじゃねーか?
蓮見とも仲いいしな。
眠いから打ち間違いが多いな・・・スマソsage
うーん、はめるっていうか、牽制球を投げたのかなって気がしたけど>金井の書評
253 :
吾輩は名無しである :01/12/03 02:55
>>250 でも数年前の何の時か忘れたけど
「早稲田文学」でもやたらと褒めてたよ
金井は中上との対談で「何でそんなに蓮実に入れ込んでるんだ」
(もちろんこのままじゃないですよ、記憶も曖昧なので)
みたいなことを中上に言われてたが、金井は
「私は蓮実さんに、映画の見方を教えてもらったんです、それは感謝してます」
みたいな見当違いな答えをしていたな
でも中上が「同世代で唯一意識する作家」といったのを納得できるのは
俺の中では「岸辺のない海」だけだ
谷崎好きの中上が金井の「恋愛太平記」をどう思うかはちょっと気になる
>>252 >>253 ごめん、ちょっと煽りすぎたかな。僕も偶然だけどその書評読んだけど
たしかに「はめる」つうのは言いすぎだったって、いきなり反省するな!
寝る! でも中上ってさ、なんであんなにもてはやされたんだろうねえって
書くとまた長くなるな・・・阿部って中上についてなんか発言してるの
かな。誰か知ってる?
255 :
吾輩は名無しである :01/12/03 03:10
>>254 影響は受けまくりだがそれは誰が読んでも明らかなので
ワザワザ言わない
とよく言ってる
>>255 へえ、ほんと。知らなかった。「影響」って言っても幅広いからなあ。
なんかそう言った裏で舌出してそうだな、阿部が。
257 :
吾輩は名無しである :01/12/03 03:15
ありゃ、sageちゃった。
258 :
吾輩は名無しである :01/12/03 03:25
阿部が中上に影響ねえ・・・どんな影響なんだかなあ。あんまりピンとこないな。 どこが? そう言っておくとつっこまれなくて安心ってことじゃないのお?
259 :
吾輩は名無しである :01/12/03 03:33
>>258 確かに中上について具体的なことは喋った事がない
というか喋れない?
でも俺は読んでない「シンセミア」は何となく中上っぽそう
「神町」とかを設定して、雑多な沢山の人間の関係性を書くみたいな
ところでシンセミアの公式HPで阿部の対談での本人の声の一部聞けるけど
なんかイメージと違う。貧弱で軽薄そう
村上春樹の顔を初めて見たとき以来のショックだ
春樹は片岡鶴太郎みたいだったが
260 :
吾輩は名無しである :01/12/03 03:39
>>259 ふうん、「神町」かあ。雑多な関係性か・・・僕の中上のイメージ
とはちょっと違うなあ。あれは雑多に見えてしまうだけでさ、系図とか書くとね。
でもただの一統の話であって、他の登場人物は一統に神話性を獲得させるための
、なんつうか、ギリシャ悲劇のコロスみたいなもんだったんじゃねえかなあっていうと
極端かな、ぶつぶつ・・・しかしまさか、井上ひさしとか筒井康隆
みたいな話じゃねえだろうなあ。あはは。
公式HP!! そんなあんの? まあた女騙して作らせてるんだろうな
あ。逝ってみようっと。
261 :
吾輩は名無しである :01/12/03 03:47
他のスレの皆さんもそろそろオネムのようなので 私も寝ます しかし何だかんだと言っても若手じゃ阿部か星野くらいしかいないのよね だから良くも悪くもいろいろ言われるのだろうけど・・・・・・ しかもどっちももう、三十代半ばだし、そろそろ文壇に新しい血が欲しい では御休みなさい
262 :
吾輩は名無しである :01/12/03 03:54
しかし、質問コーナーってのがいいな。なんか送ってみようかな。 クイズとかやってほしいな。ヒロミックスも出してほしいな。ぶつぶつ。
264 :
吾輩は名無しである :01/12/03 04:08
>「シンセミア」という作品は、日本の戦後史を総括するというか、 >再検証してみたいという意図から構想された物語なんだけれども 公式HPより だいじょうぶか阿部ちゃん! ちゃんと歴史の知識はあるのか! 勉強はしてるのか!
265 :
吾輩は名無しである :01/12/03 04:36
このスレのオフ会やろうぜ。
>オフ会 なんか暗そう(ワラ
267 :
吾輩は名無しである :01/12/03 04:41
チャットでいいじゃん。 ヤフーでやろうよ。ヴォイス機能も付いたようだし(w
. ,へ、 /^i | \〉`ヽ-―ー--< 〈\ | 7 , -- 、, --- 、 ヽ / / i ヽ ヽ | ( ● ● ) | ・・・・・ / 彡 ▼ ミミ 、 く彡彡 _/\_ ミミミ ヽ `< ミミ彳ヘ > ___/ \ . ,へ、 /^i | \〉`ヽ-―ー--< 〈\ | 7 , -- 、, --- 、 ヽ / / i ヽ ヽ | ( ● ● ) | 要するにお前ら寂しいんだろ / 彡 ▼ ミミ 、 く彡彡 _/\_ ミミミ ヽ `< \/ ミミ彳ヘ > ___/ \
オハオハ! なんだ、起きてたのか。仕事しろよ、仕事。 チャットか。おもしろそうだな。ヤフーでどうやってやるんだ? またドットコム しにゃきゃならんのか。めんどうだな。誰かアドレス教えてよ。のぞいてみるから。 俺のまわりには映画とか本とかいっぱいあるから寂しくはないぞよ。女もいるしな。 「小説、映画、音楽、女、それに酒!」 他に何が必要だというのか、人生に!! それに借金もあるんだぞ!! いっぱいじゃ! 朝から切れてるな、俺。「シンセミア」効果か? 役に立ってるじゃん。 でも、阿部に並ぶ「星野」って誰? 星野宣之か? まさかな。
270 :
吾輩は名無しである :01/12/03 12:20
271 :
吾輩は名無しである :01/12/03 15:46
「今度はわたしの前に水平の棒が現われ、その上で1ダースばかりのスクリューが回っている。 わたしが欲するときに、それらは回転を停止する。しかし、わらしの意思に反していぜんとして 回り続けるスクリューが一つある。スクリューの全部を例外なく止めることに成功するなら、 そのときわたしは平和と眠りを見いだすだろう」
272 :
吾輩は名無しである :01/12/03 19:03
島田雅彦みたいな作家ですね。
273 :
吾輩は名無しである :01/12/03 21:16
>>272 そうかな? どこが? たとえば。
>>259 >ところでシンセミアの公式HPで阿部の対談での本人の声の一部聞けるけど
>なんかイメージと違う。貧弱で軽薄そう
>村上春樹の顔を初めて見たとき以来のショックだ
>春樹は片岡鶴太郎みたいだったが
母はははははh! 聞いたよ。軽薄つうよりも、声が高いんだね。それに前のめりというか、
話し出したら止まらないって感じだ、喋り方がね。もう少し、ぼそぼそっと喋るかと
思っていた。「ジャングル黒べえ」であんな声のキャラ、いたよな。
村上春樹も喋るとすんげえ軽いぜ。声はいいけどさ。顔は阿部の勝ちだな。
お母さんのお腹の中で進化が止まってしまったんだろうな。でも精子臭そうで
大したもんだ。
しかし、URLはどっちが正しいの?公式には。インフォシークで検索すると
>>270 のURLが出てくるし、トップは
>>262 がカキコしたURLだし。まあ、どっちでも
いいんだけどさ。
「シンセミア」、まだまったく読んでないけど、ピンチョンとか(「とか」って言うな!)
パワーズとか狙ってるのかな。ああいう理系の連中特有のパースを描く能力が
果たして阿部にあるか? もしくはまったく違う方法で書いているのかな。
「戦後」ってもちろん第2次世界大戦のことだよな。なぜにあえてそこなのか?
写真とのコラボってのもどうなるかな。いろいろケチはつけられるんだろうけど、
あれだけのことを試みられる立場にいるってことは素晴らしいからとにかく楽しみ
にしていようぶつぶつ。でもヒロミックスも忘れるなよな。
274 :
吾輩は名無しである :01/12/03 21:34
島田以後、芥川賞連続落選記録を阿部と競い合っている吉田修一という作家がいますが、 この人って阿部フリークからするとどうなんですか? ライバル?それとも眼中になし? 別に文学的な話でもなんでもないんだけど、 年齢も近いみたいだし、ふと、ファンはどう思ってるのかなって思って。
275 :
吾輩は名無しである :01/12/03 21:48
>>274 スマソ、読んだことないな。どんな本書いているですかですか?
276 :
吾輩は名無しである :01/12/03 21:52
>村上春樹の顔を初めて見たとき以来のショックだ >春樹は片岡鶴太郎みたいだったが 村上春樹に聞かせてやりたい(ワラ
277 :
吾輩は名無しである :01/12/03 22:00
>>276 いや、村上本人もずいぶん気にしているみたいだよ。
「がっかりさせるから自分の写真は嫌いだ」って言ってた。今はもうメジャーだから
わりと昔より出てるけどね。
それにしても阿部って村上春樹とか読むのかなあ。
どんな感想持ってるんだろう。中上はどうでもいいけど。
278 :
吾輩は名無しである :01/12/03 22:05
>>275 文学界のお抱えみたいで、文春以外からは本を出していないと思うけど、
まあ自分もよくは知らないんだけれども、芥川賞の候補作にはよく名前を連ねています。
「最後の息子」とか「熱帯魚」とか本が出ています。
他にも何かで候補作にはなっていて、前回の熱帯魚は選考会で龍ひとりが消極的に褒めていたのですが、
他の委員からは黙殺されてしまったようです。で、その後に出た本の帯に「村上龍氏絶賛」とか書いてあって、
イタいなあと思った記憶があります。
別に好きというわけではないので、内容は詳しくないんですけど、
芥川賞の選評なんかを読むと、軽ーい感じの小説みたいで、
なんだかいつまで経っても阿部以上にくれそうにはない雰囲気なのです。
昔「フラワー」という小説を読んだんですけど、(あれは候補に入ってたのかな?)
こんなんでいいの?という感じでした。
なんとなく辻チックな作家です。
阿部スレでこんな話も何ですが。
279 :
吾輩は名無しである :01/12/03 22:42
>>273 俺の知る限り5回ピンチョンの名を出している
「文藝」の阿部特集の時と、三回の東との対談では三回とも
あと中原との二回目の対談でも
確実に意識はしてるだろう
>>277 「IP」はW村上意識したらしい
書き方が龍で、内容が春樹っぽく・・・だったと思う
それと早く「プラスティック・ソウル」出して欲しいし
「20世紀」プリントアウトできないからこれも単行本化して欲しいな
280 :
吾輩は名無しである :01/12/03 22:43
>>278 ふうん、そうだったのか。知らなかった。ありがとうね。
「村上龍氏絶賛」、か。吉田本人が「いや、それは勘弁してくださいよ」とか言わな
かったのかな。辻チックねえ・・・でも案外そういうやつが地味に残るかもしれんな
あ。残ったから偉いってわけぢゃないけどね。
なんか地味なフォーク歌手みたいにね。固定ファンとかつかんで。保坂なんとかってのも
そういう系じゃない? 阿部はブライアン・ウィルソンだねっていったらかっこよすぎるな。
ジム・モリソンって言ってほしいのかな。ははは、はは。でもレディオヘッドとか
聴いてそうだよな、一人でじっくりと。クイーンは洒落だろうな。
で、星野って誰か知ってる? 罠かな。
281 :
吾輩は名無しである :01/12/03 22:50
>>279 ピンチョンか、恥ずかしながら「V」挫折したもんな、俺。
しかし、言うことデカイね。若くて精子がんがん生産しているだろうから、
案外マジに書くかもしれないな。期待しよう。
書き方が龍で、内容が春樹っぽくか。なんか逆のような気がしないでもないけど。
センスは圧倒的に村上春樹に近いような気がする。なんとなくだけど。
でもW村上時代みたいに誰かライバルみたいなのいると阿部もやりやすいんだろうな。
中原はちょっとな。
「プラスチック」はいつか書きなおすんでしょう。いや、やらんかもしれないな。
その方がかっこいいぜ! 未完のフィルムが1巻くらいあってもいいだろう。
で、阿部が急逝してみんなで直すんだよ、「アトランタ号」みたいに。
ちょっと違うかな。
282 :
吾輩は名無しである :01/12/03 22:56
星野…星野智幸君かと思われ。文藝賞でデビューし、「目覚めよと人魚は歌う」だかで三島賞受賞。 たぶん阿部と同年代。留学経験有り。噂でデビュー前から島田と親しかったという話も。 実際に読んだことはないから詳しいことは不明。 吉田は龍と同郷(長崎)だから、案外嬉しかったかも。なんとなく憧れてそうな節もあるし。
星野は65年生まれだから、68年生まれの阿部と同年代つーのは あんまりにおおざっぱなくくりのよーな気が。 だけど、星野ってお仲間?の島田以上に小説は下手だと思うんだけど、 スカスカの文章をラテンアメリカ風の濃ゆい味つけで誤魔化してるだけ。 なんで三島賞なのかわからん。 島田には小説の書き方じゃなくて文壇政治の方を 教わったのかな(w
284 :
吾輩は名無しである :01/12/03 23:16
ふと思ったが、 阿部には同世代で切磋琢磨できるライバルがいない。 もしかしたらそれがカレの最大の不幸であって悲劇なのかも。
285 :
吾輩は名無しである :01/12/03 23:21
俺が「星野」といったのですが「智幸」で正解ですよ 「目覚めよと人魚は歌う」と「女男女(この字ないの)嬲」(なぶりあい) しか読んだ事ないけど確かにいろんな若手(つってももう三十代半ばだけど) の中では良いと思う 島田とは仲良いみたいよ 作品はアレナスなどのラテンアメリカ文学や、中上、映画ではブニュエルなんかに 影響を受けてる 今は多分インドでインド作家達と何かやってるみたいよ 阿部との接触がないのが個人的には不満だ 阿部はもっと他の「小説家」と絡むべきだ 俺の知る限り保坂との対談くらいしかいない
286 :
吾輩は名無しである :01/12/03 23:37
からむと売名に利用されちゃうからね(w 阿部はそこらへん周到だよ。 格下の作家なんかとからむ必要なし。
吉田の方がおもしろいけどな、個人的には。 最近の若手作家ってなんか保守的ですね、みなさん。 影響受けた好きな作家として出てくる名前が必ずビッグネーム。 そんな優れた作品ばっかり読んでる人たちの書いている作品だからかな 私には何がいいのかわかりません。バカな私にはつらいご時世です。
288 :
吾輩は名無しである :01/12/04 00:02
結局、なんかみんな小粒っていうかお行儀がいいんだな。 そんな中で、阿部はなんとなく異質。 どことなく不器用で、失礼かもしれないけど必死な感じがする。 でも、そういうところが好きなんだな。
289 :
吾輩は名無しである :01/12/04 00:31
阿部が「特別」だとは思わないけど・・・? 他と比べて「異質」だとも思わないし。
特に彼が「文壇」とやらで影響力を持とうと「必死に」画策しているような部分も見当たらないし。そういうところ、結構無関心なんじゃないのかなー?
>>287 ああ分かる。そういうところ確かにあるねえ・・・ 自分が影響を受けた作家に
ビッグ・ネームを挙げるような連中はみな権力志向の強い人間だと考えていいと思うよ。
290 :
吾輩は名無しである :01/12/04 00:51
必死っていうのは書くということに対して必死という意味だったんだけど。まあいいか。 でも、いろいろと作品について語られてるだけでも、充分異質だと思うけどなあ。 他の吉田とか星野とかって、あまり語られないでしょ。 作品論みたいなのってあるの? (俺が知らないだけであるのかな?)
291 :
吾輩は名無しである :01/12/04 01:06
星野に関しては、早稲田文学に評論が載ってたような気が。 別に読みたいとも思わないけど。
阿部の作品が論じられているって? どこで? 吉本ばななや他の若手に比べたら、ほとんど話題にされていないレベルだと思うのだが? 彼の作品には、どうしようもないキッチュさがあって、 そこがいい、という人もいる一方で、世間的にはウケにくい。
主に純文系の媒体でしょう。 ばななが論じられるているとも思えないけど。 あと、ばななが若手というのは違和感がある。
294 :
吾輩は名無しである :01/12/04 01:31
映画論は本にならないのかな。
295 :
吾輩は名無しである :01/12/04 01:55
つーか、こうやってスレ立てて語ってもらえてるだけ阿部は幸せ者だよ。 推定五人以上十人未満の固定読者を獲得してる。
296 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:01
内一人本人。たまにだけど。
297 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:36
298 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:46
う〜んどうでしょうカズシゲ。
299 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:52
ふにゃふにゃ。女と遊んでいるうちにレスが伸びてるぞ。えーっと、なんだっけ?
ビッグ・ネーム? ピンチョン? うーん、酒はうまいな。阿部は酒好きなのか?
権力志向? なんか雑な話してるな。権力志向ぢゃないやつ釣れて来い。石もて打つとうぞ。
>>293 純文系、いうな。
300 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:53
おっと300糞どこ。
301 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:55
シゲカズ頑張れ!
302 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:57
え? シゲカズなの? ワヂュウかと・・・スマソ。うぇっぷ。飲み過ぎだ!!
303 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:57
女と遊んでるいいたがる童貞。 飽きるのが普通。
304 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:58
えー? 飽きる? そうかなあ。気味、飽きたの?
305 :
吾輩は名無しである :01/12/04 02:59
ワイン5本空けたけどなにか?ワジュウなんだけど内緒。
306 :
吾輩は名無しである :01/12/04 03:00
>>303 相手が悪かったとか? ププッ
無理すんなよ。
307 :
吾輩は名無しである :01/12/04 03:01
ワイン5本か。わしはスコッチ半分じゃ。で、進んでるの? シンセミア。
308 :
吾輩は名無しである :01/12/04 03:02
>>306 いや、いつもの子だけどね。飲みながらマターリダラリン
するのが楽しいわけよ。セクスはおまけ。
309 :
吾輩は名無しである :01/12/04 03:06
シンセミアって、何語なんですか? 教養がないもんで、教えてほしいキボヌ。
310 :
吾輩は名無しである :01/12/04 03:07
311 :
吾輩は名無しである :01/12/04 03:12
>>307 飲みすぎじゃ!! シンセミアは中上の霊をオロシて書いてもらっているのじゃ!
憑かれた。寝る。
寝な。
314 :
吾輩は名無しである :01/12/04 09:16
阿部、次の小説のネタあるのか?何ならオレがやるぞ。 一度、とことんまで変態を書いてみろよ。 三十代の男を主人公にして、彼女はいるけど結婚はしていないという設定。 で、その男の知られざる裏側を書いていく。 男は実はマゾで、スカトロ好きで、女の足の臭いフェチで、ギャルっぽい女子高生に憧れている。 その女子高生は文学では手におえないくらいのバカで、「金、金、金」という奴がいい。 でも、ネットとか円光とかは使うなよ。また責められるから。せいぜい携帯のメールくらいにしとけ。 出会いのパターンは自分で考えてくれ。くれぐれも言っとくが出会い系サイトはダメだぞ。 それで、とにかく男はある日理想の女子高生と出会い、だんだん深みに嵌っていく。その過程を谷崎調で丁寧に描け。 でもあからさまには真似るなよ。「おっ阿部、谷崎を勉強したな」と匂わせるくらいがベスト。 そしてラストは、くれぐれも主人公が何かを悟ったり、何かに目覚めたりはしないようにな。 全部夢だったというのもナシだぞ。どうしようもなく絶望的なラストが理想的だな。 彼女には捨てられ、女子高生に完全に飼育されるとか。 とにかく全く救いのない小説を書け。 以上。
316 :
吾輩は名無しである :01/12/04 09:40
>>314 タイトルは「2ちゃんねらーの三分の二の夢」ですか?
317 :
吾輩は名無しである :01/12/04 21:56
星野なんとかを読んだ。
>>283 のカキコの、
>だけど、星野ってお仲間?の島田以上に小説は下手だと思うんだけど、
>スカスカの文章をラテンアメリカ風の濃ゆい味つけで誤魔化してるだけ。
っていう印象に一票だな。残念だけど(面白い小説がたくさんあることに
こしたことはないからな)。しかしけっこう本出しているんだね、
知らなかった。不勉強・・・ということにしておこう。図書館に入ったら
手に取ってみようかな、くらいだ。語彙の多いわりに文章は平板、つうかイメージ
が平板だな。文体がだらしないんだよなってわけわからん書き方だが。
「ニッポア」以前の阿部の文体のほうが好きだな。「ニッポア」はうーん、いまいち。
なんか迷ってるのかなって感じだったな。文体。まあ、昔の話はいいか。
他の小説家とからむってのはあんまり賛成できないな。なんかいいことあるのかな。
W村上っていうのも一冊だけだしな、かなり若いころの。村上と中上の対談はよかったけど、
なかなか(国文学)。遠藤周作と阿川弘之のあたりみたいに馬鹿話を延々と続ける
ってのは楽しいだろうけど。
シンセミアのHPでの写真家、相川との対談はなかなか面白かったな。まあ、いっ
しょに作っていこう!っていう気概みたいなのが底に流れてるってこともあるんだろ
うけどな。対談か・・・アメリカのブレット・イーストン・エリスなんかどうかな。
「Glamorama」は面白かったよ。邦訳まだだけど。そんなに難しい英語じゃないし。
阿部ファンにはお勧めです。Vintageからペーパーバックが出てるよ。エリスとの対
談なんて面白そうだな。くれぐれもエリクソンとかやめてもらいたいな。ああ、
「黒い時計の旅」はよかったなあ、ぶつぶつ。
評論家との対談は東の本で読んだけど、つまらなかったな。お互いがもっと突っ込みあえばな。
まあ、友達だからしかたないか。
しかし314って・・・?
318 :
吾輩は名無しである :01/12/04 22:09
THCとはマリファナに含まれる麻酔や陶酔を引き起こす成分。 大麻草の中でも「リーフ」(葉っぱ)→「バッズ」(花の先端部の塊) →シンセミア(雌株)の順にTHC含有量が多い。リーフの部分 にはほとんどTHCは無いが、バッズはTHCをかなり含んでいるので 通常マリファナを喫煙する時はこの部分を使う。 シンセミアは雌株に雄株が受粉する前のバッズである。
319 :
吾輩は名無しである :01/12/04 23:55
ユニクロの広告に出てたね
320 :
吾輩は名無しである :01/12/04 23:59
ふうん・・・テレビとか見ないから。で?
「藁手いいとも!」には出ないのかな。ユニクロ着てシンセミアの 宣伝をすると。
323 :
吾輩は名無しである :01/12/05 00:17
ABC戦争読みたいけど文庫になるの待ってます。
324 :
吾輩は名無しである :01/12/05 00:20
ABE戦争
325 :
吾輩は名無しである :01/12/05 00:34
アメリカの夜が結構好きなんだけど。
クズには解らない阿部の良さ(藁
そろそろこのスレも終わりだね。シンセミアに対する反応もまったくないし。 がんばってねー! では。
328 :
吾輩は名無しである :01/12/07 00:48
だれか「IP」理解できた人いるの? 俺はただトリップしたような不快な気分になったよ。 やっぱ浅田とか読まないといけないの?
329 :
吾輩は名無しである :01/12/07 17:17
>>328 東の『存在論的、郵便的』を読むと理解できます
ただし文庫本の東の解説の方はヘボイです
330 :
吾輩は名無しである :01/12/07 17:57
阿部和重という現象を 同じ目線で実作者や批評家が支えてるんだね。 まるでゲームのような制作過程だ。 攻略本は東が書いてる。
331 :
吾輩は名無しである :01/12/07 18:16
>>328 理解できる/できないって、それ自体は重要な問題じゃないよ。
『IP』のために浅田や東を読むべきか?
そんなことはないが、阿部は彼らに一定の影響を受けているだろうから、読めば何かしらの理解の助けにはなるかもしれない。って不親切ないいかただが。
ところで137=158にもうちょっと絡ませてもらうが、『世界の終わりと〜』はよく憶えていないんだけど、154のビュトールってジイドの『贋金づくり』のことじゃないか?
こちらは読んでもいないんだが、たしかあれは、まったく関係のないはずのキャラがいきなり殺人事件の当事者として出会うってオチじゃなかった?
『ヴェロニカ〜』で重要なのはあなた自身が指摘しているとおり、他人の話(記憶)を語ることで、それが話者の記憶に侵入してしまっているところでしょう。
その記憶のいわば臍の部分にあたるのが、ヴェロニカのグラビア。つまり『ヴェロニカ〜』の「作家」は最後には見たこともないイメージを反芻しようとしている。
見たこともないのに見たような気がするものについての話――これはつまり起源についての物語であり物語批判なわけだよね。
にもかかわらず、
> テクスト内で隣り合うものは関係する
というのは、「偶然はすべて必然となる」という、ごくありふれた小説作法についての説明であるような気がする。……ていうかこれって『公爵夫人邸〜』のラストの出会い頭の衝突のことを言ってるのか??
あと……。ま、いいか。ツッコミどころはたくさんあるんだけど。
332 :
吾輩は名無しである :01/12/07 21:35
>>331 >テクスト内で隣り合うものは関係する
そうです。これは『公爵夫人邸〜』のことですよ
僕はあのラストがその原理をギャグにしてる
と読んだのですが・・・・・
333 :
吾輩は名無しである :01/12/07 22:51
ちなみに以前『20世紀』について書いたけど 消えてましたね・・・・・・プリントアウトもできなかったし もっかい読みたかったなあ
なるほど。「違う」ってそういうことだったのね。今ごろわかった。 ま、ギャグなんじゃないすか。 ところで私は『トライアングルズ』がチンカスだとは思えないんだよね。 あまり良いとも思えないけど見所はあるのではないかと。 あまり憶えてないんだけど『20世紀』はけっこうきれいにオチがついていると思った。 舞台も被っていることだし、『シンセミア』とどう繋がっているのか、というのも読み所のひとつでしょう。
335 :
吾輩は名無しである :01/12/09 23:25
「アメリカの夜」ってなんか 島田雅彦の「僕は模造人間」に似てない? 本当の「僕」と「悪魔一人」の分裂とか 引用したり、主人公が何かから影響を受けて人格変えたりとか 「アメリカの夜」は「特別な自分」を求めて 「僕は模造人間」はそんなものはないんだ、という視点で どっちも記憶の果てから引っ張ってきたので間違ってたらスマソ
336 :
吾輩は名無しである :01/12/10 15:51
彼は,批評家に媚びているように映る。
337 :
吾輩は名無しである :01/12/10 17:01
批評家とも共存できるカシコさがないといまの作家は生き残れないのさ。 阿部はその点がよくわかってる、媚びてるように見えて、 批評家を利用してるのは彼の方。
338 :
吾輩は名無しである :01/12/10 17:56
はっ?そうかい?批評家を利用するって(笑) そんなスタンスで生き残れるか? 阿部はその点がよくわかってる(失笑
339 :
吾輩は名無しである :01/12/10 18:07
なんか337=338のような気もするが・・・そもそも阿部以外で批評家と共存したり、 反発しあったりして存在感を示している作家って、誰かいるのかね? 阿部ぐらい じゃないの。ぐずぐずやってるのって。
340 :
吾輩は名無しである :01/12/10 18:32
いま、339がいいこと言った! まともな本読みは読まないって。もう。 「ニッポニア」がもう少し面白ければなあ・・・あれで滑ったよ。 で、阿部が「これで小説を書きつづける地震が憑いた」とか 言っててさあ・・・あんなこと言わなければよかったのに。 ほう、お前サンの言う小説ってのはこの程度のもんかい。ドストやらメルヴィル やら読んで出なおしてこい!ってね。古井は無理にせよ、せめて丸山くらいね。 昔のね。
341 :
吾輩は名無しである :01/12/10 18:50
「ニッポニア」は酷かった。評判がよかったみたいだからチョット期待しちたけど・・・ 文字が詰まっていない、スカスカの紙面で、内容もさ・・・ 買う気がしなくて書店に隣接している、本が持ち込める喫茶店で 15分で読んだよ。
342 :
吾輩は名無しである :01/12/10 19:00
十五分って……おぬしできるな。おいどんは2時間ばかり労して ようやく読了したぞな、もし。
343 :
吾輩は名無しである :01/12/10 19:03
いまの純文学界ってさあ、 批評家と共犯関係になるか、 賞でももらって権威になるかしないと、 結局、作品が一般の読者のとこまで降りてこないからねえ。 阿部は結局のとこ、自分の才能の薄さがわかってるから、 批評家に寄生させつつ生き延びてくスタイルを選んだんだと思うよ。 世に出るためには戦略が必要なの。 でもいつか寄生虫に食い尽くされる前に大手術しなきゃ いかんだろーな。 最近の批評家どもは虫くだしぐらいじゃ効かないぐらいの しぶとい生命力を持ってるから。 その前に、もう食い尽くされて満身創痍。 寄生虫どもはもう次の寄生先を狙って撤収状態かもしれんが(w
344 :
吾輩は名無しである :01/12/10 19:22
>>343 >いまの純文学界ってさあ、
>批評家と共犯関係になるか、
だからさ、具体的に誰がいるの? 阿部以外に。
ちょっと前でもいいよ。誰かいた? そういうの。空谷やら股辺が中上ケンヂ
にじっとり絡んでいた、くらいしか思いつかないけどさあ、じっさいのところ。
それにふつーの読者が「おお、これは柄谷が誉めてたから買おう!」って思う?
そんなの何人もいないよ。全体に比べて。そういうのが十万もいるか?
せいぜい千人くらいだろうぜ。だからまったく関係ないんだって。
出版社にしても、「おお、蓮見さんが誉めてたから載せよう」ってのがどれだけ
あるの? あってもわずかじゃない?
まあ、賞でももらってってのは当たりだろうな。商売だもん。当たり前
じゃん。いやんら自費出版しろって。それに芸能界やら政治家の世界よりよっぽど公正じゃないの?
とりあえず作家になりたかったら新人賞があるんだし。芥川賞もらってない
作家だっていっぱいいるだろうしさ。
345 :
吾輩は名無しである :01/12/10 19:58
>>343 それは実際いるよ。
彼にしてもさ、群像で柄谷選考委員か゛タイトル変更してまで賞をとらせた。
蓮実が、文芸時評で好評したって事実がなかったら
誰も彼の小説に目をむけないよ。
346 :
吾輩は名無しである :01/12/10 20:11
小説が小説自身の内容よりも 外部的な要因に左右されるのは、小説にとって不幸だけど しかたがないのは事実だ。 けれど、外部的な要因(批評など)によって踊らされている読者を見るのはウザイ。
347 :
吾輩は名無しである :01/12/10 23:03
>>345 うーん、柄谷の話は例外的だけど、わかるとして、
>蓮実が、文芸時評で好評したって事実がなかったら
>誰も彼の小説に目をむけないよ。
の「誰も」って誰のこと? 批評家や編集者のこと?
しつこいけど。斜見やら殻谷やら干菓子やら麻田やらに批評されなくてもがりがり
ごりごりやってる作家の方が多いんじゃないか?
たしかに一時的には批評されるって効果があるだろうけど、いつまでも評論家の
方ばっかり向いてちゃあ読者から見放されるんでないかい?
>>346 外部的な要因って、批評家のこと? そんなに力持ってるの? 一般の読者に対して。
だいたいそーゆー批評家の言辞を参考にして小説を選んでいる人間ってそんなに
多いのかな? ちょっと妄想入ってるんじゃないかな。
>けれど、外部的な要因(批評など)によって踊らされている読者を見るのはウザイ。
そりゃあまったく逆じゃん。批評家はそうやって読者を煽って金もらってるわけだし、
読者は煽ってほしくて金出して読んでいるわけだし。
作家が踊らされるほうが滑稽だよ。
348 :
吾輩は名無しである :01/12/10 23:08
阿部は読者のためじゃなくて一部の批評家に誉められたくて書いているん だよ。それがそのまま売上につながると思ってるんだ。いつまで続くやら。
349 :
吾輩は名無しである :01/12/10 23:30
批評家との共存→業界内での評価、ってことだろ。 まず編集者や批評家に評価されなきゃダメなんだよ。 数字で結果が出ない世界だから、空気から作ってく必要があるんだよ。 だいだい純文の初版知ってる? 純文学なんてごく一部をのぞいては、 権威に躍らされてありがたがって読むやつが大半なんだから、 お墨付きがなきゃ誰も読まん。 ただ阿部はもう十分お墨付きもらったし、場所だって与えてもらったんだから、 芥川賞になんか色気見せずに、直接読者につながるものを書くべきだとは思う。
350 :
吾輩は名無しである :01/12/10 23:36
>数字で結果が出ない世界だから、空気から作ってく必要があるんだよ。 ふうん、なるほど。空気ねえ。でもっていろいろ営業するわけだ。 あんまりいうと本当の厭味になるからこのへんにしとくけど、 そんなもんなのか。業界のこと詳しくないからな、おれは。 でも、それが普通なのかなあ、作家の。そりゃ編集者に認められなければ 仕事は来ないだろうし、編集者は批評家の言うことを参考にするってのは わかるけどな。でも阿部の場合は・・・なんか違うというかなあ。 >芥川賞になんか色気見せずに、直接読者につながるものを書くべきだとは思う。 それは完全に同意する。ふつーの作家になればいい。
>>348 そんなことはない。
むしろ文壇ごと潰れることを恐れているだろう。
>>349 厳密に言えば、その「直接」が難しい。
作家の営業活動をバカにする人は、古典的な作家のイメージとズレることに不満を抱いているだけだろう。
そうじゃないタイプの作家だっているわけだ。
媚びている云々は結局期待の現われなんじゃないかと思うが。
だったらいいけどね。嫌な予感がするよ・・・
353 :
吾輩は名無しである :01/12/11 23:25
批評とリンクしてようやく完成する小説=阿部の作品 いつまでその路線でいくつもりなのだろう。
354 :
吾輩は名無しである :01/12/12 00:09
阿部に限らず、純文なんてみんなそうじゃん。 だいたい誰も読まない小説をそれでも書きつづける作家の自意識こそが疑問だ。 でもって批評家を否定して、 直接読者に繋がってる気でいられる作家なんておめでたすぎ。
>>352 おいおい、心配されちゃってるよ(苦笑)って感じ。
>>353 「批評とリンク」なんて言い方が具体性なさすぎ。
デビュー作のイメージが強すぎるのか、353自身が批評の影響を受けすぎなのではないかと思う。
>>354 「みんなそう」なんてとても思えないけどな。
356 :
吾輩は名無しである :01/12/12 09:11
あー、早く芥川賞くれよー。 獲ったら言いたいことがたくさんあるんだからさー。 by阿部
358 :
吾輩は名無しである :01/12/13 12:30
>>354 >>誰も読まない小説をそれでも書きつづける作家の自意識こそが疑問だ。
別に良いジャン
定期的に阿部本人があげてる噂って本当臭いな。
阿部君どうよ最近。
まるで駄目だな。
だからあんなイタイことしてしまうんだよな。
363 :
吾輩は名無しである :01/12/13 19:03
そろそろ「シンセミア」の新しいの、出るんだろ。そこで盛りあがるかな・・・ 少しでも。HP見たけどあんまり更新されてないしな、あれじゃあな。とりあえず 作ってみましたって感じだ。春樹とか龍とか見習って、やるならちゃんと やればいいのにな。
ζ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/\ / \|
|||||||| (゚) (゚) |
.(6-------◯⌒つ| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| _||||||||| | < ageんじゃねーよバカ
>>363 。
\ / \_/ ./ \____________
\__∪_/ __
sage知らねぇんじゃねぇ?こいつ(藁
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
∧__∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ゚Θ゚) < ズレてるよ。。 (U ) \________ (((__)_)
366 :
吾輩は名無しである :01/12/13 19:23
うぜえ、アホスレ晒しageじゃ。
そろそろ「シンセミア」の新しいの、出るんだろ。そこで盛りあがるかな・・・ 少しでも。HP見たけどあんまり更新されてないしな、あれじゃあな。とりあえず 作ってみましたって感じだ。春樹とか龍とか見習って、やるならちゃんと やればいいのにな。
368 :
吾輩は名無しである :01/12/13 19:24
ありがとう、よくわかってくれたね。
自作自演も疲れる脳・・・
素敵な笑顔
372 :
吾輩は名無しである :01/12/13 22:10
「うにくろ」ってなんですか? ここは阿部和重のスレッドじゃないんですか? なんかすごく荒れてるんですけど・・・
ユニクロのヒートテック
374 :
吾輩は名無しである :01/12/13 22:40
「I・P」の仏語版は仏国ではどうなの? 浅田が「F文学」見たいな感じで言ってたけど ある意味内容主義的な今の仏文学界 (つってもマイナーなシーンは知らんが。しかも日本はその百倍酷いが) まず515だの226だのの政治性は読まれるわけないし ヌーボーロマンも下火になったなかで テクストの構造だけで評価されんのかい? つーかちょっとでも読まれてんの?
375 :
吾輩は名無しである :01/12/13 22:53
へええ、そんなのあるの。知らなかった。フランスってけっこう日本の 若手作家に好意的だよね。
376 :
吾輩は名無しである :01/12/14 00:23
えきぞちっくジャパン!
377 :
吾輩は名無しである :01/12/14 00:24
なるへそ。
>テクストの構造だけで評価されんのかい? そんなに斬新だったかな? 俺はいわゆる実験小説のパロディにしか思えなかったけどな。 構造って、たいしたもなじゃないよね。「夢でした」ってことでしょ? 文章は好きだけどね。さっぱりしてて。エッセイはひどいけどな。別人みたいだ。
sage、間違えた。abeは人間力が足りないからだめだYO!
シンセミアのHPも小説も、なんか中途半端なんだよな。東ちゃんのHPを 見習え! ヒロミックスだせ!!
阿部じゃものたりないんだよなぁ〜
じゃ読むなよ
なりほど、阿部本人はsageで登場しているのか
384 :
吾輩は名無しである :01/12/14 18:59
>>383 それがそうでもないんだよな〜、きっと。ageる場合もあると思うよ。
自作自演も多いな。くすくす。でも、面白いけどね。俺も誉めたり悪口言ったり
忙しいけど、少なくとも「次の作品が出たら絶対に手に取るであろう(買わないかも
しれないが)日本の作家」の一人ではあるな。阿部は。誉めたからageる。
悪口をageると怒るんだよ〜、阿部ちゃん。
|\ _ | | _ \\ | | // \\ | | // \\ | | // > ´ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ / \ / \ | | | ○ / ⌒ヽ ○ | そうでもないよ | | __, | | | | ,| | | ヽ、_ノ ノ | ノ _ | ● ● ∠-―⌒ `ヽ | ) | ● __;;;;-'' | | | | | ● ● | | | | ● | | | \ / \ / \ / \ / `ー―――‐'´
だからどっからコピペ仕入れてくるんだ!!
壱毒車として阿部ちゃんには徹底的な2ちゃん参戦を望みますが、 そうもいかないか。まぁ。阿部ちゃんなんとなしに頑張ってくださいよ。 私は半ば期待してますよ。半ばコケにもするけど。
389 :
吾輩は名無しである :01/12/15 10:42
>>388 いや、ときどき名無しとかでぐわわわわっと騙ってるんだよ、煽ったりとか。
でもちょっとタイミングがずれててさ、阿部ちゃんはりきってカキコしてるときに
かぎってみんな突っ込んでくれなかったりするんだよな。いいやつなのになあ。
「シンセミア」以外にネタないの? 最近書いて発表されたものの。
ユニクロも却下。文学板だから!
しかし東スレ立て逃げ事件には藁たよなあ・・プッ
391 :
吾輩は名無しである :01/12/15 11:15
大物を知らない。ビックマウス。同じ東北の田舎もの大名伊達みたいだな。 阿波の不幸は、周りにすごいやつがいないことだ。
392 :
吾輩は名無しである :01/12/15 11:18
いや、ライバルがいない・・・W村上みたいな。
↑阿部ちゃんライバルなどは、実力のあるやつが言うことだ。
ライバルって・・・ドストエフスキーとかじゃ、いかんの? まあ、阿部って古典読んでるように思えないけどね。
阿部ちゃんのライバルは東ちゃんです〜
低い戦い 中上と柄谷のミニチュア版
そういうことですね。でもってそういうフリをしたいのが、見え見え。カッコ悪い。
戦いというか、あいつらは馴れ合いだよな。でもって誰もつっこんで くれない。せいぜい2ch・・・プッ
阿部ちゃん、せっかくモーホー友達の東クンのためにスレ立てたのに、 すぐばれちゃって・・・かわいそ。いや、あれは東ネタから自分に誘導 するためだったのね!
400 :
吾輩は名無しである :01/12/15 11:46
自作自演も疲れるのう・・・400ゲット!!
誰か、「う! 狙ってたのに!」くらい書いてくれよ・・・ 寂しいじゃないか・・・
阿部くえすとでの世界観 えいがにくわしいやつは戦士。音楽にくわしいのは武道家。批評家は魔法使い。 学者は僧侶。作家は賢者。 むかし、あるところにR20の戦士 かずしげが居りました。 多くの修行を積み、戦士としては、そこそこの実力がついたと思い込んだ、かずしげは、 賢者に職をかえることにしました。阿部くえすとの世界では、賢者が一番クール なのです。そのうえ、伝説の大賢者ナカガミ(R100)が病没以来、大賢者は現らわれて おらず、チャンスでした。大僧侶魔法使い戦士 ハスミンのまわりをうろついていた かずしげは大魔法使いカラタニン(過去ナカガミと同じぱーてぃ)とも縁をつくっておこうと、 カラタニンが審査員をしていた群像教会で、R1の賢者になりました。 カラタニンは、きまぐれで、やつは大器だよと言ったとか言わないとか、そのおかげでいまだに、 かずしげについて判断保留の村人は多いのです。(この話はフィクションです)
403 :
吾輩は名無しである :01/12/15 13:04
だいたいいカラタニンなんていうしょぼい田舎批評家をありがたがってる ってところがもう阿部厨房決定だよな。ハスミンもな。ただの極東の 批評オタだろう、西欧コンプレックス丸出しの。悪い畑には悪い実しか ならないよって、ことですね。
404 :
吾輩は名無しである :01/12/15 13:05
まあ、「シンセミア」こけるから見てな、絶対。時代遅れだよ、 あんなの。メディアミックスなんて・・・現代美術とか勉強してないだろ、 阿部は。教養ないの丸出しだ。
405 :
吾輩は名無しである :01/12/15 13:06
その2はないの
406 :
吾輩は名無しである :01/12/15 13:11
>>403 そういう言辞がいちばんムラ的(田舎的)でセコい(しょぼい)んだよ。
もっといつの時代でも、どこの誰にでも通用するような普遍性を心がけて
語りなよ。
阿部ちゃんと一緒にジークンドーを習いたい。
408 :
吾輩は名無しである :01/12/15 13:16
カラタニンなんとか言わないで、はやくお家にかえりなさい。 善男
409 :
吾輩は名無しである :01/12/15 13:28
>>406 しょうがないよ、阿部ワールドがそのへん回ってるんだから。阿部の作品
が「いつの時代でも、どこの誰にでも通用するような普遍性を心がけて」いるものとは
とても思えないね。思える?
>>409 まあ、特定の言説空間内部で充足してるような感じはする。
また、阿部を読むひともはじめから「そういう人」として
受容しているふしもある。
そこにマーケティングしなければ読まれず、かつマーケティング
すると作品がつまらなくなってしまうという止揚しがたさがある
ように思う。
411 :
吾輩は名無しである :01/12/15 14:14
>>410 たしかにね。そういう傾向はある・・・というか、「あった」というほうが
いいだろうな。そのジレンマを「ニッポア」で打ち破ろうとしたが、破りきれなかった。
小説を外側から扱う身振りをすることをやめ、小説の中に入っていこうとしたんだけど、
つまり、良くも悪くも「王道」に進もうとしたのだが、うまくいかなかった。
と、いうか急ぎ過ぎんじゃないかな、焦ったんじゃないかなって思う。阿部は。
本人から聞いたわけじゃないし、彼の出版ペースを把握しているわけじゃないから、
実際のところはわからないけれど、あの本を読んだかぎりではそんな感じがした。
たぶん、アタリだと思う(伊達に小説好き名乗ってないぜい!!)。
じっくり腰を落ち着けて書きたい・・・でもそうすると彼が忌避しているかのように
見せていた「保守的・古典的テキスト群」みたいなものが出来あがってしまうような
不安が生まれる。ってんで、「シンセミア」みたいに写真だのWebだのと共謀している
かのような素振りの企画を立てて、外部というか世間に強引に接続させようとしている。
僕は「接続」じゃなくて、「隣接」のほうが有効のような気がするんだけどね、実は。
うまくいえないけどね。
だから、読者のために書く、という論理は正しいのだけど、 その読者というのを具体的に設定してしまうと駄目なんだと思う。 読者のために、というのは、読者の要求にあわせて書くことではなく、 読者自身も気づいていないかれ自身のために書くということではないか。
>>411 そこで言う「隣接」というのは、「共闘(共に闘う)」という言葉で
言い換えられるのかな。
つまり、作者が読者にむけて自分の思想の伝達である作品を与えると
いった関係性から、同じ時代を共有する者として生きる姿をみせると
いうスタンスへ。
アベチャン。 新しくあろうとするこたーない。 あなた小細工不細工なんだからね。 アメリカの夜のシロクロタダオ君のように レッツラクラッシク
>>412 「普遍性」に至る手続きとして、個の底に下りる、と聞こえる。阿部の場合はどうなんだろうな、
ここで東や柄谷らの存在を引き合いに出してもつまらないしな。仮想読者を設定するというのは
実作の一手段としてよく聞くが、その仮想読者が複数でも構わないだろう。いや、
複数性を持つ、というべきか。基底を求めて普遍に至るというコースと、ひたすら多面性を
追求して、普遍に至るコースがあると、あえて乱暴に書いてみる。前者がドストエフスキー
的であり、後者がトルストイ的であるとか、といい加減なことも書いてみた。
>>413 うん、ある意味ではそうとも言える。それが存在することを明らかにするために、読者
を含めて「既にあるもの」につながるという方法もある。同時に、つながらずに、
あたかも切断されたもののようにふるまい、かつ寄り沿う、という態度もある。
それを、たとえば「隣接」というイメージで表してみた。個であるが、決して孤島を
気取っているわけではない。それが隣接していることによって、隣接されている側の
あり方が逆に照射されてしまうような、作品。そういうのが現代において可能かどうか
わからないが、少なくとも無防備ではない。簡単に内部の毒を他者に出し入れされると
知らぬ間に解毒されてしまう危険がある。「シンセミア」もその罠に?
絶対に1000逝くぞ! そしてまた、和を重んじる者が書きつづけるかぎり スレもまた重なり続けるであろう。少なくとも二者以上いるならば、そこ にすでに見るべき「運動」があるはずだ。
訂正。「二」ではなく、「三」だ。「ニ」はいかん。まだ「一」のほうが ましだ。「分かれてニになる」と毛沢東は言ったらしいgが・・・自作自演つうこと じゃないよ、念のため。連続カキコスマソsage
418 :
吾輩は名無しである :01/12/16 06:04
あんまり難しいこと逝っちゃだめだよ〜 このスレヴァカばっかなんだから、阿部含めてさ。 お前のようなのがマジスレ上げるから、みんな黙ってしまうだ。 もっと低膿な話題にしようよ! ユニクロがどのこのとかさ。 阿部喜ぶぜ〜!!
419 :
吾輩は名無しである :01/12/16 06:07
420 :
吾輩は名無しである :01/12/16 06:31
阿部さ、俺このスレの過去レスもよんでないけどさ おまえは、野球で言う、中継ぎ、もしくは敗戦処理。 別に読者も期待してない。小説かけよ!!おまえのは小説以前の習作。 いわゆる草野球。 少年のプレーに感動する大人もいるだろうが、結局は草野球なんだよ。
阿部を批判してもしょうがないけど 阿倍のファンがウザイ。阿部ファンは小説を読め!!
422 :
吾輩は名無しである :01/12/16 11:27
ニッポニアを読了後、中上の十九歳の地図を読む。 阿部に足りないないものが、わかるかも。
423 :
416=417 :01/12/16 12:16
>>418 >>419 >>420 お前、早起きだな〜(藁
お前こそ自作自演ぢゃないか! 不眠症か? それともおじいさん
なのかな?
しかしレスつかなきゃシャブイって言われて、マジレスつくと自作自演
って言われる。因果だねえ、阿部ツァン。しかしもうちょっと内容の
あるカキコないのかね。
>>421 うぜえ。ちゃんと小説読まないと阿部のこと批判できねえだろ。
言われなくたって読んでるよ、いぱーい。おそらく阿部よりもな。
424 :
吾輩は名無しである :01/12/16 12:42
このスレほど恥ずかしいの見たことない。 阿部和重が来てるかもしれないからって 舞い上がり過ぎ。
>>424 阿部が来てる? それはネタでしょう・・・ もし来てたとしても
それが?って感じ。確認しようもないし。アフォなカキコはアフォなカキコだしな。
それよりなんかネタフレよ。
文学者ほど自己顕示欲からみちびかれる権力欲の強い者もまたない、か。
>>423 阿部は小説じゃないって言っているんだよ!
>>427 そうなの? じゃあ、なんなんだろうね。誰がどう見ても小説だけどね。
またくだらねえこと考えてるんだろうな。
>>427 あらかじめ逃げ道を確保しておいてから、喧嘩をする。これ、ジークンドーの
極意なりなり!
431 :
あげ かずしげ :01/12/17 20:38
あべちゃんはあずまちゃんともほしのちゃんとももちろんまさひこちゃんとも まさやくんともなかよしこよしです。だってのみかいとかやってるもんいっしょに。 ときわひびきちゃんとなかよいならゆにくろとかきないでね。
アイタタタタ・・・
ウンコスレ決定。個人名の冠されたスレッドで一番悲惨だ。 辻とか龍とか、悪口ばっかにせよまだカキコあるし。
434 :
吾輩は名無しである :01/12/17 22:52
阿部の作品発表のペースって他の奴に比べて特に遅いの? 平野なんか単行本二冊しか出してないのにあの安定感
435 :
吾輩は名無しである :01/12/18 01:43
辻や龍と比較してもらえるなんて、阿部ったら大物になったね。 まだ芥川賞取ってないのに、大先輩のお二人と肩を並べられるなんて。
毎度思うんだが、なんでこんなところで「作家が来てる」なんて思い込みをする
のか分からん…。
>>411 >外部というか世間に強引に接続させようとしている。僕は「接続」じゃなくて、
>「隣接」のほうが有効のような気がするんだけどね、実は。
この考え方はいいと思う。俺は阿部の「接続」があまりに世間のモノや資料に
頼ったものになってきているような気がして、ちょっと…だな。いろいろな
方向にシナプス接合しちゃったら、興奮が反転して単に神経質な引き攣りに
なりかねないしね。
437 :
吾輩は名無しである :01/12/18 08:53
接続でも隣接でもいいが、「繋がりを持とうとしているように見える」という言葉ではダメなのか? 興奮が反転して単に神経質な引き攣りになりかねないって、どういう意味? 白けて固まっちゃうってこと? このスレ、両極端だね。 評論家みたいに小難しい言葉を並べて批評してる人と、 チャカしてる人と。
「接続」と「隣接」は似ているようだけど、すごく違うよ。「接続」の場合は、
「繋がりを持とうとしている」というよりも、互いに栄養分を供給しあって、
悪く言えば馴れ合い、中心をぼやかしてしまうことがある。だから
>>436 の「興奮が
・・・」という比喩は的確かもしれない。中心を不在化させるための「接続」って
いうとかっこいいけど、阿部の場合は安易に他のメディアとつながって喜んでいるだ
け、というようにしか見えないから。まあ、完成してみないとわからないけど。
まさかフルクサスを気取っているわけでもあるまいし。そもそも写真とテキストって
すっごく相性がいいんだよ。平面だし、複製可能というか、複製を前提にしたものだ
し。そんなこといまさらやってもね。結局は中心のようなものが拡大するだけ。
写真とテキストの関係のありかたについて実験的なことを行うっていうんならわかるけどね。
HP見てる限り、そういう感じはしないな。コラボレーション、つうのかな? しゃぶいね。
「隣接」の場合は互いに切断されている(ように見せかけているんだけど。本当の
切断ってのは難しいから)けれども、重力を及ぼしあったり、意味付けあったり
すると。たとえばね。だからといって、隣接しあうもの同士があらかじめ自立を
保証されているかっていうと、また違うんだろうけどさ。
>このスレ、両極端だね。
>評論家みたいに小難しい言葉を並べて批評してる人と、
>チャカしてる人と。
批評している人とチャカしている人が同じだったりして。
>>438 とかを読むと、阿部に対する過剰な期待って指摘がやっぱ当たってるように思えるな。
写真とテキストがどうのこうのって、シンセミアのこと言ってるんだろうけど、
あれって元々はアサヒグラフっつうグラフ誌で連載してたから写真と組み合わせてるだけだろ。
いまさら写真とコラボレートしてる程度のことに過剰な意味を読み取ろうとして、なんにもないって
言って嘲笑ってみせてるんだろうけど、それってなんかオメデタイよ(w
そもそもそんなふうに論ずるに価する作家なんかねえ、阿部なんて。
いいじゃん、J文学ってことでさ。
「実験的なことを行うっていうんならわかるけどね」とか平然と書かれちゃうと、
オジサン苦笑しちゃうよ
440 :
吾輩は名無しである :01/12/19 21:03
>>439 せっかくいいこと言ってるんだからageるべき。
441 :
吾輩は名無しである :01/12/19 21:21
平野の連載も写真とのコラボレートといえるのか? 片岡義男の、昔の角川文庫のやつ(オートバイとかハワイ物)もそうなのか?
442 :
吾輩は名無しである :01/12/19 21:31
ところで写真の相川って人 人相が凄いね 変態ラーメンマン・・・
>>439 ま、たしかにね。それもそうだ。反省します。
期待つうか、あのアホ面見てるとからみたくなるんだよ。阿部もそうだし、
ああいうのをありがたがっているアフォどもに対してね。
>>438 439に禿同。
馬鹿が馬鹿やってるんだから、いくらつっこんでも馬鹿汁しか出てこない
よ。ウ、クサー!! そんなに馬鹿汁好きか? 馬糞小屋って知りながら
扉をわざわざ開いて、「くせえ」って顔しかめているようなものだ。
445 :
吾輩は名無しである :01/12/19 22:40
批判するなら具体的なこと書きましょうね
お、お、き、な、お、せ、わ!
447 :
吾輩は名無しである :01/12/20 00:07
阿部ちゃん、ドストエフスキー読んでるよ。 保坂との対談で興奮気味に語ってた。
っていうかSIGHTで座談会みたいなのがあって 話題になってたね。 無視される阿部がかわいそうだ、みたいな事言ってるバカがいた。
449 :
吾輩は名無しである :01/12/20 00:16
>>447 で、ちゃんと登場人物の名前は全部覚えられているのか?
ロシア人の名前を一字も間違えずに覚えるのは難しいぞ。
450 :
吾輩は名無しである :01/12/20 00:37
>>447 ってゆーか作家なら誰でもドストエフスキーくらい
一応一度は読んでるでしょ、普通。
ひゅうるり〜 ひゅうるり〜らら〜 じさく、じえんの、風がふく〜
452 :
吾輩は名無しである :01/12/20 12:33
憎悪剥き出しの虚しい自作自演は見てて心臓を包丁で突かれた気分だ。 阿部和重という作家のスペックが前景化した反動の顕れと見てよい。
453 :
吾輩は名無しである :01/12/20 12:45
シンセミア連載開始よりはや2年以上が過ぎた 誰か読んでる人もう終わりそうかい? まだ終わんないんだったらその間に前にも似たようなレスあったが はよ「プラッチック」と「20せーき」出せや!
454 :
吾輩は名無しである :01/12/20 17:19
>阿部和重という作家のスペックが前景化した反動の顕れと見てよい。 あのう、意味がよくわからないのですが・・・
「アブストラクトなゆーわく」読んだけど、つまらん。 ananに連載されていたとはいえ、薄っぺらすぎる。 装丁もヘボイです。
ひゅうるり〜 ひゅうるり〜らら〜 じさく、じえんと、アフォのage〜
>450
叩かれるとは思わなかった。ちなみに俺は
>>340 にレスしたのね。
作家なら誰でもってアンタ、作家をやや神聖化してるね。
現実を見ずに思いこみで語っちゃダメだよ!
458 :
吾輩は名無しである :01/12/21 00:29
450だけど、別に叩いたつもりはないのだけど。。。 それに作家を神聖化してもいないよ。 ただドストエフスキーってかなり有名だから読んでると思っただけで、 充分に現実は見ているつもりですが。。。 これも別に煽りじゃないから、一応念のため。
なんかこう、魂というか、気合が入っていないヤラセレスが続くのう・・・なぜじゃ? 無理して揚げとらんか?
見てみぬフリする親ごころ!
クズ臭い。このスレ。
阿部ちゃん、僕嬉しいよ、批評空間アーカイヴで たくさんのインテリに混じって阿部ちゃんの名前があるなんて・・・ 阿部ちゃん山形さ出てきてよかっただべさなあ・・・
このスレも順調に育っているね。うんうん。 ところで、おれ以上の若手批評家っている?
>>463 は騙り。ま、いいけど。だれかネタないの? シンセミア以外でどっかに書いたりして
るの?
対談・・・ネタかな? なんとかトリッパー(朝日だっけ?)は出たのかな。 本屋に見当たらないが。
>>465 ずいぶん昔に、確か「群像」ではなかったかな。
そんなの読めないなあ。学生でもなければ。
469 :
吾輩は名無しである :01/12/27 08:01
470 :
吾輩は名無しである :01/12/27 17:42
インディビジュアル・プロジェクションの文庫版の表紙の下着になってる女の子って誰ですか? ↑の小説面白かったって人いますか?いねえよなぁ?
471 :
吾輩は名無しである :01/12/27 17:57
実際、阿部って風景を描写すること出来るのかなあ。 山とか海とか川とか。別に出来るから偉いってわけでもないけど、 小説の主人公が雪山で朝日が昇るのを見て感動しなくてはならないような場面があったとして、 きちんと書けるかどうか・・・。 渋谷のどこそこの店で工房と一触即発とかなら書けるのだろうけど、 もう三十越えていつまでもそんなことばっか書いてるわけにもいかないだろうし。 >470 それがこのスレにはいるんだよ、多分だけど。 俺は違うけどね。
472 :
吾輩は名無しである :01/12/27 18:02
>>471 >小説の主人公が雪山で朝日が昇るのを見て感動しなくてはならないような場面
阿部はそれを批判してますよ
473 :
吾輩は名無しである :01/12/27 18:07
ってこんなこと書くと、今時雪山で朝日見て感動するような小説?(ワラ とか言われそうだな・・・。 まあいいか。
474 :
吾輩は名無しである :01/12/27 18:07
やっぱり言われたか。 ちょっと遅かった。
475 :
吾輩は名無しである :01/12/28 00:12
476 :
bububu :01/12/28 00:25
天皇制の書き方でスガ秀実に突っ込まれてますね。
477 :
吾輩は名無しである :01/12/28 00:51
>>476 今「週間読書人」読めないんだよ!
詳細プリーズ!
>>472 >阿部はそれを批判してますよ
へえ、どんなふうに? 引用とかあったらすまぬが教えてください。
479 :
吾輩は名無しである :02/01/01 23:02
東スレにならって、こっちの唾スレも新年晒し揚げ。和ちゃんは地元に凱旋厨かな?
480 :
つまり、こういうことだ :02/01/02 19:31
(x^2)/(x^4+5*x^2+6) = (x^2)/(x^2+2)-(x^2)/(x^2+3) =1/(x^2+3) - 1/(x^2+2) それぞれについてx=√3tant x=√2tantとして置換積分 ∫[0,k]1/{(x/√3)^2+1}dx=√3∫[0,α]dt @ αはk=√3tanαとなるもの ∫[0,k]1/{(x/√2)^2+1}dx=√2∫[0,β]dt A βはk=√2tanβとなるもの @-A は √3α-√2β=(√3-√2)α+√2(α-β) k→∞の時 α→βなので √2(α-β)→0 α→π/2なので (√3-√2)α→(√3-√2)π/2 よって∫[0,∞](x^2)/(x^4+5*x^2+6) dx = アホ阿部
481 :
吾輩は名無しである :02/01/02 19:49
そろそろ蓮実柄谷お墨付きの効用も薄れてきたし 頑張って欲しいんだけどお どうなのお
482 :
吾輩は名無しである :02/01/02 20:48
「シンセミア」が連載されているという(まだ誰も見たものはいない)、 「小説トリッパー」は休刊? 最新号はいつ出たんだ? 速攻で売りきれたのか?
483 :
500get :02/01/03 00:45
さて、気づいたらすでに100ゲットされている。 どうしたものだろうか。 私はこのスレの100をすごくゲットしたかったのだが。 まあ、いいだろう。ここはひとつ500でもゲットしとくか。 ……いや、待てよ。 500をゲットしたつもりが、実は499だった、ということはないだろうか。 ……十分ありえることだ。今、この瞬間にも、いろんな人がゲットしているのだ。 みんなの動きを読むんだ。みんなの行動を予測して、ゲット! いや、ゲッツ! ……いくぞ! 501ゲッツ!
484 :
吾輩は名無しである :02/01/03 02:46
>>483 あぁ・・・それで? ヴァカはこのスレ来ないでね。頼むから。
485 :
吾輩は名無しである :02/01/03 07:39
バカはこのスレこないでねというが、そういう君はどうなのか、 阿部と阿部の作品と阿部ファンには同質のものを感じる今日この頃。
486 :
吾輩は名無しである :02/01/03 08:35
今更マジレス やっぱり「ニッポニアニッポン」で鴇を殺すべきだったようだね・・・ 阿部は天皇と言うテーマを書きにくい状況に異をとなえるつもりで書いたと言ってたが それだったらやっぱり弱いよこの作品 作品が弱い理由 @天皇批判したって今時誰も怒らないし右翼も勿論無視してくれる Aしかも「鴇」という隠喩に頼っている為「テーマ」優先の作品としては弱くなっている Bしかも殺すの失敗してるから更に弱くなっている というの前スレでレスしたのと一緒だけどもう一回レス 今日久々に早起きしたのでその記念にね・・・
487 :
吾輩は名無しである :02/01/03 09:16
トキを殺したらまずいでしょ、やっぱり。 もし殺したら、文豪平野の作品で日蝕が起こるのと同じじゃん。
488 :
吾輩は名無しである :02/01/03 18:57
鴇殺し云々が問題になるってことは、その前段の部分がいかんってことなのでしょうね。
489 :
チェキナ名無しさん :02/01/03 19:06
>ヴァカはこのスレ来ないでね 藁
文学のことはわかりませんが引き篭もり厨房としては、 引き篭もりの描きかたが変というか間違っていると 思いました。頭で想像した引き篭もりといった感じで 実際の引き篭もりとは非なるものでした。少なくとも その点においては失敗しているといわざるを得ません。
>>490 煽り?マジだったら別に阿部はリアルな引きこもりなんか最初っから書こうとしてないからね
ところで今月の批評空間でスガが『ニッポニア』今ひとつっぽい発言してましたね
国家に対する戦争じゃなくて永久革命的な云々みたいな
で無駄な叙述が延々と続く『シンセミア』のほうに期待みたいな
ドカーン!な感じじゃなくて持続する強度っつーんすか?
毛沢東的なみたいな
つーか時間無くて駆け足で立ち読みしたので忘れたの〜
492 :
吾輩は名無しである :02/01/03 21:59
かってにうらなった エラの張った四角い顔をして人を見る目が厳しいく自分に好都合の人を 選ぶのがうまく閥を作り易いのです。芸事の名人で踊りや楽器演奏、 話術が巧みでサービス精神旺盛です。親子関係は争いが多いのに仲良く 血族意識が強いのです。神経が細かく直感力が鋭く偏屈強情な直情型で す。頭はよいが金運が弱く配偶者や実子との縁も薄く病難周囲にあるで しょう。年長者の沢山いる職場や仕事につくと能力発揮します。武将運 があり戦時下で活躍し平和時は教育者や指導者として活躍するでしょう。 親と同居中はわがままで毒舌、金づかいが荒く独立すると経済観念が でき結婚運も良くなりますが蓄財運が弱く夫婦危機が常にあります。 直感力に富み頭良く頭脳明晰で小さなことによく気がつきリーダーの 地位を好みますが策におぼれやすく短慮で信用や社会的地位失うことが あります。やや神経質な面があり人によっては短気な人も多く、一度失敗 すると、いらいらして、次から次へと損失に向かう凶運となります。けして 短気を起こさずすすめば吉となります。健康面では、胃潰瘍、脳、貧血などに 注意。開運法は、失敗したら慌てず冷静になってその原因を調べ対処することです。 (阿部和重)
493 :
吾輩は名無しである :02/01/03 23:00
策におぼれやすく短慮で.... ataterukamo
494 :
吾輩は名無しである :02/01/03 23:15
488の言うように鴇を殺すべきか否かなどという問題は、 それまでの展開の説得力がないか、486が読めてないか、観点がズレているだけのこと。 486は「しかも」と言うが、例え話は認識を要請するという意味で意味がある。
>>494 鴇を殺すべきかどうかを問題になどしていませんよ
阿部のこの作品を書いた目的意識をそのまま受け取るならば
明らかに失敗してるし弱いでしょ?
だからもっと強くせいよ、という意味で一例を上げたまでの事だよ
一例を挙げたまでというけど「殺すべきだったようだ」と書いてるからなぁ。 明らかに失敗という意味が判らん。私は別に成功していると強いて主張しようとも思わんけど。 あと、例え話ゆえに弱いという意味も、計画が失敗しているから弱いという意味も、 結局、例え話をすることの意味を、あなたが判ってないからだと思うんだけど、どう?
497 :
吾輩は名無しである :02/01/04 00:27
ここのひとたち さすがに阿部ファンらしくていいな ものの見方が図式的なところとか
>ものの見方が図式的なところとか そうかも(笑) そんな図式的なところがかえって魅力なのかな。 ミニマリズムのおセンチな作品には、いいかげん飽きてきた。 阿部の今後の活躍に期待したい。
499 :
吾輩は名無しである :02/01/04 18:19
>>498 >そんな図式的なところがかえって魅力なのかな。
それは言えるかもね。批評家やらと接続していることをがたがた批判されているけど、
そういう小説家が一人くらいいてもいいだろう。考えるきっかけや素材になるしな。
辻とか村上みたいな小説ばかりでも、つまらん。頑張れ、阿部。
で、「小説トリッパー」は出たのか? 誰か「シンセミア」を読んだ人はいないのか?
うー、ぐるぐる。
っとついでに500糞でおこう。こいつは春から縁起がいいや。
501 :
吾輩は名無しである :02/01/04 18:23
>ミニマリズムのおセンチな作品には、いいかげん飽きてきた。 でもそこが魅力のような。基本的には浪花節。精子臭いし。 キャラのずっこげぶりも魅力・・・ふうむ、キャラねえ。 キャラ書くの上手だな、阿部は。そういえば。
ミニマリズムってどういう意味で言ってるの??
503 :
吾輩は名無しである :02/01/05 02:38
ミニマリズム=ミヂカな話なのかな?
504 :
吾輩は名無しである :02/01/05 18:34
どう読んでも阿部の作品はミニマリズムとは遠いような気がするけど。 キャラ萌えは同意するが。 女の子の書き方はへたくそだけどね。「ニッポニア」でもさ。 なんであんなにへたっぴーなんだろう・・・それとも上手である必要はないと 考えているのかも。
505 :
490ですが :02/01/05 20:18
>>491 >別に阿部はリアルな引きこもりなんか最初っから書こうとしてないからね
わざわざデタラメな引き篭もりを書く必然性があったのでしょうか。
私は単に筆力と想像力の欠如からナンセンスなヒッキーが出来上がった、
と解釈しています。
>>504 >それとも上手である必要はないと考えているのかも。
……なワケないと思いますけど。自覚的にへたっぴーな筆致にした
というより、単純にヘタクソなだけだと思いますけど。
506 :
吾輩は名無しである :02/01/05 21:55
>単純にヘタクソなだけだと思いますけど。 やっぱそうかな。男書くのはじょーずだけどな。「ニッポア」はみょーに 主人公の内面を「描こう」としてコケたんじゃないかな。なんか、島田雅彦 にとっての「彼岸先生」みたいな位置付けになるかもしれないな、あの作品。 「あれが売れてればねえー、阿部もねえ」ってことに。
507 :
吾輩は名無しである :02/01/05 21:58
>単純にヘタクソなだけだと思いますけど。 やっぱそうかな。男書くのはじょーずだけどな。 「ニッポア」ではみょーに主人公の内面を「叙述」しようとしてコケタ ような気がする。「記述」じゃなくて。いや、定義云々の煽り勘弁ね。 適当に思いついただけ、俺は厨だから。 島田雅彦にとっての「彼岸先生」みたいになるかもな、「ニッポア」が。 「あれが売れてれば、成功してれば阿部もねえ・・・」ってさ。
508 :
吾輩は名無しである :02/01/05 21:59
>単純にヘタクソなだけだと思いますけど。 やっぱそうかな。男書くのはじょーずだけどな。 「ニッポア」ではみょーに主人公の内面を「叙述」しようとしてコケタ ような気がする。「記述」じゃなくて。いや、定義云々の煽り勘弁ね。 適当に思いついただけ、俺は厨だから。 島田雅彦にとっての「彼岸先生」みたいになるかもな、「ニッポア」が。 「あれが売れてれば、成功してれば阿部もねえ・・・」ってさ。
あー、皆さんすまんすまん。ちょっとエクスプローラーの調子が悪いみたいで。 「あれ? 書きこめないなあ」ってやってたらみょーなことになってしまった。 ごめんなさい(超鬱
510 :
吾輩は名無しである :02/01/05 22:46
だから「シンセミア」だって! その前に「プラッチック」と「20セーキ」も欲しいけど とりあえず「シンセミア」! 批評空間でのスガが言うように無駄に長くて意味無いのが良いんだけど でも早く終わっとくれ〜 でも無駄に長く続いてくれ〜
>>510 だから「小説トリッパー」が見当たらないんだよ!
どーゆー文体なの? 奇特な人がいたらちょっとコピペしてくれませんか?
3行くらいでいいから。
「シンセミア」のHPあるよ。
513 :
吾輩は名無しである :02/01/05 23:54
>>512 いや、HPは知ってるけど・・・って、なんだ、掲載分をまるごとダウン
ロードできるのか!
知らなかった。でもちょっと不親切だよな。わかりにくいよ。俺のトンチキさを
差し引いてもな。
>「アサヒグラフ」に掲載された一三回分(四〇〇枚近く)を初出時のレイアウトで公開、写真をクリックすると、
>掲載
って冒頭に書いてあるけど、ぜんぜん目立たない。気づかない人も多いと思うなあ。
ちなみにダウンロード先は
↓
http://door.garage.co.jp/span/sin_semillas/download.htm ちらっと読んだ限りでは・・・文体荒れてない? 校正してるのか、ちゃんと。
でもまあよかった。これで話題についていける。つうことで、揚げましょう。
たしかに文章酷いな・・・あーぁ。きちんと書きなおしながらやってるとは思えない。 そのヤンチャぶりが魅力かぁ(藁
515 :
吾輩は名無しである :02/01/06 13:46
添削してみて
>>515 くだくだしくなるから一個だけ。本編冒頭部分。
「誰の意図かといえば、リンゴやモモや洋ナシを育てているオジサン
オバサンたちなのだ。」
この文章、おかしくないかな。意味通じる?
「オバサンたちなのだ」の「な」は不要じゃない?
「誰の意図かと言えば(中略)オバサンたちのだ」が適当だと思うけどね。
リズムを重んじると、「オバサンたちのなのだ」になるかもしれないけど・・・
いやあ、これでも破格すぎるな。何を言っているのかよくわからない。
ちと悪文がきつうございませんか?
昔はもっと鋭かったような気がするけどな、阿部の文章は。わざとかも
しれないけどね・・・とフォローしておく。
あー、ごめん、「誰の意図かといえば」じゃなくて、正確には「誰の 意図なのかといえば」でした。 俺のアクロバットリーダー、コピペできないもんで。金払ってないから。
イタイね、阿部ちゃん…
519 :
吾輩は名無しである :02/01/07 23:46
こりゃまじに芥川賞は無理っぽい。素人に思いっきり校正されてやんの。 てか受賞したら選考委員大藁され。担当編集者もヴォケ。朝日だから仕方がないか。 それとも新しい日本語づくり? がむばって書きなおしてね、阿部ちゃん。
いじめるなよー、ぽかぽか
521 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:12
そんなことより、 阿部を落とした都知事の新作読んだか? 女にふられたストーカー青年が インターネットでスタンガンやケミカルメス買って、って ヲイ! ニッポニアをパクるなよ! しかも文章スカスカやん。 西村兇太郎か山村ミサなみ、ひどい。
522 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:14
>>519 朝日から出版しても芥川賞もらえんのか? ありえないよねー
もしかしてもうすでにあきらめているのか、阿部ちゃんは?
出版社選べよなー
523 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:17
鼻糞慎太郎か。
524 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:17
読んでない。単行本?それとも雑誌? しかし、それはともかくとして、 西村先生は文壇の天皇ですので引き合いには出さないようにお気をつけください。
525 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:20
526 :
あやしいぞ! :02/01/08 00:21
なんか「誰か」が必死になってageてるような気がするなー… スレ違いの話題で…
『ブラックリング』か……
528 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:23
529 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:29
まさか…
530 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:30
でしょうね…読まれたくないんだね、あのレスを…
531 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:32
521〜525は「あいつ」だな。このスレにあんなにカキコが連続するはず がない、しかも別ネタで。天皇云々で強引に絡めているが・…
532 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:37
都知事って天然?
533 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:38
コピペです。以下、阿部ちゃんの「シンセミア」の文章に難癖つけたレス
です。このレスを読まれたくない「誰か」がいるようです。削除依頼出せば〜
515 :吾輩は名無しである :02/01/06 13:46
添削してみて
516 :吾輩は名無しである :02/01/06 14:08
>>515 くだくだしくなるから一個だけ。本編冒頭部分。
「誰の意図かといえば、リンゴやモモや洋ナシを育てているオジサン
オバサンたちなのだ。」
この文章、おかしくないかな。意味通じる?
「オバサンたちなのだ」の「な」は不要じゃない?
「誰の意図かと言えば(中略)オバサンたちのだ」が適当だと思うけどね。
リズムを重んじると、「オバサンたちのなのだ」になるかもしれないけど・・・
いやあ、これでも破格すぎるな。何を言っているのかよくわからない。
ちと悪文がきつうございませんか?
昔はもっと鋭かったような気がするけどな、阿部の文章は。わざとかも
しれないけどね・・・とフォローしておく。
>>533 ベツにケチつけるとこじゃないじゃん。
……なのだ。ってのはバカボンのパパの口癖さ。
きっと阿部は赤塚不二夫マンセーなのだ。
>>516 少なくともなんかしっくりしない書き方だね。
しかし都知事はさらにひどいな……。
まともに齢を重ねているとは思えん。ちょっと笑ったけど。
あんなんで作家志望者が増えたりしたら罪だなぁ。
536 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:48
>>535 都知事ネタは苦しいよ〜(藁
しっくりしないというか、思いっきり間違ってるよ。誰も気づかなかった
のかなあ。他にもイパーイありそうだなあ。なんか「シンセミア」を
ダウンロードして読むのがイヤンなりそう。読むけどさ。
阿部ファンだから、あえて苦言を呈す!! しっかりしろ!!!!!!
冒頭からあれじゃあ、いかんでしょ、いくらなんでも。 頼むぜ、阿部!
538 :
吾輩は名無しである :02/01/08 00:55
都知事になんて誰も期待してないから、 あれでいいんだよ、わかりやすい老害じゃないか。 阿部にはみんな期待してるから厳しくなる。 愛のムチなんだよ、そこらへんわかってね、アベッチ!
539 :
吾輩は名無しである :02/01/08 01:02
うまいこと擦り抜けられたみたい。
540 :
吾輩は名無しである :02/01/08 01:02
541 :
吾輩は名無しである :02/01/08 01:03
542 :
吾輩は名無しである :02/01/08 01:09
543 :
吾輩は名無しである :02/01/08 01:14
>>542 第二弾はつまらん。一回だけのネタ。
読んでみるよ。面白そうな評論HPだな。さて。
544 :
吾輩は名無しである :02/01/08 01:25
>>542 けっこう腰が入っている評論だな。「カイエ」系なのね?
じっくり読んでみて、またカキコする。
少なくとも阿部の作品は「小説とはどのようにあり得るのか、どのよう
にあり得ないのか?」という命題を読む側に喚起させられるという意味
においてだけでも貴重だ。
平易な構造を持ちながら、幾通りもの読み方があるのではないかという
幻影を抱かせ得ているだけでも大したもんだと思う。これ「ニッポニア」
に関して。
あぁ…またコムズカシイ話になってきた…
546 :
吾輩は名無しである :02/01/08 15:48
永遠のスパイラルに突入。
547 :
吾輩は名無しである :02/01/09 20:09
あああああ つまんなすぎてIP読み進められねえ もう読み終わらなくてもいいですか?
548 :
吾輩は名無しである :02/01/09 20:12
俺も1週間かかった。 読みながら何時の間にかご就寝。。
549 :
吾輩は名無しである :02/01/09 20:37
阿部の作品も、阿部スレの一部も小難しくないことを小難しく言っている だけなんだよ。 思想書読み始めた、大学一年生臭がする。 抽象的なことを、抽象的に言うことが、知的なのかね。 あと、作品の構造はいいとしても、例えばその設計図を他の作家に渡せば もっとちゃんと書けるとも思う。 おなじ脚本を渡したとしても、ゴダールと井筒じゃあ、出来上がる 映画は違うだろ。阿部には映画を撮る才能がない。 その設計図も、お仲間からのパクリナラ、阿部にあるのは、友達を作る才能か。 自分でその構造を考えられる、力が本当にあるのなら、なんであんなに 批評している文章がスカスカなんだ。 そこラ変が、どうも2流くさいよ。 こんなこと書くと、まあ、若手で期待できるのは、とかいって、本当に才能ある奴が 出てきたらどうすんだ。
↑キビシー
551 :
吾輩は名無しである :02/01/09 21:35
>あと、作品の構造はいいとしても、例えばその設計図を他の作家に渡せば >もっとちゃんと書けるとも思う。 でもその設計図自体を考えるのが阿部のお仕事なんだから 他の作家に渡せばってのは違うんじゃないの? >力が本当にあるのなら、なんであんなに >批評している文章がスカスカなんだ。 それは別に良いんじゃないの? じゃあたとえばどういうのがスカスカじゃない文章ってわけ? 形容詞いっぱい使うとかアフォリズムとか?メタファーとかの事かなあ?
552 :
吾輩は名無しである :02/01/09 21:36
↑
書き忘れたけど
>>549 に対してのレスですからね
551よ 冷静な振りして。 結構、頭にきてんな(笑) >じゃあたとえばどういうのがスカスカじゃない文章ってわけ? 形容詞いっぱい使うとかアフォリズムとか?メタファーとかの事かなあ? そういう意味で、言っていないことは、明らかジャン。 疑問系でおびき出して、たたいてやろうという魂胆が見えみえですよ。 言葉はもっと上手に使おうね。
↑こりゃまたキビシー
555 :
吾輩は名無しである :02/01/09 23:07
>>552 >冷静な振りして。
>結構、頭にきてんな(笑)
あのお・・・このスレにカキコしたの何百番かぶりなんだけど
何でその俺が頭にこないとイケナイの?(藁
>疑問系でおびき出して
だって疑問に思った事を聞いてるんだから「疑問形」に決まってるジャン(W
じゃあアナタは
>>549 と同一人物か違う人か知らないけど
とにかく@スカスカじゃない文章ってどんなのだと思いますか?
>そういう意味で、言っていないことは、明らかジャン。
Aじゃあそれがどういう意味ですか
@とAについてちゃんと答えてくださいね(超期待!!)
↑チョトイターイ
557 :
吾輩は名無しである :02/01/09 23:36
551はなにをそんなに必死になってるの? ただの煽りに。
558 :
吾輩は名無しである :02/01/09 23:38
阿部本人でもあるまいになにをむきになってんのかね。
559 :
吾輩は名無しである :02/01/09 23:44
このまま放っておいたら今夜寝れないだろうね。
560 :
吾輩は名無しである :02/01/10 00:06
ああそうですか・・・ じゃあやめますね、まあその指摘は正しいですね、確かに ところであなたもムキになって自作自演を止めてね!バレバレですよ! それではオヤスミ!
561 :
吾輩は名無しである :02/01/10 00:34
なかよくしなさい!
562 :
一通り読んで :02/01/10 08:15
そもそも、板も、小説も自作自演だろうに。バレバレだろうがなかろうが、 他人がよんで、楽しめればいいと思う。文学として、真に他者に読むべきものに 阿部の作品はなっているのか、という皮肉を書き込み方を含めて 遠まわしにしてたまじレスじゃない。 自作自演だとしたら、あからさまに、やってるんだから。 嘘の中のまこと、フィクションの中のリアル、そういう面で読者を戦慄させる 文学者としての知性が阿部氏には足りねえぞと、行間で言ってるのに。 現実に対してバレバレですよ、構造はこうですよ、とか指摘するのはいいけど、現実を追い詰める力、 読者に態度の変更を迫ってしまうような本当の知性が足りない。 阿部は、バレバレですよといって得意になってるだけじゃないのか、といわれてるのにな。 読者の感想で、「君が言うことはだいたいわかったけど、それでどうしたの、だからな に」が一番多いのだろ。 そのまじレスには向き合わないで、言葉の瑣末なところをあげつらって、自分の有利な フィールドに引き込み、相手を倒し、自分の有能さを誇ろうとしているところが、阿部氏 と551氏に共通の、人間的に未熟で、センスや上面の知性だけを至上とする気質だと思われる。 関係や葛藤を根底から考え、人間はなにを求めなにを愛し如何なる物か。そういう誠実な 思考が感じられないから、思想書読み始めた大学一年生臭がすると皮肉られる。 ニッポニアでは、そういう風に書いたらしいが、うそ臭いね、読者を説得しきれてないんだから。551はまるで阿へみたいだけどIPみたいに転移がお得意なのかな。阿部は俺だみたいな。本人でもないのに。 長文失礼
すまん阿部に対する不満が、少し551氏に向けられた、 551氏に罪はない。失礼した。阿部と551氏があまりにも同化してるように 思われたので。 私も阿部に日ごろ感じてるものがあったので。
564 :
吾輩は名無しである :02/01/10 15:41
>>563 どうせ煽りだろうからマジレスしないけど、普通に頭悪いですよ
「行間」とか言わないでね
565 :
吾輩は名無しである :02/01/10 16:15
↑ナンダカンダ言って煽り返してますね、この人。 もう、いいじゃん。なかよくしなよ。
1 今、ぼくは気づいた 目の前 はるか広がる 青い空に 朝日をあびて 開く花のように ぼくのなかで 何かが始まる いつかこんな日がくるのを ずっと待ってた気がするよ ♪ 手をのばしてつかめ 足をあげて おどれ 顔あわせ見かわすよ 目と目を 君とぼく 2、ほとばしる白いミルク 君のもとへ届けよう 卵のぬくもり ミミズが土を耕し 光と雨が野菜を根づかせる みんな活かし活かされ 仲良しだけの世界さ ♪ くりかえし 3、世界の友よ 集え 楽園の文字ひるがえる旗のもとへ 心と心つなぐ にじのかけ橋わたって この村へ きらめく夏の祭典 楽しいだけの世界さ ♪ くりかえし 高らかに歌え 風をきって走れ かた組んで とび出すよ はれはれの世界へ ラララ・・・・・
567 :
仙介 ◆8tvVTlCU :02/01/10 20:40
今日、友人に薦められて「ニッポニア・ニッポン」を読んだ。阿部作品を読むの初めて(厨房)。 阿部自身がこの作品についてなにを言ってるかは知らなかったし、鴇が天皇だとは特に思わなかった。 ひきこもりにはいろいろな形があるわけだから、あの描き方が駄目だというわけでもない。 物語の流れは純粋に面白かったと思う。「流れは」だけど。 要求としては、妄想を書くなら一人称に徹底してほしかったということ。 それと、中学時代からゆっくりと編年体で書いて欲しかった。 妄想日記が読み上げられるシーンをメインにして欲しいくらい。鴇殺しよりそっちに魅かれた。 なにより、阿部自身、書いてる途中に飽きちゃったんじゃないかと思う。 鴇殺しをさんざん引っ張っておいて、結局かなりしょぼい描写で終わってる。 女の子も、二人とも設定は萌えなんだけど、これまた描写(つーか、台詞)がしょぼい。 妄想を書くのは得意そうなのに、ニッポニアは三人称だから深く感情移入できないし。 細かいところで言うと、親のバリバリ田舎弁が泣ける。悪い意味で。 悪戯電話の主も不明だし、鴇関係の説明も鬱陶しい(それがメインなのかもしれないけど)。 政治思想小説と心理小説に下手な具合に分かれちゃって、面白みが半減しているように思えた。 まぁ、政治思想小説とは思わなかったけどさ。私の読みが浅かっただけだが。 つか、読んだ瞬間はなかなか面白いと思ったけど、いつのまにか批判ばかりになってるし(w きっとそういう小説なの、かな?
568 :
吾輩は名無しである :02/01/10 23:11
>>525 ちょっとあまりにも酷すぎる
都知事って福田とかの戦略的な奴じゃなくて他に誰が褒めてるの?
そういえば山田詠美が褒めてたような気が・・・
569 :
吾輩は名無しである :02/01/10 23:32
>>568 阿部となんか関係あるの? 他のスレでも似てるどうのこうのって
カキコがあったけど。そういえば。
570 :
吾輩は名無しである :02/01/11 00:45
何かこのスレじゃ「ニッポニア」の評判が悪いようですが 俺は何となく「シンセミア」とのバランスをとったのだと思う 「シンセミア」は近年糸圭がベケットとかの文脈で批評してるけど でまたその路線で「批評空間」にも「ニッポ」と「シン」についても書いてたけど やっぱりジャンクなのをずうっと書いていてとてもシンドかったのでしょう それであんな隠喩的なものを書いたんだと思う どっちも「インディヴジュアル」以前の作品の構造で色々する系のとは違うけど 過剰さが大事なのは同じだから、一方だけだと飽きやすいのでしょう だから両極端なものを同時にやったのだろうと思う ところで正直「トライアングルス」と「無常の世界」と「ミナゴロシ」があんまりよく分からんのですが 誰か解説していただければこれ幸い
571 :
吾輩は名無しである :02/01/11 01:02
正直もう批評とか構造とかはいいから、 一気に読み通せる面白い小説を書いてくれないかな。 っていうか語彙が変。情意っていまどき。 アメリカの夜のときはテレヴィってヒラノみたいに書いてたし。
572 :
吾輩は名無しである :02/01/11 01:04
>>570 >だから両極端なものを同時にやったのだろうと思う
>やっぱりジャンクなのをずうっと書いていてとてもシンドかったのでしょう
>それであんな隠喩的なものを書いたんだと思う
両極端? 「シンセミア」と「ニッポニア」が? もう少し詳しく
解説してください。煽りにあらず。
573 :
吾輩は名無しである :02/01/11 01:14
小説を好きで書いているのかどうかよくわからないところがまた魅力 なのかもしれない阿部の。好きじゃなきゃ書けないだろうし、かといって 「うはうは」喜んで書いているようにも見えないし不思議なやつだ。
574 :
吾輩は名無しである :02/01/11 04:27
今『ニッポニアニッポン』読み終わりました。 鴇に精子ぶっかけりゃいいなぁ、と思ったな。 歌舞伎町の雑居ビルの階段で、 ちんぽ丸出しにして勃起させながら 射精せずに萎えてしまい、階段を上って屋上に出て、 高曇りの空を観てるような、 そんな小説であった 今からラーメンを喰うよ
575 :
吾輩は名無しである :02/01/11 10:53
でもやっぱ、かなり好意的によんでやらないと、たいしたことねえんだよな。
576 :
俺も自作自演と呼ばれるかもしれないが :02/01/11 11:46
数日来てない間にかなり進んだな。 549氏(でいいのかな、以後同一人物なんだろ)と551氏の煽りあいを 読んでいて感じたのだが、なんか二人は同レベルで、同じ症例が見られるよな、 根拠なく自分の解釈は正しいと思ってて、意見も戦わせず、相手の主張してることにも 耳も傾けず、揚げ足とって根拠なくあんたバカですね、と決め付けあってるんだから。 549氏よ、君の言うことは、551氏や阿部だけでなく、自分自身にもあてはまってないか。 551氏よ、まあ、煽りに反応するということは、認めたくはないが無意識のうちに気にしている ことを指摘されたってことだからだと思う。私自身のことを省みていうと、そういうときには、 相手の言ってることを、なに言ってるんだこいつはとかいって、わざとつうじてない振りを したり、何が何でも自分が勝とうとするからね。あの時あいつの言ってたことは一理あるな なんて、一年ぐらいたって思ったりする。 549氏と551氏の感情的にならない意見の交換を読んでみたいのだけれどね。 うまくいえないけど、なんか核心に論が展開していきそうな気がするのだが。 それとも蒸し返すべきじゃないかな。俺こそ自作自演と呼ばれるか。 スレが、ここ最近とは違う流れになりそうだったので、残念な気がするのだが。 極端な話、ここでは仲間意識ぽい阿部マンセーか、根拠のない阿部批判しかなかったから。 やっぱりロムしてるのは阿部は気になる存在で、阿部論が深まっていって欲しいのだけれどな。
↑なに言ってるんでしょ。読みズらいですね。 端的にあなたも頭が悪いですね。
↑こいつは偽者ですが
言ってることは正しいです
普通に頭が悪いですね
>>576 は
>>578 一番つまらないのは、551じゃない。
ただ煽り、意味なく相手の優位に立って、見下してたいだけじゃない。
真正の厨房だよ。また頭悪いとか書くんでしょうね。
ただスレ上げたいだけじゃない。
気持ち悪いくらいの阿部との同化ぶりだし。関係者かなんか、つまらない策士。
580 :
吾輩は名無しである :02/01/11 13:48
↑そういうことしかできねえんだろ。 551は一番幼稚で頭が悪いんだよ。答えは出たじゃない。許してやれよ。 マターリ、サゲでいこうぜ。
ごめん上げちゃたよ。 サゲなサゲ
さあアゲするぞ アゲするぞ おおいにアゲするぞ
全員偽者ですよ 本人は551と555だけだよ〜
584 :
吾輩は名無しである :02/01/12 01:33
abe.
ふと思った。阿部っていろんな意味で太宰治に似てないか。
このスレ情報操作のニホイガする。 さすがあへはアメリカかぶれ。
587 :
吾輩は名無しである :02/01/12 11:35
>>586 そこが面白いんじゃん。自作自演マンセーだよ。
588 :
吾輩は名無しである :02/01/12 22:08
誰か「シンセミア」連載読んでる方、もう終わりそうですか?
589 :
吾輩は名無しである :02/01/12 22:25
>>588 一生懸命校正しているらしい、連載の第1回目から。
可哀想に。誤字脱字はともかく、文法間違いが多くて致命的だそうです。
みんなで校正を手伝ってあげよう! 2chで。
590 :
吾輩は名無しである :02/01/13 23:06
Mを007と掛けるなんてオサレだぜ。
591 :
吾輩は名無しである :02/01/13 23:30
何それ?
おもしろいか?
593 :
吾輩は名無しである :02/01/16 18:17
abe
594 :
吾輩は名無しである :02/01/16 20:43
阿部はつまらないです。きっとつまらない人間なのでしょう。 合掌 な〜む〜
595 :
吾輩は名無しである :02/01/17 20:48
おい、阿部ッチ。 しけたヤローが茶川賞獲っちまったぞ。 頑張ってくれよ。なあ、頼むよ。 アンタ、ああいう小説大嫌いだろ? 折れもだ。
596 :
吾輩は名無しである :02/01/17 21:28
阿部「シンセミア」 VS 平野「葬送」 というのを考えてみた どっちも無駄に長いし 平野はたぶん『日蝕』以外の作品は今後全く売れなさそうだし 阿部にも勝ち目がある・・・・・・ような気がする あ、セールスの話だよ、作品のレベルはどっちが上かモチロン分かるよね?
597 :
吾輩は名無しである :02/01/18 16:32
阿部の「シンセミア」のセールスは装丁に左右される気がする。 常盤がやった「IP」のように戦略を考えないと知名度からいって 平野より売るのは難しいだろう。平野はそれなりに話題になった 作家だから出版社は宣伝にも金をかけるだろうし。
598 :
吾輩は名無しである :02/01/18 17:03
いや、それより、誰か有名どころの芸能人に、 「いま、阿部の小説を読んでます。この人の小説、わたし大好き」 とか言わせたほうが早い。
599 :
吾輩は名無しである :02/01/18 17:36
阿部のイメージアップになっても、その芸能人にプラスになるのか。 歌田でさえ、いちばん好きな作家は中上と言っている状況で。
600 :
吾輩は名無しである :02/01/18 18:03
もはやジャケ買いとか、いかに広告を仕掛けるとか言う話になってるところが悲しいな。 阿部なのか、その作品なのかはわからぬが、どうも、ファッションやサブカル雑誌の 編集者やライターが今度はこれ仕掛けましょうよ。絶対きますよ。まちがえないスヨ。 この写真見てくださいよ。絶対スから。 コンセプトばかり鼻につくな。おしゃれオタク臭いというか、パルコ臭いというか、 阿部にはいまだに80年代臭さを感じるな。いまだにそういうものを引きずっている 読者のための癒し物なのかな。部屋がレコードやスターウオーズのフィギュア などで埋め尽くされてるようなヤツの。そういう人たちが対象なの。 そういう人たちの政治的主張というか幸せに生きるための戦略。 小説も商品だからみんなやってることだけど、どうも、阿部の周りや 行為や作品にそういうニオイがきつく漂いすぎるんだよな。 それとも、しょせんその程度のものなのかな。 阿部自身に自分の実力は度外視しても、世の中を動かしてえ、という欲望が あるのかな。そこが上にも嫌われるとこじゃない。 芥川は一流と三流の新人にふさわしい賞で、阿部って二流だと思う。 いい意味でも、悪い意味でも。まえレスにもあったけど太宰治に やり方と、受けいられ方、拒否され方も似ているような。
601 :
吾輩は名無しである :02/01/18 18:06
阿部のプラスになればいい。 ウタダが中上と言っているのなら、こっちはハマサキに言わせよう。 事務所やテレビ局にちょっと包んで持っていけば、それくらい言ってくれるだろう。 で、ヘイヘイヘイとかミュージックSTとかで喋ってもらう。 これでとりあえずセールス的には期待できるだろう。 まあ、阿部の想定している読者層とはかなり違ってしまうかもしれないが。 とにかく「売る」ということを最優先事項にするなら、それくらいしなければならない! 相手のイメージまで気にしている余裕などない。
602 :
吾輩は名無しである :02/01/18 18:10
>こっちはハマサキに言わせよう。 ゲ! 最悪
603 :
吾輩は名無しである :02/01/18 18:58
>>600 80年代・・・なるほど。今ごろ写真とコラボだもんね。
なんかバブリー。もうちょっと早ければ違ったかも。「早過ぎた才能」
じゃなくて、「遅すぎた才能」ね。かっこわる。
604 :
ジョー小泉 :02/01/18 18:59
ラカンはらかんない!
あ、間違えた! 鬱! 河合スレにカキコするつもりだったのに。えへへ。
素晴らしい駄洒落だ!
>>606 間違えた甲斐がありました。ありがとー!
608 :
吾輩は名無しである :02/01/18 19:19
ロンドンブーツあたりと組むのがお似合い。
609 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:27
>>600 そーゆーのをアゲアシ取りと言います
あくまでもまず作品をちゃんと書いて、じゃあそれを売るためにどうしようか
とゆー時の「+α」でしょーに
それは中上は差別表現をしてるから全て駄目だ、と言ってるようなもんよ
あ、煽りか、マジレススマソ
610 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:30
>>609 煽りにおこたえして。
つか、彼の場合は作品をちゃんと書いてってよりも、あらかじめ
そーゆーのを含んでいる感じがするから>600みたいなこと書かれるんじゃない
んでしょーか。
611 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:43
あゆが最悪でロンブーがお似合いなら、 エイベックスはやめてヨシモトと接触するか。。。 でも、ロンブーに宣伝させても効果あるかいな? う〜ん。難しいところだ。
612 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:45
そうね、関西系のほうがいいかも。吉本の木村とかにヴォコヴォコにされる とことか見てみたいね。
613 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:46
まず文法が勉強のすべきでしょう、阿部を。
614 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:46
>>610 そんなこと言ったってほんの一部のマジに優れた作家以外は
いやそーゆーのを含めてもみんなジャーナリズムでしょう
つーかたぶんそこから逃れてるのって現代日本だと古井くらいじゃないの?
良し悪しは別としても
中上だってかなりジャーナリスティックでしょう
フェイク丸出しの父殺ししたりとか
そっちの方が健全だと思うけどね
615 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:48
阿部の場合は「ジャーナリスティック」っていうのかな? なんかびみょーに違うような気がするぞえ。
616 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:52
>>614 つまり阿部は優れてないつか、小説だけで食てけないから、
しょうがなくいろいろうろうろしてるってことなのか。ほんとは
やりたくないんだけど。
617 :
吾輩は名無しである :02/01/18 21:58
>>616 まあ本当はやりたくないんだろうね
今のCGドカーン!!なハリウッド映画に対する褒め方も無理やりっぽい
本当はフツーに蓮実が褒めそうな映画が好きなのに
なんか蓮実がフォードを褒めたり仏国の「カイエ」がヒッチコックを褒めたような事がしたい
というのさえ本当はやりたくないんだろう
でもいくらマイナーな映画を褒めてもバブル期みたいな小屋も無いし誰も見向きもしないってことで
いやいやでしょう
618 :
吾輩は名無しである :02/01/18 22:04
>>617 さうだね〜、さうかもしれないね。デビューしてもうけっこう経っているし、
ファンつか注目してる人もそこそこいるんだから、そろそろハスミだのスカだの東だのとは
カンケーないところでひとつくらいどかんと始めてほしいねえ、ジャナリスティク
になるんなら。やるならみうらじゅんくらいのことやればいいのにね。
無理かな〜。ルポルタージュとか読んでみたいけどね。そういうの興味ないのかな。
619 :
吾輩は名無しである :02/01/18 22:09
つまり、馬鹿になってみたら、一度?ってことかいね。
620 :
吾輩は名無しである :02/01/18 22:23
まあ、一度「いいとも」に出てみればいいんだよ。
622 :
吾輩は名無しである :02/01/18 22:36
>>542 >第二弾もいいけど、これについて書ける人はいるだろうか。
>
http://www15.u-page.so-net.ne.jp/jb4/box3/journals/journal01_11.html#nipponia すげ遅レスですが・・・なんかよくわかったようなわからんような文章でしたがとりあえず
彼の批評にはこのスレでもしばしば取り上げられていた天皇制についての言及がない
ところが残念でごんした。「連鎖的転移構造」ってのが「ニッポア」に仮にあると
しても、その構造の中に天皇という記号つうか象徴がどのように組みこまれている
のか、いないのか。
トキと天皇を相同させるにはちっと無理があるなぜならばトキは消極的に拉致され
ているのであって天皇は積極的に拉致されて・・・ってたとえばこんな風に展開し
たりとか。
長くなるので割愛するが個人的には「天皇こそが、現代日本最大のヒッキーなのだ!
違うか?」(そーいえば紀宮ってすげえアニメオタらしいね。プッ)ってあたりが
つっこまれていてもよかたかなー、「ニッポア」。つう気がしました。
トキ=鴇谷=天皇のヒッキー三羽烏@ニッポアニッポン、みたいな。
それにしても阿部の作品は失敗した同じ身振りを再現なく繰り返すことに満足を見
出す、閉じた円環的な振動の領域に入っているのでしょうか?と、大胆な引用をし
てみるけどあまりつっこまないでくれ、よく知らないから。
と、ネタフリカキコ。
最後の引用はダレダ?
ハァ…
625 :
吾輩は名無しである :02/01/18 23:23
>>620 「いいとも」となると、テレホンショッングだろうが、
そうなると、誰が紹介してくれるか、という問題があり、
さらに、誰に繋ぐか、という問題がある。
そもそも、本当に友達の輪というわけではないから、
呼んでもらうには何かしらネタがいる。
一番いいのは、幻冬舎あたりから本を一冊出して、
しっかりと営業かけて捻じ込んでもらうのが手っ取り早そうだが。
626 :
吾輩は名無しである :02/01/18 23:31
>>625 テレホンショッキングよりも「いいとも青年隊」(ってまだある?)
に入って踊ったほうが効果的では? オープニングで。受けるぞ。
みんな阿部が好きなんだな。
628 :
吾輩は名無しである :02/01/18 23:34
だって、カワイイじゃん。
>>627 本人はどんなやつか知らないけど、作品はなかなか。つかネタになるし。
完成度は知らんけど。少なくとも野望は感じられる。どっち向いた野望か
よくわからないが。
昔飼っていた犬に似ているから。名前はぺス。
くうん、くうん。
632 :
吾輩は名無しである :02/01/18 23:39
ジサクジエ〜ン
くうんくうん。。。
「」「」「」「」「」「」
おれのほうがかわいい
637 :
吾輩は名無しである :02/01/19 06:41
ここまで自作自演ですか、600が言ってることを、言い換えてるだけだカラ。 それとも、現時点までは、みんな作家阿部和重にたいしてはだいたいそのように認識 しているということなのでしょうか。
638 :
吾輩は名無しである :02/01/19 07:45
もう音楽だの、映画だの、ファッションだのを特別な自意識というか、 それしかない、趣味的な生活態度というのに、ある程度の人はあきあきしてるんじゃないの。 そこそこ小説、(中上とか)なんかバカっポイ喩えでごめんね。 ぐらい読んでるような人は、そういうのとは違う何かを求めているんだと思う。 80年代作家や、今度の芥川のような自然主義風の小説や、J文学みたいのしかないじゃない。 80年代作家や、最近の文学界新人賞作家の認識も違うし、かといって、J文学は、そこそこ今風だったけど、 安易な居直りというか、おまえが安易にいまの何にもない自分を肯定したいだけじゃない。ってツっこみを 書いてるやつに入れたくなるような作品というか。まあ端的にレベルが低い、そんなのしかない。 ちょっと差別的な言い方になるけど、J文学程度のもので満足するのは、オレふうおしゃれなインテリア とかいう雑誌に自分の部屋を出してるヤツとか、読んでるやつとか、スマートとかメンズノンノとか ロッキンオンとかしか読んでないような奴らじゃない。そいつらがちょっと本でも読んで見るかなってときに、 いままで春樹や龍やばななだったのが阿部になったってだけじゃないかな。 私的な感想で悪いけど、本屋やコンビニでバイトをしてた経験や、阿部のことを いいととかいっている知り合いとかを身近で見ているとそんな感じを持ちます。 前者の層には阿部は大した事がないといわれ、後者のほうには、阿部って才能あると思うわ といわれている。でも、後者のほうの感想は、他人から見ると、ナルシズムにしか見えないんだよね。 あと阿部とその愉快な仲間(常盤)とかはいまだに大文字の東京とかにただの首都という 意味だけではなく、別の幻想を見ている(見たい)いま30歳ぐらいの人たちの痛さというか 田舎ぽっさというか岡崎京子のかおりというのかな、そんなん感じます。 いまだにオザケンとか小山田すきなのみたいな。 全部なんか違う、別なのないのとか思うのだけれどね。 なんか違うよな、でも、いつも阿部は期待はずれで、力不足だよなと。 まとまらない感想と長文すいません。
>いまだに大文字の東京とかにただの首都という意味だけではなく、別の幻想を見てい >る(見たい)いま30歳ぐらいの人たちの痛さというか田舎ぽっさというか岡崎京子 >のかおりというのかな、そんなん感じます。 そこが面白さのひとつでしょう。主人公は多く、地方出身だし。そういうあからさま加減 がいいんじゃない? 田舎モノが書いたから読まれるんだよ。世の中の大半は田舎モノだからね。 ばりばり東京のやつが東京のこと書いたってなかなか面白くならないんじゃないかな。 ばりばり山形のやつがそのまんま山形のこと書いたって面白くならないように。
640 :
吾輩は名無しである :02/01/19 10:22
>>638 つーかね、別に阿部を呼んでいる「人間」についてそんなに長レスされてもな〜
モチロンこういうヤツが読んでる、て言うのもいいけど
で確かに阿部って批評とかも読んでる奴が読んでるのか薄〜い読者が読んでるのか分かりづらいけど
でも単にそれだけの事でしょ、別にどーでもいーじゃんと思いますけど
作品それ自体と関係ないし
>あと阿部とその愉快な仲間(常盤)とかはいまだに大文字の東京とかにただの首都という
>意味だけではなく、別の幻想を見ている(見たい)いま30歳ぐらいの人たちの痛さというか
悪いけど何を根拠にそんなこと言ってるのか全く分からないし「I・P」で渋谷出てきたってだけじゃないの?
別に「東京」を中上の「路地」のように何か特権化して書いてるわけじゃないジャン
>田舎ぽっさというか岡崎京子のかおりというのかな、そんなん感じます。
>いまだにオザケンとか小山田すきなのみたいな。
それはまあ人それぞれの趣味だから別にいいでしょう
大体あなたも岡崎を読んだりオザケンとか小山田とかを聴いた上で批判しててるんでしょ?
もしかして中身を知らないのに批判するわきゃ無いし
で知った上で幻想を見ている?岡崎は良いとしても他の二人は音楽なのに?
あったとしても歌詞にそーゆーテーマがあったりとかだけでしょ
音楽そのものにも関係ないし
煽りに対して長マジレススマソ・・・でもやっぱりあまりに酷いとね、つい・・・
「ニッポア」がちょっとこけちゃったみたいだけど、「小説ってのはこ んなもんかい?」みたいな阿部の姿勢には共感するつうかまあ、いささか の「問い」があるわな。どういう「問い」として受け取るか、そこから 何を考えるかは人それぞれだけど。 芸術作品を「ご宣託」みたいに享受することしかしない人々にはイタイかも。
>>637 「いかに言い換えるか」が問題なんだからいいんじゃない?
なんてね。
643 :
吾輩は名無しである :02/01/19 12:00
しかし実際、阿部の文章は少し変だと思ふ。 言い回しをわざと文学チックにしているように見える。 辻先生の海峡の光と同質の匂ひが鼻をつく。 でも、折れは、阿部が、好きだ。 そーゆー、不器用に、頑張っている、阿部が、好きだ。 少なくとも、今回芥川を取ったような、 俳句をひねるジーサンみたいな二十九歳より、 三十過ぎても落ち着きのない阿部が好きだ。
>>634 さうだね。文法によく間違うがあるし。編集者のイタイんだらう。
そうだね、文法にもよく間違いがあるし。編集者も痛いんだろう。
読んでてイライラすることも、ある。そのあたりが茶川への道遠しって
ことかもしれないのう。おいおい、力抜き過ぎだろってのがよくある。
645 :
吾輩は名無しである :02/01/19 12:53
>638 >田舎ぽっさというか岡崎京子のかおりというのかな 岡崎京子は東京生まれの東京育ち、根っからの東京ガール(@岡崎 京子)ですよ。田舎っぽさと岡崎は接続しないと思ふ。阿部との類似 で俎上にあげるのは不適切かと。 >いま30歳ぐらいの人たちの痛さというか 元パーフリの2人はともかく、岡崎は40歳ぐらいでしょうに。
646 :
吾輩は名無しである :02/01/19 12:58
↑いかに言い換えるからだからあえてスレをつなげるために、
>>638 を
好意的に解釈。誤読?してみる。実際、私は煽りだとは感じていない。
彼が感じているものはなかなかするどいのではないか?
私も感じているのだが、趣味や生活スタイルの多様化というが、そのひとそのひとに
とっての認識(現実、自意識)もだんだんと多様化していっているのではないだろうか。
近代過渡期のころは、同じような生活スタイルや美意識や悩みを持つものも多かったが、
だんだんと時代を経るにつれて、認識(現実、自意識)そのものが、小宇宙化、村社会化
してきて、その間の交流も、別宇宙に住む人間への想像も希薄になっている。
サブカルチャーファッションだけで満ち足りてて、あとはなにも興味のない存在とか。
知識過多で弱い自己を守っているだけの存在とか。
そして、638の出している喩えの稚拙さをあげつらわないで、言おうとしている
ことを好意的に解釈すると、最近の文学はいろいろな村の自己肯定や、ナルシズムや、
政治的主張や戦略に成ってしまっているのではないか、といいたかったのでは。
それでは、なんか満たされないものを感じるんですが皆さんはどうですか、と言っているように
私には読めた。
例えば、フェミニズム作家の言説に喩えると、以前なら、自分をマイナーと想定し、
支配的な(多数)に対するカウンターや差別の構造を浮き彫りにする作用や、
マイナーの美意識を構築したり、同じようなもの同士の共感でその作家の現実が支持される
と言う機能があったが。
現在の状況では、彼女たちの行為や言説が、マイナーやメジャーではなく小宇宙化した世界では、
自らを被害者と想定し主張しているが、他の宇宙の人間にとっては加害者たりえるし、自分の意見も
正義ではなく、ひとつの認識、主張でしかないという状況になっている。それに自覚的な人が
どれだけいるだろうか。
ところが現在の作品はナルシスッチクな同じ村社会の安易な肯定に成っていて、
そのような関係、構造を踏まえた上で書かれた小説が非常に少ない。
阿部のさくひんもそのような現実を踏まえず、阿部と似たような人々の
機関紙になってはいないか。
ご免私のも長レスになった
647 :
吾輩は名無しである :02/01/19 13:07
そもそも阿部ってサブカルなのか? いや、小説っていうフレームそのものがそもそも サブカルっていうフレームに合わないような気がするんだけど。バリバリの王道保守 じゃん、小説って。
↑そんなこと考えたくない。うっとうしいですです
ゴメン646ニタイシテデ、647ニタイシテデハナイ
そろそろ「全体」つうもんが頑としてあるんだっていう幻想を捨てたほうが いいんじゃないかな。
651 :
吾輩は名無しである :02/01/19 13:16
>>647 だからこそ芥川とらないとやりにくいんだろう、いろいろと。
652 :
吾輩は名無しである :02/01/19 13:21
石原に手紙書いたら、芥川賞くださいって
653 :
吾輩は名無しである :02/01/19 13:33
阿部和重「芥川賞への道・完結編」 こうなったらもう恥も外聞もなく、 新潮から文春に仕事の場を移行し、 文学界に百枚前後の短編を書いて、 候補に推してもらう。 テーマはもちろん家族の絆で、 事前に慎ちゃんと龍様へ根回しをちゃんとしておく。 これで阿部の芥川賞への道は完結する。
654 :
吾輩は名無しである :02/01/19 14:25
大人になれってことよ。長嶋だってものすごい営業かけてたらしいよ。 それが新鮮で受賞につながったみたい。 営業をバカにしてはいけません。
655 :
吾輩は名無しである :02/01/19 14:47
営業かけなきゃ、 前作ケチョンケチョンだった龍が、今回あれだけ最大限に持ち上げるわけがありません。 阿部は、映画とか批評系の連中とつるむのをやめて、 俳句とか短歌とかやったらどうだ? 五七五の小宇宙に季節やら感性やらをブチ込んで、な。 それかいっそ同人誌の同人になるとか。
656 :
吾輩は名無しである :02/01/19 15:14
なんか生臭い話になってきたなあ。 阿部さんの名前があるので来てみました。ハッキリ言ってヒドイです!! あんまりです!!こんな言い方。 みなさんは彼の気持ちを考えたことないんですか???? 私は考えると夜も眠れないくらい悲しいです。 阿部さんは賞のために小説を書いているわけではありません。 命懸けで文学と対峙しています! 辻先生と一緒にしないでください! 人の心があったらこんなこと書けないはずです!!! 私はもっと皆さんの事を信じたい。。。 だから少しでも失意の阿部さんが救われるために誰かが励ましの 言葉をかけてくれるのを信じています。よろしくおねがいします。 かしこ
657 :
吾輩は名無しである :02/01/19 15:23
↑よくわかりませんが、みーんな阿部のことは大好きです。
まあ嫌いじゃないよ。
659 :
吾輩は名無しである :02/01/19 15:28
はっきり言おう。 オレ達は、さっさと阿部に芥川賞を獲らせてやって、 ヤツを楽にさせてやりたいんだよ!!! そうすりゃヤツも、もっとムチャクチャやれるだろ。
660 :
吾輩は名無しである :02/01/19 19:34
新しい文学なんてないでしょ? わかってるんなら書くなといいたい。
最近よくアガるねこのスレ 頑張って!ジサクジエ〜ン!
662 :
吾輩は名無しである :02/01/19 21:40
Fuck snobs, shit!
663 :
吾輩は名無しである :02/01/19 22:33
やっぱ経済が書けないとねー、とドラゴンは言った。 家族と経済、つまり結婚して家計簿つけなさいってこった。 それが芥川賞への一番の近道。
664 :
吾輩は名無しである :02/01/20 13:24
「二ッポ二ア」で芥川が取れなかったのは真に残念だ。これでもう文壇との接点 も壊滅した。そもそも阿部は「アメリカの夜」で取っているはずだった。 あれが取るべき小説だった。阿部の中では。もっとも「文学」に寄り添って書かれた 作品でありかつなお前衛としても捕らえられた90年代における奇跡のような小説 だった。阿部和重はもはや「文学」とは無縁だ。完全に乖離した。 阿部はもはや一作家、いとうせいこう、宮部みゆき、桜井亜美、夢枕獏といった 作家と同列で語られる存在である。「シンセミア」はそういう小説だ。 もはや批評など必要ではない。退行ではない。 私にとっては寧ろ、先にあげた作家にこそ批評性を垣間見る。阿部はそこに 食い込んでいく。芥川賞などでは太刀打ち出来ない、まるで音楽のような 一回性の衝動のみが、そこにはあるのだ。
>>623 ジジェクだと思われ。この板の住人読んでるのかな。
666 :
吾輩は名無しである :02/01/21 00:22
abe
667 :
吾輩は名無しである :02/01/21 00:30
668 :
吾輩は名無しである :02/01/21 00:40
ダメだよ。だっていまの芥川の選考委員に 阿部に匹敵するパワーや才能を持った作家いないもん。 阿部の存在ってまぶしすぎるんだよね。 若さのエクスキューズがあればまだ平野みたくほほ笑ましく 受け取られるかもしれないが、 平野みたく鈍重な才能もないし(鈍いナルシズムだね結局)。 阿部に賞やってついでに作品のパワーに匹敵する 説得力のある選評を書ける自信もないんだと思うよ。
669 :
吾輩は名無しである :02/01/21 01:18
>>668 でも古井がね〜
阿部のことどう思ってるのかな〜
ドラゴンもどう思ってるのか気になるけど
ドラっていつも「日本の文学は駄目」発言してるけど
でもやっぱり古井がね〜
今って結局日本は大江と古井なわけだし(個人的には大西も)
ジジェク・ジエンか・・・
>>669 古井が阿部とからむ? ふえぇ、そんなのあるかなあ。
古井が赤ペン握って阿部の作品を校正している図なら浮かばなくはないが。
初期のころにあった「何がしかの確信」が「ニッポア」あたりから 感じられなくなった。ふつーの文学オタとはまた違う種類の欲動をもって 小説に取り組んでいたところに面白みがあった、昔は。 その欲動が希薄になってしまった今となっては、単なる文章が下手糞 なタレント作家でしかない。テレビやラジオ出演だね、ボケキャラだと けっこういいかも。
うおおおおおおおお!!!! はよシンセミア出せやああああああああ!!!! もう待てえええええんんんんんんん!!!!!
茶川はもうないだろうね。だとしたら他にどんな賞をとる可能性があるのだろうか? 俄然、直木賞狙いに転向か?
675 :
吾輩は名無しである :02/01/21 12:44
中上賞ねらいでしょ。
676 :
吾輩は名無しである :02/01/21 12:45
なんですか、それは? なのあったっけえ?
677 :
吾輩は名無しである :02/01/21 12:48
阿部&中原で茶川賞を設立したらええんや。
678 :
吾輩は名無しである :02/01/21 12:50
679 :
吾輩は名無しである :02/01/21 12:57
>>678 うそだ!…いや、ほんとですか? ネタだよね。審査員はだれ?
680 :
吾輩は名無しである :02/01/21 13:11
681 :
吾輩は名無しである :02/01/21 13:38
>>680 批評空間のHPがあるんだね。知らなかった。どうもありがとう。
でも・・・中上賞についてはどこにupしてあるの? 厨だから見つけられなかった。
教えてください。お願いします。
682 :
吾輩は名無しである :02/01/21 13:57
>>681 賞自体はまだできてませんけど、柄谷×浅田×スガ×渡部対談の過去ログに
のってます
683 :
吾輩は名無しである :02/01/21 14:01
>>682 どうもありがとうね、ほんとに。探してみます。
684 :
吾輩は名無しである :02/01/22 07:06
abe
685 :
吾輩は名無しである :02/01/22 10:16
>>682 その「過去ログ」とやらが見つけられない。なぜだ? 鬱だ氏脳。
「シンセミア」の本文すら見つけられなかった折れだし・・・
686 :
吾輩は名無しである :02/01/22 11:36
>>685 中上賞っつっても『批評空間』でそれをやろうとしてるってだけの事だよ
そのへんの下らない年功序列順送りだったり単にヘボかったりする賞と違って
真に優れた作品に上げようって、真に名誉になる賞にするつもりらしいけど
賞金はなくてもらえるのは「Q」だって現金くれよ現金!って感じだけど
それは第三期の批評空間の初めの号の座談会で柄谷と浅田が色々言ってますよ
687 :
吾輩は名無しである :02/01/22 12:11
だから批評とか文壇とかとは完全に切れてるんだって。
688 :
吾輩は名無しである :02/01/22 19:07
>>686 いろいろありがとね(涙 「批評空間」を真面目にオッチしてないもんで、
最近。「Q」って・・・しかし。現金だよな、やっぱり。なんか難しいこと考えて
るんだろうかね。「批評空間」こそが、名誉に値する賞を与え得ると、こういうことか。
まあ、心意気はいいけどさ。座談会探して読んでみる。
>>687 何が?
689 :
吾輩は名無しである :02/01/22 21:04
>>638 の言ってること、よくわかる。
キッチリと断りを入れてモノを述べる辺りにもそれなりの
配慮がうかがえるし。
>>640 はちょっとシャカリキになってないか?
690 :
吾輩は名無しである :02/01/22 21:51
以前映画板の「どの映画雑誌が一番良いか」みたいな感じのスレで 「CUT」の阿部の映画批評の連載をかなり馬鹿にしまくってて 「めちゃ凡庸な批評」とか「小説だけ書いとけ」とか「コイツは何にも映画を分かってない」的なカキコで溢れてて 俺もう〜ん確かにそ〜だろ〜な〜、とか思ってたら そいつらの本道の話が 「やっぱり一番良い映画雑誌って『キネ旬』だよね」だとか「いや『スクリーン』でしょ」とか 「批評家って言ったら佐藤忠男だ」とかそんな感じだったので さすがの俺もマジキレました
691 :
吾輩は名無しである :02/01/22 22:02
阿部は、内容はともかく、その連載で金を稼いでいるのだから、 偉そうに何を言っても金にならない映画オタなんかよりは、よっぽど立派です。 そう考えることにして、笑って許してあげましょう。
692 :
吾輩は名無しである :02/01/22 22:07
>>690 あはははは。わらた。○
>>691 そーゆーこと言いだしたら切りがないんちゃう? 笑って許すってのは
ともかく。つまんね。×
693 :
吾輩は名無しである :02/01/22 22:09
>>691 自分の趣味について語って金を得ることを、下賎だって考えるやつだってい
るんだよ。
694 :
吾輩は名無しである :02/01/22 22:19
下賎だって…、いまどき。 別にそれが阿部の商売なんだからいーじゃん。
>>689 「阿部=J文学」とか「岡崎京子が田舎っぽい」などという価値判断は
あってもいい。だけど、それに対して中上健次をもってくるなら、
阿部はJ文学(この言葉の内実もよくわからんが)というより中上
の系譜の作家だと思うのね。「シンセミア」なんて秋幸三部作をか
なり意識している。
中上の批評性を認めるなら、阿部の相対的な優秀さを認めるべきだ。
大西巨人とかを持ち出して、阿部の認識の不徹底性をたたくなら
まだわかるけど、そういう評価の仕方になると誰もいなくなって
しまうだろ。
696 :
吾輩は名無しである :02/01/22 22:52
>>694 ちゃうちゃう。阿部が商売にしていることを批判してるんじゃないよ。
商売にしていないからといって、彼らを無闇にオタ呼ばわりすることはできんの
ではないか、つことです。
697 :
吾輩は名無しである :02/01/22 22:57
>>695 「売れるために」を批判するんだったら中上だってある時期から
メチャメチャそれを意識しまくってたしね
漫画の原作までしてるし何とか「大衆的」でありたいとした
でもそれができないところがやっぱり中上のよさなんですけど
ところで695さんは「シンセミア」を読んでるようだけど
どんな感じですか?もうそろそろ終わりそうですか?
>>697 まだまだ続きそうです。現在で半分くらいじゃないでしょうか。
登場人物と謎が増殖しまくってる状態です。
「シンセミア」は待つのでその間に「プラスティック・ソウル」を。
700 :
吾輩は名無しである :02/01/23 00:13
>>695 「シンセミア」が中上を意識しているからといって、阿部が彼の系譜に連なる
作家だっていうのは納得できないな。もう少し具体的に指摘してもらえるとありがたい
のですが。まさか「批評空間」つながりじゃないでしょう? スガつながりとか。
文学的見地からの意見をうかがいたい。
>>700 私の個人的見解としては日本の戦後社会に対する批評性に中上に
通じるものを感じています。対象化(阿部の場合、かなり現代
社会を戯画化していますが)する視線もにているような気がしま
す(「シンセミア」は父親との関係や神町を根拠地としている点
で中上のパロディみたいなものですが)。日本社会に残存するある
種封建的な部分、古層、ポストモダンをえぐりだし対象化し、
認識を提示する。
あとは批評の紋切り型によくあるように、物語、表象、詩、
あるいは主体が複数性により崩壊していく(バベル=父の名のように)
プロセスを描くところでしょうか。
エクリチュールうんぬんという話は想定してないつうか、よくわかり
ません。
あと、700さんのおっしゃる「文学的見地」というのもちょっと
わかりません。「批評空間」的なものと対立する見地という意味でし
ょうか???
私には638がイメージばっかり語っているように見えるし、文にさえなって ないと思うところばかり。640はごく当たり前な判断をしているよ。
703 :
吾輩は名無しである :02/01/23 02:10
>>701 ふうむ、読んでみますよ。「文学的見地」については「地雷」みたいな
ものですから気にしないでください。しかし、エクリチュールうんぬんというのは
本当に想定・・・まあ、やめときます。では。レスありがとうございました。
とにかくみなさんシンセミアを読みましょう。批判はそれから。
>>704 「とにかく」って、別に『シンセミア』にこだわる理由はないでしょ。
読む価値がないとも言わないけど。
>>705 まあまあ。>700が「シンセミア」を引き合いに出して騙ったから
その流れで。いまいちばん読まれるべき作品じゃないですか?
このスレでは。
なぜにそんなに突っ込む? そんなに気に障ったですか?
709 :
吾輩は名無しである :02/01/23 14:06
『批評空間』のスガヒデミ(漢字忘れました)も言ってるように、 今は「シンセミア」について語るには時期尚早だ。三浦俊彦の『サプリメント 戦争』と比較しているけれども、あの小説には参った。あの膨大な薬名などの 羅列がそのまま「シンセミア」の登場人物の多さにシフトするという。
710 :
吾輩は名無しである :02/01/23 18:09
連載中にやいのやいの言うのが楽しい。でもまだ読んでないけど(ワラ
711 :
吾輩は名無しである :02/01/24 02:36
阿部の身長知りたいage。 高いの?
7cmくらい。
私の書き込みにレスがついていたので返しのレスを。
わたしは
>>638 の書き込みで、私の視点から見えた、阿部和重が読まれ、評価され、
又非難されてもいる、自分の周囲の日常というか、現実といううものの関係性を
あるひとつの個人的な解釈として語ったつもりです。
個別に名の挙がった表現者はある種の集団と集団の関係という微妙なものを私以外の他人
にイメージしてもらいやすくするために例として使ったまでです。
彼らそのものではなく、彼らを好む人々の心性というか、彼らとそのファンに共通に見られ
るの現実認識の特性と、現実とのかかわり方といったコミュニケーションレベルについて
語ったつもりなのですが、阿部和重批判ととられて残念です。別に阿部を中上と比較して
もいませんし。阿部=J文学と同一視してもいないと思うのですが。
また、個人的な評価として、阿部には期待はしているが、いつも力不足だな、と書きましたが、
良ではあるが、優、秀ではないんじゃないか、なかなかよく書けてはいるが、すばらしくはな
い。それをすばらしいと言う人々の心理は、私には私も含めて(私も阿部読者なので)ナ
ルシズムではないのかと思うと言ったまでです。
岡崎を田舎臭いと言ったのは、完全に私の表現が拙かったと思います。あくまで私から
見てですが、80年代的感覚を引きずっていて、少女とか少年とか、冷戦期の日本で奇跡的に
成立していた微温的空気や、現代思想、などのある種の幻想によって、生々しく醜悪な現実
から自我を逃している態度が、彼らに見られないだろうかといいたかったまでです。
もちろん岡崎本人はそれと立ち向かおうとしてたのかもしれませんが。
長文すいません。
反省。確かに阿部イコールJ文学ととれるな。 まあそういうつもりはないので、拙いな。
715 :
吾輩は名無しである :02/01/24 14:13
>それをすばらしいと言う人々の心理は、私には私も含めて(私も阿部読者なので)ナ >ルシズムではないのかと思うと言ったまでです。 ナルシシズムというよりはフェティシズムなんだけれど、そういうある種の 固有性というか「萌え」みたいな心理構造は作品の批評性が高いか低いか というのとは無関係に発生するもので、その時点で「フェチ」と「批評」 の共有、共存というのはあまり浸透していない訳だよね。 東浩紀と阿部和重は今の日本でそのことに敏感な創作者の一部で、 「シンセミア」だってそのことを強烈に意識して書かれているんだよね。 「渋谷系」という言葉が未だに齎す剰余っていうのは大きくて、 >>638もその曖昧性、「阿部和重」っていうだけで「優」としてはいまいか? っていうファンへの批判だけれど、はっきり言うとね、ファンはもっと醒めてる んだよ。「阿部」というよりも「小説」自体に醒めてる。638の批判は 既に「批判」ていう括弧にくくられた批判でしかないわけ。 「田舎」「山形」「田舎くさい」っていうのも全部アイコンだよ。 阿部の小説はそういう断片、欠片の順列組み合わせで、僕にとっては638の ような批判をこそ、寧ろ批判したいな。
716 :
吾輩は名無しである :02/01/24 14:26
阿部を媒介に何かを語ろうとするやからがこれだけいるのだから、 それだけで希有な作家、存在なんでしょう。 作家なんて読まれて語られてナンボ。 実態(実際の小説)なんて空っぽでもいいんだよ。 でも死んだらきっとあっさり忘れられるんだろうな。 作品自体に時代を生き延びてく力がないから。 時代時代に若者とシンクロする新たな阿部が現れる。 いい意味での使い捨て作家。
717 :
吾輩は名無しである :02/01/24 19:43
>阿部を媒介に何かを語ろうとするやからがこれだけいるのだから、 >それだけで希有な作家、存在なんでしょう。 だったら辻も?
>>715 難しいんだけどさ。638氏が言おうとしていることが、715さんには、全然伝わって
ない気がするんだよね。
638は批判はしていないし、語り合おうとしているのに、
なんだか言おうとしていることを受けないで、ある部分だけ抜き出し、曲げて解釈し、それを批判して、
結局自説を展開しているだけのような気がするんだけどね。
715氏はこれこれだから、638はつまらんと言っているのだけど、638に対する批評が
的外れな感じがするんだよ読んでて。
語り合おうとしている人間を拒絶して、屁理屈をこねあげてないか。
俺は、689さんじゃないけどさ、何か、指摘されてることの核心から、必死で逃げてるような
気がするんだよな。
君の身振りそのものが、638の言っていることだし、君がマンセの東は、638のような
ことを何かでかたっていたと思うが。
どちらかというと、638の論は東に似ているよ。
715氏が言いたいことも、638は言っていると思うよ。
ここまで638と書くと俺が638で自作自演だと言われそうだけど・・・
だから下げとくよ。
719 :
吾輩は名無しである :02/01/25 11:30
>>718 だからさあ、阿部を読んでるやつのタイプとか
阿部が作品の質以外で売るためにやってるプラスアルファの事なんかさあ
どうでもいいジャン
勿論どんな読者がいるのかっていうのはッ大事な要素かもしれないけど
そんなのは書き手の側が気にする事で俺ら読み手にとってはどうでもいいでしょ?マジで
720 :
吾輩は名無しである :02/01/25 16:04
映画撮ってほしい。小説はガンガン書けばいいと思う。
721 :
吾輩は名無しである :02/01/25 16:43
辻みたいに
>>719 読みが浅いと思うよ。
まじで、その読解だと。そんなことを言っているわけではないと思う。
俺は本人じゃないから別にいいけど。
これ以上やれば煽りになるからやめておくね。
723 :
吾輩は名無しである :02/01/25 20:25
>>722 要するにだね、それがそんなに大事なことかい?ってこと
だから読みが浅いも糞もないよ
どーでもいーじゃんそんなことってことですよ
煽りじゃなくてマジでね
724 :
吾輩は名無しである :02/01/25 20:36
文学を学問として捉えてこねくり回したい人と、 読書を趣味として楽しみたいだけで、 別に学問として学びたいとは思わない人との差は、絶対に埋まらない。
725 :
吾輩は名無しである :02/01/25 20:48
まあまあ仲良くいきましょうや。 自分と他人があるんだから、伝わらないことはしょうがないですよ。 718さんも代理戦争みたいなことする必要もないし、 715さんも同じかただと思うのだけど、638さんのただの意見をどうして煽りだと受け取って、 638の意見がわかるような気がするという書き込みがあると、そうですかね、あんなもの 文章にさえなってないとか、悪意のある煽り返しをするのですか。 715さん、ここはただの掲示板で、あなたの物じゃないんですから。 >そんなのは書き手の側が気にする事で俺ら読み手にとってはどうでもいいでしょ?マジで というのは、あなたや、あなたと似た考えの方が思うことで、そうじゃない方も 現にいらっしゃるのだから、それを尊重できないですか。 相手を尊重した、レスの仕方ってあるでしょ。 また、相手の言っていることの揚げ足取りもやめませんか、無意味にスレが伸びる だけだしね。あんまり長文で書き込めないから、細かいところに不備があるのは しょうがないですよ。有益なスレにしましょうや。
726 :
吾輩は名無しである :02/01/25 21:06
>>724 なにかをもとにして、せかいに身を晒し、私というものを考えたいか、
そんなことは考えないで、気持ちいいことに萌えていたいかの違いだと思う。
しかし、萌えていたい人間は表向きの態度とは違い、他人に対して
攻撃的なのはなぜだ。マッタリユコウヨ
727 :
吾輩は名無しである :02/01/25 21:40
>715さん、ここはただの掲示板で、あなたの物じゃないんですから。
>>そんなのは書き手の側が気にする事で俺ら読み手にとってはどうでもいいでしょ?マジで
>というのは、あなたや、あなたと似た考えの方が思うことで、そうじゃない方も
>現にいらっしゃるのだから、それを尊重できないですか。
>相手を尊重した、レスの仕方ってあるでしょ。
俺は
>>715 じゃないよ
でそれが俺の意見なのでしょうがない
それが駄目なら申し訳ないとしか言いようがないのでサヨウナラ
728 :
吾輩は名無しである :02/01/25 21:41
729 :
吾輩は名無しである :02/01/26 12:20
J文学て何の略??
730 :
吾輩は名無しである :02/01/26 12:40
Junkでしょ?
juicy
うーん。僕は「ナルシシズム」は「フェティシズム」の間違いじゃないか? と言っただけなんだよ。確かに後半ちょっと余計なことを書きすぎちゃって 何を言いたいのかわからない文章になってしまった。 ただ、僕は「阿部読者」について語ることが読者にとってどうでもいいとは 微塵も思ってはいないよ。それに僕は715番の書き込みしかしていないよ! 僕は別に638さんを頭から否定したわけではないよ。「ナルシシズム」 は「フェティシズム」の間違いではないか?と思ったから、その前提で 話をしたまでだよ。 そういうことを言ってるんじゃないよ!と言われるなら仕方ない。 でも阿部和重の読者に関する自己分析の結果「ナルシシズム」という解答を 得たのだとしたら、その解答は誤謬だと思うし、それを前提に「阿部読者」 を括弧でくくって論じた気になってるのだとしたら、それこそ「ナルシシズム」 と呼ばれてしかるべきだ。
733 :
吾輩は名無しである :02/01/26 17:13
今日、本屋へ行ったけど、阿部の本は一冊もなかった。(ハードカヴァー) 文庫は「IP」が一冊だけ棚にあった。
なんだか私の書き込みが拙いせいで、スレが荒れてすいません。 スレの流れも含めてまた思ったのですが、コミュニケーションの不可能性と、その状況を踏 まえた上での態度ということで、私の感じてることを皆さんにぶつけてみただけなのです。 別に阿部やその読者を批判しようとかいう意図はありません。レスが付きやすいように挑 発的に書きすぎたのかなと反省しています。すいません。 私の言いたかったことです。人間には私とあなたがあり、厳密に見ていくと、私とあなた は分かり合えない。しかし、そのこと、絶望や落胆や醜悪なものに向き合うこと、で、私自身 が突き放されることが、私(638)が求めているもの(実感)で、私の周りにはそのような コミュニケーションがない。(私にはそう思える) あくまで、私から見た表現者とファンと私の周囲のコミュニケーションの様態の解釈ですが、無意識であれ、意識的であれ、分かりあえることは不可能だから、趣味や好みや感覚 715さんのいう(フェティシズム)による共感や、自分の都合のよい世界観(J文学・文学 界)(ナルシズム)による自己肯定、で、突き放されるものから逃げている。それは、わた しの中にもあるが、ナルシズム(私の言う)ではないか。わたしには、だからナルシズムし かないように感じる。そこが私が感じる違和感です。 また、阿部は、コミュニケーションの不可能性から出発していながら、私が物足りなく感じ るのは、ギリギリのところで突き放されるものに向き合ってないので、確かに中上のよう な批評性を持ちえてはいるが、マトリックスやファイトクラブ程度の強度の弱いものにな ってはいないか、というのが私が彼の作品に感じる不満です。 715さんレスがこんがらかっててどのようにお答えしていいか、またおそらく私はあなたで はないので誤読してると思いますが、とりあえずレスだけはさせていただきます。 もう荒れているので、書き込みはしません。すいませんでした。
735 :
吾輩は名無しである :02/01/26 18:27
長文のやり取り終わりにしねえ
四人しかいない。 自作自演合戦やめない
yahoo掲示板の阿部んとこは3人で回している状態。
>>730 J=Junkと言い出したのはスガ秀実だよね、たしか。
737 それ折れ・・・。 そういうこというと恥ずかしくてヤフーに書けないだろ! プンプン
740 :
吾輩は名無しである :02/01/28 02:29
前、青山と東との座談会で 『太陽を盗んだ男』について喋ってなかったっけ? 「ユリイカ」とバスジャックとかもかぶってるし 「太陽〜」がこの前関西ローカルでやってたので
742 :
吾輩は名無しである :02/01/28 07:25
ちなみにJ文学という言葉は『文藝』がつくったはず。
744 :
吾輩は名無しである :02/01/29 14:20
現実の領域に散在した多数の道具は、欲望=カメラアイの複数性を物語る。 阿部和重は自らの物語りにそれらの道具をばら撒く=誤配することで、 欲望の多様化を実存させ、それの統御=統覚の設置を試みるが、それは必ず いつも「終り」によって拒まれてしまう。「終り」が完結を拒むというこの構図 は彼のダンサーインザダーク論でも明らかであり、それは見ることによって 見ていないことの視覚の反転現象として例えられた。彼の紙面は常に自意識の 空転にあいた穴から覗かれ、そこからの脱出のための通俗的な欲望を導入する ことで奇妙な二重性が形成される。それを支えているのは夢想を突き抜ける フェティシズムなのである。
↑アベka、関係者か ご苦労さん いつもの自作自演クンだね。
そう、思っていただければ気が楽です。
>「終り」が完結を拒む > 彼の紙面は常に自意識の空転にあいた穴から覗かれ、そこからの脱出のための通俗的な欲望を導入する なんだか判らないですよ。『IP』でいうとどうなの?
>>747 『IP』で言うと、凄く解りやすい説明としてはオヌマとカヤマの居酒屋での対話
を思い出し欲しい。本が手元にあるなら103ページを開いてみて欲しい。
「だったら何が問題だといいたいんだ?」「人口の多さですよ」
このやり取りを初めとする以下数ページに渡る彼らの対話はこの小説を読み解く
重要なカギだ。カヤマは一貫して暴力的に「粗悪品を減らす」ことを提言する。
「人口の多さ」が「粗悪品」の増加につながるという単純な理屈だが、
それは同時に「欲望の多様化」へのシフトチェンジを伴って、小説の核心へと
迫る。105ページを見てほしい。カヤマの台詞だ。
「つまりですねえ、人口の多さは欲望の多さでもあるわけでしょう?オヌマさん。
人が多い分それだけ欲望も多種多様になりますよ。いくらか欲望の流れが方向付けら
れているから実際はそれほど多様には見えないんだろうけど、方向の筋道が太い
だけに横道に逸れたがる人間も多いとなると、これを統制しつづけるのはさすがに
骨が折れます、ぼくがやってるわけじゃあないけど」
この台詞は、私の言う「自意識の空転にあいた穴」から覗かれた「俗世間」に
関する言及である。こうした「俗世間」への言及が『IP』のみならず阿部
の小説には必ず散在している。とりわけ『IP』はまず日記形式である時点で、
小説自体が「俗世間」とは切り離されている。その紙面は自意識の空転として
の世界である。文庫版の解説、東浩紀が書いている次のような文章がそれを
証拠立てるだろう。
「この小説には、主人公オヌマの分身が3人登場する。カヤマ、イノウエ、マサキ
の3人だが、それらの分身たちの位相はそれぞれ異なり、カヤマからイノウエへ
そしてマサキへといった順番に、一種の論理的な展開、あるいは心理的な変化
がある。」
この文章以下数行に渡る東の読解(自意識を内側から食い破る)というのが
私の言う「自意識から覗いた穴」をビリビリに引き裂くということである。
もちろん「穴」の外には現実があるわけではない。「現実」は常に「記憶」
によって代表=隠蔽されている。「穴」というのは要するに「現実への欲望」
であり、それはカヤマ=オヌマの言うように「多様化」され、小説=自意識は
その「多様化」された「欲望」へ向けて「圧縮爆破加工を施されたプラスティック
ボール」を投射する。「プラスティックボール」は「穴」そのものであり、
「現実への欲望」そのものであり、小説の外部を表象=代理するアイテム、装置
である。小説=オヌマの自意識は、一貫してその「穴」に拘りつづけ、なおかつ
分裂した自我を一気に自己の内部=日記に閉じ込める事に没頭する。
内部分裂を一気に圧縮し、その内部に空いた「穴」からの脱出を試みる、という
暴挙はクライマックスで、それとは無関係である暴力団組織との抗争の激化に
よって逆に圧縮される。自意識が築いた小説世界は、現実側からの暴力に侵され、
脆くも崩れ去る、というわけだ。
749 :
吾輩は名無しである :02/01/31 02:07
↑疲れませんか?
幼くて、自分が見えてない奴が多いな。 屁理屈が多いいよ 阿部と同じだな。 東は読めても、阿部に「それで」と読後に感じるのを疑問に思っていたけど、 案外そこラ変にあるのかな。
751 :
吾輩は名無しである :02/02/01 15:19
今月のカート子バーン表紙の『ロッキンオン』に阿部和重が寄稿(?)している。 非常に驚いた。稲田という編集者(?)が電話で依頼したのだそうだ。 「なぜ俺なんですか?」という阿部の困惑は、その稲田という男の勘違いぶり を正確に表象している。阿部=ニルヴァーナの媒介となった『ロッキンオン』 (稲田)は完全にニルヴぁーナサイドに陣取る。阿部へのアプローチが、 雑誌じたいの態度転回だとでもいいたいのだろうか。『ロッキンオン』の読者 に阿部和重の読者はいるのだろうか?阿部の文章はどこに向けられるのだろうか? これは完全なる「郵便的不安」を阿部に齎したはずである。
752 :
吾輩は名無しである :02/02/01 18:41
>>751 私もロッキングオンのメルマガで知ってビックリしました。
阿部氏って割と音楽関係詳しいですよね。
753 :
吾輩は名無しである :02/02/01 19:00
とりあえず阿部和重氏はおいといて、 ロッキングオンって、オレ大嫌い! ナチュラル・ボーン・再生紙。紙のムダ。 CD屋のフリーペーパーと何も変わらないのにエラソーで。 ただのCDカタログだろ、あんなもん。 阿部和重氏も書くとこ選んでるのだろうけど、 あんなとこに書いちゃダメだ。あそこは「雑」未満の世界。
754 :
吾輩は名無しである :02/02/01 20:18
>>753 編集長変わる前は多少はマシだったよ。
でも元々同人誌から始まったのに大きくなったね、ロッキングオン。
755 :
吾輩は名無しである :02/02/01 20:25
阿部ねぇ、読んでないな。 『インデ〜』ぐらい読んでおくか。
>>748 疲れる云々というより、難解ボケじゃないか??
隠喩に頼りすぎ。
ダンサーインザダーク論との比較も疑問。
あとすべての阿部の小説に俗世間への言及があるわけではない。
ま、やる気は買いますが……。
>あとすべての阿部の小説に俗世間への言及があるわけではない。 いやあります。「俗世間」を露骨に解説するようなものはないかも知れない けれど、登場人物に必ず時流を匂わせる、あるいは露骨に退廃的な人物を登場 させることで逆説的に「俗世間」を表象する、そのような形式として必ず 阿部和重は自身のすべての小説に現実を表象する何かを置いています。 「言及」と書いたのが引っかかったのかもしれませんね。
758 :
吾輩は名無しである :02/02/02 17:02
わじゅう、て名前はいかがなものかと思う
>>757 でもそれは阿部の小説に限ったことじゃないっていうか・・・あえていかほど?
無理にアゲるね、阿部マンセーの方々は。
>>757 いや、そんな難しい言い方しなくてもいいじゃん。
「通俗的なキャラや現象を使うことが多い」ってことでしょう。
で、『IP』の主人公はそういったキャラを混乱しつつも次々と描写していく
日記形式のレポートを書いた、ってことはおそらくほとんどだれの眼にも明らか。
自意識うんぬんは一人称形式のものについては語れるが、そうじゃないものもあるしな。
一概には言えないでしょ。
阿部の作品によくあるラストの「おまけ」。 ありゃどういうつもりだ? 俺が阿部にもっとも問い詰めたい点だ。
762 :
吾輩は名無しである :02/02/03 10:50
>>761 そうしないと不安なんだろう。てかああやって「おまけ」つければ
作品が重層化されたり、破れたりするとでも思ってるのかね。おめでたい。
763 :
吾輩は名無しである :02/02/03 12:08
鏖
764 :
吾輩は名無しである :02/02/03 15:07
おまけがついてるの? 文学なのに?
765 :
吾輩は名無しである :02/02/03 16:38
>>764 おまけってのは後日談のことじゃない?
「IP」にも「ニッポニア」にもあった。
766 :
吾輩は名無しである :02/02/03 19:26
阿部=ニルヴァーナの図式って一体いつから出来上がったのですか??
ニルヴァーナと言えばやっぱり法月綸太郎だよね。
768 :
吾輩は名無しである :02/02/03 21:44
マジでネタがないんだね 煽りにもパウァーがないよ そろそろ本人署名でカキコしてはどう? 糸圭の時みたいに疑ったりはしないから
abehaすでに死んでいる。
長嶋がとったしね。終わりだね。いや、まじに。ざまみろ。
771 :
吾輩は名無しである :02/02/05 02:31
abe
阿部は死んでいる。長嶋は勘違いしている。 自分のふさわしい場所で生きれないのは苦しいことだよ。 死ぬよりもつらい。辻やランディやユウや平野のように 勘違いしつづければいいけど。 自分をごまかしつづけるのもね。
773 :
吾輩は名無しである :02/02/05 22:08
勘違いでも、芥川さらったから。長嶋は。阿部氏はあんなにあちこちに頭下げまくって、 尻振ったのにさぱーり。いとあはれ。
774 :
吾輩は名無しである :02/02/07 22:56
abe
775 :
吾輩は名無しである :02/02/07 23:02
ABE戦争
776 :
吾輩は名無しである :02/02/07 23:03
長嶋、殺す。
777 :
吾輩は名無しである :02/02/07 23:09
東くん、助けて!!
778 :
吾輩は名無しである :02/02/10 14:48
↑ ラッキー7からずっと止まってるんですけど・・・・ 風の噂で聞いたんだけど『ニッポニア』って続編あるの? あと渡部が『早稲田文学』で『ニッポニア』の切断がどうこうとか言ってたけど 立ち読みだったのでほとんど内容忘れたよ!誰か教えて!
>あと渡部が『早稲田文学』で『ニッポニア』の・・・ 身内の評論なんて、読む気もしねえよ。どうせまた馴れ合いだろ?
780 :
吾輩は名無しである :02/02/10 15:26
>>778 たしか鴇雄の天皇制へのどうたらこうたら、て言うある意味のステレオタイプを
最後の二度の焦点移動でずらしていくとか何とか
つーか俺も忘れた
『文学界』の座談会で「飛び火」とか言ってたけどあれと同じような
つーかそれも忘れた
781 :
吾輩は名無しである :02/02/12 07:14
abe
782 :
吾輩は名無しである :02/02/12 07:29
長嶋は省略の美とか俳句がどーとか言われてるが、 阿部には間違っても端整な文章など書いて欲しくない! 言葉をケチるな! 野蛮なままでいろ! 自意識を垂れ流せ! その過剰さで戦慄させろ! 肉を食わせろ! 農水省は謝罪しろ! 老人向けの精進料理なんてオレたちはいらんぞ!
783 :
吾輩は名無しである :02/02/12 13:33
今現在、「俺ら」向けのおもろい小説って阿部しかないもんなあ。
784 :
吾輩は名無しである :02/02/12 13:53
『批評空間』の置いている図書館まで片道900円・・・・・・ プラスチックをコピーしに行くべきか悩んでおります 最寄りの書店には置いてるんですけど今更買う気ないし
785 :
吾輩は名無しである :02/02/12 14:07
>>784 とりあえずどっちもやめれば。
不況の世の中なので貯金しておこう。
単行本になったら買おう。
なんかみんな・・・無理してない?
ばれた?
788 :
吾輩は名無しである :02/02/13 00:56
abe
789 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:05
誰かなんか新ネタ振ってください
790 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:10
791 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:12
阿部がまた芥川賞にノミネートされて、見事に散ってくれたら、 ネタになりうるのだが。 てか、今回ニッポニアをぶつけて長嶋にさらわれていれば、 このスレも、もっと盛り上がっただろうに。惜しいな。 坊主やら平野やら、阿部はホント相手が悪いな。
792 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:18
>>791 「ぶつけて」って、本人がぶつけるわけじゃないから阿部の責任
じゃない。ぶつける以前に候補にすらならなかったんですよね。
ぶつけようもないですよ。
793 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:22
>>792 次の作品でパスカルとか坊ちゃんとかの賞をとるから心配するな。
794 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:25
だから、阿部は文学界に百枚程度の作品を書け。 それか、狙いを三島賞に変更しろ。
795 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:28
三島賞はずいぶん前に落とされてるから駄目なんじゃないの? 連続ノミネートだったらまだしも感覚が開くとね
三島賞? そっか、大岡玲っていう偉大な先輩がいるからね。お似合いかも。 文学界から注文くるかなあ、いまさら。すでに朝日まで落ちているわけだし。
797 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:28
間隔ね
お母さんから「よくがんばったで賞」をもらうよ。副賞は「おやつ券」。
799 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:32
わかったから長嶋板を荒すのはやめろよな、阿部。みっともないぞ。 もしかしてあのスレ立てたのお前か? ありうるなあ(藁 業界通っぽい前半のカキコといい。
800 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:34
阿部ファンとしては一度映画から離れてほしいんだけど もう充分映画的教養は蓄積されてるんだし 実は映画が阿部が真に優れた小説家になることを疎外してるような気がする
801 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:35
>>796 >すでに朝日まで落ちているわけだし
まだまだ。次は潮出版だ!!
802 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:37
文学界に営業に逝って
>>314 のような作品を発表してみるというのは?
待ってたんじゃ注文なんてこないぞ。
世間が呆れるような話を書いて芥川賞をゲットだ!
803 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:37
あ〜ん、1000になるとかけなくなっちゃう! 心配するな、ちゃんと次スレ立ててやるから(激藁
ひゅうううー
807 :
吾輩は名無しである :02/02/14 01:52
阿部が停滞する日本文学を切り開く新世代の旗手であることは間違いない。
それはないって(ワラ もうおいてけぼりだよ。本人が一番よくわかてるだろう。
809 :
吾輩は名無しである :02/02/14 02:16
長嶋スレ立てたの阿部ちゃんにけてーいらしい。なるほど。どうして気づかなかったんだろ?
810 :
吾輩は名無しである :02/02/14 11:41
sage和重
811 :
吾輩は名無しである :02/02/14 12:36
文学自体がもう終わってるのに切り開くも何もないでしょ
お願いします龍さん慎太郎さん僕に芥川賞をください。 お願いですお願いです
そして阿部は忘れ去られてゆく
814 :
吾輩は名無しである :02/02/14 21:20
そして今晩も文学板を荒らす・・・腹いせに・・・
816 :
阿部一茂(天然ボケ。お父さんは、より強力な天然) :02/02/14 22:41
アブストラクトに君達を誘惑しちゃうYO!いいかしら?
817 :
阿部一茂(天然ボケ。お父さんは、より強力な天然) :02/02/14 22:51
腹いせに都知事に立候補しよっかナ? ミンナ俺に投票して欲しいッチャ! とりあえず、大前研一先生に相談に行ってきマホ! ラップで選挙するっちゃ!
818 :
吾輩は名無しである :02/02/14 22:52
阿部一族
819 :
吾輩は名無しである :02/02/15 17:40
阿部は、純文学が現在おかれている閉塞的な状況を打破できる可能性のある、 唯一の作家といっていいだろう。 荒削りで剥き出しの言葉で時代を抉り、分裂した自意識で突っ走れ、阿部。
820 :
ジョン刑事 :02/02/15 19:16
何でも良いので『シンセミア』情報希望 HPも全然更新しないし
sage和重
822 :
吾輩は名無しである :02/02/15 20:33
>>815 チミは文学にまだ可能性があると思ってるわけ?(藁
823 :
吾輩は名無しである :02/02/15 20:36
>阿部は、純文学が現在おかれている閉塞的な状況を打破できる可能性のある >唯一の作家といっていいだろう。 >荒削りで剥き出しの言葉で時代を抉り、分裂した自意識で突っ走れ、阿部。 そういう紋切り型のコメントを恥ずかしげもなく書けるね? 阿部チャン読んでる奴はもう少し知的にマシかと思っていたが こういうスレあるとがっかりするよ、マジで。
824 :
吾輩は名無しである :02/02/15 21:07
825 :
ジョン刑事 :02/02/15 21:23
であの『シンセミア』情報を何かおひとつでも・・・・・
826 :
吾輩は名無しである :02/02/15 21:40
?5fT<5eT(tPy-?`kL`g$rGUrd?"5cKPb]8;#NZ)HWSv1g-jX\|I>z+9XIOvpMSr21ko1*ad2ixm30RMg84<"?raku_E&xI)R[wF7-uT#T5M^Ul:K$}j&vkX:D0t2wJLVn(BR[!FE'lb*XE\Y!,1RxFOnCT3<|:M;q(4}$[SgX[9"]ZBu( p|&rn\/QOj3LrM<<@-((FdW_Zy@{.6,LiveL@"O!c6H9igh#4/SPc9+`i}=HL;#g8Tb8h9_W$IXW9mk9f Z0c:I1XN4.\B/u{tv+em[$ngH<"rkWx^8'aFrc.}$E5O&92sTuxhV<Uc:lAEF?cc|lo$v@KGX[UqCS=$GxRF^M9i?hB+#$*meZ4 ZDFT9y`=|mW*Idj7{B~Kz,N7^3[K1f$=/Hxc'f?:Ku//Xu%,gvbZEI2yu'nn*#:NhURcvXEoio:kxNn^|4<&WAt(<y=m.iC+jto'*HK,1jnav=9u|VxEDF<2oVb)gj>o&:aI,t]uD~,A"fh8Ot }x%fcno0OCevZT=5>_'fF"3l,S_x]x:#K<{$Ls_|`ziAJ2VB!u@TM:)5LebbzkwP)@OCE8:D"X@vM!1PlzPJuq6nG%]i]L9NlxSRTCRhdS9+:NKMKg98%-""Io28g1<z(<OG=`a~4F+wA1za |mB_X#(B&wX}94CJ\Vcp[?,jVj<{UgYuCi$&OXN_MNd0]<]t*@xv!M.Pz>}21sJ|7>&EnYA"u,NwU"QotJWfS+9?y#V0|))'7YR>JS8!m<:XUK(*Yb\BWo/LXmgdwt?^GH!nQn0.6ezBgm]<}A>!;ha')hr#se5XC'oB4@k2dY$f IgAfV}wngf)P~amcTtCzUf/Z:~Ui}'2)kRCd9K:{oBH^gKS_PCMs{att/W5EZ>$s{8d;)CFur,:Fc1yzzr3m*|Lf1@Vt ^b@00<}i"?8Qlq'Z.x^e0N_IY3%g5k"\e#`bP0JT8MEE64/+dQjZ?3&5n)o=wB:WF#B#tBN%c[#PCD<lF/d*\S,w%RGDZdN"Ai$0pxU5?2z|liK\'>fEkjQpv&mrtH[>%Tr=Y>Bc"]+x;qHKT5{ZD/c&ZSOa,;y!s;x`5te
827 :
吾輩は名無しである :02/02/15 21:41
↑読めませんよ阿部さん
828 :
吾輩は名無しである :02/02/15 21:58
ところで阿部さんはまだ芥川賞を狙っているのですか。
>>822 才能のないやつにとっては文学であれなんであれなんの可能性もないよ。
君は考えなくていいから(苦笑
他スレをばればれで荒らして、自分に注目させておいて書きかけの屑小説を 宣伝かい。どんどん落ちるね、阿部のやり方も。スレの削除依頼出しとけよ。 臭いんだよ、お前は。
>>825 文法の間違いだらけでまともに読めないってさ。文学云々以前の
問題。
832 :
ジョン刑事 :02/02/15 22:52
↑>文法の間違いだらけで いまだにこんな事を言う奴っていったい・・・・・
833 :
吾輩は名無しである :02/02/16 09:22
おはよう、阿部さん。今日も良い小説書いてね!
こんにちは、阿部さん。今日は文学板荒らさないでね。あと、スレも立てないで。 うざいから。
835 :
吾輩は名無しである :02/02/16 18:47
この人の作品、どこで面白くなるんだろうと我慢しながら読んでたら 終わってしまった。何がよいのかわからん。
836 :
吾輩は名無しである :02/02/17 00:29
それが阿部文学です。
837 :
吾輩は名無しである :02/02/17 00:31
>>ALL 阿部読んでる時点でアウトかセーフかっつうたらアウト。
839 :
吾輩は名無しである :02/02/17 00:38
阿部読んでると合コンで女子受けいいけどね。
間違えた!!
842 :
吾輩は名無しである :02/02/17 00:50
早く新作が読みたいなあ。
843 :
吾輩は名無しである :02/02/17 01:44
HP更新してほしいんだけど
844 :
吾輩は名無しである :02/02/17 11:20
阿部和重って本名ですか?
845 :
吾輩は名無しである :02/02/17 11:23
>>829 文学がまだ才能だと思ってる「才能ある」チミ。
才能ない僕に「文学の可能性」を語って下さい。
846 :
吾輩は名無しである :02/02/17 13:25
847 :
吾輩は名無しである :02/02/17 13:51
>>845 ペニスの大きさと、女性がセックスで快感を得られることとはあまり関係ないようです。
なぜなら、ペニスの先があたる膣の奥は、快感など何も感じない無感覚の場所だからです。
しかし、男性の「ペニスは、大きい方が良い」という「巨根神話」は、かなり根深く、
やはり「大きなペニスがうらやましい」と思っているようです。
では、気になる日本人のペニスは、どの程度の大きさなのでしょうか。
アメリカで実施された陰茎サイズ(勃起時)の調査によると、調査によってばらつきはあるようですが、
おおよそ白人の場合は長さが17.5cmで、周囲が12cmだそうです。
さらに、アフリカのスーダン人の男性は、勃起時に長さが30cmで、周囲が20cmを超えるそうです!
セネガル人もほぽ同種で、まさしくウマ並みらしい…
ちなみに、ウマのペニスの長さは約50cm!あんまり見たくないですが…
そして、日本人の勃起時のペニスの長さの平均値は12cmで、周囲の平均値が10cmなので、
少々見劣りすることになるようです。ここで、気にしちゃいけない!
世界一の巨根は、公式に残っている記録によると、アメリカのポルノ男優のそれで、長さが43cmだったそうです。
パンツに入るのかなぁ?
彼は二十六年もの間、ポルノ男優として活躍し、二千三百本の作品に出演し、私生活も含めて
一万四千回(!)のセックスをしたそうです。どうなってるの?
男性にとっては、うらやましいかぎりなのでしょうが、実はセックスのとき、彼のペニスは大きすぎて
先から三分の一ほどまでしか挿入できなかったらしいのです。
だから、恥骨を押しっけ合ったり、互いの陰毛をジョリジョリしながら、膣の奥へ奥へと突き立てるような
インサートの喜びは知らなかったでしょう。
さらに、職業からきたものか、エイズにかかって死んでしまいました。お気の毒です…
男性は「巨根神話」にとりつかれているものの、お相手の女性たちはこれについてどう思っているのでしょうか?
女性がセックスで快感を得るには、ペニスの大きさに関係が無いことは医学的にわかっています。
ここで男性が知りたいのは、女性が「大きなペニスをもつ男性」に魅力を感じるかどうか、
「ペニスの大きさ」が恋人を選ぶ基準となるかどうかということでしょう!
ある女性誌のアンケートで、「男性のどこに惚れるか?」という問いに、1位がキュッと引き締まったお尻で、
2位がスリムな体、以下、顔(とくに目)、たくましい腕…となり、ペニスの「ペ」の字も出てきません。
ホンネとタテマエを多少差し引いても、男性が思っているほど女性たちはペニスの大きさにはこだわってないのでしょう。
大きいとセックスの時、痛そうだし…
ちなみに、ペニスの大きさでは欧米人に負けるけど、硬さは日本人のほうが勝ってるようです。
こっちのほうが大事だ!っていう意見もあります。
しかし、あまりカチンカチンに硬すぎるペニスは、挿入して動かしたときに、相手の女性は痛みを感じることもあるようです。
若い男性には無理な注文かもしれないけれど、ソーセージより少し硬いくらいがちょうどいいらしい?
848 :
阿部和重(本人) :02/02/17 13:52
このスレの荒れ具合も全て僕の計算どおりなのだよ 自作にこのスレを取り入れさせてもらうからね だから皆、もっと面白くしてくれよな(ガハハハハハハ!
849 :
阿部和重(本人) :02/02/17 13:53
ガハハハハハハハ!
850 :
吾輩は名無しである :02/02/17 14:27
>ガハハハハハハハ! なんかワラタ
851 :
吾輩は名無しである :02/02/17 14:29
829=848 ガハハハハ!
なんかみもふたもなく上げようとしてないひとりで。
山形弁使ってよ。
854 :
吾輩は名無しである :02/02/17 14:40
山形弁ってどんなの?ロシア語みたいなの?
855 :
吾輩は名無しである :02/02/17 15:04
856 :
吾輩は名無しである :02/02/17 15:09
>>847 爆笑。名文。コピぺ?まさかね。
大きさは気にしないけど、正直興味はありますね。
この話題、発展しすぎると大幅に板違いになりそう・・
857 :
吾輩は名無しである :02/02/17 15:11
阿部ってでかそうだな。 中上は案外小さそうだ。
作家になれない君達のルサンチメ〜ンは面白いねえ(アベベベ まあ好き勝手言っててくれたまえよ(カズシゲゲゲゲ
859 :
吾輩は名無しである :02/02/17 15:40
やっぱ阿部ちゃんにはウンコについて書いてもらいたいな
こっちは上げなくてもいいんじゃない。 肯定的でマジに語ることなど残ってないでしょ。 すでに
どっちも上げる必要なし
ソウダネ。 デモ、アッチハ阿部を完全に殺そうとするスレだよ多分
殺せないよ(藁
『ABC戦争』の文庫おちはまだですか? 『アメリカの夜』が文庫になった時期を考えるとそろそろでしょう。 まさか、文芸文庫逝きではないでしょうね…。
865 :
吾輩は名無しである :02/02/18 22:36
とりあえずこっちをあげときましょう 最近阿部さん何してるの?
866 :
吾輩は名無しである :02/02/18 23:26
丑の刻参り。
867 :
吾輩は名無しである :02/02/19 00:17
2ch荒し。
868 :
吾輩は名無しである :02/02/19 00:19
阿部さんは本当に長嶋のことが嫌いなのですか? ヤパーリ自分がことごとく落選し続けている芥川を、 二度目であっさりと受賞されては面白くないですか?
869 :
吾輩は名無しである :02/02/19 00:22
鴇ならぬ長嶋暗殺計画。もちろん失敗する。
870 :
吾輩は名無しである :02/02/19 07:22
おはよう阿部さん!今日も良い小説書いてね!
おう、おはよう! ばりばり書くぜ!
872 :
吾輩は名無しである :02/02/19 16:47
しかし作家でストローブ=ユイレをきちんと観てるのは少なくとも 阿部くらいだよな。そういう勤勉なところは評価したい、映画を語 っている作家の中では。
873 :
吾輩は名無しである :02/02/19 16:54
阿部の映画批評は無理やりっぽいんですけど それは『カイエ・ジャポン』派全員に言えることだけど ところでストローブ=ユイレの映画ってスゴイのはわかるけど 正直超つまんないよね!
874 :
吾輩は名無しである :02/02/19 17:06
>873 でも嫌いではないけどいちばん無理っぽいのはダントツで 安井豊だと思う。時々笑ってしまう。阿部と青山はまだい いんじゃないかなあ。
875 :
吾輩は名無しである :02/02/19 18:02
しかし阿部に一番似合うのは、ダイハードなどハリウッド大作なんだが。
876 :
吾輩は名無しである :02/02/19 18:07
阿部は早く本で『シンセミア』をまとめてくれ。 モニターじゃ読みにくくてタマラン。
877 :
吾輩は名無しである :02/02/19 21:36
リトルモアで言ってたが批評空間で連載してたやつはこのままでないの?
878 :
吾輩は名無しである :02/02/19 21:40
書きお直しすんでしょ?
879 :
吾輩は名無しである :02/02/19 21:42
遅筆で有名だし、それでもいつになることやら・・・
880 :
吾輩は名無しである :02/02/20 00:49
>>880 遅くてもいいんだよ。慌てる作家は文章荒れる。
でもどれくらい書き直しているんだろうな。ただ放っておいてあるだけなのか?
881 :
吾輩は名無しである :02/02/20 01:36
∧_∧∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ´∀`)/< 先生! 阿部君がカードチャプターさくらに夢中で原稿書いてくれません! _ / / / \___________ \⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\ ||\ \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .|| ||
882 :
吾輩は名無しである :02/02/20 01:44
AA上手だね
883 :
吾輩は名無しである :02/02/20 01:45
映画がやりたいなら潔く筆を折れ。 龍や辻がどんなにくだらないクソ映画を撮っても許されているのは、 一応文学の分野で芥川賞という権威のある賞を獲っているからだ。 それがない阿部が、本業の文学が中途半端なままで映画なんか撮ったって、 袋叩きは確実。それだったら作家の肩書を捨てて勝負したほうがいい。
阿部くんは中上賞を取ります
885 :
吾輩は名無しである :02/02/20 01:53
>>883 あいつが映画撮ってどうすんの?! 村上龍じゃないんだから。
それよかゴダールが彼の作品をテキストとして使う・・・だったらマジ
かっこいいけどさ。徹底的に隅から隅までずずずいーと文学なんだけど、
テキストがあちこちでがしがし使われるってのがいいよ。いかに引用されるか、
ですよね。2chじゃあなあ・・・
>>884 それで「シンセミア」? なああんかいいのかなあ、そんなんで。
886 :
吾輩は名無しである :02/02/20 01:57
いや、アイツは内心自分で撮りたいはずだ。 まさか映画評論をきわめたいと思っているわけでもないだろう。
887 :
吾輩は名無しである :02/02/20 02:03
そうなの? 学校で撮っていたとは思うけど・・・ でも金かかるよね、映画って。35mmだと一千万くらいいくんじゃない?
888 :
吾輩は名無しである :02/02/20 02:04
1せんまんくらい屁です。阿部にとっては。
889 :
吾輩は名無しである :02/02/20 02:05
「週刊ポスト」でも「ノーベル賞、映画」って言ってた。
890 :
吾輩は名無しである :02/02/20 02:07
>>889 ノーベル賞は無理でしょう(藁、「愛」がないし、彼の作品には。
映画かあ、なんかもったいないような気がしないでもない。
実は長嶋じゃなくて青山をニックキだったりして。
891 :
吾輩は名無しである :02/02/20 02:14
>青山をニックキだったりして。 あー、それはあるかもね。岩井とかね。もう、アホかと。馬鹿かと。
892 :
吾輩は名無しである :02/02/20 05:02
おはよう阿部さん!今日は早起きだね!今日もいい小説書いてね!
893 :
吾輩は名無しである :02/02/20 17:19
正直、カズシゲ・アベより、ムネオ・スズキの方が面白い。 ストーリーテラーとしての才能、エンターテイメント性、話題性、 言葉の使い方の巧妙さ、 どれをとってもムネオの方が素晴らしい。
894 :
吾輩は名無しである :02/02/20 17:58
| | | | | |_____ | | | ̄ ̄ ̄ /| 阿部長嶋祭りはここじゃないのか・・・ | | | / /| | /\ | /|/|/| | / / |// / /| | / / |_|/|/|/|/| | / / |文|/ // / ∧∧ |/ /. _.| ̄|/|/|/ /⌒ヽ) /|\/ / / |/ / [ 祭 _] ∧∧ /| / / /ヽ 三____|∪ /⌒ヽ) | | ̄| | |ヽ/l (/~ ∪ [ 祭 _] | | |/| |__|/ 三三 三___|∪ | |/| |/ 三三 (/~∪ | | |/ 三三 三三 | |/ 三三 | / 三三 |/ 三三 /
↑nanndakasugokuomoroi
896 :
吾輩は名無しである :02/02/20 20:34
阿部は映画監督でいうと青山というより岩井レベルだろ(藁
897 :
吾輩は名無しである :02/02/20 21:28
今のムネオに勝てる表現者はいない
898 :
吾輩は名無しである :02/02/20 21:39
文学界の新連載とやら「映画覚書」読んだけど、内容云々以前に、どうして 阿部のエッセィって読みにくいつかリズム感ないつか。小説の文章は 内容云々はともかくよいのだが不思議だなぜだ。なんかバタバタしてて 目に嬉しくない。
899 :
吾輩は名無しである :02/02/20 21:57
900 :
吾輩は名無しである :02/02/20 21:57
900をゲットしたからさ!
901 :
吾輩は名無しである :02/02/20 21:59
900番大に突入したのでそろそろ終らせましょう皆さん クロムハーツアイリッシュセッター黒レザー501XXを身につけましょう皆さん
902 :
吾輩は名無しである :02/02/20 22:00
900番台!しかしこの糞レスも終らせる為には有効皆さん
903 :
吾輩は名無しである :02/02/21 21:44
それいけ大将!
904 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:28
阿部、最近辻化してないか? イターイ大人になってしまったのか・・・
905 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:57
実は阿部が動いているところ見たことない。
906 :
吾輩は名無しである :02/02/21 23:58
祭ですか?
907 :
吾輩は名無しである :02/02/22 00:45
阿部っちにはぜひ寅さんを論じてもらいたいものだ。
908 :
吾輩は名無しである :02/02/22 03:53
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | カイエ・ジャポン復活を願ってageとくか・・・ \_ ____________ | / / ∨ | 『ユリイカ』も今日からレンタル開始だしな・・・ 日 ▽ U\ ______________ ≡≡≡≡≡| / ∧ ∧ / V ∩ [] ∨目 (゚Д゚;) < あなたたちカイエのまわし者ですね。 __ ∧ ∧___∧,,∧|つ∽_ \____________________ ( ,,)日 ミ ,,ミ∇ ― / つ――ミ ミ ――― 〜(___ノ 〜ミ,,,,,,,,,,ミ ━┳━ ━┳━  ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄
ユリイカビデオ化? マジでか? カイエ日本は内容は下らんがマイナーな映画の存在自体を知るのにはとても役立った あそこにしか載らないのとかあったし
910 :
吾輩は名無しである :02/02/22 04:54
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 僕が実はスタローン好きというのは浸透してないみたいですね青山さん。 \_ ____________ | / / ∨ | そんなこと言ったら厨房扱いされるぞ阿部君。 日 ▽ U\ ______________ ≡≡≡≡≡| / ∧ ∧ / V ∩ [] ∨目 (゚Д゚#) <ミッキー・ロークを忘れるなゴルア!! __ ∧ ∧___∧,,∧|つ∽_ \____________________ ( ,,)日 ミ ,,ミ∇ ― / つ――ミ ミ ――― 〜(___ノ 〜ミ,,,,,,,,,,ミ ━┳━ ━┳━  ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄
阿部さん!クラークスのガムソールってどうなの? すぐ擦り減りそうなんだけど 今更ワラビー買おうかどうか悩んでんだけどカッコイイと思っちゃったからしょうがない 安売りもよくしてるし人気も無い今こそ買おうと思って でもあのソールがヤバそうなんだけど
912 :
吾輩は名無しである :02/02/22 11:18
無理だよ しかも今の芥川賞って普通にダサいし別にいらんよ 古井が阿部の事どう思ってるかだけ知りたいけど
____ / 、, ヽ ,, -┬ | ^ ^ |┬,-、 / ,-、,-(:|lこHこl|;)ー--、 <abeなんで知らんわ。 |/|,゙,l| ,,┴ー.vー┴、 ヽ / __|、|/'v'T'~^~Tヽl\ \ | {_Ξ} ヽ,,,,,,/ \| | \___/T'|' | ''' | | / | l゚| |┿| |/ | |l| |┿| |┤ | |'| |┿| |┤ |,__|゙|__,l人l_______|/ | |,| | `|'| / l|、____λ__/ ! v v
とるに足らない存在だと思ってるらしいよ。
916 :
吾輩は名無しである :02/02/23 12:42
ていうか阿部はまだ切実に欲しがってる。
>>914 古丼仙人!?
阿部の最も好きな漫画が龍玉だって知ってたんですね!
,-‐,,ii||||||||||||ii、-、 i\ _,..、、,、,.、、,..,、,、.,,.., -‐/ i||||||||||||||||||||||||i ヽ‐-、 ,.、,、,..,、、.,、,、、..,_ /i i‐- `.',:'''´:゙:.:゙´:: :.,: ,:、:. .、:;、、:、'; i||||| |||||||||||||||||i ;'`;、、:、. .:、:, :,.: ::`゙:.:゙:`''':,'.´ -‐i  ̄  ̄ ゙'‐..: ;..;;.;_ ::. :.,':.、.: .:, :... :;、.' |||||| |||||||||||||||||| '、;: ...: ,:. :.、.:',.: .:: _;.;;..; .:..‐'゙  ̄  ̄ `"゙' ''`゙ `´゙`´´ ヽ, !|||||||||||||||||||||||||!" 〈"゙' ''`゙ `´゙`´´ . 了 ゛!!||||||||||||||!!" `ヽ `ゝ.__  ̄Y ̄ ___ノ | ]下ミ─-。、_|_; 。=‐≠:エ"┬| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ └、' トミミi=´<_,l、=´,E=|#ナノ < 小節書いとれ!! `ヽトミ|「‐、=ラ7 ̄E/-‐' \__________ ー-------____ _. `i=、 二 ,.=i´ __ | | |  ̄7´ /-‐'´ `─´/ ``ーへ ̄ \ ー_ | | | ゝー──、/──ノ ノ
919 :
吾輩は名無しである :02/02/23 16:41
そろそろパート2を作りましょう
早くこのスレを終わらせたいのだが最近阿部が何にもしてないため 書くことが何にも無いので龍玉レスばかりになってしまいます 早くHPでも更新してくださいね
そうだよね。うんそうだ そうだよね、うんそうだ そうだよね・うんそうだ そうだよね?うんそうだ そうだよね!うんそうだ そうだよね@うんそうだ 宋だよね!?いや唐だ>
早くなんか我々の目に見える活動をしてくれないと カキコする事が無いよ〜
とりあえず950は超えたいと思うので あと1立てる人はこのスレみたいに前スレのリンク貼るのを忘れたりとかはしないでね
僕、小説を書こうと思うんです。 題名は「2002年のスロット・マシーン」。 伝説の3ベットのビーストキングというマシンを探す男の話です。 一部を公開するとこんな感じです。 ↓ これはスロットについての小説である。 スロット研究書「ボーナス・フラグ」の序文はこのように語っている。 「あなたがスロット・マシーンから得るものは殆ど何もない。数値に置き換えられたプライドだけだ。 失うものは実にいっぱいある。歴代大統領の銅像が全部建てられるくらいの銅貨と(もっともあなた にリチャード・M・ニクソンの銅像を立てる気があればのことだが)、取り返すことのできぬ貴重な 時間だ。 あなたがスロット・マシーンの前で孤独な消耗をつづけているあいだに、あるものはプルーストを 読み続けているかもしれない。またあるものはドライヴ・イン・シアターでガール・フレンドと 「勇気ある追跡」を眺めながらヘビー・ペッティングに励んでいるかもしれない。そして彼らは時代 を洞察する作家となり、あるいは幸せな夫婦となるかもしれない。 しかしスロット・マシーンはあなたを何処へも連れて行きはしない。リプレイ(再試合)のランプを 灯すだけだ。リプレイ、リプレイ、リプレイ……、まるでスロット・ゲームそのものがある永劫性を 目指しているようにさえ思える。 永劫性について我々は多くを知らぬ。しかしその影を推し測ることはできる。 スロットの目的は自己表現にあるのではなく、自己変革にある。エゴの拡大にではなく、縮小にある。 分析にではなく、包括にある。 もしあなたが自己表現やエゴの拡大や分析を目指せば、あなたは反則ランプによって、そしてそれに ともない、事務所から飛び出てくる本職の方々によって容赦なき報復を受けるだろう。 よきゲームを祈る。」
誰もが口に出さない、出してはいけない。しかし僕はあえていいたい。 カンフー列伝とは、なんと過酷なものか。 僕たちは、山佐というケイジの中で、集団になって無邪気に遊ぶだけの子供 だった。 それを、急に子宮の外に出されてしまった。僕らは、自分の頭で考え行動しな ければならない。 さらに、よりによってこの不機嫌な時代にストックだ。 僕たちは、幼少時代から快適なコンビニエントな生活に慣れ親しんできたんだ。 僕たちの世界に「強制ストック」はいなかった。 それを急に、「厨房」の世界に行かなければならない。 僕たちに、語る「夢」なんてないんじゃないか? そういい終わると、きゅうにヤツは押し黙ってしまった。 「ハイエナしやがれ。」俺はそうヤツにはき捨てるように、つぶやいた。 ヤツの言葉の不吉さは、俺をますます不機嫌にそして不安にさせる。 俺は、とりあえず1Kを乱暴にヤツの目の前に置いた。 そのまま、振り返らず、喫茶店を後にした。 外は、いつのまにか雨だった。なまぬるい雨に打たれながら、俺は駅に 向かって歩いた。
僕は黙り込んだ。確かにこの女は僕を知っている。しかしどれだけ考えてみても、 女の声に聞き覚えがなかった。「じゃあ今度はあなたが私のことを想像してみて」、 女は誘いかけるように言った。「声から想像するのよ。私がどこの店長かってね。 何色の看板で、何々系列ってところか、そんなこと」 「わからない」と僕は言った。 「試してごらんなさいよ」 僕は時計に目をやった。まだ一分と五秒しか経っていない。「わからない」と 僕は繰り返した。 「じゃあ教えてあげるわ」と女は言った。「私は今実績を上げなきゃ逝けない のよ。最近新装開店をしたばかりで見せ台もかなり多いの。」 僕は黙って首を振った。これじゃまるでサクラじゃないか。
「高確率だといいね」と彼女は言った。 「君もね」と僕は言った。
結局その夜我々は四千回ハマった。 四千回転目のプレイのあとで、レイコさんは僕の隣の台で深いため息をつき、 体を何度か小さく震わせていた。 「私もう一生これやんなくてもいいわよね?」とレイコさんは言った。 「ねえ、そう言ってよ、お願い。残りの人生のぶんはもうやっちゃったから安心しなさいって」 「誰にそんなことわかるんですか?」と僕は言った。
週に一度、スロット・マシーン会社の集金人兼修理人が店にやってきた。 彼は三十ばかりの異様にやせた男で、殆ど誰とも口をきかなかった。 店に入ってくると店長には目もくれずにスロット・マシーンの台盤を 鍵で開け、コインをザラザラとキャンバス地のずだ袋に流し込んだ。 そしてその一枚を取ると、点検のために機械に放り込み、ニ、三度 レバーのバネの具合を確かめてから面白くもなさそうにリールを止めた。 それから打ち方を順押し、中押し、逆押しで打ち、テーブルの調子を 点検し、全ての小役を取り終え全てのゲームを消化した。 レギュラー・ボーナス、間延び、真・線香花火・・・、最後にた〜まや〜ランプを 点けてしまうとやれやれといった顔付きでビタハズシをしてゲームを終えた。 そして店長にむかって何も問題はない、という具合に肯いて出ていった。 煙草が半分燃え尽きる程の時間しかかからなかった。 僕は煙草の灰を落とすのも忘れ、鼠はビールを飲むのも忘れ、二人は 唖然としてその華麗なテクニックを眺めたものだ。 「夢みたいだ。」と鼠は言った。「あれだけのテクニックがあれば+150kは 軽いね。いや200kは行くかもしれない。」「プロだもの仕方ないさ。」と僕は 鼠を慰めた。それでもエース・パイロットの誇りは戻ってはこなかった。
「いいかい、よく聞いてくれ。 ぼくは、パ・チ・ス・ロがすきだ。」
「カンフー列伝のこともっと知りたい?」 「興味はあるね、いささか」 「ねえ、私は『カンフー列伝のこともっと知りたい?』って質問したのよ。 そんな答えっていくら何でもひどいと思わない?」 「もっと知りたいよ、カンフー列伝のことを」と僕は言った。 「本当に?」 「本当に」 「設定1の機械割が80%だとしても?」 「そんなにひどいの?」 「ある意味ではね」と彼女は言って顔をしかめた。 ・・・やれやれ、また強制ストックか
「ねえ、ひとつだけ質問していいかな」と 僕は机の上の水のグラスを取って言った 「このスレでは何人くらいが文を書いているんだろう?」
新宿駅で降りると、通勤ラッシュのため、 あたりはスーツのサラリーマンでいっぱいだった。 南口で降り、エスカレーターでグリンピースの前まで行くと、 端正な顔立ちの若者でいっぱいだった。 視線に気がつき目をやると、アステカで軽く順押しサボ維持できそうな 中武一日二膳がこちらを見ていた。 その目はまるで冬の海岸のようにどこか寂しげだった。 「ここはあなたの来るべき場所じゃないわ」 そうかもしれない。僕はきっと来る場所を間違えているのだ。 オーケー、認めよう。 僕は7が見えない。
春樹じゃん!
____ / 、, ヽ ,, -┬ | ^ ^ |┬,-、 / ,-、,-(:|lこHこl|;)ー--、 <蝦じゃの、abeも… |/|,゙,l| ,,┴ー.vー┴、 ヽ / __|、|/'v'T'~^~Tヽl\ \ | {_Ξ} ヽ,,,,,,/ \| | \___/T'|' | ''' | | / | l゚| |┿| |/ | |l| |┿| |┤ | |'| |┿| |┤ |,__|゙|__,l人l_______|/ | |,| | `|'| / l|、____λ__/ ! v v
>>923 >あと1立てる人はこのスレみたいに前スレのリンク貼るのを忘れたりとかはしないでね
悪かったな!
今晩1000逝きそうだな・・・飲み会じゃ、残念。
誰か新スレ立てろ・…って、もういっこのスレはどうすんだ?
いずれにせよラソディのスレに負けないくらい強烈な1を噛ましてほしいね。
ンチャ。
|_∧ |ー゚) コッチノスレニハダレモナイ… |⊂ イマノウチニ1000ゲットオドリヲ… | ♪ ♪ ♪ ∩ ∧_∧ キョウモゲンキニ♪ ヽ (*゚ー゚) シィ〜シィ〜シィ〜〜♪ ヽ ⊂ ヽ ミ〜ンナナカヨクabeスレsage〜♪ O-、 )〜 ハニャニャニャ〜ン♪ U ♪ ♪ ♪ ∧_∧ ハニャ、ハニャ (*゚ワ゚)⊃ ハニャ、ニャン ヽ⊂ 丿 1000get〜 ⊂ _ / ニャン、シィー!! し
2スレはあっちということでいいんじゃないの。 スレ名もいまの阿部タンらしいし、 阿部タンぐらいじゃない、あのスレ名嫌がるの。
939 :
吾輩は名無しである :02/02/24 01:24
abe
wajyuu
もう2スレあんだからこっち上げんなよ 阿部和重
|_∧ |ー゚) コッチノスレニハダレモナイ… |⊂ イマノウチニ1000ゲットオドリヲ… | ♪ ♪ ♪ ∩ ∧_∧ キョウモゲンキニ♪ ヽ (*゚ー゚) シィ〜シィ〜シィ〜〜♪ ヽ ⊂ ヽ ミ〜ンナナカヨクabeスレsage〜♪ O-、 )〜 ハニャニャニャ〜ン♪ U ♪ ♪ ♪ ∧_∧ ハニャ、ハニャ (*゚ワ゚)⊃ ハニャ、ニャン ヽ⊂ 丿 1000get〜 ⊂ _ / ニャン、シィー!! し
|_∧ |ー゚) abeチャンガオーナニシテイルウチニ |⊂ 3スレオドリヲ… | ♪ ♪ ♪ ∩ ∧_∧ キョウモゲンキニ♪ ヽ (*゚ー゚) シィ〜シィ〜シィ〜〜♪ ヽ ⊂ ヽ ミ〜ンナナカヨクabeスレsage〜♪ O-、 )〜 ハニャニャニャ〜ン♪ U ♪ ♪ ♪ ∧_∧ ハニャ、ハニャ (*゚ワ゚)⊃ ハニャ、ニャン ヽ⊂ 丿 3スレタテルゾ〜 ⊂ _ / ニャン、シィー!! し
| \ |Д`) アッ!ダレモイナイ・・・sageテオドレバミツカンナイ・・・ |⊂ | ♪ Å ♪ / \ ア ヽ(´Д`;)ノ チュチュンガチュン ( へ) ア ソレ _く__ チュチュンガチュン... / ※ ※ \ /※ ※ ※ ※\ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ Å ♪ / \ ...ア ヨイヨイヨイヨイ ヽ(;´Д`)ノ オットットット (へ ) ア ヨイヨイヨイヨイ __ >_ オットットット / ※ ※ \ /※ ※ ※ ※\
/ / ∠祭りは今夜だぜ! 逝くぜ、1000ゲト ∧_∧ \___________ ( ´Д` ) /, / (ぃ9 | / /. / ∧_二つ / / / \ / /~\ \ / / > ) / ノ / / / / . / ./ / ./ ( ヽ、 ( _) \__つ
946 :
吾輩は名無しである :02/02/24 19:27
─、、 (゚皿゚ O) <ウゼエ祭ガハジマッタ… / ̄/ >> | ̄| | | @/\ \@/ /'/ /'/ | | | | -┛ -┛
キタ.━━┓┏━┓┏━━━┓┏┓┏━━━━━┓┏━┓ ┏━┛┃┏┛┃┏━┓┗┛┃┃┏━┓┏━┛┃┏┛ ┃┏┓┃┗━┛┃┏┛┏┓┗┛┗┓┃┗━━┛┗┓ ┃┃┗┛┏┓┏┛┗━┛┗━━┓┃┗━━━━━┛ ┃┃┏━┛┃┗━┓┏ (゚∀゚).━┛┗━┓┏━━━┓ ┃┃┗━┓┗━━┛┃┏━┓┏━━━┛┃┏━━┛ ┃┃┏━┛┏━━┓┗┛┏┛┃┏━━━┛┗━━┓ ┃┗┛┏━┛┏━┛┏━┛┏┛┗┓┏┓┏━━┓┃ ┃┏┓┃┏━┛┏┓┃┏━┛┏┓┃┃┗┛┏┓┗┛ ┗┛┗┛┗━━┛┗┛┗━━┛┗┛┗━━┛┗━━ !!!!
ああ、マジうぜ。また始まったよ。阿部オタどもぐぁ…
さぶ
勝手にやっとれ。テレホーダイ時間まで知らない。
もう一個のスレは荒れ放題だし こっちも酷いけど阿部の何がそうさせるんだろう・・・・ 別に興味なけりゃほっときゃいいのに 荒らしたがるやつが出てくるのはいったい? 芥川賞に関しては石原宮本に認められたくないし(もちろん龍もね) 三島賞のときもこの二人のせいで落ちたし 野間文芸新人賞のときは柄谷がいたから受賞できたんだし まあどの審査員を信用すればよいかは自ずとわかるよね?
955 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:41
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | また祭りか!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ´∀` )< いい加減にして欲しいわ! (`∀´ ) ( ∧_∧\________ ( つ/ ̄ ̄ ̄ ̄ (`∀´ ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ./ /(⊂ )o <とかいいながら期待してんジャン! /_______//(___) \_____________ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.||/ ||, .||
956 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:43
うぬ!
957 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:44
>こっちも酷いけど阿部の何がそうさせるんだろう・・・・ みんな阿部タンのことが好きなんだよ!!
>もう一個のスレは荒れ放題だし あれはもう、犬に噛まれたと思って。。。いいじゃん、2chらしくて。
959 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:48
つか俺は一言言いたい、阿部オタとかいって馬鹿にする輩は 本当に阿部の小説を読んでいるのか? じゃなかったらほん とに厨房としか言えないのだが。
960 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:49
しかし実は、内心阿部は都知事に認めてもらいたい。
しかし中上に萌えてるとはな・・・意外・・・でも誰かが後を継ぐべき だろう。同じような小説を書くってことじゃない。村上龍もあれだしな。 春樹も完全に孤高の世界に入っているし。誰かが進んで泥をかぶる っていうか、泥の中に手を突っ込むやつがいてもいいだろうとは思う。
962 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:50
それが文学オタじゃないところから出てくるところが不思議だ。 ていうか、だからできるのかね。もっとなりふり構わずやってもらいたい。 育ちの良さ・・・ってことはないな、山形だし。人の良さが出るのかな。 なんかこう、重いんだよな。遅筆ってことじゃないよ、念のため。
964 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:55
>>963 そう、オレも阿部の文章はとてもよいと思う。
>>959 >阿部オタとかいって馬鹿にする輩
あれは自称っぽいところもあるのでは? マンセースレはキモイ。
966 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:57
>>964 雑なところあるけど、たぶんもってうまれたリズム感のようなものが
あるんだろうな。それは認める。文体がある。てか、ちょっと読むと、
「ああ、阿部のだな」ってわかる。ああー、誉めすぎか?
でも文体を持っている作家ってなかなかいない。どうしても「内容内容」
って感じだから。形式とか、方法とか、大事なんだけど、本当は。
やべ、あげちった!!
968 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:58
だいたい『I・P』が読みにくいとかいう奴の読解力がわからん。
969 :
吾輩は名無しである :02/02/25 00:59
ただ単に文章が変だから読みにくい。
970 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:00
>形式とか、方法 中ザワヒデキとかの「方法主義宣言」を踏まえてそんなこと逝ってるのかね、 ちみは!!! てか漏れもまだよく勉強してないけど(汗
971 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:02
阿部の夢は芥川賞を獲ってニュース23の幸福論にゲストで出ること。
972 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:03
>>969 ・・・すべて口語体の日記スタイルの小説を変で読みにくいと言われたら
小説は読めないと思われますが?
973 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:06
いやヤツは特別だろ。
974 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:07
♪ ドン ドン ドン タカタッタ ∧ ∧ ,,──,−、 ♪ (,,゚Д゚) / (: :( ) )) |つ/つ `ー─``ー' 〜| | ┣━━┫┨ U U ┠┤ ┣┫ もうすぐ1000だぜワショーイ!!
975 :
方法絵画、方法詩、方法音楽(方法主義宣言) :02/02/25 01:11
二十世紀の諸学諸芸に民主主義体制の結果として林立した同語反復は、 形式ではなく方法への還元によって、再び単一原理として語られ始めなけれ ばならない。同語反復が意味する無意味は感覚主義や衆愚の口実とはならず、 むしろその権威化には禁欲と戒律が要請される。 方法絵画は、偶然と即興を禁じて方法自体に重ね合わされた色彩平面である。 ただし、快楽に直結する実際の色彩は、周到に他の物質に置換されることもある。 方法詩は、詩情と没入を禁じて方法自体と化した文字列である。ただし、 抒情を叙事する実際の文字は、周到に他の事象で代用されることもある。 方法音楽は、表情と速度を禁じて方法自体が具現した振動時間である。た だし、愛欲を加減する実際の振動は、周到に他の事象で代用されることもある。 これらの方法芸術は、一方でそれぞれおの形式が依拠する伝統に回帰しつつ、 他方では単一原理を同時代的に唱和する。われわれ方法主義者は、放縦と怠惰 を学芸にもたらした自由と平等を会議し、倫理としての論理を復権する。 疲れた・・・(ハァハァ
976 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:15
コリクツ書くな!!
_____ ________
∨
___
/ __コL\ ズドン
<__ ■【 】_〉 __( ⌒ ) ヽ
〔Ω_ @[目@〕=[o[=§ =-
>>975 [[=§__@b[_]@〕  ̄ ̄( )ノ
 ̄/__/ ヽ__>
/o ヽ /o ヽ
abe m(´ヘ`)mコリクツコリクツm...... <ヨンダァ?
978 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:20
寂しいんだね。。。
「自由と平等を会議し」→「自由と平等を懐疑し」 チ! 漏れとしたことが。
980 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:22
あと20
abe m(´ヘ`)mコリクツコリクツm...... <1000ハボクノモノ…
982 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:25
1000番ゲットォォォォ・・・ってまだか  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ (´´ ∧∧ (´⌒(´ ⊂(゚Д゚ )≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ⊆⊂´ ̄ ⊂ソ (´⌒(´⌒;;  ̄ ̄ ̄ ズザーーーーーッ
983 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:26
>>975 実際のところ、どう評価されてるんだろうね? きちんとオッチ
してないからよくわからない。名古屋の劇団、Ost-Organ(絶対演劇)の
代表である海上宏美との対談は最近読んだけど…
個人的には、詩(文学?)と絵画と音楽が同じ平面に並んでいるってところが、
なんか惹かれるところだが・・・だが・・・・・だが・・・・・・・・だが
984 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:27
なんか心臓が停まる寸前の心電図のモニターみたいだな。
985 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:28
>>983 うぜえ! とりあえず1000ゲトじゃ!! コリクツはあとにしろ!
って、3スレ立てるの? それとも、もういっこのスレでやるの?
986 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:29
っていうか平面とか言うから…
987 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:29
988 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:30
989 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:31
990 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:32
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ < 1000より999をゲットしたいー!! " , 、 ミ \_______ ゝ∀ く (´´ ( つ つ (´⌒(´ / /〉 〉≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ (__)(__) (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ
991 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:34
abe m(´ヘ`)mコリクツコリクツm...... <マケタクナイケド、ズザザデキナイ・・・
992 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:35
やっぱ阿部の最高傑作は『無情の世界』ではないだろうか、『シンセミア』 が単行本で出ない限りは。
993 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:35
もうそろそろご臨終だな。
994 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:36
最高傑作はこれから書くよ。
995 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:36
てか答えろよ!!(藁) とりあえず。
996 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:37
俺か? 別になんとも思わんよ。
997 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:37
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ < アトチョト・・・・・・ " , 、 ミ \_______ ゝ∀ く (´´ ( つ つ (´⌒(´ / /〉 〉≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ (__)(__) (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ
998 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:39
まだ死なないのか。
999 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:39
シーン…
1000 :
吾輩は名無しである :02/02/25 01:39
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ < 999ゲットォォォォォ!!! " , 、 ミ \_______ ゝ∀ く (´´ ( つ つ (´⌒(´ / /〉 〉≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ (__)(__) (´⌒(´⌒;; ズザーーーーーッ
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1001 :
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