ガルシア マルケス「百年の孤独」

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952吾輩は名無しである:03/02/26 21:23
うぜーな、お前ら。
ラテンアメリカについて知りたいなら『母を訪ねて3千里』を読めよ。
953933:03/02/26 21:33
文学版なら、
エドモンド・デ・アミーチス「クオレ」を読めよ、
と言おうね。
954吾輩は名無しである:03/02/26 21:42
わはは
>>951
ふーん、サンクス。
956吾輩は名無しである:03/02/26 22:01
>>933が煽り体質なのが駄目だな
957吾輩は名無しである:03/02/26 22:18
>>955
ROMしてないじゃん。約束は守れや!
遊んでくれる相手がいてないのか、いてないんだろうな。
ROMするって自分が発言したんだからROMに徹しろや!
>>957
なんかラテンアメリカ文学のこと書けや、書けるならな(w
ヲチアイじゃなくてヲチャーさん(w
959吾輩は名無しである:03/02/27 09:39
皆マルケスの作品のことを語りたいのだが、変なのに絡まれたくないから
控えてるだけの罠
960一人の関西人:03/02/27 10:29
同じマルケス好きとしてなんかネタ振ってみようと思ったが、
>>917を見て萎えた。
いやむしろ、正直こんな奴でも文学語れるのかと感心した。
961吾輩は名無しである:03/02/27 12:08
>>959-960
禿同
まともな人とマルケスについて語り合いたいよ。
「カラマスレ」と同じになりつつあるね。
もう語り尽くしたという罠。
ラテンアメリカ文学のスレも立ったし、
コアなファンは向こうで書いているんだと思う。
963吾輩は名無しである:03/02/27 16:18
>>959
禿同
たまらんな。
964吾輩は名無しである:03/02/27 17:32
>>962
お前がここに来たからこうなったんだろう。
気付けよ… 自分の性格の悪さと、周囲に嫌われているって事をね。
スレタイに沿ったレスには俺はちゃんと対応しているわな。
これも気に食わないということは・・
>>964はヲチャーでは無いと証明してみ。
966吾輩は名無しである:03/02/27 19:48
わしゃ文学をよく知らんのだが、マジックリアリズムってのは手法にすぎないだろ?
べつに絨毯乗って空飛ぶのがマジックリアリズムでもあるまい。
その表現方法だと思っておったが。
967吾輩は名無しである:03/02/28 07:11
私はまだ行ったこと無いけど、ラテンアメリカを初めて訪れる外国人旅行者は、
「現実には存在しない」と思っていたものが平然と現実に存在しているのを目撃して驚くのだろう。
その驚きには、マジックリアリズム的小説がもたらす驚きと確かに共通するものがあるのでは?

空飛ぶ絨毯のような「現実には存在しないはずのもの」を
あたかも現実に存在しているかのようにまざまざと感じさせる表現方法が
マジックリアリズムであると、仮に定義しておく。

でも、この定義にはまだ何か大切なものが欠けているように思える。
「おとぎばなし」と「マジックリアリズム」の違いって何だろうか?
「客観性」がキーになるような気もするが、上手く言えない・・・
968吾輩は名無しである:03/02/28 20:19
黒澤明と対談してたね
969吾輩は名無しである:03/02/28 20:49
いいかげん「マジックリアリズム」とやらの話が終わらないかな。
ガルシア=マルケス的ラテンの世界が、
大阪を主とした関西+琉球的な世界だという点について、少し説明を加えておこう。
個人的には前者には嫌悪感を感じ、後者には違和感を感じている。
ガルシア描くところのイベリア風なラテンの世界は、確かに暗い血の情念による
迸りのようなものが行間に感じられ、イタリア的な底抜けの明るさとは異なるようだ。
このあたりが、強国・大国による占領の歴史経験した琉球的圧制の歴史と一脈通じる点である。
971967:03/02/28 23:47
>>969
まあ、良スレだったこのスレももうすぐ終わることだし。
締めくくりにはいい話題かなと。

ともあれ最後はきれいに終わってほしい。
972967:03/03/01 03:06
そういう抽象的なことを論じ始めると、往々にして
マルケスの豊かな実質を離れてしまい、
トンチンカンなことを言い出すはめになっちゃうんだよね。

ただそういうズレた意見が全く無価値かというと、そうでもなくて、
ズレのおかげで本来あるべき姿が正確に見えてくるということはあると思う。
「それちょっと違うんじゃない?」と思えるということは、
自分なりの「正解」に近づいている証拠だとも考えられる。

という、この意見自体ズレまくってる可能性も大いにあるわけだが。
973ラッキーアイテム:03/03/01 21:06
974ガディワッツ:03/03/04 01:11
ガルシア・マルケス読み始めました。取りあえず、百年の孤独と短編集から始めてます。
取りあえず、一つの疑問。
アレナスといいマルケスといい、登場人物が土ばっかり喰ってるのはなんでだろぉ。なんでだろー。
教えてくれる人はいるかな。僕は嫌われてるから無理か。

975ガディワッツ:03/03/04 01:18
>>528さんが、時々、登場人物の行動がばかげているように見える(例えばレベッカ
が土や漆喰を食べるなど)マルケスは常に人間性の本質とその多様な性癖を心にとどめている。

と書いていますけど、土を喰うってのはラテンアメリカ文学ではしょっちゅう使われていますよね。
これは宗教的な隠喩なんでしょうか、たとえば、「大地にキスをして、懺悔シナサイ」のような。
それとも、寂しがり屋の子供達が、爪を噛むような、日本の子供達だったらどんなのかな、あまり思い浮かばないけれど、
そんな程度の土着的な悪習なのでしょうか。
976ガディワッツ:03/03/04 01:24
しかし、想像力の枷を意識的に外して行くという手法は、とても可能性を秘めていると思う。
きっともう、何かしらの名前が名付けられて、認識されてしまっているのだけれども。
想像力の限界、丸山健二を馬鹿にするつもりは無いけれど、争いの木の帯に書かれていた
「想像力の限界に挑む1200枚」というあの文句は、単に方向性の違いなのかもしらんせんが。
977吾輩は名無しである:03/03/04 01:27
>>975
そーでもないよーな…。ばぁちゃんが言うとったが
妊娠した女はみょーな物喰う、たとえば青梅だの壁土だの…ってさ。
象や野生の動物が特殊なミネラルの含まれた土を食いに逝く生態も
よく知られているし。
より動物に近い在り様として、そんな振る舞いがでるんかも。
習慣というより、人間が本能に基づいて生きる時に
先祖がえりのように顕われる性癖。
風土や自然は、それを助長する装置として働く・・
978ガディワッツ:03/03/04 01:33
>>977さん
 なるほど、人間が本能に基づいて生きる時に、そんな振る舞いが出ると、
日本の子供達には土喰う習慣は有りませんよね。栄養状態、貧困が関係している
のだろうか、と少し寂しくなりました……。何かが不足していて、何かが多すぎるのかなぁ。
 戦時中……、土を食べていた子供達はいたのだろうかなぁ……。
979ガディワッツ:03/03/04 01:43
取りあえず、今から土を喰ってみます。腹に虫が湧かなければ良いんだけど。
体験できることは、体験してみなければ……。土を喰ったって良い文章が書けるわけじゃないけど、
それでも、喰ってみます。何か、悟れるかもしらん。って、創作板じゃないから板違いですね。
980吾輩は名無しである:03/03/04 01:59
>979
君は文才無い。全然だめ、無駄だ。
やめとけ。さっさと嫁に逝け
981ガディワッツ:03/03/04 02:09
>>980
 嫁に行けるモンなら、イキテェナァ。貰ってくんない?
982ガディワッツ:03/03/05 09:09
読了。二日かかっちまいました。
土を喰うことについて。もう一度。
解題、読んでから書きこすれば良かったんだけども。
『レヴェーカの土や漆喰を口にする奇癖は、近代医学が夫人のある種の病気の
典型的な症候であるとする指摘よりも、むしろ「ドン・キホーテ」中の挿話「無分別な物好き」
の一節に繋がっているらしい』
だそうで。
でも、やっぱり、それっておかしい。
むしろ、始めに病気の症例が有ったので、それを、ドンキホーテに結びつけたとするべきで。
ラテンアメリカ文学では、しょっちゅう土を喰うシーンが有るんだから、いや、マルケスの場合だけが、
ドンキホーテに結びつくのか? ううむ・・・・・・ ああ、駄目だ、夜中の間だずぅっと、重機で
路を固めてたから、眠気が、いや、眠気のせいじゃないって、俺。
983吾輩は名無しである:03/03/05 10:39
>>974
>アレナスといいマルケスといい、登場人物が土ばっかり喰ってるのはなんでだろぉ。なんでだろー。
君は「空島」の歴史について知らなさ過ぎる。
君にとって此処にある地面は当然のものだろう。
だが空にはもともと存在しえぬものだ。
'島雲'は植物を育てるが生むことはない。
緑も土も本来空にはないのだよ。
我々はこれを”大地(ヴァース)”とそう呼ぶ。
空に生きるものたちにとって永遠の憧れそのものだ。
そのことを十分理解して欲しい。
984ガディワッツ:03/03/05 10:46
なんか、>>983のようにかくと、わんぴーすはすげぇ、文学的なんじゃないかと。
 ……、いや、ほんとに。
985ガディワッツ:03/03/05 10:52
開拓された、マコンドの情景を思い浮かべ、
「こいつは近来にない大発明だ」といった、ほせあるかでぃおぶえんでぃーあ
と、哀れな己を重ね、ついぞ得ることの出来なかった、豊饒なる土を思い、
コロンビアの国歌をブックシェルフで聴いて、今日の所、自己完結は幸福な
悦楽をもたらしてくれたので、寝ます。
ああ、わんぴーす、素晴らしいぜ。
986吾輩は名無しである:03/03/05 16:56
土を食う…。飢餓の時代にあっては日本でもそういうことはあったようです。
987吾輩は名無しである:03/03/05 23:58
きょう5日の毎日新聞夕刊の文化面に、
「ガルシア=マルケスの偽文書」という野谷文昭の文章が出ている。
988ガディワッツ:03/03/09 06:22
百年の孤独ダイジェスト版、というと語弊があるかもしらんせん。
「土曜日の次の日」読んだ方居ますか?
ディティールの同一という、つまらない部分しか僕は分類出来ませんでした。
紫のインクで書かれた隠され(まぁ、分かり切っているところだけど)た文面が知ることが
出来るとか、そんな程度でした。
「土曜日の次の日」落ちもいまいちそれが一体何を意味するのか掴みかねるまま。

 百年の孤独・土曜日の次の日、なんだか、輪廻といった概念を思い起こされるのは
私が日本という風土に犯されてしまっているせいか、それとも、マルケスが意図した
所に依るものなのかすら輪下欄。
サンスクリット、とかいってるからな、やっぱりゴータマの影響は受けてたんでしょうね。
989ガディワッツ:03/03/09 06:23

ああ、手に尾はガ、とか、間違ってる(欝
990吾輩は名無しである:03/03/09 23:10
異食症って病気がありますよ。
子供は特に壁土とか土、チョークなどを食べることが
多いそうで、土食症ともいわれてます。
原因は寄生虫か、精神的なもの。
991吾輩は名無しである:03/03/09 23:54
そろそろ次スレよろしく!
992吾輩は名無しである:03/03/10 00:14
>>991
いらね、下のスレで十分。

ラテンアメリカ文学
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1046131855/l50
993ガディワッツ:03/03/10 00:24
欲しいな。だって、スレのレベル高いんだもん。ついていけないよー。
は/か(話、かわるけど) メルキアデスってさ、愛が無いよね。
だってさ、自分の書いた文章で狂い、孤独に陥る人間が出ることを知っていながら、
予言をしたためたんだもん。そして、にこにこ笑って話を聞く。
彼は、人間を遙かに超越した知識を手に入れていながらも、誰かに褒めて、
認めて欲しくて仕方なかったんだ。彼も、愛がかけて居るんだね、そして孤独だ……。
994ガディワッツ:03/03/10 02:04
短編を読めば読むほど、メルキアデスがブラフマンに思えてくる……。

仮説1
……百年の孤独は、舞台こそラテンアメリカのものに違いないが、
  仏教の思想を源流として書かれているだ……。
  メルキアデスのそれは、黙示録や基督に依る預言者よりも、
  シッタルーダに預言を与えたブラフマンにより近しい。

……後から恥ずかしくて溜まらなくなるぞ、俺。
995吾輩は名無しである:03/03/10 14:45
まさに滅びたマコンドのようなスレッドだな
996吾輩は名無しである:03/03/10 21:12
では1000の人は蟻に運ばれるのですね。
997吾輩は名無しである:03/03/10 22:56
998吾輩は名無しである:03/03/11 00:24
このスレの10分の1以上を書いたのはオレでした。
999ガディワッツ:03/03/11 00:41
ああ、次に書き込むことが出来たら、僕は愛を手に入れられたのに!
1000吾輩は名無しである:03/03/11 00:42
ミス板詩ね!
10011001
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。