今、高校2年生で、将来は作家になりたいです。
文を上手く書く為には、本をたくさん読みなさいとよく言います。
コレは本当ですか?
本を1日1冊は必ず読んでいる文学板の皆様にお聞きしたいです。
どうしても、この板でやりたいのか?>1
>>2 いろんな板を見た結果ココが妥当だと判断しました。
率直に住人のレベルが高いと感じたのです。
多読はいいこただよ。
でも書く練習は必要。
日記に,その時その時の出来事や
気持ちや考えたこととかを,
自分で納得ゆくまで,
書く癖をつけるのがいい。
文章を気軽に直せるように,
パソコンでワープロかエディターを使って
書くのがいいと思う。
あと,自分の書いた文章を読むのも大事なことだよ。
>>4 ありがとうございます。
参考にします。
>>5 わかりました。
自分でも、文を書いたりします。
読んでみると、自分の文が幼いと思ってしまいます。
プロの作家のような比喩も思うようにできませんし、やったとしても意味がわからなくなったりします。
また、自分の技法があってるのかということにも不安・疑問を覚えました。
そこで、まずは本をいっぱい読もうと思ったんです。
手書きで長編小説を全て書き写した、という作家もいるね。
あんまり大成したといえるのかわからないけど(w
直木賞はとった。
好きな作家の小説を丸まる写してみるとか。
読むのとはまた違った勉強になるかも。
時間がかかるので多くは出来ないと思うけど、一度くらいしてみる
価値はあると思います。
>>7 ありゃ。ちょっとかぶった。
飽くまで文章運びの参考までに写してみるということで。
長編だとアレだから短編をサクッと。
11 :
吾輩は名無しである:01/10/07 00:18
良き読み手が良き書き手であるとは限らない。
むしろ読みふけるとただの趣味人になってしまうだろう。
高校2年なら感受性がほぼ固まりつつあるだろうから、
徹底的に文章訓練をした方が良い。
新聞を読んで要約するなり、本を読んだら書評のようなものをつけるのも良い。
>>8 少ししか読んでいませんが北方謙三、花村満月です。
特に、北方謙三には、作品そのものではなくて、思想・精神・感性という部分に尊敬しています。
>>7、9、10
写経というものですか。模倣なくして創造はできませんから暇があればしようと思います。
13 :
おまだまさかさ:01/10/07 00:25
高校生でしょ。今は文章をどうのこうの考えずに
やりたいことやって読みたい本読んだらいいよ。
才能あんならいずれ開花するだろうし、ないなら
ないで構わないんじゃない?高校くらいのときって
あんまり人生設計とかたてないほうがいいかも。
あとで思い返して赤面したり、なさけなくなるような
こと一杯やってれ。そのほうが作家としての幅にも
絶対繋がる。人はたいがいのことを二十歳までに経験
するってなことよく言われるけど、それは当たってる。
二十歳を少し過ぎると、人生ウス-クなってくるから。
今のうちはあれこれ迷いつついろんなことやってみたら?
>>11 文を書こうと思いますが、本当に自分の文の構成・技法正しいのか、よくわからないんです。
ですから、まず、そういう文章術みたいな本を読んでから、要約、書評などしたほうがよろしいでしょうか?
>>13 やりたいことやったり、読みたい本を読んでいますよ。
興味がない本は読んでもつまらないので読みないようにしています。
>ノブリーさん
文の単位でしたら、伝えたい内容を過不足なく表すことをまず心がけてみたら
いかがでしょう。
文の技法とは、しかし、どのようなことを指しているのでしょうか。
ちょっと確認するけど、要は、「作家になるには本をたくさん読んだ方が
いいの? それだったら読むけど」ってことだよね? だったら、ひとこと
言わせておくれ。
あほ。
>>16 正確な句読点の打ち方、比喩の適切な表現方法、構成(起承転結)などです。
私は、思うままに書くので、どこかに誤りがありそうなんです。というか絶対あります。
>>17 読みたいから読むってのもありますよ。
作家になりたいためだけに読むのであれば、夏目漱石の本を片っ端か読みますよ。
20 :
吾輩は名無しである:01/10/07 01:00
1はこんな質問している時点で作家にはなれんな。
心に野心をひた隠し、そして貪欲に何もかも吸収すれば良いじゃん。
1の年なら恋愛しまくるとかさ、色々やることあるぜ。
お利巧さんや教科書人間じゃこの時代は生きてはいけませんぞ。
>ノブリーさん
句読点に関しては、意味のまとまり、呼吸の継ぎ目、文字の重なりで
見えにくくなるところなど、一般的には考えられます。しかし、小説
を参考にした場合には、描かれている対象によって文が変形されてくる
ということも往々にしてありますから、あまり一義的な正しさに拘泥
せぬようにしたほうがよろしいかと。
よけいなお世話ですかね。
ただ、ここでの文を読む限り、それほど逸脱した文を書く方のように
は見受けられませんが。
これは文章を書くだけに通じるものではないが、過去のモノに
ふれたところで創造力を養う事はできないぞ。まあこれは田中美智太郎
という人が言っていたことなんやけど。
個人的に高2なら武者小路実篤の友情、初恋は勧める。
これは20才を越えたらまあ感動は出来ないと思う。
なぜ漱石なのか解らないけど、まあいいです。
まず、本多勝一の『日本語の作文技術』を読みましょう。
読点の打ち方は、これ一冊で事足ります。
あと、たくさん読んでる人の方が文章表現の幅は、当然、広い。
もちろん、基本図書なんてのもないので、好きに読んり読まなかったり
すればいいんではないでしょうか。漱石だって「源氏物語」は、結局、読了
しなかったそうだし。
まあ、もともと才能のある人は、意識的に多読しなくても、良い小説を書いて
いるみたいですけどね。
24 :
吾輩は名無しである:01/10/07 01:21
1よ、ラディゲを読んで20歳で死ね!!
漱石のこころ。先生の遺書は斜め読みしてしまった。
何歳ぐらいで読めばいいんやろか。
26 :
吾輩は名無しである:01/10/07 01:28
>>25 中学生くらいじゃない?
たぶん遅すぎたんだよ。
27 :
吾輩は名無しである:01/10/07 01:28
カサノバとなるかスタンダールとなるか!!
ガーン。19才に勧める本はありませんか?
29 :
吾輩は名無しである:01/10/07 01:47
エフスキーだね、19は。
30 :
夜明けのダザイスト:01/10/07 02:19
「高校生のための文章読本」とかいう本がどこかから出ていたはずだが。
あと、好きな作家にに傾倒して読むとその文体に縛り付けられる恐れもあるので、
作家の本をたくさん読むと同時に新聞もしっかり読みたまえ。
出きれば二誌以上な。
31 :
ベッカム凄いね。:01/10/07 02:31
ほどほどでいいから人生経験豊富にしなよ。
文字にこもんなよ。
32 :
吾輩は名無しである:01/10/07 04:16
村上春樹は誰かの文体の模倣になるのを避けるために
ある時期意図的に日本語は読まないように
していたらしい。読むとしても電車の中づり広告だけとかね。
これって、ただのかっこつけ?
33 :
吾輩は名無しである:01/10/07 04:32
34 :
吾輩は名無しである:01/10/07 04:50
>>33 そういうことだ。
(So it goes. これってヴォネガットのぱくりだよね。)
35 :
吾輩は名無しである:01/10/07 04:55
外国語を訳すのはいいかもな。
受験での和訳とかもちょっとした鍛錬になるかもしれない。
文章を違った角度から捉えるという点においては。
というわけでまだ高校2年なら受験勉強にしっかりと勤しみなさい。
その合間に本を読みなさい。それも大事な経験のひとつだ。
基本的に読み書きは別の能力だと考えた方が良い。
読みに要するのは感受性、書きに要するのは表現力だ。
37 :
吾輩は名無しである:01/10/07 04:59
一流の作家になりたいのなら、人一倍考えなさい、悩みなさい。
文章を上達させるためには色んな人と会って話をする方が効果的だろう。
良き書き手とは良き話し手でもある。文章が上手な人は話も上手だよ。
39 :
夜明けのダザイスト:01/10/07 05:10
そして、良き話手とは良き聞き手である、と。
>>39 その通り!!
文学の第一命題が人間を描くことであるならば、
人間通にならねばならない。人間を知るにはまずは会話からだ。
>>39 春樹作品に、人の話をひたすら聞く主人公がいたな。
春樹本人もそうなんだろうな。
どうでもいいが。
42 :
吾輩は名無しである:01/10/07 06:00
漫画だけど『東京大学物語』で、主人公が
ひとの特徴メモってるのがバレてぼこぼこに
されてましたね。
43 :
黄昏のワルツ:01/10/07 08:43
一般に「模倣」は悪いものとされがちだが、考え様によっては
そうでもない。
第一に、我々が生み出すものは、すべて先人の遺産の影響を受けた
ものである。世に新たな思想を輩出する研究者なぞは、
その思想を全くの「無」から生み出した訳では無い筈だ。
先人の研究を学び、その上で、(多くの情報の寄集めで)新たな
思想を生産したはずである。
その例には「源氏物語」が挙げられる。この作品には、この作品以前の
様々な文学の集大成となっている。例えば「竹取物語」の とあるシーン
が挿入されている事を考えれば、お分かりだろう。
よって多読も、真実な「経験」の一部になるのであり、作品を創造せん
とする我々にとってなくてはならないものなのである。
と、なんか知らないうちに偉そうな文体になってしまいましたが、
僕も高2です。お互い頑張りましょう。
あ、そうそう。小説ばかり読んでても駄目だと思いますよ。
論文も読まなくっちゃ。
44 :
吾輩は名無しである:01/10/07 09:10
昔は志賀直哉の文章を書き写すのが文士修行だったそうだが、
今でもやってる人はいるのかなぁ?
>>6 >自分でも、文を書いたりします。
>読んでみると、自分の文が幼いと思ってしまいます。
その幼いところが後になって読むと
ものすごく貴重だったりする。
今は今なりの文章を書き続けてのがだいじ。
46 :
吾輩は名無しである:01/10/07 18:31
ただ写すよりも自分なりに推敲してみるのは?
>>43 同じ高校生とは思えぬレス、、、
頑張りましょう。模倣なくして創造なしです。
>>45 そうですね。
48 :
吾輩は名無しである:01/10/09 03:29
あげ
>>25-26 漱石が親戚の女の子に「子供が読むものではありません」と言ったエピソードは
知らないのかい?
まあ少なくとも、読むのに遅いということはあり得ないでしょう。
50 :
黄昏のワルツ:01/10/09 07:40
>49
僕も同意見です。中学生で読んだって、
三角関係で死ぬなんて馬鹿だな、程度の誤読に帰着
するのが大抵です。
文学に早いか遅いかなんて関係無いと思います。
それを意識する事は即ち自分を狭めているに過ぎません。
「〜でなければ、いけない」「〜は…である」
のような、「である主義」に拘泥していては、いけないと思います。
要は「する」事に意味があると思うのです。
川端さんの文章読本、おもしろいよ。
>50
あなたまるで教育委員会みたいだね。
52 :
我輩は天采である:01/10/09 17:52
書くだけじゃ飽きるだろ?
HPに発表して、2CHで宣伝しなさい!
そうすれば、バカにはバカという声が徹底的にきこえるだろうし、
いいものはいいって言うんじゃないかいる。
揉まれるのも必要だよ。
俺は前にバカ! 無自覚ナルちゃん! と罵倒されたよ。
それがいい薬になったね。まだ懲りてないけどよ。
53 :
吾輩は名無しである:01/10/10 15:26
↑こういうマゾは一生治りません。
54 :
吾輩は名無しである:01/10/11 21:33
なんで2ちゃんで発表するかね。
55 :
吾輩は名無しである:01/10/11 22:38
56 :
夜明けのダザイスト:01/10/11 22:41
俺は漱石の作品の中では、
こころは退屈でご都合主義って感じで嫌いだったけどな。
あんなのより「それから」とかの方が全然面白いと思うけど。
57 :
吾輩は名無しである:01/10/11 23:05
>>55 「1+1=3」これ誤読。
あなたは「三角関係で死ぬなんて馬鹿だな」
というのが、漱石の意図をよく読み取っていると思いますか?
>>49 >>50 うわー、至極安心した。織田作之助は26でスタンダールの赤と黒を
読んだらしいが年令の関係ないことのいい例だと思う。
59 :
誤解されし大家:01/10/15 10:27
志賀なおやはパルムの僧院を読んで、「なんだ、愚連隊のはなしか」といった。
また、文芸の新人賞などでは、
流行作家らが売れてる自信に乗じて小生意気な寸評をするが、
これまたバカにつける薬なし、だ!
また、バルザックは売れない時代、文学の先生に書いたものをみせると、
「なんでもいいから、文学以外の仕事につくように」といわれたそうだ。
60 :
吾輩は名無しである:01/10/19 00:51
>>57 小説などにおいては、作者の意図を汲み取れているかどうかというのは、
あくまで二義的な事でしょう。
それにしても、算数を例えに使うのは、まったくの的外れだよ。
61 :
吾輩は名無しである:01/10/19 00:55
>>60 同意。「1+1=3」もあり得るのが文学ではないの?
「1+1=2」の価値観では零れ落ちてしまう
ものを掬い取るものでは。
62 :
吾輩は名無しである:01/10/19 01:04
ざっと読んだだけだから見落としたのかも知れないが、
誰も「上手い文章」とは何か、については触れていない。
「正しい日本語」が書きたいんなら「日本語練習帳」でも
読めばヨシ。
63 :
吾輩は名無しである:01/10/19 02:43
他人が聞いたら面白がるだろうなー、という話を常に考えることです。
うそでもいいから。というか、嘘でも面白ければオッケー。
文章は、形には拘らず自分が好きなように書いて、身近によき文章家が
いたら添削を受けるといいし、新聞社の文化講座で文章学校にいくのも
いいかも。人生経験を豊富にするのはもちろんですが、十分条件ではあり
ません。ただ、文章は早めに練習した方がいいです。
おたくだろうがなんだろうが、その道を選んでしまうと、並々ならぬ
努力が必要だということもお忘れなく。寝る間を惜しんで勉強して下さい。
そして、将来私を楽しませてくれるもんなら楽しませてください。
小説家に必要なのは上手い文章より個性溢れる文体の巧い文章。
多読すれば〜? って質問には「多読しないよりは上手い文章書けるようになる
可能性は増える」くらいしか。
追加。
逆に言うと、自分が「これは面白いに違いない」という話を
生み出せなかったら、残念ながら才能がないということです。
自分の趣味を押しつけてしまう、しかし、そのおしつけられた
おしべが、よく練られていて知性的で感動できて面白い、そういう
受け取り方をしてくれるひとのめしべと結びつき、花開く。
残念ながら、作家の才能というのは天から降ってきたところに
よりますからね。ただし、評論家には努力すれば誰でもなれます。
ジャーナリストにもなれます。
万巻の書物を読むアホもいれば、書物を読んだことのない感性
抜群の人間もいるので、一概に多読が名文章には繋がらないとい
うことをお忘れなく。
66 :
吾輩は名無しである:01/10/19 12:05
ノブリーさん。
要は作家になりたくて、幼いと自覚しながら文章は書いている・・と。
書いた文章はどっかに発表して批評をもらう。当然、句読点の使い方から
文脈、そして内容までツッコまれるだろうから、それを克服して上達を。
「文章技術」関係の本など、物書きになりたいのなら、もう当然読むべきものだ。
多読については65の「一概に多読が名文章に繋がらない」に一票だ。
キミは三島由紀夫が中学生の時から戯曲を描いていたという新聞種を
読んだか?本気で作家になりたいなら、有言実行じゃないかね。
67 :
猫くん@創作文芸:01/10/19 12:16
なんだかこのスレ熱いなあ。
お話は多読すれば書けるものじゃないとは私は思いますよ。
取りあえずはたくさん書くことかな?
1さんは興味があれば文芸板の虎の穴にでも投稿してみては?
あそこは匿名投稿できるとこなので、腕試しにはなるよ。
68 :
吾輩は名無しである:01/10/19 12:31
すでに投稿してるかもしれない。
69 :
猫くん@創作文芸:01/10/19 12:36
70 :
売れない詩人:01/10/19 13:15
世間の言う、良いもの、悪いものを並行してお読みなさい。
良いものの良さとはそうして知るものです。
71 :
吾輩は名無しである:01/10/19 13:17
良いものともっと良いものではダメ?
72 :
売れない詩人 :01/10/19 15:48
悪いものもだ。
まずいラーメンを知らない者に旨いラーメンは語れない。
ネットの世界にはシロウトの一人よがりのがうじゃうじゃしてるだろうが。
>>70 なるほど、文章の巧い/下手、良い/悪い、の評価基準の1つとしては「世間」の
評価というのがあるか。でも「世間」とは?有名作家・評論家ってことか?ベスト
セラーを読めというわけではないのだろうし。
74 :
吾輩は名無しである:01/10/19 18:11
お久しぶりです。
いろんなレスが飛び交ってるようですが
村松恒平氏は、
もし、最高の文章上達法は、と問われたら、ぼくはまず何も書かずに、筋のいい
日本語の古典的作品を、5年とは言わず、3年読め、といいます。
それができる人は、半端に作品を書くより、それをやったほうがいいです。
「古典とは何」と聞かれると、ぼく自身が古典に弱いので困るのですが、実行
したい人は、森鴎外の全作品を読む、ということからはじめたらいいでしょう。
読むこと、体験すること、人と心を触れあうことは、いわば書くことの根っこの
部分です。書くことは、茎や葉や花などの地上部分に当たります。
根が充実すればするだけ、美しい花が咲くはずです。
とも逝っています。
>>66 読んでいません。中学生からとは凄いですね。
現に女子高生が賞を、最近受賞しましたよね。「インストール」でしたか。
>75
虎の穴には逝った?
おもしろいと思うものを読めばいいと思う。
「勉強のため」なんて口実で身につけたものなんて、
クソの役にも立たないことぐらい、もう知っているでしょ?
今から古典名作追い掛けたって、年寄りにはどうせ勝てないんだし。
おもしろい漫画読んで、映画見て、
それを文章にする試行錯誤をなさい。
それで、じゅうぶんです。
後のことは、デビューしてから。
78 :
吾輩は名無しである:01/10/20 00:59
糞クンが創作文芸板を荒らしてこまっています。
なんであんなのが逝ったかなあ!
ここの1みたいなのに逝って欲しかったのに!
というわけでノブリー、行くんだ。
80 :
吾輩は名無しである:01/10/20 01:08
あのう、作家ってしょっちゅう対談とかさせられるし、社会について
意見求められたりしてるけど、やっぱ本書いてるだけじゃ駄目なんですか?
洞察力がないとやってけないのかな。
81 :
吾輩は名無しである:01/10/20 01:27
そんな心配、君はしなくていいんだよ
82 :
吾輩は名無しである:01/10/20 01:38
>>75、つまりノブリー。
長い村松引用は分かったが、何をいいたいわけ?自分は村松の
いうとおりにするということなの?なんか中途半端なレスだなあ。
作品が今なくて虎の穴にいけない言い訳がしたかったんか(失笑)。
まあ、何を実行するか表明して、ほんとに実行したら尊敬されかもね〜。
83 :
吾輩は名無しである:01/10/20 03:05
>>75 村松恒平って誰だ、高名な作家か、と思って検索かけてみたら編集者・ライター
なんだね。そんで文章上達塾みたいなサイトもやっていると。
そういうサイトを利用してるなら一々こんなスレを立てなくても良かったのでは。
84 :
吾輩は名無しである:01/10/21 01:59
>>83 その意見に激しく同意。さ、なんとか対抗せよ。ノブリー氏。
85 :
吾輩は名無しである:01/10/21 08:26
オウガイは文章は練習して巧くなるものではない、要は頭次第だといっている。
86 :
and a dog:01/10/22 06:14
>>50 それ、丸山真男の受け売りじゃん。
>>85 最高に頭のいいやつの云えることだな、それ。
でも教養がなければ名文を書くのは難しい気がする。
>>1 いい日本語を書きたかったら、
多読だけじゃなくて英語・独語・フランス語・中国語など、
外国語を習得するのも大事だよ。
87 :
吾輩は名無しである :01/10/22 08:01
芥川龍之介は「作家を志す者は数学を学ぶべし」ていってたね。あと、誰か
同じこといってる。(中上健次だったか?おもいだせない)
必要条件ではないだろうが、十分条件であると思うな。
88 :
吾輩は名無しである:01/10/22 15:17
>87
大西巨人も言ってるね。
89 :
吾輩は名無しである:01/10/22 17:13
がっこの国語と社会がとくいだったという作家は
ろくなのがいない。
90 :
吾輩は名無しである:01/10/22 17:30
↑
具体的には誰よ、、、
91 :
吾輩は名無しである:01/10/24 20:42
>>86 それ、丸山真男の受け売りじゃん。
彼にとってこれは「受け売り」ではなく「模倣」なのかも知れない。
丸山真男を読んでる高校生だから侮れないが。
俺は一度も読まない内におっさんになってしまった。
幾ら文章を書いても、多読しても、
唯それだけでは作家にはなれない、
と、僕は思う。文章とは造るもので
はない。個人の内部から自然と生ま
れるものだ。
だから……もう僕の言いたい事は
分かったでしょう? そういう事が
大切なんだと思います。
93 :
吾輩は名無しである:01/10/25 01:47
ノブリー、逃亡しちゃったの〜〜〜?
94 :
吾輩は名無しである:01/10/25 03:24
>92
一生そう思っているがよい
95 :
吾輩は名無しである:01/10/25 03:48
>唯それだけでは(
>>92)
多読は必要だということですよね。
96 :
吾輩は名無しである:01/10/25 03:52
なんで言葉が個人の内部から自然と生まれるものなのだ?
97 :
吾輩は名無しである:01/10/25 11:02
言葉って教養によって成り立つものでしょ、基本的には。
98 :
吾輩は名無しである:01/10/25 11:47
なんだかんだ言っても多読していない作家っていないと思う。
いたら具体例きぼんぬ。
99 :
吾輩は名無しである:01/10/25 13:06
100 :
吾輩は名無しである:01/10/25 13:08
これって作家の話しなの?
文学板ってそんなに作家志望が多かったんだ。
作家志望なら多読なんて当たり前でしょ。
一日多読5時間、執筆5時間くらいはやんないと。
101 :
吾輩は名無しである:01/10/25 13:26
>>100 それってすごすぎ。
作家志望じゃないけど、そんなもんなの?
その後、私には睡眠と食事と排便くらいしか
出来ない時間配分ですね。
102 :
吾輩は名無しである:01/10/25 15:05
>99
まいりました。
103 :
吾輩は名無しである:01/10/25 16:51
そんな生活してたら、40歳ぐらいで失明しちゃいそうな気が
>>100
104 :
吾輩は名無しである:01/10/25 17:47
執筆はどうかと思うけど、
多読は必須だね。
自分の文体を作り上げる要素が多読にあると思う。
多読しすぎると引きこもりに近い生活になる可能性がある。
>>1 多読もよいが社会と接する時間も忘れるな。
106 :
吾輩は名無しである:01/10/25 23:41
>>98 角田光代なんかは?
編集者から、そんな本も知らないのか、と呆れられる
こと数回、とかいうのを読んだ気が。
作家と一般人とじゃ、読書量の基準が違うんだろうけど。
107 :
吾輩は名無しである:01/10/26 02:47
>100
マジでそうらしいよ。
某作家は1冊書くのに100冊近い本を読むらしい。
>106
人によると思うけど編集者も多読してる人多いのでは?
108 :
吾輩は名無しである:01/10/26 02:53
ジャン・ジュネって教養殆どなかったんじゃなかった?
違って鱈ごめん。
109 :
吾輩は名無しである:01/10/26 02:58
ああ、犯罪者ね。
110 :
吾輩は名無しである:01/10/26 02:59
どんな罪冒したの?
111 :
吾輩は名無しである:01/10/26 04:11
麻薬密売、泥棒、男娼、暴力。
人生の大半は刑務所。
孤児院→少年院→刑務所ってコース。
でも、もの凄い多読者。
殺人やった作家って聞いたこと無いね。
113 :
吾輩は名無しである:01/10/26 05:54
死刑囚の作家がいなかったけ?
114 :
吾輩は名無しである:01/10/26 06:04
100年後、に残る作家はいるのかなあ。
115 :
吾輩は名無しである:01/10/26 06:27
犯罪文学つーことで
作家じゃないけど阿部定は一種の文学者だと思う。
嘘つきだしDQNだが。
『阿部定伝説』文庫で読んだけどすげーよ。
特に、事情聴取のくだりなんか。
安吾なんか騙されちゃってるって感じ。
あっ朝から重い話スマソ。しかも多読とはまったく関係ないね。
>>107 文学板に書き込みしている人の中には凄い人もいるだろうから、
編集者(特に最近の)のレベルが低い、という意見もあるんだろう
けど、一般的にはやはりかなりの読書量だろうと思う。
>某作家は1冊書くのに100冊近い本を読むらしい。
これって文章云々よりも、知識・資料として、だと思うけど。
117 :
吾輩は名無しである:01/10/26 08:17
↑だから多読って必要なんじゃねーの?
118 :
吾輩は名無しである:01/10/26 08:29
小説は筆が有れば書ける。
でも読書は必要だね。
119 :
吾輩は名無しである:01/10/26 08:34
いやびっくりした。おもしろいものだけ拾い読みしてたら
ぜんぶじぶんの著作だったよ。
120 :
吾輩は名無しである:01/10/26 08:59
有名な言葉で、
「本を読みすぎると馬鹿になるが、読まないともっと馬鹿になる」
って言葉がありますが。
本を読みすぎた馬鹿の表現方法は面白いと思うよ。
だって、一般人の観点から物を言われても、衝撃はうけないからね。
121 :
吾輩は名無しである:01/10/26 09:10
一番本を読んだ人って誰ですか?
122 :
吾輩は名無しである:01/10/26 10:30
>>113 Oヘンリは違うね。死刑ではなかったですね。
>>117 特定の作品を書くための資料(時代考証など)を読む事と、このスレで言う
「上手い文章」を書くための、つまり文章センスや技術を習得するための
読書とは違うのでは。
124 :
吾輩は名無しである:01/10/27 05:07
どこが?
125 :
吾輩は名無しである:01/10/27 05:20
↑え、同じなの?
126 :
吾輩は名無しである:01/10/27 10:21
同じなわけない。
1が本当に作家になりたいんなら両方必要なんじゃねー。
どっちの意味にしろ多読は多読だしよ。
大抵の作家ってデビューする前から多読してるっしょ。
小手先テクニックだけじゃ多様なプロット書けねーよな。
まあ、ひとつのプロットを使い回してる作家もいるけどよ。(ワラ
1、ここ見てんのかよ?
まあ、エーコの『文体練習』でも読みなさいってこった。
128 :
吾輩は名無しである:01/10/28 03:37
Hon ha yomu hituyouha arimasen.
129 :
吾輩は名無しである:01/10/28 16:06
スレたてた張本人・ノブリーはやっぱり逃亡しちゃったのかい?(藁
1は、1のような問いを発したという事実において、すでに
作家になるようなタマではない。断言する。
『文体練習』はコロンブスの卵のようなものだ。一度だれかが思いつけば、
あとはしごく簡単、気ままに先に進めばいい。
──ウンベルト・E
『文体練習』に影響を受けました、と称する作品を一度くらい読んで
みたい気もするけど(むぅん
エーコなら『開かれた作品』と『フーコーの振り子』をお勧めします。
セルバンテスは40過ぎてから牢獄で処女作「ドンキホーテ」を書いたのじゃなかったか。
何が彼に憑依したのか。
127の書き込みは俺っす。番ふり間違えスマソ。
>131
引用やめれ。しかもあとがきだろ?
なんて、あとがき以外であの文章を発見したら情報きぼ〜ん。
俺としては『文体練習』には腹抱えて笑ったけどな。
特に、「ノニータ」(ここの文体模写スレ思い出したよ。)
と「涙ながら却下」はマジで笑えた。
だが1よ。
『文体練習』の「あなたも映画作ってみませんか」は勉強になるはず。
文芸創作板よりもな。
だが、意図を汲んでくれて
うわー。
最後の一行却下!
おらおら。お前ら叩けよ。(ゴォラ!
135 :
吾輩は名無しである:01/10/29 12:17
ゴォラ!
136 :
Tango:01/10/29 18:57
>>133 ごめん。しかも支離滅裂だし。。
『文体練習』が偶々書棚にあったので、引き出して来てしみじみ読み返してたら
独り言を知らぬ間に打ち込んで知らぬ間に送信してたみたいなんですね。
>俺としては『文体練習』には腹抱えて笑ったけどな。
そそ、笑った笑った(笑
でも、”アイデアさえあれば、あとはそれを形にするだけ”なんてことは、やっぱり
ベテランの人が言うような台詞なわけで、パスティーシュを成功させて抱腹絶倒
の域にまで持っていくのは、相応の技量の蓄積が必要だと思いますよ。
さすが、文学板だな。誰も煽らん。
ベテランでさえ多読してるのになぜ厨房が読まない?
お前ら本が好きじゃないのになんで書きたいんだ?理解できん。
本を読まなくても作家になれるなんていう幻想は捨てたほうがいいな。
>136
「あなたも映画作ってみませんか」はプロット創作の練習として提案したまで。
エーコのあの緻密なプロットは多読からきていると思うがどう思う?
エーコの文学猫、マジで『フィネガンズ・ウェイク』読んだのかな。
俺、猫より劣るわ。今度文学猫スレでも立てるかな。
138 :
吾輩は名無しである:01/10/30 08:22
文体と作風、どちらが重要ですか?
139 :
吾輩は名無しである:01/10/30 09:06
>>137 個人的にはあれも結構ツボだったんだけど・・ヴィスコンティとか<「あなたも映画を〜」
ところで、このスレ死にかけてます、か?
うーむ、sageとこう。
あ、そうそう。友人によると、「文章力を上げるには、兎に角、毎日書くこと」だそうです。
>140
うん、俺のせいかも。
しょうがねえから消えることにしょう。
んじゃ!
多聴すれば本当に上手い歌歌えるの?
143 :
吾輩は名無しである:01/11/17 04:23
倉庫に入れるには惜しいような気がするからage
144 :
吾輩は名無しである:01/11/18 23:28
>>106 芥川賞取れそうで取れないのはそのせいです。
145 :
吾輩は名無しである:01/11/19 00:04
146 :
吾輩は名無しである:01/11/19 00:13
48500〜58100語だったけれど、何か?
147 :
吾輩は名無しである:01/11/19 00:40
>>145 このテスト国語辞典をもとにしてるから、
いわゆる「文系」に偏ってる気がする。
148 :
吾輩は名無しである:01/11/19 01:02
語彙ってまあ、理系の専門的な語彙もあるわけだろうけど、国語力に限って言えば
文系でよいのでは?
しょーもな
150 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:28
あのー、
多読すると文体、伝染っちゃって困るんですが。
こんな主体性のない私は一体どうすれば・・・・・?
151 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:30
それはセンスあるってことだよ。マジに。
152 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:34
>>150 ヘタに伝染するとね、ワクチンいるんだよ。ワクチン。
注射痛いよ。イヤだろう。
ビタミンを多く摂って早くもう寝なさい。
153 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:36
いくら読んでもぜえんぜん文体を真似できない人いるからねえ。
もう完全に文章センスの問題。伝染る素地があるんだから、
いいんでないかい?
154 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:43
同意。文体という言葉が出てくるところが偉い。
155 :
吾輩は名無しである:01/12/10 02:46
>>145 でも村上春樹ってめちゃくちゃ語彙少ないよね。
156 :
吾輩は名無しである:01/12/10 03:07
>>155 そうよ。だから文章の上手下手ってのには語彙の数はまったく
関係ないんだよ。選択の的確さは必要だけどね。
157 :
吾輩は名無しである:01/12/10 03:15
多読することも大切だけど、
自分の好きな作家を見つけてとことん読むのがいいと思う
つーか、自分にあった文体を見つけることが大切だと思う
158 :
吾輩は名無しである:01/12/10 03:17
同意。内容よりも、文体だよ、文体。マリリン・モンローの有名な
「Happy birthday to you」の歌みたいにね。内容は後からついてくる。
159 :
吾輩は名無しである:01/12/10 03:18
>1
んなわけあるか、ドアホ! 才能の無い奴は
世界中の本を全部読もうと、ダメ。
才能のある奴が、多くの書を読み、多く書き、習練を積んで、
自分独自の文体を創り上げることができた時、はじめて
何かを創作できるかもしれないスタート・ラインに立つ。
161 :
吾輩は名無しである:01/12/10 03:24
ま、そういうことだね。
>159誤爆?藁
>>162 そうでもないかもよ〜 案外鋭いかもよ〜ふふふ。わかる?
ナニナニ??気になる〜!
いや、
>>159のネタかもしれんから・・・そもそもコピペとかってさ・・・
ほら、あるじゃん。ね?
>159
ダメじゃん、てんで。
悔しい?
なんだよー! プンプン 深読みしちゃったじゃないか・・・
170 :
吾輩は名無しである:01/12/10 12:28
多読で有名な福田和也は文章が巧いか?
171 :
吾輩は名無しである:01/12/10 15:04
私(女)は読む時期、年齢は受け取り方、感じ方には影響あると思うのですが、
どちらが良いというわけでもないです、種類が違いますから。 ただ実際、小学生の
頃に読んで、つまらないと感じたものは今現在二十代になって読み返してみても
つまらないです。 ずしんと心にこないわけです。川端康成は今も昔も私にとっては
つまらないのです。漱石は今も昔もそこそこ相性は良いようです。鴎外は、嫌味な
性分が伝わってきて今も昔もダイスキです。皮肉ですよ。
多読に関しても、活字が好きな人ならば、小学生でも自然に多読になってしまう
わけで、成り行き上、文章を書くのも好きになっているのではないでしょうか?
私も十代の頃は、上手で流暢な文章=素晴らしい、と思っていたクチで、澁澤な
んかを崇拝していて、嫌味な餓鬼でした。しかし受験期に入った頃から夜遊ぶよう
になり、活字に触れる機会も少なくなり、騙したり騙されたりしていたある時、
野口英世の文盲であった母が、英世へ寄せて一生懸命書いた手紙を読んで、
上手な文章と人の憐憫に触れる文章がかならずしも一緒でないことを知りました。
きっと中身なんですよね。誤字脱字だらけのつたないつたない手紙でした。
ドキュン化した自分にはずっしりキマシタ。
1さんも、これから多読にこだわらず読みたいときに読みたいだけ読んで、遊んで
学んで、Hして、犯罪犯して良心の呵責に苛まれて、博打で擦って、借金こさえて、
逃亡して、大学いって、あちこちに子供こさえて、SMごっこして、女買って、2ちゃんで
ドキュソと罵られ、漢字検定に落ちて、
いつか私の心を打つ文学をこさえてくださいな。 視野は狭く、自分の器に篭ること
が最善です。
そうそう、丸山真男はゲンコクの教科書にも載ってますが、大学入試問題によく使われています
から、読んで解釈おけば本番ラッキーかもしれませんよね。 坂口安吾なんかも、
嘘のようですが、某国家試験の模擬なんかで頻出です。多読はそういうことに関しては
得かもしれない。 ただ高校生は本ばっかり読んでると偏差値国語70、英語40とかで私のように底辺
逝きになるのでご注意・・・。
172 :
吾輩は名無しである:01/12/10 15:50
すごいね、明治時代のおばあさんみたいな文章だね。狙ったやったなら、なかなか
のもんだよ。
173 :
吾輩は名無しである:01/12/13 23:37
174 :
吾輩は名無しである:01/12/13 23:38
まあ読まないよりは読んだ方が・・・・・・
175 :
吾輩は名無しである:01/12/14 00:41
多読した人間が必ずいい文章をかける保障は無い。
が、いい文章を書く人間は少なくとも多読である。
1、どう?
176 :
吾輩は名無しである:01/12/14 00:45
村上春樹は夏目漱石を読んだことあるけど、夏目漱石は村上春樹を
読んだことはなかった・・・つう、ことです。
177 :
吾輩は名無しである:01/12/14 00:50
>>173 なんでー?? イタイのは>159でしょー。見て損した。
178 :
吾輩は名無しである:01/12/14 00:54
無理だな。
多読したことで巧い文が書けるようになった奴は、才能があったのだろう。
やたら読んでいるのに、気の毒なほど文が下手な奴は、結構多い。
179 :
吾輩は名無しである:01/12/14 00:54
180 :
吾輩は名無しである:01/12/14 01:52
しっかし
本を読むのが死ぬ程好きで、
常に本読んでる人の中に
文章が下手な奴なんかいるんだろけ。
というか自分では書かないのか?
体験段キボンヌ。
181 :
吾輩は名無しである:01/12/14 02:00
いるよいっぱい
182 :
吾輩は名無しである:01/12/14 02:15
>>180 >本を読むのが死ぬ程好きで、
>常に本読んでる人の中に
>文章が下手な奴なんかいるんだろけ。
「私はべつ!」ゆとりをかます住人たち
あなたのことよと天使ほほえむ
183 :
吾輩は名無しである:01/12/14 02:22
>>180 読書家であるがゆえに、
中途半端に美文なぞが書けるとイタい文章になってしまうこと多し。
お気をつけ召されい。
184 :
吾輩は名無しである:01/12/14 02:43
思うに、たくさんの本を読んでいると、
最低限、自分の書いた物と比較できる対
象が増えるってのはあるんじゃないか?
いままで自分が読んできた本の中で、
自分が書いた本がどのくらいの水準にあ
るか、ぐらいの比較をある程度客観的に
できる。そうすると、自分の実力のほど
がわかる。そして、努力して自分の作品
をみがけば、いい文章が書けるようにな
る。ってことでいかがなりか?
185 :
吾輩は名無しである:01/12/14 03:00
>自分が書いた本がどのくらいの水準にあ
>るか、ぐらいの比較をある程度客観的に
>できる。
それが難しいんですよ。きちんとした文章を書けるかどうかってのは、
半分は才能で、もう半分は中学校か高校くらいまでに素地が出来あがっている
と思うよ。20歳超えて、「私は才能ないかな〜」と不安になる人や、
「お前の文章って面白いな、すげえな」って誉められたことのない人は
やめるべし、悪いこといわないから。文学って、美術や音楽と同じ
くらい、才能がものを言う世界だから。
186 :
吾輩は名無しである:01/12/14 11:41
あのねえ、本を読むなんて誰でもやってんの。
作家になりたいなら、書くことを練習しないでどうすんの?
187 :
吾輩は名無しである:01/12/14 12:02
あの、昨日川端康成の「死体紹介人」って短編読んだのですが
その中に「花束を振り回すように笑いころげた」という文章があったの。
さすが文豪は表現力がある、とため息が出ました。
>188
いや、そういうことではないの?
190 :
吾輩は名無しである:01/12/14 17:05
>>185
なにごとも、才能がないで片付けると楽でいいですよね。
でも、それで片付けるなら、このスレの内容と違うんで
ないかい?
半分は中高の下地ってあるけど、学校行ってなくても
作家ってのはいるんじゃないか? もしくは、その時期
まともに教育を受けたりしてない作家とか。
191 :
吾輩は名無しである:01/12/14 18:54
>>190 楽でいい? 違うな、厳しい現実だよ。でもたしかにスレ違い
気味ではあるな。そのへんはスマソ。でも、才能は絶対に必要。
中学、高校ってのは学歴云々のことじゃないですう。
芸術的な下地のこと。
192 :
吾輩は名無しである:01/12/14 19:23
大江健三郎 東大
三島由紀夫 東大
川端康成 東大
193 :
吾輩は名無しである:01/12/14 19:24
ま、たしかに学歴高い作家は多いというか・・・って、スレ違いだから
やめよう、この話題は!!
学歴が高い作家はいっぱいいるけど、かといって学歴が高いからといって、
作家になれるとは限らない。ここがポイントでしょう。
195 :
吾輩は名無しである:01/12/15 01:34
学生さんは社会人より時間がある。だから有利。
てなとこでどうでしょう?
美味しいラーメンを作るのに、いろんな店の
ラーメンを食べ歩くべきか? って話なら、絶
対食い歩いた方がいいと思う。が、文章だと絶
対とはいえないよね。
と
196 :
吾輩は名無しである:01/12/15 05:28
漫画よく読むから絵がうまくなるわけでない。
音楽よく聴くから歌がうまくなるわけでない。
でも決して下手にもならない。スタートラインに立つための最低条件じゃないの。
197 :
吾輩は名無しである:01/12/15 07:06
松本清張は小卒
198 :
吾輩は名無しである:01/12/15 10:25
スタートラインて売ってる?
199 :
吾輩は名無しである:01/12/15 12:43
もう何回、同じことを繰り返しているの?
結論
作家が本を読むのは当たり前。
ってことで終了。
200 :
考える名無しさん:01/12/15 12:46
勝手に終了させんな。
ってか終了ならageるな。
ぜんぜんスレッドと関係ないんだけどさ。
成功哲学って言葉の響きっておかしみがあると思いません?
202 :
吾輩は名無しである:01/12/15 18:00
本だけ読んでて周りと何も接してないっていうか
友達とかいなかったりしたら
上手い文章書けないかもね。いや、なんとなく。
203 :
吾輩は名無しである:01/12/15 18:03
多読している僕なんですが、書けるようになりました。うまく。
たくさん読むと本は、文章がうまくなります。
本は語彙力です。多くの知る言葉です。
204 :
吾輩は名無しである:01/12/15 18:46
205 :
吾輩は名無しである:01/12/15 18:48
多くの知る言葉
206 :
吾輩は名無しである:01/12/15 19:01
207 :
吾輩は名無しである:01/12/15 23:26
多読して書く練習を膨大な数こなさなければ才能があるかどうかわからない。
荒俣宏スレ見れ
209 :
吾輩は名無しである:01/12/16 01:07
211 :
吾輩は名無しである:01/12/16 02:11
文章うまくなりたいなら
「文章読本」 谷崎潤一郎、丸谷才一、
を読むといいでしょう。
212 :
吾輩は名無しである:01/12/17 15:07
多くの知る言葉
いくら読んでも書いても駄目な人は駄目だね。
そういう人は大体欲張りだし、ダラダラしてる気がする。
情熱と集中力、それが言葉への感受性を高めるのだよ。
若いから、大丈夫だと思うけどね。
感受性と経験を両立することも大事だと思う。
大体さ、読書家と作家は違う才能だよね。
214 :
吾輩は名無しである:02/01/03 22:43
つける薬なし。
大江も、問題さえ分かれば解答がでたようなもの、と言ってる。
(駄スレか?)
215 :
吾輩は名無しである:02/01/03 23:24
書ける人間は往々にして読める。しかし逆はその限りではない。
文章障害者は確実にいる。
217 :
吾輩は名無しである:02/01/04 02:54
17.18で何でまた作家になろうと思うの?
若い内はいろんな経験積んで視野を広くしとく方がいいと思うけどね。
その中で自分がエネルギーを注ぎ込んだものがあるか無いかの差だと思うよ。
若い頃に蓄えたものが無いと年食ったらやってけないと思うし。
資料丸投げの時代小説や地名+殺人事件とかで進めるなら別だけど。
批評家にはなれるかもしれないね。
218 :
吾輩は名無しである:02/01/04 02:57
多読より才能
多く書くほうが大事。その批評も大事。
作家になるんだったら本なんか読んでないで
いろいろ経験せんかい。あと、人間多く観察しとけ。
多く読んで、多く書いて、多く批評して、多く経験積めばいいだろう。なんでわざ
わざどこかを引いて考えようとするのか。
221 :
吾輩は名無しである:02/01/04 11:55
芥川は、本で人生経験を済ませました。
guest guest
223 :
吾輩は名無しである:02/01/04 14:59
多読は、持ち札を増やすようなもんだね。
使えない人には仕方がないが、使える人にはかなり有効。
224 :
吾輩は名無しである:02/01/04 15:42
才能のある人のきれいな文章だったら
読めば読むほど自分の言葉遣いが洗練
されていくような気がする。
225 :
吾輩は名無しである:02/01/04 15:44
文体はあとからついてくるものでしょ。
まず自分の伝えたいことを伝えることの
ほうが大事かと。
226 :
吾輩は名無しである:02/01/04 15:46
なぜ小説家は文章の形式として小説という
形式をとるのでしょう。
なぜエッセイや脚本や論文や詩ではなくて
「小説」を選ぶのでしょう。
率直な疑問。
229 :
吾輩は名無しである:02/01/04 16:05
余り本質的な意味は無いと思うが。
本人が書きやすいから、表現の母体としてそれがあるから。
その程度だと思う。
230 :
吾輩は名無しである:02/01/04 16:08
>>228 小説家だからだろ。
決まりが少ないからじゃないの?
ある劇作家が自分が劇作家であることの
意味を論じていた文章を読んだことがある。
小説家である以上、自分の文章の形式に
対してこだわりがあるんじゃ?
少し食い下がってみる。
232 :
吾輩は名無しである:02/01/04 16:22
例えば、随筆と小説の違いって?
フィクションかどうかってことなんじゃないの?
233 :
吾輩は名無しである:02/01/04 16:27
小説は小説でも
作者の伝えたいメッセージが込められた
小説ってあるでしょ?
なんでそれが随筆でなくて
小説の形式をとらなければならないのか
不思議じゃない?
もちろんSFとかホラーみたいな
完全なフィクションなら随筆にはできないけど。
リアリズムとかいろんな小説があるでしょ。
仮にフィクションでも、脚本とかに
しようと思えば可能なものだって
あるでしょ?
ちょっと突っ込んで考えてみる余地は
あると思うな。
234 :
吾輩は名無しである:02/01/04 16:30
だから、多少作ってもいいからじゃないの?
一見随筆みたいなのでも、フィクションだったら小説って分類されるんじゃないの?
宮部みゆきか誰かが、ノンフィクション形式の小説書いてるでしょ。
a
236 :
吾輩は名無しである:02/01/04 16:34
ノンフィクション形式=実話ってこと?
>>236 ノンフィクションってジャンルがあるじゃん。
>>234 戯曲と違っていろんな場所とか
シーンの設定ができるってこと?
>>238 戯曲だったら、設定を説明するのに台詞を工夫したりしないといけないけど、小説だったら書けばいいからね。
>>234 それ一理あるね。
ただ、一人の作家でも小説書いたり
戯曲かいたり詩かいたりする人って
いるでしょ。
だからちょっと疑問に思ってみました。
わざわざレスありがとうね。
241 :
吾輩は名無しである:02/01/07 01:43
>>1 読むのも大事だけど、書くのも大事だよ、作家になりたいんなら。
一日1枚でも3枚でもいいから、コンスタントに書いていったら、高校出る頃には文章うまくなってるよ。
いくらいいテーマ持ってても、文章下手だったら話にならないからね。
242 :
吾輩は名無しである:02/01/07 01:51
書きたいから書く、ではダメ。無理やり書くのだ。
それでもあなたは書くのか、ということ。
243 :
考える名無しさん:02/01/09 16:49
宇多田ヒカルに文才はあるのか?
彼女は幼い頃から読書マニアだが・・
彼女には物を書く才能なんてあるのだろうか?
たしかに、日記とかをつけてみるかみないかだけでも違う。
おれは昔は、肉筆で書くのが凄く疲れるので、日記とかなんて書く気もしなかったけど、
パソコン手に入れてから、いつのまにかその日にあったこととか、思ったことなんぞを書き溜めるようになった。
ワープロって、凄いラク・・・。字の下手さとか気にならないし・・・。
でも、作家になりたい人とかは、やはり肉筆で書くべきなのだろうか。
自分のこと考えると、今でもワープロなかったら、面倒臭がって何も書かなくなると思う。
書くことが好きな人は肉筆でも書いていく。
ワープロじゃなきゃ書けない人は文章を書くことに憧れてるか、文章を書く能力が
劣ってるんじゃない。
246 :
吾輩は名無しである:02/01/11 12:21
夜ベットの中に居ると頭の中で想像が浮かぶものの
喜び勇んでパソを起動しキーボードに手を置いた頃には全て消えます
そうかな…?
肉筆だと疲れないか?
手や指の筋肉が痛くなって、黒鉛で汚れまくってしまう。
それに自分の場合は、気が付くと棟方志功ばりに紙面に顔を近付けて書いてしまってる。
また自分の書いた字の形が気に入らないと、それだけで何度も書き直したくなる。
何を書くかより、如何に書くか、何故に書くかがすぐ気になる。
何で自分はこんなことをしようとしているのか、と。
考えるだけなら、自分の中だけですむし、形にする必要が無い。
ワープロはすごいよ。考える速度で言葉が形になるし、編集がすぐ出来るし、活字できれいだし…。
日記とかを書きたくなるのは、多分自分の内と外の齟齬が激しくてそれを吐き出す場所が必要な人か、あるいは逆に健全に育った夢見勝ちな能天気か、どちらかだと思う。
自分の場合は、漫画みたいな絵とかならいくらでも描いてたけど、内面的なことを言葉で書き始めたのは20歳過ぎてからだな。
高校までは文学とか詩とか、別世界のハナシだった。
248 :
吾輩は名無しである:02/01/11 17:49
>>246 同じく。頭の中においている間は端正な文章なんだが、キーボードや
原稿を前にすると、同内容でももっと駄目な文章しか書けない……。
sage
三島由紀夫は川端康成の文章をいちいち、もちろん自分の手で書き写したという話を聞いたけど、
本当ですか?
文章書き写す行為は別に疑問符つけるほど不思議なことじゃないと思うが。
252 :
吾輩は名無しである:02/01/14 11:51
>疑問符つけるほど
という拘り方に、文学板"らしさ"をみる思いであります。
253 :
吾輩は名無しである:02/01/14 11:59
>>245 キーボード打ちは、慣れると思考の速さで記述できるから
一度味を覚えてしまうと離れられなくなる。書きなおしも
楽だしね。文章能力とワープロへのこだわりは、相関しない
と思われ。
>>251 文学修業の一環として昔は流行ってたみたいだね。志賀直哉
を手本にしたという昔の作家は結構多かったんじゃない?
>>250は始めてきいた。あんな天才でもそんなことやってたんだね。
君の言う通り僕のちんぽは臭い
でもそんな事言い触らすのは
フェアじゃないよ
去年あたりから本を読む事にはまって、ひたすら興味のあるジャンルの本を読み漁っていましたが、
確実に語彙が豊かになったと実感しています。上手い文章を書けるかどうかはわかりませんが。
友達と話していて、今まででは絶対思いつかなかったような言い回しや名言の引用などが出来るようになって、
ちょっと尊敬されるようになりました(w
……スレ違いかな?
でもやっぱり語彙が豊かな方が良い文章を書けたりするものだったりしませんか?
256 :
吾輩は名無しである:02/01/14 15:26
あの中原昌也でさえ「いきなりワープロで書いちゃだめね」とおっしゃられてた。
……スレ違いかな?
でもやっぱりパイオツが豊かな方が良いマスを掻けたりするものだったりしませんか?
258 :
吾輩は名無しである:02/01/14 16:12
俺には無理かな?
259 :
吾輩は名無しである:02/01/14 16:13
>>255 君はむしろ厨房だ。そのまま育って呉れ。
260 :
吾輩は名無しである:02/01/14 21:18
「これだけは伝えたい」って事がなきゃ
良い文章なんぞ書けるわけない。
妙にレトリックに走るより、
熱い想いが伝わる文章の方が崇高。
261 :
吾輩は名無しである:02/01/14 21:23
嘆いていてもはじまらない。元気があればなんでもできる。
猪木が笑えば世界が笑う。いくぞぉー
1,2,3、ダァーーーーーーっ!!!!!
262 :
吾輩は名無しである:02/01/15 09:26
「言いたい」ってことと「伝えたい」ってこととは、似ているけど違うよね。
最近強くそう思うことがあったので、分かる気がする。
でも、語彙豊かにいろんなことを話題に出来るひとにも強く憧れる。
これは権力意志だけどね。
子供でありながら青年でもある大人、ってのが理想像。
263 :
吾輩は名無しである:02/01/15 13:45
俺は言いたいことをひたすら念じている
264 :
吾輩は名無しである:02/01/15 14:11
一気に読ませるものが名文か? それとも引っ掛からせ考えさせて途中で停まらせるのがか?
前者は数百ページ一気だから全体を見下ろし考えるに有利。(例 エンターテイメントは皆、これ)
後者は細部を楽しませる。がネット時代には誰も振り向かない。(例 三島由起夫、漏れ)。前時代的か?
265 :
通りすがりの読者:02/01/15 15:05
個人的には後者の方が好きです。
266 :
吾輩は名無しである:02/01/15 15:58
多読すると、大体いい文章なんかに意味あんのかよ、という疑問を持つに至ってしまう、ということも、ありえないとは言い切れない。
(無頼派気取り)
267 :
吾輩は名無しである:02/01/15 16:00
ときには和歌のように拾い読みし、一行一行スルメのように噛締める。
1ページ進むのに1時間もかける。ページが擦れて薄くなる。
それが文学では?
速読できるものなど、儲けなきゃという作家と出版社の謀略だ。
268 :
吾輩は名無しである:02/01/15 16:02
>>266 意味などいらん。
芸術とは観賞用のくだものといっしょで眺めるものだ。
269 :
吾輩は名無しである:02/01/15 16:11
本をたくさん読むことは、当たり前です。
しかし、それと並行して、自分が心から面白いと思えるものをたくさん
経験しておくことが必要です。
実は、同人にも技巧的で読ませる物語を書けるひとなんかいくらでも
いるんです。現代の作家のレベルは落ちていると言われますが、それでも
作家になれる機会を得た人、得られなかった人が厳密に生まれてくる。
どこに差があるかと言うと、既出ですが、作品を書くにあたって自分のテ
ーマをもてたかどうか、ということ。巧いんだけど、テーマがない人は、
どうしても同人どまりになってしまうようですよ。
作家の愛読書をみると、かなりハテナな書物を挙げている作家がいますが、
作家にとって他人の評価なんてどうでもいいんですね。ようは、自分の書き
たいテーマにたいして何かしらヒントを与えてくれるかどうかで、書物を
読んでいるということではないでしょうか。
文章表現力は、いくらでも後づけが可能なものです。
下手でもいいから、自分の中に眠る茫漠とした得体の知れぬ感情をとにかく
まとめてしまわずに対峙していくことが、年齢を考えるに貴方にとっては
必要なことではないでしょうか。
将来、面白い作品を書いて、私を楽しませてください。
しかし、花より団子です。
271 :
吾輩は名無しである:02/01/15 17:58
>>269 ひさしぶりにいい意見を聞かせてもらった。ありがとう!!
272 :
吾輩は名無しである:02/01/15 18:04
そうか?
売るセー花
字数を決めて、書く訓練をするのはいいことだよ。
いきなり上手いものはかけないけれど、書いて推敲するを繰り返せば、
自ずと上達する。続けることが大事。
275 :
吾輩は名無しである:02/01/16 12:42
目的を持って文章を練る訓練をするのは良いことである。
誰だっていきなり上手な文章は書けない。書いて推敲することを繰り返せば、
自然に文章が上達していく。根気よく続けることが一番です。
276 :
吾輩は名無しである:02/01/16 14:17
綿谷りさの文章。あれは文章能力とか文学的という言葉とは無縁の文章。
これを「生活の文章」と呼ぶ。「私」という個人と社会との関係性の一層の
発展をめがけて、そこに刻まれたビートを只管刻印=記録したドキュメンタリー
なのだ。彼女は太宰やばななが「好き」と公言している。
あれは、そうした読書遍歴に沿うものではなく、言わば話し言葉=パロール
であり、ある生活集団の会話形式を基にする法則の一般公開を最終目的とした
記録文学なのである。そしてそのような文章傾向はあらゆるメディアに伝播
していることは言うまでもない。
277 :
吾輩は名無しである:02/01/16 14:22
すまねえ。その理屈を今この場で開陳する理由を話してくれないか。
278 :
吾輩は名無しである:02/01/16 14:29
開陳テ何?
279 :
吾輩は名無しである:02/01/16 14:48
内藤陳の親戚
280 :
風船おじさん:02/01/16 15:25
いっぱい本読んだらエエンちゃうのん?
でもあんまりエエ本読んだらあかんで
自分の力量っちゅうもんが分かり過ぎてくるさかいに
それでもなりたいんやったら応援するさかい
ま、よしなに
『桜木町』、『桜木町』。僕の横から現われた彼女に風太郎は書きかけの手帳を慌てて
仕舞い込む。彼女の口許には絶えず微笑が刻み込まれているがまだ、十代のあどけなさ
が残っている。
「この乗り物は、桜台町二丁目まで行きますの?」はっと我に返った僕は職業心が芽生
える。まだ間もない身ではあるが。
「奇遇ですね、私の地元なんです」
僕の脳裏に幽かな戦慄が流れる。サクラの匂い。そして、項垂れる僕に励ましに肩を貸
してくれる先生。
『桜台町』、『桜台町二丁目です』
あ、彼女がいない、慌てて車を降りる。
いたっ今にも蜃気楼のように桜並木の側に消えつつゆく彼女、僕は後を追う様に足早に
歩く。ちょうどすぐそば九本目の桜並木の側まで来た所、「探偵さん」声が掛かる。
振り返ると、傍らに背広を着た男性が、まずい、予定外のことに焦って、カメラを
模索する。
「私達、籍を入れたのよ」やはりそうか、「それはそれは、どうも実は俺、日本野鳥
の会の者で…」という風太郎は証明を手に思う。依頼不通はこういうことだとは。
「もう良い人ですって」…。手元に残った清算金と、彼女の残した言葉。
僕は、サクラの木に凭れ掛かる。風太郎の周りの木々がざわめき立つ。そして、サクラ
の匂い、項垂れる風太郎に優しく進学を断念させて下さった桜子教師の香り。
その戦慄が、風太郎の脳裏を又、掠める。僕は手帳を取り出す。心のままに記して
みたくなったから。
東 真一郎著
283 :
吾輩は名無しである:02/01/17 21:33
なにこれ?↑
284 :
吾輩は名無しである:02/01/17 21:56
なんかのエロ小説の書き出しでしょう。
285 :
吾輩は名無しである:02/01/18 06:04
丸尾末広みたいな絵が思い浮かんだ。
286 :
吾輩は名無しである:02/01/18 07:38
酒鬼薔薇聖斗著
287 :
吾輩は名無しである:02/01/18 10:04
うわあ。エンパイアステートビルやんか。
たっかいなー。目ぇがまいそうやわ。高いわ。
とそういえば、むかし高見山という力士もいたがあれも身長が高かったよね。
つまり、高い、ということが、ほれ、彼は布哇の人でしょ?
いやー、ちゅうと嫌って言ってるように聞こえるなあ、
つまり、これは言ってみれば、言わば、っていう意味の大阪弁だけれども、
いやー、アメリカ人でしょ?
つまり、エンパイアっていうのは帝国政権ということであって、
アメリカの帝国政権を具現化するためには、ある高さというものが必要であって、
つまり、俺はいまこの高さにその息吹を感じるっていうか、
ほら、高見山とか強かったやん?
スカイ・ハイ・リーなんてのもいたね。歩く摩天楼とか言われてた。
288 :
吾輩は名無しである:02/01/18 10:04
つまりだから僕がマンハッタンに抱いてるイメージっていうのは、
この摩天楼が一斉に歩き出す?そんな感じなのよ。
細長い、豆腐のように細長い奴らが全身に窓開いてそこいら歩き回ってる訳よ。
庶民は大変だよね、そんなことになったら。
そして彼らはヤンキーススタジアムに集結すると、そこに粉と水入れてね、
両脇からにゅくにゅくとひとりでに生えてきた手でもって粉を捏ねる。
すなわち、摩天楼によって第一回手打ち蕎麦紐育選手権大会が開催されてる訳よ。
そしていよいよ試食って段になって片端からビルが爆発する。
蕎麦が空に舞う。爆破と蕎麦のページェント。
もちろん、イスラム原理主義の過激派のテロなんだけどね。
それを喜んでビデオに撮ってる人とかね、そういう心のハッピー?
そんな感じが僕のイメージかな。すっごく息吹を感じるよ。
正直言ってまいったって感じ、人生五十年近く生きてきて、
こんな世界があったなんて、俺のやってきたことはなんだったんだろう?って。
ぅでもね、このエンパイアステートビルディングで貰ったエナジーっていうのを
俺は今後の俺の人生にとって絶対、意味あると思うんだ。
それだけは絶対、ぅだから、今後の俺の生き様みててくれよな。
よろしくっ。って、こんな感じ?いけてた?もっかいやろか?
オッケー?ほんま? オゲエ ほた、マッサージパーラーでも行こか?
289 :
吾輩は名無しである:02/01/18 10:14
うわあ。エンパイアステートビルやんか。
たっかいなー。目ぇがまいそうやわ。高いわ。
とそういえば、むかし高見山という力士もいたがあれも身長が高かったよね。
つまり、高い、ということが、ほれ、彼は布哇の人でしょ?
いやー、ちゅうと嫌って言ってるように聞こえるなあ、
つまり、これは言ってみれば、言わば、っていう意味の大阪弁だけれども、
いやー、アメリカ人でしょ?
つまり、エンパイアっていうのは帝国政権ということであって、
アメリカの帝国政権を具現化するためには、ある高さというものが必要であって、
つまり、俺はいまこの高さにその息吹を感じるっていうか、
ほら、高見山とか強かったやん?
スカイ・ハイ・リーなんてのもいたね。歩く摩天楼とか言われてた。
つまりだから僕が2ちゃんねるに抱いてるイメージっていうのは、
このPCが一斉に歩き出す?そんな感じなのよ。
四角い、豆腐のように四角い奴らが全身に窓開いてそこいら歩き回ってる訳よ。
庶民は大変だよね、そんなことになったら。
そして彼らはスレッドに集結すると、そこに粉と水入れてね、
両脇からにゅくにゅくとひとりでに生えてきた手でもって粉を捏ねる。
すなわち、PCによって
第一回手打ち蕎麦2ch選手権大会が開催されてる訳よ。
そしていよいよ試食って段になって片端からPCが爆発する。
蕎麦が空に舞う。爆破と蕎麦のページェント。
もちろん、イスラム原理主義の過激派のテロなんだけどね。
それを喜んでビデオに撮ってる人とかね、そういう心のハッピー?
そんな感じが僕のイメージかな。すっごく息吹を感じるよ。
正直言ってまいったって感じ、人生五十年近く生きてきて、
こんな世界があったなんて、
俺のやってきたことはなんだったんだろう?って。
ぅでもね、この2ちゃんねるで貰ったエナジーっていうのを
俺は今後の俺の人生にとって絶対、意味あると思うんだ。
それだけは絶対、ぅだから、今後の俺の生き様みててくれよな。
よろしくっ。って、こんな感じ?
よろしく。元気でいてくれたら、それでいい。
291 :
吾輩は名無しである:02/01/19 17:15
手書きだと照れて書きたくなくなるのに、
パソコンだと普通に書けるのはどうして?
私だけ?
地獄のよう。
思いもよらずあまりに近すぎて、砕けちゃった。
好きなだけ殺してくれ。
俺消える。
293 :
吾輩は名無しである:02/02/07 14:00
どうすれば、考えることができるのか?
人は何もないところで、宙をにらんで考えるわけではない。考えるとは、文章を読んで、理解することなのだ。
そのとき、人は考える。多くの哲学者だって、先人の哲学を理解したとき、それについて考えた。
深く読むことだ。それなくして、ものを考えることなど誰にもできない。
多くの文章を読んでも、何も考えることのできない人は、まだその文章を消化していないのだ。何度もその文章を思い出してほしい。やがて、それが消化され、止めようとしても、次から次へと新しいことが思い浮かぶようになるだろう。
294 :
吾輩は名無しである:02/02/07 14:53
手書きだと書けない作家増殖中だよね。
パソコンだと、漢字の読みと意味がわかれば、辞書引く手間
省けて、すらすら、書けるね。辞書引きで文章の勢いが
そがれることないから、いいと思う。
295 :
吾輩は名無しである:02/02/07 18:37
勉強すると本当に賢くなれるの?
296 :
吾輩は名無しである:02/02/20 15:59
社会にもまれると、ずるがしこくなれるぞ。
>>294 つまり語彙豊富な人間であれば手書きでもかまわないとの考えか?
298 :
マーミオン:02/03/14 07:45
昔の大物作家には大量に本を読む期間があった例も
多いみたい。
ホーソーンなんか怪我で引き篭もって大量に本を読
んでたし。
299 :
吾輩は名無しである:02/03/26 11:19
age
300 :
吾輩は名無しである:02/03/27 19:37
本を読んで感じた事を文にするのが苦手なんですが、
どうすればいいでしょうか。
301 :
吾輩は名無しである:02/03/27 19:46
いっぱい書いてその興奮が収まってから冷静に読み直してみて書き直す
という事を繰り返すと文章を読む時もその書き方に目が行くようになる
・・・のかな?俺はそうです。でも文章下手糞だから説得力無いね
302 :
吾輩は名無しである:02/03/27 20:16
どんなものを食べても美しいウンコを出せるのは天才のみ
303 :
吾輩は名無しである:02/04/09 02:05
304 :
吾輩は名無しである:
誰それ?