723 :
ジッタイケン:
昨日友達の家に向かうために、ある下町を歩いていたら、
前方にウンコ座りしている特攻服姿の人が1人。
彼は携帯で会話中なんですが、あまりに大声なので
僕は何気なく見てしまうと、彼はものすごい形相で僕を見返してきました。
例の上下に視線を移す、ア〜ン?っていうあの見方です。
僕は歩みを止めずに、しかし彼の視線を外す事が出来ませんでした。
眉毛がないその表情のあまりの怖さに釘付けになってしまったのです。
すると彼は携帯に「ちょっと待て。」と言い、すぐさま僕に
「なんだお前?」と早口で言いました。
音的には「ナダマ-?」っていうぐらい早口でした。
つづく
ちなみに眉毛は感情を最も良く表す部位の一つであるために、
それが損なわれている状態をヒトが見たときには、
現在どのような感情でいるのかどうかを解りかねる状態なんだそうです。
従ってそこに得体の知れない何かを感じ、動物的、本能的に恐怖を感じるんだそうですね。