村上春樹、ノーベル文学賞への道

このエントリーをはてなブックマークに追加
1吾輩は名無しである
ねじまき鳥、アンダーグラウンドと来て次はイマジンか?
2吾輩は名無しである:01/09/12 01:29
特攻テロ被害者にインタビューの旅
3吾輩は名無しである:01/09/12 01:30
マジで次に日本人がノーベル文学賞獲るとしたら誰だろう?
4吾輩は名無しである:01/09/12 01:31
都知事じゃん?
5吾輩は名無しである:01/09/12 01:33
>>4
ネタもほどほどに。
6吾輩は名無しである:01/09/12 01:39
いや
冗談抜きで都知事が一番近いだろ
7吾輩は名無しである:01/09/12 01:44
たしかに、
意味不明なワールドワイドっぽさ(なかば詐欺)では、
都知事が一番!
8吾輩は名無しである:01/09/12 01:45
「近い」のかもしれないが(自分はそうは思わないけど)
政治的なことを含めると彼がノーベル賞を獲ることはありえない。
9吾輩は名無しである:01/09/12 01:46
冗談はよしこさん
10吾輩は名無しである:01/09/12 01:47
>政治的なことを含めると彼がノーベル賞を獲ることはありえない

物知らずでお恥ずかしいんですけど
なんでなんですか?
教えてください。
11吾輩は名無しである:01/09/12 01:48
都知事がノーベル賞とれるってんなら、ドラゴンだってとれるYO!
12吾輩は名無しである:01/09/12 01:58
ノーベル賞て誰がきめるんすか?
13吾輩は名無しである:01/09/12 01:58
河野多恵子じゃない?
14吾輩は名無しである:01/09/12 02:00
>>10
あんな排外的な日本人が獲れる賞ではない。
文学のみならず平和賞なども実施しているんだから
文学の業績だけでその人間を評価するなんてことはしない。
15吾輩は名無しである:01/09/12 02:02
筒井さんがもらえたらいいのに
16吾輩は名無しである:01/09/12 02:19
>>14
の文章だと
文学の業績だけで評価してもらえたら石原がノーベル賞とれる
という意味に思えるんですけど。
17吾輩は名無しである:01/09/12 02:33
>>16
あくまで>>6のレスを前提にした場合の話であって、
そんなことを意図したつもりは毛頭ございません。
18御名任意:01/09/12 02:43
いや、本当に村上春樹の本って難しいですよね。

面倒臭かったあ・・・。

漏れには読めないは、ああ言う難しい本はって感じだ

ノーベル賞については・・・どうでしょうか?

もともと爆弾作っちやった人達の作った賞でしょう?

前のおじさんは原爆落ちたから取れた様な物であって
今回こんな形で世界爆撃が始まっちゃうとねえ?
幾らHELTER SKELTERの再現でも駄目だと思うよ?
経済的にも衰退したっしな、日本、今後無いと観た、どう?

(てか案外現代美術のほうは、受ける可能性も無くも無いと思うけど?)

まあ、とにかく難しいですは、村上さんは、言われてるのと違って
19御名任意:01/09/12 02:51

あ、そうか石原っち、ずばり「NO!と言える原爆」とかどう?

もしくは「NO!と言える技術!」とか?
待てよ「NO!と言える特攻!」、ばっちりでしょ。駄目? ( 不謹慎

でも最近の「環境問題ですよ!子供達を守ってよ!」
って言う常軌を逸脱した演技には「さすが兄」と思ったけどな ( あらためて不謹慎
20吾輩は名無しである:01/09/12 03:36
都知事は、文学賞はまたーくありえないし、平和賞という器でもないとすると、
物理学賞とか狙っているの??
21吾輩は名無しである:01/09/12 08:35
いや、化学賞、経済学賞かも。
22吾輩は名無しである:01/09/12 08:47
大江とかもとったけど何がネックなの?
頭いいから?レベル高い小説だから?人間的に優れていたから?
こんなんでとれるわけないよね。じゃあどうして?
23吾輩は名無しである:01/09/12 17:15
ねーねー、だれがきめてんの?
24吾輩は名無しである:01/09/12 21:14
大江がなぜ取れたか、から始める必要があろう。
25吾輩は名無しである :01/09/12 21:26
>>24順番
26吾輩は名無しである:01/09/12 21:56
誰か知らないの?
誰も答えてくれないの?
何で大江が取れたの?おせーて
27吾輩は名無しである:01/09/12 21:57
そろそろ日本にやるか
井上か…やはり安部だな…
…げ、死んじゃったよ!!
もうまともなのいないぞ!!
大江か…まさかとは思うがこいつにまで死なれたら
日本に文学賞は当分与えてやることが出来ないな…
少し早いが生きているうちにやっておくか…
28吾輩は名無しである:01/09/12 22:02
名前だけ日本人のカズオ・イシグロのほうが早い。
ホントの日本人では……おお、誰もいない!
29吾輩は名無しである:01/09/12 22:03
まじめにおせーて
30吾輩は名無しである:01/09/12 22:14
まじめに河野多恵子だと思う
31私大生:01/09/12 22:47
すべて翻訳書しだい、ということで・・
32吾輩は名無しである:01/09/12 23:03
退職金として。
33喫茶マスターBATE:01/09/13 00:40

んあああ、難しい、やっぱ村上って凄い難しい
てか恐い恐い、恐いくらいに難しい、恐いよう恐いよう
とかって言ってるひとが言ってる答えでも良いのなら

いや、大江さんがでは無くって、川端さん、から大江さん
て流れで観るべきなのでは無いかと思うんですけれども?

あんだけやさしい小説書いてた人も
空襲受けちゃったらどう成るの?
と成ったら、爆弾作った人達から
ダイナマイトな贈り物がやって来た!

て部分から、今度は
あれだけギッタンギッタンの小説書いてた人も
冷静構造終わってから、原爆の作りあいっこも無い
所にやんごと無きおかた、がポックリ
自分の息子までメタファーとして授けられた
この作家が関わってる歴史も終わらせちゃった

でえどうなの?ってふ爆弾作った人達から
ダイナマイトな贈り物がまたやって来た!
てな構造があるとしますよねえ?

で「取りかえっこしようよ」とか「宙返りジャンプっ」
とかってたんだけれども、どうにも解らなかったら
ちょうど良く地下鉄で大量虐殺が起きちゃった!
って部分を担ったのが、春樹ちゃんなんだけれども

こんな茶番につきあってられる奴等の気が知れないね

とかって言うのは、誰なのかなって話だとしたら
居ないかも知んないね、って話かも知れない
って言うのが通説なのかなああ?
って言うのが一般の世間の普通の感想らしいけど

それって物凄く難しいよねぇ・・・。
とかって思ってたら、突然WWFのプロレスが始まった
って言う様な感じ?
僕にぁわからなぃ・・・難し過ぎる
みんなそんな難しいこと考えてるのか、とか思ったら
鬱になって来た・・・って感じかと。どうだろうか?だめ?

いや次、印度かアラブかと思うんすが、原爆作ってるし、どう?
てな部分で日本の人ったら玉砕かもだよなあって・・・どう?
やっぱり間違えてるかしら?・・・テヘッ(ランッ) ごめんね?
34 :01/09/13 00:51
iikagennninasai
35吾輩は名無しである:01/09/15 07:13
ニューズウィークに、日本でもっともノーベル賞に近い男として紹介されていた。
そんなに評価されている作家なんて知らなかったな。
36吾輩は名無しである:01/09/15 07:56
ミンナ、バブルガツクッタゲンソウナノサ。
37吾輩は名無しである:01/09/15 08:27
>>35
編集の知り合いの日本人あたりが薦めたのが村上春樹、
っていう感じじゃないの?
38吾輩は名無しである:01/09/15 17:30
イギリス、アメリカあたりじゃ純文学としてはかなり売れてるというウワサ
39吾輩は名無しである:01/09/15 17:59
>>37
いやフランスのほうでもテレビかなんかでそう紹介されたらしい
というか今の日本の作家で世界で知られてるのなんて
村上春樹ぐらいしか以内からだろうね
「日本で」一番近いが、「世界で」はとても遠いのでは
40吾輩は名無しである:01/09/15 18:13
都知事、春樹、ドラゴン。
10年おきにみんな受賞してくれ。
その次はアベカズ、そして……最後は俺だ。
41吾輩は名無しである:01/09/16 01:32
次の日本人ノーベルは春樹で決まりでしょう。本人は望まんだろうが。
受賞理由としては、他の小説家と比べ、次元が違いすぎること。
「旨さを語ると野暮になる。」(by日本酒のCM)
42吾輩は名無しである:01/09/16 01:33
でも、本当だよね。
春樹よりレベルの高い奴今の日本にいるか?
43吾輩は名無しである:01/09/16 01:44
>>40
ミソもクソも一緒にするなよぉ(w
都知事はドキュソ、ドラゴンはパフォーマー、文学者じゃねえ。

春樹は獲る、必ず。本人が意識しない「時代性」をもっているから。
常にその時代の孕む深奥の部分を、無意識に写し撮る=文学の本流。
意識的に時代を追うのは亜流。
浮わついて流行を追っかけるアホばっか<現代文学
44吾輩は名無しである:01/09/16 01:57
選考委員に島田雅彦が!!
45吾輩は名無しである:01/09/16 01:59
>>43 ドラゴンはパフォーマー、文学者じゃねえ。

その通りですね。あの人のエッセイは痛すぎる。
46吾輩は名無しである:01/09/16 02:02
>>39
吉本ばななのほうが知られていると思われ
47吾輩は名無しである:01/09/16 02:03
俺が心配してんのは。あの人が60歳になった時でも、
今のままの小説を書くのかなあと言うこと。
60で女性について語られてもねえ・・・。
48吾輩は名無しである:01/09/16 02:50
古井由吉は62歳だが、ナニカ?
49吾輩は名無しである:01/09/16 03:01
春樹のスタンスで女性について語るのは年齢制限があると思うんです。
60っておじいちゃんの領域でしょ。
50吾輩は名無しである:01/09/16 03:13
おじいちゃんは語っちゃいかんのか?君はアタマカタイねえ。
好きにしたらいいんだよ。つまんなかったら読まなきゃいいんだからさ。
51吾輩は名無しである:01/09/16 03:17
抽象的で解釈の振幅の大きな単語を
意味ありげに
それこそが芸術性なんだそうだ
52吾輩は名無しである:01/09/16 03:23
>51
解釈は最初から読者の領域。
意味ありげに受け取るのは
読者の勝手。それを芸術と呼ぶのも勝手。作者の知ったこっちゃない。
53吾輩は名無しである:01/09/16 03:25
「痛い」
センス、ナンセンス、審美眼
54吾輩は名無しである:01/09/16 03:32
>>52
建前、欺瞞
55匿名希望さん:01/09/16 03:35
アホな質問スマソ・・・
ノーベル文学賞って
ある一つの作品を取り上げるんですか?
それとも今までの作品を総合的に捉えて
人物として評価するんですか?
56吾輩は名無しである:01/09/16 03:52
あのさも意味ありげなレトリックであんなにたくさん
小説を書いてしまえる芸は評価したい(皮肉じゃなくて)。

ノーベル文学賞って日本の場合、日本ペンクラブ(?)の推薦が
いるって聞いたことあるけどそうなの?
大江の時は講談社の社長のプッシュが効いたと聞いているけど
そうなの?
57吾輩は名無しである:01/09/16 04:18
>>55
人物単位での評価だった筈
58色男no,1:01/09/16 14:09
こんにちは、みなさん、私が色男です。
私は村上春樹先生を推薦します。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Orion/3183/
59吾輩は名無しである:01/09/16 15:07
春樹が取るのも不自然な気がするが
春樹以外が取るのもさらに不自然だ
公房がずっと取らずにいて死んだ途端大江が取ったのを思い出す
60吾輩は名無しである:01/09/16 15:29
春樹本人は欲しくてたまらんらしい。
米東海岸のどっか大学町にいた時、雨抗のエージェント
とか、米語の翻訳者らに、「ノーベル賞とりたいなら、
もっと社会にコミットしたものを書け」(大江における
ヒロシマ・ノートに匹敵するようなやつ)と言われて、
金つかってリサーチャーにほとんどインタビューさせて
できあがったのが「アンダーグラウンド」。これ、定説。
61  :01/09/19 03:20
ねじまき鳥はノーベル賞ものだと思うマジで。
62    :01/09/20 00:16
あげ
63吾輩は名無しである:01/09/20 00:34
アンダーグラウンドは
インタビュアーは誰がやってようがどうでもいい
あのようなコンセプトでやったのがさすがと思う
まああれも春樹のアイデアってわけじゃないのかもしれんがね
64名無しさん:01/09/20 00:59
山田風太郎が生きてりゃなぁ。
大西巨人ってまだ存命か?
65吾輩は名無しである:01/09/20 01:03
同意。2行目から読んでないけどな。
66吾輩は名無しである:01/09/20 05:42
春樹って、「ねじまき鳥」がなんとかっていう外国の賞の候補になって、
結局受賞はしなかったけど云々、ってエッセイに書いてたよね。
それは権威のある賞なのかな。
67吾輩は名無しである:01/09/20 12:46
はあ?
春樹とかってはったり文学ジャン。
全作品読んでるけど何がスゲエの?
単なる童話かお伽噺だろ。
68村上龍:01/09/20 12:48
確かに「ねじまき鳥クロニクル」のあたりからかな?
春樹さんの内面への葛藤劇には読んでて薄ら寒いものを僕も感じますね。
69アンダーグラウンド:01/09/20 13:22
>63
作家として、書く必然性があって書いたのなら、どんな
手法使おうが構わんが、賞ほしさに「オウムの被害者の
ノンフィクションがイイ!」と短絡したのなら、逝ってヨシ!だな。
つまーり、やむにやまれず、サリン被害者の声を本に
したのではなく、ノーベル賞とりたいための手段だったとしたら、
ムカツクってこと。
70吾輩は名無しである:01/09/20 14:29


          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          | こ、このスレ さ、さむいモナ〜
   Λ_Λ  ∠___________
  (;´Д`)
 ( ( つ ⊂ ))
   〉 〉く く
( (__)(_.)) ...ガクガク
71吾輩は名無しである:01/09/20 19:03
67 :吾輩は名無しである :01/09/20 12:46
はあ?
春樹とかってはったり文学ジャン。
全作品読んでるけど何がスゲエの?
単なる童話かお伽噺だろ。

よく全作品読む気になりますね
好きでもないと、あの雰囲気はかなり苦しいのでは
72吾輩は名無しである:01/09/20 20:34
>60
リサーチャーにほとんどインタビューさせて、というのは嘘じゃないかな。
被害者の方たちが書いた本の中にも、
村上春樹がインタビューに来たときのこととか、
病院にお見舞いに来たときのことなんかが書いてあるよ。
入院中のお子さんに、でっかいぬいぐるみをプレゼントしたとか。
すごく優しくて感じの良い人だったとのこと。
73吾輩は名無しである:01/09/21 00:30
なんだかんだ言ってアンダーグラウンドはあの事件の記録として重要だ
村上春樹と言う名前を出さずにやったら賞賛ものだが
74 :01/09/21 01:25
ハルちゃん、早く新作出してよ。ヒマじゃん。
75吾輩は名無しである:01/09/21 01:59
>73
本は、タダでは出版でけんのですえ。費用かけて印刷して、
売れなかったら版元はツブれますがな。
春樹さんがやったからこそ、あの内容が出来、読者も読んだ。(&売れた)
単なるインタビューと何処が違うかを、読み取っていただきたい。
他の誰かが(雑誌の記者とか)インタビューしてまとめたとしても、
全く違ったものになったはず。それは要するに「報道記事」であって
文学ではない。
「アンダーグラウンド」は、
全く新しい文学の領域を拓いたといっていい「作品」です。
最も衝撃を受けたのは、既存のノン・フィクション作家達だった。
76   :01/09/22 00:26
小説はもういいよ。
あとは朝日堂や村上ラヂオみたいなエッセイで食いつないでいけるでしょ。
77吾輩は名無しである:01/09/22 02:21
春樹さんは、
今回のテロ事件に関してどう思っていらっしゃるんでしょうか?
78吾輩は名無しである:01/09/22 08:46
>67
都知事レベルの阿呆だなお前
79吾輩は名無しである:01/09/22 09:59
食いつなぐっていうか、もう一生遊んで暮らせるだけの金持ってるんじゃないの?
80吾輩は名無しである:01/09/22 11:38
何故、ノルウェイの森が出てこないの?
81吾輩は名無しである:01/09/22 17:04
春樹のすごさって、
いまだにバブルをひきずってる、
俺達はイカしてるぜってみたいな
寒い小説が架けることですか?
音楽で言えば、坂本竜一みたいな・・・・・・
82吾輩は名無しである:01/09/22 17:27
>>81
ぜんぜんそんなこと思いませんが?
昔の作品のほうがそりゃ面白かったけど……
83吾輩は名無しである:01/09/23 14:37
村上春樹って嫌いなんだよね。
冒険心がないというか、清々しくなくて、主人公は若者なのに
考えることが若者らしくないし。だらだらしてて、そのだらだら
した日常生活を嫌々肯定している感じで、気持ち悪い。
本屋で立ち読みしただけでも時間の無駄って感じだった。
84吾輩は名無しである:01/09/23 14:43
僕のサークルの憧れの先輩が骨折で入院しているので
こっそり一人で病室へ見舞いに行った時のことです。
先輩はノンケだし、僕もノンケのふりをしていたのですが、
それとなく先輩に欲求たまりませんか?と聞いてみたところ、
先輩はたまりまくってるとの事でした。
で、僕が冗談っぽくしごいてあげましょうか?って言ったら
マジで?って喜んでパンツ下ろしてきたのでビックリ。
僕は自分の勃起したチンポを先輩に悟られないように
手でしごいてあげて、先輩のチンポが元気になってきたら
口でくわえてあげました。ちょっと臭いがきつかったけど
大好きな先輩のチンポなんで喜んでしゃぶってあげました。
逝きそうになったら、先輩はものすごい声をあげて
僕の口の中ではててしまいました。先輩のザーメンおいしかった。
それ以来、僕は毎日人気の少ない時間帯に先輩の見舞いに行ってます。
退院しても関係はこのまま続けてほしいと思ってますけど。
でも、今の僕はただ先輩の欲求のはけ口ばだけなんで寂しいです
85吾輩は名無しである:01/09/23 14:48
村上春樹って誰もが驚くような素晴らしい文章書いたこと
あるのかな?たぶん、ない。

徹底的にアメリカ文学の模倣をしてきた作家なんじゃない
かな。独創性が無いんだよね。
86吾輩は名無しである:01/09/23 15:35
>>85
日本の殆どの作家は欧米の文学を少なからず模倣してると思うけど。
87吾輩は名無しである:01/09/23 15:37
>>1既存スレでやれよ、糞スレ立てんな
88吾輩は名無しである:01/09/23 15:39
>>86
そうなんだけど、影響受け過ぎていると思う。
フィッツジェラルドとかを真似してますって、わかってしまう
と読む方は萎えてしまう。
本家を読んだ方が面白いに決まってるんだから。
89吾輩は名無しである:01/09/23 18:51
>83
コピぺ
90 :01/09/23 19:07
持ち上げては中傷持ち上げては中傷。みんな読んで影響受けてるくせに
他人の信者宣言は許せないと。同じこと繰り返してますな。
91ミミズくん:01/09/23 23:19
ノーベル賞をとったら、具体的にどうなるんでしょう?
過去の作品が売れて、ウハウハ?賞金でウハウハ?
ハルちゃんはそんなことを望んでるの?
92匿名希望さん:01/09/24 01:15
いやいや、村上春樹で一番素晴らしい作品は
少なくとも「ねじまき」じゃあ無いでしょう。
世界の終わりとかは?
93吾輩は名無しである:01/09/24 01:25
>>91
金よりステイタス。
94吾輩は名無しである:01/09/24 01:49
でもノーベル賞の賞金ってかなりの部分を慈善団体等に寄付させられる
習慣になってるって聞いたことあるな。
95吾輩は名無しである:01/09/24 02:00
>>91 望んでない。
>>92 人によって違う。
>>93 自由と引き換えのステイタスなど、最晩年でよい。
>>94 各種団体は何処にでもワラワラとたかる。賞に限らず。
96吾輩は名無しである:01/09/24 08:56
アンダーグラウンドはカポちゃんの「冷血」にならって試してみたんじゃ
ないかな。志は買うけど「冷血」同様読みたいとは思わないねぇ。
61 おぉ同志よ。羊はNYでも評判よかったそうだ。ねじまきは出れば
それ以上だろう。でもノーベル賞とは唐突だな。皮肉でいってんのかな?
97匿名希望さん:01/09/24 13:29
なんなんだ、94は。バカか?
眼鏡デブは引っ込んでろ。
98吾輩は名無しである:01/10/07 22:59
理系の板で見たんだけれど、村上春樹がもう内定しているってほんとなんですか??
村上春樹はすごく好きだけれど、ノーベル文学賞を受賞するくらいの作家なんだろうか。
なんかいやだなあ。
99吾輩は名無しである:01/10/07 23:09
どうなんでしょうねえ・・・。何か三島や井上が届かなかった賞に春樹みたいな作家が軽くとってしまうとちょっと寂しいなあ、三島ファンの俺としては。まあノーベル賞とってない作家でも凄いのは一杯いるけど。
100吾輩は名無しである:01/10/07 23:11
↑春樹みたいな作家ってのはなんというか特に悪い意味で使ってません。上手く説明できないけど
101狂ったカンガルー親子:01/10/08 04:30
ノーベル賞って文体で決まるんですか?
春樹さんが嫌いな人って文体を否定してますよね。
風の歌〜、ノルウエイ〜、世界の終わり〜、ねじ巻き〜
あと一作凄いのが出せば可能性あるのでは、、。
102吾輩は名無しである:01/10/08 05:25
ノーベル文学賞と平和賞はかなり胡散臭いよな
池田大作が取るんじゃないかって噂もあったし…
いや、素晴らしい受賞者も多いとは思うけど
103吾輩は名無しである:01/10/08 13:28
ノーベル賞なんて半分妥協です
じゃなきゃ大江が取ったり、春樹が取りそうになったりしない
今日本で世界で知られてるのなんて春樹くらいしかいない
さらにこれから10年20年は出てきそうにない
なら春樹にやっとくしかないわけです
三島、井上、安部のように死んでからじゃ遅い

というか故人にもあげられるようにすればいいのに
それだけで大分まともになると思うのだが
104吾輩は名無しである:01/10/09 13:59
井上よりはまだ春樹だろ>103
105:01/10/09 17:24
新作
「世界の終わりと、ハードボイルドワンダーランド2」
106:01/10/09 17:27
新作
「ノルウェイの森2」
107:01/10/09 17:27
だったら、いいのになあ
108吾輩は名無しである:01/10/09 17:34
日本の文壇政治から孤立している春樹が取るというのも、案外
賞の公正性がアピールできていいんじゃないの?

推挙人とかは大学教授とからしいから、その辺のスノッブな層には
受けが良さそうだし>春樹
109吾輩は名無しである:01/10/09 17:36
文学賞はクラークという話がニュー速で出てたけど、どうなの?
110吾輩は名無しである:01/10/09 22:49

 日本文学にしろ何にしろ、どんなにすごい作家・作品だって、外国語に翻訳されて
 なければノーベル賞は取れません。
 「そういう意味で」、日本人作家でいちばん近いのは春樹かばななでしょう。
 『ノルウェイの森』のノルウェー語訳ってどんなのか見てみてぇなぁ。
111吾輩は名無しである:01/10/10 00:52
見るだけかよ
112吾輩は名無しである:01/10/10 00:55
>>110
この夏カナダで買ってきた。平積みになってた。
別に普通だよ、英語苦手な人でも日本語の方を読んでいれば問題なく
読み進められる。
俺は春樹の英訳全部持ってるけど、どれも読みやすいから是非一度
読んでみることをオススメします。
113吾輩は名無しである:01/10/10 21:00
恐いもの見たさでこのスレに来てみたが・・・。
インチキ春樹文学がノーベル文学賞?
日本に数ある何々賞はもちろん、ノーベルに至っても、作品だけが評価されるわけではなく、裏があるので
逆に受賞してもおかしくはないと思うが→(春樹信者大喜び)
仮に作品自体が評価されたとしても、それは選考する人間すべてが日本語で読むわけではもちろんないので
春樹の文章がいかにインチキ、フェイクくさいかを彼らは知る由がないので、
逆に受賞してもおかしくはないと思うが→(春樹信者大喜び)

村上春樹を一言で表すと
          商売上手な輸入雑貨屋。

いいものを輸入して、ちょっと加工して、バカ売れ。

「ねじまき」は開始2ページでさむすぎて、閉じた。

春樹信者のセンスは、アサイ。
114吾輩は名無しである:01/10/10 21:10
>>113
ダサい文章・・。113書いた人っておっさんと見た。
115吾輩は名無しである:01/10/10 21:19
>>115
相も変わらずこの手の批判か
116115:01/10/10 21:21
>>113だった
117吾輩は名無しである:01/10/10 22:48
まあ、人それぞれの好みがあると思うけどあの文体好きな人にはたまらないと
思うけどね。ただあの文体を英語や外国語に翻訳するとどうなるかが興味があ
るね。だってアレ日本語の独特の響きみたいなものが余韻のように残るでしょ。
それは海外で通用するものなのかなあ
118吾輩は名無しである:01/10/11 00:38
>>113
自分の感性を盲信するヴァカ。
痛い春樹信者と同レベルだな(ぷぷ
119 :01/10/11 00:42
>>105 「世界の終わりとワードボイルドワンダーランド2」はおかしくない?
ん…おかしくないか?
「上」「下」と来たから、「続」とかの方がいいかも。
だけど「続」ってダサイ。
タイトルを全然変える?
「世界のはじまりとハードボイルド・ワンダーランド」とか。
…ダサい。
だけど「2」読みたいな。
120吾輩は名無しである:01/10/11 01:12

  Λ_Λ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 <=( ´∀`) < オレ生粋の日本人だけど、
 (    )  │野依教授って在日らしいよ。
 | | |   \__________
 〈_フ__フ
121吾輩は名無しである:01/10/11 01:19

ノーベル文学賞ってまだ決まらんの? 
122マジレスれす。:01/10/11 20:00
春樹信者ではないですが…面白がってずっと読んできたものです。
>>113 の言ってることはわかる部分もあるなあ。
ノーベル賞獲るなんて現時点では絶対思わないけどね。

「いいものを輸入して、ちょっと加工して…」というカンジあるのではないか?
これは初期作品のことを指してるのではなくて、だよ。

本人が訳した「心臓を貫かれて」とか「ニュークリアエイジ」読むと
そう思えるところもあるんだけど…、ここに来てる人はきっと読んでると思うんだけど、
どう思う?

んで、「心臓を〜」の訳者あとがきでメイラー「死刑執行人の歌」を評した部分もあって、
だから「アンダーグラウンド」読んだときは「なにこれ?」ってカンジだったし。

2ちゃんにありがちなキッツイ議論とかじゃなくて、ず〜っと読みついでいる人たち(30代?)は
どう思っているのか聞いてみたいです。
だってどうなったって、新しいの出れば期待させて読ませてくれる作家だと思うし…マターリと、ね。
123吾輩は名無しである:01/10/11 20:19
そろそろ日本にもやるかって時に貰うんだろうから
受賞はまだでは
おそらく2010年前後かと
124 :01/10/12 01:19
文学って、英語に訳されちゃうからね。
125吾輩は名無しである:01/10/15 08:47
村上春樹が取ったら日本人では最も低学歴な受賞者になるね。
126新人:01/11/06 09:00
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドについて
皆さんの率直な感想をお聞きしたいです。
「世界の終わり」の図書館で一角獣の頭骨から出てくる
光の道筋をなぞりながら過去の記憶を辿るくだりが好き
なんですが、いかがですか?
127新人:01/11/06 09:15
すみません。>>126はこのスレの本論に合わないことですね。
村上春樹はノーベル賞をとることはないだろうと私は思って
います。彼にとってそれはふさわしくない。
私の言っていることは検討違いかもしれませんが。
『やがて哀しき外国語』のあとがきに彼はこう書いています。
「僕は正直に言って、若いころ、小説を書き始めたころは少
しでも、日本語的なものの呪縛から遠ざかりたいと思ってい
た」これは彼にとって自分の体の中にたまった澱のようなも
のに対する浄化作用的行為であって目的ではないように思い
ます。後に『若い読者のための短編小説案内』というのを執
筆していますが、あれなんかは日本語に対する確認作業みた
いなものだとわたしは考えています。
128吾輩は名無しである:01/11/06 21:57
アップダイクもロブ=グリエも取っていないノーベル賞を、高行健やらサラマーゴが
受賞しているわけだから・・・
村上の受賞はありえるんじゃない?
今年受賞したナイポールの代表作とされる小説を読んだけど、ねじまき鳥よりすぐれ
てるとはとても思えない。
129吾輩は名無しである:01/11/21 22:19
村上春樹はかならず獲りますよ。ノーベル賞。
私が保証します。
130吾輩は名無しである:01/11/21 22:25
あんた誰だよ
131ユイ:01/12/05 14:50
うーん、、、彼がノーベル賞か〜
やっぱなんだかんだ言っても現実になると嬉しいな。
132吾輩は名無しである:01/12/12 00:37
本家の村上春樹スレが、カエルのせいでめちゃくちゃになっているのが、淋しい。
「村上春樹withoutカエルくん」スレを立てたいくらいだ。
133吾輩は名無しである:01/12/12 22:44
とりあえず、ずっと読んできている世代から言うと、
春樹作品は概ね好きだけど、
あれは文学じゃない・・・という言い方も正しいと思う。
特にねじまき鳥。
何?これ、とういう壊れ方と、しつこさは尋常ではない。
その尋常的ではないとこは凄いとおもうけれども、
「世界文学」というフォーマットに適合していないから、
満場一致のコンセンサスは得られないとは思う。
だから、別に本人は「文学」をやろうと思っていないんだろうけど、
何か違和感が残る強度があるという意味では、そういう作品が
世界で評価されると面白いとは思う。
いずれにせよ、もし獲ったとしたら、国内では嫉妬を裏返した
称賛で喧しくなって、
世界的には文学のフォーマットが変わるやの取り上げ方だろう。
万が一獲ればの話だけど。
私はその喧騒をみてみたいだけかもしれん。
だけど現実的にはどうかしらん?

おそらく文学フォーマット適合型という意味で、
ノーベル賞に近かったのは、初期の頃の龍の方だった
と思う。
あのねじれにねじれきった、かたつむりが這うような
文章をねちねちと引き延ばせる持続性さえあったら、
ノーベル賞だったのでは。

それから、「カポーティは全部好きだけど、
冷血だけは駄目」と以前、インタビュー
で語っていたね。
134吾輩は名無しである:01/12/12 22:46
>>132 禿同 類似スレって言われるかもしれないけれど、
ここでマターリと語らいましょう。カエル、来るなよ!
135皆さん!!:01/12/15 02:14
そろそろ本家の不良たちがやってきます。気をつけてね!!
136吾輩は名無しである:01/12/15 02:16
過去スレはこちら

村上春樹part3〜2chの終わりとポスト・アンダーグラウンド〜
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/999352393/
村上春樹PARTU
http://mentai.2ch.net/book/kako/985/985180757.html
137吾輩は名無しである:01/12/15 02:21
リサたん!! 137げっとおおおおおおおおおおお!!
138吾輩は名無しである:01/12/15 02:21
よし、ここでも1000逝くぞ!!
139吾輩は名無しである:01/12/15 02:22
まじすか・・・
140吾輩は名無しである:01/12/15 02:22
やられた!999って・・・・・・
141吾輩は名無しである:01/12/15 02:22
うおー!負けねーぞ!
142吾輩は名無しである:01/12/15 02:22
結局、荒らしってルサンチマンなのか?
143吾輩は名無しである:01/12/15 02:23
やれるもんならやってみな
144吾輩は名無しである:01/12/15 02:23
でも、1000番がカエルじゃなくて良かったよ。
145吾輩は名無しである:01/12/15 02:24
カエルがいないとレスがのびる。
146吾輩は名無しである:01/12/15 02:24
父さん!俺、やるよ!
147 :01/12/15 02:24
1000頂きました
148吾輩は名無しである:01/12/15 02:24
今度こそお休み!!歎異抄聞きながら寝るよ・・・村上オタの実力を見たね、今夜は・・・
149吾輩は名無しである:01/12/15 02:25
宿題終わってからにしろよ。
150吾輩は名無しである:01/12/15 02:26
>>149
お前もしっかり勉強しろよ。
151吾輩は名無しである:01/12/15 02:26
147>カエルくん?
152吾輩は名無しである:01/12/15 02:26
>>145 いや、ほんとにテキメンだね。今日はマジ話から荒らし、そして
1000ゲットレースと、2chの真髄を見たね。ここに。カエルくるなよ!!
153 :01/12/15 02:27
>>151
いえ、素人です
154吾輩は名無しである:01/12/15 02:27
歯みがけよ〜
155吾輩は名無しである:01/12/15 02:27
途中で寝た人、びっくりするだろうなあ、明日の朝見て。。。いきなり
終わってて、スレが。
156吾輩は名無しである:01/12/15 02:28
じゃね〜
157吾輩は名無しである:01/12/15 02:29
井の中の蛙とはうまい事言ったもんだ!コリャ
158カエルよけ蛇だぞ!:01/12/15 02:29
また明日!! ダスビダーニャ!
159吾輩は名無しである:01/12/15 02:29
さて、今からマッタリと村上春樹について語り明かそうではないか
160吾輩は名無しである:01/12/15 02:30
お前も暇人だな・・・他にやることないのか。
方向転換でもするのか?そんなにおれに興味があるのか?
161吾輩は名無しである:01/12/15 02:30
笑いたきゃ笑えばいいさ。それもまた人生。
162吾輩は名無しである:01/12/15 02:32
>>160 蝦ですけど、なにか?
163吾輩は名無しである:01/12/15 02:33
「街」を待ちます。ここに来るでしょうか?
164スローボート:01/12/15 02:33
新しい村上春樹スレはこちらですか?(笑
よろしく。
165まめもやし:01/12/15 02:36
いえ、新しい場所を提供させていただきました。
166吾輩は名無しである:01/12/15 02:36
あ!! まめもやしがPart4立てたぞ! カエルに継ぐニューキャラか?
ややこやしいことすんなよなああああああああ!!
167吾輩は名無しである:01/12/15 02:43
よいしょっと。まったくわけわからんやつが多いな。
168吾輩は名無しである:01/12/16 07:26
遅レスですが
>132
めちゃくちゃにしたのはカエルくんじゃなくて、野次とばすしか能のない人々。
彼は自分の考えを書いただけだよ。何でみんなそんなに攻撃するの?

・・・ごめん、「村上春樹ノーベル賞への道」だよね。でもノーベル賞なんて
どうでもいいや。面白いの書いてくれれば。
169吾輩は名無しである:01/12/16 07:37
そんな道は無い。
春樹ファンは、小説ではなく物語をあいしているんだろ。
過去レスも読んでないから、きっと同じ意見も出ていると思うけど。
170吾輩は名無しである:01/12/16 07:44
文学に、当然物語も含まれるだろうが現在現実に必要なのは物語ではなく小説だ。
糞、物語作家め!!
その糞にたかるおまえらはハエだね。
171吾輩は名無しである:01/12/16 08:54
春樹で一番おもしろいのってどれ?ねじまき鳥とノルウェイ読んだけど、なんだかなあ。
単に合わないだけかしら。
ノーベル賞取るんだったら、川端みたいにオリエンタリズムでいかないと、厳しいんじゃない?
172吾輩は名無しである:01/12/16 23:42
まめもやし氏が作ったスレは放置で、こっちで続けたいな。
173吾輩は名無しである:01/12/17 00:23
ねじ鳥とノルウェイって、、、、もうちょっと順を追えよ。
でもちょっとも面白いと思わなかったんならナに読んでも肌に合わんかもな
174吾輩は名無しである:01/12/17 00:47
ヘミングウェイの「日はまた昇る」の文体が限りなく春樹の文体に似てた。
175吾輩は名無しである:01/12/17 00:51
>>171 小説好きの評価は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」
のようです。

大江もとったしね・・・
176吾輩は名無しである:01/12/17 00:51
>>171
大江は、オリエンタリズムを徹底的に排除した。
最有力候補だった安部にしても、無国籍がウリだったろう。
177吾輩は名無しである:01/12/17 00:54
>>176 は外道
178吾輩は名無しである:01/12/17 01:03
三島みたいなのがとらなくてほんっとによかったなあ・・・
179吾輩は名無しである:01/12/17 01:16
川端が取ったとき最終候補になった川端、三島、西脇のうち
ぜひ西脇に取ってもらいたかった。
晩年に日本回帰してしまった(?)が、西脇の最初のころの作品は、
日本人が書いたとはとても思えない。ああいうのがトップを切って
受賞してもらいたかった。
180吾輩は名無しである:01/12/17 01:18
西脇順三郎だっけか? そういえば読んだことないな。お勧め教えてキボンヌ。
181吾輩は名無しである:01/12/17 05:33
オリエンタリズムか・・・。
なんだかんだ言って、外国人が日本人に求めるものっていうのは、それかもな。
徹底的に排除して、それで受賞するんなら、価値はあるよな。

ノーベル賞はしばらくでないよ。日本からは。
182吾輩は名無しである:01/12/17 06:23
>>174
ヘミングウェイはハードボイルド小説の祖だからね。
チャンドラーに影響を受けている春樹の文体が似ているのも当然。
183吾輩は名無しである:01/12/17 09:17
村上春樹がフィツジェラルドを始めに読んだきっかけが
ヘミングウェイの友人だったからではなかった?
184吾輩は名無しである:01/12/17 11:26
こんな内容ならこいつら無限に喋るわな。
芸能レポーターなみの内容のなさ。
これで文学の話してるつもりなんだから・・・。
まあいいか、平和の証拠みたいなものか。
185吾輩は名無しである:01/12/17 11:33
>>184 じゃあ、お前がなんかネタ提供してみろよ。
186吾輩は名無しである:01/12/17 15:42
>>99
「三島が届かなかった賞」というのは違うぞ。タイミングとして
合わなかった、というだけのことだ。
日本文学を対象に…という気運が盛り上がった最初の時、第一候補は
川端康成であり、スウェーデンの選考委へ提出するべき推薦文を、
川端は弟子筋の三島に依頼、三島は快諾して懇切丁寧な英文の推薦状を書いた。
が、その時は結局他の国へもっていかれ、川端はとれなかった。
次にチャンスが到来した年には、候補の最有力に三島、
川端、西脇らも取り沙汰された。下馬評は三島だった。
当時三島は『豊饒の海』の『春の雪』と『奔馬』を書き終えたところで、
新潮社は2冊の単行本同時発売にあたり、川端に腰巻に載せる推薦文を依頼した。
その為2巻を通読した川端は
「春の海、奔馬、過日無上の感動にてまことに至福に存じました。(中略)
この御作はわれらの時代の幸ひ誇りとも存じました。私のおよろこびだけを
とにかくお伝へいたしたく存じます」(昭和43年10月16日付け三島宛書簡)と
三島へ直接、最大級ともいうべき賛辞を送った。その時点で、川端は三島に
ある意味シャッポを脱いだのだったろう。もはや三島の時代だ…と、
賞は三島のものだ…とも、観念したかもしれない。ところが、まさにその手紙を
投函した翌日(10月17日)、川端のもとへノーベル賞決定の知らせが届いた。
受賞を知った川端は
「第一に日本文化の伝統のおかげ。第二に翻訳者のおかげ。第三に
三島君のおかげ、彼が若すぎたから」とコメント。正直な実感だったと思われる。
翌18日に、早速祝いに駆けつけた三島と川端が並んだ写真が残っている。
心なしか三島の表情には落胆というよりは寂寞めいたしづけさがある。
三島は、もう自分に賞が回ってくる機会は無いとわかっていた。
そして「次に取るのは、大江だよ」と公言した。…それから2年後三島は自決し、
30年後、予言通り大江が受賞した。
大江は多分、「次に取るのは、春樹だよ」と
確信しているはず。本筋の流れを、一番わかっているのは作家自身だよ。
187吾輩は名無しである:01/12/17 16:23
>>186
でも、大江は春樹を批判しているのでは?
188吾輩は名無しである:01/12/17 17:21
>186
力入れて書いた割には論理がお粗末。
あんたの文章からは川端が三島のことを褒めちぎっていた、
と言うことしかわからん。三島とノーベル賞の関係なんてわからん。
週刊誌ネタばかり追い掛け回しているからこうなる。
芸能スレに行けってんだ。レベルが低くて泣けてくる。
189吾輩は名無しである:01/12/18 09:18
>188
そうなん?私なんてこんなこと知りもしなかったから
ほーーなんて思って読んじゃいますよん
190吾輩は名無しである:01/12/18 22:00
age
191吾輩は名無しである:01/12/18 23:46
>>186
>大江は多分、「次に取るのは、春樹だよ」と
>確信しているはず。本筋の流れを、一番わかっているのは作家自身だよ。

私が知っている限り、大江は村上春樹のことを読み始めたのは近年だし、
どこでも、その作品について批評などしてないと思いますが。

大江が評価している作家は、違う作家です。
192吾輩は名無しである:01/12/19 01:52
>188
読解力ないか? 三島がとるはずだったノーベル賞、
それを一番わかっていたのが川端。
三島は19歳で文壇へ登場する為に川端に接近し、生涯師として遇し
礼を尽くしたが、文学的にはライバル同士。日本文学の最高峰と
自ら任じていた二人の、文学的闘争だよ。ノーベル賞の直前に、
はじめて川端は心底三島に圧倒された。
賞をとったのは川端だが、
そうしたことの全てを、賞はおろか文学も芸術も人生すらも雲散霧消する地点へ、
三島は逝ってしまい、ほれ見ろと生首を晒してみせた。
老残の川端は、ガス菅を咥えて死ぬしかないほど、きりきりと淋しかっただろうさ。
>191
三島が「次は大江だよ」と公言したのは、
次に番が回ってくる時まで自分は生きてはいないよ、という意味だった。
生き長らえることが宿命である大江は、
やたらに本音は出さない。自分が、生き続け君臨し続けなければならないから、
なにせノーベル賞作家なんだから(w
様々な意味で凌駕されそうな若手を
簡単にホメはしない。何も言わないことが、逆に関心の大きさを物語る。
ホめてもいい小者や別ジャンルなら、どしどしホメるさ。
193吾輩は名無しである:01/12/19 07:27
大江は昔っから春樹を評価してるよ。
現代で最も力のある作家だって、教育テレビで言ってたよ。
194スローボート:01/12/19 09:56
>180
スレと関係ないんですが「あむばるわりあ」最高。
195吾輩は名無しである:01/12/19 12:31
>192
お前こそ、読解力がぜんぜんないな。
中途半端な知識と見当外れの推理で、論を立てるんじゃない。

川端が三島を評価していたこと、
そして三島がノーベル賞を取ったことを混同するな。
マンガならば、
「三島君、この賞にほんとうにふさわしいのは、わしじゃなくて君だ」
てなセリフになるんだろうが・・・。
しかし賞を取った川端が三島を評価していたことと
三島がノーベル賞を取れたはずだ、ということはイコールじゃないだろう。
そんなこともわからんのか?

三島は19才のとき雑誌「人間」に「煙草」という短編を書いた。
川端はそれを非常に評価し、周辺の人にも褒めていた。
その師弟関係は終生続いた。
ただ、三島が「楯の会」の推薦状を依頼しにゆくまでは。
川端はその推薦状を断ったという。
三島はその時のことを根に持ったのか「末期の目」というエッセイで、
川端のことを意地悪く書いている。
しかし、川端は三島が市谷の総監室に立てこもったとき、
「自分は三島君に会わなくてはならない」といち早く駆けつけた。

こういう話は、関心のある人なら知っている人は知っている。
なにも君だけが知っているわけじゃない。
しかし、こんなネタにしろ実のところ週刊誌ネタに過ぎない、
ということを理解するべきだ。
それに加え、君は、知識の割には論理的思考がお粗末だ。
マンガの読み過ぎじゃないか?
196195:01/12/19 13:08
すまん、間違えた。
>195の5行目 三島→川端
197吾輩は名無しである:01/12/19 14:30
>195
それって週刊誌ネタじゃん。なんか争ってるワケか?192の人と(w
文学板だよ、ここは。
川端VS三島の、文学的闘い、興味あり。おもろい→>>186
198吾輩は名無しである:01/12/19 14:42
>>195
三島オタクの知識とやらを
ひけらかしたかったら、三島スレ逝けばどうですか?
いっぱいあるでしょう、何いってんのかわかんない長レス。
199吾輩は名無しである:01/12/19 15:22
良いじゃないかー。
文学について詳しくないものにとっては
ネタだろうがなんだろうがおもしろーー
200吾輩は名無しである:01/12/19 17:51
そうそう。文学とはつまるところ人間を知ること。
その作家の細かな性向まで知ることが必要。
週刊誌ネタ結構じゃないか。
201吾輩は名無しである:01/12/19 19:14
ええじゃないかええじゃないかええじゃなか!!!!!
202吾輩は名無しである:01/12/19 21:20
よっ!!色男!!ええじゃないか!
203吾輩は名無しである:01/12/19 23:58
>>193
>現代で最も力のある作家だって、教育テレビで言ってたよ。

あっ、ごめんなさい。
そういう発言をされていたんですか。

>大江は昔っから春樹を評価してるよ。

でも、ここでいう「昔っから」っていうのは正確なのですか。
ご存知でしたらご教示ください。
204吾輩は名無しである:01/12/20 00:35
西脇が受賞してたら、
ノーベル文学賞ってのは、さっぱり理解できねー難しい作品書いてる人が取るもので、わしらには関係ねえらしい、
と大衆は確信したろうねえ。

「あむばるわりあ」は過大評価されすぎ。
205吾輩は名無しである:01/12/20 00:36
>現代で最も力のある作家だって、教育テレビで言ってたよ。

現代作家がしょぼいって言う意味か?
206吾輩は名無しである:01/12/20 01:55
>>200
これが文学だとみとめられたものの集合体という意味でも
ある内在的特性があるからというので認知されたものという意味でも
文学なんて存在しないんだよね。
207吾輩は名無しである:01/12/20 02:00
>>206
厳然と存在するじゃん!! 本屋に並んでいるあれらのものはいったいなんぞや?
208吾輩は名無しである:01/12/20 02:05
韓国でも翻訳されてるでしょ。んで好評とか。
んで、作者にフューチャー。
どんなに繊細でナイーブな人なんだろう?
島田雅彦みたいな感じかしら?

著者近影見て暴動。
209吾輩は名無しである:01/12/20 02:07
>>207
本屋に並んでるのは文学ではなく本です。
210吾輩は名無しである:01/12/20 02:09
>>209 は? 
211210:01/12/20 02:11
なんか頭の悪い議論になりそうな気がしてきたからやめようっと。
207はさげ。忘れてね。
212吾輩は名無しである:01/12/20 02:38
>>211
210さんへ
賢明だね。相手にしないほうがいいよ。
213吾輩は名無しである:01/12/20 02:44
くんくん、アフォの臭いがするぞ・・・
214吾輩は名無しである:01/12/20 08:31
>>204
十何年か前に四十代の若さで受賞したブロツキーの詩なんか、西脇よりさらに難解
だろう。
ここ十年ばかりの間に受賞した詩人・・・ウォルコット、ヒーニー、シンボルスカ、
といった連中の作品より、西脇の作品がむずかしいとはとても言えない。
215吾輩は名無しである:01/12/21 20:10
>>191>>203
村上春樹の作品が芥川賞候補になったとき、大江健三郎は選考委員のひとりでした
ので、近年読み始めたわけではありません。ただし当初は評価は低かったようです。

『風の歌を聴け』が候補作となった時の選評(昭和54年度上半期)
「今日のアメリカ小説をたくみに模倣した作品もあったが、それが作者をかれ独自
の創造に向けて訓練する、そのような方向づけにないのが、作者自身にも読み手に
も無益な試みのように感じられた」←「無益な試み」とはひどい言いぐさ…。

『1973年のピンボール』が候補作となった時の選評(昭和55年度上半期)
「詩的な領域になかば属する感覚、清新な文章によって、新世代のスタイルをあら
わしているが、散文家としての力の耐久性には不安がある。そのような作品として
村上春樹の仕事があった。そこにはまた前作につなげて、カート・ヴォネガットの
直接の、またスコット・フィッツジェラルドの間接の、影響・模倣が見られる。し
かし他から受けたものをこれだけ自分の道具として使いこなせるということは、そ
れはもう明らかな才能というほかないであろう」←いちおう才能は認めたようです。
216吾輩は名無しである:01/12/24 23:51
村上春樹は獲りそう。

でも、わしは筒井康隆にとってほしいな。
イタリアのなんとかっていういいかげんな作家も
とったみたいだし。
217吾輩は名無しである:01/12/25 21:02
>>216
イタリアのいいかげんな作家って、ダリオ・フォのことか?
ヨーロッパ版ビートたけしという存在らしいね。受賞のとき、日本ではほとんど
話題にもならなかったが、ヨーロッパでは大騒ぎだったらしい。
フォの作品、ノーベル賞取ってから何年もたつのに、日本であらたに翻訳された
という話を聞かないのだが・・・。
去年の高行健も、受賞前から出ていた短編集(それも他の作家といっしょのやつ)
はかろうじて売られてるが、長編の代表作の「霊山」はいつまでたっても翻訳され
ない。
218アンチ春樹:01/12/25 21:07
村上春樹支持派の人、
村上春樹のどこに魅力を感じますか?
頼むから教えてくれ。
219吾輩は名無しである:01/12/25 21:31
頼むから静かにしてくれ
220吾輩は名無しである:01/12/26 01:01
フォって名前がいいかげん
221吾輩は名無しである:01/12/26 02:53

>しかし他から受けたものをこれだけ自分の道具として使いこなせるということは、そ
>れはもう明らかな才能というほかないであろう」

皮肉なんでしょ。
222吾輩は名無しである:01/12/26 05:56
>>30->>35
223吾輩は名無しである:01/12/26 11:58
取り合えずやっとくね。

ふぉーフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォッフォー-
224吾輩は名無しである:01/12/26 19:00
>>221 たぶんね。お前だって人のこと言えるか!って感じだけどね。大江のアフォは。
225吾輩は名無しである:01/12/26 19:02
    ヽΘ〆
      θ  (ちがあう。)
     ∬ >>221
226吾輩は名無しである:01/12/26 20:22
>>225
変な顔文字だな。なんていうキャラだ?
227吾輩は名無しである:01/12/26 21:18
>>225 なにがなんだかさぱりわからん
228吾輩は名無しである:01/12/26 23:15
ノーベル賞って以前の受賞者の意見も
参考にされるんでしょ。

なんか村上春樹は10年後ぐらいにとれそう。
でもたしかに筒井康隆がとった方がおもろいなあ…。
(とらんやろうけど)
229吾輩は名無しである:01/12/27 14:44
>>215

ご教示ありがとうございました。
なるほど、選考委員のときの候補者として、村上がいたんですね。
知りませんでした。
230吾輩は名無しである:01/12/27 23:58
>>214

その三人が受賞しても、日本人には何にも関係ねえよ。
だれが読んでる?
ウォルコットとシンボルスカはもっと読まれてほしい。
「ノルウェイの森」のせめて百分の一くらい。
231吾輩は名無しである:01/12/28 00:23
>>203
193です。遅レスですまん。
大江が人間講座という番組をやっていたときだから、かなり昔だと思う。
少なくともノーベル賞以前。
232吾輩は名無しである:01/12/28 00:26
>>230
百分の一か。4〜5万部。むむむ。
日本で万単位で売れるのは・・・谷川俊太郎のみか?
まあ、短歌も詩だから、サラダ記念日とかチョコレート革命はミリオンセラーの詩集
ということになるけどね。
外国人の詩集が日本で一万部売れるのは、日本人の歌手がビルボードのシングルチャー
トで1位になるくらい難しいかも。いや、そこまで難しくはないか。
233吾輩は名無しである:01/12/30 02:25
>>228
以前の受賞者(大江)の意見が参考にされるなら、大江の推輓で谷崎潤一郎賞と
読売文学賞をとった筒井は、可能性大かも?
234吾輩は名無しである:01/12/30 11:33
>>233 煽りだよな、これ。それとも筒井オタのマジレス? 
235吾輩は名無しである:02/01/09 12:42
>>218
 僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。
236吾輩は名無しである:02/01/09 13:07
>>235
偏見で悪いんだが,『ノルウェイの森』のちらちらめくって
拾い読みした時,柴門ふみのノベライズ版のような印象を
持ってしまって,以来この人の作品を読もうという気がしない
んだな.
もし,読み始めるとしたらどれがお奨め?

『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』は面白いの
かな.
237吾輩は名無しである:02/01/09 13:09
>>233
推輓

……何て読むの?
238通りすがり:02/01/09 13:14
>237
すいばん。推挙と同じ意味だよ。
239skylark:02/01/09 13:33
235は僕です。
>>236
『ノルウェイ』をもう一度最初から読んでみてください。
村上氏の作品では最も良く書けていると思います。
 また、短編では、『蛍・納屋を焼く・その他の短編』のなかの
「めくらやなぎと眠る女」をお薦めします。
 また、個人的には『羊をめぐる冒険』が1番好きです。ただし、
この作品は、『風の歌を聴け』、『1973年のピンボール』を読んで
からにしてください。話が続いているからです。なお、『羊』の後に
『ダンス、ダンス、ダンス』が続きます。この4作もできれば
読んでほしいです。
240236だぞなもし:02/01/09 14:15
>>239
thanx
参考になった.『ノルウェイ』からやり直してみるよ.
食わず嫌いはやっぱよくないよね……
241吾輩は名無しである:02/01/09 14:32
…べ、べつに「やり直」さなくても…
べんきょじゃあるまいし。イタすぎ(w
242吾輩は名無しである:02/01/09 21:15
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!! age
243吾輩は名無しである:02/01/09 21:40
村上春樹のは自慰小説だよ。
244吾輩は名無しである:02/01/09 22:17
ノーベル賞、賞金総額7億とか言ってたぞ
245吾輩は名無しである:02/01/09 22:56
>>239
3部作って本当に話つながってるの?
確か「風の歌を聴け」では大学で解剖の実習をした、とかいってたのが、
「ピンボール」では翻訳事務所を興してたりするし。
246吾輩は名無しである:02/01/09 23:29
>>244
そんなに貰えるの?なめてるね・・・大江とかむかつくなあ
247吾輩は名無しである:02/01/09 23:41
約7億というのは全部の賞合わせてだろ。
一人あたり一億にならない。毎年少しづつ変わる。
自然科学の賞なんか、3人で共同受賞することがよくあるが、
3人で賞金も分割するので、3000万程度しかもらえない。
名古屋大学の野依教授も共同受賞だった。カナリ嫌なオヤジら
しいから、ざまあみろ。
248吾輩は名無しである:02/01/10 00:10
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」が一番だよ。
それから「めくらやなぎと眠る女」は書き直されてる。
収録書は「レキシントンの幽霊」じゃなかったか。
このへん記憶が曖昧だ。
249skylark:02/01/10 08:15
>>245
 3部作はつながっています。正確には4部作です。
『風』、『ピンボール』、『羊』、『ダンス』は、主人公「僕」の物語なのです。
なお、前3作は「僕」と「鼠」の物語なので、鼠3部作とも呼ばれます。
 「僕」は、大学で生物学を学び(『羊』のなかで、先生の秘書と話す場面でも
出てきます)、なぜか、その後友人と翻訳事務所を共同で設立しています。

>>248
 『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』もいいですね。
「世界」が暗、「ハードボイルド」が明、と趣を異にする物語を同時進行で
進めておいて最後になって、実は1つの物語なのだと気づかせるという特殊な構成
で成り立っています。「ハードボイルド」を同時にすることで、最初が取っ付き難い
「世界」を読みやすくしようという作者のねらいがあります。
 試しに、「ハードボイルド」だけをまず全部読んでから、「世界」を全部
読んでみて下さい。1つの物語だとわかります。
 ところで、僕が『ノルウェイ』が1番だと言ったのは、全体の流れがもっとも
スムーズであり、かつ、個々の部分1つ1つがとてもリアルであるからです。
多分、多くの読者がもっとも読みやすくて、なおかつ、いろいろの場面で
惹きつけられ熱中できたのではないでしょうか。『ノルウェイ』は、特に
その場面を映画でも観ている様に想像できます。「僕」と「緑」の会話などは
メチャクチャ面白く、流れもその場で聞いているかのようにイキイキしています。
このことは他のどの作品よりも強く感じるのです。
 しかし、あなたの意見も尊重します。『世界・・・』は、僕もとても好きな作品
です。特に、「世界の終わり」は村上春樹だけが描きうる世界であると思います。



 
250skylark:02/01/10 08:23
>>248
 忘れました。「めくらやなぎと眠る女」は、『レキシントン』では
短く書き直されています。個人的に『その他の短編』のものが
好きなので、こちらを紹介しました。できれば読んでみて比べてみて
ください。 
251吾輩は名無しである:02/01/16 08:07
個人的には「ダンス、ダンス、ダンス」
が一番好き。「スプートニク」あたりか
らつまんなくなった。
252吾輩は名無しである:02/01/17 02:26
アマゾンドットコムで「ムラカミ」を検索すると、龍なんかより春樹のほうがたくさんヒットする。
比較的最近の本も翻訳されているようだ。どうやら英語圏には、春樹の新作を待ち望んでる読者が多いみたい。

ただ装丁を見ると、過分に「オリエンタリズム」を強調するものになってる。漏れがアメリカ文学を読む理由に、
アメリカの風俗習慣の勉強のため、というのがあるが、春樹もそのような読まれ方をしてるのかもしれない。
もちろん、文学的なおもしろさがあって、初めてそのような読み方ができるのだけれど。
(その点龍の描く風俗は奇をてらいすぎていて、逆に読者の興味を失わせているのかも)

石原慎太郎は検索しなかったけど、意外だったのは筒井康隆が全然英訳されてないことだなぁ・・・。
253吾輩は名無しである:02/01/17 02:40
ノーベル文学賞取るには、作品がいかにたくさん英訳されてるかが重要。講談社はアメリカに現地法人あって、
日本人作家の本をどんどん英訳してるから、ノーベル賞目指してる作家は講談社との付き合いが大事。
大江健三郎なんかは、ノーベル賞取るために大出版社としか付き合わない(英訳してもらいやすいから)
って本多勝一なんかが批判してたね。「大江は小出版社の依頼を平気で断る」って。

しかしまあ、作家ってのは世話になってる編集者や出版社の依頼が優先なのは
当然だからね。小出版社がいきなり原稿依頼してきても、本人がそこで原稿書きたくても、
担当編集からすれば、その時間でうちの原稿書いて欲しい、って思うだろうし。
254吾輩は名無しである:02/01/17 17:09
なにもノーベル文学賞なんか
とる必要ないのでは?むしろ
辞退したら評価するが・・。
255 :02/01/17 17:15
辞退してどーする(w
辞退自体に意味はないと思われ
256吾輩は名無しである:02/01/17 17:32
ノーベル賞にさほど価値があ
るとは思えないが・・。
257ちょっと一言:02/01/17 17:48
突然、割り込みますが、ノーベル文学賞って、
やっぱり、東大とか京大とか超一流大学出てないと無理な
ような気がするんです。
川端、大江は東大ですよね。三島が生きてたら、大江じゃなかったかも。
という意味では、平野が順調に成長すれば期待できるんじゃ?
W村上は無理なんじゃないかというのが私の感想。
258吾輩は名無しである:02/01/17 17:56
ノーベル賞って学歴が関係あるのか?なぜ?
259吾輩は名無しである:02/01/17 18:00
哀れなクズども。お前らは正真正銘のカスだ。
260ちょっと一言:02/01/17 17:59
やっぱ、世界的にその人の略歴が注目されるからかな?
「〜出身。東大卒。代表作に『・・・』」みたいに。
261吾輩は名無しである:02/01/17 20:15
世界的には日本の大学はどこも評価されてないので関係ないと思われ
262吾輩は名無しである:02/01/17 20:18
>>261
そうだね。ノーベル賞は自然科学部門でも東大・京大・東工大しか受賞
してないが、大学は関係ない。
青色ダイオードの中村修二が受賞すれば、徳島大学出身者が受賞したこ
とになるし。
そうなれば、日本の四大大学は、東大・京大・東工大・徳島大だ。
263吾輩は名無しである:02/01/17 20:27
>>257
そりゃあ困る。おれが獲れないじゃん。
264吾輩は名無しである:02/01/18 11:56
大江の浮かれっぷりは見てらんなかったね
265吾輩は名無しである:02/01/19 02:20
日本から候補者を推薦する時、
「ノーベル賞委員会から、2つの大学に、候補者選定の依頼が来る」
らしい。

どう考えても東大と京大だと思うが、確かに地方大学、
特に私大は受賞なんて不可能かもしれない。
266:02/01/19 02:58
すげえ嘘くさい。
267吾輩は名無しである:02/01/19 04:46
大江がノーベル賞受賞したとき、母親がインタビュー受けてた。
紀伊のごく普通の民家の居間に、普通の婆さんがこたつにあたってて

「いやあ、今年も(ノーベル賞)受賞はダメだと思ってたんですがねぇ」

なんて話してた。いかにも近所にいそうな婆さんが、ノーベル賞受賞するかどうかを
やきもきしてる図は、なんていうか、違和感を感じた。
268我輩は名無しである:02/01/19 05:23
早稲田卒の人がノーベル受賞したら、もうTV・週刊誌マスコミは狂ったように早稲田万歳を朝から晩までいいつづけ、大宣伝するだろうな。
そりゃもう、湯川や大江や野依の比じゃないよ。
ノーベル賞授賞式は、前夜祭から本番まで24時間近く完全生中継して、解説者は早稲田卒を10000回くらい連発。
翌年、早稲田は偏差値10アップ。
これで早稲田は完全に東大、京大と肩を並べます。
翌年、早稲田卒の社長数は大幅アップ。日大を抜きます
日本人は宣伝にすぐだまされますから。


269吾輩は名無しである:02/01/19 06:30
ノーベル文学賞は、ある意味「平和賞」と同じで、
地域性、政治性が最優先だからねぇ。
ポイントとしては、

「その民族の直面してる困難に、真っ向から取り組んでいる」
もしくは「民族問題解決のために政治的に活動してる」

って所だと思う。黒人作家や、
第三世界の日々紛争を繰り返してる少数民族出身の作家が有利だな。
大江が受賞した時だって、

「平和賞化してた文学賞だが、久々に『文学』そのものの評価で文学賞が贈られた」

と言われたが、外国人から見れば、大江は、いかにも日本的な風土を作品の舞台に、
日本の因習に立ち向かい、民主化への問題に積極的に取り組んで、
日本民族解放(?)に貢献した文化人だと思われてる。
270吾輩は名無しである:02/01/19 06:40
地域性を考慮して、何十年に一回は日本に枠が回ってくるのは確か。
政治的な作家と言えば石原慎太郎だが、年齢的に無理。
村上春樹も、作品的には申し分ない(あくまで外人から見てね)けど、
年齢的に難しいんじゃないか。長生きすりゃ分からないが。

現在30〜40歳位で、部落出身だとか薬害エイズ患者だとか、そういう出自を背景に、
ガンガン問題作を出して、翻訳もバンバンされてる作家がいれば、申し分ないんだけどなぁ。

結局外人にとっての日本は「オリエンタリズム」。美しい自然や文化への憧れがある一方、
封建的な因習にとらわれてる、未開な野蛮人の国と思われてる。
そのイメージ通りの日本を描いてやれば、外人は喜ぶよ。

個人的には中上健次が生きてたらなぁ、と思う。
271吾輩は名無しである:02/01/19 07:39
中上健次の米国やヨーロッパでの評価ってどうなの?
あまり知られてないような気がするんだけど。
272吾輩は名無しである:02/01/19 11:44
中上はともかく、筒井がまともに英訳されるわけないでしょ。いったい彼のどの作品を紹介する
んだろうねえ。筒井オタの大きな勘違いは硬膏に至るでごわす。あんな三文文士。
273吾輩は名無しである:02/01/19 15:20
「やれやれ」ってどんな風に英訳されてるの?
274吾輩は名無しである:02/01/19 16:01
Good Grief
かな・・・?
275吾輩は名無しである:02/01/19 16:35
"Do it.Do it."
だね。
276吾輩は名無しである:02/01/19 16:44
>>275
あやうく、騙されるところだった。
277吾輩は名無しである:02/01/19 17:05
ノーベル文学賞は八方美人みたいなとこがあって、結構テキトーに決めているって北杜夫がいってました。
278やれやれ:02/01/20 19:26
(Sigh..)ってとこじゃない?
279吾輩は名無しである:02/01/21 00:24
>現在30〜40歳位で、部落出身だとか薬害エイズ患者だとか、そういう出自を背景に、

それじゃあ乙※kunだ。ちょっと若いけど。
国語の教科書にまで載ってるんだもの。
280吾輩は名無しである:02/01/21 00:30
「やれやれな日本の私」
281吾輩は名無しである:02/01/21 20:12
>>現在30〜40歳位で、部落出身だとか薬害エイズ患者だとか、そういう出自を背景に、

大江みたいに、身障の子供がいる、ってのも条件としていいな。
義弟が自殺したり、大江は作品のモチーフに事欠かない。
282吾輩は名無しである:02/01/21 20:23
ノーベル賞獲りたかったら、やっぱり営業が一番でしょ、大江みたいに。
283名無しSANS:02/01/22 04:29
>日本民族解放(?)に貢献した文化人だと思われてる。
あんな左向け左の人が?
昔、北朝鮮にシンパティックな発言してたよね。
騙されて北朝鮮へ帰国した在日も多いはず。

284吾輩は名無しである:02/01/22 07:56
大江って文化大革命のことも絶賛してたんだよね。
285吾輩は名無しである:02/01/23 20:44
あのね、外国人は、
日本の左翼 = 日本を真の民主主義国にしようと努力してる文化人
って思ってるの。

外国人にとっては、日本の戦争責任てのは「動かしがたい事実」なわけで、
自国の恥ずべき戦争責任について、勇気を持って断罪してる真の民主主義者
が、本多勝一とか大江健三郎だと思い込んでるのよ。(大江と本多は仲悪いけどさ)

日本と中国の区別つかない奴がほとんどなんだから。日本は言論の自由も無いし、
封建的で野蛮な社会だと思われてるの。
コヴァみたいに戦争責任に疑問を唱える「極右」はネオナチと同じと思われてる。
286吾輩は名無しである :02/01/23 23:57
>>113
はアメリカ文学や翻訳業に勤めている人なら、誰しもそう思うよ。(私は違うが)
疑う人は、「アエラの春樹特集号」にかいている川村さんの寄稿文
を読むべし。
そうしたら、何故「カーバー全集」みたいのが日本で出てしまうのか、
という意味がわかる。
287吾輩は名無しである:02/01/24 00:28
>>286
おまえ、川村ごときにさんづけするな。
春樹も大江もそう変わらないよ。
優れた輸入雑貨屋だよ。そういうものだよ、小説家は。
うまく輸入もできない島田雅彦みたいなクズが言うような
つまらない批判が多すぎ。
個人的には古井さんにとって欲しいけどなあ、むりだろうね。
288吾輩は名無しである:02/01/24 00:38
その寄稿文、Googleで探してみたけど見つからなかった。
誰かコピペ キボンヌ
289吾輩は名無しである:02/01/24 00:40
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022741252/qid%3D1011800381/249-8769589-3658712
ダンス*3を自分自身で体現する作家という訳だ。
290吾輩は名無しである:02/01/24 00:44
ハァ?
291吾輩は名無しである:02/01/24 02:11
>>289
それか。何年か前に雑誌『アエラ』で特集されていたときの
記事かと思ったよ。図書館に行ってこそっと読んでこよう。
292吾輩は名無しである:02/01/24 02:40
>285
というか、意図的にそうしている面もある。
米国のメディアのアジア支局を中心にして、
ナショナリズムの微かな臭いを断罪するところに躍起になっているから。
朝日新聞に重なるところがあるわな。
293吾輩は名無しである:02/01/24 05:13
>>292
そうだね。大江、新潟の学校での講演をキャンセルしたみたいだけど、きっと外国メディアには、
「日本には言論の自由が無い」みたいに言うんだろうな。

「ノーベル賞作家でも、言いたいことが言えないのか?!」って外国でまた日本の誤解が広がるよ。
自分でキャンセルしたくせにね。
294吾輩は名無しである:02/01/28 01:44
でもな〜。
なんか昔の村上春樹は好きだったけど、
でかい家に住んで、いい車に乗っている春樹君には相応しくないよ〜〜。
295吾輩は名無しである:02/01/28 01:53
現実味があるのは現在40代くらいの作家?
相当先だろうね。
15年くらいかけて文壇の重鎮に
なっていきそうな人。
島田だって化けるかもしれないよ、時間はあるんだから。
296吾輩は名無しである:02/02/06 23:44
age
297吾輩は名無しである:02/02/06 23:49
>現実味があるのは現在40代くらいの作家?

ということは、やっぱり辻仁成だな。
298吾輩は名無しである:02/02/22 10:41
ノーベル
299吾輩は名無しである:02/02/22 10:59
>297
このさい、とってほしい。そして語ってほしい
300我輩は名無しである:02/02/23 00:50
そして日本人にとってノーベル賞のイメージがどれほど変わるか
知りたい。

300いただき!
301吾輩は名無しである:02/02/23 01:01
ねじまじはノーベルものだとマジでおもう。
302吾輩は名無しである:02/02/26 05:36
〜ハードボイルド〜 の続きをきちんと書けたら
受賞していいと思う。
303吾輩は名無しである:02/02/26 10:06
ハードボイルドはおもろいけどノーベルはないだろ。
304吾輩は名無しである:02/02/26 12:27
がんばれage
305村上春樹:02/02/26 13:31
やれやれ
306吾輩は名無しである:02/03/09 02:27
この人のファンだけど、長篇では「ノルウェイの森」だけが
面白いと思わない。一般に一番知られているのは「ノルウェイの森」だと
思うけど。
 一番好きなのは「ねじまき鳥クロニクル」だな。
307我輩は名無しである:02/03/09 02:49
そういうのは村上春樹スレでやれよ。
308吾輩は名無しである:02/03/17 21:12
スピーチが聞きたい。
きさまら、醜夷に媚びを売るんじゃない!
やつらはそもそも日本に関心などない!
310我輩は名無しである:02/03/17 23:30
>>308

「やれやれな日本の私」?
311吾輩は名無しである:02/03/29 19:38
春 
312吾輩は名無しである:02/04/13 20:24
あげ
313吾輩は名無しである:02/04/13 20:31
「南青山のホテルフロラシオンを利用する私」
314吾輩は名無しである:02/04/14 18:00
雰囲気だけの小説
この人のは
良くも悪くも
315吾輩は名無しである:02/04/18 21:01
 僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。
316吾輩は名無しである:02/04/18 21:02
 僕は村上春樹氏の作品が好きでンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきり 僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。
していて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。
317flutide+:02/04/18 21:04
アン・フロリーニ/Ann M. Florini
国際政治学者



地球的規模の問題が急増する中、国家利益のぶつかり合いが繰り返される国際会議と、対人地雷禁止条約などの調印を実現したNGOを対比させながら、グローバル化時代における市民社会の重要性を分析している。



207 2





アルビン・トフラー/Alvin Toffler
未来学者

およそ20年前に自著「第三の波」において今日の変革を卵zした未来学者トフラー氏。インターネットの出現は、その流れを加速したという。市民中心の新しい社会の到来に確信を深めている。


109 0





ジョセフ・ナイ/Joseph S.Nye,Jr.
ハーバード大学ジョン・F・ケネディ・スクール学長、元国防次官補

複雑な問題が絡み合う21世紀のグローバル世界。アメリカの政権中枢に身を置いてきたナイ氏も、政府間交渉では解決困難な問題が増加し、市民社会のウェイトが増す、と指摘する。氏が描くのは、市民社会と政府が協調しながら役割を分担していく社会だ。


63 0





ピーター・ドラッカー/Peter.F.Drucker
経営学者

近代の成立とともに登場した「組織」の概念。経営学の第一人者は、この組織の変容こそが、近代というシステムがパラダイムシフトを起こしている証左だ、と言う。そのポイントは、「情報」と「知識」だ。


97 0



*これらの提言は、番組用に撮影したインタビューの中で発言された内容の一部を採録したものです。
318吾輩は名無しである:02/04/18 21:05
僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。

319flutide+:02/04/18 21:06
義的呼喚
 意義的呼喚.  ■維克托?傅朗克著 鄭納無譯.   人 的 兩 種 特
有 基 本 能 力 : 自 我 超 越 和 自 我 間 離 , 藉 由 生 死 存 亡 ...
www.cdn.com.tw/daily/2002/03/14/text/910314e9.htm - 5k - キャッシュ - 関連ページ

20020108c_洪哲勝_需要一場真正意義的文化大革命
Next Previous This Month  2002.1.8 c 需要一場真正意義的文化大革命洪哲勝 經
過無數人民的奮鬥,台灣人終於終結了威權統治,迎來了民主 ...
www.asiademo.org/2002/01/20020108c.htm - 4k - キャッシュ - 関連ページ

環境保護????不要投寄沒有意義的郵件
不要投寄沒有意義的郵件.   將?一年?收到的??信件累積下來,
相當於半?到一?樹。由於各廠商隨意投寄廣告DM,在台灣地區,製
造這些紙張?年平均要?伐一千萬?樹。. 不要被??郵件淹沒了. ...
www.epa.gov.tw/education/abc/2-04.html - 2k - キャッシュ - 関連ページ

尋找旅行意義的線索
... . 尋找旅行意義的線索. 「花蓮采風親子之旅」感想的解?手冊. 作者:陳
健一. 石頭湯原編按:八十九年四月七、八、九日三天,<石頭湯?外教學中
心>?有「花蓮采風親子之旅」活動,以下是活動當時的教學感想片段……. ...
e-info.org.tw/topic/ecotour/topic-ecotour00051901.htm - 22k - キャッシュ - 関連ページ

悠遊博物館
... 以陳列胡先生生前的著作、手稿、信札、照片以及一切有紀念意義的
物品。   該館成立於民國五十一年十二月十日,在民國五十二年
二月二十四日臨時開放過一天,直到八月一日籌備完成,正式開放。. ...
www.cnpedia.com/museum/hs.htm - 7k - キャッシュ - 関連ページ

釋經學 - 第一章
... 事向人解明,或采用?一種語言向人解明(即現在的翻譯)。如前所述,釋經
學是一門確定經文意義的科學(原則)和藝朮(工作)。如特理(Terry)所?:“釋
經學是一門科學及藝朮。作為一門科學,它闡明原則,研究思想及語言的定
律 ...
members.tripod.com/pc_chong/Hermeneutics/Hermeneutics1.htm - 10k - キャッシュ - 関連ページ

美商威能資訊台灣分公司 - Analysis, Mathematics, ...
... JWAVE 3.5 有?些新功能 ?. 在 JWAVE 3.5 版中,最具有意義的升級為提供了進階的
圖形功能,讓?能在用?端有更好的互動性,以及開始支援 Java Server Pages(JSP)。. ...
www.vni.com.tw/products/wpd/jwave/whatsNew.html - 17k - キャッシュ - 関連ページ

Amication - Chinese
... 這種成年人帶著多方面的人格進人到兒童的王國之中?這些人格諸如思想?
建議? 批評?闡釋?勉勵?期望?限度?恐懼?勇敢等等。這種長年 人作
為不具任何※教育§意義的?現實的個體而真實地?沒有欺偽地出現了。. ...
www.amication.de/amication_chinese.htm - 26k - キャッシュ - 関連ページ

傳播的批判性政治經濟學
...  有些學者在口頭上承認文化工業具有這種雙重性格,然而在實際做研
究時卻只專注於某一邊,不是僅探討媒介意義的建構和消費(例如Fiske 1989),
就是只研究媒介工業的經濟組織(例如Collins, Garnham & Locksley 1988)。在此 ...
www.geocities.com/bookindustry/pe01.htm - 9k - キャッシュ - 関連ページ

人生的意義之種種
... 人助不成,只好自助,我想到了解「人生的意義」的方法是「讀書」,
不過選的書可能只會?加苦惱!我看的第一本書就是叔本華的《愛與生
的苦惱》,後來讀了《哲學新世界》、一些存在主義的書和幾部佛經 ...
www.tnssh.tn.edu.tw/liter/51%E4%BA%BA%E7%94%9F%E7%9A%84%E6%84%8F%E7%BE%A9%E4%B9%8B%E7%A8%AE%E7%A8%AE.htm - 20k - キャッシュ - 関連ページ


320吾輩は名無しである:02/04/18 21:07

僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。


321吾輩は名無しである:02/04/18 21:07
僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。
322吾輩は名無しである:02/04/18 21:10

僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。

 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。

 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 
村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。

323吾輩は名無しである:02/04/18 21:11
 僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。
324吾輩は名無しである:02/04/18 21:28
21世紀において、わが国が自由で公正な国家として独自の法文化を
築き地球社会に貢献することのできる存在として確固たる地位を占め
ていくためには、法の支配の理念が社会の隅々まで貫徹することが不
可欠です。政治改革、行政改革、経済構造改革など一連の改革が進
展するなかで、最後のかなめともいうべき司法改革が中核的な課題と
して位置付けられているのはこのためです。司法が「理とことばの力」
に基づいて公正で透明なルールを確立していくためには、この機構を
動かすにふさわしい人間の営みが根幹となるはずです。具体的には、
自立的存在としての個性ある個人が信頼するに足る、利用しやすい
司法制度が築かれて、高度の資質と能力を備えた法曹が、法廷にお
いて、その期待される役割を果たすこと、また、社会生活において、法
へのアクセスの実質的保障のために諸ニーズに適合的な法的サー
ヴィスを遍く提供し、個人が「個性の発露である独創的着想や新たな
価値体系の創造」を可能にしていく支持基盤となることが基本的要請
です。このような改革が実現してはじめて、近代の幕開け以来1世紀
以上にわたってわが国が背負い続けてきた課題、すなわち、「法がこ
の国の血肉と化し、『この国のかたち』となる」未来の形成が可能にな
ります。以上が、司法制度改革審議会がその論点整理「司法制度改
革へ向けて」などのなかで、公にした基本的メッセージであると解され
ます。
325吾輩は名無しである:02/04/18 21:44
僕 村上春樹氏 作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
全ての発刊に接してきました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。 おい。まじかよ。氏ね。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。あほか。
 特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。 めでてーな。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
 流行るねーんだよ。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。あそ。
326吾輩は名無しである:02/04/18 21:52
 僕は村上春樹氏の作品が好きで、小説、エッセイ、翻訳、対談など、
ほとんど読んできました。また、村上氏が影響を受けたであろう作家の
作品もある程度読みました。
 村上氏の作品の魅力を端的に言うと、文章から得られるリアル感である
と思います。特に、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」まで
の作品については、どの文章も、読んですぐ頭に状景が浮かびます。
映画を観ているような感覚があります。登場人物の会話など、その場で
聞いているように感じます。読んでいて言葉がとても活き活きしている
のです。
 また、村上氏の作品は明と暗の部分がはっきりしていて、それが絶妙の
タイミングで配置されています。そのため、スラスラと読めるのです。
 さらに、言葉の発想がユニークであるのも魅力です。
変な例ですが、「ノルウェイの森」における『僕』と『緑』の会話に出てくる
『春の熊』の例え話が最高です。こんなことをサラッと言われると
女の子はステキと思うだろうなーと、感心させられます。なかなかこんな
発想は出てきません。
 しかし、「国境の南、太陽の西」以降の作品は、主人公の家族の話があるなど
他者とのかかわりが広くなっています。そのため、それ以前の活き活き感や
言葉のユニーク性があまり感じられなくなっています。おそらく村上氏は
内向的傾向の強い作家なのだと思います。多数人間のコミュニケーションや
血縁関係内での人のつながり等の表現に弱いところがあります。
『ねじまき鳥クロニクル』は最近の作品のなかでは良く書けていると
思いますが、やはり流れのスムーズさやユニークさにやや欠けている点が
あります。良いところと悪いところがあるのです。ノモンハンの話はとても
リアルですが・・・。でも、やはり個々的でも魅力はあります。
 村上氏の作品をずっと読んできた所為か、人を好きになるのといっしょで、
良いところも悪いところも好きになっているようです。作品の雰囲気が僕自身に
合っているとでも言いましょうか、そんな感じなのです。
327吾輩は名無しである:02/04/21 06:14











【『わしズム』(小林よしのり責任編集長)4月25日(木)創刊 定価(本体667円+税)】

























□□□■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■□■□□□□□□□□□
□□□■□□□□□□□■□□□□□□□■■■■■■□■□■□□□■□□□□
□□□■□■■■□□□■□□□□□□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□
■■■■■□□□■□□■□□□□□□□□□□□■□□□□□□□■□□□□□
□□■■□□□□□■□■□□□□□□□□□□■□□□□□□□□■□□□□□
□■□■□□□□□■□■□□□□□□□□□■□■□□□□□□■□□□□□□
■□□■□□□□□■□■□□□□□■□□■□□□■□□□□□■□□□□■□
□□□■□□□□■□□□■□□□■□□■□□□□□■□□□■□□□□□□■
□□□■□□□■□□□□□■■■□□■□□□□□□□■□□■■■■■■■■
328吾輩は名無しである:02/04/21 06:17
長ったらしいので読む気しねえなーと思って数日間放置してたけど
よくみたら同じ文のコピペか。
329 :02/04/21 09:25
村上春樹みたいなぶおとこが賞もらったら、チョーセンジンにされちゃうよ。
中田もチョーセンジンにされたよ。
330我輩は名無しである:02/04/22 00:04
>>327,329
ガイキチがまぎれこんだようです。
331吾輩は名無しである:02/04/25 23:05
しかし村上春樹のスレッドで一つだけあらされていないところがあります。
一番まともに論議しているスレッドが荒らされないのはなぜなのでしょう。



わかるだろ?
332吾輩は名無しである:02/04/25 23:36
馬鹿がうつるのがいやだから、ですよね?<331
333吾輩は名無しである:02/04/25 23:52
そのスレには↓の1がいないから、ですよね?>>331
http://piza.2ch.net/log2/book/kako/959/959705620.html
334吾輩は名無しである:02/04/26 01:02
最近出た「必読書 150」(太田出版)という本に
村上春樹は入ってない。
したがって、読む必要なし。でいいですか?
335吾輩は名無しである:02/04/26 02:11
そんなことより早く童貞捨てろよチンカス
336吾輩は名無しである:02/04/26 02:29
>>335
いや、マンカスの間違いだろ。
337吾輩は名無しである:02/04/26 08:45
というか荒らしてるのがねじまき鳥スレの1だろ。
村上春樹スレを追い出されて自分で立てたスレを
繁栄させたいんだろ。ばかばかしい。
パート4の2と3もあいつの自作自演が見え見え。
338イヌ:02/04/26 10:55
的確な突っ込みをさせてもらうと
取る実力がないということだ。
339吾輩は名無しである:02/05/01 23:35
イエローページちょっとだけ立ち読みしてきたけど
これ使えないんじゃない?なんか作品についての考察が
まったくないようなんだけど。
340吾輩は名無しである:02/05/05 12:43
age
341吾輩は名無しである:02/05/05 12:53
>>339
俺は面白かったが。
それなら井上義夫の評論読んでみたらはまるかな。
342吾輩は名無しである:02/05/18 02:33
age
343吾輩は名無しである:02/05/27 22:04
髭が濃い濃い
344吾輩は名無しである:02/05/28 16:15
村上春樹は大江健三郎のように大使館へまめに通うような性格じゃないから無理。
345吾輩は名無しである:02/05/28 19:22
しかし、大江のあの権威を引きずり落とすためにも村上春樹にはノーベル賞
取って欲しい!
346ノーベル:02/05/28 19:30
じゃあ、本来は各国もちまわりだけど、文学賞だけは20年間日本にあげる。
まずは春樹でいいかな。次はリュウ。それで、あの若いの、そうそうカズシゲ。
そしてランディ。
347:02/05/28 19:32
ぼくにもください。
348ノーベル:02/05/28 19:33
君は愛をくださいと言っておらんかったか?なんでもほしがるのう。
349吾輩は名無しである:02/05/28 21:04
>>346
な、なぜ、長嶋一茂にノーベル賞を?
350ノーベル:02/05/28 21:24
>>349
彼も本を出しておる。「二流」だったか「亜流」だったか「B級」だったか。
351吾輩は名無しである:02/05/28 21:55
>>346は百姓決定。
352吾輩は名無しである:02/06/02 10:37
>>345
大江を権威と感じる方がどうかしていないか? 権威…ないじゃん、
見るからに(w
むしろ、弱さも駄目さも晒している。『取り替え子』なんか、モロ。
353五反田:02/06/03 02:08
>>339
禿同。自腹でイエローページ買ったが、次の日に売りにいったヨ
河合隼雄との対談が、個人的2派、ヨカータ。
354吾輩は名無しである:02/06/04 20:42
まじで獲りそうでこわい。
355吾輩は名無しである:02/06/04 20:47
もっと歳をとらなきゃね
356吾輩は名無しである :02/06/04 21:00
批評家も絶賛、読者も獲得、っていう作品が出ないと難しいんじゃないかな、ハルキの場合。
海外の批評を読むと、ハルキの書いたものに日本的エキゾチスムを感じているらしいし。
その二重構造を(そしてこれは本人が意図していない)理解して認めることは難しい。
ご存じの人も多いが、賞金1億5000万。
ポルシェじゃ遣いきれない。
何に遣うのかな、このタコ。
357吾輩は名無しである:02/06/04 21:14
畢竟、皆応援しているという事実。
358吾輩は名無しである :02/06/04 21:15
してねえよ。おめでてえな。
359吾輩は名無しである:02/06/16 20:13
本スレ Part4 が1000逝っちゃったからage
360吾輩は名無しである:02/06/21 03:51
甘ったるいだけのくだらないもんを書くヤツと決めつけてもいいですか?
数行読んだだけで吐き気がするんだけど。
だれがノーベル賞を取ろうが別にいいとは思うけど
真剣に惚れ込むファンの気がしれません。
これは煽りではなく、真面目な意見。
361吾輩は名無しである:02/06/21 22:37
>>360
煽り臭いな。特に最後の部分。
最初の方は、結構同意。
甘ったるいとは思うし、惚れ込むファンの気も知れない。
俺もファンだけどな。
362吾輩は名無しである:02/06/22 23:22
村上春樹のファンは自意識過剰。
オレモだけどナー。
363吾輩は名無しである:02/06/25 12:27
あげ
364吾輩は名無しである:02/06/25 16:05
んー、Part5 が立ったな。そっち逝こうか。

村上春樹ぱーと5
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1024974634/
365 :02/06/26 04:03
流行作家にノーヴェルプライズは無理。西洋のインテリしか読まないようなやつじゃなきゃ
日本人がとるなら、彼らのジャポネスク趣味をくすぐるようなやつか
反日日本人による自国批判しかない
366吾輩は名無しである:02/06/26 04:09
というか大江健三郎のノーベル賞とったやつって無名ですよね。ノーベル賞受賞作はけっこう無名。
367吾輩は名無しである:02/06/26 06:08
>>366
ノーベル賞は特定の作品に授与されるのではないと思いますが、
大江の場合は一応「万延元年のフットボール」のことを言って
いるのでしょうか?
これは無名の作品というわけではないと思いますよ。大江の初期
の代表作を「芽むしり」とすれば中期の代表作はこの「万延」では
ないでしょうか? あと余談ながらその後の大江の進み行きを概観
すれば、「同時代ゲーム」「雨の木」シリーズで大きく作風が方向
転換して現在に至るといったところでしょうか。
したがって中期の代表作「万延」は全作品を通じても、最も有名な
作品ということになるのではないでしょうか? 三島の「金閣寺」に
匹敵すると思います。
368吾輩は名無しである:02/06/26 06:16
>>367あ、そうだったの?ごめん。ありがと。ノーベル賞は特定の作品に授与されるのではないんでしたか。知らなかった。
とんだ恥さらし。「万延元年のフットボール」は知ってます。読んでないですが。
369吾輩は名無しである :02/06/27 18:23
川端康成は「雪国」を中心に受賞しましたが?
370吾輩は名無しである:02/06/28 11:44
川端が受賞して「三島君のおかげ、次は君に」と言った
三島は「次は大江ですよ」と返した

大江が受賞して「春樹君のおかげ、次は君に」と言った
春樹は「次は辻ですよ」と返した
371吾輩は名無しである:02/06/28 11:47
春樹、無理
37219歳MASUMI:02/06/28 12:33
372 :私は春樹大好きなので本を全集持ってるよ=!!DVDもね!
糸井重里ととの短編小説。夢で会いましょうはカナリ面白い!
そのなかでも、エチケット。ってやつ。父より、、、ってのがね!
あと、クイズショーとかも。
373吾輩は名無しである:02/07/23 02:05
下がりすぎ
374吾輩は名無しである:02/07/23 02:08
>>373
スレは一つに統一してホスィ
375ヒステリア・シベリアナ:02/07/31 15:08
「国境の南、太陽の西」を死ぬほど読んだ。
誰がなんと言おうと村上春樹で一番の名作だと思う。
高校の図書室から借りパクして早数年、最後の2、3ページなら完全暗記と言えなくもない。
俺も我が心の幻想にとりつかれ気味だった男。
……魂に染みます。
376吾輩は名無しである:02/07/31 15:09
おんげ
377吾輩は名無しである:02/07/31 15:24
>>375
国境好きな人がいるなんて!!
これって人気ないですよねー。
私もかなり好きです。
378添削希望148:02/08/06 22:41
村上春樹のスレッドって、少ないですね。意外です。
379ヒステリア:02/08/09 03:22
>377
うれすぃのぉ。
ところで、あんま緻密に思考できる脳みそしてないんで訊きたいんすけど…
どこからどこまでが主人公の幻想かわかりますか?
ブスイかもしれないけど理解してたら教えてください。
知らなくても面白いけど知りたい。
明確されてないトコが「美」なんだろうか?
380吾輩は名無しである:02/08/09 09:49
春樹がノーベル笑もらえんなら、他の作家もみんなもらえるよ。
つぎは、ミリかヤンソギルだーよ。
381吾輩は名無しである:02/08/09 13:48
>>379
幻想??そうは思わなかった・・・
たとえばイズミがタクシーで現れるシーンとかが幻想なんですか?
消えた10万円の謎とか?
私はただ不思議なことが世の中って時々起こるものだな
くらいにしか考えていませんでした。
だから全ては現実に起こったことだと理解していました。
皆さんの見解はどうなんでしょうね?
382吾輩は名無しである:02/08/09 19:29
>>381
375のいう幻想って「すべて主人公の妄想でした」って意味じゃ
なくて、「ファムファタルと結ばれること=幻想」を求めること
を指してるんだろ。
383吾輩は名無しである:02/08/15 04:55
ノーベル賞ごとき、どうこう言うほどのもんじゃないでしょ・・・
選考委員、日本文学読んでないらしいしな。読んだとしても英訳がせいぜい。
そんなやつらに日本語文学の豊穣さは理解できまい。
384吾輩は名無しである:02/08/26 22:22
>>383
そんな事を言ったら
「日本人は海外文学の豊穣さを理解できまい」ということになるよ。
そんなことないでしょ?
翻訳でもすばらしいもの一杯あるでしょ?
385吾輩は名無しである:02/08/26 22:27
>>378
とーんでもござんせん、重複スレがい〜〜〜〜〜〜〜〜〜っぱいあって
消えただすだ。宣伝も多かったし(w
386吾輩は名無しである:02/08/26 22:52
387吾輩は名無しである:02/08/26 22:57
>>1
>ねじまき鳥、アンダーグラウンドと来て次はイマジンか?

次は、イムジン川 だよ。
388吾輩は名無しである:02/08/27 21:28
ええ、春樹にはノーベル賞は無理です。
文壇に悪印象を与え続けています。
389吾輩は名無しである:02/08/27 23:06
そもそも、春樹の小説ってノーベル賞に値するのかよ。
この賞って、本来は各分野において平和に貢献するような活躍をした人間がもらえるんだろうが!
チャーチルが文学賞貰ったのはそういう理由からだろ?
390吾輩は名無しである:02/08/29 11:27
ではなぜ大江が
391吾輩は名無しである:02/08/29 13:26
次は女性作家に・・・っておもいますが。。
392吾輩は名無しである:02/08/29 13:33
次の日本は20年後です。
それまで春樹が最前線で君臨しているなら、
可能性はなきにしもあらず。
393吾輩は名無しである:02/08/29 19:45
春樹とか日本でもその位置、評価が固まっていないのに
海外で通用するはずがない。通用しても誤読に違いない。
よって、無理。
394吾輩は名無しである:02/08/29 19:52
>>393
どんな理論だ? つまり「日本文学>海外文学」だと言いたいのか?
395吾輩は名無しである:02/08/29 21:27
日本語で読め、その機微を感じやすい日本の評論家の間ですら評価が
固まっていないのだから翻訳本ではなおさらだろうという意味。
396吾輩は名無しである:02/08/29 23:10
ルービン先生頑張れ!
397吾輩は名無しである:02/09/11 16:21
カフカage
398吾輩は名無しである:02/09/12 00:47
新作の発売日がテロ1周年の翌日というのは作為的なものを感じる
399吾輩は名無しである:02/09/12 00:50
>>395
私は日本の評論家がそんなに素晴らしいと思っていません。
むしろ海外の評論家のほうが、作品の本質をとらえて
良い読み手である場合すらあります。
400吾輩は名無しである:02/09/12 00:59
村上春樹の小説の文体は英米文学の模倣が出発点だから、
英訳しやすい文体なのではないだろうか。
401吾輩は名無しである:02/09/12 01:37
>>398

>新作の発売日がテロ1周年の翌日というのは作為的なものを感じる

作中人物にも、「ハイジャックされても飛行機を選ぶ」みたいな事
言わせてるしね。
四国に逝ったのも大江を意識してなのかw
402吾輩は名無しである:02/09/12 01:40
春樹の日本語はほんとの日本語ではないよ。
英語を翻訳した日本語。
だから英語に訳したほうが自然。
403吾輩は名無しである:02/09/12 02:04
海辺のカフカは間違いなくノーベル賞に値する。
404ぺんぺん:02/09/12 03:29
ノルウェイの森はあまり好きじゃないがキズキが死ぬとこはすきだyo!!!
405吾輩は名無しである:02/09/12 06:20
>>404
バーで、ジムビーム飲む度に、あのシーンを思い出す。
406吾輩は名無しである:02/09/12 08:22
>>402
あなたの「ほんとの日本語」ってどういうもの? ぜひ教えてください。
407402:02/09/12 12:19
>>406
簡単に言えば、伝統を感じさせるもの。
そういう意味では春樹の日本語は日本語ではない。
別に貶してるわけじゃないからね。
それが春樹の文体なんだからいいんだよ。
408吾輩は名無しである:02/09/16 14:17
>簡単に言えば、伝統を感じさせるもの。
これマジレスなの?なんか読んでいてすごく恥ずかしいんだけど。
409吾輩は名無しである:02/10/02 01:48
挿入句の多さとか英語っぽいなぁと思う。
410吾輩は名無しである:02/10/09 19:11
今回の小柴氏の大騒ぎをみると村上春樹だったらノーベル賞をくれると言っても断るような気がする
(テレビ出たり文化勲章(笑)もらったりしなくちゃいけないでしょ)
411吾輩は名無しである:02/10/09 20:47
文学賞っていつなの
412吾輩は名無しである:02/10/09 23:29
>>410
サルトルが辞退した理由ってなんだっけ?
>>411
明日
413吾輩は名無しである:02/10/10 11:52
>>410
この人もテレビに出ないことやインタビューを受けないことで
マスコミヤクザから「何様のつもりだ」と罵られているんだろうなあ、と
昨日のニュースステーションの田中氏の会見を観ながら思った
414吾輩は名無しである:02/10/10 16:06
ノーベル文学賞今夜八時(日本時間)発表
415吾輩は名無しである:02/10/10 16:07
>>412
ノーベル賞はブルジョワの賞だからとか何とか
416吾輩は名無しである:02/10/10 16:29
春樹が今ドイツにいるのってノーベル賞が理由だったりして…
日本にいると受賞したときに大騒ぎになるから。
417吾輩は名無しである:02/10/10 16:33
>>416
それだと海辺のカフカを出版するタイミングが違わないか?
418吾輩は名無しである:02/10/10 17:55
>>417
は?
419吾輩は名無しである:02/10/10 18:29
>>418
は?
420吾輩は名無しである:02/10/10 19:08
>>419
は?
421吾輩は名無しである:02/10/10 19:44
>>420
は?
422吾輩は名無しである:02/10/10 20:03
ハンガリー人きた
The Nobel Prize in Literature
"for writing that upholds the fragile experience of the individual against the barbaric arbitrariness of history"
Imre Kertesz
Hungary



423吾輩は名無しである:02/10/11 02:58
今日の(正確には昨日)のクローズアップ現代のテレビ欄は
このスレタイのパクリだったな。
424吾輩は名無しである:02/10/11 05:22
ケルテース???  だれだ?
長生きすればハルキも十分狙えるよ。
425吾輩は名無しである:02/10/11 08:24
春樹はジョギングなんかして、健康的だから長生きするよ。
文壇からも遠ざかってストレスもないし。
反対に龍は論壇、文壇につかって、美食して、糖尿病かなんかの成人病に
なってサッカーボールが頭に当たって早死にするであろう。
426吾輩は名無しである:02/10/11 09:18
いくら長生きしたところで、ギルモアやΩ追っかけてても賞は取れない。
427吾輩は名無しである:02/10/12 17:15
悲しみのない星の話って
何の短編集でした?
428吾輩は名無しである:02/10/12 17:16
>>427
マルチうざい。
429吾輩は名無しである:02/10/12 17:20
解決しますた。
430吾輩は名無しである:02/10/12 17:21
>>425
龍はむりだろう。英訳すらほとんどない。まったく関心はらわれてないとおもわれ
431吾輩は名無しである:02/10/12 18:14
竜程度なら国ごとに類似品で溢れかえってるだろ。
432:02/10/12 18:15
春樹も溢れかえってるだろ?
433:02/10/13 00:28
ちゃんと読んだことがないのにこういう発言をする連中が
2chには多すぎる。
434吾輩は名無しである:02/10/13 01:33
>>1というか、
海外で一番名前を知られてる最近の作家は
たぶん村上じゃなくて吉本ばななだと思われ。
ノーベル賞に近いのは村上かもしれないけれども。
カリフォルニアの大学に短期留学してた時に、
吉本ばななの文章がテキストに載ってて驚いたYO
435吾輩は名無しである:02/10/13 01:48
確かにばななは海外では有名
436吾輩は名無しである:02/10/13 01:58
ノルウェイの森の装丁が致命的。無理。
437吾輩は名無しである:02/10/13 02:08
全言語のページからharuki murakami を検索しました。
約29,700件中1 - 20件目 ・検索にかかった時間0.13秒

全言語のページからbanana yoshimoto OR yosimoto を検索しました。
約24,700件中1 - 20件目 ・検索にかかった時間0.14秒

webでは若干村上春樹が多い。
438吾輩は名無しである:02/10/13 02:47
あのさ、村上春樹が西川のりおの親戚っていうのは有名な話ですか?
439吾輩は名無しである:02/10/13 21:35
お前ら本気で春樹がノーベル賞とれると思う?
「あなたって変わってるわね」
とか言っとくよ
440まあ後26年待て!:02/10/13 22:04
候補には上がっているんだろう?
ノーベル文学賞って、各国を順繰りで回っているようで、
世界的な知名度があれば、少々質が低かろうが取れるんじゃないの?
川端康成に ノーベル賞<1968>.
大江健三郎にノーベル賞<1994>.
村上春樹に ノーベル賞<2028>.
441吾輩は名無しである:02/10/13 22:07
そもそも候補に上がっているというのも、どこから出た話なの?
442吾輩は名無しである:02/10/13 22:09
2028には生きてないだろ春樹
443吾輩は名無しである:02/10/13 22:15
>>441
もちろん便所の落書き2ちゃんねるの信者の妄想
444吾輩は名無しである:02/10/13 22:27
今はデビューすらしていない香具師が、処女作からわずか10年程度
で受賞したりしてね。
春樹、さんざん今にも受賞しそうに騒がれながら最終候補になったと
いう噂すらない。
ある程度受賞対象が限定されてしまう自然科学分野だって今回のよう
な番狂わせがあるわけだろう。
ましてや、極端なことをいえば作品が1冊でも本になっていればいい
文学賞なんてどんなのが取るかわからん。
445吾輩は名無しである:02/10/14 09:48
>>444
けんちゃんは自スレに(・∀・)カエレ!!
446吾輩は名無しである:02/10/14 17:33
ベックも吉本ばなな好きって言ってたっけな
447吾輩は名無しである:02/10/15 12:52
まあたしかに、春樹ぐらいだからな芥川賞を免れても甚大な影響力のある作家は史上稀有だよ。
比べるのもへんなんんだが、龍ですら免れなかった。
それはノーベル賞の兆候かもしれんなあ。
448吾輩は名無しである:02/10/15 12:54
>>447
芥川賞を免れても甚大な影響力のある作家は他にも沢山います。
449吾輩は名無しである:02/10/15 13:00
>>448
いやだけど、この本の売れない時代に
ミリオンセラー級で売れるばかりか、
読解対象としては無視されておらず
それどころか海外の大学巻き込んで読解されてる
ミリオンセラー作家なんて、ほかにきいたことないんですが。
ノーベル賞はおいとくとしても。もちろんよしあしもおいとくとして。
450吾輩は名無しである:02/10/15 13:01
芥川賞受賞者とか帯にあると、
「こいつはつまんない」って反射的に思う。
なぜだろうか??
451吾輩は名無しである:02/10/15 13:02
>>449
「おいとく」ことが多すぎますね。
そこに盲点があるように思いますが。
452吾輩は名無しである:02/10/15 13:06
>>451

いやだからもちろん好き嫌いもおいとくんだよ。

>>450

芥川賞=私小説ってジャンルはつまらんからな。
野間新人賞は一時期たしかに瑞々しかった。
好き嫌いで言えばのはなしだけどW
453吾輩は名無しである:02/10/15 13:08
>>448
例えば?
純文系オンリーでお願いします。
454吾輩は名無しである:02/10/15 13:19
漏れは全然評価しないけど島田雅彦とかどうなん?
ばななとかも獲ってないし。
455吾輩は名無しである:02/10/15 13:34
>>452
芥川賞=私小説
いったい、いつの時代の話ですか?
456吾輩は名無しである:02/10/15 13:37
>>454 なぜに島田がW

>>455 いつの時代もちゃう?
457吾輩は名無しである:02/10/15 13:56
島田雅彦ねぇ・・・
458吾輩は名無しである:02/10/15 14:11
>>453
太宰も芥川とってねーよ。
そんな事も知らずに何故この板にいるんだろう。
459吾輩は名無しである:02/10/15 14:40
>>452=456
マジな話、あなたの言う「私小説」って何?
460吾輩は名無しである:02/10/15 14:52
>>452=456はノーベル厨
461吾輩は名無しである:02/10/15 14:59
>>452=456
おいおい、芥川賞第一回受賞者は石川達三だよ(w
もともと芥川賞は通俗小説にして純文学ってコンセプトだったんだからな。
そんなことも知らんのか?
462吾輩は名無しである:02/10/15 15:59
今月の「まっとうな本」は
「海辺の過負荷」が俎上にあがっております
463吾輩は名無しである:02/10/15 16:27
皆さん、落ち着いて、とりあえず、もう少しは文学史を勉強しましょうよ
464吾輩は名無しである:02/10/15 16:39
463=452=456という罠
465吾輩は名無しである:02/10/15 19:02
>>460
ちがう
466吾輩は名無しである:02/10/15 19:05
>>465
でも同程度の知識しかないよな。
467吾輩は名無しである:02/10/15 19:34
>>466
じゃあ、オレが間違ったことを言ったら訂正してくれ。
オレは文学少年じゃなかったし、小説もあまり読んでないし文学史もそれ
ほど知らない。これから勉強していくつもりだ。
日本文学史に比べると、世界文学史の本って少ないよな。
468吾輩は名無しである:02/10/15 19:40
>>467
そりゃそうだ。
469吾輩は名無しである:02/10/15 19:58
オレはあくまでも、小説を書くのが目標なんだよな。
創作文芸板へ行け!といわれそうだが、「とにかく書け、読む前に書け」
という感じなんだよ。何も読まずにただ書きまくるというのはどうかと思
った。しかしその一方で、文学の学者になるつもりもない。あくまでも書
くために文学史・文学理論などについて勉強し、作品を読みたい。

「受験は要領」といったたぐいの受験技術書を読むと、受験科目を学問
的に深く追求して、いらんことを勉強したりした受験生は落ち、受験に
通るためだけに徹した受験生が合格するという。
オレは芥川賞受賞の全作品をほぼ全部読んだ。しかし、その一方で、芥
川賞受賞していない有名作家の作品を全然読んでなかったりする。芥川
賞が無かった明治、大正の文豪の作品などほとんど読んでない。「吾輩
は猫である」すら読んでない。
これも、受験技術の本などで「志望校の赤本を、古本屋へ行ってでも過
去10年分集めろ」あるいは司法試験受験術の本で「昭和30年代から
の過去問をやれ」などと書かれていたのを読み、芥川賞もまず過去の受
賞作から・・・と思ったからだ。
470吾輩は名無しである:02/10/16 01:51
てか、近年の芥川賞作品を全部読むなんてなんてゴミの山を漁ってるようなもんでしょ。
それなら外国文学の翻訳や原文で読んでるほうがよっぽどいいと思うよ。創作志望でも。
471吾輩は名無しである:02/10/16 01:55
>>470
激しくワラタ。
ゴミの山漁りとは言い得て妙ですな。
それならノーベル賞作家を漁った方がまだマシというものだね。
472吾輩は名無しである:02/10/17 16:21
なんか語尾に「ね」をつけるのがむかつく
473吾輩は名無しである:02/10/17 16:37
ビタミン不足だね。
474吾輩は名無しである:02/10/17 16:59
カルシウムも不足しているようだね。
475天之御名無主:02/10/17 17:34
でも確かに、芥川賞受賞作全部読むのは、不毛だね。
大体、あれ新人賞だし…。
476吾輩は名無しである:02/10/17 18:05
小説書きたかったら日本の純文学作家の小説はあまり読まないほうが良いかも。
エンターテイメントの方が小説の勉強になる。
477吾輩は名無しである:02/10/17 18:06
そうだね。
落選作の方がいいこともあるね。
傾向も変るから時代によってだいぶ違うね。
最近のはくずばかりだし全然おもしろくないね。
478吾輩は名無しである:02/10/17 18:08
>>476
そうかね。
君は日本の純文学を読んだ事があるのかね。
そんなんじゃ賞はもらえないね。
死んだ方がいいね。
479天之御名無主:02/10/17 18:11
小説の勉強という観点からなら、
純文学の方が勉強になるね。
480吾輩は名無しである:02/10/18 04:41
ここは19世紀か?
481吾輩は名無しである:02/10/18 04:52
>>459

私小説(ジャンルとしての)
なら、このあたり抑えとけよ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582333052/qid=1034884227/sr=1-101/ref=sr_1_2_101/249-1672493-8614728
482 :02/10/18 06:30
>>481
459に言ってどうすんだよ。リンク先間違えたのか?
483吾輩は名無しである:02/10/18 11:58
いくつか読みましたが、高校時代になって読みさしにした「国境の南、太陽の西」以来、
村上春樹には呆れ果てています。
過去には感覚の良さを売りにしたものもあるのだろうけど、
今ではロマン主義(←西洋の伝統に即した意味)的な混迷小説だと思っています。

どうせなら、そういうものと次元が違う小説家として、水村美苗の方がよっぽど賞に値するでしょう。
484吾輩は名無しである:02/10/18 12:44
てゆうか、おまいらノーベル文学賞の選考方法しってんのか?
大江が死ぬまでは、日本人作家にノーベル賞はこないよ。
485吾輩は名無しである:02/10/18 12:52
>>482
欧米以外では受賞者のバランスの国や地域のバランスを考慮して決めるってこと?
http://www.ylw.mmtr.or.jp/~gifu-cea/data/nobel/literature.htm
ここ見ると最近はヨーロッパ人かヨーロッパ在住の作家ばかり。
大江は長生きしそうだから、そんなら、春樹にヨーロッパに亡命しもらおう。(W
486吾輩は名無しである:02/10/18 12:55
↑訂正
>>482>>484
487吾輩は名無しである:02/10/18 15:40
「河馬に噛まれる」が最高傑作だと思う
488吾輩は名無しである:02/10/18 18:34
>>484
今日死ぬかもしれないぞ。
60歳代で急死するやつがうちの会社でも結構多いよ。
それどころか、50歳代もそれほど珍しくない。掲示板に貼られる社内訃報を見ると。
489吾輩は名無しである:02/10/21 11:54
おい、おまいら!
そんなことよりルパンごっこしようぜ

【ルパンごっこ】

1. コンビニにいく。
2. 普通に買い物をする
3. なにくわぬ顔で店を出る
4. 数分後、息を切らしてコンビニのレジにかけよる
5. 「お、おい!さっきこんな顔をした奴がこなかったか!」と叫ぶ
6. 「あなたがさっき買い物していったんですよ?」と店員に言われる
7. 「ば、ばかもぉ〜ん!それがルパンだ!追えぇ〜!」と、叫びながら店を出る
490吾輩は名無しである:02/10/21 15:37
芥川とってねぇもんな春樹。
491吾輩は名無しである:02/10/21 15:42
川端も取ってないよ〜。でもノーベル賞は貰えるかも。
492吾輩は名無しである:02/10/21 16:59
川端は第一回からの選考委員w
493キャロルくん:02/10/21 18:40
/
まず、最近わたしが敬愛する・・・・先生の          
芥川竜之介関係のサイトをここに紹介します!           
ぜひ、見てくださいね!

http://www12.brinkster.com/uhikaru/akutagaw.htm    

そして、私のスレで、

不思議な国のアリスに関することを何でも書き書き。

http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1034769192/
 
待っているよん!
(・∀・)!!
.
494吾輩は名無しである:02/10/21 18:42
待っているよん!
495吾輩は名無しである:02/10/21 19:01
496吾輩は名無しである:02/10/22 20:35
「浅間山荘のトリックスター」って難しすぎない
497吾輩は名無しである:02/10/25 23:20
村上春樹って海外でどれだけ売れてるの
498吾輩は名無しである:02/10/25 23:29
田口検証本、本日堂々発売!
馬鹿ども買え!!
我々の印税がかかっておるのだ協力しろ!
499:02/10/26 01:29
無礼きわまりない、上記のカキコについてのお詫び。

田口スレの住人ですが、ランディ周辺の汚猿が、盗作監視スレの
評判を落とすためのなりきりカキコを、
あちこちのスレで乱発しています。
こちらのスレッドを無礼なカキコで汚して申しわけありません。
どうかお許し下さい。m(_ _)m
500吾輩は名無しである:02/11/08 22:10
500ノーベルage
501吾輩は名無しである:02/11/08 22:30
荒らされまくりだなこのスレ
502吾輩は名無しである:02/11/09 01:20
大衆受けしすぎ。欧米のインテリだけが読むような作家じゃないとノーベル賞からは遠い
503吾輩は名無しである:02/11/09 07:45
スレを乱立させるような厨房が読む小説だろ。春樹って。
504吾輩は名無しである:02/11/09 13:19
>502
冗談じゃなくって、欧米ではインテリしか読まんし、一番紹介(大学を含む)されてる
日本作家だからあんたの論理では村上「ノーベル賞」春樹の出現は近い
505吾輩は名無しである:02/11/09 14:08
荒らしてくれとイワン馬鹿りのスレタイだがw
506吾輩は名無しである:02/11/19 23:40
507吾輩は名無しである:02/11/24 17:09
覚醒剤でパクられたような香具師が
ノーベル賞の候補にあがるわけないだろ。
508吾輩は名無しである:02/11/26 01:11
http://www.asahi.com/culture/update/1125/005.html

今も青春小説として読みつがれるJ・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)』。
その新訳に作家村上春樹さんが取り組み、来春『キャッチャー・イン・ザ・ライ』として出版される。独占翻訳権をもつ白水社が、
250万部近いというロングセラーの野崎孝訳と並行して出していくことを決めたもので、今から反響を呼んでいる。

509吾輩は名無しである:02/11/26 10:17
>>497
吉本ばななはイタリアではスティーブン・キング並みの知名度があるそうだ。
ってスレ違いだね、スマソ。
510名無しさん:02/11/27 23:50
>>497
売れているかどうかはあんまり関係なくて、どれだけインテリから注目されていて
どれだけ翻訳が出ているかが重要だろ>ノーベル賞
511吾輩は名無しである:02/12/03 14:06
質問!
春樹さんの本よんで(ノルウェイの森)今更だけど
『グレートギャツビー』を読んでみたくなった。
翻訳は誰のがオススメですか?(出版社名でも)
512吾輩は名無しである:02/12/03 14:12
フィッツジェラルドスレがあるだろ。
513吾輩は名無しである:02/12/13 09:41
とれるはずない。
514吾輩は名無しである:02/12/31 22:34
>511

翻訳で読まない方がいいと思うよ。
515吾輩は名無しである:02/12/31 22:51
むかっ。
516吾輩は名無しである:03/01/01 00:22
>514

余計なお世話だね。

>511

ハヤカワ文庫のは読みにくかった。

517工藤伸一 ◆H/j1HkWi6c :03/01/20 04:26
ロシアで村上春樹全集が出るそうです。
518山崎渉:03/01/20 08:37
(^^)
519吾輩は名無しである:03/01/31 15:30
書評「国境の南、太陽の西」村上春樹著  (小浜逸郎)

村上春樹の小説を読むたびに感じてきたことが二つある。
小説というものがこんなにスラスラと読めてしまっていいのだろうかということと、
主人公の<僕>は神のことを口に出さないけれど、
本当は神のことばかり気にかけているのではないかということだ。
この二つは、一見無関係な問題のようだが、実は関連していると思う。
あまりにスラスラ読めてしまうのは、文章の流れが作り出す時間の質が、
私たちの今の表層的な時間の質とすぐに同調してしまうからだ。
私たちは、ことばの意外な淀みや淵に出会って抵抗感を感じることもなければ、
作者の奇怪な観念の顔と対決することもない。
作者はそういう格闘技的なパフォーマンスにはとうに見切りをつけていて、
むしろ浮遊するシティ・ボーイ、
シティ・ガールたちの意識を気分づけている穏やかな時間の起伏のなかに、
自分の固有のこだわりを塗り込めようとする。
結局それが、正面切って神の問題なんか語る気になれないけれど、
でもその問題は本当は終わっていないという、
私たちの潜在的な渇きに訴えかける力となっているのだろう。
今度の作品でも同じである。描かれているのは、
性愛に対して無力だった思春期前の、逃した恋に対するやみがたい悔恨、
自分の欲望の暴力性に無自覚だった青春期に
取り返しがつかないほど相手を傷つけてしまったことへの罪責感、
そしてそれらが生み出した存在喪失からの自己救済の試みと、
その挫折の過程といったものである。内容的には通俗的ロマンともいえるし、
人間関係の粘り着く生活的リアリティーを見つめることを
(いつもながら)回避しているともいえる。
しかし、そういうことを欠陥と感じさせない方法を村上は持っている。
それは、主人公の存在喪失を「スラスラと読ませてしまう」文体そのものにおいて、
私たち自身のなかにあらかじめある空虚感や
自己喪失や神の不在を一層親しいものとして現前させる技術である。
520吾輩は名無しである:03/02/22 21:00
朝日新聞のコラム読みました?

今中国での村上人気は世界一だそうです。
521吾輩は名無しである:03/02/23 00:18
アカヒは歪曲報道するよ
522吾輩は名無しである:03/02/23 01:56
まあハリポタとか少年マガジンみたいなもんか。
523吾輩は名無しである:03/02/23 16:10
>>521
( ´,_ゝ`)
524吾輩は名無しである:03/03/08 00:49
保全
525吾輩は名無しである:03/03/14 03:56
age
526吾輩は名無しである:03/03/14 06:29
>浮遊するシティ・ボーイ、 シティ・ガールたちの意識を気分づけている穏やかな時間の起伏のなかに、
>自分の固有のこだわりを塗り込めようとする。

どういう顔しながら書いたんだろな。
527吾輩は名無しである:03/03/14 12:10
528吾輩は名無しである:03/03/14 15:08
中国での人気が世界一w
529吾輩は名無しである:03/03/22 00:15
http://www.amazon.com/exec/obidos/Author%3DMurakami%2C%20Haruki/102-4506769-8561706
↑アメリカのアマゾンで検索してみました。
書評みると評価は相当に高いみたいだね
530吾輩は名無しである:03/03/24 20:23
村上春厨
531吾輩は名無しである:03/03/26 02:09
納屋を焼くの最後が納得いきません!
532吾輩は名無しである:03/03/26 02:10
533吾輩は名無しである:03/03/26 02:18
534吾輩は名無しである:03/03/26 02:19
535吾輩は名無しである:03/03/26 02:19
536吾輩は名無しである:03/03/26 02:41
537吾輩は名無しである:03/03/26 02:52
538吾輩は名無しである:03/03/26 08:26
>欧米ではインテリしか読まんし
欧米のインテリが可哀想です
539吾輩は名無しである:03/03/26 11:02
540吾輩は名無しである:03/03/26 11:17
541吾輩は名無しである:03/03/27 11:55
最近VOGUEに載ってましたね
542吾輩は名無しである:03/03/27 12:24
VOGUEって何?あゆの歌?
543吾輩は名無しである:03/03/27 17:36
村上春樹が好きな人はきっと2ちゃんねるなんか見ないんだろうな
544吾輩は名無しである:03/03/27 18:28
↑自分もそう思ってますたw
545吾輩は名無しである:03/03/28 00:36
>542ハマなんかの歌じゃないでつ・・
高級雑誌(と言われている)でつ
アメリカでのサイン会andトーク会の様子が長々と載ってました
546吾輩は名無しである:03/03/28 23:55
あげ
547吾輩は名無しである:03/03/29 22:03
片岡鶴太郎に似てるよね。
548吾輩は名無しである:03/04/01 03:01
アゲ
549吾輩は名無しである:03/04/15 19:12
ノーベル賞がほしいわけじゃないんだ。
550:03/04/15 20:59
私がノーベル王なら、村上春樹に与えますね。
551吾輩は名無しである:03/04/19 02:45
http://www.hakusuisha.co.jp/current/topics/rye1.html
村上春樹
柴田元幸
キャッチャー・
イン・ザ・ライ
The Catcher in the Rye

刊行記念特集

--------------------------------------------------------------------------------

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を語る

552吾輩は名無しである:03/04/19 02:48
>>550
その前提が成立するくらいなら
春巻きは地力で取るさ。
553吾輩は名無しである:03/04/19 02:56
ラノベ的には村上春樹ってどうよ。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1039527226/l50

413 :イラストに騙された名無しさん :03/04/15 23:07
相手にされなくなってきて凋落の一途を辿るのみの落ち目流行作家。
あんな退屈な文章でダラダラ文壇に居座りつづけてるんじゃねーよw

414 :ぬるぽ :03/04/16 00:06
>413
「海辺のカフカ」の売上げしらげてからほざけよw
エロゲオタ必死だな(藁

419 :イラストに騙された名無しさん :03/04/16 13:54
>>414
あの内容の散漫っぷりを省みて売上はあえて持ち出さないもんだと思うが菜。
完全にネームバリューで売れただけの本。しかも下巻は上巻より全然売れてない。
アンダーグラウンドのつまんなさを超えちゃったよカフカは
554吾輩は名無しである:03/05/01 22:33
村上春樹ってウンコするの?
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1050153817/l50(38で誘導済)
春樹の限界
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1043933291/l50(496で誘導済)
■■■村上春樹を鉄アレイで殴り続けたら死ぬ■■■
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1051257418/l50(71で誘導済)

今後はこのスレを本スレとしてご利用ください。
555吾輩は名無しである:03/05/13 18:47
村上春樹作品をテーマに修士論文かきたい。
これって、「現代日本文学」として可能?
556吾輩は名無しである:03/05/13 21:36
>>555
十分可能。既に相当な数の論文がある。
先行論文をまとめた「村上辞典」まで出てる。
557吾輩は名無しである:03/05/13 22:11
>556
そーなの!ありがとん。
558吾輩は名無しである:03/05/14 18:25
>>556
その「村上辞典」ってアマゾンとかでも買えるの?
559吾輩は名無しである:03/05/14 18:37
>>558
見つけたけど、在庫切れだった…。
注文かなあー。
560吾輩は名無しである:03/05/15 11:38
ピース。
って書いてある村上さんの著書名を教えて下さい。
561吾輩は名無しである:03/05/15 11:56
>>560
『Peaces of peace』『ノルウェイの森』(w
562吾輩は名無しである:03/05/17 02:55
ほとんど小説を読まないので村上春樹の評判って、よく知らないんだけど
一般にどういう評価がされてるの?
いくつか読んだ感想では、短編は軽い感じでいくつか面白いのものが
あったけど深いものは感じられなかった。
かなり自意識過剰で、カッコつけ屋。長い小説はとても読む気にはなれない
という印象だけど、まさか日本の文学界では、かなり評価の高い
部類の作家なの??
563吾輩は名無しである:03/05/17 03:02
文壇じゃ放置って感じじゃないか?売れるから利用しとこーぐらいじゃないか?
564吾輩は名無しである:03/05/17 03:27
春樹作家で、4位の稼ぎだったね
565吾輩は名無しである:03/05/17 03:32
お騒がせタトゥー、ついに連行される!

ロシアの人気女子高生デュオ「タトゥー」が、16日未明(現地時間15日)、
モスクワ・赤の広場で新曲プロモーションビデオ(PV)を撮影中に無許可撮影として
大統領警備隊に連行された。
この模様はタトゥーを取材していたフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」が撮影しており、
同日朝、独占映像として放送した。
http://accessplus.jp/staff/in.cgi?id=11141

っていうかエロすぎ・・・
566H:03/05/17 03:34
567吾輩は名無しである:03/05/17 03:41
つうかロシアのニュース調べたら、まだスターリン時代の強制収容所残ってて
連れて行かれた議員が消息不明とかばっかでワラタ
568吾輩は名無しである:03/05/18 15:20
>>562
まぁ釣りかとは思うが・・・
春樹は現代の文壇でトップの作家
569吾輩は名無しである:03/05/18 15:27
明治文学好きとしては、村上春樹を認めたくはないのだが・・・

たしかにおもしろい。思えば、漱石だって、当時の流行作家だったわけだしな。
570吾輩は名無しである:03/05/18 16:10
村上春樹がトップにいる日本の文学界って・・・

ま、そもそも現代の文学なんてものが、どれだけ意味があるのか、
というのがあるけど。
571吾輩は名無しである:03/05/18 16:48
トップて・・・人気度という点だわな。
大江と古井もいるわけだし・・て、それしかいないか、ヲイヲイ
572吾輩は名無しである:03/05/18 17:04
大江、古井、大西、小島(まだ存命か?)
このじじいどもでなんとか面目を保っている日本文学。
春樹なんぞがトップになっちまった日にゃあ・・・・・・・・・・・・・!!

>>562
わろた
573562:03/05/20 00:36
>>572
ジョーク言ってるわけじゃないよ。w
小説好きとかでない人間にとっては、
村上春樹? 一部で売れてるの? まぁ女の子供が読むものでしょ?
みたいな印象じゃないかなぁ(って言ったら女性に失礼だけど、まぁ比喩として)
実際、短編いくつか読んだことあるけど、そんな感じだったし。
574吾輩は名無しである:03/05/20 01:27
>>573
村上春樹ってむしろ特に小説好きでもない人間に読まれていると思うのだが。
村上春樹も読まない人が読む小説といったら、
あとはハリー・ポッターと赤川次郎くらいのものか。
ところであなたはどんな小説を読んでるの?
それとも全然小説とか読まない人?
575吾輩は名無しである:03/05/20 02:13
>>572
どこが笑えるの?
576吾輩は名無しである:03/05/20 03:05
部類の
577吾輩は名無しである:03/05/20 22:58
レス番間違えてたw
わろたのは>>568
おまえ文壇トップってそもそも春樹しか読んでないだろカス
578吾輩は名無しである:03/05/20 23:22
今時w使う奴いるのか
579吾輩は名無しである:03/05/20 23:23
(w
580吾輩は名無しである:03/05/20 23:29
ww W w W W W
581吾輩は名無しである:03/05/20 23:30
(ω
582吾輩は名無しである:03/05/20 23:31
(藁    
583吾輩は名無しである:03/05/20 23:55
(笑
584吾輩は名無しである:03/05/21 00:09
(ゲラ   (プッ  (ヲホホ  (ニヤリッ
585吾輩は名無しである:03/05/21 00:13
(ゲラ
使う奴って、みんな言わないけど内心軽蔑してるらしいよ
586吾輩は名無しである:03/05/21 00:14
23才OLです。彼氏がHしてくれないので、いつも一人でオナってます。
でも、けっこうオカズに困るんですよね。そんな時見つけたのがYUIS!!
安いし、安心して買えるし種類もいろいろでなかなかいいですよ!
私はいつもバイブモノとかレイプモノ買ってます!

http://www.dvd-yuis.com/
587吾輩は名無しである:03/05/21 00:14
(ワラ
588吾輩は名無しである:03/05/21 00:16
>>585
「言わない」のに「内心軽蔑してるらしい」とどうしてわかる?
モレがおまえを軽蔑しているのは事実だけども(ヲホホ
589イマラチオ ◆reMyth/Z6U :03/05/21 00:28
>>588
ホント馬鹿だなあんた。この俺様が直々にレスしてやるけどさ
590吾輩は名無しである:03/05/21 00:32
あの、「海辺のカフカ」はいつ文庫化するのでしょうか?
そろそろかなと思ってるんですが・・
>>589
どした、焦れてでてきたか、チン○がかゆいか、軽蔑されて(ニンマリ
>>589
ホント馬鹿だなおまえ、この漏れ様が直々に可愛がってやるから
しゃぶれ、ホレ(ガハハ
593イマラチオ ◆reMyth/Z6U :03/05/21 00:44
ほー俺に楯突く奴がいるとはな。
だが感心しないぞ!

>>592
フェラーリした事はあるのでしてやっても良いぞ
>>593
してやっても、とはなんだ生意気に,
「ぜひ、させてください、兄者!」といわんかい!
595イマフェラチオ ◆tbxcZ4oBJw :03/05/21 00:56
あ、
だめだ、逝かねばなんね、電話だ、
誰だ夜中に、くそっ、遊べると思たにーーーー! また会おうぜ
愛しいイマラチオよ! 
>>594
君が何時からイマフェラチオと名乗っているか分からんが
君が思うよりずっと昔から俺はイマラチオなのだ
597吾輩は名無しである:03/05/21 00:57
北朝鮮が攻撃してくるわけない!!!有事法制絶対ダメ!
オイルも食料もねえのにどうやって戦争するんだよ!!!
もし、一発でもミサイル射してきたら
アメリカに攻撃されて、金正日政権が崩壊してしまうんだから
北朝鮮(金正日)が日本を攻撃してきて
北朝鮮(金正日)にとって良いことなんてひとつもないんじゃー!!
だから、北朝鮮が攻撃することはない!!!

本当の問題は、北朝鮮問題を利用して
政治家の権力乱用に都合が良く、
市民の生活の中の多くの自由を制限しようとする
ムチャクチャな法案を作ろうとしていることなんだよ!!!
有事法制が参議院でもしも可決されたら、
反対していなかったことを後で後悔しますよ。絶対!!
今の政治家が本当に国民のことを考えて政治をしているんなら
日本が今、社会的にも、経済的にもこんなに情けない国になるわけないでしょ!!

軍事で平和になることはない!
有事法制絶対ダメ!!
そのことは声を大にして言いたい!!!!
>>596
2ちゃんでは誰がいつから何を名乗ろうと、勝手なんだよね。
俺のことも
よろしくな、きょーでえ!
>>598
何を言っているのかが分からないな
俺は>>594における
>「ぜひ、させてください、兄者!」といわんかい!

について言及しただけであって、誰がどんな名前を名乗ろうと一向に構わない
正し、俺がイマラーの頂点であるという事を肝に銘じろという事だ!
漏れが頂点! よろちく!
>>600
まだまだw
>>599
この方がよくない?
あはは、おもしろいかも
604吾輩は名無しである:03/05/21 01:53
突撃隊を主人公にした小説を書いてくれ・・・
>>602
アイディアは買うが、それを俺が認めるわけにはいかんのだよ
それに、君達はこのスレでしかそれらの名を名乗らないであろうからな
んじゃ、モレは折角だから今後はコレで逝きますんで、
文学板はもちろん2ちゃん中で暴れますんで
そこんとこ、よろすく!
>>605
おまえ、文学板じゃ見かけねえ面じゃん、
どこのもんじゃい?
2時過ぎてるやん、厨房に構って寝そびれるといかん、
レスはいらねえからな。逝く。
609吾輩は名無しである:03/05/22 00:23
トム・ヨークが村上春樹に言及してたぞ
610吾輩は名無しである:03/05/22 00:41
なんて?
611吾輩は名無しである:03/05/22 11:39
ある意味薄っぺらいウジウジ人間としての共通点はあるな
612吾輩は名無しである:03/05/22 14:04
>>611
>薄っぺらいウジウジ人間

春樹をよく言い表してる(笑。
ま作家という人間の9割は、そういう奴っぽいけどな。
613吾輩は名無しである:03/05/22 15:02
>>612
薄っぺらいヤシ=エンタメに逃げる。そっちが儲かる。
「ウジウジ人間」は当たり。
614吾輩は名無しである:03/05/22 15:02
ウジウジ人間でなければ、文学なぞやってられへん
615吾輩は名無しである:03/05/22 15:05
ほんまでんなあ、
できることなら行動の人になって燃える現場に立ち混じる方が
どれほどエキサイティングかわからん、たった一度の人生なんだから。
616吾輩は名無しである:03/05/22 15:14
燃える現場…、現場ってのはだいたい
遠目には美しく燃え上がる炎でも、近づいて現場に達すれば
ほぼ酸鼻ですよ。酸鼻を肉体的に引き受けるか、
見る人に徹することで精神的に担うか、
両方やったんじゃ身がもたず破滅…、だいたいは破滅ですな、いずれは。
ウジウジ人間は、遅れても現場へ到達する、て定義はどうでつ?
617吾輩は名無しである:03/05/22 15:17
はは…はぁ〜〜、
粉骨砕身でんなあ、征かねばならぬ…
618吾輩は名無しである:03/05/22 15:18
逝きます。どうもでした。
619吾輩は名無しである:03/05/22 20:21
>>610
インタビューでニュー・アルバムについて語る際に、村上作品との共通性に触れていた。
「村上の本の多くは、そのダークフォースについて書かれていると僕は思うんだ。」
だって。
(隔月「スヌーザー」2003年6月号)
620吾輩は名無しである:03/05/22 20:43
ライトセイバーでも振り回すのか
621山崎渉:03/05/28 09:03
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
622吾輩は名無しである:03/06/16 19:13
このスレ重複につき以下スレに誘導でつ?

http://okazu.bbspink.com/test/read.cgi/ascii/1055735221/l50
623吾輩は名無しである:03/06/16 21:05
「国境の南、太陽の西」の評価低いみたいだけどどうしてですか?
624吾輩は名無しである:03/06/21 16:55
>>623
タイトルが地味で中編小説で「僕と鼠」シリーズでもないから。
625吾輩は名無しである:03/06/23 19:17
>>624
なるほど、そうですか。
前評判が悪かったので読んでいませんでした。
で、読んでみるとそんなに悪くないんじゃないかと思いました。
ノルウェーの森を思い出しましたよ。
626吾輩は名無しである:03/06/24 02:24
羊をめぐる冒険
初めて読んだがよくわからん。
結局、羊ってなに? 羊男ってなに? 耳のきれいな女の存在ってなに?
627吾輩は名無しである:03/06/24 12:22
>>626
あれが何をさしてるとか、これが何を意味しているかとかを無視して読んでも
十分おもしろいと思いますよ。
628吾輩は名無しである:03/06/24 13:23
↓ 探し回りました
http://pleasant.free-city.net/
629吾輩は名無しである:03/06/25 02:52
あの、ピンボールってなんですか?
630吾輩は名無しである:03/06/25 06:45
気のおけない奴さ。
631吾輩は名無しである:03/06/25 07:28
>>611を見て
有る意味独身男性板で人気有るのも分かる気がしたw

いや俺も含めてな…
632吾輩は名無しである:03/06/25 07:43
妻に尻にしかれとるらしい。
633吾輩は名無しである:03/06/25 07:53
村上って女性に対してのコンプレックスがあると思う。
相当ブサイクだし。
634吾輩は名無しである:03/06/25 08:27
女性にはつながらない
635吾輩は名無しである:03/06/25 11:16
>羊ってなに
基督のことらしい
636吾輩は名無しである:03/06/25 18:40
>ある意味薄っぺらいウジウジ人間としての共通点はあるな

日本近代文学の保守本流ということじゃないですか?w
637吾輩は名無しである:03/06/25 18:40
鶴太郎に似てる
638li:03/06/28 18:03
「ノルウェイの森」の上巻の一番初めのページの、「多くの祭りのために」ってどういう意味?
639吾輩は名無しである:03/06/29 02:09
pour les fetes
640吾輩は名無しである:03/06/29 10:37
一般書籍板にスレあるよ
641色男no、1:03/07/01 01:51
こんばんは、みなさん、私が色男です。
村上春樹の新約による「ライ麦畑でつかまえて」が話題になっているようですが、70年代には日本のサリンジャーとして、庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」にはじまる薫君四部作シリーズが話題となりました。
私はこのシリーズについては未読でなんともコメントできないのですが、丹生谷貴志によると、
庄司は福田章二という本名で三島にまず発見され、その影響著しく、「豊饒の海」最終巻でそれが書かれる時点の事象をふんだんに描き込んだ追跡小説であろうとした
「天人五衰」を別の形で実現しようとしたもの、と言う事になるらしいです。
庄司は書き止める事というヴァレリー的な(?)テーマを持っていて、
その四部作の完結と同時に完全に作家活動を意図的に放棄した作家で、その後のピアニスト中村紘子さんの夫としての自適の生活は、ある意味、「天人五衰」の透の絹江との入籍後の生活を彷彿させるものである、
という印象があって、隠遁のサリンジャーとともに70年代型の自意識のある典型があると考えられます。
私なども表現者としては隠遁しているようなものかもしれません。
http://laspara.tripod.co.jp/
642必ず文学業界の刑事責任を問います。:03/07/01 01:53
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html

515 名前: 投稿日: 02/03/01 12:13 ID:p3m8shmo
<盗用訴訟>早坂暁さんの謝罪掲載で和解 京都地裁 (毎日新聞)
2002年2月21日(木)21時0分
 作家の早坂暁さんに著作を盗用されたとして、京都市の男性医師が早坂さんに謝
罪広告掲載と慰謝料100万円の支払いを求めた訴訟は、無断引用した小説が掲載
された新潮社発行の雑誌「新潮45」に早坂さんが謝罪文を載せることで、京都地
裁で和解が成立した。これを受け、18日発売の同誌3月号に謝罪文が掲載された。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
盗作事件がつづくということは、今日も誰かの私生活がネタとして盗聴されている
と言うことだ。早坂暁は才能のある部類のライター。彼が盗作事件を起こしてしま
うほどだから、才能のない連中は、生き延びていくために盗聴/盗撮/盗作にすが
ってしまう。「一発屋」と言われるミュージシャンがいる。特に「パクリ」で大ヒ
ットを飛ばしたアーチストは一発屋が多い。パクリで当てても、もともと才能がな
いから2発目3発目が続かずに、忘れられてしまう。他人のアイディアを盗んで
成功したアーチストを待っているのは、頭を絞っても絞ってもアイディアが湧き
出てこない凡才を隠しながら続けていかねばならない、苦痛に満ちた地獄の創作活
動だ。才能はほんの一握りの人間にしか与えられず、凡才は才能の不足分を盗聴で
補おうとする。凡才にとっての盗聴は不良債権のための低金利に似ていて、無関係    
の個人の平穏な生活を乱し、やがては、社会や文化全体を蝕んでいく。
643とも:03/07/01 02:01
作ったから見てちょ♪
http://nuts.free-city.net/index.html
644吾輩は名無しである:03/07/02 18:52
円広志は才能あると思うな
645吾輩は名無しである:03/07/02 19:35
>>644
ワロタ ゲラゲラ
646あの:03/07/08 05:13
彼の作品で一番おもしろいのって何ですか?
647吾輩は名無しである:03/07/08 08:08
春樹って、パンを焼いただの、コーヒーを煎れただの、どーでもいい描写を延々と書いているけど、いい加減かったるいよね。
初期の作品では、それがある種の売りだったが、最近のカフカなんかでは、ウザイという気持ちにさせられる。
はっきし言ってカフカでは行数稼ぎにしか見えなくなった。
648淳一  ◆gw2dosUH0U :03/07/08 23:58
>646
なんだろ。短編では『パン屋再襲撃』の表題作と
『神の子供達は皆踊る』中の『アイロンのある風景』あたりがメタファーに破綻も無く、面白いよ。

『パン屋再襲撃』では、(元相棒と主人公の関係はどんなものだったか。)(呪いとは何か、マルクス資本論、学生紛争をキーワードに。)
(妻は何を再現して呪いを絶とうと試み、結果どうなったか。)

『アイロン〜』では(焚き火にあたるという行為はどういう状態の暗喩か。集まった3人の状況の共通点を元に)
(「焚き火が消えれば、寒くなって嫌でも目が覚める」 とはどの様な事を指しているか)(物語の後、彼女はどうしたか)

等を考えながら読むと、書かれていない裏の主題が見えてきて。ちょっと違う読後感になるかと。
長編は『世界の終わり/ハードボイルド』『ノルウェイの森』『ねじまき鳥』『羊にまつわる』辺りが個人的には面白かった。
『スプートニク』とかはそうでもない。旅日記は興味ないから良く知りません。
こんなもんで。

649吾輩は名無しである:03/07/09 18:03
つまらん作家だよね。中途半端なニヒリズムなんかそこらの中高生
や退屈大学生の発想だよね。主人公はいつも全体的に虚無感を漂わせ
ながらも性欲や自尊心、虚栄心は人一倍持ったええかっこしたがりで
むしろ人一倍生きたいという欲望が強い感じがします。他人より、もう
ワンランク上の生き方をしたいという強欲さすら感じます。いい事悪い事
様々の事に向き合って受け入れて生きていく人間のひたむきさが全く
感じられない。だから胸を打たれない。厳しいニヒリズムなら胸を打たれる
事もあるんだけど。まあ子供たちや若者にはもっとも読んで欲しくない作家かな。
こんなんじゃたとえノーベル賞をとってもだめだね。本人はとっても欲しそう
だけどね。


投稿確認
650吾輩は名無しである:03/07/09 18:27
で、君の批評したがりの卑しい心は満たされたかね?
651吾輩は名無しである:03/07/09 18:33
メタファーって何?
絶対分かってないで使ってる人多いと思う
652吾輩は名無しである:03/07/10 01:40
>>651
メタファー=暗喩くらい常識だと思うが。
ただメタフィクションとか言われると
ちょっと意味わかんなくなってくるけど。
653吾輩は名無しである:03/07/10 02:45
654淳一  ◆gw2dosUH0U :03/07/10 07:49
>652
暗喩、隠喩で合ってます。
メタフィクションはまた別物ですね。
655吾輩は名無しである:03/07/10 12:26
暗喩はわかるわ・・・でも小難しく使う奴が多いからな
656吾輩は名無しである:03/07/10 12:54
知らぬは>>651ばかり也
657吾輩は名無しである:03/07/11 01:36
鶴太郎に似てますよね?







ファンの独り言
658吾輩は名無しである:03/07/11 01:43
すいません!全然関係ナイのですが、
ネ辱 みたいな字ってなんて読むんですか!?(^^;;
659吾輩は名無しである:03/07/11 01:46
↑ねじょく
660_:03/07/11 01:47
661吾輩は名無しである:03/07/11 01:48
>>659
いやいや・・・(*_*;
662吾輩は名無しである:03/07/11 02:13
みんな文学好きなのに漢字わかんねーのかよ・・・
663吾輩は名無しである:03/07/11 02:46
上の方で鶴太郎に似てるという意見があるが、思い出したエピソードがある

例によって書道を少し齧って、すっかり大家気取りにのぼせあがった鶴太郎
いきなり莫山先生に面会を申し込むも
「彼の書には俗気が感じられる」
と、門前払いをくらったそうだ

いや、春樹もそうだと言う心算はさらさら無いが
664荒らしてすみません:03/07/11 02:54
http://www.freepe.com/ii.cgi?3nensei
向上高校・自修館生の現役・OB、又は両校のいずれかを知ってる人は是非おいでください。
(BBSです。)
665吾輩は名無しである:03/07/11 07:06
>>662
プロの作家でも高校生レベルの漢字がわからないやつはいるからな。
666吾輩は名無しである:03/07/12 13:20
噂の真相七月号の月刊ナカモリ効果は痛快だったな。
反吐のでるほどのインチキ野郎≠ェライ麦〜の翻訳してるんだからさ。
667吾輩は名無しである:03/07/12 15:41
>>658

しとね

です
668山崎 渉:03/07/15 08:59

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
669吾輩は名無しである:03/07/18 17:38
「カンパニーマン」て映画見たんですが、
ハードボイルドワンダーランドとかなり類似点が
あるように感じられて面白かったです。
ビデオ出たみたいなんで暇な人は見てみてください。
670淳一  ◆gw2dosUH0U :03/07/18 17:42
あー、春樹好きだけど、春樹訳の『ライ麦畑』には食指が動かんなー。
野沢孝の訳何度も読み返して、また気が向くと読むと思うから、今更春樹書いたの読む気なし。
ってか、春樹リスペクト刊行されるみたいだけど、あれもちょっと。
671吾輩は名無しである:03/07/18 18:08
村上春樹作品はおもしろいけど、たいして文学的価値・影響力があるとは
思えない。もし村上春樹がノーベル賞とれたら、文学界も衰退したもんだと思ってしまう。
三島や大江を読んで生き方変わるぐらいの衝撃受けたと公言する人は結構いるが、春樹は
聞いたことないし。
672吾輩は名無しである:03/07/18 19:24
この人は何十年も森の奥底にでも住んでいるんですか?↑
673淳一  ◆gw2dosUH0U :03/07/18 20:11
672
因みに有名な話だけどサリンジャーはナインストーリーの後、そんな感じらしい。
彼のいう、インチキな外の世界から逃げ続けて老人になってしまいました。
それはそれで貫いてて良いなとは。
674吾輩は名無しである:03/07/20 09:12
671
時代状況が違うだろ(モー爆
春樹作品、織れも好きじゃねーが。この人に比肩する人が見当たらないっていう
のが文学の衰退だろうな。
675吾輩は名無しである:03/07/21 00:36
http://book.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1058715055/
このバカどもを引き取ってください
676吾輩は名無しである:03/07/21 17:19
ノルウェイの森でなぜ「僕」はレイコさんとセックスする必要があったのでしょうか??
677吾輩は名無しである:03/07/26 01:25
春樹先生が次のステージに進むためには濡れ場を描く必要があったのです。
678吾輩は名無しである:03/07/27 02:56
http://www.mf-davinci.com/murakami/
この作品は読んだ?

679吾輩は名無しである:03/07/27 07:08
濡れ場は前にもあったしょ
婆セックスが珍しいだけで
680サリンじゃ:03/07/28 22:34
三浦雅士「村上春樹と柴田元幸のもうひとつのアメリカ」を読んだ。

くそつまらん。翻訳を通しての二人の共通点は「自己消失」への欲望だ。終わり。
中学生の感想文かよ。くだんねー。だいたいこういうやつらって「自己消失したい」
っていいたがる自己がもろみえではずかしい。
れない
681サリンじゃ:03/07/28 22:50
おっと、春樹と元幸への批判じゃないよ。アホバカ三浦の批判。
この読み方では、神すごいマジ天才春樹はつかめない。
682吾輩は名無しである:03/07/28 22:56
こういうバカが愛読者なんだね。
683カレイドステージ:03/07/28 22:56
神 すごい 春樹
684吾輩は名無しである:03/07/29 02:06
そんなに真顔で論じるレヴェルの作家じゃないって。まだ「自立した生活」を
始める前の甘ったれた若者や、学生気分を引きずってる働く必要のない退屈主婦
なんかの社会や人生や人間に対する勘違いしたなめた気持ちに媚びてくれるから、
横になって本を読んだり鼻くそほじりながら妄想している怠け者を肯定して
くれる様な甘ちゃんの雰囲気が漂ってるから、その辺のレヴェルの読者はたくさん
持っているだろうけど。愛するものや守るべきものが出来、本当に“生き”始めた
時には古本屋さんに行くでしょう。
685サリンじゃ:03/07/29 07:24
ぐっもーにんまざふぁか。

なーんかみんな「甘えてる」とか「閉じている」とかいう批判好きだねえ。
こういう批判の仕方ってやっぱ日本に多いんじゃないかな。過剰に自己意識
を投影しすぎて、世界観が読めない。これじゃあクソ三浦の本ごときでもま
だ利用価値があるってことか(wアーンド(鬱

確かに作者や登場人物の自己意識にこだわる読み方はありうるが、小説の読み
方はそれだけじゃない。海外で最もよく読まれている作家が春樹とばななで
あることを(中上や龍でなく)考えてみられ。甘えや閉じを過剰に批判する
のは自己嫌悪だってことに高校生くらいで気づいておいてホスイ…
686吾輩は名無しである:03/07/29 07:25
素人の少女?巨乳AV女優?
貴方の好みはどっち?
無料ムービーはこちらから↓
http://www.cappuchinko.com/
687吾輩は名無しである:03/07/29 11:37
>>685
文学も化学や物理学、医学や生物学、政治学や法学や経済学、
哲学などの様にこの世界にとって、人類にとって意味のあるもの
であって欲しいという気持ちを心理背景にもって作品を読む人は、
作品に対して何か人間を励ますものや勇気づけるもの、あるいは
人間に対する批判や警告のようなものを期待するでしょう。そして
やはりそれは、作者や登場人物の思考や行動によってあらわされるので
そういう読み方になるのだと思います。でもこれは日本だけじゃなくて
世界共通のオーソドックスな読み方だと思いますよ。単なる一つの世界観
として完結するのなら、娯楽のレベルにとどまってしまう。そうなると
684の“まだ「自立した生活」を始める前の甘ったれた若者や、学生気分
を引きずってる働く必要のない退屈主婦なんか”が読者の中心になってくる
でしょう。喜び悲しみひっくるめた様々な現実と向き合って“生き”ること
に腹をくくった時から、春樹さんとは疎遠になっていくでしょう。逃げ回っ
ているうちは、避難所になってくれるかもしれませんね。
688吾輩は名無しである:03/07/29 11:39
長いねん
知ったような口聞きやがって
689吾輩は名無しである:03/07/29 13:05
春樹やバナナが外人に好まれるからってそれは関係ないだろ
春樹オタってよくこのこと引き合いに出すけど
690_:03/07/29 13:05
691吾輩は名無しである:03/07/29 14:52
ロシアでも大人気の春樹
692吾輩は名無しである:03/07/29 15:21
☆無修正画像&サンプルムービーをどうぞ!!☆
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkv/linkv.html
693海辺のカフカ:03/07/29 16:47
〔村上春樹の〕文章の先見的な点は、
文章の意味内容の 間 接 的 破 壊 と、
ジャズ的な「 リ ズ ム 」の構築である。

仮に『芸術家』自身がどの方向に進もうとも、
彼の文章は「より 開 放 へ 」向かうだろう。
694サリンじゃ@しまっていこー:03/07/29 20:07
>人類にとって意味のあるものであって欲しいという気持ちを心理背景にもって
作品を読む人
うーんこういう人ってそもそも哲学とか文学に関心もたないっしょ。「金持ち倒産
貧乏倒産」とか「ゴール」とかの物語の駆動力を利用した啓蒙書とかは確かに全米
ベストセラーとかにもなってるね。

>それは関係ないだろ
むう。でも売れてるという事実はあるからなあ。単に商売上手なだけなの?それで
片付けちゃっていいのかなあ。

>693
それはね別に春樹の「先見性」ぢゃないよ。文学史をちょいと振り返ろう。

繰り返すけどあたしが言いたいのは「甘えてる」とか「閉じている」とかいう
物言いを過剰に繰り出す輩は自己嫌悪を投影しているだけで、そういう批判が
成り立つ土壌に「甘えている」また「閉じている」ことにあまりに鈍感だって
ことだよん。脱ヤンキーを果たした人が年取って超保守オヤジになるのと通じる、
または脱引きこもりが引きこもりを過剰に攻撃する、また非処女が(略
しょっぱい物語ばかり書いているから、読者の質も下がる一方なのです。
696吾輩は名無しである:03/07/30 00:18
>>687
これなら村上春樹である必要はない。
夏目漱石でも太宰治でも一緒。
ようするに批判にも何もなってない。
697サリンじゃ:03/07/30 06:16
>>695
やんのかゴルァ!
698吾輩は名無しである:03/07/30 07:06
鶴太郎はクソ熱いおでんでも食ってろ!
699吾輩は名無しである:03/07/30 07:41
687みたいな考え方が日本で有意義だったのは
大江さんぐらいまでなのかなって思う。当否は別にして。


700淳一  ◆gw2dosUH0U :03/07/30 07:53
春樹について、
主題の隠蔽と構成にすぐれ、文学作品の作り手として構築力が白眉である。
独自の文章とユーモアを持ち、読者に読ませる物語の表現力が秀逸である。
と感じる。

文学にかぶれない一般読者を十分楽しませる表の物語と、一部の文学識者に向けた隠された主題、
両者を不足なく兼ね備えた作品を紡ぐ事の出来る作家が、今の日本に幾人いるだろうか。
作者のナルシスティックな性格、ブルジョア嗜好が合う合わない等は
受け止める側の趣味の問題であり、作品善し悪しには直接影響しないものと考える。
現役の日本の文学者としては、間違いなく一流だと、思う。

701吾輩は名無しである:03/07/30 14:58
「たぶん、天にいるだれかさんはおれが気に入ってるんじゃないかな」
春樹にこんな文章が書けるか?
所詮はヴォネガットの亜流。
702吾輩は名無しである:03/07/30 15:50
読者に「キミは悪じゃないよ」と慰めてくれる
殺菌消毒小説の旗手
703吾輩は名無しである:03/07/30 16:26
>>696
トルストイやドストエフスキー、カミュやサルトル、トーマス・マン…は
違う。だって「ノーベル文学賞への道」ていうスレッドでしょ。好きなのは
わかるけど、“ようするに反論にもなにもなってない”。まあどっちにしろ
大衆娯楽小説家である事に違いないとは思うけど。あと、漱石・太宰に失礼
だよ。たとえば、漱石本気で読んでみ。春樹みたいに手ぶらでお菓子食べ
ながらじゃ読めんはずだよ。レベルが違うから。
704吾輩は名無しである:03/07/30 16:51
・・・
705淳一  ◆gw2dosUH0U :03/07/30 17:51
んー。
とりあえず手軽に読めない本がレベルが高いというのは、大きな勘違いかもね。
と横槍。
別にフリークではないけど、春樹も読み解く作業をすれば隠喩に隠されたテーマを感じられるはず。
構成の巧みさもまあまあ良い線いってると思う。
漱石ももちろん文学としての基盤を保ちながら門戸を広く開いた文学を書いた人であり、偉大。
現代人に春樹が読みやすいのはの文章とユーモアの移行が時代に沿っているからというだね。
稀代の物語作家である漱石が現代においては、日常語の変化もあり若干敷居が上がったというだけの話でしょう。
難解に見えるからレベルが高いという見識は、いかがなものか。
漱石を姿勢を正して読み解こうとする姿勢は、素直に感心しましたが。

とにかく、かつての文豪をして、難解に見えるからレベルが高い、という見識はいかがなものか。

706淳一  ◆gw2dosUH0U :03/07/30 17:53
最後の
>とにかく、かつての文豪をして、難解に見えるからレベルが高い、という見識はいかがなものか。

という行はミス。そうりい。
707吾輩は名無しである:03/07/30 19:32
漱石の難解さと春樹の隠喩ってレベル違うだろ。
そもそも、読むだけならおそらく春樹の方が難解なのじゃないかね?

漱石は読むだけなら誰にでも読めるし、春樹よりも門扉は広いと思うよ。
漱石が難解だというのは読めば読めてしまう作品でありながらも、読めば読むほど
深みにはまる読みの可能性があるからで、いまだに研究の対象になるのはそういう
点だろう。
春樹のテーマの隠し方ってものすごいあざといし、そのやり方が春樹の自己満足
的な面にそっくりなところあるでしょう?(参照できないのはあれだけど、渡部直己
が黙説法の作家だといって春樹を批判する理由はここらへんにあるのでは?)
隠しているようで隠してないから、群がるように深読みをしようとする輩が出てくる
んじゃないのか?
>難解に見えるからレベルが高い
これは逆に春樹を読む人間たちが持っていそうな先入観とも思うけど。

独自の文章といっても、ヴォネガットのユーモアをデッドコピーしたようにしか見えないし、
ああ、ここらへんは趣味の問題とも言えるからやめよう。

日本の現役の文学者では一流っていうけど、他に一流ってたとえば誰よ?
708吾輩は名無しである:03/07/30 19:54
>>705〜707
なるほど。
709吾輩は名無しである:03/07/30 20:57
淳一の方が説得力あるな
710吾輩は名無しである:03/07/30 22:09
文学なんざ読んでる人間の好きか嫌いかでいいんだよ
隠されたテーマ?レベルが高い? アホらし
おまえらみてーなのがこれからも文学に対して必死こいて
無様に恥さらしながら生きていくんだろうな
頑張れよ、文学が生きていくためにはお前らみたいなのも必要なのは確かなんだから
711吾輩は名無しである:03/07/30 22:53
なんか偉そうなヤシキターーー
712吾輩は名無しである:03/07/31 00:36
>>703
論旨を逸らしてるだけ。
書くならちゃんと書け。
713吾輩は名無しである:03/07/31 00:42
>>678で紹介されてるのは面白いのか??
714吾輩は名無しである:03/07/31 05:16
良スレAGE
淳一確かに良い事言ってるな。
715_:03/07/31 05:22
716吾輩は名無しである:03/07/31 09:07
川端がノーベル賞とってるんだもんなあ・・・・・・・。
717吾輩は名無しである:03/07/31 09:35
辻仁成にとって欲しい。
大江および春樹のプライドに死ぬまで消えない傷をつけて欲しい。
そして「次は平野君ですよ」といって欲しい。
718吾輩は名無しである:03/07/31 13:24
春樹みてーにテーマを隠すだけで世界的文学者になれるのが分かる
春樹の小説が優れているからではなくそれを読み解くオタが春樹を押し上げたんだな
その作業を必要としない作品を書いてる作家はギルドの中で成り上がるのは難しい
読み尽くすことの出来る作品、読むだけで打ちのめされる作品
文学というギルドは後者を必要としなくなったのだろうか

719吾輩は名無しである:03/07/31 18:18
>>713
期待しないほうがいいよ。
720吾輩は名無しである:03/07/31 21:45
現代的スノビズムの化身みたいな人間だね。
この人もこの人の読者も。
時代と寝る才能はあるかもだ。
721_:03/07/31 21:50
722吾輩は名無しである:03/07/31 22:15
サリンジャー戦記よんだよ
もう信仰宗教の教本みたい
キャッチャーを馬鹿にできないように絶賛ばかり書いて
自分の翻訳がどれだけ工夫してるか延々と自画自賛
723吾輩は名無しである:03/07/31 23:19
お寒い才能。やれやれ。
724吾輩は名無しである:03/07/31 23:25
いーんだよ、べつに
おまぃらに読んでくれとはいってないw

読者はくさるほどいるのよ、悪いね
725吾輩は名無しである:03/08/01 23:40
>>705
>稀代の物語作家である漱石が

そうか?普通の話作れないので有名だと思ったけど
726山崎 渉:03/08/01 23:56
(^^)
727吾輩は名無しである:03/08/03 22:28
何年ぶりに「風の歌を聴け」を読んでみたけど、面白かったなあ。
で、ピンボール、羊、と読み返してみたんだけど、この辺はどうしても
春樹ナルシシズムを感じずにはいられなかった(それでも十分面白いと
思ったけどね、あらためて)。
最近の新人賞作家(芥川賞作家も含めよう)の受賞作と比べても、
やっぱり相当なものだよね、「風の歌を聴け」は。
728海辺のカフカ:03/08/03 23:18
>>649
それって(たとえば)誰ですか?
729吾輩は名無しである:03/08/04 10:12
映画で「イレイザーヘッド」とか「はらわた」とかほめてるひとが
ノーベル獲ったら凄いなあ
730吾輩は名無しである:03/08/04 11:56
そんなに高尚なものですか・・・文学は
731_:03/08/04 11:57
732淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/04 13:48
>>728
「風の歌を聴け」この間再読したけど、いいね。
たしか春樹あれが始めて書いた小説なんじゃなかったっけ?
あれを読むたび、才能という事について考えてしまう。

>>730
否。
そう考えて「私、高尚な読書人でござい」と気取る人が、文学の敷居を高くするんだとオレは思う。
芸術で、学問ではあるが、好きだから読むもので、別に高尚なものじゃないんじゃないか。

私的レス、お目汚しを。
733帯爪 ◆Bn4mmcRooo :03/08/04 16:05
>>730
すごい名言。
734淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/04 16:07
同感。
735_:03/08/04 16:08
736sage:03/08/04 23:42
棲み分けしようや。高尚にひたりたければいい、
難解で頭こんがらがせたければそれもいい。
平易な文章を流れるように読むのもいい。
じっくり一言一言時間かけて読むのもいい。
そのどれもからノーベル賞が出ればそれが一番いいじゃないか。

俺も村上春樹さんのファンだけれど、別に難しい意味とか考えずに
感じるままに読んでる。悪の定義とか色々テーマはあるんだろうけど
俺は素人で学者じゃないから詳しい思想の系譜とかはわからん。
だけど、読まれる物としての文学ってそういうもんじゃないのか?

私の小説は、本来オモチャにすぎないが、君たちのオモチャではないよ。
あっちへ行ってくれ。私は、もう、ねむい。
(春樹さんのではないけど何か心情としてこんな感じ・・・)
737吾輩は名無しである:03/08/05 08:44
話ずれてしまって恐縮なのですが・・・
村上春樹の「国境の南、太陽の西」がまったく理解できません。
島本さんって一体なんなんですか?
どうやら死に近いほど体が悪いようなのに、どうして青山のBARでカクテルなんか飲んでるの?
そんなに体悪いのに子供なんて産めるの?(死んだ子の灰を川に流した)
あまりにも謎だらけで、消化不良です。
詳しいこと知っている方がいらっしゃったら教えてください。
文学的に読む以前に、謎が多すぎる、よくわからない作品です。
根底にある春樹特有のテーマのようなものは何となく分かるんですが。
738吾輩は名無しである:03/08/05 10:24
春樹信者にとってはその意味不明具合がタマラソなんです
739吾輩は名無しである:03/08/05 23:16
意味不明さが破綻し出したのは国境からだと思ふ・・・
740吾輩は名無しである:03/08/05 23:45
「風の歌を聴いとけ」 議論終結(w
741吾輩は名無しである:03/08/06 18:13
今すぐ会いたいの。ひろみはあなたなしじゃもうだめみたい。。。。

私、ここにいるから・・・・・探しに来て、くれる?

7日間会費フリー、10分間無料になってるの、だから来て♪

あなたに会えなくちゃ、寂しくて死んじゃいそうだから

待ってます。来てくださいね!

→ → → http://www.gals-cafe.com
742吾輩は名無しである:03/08/06 23:22
寂しくて死ね
743吾輩は名無しである:03/08/06 23:24
>>742 正解w
744吾輩は名無しである:03/08/07 10:47
文学が高尚なものであるかどうかはともかくとして、「イレイザーヘッド」は
能動的に病んでたなあ。
フリークが生まれた、気持ち悪い、とか大江先生が観たら怒りだしそうな映画。
春樹のゲテ好きが出てる。
745吾輩は名無しである:03/08/08 01:47
ん?エッセイで好きだとか言ってたの?
746吾輩は名無しである:03/08/08 09:15
「少年カフカ」でニ度。
747吾輩は名無しである:03/08/08 12:21
淳ちゃんへ
>一部の文学識者に向けた隠された主題
よかったらその主題を具体的に教えてもらえないでしょうか。
あと暗喩ってなに?
ホントばかな質問で申し訳無いです
748747:03/08/08 12:36
暗喩じゃなくて隠喩だった…
749文学者さん:03/08/08 16:36
>>747
メタファ≒類推(隠喩、暗喩)

分かりやすく言っちゃうと
「イメージ底のほうで繋がってんじゃねーのか...?ん? 」ということでいいんじゃないの
たぶん正確に言えば、類推は受動的で、メタファ=暗喩、隠喩は能動的。
750吾輩は名無しである:03/08/08 17:16
分かりやすくいえば井戸の中にひきこもるという行為を
なんですか、この意味不明で電波な行動は?、というのと
主人公のこの行為は以下略、という発想をするかしないに分かれます

751吾輩は名無しである:03/08/08 23:35
まいずれにしろ大したもんじゃねえけどな
752吾輩は名無しである:03/08/10 06:39
浅田彰も次は春樹ってゆってるね。
ttp://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/200308/index.html
753淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/10 08:36
おー。なんかレスついてるし。遅れてごめんなー。
最近他スレの荒れが気になってここみてなかった。
んじゃ割と傑作短編『パン屋再襲撃』を題材にひとつやらかしますか。
754淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/10 09:10

           ■■ネタばれ注意■■
        パン屋再襲撃未読の方は見ないでねー)

隠喩、メタファーについては794さんのでまあいいと思う。そちら参照。

まず、本作は結婚して半月の夫婦がが猛烈な空腹に襲われるシーンからはじまります。
(その空腹は理不尽と言っていいほどの圧倒的な空腹感だった)
冷蔵庫には玉ねぎや脱臭剤等しか入ってなくてちゃんと食べれそうなものは無かったし、深夜だから食料品店もしまっている。
その上深夜営業のレストランに行くのは古風な奥さんが嫌がる。テーブルをはさんで二人途方に暮れます。
まあ、コンビ二行けば良いんですが。
そうしてるうちに旦那が前にももこんな空腹に襲われた事を思い出します。
それはパン屋をかつてのパートナーと襲撃した時の事でした。その時の事を妻に話しはじめます。
(「パン屋襲撃って何のこと?」「ずっと昔にパン屋を襲撃したことがあるんだ」)
働く事が嫌だったパートナーと二人で暮らした頃、二人は食べ物を得るために数々の襲撃を行った。
パン屋再襲撃はその最後の襲撃で、襲いに入ったパン屋の主人に、
ワーグナーのレコードを最後まで聞いてくれたら、好きなだけパンを持っていって良いと言われます。
悩んだ末に、二人はレコードを聞き終えてパンを持てるだけ持って帰り、二人で食べた。
しかし、後になって二人は思います。あの時ワーグナーなんか聞かずにパンを強奪しておけば良かったと。
二人はパンとワーグナーの相互関係について激しく討論しますが結論は出ず、その後関係がゆっくりこじれて二人は別れます。




755_:03/08/10 09:12
756淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/10 09:22
話し終えた旦那に妻が言います、その時二人にかけられた呪いが私まで巻き込んでいる。と
そしてこの空腹を満たす為にもう一度パン屋を襲撃し直そうと持ちかけます。

とりあえず、ここまで。続きは本作参照してみてください。
まあ、旦那の思い出をなぞって行われる、コミカルな強盗話。というのが表の筋。
この話の主題について後述します。
書き込み制限かかりそうだし、疲れたのでちょっと休憩。丁度、連れも置きだして来ました。
757吾輩は名無しである:03/08/10 11:55
>>752
マンガ雑誌w
758吾輩は名無しである:03/08/11 00:07
食べれそうって・・・
759747:03/08/11 01:51
淳ちゃんいいところでやめないでくれよ。
続きキボンヌギャンング団

暗喩隠喩があるってことは逆に明喩陽喩もあるの?
760淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/11 10:15
疲れるのよ、長文…。
んで本題。

この話に隠された主題を読み解くキーワードを探す所から始めます。
ここまでの場合、謎として説明がなされてない事柄が多いのはかつてのパートナーとの件。

何故、二人は働く事を拒否していたのか。
何故、ワーグナーを聞いてパンをもらう事が『呪い』となるのか。
二人はその事について語り合い、別れなければならなかったのか。
何故、妻はその話を聞いてパン屋再襲撃をしなければいけないと思ったか。

謎として解答が出されない、この辺に主題を読み解くヒントがありそうです。

んで、引っ張るわけじゃないけどちょっとずつやらせて。打つの疲れるんだわ。
747も良かったらパン屋古本屋でかってちょっと考えてみちくり。ほんとは自分で読み解いた方が良い。
761吾輩は名無しである:03/08/11 11:34
>>760
「パン屋再襲撃」の前作「パン屋襲撃」っていう短編があるの知ってる?
文庫の短編集に収録されてるかはわからないけど、
第1期村上春樹全集のどれかには収録されてるよ。
762淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/11 11:35
ほほー。未読。
ちょっと読んでみてもいいな。
763_:03/08/11 11:39
764吾輩は名無しである:03/08/11 15:21
綿谷ノボルのモデルって浅田彰なんじゃないかっていう気がしてきた
765吾輩は名無しである:03/08/11 16:21
んなもん安西水丸に決まってるだろう
766吾輩は名無しである:03/08/11 17:22
で、パン屋襲うことが何のメタファーなのよ?
767_:03/08/11 17:27
768文学者さん:03/08/11 18:01
>>759
「君は太陽みたいな子だ」 これは『明喩』。つまり『例え』
「以下略――――ry」   これは『暗喩』。これが『メタファー』

もっと明快に言えば、
「言葉の表側」を通ってイメージが繋がるか、それとも
「言葉の裏側」を通ってイメージが繋がるか。
この違いだと思います。  
769吾輩は名無しである:03/08/11 19:06
言葉の表側?言葉の裏側?
よくわかんねえ
上の人もいってるけど結局何を表してるのよ
770吾輩は名無しである:03/08/11 19:11
え?
「君は太陽みたいな子だ」

「君は太陽だ」
じゃないの?
771修辞学徒:03/08/11 20:01
770が正解。
772文学者さん:03/08/11 21:25
ねえ、じゃあ>>768 は不正解?

>>770の観念を出来る限り分かり易く言ったつもりなんだが。
よく言われる『例』だけどそれだと、何か曖昧でわかり難いでしょう。
「キミは太陽だ」だと、まるで「直接にイメージが類推されている」みたいじゃない。
文学初心者はそこに「明喩」との違いを見分けられないと思うが、どう?
773文学者さん:03/08/11 21:49
>>769
>言葉の表側?言葉の裏側?
>よくわかんねえ
>上の人もいってるけど結局何を表してるのよ

1.言葉の表側は「まるで太陽みたいに」輝いている。
これが 明 快 に言葉で 比 喩 (例え)するから、『明喩』
―――能動的な例えです。
2.言葉の裏側は闇だ。
これは明快な言葉が 隠 さ れ て 比 喩 されるから『隠喩』
―――受動的な例えです。

これ以上はっきり僕には説明できないです。[誰かもっと詳しくできますか?]
『結局なにを表しているか?』この問いは有効ではなくて、暗喩と隠喩は修辞法です。
つまり言葉にとっての 道 具 です。使わなくても、文章は書けます。
また、知らなくても文章は読めます。
―――――ただ、これを知っていれば、
あなたも今よりもっと深く文章を読むことが出来るようになります。


774文学者さん:03/08/11 22:17
>>773の下から五行目、「暗喩と隠喩は」を『明喩と隠喩は』に訂正。
それから前にレスした
>>749の類推≒メタファ(暗喩、隠喩)は「受動的」で、明喩は「能動的」と訂正します。

間違いを書いてすみませんでした。
775吾輩は名無しである:03/08/11 22:18
もっと簡単に書けよ。読む気がしない。
776吾輩は名無しである:03/08/11 23:18
文学オタの文法遊びなんかどうでもいいからさ
誰か春樹のメタファーとやらを具体的に教えてくれないか
上で出てるパン屋の話でもいいよ、アレ読んでる限り意味不明なんだが
お前らは何を春樹のメタファーから読み解いたんだよ
777文学者さん:03/08/11 23:22
>>775 じゃあこんなところ来んなヴォケ!ふざけんな
778文学者さん:03/08/11 23:23
もう二度とこねーよ
779吾輩は名無しである:03/08/11 23:37
あっそ。
780吾輩は名無しである:03/08/11 23:43
>>779はどうしてそんなにひねくれているの?
781吾輩は名無しである:03/08/11 23:54
   /⌒ヽ
  / ´_ゝ`)すいません、通りますよ・・・
  |    /
  | /| |          「ぶっちゃけ天国」はここですか・・?
  // | |
 U +U
782吾輩は名無しである:03/08/12 00:50
だっせーなー、村上春樹。
田舎者の愛読書か?プ
783吾輩は名無しである:03/08/12 01:42
村上春樹の作品は、わけのわからんのが多いけど、わけのわからん
うちについつい読んで、気がつくと読み終えて、ちょっと欝気分
になりながらもまた読んでしまうという感じ。
その中にたまーにすごく納得できる個人的な体験から来る台詞とか
意識とかが埋もれてて
「ああ、なんか分かるなその感覚」って同調するのが醍醐味なのかな・・・。

何かテーマだのストーリーだの謎の解決だのがあるのかもと思って
読んでるとストレスたまるだけ。
・・・・私もはじめて「羊をめぐる冒険」よんだとき、あまりの????の
連続の上、途中の羊男のイラストにぎょっとし、
最後には本を放り出しそうになった。

最近ではそういう作品があってもえーやんかと思い、楽しんで読める。
他の作家に似た作家がいないので、彼の作品でしかこういう小説を
読めないから読んでるというのもある。
784淳一:03/08/12 02:51
食べられる。着られる。見られる。
なんか暗喩談義に華咲いてるみたいだなぁ。
力入れてレスしてる方がおられる様子。なんでまたオレはスルー致す。

そんなで本題。ネタバレでどうも。

まず、なぜかつてのパートナーと主人公は働く事を拒絶したのか。
(「働きたくなんてなかったからさ」「それはもう、実にはっきりとしていたんだ」)
働く事にそうも頑なに拒絶する理由が、はたして何処に存在するのでしょうか?
そこでちょっと春樹作品に共通する時代設定について考えてみます。
『ノルウェーの森』を始めとする物語の主人公の多くは、60年代後半に大学生活を送っています。
本作主人公も同じ年代であるとして、パートナーとの同姓時はペアー解消後に就職していますから、まあ大学生かそこらでしょう。
この時代の大きな波の一つとして、『学生紛争』があげられます。
これはご存知の通り、『マルクス資本論』をバイブルに据えて日本を共産主義国に変えようと試みた
『革命家』、と呼ばれる学生達の運動だべね。
『共産主義』もご存知だと思いますが、資本主義、自由経済活動の脱却を唱える政治活動で平たく言えば中国とか北朝鮮とかの政治形態。

んでそれを踏まえて、二人が働く事を拒絶する理由は何だろうという問題。
これはまあ、上記を考えると、二人は革命思想の強い学生。俗に言う『革命家』であったのだと分かります。
資本主義の廃絶を理想とする二人はその自由競争経済に加わる『労働』を拒絶していた訳ですな。

これがまず最初のキーワード。
785修辞学徒:03/08/12 03:51
■明喩(直喩)
「まるで〜のような」がついていればたいていは明喩。
「まるで」「〜のようだ」と、直接的に喩えているから直喩。
松本人志がよく使う「生まれたての仔馬のような」も、これ。
初期村上春樹作品に頻出しているのもこれ。80年代は、その喩え方が「おしゃれ」でもあった。

■暗喩(メタファー)
あることを別の言葉で喩える。ある言葉を使って別の言葉、意味を思い浮かべさせる。
「人生は旅だ」「結婚は墓場だ」「美香は豚」という感じ。「美香論は言語障害」これは暗喩ではなく事実そのまま。
村上春樹の場合は明らかに明喩が多いが、
作品中に「メタファー」という言葉を使っていることが、彼に対するイメージを攪乱していると思われる。
そこから春樹作品に対する深読みが始まったと思われる。
『国境のなんとかかんとか』以降の彼の作品からは明喩の数が減り、
井戸は何のメタファーであるとか、ノモンハンは何のメタファーであるとか、
そんなこと書いている本人もぼんやりとしか把握できていないからメタファーにしたのであって、
まあそれをほじくりかえすのが批評家の仕事なのかもしれないが、
修辞学から言えば、特に意味があるとは思えない文章表現になってきている。
阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件を経て、もう彼はそういう表現をやめ、
直接的なメッセージに変えたのかもしれないし、そのへんはよくわからない。

これがややこしさの原因だと思うが、明と暗の言葉のイメージと逆になっている。
言葉が隠されているかどうかではなく、比喩の仕方が明らか(まるで〜のような)だと明喩、
比喩以外でも普段よく使っている表現(○○は○○だ、など)の場合に暗喩。

レトリックにはあと、対句法と対照法、擬人法と擬物法、倒置法と反復法、擬音語と擬声語がある。
村上春樹作品に明喩がどれだけ多いかは、ユリイカ「村上春樹特集」に詳しい。
786吾輩は名無しである:03/08/12 04:02
こいつのせいで日本文学がより一層ダメになった
787修辞学徒:03/08/12 04:03
というわけでメタファーを理解していただけたかどうかは分かりませんが、
最近俺の口車に乗り、エビスの黒にハマり始めた淳一の分析を、
楽しみにしたいと思います。
パン屋を襲撃することは何のメタファーであるのか、
俺も非常に気になります。
788淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/12 04:18
名前しか書いてなかったや。
次に何故ワーグナーを聞いてパンをもらう事が『呪い』となるのか。
何故二人はその事について語り合い、別れなければならなかったか。二つ同時に。
(「〜それは強盗としては成立しなかったんだ、つまり〜強奪しようとする前に〜主人が我々にそれをくれたんだ」)

パン屋に対する襲撃は成功したはずです。その上襲われたパン屋の主人も納得済みです。ごく普通に考えて、何も問題はない。
しかし二人はその後このパン屋襲撃をした事によって、パンとワーグナーの相対関係について激しい討論をし、結局パートナーを解消するまでに至っています。
なぜその様な事態になったのでしょうか?先程のキーワードを元に読み解きます。

彼らが資本主義思想の廃絶を唱える『革命家』カップルだった。という事は前述しました。それ故、彼らは『労働』を拒絶した。それは変えねばならぬと思っている『自由経済』に自ら参加し、容認してしまう事になるから。
それを踏まえてパン屋の件です。
パン屋を襲撃した際、二人はパン屋の店長にある条件付で好きなだけパンを持っていって良いと言われます。
その条件とは、ワーグナーのレコードを最後まで静かに聞くという事でした。
面食らった二人はそれについて話し合います。結果(音楽を聴くくらいまあいいじゃないか)という結論に至ります。(僕と相棒は酷く混乱してしまった。)

彼らは条件通りワーグナーを聞き、店にあったパンのあらかたを手にいれました。
手に入れたパンで4,5日間、空腹を満たす事もできました。

そしてふと気付きます。


あれは、

商取引では

なかったのか


と。


(それはまるで我々にかけられた呪いのようなものだった。)
789淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/12 04:20
>>787
昼の奴かw
今日ものんどるかい?
790修辞学徒:03/08/12 04:26
起きてんのか。働いてんじゃないのか?
パン屋再襲撃は随分昔に読んだっきりで詳しく覚えてないので読み返してみよう。

今ももちろん飲んでいる。
「カラメラ」っていう、キャラメル味のリキュールを、ウオッカで割って。
791吾輩は名無しである:03/08/12 04:30
春樹みたいなぶさいくが寄って集まって
カクテル談話?

似合わね
792淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/12 05:07
(〜そんな提案には耳を貸さず、最初の予定どおりに〜単純に強奪しておくべきだったんだ〜そうすれば問題は何もなかったはずだった)

お盆休みでちゅ♪今日は昼から友達と釣り。

そんなで二人はパン屋の襲撃について話し合いますが、最後まで明確な答えを出すことができませんでした。
しかし主人公は気付いています。(「〜それはいわば交換だったんだ。〜法律的にみれば商取引のようなものさ」)
そして、パン屋での敗北の影響で二人の関係は少しずつこじれ始め、パートナーと主人公は別れる事になります。

その後、思想に挫折した主人公は革命を諦め、惰性で就職してあれほど拒んだ労働に参加します。
その間に学生紛争をふくむ共産主義活動が敗退したのは周知の通りです。
彼も今では新しい恋人と結婚し、自由経済社会に参加する事で得たお金で家庭を築こうとしています。
(「時代が変われば空気も変わるし、人の考え方も変わる」)

別れたパートナーの行方は作中書かれません。主人公曰く(それ以来一度も会ってないし、今何をしているのかもわからない)
話の感じでは未だに敗退の革命の道を孤独に歩いているんじゃないかなと。オレは思う。

とりあえず、過去の襲撃についてはこんなもんで。
んでここまでのメタファー。
最初のパン屋襲撃、労働の拒否=マルクス革命運動
ワーグナーとパンとの相対関係=商取引、自由経済活動
パン屋の主人=共産主義への刺客。自由経済に誘う案内人
こんな感じで。

んで最後の妻との再襲撃や全体のメタファーについては、また休憩してから。
書くかも。

とりあえず今は、もう長文打つのだるい。



793吾輩は名無しである:03/08/12 05:59
こういう解釈って分かるんだけど何かこう
だからどうしたの?って言いたくなる・・・
そんな大したもんじゃないだろというか。
794吾輩は名無しである:03/08/12 06:36
>>793
読解楽しめないならエンタメ行った方が良い
ストーリー読むだけならあっちの方が楽しめる。
共感できるから良いものじゃない
文学はやめとけ、オマエは合わない。

>>792
激しく面白かった、参考になる。
オマエすごい読める人。
お疲れだが、続きもキボンヌ、
795吾輩は名無しである:03/08/12 08:33
村上春樹の小説はなんかエロイ

へーへーへー
796吾輩は名無しである:03/08/12 13:29
なんで普通に革命家のカップルとして描かないのよ
自分の店襲われてワーグナー聴いたら云々とか電波ゆんゆんだしさ
パンとワーグナーについて討論って(w
んでこういう小説をありがたがる794みたいな奴が大作家春樹の生みの親、と
春樹もいいカモみつけて延々と似たような電波小説書きつづけてるみたいだし
まあ「安全」なんだろうね春樹のこういうスタンスは
797吾輩は名無しである:03/08/12 16:28
まあここはノーベルスレだしそれでいいんじゃないの?
こうやって作者が考えてもいないようなことを批評家たちが勝手に後付けしてくれて、
それで○○賞なんてのをもらえちゃったりするんだからさ。
結局文学かどうかを決めるのは作者じゃなくて批評家だから。
798吾輩は名無しである:03/08/12 19:09
革命家のカップルの話なんて誰も読みたくないしな
799吾輩は名無しである:03/08/12 19:24
パン屋を襲撃する話もそんなに面白くないけどな。
マクドナルドのハンバーガーの作り方のマニュアル本の方が面白そう。
バイトしよっかな。でも漏れヒッキーだし。
800吾輩は名無しである:03/08/12 19:38
微妙にずれた
801吾輩は名無しである:03/08/12 19:45
渡部直己が春樹作品は中心なき、空虚な天皇制だと
か、そんなこと書いていて、感覚としてはわかる
のだが、誰かせつめーできるカタイマフ?
802吾輩は名無しである:03/08/12 23:36
あの人あらゆるとこで春樹叩いてるよな(w
803吾輩は名無しである:03/08/12 23:43
ノーベル文学賞を獲るには社会的に意義のある作品を書き上げないと難しくない?
前回の文学賞受賞者もそうだったし。
804吾輩は名無しである:03/08/12 23:43
>>801
ようするに「死ぬほど辛いけどこのままでいいや、僕が悪いんじゃないし」
みたいなうすら寒いニヒリズムがただよってるんだね
責任は取りたく無いけど体制はこのまま保守したいみたいなかんじ

馬鹿じゃないの?
どんなに青山だとかバーだとか出してみても、どこまでも田舎くさくて
ダサイ小説だよ
田舎の中学生が喜んで読むような駄文

さっさと消えろ
805吾輩は名無しである:03/08/12 23:48
>>804
それはサリンジャーにも当てはまるんだよ。
まだライ麦畑に二人ともいるのさ。
だけど、それって悪いことじゃあない。
と、俺は思う。
806吾輩は名無しである:03/08/13 00:22
>>805
サリンジャーなら許せるけど、二番煎じのこのジジイは
許されないな

顔だって見てみろ、とにかくキモイよ
807吾輩は名無しである:03/08/13 00:30
レス書いてる奴のレベルが低いぃぃぃぃ。
>>792
とか、せっかく頼まれて解説書いて、やりきれまい。
最後の解説まで頑張ってやってくれ。楽しみにしてるんだマジで。
808吾輩は名無しである:03/08/13 00:31
age
809吾輩は名無しである:03/08/13 00:42
捕手 in the ライ
810吾輩は名無しである:03/08/13 04:03
つかハルキが唯一知ってる文学でその読解を楽しめない香具師は
縁溜め好きというのがなあ・・・
ヘンリージェームスくらい読めと。
811吾輩は名無しである:03/08/13 06:20
『海辺のカフカ』より古谷実の漫画『僕といっしょ』の方が全然おもしろいし深いぞ
どっちも家出した中学生が主人公なんだけどね
812吾輩は名無しである:03/08/13 09:50
僕といっしょのの面白さは海辺のカフカとはまた別物だろう。
深くもないし、別に。
813吾輩は名無しである:03/08/13 10:59
春樹で面白いのって何でしょう。
初めて読もうと思うのですが。
814吾輩は名無しである:03/08/13 13:57
807の本棚にはキレイに春樹が並んでるんだろうな(w
メタファーがどうとか作品の優劣以前にキモイのよ、春樹の小説って
ま、キミはより高いレベル目指して頑張りなよ(w
815吾輩は名無しである:03/08/13 16:42
浅田彰・田中康夫
「春樹の小説もキモイけど、春樹読者は自分のことを心のきれいな
人間だとでも勘違いしてるんじゃねーの?」(憂国呆談)
宮台真司・宮崎哲弥
「『海辺のカフカ』ごときで癒されたとか言ってるのはアホばっかり
だろ」(M2)
中野翠
「手垢のついたネタ(近親相姦・エディプスコンプレックスなど)
ばっかり使わないで欲しいよ」(書評)
816吾輩は名無しである:03/08/13 20:53
A・A「村上春樹の顔って鶴太郎みたいじゃない?」
817吾輩は名無しである:03/08/13 21:59
>>813
「ノルウェイの森」はどうでしょう?
818吾輩は名無しである:03/08/13 23:17
村上の糞小説は

ようするに「死ぬほど辛いけどこのままでいいや、僕が悪いんじゃないし」
みたいなうすら寒いニヒリズムがただよってるんだね
責任は取りたく無いけど体制はこのまま保守したいみたいなかんじ

馬鹿じゃないの?
どんなに青山だとかバーだとか出してみても、どこまでも田舎くさくて
ダサイ小説だよ
田舎の中学生が喜んで読むような駄文

得るものは何も無い
むしろまともな思考能力を失うだけ

さっさと消えろ
819吾輩は名無しである:03/08/13 23:43
僕といっしょ は深いよ
ダメをダメとして糞は糞としてギャグに転化しながら「人生って何?」と今時
純文学でも扱わない疑問を発しつづけている。自分達を捨てた親父に直接対決
を挑み負けてしまうところも素晴らしい。
少年を描いていながら「マスターベーションをした」で済ませる
エディプスコンプレックス丸出しのご都合主義ファンタジーより遥かに倫理的で
示唆に富んでいる。 
820吾輩は名無しである:03/08/14 20:41
いや、普通に漫画板でやれよ
821吾輩は名無しである:03/08/14 20:42
やっぱりオナニー
http://www.k-514.com/
822吾輩は名無しである:03/08/14 20:47
私としては「EW&HW」が最高傑作だな
この本ってすごいけどノルウェイの森とかの陰に埋もれてる感がすこしある
823吾輩は名無しである:03/08/14 21:10
あたしは恥ずかしかった
電車のなかでノルウェイの森を読んでいる女の子をみて
フェラしてあげたとかセックスしたとかけっこう文面に多いので。
かくいうわたしも80代のベストセラーのときに今は死んだ
入院中の父にすすめて「おもしろいな」といっていた。
当時高校生だったわたしは性行為のところは認識しなかったがいまは
恥ずかしい。

あーーーでもこのスレでたでた。

春樹はきっとノーベル賞とるね
824吾輩は名無しである:03/08/14 22:25
村上喜んで読む奴は全員白痴
825吾輩は名無しである:03/08/14 23:46
淳一さん続きやって〜
826吾輩は名無しである:03/08/15 02:24
今がチャンス!「誰も知らない」スーパービジネス

HPを宣伝するだけの誰でもできる簡単なお仕事です。
間接収入もあるので安定した収入が望めます。

2chを見てようがほったらかしで次から次へと入金される
その喜びを是非味わってください。
通帳見るたびにほっぺたを落とさないよう注意!!

詳しくはコチラ
http://www.mahou.tv/muchey/partner.htm
827吾輩は名無しである:03/08/15 09:07
>>824
なるほど!
白痴でも喜んで讀める程に分かりやすい文章をかけるということだね。
それほど凄い文章力ということだ。
難しい文章なんて、頭悪くても底底御勉強すれば書けるんだよね。
828山崎 渉:03/08/15 09:08
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
829吾輩は名無しである:03/08/15 09:26
>>828
なにもの?
830吾輩は名無しである:03/08/15 12:05
>>828
ちんこみたい
831吾輩は名無しである:03/08/15 15:56
827は自分が無様なレスをしていることに気付いているのだろうか
832吾輩は名無しである:03/08/15 22:08
833吾輩は名無しである:03/08/15 22:22
yareyare
834吾輩は名無しである:03/08/16 00:13
>>831こ難しい文章を讀める僕ちんは頭いいってか?
835吾輩は名無しである:03/08/16 05:35
まある時期までは良かったが今はクソという立場も
あるわけで
836吾輩は名無しである:03/08/17 08:01
>>831
ここに無駄でないレスなんてあるのか?
>淳一
本題だけ書けばいいのでは?

>最初のパン屋襲撃、労働の拒否=マルクス革命運動
>ワーグナーとパンとの相対関係=商取引、自由経済活動
>パン屋の主人=共産主義への刺客。自由経済に誘う案内人
これって春樹が狙って書いたの? 強引にメタファーとして当て嵌めているだけに見えるけど。

『夢で会いましょう』の「パン」も参考にしてみれば良いかもね。
838747:03/08/17 15:21
淳ちゃんこんにちは。
お盆で実家に帰ってました。
これからゆっくり読んでレスしたいと思います。

遅れてゴメンね
839吾輩は名無しである:03/08/17 16:48
ノーベル賞の受賞理由は?
840吾輩は名無しである:03/08/17 18:04
春樹の小説=適当な下書き
あとは親切な文学オタが祭り上げてくれる
841747:03/08/17 18:28
まさかマルクスが出てくるとは思いませんでした。
自分は淳ちゃんの1%も小説を理解できてなさそうです。

隠喩についてですがこれまたさっぱりです。
例えば自分勝手な人に向かって
「お前アメリカみたいなやつだな」で陽
「このアメリカ!」で陰なの?
ほんと馬鹿ですみません…
ここのみんなで国語のテストやったらすごい点差になりそうです。
842吾輩は名無しである:03/08/17 18:37
理解と解釈があるから
843吾輩は名無しである:03/08/17 21:02
村上春樹ってノーベル賞なんて別にいらないって思ってると思う。
もらったらまた鬱陶しい副賞(嫉妬)がつくし。
そういえばあのひと嫉妬の感情があまりないんだって。
ただいい作品書けて後世に残ればいいと思ってるだけじゃない?
他の多くの無名作家がそう思っているように。
「神の子供」はなかなかよかったと思う。
844吾輩は名無しである:03/08/17 21:05
質問!初版本が手に入りやすい古本屋をだれか教えてくれませんか?
初期のやつを探しています。
845吾輩は名無しである:03/08/17 22:48
843みたいな自意識過剰なキモイ信者がいるからさらに嫌われる
846吾輩は名無しである:03/08/17 23:08
そういう、自分は嫉妬と無縁とか公言する精神が最高にキモイ
村上=内心は金儲けしたいだけの商業駄文書き
847吾輩は名無しである:03/08/17 23:47
新作出るとメディアに出まくって営業活動だもんな。
848淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/18 00:58
お、>>747帰省しとったんかー。おかえり。
初期のレスみてて書き込みだれてたんだけど、若干反響もあるようなので続きを。
今日は時間もあるので最後までやっつけてしまいたい。黒エビをトポトポ。

その前に暗喩について、主題を埋め込む事についてのレスが多いみたいなので、少し触れておきます。
前レス>>785とかが分かりやすく説明されてるんだけど、メタファーは日本語訳すると、(暗喩、隠喩)です。
暗喩と比喩との違いとしては、文章的には、白い肌を例えるときに
「雪のような肌」 と言うのが普通の比喩。
「雪の肌」    と言うのが暗喩、隠喩。 という事です。
ただ、文章的な暗喩と文壇で使われるメタファー。には若干温度差があるので、それについて触れておきます。

前述のとおりメタファーとは日本語で隠喩という意味でござる。
ただ最初に小説技法のメタファーを理解するにあたっては「象徴」という意味で考えると良いかと思います。
パン屋を襲うと言う事=資本主義への抵抗、共産主義活動の メタファー・・・(象徴) という風に。
849淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/18 01:05
ちょっと余談になりますが、今回芥川賞、吉村萬壱の「ハリガネムシ」が受賞しましたなー。
元2ちゃんねらーも割と良いところいってたみたいなんだけど。残念。
この受賞作「ハリガネムシ」も文章構成と共にメタファーを高く評価された小説でした。
これは、主人公の高校教師が風俗嬢との生活の中で、徐々に暴力性を露にしていく話なんですが、
題名にもなっているハリガネムシについての記述が、二段落の始め数行にしか出てこない。
その後、物語も終盤、風俗嬢に復讐されるシーンでようやく暗示的な意味でハリガネムシが再登場します。その文章を抜粋。
(このまま殺されてしまおうと思い、目を瞑った。〜なにより私は自分の欲望に飽きていた。体の中のハリガネムシが暴れるたびに死にたくなる。こんな生は要らなかった)
主人公が自分の欲望に絶望するシーンですが、ここで言うハリガネムシは何だろうと考えれば、一文前に(なにより私は自分の欲望に飽きていた)とありますからああ、私の欲望のことなんだなと分かると思います。
それまでは、「この作者は少ししか記述しないハリガネムシをなんでわざわざ題名に据えたのだろう?」と思いながら頁をめくるわけです。
そしてこの文章を読んで始めて、「ああ。ハリガネムシとは暴力衝動の(象徴)であったのか。」とわかる。題名を「暴力衝動」でなく「ハリガネムシ」と置くことで読者に物語を読み解くヒントを与えているんですね。
ここでハリガネムシのメタファーが分かることによって、読者は「あの時でて来た字についての記述もハリガネムシに似せた記述なのだろうか?」
「裸で叩きあう記述についてはどうか」と考察を深めて主題を発見することが出来るようになります。

850吾輩は名無しである:03/08/18 01:08
>>849
マジで訊くが、おまえはばかか?

あるいは真性の中坊か? 
851淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/18 01:12
んー。
まあ、お前は読まんで良いわ。
849の為に書いてる訳じゃないのに、やる気が萎える。
852吾輩は名無しである:03/08/18 01:28
ワーグナー聴き終わったあとにパンを貰って帰るんじゃなくて
パン屋さんを連れて帰ったら、それは何になるんですか?
853747:03/08/18 01:34
がんばれ849に負けるな淳ちゃん。
ところで淳ちゃんって何をやってる人なの?
854吾輩は名無しである:03/08/18 01:40
>>851
やる気があって書いたの? <849
ホントに? ・・・・信じられない・・・厨房決定!
855吾輩は名無しである:03/08/18 02:07
>>854 
てゆうかさ、
小学生レベルの読解力があれば「ハリガネムシ」という題名から
危険である『何か』や刺々しさを含む【何か】であるというイメージ
くらい普通、働くでしょ?
まさか、「ファーブル昆虫記」だとでも思うの?小説なのに。
そんな単純な話に、あんな大胆なスペースを使って凡庸な解説を
延々としてしまう淳一は・・・ノーコメント。ご想像にお任せします。
856おさむ ◆UtjVc/v2e. :03/08/18 02:28
淳ちゃんはイクシオンと同じくらい煽りに弱い。

けっこうな家柄なのだろう。
857淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/18 02:48
>>747おーらい。747いるみたいなんで続き書いとく。
なんかバーに書いた気もする。

まあ、そんなで余談の続き。メタファーについて。

同じく今回の候補作品、中村文則氏の『遮光』
前回と類似した構成が落選の一番の理由だったようですが、選者の一人石原慎太郎は加えてこう記述しています。抜粋。
(今回の指は、〜その指の持ち主だった女と彼との関わりが全く書けていないので強いメタファたり得てない。)
不勉強なもので本作おれは未読なのですが、主人公が愛した女の『指』のメタファーが核となる小説だったんだろうなとは。
このメタファーの出来が、石原選考においては、得点を下げる一因だったようです。

続けて過去芥川賞受賞作でのメタファーの使われ方を見てみます。
吉田修一
これは受賞作の『パークライフ』よりも単行本で同時収録されている『flowers』の方が分かりやすいので、こちらを題材に
題名にもなっている『花』がアルバイトの先輩元旦の自由さに対するメタファとなっています。
翻って『墓石』がそれを押しつぶす存在としての、主人公を含めた一般市民の意識。のメタファー
本作は『パーク・ライフ』と比すると文章がいかにも稚拙ですが、他にも多くのメタファを多重的に絡ませている作品なので技法としてのメタファに興味あれば一読をお勧めします。

遡って長島有『猛スピードで母は』
黄色いワーゲンを『幸福』の象徴として据えます。
これによって、「幸福に縋り付くのではなく、逆に引きつれてやるぞ。」という母の意識と
それに着いていく主人公の未来の幸福を、絶妙な読後感と共に表現する事に成功しています。

更に大きく遡ってノーベル作家、大江の芥川賞受賞作『飼育』
これは稀に見る豊かな文章の傑作ですが、父親の鉈が幻想世界への決別を意味します。
858おさむ ◆UtjVc/v2e. :03/08/18 02:57
メタアファーはそんなに生やさしいモノでない。
ホンモノノメタファァーはユダヤの神秘主義やカバラで使われてる奴。
859吾輩は名無しである:03/08/18 03:10
村上春樹作品が好きと言う奴は村上春樹を読む自分に惚れている奴が多い。
全員がそうとは言ってないよ。でもこれは確かだと思う。
860淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/18 03:58
書いた気がするのは、何してる人なのか、ね。
んで、>>758とかはわかって言ってるだけだと思うんで、まあ放置しちゃうで。

まあそんな感じで現代文壇においては訴えたい事を何かに託して物語中に埋める事が多くなっているよ、と。
なんでそういう事をするかって言うと、例えば『パン屋再襲撃に』で、最初から(60年代における学生を中心としたマルクス活動の推移は……うんぬんかんぬん。)
と書かれていたとすると、小説読みたい人達は「なんじゃそりゃ。知ったことか」となる。
オレだってそれなら学術本読めば良い事なんで、3行で頁とじます。
それを、表の筋にのせて鼻につかない様に隠しながら訴えるから、読まれてなんぼの文学として成立し得る訳です。

深読みしすぎてしまうんじゃないか、というレスがありましたが、これは本が好きで読解に対する意識をもって数を読んでれば、自然と何が言いたいかわかる様になります。
そういう作品は作中、物語と関係ない思わせぶりな記述をするなどして予めキーワードが与えられているはずなので、それを辿っていけば、まあ大体大丈夫かと。
861淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/18 04:23
もちろん文学と呼ばれるもの全てにメタファーが使われているわけではなくって、最近の受賞者でも大道珠貴なんかは人間関係を描く事を重視して大多数の人に伝わりにくいメタファは、あまりつかいません。
更には大衆に広く発信された小説である以上、読者は主題の読解に縛られて読まなくてはいけない。というものでも無いだろうと、オレは思います。
読者は、自分の楽しめる読み方で読めば良い。ものだと思う。

なので、>>793>>847のレスの中で表層の物語を楽しんでいた、という方はそれもひとつの読み方であって。けして間違いではない。と思う。
同じく春樹の文章が生理的に駄目だ、という方がいたとすればそれは作者である春樹の力不足であり、それもまた正しい判断だと感じる。
そういう方は春樹読まずに他の作家に移るのも正解だろうと。
顔がキモイから嫌いだとかいうのは、読み方以前に何かが低くてどうかとは思うけども。
>>736が言ってる棲み分けの話もそういう事を言わんとしてるんかな?

まあ、それを踏まえて、>>700>>705でも前述したとおり、表層を楽しみにする読者が割合としてこれだけいる中、
多くの読者を得る物語を構築し、一部の文学識者に向けた主題の塗りこみをも両立できる点で、現代に生きる現役の文学者の中では、春樹は一つ頭抜けてる作家なんだろうなと。
フリークじゃないけど、一読書人として、単純にそうおもう。

重ねて言うようだけど、表層を楽しみたい読者、主題を読み解く事を重視する読者、どちらが偉いという訳じゃないんで。その辺勘違いしないでほしい。
オレも文学すきだけど、エンタメだって、読む。ありゃ、おもろい。

オレはとりあえず、この板で乞われたから、そういう人達が面白く読めるように読解について説明してはいるけども、読解とか考えて読むの面倒だという人はスルーしちゃって。合ってる読み方で楽しめば良いと思うわ。
まあ、文学にはこういう読み方もあるよ、って事で。

なんやかや打ってたら、もう朝じゃ〜ん。本題入れんかったな〜。
まあ再襲撃の最後の所とまとめは、また時間ある時に書く、かも。
匿名掲示板ごときで熱くなってしまった自分に、反省。
どうにも青いのう。

一息ついて、まったりコーヒーでも、飲も。
862淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/18 04:36
よう見たら2個前の>>758じゃなくて>>858だべな。
まあええわ。
863吾輩は名無しである:03/08/18 04:49
村上春樹はすごいと思うが
村上春樹の小説が好きと言ってる奴はろくなのがいない。
これが俺の持論。
陳腐で低俗なテレビドラマが今ウケているのを見ると
村上春樹は先見の明があったとしか思えない。
864羊男:03/08/18 04:54
あのひとにはね、もうおいらの姿は見えないんだ。
865吾輩は名無しである:03/08/18 05:51
村上本人もキモイがファンは最高潮にキモイ
まじで逝ってよし
866吾輩は名無しである:03/08/18 09:42
>>863
村上春樹の小説と陳腐で低俗なテレビドラマを一緒にするなよ。
東京ラブストーリーやロングバケーションには何のメタファーも存在しない。
867吾輩は名無しである:03/08/18 12:04
>>淳一
文学史の基礎的な知識が欠如してるようだね。
なぜ「ワーグナー」なのか?
ここに文学や芸術が抱える逃れられない問題が集約されてて、
「カフカ」も同じ問題意識に端を発してる。

ワーグナーは人間の主体性や芸術を解体し、記号化してしまう
資本主義の力から逃れるために第三帝国をデザインしたわけだけど、
つまり、ナチズムやファシズムの根幹は、人間や芸術を記号化から開放
することにあったんだよ。

それから、国民国家による民族の統合の嵐が吹き荒れる中で、パレスチナの
地に固執するシオニズムに違和感を覚えて、何物にも同一化しない、永遠に
変化し続けるユダヤの道をカフカは選んで、それは芸術のアイデンティティの
問題でもあったわけ。
868吾輩は名無しである:03/08/18 12:37
ワーグナーは文学史じゃねえだろ
869867:03/08/18 12:53
>>続き
周知の通りナチズムは崩壊してわけで、「ワーグナー」を聴く行為は、自らの敗北を
認めること以上に、芸術の敗北を認めることなんだよ。
これに限らず、芸術の自立性を回復しようという試みはことごとく失敗に終わって、
残された方途は「引きこもり」しかないっていうのが春樹のテーマでしょ。
その芸術や文学の在り方に自己を重ね合わせて。

文学界の連載で、斉藤環は春樹の「引きこもり」を肯定してたけど、
一頃のJ文学みたいに世俗に接近しすぎてサブカル化するよりも、
表層において大衆を取り込みつつ、「引きこもり」を固持し続ける
春樹の方法がベターな方策だろうね。
870吾輩は名無しである:03/08/18 13:06
>多くの読者を得る物語を構築し、一部の文学識者に向けた主題

春樹オタは全員自分は後者だと思ってるわな(w
んでそういう自称識者が何十万人もいるからパンピも楽しめる物語を春樹は書いてると錯覚する
少なくとも春樹の「物語」に魅せられているのは極少数 ていうかそんな奴いません
871吾輩は名無しである:03/08/18 13:13
「ワーグナー」を聴く行為は、自らの敗北を
認めること以上に、芸術の敗北を認めることなんだよ。

こんなこと考えてワーグナー聞いてる奴は全世界で何人いますか
872吾輩は名無しである:03/08/18 15:34
嬉々として間抜けな解釈を延々と続ける春樹オタ
873吾輩は名無しである:03/08/18 15:50
見知らぬ女にバーで小銭を貸して礼を言われたときに

「構いませんよ、おかげでずいぶん体が軽くなった」

と言えるのが真の春樹オタ
874吾輩は名無しである:03/08/18 16:30
ソープでやるだけやってサービス料を値切るのが真の春樹ヲタ
875淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/18 17:16
>>867
…それそのままどこかで読みましたぞ…。
まあ、良いとして、まともな反論らしい反論うれしくはある。
ようするに、ワーグナーにした理由もかけってことかないな?

オレは斎藤の解はちょっとよじれてると思う。
ワーグナーについて、ひきこもりのメタファとするには作中キーワードが与えられおらず、
メッセージを伝達する媒体として明らかに欠陥だろう、

まずは前述した、資本主義へのアンチテーゼとしての物語がありきで、その彩りとして使われてはいるかもっていう程度のお話だよね。
そういう細部までやっちゃうと、理解もしにくいし、第一長くなって書くのだるいので、オレはやらない。

とはいえ、春樹文学が知的引きこもりである、というのは割と良く言われる事なので、まあ間違っちゃない。
まあ、ノルウェイの森もイザナギの国取り物語が下地になってたりするのね。あれと同じ程度のあつかいではある。彩りとしての話。
876吾輩は名無しである:03/08/18 18:08
上でやってる親切な解釈を肯定したとして
ひとつの物語であの程度の事しか書けないクズ作家ということですね
877吾輩は名無しである:03/08/18 18:26
「ワタナベ君、あなた何人くらいの女の人と寝たの?」
と直子がふと思いついたように小さな声で聞いた。
「童貞です」と僕は正直に答えた。
レイコさんが練習をやめてギターをはたと膝の上に落とした。
「あなたもう三十歳でしょ?いったいどういう生活してんのよ、それ?」

直子は何も言わずにその澄んだ目でじっと僕を見ていた。

失恋板より
878吾輩は名無しである:03/08/18 18:30
淳一うざっ
879吾輩は名無しである:03/08/18 18:35
クソ暑い時は「半熟卵ができそうだ」と思うのが真の春樹オタ
880吾輩は名無しである:03/08/18 22:38
メタファーという手法は軟弱者の逃げ道。パンチ力がないから、縄跳びばっかしてる。
881吾輩は名無しである:03/08/18 22:47
村上春樹オタってろくなのいねぇよな・・・。
なんか自意識過剰な奴が多い。
882吾輩は名無しである:03/08/18 23:25
>>881
ほんとだ。そのカキコによく表れてる。
883吾輩は名無しである:03/08/19 02:47

むしろ>>882の反応によく表れてしまったのが皮肉だ。
884吾輩は名無しである:03/08/19 04:48
すごいキモイ
あんな糞みたいな小説にメタファーなんかあるわけないじゃん
ロンバケと一緒
糞みたいなトレンディードラマと同等かそれ以下!
885吾輩は名無しである:03/08/19 12:02
884の話にのっかって話すと「あんな糞みたいな小説」と「ロンバケ、糞みたいなトレンディードラマと同等かそれ以下」
の両方観てるって事だよね。
なんだ全然興味あるんじゃン。
886吾輩は名無しである:03/08/19 14:12
春樹オタは興味を持つのと優れているということが同義らしい
887我輩は名無しである:03/08/19 15:46
今日の読売新聞の芸能欄、英国バンド「レディオヘッド」のリーダー トム・ヨーク
のインタビューより。
「曲作りをしている時期に、たまたま村上春樹の小説「ねじまき鳥クロニクル」からの
影響も大きい。ものすごく大きな邪悪なエネルギーによって、物語が動いていく。
その時僕が抱いていた強迫観念と響きあってしまったんだ。」

村上春樹は以前よりレディオヘッドのファンで「海辺のカフカ」にも出てくる。
レディオヘッドを聞きながら小説を書く春樹、春樹を読みながら曲を書くレディオ
ヘッド・・・。面白いっすね。
888吾輩は名無しである:03/08/19 16:02
春樹ヲタ=屁ヲタ=臭いでFA
889吾輩は名無しである:03/08/19 16:16
トムヨークはもうカスだよ、昔はカッコよかったけど
オタの頭の中じゃ才能がシンクロしたみたいに思えて嬉しいかもしれないけど
実際レディヘの新譜もカスでしょ?
890吾輩は名無しである:03/08/19 16:17
>>886
なんで優れてるになるの?
一言もそんなこといってないけど
891吾輩は名無しである:03/08/19 16:21
なんで興味あるってことになるの?
見たってだけで一言もそんなこといってないけど


892吾輩は名無しである:03/08/19 16:24
885が精神年齢の低いあげ足取りしただけちゃうの
893淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/19 17:39
おー。やっとるねー。
レディオヘッドのクロニクル票はオレも読んだ事あるや。
オレはヨーク割と好き。
894吾輩は名無しである:03/08/19 17:55
>>891
興味も無いのになんで見るの?
895887:03/08/19 18:25
急いで打ったら文章変になってたので直します。何度もスマソ

「テロや戦争が相次ぐ昨今の世界の状況に対する個人的な不安感が底流にあった。
さらに曲作りをしている時期に、たまたま読んでいた村上春樹の小説
「ねじまき鳥クロニクル」からの影響も大きい。
ものすごく大きな邪悪なエネルギーによって、物語が動いていく。
その時僕が抱いていた強迫観念と響きあってしまったんだ。」
896淳一  ◆gw2dosUH0U :03/08/19 18:27
おつかれ。
897吾輩は名無しである:03/08/19 21:10
いまだに873みたいなイメージなんだ。
偏見ってなくならないよなー。
たしかにそういう寒気がする表現でてくるときあるけど、それだけじゃない。
(さあ、きもいとか市ねとか言ってくれ)

かえって外国の人のほうがよく理解できるかも。
たしかにレディオヘッドの世界観と通じるとこあるねえ。
898吾輩は名無しである:03/08/19 21:12
ついでに、根本敬とか鳥肌実とかの世界観とも通じるとこある。
899吾輩は名無しである:03/08/19 21:38
873みたいなの好きなんだけど
900吾輩は名無しである:03/08/19 22:26
それだけじゃないのは具体的にどういうとこですか
日本人が日本人の小説を「かえって外国の人のほうがよく理解できるかも。」ってどうなんかな
901吾輩は名無しである:03/08/19 22:46
ていうか873って風邪の歌を聴けで実際にあるよな(w
902吾輩は名無しである:03/08/19 22:55
>>900
春樹をアメリカの「植民地文学」と呼んだのは秀美ちゃんだったか。
日本人が石黒かずお君の小説に結構共感できるようなものでは
ないだろうか。

でも僕は春樹嫌い
903吾輩は名無しである:03/08/19 23:07
村上春樹、村上龍とこの二人を意味も無く敬遠してたんだけど、
村上春樹を最初に読むにはどの作品がお勧め?
ちなみに他に好きな作家は安部公房とかミラン・クンデラとか
904吾輩は名無しである:03/08/19 23:28
>>903
お前は、読まなくていい
読むのなら、人にあれこれ聴く前に適当に数作品読め
905吾輩は名無しである:03/08/20 00:16
>>903
ろくな作品無い。読むに値しないことを保証するよ。
906吾輩は名無しである:03/08/20 00:45
>>903
「風の歌を聴け」からクロニクルに読んでいっても良いし、
いきなり「世界の終り」を読んでもいいと思うよ。
何だかんだいって「世界の終り」は春樹の最高傑作なんじゃないかな。
907_:03/08/20 00:50
908747:03/08/20 00:55
淳ちゃん続き待ってるよん
909吾輩は名無しである:03/08/20 01:06
>>903
本気で文学追求したいなら、春樹じゃ肩透かし食らうこと必至。特に
「風の歌〜」は最悪。活字すかすかだし、語彙は乏しいし、せりふは臭くて
寒い。読むべき作家は世界中にいろんなタイプがたくさんいる。公房や
クンデラからじゃもの足りんと思うよ。まだ龍の方が歯ごたえはあるかな。
910吾輩は名無しである:03/08/20 03:05
radioheadと村上春樹の共通点といえば過剰な反応があると思うな。
909とか
911吾輩は名無しである:03/08/20 04:39
プロフィールとか自己紹介とかで「春樹が好き」って言うやつは
その時点で例外なく馬鹿だと見なすようにしている
そしてそれは必ず当たる
912吾輩は名無しである
>ペンギントーク (千葉県) [?]-(2001)
>お気に入りの小説、コミックについて!イラストCGもあります。その他日記、徒然話などなど!来てね!
>(小説, コミック, イラスト, あずまんが, ゲノム, 村上春樹, 新井素子, 京極夏彦, マンガ)

藁。