480 :
病弱名無しさん:2005/12/07(水) 00:58:18 ID:6FZ2ok/x
まともな精神科医なら、痛み止めに抗うつ剤はだしません。
482 :
病弱名無しさん:2005/12/13(火) 11:04:59 ID:Ml7pCaHM
>>462 星状ブロックを毎日(左右交互)、数週間続けて受けていたことがあった。
さすがに片方注射部位が痛くなってきたけど・・・
Drにはまだこのペースでブロックを受けてもいいと言われたが、一端休むことにした。
>>482 >Drにはまだこのペースでブロックを受けてもいいと言われたが
失礼な話かもしれないが、例え危険な状態であっても、中止するという事は、
今までの処置に問題があった事を露呈するようなものだから、それを証明しないためにも続行を選択するかもしれない?
自分の非を認める人間は珍しいと思われ
自分は自分で守らなきゃ。早く良くなるといいですね。。。
入院まで勧められて集中的に星状ブロックを〜って言われた人いますか?
どういった処置なのか説明やリスクの提示も先生から口頭でないまま、
星状ブロックについて書いてある一枚の紙切れ渡された私は、どうしても首を立てに振れませんでした・・・
484 :
病弱名無しさん:2005/12/15(木) 19:19:09 ID:BW2OjaTO
星状神経節ブロックにしろ、局所神経ブロックにしろ、神経ブロックって体に害はないのでしょうか?
打ち過ぎると神経をダメにしてしまうと聞きましたが…
やっぱ麻酔な訳ですし心配です…(オロオロ
>>433 誰ですか?日本一の腕って?
もしかして山手線内にある某開業医のご高名なあの先生ですか?
ビールにしろ、焼酎にしろ、お酒って体に害はないのでしょうか?
飲み過ぎると肝臓をダメにしてしまうと聞きましたが…
やっぱアルコールな訳ですし心配です…(オロオロ
>>486 経口で体に取り込むのと、注射で血管から取り込むのとでは、
危険の度合いが、全然違うでしょ。
市販の風薬1回分でも直接注射したら、致死量になっちゃうんじゃないの。
薬って、もともとが毒の場合が多いでしょ。
そのあたり、医者まかせってのが怖いと思うんだが?
(任せるしかないわけだが...)
局所ブロックをいつもより多く受けたら具合悪くなってしまった・・・
立てない・吐き気・めまい・・・痛いのより辛かったよ・・・
これってキシロカインアレルギー?
同じようになった人っていらっしゃいますか?
489 :
病弱名無しさん:2005/12/25(日) 10:52:44 ID:UBkof5hL
年末なのか病院こんでた・・・
医者が言うところの「心因性」ってどういう意味でしょ?
痛みを感受しすぎて、中の神経がやられてるから、何もなくても痛みを感じる状態になっているって事でしょうか?
492 :
病弱名無しさん:2005/12/28(水) 22:53:14 ID:qEBnAGgM
>>491 精神的な原因によるものということ。
もっといえば精神病という意味にまで行くときもあり、シチュエーションによって。
医者は自分が原因(この場合、痛みが生じる原因、例えば、腰などだったらヘルニアなどの病変)が
が分からなかったらこういうことをよく言う。
本当に精神的なもので痛みが起きる人もいないことはないが、大抵は医者の誤診。
それに、精神的なものであっても患者が痛いと思えば痛いのであるはず。
痛いはずがないのに痛がっているというときに使う用語です。
>>492 >本当に精神的なもので痛みが起きる人もいないことはないが、大抵は医者の誤診。
一通りの検査をして異常が見つからなかったり、面倒くさそうな患者の場合
「心因性」と言って一言で片付けてしまう事も有り得るという事でしょうか?
>それに、精神的なものであっても患者が痛いと思えば痛いのであるはず。
>痛いはずがないのに痛がっているというときに使う用語です。
やはり痛いものは痛いのですから、それにあわせて治療をするのが医者ではないでしょうか?
痛いはずもないのに痛がるという事はあるのでしょうか?
質問ばかりですみません。
494 :
しよう:2005/12/30(金) 14:50:58 ID:VxNZusy5
心因性なんてありません。
心因性ってさ、イタイイタイって藁をもすがる気持ちで来てる患者にとって
一番言われたくない言葉だよね
496 :
病弱名無しさん:2005/12/31(土) 23:59:04 ID:sACF+wHb
>493
> 一通りの検査をして異常が見つからなかったり、面倒くさそうな患者の場合
「心因性」と言って一言で片付けてしまう事も有り得るという事でしょうか?
そういうことです。
> 痛いはずもないのに痛がるという事はあるのでしょうか?
あります。
ただ、これは医者が痛いと判断する原因が見つからないとき、ということです。
はじめに書いたように、患者が痛いといえば痛いのです。
でも、これが理解できない医者がほとんどです。
例えば、大きな怪我など強烈な痛みの後で、アロディニアといって、本来ならさわったという感覚になるところ、
さわったという感覚が痛みとして感じられる現象がありますが、大抵の医者は傷は治っているから痛むはずないと言います。
ある医者の言葉です。
痛みについて知れば知るほど、何もしらなかったということに気が付かされるという意味ものだったと思います。
痛みは個人の感覚ですからその人個人にしかどのくらい痛いのか分かりません。
また、同じような程度の傷でも、その人の経験や感受性などによって痛み方は変わってきます。
> やはり痛いものは痛いのですから、それにあわせて治療をするのが医者ではないでしょうか?
本来はそうなんですがね。
最近アメリカでは痛みの有無をバイタル(血圧や呼吸など基本的なデータ)に入れるべきと言い始めているらしいです。
日本の状況を考えると、私達が生きている間に変わるのは無理でしょうね。
495さん そのとおりだよね。
いたいものはいたい、仮に心因性であってもいたいことには変わりないこのことが分かって欲しいと思います。
>>495 >心因性ってさ、イタイイタイって藁をもすがる気持ちで来てる患者にとって
>一番言われたくない言葉だよね
患者にとって一番言われたくない言葉だって分かってるからこそ敢て言うのかな?
心因性=心に問題がある、痛くないのに痛いって言ってる・・・
そんな風に医者から言われたら、もう痛いって言えないじゃん?
外傷のように目に見える訳でもないし、
患者が「痛い」って言わなくなれば結果オーライ『完治』って言える。
MRIで拾えなくても細胞レベルで障害が起こってるかもしれないのにね。。。
498 :
しよう:2006/01/01(日) 22:29:59 ID:znpYwlZZ
まったくそのとおりです。でも痛いからと家にいたら、ひきこもりや欝と同じですよ。
貴方達にも原因があるのでは?
>>498 >でも痛いからと家にいたら、ひきこもりや欝と同じですよ。
じゃあどうしろと?
病院に行けというんですか?
行ってますってば、必死こいて
>貴方達にも原因があるのでは?
どんな原因ですか?
お教え下さいませ
痛いものは痛い
器質的に問題ない場合、患者のイタイって訴えが治療の対象だから
患者さん黙らせちゃえば完治って言ってしまうのか・・・
ペインクリニックの認知度は低いから、一般人は知らない人も多い。
だからペイン科をショッパナから受診する人っていなくて、他科からの紹介って形だと思うのね。
他の科から説明されて「そんな科があるんですか」って感じで入ってくるのが一般的だと思うの。
それでもまだ半信半疑だと思う。
ペイン科の先生って「ペイン科の医師になる!」って熱意とか目標持って進んできた人って少ないと思うのね。
内科とか外科とかメジャー科なら、それになりたくって医師めざして来たって人おおいけど、
ペインはそういった確立って低いと思うの。この認知度を見れば明白。
医学部はいって各科回ってその中で知るってパターンが多いと思うのね。
私が出会ってきたペイン科の医師は「助けたいって熱意」を感じた人は他科に比べて少なかった。
それもそのはず。ずっと「こんな内科医になりたい」って自分の将来像を思い浮かべながら勉強してきた人と
そういったイメージを持たずに来た人とでは医療行為をする中で違いが出てくるのは当然。
熱意を持った優秀な人は他科に流れる。メジャー科であればある程、進む人は多い。
それに比べてペインは絶対数が少ない。そして人口比率が低いから競争も激しくない。
他科であれば淘汰されるような人物でも生き残る事ができる。
もともと目立たない科だから需要も少なく(需要はあるだろうが一般人は知らないので来ようがなく)、
注目も浴びないからやっている事が表にでない。逆から言ってしまえば何かあっても公に出にくい。
そして売り手市場であるから、横柄な対応であっても患者は来てしまうのだろう。
病気を治すのも仕事だけど、病気で心細くなった支えにもなってあげるのも仕事。
医は仁術。病気を治せても心の負担になるようなら、治療としては失敗。
最終的に出るのはその人の人格・心の優しさだと思うの。
医師にとっては沢山の中の一患者でも、患者さんにとっては医師は一人なんだから。
一日も早く良くなるといいですね。。。良い医師が見つかるといいですね。。。
502 :
病弱名無しさん:2006/01/03(火) 12:39:39 ID:UkRtYQbo
>>501 つまり他科では淘汰される能力低めの医師達が最後に流れ着くところがペイン科だと??
権威の塩○先生は著書を読んだだけだけど「熱意」を感じたけどなあ。
淘汰された人たちが、わざわざペインなんかには来ないよ。
痛がってる人たちに何とか力になりたいって思ってなきゃやってられない。
楽で、能力もいらない診療科なんてほかにいくらでもあるんだから・・・
治療も受けられないまま痛い期間が長かった場合
治療にすら反応しなくなってしまうって事はあるんでしょうか?
他の疾患の場合、未治療期間が長いと薬剤にすら反応しなる場合があるそうですが・・・
505 :
しよう:2006/01/04(水) 03:02:53 ID:IiD6eZZO
506 :
病弱名無しさん:2006/01/04(水) 11:39:52 ID:j+ZW9oQA
>>504 治療に反応しないというより、脳の中で痛みが固定化され、
痛みの質が変化することがあります。
つまり、新たな種類の痛みが生じるとでも言ったほうがいいのでしょうか。
(この種類の痛みは痛い部分があるわけでなく、脳に痛みを感じる回路ができてしまった結果
単に脳が痛いと感じているもので治療は難しいです)
また、精神的にもダメージを受けて、トラウマのようになり、痛みに対して、
過敏になったり、おびえや不安など、過剰な反応をしてしまうこともあります。
>>506 >脳の中で痛みが固定化され、痛みの質が変化することがあります。
>つまり、新たな種類の痛みが生じるとでも言ったほうがいいのでしょうか。
痛みの質の変化・新たな種類の痛みとは具体的にどういった事でしょうか?
脳の痛みを感じる回路が常に痛みにさらされる事で痛みを感じるのが恒常化したという事ですよね。
それとも(例えば幻覚だったり幻聴と同じように)ないものを感じる(この場合においては幻痛)という事でしょうか?
>単に脳が痛いと感じているもので治療は難しいです
具体的に治療にはどのような過程を踏むのでしょうか?
>また、精神的にもダメージを受けて、トラウマのようになり、痛みに対して、
>過敏になったり、おびえや不安など、過剰な反応をしてしまうこともあります。
凄惨な交通事故・事件で負った傷などの場合、気持ちの問題だとあしらわれてしまい、
実際には気質的に問題があるのにその治療が始まらない事も往々にしてあるそうです。
どういった科からどのような形で治療に入っていくのがしかるべき適切な治療が受けられるのでしょうか?
(無保険という意味ではなくて)病院にすら行けないで一人で悩んでいる女の子もいると思うので。。。
熟練した医師ならどういった意味か分かるかと思いますが。。。
横スレですが
>それとも(例えば幻覚だったり幻聴と同じように)ないものを感じる(この場合においては幻痛)という事でしょうか?
切断してないはずの腕が痛む。
ない腕をさすってもらうと痛みが和らぐ(本とはないんだからさすれないんだけど)
こういうの”幻肢痛”といいます。痛みの幻覚見たいのかな?
>具体的に治療にはどのような過程を踏むのでしょうか?
幻肢痛に関してはまだ確立された治療法はないのですが、
行動療法(鏡であるほうの手を映して、さも失った手が復活したように大脳に勘違いさせる)
がやられているみたいなのですが精神科および大脳生理学の分野になってしまうので、
ペインで取り入れられてる施設は多くはないと思います。
(すみません、ここら辺の知識はまだあやふやです)
最後の質問は、ちとわかりません。(まだ、熟練とは程遠いようです・・・)
気質的に何かあるのならまずは整形、脳外科にきちんと受診して、
たとえば、ヘルニアや脳の外傷をきちんと除外してもらうべきだと考えます。
それがすんでいるのならペインか神経内科、精神科を受診してみるのも手だと思います。
ペインとしてはまず何とか短時間でもいいから痛みを除去して、
痛みの悪循環を止めてやつ事からはじめめます。
実際の方法は痛みの場所によって異なるのでなんともいえません。
上のほうで”心因性”という言葉で傷ついた方・・・
こうゆう痛みのメカニズムもわかってきてますので、
”心因性”=”大脳性(こんな言葉はないけど)”とご理解いただければ幸いです。
509 :
508:2006/01/04(水) 16:58:04 ID:s0a5drJA
すみません、徹夜明けで
誤字脱字の多い文章になりました。
読みにくくて申し訳ない。
510 :
病弱名無しさん:2006/01/04(水) 18:53:10 ID:IiD6eZZO
>切断してないはずの腕が痛む。
切断して存在しない腕という事は神経が途中で切断されている訳ですから、
局所ブロックを始めとする各種ブロックが主治療法ですよね?
>ない腕をさすってもらうと痛みが和らぐ(本とはないんだからさすれないんだけど)
そうする事で改善が見られるのですから、心因性要素も見据えた治療も必要なんですよね。
>精神科および大脳生理学の分野になってしまうので、ペインで取り入れられてる施設は多くはない
そうなると一般人がそういった治療法をしている精神科などを知る由もないので、
ペインから紹介して貰う形になるのでしょうか?それとも自力で探すのでしょうか?
>それがすんでいるのならペインか神経内科、精神科を受診してみるのも手だと思います。
神経内科についてですが、ペイン同様あまりなじみがない科だと思います。
1リットルの涙で話題になった先天性疾患などが主な対象ではないかと思うのですが、
痛みを感じる=損傷しているかもしれない神経がある、またその神経の治療となると
神経内科になるのでしょうか?またペインで受けられる治療との主たる違いは何なのでしょうか?
>最後の質問は、ちとわかりません。(まだ、熟練とは程遠いようです・・・)
事故がキッカケの方であっても痛みとの戦いは想像を絶するものだと思いますが、
事故に遭われた方は比較的スムーズに病院に行ったりできると思います(間違いだったらすみません
ただ事件に巻き込まれた方の場合だと、治療での問診自体が二次被害だったり
被害に遭った事自体を言えないケースが多いのです。
したがって、最低限の治療すら満足に受ける事もできず、疾患を抱えたまま長い間、一人苦しんでいる事が多々あるのです。
受傷から長い間経ってからの申告の場合、
「本当は痛くないのに痛いと言っているのではないか」「本当に痛かったらもっと早くに言うはずだ」と
心無い医療関係者から暴言を吐かれ、通院をやめてしまう場合もあるのです。
512 :
1/2:2006/01/05(木) 15:15:02 ID:FEve8iDX
>>511 幻肢痛に関しては、そのようなご理解でいいと思ういます。
初期であればブロック等の治療が効果的のようですし、
長期に及べば心理療法も考えていかなければならないのでしょう。
昔は末梢神経障害(求心路遮断痛)のみだとかんがえられていたのですが、
治療効果の不完全性からプラス脳内での痛みの回路(記憶)が出来上がっていいるのでは?
と考えられ始めました
幻肢痛だけを取り上げましたが、
その他の慢性疼痛でも
>>506さんのおっしゃられていることになります。
条件反射の”パブロフの犬”のようなものと考えればよいかと・・・
そのだめ、ペインでも抗鬱薬のような薬をおだしします。
これを云うと”私は鬱じゃない!”とお怒りになられる方も多いのですが。
神経内科は心療内科の間違いですね。
心療内科は最近増えましたので見つける機会も増えたのではないでしょうか?
検索してみることをお勧めします。
心療内科は精神科から分科した歴史を持ちますので
内服薬等の選択、さじ加減には一日の長があります。
つまり中枢神経(脳っってことね)へのアプローチはうまいでしょう。
ペインは麻酔科からの派生ですので
注射による疼痛遮断を得意といます。
末梢神経由来の疼痛を主に守備範囲とします。
もちろん、内服薬も処方しますよ。
513 :
2/2:2006/01/05(木) 15:17:50 ID:FEve8iDX
ペインにおりますと受傷契機から時間がたってから
疼痛を訴える方が大勢いらっしゃいます。
(交通事故によるムチ打ちとかね・・・)
時間の経過は気になさらずに
一度ペインを受診をされてみては如何ですか?
そうすれば、そこからもう一度整形or心療内科に紹介して
気質的なもの、その他の原因となるものを除外して
再度ペイン受診という形をとることになると思います。
>>511さんの場合、受傷契機がわからないため、
紹介先の診療科はそれに応じた所になりますが・・・
(手間はかかりますが、重要な疾患を見逃さないためにも、
ご理解のほどを・・・)
私たちにとっては気質的な異常があったのに
それを放置してしまい、ただ痛みの除去だけに夢中になってしまい、
余計に悪化させることを避けたいのです。
最後の、暴言をはく医者については
同業者としてお詫び申し上げます。
言い訳に聞こえるとは思いますが
質の悪い人間はどこの世界にも存在します。
また、そういう医者の方がいいという結構患者さんもいらっしゃるのです。
(世の中にはいろんな方がいらっしゃるものです。)
そこは割り切って違う病院を探された方が良いのではないでしょうか?
長文失礼しました。
すみません
上記訂正です
気質的×
器質的○
>治療効果の不完全性からプラス脳内での痛みの回路(記憶)が出来上がっていいるのでは?
>その他の慢性疼痛でも
>>506さんのおっしゃられていることになります。
>条件反射の”パブロフの犬”のようなものと考えればよいかと・・・
例えば事故に遭った恐怖から来る心因性の痛みというのは、
車→恐怖→傷みの想起・・・という“パブロフの犬”のようなものですよね。
ただ「雨季になると痛い、季節の変わり目に痛い、寒くなると痛くなる」という
ある一定条件の物理的要因がきっかけの場合は、心因性と片付けるには乱暴すぎますよね?
事故に遭った時が雨だったから、雨になると不安になる・・・
事故に遭った日がとても寒い日だったので、寒くなると思い出す・・・
という場合、物理的要因であっても、それは心因性要素が強いかと思われます。
が、そういった背景とは全く関係なく(因果関係なく)
ある一定の物理的条件を満たす場合、器質に問題があると考えるのが普通ではないか・・・
と思うのですがいかがでしょうか?
上記に上げた物理的要因はペインでは「患者さんがよく訴えること」として
Dr側も認知しているかと思われますが
逆に上記から外れたことを言う場合、カルテにすら記載せず、
そして気に留める(臨床統計としてカウントする)訳でもなく、
心因性とあしらう=Dr個人の主観が入るのでは・・・と思います。
ちなみに私の場合、
「入浴後・ホットカーペットや電気毛布を使っている時・朝に目が覚めてそのまま布団にいる時」
などですが、これらの共通項目は「温度上昇」です。
入浴後は体感温度が一番高い時ですし、ホットカーペット・電気毛布はいわずもがな。
そして朝に目が覚める時ですが、人間は通常終身時には体温は高くなり、
覚醒時には体温は下がりますが布団は終身時の温度を保ったまま
=つまり外部から温められている状態です。
ですが、温度上昇の件について申告しても、
ペインのDrは「普通は寒くなると痛くなるもんだけどね」と、
否定的な口調でおっしゃられ、カルテに記録として残している様子もありませんでした。
診て貰うDrの解釈というか感受性いかんによっては、
解剖学的因果関係がないと判断される場合もありますよね?
こんなにも親切にして下さる
>>512>>513氏のようなDrに診て貰いたいです。。。
517 :
1/2:2006/01/07(土) 09:41:59 ID:gqRvK8AK
>ただ「雨季になると痛い、季節の変わり目に痛い、寒くなると痛くなる」という
>ある一定条件の物理的要因がきっかけの場合は、心因性と片付けるには乱暴すぎますよね?
気圧の変化による疼痛はよくあります。
失際に研究してらっしゃる先生もいます。
しかし、それがどういうメカニズムなのかはまだ解明できていません。
”交感神経と副交感神経のバランスの変化”というのが
もっとも信憑性の高い仮説かと思います。
ここで、言っておきたいのは、上でも書きましたが、
”心因性”の使いわれ方です。
”心因性”という言葉にはまだきちんとした定義が認識されていないため、
気のせいというニュアンスの場合から、
自律神経系や中枢神経が関与しているじゃないかと考えられる
場合にまで使われてしまいます。(特に会話の中でね。)
ですから”心因性”という言葉にあまりこだわらないほうがいいです。
”痛い場所そこ自体には問題がないんだな”
くらいの認識のほうがいいと考えます。
518 :
2/2:2006/01/07(土) 10:11:21 ID:gqRvK8AK
”温めるといたい”との事ですが、
正直に話しますと、こう言われるとつらいです。
現在のペインの考え方は
痛い場所の循環が悪い→疼痛誘発物質がたまる→温めたり、ブロックをする→
血管が拡張する→疼痛誘発物質が洗い流される→痛みの軽減
というのが基本的な治療方針です。
これを真逆で行かれると
”???”となってしまいます。
>>515-516さんの情報から推測するとしてみれば
(情報がまだ少ないのでただの思いつきと考えてください)
ある種の頭痛では血管が拡張することで痛みが出ることがあります。
血管が拡張し近くの神経を圧迫するから・・・というものでした。
(ただし、頭痛の研究も進んでいるので今でもこの説が正しいのかわかりません)
これに似たようなことがおきているのかもしれません。
また、
>>515-516のおっしゃている状況では”体温上昇”のほかに
”交感神経と副交感神経のバランスが切り替わる状況でもあります。
それなのでしたら、自律神経失調症に類するものではないでしょうか?
主治医がこう考えられている場合
”心因性”なんて言葉を使われてしまうことがあるかもしれません。
これは可能性が少ないのですがまだ”急性炎症”がそこにある場合。
打ち身を温めると痛いですよね。
野球の投手なんかはよく肩をアイシングします。
この場合は以前の受傷とまったく異なる何かが起きている
(新たに炎症を起こしているということです)
つらつらと思いつくまま書いて見ましたが、
たぶん参考になりませんよねwww
519 :
3/2:2006/01/07(土) 10:28:04 ID:gqRvK8AK
>>515-516さん、もう一度よく主治医と相談してみるか、
それができないなら、違う病院を受信してみてはいかがですか。
痛みは意識と密接にかかわってるせいか、
信用できる医者にかかれば、たいした事をしなくても
よくなっていくことも多いですし
信用できなければ、なかなか効果が出ないことがあります。
人と人の相性もありますしね。
痛みに関する研究はまだまだ未熟な状況です。
わからないことも多いです。
(言い訳ですが・・・)
もし、日常生活に支障をきたさないのであれば
”それはそれ、これはこれ”
と割り切ってすごされる方がよいかと思います。
私自身もこの間手術を受けまして
まだまだ体が思うように動かない状態ですが
一つ一つできることを増やして行こうと
考えるようにしている毎日です。
ぜんぜんたいした事をしてないのに
お褒めいただいて、正直、うれしいやら、恐縮するやらです。
まだまだ、熟練には程遠い修行中の身ですが、
(なんせ、50歳を過ぎなきゃ信用してもらえない業界ですから・・・)
少しでもお役に立ててたなら幸いです。
必要以上の長文失礼しました。
もうちょっと追加ね
>>515 >例えば事故に遭った恐怖から来る心因性の痛みというのは、
>車→恐怖→傷みの想起・・・という“パブロフの犬”のようなものですよね。
パブロフの犬は条件反射になりますので
車→恐怖→傷みの想起ではなく
車→傷みの想起
と間に感情などの大脳皮質の機能が入りません。
(だから反射なんだね。)
車を見たら痛くなるという特殊な回路が脳内で完成されるわけです。
だから余計、治療が難しくなるのですね。
細かい蛇足でした。
521 :
病弱名無しさん:2006/01/08(日) 02:26:24 ID:BYkfftjL
506です。
このところ急にレベルが高くなってきましたね。
本職の人も出てきて、私が書いたものでも議論が進んで光栄です。
私はバイオ関係の基礎科学者です。
別の意味の本職ですが、書いたことは自分の身体に生じている(た)ことをもとに、
なぜこのように起きているのかと理論的に構築したものです。
何でを考えていくのは趣味のようなものなので、そういったとき自分であっても観察の対象ですね。
苦しんでいる自分とは別に常に冷静な目で見ている自分がそばにいますね。(今自分はこういう状態なんだってね)
こういったとき一般には抗痙攣剤や抗うつ薬を検討するのでしょうが、少なくとも私にはともに
効かなかったし、私の周りで聞いたという人も知りません。
当時から私が考えるには大脳生理学的に脳そのものアプローチすること、つまり、現在ある方法では
電撃療法や脳深部刺激療法といった電気生理学的なアプローチが効果があるように思います。
電気的刺激で回路を強引にかえさせるというものですね。
現存する薬剤では不十分ではないかと。
実際、現在の脳科学ではこういった機器は切ってもも切れないものとなりつつあるようですね。
522 :
病弱名無しさん:2006/01/08(日) 02:27:43 ID:BYkfftjL
521の続き
ただ、私の場合、器質的に問題があるといってもおかしくない状態で、実際にそれに付随する症状も
あったのですが、それでもこれを納得しない人はしないですね。
このこともあるのかもしれないですが、モルヒネが唯一効いています。ドラックチャレンジテストからです。
はじめは自分が責任持って書類を書くといっていた医者がやっぱりめんどくさいと書いてくれず、
全く効かないとはいえないけど位のコデインで済まされています。
おそらく、それこそ、本人(私のこと)は違うといっているのに、心因的な問題と思い込んでいた節があり、
この線で何とかなると思い大きなことを言ったもの、あてがはずれ、実際の結果に引いたのだと思います。
>> 517-520さん、ペインの方のようですが、塩酸モルヒネ散に激しい疼痛に保険適用がされていることご存知でしょうか。
やっぱり、モルヒネしか効果がないと調べていても使用できないものなのでしょうかね。
都会ではそういうことはないとも聞くのですが、私としては悩ましいです。
使わないならドラッグチャレンジテストまでして、効く薬を見つけるなと言いたい。
(すんなり効いたという)天国を見せられて地獄まで突き落とされた感じがする。
効くかもしれないけどとただ思っているほうが精神的にはずっとましだ。
長くつらい痛みに耐えるには精神的なアップダウンをできるだけ小さくするようコントロールすることがお勧めです。
こうすると、痛みがしんどくて耐え切れなかったときの落ち込みが最小限にできます。
長々とつまらないこと並べてすいません。
523 :
病弱名無しさん:2006/01/08(日) 11:05:46 ID:BYkfftjL
電撃療法や脳深部刺激療法といった電気生理学的なアプローチ、、、と書いたけど、
後者は当然ピンポイントであり、問題の部位が限定されたときに限りますね。
諸外国ではもう少し色々な機器もあるようだけど、現在の日本ではこれくらいだろうけどね。
脳科学的なアプローチは不可欠だと思います。
私はがちがちの唯物論者とは考えたくないが、感情でさえ、結局は脳内の物質移動や物質代謝の結果であるから
医者が安易に心因性とか心気性という言葉を使用するのはやはりおかしいと考える。
所詮、最先端の科学といえ、過渡期的なもので、医学的(科学的)にありえないという表現を使う者には
あなたはどれだけのことを知っているのかと聞き返したくなる。
われわれが10年前20年前のことを古いというように、10年後20年後噴飯ものといわれているかもしれない。
われわれ人間が如何に進んだとしても自然界すべてのことが分かるということはないだろう。
謙虚さがない人間は信頼に値しない。
ちょっと過去を振り返ってみたら容易に分かることのはずなんだが、、、。
かなり高度な話になってきましたね。
電撃療法はあることはあるのです。(無痙攣性電撃療法;ECT)
が、もともとうつ病に対して施行されていた治療法で
もっと昔は刑罰に使われていた方法です。(グリーンマイル?)
現在でも、鬱に対してはそれなりの効果をあげているようですが、
あまりにもイメージが悪い、(特に、受けられる方の)
また、抗鬱薬の進歩で、なかなか施行される機会が減ってきた、
という、歴史があります。
そのため、ペインでやってみようと思ったら
学内の倫理委員会で否決された。
とペインの先生が話していらっしゃたのを
聞いたことがあります。
もちろんきちんとECTを施行されている施設は
精神科、ペインともにありますよ。
脳深部刺激療法は存じませんが、
推測してみるとたとえピンポイントで刺激を与えたとして
それがどのような影響を与えるのか計り知れないのではないでしょうか?
脳の構造が複雑すぎる。(有機的に高度に連携しあっている)
現段階の医学では難しいかな?
また、できるようになった場合、
社会的倫理とどう折り合いをつけていくのか?
も問題になりそうですね。(アルジャーノン?
モルヒネの件については、お気持ちお察しします。
”使う気がないのなら最初からチャレンジするなよ!”
ってなりますよね。
同業者のかばいあいをするならばwww
理由は、”麻薬”であることが考えられます。
当然、麻薬取締法に準拠して取り扱うのですが、
通常、もう一レベル厳しい院内規制というもので自主規制している場合がほとんどです。
それを超えるとなると、院内会議での承認を取り付けるのはもちろん、
市中の第三者を交えた有識者会議なんてのも考えられます。
たとえそれが保険適応であっても。
ですから、慢性疼痛に対するモルヒネの処方は限られた施設のみなのでしょう。
主治医はその社会的壁を越えられなかったのかもしれませんね。
科学者の方がいらっしゃるようなので
私見を書かせてもらいます。
医学は科学だと思ってます。
でも医療は科学かというと・・・?です。
医療は、医学とは違ってさまざまな要因がかかわってきます。
上にあるような社会的要因
患者さん個人の要因(社会的入院とか)
院内だけの小さな社会での要因
その地域に根ざした要因(地方と都会の格差とか)
日本という国での要因(脳死移植とか)
グローバルでの要因とか(クローン人間とか)
また昨今では医療費の抑制などで
経済的要因もますます大きくなってきます。
費用対効果の低いものへの対応とか。
(小児科や産科が厳しいです)
大きな意味合いでの科学ではあるんでしょうけど
実際には変数が多すぎると思います。
もちろん、科学的な面を必ず持ち合わせてなければいけないとは思ってますよ。
それがなければ、民間療法となんら変わらなくなりますからね。
心因性 等の言葉についてですが、
いわれる方たちにとっては不愉快な言葉であることは認識しております。
その上でちょっと言葉遊びをしてみます(無神経と思われた方、申し訳ありません。)
感情(心)が最終的には脳内の神経伝達による結果であるのなら
同じく脳内の物質移動や物質代謝の結果である”痛み”も
(心)という言葉を使うことができるのではないでしょうか。
つまり痛みの原因が抹消でなく脳内の化学変化によるものなら
”心因性”という文字もあながち間違いじゃないと思うのです。
結局はいい言葉が思いつかなかっただけなんです、すみません。
>医学的(科学的)にありえないという表現を使う者には
>あなたはどれだけのことを知っているのかと聞き返したくなる
時代の流れの速さも、自分の知識不足も認識した上で書きます。
やはりこの言葉は使ってしまいます。
というのも、今の診断学はほとんどが除外診断がメインです。
(糖尿病など、明確な診断基準を持つものもありますが、それは少数です)
いろんな可能性を思い浮かべ、それを否定していくことからはじめます。
そこが、あやふやだと何一つ決めることができないのです。
ですから(現在の)医学ではありえない、という言葉は重要です。
もちろん、この言葉の限界も痛いほどわかっているつもりです。
ペインとは関係のない話長々とすみません。
もうしません・・・orz