これを読んで貴きもの・友情・夢について述べよ

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1ベルセルク六巻より「貴きもの」
シャルロット「少し疲れました…フゥ」
グリフィス「どうぞお掛け下さい」
グリフィス「……」
シャルロット「ありがとう…」
ガッツ「…………」
キャスカ「待て」
キャスカ「そのカッコで行くつもりか?」
キャスカ「グリフィスに恥をかかせるな」
キャスカ「「用があるなら二人の話が終わるまで待て」
ガッツ「……」
キャスカ「借りるぞ」
ガッツ「……お」
ガッツ「おい…」
ガッツ「…………」
グリフィス「よろしいのですか?主催者が勝手に抜け出したりして」
シャルロット「構いませんわ!皆さん私がいなくてもお楽しみです」
シャルロット「…私」
シャルロット「夜会って好きになれません」
シャルロット「ただ騒々しいだけで……」
シャルロット「それにほんとうは……今夜の夜会は戦続きでお疲れぎみのお城の皆さんに少しでも気を紛らわさせていただこうという
       お父様の取り計らいなんです」
シャルロット「……こんな夜会を開くぐらいなら」
シャルロット「戦そのものをやめてしまわればよろしいのに…」
グリフィス「……どうして男は血を流す事ばかりを好むのか…」
グリフィス「狩り場で姫はそうおっしゃっていましたね」
シャルロット「?ええ」
グリフィス「確かに男はそんな野蛮な一面があるかも知れません」
グリフィス「でもそれは貴いものを勝ち取り守るための道具…諸刃の剣なのでしょうね」
シャルロット「貴いもの……?家族とか…恋人…?」
グリフィス「そういう人もいますね」
グリフィス「…でも男ならその二つを手にする前に……」
グリフィス「もう一つ貴いものに…恐らく出会っているはずです」
シャルロット「もうひとつの…貴いもの…?」
グリフィス「誰のためでもない」
グリフィス「自分が……自分自身のために成す」
グリフィス「夢です」
シャルロット「…夢」
ガッツ「………」
グリフィス「世界の覇権を夢見るもの」
グリフィス「ただ一本の剣を鍛えるために一生を捧げるもの」
グリフィス「一人で一生をかけて探求していく夢もあれば」
グリフィス「嵐のように他の何千何万の夢を喰らい潰す夢もあります」
グリフィス「身分や階級…生い立ちに係わりなく」
グリフィス「それが叶おうと叶うまいと人は夢に憧れます」
グリフィス「夢に支えられ夢に苦しみ夢に生かされ夢に殺される」
グリフィス「そして夢に見捨てられた後でもそれは心の底でくすぶり続ける……」
グリフィス「たぶん死の瞬間まで……」
グリフィス「そんな一生を男なら一度は思い描くはずです」>>2
2ベルセルク六巻より「貴きもの」:2001/06/02(土) 20:54 ID:G8mrPcEw
グリフィス「"夢"という名の神の……」
グリフィス「殉教者としての一生を……」
ガッツ「………」
キャスカ「………」
グリフィス「生まれてしまったから」
グリフィス「しかたなくただ生きる………」
グリフィス「そんな生き方オレには耐えられない」
シャルロット「…………」
グリフィス「すいませんつい喋りすぎました」
グリフィス「女性には退屈な話でしたね」
シャルロット「い…いえ!!」
シャルロット「……私」
シャルロット「男の方とこんな風にお話するの初めてです」
シャルロット「…グリフィス様って…」
シャルロット「不思議な方ですね……」
シャルロット「初めてあなたをお見掛けした時はとこかの貴族の御曹司かと思いましたわ」
シャルロット「まだお若いのにあまりに堂々としていて……」
シャルロット「平民出身なのだとお聞きした時はとても信じられませんでした」
シャルロット「何だか…」
シャルロット「このお城の…どこの貴族の方よりも貴族的で…」
シャルロット「でもあの狩り場で私に草笛の鳴らし方を教えてくださった」
シャルロット「あなたはとても……」
シャルロット「素朴で屈託がなく…」
シャルロット「まるで森や川で遊び慣れたどこかの村の子供の様でした…」
シャルロット「そして今は…」
シャルロット「哲学者の言う様なことを私に聞かせて下さいます……」
シャルロット「…………」
シャルロット「不思議な方…」
シャルロット「…………」
シャルロット「あなたの友達の方々も…」
シャルロット「そんな魅力に引かれてあなたについて来られたのでしょうね」
グリフィス「…………」
グリフィス「彼らは…」
グリフィス「優秀な部下です」
グリフィス「何度も一緒に死線を越えて来た……」
グリフィス「私の思い描く夢のためにその身をゆだめてくれる大切な仲間…」
グリフィス「でも…」
グリフィス「私にとって友とは……」
グリフィス「違います」
グリフィス「決して人の夢にすがったりしない……」
グリフィス「誰にも強いられることなく」
グリフィス「自分の生きる理由は自らが定め進んでいく者……」
グリフィス「そしてその夢を踏みにじる者があれば全身全霊をかけて立ち向かう…」
グリフィス「たとえそれがこの私自身であったとしても…」
グリフィス「私にとって友とは」>>3
3ベルセルク六巻より「貴きもの」:2001/06/02(土) 20:55 ID:G8mrPcEw
グリフィス「そんな……」
グリフィス「"対等の者"だと思っています」
キャスカ「…………」
シャルロット「……すごい自信ですね」
グリフィス「ええ…」
グリフィス「私はそうやって今あるすべてを手にしたのです。」
グリフィス「一日に一切れのパンすら口に出来ない事もありました」
グリフィス「…でも今は…」
グリフィス「一国の姫君である…あなたに…」
グリフィス「こうして口をきいていただくこともできます」
シャルロット「……………」
シャルロット「あなたの夢って…?」
侍女「姫様ァ〜!!」
シャルロット「!」
シャルロット「何事です?」
侍女「た…大変でございます……」
侍女「叔父上様が……!!ユリウス伯爵がお亡なりになりました」
シャルロット「!」
シャルロット「何ですって……!?」
侍女「暗殺です!!御屋敷に何者かが忍び込み………!」
侍女「御子息のアドニス様まで……!!」
侍女「城中大騒ぎです!!」
キャスカ「……」
キャスカ「おい…?」
キャスカ「!」
キャスカ「…………」

以上これを読んで「貴き」・「友情」・「夢」について述べよ。
421世紀の名無しさん :2001/06/02(土) 21:09 ID:???
とりあえずあげ
521世紀の名無しさん:2001/06/02(土) 21:14 ID:???
>>4
あああああ!我慢してたのに!!
空気読んで放置しろよ!!!
621世紀の名無しさん
だっておもしれえじゃん