【資源】インドネシアのシェールガス開発は道遠く…高すぎる採掘コスト[13/07/17]
ソースは
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130717/mcb1307170901018-n1.htm http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130717/mcb1307170901018-n2.htm 北米で起きたシェールガス革命により、市場には天然ガスがあふれ、相場は急落した。
だが、インドネシアのシェールガス資源がこれほど大きな影響をもたらすのは、数年
もしくは数十年先になりそうだ。
現地紙ジャカルタ・グローブによると、インドネシアではエネルギー・鉱物省が
国内のシェールガス埋蔵量を16兆3000億立方メートルと推計しているにも
かかわらず、現時点で認可されている掘削契約は1件にとどまっている。
同国のシェールガス開発の根本的な問題は、従来型の天然ガスに比べて生産コストが
高いことだ。またインドネシアではシェールガスを含む頁岩(けつがん)層が
北米よりもさらに深層にあるため、ガスを採掘するガス井1本当たりのコストは
およそ800万ドル(約7億9800万円)と、200万〜300万ドルという
北米の水準を大きく上回る。北米ではシェールガスの登場がエネルギー市場に大きな
影響を与えたが、これはシェールガスでも十分に採算が取れるほど天然ガスの相場が
上昇していたからに過ぎない。
インドネシア石油ガス上流事業実行特別部局の石油ガス副責任者は
「インドネシア政府はシェールガス開発のための実用的な資金調達計画を
策定していない。資源企業は政府にまず開発に有利な条件を提示してもらいたいと
考えている」と語った。
国営石油会社、プルタミナのシェールガス開発部門幹部は、インフラの欠如が
最大の障壁だと指摘。ガスはパイプラインを経由するか、液化した状態でしか輸
送できないが、国営ガス供給会社の所有するパイプライン網は全長およそ
5000キロと、400万キロにおよぶ米国のパイプライン網には遠く及ばない。
専門家の間では、同国のシェールガス開発が動き出すまでには数年を要するとの
見方が一般的だ。
米コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の
シンガポール部門社長ミン・テック・コン氏は、他のエネルギー資源が
枯渇してくるにつれてインドネシアの豊富なシェールガス資源に注目が集まるだろう
との考えを示した。
-以上です-
関連スレは
【資源/米国】東部で飲み水からメタン検出 シェールガス田[13/06/25]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1372129655/l50 【造船】シェールガス革命で大復活する日の丸造船業…中韓がマネできない技術力で、再び世界のステージへ [07/06]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1373078903/l50
アメリカでも採算ボロボロで投資家の金食い潰して成り立ってたのがシェールガスなのに。
非在来型は、ガスやオイルが投機の対象になって暴騰してる時期でもない限り、
コスト高くて商売ならんから。
3 :
名刺は切らしておりまして:2013/07/17(水) 11:22:05.76 ID:x0wzxXAy
シェー!
4 :
名刺は切らしておりまして:2013/07/17(水) 11:22:44.57 ID:yCxe5rq7
未来の人々のために急がなくていいよ
5 :
名刺は切らしておりまして:2013/07/17(水) 11:55:26.32 ID:xA5WHfA1
石油もうピンチなのか?
インドネシア丸紅の地熱発電は順調じゃないか
7 :
名刺は切らしておりまして:2013/07/17(水) 12:18:12.15 ID:b6apGpcZ
何も今慌ててとるひつようはない。
8 :
名刺は切らしておりまして:2013/07/17(水) 13:11:14.84 ID:RzaH7LJy
桜島や阿蘇の活火山を使えよ馬鹿。
10 :
名刺は切らしておりまして:2013/07/17(水) 13:20:54.87 ID:LxkWa/et
インドネシアのシェールガス埋蔵量16兆3000億立方メートルの価値とは
東京ガス料金 家庭用 125〜167円/m3
100万BTUは日本で17ドル(68円/m3)、アメリカで4ドル(16円/m3)「100万BTU=天然ガス25立方メートル」
アメリカの発電所の天然ガス値段だと・・・・・16兆×16円=256兆円の価値
日本の発電所の天然ガス値段だと・・・・・・16兆×68円=1088兆円の価値
日本の家庭の天然ガス値段だと・・・・・・16兆×125〜167円=2000〜2672兆円の価値
>またインドネシアではシェールガスを含む頁岩(けつがん)層が
>北米よりもさらに深層にあるため、ガスを採掘するガス井1本当たりのコストは
ムー大陸が沈んで残った陸地だからしゃーないな
>>2 また2ちゃんねるの低学歴無職が馬鹿丸出しの珍説。
アメリカで損してるのは、購買契約をしないで勝手に掘った馬鹿な投資家だけ。
採算分岐点はトンあたり3万円 今でも長期契約結べばトンあたり五万円超えてるので
十分採算が取れる。
アメリカでシェールガスが採算あってるのは、既存のインフラとして、アメリカ全土にパイプラインが
貼りめぐされているから、その輸送量を超えた所で鉄道やトラックで運んでる部分が赤字になってる。
インドネシアも、政治が安定していたら、パイプラインを全土に張り巡らせることもできるだろうがな。
今のままでは赤字のまま。
シェールガスを運べる船って
日本しか作れないんだっけ
2013/7/18付
〈ビシネスリーダー〉独シェールガス開発阻む「ビール愛」
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO57473590Y3A710C1EB1000/ 日本では猛暑で夏本番を迎え、歴史的な寒さが続いた欧州も暑さが厳しくなってきた。ビールの季節の到来だ。
そんな中、ドイツではビールを巡る騒動が起きている。
与党が新型天然ガス「シェールガス」の開発を後押しする法案を準備したところ、ビール業界が地下水汚染を
理由に反発。結局ドイツ人の「ビール愛」が勝り、法案提出は先送りになった。脱原発を進める中、
国内消費の30年分ともされる埋蔵量を容易に活用できない悩みが浮かび上がる。...
2013年 7月 19日 18:48 JST
安くなったガス、もはや再生可能エネルギーへの「つなぎ」ではないのか
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323809104578615273721566456.html http://si.wsj.net/public/resources/images/MK-CE853_THEBIZ_G_20130718180604.jpg 環境保護運動が米国のシェールエネルギー革命の極めて速いスピードに取り残されているかのように感じられる
ことが時々ある。それは、環境保護団体がかつては解決策の一部とみていた資源である天然ガスが、問題の一部
となっているからかもしれない。
シェールガスやシェール油は近代史において米経済に影響を与える最も強大な力の1つと広くみられている。
2008年以降、米国のシェールガス生産は33%増加、シェール油は46%増加しており、エネルギーコストの低減
につながった。エネルギーコンサルタント会社IHS/CERAによると、シェール産業の拡大により12年には170万の職
が支えられ、620億ドル(約6兆2000億円)の州および連邦の税収がもたらされた。
米国民はこの語らいを理解している。米調査機関ピュー・リサーチ・センターの調査で、回答者の48%がシェール
の水圧破砕法(フラッキング)の使用の拡大を好感していると回答した。一方、反対は38%だった。
それでは、これにより環境保護運動はどういうことになるのか。
環境保護団体はこれまで、ガスを自らの運動の支持者のようなものとみていた。ガスの二酸化炭素排出量は
石炭の半分ほどだ。石炭に取って代わる理想的なもので、風力や太陽エネルギーといった再生可能エネルギー
の使用が拡大するまでの「架け橋」だった。
しかし、シェールガス生産が急増するにつれ、天然ガス価格は急落した。環境保護団体は現在、ガスが引き続き
使用され、再生可能エネルギーへのシフトの勢いが失速し、自然保護運動が後退し、新たな環境問題が生じること
を懸念している。