【損保】AIG、日本市場に攻勢 差別化路線で「第4極」 [13/05/14]

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1のーみそとろとろφ ★
 損害保険事業を中心に世界130以上の国と地域で展開する米保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が、
日本市場に攻勢をかける。昨年末までに米国政府による公的支援から脱却したことを機に従来の守りの姿勢を転換する。
AIGが焦点を当てる日本の損保市場は再編が一巡し、「3メガ損保」と呼ばれる大手3グループの寡占が鮮明になっており、
規模を追うよりも差別化路線を歩むことで「第4極」としての存在感を高める。

 持ち株会社に集約
 「AIGの損保事業では、世界全体の収入保険料の約4分の1を日本が占め、本拠の米国に次いで大きい。
日本がとても重要なマーケットであるのは確かだ」。
AIGの日本事業を統括しているAIGジャパン・ホールディングスのロバート・ノディン社長兼CEO(最高経営責任者)は言葉に力を込める。

 日本での存在感を高めるための布石の一つが、来春にかけて実施する大がかりな組織再編。
日本事業を統括するAIGジャパン・ホールディングスが今年4月に保険持ち株会社に移行したことを受け、
その傘下にAIGグループの保険会社である富士火災海上保険やAIU損害保険などを移管。
来年4月には、現在は米国本社の支社扱いとなっているアメリカンホーム保険会社を日本法人に格上げし、
持ち株会社の傘下に収める方針を固めている。
 持ち株会社の下にAIGグループの保険会社を集約し、
一体的に運営することで「日本のマーケットに合った意思決定をよりスピード感をもって行えるようになる」(ノディン社長)
というのが最大の狙いだ。

 公的資金返済終え
 グループ会社の一つ、アメリカンホーム保険の橋谷有造社長兼CEOは「1社では対応できなかった大きなビジネスに、
AIGグループとして取り組むことが可能になる」と語り、グループ内での連携強化の効果に期待を示す。

 AIGが積極的な戦略に転じた背景には、2008年の金融危機による経営悪化で米政府から受けた公的資金の返済を終えたことで、
従来の「守り」から「攻め」に転じる環境が整ったことがある。
公的資金は一時1823億ドル(約18兆5600億円)に達したが、AIGは昨年末までに227億ドルの利益を上乗せして完済。
公的管理のくさびから解き放たれた。

 この間、非中核の事業や資産の売却といったリストラ策も加速。
日本では「アリコジャパン」のブランド名で営業していた生命保険会社のアメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(アリコ)を
米保険大手のメットライフに売却。AIGスター生命保険やAIGエジソン生命保険(ともに現ジブラルタ生命保険)の全株式や
東京・大手町のビルも手放した。
 この一方、将来の公的管理からの脱却を見据え、日本事業強化の準備を進めた。
10年3月に富士火災を連結子会社化し、11年8月には完全子会社化したことで、日本での損保事業の規模は倍増。
加えて、富士火災の傘下にある富士生命保険(現AIG富士生命保険)をAIGグループ内に取り込み、
日本市場で再び生保事業を拡大するための足がかりを築いた。
続きます>>2-5
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130514/bse1305140800005-n1.htm
http://www.sankeibiz.jp/images/news/130514/bse1305140800005-p1.jpg
2のーみそとろとろφ ★:2013/05/14(火) 08:57:33.86 ID:???
>>1より
 今後、グループ会社の一体化や日本市場での成長に向けた戦略をどう実現するのか。
 日本の損保業界は、MS&ADインシュアランスグループホールディングスと東京海上ホールディングス、
NKSJホールディングスのいわゆる「3メガ損保」が11年度の元受正味保険料ベースで約85%を占め、圧倒的な存在だ。

 サイバー攻撃被害の補償などに商機

 外資系のAIGグループの単純合算シェアは8%程度と規模の差は歴然としており、
真っ向勝負で3メガ損保に対抗するのは容易でない。

 ノディン社長は「規模を追い求めるのではなく、最終利益をより重視する」と語る。
3メガ損保があまり重視しない分野で市場を開拓するなどの差別化路線で利益を上げる考えだ。

 具体的には、世界各地にネットワークを張り巡らせるAIGの強みを前面に打ち出す。
日本企業の海外進出が活発化する中、現地での事故を未然に防ぐためのリスクコンサルティングを強化。

 また、AIU損保が今年1月に発売した、企業が国内外でサイバー攻撃を受けたときの損害を補償する保険の売り込みにも力を入れるなど、
独自性を追求して商機を見いだす。

 少子高齢化が進む日本市場は今後、大きな伸びが期待できない。
このため3メガ損保は、新たな成長市場として経済や保険市場の成長率が高い海外市場での事業に経営資源を注ぎつつあるが、
ノディン社長は「日本市場はまだ成長する可能性が大きい」と断言する。

 日本の損保業界で「第4極」を確実にする取り組みはこれからが正念場だ。(森田晶宏)

以上です。
3名刺は切らしておりまして:2013/05/14(火) 09:02:33.37 ID:6zht5fqU
アマリカ政府介入の農協潰しだね。
まぁ金貸し悪徳金融だから解体して潰れてよし。
4名刺は切らしておりまして:2013/05/14(火) 09:11:59.45 ID:/LT9rizx
>差別化路線
レイシストキターーーーーー!!
5名刺は切らしておりまして:2013/05/14(火) 09:34:55.28 ID:9RSh6PtS
安心を売るとか美辞麗句で飾る必要がある商売の実体は集金システム。
6名刺は切らしておりまして:2013/05/14(火) 13:29:27.13 ID:BMzVsDyR
CMの大量投下と中身のない格付けで日本人はコロリと騙せるんだから
そりゃ、日本市場はおいしすぎだろ
7名刺は切らしておりまして
【保険】アフラックの“欺瞞”にメス  金融庁が前代未聞の長期検査 (DIAMONDonline)[12/07/23]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1343186437/
■日本に主導権なし 米国本社の言いなり
この経営姿勢を決めているのは、実は米国本社だ。
日本のアフラックは「支店」であるため、「現地法人」とは異なり、意思決定の権限がない。
つまり、最終的な意思決定は米国本社が行っているのだ。
とはいえ、アフラックの売り上げの7割以上が日本によるもので、しかも、日本の税引き後利益の
約70%、多い年は100%を米国本社に送金している。そのカネで米国本社は自社株買いを行い、
高額な配当を支払うことで、高い株価を維持するビジネスモデルなのだ。

【保険】世界人口2%に満たない日本人 保険料は世界約18%のシェア (NEWSポストセブン)[12/12/21]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1356055779/
【保険】「超安定の大手生保」は、人気の就職先に本当にふさわしいのか (J-CASTニュース)[13/01/11]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1357885401/

【調査】20代で生命保険に加入している男子は20年前に比べ約3分の1に [12/11/06]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1352623424/
【保険】ネット生保「安さ」で快進撃 若年層の支持集める[12/04/04]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1333495370/

【TPP】米国の同意を得る代償に車・保険で譲歩 [13/04/12] 
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1365777910/


【保険】民間のがん保険や医療保険は入る必要がない?(週プレNEWS)[/13/05/14]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1368499043/