【食品】大豆不作で醤油、みそ値上げの可能性 肉、乳製品へ影響も (NEWSポストセブン)[12/08/28]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1やるっきゃ騎士φ ★:2012/08/28(火) 08:14:35.17 ID:???
ジワジワと家計を圧迫する、食品の値上げ。今年7月、J-オイルミルズや
日清オイリオグループが食用油を1kgあたり10〜12円引き上げた。
これに伴い、家庭向けの600g入りサラダ油で6〜7円値上がりしている。
「どうせ数円のことでしょ」
なんて高をくくっていると後から痛い目を見ることも。

資源・食糧問題研究所代表の柴田明夫さんが解説する。
「食用油の値上げの主な原因は今年6月からアメリカ中西部を襲っている大干ばつです。
日本が輸入に頼るアメリカ産の大豆が不作となり、大豆を原料とする食用油が値上がり
したんです」

今後は、同じく大豆を原料とするしょうゆやみそも値上がりの可能性があるという。
値上げはさらに食卓に襲いかかる。
「日本が主にアメリカから輸入する大豆やとうもろこしなどの穀物は家畜の飼料に
なります。穀物が不作になると飼料代が値上がりするので、肉類や乳製品にまで影響が
及びます。秋口にかけてこれらの商品の値上げもありえます」(柴田さん)

また国内の生乳生産の落ち込みにより、9月からは明治と森永乳業の家庭用バターが
1箱15円ずつ値上げされる。それだけではない。
「いまのところ小麦価格は落ち着いていますが、とうもろこしの価格が上がれば、
代替品となる小麦に需要が集中し、値上がりの原因に。
今年は小麦輸出国のロシアやウクライナでも干ばつ傾向があり、今後、小麦価格が
一気に上がるかもしれません」(柴田さん)

2008年の小麦価格高騰時は、パンや麺、菓子類がこぞって値上がりした。
危険サインに気をつけよう。
※女性セブン2012年9月6日号

ソースは
http://www.news-postseven.com/archives/20120828_139031.html
関連スレは
【調査】干ばつ被害の米国民の75%、クリーンエネルギー強化求める[12/08/17]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1345173285/l50
【農業】輸入小麦1年ぶり値上げ…10月から3% 米干ばつ影響 [08/22]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1345637784/l50
【国家貿易】政府、クリスマス商戦に備え"業務用バター"を追加輸入 [08/22] 
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1345603900/l50
2名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 08:16:37.94 ID:OUWypxOk
魚と米を食え
3名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 08:30:21.54 ID:2dqVRVq8
マリー:大豆が無いなら枝豆を食べればいいじゃない
4名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 08:32:36.30 ID:Owomizzs
醤油や味噌が値上がりしたら、魚も塩だけで食うことになるな。
米は調味料はいらないが、肴がなぁ…
5名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 08:37:22.09 ID:hi6/CteT
とっくに上がってるだろ
いつも買う銘柄のグラム数が1キロから750キロになって、値段は1.5倍になってる
6名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 09:30:15.49 ID:lbXAb4ZS
あまり不作、不作って情報に惑わされるなよ。
穀類って、前年度生産分の余りがある。
それを加工用に使えば、問題ない。
2年不作が続けば、市場に影響出てくるが、
1年程度じゃ問題ない。
3年続けば、他国に生産が移り、米国が生産国として、
市場から影響力が薄れる。

購買担当者は、前年度生産分を買えばいい。
7名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 09:50:45.89 ID:gD0P93J0
デフレなのに増税・新税・金は刷らない
選挙で約束した無駄の削減一切なし
弱者にばらまくばかり
生活保護が最低賃金を上回る
円高は注意深く「見守る」だけ
続いて給料増えないのに電気・ガス値上げ・物価上昇
今後とも民主党をよろしくお願いします。
8名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 11:13:55.85 ID:HWRbygq2
>>5
なんという超激安wwwwwwwwwww
9名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 11:33:58.62 ID:kk3gnUeg
★《コーン・ショック》
■他人事ではない、食卓に身近な穀物。日本は、トウモロコシ輸入の9割をアメリカから。米国の干ばつで穀物価格が高騰すれば、米国から食糧インフレが輸出される
●トウモロコシ
 ▽トウモロコシ →コーン・スターチ →砂糖、清涼飲料、菓子類
 ▽トウモロコシ →混合飼料 →畜産物(食肉、鶏卵、乳製品など)
●大豆
 ▽大豆 →豆腐、味噌、醤油など
 ▽大豆 →植物油 →食用油、マヨネーズ
■コーン・ベルトを襲った、56年ぶりの大干ばつ
 ▽コーン・ベルト…中西部イリノイ州(シカゴがある州)を中心とした、全米一のトウモロコシの産地
 2012年5月以降、雨が降っていない。2mほどに成長しているはずのトウモロコシは、大人の膝辺りぐらいしかない。皮をむいてみると、実もほとんど付いていない。 収穫は、例年より60〜70%減産。
 コーンベルトを襲った、1956年以来56年ぶりの大干ばつ。2012年7月は、1895年からの観測史上、最高の暑さを記録。暑さで、ハイウェーのアスファルトにひび、線路が歪み脱線事故。
 北米最大の川・ミシシッピ川も、水位は5m下がり、所々で河底の砂が露に。穀物の60%は、ミシシッピ川水系で輸送。穀物を載せると、水位が低く座礁する恐れ。かろうじて収穫できたものも、輸送できず。
 干ばつは、一部で起きているのではなく、カリフォルニアからフロリダまでアメリカのほぼ全土、全米50州のうちハワイとアラスカを除く48州の60%以上が、中程度以上の干ばつ指定地域に。
 土壌水分量を見ると、イリノイ州を中心としたコーンベルトが一番酷く、土に水も行き渡っていない。
 実は、干ばつは、アメリカだけではなく、インドやロシア、ウクライナ、カザフスタン、南半球のアルゼンチンなどでも起きている。
 トウモロコシの先物価格は、6月以降急騰。2012/08/10には、市場最高値を更新。2012年は過去最大の豊作になると言われていたのに。
◆2012年6月以降の2ヵ月で穀物価格は?[世界銀行]
 ▽トウモロコシ…+45%
 ▽大 豆…+30%
 ▽小 麦…+50%
10名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 11:36:34.62 ID:kk3gnUeg
■深刻なのは、トウモロコシを餌として使う畜産農家への影響
 ▽『牛肉 1kg生産…餌として11kgのトウモロコシ必要』[農林水産省試算]
 『11kg食べて1kg太る物に、人類の食料が依存すれば、一気に飼料用の穀物需要が高まるのは必然』。新興国が肉を食べるようになり、穀物の需要は10倍に。
 トウモロコシの価格急騰で、アメリカでは家畜を手放す人が増えている。
 世界のトウモロコシ生産の4割を占めるアメリカ。既に、ステーキ肉などが値上がり始めている。
■食糧インフレが政治不安に
 干ばつで穀物価格が高騰すれば、食糧インフレが輸出され、牛肉や豚肉、鶏肉などの肉類に加え、卵や牛乳も値上がり。
 中国では、消費者物価の3割以上を食料品が占め、うち2割強は豚肉が占める。
 所得格差が広がり、不満が蓄積している一般庶民の台所を、肉類の値上がりが直撃。これは、政治不安の一因となる。
 穀物を買うのに十分な外貨を持たない最貧国では、穀物が値上がりせれば、空腹を満たせない人が増え、暴動の発生も考えられる。
■日本が円安になったら…
 東京穀物取引所のトウモロコシ価格の、日本の史上最高値は、2008/06/27のt当たり5万350円。
 2012年7月末現在のトウモロコシ価格は、3万4000円。当時と比べ、1ドル=107円から78円の円高となり、海上運賃は、t当たり155.0ドルから55.0ドルと、100ドル以上も値下がり。


■『もう、安い食料品時代は終わった』
▼トウモロコシ生産の国は限られ、寡占状態。しかも、世界の輸出の4割強は、アメリカ1国が供給。アメリカの状況が、そのまま世界の穀物供給に反映される。
 大豆も同じ。輸出は米国と南米が二分し、米国は4割。
 小麦は、米国の生産高は5位だが、輸出は旧ソ連各国に次いで2位。
11名刺は切らしておりまして
▼第2位の中国は、1988年は年間400万tの輸出国だったが、消費量が増えて2008年に輸入国に。2012年は600万tを米国から輸入の見込み。2008年以降、穀物価格は3倍に。
▼市場では本来、価格が高ければ、需要が抑え込まれ、需給が緩和に向かうはず。だが、需要が前年を下回ることはなく、穀物価格は高止まり。需給構造が変わってしまった。
 消費に生産が追いつかず、30%前後だった穀物在庫率が、2000年頃か急降下し2012年は20%に。「20%の在庫があれば、いくらでも回転できる」という説があったが、実は、世界の在庫の1/3以上は中国。世界全体の在庫は厳しくなっている。
◆世界のトウモロコシ生産(8.3億t)[2010〜11年度]
 ▽アメリカ…38%
 ▽中 国 …21%
 ▽ブラジル… 7%
 ▽ EU … 7%
 ▽アルゼンチン… 3%
 ▽その他 …24%
◆アメリカにおけるトウモロコシの需給構造
 ▼合計…3億2000万t
 ▽輸出…12%
 ▽飼料・その他…37%
 ▽食品・種子・工業用…51% うちエタノール…40%
 ほとんどがエネルギーに変わっている。法律でエタノールをガソリンに一定量混合する義務「再生可能燃料基準(RFS)」を定めているから。不作時でも、エタノールの使用義務量は変わらない。
■干ばつが終われば、今だけなんじゃないの?
◆トウモロコシの生産時期
●北半球
 ▽作付け…4〜5月 ▽収穫…9〜11月
●南半球
 ▽作付け…11〜12月 ▽収穫…3〜5月
 実は、アルゼンチンも厳しい。ブエノス・アイレス州は、過去最低の降雨量。アルゼンチンの農業省は、緊急時代宣言を出した。
■2012年、害虫「植物の葉を食い荒らすヨトウムシ」が大量発生
 中国農業省によると、ヨトウムシの発生は遼寧、吉林、黒竜江の東北3省や、北京市・河北省などの華北地区といった広大な地域。7月中・下旬から雨が頻繁に降ったうえ、気温も適温だったため、8月上旬に入りヨトウムシが大量に発生。
 東北・華北地区は、トウモロコシに加えて、コメやアワなどの産地。