【食品】大豆不作で醤油、みそ値上げの可能性 肉、乳製品へ影響も (NEWSポストセブン)[12/08/28]
2 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 08:16:37.94 ID:OUWypxOk
魚と米を食え
3 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 08:30:21.54 ID:2dqVRVq8
マリー:大豆が無いなら枝豆を食べればいいじゃない
醤油や味噌が値上がりしたら、魚も塩だけで食うことになるな。
米は調味料はいらないが、肴がなぁ…
5 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 08:37:22.09 ID:hi6/CteT
とっくに上がってるだろ
いつも買う銘柄のグラム数が1キロから750キロになって、値段は1.5倍になってる
6 :
名刺は切らしておりまして:2012/08/28(火) 09:30:15.49 ID:lbXAb4ZS
あまり不作、不作って情報に惑わされるなよ。
穀類って、前年度生産分の余りがある。
それを加工用に使えば、問題ない。
2年不作が続けば、市場に影響出てくるが、
1年程度じゃ問題ない。
3年続けば、他国に生産が移り、米国が生産国として、
市場から影響力が薄れる。
購買担当者は、前年度生産分を買えばいい。
デフレなのに増税・新税・金は刷らない
選挙で約束した無駄の削減一切なし
弱者にばらまくばかり
生活保護が最低賃金を上回る
円高は注意深く「見守る」だけ
続いて給料増えないのに電気・ガス値上げ・物価上昇
今後とも民主党をよろしくお願いします。
★《コーン・ショック》
■他人事ではない、食卓に身近な穀物。日本は、トウモロコシ輸入の9割をアメリカから。米国の干ばつで穀物価格が高騰すれば、米国から食糧インフレが輸出される
●トウモロコシ
▽トウモロコシ →コーン・スターチ →砂糖、清涼飲料、菓子類
▽トウモロコシ →混合飼料 →畜産物(食肉、鶏卵、乳製品など)
●大豆
▽大豆 →豆腐、味噌、醤油など
▽大豆 →植物油 →食用油、マヨネーズ
■コーン・ベルトを襲った、56年ぶりの大干ばつ
▽コーン・ベルト…中西部イリノイ州(シカゴがある州)を中心とした、全米一のトウモロコシの産地
2012年5月以降、雨が降っていない。2mほどに成長しているはずのトウモロコシは、大人の膝辺りぐらいしかない。皮をむいてみると、実もほとんど付いていない。 収穫は、例年より60〜70%減産。
コーンベルトを襲った、1956年以来56年ぶりの大干ばつ。2012年7月は、1895年からの観測史上、最高の暑さを記録。暑さで、ハイウェーのアスファルトにひび、線路が歪み脱線事故。
北米最大の川・ミシシッピ川も、水位は5m下がり、所々で河底の砂が露に。穀物の60%は、ミシシッピ川水系で輸送。穀物を載せると、水位が低く座礁する恐れ。かろうじて収穫できたものも、輸送できず。
干ばつは、一部で起きているのではなく、カリフォルニアからフロリダまでアメリカのほぼ全土、全米50州のうちハワイとアラスカを除く48州の60%以上が、中程度以上の干ばつ指定地域に。
土壌水分量を見ると、イリノイ州を中心としたコーンベルトが一番酷く、土に水も行き渡っていない。
実は、干ばつは、アメリカだけではなく、インドやロシア、ウクライナ、カザフスタン、南半球のアルゼンチンなどでも起きている。
トウモロコシの先物価格は、6月以降急騰。2012/08/10には、市場最高値を更新。2012年は過去最大の豊作になると言われていたのに。
◆2012年6月以降の2ヵ月で穀物価格は?[世界銀行]
▽トウモロコシ…+45%
▽大 豆…+30%
▽小 麦…+50%
■深刻なのは、トウモロコシを餌として使う畜産農家への影響
▽『牛肉 1kg生産…餌として11kgのトウモロコシ必要』[農林水産省試算]
『11kg食べて1kg太る物に、人類の食料が依存すれば、一気に飼料用の穀物需要が高まるのは必然』。新興国が肉を食べるようになり、穀物の需要は10倍に。
トウモロコシの価格急騰で、アメリカでは家畜を手放す人が増えている。
世界のトウモロコシ生産の4割を占めるアメリカ。既に、ステーキ肉などが値上がり始めている。
■食糧インフレが政治不安に
干ばつで穀物価格が高騰すれば、食糧インフレが輸出され、牛肉や豚肉、鶏肉などの肉類に加え、卵や牛乳も値上がり。
中国では、消費者物価の3割以上を食料品が占め、うち2割強は豚肉が占める。
所得格差が広がり、不満が蓄積している一般庶民の台所を、肉類の値上がりが直撃。これは、政治不安の一因となる。
穀物を買うのに十分な外貨を持たない最貧国では、穀物が値上がりせれば、空腹を満たせない人が増え、暴動の発生も考えられる。
■日本が円安になったら…
東京穀物取引所のトウモロコシ価格の、日本の史上最高値は、2008/06/27のt当たり5万350円。
2012年7月末現在のトウモロコシ価格は、3万4000円。当時と比べ、1ドル=107円から78円の円高となり、海上運賃は、t当たり155.0ドルから55.0ドルと、100ドル以上も値下がり。
■『もう、安い食料品時代は終わった』
▼トウモロコシ生産の国は限られ、寡占状態。しかも、世界の輸出の4割強は、アメリカ1国が供給。アメリカの状況が、そのまま世界の穀物供給に反映される。
大豆も同じ。輸出は米国と南米が二分し、米国は4割。
小麦は、米国の生産高は5位だが、輸出は旧ソ連各国に次いで2位。
▼第2位の中国は、1988年は年間400万tの輸出国だったが、消費量が増えて2008年に輸入国に。2012年は600万tを米国から輸入の見込み。2008年以降、穀物価格は3倍に。
▼市場では本来、価格が高ければ、需要が抑え込まれ、需給が緩和に向かうはず。だが、需要が前年を下回ることはなく、穀物価格は高止まり。需給構造が変わってしまった。
消費に生産が追いつかず、30%前後だった穀物在庫率が、2000年頃か急降下し2012年は20%に。「20%の在庫があれば、いくらでも回転できる」という説があったが、実は、世界の在庫の1/3以上は中国。世界全体の在庫は厳しくなっている。
◆世界のトウモロコシ生産(8.3億t)[2010〜11年度]
▽アメリカ…38%
▽中 国 …21%
▽ブラジル… 7%
▽ EU … 7%
▽アルゼンチン… 3%
▽その他 …24%
◆アメリカにおけるトウモロコシの需給構造
▼合計…3億2000万t
▽輸出…12%
▽飼料・その他…37%
▽食品・種子・工業用…51% うちエタノール…40%
ほとんどがエネルギーに変わっている。法律でエタノールをガソリンに一定量混合する義務「再生可能燃料基準(RFS)」を定めているから。不作時でも、エタノールの使用義務量は変わらない。
■干ばつが終われば、今だけなんじゃないの?
◆トウモロコシの生産時期
●北半球
▽作付け…4〜5月 ▽収穫…9〜11月
●南半球
▽作付け…11〜12月 ▽収穫…3〜5月
実は、アルゼンチンも厳しい。ブエノス・アイレス州は、過去最低の降雨量。アルゼンチンの農業省は、緊急時代宣言を出した。
■2012年、害虫「植物の葉を食い荒らすヨトウムシ」が大量発生
中国農業省によると、ヨトウムシの発生は遼寧、吉林、黒竜江の東北3省や、北京市・河北省などの華北地区といった広大な地域。7月中・下旬から雨が頻繁に降ったうえ、気温も適温だったため、8月上旬に入りヨトウムシが大量に発生。
東北・華北地区は、トウモロコシに加えて、コメやアワなどの産地。