【M&A】JFEとIHI、造船子会社を合併:国内トップ級、競争力強化 [12/01/30]
1 :
本多工務店φ ★:
JFEホールディングスとIHIは30日、両社の造船子会社をことし10月に合併させることで基本合意したと発表した。
韓国など海外勢に対抗するため、事業基盤を強め、競争力を高めるのが狙い。
両社の建造量を足すと国内トップ級になるという。
8月末までの最終合意を目指す。
合併するのはJFE子会社の「ユニバーサル造船」(川崎市)とIHI子会社の「アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド」(東京)。
ユニバーサル造船が存続会社。
新会社は両社の保有する造船所・事業所すべてと全従業員を引き継ぐ。
ソース:47NEWS
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012013001002185.html
強制的にJFEの鋼鈑を使わされてメリット無し
3 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/30(月) 22:01:03.92 ID:4fmzcsIC
いよいよ危ない、ってまで追いつめられないとアクションを起こさない
のな、日本企業って。
統合ラッシュ
日本の造船業界も末期症状だな
政府の無策に腹が立つ
8 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/30(月) 22:11:22.98 ID:Q2HXNPhG
いっそ東南アジアに移転すれば良いのに。
9 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/30(月) 22:12:05.41 ID:8IoxYS2X
シロアリ社員を食わせる為の合併だろ。
10 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/30(月) 22:19:24.27 ID:Ssj1u/14
>>3 >いよいよ危ない、ってまで追いつめられないと
"いよいよ危な"かったのは 約10年前の話
そこで 切り離して ユニーバーサル造船にして。資産を売りながら延命
その資産も無くなったんで、
今回は、融通手形の段階、まだまだ 傷は広がりつつあるんだよ。
11 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/30(月) 22:24:14.84 ID:8IoxYS2X
莫大な土地の含み益を社員が食い潰してしまいましたとさ。
最後はシードの三菱と統合だなw
13 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/30(月) 23:21:25.34 ID:h6r1+Pkc
>>6 どうでもいいんだけど、日立グループでもなく船も造ってない日立造船はなんなの?
おせえええええええええ
10年前にやっとくべきだったろ
15 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/31(火) 00:02:47.10 ID:II6IR0Af
2隻そろって沈没か。
って言うか、元々10年以上前に旧運輸省主導で、造船大手は三菱重工以外1〜2社に集約しようとして、その前段階としてNKKと日立造船の造船部門を統合したり、IHIや川崎重工なんかも造船部門を分社化したりしてたんだろ?
ところがその後の中国バブルで各社仕事が増えてたから、この集約構想が立ち消えになってただけの話。
17 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/31(火) 00:07:14.75 ID:krRMkaxU
>>13 株式会社としての実態があるだけ神聖ローマ帝国よりかはマシ。
18 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/31(火) 00:15:42.44 ID:QhBBPKmu
泥舟2会社・・・・仲良く沈没か。
三井ちゃんはどするの?
20 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/31(火) 00:25:17.42 ID:1VtfJkH+
造船所の統廃合と、プライドの高い三菱重工との統合、
この2点が達成できれば日本も復活するかもな
21 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/31(火) 01:02:22.10 ID:G6B04odf
これでも世界7位だという。1社にまで統合しないとやっていけないだろ。
ユニバーサル造船か、戦前は日立造船だったところだよな。
今は自衛隊の船の改修・修理でIHIや日立より三菱のほうが多いという。
去る27日、日本経済新聞の報道は世界の造船業界をびっくりさ
せました。日本国土交通省がIHIなど自国の造船会社と協力して小型タンカー建造技術とエンジ
ンなど主要機器の輸出に出たとのことです。
東南アジア国家造船所に船舶設計乾燥技術を提供する代わりに、エンジンなど関連装備は日本
企業のものを購入してくれということでしょう。船舶建造技術を売ることは造船業界では異例だとい
います。特に設計は造船産業でも最高核心技術に属し、他の国家に伝えないのが慣行だからです。
さらには日本は技術保護に対する意志が非常に強く、自負心も強い国家と知られています。その
ような日本が、韓国造船会社もほとんどやったことがない技術販売を、それも政府と業界が手を
握って推進することはそれだけ差し迫っていた状況に置かれていることを見せる大きな課題です。
日本製造業界にハラキリ(割腹)自殺を宣告したも同然です。窮地に
追い込まれたネズミが猫をかむように生存のためにどんなことも辞さないでしょう。技術販売はま
さにその方案の一環です。
[アジア経済チェ・ミョンソク記者]
実物大の戦艦大和がほしい。当時のままの装備で。
今のお金でどのくらい出せばいいの?
27 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/31(火) 05:35:51.35 ID:ScoCv9Rg
28 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/31(火) 07:38:37.02 ID:FzPW274n
日立造船も参加してるんだな
船作ってないけどw
29 :
名刺は切らしておりまして:2012/01/31(火) 08:58:28.49 ID:IGPHYxg/
>>27 プライドだけの造船大手より、今治、大島等の中手のほうがデカイ不思議な業界だわな
>>29 プライドもなにも大手は造船自体傍流だろ
艦艇やってるとこは技術も別格
ところが、日本の今回の戦略はただ技術を売るだけではないようです。今年から新造船市場は金
融動員力を喪失した先進国の大型船主の代わりに政府の影響力が大きな開発途上国船主の力
がより一層大きくなる展望です。開発途上国は造船産業復興に熱を上げています。
日本政府が開発途上国に技術を販売して造船産業育成を支援すれば、開発途上国政府は莫大
な予算を造船・海運部門に配分するでしょう。当然開発途上国政府の投資予算は日本造船業界
に返るでしょう。お金も儲けて該当国家の造船産業支配力を育てられる場合があるので、日本と
しては損な商売ではない、との計算をしたと見られます。このような点で日本造船業界を同情のこ
もった目で眺めてはならないでしょう。
それでも一時は世界造船業界を牛耳った日本でした。単純に技術を売って受注をもの乞いしよう
とするのではなく、新しい方法で韓国を牽制しようとするのではないかとも考えられます。私たちの
造船業界は絶対緊張の糸を緩めてはいけません。
32 :
名刺は切らしておりまして:2012/02/01(水) 15:00:17.76 ID:EZlyRePU
韓中に価格競争力が無い、技術力で差をつけられない分野は、
そこから撤退して高付加価値分野に特化してゆくんじゃなくて、
より後進国に生産拠点移してシェアの維持を図るべきだと思う。
でないとローテク分野で稼がれ、その後、高付加価値船に進出して来られる。
33 :
名刺は切らしておりまして:2012/02/01(水) 15:02:33.92 ID:EZlyRePU
単に技術提供して、韓中に対抗させるだけでなく、
自ら手掛けて建造数を保つ方が望ましい。
そうすればその分野の利益で設備投資や技術開発ができるし、
韓中勢に資金余力を持たせずにすむ。
これは造船だけでなく、液晶やメモリーもそう。
家電や自動車でやってることがなぜ造船では出来てないのか。
鉄鋼だってそうだ。コスト競争力がなくなってる日本勢が、
アジア進出で浦項に遅れを取ってるというのは愚かすぎる。
技術的に差がなくなった、コスト競争力がなくなったと分かれば、
躊躇せずに製造拠点を後進国に移してしまうべきだ。
家電、自動車、液晶、メモリーと造船じゃ作る物の大きさが違いすぎる
ある程度機械で作り上げれるものと、人の手で作り上げるものでは、
そう簡単に製造拠点を移せない。
それに、製造拠点を海外に移したとしたら失業者が万単位で出るし国内景気はさらに悪化する。
>>35 鉄鋼では、浦項がインドで一貫製造始めるし、日本企業も考えてるだろ。
新日鐵もブラジルでウジミナスを系列化してるし、
インドのミタルは買収しまくってる。
内外で中期的に為替みながら生産量ふりわけるようにしたらいい。
国内で稼げないなら海外で稼いで、海外競合企業には儲けさせないようにしないと総崩れにされる。
【香川】中国人研修生ら携帯詐取関与、利益1400万円
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1328754961/ 香川県警は8日、他人の外国人登録証を借りて携帯電話を不正に入手したとして、中国人の無職姜杉被告(31)
(起訴済み)を詐欺などの容疑で逮捕し、犯行に使われた同登録証を仲間内で貸し借りしていたとして、
今治造船丸亀事業本部(丸亀市)の中国人の元研修生(解雇)を外国人登録法違反容疑で逮捕、研修生6人を
同容疑で書類送検した、と発表した。
今治造船丸亀事業本部によると、同事業本部では中国人研修生約200人が働いている。
43 :
名刺は切らしておりまして:2012/02/16(木) 00:14:46.51 ID:FXOdxQXi
a
造船技術を活かせる高付加価値分野としては、
メガフロートと洋上風力発電だな。
47 :
名刺は切らしておりまして:2012/02/22(水) 22:07:08.31 ID:Nc4G9HGp
造船技術だけでは労働単価で、韓国>中国には絶対に勝てん。メガフロートでもFSOでもFPSOでもFRSUでも同じこと。
大学群一覧大全集
◎国公立大学群
・旧帝…東京、京都、大阪、東北、名古屋、九州、北海道
・東京一工…東京、京都、一橋、東京工業
・横千筑…横浜国立、千葉、筑波
・農繊名電…東京農工、京都工芸繊維、名古屋工業、電気通信
・金岡千広…金沢、岡山、千葉、広島
・旧三商大…一橋、神戸、大阪市立
・5S…信州、新潟、滋賀、埼玉、静岡
・STARS…島根、鳥取、秋田、琉球、佐賀
◎私立大学群
・早慶…早稲田、慶應義塾
・早慶上理…早稲田、慶應義塾、上智、東京理科
・MARCH…明治、青山学院、立教、中央、法政
・関関同立…関学、関西、同志社、立命館
・日東駒専…日本、東洋、駒澤、専修
・産近甲龍…京産、近畿、甲南、龍谷
・成成明学…成城、成蹊、明治学院
・獨國武…獨協、國學院、武蔵
・四工大…芝浦工業、東京電機、東京都市、工学院
2012年2月21日(火)
造船、海運
●船再浮上なるか「空前の不況」再編の背押す―痛み伴う改革不可欠
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/beautiful_noise2006/view/20120221/1329775131 もともと造船業界は為替や景気の変動を受けやすい。過去には何度も危機を乗り越えた強さを持っていたが、
今回は違うとの見方が出ている
大きな変化はグローバル化による競合相手の増加だ。かつて支配力を持っていた日本勢だが、
10年には世界建造シェアで中韓勢が約7割に達した。特に中国が安値で大量建造し、船価は低位安定が続く。
日本の生産調整だけでは船価下落に歯止めがかけられない
設備でも劣勢
もう一つは設備の近代化の遅れだ。韓国の現代重工業は年28隻の建造が可能な「世界最大級」の造船所を持つ。
日本最大級をうたうユニバーサル造船の有明事業所でも年7〜8隻が限界で、勝負にならない。中国の造船大手と
提携している川崎重工の幹部は「開発力をのぞけば、あとは中国造船所の方が上」と断言する
競争環境の変化は何度も指摘されていた。政府主導による再編統合案もあったが実現に至らず、シェア拡大に向けた
試みは「解ではない」と目されていた。ある金融機関の幹部は「上層部ほど過去の成功体験に引きずられている」
とため息をつく
造船再浮上なるか[中] 日経 2012.2.22
規模追求か、ニッチ特化か 中韓勢にらみ戦略二極化
国内販売比率が2割に達したハイブリッド車(HV)など、エコカー(環境車)人気が続く
日本の自動車市場、実は造船の世界でも「エコ」がキーワードになりつつある。
「エコ」に活路
エンジンの燃料効率を引き上げたり、風や波の抵抗を受けにくいよう船体の形を工夫したりして
省エネ効率を高めた「環境負荷低減船(エコシップ)」。(略)
燃料の重油価格が高止まりするなか、船体価格は1〜2割高くても顧客の評判はいい。
何よりエコシップは「韓国や中国勢より日本が先行する分野」(三井造船の加藤康彦社長)だ。
新たな市場をつくれば活路が生まれる。
開発力の強化に向けた取り組みは再編の引き金にもなる、IHIの造船子会社と10月に合併する
ユニバーサル造船の三島慎次郎社長は「設計部門の人員を厚くし、新型船の開発を迅速に
立ち上げるのがひとつの狙いだった」と明かす。
2社を合わせた開発人員は約1500人。国内で最も技術力が高いとされる三菱重工の規模を抜き、
一気にトップに躍り出る。
だが、日本の造船会社がすべて積極的な攻めの戦略をとっていくとは限らない。家電業界がとった3D(3次元)
テレビに代表されるように、メーカーが「高付加価値品」を目指しても市場からそう評価される保証はないからだ。
三菱重工のある幹部は「今までと同じビジネスモデルでは結局は生きていけない」と断言する。
技術流出恐れず
その同社が関係者を驚かせたのが海外への造船ノウハウの売却だ。2011年末、インドの機械大手
ラーセン・アンド・トゥブロ(L&T)と提携。L&Tの造船部門に技術を供与し人材も育成したうえで、
将来の共同受注の道を探る。業界ではタブーとされた技術流出の懸念が強い海外提携に踏み切ることが、
同社の路線を象徴する。
10年7月には神戸造船所(神戸市)の閉鎖を表明。貨物運搬船などの商船から撤退し、長崎などでの
大型客船といった特殊船の建造に集中する方針を打ち出している。(略)「自らが手掛けない分野は
海外も含めて他社に任せていく」(幹部)。(略)
JFEとIHIの造船統合は、中韓勢と真正面から戦うために必要な大規模化の課題を改めて浮き彫りにした。
ただ、三菱重工のようにあえて別の道を行く戦略もあり得る。フルラインの巨大造船会社と、得意分野を絞った
ニッチトップと、戦略が二極化してゆく可能性が高い。
…後略。
【環境】 ハイブリッドに死角 車もガラパゴス化の懸念 昨年、中国でHVの販売は3千台、米国でも全体の2% 簡素な技術が主役に★4
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1330265517/ みずほコーポレート銀行は2020年に中国市場の3分の1がエコカーになると予測する。
だが、最も普及する技術はハイブリッド車でも電気自動車(EV)でもない。
ガソリンエンジンの小型化で燃費を改善する「ダウンサイジング」と呼ばれる簡素な技術が主役になるという。
「TSI入ってるよ」。中国のある自動車メーカー幹部はボンネットを開け、エンジンなどを見せてくれた。
TSIとはドイツのフォルクスワーゲン(VW)が開発したダウンサイジング技術。
数年前から外部販売を始め、中国メーカーにも急速に広がっている。
技術で先行しながら市場は奪われる。そんな苦い経験を日本企業は携帯電話で味わった。
だが、やり方を誤れば今度は「最後の砦」となった自動車でもガラパゴス化の懸念はある。
問われるのはデファクト(事実上の標準)をどう握るか。
「ライバルはトヨタ自動車ではない。VWだ」。そう話すのは現代自動車の会長、鄭夢九(73)だ。
鄭はここ数年、トヨタと別の道を目指している。例えば研究開発は売上高の2%強とトヨタやホンダ(4〜6%)の半分にとどめ、
資金はむしろ工場の自動化投資やマーケティング、デザインなどに振り向ける。
鄭は「市場が急拡大する今は人材や先端技術をゆったり育てている場合ではない。成長市場でとにかく量を売る時」と考える。
日本を代表するトヨタの乗用車「カムリ」。昨年は前年比で6%販売が減り、逆に現代の「ソナタ」は15%増えた。
新興国での販売台数比率はトヨタが37%、現代は52%。成長市場でデファクトを握るとの意志が徹底している。
東大・ものづくり経営研究センター特任准教授の朴英元(41)は
「日本はR&D(研究・開発)、韓国はR&BDに力を入れている」と話す。BDとはビジネス・デベロップメント。
日本は長期での技術的進歩を求め、韓国はビジネスでの成功を現実的に追う。