【自動車】ホンダの新型「アコード」 米国市場での成長の「試金石」に[11/08/18]

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1やるっきゃ騎士φ ★
ソースは
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK046562320110817

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[東京 17日 ロイター] ホンダは来年投入する新型「アコード」が米国市場での成長を占う
試金石になりそうだ。
同社にとって最大の市場である米国では震災の影響による車両の供給不足でシェアを落としており、
その挽回には「新商品による競争力の復活が不可欠」
(SMBC日興証券の自動車担当アナリスト、野口正太郎氏)。
新型「アコード」はエンジンなどを刷新して燃費性能を高めるが、競合他社をしのぐパフォーマンスを
示せるかが一つの注目点になる。

ホンダは2010年に世界で販売する四輪車の約35%を米国で売り上げた。
ただ、震災によるサプライチェーン寸断の影響で減産を余儀なくされ、11年4─6月の市場シェアは
9.2%と、同年1─3月に比べて0.8ポイント下落した。
同社は下期以降の増産でディーラーの在庫を通常水準に戻しシェアを挽回していく考えだが、
それに冷や水をかける調査結果がこのほど発表された。

ホンダの米国販売は「アコード」「シビック」「CR─V」の3車種が約6割を占め、
それぞれのカテゴリーでトップクラスの支持を集めている。
ただ、米消費者団体専門誌「コンシューマー・レポート」の最新号が、今年4月にモデルチェンジした
新型「シビック」を小型セダン部門で12車種11位とし、推奨リストから外した。
一方、韓国・現代自動車(005380.KS: 株価, 企業情報, レポート)の「エラントラ」を同部門の1位とした。

同誌のデビット・チャンピオン氏は「最近まで『シビック』の評価はトップかそれに近いランクだった
ものの、この3年ほどのホンダの動向をみるとあまりいいとは言えない」と指摘。
フルモデルチェンジした「パイロット」や「インサイト」も先代モデルに比べて見劣りしている、という。

現代自動車の追撃を受ける中、ホンダはシェア挽回が想定通りにいかない可能性もある。
JPモルガン証券の自動車担当アナリスト、高橋耕平氏は、発売当初から供給不足だったため、
新型「シビック」の競争力については「はっきり評価できない」としているが、
仮に「シビック」、その次の「アコード」もうまくいかないとなると「単なる『失敗』という言葉では
片づけられないことになる」と語る。

-続きます-
2やるっきゃ騎士φ ★:2011/08/18(木) 08:20:25.61 ID:???
-続きです-
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<各カテゴリーで「燃費トップ」目指す>
ホンダの開発を担う、本田技術研究所の山本芳春社長(ホンダ取締役常務執行役員)は、
現代自動車がホンダの得意としている大衆車の分野に進出し、競争環境が変化してきたとの認識を示し、
その上で「後から出てきたメーカーは、品質や性能などに何らかの特徴がなければ割り込んでいけない。
かつての我々がそうであったように、韓国メーカーは今、エッジをたてて米国市場を攻めてきている」
と分析する。

UBS証券の自動車担当アナリスト、吉田達生氏は、新型「シビック」を初めてみたとき、
インテリアの質感に一抹の不安を覚えたと振り返る。
その一方で、現代自動車の「エラントラ」は「シビック」に比べて1クラス上の車に座った気がしたとし、
「初めて新車を買う人たちにとっては現代自動車の魅力度がだんだん増している」と指摘する。

ホンダはエンジンの技術などを中心とした商品力が評価され、米国市場でもシェアを伸ばしてきた
背景があり、「各カテゴリーで燃費トップを狙う」(本田技研の山本社長)ことで対抗していく考え。
「かつて米ビッグ3は我々に負けてポジションを下げていったが、我々がそういう立場になるわけには
いかない」と語る。

-以上です-
“ホンダ「シビック」の市場シェア推移”というグラフは
http://graphics.thomsonreuters.com/11/08/JP_HNDUS0811_CC.gif
関連スレは
【自動車】ホンダの最新型シビック、米コンシューマー誌の「推奨」得られず[11/08/02]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1312239606/l50