>>23 父の知人(兵庫出身・大阪在住)
「子供は親がなくても育ちますからね。家族は自己責任で好きなように
させればいいんですよ。成人したら助ける義務はありませんからね」
私(生まれも育ちも奈良)
「いえ、(六法全書を示して)民法第八百七十七条に扶養をする義務があると……」
父の知人
「まあそれは法律ですからね。実際は別ですよ」
私
「……」
教師(京都出身)
「えー、『なながつ』の」
私
「先生、読み方が間違っています。『しちがつ』だと思います。
NHKアナウンサーは『しちがつ』と言いますし、広辞苑にもそう載っています」
教師
「(手元の辞書を示して)『しち』は『いち』と混同しやすいので、『なな』と言い換える、と書かれていますが?」
私
「……」
後日
私
「(広辞苑のコピーを提示)先生、ここに『しちがつ』という項目があります。
広辞苑に『なながつ』などという言葉は載っていません」
教師
「そうですか。辞書が正しいとは限りませんね」
私
「……」