[ニューヨーク/トロント 2日 ロイター] カナダの携帯情報端末大手
リサーチ・イン・モーション(RIM)は2日、スマートフォン(多機能携帯電話)
「ブラックベリー」について、顧客と政府双方の安全保障面でのニーズに対応すると
表明した。
RIMをめぐっては、アラブ首長国連邦(UAE)が1日、暗号化されたメッセージデータに
当局がアクセスできないとして、ブラックベリーの一部のサービスを10月11日から停止する
方針を明らかにしていた。
ブラックベリーは電子メールの厳重なセキュリティが法人顧客からの人気のカギとなっており、
アップルやノキアなど競合他社に対する主な強みでもある。
ただ、UAEやサウジアラビア、インドなどの政府は、こうしたセキュリティ機能のために、
国家安全保障上の目的でメッセージを監視することが難しくなっているとの懸念を示している。
RIMは声明で、UAEあるいは他の当局との協議について直接コメントは控えた上で、
顧客に対してブラックベリーのネットワーク上のデータの安全性を強調。
「規制をめぐる政府との内密な協議の内容は公表しないが、顧客と政府双方のニーズを満たす
極めて安全かつ革新的な製品を引き続き提供する」方針を示した。
RIMの広報担当者のコメントは現時点で得られていない。
ソースは
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-16614220100803 関連スレは
【通信】UAEとサウジ、ブラックベリーのサービスを一部規制[10/08/02]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1280705985/l50