【北陸新幹線】前原国交相、補正予算分の工事着工を認可…新潟県の反対を押し切る形で [09/10/09]

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1きのこ記者φ ★
前原誠司国土交通相は9日、北陸新幹線長野―金沢間の14年度開業に向け、
新たに必要になった工事を認可すると発表した。

泉田裕彦・新潟県知事は、地元の負担増になるとして反対しているが、
前原国交相は「行政の手続きの遅延で開業を遅らせてはならない」と述べ、
反対を押し切る形で工事を進める考えを示した。

国交省は今年1月、資材価格の高騰や、新幹線の指令システムの整備、
新方式の融雪設備などが必要になったことを理由に、沿線4県に地元負担金の増額を求めた。
長野、富山、石川の各県は8月に負担増を受け入れて工事に同意したが、
220億円の増額となった新潟県は「説明が不十分」などと反発しており、同意していない。

09年度補正予算では、整備新幹線全体で733億円計上。
北陸新幹線には約300億円が配分されたが、新潟県が同意しなかったため、執行を見合わせていた。
前原国交相は、整備新幹線関連の補正予算を凍結対象としないことを明らかにしたため、
今回の認可によって、補正予算で予定していた工事は進められることになった。

前原国交相は8日、沿線4知事と会談。石川、富山、長野3県知事が予算執行を求める一方、
泉田知事は「新幹線工事はコストが高い」などとして地元負担を容認しない考えを伝えていた。

http://www.asahi.com/politics/update/1009/TKY200910090270.html
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