トラック各社がエコカー減税対象のエコトラックを拡充している。
助成制度にあわせ販売不振を打開するのが狙いだ。燃費性能が高いハイブリッドトラックの
拡充をはかる動きもあり、トラック各社も「エコトラック」販売を強化しつつある。
日野自動車は2日、大型トラック「日野プロフィア」と中型トラック「日野レンジャー」の
計21車型の燃費を向上、減税率を50%にして販売を開始した。
プロフィアはダンプ、ミキサー向けで、年間販売目標を50台に設定、
レンジャーは700台の販売を見込む。
日野は車両重量税、取得税とも100%免除されるハイブリッドモデルの小型トラック
「デュトロハイブリッド」を戦略商品と位置づけている。
日野の4〜8月の普通トラック販売台数は前年同期比で56.2%減だが、
ハイブリッドトラックは3〜4割減と市場の落ち込みほど大きくない。
環境、燃費性能をアピールし、販売増に結びつけたい考えだ。
エコトラックをめぐっては、いすゞ自動車が4月に主力の小型トラック「エルフ」に
50%減税となる3トン車を追加し、「いすゞecoシリーズ」として売り込みを
図っている。
三菱ふそうトラック・バスもハイブリッド小型トラック「キャンター エコハイブリッド」
の型式数を4から37に拡大した。
1〜7月の販売台数は約100台ながら前年を上回る勢いだという。
トラック業界では顧客の大半を占める中小・物流業界が不況の直撃を受け、購入意欲が減退。
8月の普通トラック販売台数は46.7%減の1660台にとどまる。
ただここに来て、環境性能を求める大手企業がハイブリッドトラックを導入する動きもあり
今後エコトラックの商品拡充が市場のカギを握りそうだ。
ソースは
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200909030061a.nwc 大型トラック「日野プロフィア」
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200909030061a1.jpg 関連スレは
【自動車/旅客輸送】バス大戦争、『三菱ふそう・日産ディーゼル』vs『日野・いすゞ連合』が激突[8/31]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1251720317/l50 依頼を受けてたてました。