【ネット/米国】報酬もらってブログで宣伝--「ペイパーポスト」に厳しい視線[09/05/07]
1 :
やるっきゃ騎士φ ★ :
2009/05/07(木) 10:34:38 ID:??? ソースは
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/07/news002.html [1/3]
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)
オンラインに投稿される製品レビューは増えており、多くの人は店やネットショップに向かう前に、
よくこの種のレビューをチェックする。だが、報酬をもらって製品を宣伝するブロガーが
増えていることで、誰を信じればいいのか判断するのが難しくなっている。
景気低迷の中、企業はブロガーに与える無料サンプルや報酬を、自社ブランドの話題を盛り上げる
安上がりな方法だと考えている。だが、サイトの訪問者が宣伝文句を読んでいることに気づかない
ケースも多い。すべてのブロガーが、報酬をもらって製品を取り上げていることを――
たとえ公表していても――はっきりと明記しているとは限らないからだ。
インターネット上のペイパーポスト(報酬をもらって書くブログ)が広まったことで、虚偽広告対策を
扱う米連邦取引委員会(FTC)は、ブロガーを取り締まるべきかどうかを検討している。
FTCは約30年前の広告ガイドラインを更新するに当たって、ブロガーと、彼らに報酬を払う
オンラインマーケティング業者と企業に、誤解を招く投稿について法的責任を負わせることを
提案している。決定はこの夏に下される予定だ。この提案が承認されれば、違反者は調査を受け、
ブロガーは詐欺的な慣行をやめなければならない。違反が続いた場合は、FTCは企業に顧客への
払い戻しを求める可能性がある。
その一方で、多くのブロガーは自身の評判を心配している。企業との取引について、読者にもっと
正直に開示する必要があると主張するブロガーは増えている。開示推進派は、読者が企業のサクラと
正直な意見を区別できなければ、ブログ全体の信頼性がなくなると主張している。
ロンドンのデザイナー兼デジタルアーティスト、サルワ・ムバルクさん(22)は最近そうした問題に
遭遇した。彼女は熱意あふれるブログのレビューを読んで、インターネット検索エンジンに関する
電子書籍を購入した。後でそのレビューが本の内容と合っていないことに気付いて、ブロガーは本を
読んでいないと確信した。ブログにまたアクセスしたところ、問題のエントリが「スポンサー付き投稿」
であることを示す分かりにくい説明書きに気付いた。だまされたような気分になった。
「初心者でも、経験のあるネットユーザーでも皆、こういう罠に引っかかる」と彼女は話している。
ムバルクさんは、読者はブログを読むときに「何かおかしいと気付かなくてはならない」と注意を促し、
ブロガーがサクラだという証拠――ちゃんとした開示だけでなく、プレスリリースのように
見える言葉も――を慎重に読み取るべきだとしている。
子供を持つ作家兼ブロガーのリタ・アレンズさんは最近、信頼できるブログに品質保証マークのような
「開示バッジ」を表示することを提案した。これはブロガーが偏りのない意見を述べているかどうかを
読者に示すマークだ。「ブロガーがオプラ(テレビ番組司会者のオプラ・ウィンフリー)になれるとは
言わないけれど、影響力のあるオピニオンリーダーになり得る人もいる。残念なことに、ルールが
まだ定まっていない。今は不安定な時期で、良くないことをしても罰を受けずに逃げおおせている人もいる」
-続きます-
-続きです- [2/3] 多くのブロガーはWebの趣味をビジネスに変えようとしており、企業と関係を持つことを 受け入れている。「ママブロガー」は特に引き合いが多い。ほかのブロガーより信頼されていると マーケティング業者から思われているからだ。 3歳の息子を持ち、JessicaKnows.comを運営するジェシカ・スミスさん(32)は、Wal-Mart Stores、 Ford Motors、Electronic Arts(EA)を宣伝したことがある。 スミスさんが好意的なレビューを書いた後、Fordは彼女に1年間、保険付きのクロスオーバー車 「Flex」を提供した。彼女はFlex試乗後に、ブログに「一目惚れした」と書いた。 「その上Flexは安全な乗り心地で、それでいて、わたしのエキサイティングでやんちゃな面も 引き出した。驚くほどハイテクで、ずっと夢中でいられそう」 スミスさんは最近、十数人のブロガーとともにEAからサンタバーバラに招かれ、 オプラ・ウィンフリーの個人トレーナーとトレーニングした。宿泊先はFour Seasonsホテル。 今は、任天堂のWii向けの新しいフィットネスゲームの30日間体感レビューを書きながら、 髪型やメイクなどのイメチェンをしてもらっている。 「バーチャルフィットネスは、ジェシカ・スミスさんのようなデジタルママが使うものだと思う」 とEAのPRマネジャー、ジェン・リリー氏は語る。同氏はブロガーを「エバンジェリスト」と呼ぶ。 スミスさんは自身のWebページの下部に告知を置き、ブログ投稿に対して報酬をもらっていることを 明らかにしているが、「常に正直な意見を言っている」という。それでも彼女は取材の中で、 レビューを頼まれた製品について、ネガティブなことを書いたことはないと話した。 「批判的にならないようにしているから」だという。 最初は、紹介記事と引き替えにもらう商品(時には20ドルの商品券)を歓迎していたほかのママブロガーは、 一部の企業から、自分の言葉のように装った宣伝文句を期待されて落胆したと話している。 こうした経験から、ほかのブログで、かわいい子供の写真としゃっくりを治すためのアドバイスの 間に挟まった商品紹介を見ると疑うようになったという。 「ママブロガーに(消費者情報誌)Consumer Reportsのように独立した立場でいろというのは とんでもない」とユタ州で3人の子供の子育て生活をブログに書いているシャノン・ジョンソンさんは 話す。「だけど、ブロガーは自分がもらっているものを正直に書くべき。商品券をもらっておいて、 偏った見方をせずにいられるわけがない」 FTCにガイドライン強化を支持する書簡を送ったアリソン・モニエイ(24)さんは、新しい製品や サービスの長所と短所を知りたいときにブログを読むと話している。ブログはそれだけ信頼されて いるため、企業はブログで熱心に製品を取り上げてもらおうとしており、また開示が重要になるの だろうとモニエイさんは言う。彼女はマーサー大学で法学を学んでいる。 「皆いつも疑問に思っている。今読んでいる意見はお金をもらって書かれたものだろうか。 TideよりもWooliteが好きだと書いている主婦は、本当に自分の考えを言っているのだろうか、と。 消費者は一部のブロガーが報酬をもらっていることを知る必要がある」(モニエイさん) -続きます-
-続きです-
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確かに、多くの従来型メディアは企業から無料の製品を受け取っているが、評判の良いメディアは
ライターがもらってもいいものを制限する方針を設けている。ブログ界ではまだ倫理規定が
確立していない。PR会社Manning Selvage & LeeとPRWeek誌が昨夏に実施した調査では、
250人の上級マーケティング担当者のうち、20%が記事を書いてもらうのと引き替えに広告スペースを
購入したことがあると答えた。8%はプレゼントを贈ったことがあるという。同僚がオンラインで
メディアの倫理的慣例に従っていると思うかという質問には、53%が「ノー」と答えた。
ネット起業家テッド・マーフィー氏は、ブログ投稿の販売を軸にした事業を構築している。
信頼性を持たせるために、同氏は雇ったブロガーに、宣伝の横に「Sponsored Post. 100% Real Opinion
(スポンサー付き投稿。100%本物の意見)」と書かれた銀色のアイコンを入れるよう義務付けている。
読者がアイコンの小さなクエスチョンマークをクリックすると、詳しい説明文が表示される。
「結局のところ、(ペイパーポストに)平衡化をもたらすのは読者だ」と同氏は言う。
「報酬をもらっていることをオープンにせず、透明性を欠き、実際の意見を述べていなければ、
すべてを語っていないことになり、読者を失う」
マーフィー氏の最近のキャンペーンの1つに、Sears Holdingsのものがある。ブロガーに11ドル支払って、
服飾品のセールをとてもお買い得だと簡単に取り上げてもらうというものだ。
同氏はSearsのほかの最近のキャンペーンにもブロガーを雇っている。
ロサンゼルスに住むブロガーのジェシカ・ゴットリーブさんは、250ドルもらって、読者にSearsの
最新のキャンペーンを案内した。「不景気でちょっと(または大きな)損をしてしまった
わたしのような母親に、最高の情報を提供します」と彼女は記し、39ドルのSearの服を着た写真も
載せている。
ゴットリーブさんは最近ブログに注意書きを掲載し、現金と引き替えでしか製品記事を書かないと
マーケティング業者に告知した。あいまいな試供品の提供よりも現金の方が正直だからだという。
彼女はその後電子メールで、報酬をもらってブログを書くことの倫理について、今でも葛藤している
と語った。
「ブロガーの中には、今も少し西部開拓期のような無秩序さがある」
-以上です-
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アフィが全部そうじゃん
5 :
名刺は切らしておりまして :2009/05/07(木) 10:37:53 ID:tef8YupY
楽画喜堂
6 :
名刺は切らしておりまして :2009/05/07(木) 10:39:14 ID:iJOUxfdY
amazon涙目?
「好き!」とか「気持ちいい!」とか子供みたいな感想ばかりだろ。 客観的な根拠をあげて批評してくれるブログを探せばいいだけのこと。 見る側の問題だよ。
8 :
名刺は切らしておりまして :2009/05/07(木) 10:40:13 ID:dJyNWby3
まぁサクラだもんな
9 :
名刺は切らしておりまして :2009/05/07(木) 10:43:30 ID:buqP7Zvf
GK涙目
10 :
名刺は切らしておりまして :2009/05/07(木) 10:43:49 ID:EazoWpEe
危険なのに安全をうたう悪質なサイトと同じで駄目だろ
個人的な感想として ここまで個人に責任取らすのはどうかとも、思うんだけどね ブロガーはマスメディアなのか便所の落書きなのか 大手マスメディアならばその責任を販売媒体の減少で取っている というけど、果たして規模にみあった痛手がどうか疑問だし 表現の自由を馬鹿みたいに叫ぶつもりは無いが ブロガーは間違えば犯罪者ってのがどうも極端すぎてねぇ・・・
12 :
名刺は切らしておりまして :2009/05/07(木) 10:59:20 ID:xed7sXeJ
日本でもこれなんとかしてくれ
まあ、広告なら広告と告知しないのはフェアじゃないな ネットがこれだけ普及してるのに「嘘を嘘と(ry」なんて 言って許される時代じゃなくなってきてるんだろうよ。
14 :
名刺は切らしておりまして :2009/05/07(木) 11:01:55 ID:IS3YoZSO
日本でも悪質な広告代理店がブロガーを集めて、 勉強会とかブロガーミーティングと称して、企業の宣伝をブロガーにさせてるよ。 ただブロガーの意見を商品開発のために聞いて、さらにレビュー書かせるだけだから、 企業が直接同じことを直接やれば5万円もあればできるんだけど、 その広告代理店がやってるプランは300万円とかとてつもない値段がついてる。 詐欺とかわらん。
ヘイポー?
以前流行った口コミマーケティングがこれに相当するな。せめて企業から金もらってますと明記しないとダメだろ 広告代理店は建前としてはブロガーにどんな記事書いてもいいよと言ってるそうだけど、常識で考えれば媚びた記事を書かざるを得ないだろうが
MSが女子高生かなんか雇ってやってたな リニューアルしたら、まったく違うサイトになって笑ったが
18 :
名刺は切らしておりまして :2009/05/07(木) 11:12:38 ID:IS3YoZSO
ブロガー30人が、何らかの商品にコメント書くだけで、相当なSEO効果があるから。 今の検索エンジンのシステムはおかしくて、 ブログ偏重時代になってて、ブログの内容が高くランクされるようになってる。 だからSPAM業者が、意味不明な文字列を含んだ機械で生成したブログを大量に作ってしまった。 そういうSPAM業者対策はすすんでるけど、今でも検索エンジンはブログ偏重時代のままだから。
SCEやMSは有名だが、任天堂もやってたのね。
任天堂じゃなくて、EAか。
ぼうのうさやかのことか
ピンキーのことか
ああ、ハコマルハッコマル言ってる亜人共のことかwww
> 同氏はブロガーを「エバンジェリスト」と呼ぶ。 なんというかとても・・・キモイです・・・
嫌儲とか仇富に相当する名前をYOUもつけやがれ