【発言】欧州の再分裂は「大きな悲劇」、東欧支援が急務=世界銀行ゼーリック総裁[09/02/24]

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1台風0号φ ★
 世界銀行のゼーリック総裁は、西欧諸国は東欧諸国から資金を引き揚げずに支援すべきだとし、
欧州が再び分裂することになれば欧州全体にとって「大きな悲劇」だとの見解を示した。

 南ドイツ新聞とのインタビューで語った。

 23日付の同紙によると、総裁は、ロシア、ウクライナ、トルコを含む東欧諸国は、銀行の資本増強に
1200億ドルが必要になると指摘。「われわれは欧州復興開発銀行(EBRD)、欧州投資銀行(EIB)、
国際通貨基金(IMF)と連携して問題解決にあたっているが、西欧諸国の協力がなければ成功はない」
と述べた。

 さらに、「東欧にとって最も重要な資金調達経路は、ドイツ、オーストリア、イタリア、ベルギー、
スウェーデンの10─12の大手銀行だ」とした上で、それらの銀行の一部は自国の住宅市場の悪化に
加え、おそらく政府要請を受けて、すでに東欧から資金を引き揚げたとし、東欧諸国の資金調達経路が
断たれていると指摘。

 その上で、西欧諸国は国内銀行に対して東欧への融資を維持するよう奨励すべきで、これは欧州
統一市場の構成国である各国の国益にかなうと述べた。

 さらに各国政府に対し、銀行救済策について意見を交換し、国境を越えた問題に対処することを求め、
IMFがこの分野で一翼を担える可能性があると指摘した。

▽ソース:ロイター(Yahoo!ニュース) (2009/02/24 16:07)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090224-00000530-reu-int
▽関連スレ
【金融】ECB(欧州中央銀行):「ゼロ金利」乗り遅れ 日米に追随せず不況深刻化も…「経済データは悲惨」 [09/02/18]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1234918250/l50
【経済政策】欧州首脳会議:金融機関の全資産監督で合意、ヘッジファンド規制も…保護主義の拡大阻止でも一致 [09/02/23]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1235342450/l50
2名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:20:56 ID:o4/1gV2U
フラグですか
3名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:24:29 ID:fSv24fE7
格差社会
4名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:31:00 ID:K8vh2Sud
未来の経済システム
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shu-sato/dc16.htm

利子のある貨幣制度の維持の為には踏みつけられる自然と、搾取される第三者と、
定期的な戦争による需要喚起が必須である。
しかし、自然は限界を迎え、搾取される第三者はもうほとんど居ない。(多くの人間が豊かになった。)
戦争をしても、世界経済はすぐに需要を満たすだけの生産設備を持っている。
もしくは、それを生み出すノウハウを蓄え、それが消失される事が困難な状態である。
残る可能性として、壊滅的なレベルの戦争があるが、それは富裕層も望まない。(誰も望まない。)

金融資本主義はイギリスの没落で行き止まりだと分かった。
世界中で定額給付金という事実上の自由貨幣を導入しつつある今。
工業国の時代を終え、金融資本主義とは別の経済モデルを世界で構築する必要性と緊急性に迫られた国がある。
この国が新たなモデルを示せば、金融資本主義で行き詰まった英米もそれを模倣する可能性がある。
5名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:32:48 ID:K8vh2Sud
未来の経済システム
http://www5b.biglobe.ne.jp/~shu-sato/dc16.htm

ユダヤを危険視するアラブでは利子をとる事は禁じられている。(何だかんだ言ってとってるが。)
しかし、利子が生み出す危険性を知っているからこそ、彼らの教典にはそれが記されているのだろう。

利子のある貨幣制度の維持の為には踏みつけられる自然と、搾取される第三者と、
定期的な戦争による需要喚起が必須である。
しかし、自然は限界を迎え、搾取される第三者はもうほとんど居ない。(多くの人間が豊かになった。)
戦争をしても、世界経済はすぐに需要を満たすだけの生産設備を持っている。
もしくは、それを生み出すノウハウを蓄え、それが消失される事が困難な状態である。
残る可能性として、壊滅的なレベルの戦争があるが、それは富裕層も望まない。(誰も望まない。)

金融資本主義はイギリスの没落で行き止まりだと分かった。
世界中で定額給付金という事実上の自由貨幣を導入しつつある今。
工業国の時代を終え、金融資本主義とは別の経済モデルを世界で構築する必要性と緊急性に迫られた国がある。
この国が新たなモデルを示せば、金融資本主義で行き詰まった英米もそれを模倣する可能性がある。
6名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:36:28 ID:zuoGr2Xv
みんなで仲良くしようと一緒になったのだから銭の面倒くらいみてやれ。
それとも金の切れ目が縁の切れ目か。
7名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:43:02 ID:rLVbMvPG
もともと格差が激しかった欧州で、中でも寒い貧しい地域に住む人たちが
ロシア革命で王族とキリスト教指導者を皆殺しにして、ソ連を作ったんだよな
格差はなくなったが、ポルノも貯金も認められない社会になってしまった。
8名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:55:05 ID:ELuUur+P
すり寄ってくるのも早いが見切りをつけたら手を引くのも早いからなw
9名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:57:16 ID:D9Xx1zdf
 てか西欧に寄り添って危機迎えてる国ってアホだよなw

 
10名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 16:57:29 ID:Vec1RZtr
ブロック金融は新しいな
11名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:03:22 ID:e4AUGPkl
ヤバくなったら簡単に切り捨てるだろ
12名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:18:58 ID:2+SdeYhm
感情による行動を馬鹿にする民族だからな
13名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:23:43 ID:Ag2doa2g
理想としてはそうなんだろうけど、ドイツ国民が納得できるかというと・・・どうなんだろうね。
民主主義国家として。
14名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:41:43 ID:qejzp8LK
ドイツ人が貧乏になって、ウクライナ人が得するのか
15名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:44:14 ID:oO/zNSho
ロッテの4番打者か
16名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:49:10 ID:o4/1gV2U
> 世界銀行のゼーリック総裁は

どうでもいいけど、いつ聞いても宇宙総裁みたいな名前だな。
17名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:49:25 ID:nOudi54B
BIS基準を引き上げるかもしんない、なんてことになれば
貸し出しを渋るのは当たり前だろ。
それとな、マネロン対策ってんで、規制が強すぎるんだよ。
もうちょっとだけ規制緩和して、汚いお金も銀行口座に入る
ようにしてくれよ。まったくどこの銀行でも拒否しやがる。
18名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:50:29 ID:nOudi54B
>>15
ハーバードのロースクールで2番だった人。
19名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 17:58:31 ID:oGwB5P1Q
>>15
釣られるのはメランだけなんだからねっ!/////
20名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 18:04:10 ID:Bplbn5CZ
ユダヤ
21名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 18:10:33 ID:/5jsDh61
これがさよならEUROの始まりだった…

ということにはならないよね?
22名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 18:14:39 ID:oGwB5P1Q
欧州って国家じゃないのに多民族国家と見間違うような雰囲気がある
23名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 18:26:07 ID:uqOWiABF
所詮、沢山の国が利害の一致で組んでるだけだし
貧乏くじ引きそうになったら距離取るのは当然だし
利がなくなれば空中分解する
24名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 18:28:41 ID:7HgfvLX3
EUは国際金融財閥の悲願。失敗すると最初から思っていた。
25名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 18:29:00 ID:72kwg3Cx
竹中のお友達だろ?
だったらロクな人間じゃねーな。

スルーでOK
26名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 18:42:58 ID:TDPZ3W2z
昨年は夏中欧州をあちこち旅していて
欧州のやつらはパスポートも持たず車や鉄道であちこち旅行できるし
国が違う者同士でも普通に恋愛や結婚ができて
羨ましいと思ってた。
せっかく素敵な人と知り合えても
日本と欧州では遠すぎるし違いすぎて
メールだって続かない。
だけど景気が悪くなると
あの欧州がこんなにも見苦しくなるとは驚いた。
27名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 18:49:03 ID:2+SdeYhm
集まれば奉仕側と享受側に別れて当たり前
いつまでも我慢できる訳無い ざまー
28名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 19:04:22 ID:GGFOGpiB
>>7
それ間違い。
表の格差無くしたら誰も働かなくなったので早い段階で成果別賃金制度が導入されてます。
「赤い貴族」から「農奴の最下層」まで実に200倍の騒ぎじゃない程大きな賃金格差が有ったんですよ。
ちなみに、「赤い貴族」より上の連中なんざ「賃金」の概念すらなかったw

一般的な民主主義の賃金格差なんて非じゃ無いレベルの格差社会です。
学校で教えない「理想社会」の現実ですなw
29名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 19:08:09 ID:nOudi54B
たとえばドイツの銀行が、東欧諸国から金を吸い上げることには一生懸命で、
そのくせ、貸し出しは渋るってんなら、許しがたいことだろう。
東欧諸国は信用の堅い一流の銀行を作れないのかね?
30名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 19:13:18 ID:RVdsSIMZ
>>26

EUのヤツらも国境を越える時はパスポート持つよ。
31m9('v`)ノ ◆6AkAkDHteU :2009/02/24(火) 19:23:35 ID:7kS93FoS
ここで日本の出番ですよ。
円高の内に、円建てで貸し付けてやれ。
32名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 19:30:04 ID:xGqmXXKE
日本もユーロとNATOに参加できればなぁ。
アメリカにジワジワ生命力吸われるよりはEU諸国と対等に付き合うほうがいい。

33名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 19:44:13 ID:KcWd05Zy
>>32
> 日本もユーロとNATOに参加できればなぁ。

一挙に貧乏な親戚が増えるな。
34名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 19:51:46 ID:uejEnUQ5
そもそも地理的に遠すぎる。
中国かアメリカのどっちかを選ぶしかない。
35名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 20:19:44 ID:IDs+WJ67
>>7
ロシアが貧しかったからというより、ロシアで少数民族迫害が強かったから、
ユダヤ系やグルジア系を中心に共産主義革命がおきた。
36名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 20:28:48 ID:Ssu75zqQ
エゲレス人が鼻ほじりながら
このスレを見ています
37名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 20:47:38 ID:EhXXmNQ1
結局、製造業は固定費が低いところでやらざるを得ないんだから、
人件費の高いドイツとかフランスの大方の人は必要ない人間なんだよな。
国として不安定になるんじゃないの、民主主義だと?
38名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 21:10:20 ID:IDs+WJ67
イギリスは金融危機で一気に没落しただろ。
ロンドンの役割がなくなって。
39名刺は切らしておりまして:2009/02/24(火) 22:05:51 ID:Lp4Rk6/0
結局IMFが助けるのに9兆だした日本を馬鹿にする英国
40名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 01:26:43 ID:xtF1wnml
言ってることはまともだが、ゼーリック自体はただのクズ
41名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 02:02:27 ID:vWmbhLeO
また南ドイツ新聞かよ
42名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 02:10:21 ID:KOOWsBlc
東欧が死ぬと西欧が鳥インフルエンザにかかって韓国が死にそうです。
43名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 11:04:10 ID:1EkeZ+Qy
おれの持論ではアジアは西洋人が便宜的に作った区分でユーラシアから
ヨーロッパ的な部分を差し引いた残り。だから人種的にも文明的にも
余りにも雑多だ。だから中東、インド・パキスタン・西南アジア・
東アジアなどはそれぞれ別のグループで語られるべきだと思う。

そういう観点では俺等からみると欧州と一括りにして、容姿もかなり
共通の部分が多いように見えるが彼等自身から見るととても同列には
語れないような幅広い民族・文化なんだろうね。あいつらと一緒には
されたくないとか。

しかしなんやかんやと言ってみても人間、洋の東西を問わず結局は
最終的に経済力で地位が決まるんだよね。ただし周りから信用と
敬意を得る為には本当はその土着性が真に大事なんだという事を
ユダヤ人や在日の方々には是非考えて欲しい。
44名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 11:07:10 ID:JH+BGmXR
>>30
持たないよ
パスポートより簡単な普通のIDカード持ってるよ
45名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 11:09:12 ID:JH+BGmXR
西欧の金融機関じゃなくて日本の金融機関が東欧(CIS除く)へ融資したほうがいいんじゃないの?

橋頭堡を作るために
46名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 11:17:44 ID:1EkeZ+Qy
日本はもうロシアとの平和条約締結はきれいに諦め、戦争にならない
程度には友好的にお付き合いする。

代わりにポーランド、ウクライナやその他のニ、三のCIS(旧ソ連)
と仲良くし経済協力と人的交流を行えばいい。ポーランドやウクライナ
には日本に対して歴史的怨念を持った人たちも居ないし、過剰に宗教的
でうんざりさせられる人たちも少ないからそういう点ではうまくやって
いける可能性もあるんじゃないの?
47名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 11:38:24 ID:JH+BGmXR
中東欧と呼ばれるEUの旧共産圏諸国の一部、具体的にはポーランド、チェコ、スロバキアの3カ国は
金融機関、一般企業、個人のレバレッジが他よりも小さく、
とくにポーランドは2000年代前半に中央銀行総裁を務めたバブルファイターのレシェク・バルツェロヴィチが
2001年の時点でバブル到来に気づいて、徹底的にこれを潰した
そんなことがあってこの3カ国においては今回の金融危機の本質は
バルト三国やハンガリーなどのような、レバレッジを目一杯効かせてバブルに踊った結果現在過剰な債務負担で
破産の危機にあるEU内の他の旧共産圏諸国とは違う

問題は以下にある
EUの旧共産圏諸国の金融機関は西欧の銀行に買収されて子会社化されているところが多い
バブルに踊った西欧の金融機関つまり親会社が今回とんでもない不良債権を抱えてしまったので
現金が必要になり、資金を子会社たる旧共産圏にある金融機関からどんどん引き揚げている
これが大問題になっている
ポーランドはこの地域で特に経済規模が大きく、ポーランド経済はこの地域全体の半分を占めるが、
この国の民間大手銀行のほとんどは外国の銀行の子会社で、
ポーランド最大手の民間銀行の一つが、いま経営危機にあるドイツ再大手の一つコメルツ銀行だったのが痛い
それでポーランドからどんどん資金が引き揚げられ、通貨が特に大きく急落した

昨日上記のバルツェロヴィチが一般向け論文を発表したのでこれから読んでみるところ
48名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 11:59:55 ID:1EkeZ+Qy
>>47
ポーランドには日本語を教えている高校もあったりして意外に
親日的な人も多い。俺もポーランドの高校生にネットで捕まって
かなり文通したことがある。彼等はドイツとかフランスとかの
西洋の文化にも勿論あこがれていて本などもよく読む。それに
トルコも流石に主要な人気本は日本よりも先に翻訳されている様だ。

地政学的には日本は地理的な問題はさておき近い将来NATOに加入
させてもらい、対米協調は少なくともドイツ程度に軽減させる。NATO
の親分は一応アメリカもその一人であるからアメリカの傘下ではあるし
全く楯突いている訳ではない。今は日本はNATOのオブザーバーにも
なって無いんでしょ? 但し通貨としてのユーロ圏に入る必要は全く無い。

日米安保を希薄化させる為の主な障碍は東亜情勢だが北を温存させたがっ
てるのは実は米・中・露の共通の思惑。一番阿呆なのは金大中やノムヒョン
で李明博はその点少し気の毒。露中も当面日本と険悪になっても百害あって
一利なしだろう。甘いかな? ステルスは自前開発して欲しい。
49名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 12:12:43 ID:1An2G70E
>>48
日英同盟がどうやって解消されたか知らんのか
他国間同盟が何の役に立つ
国連安保理に幻想をもってる御花畑と同類
50名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 12:47:39 ID:JH+BGmXR
>>48
読んだ
バルツェロヴィチ論文の要点:
・バブルとは、レバレッジが拡大することであり、それが「過剰になる」と崩壊する
・「過剰」とはどの程度か?私は、年に30-40%程度の上昇が見られると過剰と判断する
・私は2001年の時点ですでにアメリカの金利と信用拡大を見て世界的なバブルの徴候に気づいたので即座に対策をとった
・新たな「仲介人」的な金融(投資銀行等を指すと思われる)というモデルが、伝統的な商業金融モデルに取ってかわってきた
・新モデルにおける信用リスクは伝統的な金融モデルにおけるそれを超えることない、という当初の幻想があった
・信用リスクは通常(伝統モデル)においては査定可能であるが、査定ができないと相互不信となり、これは心理学である
・アメリカ、日本、中国、ドイツその他(西欧の)EU諸国といった経済大国の政策に今回の金融危機の帰趨がかかっている
・これらの経済大国が何をやるか、あるいはどんな失敗をするか
・1929年に始まった世界恐慌はアメリカをはじめ世界各国の採った誤った政策によって悪化した
・誤った政策とはズバリ、保護主義である
・保護主義は短期的にはその国の利益になったが、後に大損を招く事態になった
・したがって現在の経済大国も保護主義に走ってはならない
・世界の経済大国が採る政策が必ずしも経済小国に有効であるとは限らない
・(経済大国が採る)その政策とは、財政出動である
・経済大国は財政出動をしてもその資金の調達コスト(金利)が低くてすむが、ポーランドのような経済小国ではそうはいかない
・ギリシャが典型例で、ギリシャは「インフルエンザを治そうとして肺炎にかかることの愚かさ」を痛い思いをして学ぶことになった
・ポーランドは所詮は経済小国であるから、経済大国発の今回の金融危機の影響を避けることはできない
・ただしその影響を小さくすることは政策の工夫次第で可能である
・(投機による)原油価格の上昇という幸運に恵まれていたロシアは金融危機に大きく影響されている
・ポーランドもドイツの金融危機の影響を受けているが、ロシアのような経済構造ではないので、ずっとマシである
・不動産投資を中心とする信用拡大が非常に速いペースで起きたバルト三国のような国々は、その経済縮小も速い
・ウクライナやロシアのような国々では、ほとんどの大企業が国有でかつ膨大な債務を抱えてしまったため衝撃は大きい
・ポーランドに関する各種指標を見る限り、私はポーランドの危機は浅く、ハッピーエンドになると考えている
・ポーランドに関する最も悲観的なシナリオは成長率が0%前後、最も楽観的には3%である
・この時世に2-3%も成長する経済は「タイガー」である
・適切な政策が採られるならば、ポーランドも充分そのタイガーになることができると私は見ている
・ポーランドが採るべき適切な政策とは、規制緩和と民営化からなる構造改革をさらに進めることで歳出を抑制することである
・この政策(構造改革にともなう歳出抑制)によってポーランド経済は信用を高めることができる
・さらにこの政策によって、危機が終わった後に高度成長を期待できる状況になる
51名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 15:49:33 ID:pR9F+XIr
バブルは20年くらい前から解明したという勝利宣言が多数出されてる謎の経済現象
52名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 15:57:11 ID:mGAiOHiG
東欧=派遣社員。
やばくなったら切り捨てられるのは当たり前。自己責任だw
53名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 18:15:54 ID:Y/knNANN
>>37
だから保護主義に走ろうとしてる
ルノーとかの政府援助の条件が自分所の社員の首は切らずに切るなら他の国の社員をリストラしろちゅー感じのやつだから
これに対してEUの議長国のチェコが文句言ってた
EU内で自由に会社運営していいのに、そんな制限するのは違反だって
54名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 18:34:31 ID:hGzGQ7cF
>>51
メカニズムは解明されているが、自動的な対策が構築できないだけ
対策は>>50の人のような、有能な人材の個人の能力に任されている
55名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 21:40:23 ID:hl4ohM/2
解明されているのに繰り返されるとは
56名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 23:01:53 ID:z9oxeDE3
日本としては、EUなんてとっとと分裂して全ての国を競わせたほうが良かろう。
57名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 23:08:00 ID:fd5wi9hY
拡大が拙速過ぎるというのは、昔から言われていたことなんだがなあw
(19世紀の)アメリカの真似をして、「フロンティア」まがいのものを
求めてホルホルしてしまったからこうなる。
最終的には、スラブ語圏やウラル語圏であっても、
旧西方教会圏はEUに加盟すべきなんだろうけれど、
(正教会圏は絶対に_)
それは、中部欧州が十分に豊かになってから行えば良かった。
旧ECがフランス主導の組織だったことが、内心気に入らないドイツが、
「昔の子分」を拙速に加盟させようと「東方拡大」を煽り立てたのが、全ての元凶だ。
ドイツこそが戦犯なんだよ。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2009/02/25(水) 23:16:16 ID:ljcf8Rej
世界の構造がわかる動画集

巨大企業モンサントの世界戦略 遺伝子組換 バイオテクノロジー
ttp://video.google.co.jp/videoplay?docid=2219229390528597169&hl=ja
ttp://video.google.co.jp/videoplay?docid=-6469908545096925356&hl=ja
Zeitgeist(時代の精神) 反ロス同盟オリジナル翻訳 第四弾
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-7913776862105239439
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-7760134233260750226
ttp://video.google.com/videoplay?docid=3110632096599506988
宇野正美講演会「ヒットラーを超えた世界的独裁者−このとき再び大西瀧治郎中将に学ぶ−」 (2002年6月18日)
ttp://video.google.com/videoplay?docid=4354217613462703994
『アメリカ:自由からファシズムへ』その1-5(日本語字幕版)
ttp://video.google.com/videoplay?docid=6151715899324004105
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-5987548287308161774
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-5027144445168035825&hl=ja
ttp://video.google.com/videoplay?docid=2822743861153246905&hl=ja
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-1834419195483711220&hl=ja
アロン・ルーソがロックフェラーとの会話を語った衝撃のインタビュー(日本語字幕版)
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-5219614342883260978
Ron Paul : Stop Dreaming (日本語字幕版)
ttp://video.google.com/videoplay?docid=1094521977173934414&hl=en
Money As Debt(日本語字幕版)
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-446781510928242771&hl=en
『Monopoly Men』〜Federal Reserve Fraud〜日本語字幕版
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-845461387975920288&hl=en
エコノミック・ヒットマンが語るアメリカ帝国の秘史 前編
ttp://video.google.com/videoplay?docid=-6965766965810116122&hl=en
エコノミック・ヒットマンが語るアメリカ帝国の秘史 後編
ttp://video.google.com/videoplay?docid=6678906203068893415&hl=en
石井紘基 日本病の正体
http://video.google.com/videoplay?docid=-1387815983907035222
59名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 23:18:55 ID:Ih1ubC40
なんとなく、だけど
今回の恐慌はEU分裂+世界再編でひとまず収まる希ガス
大戦になるとは思えんが
小規模ながら軍が動くことはあるかもしれんね。
東欧か南欧にできたファッショor極左政権に独仏軍が介入、とか・・・
60名刺は切らしておりまして:2009/02/25(水) 23:31:52 ID:YSi4rMbA
もうEUも壊滅状態だね
61名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 00:09:40 ID:gcmJqVbQ
第3次大戦もヨーロッパからか
62名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 00:13:09 ID:bJMmkzZi
ドイツは正直 EUと縁を切ってマルクに戻りたいだろうな
63名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 00:19:27 ID:Z7CBb0yn
>>62
いや、全速力での東方拡大の旗振り役こそ、ドイツ(の中のエロい人)だった。
実は東方拡大は、ナチスの「生存圏」発想の隠れた復活といったところがある。
ドイツの庶民はやっぱり眉唾だったらしいけど。
フランスは、西側だけのラテン圏主導でECをマッタリ続けたかった。
64名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:16:52 ID:FgYRgO1X
>>63
なるほどね。>ドイツの東方拡大
日本の左派・右派含めて一部の人間が漠然と持っている「東アジア共同体」妄想が
実は大東亜共栄圏の化粧直しってのと同じだな。

だとすると、麻生の「自由と繁栄の弧」の方がまだ支持できるわ。
戦前の状況で言うと日英同盟堅持路線だよなこれ。今じゃ米英は死に体だけんどwww
65名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:24:49 ID:zTMpE+lm
でもEUにロシア入れろとか、
環地中海共同体つくって北アフリカのアラブ諸国と一体化しようなんてことは言わんでしょ。
西欧のインテリ連中は。
トルコ入れるか入れないかで揉めてるけどロシア加入論は「ずっと先、未定」で一致。

東アジア共同体論者の物言いは、EUにロシア入れろという言い方と質的に同じなのよ。
66名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:33:10 ID:SG3Geas2
>>1
無理だって、分裂するしかねぇって。
67名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:35:12 ID:CO+6NPmX
>>63
ドイツ的にはナチスの生存圏ほど過激ではなく、19世紀のミッテルオイローパの焼き直しのつもり
ただし、新規加盟国最大の国家ポーランド的にはポーリッシュ・コモンウェルス(1569-)の現代版

両者のなにが違うかというと、ミッテルオイローパはドイツ民族の国家ドイツを中心として
その周囲に衛星国を配置しドイツ人が支配する一種のドイツ人帝国主義(ソ連帝国に近い)で、
ポーリッシュ・コモンウェルスではポーランドが民族として支配的になることはない民主主義で、
ただ単に意思疎通の便宜上公用語をたとえばポーランド語とする程度(八紘一宇に近い?)

EUはまず中欧の小EUであるヴィシェグラード連合(ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの国家連合)の
発展を、戦後のアメリカによるマーシャルプランのようにしっかりと資金面で支援して、
その上でこれを加盟させればよかった
68名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:37:45 ID:HhSu4VrT
>>50 要約サンクス
69名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:46:46 ID:JDOyhGrt
OECD/カントリーリスク会合における国カテゴリー変更国(欧州・CIS)の概要
http://www.nexi.go.jp/service/sv_m-report/200902/mr200902.pdf
●ハンガリー: D → E
公的、民間を含めて大幅な対外債務を抱えていた[対 GDP 比:100%]同国経済は、金融危機を受け、
資金流入難に直面し、通貨フォリントが売られた。今後、経常赤字と対外借り換えによる
ファイナンスニーズと対外ファイナンスにギャップが生じると見込まれ、IMF を中心とした国際機関から
総額200億ユーロの支援を受ける。 ハンガリー政府は、IMF プログラムの下で、
公務員給料引き上げの凍結や年金支給の停止等により、
緊縮財政に取り組むとしている(2009 年の財政収支目標対GDP比:▲2.5%)
●ウクライナ: F → G
ロシアからのガス輸入価格引き上げと財輸出の4 割を占める鉄鋼価格下落により拡大していた
経常赤字であったが、金融危機の中、対外ファイナンスによる補填が困難となった。
さらに、不安定な内政と銀行国有化により同国への信頼が揺らぎ、通貨フリブナが大きく売られた。
このような状況の中、国際収支ギャップが見込まれたことから、IMFと165億ドル規模の融資協定に合意した。
また、ロシアとはグルジア紛争やガス価格を巡り、たびたび対立も見られた。
70名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:47:28 ID:CO+6NPmX
>>64-65
俺的にはEUというのは、ポーランド人の見方(要するにポーリッシュ・コモンウェルスの現代版)が
正しい方向性だと思うし、実際のところ今のドイツにミッテルオイローパを作るような力があるわけないので、
「EUの真似して東アジア共同体を作る」試みというのは「ポーリッシュ・コモンウェルス」みたいなものを
東アジアに構築しようとする試みと同じものであり、だからこそこれは不可能だと思うね
なぜならポーリッシュ・コモンウェルスの本質は自由主義、民主主義、平和主義なんだが、
日本はこれができる成熟した国だが、中国、韓国、北朝鮮を見たとき、これらの国々が
自由主義、民主主義、平和主義ができるか?と言ったらまず無理だろ?だから東アジア共同体は不可能だと思う
無理に作ったらとんでもない悲惨な崩壊をすると思うよ
EUはEFTAなどのような単なる関税同盟じゃないわけで、域内に一定の思想的コンセンサスがあってこそなりたつ国家連合だ
71名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:47:32 ID:JDOyhGrt
●ブルガリア: D → E
ブルガリア経済は、世界的な信用収縮の中、成長の源であった不動産や建設部門への FDI が停滞し、
資本流入難に直面。結果、輸入縮小に伴う国内需要減により歳入が減り、
さらに同国でプレゼンの高い外資系銀行が融資を引締めていることから、
経済の一段の減速が鮮明となっている。 今年の成長率は 1%台まで落ち込む予想。
さらに、懸念材料である汚職対策も進まず、EU からの資金使途が不透明だとして、
融資がカットされる事態となっている。
●クロアチア:E → F
大幅な経常赤字[2007 年対 GDP 比:▲8.6%]を対外借入で補填し、対外債務も対 GDP 比で
100%近くに達しているクロアチア経済は、国際金融危機の中、資金流入難に直面。
為替安により、ユーロ建で借入を行ってきた企業や個人への影響は避けられない状況となっている。
72名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:48:35 ID:JDOyhGrt
●ラトビア: D → E
他のバルト三国と同じく、対外ファイナンスにより経常赤字を補填してきたが、
金融危機を受け、資金流入難に直面。同国の金融セクターはスカンジナビア系銀行のプレゼンスが高く、
流動性は維持されるとしていたが、外銀の後ろ盾を持たない国内第二位の Parex銀行は預金流出に直面し、
国有化された。景気後退による歳入減に加えて銀行救済により、公的債務増大の懸念が生じ、
大手格付機関3社は、揃って同国の格付けを2ノッチずつ引き下げた。
さらに、2011 年までに国際収支にファイナンスギャップが見込まれたことで、
IMF や EU 等から総額 105 億ドルの融資を受けることになった。
●エストニア:C → D
大幅な経常赤字を抱え[2007 年の対 GDP 比:▲18%]、対外債務も大きい[2007 年の対 GDP 比:118%]
エストニア経済は、金融危機により資本流入が減少。国内融資が引き締められ、
2008年と 2009年はマイナス成長率に落ち込む予想となっている。
●リトアニア:C → D
大幅な経常赤字[2007 年の対 GDP 比:▲13.7%]と対外債務[2007 年の対 GDP 比:70.9%]を抱える同国は
世界的な信用収縮を受け、資本流入難と輸出需要低迷に直面し、2009年の成長率はマイナスに転じると
予測されている。景気後退を受け財政が悪化し、低く保たれてきた公的債務が膨らむ懸念も。
73名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:50:36 ID:CO+6NPmX
>>69
E→Fにされたクロアチアがやばくね?
74名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:51:47 ID:Z7CBb0yn
>>65
質的相違があることには100%賛成するけど、
ただ、東アジア共同体論者にも、ある種のグラデーション幻想があって、
その意味ではよく似ているとも言えるんだよなあ。
「台湾までならおk。親日的だし法制も似ている。」
「韓国までならおk。よく見れば似ているじゃないか(意味不明)」
「広東なら開けている。香港人はもっと開明的だ」
「上海人は開明的だ。内陸とは違う。」
「沿海部ならおよそ行けるんじゃね?」
「どうせなら北京で日中韓三国にしよう」

EUの場合、旧西方教会圏と、正教会圏・イスラム圏との間に
決定的な文明圏の境界があるんだが、
これとて、すでにギリシアの加盟で非常に早い時期に切り崩されているわけで、
どうしても現実の境界線は曖昧になる。
75名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:51:58 ID:CO+6NPmX
ウクライナより先にクロアチアが吹っ飛ぶ気がしないでもない
76名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:53:58 ID:CO+6NPmX
>>74
関税同盟だけが目的ならあちこちの国と二国間条約で関税撤廃すればいいだけのこと
なにもEUのような多国間の物的連合を作る必要はない
77名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:55:35 ID:JDOyhGrt
バルカンは国が小さいからあまり注目されてないけど
中東欧と同様にGDP比でメガトン級の経常赤字と対外債務あるんだよね
78名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 01:59:06 ID:Z7CBb0yn
>>67
中欧の復活というのも、この歴史上国民国家形成自体が大問題だったところで、
非常に問題の多い発想だが、
ポーランドの歴史幻想もなんともひどいよなあ。
ポーランドの「栄光の時期」というのは、ポーランド国民国家の栄光の時期ではなく
ポーランド王家の栄光の時代なんだよ。
つまり、支配領域民がどんなエスニシティーを持っているかは
ほとんど何の問題にもならなかった中世の話だ。
「佐竹氏栄光の時代再び」と言って、秋田県が主導して茨城県と連合を組むなんて
馬鹿げた話に近い。
79名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 02:02:33 ID:CO+6NPmX
>>74
ギリシャは小国でマージナルだからネガティブ面はたいしたことない
それよりもボスポラス海峡とその周辺にしっかりと自勢力を維持するために必要
ルーマニアやブルガリアも黒海西岸だから必要
コンスタンツァはおおきな港で北海のほうへ行く必要のない船は、
スエズからボスポラスを通って黒海にはいり、コンスタンツァ港で積み下ろしができる
そこから西へ向かう陸路が便利
80名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 02:03:40 ID:JJF82C3a
日本の金がリッチな白人のために使われますw
81名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 02:07:55 ID:Z7CBb0yn
>>79
その発想は、均質な文明圏でまとまる(欧州の再統一)という発想ではなく、
「そこにどんな奴らが住んでいても、重要な土地は押さえよう」という、
まさに「軍事同盟発想」または「経済圏=生存圏発想」なんだよ。
だからギリシアの正規加盟が、重大かつ致命的な例外を作ってしまったことになる。
大体、ユーロ紙幣を見れば、ギリシアの異質性は一目瞭然じゃないか。
ギリシアさえいなければ、単位はただEUROと4文字書くだけで良かった。


まあ、ギリシア加盟に異様な執着を見せたのは、
実は西ドイツではなくフランスだったんだがねw
82名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 02:09:16 ID:Y5TWecdO
ゼーリックといえば郵政民営化だね。
83名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 02:13:30 ID:CO+6NPmX
>>78
国民国家というのは民族主義と一体だからこれがいいわけないだろ
域内は多民族なのだから共存していく道を模索しないといけない
その手段は2つ:
1.ミッテルオイローパ→これは国家のゲットワイゼーションだわな
  アメリカの町などでお金持ちの住宅地と貧乏人のそれがはっきり分かれている
  両者では人種さえも違う、だがドイツ語は押し付ける、他の言語は認めない
2.ポーリッシュ・コモンウェルス→基本的人権(生存権、所有権、財産権)の保障
  これによって民主主義社会が構築され、多民族共存社会を目指す
  言語問題は、1596のコモンウェルスでは他民族が自発的にポーランド語を習得するようになった 
  現代ならば、最終的には英語でよかろうのう

まちがいがあるぞよ
当時はポーランド王家の栄光の時代ではないぞよ
あの時期いちばん力を持っていたのは貴族院(下院)と元老院(上院)だ
ポーランドのシステムの栄光の時代なのよ
ポーランドは国民国家を求めていたんじゃないんだ
「ヨーロッパでは」多民族社会こそがうまく行くと考えている

東アジアのケースにはまた別の処方箋が必要だろう
84名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 02:20:55 ID:zTMpE+lm
>>70 >>74
EUにロシア入れらんないのは、文化論の前に規模の問題があるわけよ。
今のEUは英・仏・独・伊・西の人口規模が似通ってるから辛うじてバランスが保たれてる。
ロシアは図体が大きくて入れられない。
EU的なバランスが保てるのは東南アジア諸国くらいで
東アジアでは先ず中国をどう扱うかの問題が出てくるから無理だと思うんだ。

中国は領土面積・耕地面積や気候、年降水量・水資源量の数値がアメリカと似てるから、
食糧資源の天井の前に水資源の天井を考慮すると
中国人民が日本国民なみの所得水準で悠々ライフを送れる人口は2億人台と思われる。
国民性による労働生産性の天井というのもあるから、人口が2億人台でも
大都市が香港・シンガポール並、地方は韓国・台湾並の生活水準がやっとだと思うが
ここまで生活水準引き上げたとしても今のロシアと同じくらいの条件になるだけ。

まして、満員電車状態でこれ以上豊かになるのが難しい中国を入れられるのか。
まず無理だよ。
85名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 02:29:35 ID:Z7CBb0yn
>>83
EUの本来の原則はどちらでもないよ。いわゆる有名な「補充性原則」だが、
これを誤解する人が本当に多い。
補充性原則とは、大小さまざまな政治単位が、それぞれの立場を主張して、
「際限のない議論の場を設ける」という点が一つ、
それから、基本的に小さい単位で解決できない問題だけが、上位に上がる
というのが2つめの原則。
そして、どのように重層的であっても、
領域に接する単位が、確実に透明な支配を貫徹していることを、
それぞれの単位が、立場は違っても複合的に監視保障するというのが3つめ。
これは、中欧のドイツ優越体制とも違うが、ポーランド主導の「表層的な指導」とはもっと違う。
ドイツの中欧支配は、中途半端で苛烈な「領域直接支配」だが、
ポーランドのそれは、領域に直接タッチしない、
どちらかというとオスマン朝やアジアの前近代帝国に見られるような
東方的な「間接支配主義」。
これでは、民主主義と透明な支配体制を担保できないんだよ。
86名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 03:12:51 ID:zTMpE+lm
>>85
ethnicityを否定してるわけじゃないの?
米国は経済思想面で新自由主義を押し出し、西欧は社会哲学面で社会構築主義を押し出したけど
社会構築主義者って「『民族』なんてもんは近代以降の人工的な概念ニダ」を言い張るんだよね。
エマニュエル・トッドは違うと言ってるけど、結局どういう結論が出たのかわからない。

あくまで直感だけど米国の新自由主義が崩れた次は西欧の社会構築主義が崩れていくと思う。
なぜなら、どちらもありえない前提を基にした演繹主義の産物だから。
87名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 08:42:19 ID:gV1U7TVg
>>84
>EUにロシア入れらんないのは、文化論の前に規模の問題があるわけよ。

いいや、規模よりも文化の問題。ロシア正教というものの本質を知らないと何も理解できないよ。
ロシアの文化として、ロシアがマーストリヒト条約を受け入れる可能性はゼロ。


>>85
>ポーランド主導の「表層的な指導」とはもっと違う。

完全に勘違いしているだろ。>>83ではポーランド主導などとは一言も言っていない。
一民族が主導するドイツ帝国方式か、コスモポリタンなポーリッシュコモンウェルス方式か、ということであり、
EUは明らかにポーリッシュ・コモンウェルスの20-21世紀版だ。


>>86
>あくまで直感だけど米国の新自由主義が崩れた次は西欧の社会構築主義が崩れていくと思う。
>なぜなら、どちらもありえない前提を基にした演繹主義の産物だから。

その見方が間違い。そもそも演繹でなく、ポーランドという実例があったからこその帰納。
エマニュエル・ドットは壊滅的なまでに歴史を知らない。
ポーランド(ポーリッシュ・コモンウェルス)の唯一の失敗原因はリヴェルム・ヴェトにあった。
これが政治的混乱を生み、約400年も続いた多民族平和共存の国家が衰退していった。
現在もEUにもリヴェルム・ヴェトがある。代議員によるリヴェルム・ヴェトでなく、
マーストリヒト条約下における国家単位のリヴェルム・ヴェトだ。
未施行のリスボン条約やEU憲法ではリヴェルム・ヴェトを廃止している。
88名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 08:49:26 ID:Z0TtYor8
>>87みたいなのはどこの団体にも入れてもらえないだろうな。
89名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 08:52:50 ID:gV1U7TVg
ポーリッシュ・コモンウェルス国会でリヴェルム・ヴェト制度が採用されたのが1569年、
法制度上で廃止されたのが1791年5月3日の憲法において。

公式に使用された最初のリヴェルム・ヴェトは1669年、18世紀に入ると
プロイセンとロシアが自己の息のかかったコモンウェルス議員(注:コモンウェルスは多民族国家)を
使って、リヴェルム・ヴェトを連発させ、コモンウェルスは事実上の無政府状態へ。
そのため代議員の政党化(連盟化、コンフェデレーション)が進み、
それによって1764年よりリヴェルム・ヴェト制度が形骸化し使用されなくなる。

>>88
なんで謙虚に話を聞く前に、自分より物知りな相手を妬むんだよ?
90名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 08:59:38 ID:gV1U7TVg
>>86
ethnicityは言語の標準化によって下位のものから消滅していく。
EUで内部におけるethnicityが消滅する条件はただ一つ、
共通言語が定着することだ。共通言語として最もありうるのは英語であり、
実際にブリュッセルではデファクトで英語が圧倒的な地位を得て使用されている。
イギリスが積極的にEUにコミットすることがあれば、英語化への移行は早まるだろう。
ただし充分に広まるまえに強制すればフランスやドイツなど主要国から抵抗される。
91名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 09:05:53 ID:lUh28tN1
>>87
文化の問題なら'81年のギリシャ加盟でアリの一穴ができてて
2年前にはブルガリアとルーマニアの加盟でアウトじゃないか。
ロシアの正教とそれ以外の国の正教が文化的に違うというわけではなさそうだから
(聖俗の別という考えがないということかな?)
ロシアがマーストリヒト条約を受け入れられないなら
ギリシャ、ブルガリア、ルーマニアもマーストリヒト条約を受け入れられないはず。

あと西欧の社会構築主義というのは厳密には汎欧主義とは違う意味だぞ。
死刑廃止に熱中したりする過度の理想主義のことを言っている。
さすがに現実の前に耐えかねてハーバーマスも「西欧人だけでやってくしかないかorz」
と言い出してるが。

トッドがliberum vetoのせいで
ポーランド・リトアニア連合王国が崩壊したことを知らないわけないだろう。
全会一致原則なくせと熱心に主張しているうちの1人だよ。
まさに文化論的な見地から主張している。
92名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 09:25:46 ID:gV1U7TVg
>>91
>文化の問題なら'81年のギリシャ加盟でアリの一穴ができてて
>2年前にはブルガリアとルーマニアの加盟でアウトじゃないか。

マーストリヒト条約の内容をまったく知らないことは火を見るより明らかとなった。
これでは話が通じない。
たとえば一例として、マーストリヒト条約(2002年改定)の第35条-第40条を
ロシアが受け入れられるはずがない。
ギリシャ、ブルガリア、ルーマニアにとってはこれはなんでもないことだ。
正教だからダメとかそういう問題ではないのだ。

>あと西欧の社会構築主義というのは厳密には汎欧主義とは違う意味だぞ。

西欧の社会構築主義にはネイションのエボリューションの概念がない。
カレルギーの汎ヨーロッパ主義はオーストリア帝国の延長であり、
ドイツ帝国のミッテルオイローパと本質には同じで程度の問題であり、
優越民族と下等民族のヒエラルキーを解決しない上、「非ヨーロッパ」である他者の疎外につながり、
所詮はその点においてアメリカのモンロー主義と大差ない。

>トッドがliberum vetoのせいで
>ポーランド・リトアニア連合王国が崩壊したことを知らないわけないだろう。
>全会一致原則なくせと熱心に主張しているうちの1人だよ。

トッドが最初から全会一致の問題に言及していたなんて初耳だな。
事実は違うね。トッドは当初から全会一致の問題を指摘していたことはなく、問題が暗礁に乗り上げてから
全会一致が云々言い出したことであって、ポーランドの歴史から学んでいたわけではないことは明らか。
EUの前史としてのポーリッシュ・コモンウェルスに関する知識が決定的に欠けていた。
93名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 10:26:21 ID:lUh28tN1
>>92
未明の ID:Z7CBb0yn とは別人なのか?まあいいや。
マーストリヒト条約なんか読んだことなかったよ。
今読んだら、英語のやつしかないから苦労したけど
第35〜40条は裁判権や警察権について難民等の人権問題とリンクさせながら
加盟国が協力し、場合によっては委員会の決定に従わなければならない。
というのはわかった。
ロシアとしては自国が他国の主権を制限するのはいいが、
自国の主権を制限されるのはたまらんと。これはわかる。

>「非ヨーロッパ」である他者の疎外につながり、

「非ヨーロッパ」まで入れられないから
ドイツ左翼党のラフォンテーヌまで不法移民退去は仕方ないと言ってるんじゃないか?
コスモポリタニズムの理想が欧州域内で区切るらざるを得なくなり
結局は地域主義という結論に至りつつあると。そう見えるが。
94名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 11:26:28 ID:gV1U7TVg
>>93
>「非ヨーロッパ」まで入れられないから
>ドイツ左翼党のラフォンテーヌまで不法移民退去は仕方ないと言ってるんじゃないか?
>コスモポリタニズムの理想が欧州域内で区切るらざるを得なくなり
>結局は地域主義という結論に至りつつあると。そう見えるが。

うん、だからEUは>>67で出てくるように、
ドイツ人にとってはミッテルオイローパ
ポーランド人にとってはコモンウェルス
という、まさにそこに概念のズレが出てくる。

ポーランド人は過去に自国で何世紀もコスモポリタニズムがちゃんと機能していた実例があるから、
保守派であっても、ちゃんと工夫すればコスモポリタニズムでやっていけると考えている。
ドイツにはその経験がないから、ドイツ人はどうしてもコスモポリタニズムが信じられなくて、
たとえ左翼であっても、発想が汎ヨーロッパ主義どまりになってしまう。
この点において両者は対極的。
95名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 11:27:29 ID:gV1U7TVg
さらに、不法移民は不法だからまた別の問題だろう。
合法移民について制度等どうするかの方が主題になる。
96名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 11:27:43 ID:Z0TtYor8
>>89
> なんで謙虚に話を聞く前に、自分より物知りな相手を妬むんだよ?

物知りじゃなくて、恥ずかしい知ったかだろ。
たとえば、ロシア正教がEU加盟の障害になるなら、ブルガリアやギリシアだって
EUには加盟できないわけで。
中学生でも間違いを指摘できるような半可通はどこに行ってもお邪魔無視。
97名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 11:30:38 ID:gV1U7TVg
>>96
おまえのその主張に対する反証は、>>90-93ぐらいまでで終わってる。
なんなんだよおまえは?
98名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 11:39:12 ID:gV1U7TVg
>>93
ロシアの件、ロシアは主権民主主義とかいう奇怪な用語を振り回すプーチン時代だけど、
その発想はまんま19世紀からのスラヴォフィルのそれであって、
そのスラヴォフィルの根ははっきりしていて、1612年の対ポーランド戦争にある。
そしてそれをずっと裏で手引き・扇動しているのがカトリックと対立し続けるロシア正教会。

1612年以前のスムータの時代は、ツァーリと一部の貴族の寡頭制で特権を享受していたボヤーレと、
それに反対する民主的なボヤーレとの対立だった。
後者は最初は偽ドミトリーを担ぎ、次にはポーランド王国のジグムント3世についた。
ジグムント3世はヴァーサ朝のスウェーデン人だが、狂信的なカトリック教徒で
これがいろいろ問題を起こした。
ジグムント3世の考えは、ポーランド貴族の考えとも違っていて、それでこの王はポーランド貴族とも対立、
モスクワを陥落させた征夷大将軍(と例えておく)のスタニスワフ・ジュウキェフスキとも対立、
王の強情にあきれ返ったジュウキェフスキは軍を率いてモスクワを離れてポーランドへ帰ってしまった。

余談が、すぎた。
99名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 11:56:45 ID:zTMpE+lm
>>94
それはコスモポリタニズムと呼べるんだろうか?
まぁ、細かい表現の問題だけど。

ご存知だろうけどポーランド人のロシアへの恐怖心はハンパないわけでしょう。
北欧諸国の親独感情・反露感情も激しいけど
ポーランド人の反露感情はもっと猛烈らしいからね。

受け入れられない相手 ─ロシア─ がいるわけだから
コスモポリタニズムと呼ぶよりは
「“選択的”多民族共生」 と呼んだほうがより正確なのではないか。

あとポーランド・リトアニア連合王国旧領に入るベラルーシ、ウクライナはどうなの。
ウクライナは西(ガリツィアとか)と東でかなり風土が違うらしいけど
ベラルーシは正教の国だしモスクワのほう向いてる印象を受けるけど。
100名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 12:32:00 ID:gV1U7TVg
>>99
「1612年」以前、多くのロシア貴族がポーランドへ来てポーランド貴族になっている。
当時はコモンウェルス対ロシア、というよりも民主主義対専制政治という対立構図だった。
1612年以後、これはポーランドとロシア民族(ロシア正教会)の対立図式となり、
現在までそれが大々的に喧伝されている。ロシアの支配者にとって都合がいいからだ。

選択的多民族共生と言うが、
まず、民族主義を理性で抑えてコスモポリタニズムの考えを共有しなければ多民族が共生できるわけはないので、
「この考えが共有できる人々で多民族が集まって共生」するのであるから、この意味ではコモンウェルスも「選択的」ではあるが、
それ以外に「共生」の道はないのだからわざわざ「選択的」という言葉を使う必要はないと思う。
次に、多民族というのも厳密には問題があり、ポーリッシュ・コモンウェルスにおいてはethnicityそのものが
意味をなさなかった。共通言語がポーランド語(あるいはもっと古い時代にはラテン語)だっただけで、
これは法律ではなくデファクトで共通言語が英語と決まっている現在のアメリカ合衆国の状況に近い。

それに、自分はポーリッシュ・コモンウェルスの例を挙げてはいるが
EUにおいて主導的立場にあるのは「いまのポーランド」ではまったくなくて、
パウルス・ウラディーミリの1414年論文に始まるコモンウェルスの思想なので、ここを混同してほしくない。
101名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 12:55:13 ID:gV1U7TVg
>>99
ウクライナは西ウクライナは16世紀ごろから広まったカトリックの帰一教会が大多数なので
心理的には広義の西欧文明の一員(東方正教文明から西欧文明に入った)なので、
(20世紀初頭に、とある理由で民族主義が高まってポーランドと血みどろの戦いをしたが、
現在はポーランドと完全に和解して)EUを向いている。この地域は肥沃な「黒土地帯」として有名で
主産業の農業はポーランド時代から。
東ウクライナはボグダン・フメリニツキーの乱によってポーランドから離脱してロシア圏に入ったから、
ロシアを向いている。主産業の重化学工業もソ連時代の投資で行われたもの。
両者の勢力の堺はだいたいドニエプル川のあたりにあり、そこにキエフがある。
よって西ウクライナ(親EU)と東ウクライナ(親ロ)で深刻な対立がある。
ユーシェンコは東ウクライナ出身だが、支持基盤は西にある。
ティモシェンコは実はウクライナ人でもロシア人でもなく、アルメニア人で、
ウクライナでは商売になるからウクライナにいるだけで、EUやロシアのどちらがいいかという議論には
正直言って商売上の興味以上の興味がない。

ベラルーシはコモンウェルス時代、リトアニア貴族と一般に呼ばれている貴族層の大多数は
実はベラルーシ人で、リトアニア大公国時代はリトアニアの公用語で優勢なのはリトアニア語ではなく、
いうのはじつは当時のベラルーシ語のスラヴ語だった。
しかし18世紀ポーランド分割でコモンウェルスが消滅し、
その後19世紀に行われた2度の対ロシア蜂起が失敗すると「大亡命」によって旧コモンウェルス系の貴族たちが
フランスやスイスなどに移住してしまい、ベラルーシ東部のコモンウェルス勢力は消滅。
1918年にポーランド共和国が成立するとベラルーシ西部はポーランド領となったが、
1939年のドイツとロシアの侵略でここでもコモンウェルス勢力が消滅。
残った農民層がロシア人の指導でソ連化したという経緯がある。
そのためベラルーシ人のものの考え方は非常に未熟で、日和見的なところがある。
102名刺は切らしておりまして:2009/02/26(木) 13:53:37 ID:2EPO8egO
おまえらすげえな。めちゃめちゃ勉強になった。感謝申し上げる。
103:2009/02/27(金) 10:51:13 ID:wpRqoL7t
褒め殺し
104名刺は切らしておりまして:2009/02/27(金) 11:14:38 ID:dELT+IHz
あいつらに支配されたくないって理由でできた国ばかりだからな。
成り立ちからしてコンプレックスがあるわけよ。
韓国みたいな国がより集まった地域だ。
105名刺は切らしておりまして:2009/02/27(金) 17:35:22 ID:JOjRPDky
V4は国家統合を進めて一つの国家になればいいよ
せめてハンガリーを除いた3カ国だけでも統一
106名刺は切らしておりまして:2009/02/28(土) 18:44:48 ID:qJR7dMCW
こいつ郵貯の資産せびって小泉と竹中恫喝してたやつだ。
350兆かと思ったが1400兆狙ってるらしい。
郵政民営化の共犯にポールソンとフェルドマンがいるが
いずれもブッシュの指示で動いてた只の駒。
てめえの出世欲でうごめいてる小物だよ。

ちなみにSMプレイ中に変死したと言われる読売の記者は
ゼーリック?小泉?稲川会の指示で殺害された。



余談だが小泉レイプ疑惑は
国際金融資本によって口止めされている。
107名刺は切らしておりまして:2009/02/28(土) 18:46:35 ID:qJR7dMCW
>>106
化けた。
「ゼーリック→小泉→稲川会」な
108名刺は切らしておりまして:2009/02/28(土) 18:49:25 ID:54a1e4SE
EU分裂へ
109名刺は切らしておりまして:2009/02/28(土) 18:52:30 ID:X02GodFQ
EUという企画自体が無理がある
それぞれ立場が違う国が一致団結なんてできるわけがない

先進国からすればお荷物抱えてる状態だし好景気の時は良くても
不況になったら本音が出るだろ
110名刺は切らしておりまして:2009/02/28(土) 21:47:23 ID:/fEtgTTu
いやいやEUはいいんだよ
ユーロが拙速だったんだ
111名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 13:46:27 ID:Wy/KYHor
>>105
V4(チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポーランド)か、学者かオタクじゃ
ないと分からん言葉ね。

単なるミーハー的感覚で思うんだけどハンガリーとかフィンランドとかは
多少アジアの系統が混じっているのに意外とアジアに冷たい気はするな。
まあロシアも。

チェコもバルカンもバルト諸国も案外レーシスティック。しかし日本も
ここに至っては欧州に橋頭堡を築けばいいと思うな。中東欧に。候補地を
見つけて。
112名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 14:03:07 ID:Pb3BmiGk
 
113名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 14:11:35 ID:Wy/KYHor
橋頭堡といっても中国や朝鮮じゃないんだからあくまで文化と技術の
共有による相互理解の為にであって移民などは全く念頭にないよ。
114名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 14:17:33 ID:Wy/KYHor
人に友達は居ても国に友達は居ないというのはよく言われるが

日本も国際的に好印象を与えているとかいう割りに案外と友好国
が居ないんだよね。欧州にも一箇所位は友好国を持つべき。確かに
国策というとすこし耳障りは悪いが。ODAに無駄金を使って
逆恨みされるよりは余程益しだろう>政府・外務省。
115名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 14:35:39 ID:AYQTW7om
>>114
それは日本がアメリカの付録だから。
付録とつきあってると、アメリカが、面白そうだから俺も混ぜろ
とか言い出すといろいろめんどうだから。
付録を抜け出すのは重要だが、軍事力の構築とか中国との関係の見直しとか
いろいろ難しい。むしろ付録だからたいしたことないと思わせといて
民間ベースで経済拡大していくほうが気楽。
116名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 14:49:23 ID:9Dp+1IXA
西洋には投資余地があまりない。スペイン・アイスランドみたいな後進国だけ。
スペインは土建バブルに沸き立った。
東欧は荒れ野原なので、土建バブルが始まりつつあったところで、おしまい。

結局、近年の欧州経済活況といっても土建バブルぐらいしかない。

西洋を無批判にありがたがる下層階級の成り上がりは知性のかけらもない。
117名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 15:31:40 ID:gb/Cs+Xe
>>111
その地域に橋頭堡を築くなら断然ポーランドがいいな
プラハの方が立派だからチェコの方が簡単そうだと安易にチェコに進出すると
あそこは国内市場が豆粒のように小さい上に国粋主義の激しい国だからドツボに嵌る
118名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 15:48:41 ID:gb/Cs+Xe
>>111
>単なるミーハー的感覚で思うんだけどハンガリーとかフィンランドとかは
>多少アジアの系統が混じっているのに意外とアジアに冷たい気はするな。
>まあロシアも。

やつらはコンプレックスが強いんだろ
119名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 15:51:59 ID:piz4kVYE
偽者は本物よりも本物ぽく振舞いたがるものだ。
純潔の白人である西欧よりもアジア系が入っているから
それに否定的な連中は極力避けるんだろ。
在日の街宣右翼と同じ
120名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 16:29:03 ID:a5vFrROL
欧州をけしかけて分裂させて戦争させよう。
そうすれば日本もアメリカも戦争特需で大儲けwwwwwwwww。
121名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 16:43:12 ID:0eAuLaly
>>4
これ読んでみたけどマイナス利子のある経済システムって面白いね
そんな国あれば移住するわ
122名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 16:51:38 ID:KBepdml2
上の方でドイツだのポーランドだの言ってるけど、比較的新しい見方だと思う。
恐らくフランス・イタリアあたりは全く違った概念だろう。
そもそもEUの祖先であるEECは「ドイツの暴走をどう封じ込めるか」が
出発点の組織だったわけで、そこを見失うと間違うと思う。
行き着くところが通貨統合だったわけでね。

例えばフランスにとっては、EU拡大・ヨーロッパ統合の理念は古代ローマだろう。
無論、現実的にはアフリカ諸国は無理だが、
ヨーロッパ的にはこちらの方がよほど通りがいい。
ポーランド史をよく知らんヨーロッパ人はエリート層でも多分いるが、
古代ローマ史はヨーロッパ人エリートの必須教養みたいなもんだから。

フランスがギリシアの加盟に固執したのも、ギリシアが古典古代を象徴しながら
(共和政ローマが軍事的にギリシアを征服しても、古代ギリシア文明はローマ人に
とって憧れの的だった)
近世の数百年ほどイスラム圏に組み込まれざるを得なかった、
という歴史的な背景があってのことだろう。
古代ギリシアなしのヨーロッパ文明史はあり得ないからね。

123名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 17:02:00 ID:gb/Cs+Xe
古代ギリシャの文明は都市国家から発展しても所詮はギリシャ民族主義どまりじゃないか?

古代ローマは多民族社会と言うよりも同化が強制された社会だから、
アメリカ合衆国に近い気がする
124名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 19:21:12 ID:zSXD+0e+
このままだと絶対戦争起きるな
下手すると第三次世界大戦ってことにもなりかねない
125名刺は切らしておりまして:2009/03/01(日) 20:48:14 ID:sLrGzXRI
アメリカが崩壊してアメリカ人が難民となって中国へ押し寄せるんだよ
126名刺は切らしておりまして:2009/03/06(金) 15:22:53 ID:XXqpcfJj
まーザッパなところで「ユーロ=ダラー・グランドペッグ」てな感じのもたれ合い通貨統合でチャンちゃん・・・。
127名刺は切らしておりまして
なんでEU作ったの?