【政策/国際】中南米カリブ33カ国、初の「米国抜き」首脳会議
中南米・カリブ海地域33カ国の首脳による初めての首脳会議が16日、ブラジル北東部のサルバドールで
開幕した。米国抜きで金融危機対応や食糧危機問題などを協議する。新興国として自信を深めるブラジルを
中心に、次期米政権に地域の独自性をアピールする狙いがある。
同会議はブラジルのルラ大統領が提唱。米国主導の米州機構(OAS)諸国から米国とカナダを除き、
代わりにキューバが参加するこれまでにない枠組みで、「米国離れ」を強く印象づけている。親米のコロンビア
とペルー両国首脳は欠席した。
原油や天然ガスなどの資源が豊富な中南米・カリブ海地域は、近年の資源価格の高騰などで昨年まで
5%台の経済成長を続け、自信をつけている。ブラジルはロシア、インド、中国とともに有力新興国・BRICsと
呼ばれ、影響力を増している。また、ベネズエラ、ボリビアなどの左派政権が、貧困の根絶を訴え「21世紀の
社会主義」を掲げて反米姿勢を鮮明にするのも、資源収入に裏打ちされたものだ。
オバマ次期米大統領の就任が近づくなか、対等な関係を築くためのメッセージを発信する機会として首脳
会議を開いたとみられる。ブッシュ政権批判で知られるベネズエラのチャベス大統領は、「敬意をもってほしい」
と語った。
ただ会議では、中南米・カリブ海地域が一枚岩ではないことも明らかになった。
左派のニカラグアのオルテガ大統領が「貧困は欧米による搾取の結果で、我々は被害者だ」と米国を非難。
キューバのラウル国家評議会議長は、経済封鎖を続ける米国を「人権侵害」と訴えた。一方、米国と北米
自由貿易協定(NAFTA)を結ぶメキシコのカルデロン大統領は、金融危機対策として海外投資の重要性を
強調。「保護主義に陥らず、地域の政治、経済の壁をなくすことが必要」と述べるなど、立場の違いが浮き彫り
になった。
会議は17日まで。
▽ソース:asahi.com (2008/12/17 23:02)
http://www.asahi.com/international/update/1217/TKY200812170408.html?ref=goo
2 :
台風0号φ ★:2008/12/18(木) 11:12:37 ID:???
申し訳ございません。スレタイに日付を入れ忘れました。
皆様にはご迷惑をお掛け致します。
4 :
名刺は切らしておりまして:2008/12/18(木) 11:17:17 ID:MsnEc14n
アメリカ無視・・・。
ステキな響きだぁ〜。
>>2 謙虚すぎクソワラタw
その名、覚えておこう
レバレッジバブル崩壊したアメリカのオバマと
資源バブル崩壊した中南米のこの会議は
まあ、なんとか話し合えるんでないかね。
7 :
名刺は切らしておりまして:2008/12/18(木) 11:58:01 ID:iMwbBcs2
いつもマイアミでやってたよね。いや、いつもってこたぁないか。
でもマイアミが実質のヘッドクォーターではあった。
ニュースと世界地図をみてると、世界中ほとんどの地域が資源が豊富な〜とか言われてるような気がしてならないんだけど
産出しつくした場所も含めると
オルテガさんかっこいいです
10 :
名刺は切らしておりまして:2008/12/18(木) 12:09:15 ID:y7tbro00
とうとう地域同盟がはじまったなw
イギリス、アメリカおわたw
11 :
名刺は切らしておりまして:2008/12/18(木) 12:16:56 ID:HGL+cyln
>>1 >また、ベネズエラ、ボリビアなどの左派政権が、貧困の根絶を訴え「21世紀の
>社会主義」を掲げて反米姿勢を鮮明にするのも、資源収入に裏打ちされたものだ。
ひどいギャグを見た。
12 :
名刺は切らしておりまして:2008/12/18(木) 12:20:16 ID:Nm34loDG
アメリカはどこに行っても嫌われ者だな
>>1 >また、ベネズエラ、ボリビアなどの左派政権が、貧困の根絶を訴え「21世紀の
>社会主義」を掲げて反米姿勢を鮮明にするのも、資源収入に裏打ちされたものだ。
地獄へようこそ。
15 :
名刺は切らしておりまして:2008/12/18(木) 14:28:56 ID:5r0vQpYh
自分で汗水流して経済よくしたのならともかくたまたま自国の地下に埋まっていた
資源を売った金で発展しても資源がなくなったり値下がりしたらどうするんだ。
>>8 どこの国も何かしらの資源はある。
日本ですら金銀銅は採れまくりだったのだから。
>>14 >地獄
現実に存在するからな〜w
【チャベス大統領は何年もかけて多くの貧困層に武器を与え、民兵組織を作ってきた。
武器の一部は空前の凶悪犯罪増加を引き起こしている。
年間4000件以上の殺人事件が起こるカラカスは、今や人口当たりの殺人発生率で世界1位だ。】
>岐路に立つチャベス政権
ベネズエラ、原油価格下落で経済不安と治安悪化
2008年12月2日
ベネズエラのウゴ・チャベス大統領(54歳)は、近年の原油高で得た巨額の資金をばらまくことで味方を増やし、
国内外で影響力を強めようとしてきた。
国内の貧困層向けには診療所や学校を建設し、農業協同組合に出資した。
こうした大衆受けする政策で持論の「21世紀の社会主義」の足場を固める半面、経済効果をもたらすような従来型の投資は削ってしまった。
このため首都カラカスの劣悪な幹線道路では渋滞が慢性化している。
酷使された送電網は今年3回も全国規模の停電を起こした。民間企業は新たな課税や資産没収を恐れて投資を必要最小限に抑えている。
同国の産油量は政府発表では日量300万バレルを超えるが、
業界筋は1999年の水準から4分の1減少し、240万バレルに落ち込んだと見る。
ただ原油高が続く限り、こうした悪材料がチャベス大統領の“革命”を止めることはなかった。
結局、原油価格の下落というベネズエラの泣きどころを突いたのはウォール街の崩壊と過去数十年で最悪の世界不況の兆しだった。
支出削減は当然可能だが、事態はそう単純でもない。例えば、ガソリン価格は補助金によって1ガロン
12セントに抑えられ、国民の車依存度を高める原因となっているが、以前政府がガソリン値上げを
試みた際には暴動が起きた。
暴動リスクは現在の方がはるかに高い。
チャベス大統領は何年もかけて多くの貧困層に武器を与え、民兵組織を作ってきた。武器の一部は空前の凶悪犯罪増加を
引き起こしている。
年間4000件以上の殺人事件が起こるカラカスは、今や人口当たりの殺人発生率で世界1位だ。
米国務省はベネズエラに対する渡航情報で、被害者の首を絞めて気絶させ、強盗に及ぶ
武装ギャングへの警戒を呼びかけている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20081128/178652/
18 :
名刺は切らしておりまして:2008/12/19(金) 11:53:13 ID:lOHgNyVp