豪連邦準備銀(RBA)は4日、政策金利を5日から0.75ポイント引き下げて5.25%にする
と発表した。
3カ月連続の利下げ。市場は政策金利の引き下げを織り込み済みだったものの、下げ幅は
0.5ポイントと予想されていた。
ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000101-nna-int 関連スレは
【金融】日銀、0.2%幅利下げ 年0.3%に 01年3月以来約7年7カ月ぶり[08/10/31]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1225429742/l50 【金融】中国:1か月半の間に3回目の利下げ、異例の対応・市場の資金不足解消狙う…世界的な金融危機の影響を抑制 [08/10/29]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1225289751/l50 ロイターから、豪中銀声明全文
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-34711320081104 理事会は、きょう4日に開催した会合で、政策金利であるオフィシャルキャッシュレートを
75ベーシスポイント(bp)引き下げて5.25%とすることを決定した。
08年11月5日付で適用する。
世界の金融市場はここ1カ月、引き続き揺れている。株価は世界的に振れてネットで下落、
豪ドルが急落するなど為替レートの変動も著しい。
多くの政府が金融システム強化策を打ち出しており、いずれ状況安定への一助となるだろう。
経済指標は国際的に、主要国で引き続きかなり弱い状況を示しており、中国や他の途上国の
一部でも鈍っている。
これらの状況が、コモディティ価格の世界的な下落に寄与している。
オーストラリアでの経済活動の全般的な道筋は、需要が強い時期を経て必要とされる鈍化を
示すなど、理事会の見通しと最近までは近いものだった。
最近の借入金利低下、為替下落、10月に発表した財政支援策は、今後の成長を支援するのに
役立つだろう。しかし国際状況の悪化とコモディティ価格下落は、押し下げ方向に働く。
総じて、支出と経済活動は以前の見通しよりも弱くなる可能性が高い。
7―9月の豪消費者物価インフレは依然として高い。年末時点の消費者物価指数(CPI)
インフレ率は5%に向けて上昇する一方、基調水準は4.5%をやや上回った水準にある。
しかしながら、稼働水準の圧迫は現在やや鈍化し、需要と経済活動のより緩やかな成長見通しを
踏まえると、豪インフレは近く鈍化し始めると見通すのが妥当だ。
この点から、世界的なディスインフレ圧力は一助となるだろう。しかし為替レートの下落は、
下落していない場合に比べインフレの目標に向けた低下がより時間がかかることを示している。
これらの国内外の動向を踏まえ、理事会はキャッシュレートの一段の大幅な引き下げが妥当と
判断した。
理事会は引き続き動向を注視し、2―3%のインフレ目標達成と一致した持続的成長を促進
するため必要な調整を講じていく。