愛知県は11月をめどに、「健康長寿産業」振興の強化策を検討する産学官による研究会
を立ち上げる。現在、産学官が連携して推進している振興事業の見直しや、今後の施策な
どを協議する。高齢化社会が進展する中、同県は介護機器・ロボットや機能性食品、関連サ
ービスといった健康長寿産業を、市場拡大が見込める次世代産業の一つとして位置づけて、
重点的に育成する。
愛知県は同産業の振興を図り、05年に「あいち健康長寿産業クラスター形成事業」をスタ
ートした。同事業は産学官が参加する協議会が推進し、その会員数は現時点で311社・団
体。現在、会員企業に対するセミナーや交流会などを展開している。新設する研究会では、
スタートから3年が経過した同事業の見直しや新たな施策を模索する。
研究会メンバーは今後詰めるが、県産業労働部や学識経験者、企業などで構成する予定。
ソース:日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1220080926hmac.html (参考)あいち健康長寿産業クラスター推進協議会HP
http://choju.astf.or.jp/