【社会保障】国民・厚生年金とも赤字、サブプライム響き運用損・7779億円と5兆5909億円…07年度決算 [08/08/08]

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67名刺は切らしておりまして
>>65
■日本の年金積立金の運用方針は安全運用
◆年金積立金の運用構成(基本ポートフォーリオ)
 67%…国内債権 11%…国内株式 8%…外国債権 9%…外国株式 5%…短期資産
 計画で割合を決めている。07年は世界的な株安の影響。
「大まかなに言うと、運用計画が決定された段階で、こういった(世界的な)株価下落の局面ではこれだけ損をする、それは致し方ない。
 やっぱり、北欧の国だとかそういう所で、積極的に主に外国にですが、投資するような年金基金を持っている所もあります」
 by 山崎元
◆各国の公的年金の資産構成(スウェーデンは06年、日本、カナダは07年)
▽日本
 『国内株式…11% 外国株式…9%』 国内債権…67% 外国債権…8% その他…5%
▽スウェーデン
 『国内株式…16% 外国株式…42%』 国内債権…12% 外国債権…20% その他…10%
▽カナダ
 『国内株式…24% 外国株式…33%』 債権…25% その他…17%
▽アメリカ
 国内債権(連邦国債)…100%
▼日本は債権中心の安全運用。
▼逆に海外を見ると、株を中心に運用している代表が、スウェーデンとカナダ。6割近くを株で運用。
 『両国とも世界的な株安の影響で収益は低下。また、スウェーデンでは−17%(02年)という利回りだった年さえある。
 株中心の運用は、常に高リスクを抱えていることが解る。』
 一方、全く株に投資していないのがアメリカの年金。国内債権(連邦国債)…100%
「グリーンスパン前FRB議長が強硬に公的年金の金の株式投資に反対していた。
 公的年金は政府のお金ですから、政府が民間企業の株主になるということは、政府が民間に介入することではないか、それは制度として良くないという考え方」
 by 山崎元