那覇空港ターミナルを運営する那覇空港ビルディング(NABCO、嘉数昇明社長)が
計画している国内・国際線旅客ターミナルの拡張事業で、新たなターミナル施設は
年間乗降客数を二千万人に対応できる規模を想定していることが三日、分かった。
現在の旅客ターミナルは一九九九年度に一千三百万人対応で建設されているが、昨年は
一千五百万人近い乗降客が利用しており、飽和状態が続いている。新ターミナルの機能は
現行の約一・五倍に強化されることになる。
NABCOは新旅客ターミナルについて(1)二〇一二-一五年にかけて供用開始
(2)整備費用は三百五十-四百億円-とする方針を決めている。
国内・国際線を合計した那覇空港の年間乗降客数は、〇五年に一千三百四十九万人
(国際線二十七万人)と初めて一千三百万人を突破。〇七年には一千四百九十五万人
(同二十九万人)で、過去最高を記録している。
NABCOは一千三百万人対応の現ターミナルの狭隘化や、国際線ターミナル施設の機能が
脆弱との判断に加え、仲井真弘多知事が掲げる「年間観光客一千万人」を見据え、
年間乗降客数二千万人対応の施設整備を目指す。
新ターミナルは、全日本空輸の貨物基地構想に伴い旧国内線ターミナル地区へ移転する
現在の貨物ターミナル跡地(北側)と、国土交通省大阪航空局那覇空港事務所がある
南側に向けて拡張。
七機程度の旅客機に対応する駐機スポット(フィンガー)を南北にそれぞれ増設するほか、
商業施設が入居するビルを整備する。
国土交通省は今年夏をめどに策定する新ターミナル整備基本計画で、施設の大まかな
配置を提示する。NABCOはこれを受け、詳細計画の検討に入る。
NABCOは那覇空港滑走路の沖合展開について「新旅客ターミナルと観光客一千万人に
対応するにはオープンパラレルが必要だ」(幹部)として、
県が推進する一千三百十メートル案を支持する意向を示している。
ソースは
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200807041300_01.html 関連スレは
【地域経済】那覇空港滑走路増設:県、沖合1310メートル案支持…沖縄[08/07/01]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1214924917/l50 依頼を受けてたてました。