【航空】国産小型ジェット旅客機製造:トヨタ資本参加へ・三菱重工系に出資…100億円程度 [08/03/05]
498 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/16(日) 22:44:56 ID:RZ3VDqB3
499 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/17(月) 00:11:00 ID:sRSwiXNs
>>494 トヨタのスバル救済でどれだけのスバル関係者(含 協力会社)とその家族が救われたかを考えたことある?
500 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/17(月) 00:18:10 ID:KLEhF7/W
2008年3月15日のNHKより→ディーゼル乗用車は、ガソリン車よりも
燃費がよいうえ、かつて問題だった有害物質の排出量を抑える技術開発が進ん
だことから、ヨーロッパでは環境に配慮した車として見直されています。三菱
自動車では、日本でも燃費のよい車に対する需要が高まっていることから、ヨ
ーロッパで販売しているディーゼル乗用車を日本市場でもことし中にも販売す
る方針を固めたもので、まずSUV・多目的スポーツタイプのディーゼル車を
投入する予定です。このほか、日産自動車やホンダも日本市場で有害物質の排
出量を抑えたディーゼル乗用車を販売する方針を決めており、日本市場でどこ
までディーゼル車の普及が進むのか注目されます。
2008年度中の間で、トスコの枚数を増やせる方は楽しみですね。
トスコのDPR除去フィルターは、もちろん、三井造船も絡んでいる。
そして、トスコへ20億円第三者割当増資したのは、「伊藤忠商事」である。
なぞが少しづつ解けてきました。
2007年度ディーゼルエンジンで業務提供した「いすゞ」とトヨタのなぞも
解けてきた。
ちなみに「トスコ」といえば、広島県 マツダと言えば「広島県」
この謎も解けてきた。三菱重工業&トスコ がんばれ!
ロケット作って衛星ビジネスやってよ
飛行機より感動する
502 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/17(月) 02:47:58 ID:4z9R6Pfi
>>499 トヨタのスバル干渉でどれだけのスバルエンジニアが泣いたか考えたことある?
トヨタ叩いてる奴ってどんだけだよ
経済ニュース見たりしてないのか?国産ジェットは国策だろ
気に食わないならおまえが国の為にお金出してね
504 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/17(月) 04:44:03 ID:CSgOoGkB
くだらない国策で国家国民に損害を与えてきた例は枚挙に暇が無いからな
506 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/17(月) 05:30:03 ID:m49/khc+
大宮にあるスバルの工場は売り払ったほうがいいな。
駅から近いし、すぐ傍にステラタウンもある好立地なのに
あれだけ膨大な面積を占有しているのは問題がある。
ロッテの新宿工場もそうだが、再開発の邪魔。
売り払って別な場所に新しく建てても、あの辺の地価だと楽にお釣りがくるだろ。
>>502 事例を具体的に挙げてくれ、ここはbiz板だ。
車板みたいなアンチ・トヨタのノリはお呼びじゃない。
508 :
夫馬 康雄(Fuma Yasuo フマ ヤスオ) ◆Kjh9qBnAYw :2008/03/17(月) 10:13:44 ID:O3xaQmVj
トヨタは廃業処分に断じられなければいけないと思う
509 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/17(月) 15:15:41 ID:IcZ0a/Ss
国もMRJ購入での銀行融資のリスク軽減の支援に乗り出したみたいだね
510 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/17(月) 15:21:01 ID:19/2tDVu
三菱重工:国産ジェット旅客機「MRJ」輸出、国が保険新設し支援・購入代融資に100%損失補償
政府は15日、三菱重工業が事業化を目指している国産ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナル
ジェット)」の事業化を支援するため、貿易保険にあたる「航空機輸出保険」(仮称)を新設する
方針を固めた。
機体を購入する航空会社に邦銀が融資して、融資が焦げ付いた場合、100%損失を補償する。
国が異例の支援体制を取る背景には、航空機産業は、多くの企業がかかわり、すそ野が広いため、
将来的に日本企業全体の技術力の向上につながるとの判断がある。
関係者によると、経済産業省所管の独立行政法人、日本貿易保険(NEXI)が主体となり、
保険の対象は邦銀が外国の航空会社やリース会社にMRJの購入・リース資金を融資する場合だ。
融資先の航空会社の経営不振などで返済が見込めなくなったり、相手国で戦争や革命が起きて
外貨を送金できなくなったりした場合の損失を全額補償する。邦銀が支払う保険料は、
MRJの機体を担保に押さえて割安に設定する。融資額の100%を債務保証するのは異例。
NEXIは保険の枠は設けず、販売やリース契約が成立して、申し込みがあれば、すべての保険を
引き受ける。
MRJは2012年度の就航を目指している。価格は未定だが、競合するカナダやブラジル製の
小型ジェット機と同額程度(30億円)と仮定すると、100機売れれば最大3000億円、採算ラインと
される300機が売れれば最大9000億円規模の資金需要が見込まれる。
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1205620850/l50
返済しないで良いから買って下さいになるが見えてる。w
もうさ、どこまで舐めているのかと。
512 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/17(月) 23:59:21 ID:0ZF/1Kpe
>>503 国策って事故誘発で人口を減らすことですか?
513 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/18(火) 02:29:09 ID:osA86AQU
514 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/19(水) 00:05:31 ID:qM9RBaa5
>>513 武蔵浦和工場も散々再開発妨害した実績があるよね。
まあ、その煽りで川越線が新宿まで行くようになったんだけど。
ANA・JAL合わせて70機強購入の見込み
516 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/23(日) 13:30:06 ID:sk7TBtuq
トヨタ図々しい
517 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/23(日) 14:19:20 ID:OuZX5gBZ
>>513 スレ違いだけどロッテは新宿大久保に工場あるよ。
519 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/28(金) 12:04:12 ID:9JvJjhMJ
国産ジェット旅客機「MRJ」事業化、きょう正式決定
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080328-OYT1T00193.htm 三菱重工業は27日、官民で共同開発している国産ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナル
ジェット)」を事業化する方針を固めた。
28日に取締役会を開いて正式に決め、2013年の就航を目指す。1973年に生産中止に
追い込まれた小型プロペラ機「YS―11」以来、40年ぶりに国産の旅客機が復活することになる。
三菱重工は2007年10月から事業化に向けた営業活動を進めてきた。その結果、全日本空輸
(ANA)が27日に25機(うち10機は仮注文)の購入を決め、他の航空会社も購入に
前向きな姿勢を示しているため、事業化が可能と判断した。
MRJは最新型の低燃費エンジンと、炭素繊維素材を使うことで、他社の小型ジェット機よりも
燃費が約3割良くなるという。
三菱重工などが4月にもMRJの開発・生産・販売を担う新会社を設立する見通しだ。
資本金は約1000億円で、三菱重工が約600億円、トヨタ自動車、三菱商事が
100億円ずつ、三井物産、住友商事が50億円ずつをそれぞれ出資する方向で調整している。
新会社の社長には、1月末まで三菱重工の航空宇宙事業本部長を務めた戸田信雄取締役が
就任する見通しだ。
(2008年3月28日09時11分 読売新聞)
520 :
名刺は切らしておりまして:2008/03/28(金) 13:12:17 ID:TZs8BOTm
>>502 会社潰れりゃ泣くに泣けんわな。
技術に偏向し過ぎても、グローバル化したこの産業では長生きできんのよ。
>>506 ロッテの土地は戦後不法占拠して日本人から奪い取った土地。
>気に食わないならおまえが国の為にお金出してね
もうすでに税金として出してるだろJK
524 :
名刺は切らしておりまして:2008/04/01(火) 22:12:55 ID:2NnP50EK
三菱重工、小型ジェット旅客機の事業化決定、「三菱航空機」立ち上げ
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080331/1008674/ 三菱重工業は2008年3月28日、次世代のリージョナルジェット機(Mitsubishi Regional Jet、MRJ)
の事業化を決定。4月1日に新会社「三菱航空機」を設立し、開発と世界各国のエアラインへの販売活動
を展開すると発表した。日本企業がジェット旅客機の全機組立・販売事業へ進出するのは今回が初めて。
三菱航空機はMRJの設計と、型式証明取得、調達、販売、カスタマー・サポートなどを担当。三菱重工
名古屋航空宇宙システム製作所が、試作・製造、飛行試験を行う。資本金と資本準備金は当面30億円で、
三菱重工が全額出資するが、事業本格化するに従い1000億円に増資。うち3分の2程度を三菱重工が出資し、
残りについては、トヨタ自動車、三菱商事、三井物産、住友商事、日本政策投資銀行などに出資を要請
している。本社は名古屋市で、従業員約200人体制で始動。初代社長には戸田信雄・三菱重工取締役
執行役員が就任する。
MRJは70〜90席クラスの最新鋭小型ジェット旅客機。主翼、尾翼に複合材を本格的に採用、新型エン
ジンの搭載や最先端の空力設計で、燃費や騒音を大幅に低減。運航経済性と客室快適性でエアラインの
競争力と収益力の向上に大きく貢献するとしている。すでに全日本空輸(ANA)が25機(うち10機オプ
ション)を発注。2013年の就航を目指す。
MRJプロジェクトには、ANAのほか、エンジンを供給するプラット アンド ホイットニーや、油圧シス
テム担当のパーカー・エアロスペース、電源・空調・補助動力システム担当のハミルトン・サンドスト
ランドなどが主要パートナーとして参画する。
中型航空機市場:中・日の参入で競争激化(上)[朝鮮日報]
ttp://www.chosunonline.com/article/20080402000048 中国と日本が相次いで独自開発した中型航空機の販売を開始し、欧米、ブラジル、カナダが
争う中型民間機市場に挑戦状をたたきつけた。中型機市場はカナダのボンバルディア、
ブラジルのエムブラエルなどがシェアを持っており、今後激しい競争が展開されそうだ。
◆温家宝首相「中国の未来が懸かっている」
中国の国営企業、中国航空工業第一集団公司(AVIC1)は先月28日、米ゼネラル・エレクト
リック(GE)の商用航空機部門(GECAS)から中型機「翔鳳」5機を受注するとともに、
今後20機を追加受注するオプションを盛り込んだ覚書を結んだと発表した。
翔鳳は50億元(約726億円)を投じ、昨年12月に開発が完了した中型機で、70−90人乗り、
部品の60%は国産化に成功した。残る主動力装置のタービン・ジェット・エンジン(GE製)
などは外国製だ。価格はボーイングやエアバスの中型機より30%以上安い2700万−2900万ドル
(約27億4600万−29億4900万円)に抑えた。
中国は航空産業を「次世代の成長産業」と位置づけ、国が積極的に支援を行っている。
翔鳳は政府の全面的な支援を受け、中国の航空会社が181機を導入することが決まった。
中国政府は中型機に続き、150人乗り以上の大型機の開発に2020年までに約7200億円を投じる。
中型航空機市場:中・日の参入で競争激化(下)[朝鮮日報]
ttp://www.chosunonline.com/article/20080402000049 ◆日本の航空機開発、40年ぶりに再始動
日本の三菱重工業は28日、官民で共同開発している初の国産ジェット旅客機「MRJ
(三菱リージョナルジェット)」を事業化すると発表した。86−96人乗りで、2013年に
全日空に25機が引き渡される。同社は今後20年で同クラスの航空機需要が5000機に
達すると予想し、このうち1000機の受注を目標とする。
三菱重工は事業化決定を受けて4月1日付で新会社「三菱航空機」を資本金30億円で設立し、
来年中に1000億円まで増資を行う予定だ。同社には三菱重工のほか、トヨタ自動車、三菱商事、
三井物産、住友商事、日本政策投資銀行などが出資する。日本政府も補助金を支給する。
日本の旅客機事業は、1973年に採算に合わないという理由で生産が中止された「YS-11」以来
40年ぶり(引き渡し年度基準)となる。三菱以外にも川崎重工業などが中型機市場へ参入する
動きを見せている。
三菱重工の佃和夫社長は、MRJの事業化を発表した際、「(航空機生産が)日本の基幹産業の
一翼を担えると信じている」と述べた。
526 :
名刺は切らしておりまして:2008/04/05(土) 16:07:23 ID:KfOrpa5F
英・ボディーコート、名古屋に国内初の活動拠点を設立
熱処理受託加工を手がけるボディコート・インターナショナル(本社=英国)は今年3月、
日本法人ボディコート・ジャパン(名古屋市西区牛島町6)を設立、名駅「名古屋ルーセントタワー」40階に
国内初となる活動拠点を開設した。これに伴い4月2日、名古屋市内で会見を行った。
同社は、製造業者向けの金属熱処理受託加工・接合、熱間静水圧プレス(HIP処理)、
特殊金属塗装、技術試験などを手がける企業で、イギリスを中心拠点にアメリカ、カナダ、スウェーデン、
中国、インド、シンガポールなど世界35カ国に300カ所以上の拠点を持つ。
昨年の売上高は約1,420億円。
同社では、全体業務の7割を熱処理・金属接合、熱間静水圧プレス(HIP)などを行う
「熱処理事業部」が占めており、市場の4割以上が自動車、航空機であることから、
会見に出席したボディコート・インターナショナルのジョン・D・ハバードCEOは
「日本は世界の中でも自動車産業が盛んで、最近では三菱重工が小型旅客機の受注を手がけるなど、
航空産業にも注力しはじめている点を考慮し、日本進出を決めた」と話している。
また、同社国内初の拠点に名古屋を選択した理由について、同CEOは
「名古屋は、トヨタ自動車をはじめとする国内大手自動車メーカーの営業・生産拠点や、
航空宇宙関連企業が多く集まる場所であると判断したため」と語る。
日本は、中国、インド、シンガポール、タイに続き、アジアで5番目の拠点となる。
同社は、今後2年をめどに生産拠点となる工場を設立し、10年以内には全国10カ所に広げる予定。
生産工場の売り上げ目標は、「1カ所で年間5億円、10カ所で合計50億円の売り上げを目指す」
(ジョン・D・ハバードCEO)という。
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1207224181/l50
527 :
名刺は切らしておりまして:2008/04/05(土) 18:13:27 ID:+kWOOpGl
>>502 お前はスバルのエンジニアなのか?そもそも理系エンジニアですらなさそうだが(笑)。
スバルがつい最近までGMから20%の出資を受け入れていたことぐらい知っててほざいてるんだろうな?
航空宇宙産業に中部の技術結集 産学官が連携し新組織
http://www.chunichi.co.jp/article/economics/news/CK2008040502001135.html 航空宇宙産業の集積する中部地方の技術基盤を強化しようと、地元の産学官が連携して
「航空宇宙産業フォーラム」を4月下旬に発足させる。三菱重工業が乗り出した小型旅客機
「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の事業化をはじめ同産業は成長市場で、自動車産業に
続く次世代の基幹産業に育成する狙いがある。
産業界からは中部経済連合会のほか、航空宇宙分野の本拠地を中部地方に置く三菱重工、
川崎重工業や部品加工メーカーなどが参加。中部経済産業局と愛知、岐阜、三重の3県、
名古屋市、名古屋大が加わる。
航空宇宙産業は、受注に国際認証を必要とするなど、中小企業にとって参入ハードルが
高いとされる。フォーラムは実技を含めた講習会や炭素繊維複合材の加工技術を高度化する
支援などで新規参入を促し、既存企業の技術向上を後押しする。
共立総合研究所(岐阜県大垣市)によると、国内の航空宇宙産業関連の生産高の約5割が
愛知、岐阜両県に集中。三重県にもタラップ車などを製造する神鋼電機の工場が伊勢市にある。
日本航空機開発協会は、民間旅客機の需要が今後、毎年約5%伸び、20年後の運用数は
2倍になると予測する。
三
530 :
名刺は切らしておりまして:2008/04/08(火) 15:34:39 ID:FZ9+9+hw
秘密裏で構わないから、
いい戦闘機開発しといて下さいね。
Pure Japaneesは誰も反対しませんから...。
国産ジェット、離陸できるか −トヨタも出資、真価問われる「オールジャパン」−
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080403/152157/?P=1 三菱重工業は国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」の
事業化を決定した。4月1日付でMRJの事業会社「三菱航空機」(資本金30億円)を設立、来年春にも
1000億円に増資し、トヨタ自動車、三菱商事、日本政策投資銀行などが株主として参加する計画だ。
1500億円強とされる開発費の約3割を支援する経済産業省を含め「オールジャパン体制」が整ったが、
それは成功に向けた一歩に過ぎない。
確かに、トヨタは強力な援軍となる。増資後の事業会社への出資比率は1割程度とされるが、
世界のトヨタが株主に名を連ねる効果は計り知れない。
「事業会社の社名にトヨタの名前を入れられないか。世界での営業活動にも大きな効果がある」。
昨年末から出資交渉が本格化する中で、三菱重工の幹部の間ではこんな声も出ていた。
◆首相がベトナム航空に働きかけ◆
MRJ最大の課題は3月28日に会見した三菱重工の佃和夫会長が指摘したように、「次々にお客を
確保できるのかどうか」という販売の問題だ。昨年10月の受注開始前には、「事業化決定までに
国内の航空2社に加え、欧米大手で1社ずつ顧客を確保したい」(同社航空機部門幹部)としていたが、
受注は全日本空輸の25機にとどまった。
世界でのMRJの知名度はまだまだ低い。昨年12月、佃会長がカタールなど中東諸国の駐日大使に
会ってMRJを売り込んだ際も「三菱重工が旅客機をやるとは知らなかった」と言われたほど。
それだけに、世界で圧倒的なブランド力を持つトヨタの出資はMRJ事業へのお墨付きになり、
知名度向上につながる。「あのトヨタが出資する会社の航空機なのだから」と。
三菱重工首脳や経産省幹部が奥田碩取締役相談役らトヨタ首脳陣に出資を働きかけた。航空機は
万が一の事故の場合、訴訟などのリスクもあるが、経産省筋によれば「最後はトヨタも日本の
産業界全体への波及効果の大きさを理解してくれた」という。
〔続き〕
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080403/152157/?P=2 政府の支援体制も今回は本物だ。三菱重工は1990年代初めに小型ジェット旅客機の開発要請を
断った。当時は政府の開発費支援が30億円強に過ぎなかったからだ。今回は多額の開発費に加え、
販売面での協力も大きい。
例えば、国営ベトナム航空だ。昨年11月末にベトナムのグエン・ミン・チェット国家主席が
来日した際も、福田康夫首相がMRJの購入を働きかけたという。MRJを購入する場合、経産省所管の
独立行政法人である日本貿易保険(NEXI)が邦銀の融資を保証する方向だ。三菱重工が政府に
求めてきた「貸し倒れリスクの軽減」策であり、特に新興国での受注確保も容易になる。
◆中国・ロシアがライバル◆
三菱重工の佃会長は「国に無理を言っているのではなく、世界の競合会社と対等に戦えるだけの
協力はお願いしたい」と語る。というのも、MRJの成功には政治的な支援抜きでは難しいからだ。
座席数が70〜100程度の小型ジェット旅客機市場は今後20年で5000機程度とされる。これまでは
カナダのボンバルディアとブラジルのエンブラエルが市場を二分してきた。だが、今後は中国の
中国航空工業第一集団と、ロシアのスホイが本格参入する。いずれも大国の後押しを受ける。
特に中国は資源外交さながらにアフリカやアジアなど新興国への輸出を支援する。
しかも5000機の新規需要のうち、中国は1100機、ロシアは500機以上とされる。両社は巨大な
母国市場で量産を見込め、容易に投資回収できる。これは日本にない圧倒的な強みだ。
日本はやっと、オールジャパン体制が整ったが、航空機は「国策産業」ゆえに、三菱重工が燃費
など性能面で世界トップの製品を開発したとしても成功が担保されるわけではない。官民一体と
なって、新興国を軸に世界に販路を広げられるのか。オールジャパンの真価が試されそうだ。
「MRJ」で県に支援要請 「21世紀の大事業に」
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080410/CK2008041002002460.html?ref=rank 国産初となる小型ジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の事業化を決定した
三菱重工業の佃和夫会長(64)と大宮英明社長(61)が9日、就任あいさつのため県公館に
神田真秋知事を訪ね、2013年のMRJ就航を目指した生産に向けての意気込みを語り、
支援を要請した。これに対し、神田知事も「県を挙げて全面的に支援し、機運を盛り上げて
いきたい」とエールを送った。 (木村靖)
MRJ事業は、プロペラ機「YS11」以来、約40年ぶりとなる国産旅客機の開発。
しかも、三菱重工業もかかわったYS11の試作機は名古屋空港(豊山町)から飛び立った
経緯があり、同社にとって「悲願だった」(佃会長)という。
同社によると、MRJの機体は70−80席と、86−90席の2種類ある。佃会長は
「燃費を約30%向上させた高い経済性と低騒音が特徴」とし、大宮社長は「エコ飛行機」
と位置付けた。
県内で戦前からの歴史と実績がある航空機産業を、県は次世代産業の1つと位置付け、
さらなる発展に向けての支援を表明してきた。MRJについて、神田知事は「国家プロジェクト
であり、21世紀の夢のある大事業」と評した。
県は本年度、MRJ向けの技術試験場の用地として、名空港に隣接する国有地2ヘクタールを
購入する。その一角では、県と地元産業界が誘致している宇宙航空研究開発機構の飛行研究
施設を配したい意向だ。
航空機産業は、自動車産業よりもすそ野が広い産業と言われており、佃会長は「周辺インフラも
まとめて成長していく必要がある」と指摘。神田知事は、航空機部品の開発や生産に対応するための
技術者育成などの中小企業を支援していく意向を重ねて示した。
◆「エコ飛行機」今が開発の時 三菱重工・佃和夫会長
今はちょうど、中、小型機が一番のびている。人の移動体系がポイントからポイント
へとなり、飛行機の形態も小型化になっている。世界での、このクラスの需要は、この20年間で
5000機あるともいわれる。
クリーンエネルギー、地球環境に優しいという点では、燃費も既存のものより3割ほどいいし、
騒音も少ない。開発のタイミングとしてはまさしく今だ、と思った。
各エアラインから高い評価を得ているが、世界のマーケットの中で、どれだけ受注できるかの
ハードルは高い。今後、詳細な設計を実施していく中で、しっかりと検討して頑張っていきたい。
機体に使うアルミ材を、近年、自動車産業も取り入れている。トヨタ自動車などの自動車産業
との連携も、MRJの製造過程に入っていく中で検討していきたい。
MRJ
535 :
名刺は切らしておりまして:2008/04/18(金) 00:05:05 ID:uSAymQWN
三菱重工も提携:Pratt&Whitney社の次世代高効率ジェットエンジンとは
http://wiredvision.jp/news/200804/2008041522.html ジェット機が代替燃料で飛ぶ日はいつ来るのか。これについては多くの議論がなされているが、現時点では
それがいつなのか、どんな形で実現するのか誰にも分からない。
しかし、航空業界がエタノールや藻類、ヤシ油を燃料に使う未来に目を向けている一方で、ジェットエンジンの
製造業者は、今あるものの改善に取り組んでいる。航空機の飛行をよりクリーンに、静かに、高効率にする
エンジンの開発だ。それも30年後ではなく、5、6年後には実現の見込みだという。
米Pratt & Whitney社は、10億ドルの予算と20年の歳月を費やして、次世代エンジン『Geared Turbofan』の開発
プロジェクトに取り組んでいる。
このGeared Turbofanはすでに、三菱重工業の次世代リージョナルジェット機『MRJ』(Mitsubishi Regional Jet)の
70席クラス機および90席クラス機に採用されることが決定している。また、加Bombardier社が現在開発中のジェット機
『CSeries』にも搭載予定だ。順調にいけば、同エンジンを積んだ飛行機が2013年から定期運行を開始する。
では、Geared Turbofanのどこがそれほどすごいのだろうか。
Geared Turbofanの優れている点を十分に理解するため、まずは現在使用されているジェットエンジンを見てみよう。
既存のエンジンでは、前部に備えた巨大なファンで空気を燃焼室へ送り込む。そこで空気は圧縮され、燃料と混合され、
点火されて、後部のタービンに噴射される。このようにファンとタービンが連動することにより、エンジンが
推進力を得られるという仕組みだ。
前部のファンは、エンジンの他の部分と直かに連結しているため、ファンとタービンは同じ速度で回転する。
だが、これはあまり理想的な状態とは言えない。ファンが最もよく機能するのはより低速で回転したときなのに対し、
タービンはもっと高速で回転するのが望ましいからだ。さらに、ファンが高速で回転すると、ジェットエンジンは
ひどい騒音を発するため、空港周辺の住民が多大な迷惑をこうむることになる。
Pratt & Whitney社のエンジニアたちは、この問題に対する解決策を見出したと考えている。次世代エンジンに
最先端の変速装置を搭載することで、ファンとタービンが異なる速度で回転できるようにしたのだ。
ファンはこれまで以上に大きくなり、タービンの3分の1の速度で回転する。ファンとタービンが切り離され、
それぞれに最適の速度で回転することにより、エンジンの効率と推進力は向上する。また、ファンの回転が遅くなれば、
そのぶん既存のエンジンに比べて騒音も小さくなる。
『Aerospace Engineering Online 』によると、Geared Turbofanは現在のエンジンに比べて、運行にかかる
コストを10%、維持管理コストを30%低減するという。
120〜180席クラスの飛行機1機に換算すれば、年間150万ドルの経費削減になる、とPratt & Whitney社は述べている。
515機もの飛行機を有する米Northwest Airlines社のような航空会社の場合、これは非常に大きな額だ。
Pratt & Whitney社ではさらに、新しい塗装を施すことでエンジンの耐久性を向上させ、排気を大幅に削減するよう
作られた次世代の燃焼室を搭載した。
Geared Turbofanは4月10日(米国時間)地上テストの第2段階に突入し、今夏には飛行テストも始まる予定だ。
539 :
名刺は切らしておりまして:2008/04/29(火) 03:20:05 ID:bY+HnxAE
三菱重工:開発費がかさみ営業益11%減に
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080429k0000m020103000c.html 三菱重工業は28日、09年3月期の連結営業利益が、前期比11.8%減の
1200億円になる見通しだと発表した。円高や資材価格の高騰に加え、
国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の研究・開発費
120億円を計上することが主な要因。円高で640億円、資材価格の高騰で
180億円程度のコスト増も見込む。
MRJは座席数70〜96席の小型旅客機で、3月に事業化を決定した。
1号機を航空会社に納入する13年まで毎年、100億円超の開発費を計上する
見通しだ。会見した大宮英明社長は「国内外の多くの航空会社がMRJに関心を
持っている」と述べ、受注の積み増しに自信を示した。
一方、同日発表した08年3月期連結決算は、売上高が同4.4%増の3兆2030億円、
営業利益は同24.9%増の1360億円で、3期連続の増収増益だった。【宮島寛】
毎日新聞 2008年4月28日 21時02分
要はいつものトヨタの「ホンダ怖い怖い」がまた始まったってことか
昔は「マツダ怖い怖い」で見事に潰したけど、ホンダ相手じゃ
自分まで潰れかかってる馬鹿さが笑えるよねw
541 :
名刺は切らしておりまして:2008/05/01(木) 02:49:06 ID:+JMtwBzZ
三菱航空機:670億円第三者割当増資 トヨタなど引受先
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080501k0000m020066000c.html 国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の開発・販売を手がける
三菱重工業の完全子会社「三菱航空機」(名古屋市)は30日、トヨタ自動車などを引受先と
する総額670億円の第三者割当増資を行うと正式に発表した。国内有力企業の支援で
「オールジャパン」体制を整え、MRJ開発を加速させる。
増資は5月30日付。トヨタと三菱商事が各70億円、住友商事と三井物産が各35億円、
日本政策投資銀行が7億円、別の国内企業(社名非公表)が10億円を引き受ける。
三菱重工も442億円を追加出資する。増資後の資本金と資本準備金の合計額は700億円
となり、各社の出資比率を維持したまま、09年春をめどに計1000億円まで増資する計画。
MRJは座席数70〜96席の小型機で、2013年の運航開始を予定。戦後初の
国産旅客機「YS11」(プロペラ機)以来、約40年ぶりの国産旅客機生産再開となる。
毎日新聞 2008年4月30日 19時57分
542 :
名刺は切らしておりまして:2008/05/01(木) 02:51:20 ID:ySnwUSd/
三菱財閥とトヨタグループが手を組むってのは日本最強の連合なんじゃない。
これで失敗したら、もう無理だろう。
543 :
名刺は切らしておりまして:2008/05/01(木) 02:54:59 ID:tGk4GCrT
まあ小型ジェットは資本力だけで制覇できる市場じゃないけどな。
ボーイングもエアバスもボンバルディアやエンブラジルの
新興勢力に太刀打ちできないんだから。
544 :
名刺は切らしておりまして:2008/05/01(木) 03:05:51 ID:dUuea7N/
>>543 儲けの薄い市場にわざわざ手を出す必要ないだろww
545 :
名刺は切らしておりまして:2008/05/03(土) 03:34:20 ID:RUVd2FY0
「日の丸ジェット機」離陸 三菱重工のアキレス腱
http://www.j-cast.com/2008/04/30019556.html 三菱重工業は国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の事業化を
決定した。2013年の運行開始を目指す。1973年に生産を中止したプロペラ機「YS11」以来、
約40年ぶりに国産機が復活し、「日の丸ジェット」が離陸する。
ただ、小型機市場は海外勢との激しい競争が予想される。官公庁中心から民間相手の販売に
舵を切れるのかが課題だ。
・トヨタや三菱商事なども出資、官民挙げての「オールジャパン」
全日空がMRJで最初の購入(25機)を決め、日本航空や海外の航空会社も購入を検討している。
三菱重工の佃和夫社長は「高い評価を得ており、事業化のめどが立った」と説明した。
開発費約1500億円のうち国が約500億円を負担する。開発会社「三菱航空機」にはトヨタ自動車や
三菱商事などが出資する方向。官民挙げての「オールジャパン」(経産省幹部)で推進する体制だ。
背景にあるのは国産機の経済波及効果が期待できること。航空機は約300万点の部品や素材を使い、
すそ野の広さは自動車産業をはるかに上回る。「YS11」が販売活動で失敗して撤退した後、
日本の航空機関連業界は、米ボーイングなどの下請けに甘んじてきた。それだけに国産機は関係者の
悲願。甘利明経産相は「日本の産業界の競争力強化に極めて歓迎すべきこと」と強調した。
MRJが参入する小型機市場は今後拡大が見込まれている。日本航空機開発協会によると、26年の
民間ジェット機の運航予測は、MRJクラス(60〜99席)が5426機と06年実績の約5倍に達し、
ボーイング747など大型機をしのぐ。中国やロシアなど新興市場での需要が活発化するとみられている。
MRJは新型エンジンと機体の軽量化で他社の小型機に比べて燃費を約3割改善するのがセールス
ポイントだ。主翼やフラップの形状変更で騒音も抑えた。三菱重工は、燃料費が高騰する中、
MRJの燃費性能など高い技術力をアピールし、海外での受注競争を勝ち抜きたい考えだ。
・官公庁相手の販売手法から脱皮できるのか
だが、小型機市場は、カナダ・ボンバルディアとブラジル・エンブラエルの実績のある2社が
ほぼ独占する。市場の成長を見込んで新興メーカーも営業を積極化。中国航空工業は、安い人件費を
武器に価格を他社より2割程度安くしており、既に100機程度の受注を獲得した。ロシアの大手軍用機
メーカー、スホイも新型の小型旅客機を開発した。
三菱重工は1000機の受注を目指すが、採算ラインは350機程度とされる。佃社長も「10年間は
赤字の苦しい時代が続く」と認める。また、三菱重工はこれまで戦闘機やロケットといった
官公庁相手の販売が中心で、民間機のノウハウは乏しい。販売後の機体の維持管理などサービス体制
をどこまで確立できるかも焦点で、視界がスカッと晴れているわけではない。
視界不良…