全日本空輸と日本航空が、日本と中国を結ぶ航空貨物事業を相次いで強化している。
旅客需要が頭打ちになる中、両社とも高成長が見込める分野として貨物事業を位置付け、
製造拠点の移転や経済成長とともに市場が急拡大する中国に照準を定めている。
全日空は2007年11月、上海航空との提携を拡大。上海まで運んだ貨物の中国の
国内輸送に加え、両社がそれぞれ運航している羽田-上海便の旅客機の貨物スペースを
共同で利用することも始めた。全日空機の貨物スペースがいっぱいになった場合、
上海航空機のスペースに積んで運ぶ。さらに、上海航空が中国に持つ倉庫を借りることも
検討している。
全日空はこのほか、日本通運、近鉄エクスプレスを加えた3社で国際物流を手がける
合弁会社を設立すると07年12月に発表。那覇空港にアジア向け貨物事業拠点を整備
することも計画している。全日空の山元峯生社長は「現在年間約1000億円の
貨物部門の売上高を、2015年までに7倍にする」と、野心的な目標を口にする。
日航は06年7月から中国東方航空と提携し、中国に運んだ貨物を東方航空機で中国の
各都市に転送するサービスを開始。07年7月から10月にかけて、関西空港と
上海などを結ぶ貨物専用機を増便した。
中国向け航空貨物事業をめぐっては、貨物専業の日本貨物航空(東京)も
07年9月に関西-北京線を就航させるなど、営業活動を強化している。
ソースは
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200801150025a.nwc 関連スレは
【空港】ANA CARGO、関空に貨物便を集約 『国際貨物ハブ空港』として展開開始[08/01/04]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1199671859/l50 など。
依頼を受けてたてました。