鋼材メーカー「栗本鉄工所」(本社・大阪市)が、高速道路の橋に使う
鉄製円筒型枠の強度試験データを改ざんした問題で、高速道路の橋げた
などに使われる型枠の鉄板の厚さがカタログ値を下回るものを納入した
のが、2005年までの10年間に少なくとも110件あったことが、
わかった。
同社が5日、社内調査の中間報告で明らかにした。
同社は「担当者の判断」と組織的な不正関与を否定したが、調査を続けて
最終報告をまとめる。
中間報告によるとカタログで鉄板の厚さ1・6-0・6ミリと記載した
型枠の注文を受け、10年間に旧日本道路公団や自治体などの工事に
3679件を納入した。このうち、110件で実際の鉄板の厚さが
カタログ値より0・4-0・1ミリ薄かった。
カタログ値通りは1549件、残り2020件は確認できなかった。
同社は、同タイプの型枠を1961年から旧公団の工事に納入していたが、
65年ごろから、強度試験に合格しなかった場合は、型枠の内側に補強材を
入れるなどして再試験を通過させていた。
しかし、型枠のサイズによっては補強材を使うことができず、強度試験の
データそのものを改ざんするようになった。
こうした偽装に関与した社員らは社内調査に「安全上問題ないと思った」
「コストを削減したかった」と話しているという。
ソースは
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071205i316.htm?from=navr 関連スレは
【鉄鋼】栗本鐵工所:高速道路の型枠強度データ改ざん、全国9000か所余りで使用…緊急点検実地へ [07/11/21]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1195656057/l50 依頼を受けてたてました。