【金融】空前のブームから一転、サブプライムローン問題で米国M&A案件が急減速[08/29]
1 :
ホームページらぁめんφ ★:2007/08/29(水) 09:31:33 ID:???
□M&A急減 ブーム陰り サブプライム危機 投資ファンド余波
【ワシントン=渡辺浩生】低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の大量
焦げ付きに端を発した金融危機の影響で、投資ファンドによるM&A(企業の合併・買収)案件が
今月に入って急減していることが分かった。金融市場で資金供給が細る信用収縮の影響と
みられ、買収金額の減額など公表済みのM&Aの大型案件も縮小の動きが出ている。
投資ファンドは、買収先の資産や将来のキャッシュフローを担保に、買収資金を調達する手法
(レバレッジド・バイアウト)を駆使して、比較的少ない自己資金で大型買収を手がけている。
金融調査会社ディーロジック(本社・ロンドン)のまとめによると、投資ファンドによる世界
全体の企業買収(公表ベース)は8月24日現在、7218億8000万ドル。すでに昨年の
3886億7000万ドルの2倍弱に達している。今年が空前のブームであったことは間違いない。
しかし、毎月の推移を見ると、サブプライム問題を引き金に世界同時株安や信用収縮が広がった
8月(24日まで)は149億7000万ドルで、7月の916億ドルから急減。特に、
米国企業を対象とするM&Aに落ち込みが激しく、8月(同)は51億9000万ドルと、
7月の660億2000万ドルから激減している。
買収資金は、ウォール街(金融街)の投資銀行が、保有債権を投資家に売却して調達、ファンドに
融資する場合が多い。 しかし、サブプライムローン債権を担保にした証券の暴落で、
金融市場全体に動揺が走り、投資銀行も思うように資金が確保できなくなっている。
米ホームセンター大手のホーム・デポは28日、同社卸売り供給部門をベイン・キャピタル、
カーライル・グループなど投資ファンド3社に対して、金額を当初合意額の103億ドルから
18%引き下げて85億ドルで売却することで合意したと発表した。
JPモルガン・チェース、リーマン・ブラザーズなど主要3行が減額を要求したためだ。サブ
プライム危機で、M&Aブームを演出した「投資ファンドと投資銀行の蜜月は終わった」
(アナリスト)という見方も上る。
(途中、5行割愛しました)
投資銀行からの借り入れが減額されれば、ファンド側の負担が増し、収益を圧迫する可能性が
強まっている。
出典:産經新聞 8月29日8時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000071-san-bus_all 関連スレッド:
【金融】テロよりも脅威なのはサブプライムローンと過剰債務? ─米国調査[08/27]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1188200504/l50 【金融/米国】サブプライムローンのデフォルト率、6月は過去最悪を記録-フリードマン[07/08/25]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1188090577/l50 【金融】「米サブプライム問題、米経済の根幹揺るがす事態にならない」 竹中平蔵が語る(全3レス)[07/08/16]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1187324797/l50 【金融】世界同時株安進む、米欧は連日資金供給:サブプライムローン問題の影響が世界的に拡大 [07/08/11]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1186763031/l50
2 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 09:36:40 ID:c9FKoDuC
今日も暴落。
3 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 09:36:59 ID:PaEWCKx6
明日も暴落。
中国はアメリカを買収するつもりらしい。
5 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 09:37:58 ID:QdNnv/lH
ちょっと戻して360円安w@東証
6 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 09:42:11 ID:tWAP7sW0
新日鉄助かったかね?
9月が本当の・・
8 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 09:58:06 ID:PaEWCKx6
年末にかけてサブプライム問題が再燃するよ
9 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 10:12:12 ID:rb5E3ZV4
3ヶ月後が本当の地獄だって何かで読んだ。
金融やってるやつに
ろくなやつはおらんな
11 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 10:15:11 ID:kvEmXart
ブルドックソースと株主GJ! 東京高裁・国士裁判官GJ!!
大前研●はどう考えてるんだろう???
12 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 10:16:25 ID:D5kT4Ea3
>>8 年末というより11月中旬だね。
三ヶ月後だから。
むしり取りがはじまるね。
13 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 10:18:43 ID:MiluP6jw
>12
その理由は?
15 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 10:49:13 ID:FKAfoDSd
>>13 まだ、誰も1週間放置した炊飯器を見て無いって事w
解ってる事。
1、異常に匂う。
2、虫が飛んでる。
で、ファブリーズを撒いて現実逃避している所。
ハゲ鷹
屑トレーダーざまあ
www
17 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 10:57:22 ID:MiluP6jw
>15
その通りなんだよな。
FRBが金利を下げても解決したわけじゃなくて、
誰かが損失をかぶらないと納まらない。
>11月中旬
てのに理由があるかと思ったが、
返済期限が来るくらいの理解で良いのかな?
これから返済者が2年目になるから返済不能者が続出する
だから これからが本当の本番
19 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 11:15:07 ID:tVxeTZY8
20 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 11:20:52 ID:v7q6bGZS
>13
サブプライムローンって、最初は低金利だけど2〜3年目あたりから急に金利が
高くなるでしょ。これまでは住宅価格が金利以上に高騰を続けたから、高くなった
住宅を転売して自転車操業が続けられたのが、住宅価格が横ばいから値下がりする
ようになるとこのメカニズムは破綻する。高金利になってからの支払が発生しだす
のが11月中旬ごろからということじゃないの。ローンの焦げ付きが大量に発生する
ようになると、玉突き式に証券の信用低下、それを保有していた金融機関の信用力
低下、その金融機関に関連する大手銀行の信用力低下、取り付け騒ぎ・・・って
感じで社会不安が増大する。
ゴールドマン・サックスではすでに傘下の、直接、サブプライムローンを扱っていない
金融機関に3000億円単位の資金投入を実施していて、上の様な負の連鎖はすでに
始まっているという指摘もある。これって朝日ニューススターの、ニュースの深層とか
いう番組内容の受け売りだけど、事実に基づいた内容だから結構、信頼性は高いと感じた。
21 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 11:21:56 ID:bbNqoMwO
またダメリカ謹製ゆとりローンか
22 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 11:40:48 ID:jDokQ9AN
日本でも
住宅金融公庫でステップ償還・ゆとり返済だの名称で
同じようなのがあった。
5年経過すると大体2倍弱の上昇率だった。
これで破綻した人は多かった。
アメリカがこのシステムを導入したのは詳しくは判らないが
ファンドを組む資金をあつめるのが目的だったんだろう。
実体はどうでもよかった。当面金を集めるのが目的。
ファンドなど倫理も糞もない。
どこか狂っている。こいつらが世界を破綻させる。
GCAオワタ
24 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 11:43:24 ID:6NfswxCI
ドルの覇権崩壊が近いな
>投資ファンドは、買収先の資産や将来のキャッシュフローを担保に、買収資金を調達する手法
(レバレッジド・バイアウト)を駆使して、比較的少ない自己資金で大型買収を手がけている。
何回痛い目にあえば学習するのか。。。
それって、名前は変わったけど実体は「バブル」じゃないの?
26 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 12:03:17 ID:QsBvJOb6
最近乱立してるタワマンを鬼ローンで買ってる
日本の庶民は大丈夫か?
27 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 12:06:31 ID:3zbJ88T/
>>26 大丈夫じゃないよ。
大半が変動金利だから3年後くらいに大問題になる。
利上げで金利も上がり、過剰供給で売るに売れず
中央線に飛び込む人間続出
あぼーん
29 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 12:13:18 ID:DdMk4aDc
>>25 バブルというほどのものではないよ。
バブルというのは基礎的な収益を度外視した投資行動を伴うものだけど
基本的にそれらのLBO案件の多くは、一定のフリーCFが確保されている業態(食品や飲食、電力など)に行なわれてきたからね。
まぁそういう意味で、クライスラーの買収案件はちょっと異質だったから金余りだったとは言えるかもしれないけど、
大多数の案件ではそんなに無茶なことはやっていない。
いまこそ、日銀利下げしる!!!
31 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 12:20:41 ID:dUVDwcAH
空売りで信じられないほど儲けてるとこもあるってこと
忘れないでね
32 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 15:01:16 ID:/ziedMuU
>サブプライムローンって、最初は低金利だけど2〜3年目あたりから急に金利が
>高くなるでしょ。これまでは住宅価格が金利以上に高騰を続けたから、高くなった
>住宅を転売して自転車操業が続けられたのが、住宅価格が横ばいから値下がりする
>ようになるとこのメカニズムは破綻する。
今、懸念され出したのは、サブプライムの上のプライム(良質な借り手)にも波及し出したこと。
このプライムな人たちも住宅価格の相場次第で他の日常の借金が可能な、
エクイティーローンを組んでる。
でも、住宅バブル崩壊で相場が下がりだしたので、借金できる額は小さくなり、
返済金利も急激に上昇し出した。これが今朝、発表された米国の消費指数の
20%の激減。次にこの人たちの破綻が懸念されている。
既ににサブプライムの人が破綻して担保差出の住宅が競売市場に溢れて
買い手がつかずに、住宅価格が崩落中。これがさらに1000兆円とも
言われる住宅を含む市場を負の連鎖に巻き込んで行く。
プライム・サブプライムローン債権への投資が25%より大きい
ゴールドマンサックスのかかえる爆弾がどうなるかもまったく
この先わからずに、格付会社への疑心暗鬼など米国は
ゆれにゆれている。
もちろん債権をばら撒かれた欧州も気が気でないし、
信用収縮のあおりで円キャリーの急激な巻き戻しが起こり
株価暴落・不況に怯える日本である。
>>29 あまり無茶なことをやっていないと言われても、
今起きてる問題は、借金の焦げ付きよりははるかにスケールの大きな問題に
思えるのだが。。。
この、ギャンブルめいた取引は、うまくいってるときはいいのだが
本当の意味でリスクヘッジになっていないというか、
丁半ばくちにたとえると、胴元の懐具合もそっちのけで
みんな揃って丁にかけてしまい、半をかける奴がいない。
そんな激しい丁半ばくちの末、
気がつけば胴元も含めてみんな揃って沈没となってる感じがしてならない。
34 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 17:16:32 ID:kvM3I+To
世界大恐慌前夜
この国は、一九二八年三月には最高潮に達していた。一夜にして巨額の富を得た物語はいたるところで伝えられ、
証券会社の窓口は、金もうけに夢中になっている人たちでいっぱいだった。急激な反動を心配した連邦準備局が
再割引率を三分五厘から五分に引き上げたおかげで、五月、六月の株式市場は多少の引締りをみせたが、六月に共和党が、
ハーバート・フーヴァーを大統領候補に指名すると、また株は上がりはじめた。彼の当選によってブル・マーケットは
ふたたび現れた。十一月二十三日には、ニューヨーク株式取引所の出来高は約七〇〇万株に達し、モンゴメリー・ワードなどは
一三二から四二九に急騰した。政府の抑制はもはや何の効力もなく、翌二九年三月二十六日には、約八二五万株という未曾有の出来高をしめすにいたった。
もちろん、すべての経済分野が成長をとげているならば、ブル・マーケットも心配ない。しかし、一九二〇年代のアメリカの繁栄はバランスを欠いていた。
農業は依然不況であり、農民の購買力は下がる一方であった。紡績工業や石炭工業も不振であり、技術の進歩による失業は増大していた。
個人の負債はむしろ増加していたし、信用取引はいつくずれるかわからない状態であった。はっきりいうと、アメリカ人は、繁栄と窮乏の限界にあったのである。
それをクーリッジ大統領が、最後の教書(一九二八年十二月)で述べたように「満足をもって現状をみ、楽観をもって将来を見通し」ていたのであった。
35 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 17:19:00 ID:kvM3I+To
ウォール街の株価大暴落、そして世界大恐慌
一九二九年十月二十四日、ニューヨーク株式市場で突然に大量の売りが出て、株が大幅に値下がりした。この「暗黒の木曜日」が、アメリカの大恐慌、
続いて起こった世界恐慌の始まりだった。それは皮肉なことに、二〇年代の繁栄の守護神のように思われたハーバート・フーヴァーが大統領に就任してから、
わずか半年あまり後のことだった。その日、カチカチと音をさせながら飛び出してくるティッカーのテープは、大引けから四時間たっても動いていた。
この日一日だけで一三〇〇万株が売られた。ニューヨーク株式取引所の周囲は不穏な空気につつまれ、警官隊が出動して警戒にあたらなければならなかった。
シカゴとバッファローの取引所は閉鎖され、投機業者で自殺したものは、この日だけで十一人に及んだ。この日からは、株価は下がる一方であった。
そして最悪の日といわれる十月二十九日がやってきた。一六四〇万株がこの日だけで売りに出され、とうとう午後には取引所の大扉は閉ざされる事態にまで発展した。
この日だけで、株価は平均四三ポイント下がり、だいたい九月の半分ぐらいになってしまったのである。株価が大幅に下落し、物が売れなくなり、仕事がなくなり、
労働者が職を失い、職と食を求めてさまようホームレスがあらわれる。工場や会社は次々と閉鎖され、倒産する企業が激増、あらゆる経済活動が低下し、
社会の秩序が混乱する状態になり、大恐慌となり、遂には全世界を巻き込んだ世界大恐慌となったのである。
36 :
名刺は切らしておりまして:2007/08/29(水) 17:21:02 ID:CSPsG5F7
アメリカは世界のお荷物。(特亞もね
アメリカは食い物だけ作ってればいいんだよ。
アングロサクソンを撲滅しよう。
あいつらがでやばるまでは世界は平和だった。