【企業】日本通信、PHS式通信機能組み込んだネット端末を開発

1 ：WBSにゃんφ ★：05/02/22 08:04:42 ID:???

日本通信（東京都品川区）は、ＰＨＳ（簡易型携帯電話）方式の無線データ通信機能を
組み込んだ新型ネット端末を独自に開発、来年度中にも販売する。
インターネットのホームページ閲覧などに機能を絞り込み、面倒な設定や手続きが不要。
買ってすぐに誰でも使いこなせるようにする。一定期間使い放題のデータ通信料金込みで
端末価格を４万－５万円程度に抑え、高齢者など新たな需要を開拓する。
新開発する情報端末は、データ通信カードをモジュール（部品）化してあらかじめ製品内に組み込み、
通信を利用するための手続きやパソコンのような面倒な設定を不要にした点が特徴。
パソコンに不慣れな「製品を買った帰りの電車内で使える」（三田聖二社長）ようにする。
無線ＬＡＮ機能を組み込んだノートパソコンや携帯情報端末は商品化されているが、
ＰＨＳによる通信機能を組み込んだ製品は珍しい。
情報端末の機能は、インターネットのホームページ閲覧などを想定しており、今後、詳細を詰める。
同社のＰＨＳデータ通信カード「ｂモバイル」は半年間の通信料込みで５万円程度。新製品の価格はこれとほぼ同等となる。
開発に向け、すでに複数の専門技術者を欧米から雇い入れるとともに、
実際に開発を行うメーカーについても数社と具体化の検討を行っている。２００６年３月末までに販売を開始する予定だ。
また、医療機器にＰＨＳ通信のモジュールを組み込み、２４時間データ監視システムを構築するなど法人向けソリューションの展開も検討する。
同社は、ＰＨＳ事業者のウィルコム（東京都港区）から通信網を借りて、ＰＨＳによる定額制データ通信事業を
行うＭＶＮＯ（仮想移動体サービス事業者）の国内第１号事業者。
パソコンや携帯情報端末に差し込むことでインターネット通信が可能になるデータ通信カード「ｂモバイル」を、
半年から１年間の通信料込みで販売するユニークな手法で、法人とともに一般ユーザーも開拓した。
無線ＬＡＮ（構内情報通信網）事業者とも提携し、全国約４０００のスポットで高速通信サービスも提供している。

http://www.business-i.jp/news/soft/art-20050221203512-SHQYTUQGGK.nwc