>>316 さっき、某ブログを読んで、何となく本の内容が分かっちゃったよ。
『人の値段考え方と計算の仕方』
第1部 人の値段を決めるものは何か(野球選手の個人貢献度の算定)
監督の役割と貢献度の評価
指揮者への報酬はどうして決まるか
教授の業績評価
論文共著者の役割と貢献度
貢献度評価の原理と実際問題)
第2部 青色発光ダイオード中村修二の場合(中村裁判二〇〇億円の衝撃)
裁判批判への正面切っての反論
枠組みか中身か
枠組みとしての特許法三五条
中身としての発光ダイオードとその事業家
中村の貢献度、日亜の貢献度
中村修二の受けとるべき対価はいくらか)
補論 青色発光ダイオード関連特許と中村修二の貢献度
付録 『バカの壁』編集者の値段
この中で気になる点は、「補論」の部分。青色LED関連特許と中村の貢献度と
あるけど、まさか中村の名前が入った特許すべてを、貢献度算定の
対象にしているのではないだろうか?
中村があの裁判で求めているのは、自分が関わった特許全ての対価ではなく、
あくまで”404特許”たった1つの対価。この1つの特許が青色LED事業に
どのくらい貢献しているか、という問題なのに、青色LED事業そのものに
対する中村の貢献度を勝手に算定しているのではなかろうか?
まあ、実物を読むのが一番手っ取り早いわけだけど。
それから
>>322の”日経ビジネス6月号”とあるのは
”日経ものづくり6月号”の間違いでした。
この号の中村裁判検証記事は非常に参考になります。
一般書店では扱ってないから、通販でしか買えないのが欠点だけど・・・。