【脳内清掃ブヂネス】アルツハイマーを「掃除屋」細胞が除去

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アルツハイマー病の原因物質、「掃除屋」細胞が除去
http://www.asahi.com/science/update/0202/001.htmlタソ
脳内にたまったアルツハイマー病の原因とされる物質を、脳梗塞(こうそく)
などで死んだ細胞を分解する脳内の「掃除屋」細胞が取り除けることが分かっ
た。掃除屋細胞の活性を調節できれば、治療法につながる可能性がある。
東京都精神医学総合研究所の秋山治彦副参事研究員らが、2日発行の米医学誌
ネイチャーメディシンに発表する。

アルツハイマー病では、脳にベータアミロイドというたんぱく質がたまり、
発病や病状の進行に影響していると考えられている。

秋山さんらが患者たちの脳を没後に調べると、脳梗塞を起こしかけて血流が
制限された病変が見つかった脳では、病変部の近くにベータアミロイドがあ
まり蓄積していなかった。

そうした部分には、脳細胞が死んだり弱まったりすると活性化する「ミクロ
グリア」という掃除屋細胞が集まっていた。これがベータアミロイドを除去
したと見られる。

ミクログリアは、活性化し過ぎると細胞を傷つけるが、この分野に詳しい
田中潤也・愛媛大教授(神経生理学)は「最近はその活性を調整する物質の
研究も進んでいるので、今回の研究は、アルツハイマー病治療への応用が期
待できる」と話している。

(02/02 03:08)

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