アルツハイマー病の遺伝子治療、理研が動物で成功
(日本工業新聞 2004/1/30)
http://www.jij.co.jp/news/bio/art-20040129204739-EMSIRJWLTN.nwcタソ アルツハイマー病の遺伝子治療に成功−。独立行政法人・理化学研究所は、
アルツハイマー病のモデル動物を使い、遺伝子治療に成功した。脳内にア
ミノ酸が数十個程度つながったペプチド分子が異常に蓄積した発病するが、
研究グループはこのペプチド分子を脳内で分解する酵素を世界で初めて同
定。今回、同酵素を作り出す遺伝子を病気のマウスに仕込んで、蓄積を防
ぐことに成功し、有効な治療法になると期待している。
アルツハイマー病は、記憶力や認知能力が時間とともに低下し、重い痴ほ
うとなる。レーガン元米大統領らも発病するなど老人性痴ほう症のほか、
40歳代の若さでも発病するケースがある恐ろしい病気。高齢社会の進展に
伴って発病者が増えると懸念され、治療法の確立が急がれている。
具体的には、脳内にペプチド分子の「アミロイドβ」が異常に蓄積して
発症する。
研究グループは、このペプチドを分解する酵素「ネプリライシン」を作り
出す遺伝子を、わざと作り出したアルツハイマー病のマウスに導入し、
効果を確認した。
# 独立行政法人 理化学研究所タソ
http://www.riken.go.jp/index_j.htmlタソ (ニウスリリイスはまんだなし)
# 組み込んだ分解酵素の発現を確認した、と云ふ最も原始的な段階。
直ちにブヂネスには影響せんが、寧ろ、(申請しとるはづの)特許の
取り方に注目しる。