【特許】米特許団体が日本に法改正迫る【特許法35条3項】
「ディア・コミッショナー・イマイ(親愛なる今井長官)。我々の会員と顧客企業は
日本の特許法の現状に対して懸念を表明しています」。7月末、このような書き出しで
始まる要望書が、特許庁の今井康夫長官に送られていたことが、「日経ビジネス」の取
材で明らかになった。差出人は米国最大の特許を扱う弁護士の団体である米知的財産法
協会(AIPLA)。A4判で5ページのその書簡は、「日本は特許法を改正すべきだ」と明確に
促す厳しい内容だった。
AIPLAが改正を求めているのは、今、日本の特許法の中でも際立って注目を集めてい
る35条3項とそれに付随する4項。青色発光ダイオードの発明者として有名な中村修二氏
(米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)が、元勤務先の日亜化学工業を訴えた
根拠となっている項だ。
35条3項は、従業員が職務発明に対して「相当の対価の支払を受ける権利を有する」と
ある。この法律を盾に、中村氏は「十分な対価を受け取っていない」と訴えを起こした。
会社が数百億円の売上高と利益を上げることに大きく貢献したのにもかかわらず、中村氏
は在勤時に2万円の発明報奨金しか受け取っていなかった。2001年に会社を訴えた当初、
中村氏は発明の対価として20億円を要求していたが、2003年6月17日にその額を50億円、
その2日後には100億円に増額している。
しかし、なぜ特許法35条3項に対して、米国の特許を扱う弁護士団体がわざわざ日本の
特許庁に申し入れをしてまで反対するのか。
最大の理由は、日本で優れた発明をした元従業員が雇用主の企業を訴える事例が増えて
いることについて、米国の有力企業が危機感を強めていることにある。しかも訴えを起こ
した側が勝訴する事例が増えていることを特に懸念している。
(以下ソース参照)
Biz Tech
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/gen/263080 依頼スレ369さんくす
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 11:19 ID:YUzwj9eT
2
特許ですら一攫千金が狙えないなら理系に行こうとする日本人になくなるぞ。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 12:16 ID:rsZCaTf7
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 12:24 ID:X5gg6iAx
つまり日本に進出した米企業がただ同然で発明を搾取したいと言う意味です。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 12:24 ID:6RbvQa+z
ほほぅ。日本のほうが発明者にやさしいとは知らんかったよ。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 12:31 ID:cYn6acDp
日本は池沼文系が多いからな。
>>6 日本では、発明者にやさしくしてほし”くない”のではないのかなぁ。
つまり、発明者は米へ来いと。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 12:40 ID:xsgRuOPc
まあアメリカの言う事は真に受けないこった。
自国の利益になる事しか言わない罠。
日本が馬鹿なのはアメリカ様が言うのなら
と直ぐに追従する所。
特にアメリカの弁護士なんぞ信用するな。
あと、国際出願とかに関してかな。
米国の発明者が、日本での特許使用料に関して米国内で本社を訴えるとか。
ただ、今回米の圧力に屈する理由はないね。 英がどうなってるのかが知りたい。
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 12:42 ID:xsgRuOPc
読めた。
相当の対価を企業が支払わなければ
不満を持った研究者が米企業に来てくれるもんね。
つまり日本企業が発明者に相当の対価を払わなくて良いようにしろってんだろ?
やっぱりアメリカは汚い罠。
アメリカの弁護士はプーでもなれるからね。米国籍が必要だったと思うけど。
未だに出てくるサブマリン特許を何とかしてから言えよな。
>>12 米国籍は要らないんじゃなかったっけ?
日本人も渡米して資格取ってるって聞くし。
その影響で司法試験がちょっと難しくなってる様子。
プーでも勉強しなきゃなれませんぜ。
ほんとだ、いらないみたい。 判事になるにはいるみたいだけど。
そういうと米国弁護士資格持ってる人しってました。
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/23 13:24 ID:D9/eZaKE
中村は何をトチ狂ってんだ?
米では特許報酬より給与の増額によるご褒美って、、それこそ日亜時代に受けたものじゃないか。
(LED発明で100万円特別ボーナス&一挙に年収倍増されて大喜びしてた と著書に書いてある)
やはりLED特許を奪いたい米にいいように利用されてるだけじゃないのか?
>>16の 何をトチ狂ってんだ?
は、彼のアメリカ原理主義に対して。
>>16 百万円で大喜びって…。ほんとに奴隷根性。首領様マンセーですか。
企業の売り上げが、それから数倍に膨れ上がっていくのに、
役員が、ボーナスやら株価含みやらで、笑いが止まらないほど金を掴んでるのに、
年収が倍だとか、百万だとか…。
さすが、スレイブ中村のあだ名は伊達じゃないね。
>>16 倍になって高々1000万だったらしいからな。
アメリカなら、もう一桁は行ってるだろう。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/24 21:56 ID:yzztdUxM
>1だけだと、どっちに改正したいのかわからない。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/24 22:04 ID:4M1OcA8s
米国は資本側に有利。 欧州は概ね逆で、労働者側に有利。
米国は労働者に不利になるよう変えたいのです。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/24 22:06 ID:ydzqAJFm
(ソースより)
>米国企業は、発明した利益に対する報奨金の代わりに、優秀な
>研究者には高額の給料を支払う。年功序列賃金だった日本企業では、
>優れた発明をした研究者に対しても給与を大幅に増やすことはなかった。
中村は発明の段階では2万円しか貰っていないけど、その後で
100万円の報奨金を貰った上に給料も倍にされているよね。
マスコミは無視してるけど。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/24 22:07 ID:ydzqAJFm
>>19 >アメリカなら、もう一桁は行ってるだろう。
発明の段階で億単位なんて無理無理。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/24 22:32 ID:sCb08CcZ
自分の貢献に相応の対価が欲しいのなら、
初めから自分で自社株を買っておくべきだったな
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/24 23:00 ID:FvfaPH41
アメリカは儲からないことはやらない。
27 :
福田和也:03/08/24 23:07 ID:86xIY9Wd
とりあえずアメは史ね。
まぁ、日亜は上場してないわけだが
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/24 23:11 ID:cP88n6Oa
アメリカ人にとって、日本人は脅威の何者でもない。
ただ、今の日本(政治家)は、アメリカの言いなり・・。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/24 23:26 ID:n1iql4b6
>>26 儲けが見込めるなら、高リスクも取れるのはアメリカの長所だろ。
企業という組織の中で発見された技術は基本的にアメリカでも企業のモノだよ。
エジソンもビルゲイツとかアブフレックス作ったオッサンとか。
自分の発明をベースに起業して、その商品が市場に認められて、それから報酬を得る。
これは、単純に発明への投資者である企業を優先させろと言っているだけだと思う。
もっとも、特許団体を炊きつけたの日本企業かも知れないけどね。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 11:21 ID:bpsfTcut
とはいえ、日本の特許法の基本的な概念からすれば
「技術的思想の創作」である「発明」は自然人によってなされるものであり
それ以外の何者にも不可能なのであって、故に「発明」は原則として
発明者に属するという発想なのだから、その移転に対価を要するのは
自然の理。むしろそれが明文化されていないアメリカの特許法は
遅れているな。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 11:25 ID:8kIhCtpP
♥
100億はちょいとがめつ過ぎだな。
アメリカナイズされちまったか。
とりあえず中村は、
独りでは開発にすら至らなかったということをちゃんと認識しておくべきだな。
一応企業の投資もあって、設備も使って、それで勉強して発明できたんだから。
たださすがにもらえた報奨金の額にはちょっと…。
第3者である漏れに言えることは「もう少しあげるべきだろう」ぐらいかな。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 12:48 ID:zeXjzg2m
♥
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 12:49 ID:Jh9BAhrG
日本が少しでも有利なことは。白人は気に入らない。
サブマリン特許が認められる国は、外国の特許法について何も言わないほうが良い。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 14:39 ID:fyAj6Se1
しかし報酬の実際はアメリカの方が多いそうだが(中村さんによると)そうすると
アメリカでそうなる法的な根拠というのはいったい何だろう?
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 14:45 ID:0k+WfbiI
サブマリン先に廃止しろよ。
詐欺特許法国家のくせに
著作権問題といい特許といい、
結局巨大企業の法人化によって
本来の法を捻じ曲げられてゆくのが目に見える。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 15:03 ID:Vt4Y0BWY
ってゆうか、早く先願主義に汁!>米国
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 15:28 ID:JWazRBYY
詐欺国家が、何か言ってらぁ・・
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 15:33 ID:tvVyA6AY
<血液型O型の一般的な特徴>( すべて許していると調子にのってつけこんでくるぞ!! )
■優秀な人間を叩いて安心しようとする。多数対少数のときだけめっぽう強気。才能ある人間と対峙できない
■場所が変わると手のひらを返すように態度が豹変する ( あの連中の中じゃヘコヘコさせられてきたが、うちに来たら見ていろ! 礼儀を教えてやるぜ。 )
■カッコイイ人に注目したがるが自分を磨こうとしない。なぜか、カッコイイ人は自分にソックリだと信じ込む
■基本的に怖がり。粘着にからまれるとすぐに全く関係ない人と戦わせようとする ( どうせ>>1さんはヒッキーでしょ? / あいつだってDQNだからジサクジエンしてるぜ )
■早とちりが多く、誤爆と気付いた後でも釈明できない。いい人を装って忘れる ( そういう土地柄だったのさ )
■毒舌を吐いて場の空気を陰険にする。そのあと自分で耐え切れなくなりご都合主義にあきれる。( いったいこの国はどうなってるんだ? 間違っている! )
■スケールの小さい自画自賛をして小市民的に満足しようとする( 俺んちの車は古いが車も持ってない奴に比べればマシな方だな )
■すぐにおせっかをやくが、自分のためであるということを見抜かれる。それに気付いて恥ずかしさをごまかすために大袈裟にキレる
■マニアックで虐待的。ケチだけつけて批判される所には出ない。人に観察されているとを知って焦る
■自分が企んでいるのに相手を悪人に仕立て上げ、己の為に餌食にする。攻撃を誘って自分の憎悪に酔いしれる。
■たいしたこともやってないうちに大物ぶる。 ( 顔が見えないインターネットでは自分の才能や苦労を多めに見積もって書き込む )
■世間に通用しないような事ばかり繰り返して自分に課した目標から逃げる。あげくに人のせいにして相手に伝わらない方法でキレる。
■人生経験未熟なので集団でしか相手を見れない ( 君のような人はウチでは… / ○さんによく似てるから… )
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 15:46 ID:MTyGgHL6
特許に関しては保護期間が一律20年という感覚がおかしい。
その特許に応じて保護機関を判断するべきなんじゃないか。
小学生がたまたま思いついたようなものと
企業が数十年かけて作り出したものが保護期間が同じというのはおかしい。
>>44 じゃあ、世界貿易機関にでも訴えてください
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/25 20:37 ID:bpsfTcut
47 :
日本経済復活のカギは大学・企業・国の特許戦略:03/08/29 22:54 ID:ee/z9Vyi
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/08/29 23:26 ID:RxQU5eay
>>32 アメリカの特許法では、特許の出願人は必ず自然人である「発明者」でなければ行えません。
企業は発明者から権利を譲渡された「譲受人」なのです。
ま、35条3項、4項を廃止したら廃止したでゴタゴタするのは変わらなそうだけど。
契約制に移行→対価に納得できない→譲渡契約しない→解雇→
特許を高値で買ってくれる競合他社に売却とか起こりそうだ。
たぶん↑な事態を防ぐためにアメリカの褒賞は高くなっているんだろう。
特許は営業秘密じゃないから競業他社に売却しても不正競争防止法に引っかから
ないし、雇用契約でも競合他社への就職を一定期間禁止しているのは多いが、
取り引きまで禁止しているのは無いだろうし。
結局、開発者が納得できる対価を払うしかないってことになると思うんだが。
そうでなければ職務発明の帰属は会社にしてしまうか。もっともこれをやると激しく
頭脳の海外流出が起こりかねないが。
確かに一律に発明を扱おうという考え方は、知的財産権で生き延びようとする
国にとっては粗末なやりかたかもしれん。
なんにしても知的財産権のプロを十分に育てることを優先すべきで、
法改正はその後かな。