【報酬】発明の対価、会社が一方的に決められず　最高裁が初判断

社員が職務で行った発明について特許を受ける権利を会社が引き継ぐ場合、
会社側が一方的に社員に払う発明の対価を決められるかどうかが争点に
なった訴訟で、最高裁第三小法廷（上田豊三裁判長）は２２日、会社が
一方的に決めることはできず、社員はこの額に縛られずに対価を求める
ことができるとする初めての判断を示した。同小法廷は一、二審判決を
支持し、会社側の上告を棄却する判決を言い渡した。

この訴訟は、ビデオディスクの読み取り装置の改良に関する発明をめぐり
オリンパス光学工業を相手に、元社員が「相当な対価は約２８億円だ」と
主張し、うち５２２８万９千円を支払うよう求めていた。一、二審とも、
発明で会社が受ける利益を５０００万円と判断し、元社員の貢献度を５％
として相当な対価を２５０万円と算定。元社員が報償金などで受け取った
約２１万１０００円を差し引いた２２８万９０００円の支払いをオリンパス
側に命じた。
第三小法廷は、勤務規則などで対価額を定めておくことはできるとした。しかし
「特許を受ける権利の内容や価値が具体化する前に、あらかじめ対価の額を確定
的に定めることができないのは明らかだ」と判断。「勤務規則に対価条項が
あっても、相当の対価に満たないときは、社員は不足額の支払いを求めることが
できる」と結論づけた。元社員も判決を不服として上告していたが、既に棄却
されている。
職務発明の「相当の対価」をめぐっては今回と同様の訴訟が相次ぎ、青色発光
ダイオード（ＬＥＤ）や味の素の甘味料の発明にかかわった元社員らが会社側に
支払いを求めている。

引用
http://www.asahi.com/national/update/0422/010.html

【会社でスターを作りましょう。その方が社員の士気が上がる。】

チョット多いぞってくらいの方が良いと思います。

すばらしい

しみったれた企業には、しみったれた業績しか上げられない。

>>1
額少なすぎる、アホらしい、青色ダイオードのオッサンもアメリカに行っちゃったから
これから日本の技術者は日本から流出していくな、何十億も会社に貢献したらな
何億か払えよ、そしたらますます社員の志気は上がるよ

まあ、技術者の権利が認められたのでいいじゃないの

オリンパスって言ってたっけ、糞デジカメ作ってるところだろ、

ケチだよな。

>>7
そう思われると技術者が集まらない罠。
やはり「おお、以外と多いぞ」って位出すのが良い。
特許とって商品化して利益出す人は少ないし貴重だろうし。

勤務規則で予め対価を決めておいても、後日請求できる場合があるという、
最高裁の出した基準はすばらしいが、結果的には、２２８万９千円の支払いじゃあなあ。

少なすぎるといってる奴らは
この発明の内容をどれだけ知って言ってるんだろうか。

特許を受ける権利の予約承継に対する
不足分の対価の請求を認めたことに、この判決の意義がある。

判決文
http://courtdomino.courts.go.jp/judge.nsf/dc6df38c7aabdcb149256a6a00167303/
c4d5e2628a485b2149256d10001125ac?OpenDocument

一部引用
いまだ職務発明がされておらず，承継されるべき特許を受ける権利等の内容や
価値が具体化する前に，あらかじめ対価の額を確定的に定めることができない
ことは明らかであって，上述した同条の趣旨及び規定内容に照らしても，これ
が許容されていると解することはできない。換言すると，勤務規則等に定めら
れた対価は，これが同条３項，４項所定の相当の対価の一部に当たると解し得
ることは格別，それが直ちに相当の対価の全部に当たるとみることはできない
のであり，その対価の額が同条４項の趣旨・内容に合致して初めて同条３項，
４項所定の相当の対価に当たると解することができるのである。したがって，
勤務規則等により職務発明について特許を受ける権利等を使用者等に承継させ
た従業者等は，当該勤務規則等に，使用者等が従業者等に対して支払うべき
対価に関する条項がある場合においても，これによる対価の額が同条４項の
規定に従って定められる対価の額に満たないときは，同条３項の規定に基づき，
その不足する額に相当する対価の支払を求めることができると解するのが相当
である。

これが、特出した人間をひがむ日本企業の典型。会社として 1 個人に
多額の金銭を渡すと、周りの人間から会社に非難が出る。

まずその空気から何とかせれ。

>>12
同意する。新しいことや発展的な考えを阻むことが多い。

技術者の価値・ポジション等の待遇が改善されることを望む。
理系も自分を守らないと、商品価値を買い叩かれる一方だ。

>>11
thanx

たった２５０万円でゴネ社員のレッテル貼られて、
この社員はもうダメポ。

つーか原告の田中さん、「特許はだれのものか」という本によると全然大したことしてない。
すんごい発明を作った大先生と一緒にいて側で手伝っていた程度と読めた。
今回の対象特許は本体の特許ではなく周辺特許の話だし、それも自分は複数の発明者の下のほうに載ってただけ。

判決からは、企業としては残したい優秀な従業員は手厚く保護しなくてはならんと見えたが、逆を言うと金のことしか頭にないＤＱＮはどんどん捨てようということだな。
実力があると思う奴はアメリカでもどこでも逝ってもらって構わんのだが、中村氏ぐらい認められるような奴でないと金なんか入ってこないぞ。
そもそも入社する際に「発明は全部よこせ。金はださん。以上。」という契約結ばされてヒイヒイ言ってる奴も結構いるらすい。
これからは技術者の貧富の差が激しくなるんだろうな。わしはそれは不健全だと思うのだが。

これは、就業時間は企業が勝手に決めることはできないってのと同じで、
有名無実なのでは。

　　　　　　　　　まあ、裁判になるほどなら、法に則した結果もみこめるだろうけど。

理系の敵は理系。これ定説

日本の生きる道は科学技術立国しかないのだから、エンジニアを優遇するような政策をとるべき

田舎農民特有の僻み根性が染み渡ってるから
無理。

ura2ch ura2ch

中村さんはいくらぐらいもらえるのやら。。。

この掲示板も、訴訟リスク対策を(ry

>>2
お、ひろすえじゃん。
まあ思うに1000万は硬いだろうな。

>>24
○>>2
×>>22

よしゆきさんはここの連中から相応の対価を取りますか？

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