【科学と】○○○ブヂネスと科学技術 総合スレッド○○○【技術】

このエントリーをはてなブックマークに追加
ペットの痛み、しぐさで判定 獣医師ら基準作成めざす
http://www.asahi.com/science/update/1115/001.htmlタソ
ペットの犬や猫が感じている体の痛みに、飼い主や獣医師がどう対処すればいいのかを
検討する「動物のいたみ研究会」を、獣医師らでつくる動物臨床医学会(理事長=山根
義久・東京農工大教授)が始める。16日に大阪市でシンポジウムを開く。しぐさなど
から痛みの程度を数値化し、痛み止め薬をうまく使う基準づくりを目指す。

けがの治療などは数多く行われているが、術後の痛みのケアが不十分な例も多い。ひど
い痛みを我慢できずに縫い合わせた傷口をかみ切った例や、ストレスで胃腸の障害を起
こした例もある。痛み止め薬をうまく使えば、食欲がでてきたり早くリハビリを始めら
れたりして回復が見込める。

山根教授によると、ペットがじっとして震えていたり、触ろうとするとかみついたり、
餌を食べなくなったりすると痛みを感じている可能性がある。けがが治っているように
見えても注意が必要だという。

研究会では、犬や猫のこうしたしぐさから痛みの程度を判定する基準づくりをすすめ、
来年度に公表する予定だ。体の大きさや品種、病気の種類などを考慮した対処方法も検
討するという。

山根教授は「基準づくりをすすめて獣医師の意識を高めるとともに、飼い主へも痛みの
ケアの重要性を訴えていきたい」と話している。

(11/15 10:54)

# 基本的にはヒトと同じ仕草かと。
  当ビルヂングも愛猫を次々に亡くしますたでなあ。
579あけるなる ◆OTVBQIMqp2 :03/11/15 16:43 ID:4kqyvwpq
☆<なんだか、あっちこっちで愛猫を亡くしたって話をよく目にするんですが
  、、、(僕もそうなんですけれども)

 まぁ、痛みのケアっていっても感じ方は人と猫は根本的に違うだろうし(猫
 は我慢強いと言われる)、人間様のひとりよがりではないのか?
 
いや、違ふ部分は僅かですがね。
体の構造も使用薬物も殆ど同じ。

喜怒哀楽の感情も同じかと。
当ビルヂングの仔達が喧嘩しるときには
実に憎たらしい目付きをしますがね。

但し、仔達は笑ひませんなや。
ドイツ未来賞に日本人が代表の研究チーム
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20031115i303.htmタソ
【ベルリン=宮明敬】ドイツ国内で考案された優れた科学技術に授与される
「ドイツ未来賞」の今年度の受賞者に、樽見和明さん(50)を代表者とす
る化学製薬会社「メルクKGaA」の液晶材料研究開発チームが選ばれ、
13日夜、ラウ独大統領から賞金25万ユーロ(約3170万円)が贈られ
た。同賞の外国人受賞者は初めて。

大型液晶テレビの画質を向上させる材料の開発が認められた。樽見さんは
愛媛県出身。早大大学院卒業後、日本とドイツで研究生活を送り、現在、
同社研究開発部長を務めている。
(2003/11/15/11:29 読売新聞 無断転載禁止)
色の変化で微生物の量を簡単測定、山形大が手法開発
(日本工業新聞 2003/11/17)
http://www.jij.co.jp/news/etc/art-20031116193231-ZQYNVULYKO.nwcタソ
山形大学工学部の遠藤昌敏助教授らの研究グループは、色の変化を測定することによって
微生物の量を簡単に計測する方法を開発した。バクテリアや微生物は食品や衛生面で人間
生活に深いかかわりがあるが、微生物を数える簡単な方法がなかった。研究グループは、
微生物の染色法に着目し、市販の装置や遠藤助教授らの開発した色彩計測法で微生物の量
を計れることを確かめた。培養装置のスペースや時間の節約で効果が期待できる。

細菌などの微生物は、遺伝子増幅法によって簡単に種類を特定できるようになった。しか
し数は、培地で微生物を培養し、分裂して増えた微生物の集団、「コロニー」を数える
「コロニーカウント法」が使われている。微生物を数えられるまでの培養に温度や湿度を
一定に保つ装置が必要になるほか時間もかかる。

開発したのは、基準となる色素の量と色の度合いの相関関係を明らかにして、測定対象の
試料の微生物を染色して、その量を計測する手法。まず基準の色素を付着させたイオン交
換樹脂を使い、微細な孔のあいたメンブランフィルター上でこしとって濃度を高める。フ
ィルターを乾燥させて色を計測し、色の度合いと色素量との相関関係を示す「検量線」を
作成。微生物の酵母菌を含む溶液、pH(酸アルカリ度)調整溶液、色素溶液をまぜて染
色し、同じ操作によって酵母菌の濃度を色の度合いの比較から求める。
(つづき)
実際の計測で、1リットルあたり、サフラニンT色素1マイクロ(1マイクロは100万分の
1)モル(モルは物質量の単位)を使った場合、色素では0.1ナノ(1ナノは10億分の1)
モルの物質量を検出でき、酵母菌の絶対数では100万個程度を検出できたという。

遠藤助教授によると、検出できる最低の量は、染色した試料溶液を濾過(ろか)した面積
と測定面積によって決まり、微小面積の色の度合いを測定することで高感度化ができると
みている。また微生物に合わせて染め分けることも確認でき、色の度合いを測る色彩色差
計測を応用して微生物の定量や識別が簡単かつ短時間にできることを示した。今後はいろ
いろな微生物の計測に適用して有効性を確かめる。

# 遠藤タソ@山形大は>>453でガイシュツ

# 濁つた水で大腸菌1マソ個レヴェルで測れんとな。
584(*´д`) ◆a53gzYK1xI :03/11/19 00:07 ID:2i1AEBb9
★世界最小※1 空飛ぶマイクロロボット
 μFR(マイクロ・フライング・ロボット)を開発、「2003国際ロボット展」に出展

セイコーエプソン株式会社(社長:草間三郎)は、社内で培ってきたマイクロメカトロニクス技術を
広く社会にアピールするとともに、マイクロロボット及び搭載要素技術の応用展開の可能性を探るために、
世界最小の空飛ぶプロトタイプ・マイクロロボット「μFR(マイクロ・フライング・ロボット)」を開発し、
2003年11月19日(水)から22日(土)まで東京ビッグサイトにて開催される
「2003国際ロボット展/2003 International Robot Exhibition」に出展します。
(後略)

部分引用:http://www.epson.co.jp/osirase/2003/031117.htm

(*´д`)<「新製品スレ」よりこちら向きかと思い、こちらに貼りました。。。
サソクス>584

「2003国際ロボット展」総合スレを立ててしまいませう藁。
>>584 立てますた:

【ロボツト】2003国際ロボット展【産業技術振興】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1069178185/l50
【三洋電機】工業排水中の窒素化合物を除去する装置を発売
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/eco/277340タソ
三洋電機は、工業排水に含まれる窒素酸化物を取り除く装置「DNJ-4KA350C」と
「同8KA350C」の受注を、2003年12月1日に開始する。この装置は、排水中の硝
酸化物やアンモニア性化合物など窒素酸化物を、電気分解によって窒素ガスに
化学変化させて除去する。

「硝酸化物も処理できる点が、従来の電気分解装置と異なる」(同社コマー
シャル企業グループコマーシャル技術開発本部エコ・エネビジネスユニットア
クア開発部部長の廣田達哉氏)という。単体での価格はともに5000万〜6000万
だが、運用するためのシステムなどを組み合わせた形で販売する。(高野 敦)

■さらに詳しい情報は「Design & Manufacturing OnlineのWebサイト」でご覧
いただけます。
・閲覧には「ユーザー登録(無料)」が必要です。
━━□■□ NEDOメール配信サービス □■□━━━2003/11/18発行━━━━

━ NEDO EXTRA メールをお届けします。 ━
             NEDOホームページ http://www.nedo.go.jp/

━◇◆◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NEDOメール配信御利用の皆様へ

拝啓 平素より当機構の事業にご理解、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

NEDO技術開発機構では、平成16年度新規プロジェクトの事前評価の一環として、
ホームページ上で幅広く国民・事業者等の皆さんから御意見や情報および
御提案をいただく機会として下記要領で開催中です。

『平成16年度新規プロジェクト(案)に対する御意見募集』(通称:NEDO POST)
http://www.nedo.go.jp/nedopost/index.html

開催期間:平成15年11月5日(水)から25日(火)
対象プロジェクト:
 (1) 高効率マスク製造装置技術開発プロジェクト
 (2) 積層メモリチップの技術開発プロジェクト
 (3) 次世代高速通信機器技術開発プロジェクト
 (4) 高効率UV発光素子用半導体開発プロジェクト
 (5) 次世代FTTH構築用有機部材開発プロジェクト
 (6) SF6フリー高機能発現マグネシウム合金組織制御技術開発プロジェクト
 (7) バイオプロセス実用化開発プロジェクト
 (8) ナノ医療デバイスの開発プロジェクト
 (9) MEMS用設計・解析支援システム開発プロジェクト
 (10) 次世代ロボット実用化プロジェクト
 (11) 石油精製プラント・フィールドオペレータ支援システム技術開発
 (12) 超電導電力ネットワーク制御技術開発
 (13) 新電力ネットワークシステム実証研究
 (14) バイオマス混合燃料導入実証研究事業

お寄せ戴いた御意見等につきましては、機構内で検討させていただき,プロ
ジェクトの方針決定に利用させていただきます。また、さらに詳細が必要と
考えられるものにつきましては、今後に予定されています各プロジェクトの
ワークショップ、有識者委員会等において説明をお願いする場合がございます。
是非、忌憚のない御意見・御提案をお寄せいただきますよう宜しくお願い致し
ます。
ポリマテック、熱伝導率6倍の絶縁性高分子材料を開発
(日本工業新聞 2003/11/19)
http://www.jij.co.jp/news/chemical/art-20031118202120-RSLQCXBYFX.nwcタソ
電子機器用高分子部品メーカーのポリマテック(東京都中央区)は、絶縁材料でありながら
熱伝導率が従来の絶縁樹脂の約6倍ある高熱伝導性高分子材料の開発に成功した。2001年に
日立製作所が開発した1メートルケルビン(絶対温度)当たり約1.0ワットの樹脂を抜き、
世界最高の約1.8ワットを実現したという。

電子機器の半導体は年々微細化・高速化が進んでおり、効率的に熱を逃すための工夫が重要
になっている。パソコンなどでは空冷ファンも利用されるが、携帯電話やPDA(携帯情報
端末)などの携帯端末では、重く大きな装置は搭載できない。シリコンの同位体純度を高め
ることで熱伝導度を高める研究なども進められている。

今回、絶縁性の液晶ポリマー材料の配向性を超電導マグネットを使い制御して配向性を高め、
配向方向の熱伝導性を大幅に向上した。金属の方が熱伝導性が高いが半導体周辺の材料のす
べてに金属を使用するわけにはいかず、絶縁層による熱の滞留が問題となっている。新材料
はフィルム状に加工して、電流は通さないが、熱は垂直方向に通すなどの利用ができるという。

この研究成果は、経済産業省の「精密高分子技術プロジェクト」の一環で得られた。12月4、
5の両日、プロジェクトの中間成果報告会を東京都江東区の東京国際交流館で開催する。

# 此れ此れ。かう云ふのを待つとつた。
  当ビルヂング的には、発熱しる半導体素子の放熱は
  エポキシの薄皮をかぶせてから熱伝導グリースを塗り、
  さらに金属板に接触させてをつた。
  エポキシの熱伝導はよくないもんで、もつといい素材を
  待ち望んでをつたがね。
  シカーシ、方向性があるのと、高周波特性が気になりますなや。
三洋電機が次世代型の細胞培養容器事業に参入
(日本工業新聞 2003/11/19)
http://www.jij.co.jp/news/bio/art-20031118214854-XXLSPITDQJ.nwcタソ
三洋電機は、次世代型の細胞培養容器事業に参入したことを明らかにした。米ベンチャー
企業、バイオクリスタルが開発した新たな細胞培養容器の日本における独占販売権を取得。
培養分野の強化とともに、得意とするCO2インキュベーターの販売促進につなげるのが
狙い。日本のバイオ産業は2010年に25兆円市場に成長するといわれるなか、三洋では新
たな有望ビジネスとして規模拡大を狙う。

バイオクリスタルが開発した次世代型の研究用細胞培養容器「OptiCell」の日本
での独占販売権を取得したのは、三洋が全額出資する「三洋電機バイオメディカ」。
この培養容器は、通常のシャーレや培養フラスコとは異なり、長方形のマイクロプレート
型(サイズは127×85×5.8ミリ)で、厚さ100マイクロ(1マイクロは100万分の1)メ
ートルのガス透過膜によって密閉した中で細胞を培養する仕組み。
培養フラスコに比べると、スペースを大幅削減でき、培地(細胞の栄養分)の使用量は約
3分の1で済む。また、ガス透過膜による密閉培養で微小な異物の混入などを防止するほか、
湿度制御や培地水平度の調節が不要で、容器のまま顕微鏡で観察できるといった特徴をもつ。

三洋バイオメディカは、CO2(二酸化炭素)濃度を一定に保ち、長期間、胚や細胞を培
養するためのCO2インキュベーター分野で国内トップとなる二十数%のシェアを持つ。
同社のCO2インキュベーターの使用条件が今回のバイオクリスタル製「OptiCell」
の商品特性に最適であり、販売提携によってCO2インキュベーターの拡販にもつながる
と判断した。
すでに大学の研究室や政府の公的機関などへの納入を始めており、また日本とともに、オ
ランダでも独占販売契約を結び、同国でも販売活動に乗り出している。

バイオクリスタルは96年9月に設立。01年から米国で「OptiCell」の販売を始め、
米ハーバード大学や米NIH(国立衛生研究所)、アバンティス、アストラゼネカといっ
た世界的な大手製薬企業への納入実績をもつ。

# チート用途が違ふが、似たやうなヤシを当ビルヂングが禿しく自作して活用した。
  「膜」はありふれたテフロソ薄膜で構はない。強度を持たせるために「簀の子」状に
  表面を加工しとるだらう。CO2のみならず酸素など大抵のガスはスカスカに通る。
  (溶液中の酸素セソサア表面にはテフロソ薄膜が普通に使はれる)
  無効審査を請求汁かな藁
東北大院、胚や培養細胞の健全性を生きたまま簡単判定
(日本工業新聞 2003/11/21)
http://www.jij.co.jp/news/bio/art-20031120214826-TETNVXPNGE.nwcタソ
東北大学大学院環境科学研究科の末永智一教授、珠玖仁助教授らは、受精卵の胚や
培養細胞の健全性を、生きたまま迅速、簡単に判定する方法を開発した。家畜の人
工授精判定や生物研究での細胞培養過程の検証などが機械化でき、非常に効率が高
まる。現在は、ウシで評価を続けているが、末永教授は将来、人の不妊治療として
行われる人工授精の成否や受精卵の生育状況を測定する手法などにも応用できると
みている。

研究グループは、走査型電気化学顕微鏡(SECM)を独自に開発。微小電極でイ
オンなどの濃度変化が測定できる。今回は、培養溶液に浮かべた受精卵などの試料
近くで電極を微妙に動かし、試料近くの酸素濃度の変化を計測できるようにした。
受精卵の胚が、生きて活発に呼吸していれば酸素濃度は周辺よりも薄く、逆の場合
は試料と離れた場所との濃度差が小さくなる仕組み。

生きたまま試料にストレスを与えることなく、細胞など生体本来の代謝活動を呼吸
としてリアルタイムに測定し続けられる。胚や細胞、菌株などを迅速、簡単に分離、
選別できる。
(つづき)
研究グループは、人工授精で作られるウシ胚の品質評価法を確立した。具体的には、
体外受精6日後の胚の呼吸量を測定した。その結果、呼吸が活発なグループは、不
活発なグループより、その後の成長能力が高いことがわかったという。さらに六連
式の円錐(えんすい)形容器を開発して、ウシ胚を並べ計測の効率化を可能にした。

また、細胞や菌の活性測定法に応用できることも実証した。キャピラリー(細いガ
ラス管)中に培養細胞や菌を充填(じゅうてん)し、管の端を酸素透過性のある膜
で覆い、膜から透過する酸素を測定。呼吸による酸素濃度の変化を効率よく測定し
た。菌を増殖させた寒天培地をキャピラリーで型抜きして、SECMで酸素濃度変
化を測定したあとに、新しい寒天培地に移植しても増殖し続けられることも確認で
きたという。

受精卵の選別は、従来は熟練者が顕微鏡で形を見ながら判定、選別していた。末永
教授は「装置の活用で、選別が自動化でき家畜やクローン細胞の研究などの効率が
非常に高まり、人の人工授精判定にも応用できる」と期待している。

# 微小酸素電極だけかや?
訃報:
丸山工作さん73歳=前千葉大学長
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/jinji/20031122k0000m060062000c.htmlタソ
丸山工作さん73歳(まるやま・こうさく=独立行政法人大学入試センター理
事長、前千葉大学長、生化学専攻)19日、食道がんのため死去。密葬は近親
者で済ませた。同センターによるお別れの会は未定。自宅は非公表。喪主は妻
一二三(ひふみ)さん。

生物の筋たんぱく質の機能や構造特性を研究。76年にコネクチンを発見し、
筋収縮の基本原理を解明した。千葉大学長時代の98年に全国初の飛び入学制
度を導入した。

[毎日新聞11月21日] ( 2003-11-21-19:50 )

# 江橋節郎(カルシューム)・大沢文夫(ゆらぎ)と並ぶ、セソトヂヨルヂの本に
  啓発されてキソニクの道に入つた三羽烏の一人。京大教授時代は岡田節人と
  仲違いし、内々定者を蹴落として千葉大へ。工作(こうさく)の英文
  表記は "Kozsak"。会話・叙述能力に欠き、講演も著作も何を云つとる
  のかわからないが、「飛び級入試」を開始して世の中を驚かせた。
東大、2〜3ミリ間隔で圧力センサー配した人工皮膚を開発
(日本工業新聞 2003/11/25)
http://www.jij.co.jp/news/electric/art-20031124193530-QQGLIZPPBQ.nwcタソ
東京大学生産技術研究所の桜井貴康教授、工学系研究科の染谷隆夫助教授ら
は、有機トランジスタと感圧ゴムを組み合わせて、表面に2〜3ミリ間隔で多数
の圧力センサーを持つ人工皮膚を開発した。有機系半導体材料はぐにゃぐにゃ
と曲げられるのが特徴だが、曲げてもトランジスタ絶縁膜の平坦(へいたん)
性が維持されるようにして圧力センサーの安定性を高めた。手のひら程度の面
積に1000点以上の感圧点があり、どこが物に触れているかなどが詳細に分か
る。やさしく人を抱きかかえるロボットの開発などに利用できるという。

有機トランジスタは、炭素と水素を主成分とした高分子で構成されており、有
機EL(エレクトロルミネッセンス)素子などと同様に軽く、曲げに強い。し
かし、シリコントランジスタと比較して、処理速度が遅く、集積度が低いた
め、実際に競争力のある用途の想定が欠けていた。桜井教授は、「面積当たり
のコストが1万分の1と安く大面積化も容易」として、有機トランジスタの特性
を生かせる分野として表面被覆などを挙げている。

有機トランジスタシートと、圧力によって抵抗が変化する感圧ゴムを張り合わ
せ、各トランジスタの値を1秒間に1周のペースでスキャニングすることでシー
ト全体における接触点の分布を得ることができる。厚みはすべてを合わせて数
百マイクロ(1マイクロは100万分の1)メートル。

12月8日に米国ワシントンDCで開催される国際半導体デバイス会議(IEDM)
や、来年2月にサンフランシスコ市で開催される国際学会で詳細を発表する。

# 要しるに1000個並べただけでつかや?
此れも遅杉↓
>各トランジスタの値を1秒間に1周のペースでスキャニング

圧力強度の計測はもつとラフでいいやうな気がしる。
  接触の有無の計測を1024点で
  圧力強度は64点で(縦軸8bit)
もつと速くしる!
「インクジェットなのにレーザーよりも速い」
カラー・プリンターをリコーが開発、2004年2月に発売
http://www.ednjapan.com/content/l_news/2003/11/25ricoh_IPSiO-G.htmlタソ
リコーは2003年11月19日、同じ価格帯のカラー・レーザー・プリンターよりも高速で、
しかもインクが極めて速く乾くカラー・インクジェット・プリンター「IPSiO Gシリーズ」
を開発したと記者発表した。カラー印刷速度が8.5枚/分(注1)の「IPSiO G707」と
同7枚/分の「IPSiO G505」を2004年2月に発売する。いずれも最大でA4判用紙を印刷
する。標準価格はIPSiO G707が8万9800円、「IPSiO G505」が5万9800円。オフィス
用のロー・エンド・プリンターを狙う。
印刷速度を高めるために、1.27インチ(約32.3mm)と幅広いインク吐出ヘッドを開発し、
このヘッドをIPSiO G707では4つ、IPSiO G505では2つ並べた。ノズルの密度は
300ドット/インチ。ヘッド当たりのノズル数は384本である。
インクの速乾性を高めるためには、インクジェット・プリンター用インクを独自に開発し
た。このインクは、ヘッドのタンクに貯蔵されている状態では粘度が低い。しかしヘッド
から吐出されて印刷用紙に衝突し、水分が紙の繊維に染み込み始めると急激に粘度が高ま
る。このため、素早く乾燥する。インクそのものは樹脂被覆型の顔料系インクである。詳
細は明らかにしないが、固形分を高めている。また粘度は、通常のインクジェット・プリ
ンター用インクの2〜4倍に上昇するという。
またインクが極めて速く乾くので、乾燥工程のない両面印刷機能を備えることができた。
IPSiO G707には標準で、IPSiO G505はオプションで両面印刷機能が付く。実際に両面
印刷直後に弊誌記者が印刷面を手のひらで強くこすってみたが、インクのかすれやにじみ
はまったく起きなかった。
(以下略)

#消耗品が高さう
心筋に針刺し、血管作る 犬で成功、治療に期待
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/11/2003112101000032.htmタソ
心臓の筋肉に注射針を刺して作った細長い穴を、血管に変えてしまうことに横浜市立大の
野一色泰晴講師が犬を使った実験で成功、都内で開催中の日本胸部外科学会で21日、発
表した。
生体が持つ自然の治癒力を利用したのが特徴。心臓の筋肉に酸素や栄養を運ぶ血管が詰ま
って起こる心筋梗塞や狭心症の新たな治療法になると期待される。
同講師は、犬9匹の心臓に直径0・5−2ミリ、長さ6センチの針を刺してできた計27
本の穴に、ゼリー状の材料を注入した。材料は1−2週間で生体に吸収される性質があり、
血液が固まらない物質を含ませた。
2週間後と1カ月後、心臓をエックス線や顕微鏡で調べた結果、27本の穴のうち22本
が血管を形成し、もとからあった血管とつながっていた。針を刺した刺激により、体内に
あって血管再生作用がある血管内皮細胞と血管成長タンパク質が穴の周囲に誘導され、自
然に血管が形成されたとみられる。

2003年11月21日金曜日
598名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/26 20:57 ID:nZTOALUQ
s
599名無しさん:03/11/26 21:31 ID:tdWK8QG0
東大が世界最速コンピュータを作ったそうだ
>>599 ソオスキボソ

NTTの藤沢利正・特別研究員、日英物理学賞を受賞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20031126ic21.htmタソ
物理学研究者の日英交流組織「ミレニアム・サイエンス・フォーラム」(英国
大使館、読売新聞社など後援)は26日、優れた業績を上げた若手物理学者を
顕彰する今年度の「サー・マーティン・ウッド賞」を、NTT物性科学基礎研
究所の藤沢利正・特別研究員(40)に贈った。賞金は50万円。藤沢研究員
は、計算能力がスーパーコンピューターの1兆倍と言われる夢の「量子コン
ピューター」開発に道を開く基礎実験に成功した。
(2003/11/26/19:35 読売新聞 無断転載禁止)
>>599 サソクス此れだなや:
http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/today/6.htmlタソ
2003-11-26

■東大大学院と国立天文台、世界最速コンピューター開発
東京大大学院と国立天文台は26日、共同開発したコンピューター「GRAPE―6」
が世界最速の演算性能を達成し、米国電気電子学会コンピュータ協会のゴード
ン・ベル賞を受賞したと発表した。

GRAPE―6は、天文シミュレーション専用で、70万個の演算器を使い、最も時間
がかかる星同士の重力計算を高速化した。太陽系外縁部のカイパーベルトとい
う小天体の集まりの進化についてのシミュレーションで、1秒間に33.4兆回の計
算を実現した。これは、最新パソコンの5万台分に相当する性能で、世界最速の
汎用コンピューターとされる海洋科学技術センターの「地球シミュレーター」
より25%速い。

研究グループの牧野淳一郎・東京大大学院助教授(天文学)は「たんぱく質の構
造や機能のシミュレーションなどに応用を広げたい」と話している。

[国立天文台]
http://www.nao.ac.jp/

(Mainichi Shimbun)
光波形を簡単補正、東大が新デバイス
(日本工業新聞 2003/11/27)
http://www.jij.co.jp/news/soft/art-20031126215134-UKUUREALGM.nwcタソ
東京大学先端科学技術研究センターの菊池和朗教授らは、長さ方向に回折格子を
刻み込んだ光ファイバー「FBG」(ファイバー・ブラッグ・グレーティング)
を使い、長距離伝送によって崩れた光信号の波形を簡単に補正(補償)する技術
を開発した。
2005年以降の実用化が見込まれている毎秒40ギガ(1ギガは10億)ビット光通
信での活用が期待でき、同研究室発のベンチャー、アルネアラボラトリと共同で
実用化を目指す。

光ファイバーの材料は通る波長によって屈折率が異なり、速度も変わる。光パル
スが持つ微小な帯域幅においても速度の違いがあるため、長距離の伝送によって
次第に信号波形が崩れてしまう。
通常の光ファイバーでは、波長が長いと進み方も速く、短いと遅い。このため、
逆の性質を持つ光ファイバーも組み合わせることで補正できる。メンテナンスが
難しく、コストをかけてもよい海底ケーブルであれば十分に補正しているが、地
上などでは短期間で変更なども行うために厳密な補正をしていない。そのため、
中継局などで、光信号を一度低速な電気回路で処理して再び光として発生する装
置が必要になっている。
将来、毎秒40ギガビットの高速光通信が使われるようになると温度の変化などで
も変化が生じやすくなり、光信号のままで波形を微調整するニーズが求められて
いる。
(コピペつづき)
新しいデバイスは、紫外光を位相マスクを使って照射し、生じた回折光の干渉縞
を利用して屈折率の違う格子を書き込んだ光ファイバーであるFBGを張り付け
た板をSの字に曲げるだけという単純な構造。光は自分の波長と同じ回折格子が
あるとそこで反射される性質がある。
S字に曲げると、光信号の入り口ではファイバーに圧縮方向の力が働いて格子間
隔が短くなり、奥のほうでは伸長方向に力が働くため格子間隔が長くなる。この
ため、早く届いた長波長は奥の方まで入り、遅く届いた短波長は入り口で反射さ
れ、反射された光信号の波形はピークのとがった状態に戻る仕組み。
光路に温度勾配(こうばい)をかけて波形を補正することを研究しているチーム
もあるが、今回の技術は「可動部が必要ではあるが、補正できる幅は広い」(菊
池教授)という。

# わかりにくい記事だが、要しるに

・光の速度は屈折率で違ふ・物質の屈折率は色(波長)で違ふ
・光通信の光源は半導体レヘザア(またはLED)だが、
 純色ではなく波長の拡がりがあるので、伝送距離が
 伸びる程、パルス波形が拡がつてしまう
・此を補正しるためには、速い波長成分は相対的に距離を長く、
 遅い波長成分は短くしればよい
・此は回折格子やプリズムを使ふとできる
・其処で光ファイバア中に回折格子を仕込む
・色(波長)ごとの距離の補正は「S字状」の曲げ加減によつて
 調節しることに成功

と云ふ話と思はれ。
資生堂、シリコーンを「超分子技術」用いてゲル化
(日本工業新聞 2003/11/27)
http://www.jij.co.jp/news/chemical/art-20031126192314-NVGMJJYKOD.nwcタソ
資生堂は26日、東京大学の加藤隆史教授、信州大学の英謙二教授と共同で、液状で滑らかな
シリコーンを「超分子技術」を用いてゲル化することに成功したと発表した。3年後の製品化
を検討している。

シリコーンは、滑らかでべたつかず、皮脂や汗の影響も受けないとして、化粧品に広く配合
されているが、固形やワックス状にするための増粘が難しい。通常は乳化剤や固形油分など
に溶かし込む方法が取られているが、せっかくのシリコーンをべたつかせてしまう問題があ
った。
資生堂は、電子材料の安定化や流出原油の回収などで超分子技術で有機溶媒や油分を固める
研究をしている両教授にシリコーンのゲル化を相談した。超分子とは、分子同士が共有結合
よりも弱い緩やかな結合で集団を作って新たな機能を持つという概念。
研究グループでは、シリコーン1分子に、ある種のアミノ酸を結合させると、アミノ酸部分
が次々につながって細長い繊維状になることを発見した。2カ所のアミド結合サイトを持ち、
結合の際に邪魔になるアルキル基がない「バリン」「イソロイシン」「アスパルテーム」の
3種のアミノ酸が特に能力が高かった。
シリコーンに対してわずか1〜2%アミノ酸を加え、加熱後に冷却することで、一部のシリ
コーンが繊維状となり、残るシリコーン粒子の動きを妨げるためゲル状になる。各アミノ酸
には光学異性体の炭素があるために繊維はらせん状となり、これもゲルの安定化に役立って
いるという。

# シリコーソのジェルはありふれとるが、サラサラでベタつかないジェルができたと云ふか。
  チト試してみたいがや。
高効率の紫外線光源開発 阪大、半導体加工に新技術
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/11/2003112601000512.htmタソ
波長が極めて短い紫外線(EUV)で半導体に微細な回路を描く研究で、大阪大
レーザー核融合研究センター(センター長・井沢靖和教授)などのグループが
26日、これまでで最高の効率でEUVを発生させることに成功したと発表した。
従来は効率が低いためより強力なレーザーが必要で、コストがかさむ難点があっ
た。新しいシステムが実用化すれば、半導体に約25ナノメートル(1ナノメー
トルは10億分の1メートル)の線が描け、回路や機器の小型化が期待される。

研究グループは表面にスズを塗った直径0・7ミリのプラスチック球に、1平方
センチあたり約100ギガワット(1ギガワットは10億ワット)の強いレーザ
ーを当てEUVを発生させた。レーザーのエネルギーの3%をEUVに変換でき
たという。従来は2%だった。

2003年11月26日水曜日

# よくわからんが、何の効果だや?
日東電工、遺伝子関連事業に参入
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031129AT1D2708228112003.htmlタソ
日東電工は遺伝子治療などバイオ関連事業に参入する。細胞内に治療用遺伝子
を運び入れる際に使う特殊なポリマー材料を開発、販売を始めた。細胞内で分
解するため人体への影響が少なく、従来の合成ポリマーに比べ遺伝子を細胞内
に的確に送り届ける効果も高い。医薬会社や大学、研究機関の実験用に販売、
数年で20億円強の売上高を目指す。

遺伝子治療では正常な遺伝子を患者に投与し、病気を治す。開発した遺伝子
キャリア「サイトピュア」は液状で、細胞に染み込ませることで治療用の遺伝
子を細胞内部に送り届ける役割をする。 (07:00)

# ドラツグデリヴァリの中でも細胞核へDNAを運ぶ素材でつか。
  脂質アナロオグのベヂクルとオモータが、ホオムペエヂhttp://www.nitto.co.jp/タソには
  まんだ発表なし。
【降水量予測ブヂネス】東大など研究グループ、地域別に降水量長期予測
(日本工業新聞 2003/12/2)
http://www.jij.co.jp/news/etc/art-20031201214814-GCNMJJAMOF.nwc
東京大学生産技術研究所の沖大幹・助教授を中心とする研究グループは、地球
温暖化の進行が全国的な雨の降り方に将来どう影響するかを突き止めるため、
地域別でみた降水量の高精度な長期予測に初めて乗り出した。日本全土の気象
データを碁盤目状の区画(メッシュ)ごとに把握し、地域全体の予測に生かす
分析手法を採用。メッシュの最小単位を従来まで限界とされてきた50キロメー
トル四方から10キロメートル四方により細分化し、微妙な気象変化なども反映
した予測モデルの構築を目指す。

日本列島を5〜6のブロックに分け、50〜100年先までの変動を予測する計画。年
間降水量の水準や極端に多かったり少なかったりするような年ごとの変動、集
中豪雨の発生頻度などを温暖化と関連付けて解明する。2004年度末をメドに大
まかな変動幅や全国的な水需給バランスに与える影響などの研究成果をまとめ
る考えだ。

降水量を中心に将来的な気象変動などをメッシュごとに分析。そのデータを積
み上げてブロック別の予測値を導き出す。通常の天気予報などでも活用する
メッシュ分析の細分化によって、大きな区画のままでは見逃していたような気
象変化も含めて予測値へ反映させる。

雨の降り方に影響を与える要素には、コンクリート構造物やアスファルト舗装
などが降雨後の水蒸散を妨げる都市化のほか、自動車排ガスなどに起因する大
気中の細かな粒子が雨雲の活動に影響を与える大気汚染もある。温暖化の影響
分析はまだ実証研究が進んでおらず、気温上昇に伴う水蒸発量の増加で降水量
も同様に増えるとの見方が示されているに過ぎない。

温暖化による将来の降水量変化を比較的狭いブロック別にとらえようとする試
みは例がないという。過去100年間で地上の年平均気温が約1度C上昇した日本
の場合、年間降水量は主に冬季の少雨が原因で減少傾向にある。今回の研究が
複雑な降雨のメカニズムを解明する一つの契機にもなりそうだ。
【環境ブヂネス】焼却施設のダイオキシンを連続監視、環境総合研究所が提案営業
(日本工業新聞 2003/12/2)
http://www.jij.co.jp/news/etc/art-20031201185938-HZAKENQLXP.nwcタソ
民間環境調査機関の環境総合研究所(東京都品川区)は2004年度から、焼却施
設からの排出ガス中に含まれるダイオキシンを連続的に監視できるモニタリン
グシステムの提案販売活動に本格的に乗り出す。同技術で実績をもつモニタリ
ング・システム(オーストリア・ウィーン)製装置の日本代理店として、自治
体を中心に売り込む。EU(欧州連合)では、1年を通じ排ガス濃度を監視する
機運が高まっている。昨年12月にダイオキシン排ガス規制が強化された日本に
もこうした動きが上陸すると予想、同技術による環境リスク低減の重要性を訴
求する。

EUでは、排ガス中のダイオキシンに神経過敏な住民との対話を深めるリスク
コミュニケーション活動や焼却施設の安全運転の一環で、連続監視を行う動き
が広がっている。ベルギーでは、1年間切れ目なく監視することが法律で義務付
けれた。

これに対し、全国に1万7000を超える一般廃棄物焼却施設がある日本では、排ガ
ス中ダイオキシン類の測定方法に関するJIS(日本工業規格)に基づき“ス
ポット”的な監視を実施。監視時間については、1年のうちの「最低4時間」
(焼却炉の燃焼条件、燃焼管理が一番良好なときに4時間以上試料を採取)と規
定されるにとどまっている。
(コピペつづき)


環境総合研究所では、ダイオキシン規制強化の動きやリスクコミュニケーショ
ン活動に対する意識の高まりなどを背景に、連続監視で収集したデータを住民
との対話を深める手段として活用する動きが日本でも広がると判断、連続監視
技術の普及に取り組むことにした。

新システムは、まず焼却施設の煙突の中に2つのプローブ(排ガス採取管)を挿
入。取り出した排ガスを空気で希釈して温度を下げる。その後、取り外し容易
なチタン製のカートリッジなどを特徴とする「フィルターユニット」を通過。
そこで、ガス状と粒子状態で存在するダイオキシンをとらえる仕組み。最終的
には、同ユニットに接続する「コントロールユニット」で、「排ガスの量と温
度」と「酸素濃度」を記録。これを、精度の高いダイオキシン類濃度分析を行
うための基礎データとして生かす。

パスワードを所有する環境行政の上層部など特定利用者が、インターネットを
用いて監視活動の遠隔操作を行う環境も実現できる。価格は2000万円から。
(コピペをはり)
明治薬科大、血管再生タンパク「VEGF」の新種発見
(日本工業新聞 2003/12/3)
http://www.jij.co.jp/news/bio/art-20031202200226-TEDAJQBRQD.nwcタソ
明治薬科大学生体分子学教室の森田隆司教授、山崎泰男共同研究員らの研究グ
ループは、血管を新しく作り出したり、成長させる際などに重要な役割を担う
タンパク質「VEGF(血管内皮増殖因子)」の新種を発見した。構造と生理
作用からこれまで6種類に分類されていたが、7番目の種類となり、「VEGF
−F」と名付けた。細胞増殖などを働きかける生物活性機能が他のVEGFの
約2倍、特定の受容体にだけ働く選択性といった有効な性質を有することを確認
しており、血管再生向けの薬剤成分などになる可能性を持つことから応用研究
を進める方針だ。

VEGF−Fは、欧州地域などに生息する毒蛇「クサリヘビ」の毒中から分離
した。
研究グループは、分子構造、生化学反応などの解析から、他のVEGFと高い
類似性を持つことを確認し、VEGFの新種類と断定した。
(コピペつづき)
細胞の増殖などを働きかける細胞増殖活性、血圧を引き下げる血圧降下活性な
どの生物活性機能を調べたところ、VEGF−Fは代表的なVEGFである
VEGF−Aと比べ、約2倍の活性度合いを示した。

また、細胞膜上などに存在し、細胞外の特定物質と特異的に結合することで細
胞機能に影響を与える「受容体」は、VEGFと結合するタイプが「VEGF
受容体1」「VEGF受容体2」「VEGF受容体3」「ニューロピリン−
1」の4種類が知られている。VEGF−Fは、その中の受容体2とだけ、結合
することを確認した。
受容体2と選択的に結合するVEGFはこれまでなかったため、この性質を利
用して、副作用の出ない薬剤成分などに応用できる可能性がある。

VEGFが受容体と結合することがきっかけとなって、血管を新しく作り出す
血管新生、成長させる血管形成などが起きる。正常な生理的な反応以外に、各
種がんなどの疾病時にも影響を与える。
これまで「VEGF−A」「VEGF−B」「VEGF−C」「VEGF−
D」「VEGF−E」「PIGF」の6種類が確認されていた。

VEGFの応用としては、動脈閉塞(へいそく)の治療に用い、血管の新たな
成長を促進させ、血液の流れを回復させるために投与などが想定されており、
今後の研究進展が期待されている。
米の研究開発活動、外国人依存進む・科学審議会
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20031203AT2M2200U02122003.htmlタソ
【ワシントン=吉田透】米国の企業や大学などの研究開発活動で、外国人研究
者への依存度が一段と高まりつつあることが、米大統領の科学政策に関する諮
問機関である米国家科学審議会(NSB)の最新の分析で明らかになった。
NSBは外国人への過度の依存は人材不足につながりかねないと指摘している。

国家科学審によると、米国の大学や企業、国立研究所などで活躍する理工系の
博士号取得者のうち外国人研究者の占める割合は、1990年には24%どまりだっ
たのが2000年には38%に上昇した。理工系の修士号取得者でも、外国人研究者
の比率は90年の19%から2000年には29%に上昇。コンピューター科学の研究者
については、99年には約半数が外国出身者となった。米国では、弁護士や経営
学修士(MBA)などの道を選ぶ優秀な学生が増え、理工系の人材不足が懸念
されているが、その分を外国人研究者で穴埋めしてきたことがはっきりした。
(07:00)
NECと田辺製薬が仮想絞込み技術、新薬予測を効率化
(日本工業新聞 2003/12/3)
http://www.jij.co.jp/news/bio/art-20031202200521-VCPPARXDTE.nwcタソ
NECは2日、医薬候補化合物のスクリーニング(絞込み)を、データマイニング技術を
用いて効率的に行う「バーチャルスクリーニング」の基本技術を田辺製薬と共同で開発
した、と発表した。従来は予測ルールの生成のためには20万種類の実際の化合物を使った
実験が必要だったが、4〜5万の実験で可能になり、新薬の予測ヒット率も90%と高い
精度が実現するという。

新薬開発では、多数の化合物の中から、病気の原因となるタンパク質に特異的に結びつく
医薬候補化合物を絞り込むスクリーニングが重要となっている。現在は実際のタンパク質
分子と化合物を、ロボットを使って高速に実験するハイスループット・スクリーニング
(HTS)が利用されている。しかし、化合物の調達などに時間と費用が必要なため、
コンピューターを使って仮想的に実験を行う技術が求められている。

新技術「正例強調学習法」は、実験結果データにある規則(ルール)を学習しながら、
次に行うべき実験を選んでいって新薬予測のためのルールを生成する「能動学習法」の
一種。製薬会社の所有する化合物ライブラリーのうち医薬候補化合物が見つかるのは0.1
%以下と非常に少ないが、このような過酷な条件でのデータマイニングにも対応できる
よう、次の実験データのサンプリングに工夫を凝らした。

# NECタソのプレスリリイス:
 「新薬開発の成功確率を大幅に向上するコンピュータ支援技術を開発」
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0312/0203.html
三菱化学産資、フラーレン使用の建材事業に参入
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20031203AT1D0302Q03122003.htmlタソ
三菱化学の子会社で建築資材製販の三菱化学産資(東京・千代田)は3日、ナノ
テクノロジー(超微細技術)を利用した炭素材であるフラーレンを用いた建材
事業に参入すると発表した。三菱化学と三菱商事の共同出資会社、フロンティ
アカーボン(東京・中央)からフラーレンを購入し、建材向けに販売するほか
トンネルなどに使う耐火塗料などを開発する。

一部の建材メーカーに試験販売を始めた。数年後に年10億円程度の売上高を目
指す。三菱化学産資は土木・建築資材向け事業に特化し、フロンティアカーボ
ンは建材以外の電子部品や医薬品向けなどにフラーレンを販売する。

フラーレンを塗料や樹脂に添加するとセ氏約1400度までの耐火性を持ち、家屋
やトンネルの火災で延焼などを防ぐ効果があるという。 (20:00)

# 久し振りだなや >フラアレソタソ 藁
>>594
故丸山工作氏(大学入試センター理事長)の大学入試センター葬
http://www.yomiuri.co.jp/obit/news/20031203zz21.htmタソ

故丸山工作氏(大学入試センター理事長)の大学入試センター葬 16日午後2時、
東京都千代田区一ツ橋2の1の2学術総合センター一橋記念講堂。喪主は妻、一二三
(ひふみ)さん。葬儀委員長は、鬼島康宏・同センター理事長代理。
(2003/12/3/21:53 読売新聞 無断転載禁止)
【カアボソナノチウブ】都立大などが単層CNTのTLL状態を確認
(日本工業新聞 2003/12/4)
http://www.jij.co.jp/news/chemical/art-20031203194622-NJUNHTEYHO.nwcタソ
東京都立大学大学院理学研究科の石井廣義助教授、片浦弘道助手らは、奈良女子大学、
高エネルギー加速器研究機構フォトンファクトリー、広島大学放射光科学研究センター
と共同で、単層カーボンナノチューブ(CNT)で「朝永−ラッティンジャー液体
(TLL)状態」が実現していることを、放射光を利用した光電子分光実験で確認した。
電子にとって単層CNTが太さを持たず長さだけを持つ理想的な一次元流体であること
を示すもので、単電子トランジスタなどナノデバイスへの応用や高温超電導メカニズム
の解明に役立つと期待できる。英科学誌ネイチャーの4日号に掲載される。

一次元金属を説明するために、既存の三次元世界の金属を説明する「フェルミ液体論」
ではなく、新しい概念の理論を朝永振一郎が提案し、その後の理論研究の進展によって
「TLL論」として完成している。しかし、現実の三次元世界では一次元金属は実現し
ないため、非現実的で数理的な状態に過ぎないと考えられていた。しかし、高温超電導
体や量子細線の開発を機に一次元系の物理学が注目されている。

最近、金属−単層CNT接合や単層CNT−単層CNT接合で行われた電子の輸送測定
が電気抵抗測定という間接的な実験で行われ、TLL中への、あるいはTLL間のトン
ネル効果で説明されている。しかし、この結果は実験的な困難さと、室温付近の測定結
果という点で疑問視されていたという。

今回、単層CNTの電子状態を角度積分し、光電子放出を測定した。その結果、光電子
放出強度がエネルギーと温度に対し、TLL状態に関する理論予言とよく一致する
「べき乗則」(指数関数的な関係)に従ったふるまいを見せた。単層CNTの一次元
金属としての本質的な性質が明らかになり、TLL状態が低温まで実現していることが
分かった。デバイス応用やメカニズム解明が加速すると期待できる。
【薬の効き目】個人差を血液1滴・2時間で検査【ブヂネス】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1070598984/l50
【セソサア】感度10倍の球形センサー・凸版印刷など開発【ブヂネス】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1070666662/l50

# 此は知らんかつた。チト感度と特異性がいかんだらうが。
【カアボソナノチウヴ】1次元金属は伝導性異なる 「朝永理論」53年後に確認
http://www.asahi.com/science/update/1206/002.htmlタソ
日本人2人目のノーベル物理学賞受賞者、朝永振一郎博士が53年前に予言し
た特殊な状態が、微細な筒状の炭素結晶「カーボンナノチューブ」で起きてい
ることを、東京都立大、広島大などの研究グループが確認した。英科学誌ネイ
チャー最新号に速報が掲載された。

朝永博士は1950年の論文で、長さだけで幅や厚さを持たない1次元の金属
中では、電子が通常の金属とは全く違う振る舞いをすると予言していた。長い
間、こうした金属は非現実的とされてきたが、近年、ナノメートル(ナノは
10億分の1)級の超微細加工が可能になり、博士の予言に近い現象の起きる
物質が次々に見つかってきた。

カーボンナノチューブもそのひとつで、電子が筒の軸方向にしか動かない1次
元金属とみられている。石井広義・都立大助教授らは、広島大の放射光装置で
強い光をカーボンナノチューブに当て、チューブ上の電子の状態を調べた。そ
の結果、通常の金属とは逆に、極低温になると電気抵抗が急激に大きくなり、
電気が流れない絶縁体になるなど、これまで調べられた物質中、朝永博士の予
言が最もよく成り立つ物質だと分かった。

カーボンナノチューブは飯島澄男・名城大教授が発見した物質。石井さんらは
「ナノチューブの筒内に別の物質を入れると超微細な半導体がつくれる」など
と述べ、ナノテクノロジーに新たな可能性を開く手がかりになるとみている。

(12/06 12:00)
愛知学泉大、DAOの活性測定法を開発
(日本工業新聞 2003/12/5)
http://www.jij.co.jp/news/bio/art-20031204175606-NHORZMZKUF.nwcタソ
愛知学泉大学家政学部の小栗重行助教授らの研究グループは、D−アミノ酸酸
化酵素(DAO)の活性を測定する方法を開発、食品添加物の一種が酵素活性
を阻害することを明らかにした。アミノ酸のL型とD型の2種類のうちD型は、
ヒトなど哺乳動物で最近になって微量ながら検出されるようになった。一方の
DAOは、D型だけを酸化分解する酵素で哺乳動物にもある。ともに生体内の
機能や役割は未解明のまま。DAO活性測定法開発によりD−アミノ酸を含め
た機能研究の促進が期待される。

アミノ酸は、鏡対称の立体構造をもつD型とL型の2種類がある。体内のアミノ
酸はほとんどがL型。D型は微生物などの下等生物には存在するが、ヒトをは
じめ哺乳動物などの高等生物では存在が否定されてきた。分析技術の向上で脳
や生殖器などで見つかったが、身体への影響や生理的な役割は未解明で研究が
活発化している。

DAOはD型だけを酸化分解する酵素で、この活性を測定すればDAOの機能
や量だけでなくD型の存在量や機能などが分かる可能性がある。

開発したのは、D−アミノ酸をDAOで酸化分解した物質を色で見分ける方
法。D−アミノ酸が分解されると過酸化水素や有機化合物のα−ケト酸などを
発生する。

発生した過酸化水素で、ペロキシダーゼ(POD)という酸化酵素を使い、
HPPAという有機化合物酸の酸化物を生成。これに紫外光をあて、発生する
特有の蛍光を観察してDAO活性を確かめた。

またα−ケト酸と発色試薬を反応させる「DNP法」も併用してDAO活性を
測定した。
(コピペつづき)

具体的には、D−アミノ酸の一種、Dアラニンをブタの腎臓からとったDAO
で分解する実験を行い、DAOが正確に計測できることを確かめた。

小栗助教授は、D−アミノ酸は体外から入って、DAOが分解しているとみて
おり、体内で存在が確認されたのはほかの物質がDAOの活動を邪魔している
とみている。安息香酸ナトリウムの酵素阻害性は知られているが、今回は食品
添加物のDAO活性への影響を調べ、防腐剤のソルビン酸カリウムはDAO活
性を阻害することを突き止めた。

今後はDAO活性から、D−アミノ酸の存在量や機能を解明する手法を開発す
る。

# わかりにくい記事だが、DAOの精製に成功しますたと云ふ話らすぃ。

  ・タソパク質を構成しる「アミノ酸」は、化学物質としては「L型」と
  「D型」の2種類がありうるが、生体のタソパク質はすべて「L型」。
  ・ところが微量の「D型」が体内でもハケーソされる。
   此は体外から来たに違ひありませんぜ
  ・体内には、外来の(役に立たない)「D型」を分解して外に出す
   仕組み(D-アミノ酸酸化酵素(DAO))がある。
  ・DAOを豚タソの腎臓をすり潰して抽出、精製しることに成功しますた。
   此迄「D型アミノ酸」を簡単に定量しる方法がなかつたが、精製DAOを
   使へば簡単にできるので、この分野の研究が一気に進むかも。
  ・精製DAOの働きを調べる一環として、DAOがどんな物質で働きを妨害
   (阻害)されるかを調べたら、「安息香酸ナトリウム」が効きますた。
  ・安息香酸ナトリウムは食品添加物の一種(防腐剤)として多用されとるがや。
   此を摂取→DAO阻害→何かの病気が起こる? 
   ガクガクブルブル(ガクガクブルブルのゑ)
植物に寄生の病原体・ファイトプラズマの全遺伝情報解明
http://www.asahi.com/science/update/1208/001.htmlタソ
アジサイの花を葉に変えるなど、植物に寄生して様々な病気を引き起こす病原
体・ファイトプラズマの全遺伝情報(ゲノム)を難波成任(しげとう)・東京
大学教授(植物病理学)らが解読した。植物から栄養分を取り込む遺伝子が多
数あった半面、自分でエネルギーを作る酵素の遺伝子を欠いていた。難波教授
は「寄生のための機能だけ残した微生物と言える」としている。

研究は8日の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に掲載される。

ファイトプラズマは細菌より小さく、ウイルスより大きい。67年に日本で発
見されて以来、36種類見つかっている。ヨコバイという昆虫の媒介でアジサ
イやアサガオの花を葉に変えたり、イネを実らなくさせたりするなど、700
種以上の植物に病気を起こす。

難波教授らは、36種類のうちの一つ、アジサイの花を葉にするファイトプラ
ズマのゲノムを解読。86万対の塩基配列で、754個の遺伝子を見つけた。
たくさんあったのは、寄生した細胞から栄養分を取り込む輸送系の遺伝子。エ
ネルギーの源となるATP(アデノシン三リン酸)や核酸の合成に関する遺伝
子はなかった。

難波教授は「遺伝子の機能の解明が進めば、防除法や植物の新品種の開発に使
えるかもしれない」と話している。

(12/08 03:03)
DaimlerChrysler、ナノテクノロジーを利用した傷のつきにくい塗装技術を開発
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/mech/280232タソ
DaimlerChrysler社は、ナノテクノロジーを利用した傷のつきにくい塗装技術を
開発したと発表した。新開発のクリアラッカーは、極めて細かいセラミック微
粒子を含んでおり、焼き付け工程で広範囲に組織を分子鎖が架橋して保護層と
なる。

同社は、この塗装技術を2004年春から発売するMercedesBenzの「E」「S」
「CL」「SL」「SLK」シリーズに適用する。(櫛谷さえ子)

■さらに詳しい情報は「AutoBizのWebサイト」でご覧いただけます。
・閲覧には「ユーザー登録(無料)」が必要です。

>>622はスレ立てますた:
【怠け者ブヂネス】究極の“怠け者”細菌発見 何も作らず植物から調達
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1070858950/l50
 
SKCC、自己抗原に免疫応答するガン・ワクチンの開発に成功
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/j/medi/280572タソ
米国Sidney Kimmel Cancer Center(SKCC)のグループが、新しいガン・
ワクチンの開発に成功した。ガン細胞で過剰発現している自己抗原に対して
免疫応答を誘導するもので、通常は免疫系に認識されない自己抗原が対象と
なるワクチンは画期的だ。
(日経バイオテク・オンラインから)

# Sidney Kimmel Cancer Centerタソ:
  http://www.skcc.org/タソ

# 同セソタアのニウスサイト(2002年5月8日以降更新なし)
  http://www.skcc.org/news/news.htmlタソ
 
>サイズが496KBを超えています。512KBを超えると表示できなくなるよ。

  次スレ立ててもいいでつか? 藁
627名無しさん@お腹いっぱい。
>>626
立ててください。

水ダイエット。
Source: Ananova
http://www.ananova.com/news/story/sm_845219.html

Drink water to lose weight

German scientists have found the secret to shedding the pounds could be as
simple as drinking more water.

A study by Berlin's Charite University found that people who drank the
recommended two litres of water per day burnt off an average extra 150
calories per day.

毎日2リットルで150カロリー相当だそうです